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「寄生獣 セイの格率(TVアニメ動画)」

総合得点
79.3
感想・評価
1601
棚に入れた
7710
ランキング
497
★★★★☆ 3.8 (1601)
物語
4.1
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.8

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寄生獣 セイの格率の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

K さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

泣きました…

漫画を読んでからアニメを見たくなって一気に見てしまいました。
漫画とアニメではキャラクターの雰囲気がだいぶ違ったり、ストーリーの進み方もちょっと違ったりする部分がありましたが、それはそれでよかったと思います。冴えなくて弱かった新一がどんどん変わっていく様子が少し描ききれていなかったかな?と思いましたが漫画が素晴らしすぎるのだと思います。
アニメの方はアニメの方で漫画では表現することができないBGMなど、とてもよかったです。とくにシリアスなシーンで流れるNext to youというサントラはとても心に響きました。最後のミギーと新一がさよならするシーンやミギーの語りのシーンなど、とても切なくて泣いてしまうほどでした。
opも勢いがあってかっこよく、毎回見るのが楽しみでした。
漫画も素晴らしかったですが、アニメもとても素晴らしく何度でも見たい作品だと思います。何より命について考えさせられる作品でした。

投稿 : 2015/11/29
閲覧 : 245
サンキュー:

1

ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

脳以外の寄生なら共生できるのか、ハイスペックな人間の誕生だ

 ジャンル ファンタジー+バトル

 ストーリー

ある夜、右手にうごめく物体が・・・

そして肩にのぼってこようとするが、コードでしばり阻止

朝起きると、右手が寄生されていた(;'∀')

 とりま、そいつのことを右手にちなんでミギー

寄生生物はお互いのことを感知できて、近くにいるとだいたいの居場所が

分かる(*´Д`) まぁ、あってしまったら殺しあうのがやつらの性

大体が人間の脳に寄生しているんだけど

例外に、ほかの動物とか 

主人公のシンイチみたいにほかの部位に寄生している場合もあるん

 そんなこんなでミギーと暮らしていたら(ほかの人にばれないよう)

おかんが寄生生物に殺され、復讐をしようとするけど

返討にあったり( ;∀;) 

 面白いアニメなため、説明しすぎると面白味がなくなるので

ここまでにしよう( ゚Д゚)

 OPは厨二病っぽくて良い

物語はあまりない感じがよい 声優は花澤さんがでているから満足♪

作画は漫画と全然違います 原作ファンの人はそれに対してキレていますが

自分はアニメからはいったから不満なし、満足(*´ω`)

投稿 : 2015/11/12
閲覧 : 224
サンキュー:

3

ネタバレ

ちょっとななめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キレイに終了

最初の頃は、とにかく気持ち悪かった。
登場人物の心情が変化した辺りから、気持ち悪さはなくなり素直に感情移入。
だから最後は、思わずウルッとしてしまった。。。
ものすごく、キレイに纏められて終了した感じ。
これでは、続編は望めそうにないね。

投稿 : 2015/10/25
閲覧 : 215
サンキュー:

2

ネタバレ

Yuyu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

一箇所だけ凄い気になった

ヒロインが、帰ってきたんだねって言ってた場面だけ、ものすごく疑問で違和感があった。あの状況でそんなこと言い始める女ってどうなのよ。

今度はお前がどっかいっちゃったんじゃないのね。

投稿 : 2015/10/19
閲覧 : 213
サンキュー:

2

ネタバレ

MiXTs32975 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

このタイミングでアニメ化

映画化したためなのか、何十年か前の作品が急遽アニメ化されましたね
評判では、原作の設定と違うとか音がだめとか、
いろいろ言われていたようですが、ストーリー重視の僕としては
原作に忠実だったと思います。

特に、主人公がどんどん人間離れしていくわけですが
ある女の人の死をきっかけに人間の心に戻って涙を流すシーンは
アニメながらの感動を感じました。

投稿 : 2015/09/12
閲覧 : 340
サンキュー:

3

ネタバレ

あのみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作未読

です。

平野綾が嫌いだからそれだけで見てないって人は騙されたと思って見てみてください。ほぼ違和感不快感なく楽しめるでしょう。
私も彼女が嫌いで視聴を諦めていたのですが友人に勧められて見た結果かなり楽しめました。

まず原作がかなりの名作ということで面白くないアニメを作るほうが難しかったと思う。それぐらい面白い
細かいことを言えば話をわかりやすくするために普通に考えればおかしいところは数点あるらしいが私は指摘されるのを見るまで気づかない程度に話はまとまっていると思います。

投稿 : 2015/08/16
閲覧 : 423
サンキュー:

2

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作者の言いたいことはわかるし、押し付けになってないのはいいね。

原作は20年以上前の作品とのことで作風は古めですね。
主人公の新一も、どことなく臆病で眼鏡をかけていて気が弱そうな高校生と
どこにでもいそうな感じ、パッとみての印象は地味ですね。
作画もキャラデザインも普通かな極端に悪くは無いけど
お世辞にも良いとは言えないくらい地味ですね。
昔の作品だけど設定は現代にしているためか
スマートフォンが意味も無く出てきたりパソコンで検索したりのシーンがいきなりみられたり
この作品は現代に設定していますよ的な展開も多いかな

ストーリーはどういう方向性で進むのかは最初はわからないけど
謎の生物に寄生された新一が同じく寄生された人間と戦う展開が序盤から繰り広げられますね。
序盤から寄生された人間は脳自体も乗っ取られているので
凶暴的、寄生獣は今までどこで暮らしていたのかと考えてしまうくらい
暴れまくって人間を襲いますね。
パニックシーンや襲ってグロシーンなどよくあるバケモノと戦うパニック映画みたいです。
そして新一は寄生されそうになった時、脳に上がってこないように
抵抗したため奇跡的に脳を寄生されずに
右腕にだけ寄生されただけで助かったという主人公だけ特殊というケースで
よくある主人公だけ特別設定です。

最初はあくまでも自分が生きるためだけの行動をしているミギーと
普通の高校生であり普通の倫理観の持ち主である新一との衝突するケースと主にやっていました。
ミギーは自分が生きるための損得で行動しているが
生物としては当たり前の行動をしているのである程度の行動原理の説得力は
あったと思います。
新一も自分の保身だけに気を使い他の事はどうでもいいという考えの持ち主のミギーに
不信感を抱くのもよくわかるので、新一とミギーの考えはどちらも一定の説得力はありました。
序盤はこの価値観の違うコンビが襲ってくる寄生獣と協力して戦うのが主な流れだったです。

険悪になりながらも協力して戦うのは
一般的には抵抗があるかも知れませんが変に馴れ合うよりは
個人的には面白かったですね。
何だかんだ言っても一心同体なので新一が不信感を抱いても
一緒に戦わざるえないし、協力もしないと生きていけないわけで
仕方なく協力していくうちにお互いを助けたり、お互いを思う気持ちが芽生えていくので
そういった積み重ねに生まれる友情劇は凄く良かったと思います。

人間に寄生した寄生獣側は正直色んなタイプがいましたね。
単に凶暴な者から人間側に適応した者まで様々な生き様は個性的で良かったと思います。
寄生獣側もお腹にいる赤ん坊を根拠に我々はバケモノか人間と
語りかけてくるシーンはこの物語のテーマ性を感じたので
哲学的であったり人間とは何だと深い部分までやる原作者のメッセージ性は伝わりました。

出オチだけにならず物語が進むと
新一の体に変化が起きたりミギーにも弱点が出来るので
戦いや展開にも変化がみられ
新要素のおかげで戦い方に幅が広がったりシーンも多かったし感慨深いシーンも多かった。
新一の体が変化して段々人間ぽくなくなる感じもリアルさがあったし
新一の心理の変化もかなり上手いと思いました。
そしてその変化に気付く里美の心理描写は丁寧なので
最初よりも新一の体の変化が起きてからの方が良かったです。
序盤眼鏡で冴えない高校生だったのはこの時の布石と考えれば中々の仕掛けだった。

ただ気になる点はありますね。
寄生獣側は人間を襲う理由は食料だと言ってたけど
別にそんな感じはしなかったですね。駄目になった体を交換したり、正体がバレたから殺したり
保身のために殺してたり、ただ殺しているにしか見えないケースが多かった。
いくら人間と考え方が違うとはいえバレたら即殺害て
寄生獣側にとっても得にみえないんですよね。
警察にやっかいになったりで逆に人間として生きるのに不利ですよね。
そしていくら原作がインターネットが無い時代の話でもあれだけ無残に惨殺するバケモノが
うろついてたら、もっとパニックになるんじゃないのとか
平然と普通に生活している国民には違和感はあるかな
学校で武装した警察官5、6人殺害する高校生て普通じゃないよなど
謎が多くて多分まともに学校は再開されないなど展開の無理さはあるかな
このアニメのメッセージ性、言いたいことはわかるけど細かい部分の雑さは気になる。

新一と寄生獣の戦いについては、新一はミギーとのコンビで
寄生獣を打ち破る展開はミギーが色々アドバイスして戦うので
色々考えて戦っている描写が感じられて面白いと思えましたね。
1対1でなくてコンビで戦い工夫して強敵を挑むのはとても良かった。
後半は寄生獣側も1人ではなく複数いたりするので
集団戦の様な戦いは見ごたえはありました。
ただ戦闘の作画は正直高い質はなくて普通で
触手はよく動いてるなと関心はしますが、構図、演出にワンパターンな所が多く
体が激しく動く戦闘はあまりなかったので
触手以外の動きがみられたらもっと面白いなと思える質だったと思います。
戦闘の駆け引き、会話はかなりいいので面白いとは思いますが
作画的に期待してた人はあまりにも普通なので現代の高いクオリティーを
期待してた人には拍子抜けかも知れません。
あと最初のころは戦闘中のBGMがあまり合ってなかった気はします。
後半は合ってた事が多かったですが最初のころの合ってなさは
気になる人は気になるでしょう。

後半は寄生獣側も組織的に出てきたり、人間側も警察などの大掛かりな組織が
動いて様々な価値観違うグループのそれぞれの動きは見ものでした。
このアニメ主要人物もかなり死人が出るので次は誰がやられるのかと
ビクビクしながら視聴しないといけない怖さがありました。
個人的にはグロだの死人が出るのは好きではないのですが
読めないストーリーなので続きは気になる出来はあると思います。
でも流石にあっさり死人が出まくるのは、なんだかなあ
多分これだけ無差別に人殺しをしまくれば
やはり一般人にもバレるだろうなとは感じますね。(ただの事件ではなく寄生獣のこともバレるでしょう)
役所での戦闘を隠蔽するのは無理でしょう。
寄生獣側はあんまり隠密行動はしないので、その無茶振りは最後まで気になりました。
役所での戦いの後、謎の夢オチみたいな展開で意味がわからないこともありました。
あの展開から新一が自分の家のベッドで寝ている状況になるのか理解に苦しむ。
やはり細かい展開は雑かな

