当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「暗殺教室(TVアニメ動画)」

総合得点
75.7
感想・評価
1154
棚に入れた
7062
ランキング
766
★★★★☆ 3.7 (1154)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.5
キャラ
3.8

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

暗殺教室の感想・評価はどうでしたか?

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

かなりの良作

1期・2期を合わせてレビューします。ついでにスピンオフの課外授業編・殺せんせーQ・実写版2作も視聴済みです。
長い漫画やアニメの歴史の中、全てのアイディアは出尽くして、新作は何らかの過去の作品の組み合わせに過ぎないと思っていました。ですが、地球を滅ぼす能力を持つ超生物がいて、それを殺そうとするのは中学生で、しかもその超生物自身が中学生を教育するという、まったく新しいプロットが新鮮に感じました。
超生物が円盤生物ノーバみたいな外観かつふざけた笑い方で、一見コメディタッチなんですが(実際笑わせるシーンも多い)、締めるところはしっかりシリアスで締めて心を揺さぶってくれます。
1年間というスパンできっちりストーリーが纏められ、ダレることもなく、笑わせ考えさせ泣かせてくれる。とてもいい作品だったと思います。
一番評価できるのは、ネタバレになりますが、キッチリ主人公たちが殺せんせーにとどめを刺すところ。終盤殺せんせーを助けようという日和った展開になってちょっと心配だったんですが、しっかり本懐を遂げてきちんとストーリーを閉じてくれました。それを倫理的に可能にした「殺せんせーの正体は非情な殺し屋」という設定が上手いと思います。
難点を言えば、主人公周りのキャラは魅力的なんですが、キャラが多い分出番が少ない半死キャラがポツポツいます。あと5~6人はキャラを減らしてもよかったような。触手少年もその後活躍の場がなかったですね~。
あと1期のOPで、前期も後期もクラス全員が楽しそうに踊ってるのが、陰キャの私としては見るのがキツかったです。
「課外授業編」は、本編で今一つキャラが立っていなかったメガネ君が主人公で、こういう出番が少ないキャラにスポットを当てるのはいいですね。バレンタインの話も楽しかったです。
Qは暗殺教室のキャラを使ったコメディー作品。最初はバカバカしいと思ったんですが、キャラが立っているんで観ているうちに楽しくなります。
実写版は、悪くはないけど本編の縮小再生産という感じ。まあ尺が都合4時間なので仕方がないですね。

投稿 : 2024/03/12
閲覧 : 23
サンキュー:

2

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

個人的評価 神アニメ

ストーリー 20点 学園アニメとしてでもなく、教育アニメとしても素晴らしい出来。ギャグも面白いし、シリアスも泣けるのがあり最高。
作画 20点 作画はジャンプの中でトップクラス
声優 20点 豪華で熱演が光っている
設定 20点 ぶっ飛んでて面白い
音楽 20点 青春サツバツ論は今でも聞くくらい好きな曲
総得点 100点
自分はこの作品のファンで今でも1番好きな作品。音楽、内容、キャラ、設定、声優、あらゆる面で優秀な作品。

投稿 : 2023/08/04
閲覧 : 142
サンキュー:

2

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

思っていたより内容はしっかりしていた!

黄色いにょろにょろ丸頭。実写化もされているし、とにかくこの印象は強いですよね。実写版も観てなくて内容もほぼ知らず観たのですが、視聴前に思っていた「なんかヘンテコなコメディ物かな?」という印象とは全く違いました。もちろんドタバタなコメディ感もありますが、ぶっ飛んだ設定の裏にしっかりとした物語があったし、何より先生と生徒のいびつな関係の中に、成長や葛藤や思いやり(時に驚きの事実)などがあってとても良かったです。生徒の中には中心的なキャラもいますが、ほとんどの生徒に物語や見せ場もあるところも良かったかな。
暗殺教室と言えどしっかり教育。先生の言葉はとても胸に刺さります。作画も声優さんも問題ないし音楽(特に2期のED)も良かったです。2期も合わせると全47話と長く楽したっす!

投稿 : 2023/06/05
閲覧 : 77
サンキュー:

4

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作品の根幹テーマ「教育」は絶対にブレない姿勢は賞賛モノ →「作品作りの教科書」的存在

【レビューNo.56】(初回登録:2023/5/6)
コミック原作で2015年作品。全22話。
元々娘に教えてもらってリアタイで視聴してたのですが、今回GWにABEMAで一気見放送
されていたので、それを観て改めて「いい作品だなあ」と思ったので。
以前「月刊少女野崎くん」→「『ラブコメの教科書』的存在」と評価しましたが、
それなら本作は「『作品作りの教科書』的存在」といえるのでは。

(ストーリー)
ある日何者かによって月が破壊され、三日月の形になる現象が発生。その犯人は黄色でタコ
のような出で立ちながらも、マッハ20で飛行する等恐るべき能力を備えた謎の超生物だった。
その超生物は
・来年3月までに自分を殺さないと地球を破壊すると政府に宣言
・それまでの期間は名門・椚ヶ丘中学校・3年E組の担任を希望
してきたのだった。政府は要求を受け入れた上で、3年E組の生徒たちに「報酬100億」で、
「超生物の暗殺」を依頼するのだった。
実は3年E組は名門・椚ヶ丘中学校の落ちこぼれが集められたクラス。そんな逆境から抜け
出すために生徒たちの「超生物」→「殺せんせー」の授業を受け勉学に励みつつ、隙を狙
い暗殺を試みるという日々が始まるのだった。

(評 価)
・作品の構造・設計図がしっかりしている。
 2回観ると改めて、プロットよりも前段の部分、「どういう作品にしたいか」という設計
 図がしっかりしているなあっと。あくまでも私の感覚になるが
 ・「コメディ」という土台を定め、そこに「教育」という大木を根付かせ、「暗殺」とい
  う枝葉をつけていく・・・みたいなw
  → なのでやりたいことはあくまで「コメディタッチの教育モノ」であり、「暗殺」は
    それを面白くする舞台装置という図式かな。
  → 「中学生が人(?)を殺す技術の訓練をしている」という、通常なら異常な光景なの
    のだが、上述設計図に沿って描かれているので、嫌悪感なく受け入れやすい配慮が
    なされている。
 ・生徒(キャラ)は通常のクラス同様平等に扱う
  尺の都合上、多くスポットの当たる生徒とそうでない生徒は出てしまうが、そんな生徒
  も決してモブ扱いしない。
  30名弱の生徒がいるが、一人一人にちゃんとキャラ付けがされており、原作者や制作陣
  のキャラへの愛情が伝わってくるような描き方がされている。
  これって何気に凄いことだと思います。そんなキャラに視聴者が愛着を覚えないわけが
  ない!(キャラを一人の人間として扱い、リアリティあるクラスが存在してるかのよう)
 ・なので観ていて
  ・作品にしっかりとしたテーマ性を感じる。
  ・無駄だと感じる要素が少なく、スッキリとした作品に仕上がっている。
  ・設定・キャラ付けがしっかりしているから、それを活かしたストーリー展開に不自然
   さを感じない。

