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「ケモノヅメ(TVアニメ動画)」

総合得点
63.8
感想・評価
187
棚に入れた
945
ランキング
4044
★★★★☆ 3.7 (187)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.7
キャラ
3.7

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ケモノヅメの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

レトロ風な陰惨ギャグアニメ。

【概要】

アニメーション制作:マッドハウス
2006年8月5日 - 11月4日に放映された全13話のTVアニメ。

監督は、湯浅政明。

【あらすじ】

古来より、普段は人間に擬態して生活をして、本能に従い人間を襲い食糧としてきた食人鬼。
その食人鬼を討伐してきた、剣客集団「愧封剣」
「愧封剣」の師範代である桃田俊彦は上月由香という女性に一目惚れをして恋仲になる。
ところが、由香の正体は食人鬼であり、その正体を知った俊彦は彼女を守るために、
「愧封剣」の跡取りの地位を捨てて彼女と共に逃避行を始めるのだった。


【感想】

「鬼滅の刃」と設定がかぶっていますねー。

アニメを見て何が面白く感じられるかは人それぞれでありますが、
人気のある作品はクオリティで納得させたり、人間の普遍的な感情に訴えかけたり、
総じてレベルの高い作画や演出や芝居の総合力で視聴者の五感を満足させる、
今どきはそういう作品が増えてきていると思います。

集合知=「たくさんの人の知性を集めると、より優れた知性が登場する」という考え方。
アニメも、映像のクオリティを突き上げるものは集合知と技術であり、
それが安定した高いレベルを作品にもたらすことが出来ますね。

クオリティよりも演出家固有のセンスや才能に負んぶに抱っこで依存した作品を好む人もいますが、
そういった座組ですと、演出家(監督)の生まれや育ちに基づく価値観が映像に反映されたり、
話題性が欲しくて刺激的・衝撃的な尖った内容になりがちですね。
世の中には両立しているアニメ作品もありますけどね。

原作者も兼ねている監督によるオリジナルアニメ作品の「ケモノヅメ」も例外ではなく、
キャラがアダルト方面に頑張っちゃう子供には見せられないダイレクトに性的な場面や、
真面目な人ほど気分を害する、おちょくり半分の猟奇的な展開が多いですね。

湯浅政明氏は所謂、ガロ系アニメ演出家というのでしょうか?
アニメーターの伊東伸高氏と組んでわざとヘタウマ風の画風を好み、
過激で変態的でナンセンスでアナキズムで猟奇的で不条理な映像で背徳的な作品を作ることで、
所謂“普通でないアニメ”で精神の解放を描きたい欲求が強いように見えますね。
残酷さをコミカルに描いて死体を腹話術人形にして笑いを取るみたいな作風、
エロと暴力を前面に押し出したこの作品。それを以て湯浅氏を天才・鬼才と呼ぶのは、
週刊少年ジャンプで漫☆画太郎の「珍遊記」を読んでスゲー!と言うのに近い感覚。
一応、ジャンルはギャグアニメなのですが悲惨で残酷で、レギュラーキャラのフルチンで犬死など、
キャラクターに人権が無くて哀れに死にまくる内容を、コミカルな演出で塗り固めています。
絵面がかなり汚いアニメなのですが、それが個性として輝いてるのは否定はしません。

アニメとしてもバトルシーンは「初代タイガーマスク」のような荒々しいタッチで、
都市の背景は「妖怪人間ベム」を連想するレベル。2006年の放送ですが、
敢えて流行に目を背けて昭和40年代アニメへの憧憬を基に、
当時のアニメの雰囲気を平成半ばの技術でアレンジして表現したのではないでしょうか?