それでも最後の方はかなり良かったと思います。
終わりに近づくにつれバトルものにはなるんだけど
単なるバトルものにはならずメッセージ性も段々強まりました。
20年前の原作だけに環境問題への問いかけもあるんだけど
押し付けにはなっていなくて原作者が伝えたいことには共感することは出来ました。
結局、環境問題や地球に優しくしましょうなんて人間側の基準の都合でしかないし
それを20年前の段階で言いきるのは中々だと思います。
最後の方のバトルも単なる戦いではなく原作者が伝えたいことは、よくわかるし
バトル自体にもメッセージ性が感じられたのは、かなり良かったです。
それでいて、これも押し付けにはなっていなくて
個人がそれぞれ考えればいいレベルに収まっているし
他にもミギーと新一の友情も上手く入れてるので中々のまとめ方だった。

声優さんについてはミギー役の平野さんは演技力はかなりありました。
場面場面でキャラの気持ちは伝わってきました。
他の声優さんもかなり上手かったです。演技で気になる所はありませんでした。

個人的には役所での戦闘はやりすぎだとは思いましたが
他のストーリーはかなりの出来はありました。
メッセージ性も伝わりましたし中身は満足です。
あとは作画や演出面が並や音楽面で序盤戦闘でのBGMが合ってないことでしょうね。
最近はストーリー以外も高いクオリティー望む声が多いので
並かそれ未満のクオリティーでは満足出来ない人もいるでしょう。

投稿 : 2015/07/30
閲覧 : 284
サンキュー:

6

ネタバレ

桜雨カノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

悪魔一番それに近いのは人間だと思う…

「私の一番古い記憶は『脳を奪えなくて残念』という気持ちだ・・」
覚えたての言葉で話したミギーの一番初めの台詞
一度見た時に個々のシーンは何の引っ掛かりもなく見れたのだが
二度目からはここのシーンが心から離れなくなりますよね(ノД`)・゜・。

「(いちばんはじめに、きみに出会って...)
(きみの...脳を奪わなくてよかったよ...)
意識が薄れていく…… 妙に眠い…… それなのに孤独感だけがくっきりと大きく…… これが…… 死か……」
この、シーンを思い出してすでに泣きそう(◞‸◟)

ミギーの感情が少しずつ変わっていくのにまじ涙!!
他の生き物にとって私たち人間はとても不思議な生き物だろう
環境のことを考えたり、見知らぬ誰かを助けたり、自分の命を犠牲にしてでも大切な人を守ろうとしたり、……
またその逆で、あらゆる生物植物を殺して生きて……
なんて矛盾とした生き方なんだろうと私でも思う
「シンイチ・・・『悪魔』というのを本で調べたが・・・一番それに近い生物は、やはり人間だと思うぞ。人間はあらゆる種類の生物を殺し食っているが私の『仲間』達が食うのは ほんの1~2種類だ。質素なものさ。」
人間は悪魔だ
どの生き物よりも残酷だ
でも、だからこその人間なんだよ
「そりゃ人間がそれだけヒマな動物だからさ
だがな それこそ人間の 最大の取り柄なんだ
心に余裕(ヒマ)がある生物 なんとすばらしい!!」
ミギーが唯一人間をほめた言葉
そうだね
こんなにもいろんなことを考えられるのは人間だけだろうね
「人間と我々が大きく違う点・・・それは人間が何十、何百、何万、何十万と集まって一つの生き物だと言うこと。人間は自分の頭以外にもう一つの巨大な「脳」を持っている。それに逆らったとき、寄生生物は敗北するわ。」
田村玲子の言葉

一番伝えたいことは
「人間は存在する生き物の中でどの生物よりも残酷でそして、での生物よりも美しい」ということではないでしょうか

この話は「人間」を考えさせられる
あなたの中で人間とは……?



一度考えて見てください
世界が変わるかもしれませんよ(*^_^*)

投稿 : 2015/07/15
閲覧 : 233
サンキュー:

1

ネタバレ

れくいずむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

変わらない

何ら変わらない感じ( ˘•ω•˘ )

昔の面白さに良かれと思って
チョイチョイ足したのが逆効果。

つまらなくなってしまいました。

投稿 : 2015/05/10
閲覧 : 289
サンキュー:

0

ネタバレ

sherlock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

地球に寄生する“人間”という生き物…

このアニメはパラサイトと呼ばれる“寄生”生物の登場で物語が始まる…
彼らは生きるために人間に“寄生”し、一方的に人間を喰らうが、
他方ではミギーと新一のように互いの命を守るために“共生”する関係も存在していた

共生とは大きく
相利共生・片利共生・片害共生・寄生の4つに分けられ
ミギーと新一は相利共生の関係にあると言えるだろう…

では、生物種間で考えたときにパラサイトとヒトはどのような関係に当たるのだろうか?

これこそがこの作品の一番大きなテーマと言えるだろう…
この問いで重要となってくる人物(ややこしいのでヒトという扱いでw)は田宮良子である

彼女は18話より無抵抗で人間に殺される前にこう言い残す…
「我々はか弱い…だからあまり虐めるな…」
自分達は人間をあっさりと殺すことができるにも関わらず弱いと感じているのだ
それはヒトの中に潜む{netabare}“種を守るためには手段を選ばない残酷さ”{/netabare}を垣間見たからだろう
そして彼女はヒトとパラサイトの中間に立つ新一に相利共生の希望を抱き歩み寄ろうとしていた

しかし、人間の{netabare}“己よりも強いものが現れるととにかく排除しようとする思想”{/netabare}が邪魔をした

個々が生き残るために人間を喰らうパラサイトと
集団が生き残るためにパラサイトを殺す警官(ヒト)達…

言葉にするとどちらが悪だとは決めつけ難い問題なのだが
直感的には警官よりもパラサイトが悪だと感じてしまう人も多いだろう
ここがこの作品の良い部分で
我々は客観的に物事を捉えているつもりでも
無意識にヒトという立場に立ってヒトが行う殺戮を
法律や倫理という言葉で正当化していることをつきつけてくれる

田宮良子と浦上…
二人はどちらも人間を殺める存在だが
一方は生活のため、もう一方は快楽のため…
私たちがこの二匹を裁くときに同じ罪の重さで殺人罪として良いのだろうか?

また別の問題についても考えて欲しい…

ヒトは地球に住む生物にとってどのような『利』をもつのだろうか?

答えは人それぞれ異なるだろうがヒトが及ぼす利と害の比率を考えると答えは自ずと出てくる
{netabare}ヒトは地球に“寄生”している生き物なのだ{/netabare}
自分たちが生きるために他の生物の恩恵だけを受けているにも拘らず
他の生物にはほとんど利はなくむしろ害になっているのが現状である
作中で後藤の致命傷が人間のゴミから生まれた毒シアン化水素だったことからも分かるだろう

これら二つの問題は戦争一つをとってみても明らかである
弱いものを従え強いものはためらわず排除する人間…
自分たちの戦のために平気で周りの植物や動物を排除していく人間…

{netabare}地球上の生物が相利共生で支え合って生きていくために戦うべき敵が一番身近にいることを忘れてはならない…{/netabare}

は~い、ということで重々しい話になってしまいましたが…
このアニメは新一と村野が高校生でもうすでに初体験を終えていて羨まs…じゃなくて(汗)ww
ヒトが無意識のうちに今まで見てこようとしなかったヒトの醜い部分に焦点を当て
客観的にヒトの行動に対して問題提起してくれているアニメなので
興味がある方はぜひ一度観てみてはいかがでしょうか?(/ω\)

投稿 : 2015/05/10
閲覧 : 319
サンキュー:

7

ネタバレ

ざみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

アニメ中盤で原作に手を出してみたが、20年も前ということもあり主人公も当時の高校生像で描かれていた。アニメでは現代らしい街並みや服装で書かれて原作との時間差を感じさせない仕上がりで、主人公の性格も正反対になっていたが個人的には変化後の姿との差をより感じられてアニメ版を推したい。

地球環境がテーマになっているような作品ではあるが、主人公が身近な人を失っていく姿や、逆に大切な物を得て行く姿には心にグッと来るものがある。

投稿 : 2015/05/05
閲覧 : 182
サンキュー:

1

ネタバレ

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ハードルは越えなかったが、なかなか面白かった

原作が名作と評判だった分、期待のハードルが高まってしまい、結果、自分の一番の好みの作風ではない事を差し引いても、ハードルを超える事はなかった。とはいえ、なかなか楽しめたのは楽しめた。
環境問題やら人間やパラサイトが云々やら存在意義云々やら、テーマを上手く物語に昇華できていたと感じる。名作だと言われるのも分からなくはない。
バトルも基本的に面白かった。特にvs三木は感心したし、vs後藤三戦目での「勝てる確率は低いけど、やらなきゃ確実なゼロ」というロジックで諦めなかった主人公と、ミギーが戻って来るところは熱かった。田宮良子と三人のパラサイトとのバトルも良かった。田宮の死を通して、主人公が『帰ってきた』ところは感動したし、演出も良かった。引きを意識した作りも悪くなかった。
原作未読なので、もしかしたら原作だと説明が合ったり展開が多少なりとも違うのかもしれないが、批判点が三つ。島田秀夫の暴走時、主人公が急がなかったのと、探偵に正体がばれかけた際、殺さずともとりあえず捕まえて事情を聞くべきだろうに、みすみす見逃したのは、ミギーに合理的になったと言われる割には、合理的でなかったり感情的すぎたりしていたのが残念。もう一つは、かなにイライラさせられた事。主人公が好きになったのなら、好きな人の言い分くらい信じて多少は自粛しろよと思う。ああいうエゴキャラが過ぎるのは感情移入できないし、死んでも自業自得としか思えず、主人公が涙を流すのも、主人公優しすぎだろとしか思えなかった。
悲惨な境遇の人物には感情移入してしまうタイプなので、まっすぐな性格も相まって主人公は好きになった。紆余曲折ありながらも、主人公を信じ切った村野も好き。人間らしくなっていく田宮もそれなりに好き。それ以外は普通。かなは前述の理由があり、好きになれない。
声優はそれなり。

投稿 : 2015/04/24
閲覧 : 307
サンキュー:

13

ネタバレ

runa21 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

異種間での相互理解はできるのか?