・作品の根幹は「『教育』~人を導き成長を促す」
 上述事項の補足になるが、この部分はホントブレずにしっかり描かれているなっと
 {netabare}・「暗殺」で道から外れそうになったら、きちんと「教育」で軌道修正
 ・また新手の外国人暗殺者が派遣されるがこれを撃破、彼女を外国語教師として迎え入れ
  → このように「暗殺」→「教育」への流れが見事に描かれています。
 ・教育とは「人を導き成長を促す」
  ・今まで自信が持てず下を向いてばかりだった生徒たちが、自分の力を磨き自信を取り
   戻し前を向くようになる。そしてやる気や目標を口に出すようになる。
   そんな生徒たちの描写の変化により、教育とは何かをきちんと提示してくるのです。
   本作では教育者として殺せんせーたちが「人を導き成長を促す」過程が丁寧に描かれ
   ています。
 ・浅野学長との教育論の対比
  ・ゴールは同じなのにアプローチが正反対。この2人を通して正しい教育とは何かを問い
   かけてくるのです。
 ・そして迷い悩んでいるのは生徒だけじゃない。教師の迷い・悩みにも焦点を当てている。
  ・悩まない教師なんていない。でもそれを生徒に悟られないよう堂々と。 
   → だから「教師はカッコいい」のだと。
 ・期末試験編(シナリオ構成の緻密さ)
  ・中間試験で本校の妨害をうけ、結果が出せなかった分のリベンジを果たし、溜飲を下げ
   るのですが、普通ならこれでOKの場面です。でも本作は才能溢れる赤羽業の挫折をぶっ
   込んできます。こういうところがホントに緻密に考えられてるなっと。
  ・そしてそこから正しい方に導くのも「教育」なのです。本作の最後に失敗から学んで成
   長した業の姿を見せるのも上手い構成ですね。
 ・鷹岡との最終決戦(1期の総仕上げ)
  ・実はこのとき殺せんせーは特殊な状況下にあり、手助けができません。それでも今まで
   の学びを活かし教師から自立する機会だと捉え、背中を押してあげる。このような状況
   であっても「教育者」の姿勢を貫きます。
 「暗殺」というビジュアル映えする面白い展開を描きながらも、最後はきちんとテーマであ
 る「教育」に帰順してくる。このブレない姿勢はホント賞賛モノですね。{/netabare}

少し硬いレビューになりましたが、作品は「超生物」と「暗殺」という舞台装置を巧みに使いな
がら、ギャグ展開やアクション、クラスメイトの友情や教師と生徒たちの絆だったり、メインで
ある生徒たちの成長物語を、2クールでしっかり描いており本当に面白いです。

やはり設計図の部分できちんと汗をかいているから、[奇をてらっただけの浅い作品」に成り下が
らず、骨太のしっかりした作品に仕上がっているんだなと。そしてそこに私たちも心動かされ、 
「やっぱりプロのクリエイターは、私たち素人と違って凄い仕事をしてるんだなあ」
という制作陣や作品に対するリスペクトが生まれるんだと思うのですよ。
そういう意味でも本作は、「『作品作りの教科書』的存在」と評価できるのでは。

(しつこくてホント申し訳ないが)ここから某作品のディスりになりますwww
{netabare}幼女とヤクザ・殺し屋が家族ごっごをしているシーンを描いたから、
「これは異色の組み合わせの家族愛を描いた作品」
っていうはやはり違うんですよ。しっかりと作品の根幹に一貫性を持たせ、きちんとテーマにまで
昇華できているかどうか、このレベルにまで落とし込んでこそ、プロの仕事だろうっと。
(だからダブルスタンダードとか作品作りを舐めるな!手抜きせずちゃんと汗をかけよと)
なので某作品のスタッフは、本作を100回位観て反省していただきたいものです。{/netabare}

投稿 : 2023/05/07
閲覧 : 163
サンキュー:

7

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「学校は分断と差別の装置」という重いテーマだけど、面白いです。

 本作は少年マンガ的な荒唐無稽な設定ですが、その上に教育論・学校制度についての重いテーマが乗っかっていることにはすぐに気が付きます。設定と見た目で切るのは非常にもったいない作品です。

 スコアによって分断された、スケープゴートの対象クラスという設定。「バカとテストと召喚獣」「ようこそ実力主義…」「魔法科高校…」などでも採用されている設定です。程度はそれぞれですが、そこに生まれる階層主義と差別。現実の学校内でここまで露骨にやっている学校は少ないでしょうが、日本の学校の様子を見ると偏差値で区切られたヒエラルキーが見事に出来上がっています。

 生徒の可能性を信じて、努力、根性、個性を否定しない殺せんせいの教育に、ちょっと心が持っていかれます。そして何より、自分を殺せという共通目標を持たせることで、教室を一体化させてゆきます。

 そして、教師を殺す…教師の否定ですね。教師が何かを教えてくれるわけではないし、教師がいなくても学ぶことはできる。学校教育は学びの場であって知識や能力を与えることはできないと読むことができます。あるいは学ぶ気になるように導くことで、やっと教えることができる…でしょうか。

 映画「バトルロワイヤル」では、教師が「今日は皆さんにちょっと殺しあいをしてもらいます」でした。それが「この怪物(教師)を君たちに殺してほしい」ですから。つまり、スクールカースト的な同年代グループ内の階層分断から、もう学校制度そのものが差別分断の温床になっているということでしょう。つまり、気分は教師=学校制度をぶっ壊したい、です。
 この2作品の間にあるのが、「桐島、部活やめるってよ」です。この3作を並べると、ちょうど5年ごと学校を取り巻く、生徒の気分を感じることができます。

 当時の気分に乗っかって、先生殺しを落ちこぼれと言われたクラスが請け負う。これが面白くないわけはないです。先生が何者なのかという設定もかなり裏があるようです。先生の一つ一つのセリフを味わうだけでもなかなかのものです。

 エンタメとして、殺せんせいのキャラ、暗殺という目標、そして特殊な学校制度という舞台。作品の大きな設定が秀逸な上に、個々のキャラの深掘りを通じてのエピソードがなかなか面白いです。そして、ストーリーがダラダラ続く感じでもなく、何かに進んでいる感じがちゃんとあります。期限を切ったのもいいですね。

 作画も丁寧だし、とにかく殺せんせいのキャラのおかげで画面が面白いです。エンタメとして秀逸な上に、テーマの深掘りができます。年齢問わず楽しめるアニメだと思います。

 なお、原作既読です。前半も面白いですけど、後半の方が圧倒的にいい話なので、ちょっと1期は評価低めにしておきます。

投稿 : 2022/12/26
閲覧 : 136
サンキュー:

8

ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

暗殺というテーマがコミカルに描かれていて楽しい!