初めからラストまで、
原作漫画にとても忠実に描かれていました。

が、原作超えた!!っとも思いました
(超個人的な意見です)


原作を知りながらも、
毎週毎週「どどどどどどうなっちゃうの?」
って思いながら見てましたww

一話一話丁寧に書かれているので、
原作読んでいない人でも、楽しめると思います
ただ、3~4話ずつ一気見するのをおすすめします。
そうじゃないと、気になる所で終わってむずむずします。



そして、ラストなんですが、
あっさりしていて、なんだかなぁ、もっと続けばいいのに。
まだ、いっぱい寄生生物残ってるじゃん。
っと思っていたのですが、アニメの最終話を見て、
なるほど、この物語は
寄生生物とのバトルを描きたかったわけではないんだなぁ
っとやっと理解できました(←原作読んでたのに理解が遅い)


ミギーはもちろんですが、この物語の中核を担っていたのは
田村玲子だったのではないかと・・・。

彼女(と表現していいのかはわからないのですが)は
人間についてとてもよく観察し、人間の子どもも産み、
人間がどんなふうに考え、どんなふうに行動するのか
人間にとって母親とはどんな存在なのか・・・

彼女は彼女なりに調べて、そして学び、理解しようとしていました

そして共存しようとしていました。


そんな彼女が、あのような最後を迎えたことこそが、
人間のエゴを一番表していたんじゃないかと・・・。


ついでにミギーも好奇心旺盛で、
いろんなことを勉強し、理解できないことを理解しようとしていました。

だけど人間は、「寄生生物=人間の敵」として認識しただけで、
彼らを理解しようとせず、排除の対象としていました。


そして市庁舎を襲った事件を思えば、
最終話の浦上のセリフが痛いほど理解できてしまいます。


人間と寄生生物の中間にいるシンイチだからこそ、
たどり着けた結末だったのではないかと、勝手に思ってます。
だからこそ、あそこで終わって正解なんです。


シンイチも初めは虫が苦手で、悲鳴を上げていたのですが、
最終話では、全く正反対の彼がいて、
「いろんなことがあったねぇ。(ホロリ)」
っと声をかけてあげたくなりました。



所で話は変わりますが、
始めは気持ち悪いと思っていたミギーですが、
見ているうちにかわいく思えてきたのは自分だけでしょうか。

投稿 : 2015/04/10
閲覧 : 264
サンキュー:

27

ネタバレ

中田祥子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まとめて見たい作品

原作知らず、開始前に、アニメ化できるの?という情報だけで見ました。
見てもそこまで酷い描写は感じられず、続きが気になる作品でした(≧∇≦)

ラストもハッピーエンドでよかった(*'‐'*)♪
原作を読んでみたくなりました。

投稿 : 2015/04/04
閲覧 : 274
サンキュー:

1

ネタバレ

Banちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

セイの格率。。。

途中何度か断念しそうになったけど、最後まで見れました。
結局どうなったのか?
ボスを倒したからもう終わりなのか?
ミギーはどうなったのか?
私にはよくわからなかったのですが、、、
ミギーの声優さん、平野綾さん良かったと思います。
映画化されているようですが、これは実写は難しいのでは?と思うので見ません。

投稿 : 2015/04/03
閲覧 : 219
サンキュー:

2

ネタバレ

CountZero さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日本版「人形つかい」!?

SFの巨匠ロバート・A・ハインラインの名作に「人形つかい」という作品があります。
私が初めて読んだハインラインなのですが、こちらはナメクジのような地球外生物が人間に寄生することによって、人間社会がじわじわと侵略されるという内容で、「寄生獣」の原作を初めて読んだ時に「人形つかいに似てる!」って感じた記憶があります。
きっと原作者も少なからず影響は受けていると思いますが、実際には寄生獣の方がもっとシリアスでグロテスクです。
昨年の「ピンポン」もそうでしたが、多感でうら若き十代の頃に読んだ作品が、今またアニメ化されて観ることができたり、原作を知らない世代のみんなの感想なんかをアニコレで読むことができるのは、なかなか嬉しいものですね(笑)

で!アニメ版の寄生獣ですが、原作のヒリヒリするような痛みや悲しみや息苦しさは薄まっていたように感じましたが、それでも90年代の作品を上手に現代風にアレンジしつつ、物語の構成も原作を無理しすぎることなくまとめていたと思います。
今見ても物語は十分面白かったです。

ミギーを通して語られる人間観察。
田村玲子(田宮良子)を通して語られる生命の存在意義。
そして泉新一を通して考えさせられる人間らしさ。

いずれもかなり真面目で少し哲学的なテーマですが、それがこの作品を高く評価させる要因です。
奇抜なアイデアでも、衝撃的なシーンでもなく、やはりこの作品で注目できるのはストーリーです。
観終わった後に何を感じるかは十人十色だと思いますが、なんとなく静かに物思いにふけって思索を巡らしたくなります(笑)
運命の赤い糸を信じた君嶋加奈とのやり取りや、母性に目覚めた田村玲子の最期は、苦しくて涙が溢れましたが、ミギーとの友情と別れには爽やかな涙が溢れました。

個人的には主要登場人物の声(田村玲子役の田中敦子さんとミギー役の平野綾さんは特に!)もあっていたし、作画の質も許せるレベルだったので、成功したアニメ化だと思います。
ちょっとグロテスクで怖いところもありますが、シリアスな作品を見たい方には是非お勧めします。

投稿 : 2015/04/02
閲覧 : 315
サンキュー:

37

ネタバレ

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

名作はやっぱり名作なわけで

特に内容について説明する部分はないけど、アニメにして破綻した部分はなくてスッキリまとまっている。

漫画がもとで実写、アニメになっているので好きなものを見ればいいんじゃないだろうか。

自分は阿部サダヲより平野綾だと思う。

投稿 : 2015/03/31
閲覧 : 240
サンキュー:

11

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ミギーの言葉が成長してゆく

観はじめは、原作に比べて明るく細くひょうひょうとした印象でした。
(原作、途中まで読んであとはボンヤリ)

観進めるうちに細い印象が地味に耐え抜いている感じに見えてきて、作品性と合っているなと馴染みました。

人間らしさを意識して捉えなければ、自分が何者かわからなくなりそうな主人公の、目を凝らすような必死さ。強くなるために抜け落ちたものを拾って抱えて、走るけれども。



「何を言っているんだ?」としげしげと、寄生生物から見ると合理性に欠ける人間の有様を観察していたミギー。
本やネットの勉強のおかげか、
「来たぞ。弁当持参だ。」(寄生生物が食べるための人間と一緒に来た)、
「馬の差で勝つな。」(寄生生物がついている人間の能力差を見て)
なんて、言い回しが上手になって。



何年か前、殺人を犯した青年が逃走していて、少ない持ち物の中に「寄生獣」のコミックを所持していたとか報道されていたような…。味方がいない感覚にぴったりだったんですかね。
どんな事件だったのか検索したけれど、世の中事件に溢れていて見当たりませんでした。



ミギーと再会できる23話は泣けました。
クリッと主人公の目が光って潤む時に何とも。

そしてその後、二種類の結末に向かうルートの選択が提示されていたように見えました。
(人間を主役とは考えず、地球の大きなバランスの中で寄生生物の担う役割を尊重し、フィフティフィフティの可能性にかけるルートと、地球のためではない人間のためでもない、ただ身内や周囲の守りたい人々のために、目の前の寄生生物の芽を摘むルート。)

呼応するように24話では、地球のため人間の代表として人殺しをしてやるかのようなヒトの殺人鬼が再登場することで、結末が分厚くなっていたと思います。

ミギーの残した「人間は心に暇のある生き物だから」、という言葉が印象ぶかく。考えさせられる言葉は色々ありました。


最後まで観てみて、グロテスクな写実描写はさほど痛々しくなく、心に痛むような別れの描写の数々のほうが優っていたと思います。先に書いたような、なぜなのかという思慮がめぐらされていたので、スリルだけに頼らず観られる作品になっていました。満足です。

難を言えば、オープニングの歌があまり好きになれず、失礼ながら飛ばしていました…。エンディングの緊張が緩むような歌や、予告のブァーと滲むような不吉な音楽は良かったです。

投稿 : 2015/03/31
閲覧 : 296
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

おもしろい!(酷評)

本作の見所は数多くあるが、例えば「寄生獣」というタイトルの持つ意味合いが
終盤以降、変遷していく様子が挙げられる。

人間に寄生するパラサイト

地球に寄生する人間
(広川「人間どもこそ地球を蝕む寄生虫!いや・・・寄生獣か)

地球に生まれた全ての生物=寄り添い生きる獣
(新一「みんなここで生まれてきたんだろう?そして何かに寄りそい生きた・・・)


この変遷は、作品自体のメッセージ性の変遷でもある。
ここで興味深いのは、原作者は「寄り添い生きる獣」という意味を連載当初は想定していなかったということ。
環境問題が声高に叫ばれるようになったのは原作が連載してしばらく経った後で、
「人と同じことを作品内で復唱するのが気恥ずかしい」と原作者が後書きで述べている通り、
「愚かな人間ども」という主張は広川に引き継がせ、
作品の主題は当時の世間の風潮からもう一段階先に進むことになる。
(つまり「寄り添い生きる獣」は完全に後付けということになるが
それを全く感じさせない程、結末まで物語の流れを自然に展開していく原作者の技量には感服するほかない)

そして、その作品の主題こそ、自分が本作から最も感銘を受けた部分だ。
最終話でのミギーの台詞が正にそれなのだが、後藤とのバトルのクライマックスシーンが象徴的である。
後藤にとどめを刺す行為は人間のエゴだと思うし、とどめを刺すことに涙を流す行為は偽善と捉えられるかもしれない。
その前の後藤の弱点への一撃を食らわせる際の、あれこれと思い悩むところなんかも、
本当に人間って面倒くさい生き物だよな、とも思う。でもそれこそが人間らしさであり
そんな人間を心に余裕(ヒマ)がある生物(この表現の仕方がまた秀逸)と評して、
なんとすばらしい!と肯定してみせる。
(この台詞を、新一と出会った当初は人間=悪魔に近い存在という認識だったミギーに言わせてるところが良い)

この一連の流れに人間の本質というものが凝縮されていると感じる。
「愚かな人間ども」な時代にこういったメッセージを発したことに意義があると思う一方で、
人間の本質というものはいつの時代も変わらないものであり、本作は時代を超えた普遍性を有しているのだと思う。
だからこそ連載終了から20年経ち今なお評価され続けているのだろう。
もし自分にミギーみたいな寄生生物が寄生して、人間とは何かを学びたいと言われたら
どんな本よりも真っ先に「寄生獣」という作品を読ませてやりたい。


以上が、原作の感想になります。
でもここはアニメのレビューサイトなので、アニメの感想にも触れなければダメですよね(笑)