2回目の視聴です。
初めて観る前は"暗殺教室"というタイトルだけで
何となく観るのを避けていたような気がします。
だけどジャンプ作品と知ってからは
ジャンプ好きとして1度は観ておいた方がいいな
と思ったのをきっかけに、
結局夢中になって最後まで一気見していました。
まさかこんなに楽しい作品だったとはw

ある日突然、月を破壊した生物が
ENDのEクラスと呼ばれる生徒たちの担任となる。
その生徒たちが担任となった殺せんせーを
期限までに暗殺しなければ地球も破壊されるという
なんともブラックな話かと思いきや、、
殺せんせーや殺し屋たちと
殺しの授業を通して大切な事を学んでいく
ブラックでほんわかとした学園物語。

1期では夏休みの鷹岡事件までで終了し、
殺せんせーの正体やなぜ月を破壊し次は地球なのかなど
その辺はまだ明かされていない状態です。
2期はまだ観ていないので今後の展開が楽しみです!

投稿 : 2022/09/15
閲覧 : 160
サンキュー:

4

ネタバレ

O.Y さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「暗殺」から学ぶという斬新な発想に脱帽[80.3点]

▪️アニメ視聴データ
アニメNo.004 「暗殺教室(第1期)」[80.3点]
視聴期間 2016年8月24日〜31日(8日間)

▪️Introduction書いてみた
ある日突然、月が爆発して七割方蒸発した。その犯人と称し、しかも来年三月には地球をも爆破するという超生物がやってきたのは、何故か中学校の教室。椚ヶ丘中学校。この中学校にはエンドのE組というクラスがある。中学校自体は有名な中高一貫の進学校だ。しかし、学業不振や素行不良の生徒達は本校舎からかなり離れた山の中の教室に隔離され、まあいわゆる学校内で様々な差別待遇を受けることになる。そんなエンドのE組と月を破壊した地球外生物が送る破天荒な学園生活…。

▪️タイトルから見る気は起きなかった
まあ導入は上のような感じでしょうか。タイトルが衝撃でしたし、自分は「暗殺」というか、あんまり人が死ぬ事には嫌なイメージしかありませんので、「暗殺」というワードがあった時点で切りでした。

▪️この作品を見たきっかけ
そんな自分がなぜこの作品を観たかというと、実写映画がきっかけです。家でロードショーでたまたまやってたので食事ついでに見てましたが、なかなか面白かったです。正直実写映画→アニメは初めてだったのですが、まあアニメでより面白く感じる可能性の方が今考えれば当然高いと思います。そんなこともあり、あまり実写肯定派ではありませんが、このケースに限って言えば実写映画のおかげな気もしますね…。

▪️物語の大まかな展開
上の導入からも分かるように、このE組というクラスの物語中での目的は、この地球外生物を「暗殺」すること。その設定からタイトル名になったのでしょう。いや斬新ですねー。これまでで全く見ない設定なので新鮮な感じで視聴させていただきました。

クラス中のメンバーの提案によりこの生物は「殺せんせー」という名前がつきました。まあもちろん月を破壊できるほどですから、当然簡単には「殺せない」でしょう。そのような意味を取って「殺せない先生」→「殺せんせー」になったようです。

エンドのE組は上のような学校内での待遇もあったためクラス内の雰囲気は最悪でした。ただこの暗殺教室を通してE組の生徒達が成長していく姿、是非観てない方は見て欲しいと思います。以下内容含んだ評価になってます。

▪️5項目評価 ※少々ネタバレ含む
{netabare}
・物語[78.0]
生徒達が前向きになり出してから面白かったですね。設定自体が独特だったので展開は読めませんでした。楽しく視聴できましたね。
・作画[82.0]
終始安定してましたね。普通に心配するところはなかった気がします。
・声優[80.0]
殺せんせーの声はなんか安心しますね。福山さんの演技よかったです。あとは業の岡本さんも良かったですね。配役は良かったのではないかと。
・音楽[73.0]
OPに関しては前半はなんとも癖になりそうなリズム感、後半はアップテンポで元気になれるような曲でしたね。
・キャラ[89.0]
こういう1つのクラス丸ごとを描くアニメって意外と少ないですよね。やっぱり全キャラを活かすのが難しいだからだと思います。ただこのアニメに関しては偏りは若干あるものの出来るだけ全てのキャラを活かそうとする姿勢が見られました。
・総合得点[80.2点]
どうやら2期がクライマックスに向けて本番の作品のようです。1期の評価はこれくらいでしょうね。
{/netabare}

投稿 : 2022/07/18
閲覧 : 277
サンキュー:

4

ネタバレ

animeneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

週刊少年ジャンプに連載中の人気マンガ

週刊少年ジャンプに連載中の人気マンガのアニメ化。全22話。

原作 松井優征
監督 岸誠二
シリーズ構成 上江洲誠

またもや、監督岸誠二にシリーズ構成上江洲誠のコンビ。この二人は良くも悪くも原作通りにアニメ化するので、今回も原作に忠実にアニメ化をするだろうと予測できる。

第一話。ほぼ原作通りか。
殺先生が3年E組にやってきた経緯と、殺先生の超能力と設定の説明回。
殺先生があまりに超スピードで動くので殺そうとしても殺せない。しかし、あと一年で地球をぶっ飛ばしてしまうと予告されているので、E組のメンバーは必死で先生を殺さないといけない。
しかし、なぜか先生は教育熱心で、みんなにやさしい。なぜ?どんなウラがあるのか?

このマンガ、殺す殺すというわりには原作では1人も死んでないような気がする。実際、クラスのメンバーも暗殺者としての教育や訓練受けるけど、殺さないんだよね。だから「殺す」は言葉だけのお話。殺先生も、殺人シーンはない。なので、暗殺者を養成する教育マンガみたいな雰囲気だね。

「殺す」といいながらも、人を助けたり、教育を語ったりする、なんともチグハグというか変なアニメになるだろうけど、どうなるんだろうね。

第三話
{netabare}
放送ジシュクになってしまいました。残念 
>フジテレビにて本日(1月23日(金)25時20分から)放送予定の第3話につきましては、情勢に配慮し放送を見送らせて頂くことになりました。

{/netabare}

投稿 : 2021/12/02
閲覧 : 317
サンキュー:

10

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

松井優征さんの代表作

「暗殺教室」とは、触手の生えた謎の黄色い生命体と、政府から殺せんせーの暗殺を依頼された椚ヶ丘中学校・3年E組の攻防戦と交流、生徒たちの成長を描いたサスペンス学園コメディです。(あらすじ)

かなり知名度の高い作品ではありましたが、中々試聴する機会がなく今更ながらの視聴になりました。

この作品自体の設定が他にはないので、まずそこがこの作品の惹かれるポイントであり、評価するところでもあると思います。

殺す側と殺される側という立場でありながらも、先生として生徒達の成長していく姿をギャグを交えつつ、見られた所が面白いなと感じました。

あとは、福山潤さんはvivyの時も思いましたが、人間以外のキャラ役の時の方がかなりハマってるなと思います。

自分自身、見入る作品は本当に面白いと思うときだけなので、その点から言ってもこの作品は知名度に劣ることなく面白く、良い作品だったと思います。

引き続き2期も継続試聴します。

投稿 : 2021/08/13
閲覧 : 220
ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

超変わった先生と落ちこぼれ生徒たちのおはなし

あらすじはあにこれのを見てね☆

。。って書いたけど
あらすじ読んで思ったのとぜんぜんちがくて
先生と生徒たちのほのぼのギャグみたい^^


設定はちょっとムリヤリっぽいけどコメディだからそんなに変じゃないし
感動するところもいっぱいあってよかった☆



1話目
{netabare}
月をかんたんに壊したくらいの力を持った
タコ型の怪人がいて
こんどは1年後に地球だって。。

その怪人が
椚ヶ丘中学3年E組の担任になってころせんせーって呼ばれるの
(ある人からたのまれたみたい)

このままだと地球がなくなっちゃうし
生徒たちはその先生(ころせんせい)を殺したら
100億円出すって政府から言われるの

そんな変わったおはなしw


今週は
いじめっ子たち(?)と渚クンのおはなしみたいだった

殺せんせーは
生徒が悪いことしたらきびしいけど
どんなに殺そうってしても
生徒にはとってもやさしいの

見てたら
この先生が地球を壊すなんてウソ!って思っちゃった

いいおはなしになるのかも。。
{/netabare}

2話目
{netabare}
Eクラス(一番成績が悪い)だから
部活もさせてもらえない男子と先生のおはなし


学校はひどいけど
ころ先生は
まじめにみんなのこと考えてくれてるみたい

ばらかもんみたいな
大人と子どもたちがいっしょになってあそんだり。。
みたいな
ちょっといいおはなしもあるけど

説明みたいなとこ多めで
にゃんは
ギャグもあんまり笑えなかったりするから
えっ!?って思うところとかないとあきちゃうかも。。
{/netabare}

6話目
{netabare}
ほかの生徒の見せしめにするのに
E組を残しておきたい学園理事長にキレて殺せんせーは
中間テストで
E組全員が50位以内に入らないと先生やめちゃうって。。

みんなは殺せんせーの授業で学力UPしてたから
超難しいって思った問題でもとけるようになったのに
理事長が急に問題範囲をひろげて
ほかのクラスには自分で特別授業したりするから。。

ஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღஐღ

殺せんせーって
超高速移動でクラス全員分分身できるなんてすごい!

殺せんせーはがんばってたけど
あんな約束しちゃってどうなるのかなって思ってたら
普通に先生続けちゃうんだ。。
みんなのためにはよかったけど
おはなしはちょっとがっかりかも

だって
こんなにかんたんに約束やぶるんだったら

自分を殺せなかったら地球をこわすってゆう約束だって
みんなが好きになったからとか
みんながんばったからとか言ってやめちゃいそう。。

みんなががんばったから
理事長の気もちが変わってテストやり直したとか

今回だけ特別に約束やぶってもよかった。。みたいな
おはなしとかだったらよかったかも?
{/netabare}

13話目
{netabare}
烏丸先生の同僚で体育の新任教師の鷹岡先生
やさしそうだったけど
ほんとは生徒を暴力でおどかすコワイ先生。。

みんなから出てってほしいって言われて
烏丸先生が選んだ生徒が
自分にナイフを当てられたらって。。

それで
烏丸先生が選んだ生徒は渚クン。。
やさしい人だし強そうに見えないけど
大丈夫かな?

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。

今週は
殺せんせーはあんまりいらなかったみたいw
それともっと変わったこと。。

今まではナイフもゴムみたいので
殺すのも殺せんせーで
体育で暗殺を教えるって言っても
人殺しを教えてんじゃないって思ってたけど
この授業ってほんとに人を殺すことができるんだね。。

ひどい鷹岡先生がクビになったのはよかったけど
もし地球が残ってたら
このクラスの卒業生ってふつうの生徒にもどれるのかな?
{/netabare}

16話目
{netabare}
期末試験でA組とのカケに勝てて
先生の触手3本もこわせることになった♪って思ったら
家庭科も5教科に入ってたw

一休さんのとんちみたいだったけど
どの教科って決めなかったからアリだよね^^
そんなこと考えられるのも
みんながかしこくなった証拠かも☆

殺せんせーが殺されるかもしれないのに
(そんなことないって思うけど)
うれしそうだったのがとってもよかった♪
{/netabare}


見終わって

はじめは
学校で暗殺を教えるとかって
殺し合いするおはなしなのかな?
バトルだったらやめちゃおうって思ってた。。

それに
先生は人間じゃないし
学年が終わるまでに先生を殺せなかったら
地球がなくなっちゃうとか
えっ?それってじょうだん?って思っちゃうよね^^

それで
その殺せんせーってこわいことゆうけど(地球破壊とか)
とってもやさしくって
いろんなボケをするから笑っちゃうんだけど
生徒たちはマジメに殺そうってしてて

あと
殺し屋のビッチ先生とかも
マジメな殺し屋なはずなのに
やっぱりボケの人になっちゃうし

はじめにゃんは
どんなおはなしかよく分らなくって
あんまりおもしろくないかなぁ。。って思ってた

でも
見てたらだんだんおもしろくなってきて
暗殺とふつうの授業で落ちこぼれの生徒たちに
生き方みたいな大事なこと教えてくれるおはなしなんだって思った^^


バトルはちょっとあったけど
人が死んだりしないからよかったナ☆

それから
殺し屋さんたちのほうが
ふつうの大人の人たちよりいい人だったみたいw

見終わったら殺せんせーが大好きになっちゃうかも☆


思ったこと
{netabare}
殺せんせーの目的って
生徒たちの頭も体も心も成長することだって思うけど
それってさいごは
自分が殺されちゃうことなんじゃないのかな?

じゃなかったら
せっかくみんなが卒業しても
地球ごと破壊されちゃうんでしょう?

とちゅうで
先生が死んじゃった恋人から生徒たちのこと頼まれた。。
みたいなおはなしがあったって思うけど
もしかして
自分もいっしょに死にたかったのかな?

それで
暗殺出来なかったら
地球破壊ってゆうのがほんとだったら
卒業式終わったときみんなから暗殺されて。。って
そんな悲しいおはなしになっちゃうのかな?
{/netabare}

投稿 : 2021/04/09
閲覧 : 1136
サンキュー:

115

セシウス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ギャグマンガのアニメ化だと思ったらだいぶ違ってた

 原作マンガは未読、映画も未視聴です。2期まで全47話見た感想です。

 突如出現して月を破壊した超生物が1年後に地球も破壊すると宣言、しかしなぜかとある私立中学校の被差別学級の担任を1年間やらせろと自衛隊を脅して担任教師として赴任してくる。この超生物は生徒たちを教えるかわりに好きな時に自分を殺してよいというので生徒たちは勉強の他に暗殺術を磨くことになる、というスゴイお話です。
 てっきり超絶設定にバトルをからめたギャグストーリーかと思いましたが、中身は全然違っていました。ドロップアウトしかかっている生徒たち26人(+転校生2人)全員を超生物や他の大人たちが強く優しく育成していく話の連続で、生徒たちが思春期らしく色々葛藤しながらも懸命に成長していく姿がとてもハートフルに描かれています。

 主人公は小柄な美少女のような少年です。主人公がなぜ女の子のような恰好をしているのか、そもそも超生物は何者なのか、といったバックグラウンドもしっかり設計されていて物語の途中で明かされます。2期の後半、影の薄いメインヒロインの薄い理由が明かされてから感動のラストまで一気の展開は余韻たっぷりで素晴らしいと思いました。

 作画はあまり丁寧ではないです。日常シーンがポケモンのように見える時がありました。バトルシーンはそれなりに迫力を感じました。
 OPとEDが話が進むにつれてノリノリからエモーショナルな曲になっていくのがなんかずるいですw劇伴はかなり良い曲がそろっていると思いました。

 他のことしながら気楽に見るような作品ではないと思います。超生物の正体が明かされた時点で物語の結末は予想がつくのでラストの感動はそれほどでもありませんが、そこに至るまでの生徒たちの心情や行動は感動的です。少年少女の成長物語が好きな人には本当におすすめの作品です。
 
 

投稿 : 2021/03/16
閲覧 : 374
サンキュー:

3

ネタバレ

フィコンパ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

男の鏡?