率直に言って、面白かった。ただそれは大筋が原作通りであるからであって、
アニメになって原作を超えてると思えるシーンは、正直ひとつもなかった。

舞台を現代にする必要はあったのだろうか。
PC、タブレット、スマホといったアイテムも登場させてるが
物語の中に活かすことなく上辺だけ取り繕ってるだけじゃ意味がないと思うのだが。
改変するなら「情報技術が発展した現代に寄生生物が現れたらどうなるか」を
徹底的にシミュレートした上で作って欲しかったと思う。

寄生獣同様、漫画原作で実写映画メインのメディア展開をしている暗殺教室という作品が現在放送中だが、
こちらは原作の持ち味を殺すことなく丁寧に作られている。
原作付きアニメは原作を忠実に再現するか、大胆なアレンジを加える2つの方法論が考えられるが
暗殺教室は正に前者のお手本のような作品。寄生獣も一応前者なのだが、どうにも中途半端。
ストーリーの主題こそ捻じ曲げてはいないものの、意味を見出せない無駄な改変が目立つという印象を受ける。

演出も平坦すぎるし、ストーリーも本当にただ原作の表層をなぞってるだけなので
上で述べたメッセージ性もイマイチ伝わってこない。
というか何だかスタッフにやる気を感じられないのは私だけだろうか。
どうせ実写映画の宣伝に過ぎないと適当に作ってるんじゃないだろうか。

そんなこんなで原作厨であることは重々承知した上で過激なことを言わせてもらうと
「原作舐めるなよ、テメェら」というのが、詰まるところアニメ版寄生獣に対する正直な感想です。

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 598
サンキュー:

46

ネタバレ

HIRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

90年代の名作マンガのアニメ化。

☆物語の評価、総評。
マンガの寄生獣が面白かったのでチョット心配してましたが、余計な心配でした(笑)寄生獣の面白さが十分表現されていたと思います。
原作にアニメ化の場合①キャラクターデザイン②シナリオをどう表現するかですが、うまく折り合ったと思います。①キャラクターデザインはチョット古臭い感じはするが原作のイメージを壊さないで今のユザーにも受け入れられるギリギリデザインではなかったかと思います。平松禎史さんさすがーーー。
シナリオ構成も24話にうまくまとめていたとおもいます。

マンガにおいて加奈ちゃんは第2ヒロインなんですが、ここ省略されたらどーしようなんて心配しましたが余計なお世話でした。

(加奈ちゃんのからむシナリオの流れ)
好きな男の子がいて、その相手の気配を自分だけは感じとることができるとなれば、乙女な部分のある加奈が「運命の人」と思いこんでも仕方ないかもしれない。化物がどうこう、危ないなどと言われても、受け入れて諦める気にはなれないでしょう。
新一だけを見分けられると嘘を吐いたのも軽い気持ちだったのでしょうが、見ていてとても冷や冷やし、どんどん事態がまずい方向へ向かっているのが感じられ、視聴者(私)にも緊張が走り頂点にたっした時・・・
加奈が寄生獣に刺されてしまい「あーあ、やっぱり。」
怒りに震えた新一がミギーに防御を託し、自分が攻撃を担当する。怒りの衝動がよく表現されています。(マンガでは寄生獣の心臓を手に持っている)
最後に加奈は夢を思い出し、微笑みながら新一の腕の中で息絶える。

ってな感じで私的には満点でした。

☆声優、キャラ
平野 綾さんのミギー良かったーーー!。
最近アニメの出番少ないのでよりによって「ダミ声物?やるの?」と心配していましたが、最後まで視聴して私の頭の中には平野 綾さんのミギー以外は受け付けない状況になっています(笑)島﨑 信長さんの泉 新一も良かったです。田宮 良子(田中 敦子さん)はマンガでは凄く怖いイメージでしたがアニメではそうでもなかった(笑):

☆作画、音楽
うまく折り合いをつけたとおもいます。
目の部分ががたれ目過ぎるような気もしますが(笑い)

☆データ
原作は、岩明均による漫画。(月刊アフタヌーン他)
マンガは1990年の掲載なので結構古い作品です。
アニメは24話構成です。
2015年に実写版映画化されています。
ジャンルはダークファンタジーになります。人に寄生したパラサイトがパックっと人を食べちゃうのでそうゆうのが苦手な人はご注意。

あらすじ:
平凡な高校生である泉新一は、ある日突然地球に飛来してきた「パラサイト」の襲撃を受ける。間一髪で脳への寄生は免れるが、パラサイトは新一の右腕に寄生、同化してしまう。右手にちなんで「ミギー」と自ら名乗るパラサイトと人間の奇妙な共生生活が始まること―。周囲に真実を話すことができず悩んでいた新一だが、やがて新一とミギーは友情に近いものを感じるようになっていく。 しかし、新一とミギーの前には他のパラサイトが現れ始め、次々に人を殺し、また人がパラサイトを殺す事態に発展。新一の幼馴染の同級生・里美にも危険が迫る。 その中で、高校教師として目の前に現れたパラサイトの田宮良子らパラサイトたちにもそれぞれの価値観が生まれ始める。 「われわれはなぜ生まれてきたのか?」 地球を壊し続ける人間たちを淘汰するために生まれてきたというパラサイトたち。そのパラサイトを殺し、生き延びようとする人間たち。 「果たして生き残るべきはどちらなのか?」 それでも、地球を、そして愛する人を守らなければいけない。 ゆらぐ価値観の中で、新一とミギーはパラサイトとの戦いに身を投じていく。

監督:清水健一
シリーズ構成:米村正二
キャラクターデザイン:平松禎史
総作画監督:小丸敏之
美術監督:赤井文尚
色彩設計:橋本賢
撮影監督:伏原あかね
CG監督:福士直也
編集:木村佳史子
音楽:Ken Arai
音響監督:山田知明原作
原案原作:岩明均(講談社「アフタヌーン」
アニメーション制作:マッドハウス
公式サイト: http://www.kiseiju.jp/index.html
オープニングテーマ「Let Me Hear」Fear, and loathing in Las Vegas

キャスト
ミギー:平野 綾
田宮 良子:田中 敦子
泉 新一:島﨑 信長
村野 里美:花澤 香菜
君嶋 加奈:沢城 みゆき
立川 裕子:安野 希世乃
鈴木 アキホ:前田 玲奈
浦上:吉野 裕行

☆ティーブレイク
寄生獣をマンガで読んだのは10年ぐらい前です。友達と待ち合わせをした時に時間つぶししにネットカフェに入ってふと読んだマンガが寄生獣の1巻でした。当然待ち合わせで読みきれるわけも無く。後日続きを読みにネットカフェに通いいっき読みしたのを覚えています。(笑)

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 208
サンキュー:

21

ネタバレ

animeneko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

名作マンガ、ついにアニメ化

(総評)
ほぼ原作通りのストーリでアニメ化。まあまあ成功だと思う。
アニメ化当初は、原作と違うキャラデザで印象が違っていたので違和感があったけど、なんとか見れるレベルの作画だった。
寄生獣ミギーの声も、当初女性だったから違和感あったけどなれるとなんとか聞けるかな。

声優の演技はミギーをはじめなにかヘタに感じた。アフレコ時の演技付ける人がヘタなんじゃないか?

その他、原作から意味不明の改変される部分もあって何の目的なのかわからん部分もあったけど、まあまあ、原作準拠かなあ。重要なセリフもはぶかれる時もあったようだけどなんとかストーリーがとれる程度には原作が生き残っていた。

原作にそった作りにした分、アニメオリジナル部分は少なく、原作マンガをそのままアニメにした感が強いか。女性のキャラデザが現代風とか音楽がついたとか変わった所はあるけど。

そういうわけでまあまあのデキじゃなかろうか?原作のストーリーが感動的だったりしたので加点、ミギーのキャラで加点。

(以下過去感想)
名作マンガがついにアニメ化。全24話。

大人気マンガだったのになぜ、アニメ化されなかったのか?ハリウッドにアニメ化や映画化権を買われてしまったためにできなかったとのこと。ハリウッド側は似たような映画を作られてヒットされると困ると考えた、ために映像化権利を買ったまま枯らしていたものが、権利が切れたためにここで映像化ができるようになったのだ。ハリウッドでは寄生獣のライバルとしてターミネーター2などを考えていたのだ。

第一話と第二話を視聴。
よく言われるが、ミギーの声。ワシのイメージも無機質な男の声なんだよね。平野綾さんの声はヘタではないが、押し殺してもカワイクてミギーに合わないと思う。しかし、このカワイイ声がクセモノ。どうやらスタッフの計算はミギーをカワイク見て欲しいようだ。だから平野綾の声は計算なんだろう。

キャラデザは原作から変わって残念だけど、まあワシは許容範囲か。
シンイチのメガネも原作ではメガネかけてないのに、かけているのはスタッフの計算だろうね。シンイチが草食系から強くなっていくにしたがって変わるんだろう。

首を食べるところとか、規制で隠したりしないのだな。今の所、規制で画面を隠すとかしない方針みたいだ。普通は首がぶっとぶ所とかは隠すことが多いような。

ストーリーは2話まではほぼ、原作を忠実にアニメ化しているかな。このようすなら大きく原作から外れるということはなさそうだ。
絵コンテとか割合見やすく作ってあって話はわかりやすいと思う。
映像とか物の動きはそれなりにしっかり作っている方かな。テレビアニメとしては動いているよね。ミギーとか動きが多いけど、気持ち悪さとか表現できているかなあ。

原作とは一部、味わいが変わる所とかありそうだけど、それなりにアニメ化できそう。事前にはどうなるかと心配したが、これならおもしろいかもね。
アニメオリジナル部分がどうなるかを期待したい。

第三話{netabare}
田村玲子が学校にやってきて、寄生獣Aと会ってしまい、Aが学校を襲ってきてシンイチがAを迎え撃つ所まで。

ワシの見たところアニメ化のスタッフはヒットさせたいということで、原作から必要な改変を行っている。
ミギーの声優:カワイイミギーのイメージにするためあえて女性の声
キャラデザイン:アニメータが書きやすいように、かつポップな雰囲気を作るためか改変
音楽:軽めの音楽かな。オーケストラよりはロック?
脚本:ほぼ原作通り、時代の流れに合わせて小道具等など変えているだけ
演出:絵柄に合わせてポップに軽く
映像規制:グロ映像の規制、画面のカット等はできるだけ入れない。入れるぐらいなら映像改変か映さない。画面の見苦しいカットはやらない

なので、原作の持つ重い雰囲気よりはポップで都会的な明るい、ホラーアニメを目指している。原作の持つ魅力は脚本で実現できると読んでいるようだ。キャラデザイン変更で原作ファンを半分失っても、新しいアニメファンを多数獲得できれば総合的にアニメ化で成功できるという制作方針か。

3話まで見たところ、絵柄は変わっているけどお話としては破綻なく見れるし、アニメ化としては成功じゃないか。このままならおもしろいアニメになるんじゃないかな。 {/netabare}

第四話
{netabare}
シンイチがAを撃退。Aは田宮涼子に始末される。田宮涼子は妊娠の事実が学校にバレ、注目を集めるのを嫌い、教師を辞めることにする。シンイチの両親は旅行に行こうと計画するが、当初反対していたシンイチが賛成したことで不信を持たれる。シンイチの母親はシンイチを身を挺してかばったりしてシンイチ思いである。
田宮涼子の母親は涼子がすり替わっていることに気付いたために始末される。

細かい演出のアラや声のアフレコでの演出の不徹底がみえるなあ。細かい人間の驚きの表現や、寄生獣の演出などあっさりしすぎていて、あれ?とか思う所があるな。原作では重要な演出部分も簡単化されてたりして残念。ほぼ脚本は原作通りなんだが、演出や絵コンテ的に残念か。また、ストーリー的に不足している部分をアニメオリジナルで補うって少ない。 {/netabare}

第五話
{netabare}
シンイチと寄生獣をかすかに感じる事のできる少女・カナとの出会い。そしてシンイチの母死亡、寄生獣に体を乗っ取られてシンイチを襲うまで。

カナや不良たちとのエピソードは原作と同じだけどなんか浮いてる。特にカナは不良たちの仲間にとても見えない。ここはアニメオリジナルで別の出会いエピソードを作って欲しかったが、このスタッフでは無理か。
母親が自宅に帰ってくるくだりまではちょっと急ぎ足だったが、母寄生獣のとの対面シーンはこわかったね。しっかりつくってる。 {/netabare}

第六話
{netabare} 心臓を貫かれたシンイチをミギーが治療。なんとか一命をとりとめる。復活したシンイチはやつれて野性味が出る。メガネも外している。視力が向上した?
お母さんの体を乗っ取った寄生獣への殺意でいっぱいになったシンイチ、お父さんを守るために病院へ駆けつける。ミギーとのやりとりは良い。ミギーには一日4時間の睡眠という他の寄生獣にはない弱点ができてしまった。
そして、他の寄生獣をみつけた。
原作のカット部分もなんとか許容範囲、コンテや音楽もなんとか見れるかな。おもしろくなってきたね。 {/netabare}

第七話
{netabare}アゴに寄生された宇田さんと出会い、お母さんの寄生獣と戦い、実家に変えるまで。
シンイチの顔が原作に近くなった!宇田さんのキャラデザも原作に近い!
スタッフがなんとか原作通りにやろうとしているのがわかる。
アニメ化でどこ工夫しているのか?というツッコミはあるものの、ストーリーはホント今のところ忠実に再現。 {/netabare}

第八話&第九話
{netabare}2つ同日放送。島田が学校に来て、正体がバレるまで。
シンイチは、旅から帰ってきてから変わってしまった。
演出とか原作テイストを活かしながらうまくアニメ化しているかな。
お話がおもしろいだけに、ドキドキするよね {/netabare}

第十話
{netabare}島田が学校で大量殺戮して、シンイチとミギーが協力して倒す。
政府は秘密裏に寄生獣への対策を進める。
シンイチが大量殺人現場で動揺して立ち直ったり、サトミを助けたりとかっこよかった。ミギーは世間のことはどうでもいいとか、キャラの立場とかよく描けていたかな
{/netabare}

第十一話{netabare}
カナ、シンイチの白馬の王子様の夢シーンでもう、胸ドキドキw
カナ、シンイチを感じる能力の危険性に気づいていない。
カナとサトミの対話で修羅場になるかと思ったがサトミはあくまで古いシンイチが好きなんだよね。カナは新しい野性味のある方のシンイチが好きと。
そして、ついに、最強寄生獣、ゴトウが登場。ゴトウのキャラデザがおじさんになっててかっこ悪かった。
市長候補の演説に多数の寄生獣がいることが判明。危険!そこへカナが現れた {/netabare}

第十二話
{netabare} カナはシンイチに惹かれている理由についてわかっていない。シンイチを感じ取れるのも寄生獣を感じる能力のためとは思いたくない。シンイチはなんとかカナを守ろうとするが、寄生獣により犠牲になる。はかないカナの恋だった。シンイチはカナを守り切ることができず、涙を流すこともできない。シンイチの苦悩は自分は人間であるのか、どうか。人間らしく生きられているか?というところかな。
{/netabare}

第十三話
{netabare} 田村玲子はついに子どもを出産、なんと育てていた。寄生獣なのに。そして、探偵を使ってシンイチを監視する。
そして、ついにシンイチとミギーの秘密を探偵に目撃されてしまう!探偵を殺すことをなんとか止めたシンイチだったが、秘密がバレと困るのはシンイチのはずだ。
サトミに自身のヒミツを告白しようとしてミギーが脅すシーンは、一級のサスペンスだなあ。このサトミに秘密を告白したくてもできないもどかしさがなんともいえない寄生獣のストーリーのポイントだね
{/netabare}

第十四話
{netabare} シンイチ、唯一の理解者であり友人であるウダとともに、探偵に会い、説得を試みる。
田村玲子、シンイチに面会を求める。なんと大学で。そして「利己的な遺伝子」の講義を子供つれで受ける。レイコはシンイチに説明しようとする。寄生獣と人間の新しい関係性について。しかし、シンイチは、寄生獣とはどうしても相容れない

感情を持たないはずの寄生獣のレイコが感情に目覚め笑い出すシーンはなんともいえない不思議な味わいがある。そして、人間を食べるはずの寄生獣が人間の赤ん坊を育てているサスペンスもまたなんともいえないね
{/netabare}

第十五話
{netabare} あの探偵、まだシンイチや寄生獣をさぐっていた。しかし犠牲者や寄生獣の戦いをみて怖気づいてしまった。とても戦えないと逃げ出した。
シンイチ、寄生獣に襲われる人間を助けようとして寄生獣を倒す。しかし、そこは「シラカワ」のなわばり、つまりシンイチは寄生獣のネットワークに狙われることになってしまった。
シンイチは寄生獣を一匹ずつ倒していけばいいと思っていたら、三匹まとめて襲ってきた。しかも、ミギーは4時刊の睡眠に入ってしまった。
なんとか四時間の間逃げ続けたシンイチ、しかし寄生獣に追いつかれてしまった。三匹は同じ人間のボディに寄生していた。
{/netabare}

第十六話
{netabare} あの探偵、寄生獣達に狙われていた。事務所を破壊され、本人も狙われるが、家族が殺されてしまう。
一方、三匹1体の「ミキ」と対決したシンイチ、森に誘い込みなんとか首を切り落とすも、なんとミキは再生、首が入れ替わって再生した!そして三匹ではなく五匹がひとつの肉体に潜んでいることが判明したのだった。
シンイチ、なんとか逃亡に成功するものの、生きた心地がしない。父親に逃げろというメッセージを伝えるので精一杯か。
警察に事情聴取されていた探偵、逃げ出して田村玲子に復讐しようとする。

寄生獣とシンイチの戦いには迫力があったね。息詰まるような戦闘だった。細かい所までよく原作の味が出ていた。
{/netabare}

第十七話
{netabare} 田村玲子と寄生獣三匹との戦闘。田村玲子なんと二体に分かれて戦い敵を倒す。強いね。
しかし、田村が帰宅すると、赤ん坊が探偵に連れ去られていた。
そして、田村はシンイチに連絡する「渡したいものがある」
どうやら赤ん坊をシンイチに託したいのか?
そして、探偵との待ち合わせの公園で、田村は赤ん坊を守るために探偵を殺すのだった。田村玲子の真意はどこにあるのか?
{/netabare}

第十八話
{netabare} 田村玲子、シンイチへのメッセージのために危険を犯す。刑事たちに銃撃されながらも、赤ん坊をシンイチに手渡す。普通の寄生獣だったらありえない行動にシンイチはどまどう。命をかけてまで寄生獣・田村玲子は何を伝えたかったのか?赤ん坊を受け取ったシンイチはついに涙を流す。
玲子は「人間と我々はひとつ」といっていたがシンイチは理解できたのか。
そして、警察に取り調べを受けたシンイチは自らの秘密を守るべく必死になる。しかし、連続殺人犯の男と面会させられてバレそうになる?

このアニメ版では時間経過が原作が2年の所を数ヶ月に短縮されているのか?その結果田村玲子の赤ん坊は数ヶ月で生まれたことになってしまった。また時期が冬ということで雪を降らしたが、これって寒いだけで必要ない演出のような。

絵コンテがヘタでわかりにくいカットがあったりする。またアフレコで声優への演技指導がヘタなため、生の声優の演技力がそのままに頼った演技になってしまっている。効果音も少し変な所があるし、原作の重要なセリフをいくつかカットしているなあ。まあ、全体的に雑な所があちこち。それでもまあまあ、ぐらいの作りかなあ
{/netabare}

第十九話
{netabare}
連続殺人犯のウラカミと面会させられて、寄生獣かどうかチェックされるシンイチ。なんとか切り抜けるが、警察には目をつけられてしまう。
そして政府は、寄生獣を駆逐するための作戦を展開する。殺人犯ウラカミとシンイチは協力させられる。
まずは市役所に巣食う寄生獣達を処分する作戦が展開していく。

緊張するストーリーになってきた。しかし、警察がどうしていきなり市役所を疑ったのか、その経緯が描かれてないような?
{/netabare} 

第二十話
{netabare} ついに始まった市役所での「寄生獣の駆除」。
順次、駆除されていく寄生獣達。
人間と寄生獣の区別がつかず巻き添えで人間も撃ってしまう。
市長のシロカワはなぜか逃げようとしない。そして最強のゴトウも人間たちの戦い方を見極めようとする。
殺人犯のウラカミはキチンと寄生獣が判別できるようだ。
外から様子がわかるシンイチは何もできないままだ。

緊張する戦闘。グロい殺し合いだ。
{/netabare}

第二十一話
{netabare} 人間側の圧勝かと思われた寄生獣の駆除、ゴトウが迫力の戦闘で人間たちをなぎ倒して、殺戮ショーを展開。自分にとっては戦闘こそ生きがいであると気づく。
そして連続殺人犯ウラカミは混乱に乗じて逃走。
シンイチはゴトウに襲われて始末される恐怖に怯えることになる。
恐怖に耐え切れず、シンイチはサトミにすがりつく。そして遂にベットインである。うまいこといってしまったな
{/netabare}

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 320
サンキュー:

14

ネタバレ

OZ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメ化したモンスターコミック

原作の漫画は読んでいて
期待と不安の半々で観てみた
2014秋~2015冬の2クール作品

■アニメ化したモンスターコミック■
1988年~1995年まで
雑誌「モーニング」「アフタヌーン」で連載され
既刊のコミックスに加え
完全版 新装版 文庫版と
シリーズ累計1,300万部を売り上げ
今現在もなお売れ続けている
言わずと知れた岩明 均先生の傑作『寄生獣』