原作から知ってます。
正直者ですばしっこくて生徒想い。
耐久性はほとんどありません。ですが賢く本当に速い。観れば観るほど殺意が無くなる。
でも駄目です。地球の為に。

投稿 : 2020/08/17
閲覧 : 290
サンキュー:

2

ネタバレ

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

殺せんせーはいい人なのかな?悪い人なのかな?

原作はジャンプの人気漫画ですね。

あらすじ

ある日突然、進学校「椚ヶ丘中学校」の成績・素行不良者を集めた3年E組の元に防衛省の人間と、人間ではない謎の生物がやって来た。マッハ20で空を飛び、月の7割を破壊して常時三日月の状態にしてしまった危険な生物は「来年3月までに自分を殺せなければ地球を破壊する」ことを宣言したうえ、「椚ヶ丘中学校3年E組」の担任教師となることを希望した。

意味の分からない要望に政府は戸惑いつつも、3年E組の生徒に「謎の生物の暗殺」を依頼。生徒たちは最初こそ戸惑うが、「成功報酬:100億円」のために殺る気を出す。その生物=殺せんせー(ころせんせー)の存在とその目的を把握しているのは日本をはじめ各国の首脳陣といったほんの一部の人間のみで、「殺せんせーの存在や殺せんせーの暗殺に携わっていることを、家族を含めた第三者へ絶対に口外してはならない。口外した場合は“記憶消去処置”を施される」「殺せんせーは、3年E組の生徒に絶対に危害を加えてはいけない。ただし、その家族友人は対象外」などの様々な決まりの下に生徒達は殺せんせーを様々な手段で暗殺しようと試みるが、毎回殺せんせーの素早さと先の読めない行動で阻止され、逆に殺せんせーによる手入れを受けることになってしまう。

しかし、いざ授業が始まってみると暗殺者と標的という異常な状況ながら、多くの生徒たちは殺せんせーの指導と手入れによってこの暗殺教室を楽しみ、今までの「学校中から差別された底辺学級」としてではない前向きな学校生活を送るようになっていく。その一方、生徒の他にも殺せんせーを暗殺するため、世界中から暗殺者が送り込まれてくるのだった。


観終わった感想
殺せんせーが悪い人か?と考えたんですが、地球を破壊しようとしているから悪い人と最初思ったけど、でも先生としてやってきてからは生徒のために時には叱り、時には生徒を守るいい先生なんですよね。そもそもなぜ殺せんせーが地球を破壊しようとしているのかは、1期を観ても明かされませんでしたので、よくわかりませんが。

生徒たちも暗殺対象で暗殺しようとしますが、なんども失敗しますがそのたびにクラスメイトと少しずつ仲良くなり友情が熱くなったように感じました。

殺せんせーと生徒のやりとりは時々暗殺者と暗殺対象ということを忘れるくらいほのぼのします。殺せんせーがボケて生徒がツッコミを入れることが多いですね。

最後まで飽きずに観ることができたのでオススメです。

投稿 : 2020/07/27
閲覧 : 783
サンキュー:

17

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

矛盾こそが,「暗殺教室」の面白い所の真髄でしょう。

殺せんせい,は人格者で,教育者としても
最高の自分物であるにもかかわらず,
1年後には,地球を破壊するという
ことを宣言しています。

3-Eの生徒たちのことを,
誰よりも,大切にする殺せんせい
は,せっかく育てた生徒たちを
1年後には,人類ともども葬り去る
ことになってしまう。

この矛盾こそが,「暗殺教室」の
面白い所の真髄でしょう。

殺せんせいを見てると,金八先生を
思い出してしまいます。

いい意味でも悪い意味でも。

授業をしているという意味では
殺せんせいの方が,そういう
シーンが多いですね。
金八先生はいつ授業を
しているんだろうと
いう感じかありましたから。

イベントやアクシデントという意味では
さすがに,アニメの「暗殺教室」の
方が面白いです。

次々に現れる刺客,
100億円めあてに復讐を
企てる自衛省官僚などなど。

本当の教師の仕事は
半分は事務仕事
もう半分は肉体労働だと
聞いたことがあります。

授業以外にも,宮沢賢治風に

東に病気の子どもがあれば
保健室につれていってやり

西に,勉強の分からない子が
いれば,補修をしてやり

南にガラスの割れる音がすれば
言ってけがはないかといいつつ
後始末をし。

北に,けんかやいじめがあれば
つまらないからやめろといい

ついでに,不登校の子があれば
朝駆け,夜討ちで会いに行き

雨にも負けず・・・欲はなく
決して怒らず,いつも静かに笑っている

というのが,本当の教師像で
殺せんせいは,これに近いですね。

ところでいくらですかと
聞かれてもわかりませんが

地球の値段が100億円というのは
安すぎると思いました。

投稿 : 2020/07/23
閲覧 : 397
サンキュー:

2

makiano さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

タイトルやキャラからの想像よりは面白い。

二期ラストは、人によっては号泣でしょう。

投稿 : 2020/05/30
閲覧 : 455
サンキュー:

1

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

3年E組 暗殺教室

昔の作品なので、簡単に。

この作品は先に原作を読み終えてました。
表紙が手抜きなのに、内容は緻密に丁寧に計算されたステキな作品です。

アニメ作品ではOPが手抜きです(笑)

怪しい黄色い触手超生物が3年E組の担任教師となり、
その生徒らは政府からその生物を殺すことを依頼されている。
公にできないから暗殺ってところ。

私立名門中学校の3年E組は学校の成績劣等生が集められ嘲笑の標的とされる。
そのことで他の生徒らは優越感とかE組に落ちる危機から避けるために勉強をがんばったりする、
中々合理的な教育システムです。

んで、生徒らが暗殺がんばったり勉強したりする。

この設定で始められるのがすごい。

漫画自体が丁寧で絵柄もキレイだ。
それを丁寧に再現した感じがする。
完コピではない。

1期では殺せんせーが赴任するところから夏休みの修学旅行まで扱われている。

好きなエピソードは、
期末テストかな。
暗殺教室を通した結果が示される。どんな結果かな。

色々お話ししたいところですが、
とても素晴らしい作品なので、
原作かアニメ作品をみてもらいたいところです。

本当、いい先生だなぁ。

投稿 : 2020/05/18
閲覧 : 294
サンキュー:

5

DB さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

設定が設定だけに即切りもありそうだったけど、気がついたら完走してました。2クールで終わるのかと思ってたけど、そうではなかったのねw。終わらせ方だけが気になるので2期も見るかもしれません。

投稿 : 2019/12/31
閲覧 : 236
サンキュー:

1

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人気作品。実写化されるだけのことはある。

【ストーリー】

原作未読。あらすじも未読。予備知識ゼロ。
“暗殺教室”というタイトルから、もっと殺伐とした物語を想像していましたが、
意外にも笑いあり感動ありの青春、というか笑い多めの愉快な物語でした。

その物語は主に、主人公たち生徒が殺し屋。標的は化け物の担任“殺せんせー”
なのですが、いつの間にか戦う相手がそれを邪魔してくる第三者に…
みたいな、一見おかしな流れですがそこが見どころ。そこを通じて、また暗殺を通じての青春というのも見ものでした。
そういった流れで1期は1学期終了あたりまで。


笑いありと書きましたが、そもそも笑い多め→たまにシリアスみたいな。
わりとギャグ漫画です。ネタ要素も結構アリの笑いですが、コアなネタじゃなく分かりやすかったのでご安心を。


【キャラ・声優】

主人公は一応殺せんせーっぽいが、主な視聴者目線や、語り手を含めて渚くんで展開されてゆくので、こっちが主人公といったイメージ。CV:渕上舞

男の娘のような主人公。一見ナヨナヨしてそうだけど意外とキレ者みたいな設定が素晴らしい。

クラスメイト(E組)全員にキャラとして、役割(特技)として設定が振り分けられています。
流石に人数的に薄くなってくるキャラはあれど、色んな色があって作り込みも良かったです。
かつ、各々キャラ声優のメンツも豪華でした。


【他】

絵に薄っぺらさがない。たまに3Dあるけど違和感ない。崩壊もしてないし背景もきれい。作画超安定してました。


普通じゃない、とんでもねえ話なのですが、普通に学園モノとても楽しめます。
個人的に、崖っぷちクラスが他を凌駕するという爽快感がたまらなく好き。

投稿 : 2019/08/30
閲覧 : 312
サンキュー:

5

ニックネーMu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もっと評価されていいと思う

ですがOPが個人的に好みではありませんでした

投稿 : 2019/06/12
閲覧 : 452
サンキュー:

2

jintan117 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

暗殺×中学生×最強異生物×飽きない×青春コメディ

どうもjintanです( ≧∀≦)ノ
今回は暗殺教室のレビューね!
国家機密で暗殺命令が出ている最強の異生物が自分のクラス担任になった!?!?!?!?
導入はそんな感じ。
カルマは現代社会においては問題児だけど暗殺教室においては頼れる存在。ひねくれ才能肌キャラ好き!
期末試験失敗したカルマに対して殺せんせーが「恥ずかしいですねぇ〜??⤴︎」
って言われた時のカルマの恥じらう反応が可愛すぎるたまらん。

話を見進めて行くたびにクラス1人1人の特徴、強みが表現されてる。
成長した生徒を見ると「上手になったな…」と勝手に先生気分に。

殺せんせーは名言が多い。社会人の自分にも刺さる言葉がたくさん。

書きたいことありすぎてレビューの文字数足りませんでしたwとりま最高の作品。

投稿 : 2019/06/12
閲覧 : 253
サンキュー:

3

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

教師が宇宙人?

物語は、マッハ20で空を飛び、月をも簡単に破壊する謎の生物が中学校の教師となり、来年の3月までに自分を殺せなければ地球を破壊するという設定。
内容は、生徒たちは、この謎の先生を殺せば100億円の成功報酬が貰えるという事で頑張って殺そうとする。

これだけ見ると、殺伐としてそうな感じに思えますが、実際の物語は全く違い、先生は人情溢れる優しい先生。
そして困っている生徒に手を差し伸べる、まさに教師の鑑のような存在。
更に普通に授業もして生徒にあった宿題を出したり、殺しをするならどうすれば良いかのアドバイスもしてくれる。

見ているうちに、とても平和に思え、期限までに自分を殺せなければ地球を破壊するという危機感が全く感じられず、作品への熱が下がり断念。

評価が分かれそうなアニメかなと思いました。

投稿 : 2019/02/24
閲覧 : 302
サンキュー:

1

ゆい さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

みてよかった

たのしい!今みてるとこだけど、
絶対最後まで見るし、二期もみる!

投稿 : 2019/02/06
閲覧 : 291
サンキュー:

3

ネタバレ

ただのアニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

笑いあり、感動あり

公式のあらすじ...
{netabare}ある日突然、月が爆発して七割方蒸発した。
その犯人と称し、しかも来年三月には地球をも爆破するという超生物がやってきたのは、何故か中学校の教室。
なんとここで教師をするというのだ。
人知を超えた能力を持ち、軍隊でも殺せないその怪物の暗殺を、各国首脳はやむをえず
そのクラス…椚ヶ丘中学校3年E組の生徒に委ねる事になる。

突如現れたとても奇妙な担任教師によって1学期の授業は始まった。
落ちこぼれクラス「エンドのE組」と呼ばれた生徒たちは、
暗殺教室というかつて経験したことのない特別授業や様々な試練を通じて、
新たな仲間と絆、そして少しずつ自分たちに自信を持っていく。
そして、1学期が終了し迎えた夏休みもいよいよ最後の日を迎えた。

新たに始まる2学期、3−E組の生徒たちは、期限の卒業までに、
担任教師である「殺せんせー」暗殺ミッションを成功させることができるのか…!?{/netabare}

感想
{netabare}「ストーリー」
{netabare}ストーリーは、普通に、良かったです。
感じ的に、言うと、学園生活。
なのに、なんと、暗殺という、分類が、入っていることで、とても、良いスパイスみたいに、なってて、他には無い、独特の感じに、なっていたと、思います。
ちなみに、僕が見た一番最初の学園生活アニメでした

あと、A組(成績優秀クラス)と、E組(一番、成績の悪いクラス)のテストの勝負的なのも、あって、時には、笑い。時には、感動なんてことも、あったと、思います。
まあ、1期は、そこまで、感動。ってのは、なかったと、思いますが。
ちなみに、結構、サービスシーンっぽいのも、ありました。
(主に、ビッチ先生)
なので、家族の前で、見る作品では、ないような気がします。{/netabare}

「キャラ」
{netabare}キャラは、とても、良く練られていたと、思います。
みんな、1人、1人の個性が、あったり、キャラは、この作品の1つの魅力だと、思います。{/netabare}

「作画」
{netabare}作画は、今時のアニメ。という感じで、とても、綺麗だったように感じました。{/netabare}

「音楽」
{netabare}個人的に、OPは、全然、好みでは、ありませんでした。
好みが、分かれると、思います。
ちなみに、EDは、結構、良かったように、思います。
BGM(ストーリー中に流れる音楽)は、そのシーン事にあってて、そのシーンの喜びや、感動?を、協調させていたような気がします。{/netabare}