今でこそネットの普及で
数ある作品の評価を
当たり前に知る事が出来る様になってきたが
ネットの普及されていなかった当時
マイナー誌であるにも関わらず
メディアミックスもされないで
コミックス全10巻の売り上げが1,000万部に達した
実に驚異的な作品である。

さて そんなモンスターコミックのアニメ化だが
アニメ版のキャラクターデザインを初めて目にした時は
「イメージと違う・・・」なんて
正直"やっちまった"感が先行したけれど
何しろ古い作品なので
原作未読者や初見の人を含めると
今風にマイナーチェンジしてあるのは然るべきなのだろう。

無機質で渇いた漫画版の雰囲気とは異なり
キャラクターデザインの変更や色が付いた事で
不気味さとグロさは大幅に緩和されている。

原作を知っているが故
違和感は有れど回を重ねる毎気にならなくなり
先入観で判断してしまうのは非常に勿体無い。

今作品の魅力と言えば
巧みな心理描写と生物の共存をテーマに
「人間とは何か?」
視聴者へ問いかけるストーリーである。

人は生きる為に必ず他種生命の
犠牲の上に成り立って生きている。
作中でパラサイトが行っている捕食行為は
残虐な殺戮以外の何物でもないのだが
あくまで"人間から見た常識"で
照らし合わせているからであり
牛や豚や鳥
異なる様々な畜類の視点で想像したら
人間がしているそれとあまり大差はないだろう。
だからと言って正しい訳ではないのは一目瞭然である。

あらゆる物事や事象に対して
何時の時代も正しい答えは存在せず
自分にとって正しいと信じていても
異なる視点から見たら間違っている事は多々あるのだ。

人間の持つエゴイズムが
至って偏在しているのかもしれないと
問題を提起した作品なのである。

■音楽面の演出は・・・■
ストーリー展開は申し分ないのだけれど
残念ながら"音楽の使い方"は
致命的とも言える唯一の弱点となってしまった。

場面をより強調する見せ方の一つとして
音楽は欠かせない要素であり
シーンと合っているか否かで
印象は大きく異なってくるもの。

第12話「こころ」にて
加奈の葬儀後に光男と揉める場面や
第18話「人間以上」で
田村 玲子が息を引き取る際の場面でも
突然 ED曲「IT'S THE RIGHT TIME」が流れ出す。

台詞に歌が被ってしまって聴き取り辛くなる上
迫真の見せ場をお構い無しに感動路線へと走らせるのは
観ている側に強要している様で
少々押し付けがましい。

涙を誘う演出なのは重々理解出来るが
やり過ぎとも感じる過剰な演出により
上記の場面で興醒めしてしまったのだ。
せめて歌詞の無いインストを
流してもらいたかったものである。

音楽の使い方には不満があったものの
BGM自体は悪くなく
お気に入りの曲を二つ挙げたい。

主にパラサイトとのバトルシーンで使用され
アップテンポな曲から
バトルにスピード感をプラスした「HYPNOTIK」

続いて 憂いが募る感情時に
随所で使用されたピアノ曲「NEXT TO YOU」

第6話「日はまた昇る」で
殺された母の仇を取ろうと
民宿の娘 真樹子を振り切って
海岸に向け走り出すシーンが印象に残り
今作品が思い浮かぶ代表的なBGMである。

音楽そのものは悪くないだけに
使い所が適していなかった為
音楽面の評価は厳しめになってしまった。

■ミギー・・・防御を頼む■
名場面や名言が多い今作品の中で
原作共にもっとも衝撃を受けたのが
第12話「こころ」での心情描写だ。


パラサイトの捕食が行われている現場に
新一の姿を追って運悪く遭遇してしまった加奈

新一が駆けつけたと同時に
背後から一瞬にして胸を貫かれ
加奈は瀕死の重傷を負ってしまう

あまりにも瞬間的な出来事に
事態を把握出来ないまま
茫然と空白の表情で立ち尽くす新一

ほんの一呼吸分時間を置いてから
全てを理解した新一は

新一「ミギー・・・防御を頼む」
ミギー「防御?」

言い終わった直後
右手はパラサイトの攻撃を捌き
心臓をめがけて勢い良く身体を貫通した左手は
そのまま凄まじい力で
壁をぶち破る程に叩きつけた

ミギー「凄い・・・」
一連の流れを見て驚きながらボソッと呟く

対パラサイトとの戦いでは常に「作戦」を立て
ミギーが主導権を握り 指示されなければ
新一自ら攻撃を仕掛けたりする事はないのだが
今回に限っては「作戦」と呼べるものではなく
ただ目の前の相手を破壊しようとする
怒りからきた「衝動」が描き出されている。

破壊的衝動に満ちた感情を表現するのに
「ミギー・・・防御を頼む」
これ程適した台詞はあるだろうか。

ミギーに攻撃させず
防御を任せる事によって
新一の悲痛な怒りを伝えた
見事としか言い様のない描写であり
強く印象に残った場面である。

■あとがき■
キャラクターデザインがイメージと違い
第一印象はどうしても違和感を抱きましたが
楽しめる全24話でした。

原作が完成されているだけに
正直 心配はありました。
でも 杞憂に終わりアニメ化は良かったです。

やっぱりネックだったのは音楽面かな。
OPにしろEDにしろ
楽曲そのものは悪くないのだけれど
「作品に合っているか?」と問われたら
残念ながら首を縦に振る事は難しくて
一度観たら後はスキップしてしまっていたよ。

改めて音楽の重要性を知れたので
結果 良しと落ち着きましたが
音楽面だけは本当に惜しい。

反対に意外とハマっていたのが
ミギー役 平野 綾さんの演技だね。
作品の外で色々と話題に挙がる事の多かった方だけれど
実力を感じさせてくれましたね。

ちなみにミギーの1番好きな台詞は
新一が水で手を洗う際に発する「シンイチつめたい」です(笑)


最後になりますが
他の生物が死を迎えた時に悲しむのは
人間がそれだけひまな動物だとミギーは言います。

そして それこそが人間の最大の取り柄であり
心に余裕のある生物は素晴らしいと。

こういった台詞がよく思いつくものだなって
本当に驚くばかりです。

あれこれ考えさせられ
これからも語り継がれるであろう
漫画史における色褪せる事ない名作の一つですね。

満足度 ★★★★★★★★☆☆ (8)

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 361
サンキュー:

47

ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメで見れる日が来るとは

■視聴前 2014.08.03
何度も読んでる思いれ深い作品
故に映画もアニメも楽しみ

どーでも良い事書いてますお気になさらず。

■1話視聴 2014.10.09
×気になる点
・ミギー(平野 綾さん)
・幼馴染
・メガネ
・ジブリっぽい絵

○良い点
・村野(花澤 香菜さん)
・田宮(田中 敦子さん)

ミギーの声にどれぐらいで慣れるか
どんなにめちゃくちゃになろうとも見るけどね(^◇^)
表面のグロが目立ちますが、ほんとに素晴らしいのは深いテーマです。
(自然賛歌・環境問題・種の生き方・友情・愛)

■2話目
作品の重みをなくす、このポップな曲はなんだw

作中、名言が沢山あります。
『シンイチ・・・「悪魔」というのを本で調べたが・・・一番それに近い生物は、やはり人間だと思うぞ。人間はあらゆる種類の生物を殺し食っているが私の「仲間」達が食うのは ほんの1~2種類だ。質素なものさ』
次回あちゃん出てくる、楽しみだな~きっと声合うぞ♪

■3話目
声も合ってるし、面白くなってキターーー(゜∀゜)ーーーー!!!!!
早く全話見たいな、毎週楽しみです♪

■4話目
音楽:シリアスな展開に合ってる
無音も良い

作画:人間には見えないって設定通りスピード感ありgood
田宮 良子の作画も安定してきてる。

声優:母親役の方演技は下手じゃないが、当て方がおぼつかない俳優かな?
田中 敦子さん、人間らしい話し方と感情の無い、無機質感使い分けが素晴らしい、流石ベテランです。
今原作を読むと脳内声優、ミギーの知的な男Voiceが
完全に平野さんに上書きされて再生されるな、実写の声は果たしてどうだろう?

~セリフ思考~
『わたしが人間の脳を奪ったとき、一つの命令がきたぞ……“この種を食い殺せ”だ!』

人間の命令は種の保存、子供を残す事だろうな
どんな生物にも当てはまる本能ではあるが、感情・知能がある生き物は少ないと思う
子供を産まなくても生きて行けるだろうが
DNAの命令として、罪悪感・寂しさ・不安って信号は脳に行くだろう
虫ならそんな感情は無く平静で居られるのかな。

■5話目
加奈出てくるんだ(^O^)
幼馴染が代用品かと思ったぜ
うっ~寄生獣おもしろいよ~~~
アニメーションは良いなぁ完結までアニメ化しておくれよ(;人;)
いよいよ次回、メガネ外れるかな~楽しみだよ~

■6話目
今回のあらすじ
一之組長への斬り込みを阻止する為、金筋、新一は病院を張り込む。
ミギーからカチコミの知らせを受け、前回の落とし前を付けに浜辺へ
そこに居たのは、なんと!のちにポン友になる男だった!!

このヤクザアニメ
毎週面白すぎて、完結まで待てん
次回、2人の声優が気になるぞ。

■7話目
俺たちゃー仲間ってわけだww(爆)
はははwwジョー、少年誌みたいだなウケルww
脳内ではガラガラ声想像してたので
これはこれで面白い♪

最後はヘタレからイケメンへ
完全に別人www

なんと次回は1時間SP
yahooooooooooo!!!祭りじゃ祭りじゃ↑↑

■ムービーコミック&実写予告を見て
ミギーの声がこれで3パターン楽しめる。

実写は感情的で理屈ポイ感じで鼻につく
ムービーコミックは、1話目余りしゃべらないのでなんとも・・・
演じるのが難しい役だよな、誰がやっても不満はでそうだが
アニメになれたせいか平野さんのミギー今じゃ好きです。

好きな方は、実写&ムービーコミックも見て如何でしょう?

■8話目
よせ!この前(戦闘力10)とは違う
私の戦闘力は53万です!!

■9話目
新一さん素敵❤
BGMも緊張感あって良いじゃない♫
石田さん(島田)グッジョブです!とミサカはミサカは賞賛を贈ります。
アニメ化とってもおもしろいです。

■10話目
これが100マイルだ!
人間と異なる知能有る生命体との考えの違い、実に面白い!
1話1話中毒性あるからすぐ終わちゃう
完結後まとめて視聴したいが我慢が出来ない。

ようつべに「BSマンガ夜話 寄生獣」って動画がありました
評論家?が分析してて結構おもしろかったですよ。

■11話目
降魔の儀に巻き込まれた加奈は使徒に襲われそうになる
そこへ髑髏の騎士から奪ったであろう愛馬で新一が登場!無事蝕を切り抜ける。
一方その頃
前回、一之組長暗殺に失敗した組員は新手の鉄砲玉差し向ける
カチコミに成功した若者は幹部の椅子を獲得するのであった。

■12話目
今回はお休み(´∩`。)グスン

■12話目
原作より可愛い加奈の最後
ひゃー切ない!
1話毎の引き込まれ方がハンパないぜ!
もう1クール終了

■13話目
今回はお休み(´∩`。)グスン

■13話目
また一週休むなんてヒドイじゃない、放置プレイなの!
また1時間スペシャルやってよね、お願いよ。
今回のお話は
新一さん街で喧嘩しちゃうの、授業もふけちゃうのよ。
もう~いつからこんな不良になちゃったのかしら、ぷんぷん。

■14話目
今回は繋ぎの為、展開は静か。
おっさんが頻繁に出てくるので絵図らが昭和のアニメの様だ(原作よりとも言えるw)

冷静でリアリティーのある会話
発想が凄いよなぁ

人間としての偽善と
パラサイトの核心を突く正論、探偵ぐぅの音もでないw

~セリフw~
・『自己犠牲が聞いて厭きれるぜ』
・『豚喰い』
・『占い師に対しての返し』
一言一言重く意味がある
バトルなど無くても会話だけで心が躍る。

■15話目
寄生、生物との戦いを覚悟する新一
混じってなかったらこの覚悟は出来ないよなぁ
浪川さんの三木、楽しかったです。

■16話目
後藤の脅威と田宮(田村)の今後
重要な展開への序章です。
全24話だと残り8話か、早いなぁもう終わってしまう。

~セリフ~
『人間は自分の頭以外に、もう一つの巨大な脳を持っている』
人間じゃないからこその視点、この表現面白い。

アニメ版の好きな曲、BEST3
1. 「IT'S THE RIGHT TIME」
2. 「THE TRUTH」
3. 「NEXT TO YOU」

■17話目
素晴らしいですね~田宮の立ち位置、感情が無い寄生生物が知識を得て人間を学び母性の感情まで芽生えさせる
この作品の重要キャラ愈々最後です。

■18話目
池田君!
えっ俺!?w
主題歌流すのは良いが、BGMだけにしろよーーセリフに集中出来ねーじゃねーか、名場面なのによぉ
新一の涙と同じく涙、ある意味ここがクライマックスと言ってもいい、とても心に響くシーンでした。

■19話目
浦上に見られた際バレなかったのはミギーが寝てた為?
2度目はミギー起きていたが目が合ってなかったから?
バレてたらどうなっていただろう

■20話目
種の存続を賭けた戦いが始まる
次回、広川市長の演説に期待♪
清き一票を( ・∀・)ノ

■21話目
後藤との戦いを前に、生きる決意を固める新一

■22話目
新一、ミギー、お婆さんの熱演が素晴らしい
蚊を捕まえるとこはカットw
次回:後藤との最終バトル、最終回に浦上でENDだろうな

■23話目
~セリフ~
『か弱い仲間の一人だが無敵だ』その意味が解りますね

■24話目【完結】
~セリフ~
『心に余裕(ヒマ)がある生物 なんとすばらしい!』
う~~ん♪名言❤

素晴らしい原作をアニメ化してくれてありがとうございました、とても美味しく頂きました。
わたくし、心が震える
重く・深い・重厚なシナリオがもっと食べたいです。

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 880
サンキュー:

52

ネタバレ

かたせ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

単純な寄生生物と人間の戦いかと思いきや

メッセージ性のある作品だと感じました

終盤に差し掛かるとその傾向は強くなり、楽しめました

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 250
サンキュー:

3

ネタバレ

arca さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

安定しておもしろかった

【感想】
安定しておもしろかった

---------------------------------
【22話】
{netabare}
後藤をたおした。
{/netabare}

【21話】
{netabare}
市長人間だった。

後藤つよすぎんよw

新一は生きたいと思うようになる
{/netabare}

【20話】
{netabare}
vs市長

うらがみが怯える謎の男は何者だ?

{/netabare}


【18話】
{netabare}
田宮が死んだ。
いい女だった…

新一がパラサイトなことがばれそう
{/netabare}


【16話】
{netabare}
音響www

来週田宮vs3人

刑事は死にそうw
{/netabare}


【15話】
{netabare}
新一が組織に狙われている
1人に3匹を宿した奴との戦い。
{/netabare}

【14話】
{netabare}
新一が人間らしくなくなっている
{/netabare}

【12話】
{netabare}
かなが死んだ(´・ω・`)
{/netabare}


【11話】
{netabare}
新一は特殊だから髪の毛抜かれても大丈夫なのか?

政治家が寄生獣で、そいつらがいる町で女と会う
{/netabare}

【10話】
{netabare}
学校での戦い終了
政府は寄生獣の見分け方を周知させる
新一は村野と仲直り
{/netabare}

【8&9話】
{netabare}
ちょっと失速。
新一が人間らしさを失って辛い。
{/netabare}

【6&7話】
{netabare}
新一の母親とのバトルが終了。
展開があつかった!

そして、新一がかっこよくなった!
{/netabare}

【5話】
{netabare}
新一の母親が寄生獣に殺されました。
{/netabare}

【3話】
{netabare}
次回新一とAの戦い。
{/netabare}

【1話】
{netabare}
新一はミギーと共同生活を送ることに。
{/netabare}

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 247
サンキュー:

1

ネタバレ

Tomo-Q さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最高やん!

シンイチつめたいの名セリフ?が聞けたときは、きたこれーーっと
さけばずにはいられなかったよ・・・

覚醒したシンイチ、めっちゃかっこよくなったなぁ

あと、不良のカナちゃん、原作より、かわいいw

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 212
サンキュー:

7

ネタバレ

フローズン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いいアニメ

・原作は数年前にネットカフェで一気読みしたきりで、ほぼ忘れかけていた
・結構面白かった記憶があったので視聴開始

・なんというか、普通に面白かったです
・原作が20年前の作品ということで、今の時代に合わせて色々工夫して改変がしてあります。当然っちゃ当然ですね
・ああこんな敵キャラいたなあとか、死んだ犬を捨てるくだりあったなあとか懐かしんで見れた

・全体で一番好きなのは、田村玲子が自分の赤ちゃんを育てながら人間を勉強していく辺りです
・合理的な思考しか出来ない母が不確定要素だらけの我が子に疑問に感じながらも理解しようと努力している様が冷酷で酷いようにも見えるし微笑ましくも見えてすごく興味を惹かれた
・芽生えつつある自分の母性に気づきつつ、同じ直線上で、時には泣き止ませる為に「黙れよ」と聞かせる。面白い

・原作の大ファンの方でここが違う、あそこはもっとこういう風に。
 みたいな意見を見かけますが私はそこまで読み込んでいなかったので大して気にならずに楽しめた(笑)
・少し不満点があるとするなら悪夢のような乾いたいや~な雰囲気をもっと感じたかった。「悪夢だな・・」と感じるグロテスクな瞬間もアニメーションではやはり表現しがたいか。こればっかりは仕方ない事も分かってるんですけどね。暗すぎてよくわかんねって場面多い

・全体として凄く見やすいし、敷居も低いし、いいアニメだと思いました

・OP、ED曲は個人的にはイマイチ微妙
・声優陣はすげー上手かったと思います。特に主役2名、島崎さんと平野さん。

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 274
サンキュー:

17

ネタバレ

クールジャパン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素晴らしい原作を今風にうまくアレンジ。質感も尻上りで傑作レベルに!

元々原作の大ファンでした。

今までに多くの漫画がアニメ化されてきましたが、なかなか作品の良さを表現できているものは少ないように思っています。

今回も期待したいものの、後で落胆することにならなければいいと不安の方が大きい気持ちでした。

2話視聴しましたが、今のところ可もなく不可もなくといったスタートと感じています。

これからいよいよ寄生獣同士のバトルシーンや、多くのキャラを交えた深みのあるストーリー展開が始まるはずです。

期待感が高まってきましたがさあどうなるか・・・

(3話視聴)
いよいよキーキャラの一人田宮良子が出てきました。

もっと大人の魅力的女性って印象だったのが、なんか残念な画に感じてます。(減点要素)

それからAとの本格的なバトルが始まりますが、最近の規制画面でおかしくなっちゃわないことを祈ってます。

(4話視聴)
今のところ原作を踏襲した展開で安心しています。

ただやっぱり田宮良子の画が気に入らない・・・

さあ、今後はどんどん激しい展開になっていくはずですが、期待感が高まっています。

(5話視聴)
さあ、加奈ちゃんが出てきました。が、原作よりもずっと可愛く描かれてます。(田宮良子とえらい違い・・・)

で、新一の家庭に災厄が訪れました。

最後の場面では、新一が胸を貫かれてしまいました。

いよいよミギーとの合体?で大復活となるはずです、待ってました~本編始まるよ~

(6話視聴)
大好きだった母親を亡くし、しかもその母親の姿をしたパラサイトに殺されてしまった新一。

ミギーの必死の対処により、スーパー新一として奇跡の復活をしました。

いよいよ本当の非日常が始まります。

父との面会後、母を乗っ取ったパラサイトが父を狙ってくる可能性により、病院のそばの民宿で襲撃に備えています。

驚異的な身体能力、パラサイトの出現、盛り上がってきましたよ~

(7話視聴)
新一とミギーと同じような状態の宇田との出会いと共闘。

そして、母を殺してその体を乗っ取った寄生獣との戦いと決着。

どんどん動いてきました。

いよいよ新一が完全進化して、次なる展開に!加奈ちゃん楽しみ・・・

(8.9話視聴)
新一が学校に戻ってきましたが、自覚をどれくらいしているかわからないものの、身体能力の飛躍的上昇と感じ方考え方が大きく変化していることが描かれていました。

村野との関係が一気に微妙になり、一方加奈が接近してきました。

不良連中に対して、新一単独で軽く対処できてしまうところはちょっとスカッとしました。

さてさて、新たな敵(島田)の出現です。

田宮良子のパラサイト全体についての行く末を考えた動きがあったり、田宮良子の意向で新一の動向を探りに島田が学校にやってきました。

人間と同じものを食べていると嘘を言いつつ、普通に人食いを続けていましたが、島田に興味を持ったクラスメイトに作り物の顔がばれてしまいました。

知らぬが仏、美術室に島田を呼んで諭すようなことを試みましたが、全く逆効果になっています。

さあ、新一どうする!さあ、次の展開はどうなる?