「全体的な、評価」
{netabare}全体的には、とても良いと思います。
笑いあり。感動?あり。とても楽しい感じに、仕上がっていると思います。
1回見たら、ハマル作品です。
迷っている方は、ぜひ、視聴をおすすめします。
まあ、知らない人いないと思うけど...{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 390
サンキュー:

16

R子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最初から最後まで一気見したい

なんだろう、この不思議な感覚は…。

目的はみんな同じで目標もはっきりしているのに、白黒つけるだけが正解じゃないという矛盾。

順位はしっかりついていくけど、その順位以上のことを教えてくれる先生。
劣等感を背負いながら自分たちに課せられた任務を遂行しようとする生徒。
敵同士でありながら、同じ教室で日々を送る先生と生徒たちがこの関係性にどうケリをつけていくのか、最後まで見たくなることは間違いない。

「暗殺教室」というタイトルの過激さから、戦闘の色が濃く複雑なアニメだと思って敬遠していたが、そんなことはなかった。
むしろ、普段の学校生活(普通の学生とは違うが)を通して深まっていく絆やゆるふわな先生が次はどんなことを教えてくれるのか。
物語の結末に向かう過程で得るものが多いアニメだった。

何度も見返すと思う。当然、二期まで。

投稿 : 2018/08/22
閲覧 : 371
サンキュー:

5

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヌルフフフ‥!歴代の教師漫画にマッハの速度で挑んだアンチジャンル

「暗殺」なんて言葉が使われる、教育委員会に正面から喧嘩を売っているような作者のパンクな面が見える作品。

ところが、蓋を開けてみると学校教育が抱える問題に地球を破壊できるバケモノの先生が挑んでいくストーリー。
例えば学校にかぎらず、何かしらを修めた教育者のお話を聞くのって楽しいですよね。私は大好きなんですw
ただ教科書に載っている文章や問題を解かせるだけでは意味が無い。「猿でも出来る」なんて言葉がありますが、
実際誰がやっても変わらないと思います。独自の考え方やアプローチで聞きたくなる、学びたくなる教育を実践している方は様々なところで活躍中です。それこそ千差万別、環境やお国柄によっても変わるもの。教育論は正解がないからこそ、複数の教育者から聞くのが楽しいんですよね。

あ、別に私は何かを修めた教育者では無いので話半分に聞いて下さいね~♪ ヽ(´ー`)ノイエーイ

中でもよく思うのが、断言をし切る教育論はあまり好きじゃない。先ほど言ったように正解なんて無いんです。
だからあくまで私はこうした、ああした。目の前の出来事に対しての対処法や普遍ではなく移り変わるものとして
捉えている方のお話はとても為になるのです。時代が移り変わるに連れ、子供達や生徒も変わっていきます。
この「暗殺教室」は、現代の教育が抱えた数多くの問題を全部解決する事ができる先生なんて――――――――
――マッハ20で飛べて、手が幾つもあって、人外で、人類を滅ぼせるような奴じゃないと無理だよwwwwww
そんな思いから作られている気がして、作者の皮肉や誠実さや怒りなど、色んな物を作品から感じました。

更に面白い部分は、そんなバケモノ先生でも対処できないことや、先生の想像を生徒たちが上まわっていくこと。
こんな先生が居ればもっと学校が楽しかったのに‥。そんな気持ちと同時に生徒を思う先生の側にも立てるんです。

生徒の闇や昏い部分を先生が解決していく教師漫画の王道を押さえつつ、闇や昏さを抑えるのでは無く、
「暗殺」という闇そのものに生徒を引きずり込んで教育をしていく。少し違うけれどGTOなんて近いかもしれない。

「漂流教室」の語感に「リアル鬼ごっこ」のような第一印象とは全く別の、教育委員会に喧嘩を売るのでは無く、
警鐘を鳴らすような子供や先生の立場に立った寄り添うような教育ジャンルでしたね。そして2期に続く‥(続)

最後にクズ発言で〆ましょう。ひゃほーい!


男の娘好きとしては!!!渚キュンはペロペr――ry

ゴゴゴ(殺  ˙-˙ )  Σ(゚∀゚ノ)ノキャアー

投稿 : 2018/06/26
閲覧 : 517
サンキュー:

21

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「暗殺」から学んでいく。新鮮な漫画のアニメ化!

第1話「暗殺の時間」
テーマ(暗殺+学園モノ)の割りに過激性はソフトなので見やすいし、殺せんせーの超人ぶりが爽快だし、キャラ立ちが見事w
あと渚の才能の出し方もすごく好き!一見人畜無害に見える小動物系男子なのに、暗殺は澄んだ笑顔でナチュラルに移行できる。あのスイッチの切り替えは、カッコいいな!と唸りました。
ただソフトと述べたので、基本的には無難な始まり。寺坂の良いところは後々なので我慢ですし、各キャラの主役回もとにかく早く見たいです。
「暗殺」への認識がどう変わっていくかも楽しみ!

投稿 : 2018/06/18
閲覧 : 346
サンキュー:

4

名無すのレビュアー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もっと早くコロ先生を知っていたらなぁ(T_T)

このアニメを思春期に知ってたら、もう少しいい大人になれたのになぁ(T_T)

見直すと最初は展開というかテンポがゆっくりに感じた。

この話がいいなぁと思ってたら後の話数になっても、さらにいいなぁと思ってしまう♪


それにしても、渚は(;//́Д/̀/)ハァハァ

いやいや!

各キャラが生かされてるのが個人的に魅力です♪♪♪

投稿 : 2018/05/20
閲覧 : 390
サンキュー:

4

ゴルボ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメのお手本のような作品

アニメを見ることが趣味で今まで数多くのアニメを見てきました。
その中でも本作品は素晴らしいです。アニメのお手本のような作品です。
私が見たアニメの中でトップ5には入る作品です。

ギャグ、成長、強敵とのバトル、感動、友情といった要素がバランスよく
アニメの中での時間軸を1年とすることで人気作品にありがちな引き延ばしがなくテンポがよく、学生生活ならこのイベントは抑えるべきだよなというのを確実におさえています。さらに全員ではないですがキャラの掘り下げも行い、しかも俺たちの戦いはこれからだ!!ではなく伏線を回収しきちんと完結しています。
綿密に練られて作られた作品だというのがよくわかります。

ここにレビューを書き込むのはランキングで評価が高いわりに面白くなかった作品に対して低評価を書くために書いていますが、
この作品は出会えてよかった。アニメを見ていてこんな気持ちになるのは久しぶりでした。

投稿 : 2018/02/11
閲覧 : 311
サンキュー:

3

ネタバレ

じぇりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「暗殺」という名の、意外と隙のない高等教育法。

冒頭数話見てまず感じたのは、「なるほど、これはアニメにすると映える作品だわ」ということだ。
分かりやすくロボットものだとか、ファンタジーバトルものといった、むしろアニメにしないと世界観が分かり辛い作品という訳ではない、のにだ。
メインキャラである「殺せんせー」の、マッハ20の高速移動・ニュルニュル動く触手・コロコロ変わる顔色や体の造形等、おそらく原作漫画ファンの方が見ても納得の映像化だったのではないだろうか。

原作未読、実写映画も未視聴の私にとっては、多少この「殺せんせー」のキャラデザを見たことがある程度の認識で、視聴を始めた本アニメ。
「暗殺教室」なる物騒なタイトルに、ありとあらゆるネガティブな先入観を勝手に抱いていたが、部分的に的中しつつも、大部分で良い方向に予想を裏切る内容だった。

「来年には地球を破壊する」と予告しつつ、その地球最後の日までを中学校の教師として過ごす超生物「殺せんせー」と、そんな担任教師を「暗殺」することをミッションとして課せられた3-E組の生徒たち。
この「教師と生徒」であり、「ターゲットとアサシン」でもあるという相矛盾した関係性を同時に持つことになった3-E組という、奇妙な教室の中で起こる、実は割と普通で健全な学園生活。
既にこの設定がまず狂っている。なのに、何故か無理矢理な感じもしないし、スッとその設定に入り込めるのは、原作の良さがあってこそだろうが、アニメの構成も実に良くできていると感じる。

というのも2クール作品で、かつ第2期の放送が既に決まっていた作品であるにも関わらず、1クール目のラストを一旦きれいに一区切りつけている点がまず素晴らしいし、それは2クール目ラストも言わずもがなで、根幹的な部分は未解決・不明なままで終わっているにも関わらず、終盤に向けて非常に上手く盛り上がりを見せてスカッと最終回で締めた点は賞賛に値する。

殺せんせーは、実に「教師の鑑」とも言える教育者で、全科目教えることができる高等な頭脳を持つのみに留まらず、生徒一人一人にきちんと向き合い、過ちを犯す生徒や、迷いを抱える生徒の心を開くこともできる、彼らの人格形成にも大きな影響を与えられる存在である。
つまり地球を破壊する予定の人類の最大の敵とも言える生物が、自分が殺すことになるであろう生徒達をまるで金八先生の如く愛して慈しみ、教育することに情熱を注いでいる。狂ってる。
対する生徒も、そんな先生に徐々に心を開きつつも、暗殺の手を緩めるということは一切なく、爽やかな穢れのない笑顔で「殺します」と宣言する。やはり狂ってる(笑)

しかし、そんな生徒たちの先生に向ける「殺意」は、始めこそ莫大な報酬目当ての部分はあったにせよ、決して地球のピンチを救おうという使命感からではなく、むしろ暗殺を成功させることで、殺せんせーとの関係性を成り立たせようとしている節さえある。
この点が、「暗殺教室」という作品の最もユニークなエッセンスになっており、子供たちが「暗殺」を通して心技体を鍛え上げるのはもちろんの事、勉学にも勤しみ、クラスメイト同士の結束も固くなっていく様子は、実に青春している。
まるで殺せんせーは、自分への「暗殺」を通じて、生徒たちに生きることそのもののノウハウを自然と身につけさせているようにさえ見えるのだ。

16話は、私が思う神回である。このエピソードに、おそらく本作の隠された「軸」とも思える、非常に心に刺さった殺せんせーの台詞がある:
{netabare} 「テストは良い。一夜漬けで得た知識など、大人になったら忘れてしまうだろう。同じルールの中で力を磨き、結果を競う。その結果から得る経験こそ宝物だ。」
「テストとは勝敗の意味を… 強弱の意味を正しく教えるチャンスなのです。成功と挫折を胸いっぱいに吸い込みなさい、生徒たちよ!」{/netabare}

先生という職に就く者に限らず、大人になれば自然と誰もが気付くのである。{netabare}中学高校で学んだことなど社会に出たら殆ど役に立たない―と。{/netabare}
しかし特に親になれば、多くの大人達は子供達に頭ごなしに「勉強をしろ、テストで良い成績を取れ、いい大学に入れ」と机に向かわせる。
勉強することの本当の大切さを説ける大人はそういないし、仮にこの台詞を間違って使おうものなら、むしろ逆効果になってしまう可能性がある。だから大人達は口を閉ざすのだ。

さて、26人の男女が在籍する3-Eの生徒たちだが、どの子も上手くキャラ付けがなされている。
これだけの人数なので、当然目立つ生徒と、部分的にだけフィーチャーされる生徒がいて、流石に2クール通しても全員の名前と顔を一致させることはできなかったが、「ああ、この子は○○の得意な子」程度の認識は個々に持つことができた。
殺せんせー以外の先生やサブキャラクターたちも、いいキャラしているし、よく練られた人物設定だと思う。

キャラに関してさらに言えば、終盤に向かうにつれ、殺せんせーの影が徐々に薄まり、生徒達主体のストーリーにシフトして行ったな、という印象がある。
これは、ともすれば「主人公空気」なんて言われてしまいそうな現象だが、本作品を子供たちの成長の物語として捉えると、実は至極全うな流れのような気がするし、むしろこの方が良かったと思う。

それにしても、ラストが近付くにつれ一層存在感を増してくる生徒がいるのだが…何というかもう、この子がしゃべる度にとある雑念が脳裏をかすめた:

ジャイアン、まじジャイアン。


…良いお年をー!!

投稿 : 2017/12/31
閲覧 : 396
サンキュー:

4

次の30件を表示

暗殺教室のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
暗殺教室のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

暗殺教室のストーリー・あらすじ

号令と共に教室を満たす銃声! 椚ヶ丘中学校3年E組は生徒全員が先生の命を狙う暗殺教室。教師と生徒、標的と暗殺者の異常な日常が始まる――!! (TVアニメ動画『暗殺教室』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2015年冬アニメ
制作会社
ラルケ
主題歌
≪OP≫3年E組うた担(渚&茅野&業&磯貝&前原)『青春サツバツ論』、3年E組うた担(渚&茅野&業&磯貝&前原)『自力本願レボリューション』≪ED≫moumoon『Hello,shooting-star』

声優・キャラクター

福山潤、杉田智和、伊藤静、岡本信彦、逢坂良太、内藤玲、田中美海、矢作紗友里、松浦チエ、洲崎綾、佐藤聡美、川辺俊介、金元寿子、渕上舞、宮下栄治、山谷祥生、水島大宙、間島淳司、木村昴、沼倉愛美、斎藤楓子、河原木志穂、日野未歩、植田佳奈、浅沼晋太郎、高橋伸也、はらさわ晃綺、諏訪彩花、下妻由幸、宮野真守、三宅健太

スタッフ

原作:『暗殺教室』松井優征(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)、 監督:岸誠二、シリーズ構成:上江洲誠、キャラクターデザイン:森田和明、サブキャラクターデザイン・総作画監督:黒澤桂子、総作画監督:山形孝二、色彩設計:加口大朗、美術監督:宮越歩、撮影監督:三品雄介、CGディレクター:内山正文、メカ・プロップデザイン:廣瀬智仁、エフェクト作画監督:橋本敬史、音楽:佐藤直紀、音響監督:飯田里樹、音響制作:ダックスプロダクション、アニメーションプロデューサー:比嘉勇二

このアニメの類似作品

この頃(2015年冬アニメ)の他の作品

ページの先頭へ