(10話視聴)
島田編でしたが、ほぼ原作を踏襲していてよかったです。

関係が微妙になっていた村野を、新一が命を救ったことで一気に仲直りできてよかった感じ。(高所からの飛び降りなど何となく気になってるけど)

いよいよ人間側も対策を打ち始めてきましたが、まだまだ相手のことがほとんど分かっていなくて苦慮しています。

島田の暴走では、生徒以外に駆け付けた警官にも大勢の犠牲者が出ています。

新一がミギーに人間側への協力を頼む場面がありましたが拒否されました。

パラサイト側のミギーからすると、自分の安全にもかかわることで、安易に迎合するような軽い作品でないところが好感できます。

次の展開が待てません。

(11話視聴)
加奈ちゃんの中で新一の存在が大きくなってきました、が、パラサイトを感知する力が非常に危うい感じです。

新一は村野との関係が一気に改善したようですが、加奈の能力も気になって困っています。

更に、パラサイト側の動きも新た段階に入ったようで、選挙にもかかわって人間社会の中での居場所を作ろうとしているようです。加奈の家のそばで・・・

(12話視聴)
この時がやってきてしまいました。

加奈のパラサイト探知力や発信力が強まって、新一への想いが最悪の結果をもたらしました。

加奈の危機に新一はギリギリ間に合わず、加奈は新一の目の前で殺されてしまいました。(この作品最高のキャラが逝ってしまった。)

激昂した新一は、またも人間離れした攻撃でパラサイトを粉砕しました。

さて、加奈の葬式にパラサイト対策の刑事が来ていましたが、今後人間対パラサイトが展開されていくはずです。(あの最強の・・・なども登場)

あ~悲しい、あ~れっ!もう1クール終わってるよ(驚)

(13話視聴)
加奈死後の場面、新一の動向や取り巻きの様子も気になりますが、田宮良子の周辺の動きや市長サイドの動きが気になります。

後半の山場に向かって、それから最後の締めに向かって、期待してます。

(14話視聴)
今後の新一にとって非常に重要な場面へ移っていきますが、その関係者である元田宮と探偵とのかかわりの回でした。

探偵が、非日常にかかわってどう動くか、元田宮が新一と直接面と向かい自分の子供のことや、新一の母親のことを話したところも見逃せないし、最後に占いのおばあさんとのやり取りがありましたが、これまた超重要なものでした。

次回が待ちきれません。

(15話視聴)
山場に入ってきました。

市長を含むパラサイトグループは、新一が敵対する存在として排除の対象となりました。

刺客として三木がやってきましたが、3体が同じ体に宿っている強敵です。

パラサイトグループにも意見を異にする者が現れ、元田宮の今後、新一と三木とのバトル、そのほか諸々ともう目が離せません。

(16話視聴)
新一ミギー組と三木との対決は新一側の勝利~かと思ったら、後藤にチェンジしてあっというまに大ピンチ!かろうじて逃げたものの今後どう戦う?

また、元田宮が雇っていた探偵を他のパラサイトが排除に動きました。たまたま探偵は難を逃れたものの、最愛の妻子を殺され、腹をくくったようです。パラサイト対策チームと接触し、復讐に向けて動き出しました。

また、元田宮と考えを異にする3体のパラサイトが、元田宮排除に動き、ここも激戦の予感です。

パラサイト対策チームの状況や探偵の今後は?

来週の展開はいかに・・・

(17話視聴)
もう最高潮状態です。

元田宮と草野たちのバトル、倉森さんの復讐の動き、平間さん達の活躍、新一と元田宮とのやりとり、などなどアドレナリン出っぱなし!

今更ながら、新一の半パラサイト化に対し、元田宮の半人間化という対比もあったと感じました。

来週はまたまた悲しい場面が予想されますが・・・待ちきれません。

(18話視聴)
今後最後まで山場の連続展開に入ってくるはずです。

元田宮、いや田村玲子が様々な考察や実験、子供を産んだことなどなどによりパラサイトとしては変化をきたしたようです。人間に近付いたかのように。そして、子供を唯一信頼?のおける新一に託して自殺の様に死んでしまいました。

赤ん坊を、沢山の銃弾が撃ち込まれる中、新一の心へ訴えかけるため母親の姿になったところには、なぜか泣きそうになりました。

一方新一も、最愛の母を殺され、母の姿のパラサイトに殺され、心が死んでいた感がありましたが、元の世界に戻れたようです。

最後に、この作品最悪の存在が出てきましたが、これからの展開の中でどう動くのか、作品全体を考える上で大変重要です。(来週はよ!)

(19話視聴)
今回は、次回の大決戦への地ならし的な感じでした。

新一は、学校に戻ってきて、元の世界に帰ってきた観がありましたが、まわりが放っておいてくれません。

いよいよ市長の前川一派へ、警察の総攻撃が始まります。あの最悪の男も加わって。

で、警官隊の総攻撃はどうなる、前川は、新一は、忘れてはいけない後島は、そして最悪男は、・・・

(20話視聴)
この前始まったと思っていたのにもう20話だって・・・

市庁舎を舞台にした人間とパラサイトの戦争です。

パラサイトを殺すためなら何でもありって感じで、正に非現実が展開され、一般市民にも犠牲が多く出ています。

パラサイト側?の広川市長のもとにいた沢山のパラサイトがどんどん倒されてますが、後藤の存在が不気味です。

決着はどうなるのか、浦上は?平間さんは?新一ミギー組は?村野との関係は?後藤はどうなる?まだまだ観どころは続きます!

(21話視聴)
市庁舎での戦闘は決着しました。後藤を除くパラサイトの死亡、多くの市民の犠牲、後藤の勝利と逃亡、浦上の当然の裏切り、などなど。

新一は、後藤に再度戦いを予告され大ショック状態で、死を感じています。

そうした中、新一を支えてくれている村野に会い、お互いの存在を確かめ合い、生への強い想いを取り戻しました。

残り話数はわずかとなりましたが、どうまとめるのか、まだ山場は続きます。

(23話視聴)
いよいよ大詰めです。

後藤との決着をつけに山に入って行きましたが、ほぼ原作どおりに展開しました。

現代の日本では、若干公害かよってな感覚はありますが、世界を見渡せばはるかに大きな問題として存在しているものです。(もちろん日本でもまだまだ大きな問題ですが・・・)

で、ミギーも戻ってきてさあラストが迫ってきました。

原作では最後のあの場面!素晴らしい夢を観て目が覚めたあとのような感覚(泣けるほど良かったと思う反面、凄く寂しい、名残惜しい感覚)が想像されます。

いや~、制作スタッフはよくやってくれました。素晴らしい原作を、今風に本当にうまくアレンジしてくれたと思っています。
(田村玲子の画と音楽はいただけませんが)

(24話視聴)
終わってしまいました。

アニメ化の話を聞いた時には、原作の改変を危惧しましたが、杞憂に終わって感じです。

若干人物の画に不満はありましたが、変なアレンジもなく傑作と言っていいと思います。

海外の反応も極めて高いもののようです。
(相当深い考察が行われていて驚きました。)

若干振り返ると、パラサイトの動きが薄れ、世の中はほぼ平和に戻ったようでしたが、あの最悪の浦上の登場です。

村野を人質に、新一に詰め寄る場面があり、原作で結末は知っていたもののドキドキしました。

浦上、村野、新一の言葉のやり取りや、新一とミギーの言葉のやり取りで、過去の伏線や、この作品の言いたいことが回収された感がありました。

原作は、日本漫画の大傑作でしたが、今回のアニメ版も十分楽しめてよくまとめた傑作でした。

スタッフの皆様方、ありがとうございました。

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 368
サンキュー:

27

ネタバレ

愛実 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最後まで目が離せない。

話は面白い!面白いからこそ
気になるのかもだけど音楽と最後の
引きの雑さがちょっとね...
音楽自体悪くはないし、いい曲もある。
でも緊迫感あるシーンでボイパ?ききまくった
曲が流れてたり、敵から逃げてるときに
軽やかな感じの曲が流れたときは
吹きそうになった。
音楽も使い回しはもちろん
いいのだけれどその流すタイミングが
可笑しい時あるし毎回毎回困ったらこの音楽...
って感じで、なんかなぁ...って感じでした。

そして最終話。
考えさせられる話がいっぱいあったけど
それを主人公なりに結論つけた感じ
うまくまとまってて満足。
寄生獣は多少何か失敗しても
補えるくらいの物語だと思う。
そして、ミギー。最後の最後まで
ありがとう。MVPはミギーです。

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 183
サンキュー:

7

ネタバレ

リタイア13号 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

最終回でいきなり作品の雰囲気が変わり、無理やり終わった感あり。

ミギーが好きだった。

シンイチの彼女(?)うざかった。
シンイチの途中での大変身、意味不明。

あれだけ賢いタムラレイコがあっけなく銃殺されて死ぬのもわからないし、
赤ちゃんがどうなったのかも不明。

モヤモヤした終わり方。

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 224
サンキュー:

3

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寄生獣 セイの格率のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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寄生獣 セイの格率のストーリー・あらすじ

ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。その生物は鼻腔や耳介から人間の頭に侵入し、脳に寄生して全身を支配し、他の人間を捕食するという性質を持っていた。寄生後も見た目は人間そっくりに擬態する、彼ら「パラサイト」は、高い学習能力から急速に知識や言葉を獲得し、人間社会に紛れ込んでいった。
平凡な高校生である泉新一は、一匹のパラサイトの襲撃を受ける。間一髪で脳の乗っ取りは免れたものの、パラサイトは新一の右腕に寄生、同化してしまう。右手にちなんで「ミギー」と自ら名乗るパラサイトと人間の奇妙な共生生活の幕開けである。(TVアニメ動画『寄生獣 セイの格率』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年秋アニメ
制作会社
マッドハウス
主題歌
≪OP≫Fear, and Loathing in Las Vegas『Let Me Hear』≪ED≫三浦大知『IT'S THE RIGHT TIME』

声優・キャラクター

平野綾、島﨑信長、花澤香菜、沢城みゆき、安野希世乃、前田玲奈、田中敦子、吉野裕行、KENN、芹澤優、鈴木琢磨、村瀬歩、石田彰、水島裕、二又一成、井上和彦、青柳尊哉、浪川大輔

スタッフ

原作:岩明均(講談社『アフタヌーン』)、 監督:清水健一、シリーズ構成:米村正二、キャラクターデザイン:平松禎史、総作画監督:小丸敏之、美術監督:赤井文尚、色彩設計:橋本賢、撮影監督:伏原あかね、CG監督:福士直也、編集:木村佳史子、音楽:Ken Arai、音響監督:山田知明

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