要するに、人のやらないことを山盛りにして目立とうという感覚。
視聴者に好かれるよりも、自分の好きなものだけを描きたい、
といったクリエイターの野心?顕示欲?自分の趣味全開。
プロデューサーの丸山正雄さんはよくこんな企画をOKしたな?と驚いてしまいます。

たまにはこんな悪趣味でエネルギッシュなアニメが存在して良いとは思いますが、
決して人が参考にしてはいけない。マニア向けだからこそ許されているものであり、
メジャーなものと同じ土俵で比べてはいけない。
ジャンプにおける「ドラゴンボール」「スラムダンク」「幽遊白書」に対しての、
「珍遊記」的なアニメであり、湯浅政明氏の才能とやらもそっち寄りの属性であると感じたのが、
正直なところでありました。同監督の「マインド・ゲーム」もかなり尖っていましたしね。
実のところ、後年の「夜明け告げるルーのうた」「きみと、波にのれたら」では、
性癖や趣味を表に出すのをかなり我慢してたんじゃないの?と想像してしまいました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2022/03/04
閲覧 : 232
サンキュー:

17

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

エログロ現代アートR-15ブラボー湯浅監督とサル

なにこれ
エロありグロあり
でも作画がそれを酷くは感じさせない
もちろん家族と、や、食事しながらは観づらいけど

線が粗い、ラフのような絵
ぱっと見、技術ないの?と思わせるけど色んな映像を組み合わせたり、ゲームの中ではちゃんとした今風の萌えキャラいたり

鬼を倒す為に修練
お腹痛くなる欠点
迷った際にサルが達人のように
とひきは充分
作画粗いけど続きが観たくなりぐいぐい観る

この作画で食人鬼が出て人食うわ、食人鬼と性行為するわ
こんなんスポンサーつかんでしょ
でもこのスタッフの実力は知らしめられるよなぁ
と思う実験企画のような作品

きちんとこの世界の状況説明、キャラ説明をしっかりさせて、最後に向けて数話で一気に盛り上がる構成もすごい

そして内海賢二さん
自分にはアラレちゃんのセンベイさんと一歩の鴨川会長
が、にっくたらしー
くそむかつく
って思ったので、怪演ですね
素晴らしい声優さんですね
吉野裕行さんも良かったです

エログロ問題ない方、アングラ好きな方は
湯浅監督のテレビアニメ初監督作でもあるようなので観て欲しい作品でした

なんとなく昭和のグロと暗さ、妖怪人間ベムへのなにかしらのオマージュもあるのかなぁ
マモーにも絵本で正気になるじいさんがみえたり

投稿 : 2022/01/03
閲覧 : 255
サンキュー:

2

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:----

見にくーーーーーい

一部には超有名な作品、『マインドゲーム』で有名な湯浅監督の初テレビアニメ作品。


食人鬼を狩る愧封剣次期当主である俊彦は、ある時、浜辺でスカイダイビングしていた女性美香と出会う。


序盤から中盤までは食人鬼の美香と食人鬼を狩る側の俊彦の逃走劇、終盤は全ての黒幕を倒すため奮闘する。
出てくる登場人物はほとんどが死ぬが、逆に死んでいたと思われた人間が生きていて最後まで生きる場合もある、個人的には梅田?だか上田だかを殺した風俗嬢の食人鬼に再登場して欲しかったけど結局どっか行ったっきりだった・・・・・


この作品の特徴として作画の独特さがある、『マインドゲーム』を観た事ある人ならわかると思うが、絵が非常に独特、まあはっきり言えば見にくい、バケモノが人間を食べるものだからグロい描写のはずなのにこの独特作画のせいでグロさが半減されている、それに加えて美香俊彦のセックスシーンなどのエロさも半減、いや~ほんと作画って大切だね。
時々シーンに実写の写真を使うこともある。


話のストーリーは嫌いではない、こういうグロ系の話は好きだし、人間関係の方もリアルに描かれているから、ある意味超現実的な話でもある、ただ作画が全てを台無しにしている、最近やった『デビルマンcrybaby』ぐらいならまだしも、これは独特すぎる、これじゃ当時1話で切る人続出したんじゃない?


声優は普通、ただ大葉親子の声優がどっちも死んでるのはちょっとショックだな、内海さんはしょうがないにしても郷里さんは・・・・・・

投稿 : 2019/03/26
閲覧 : 888
サンキュー:

1

おさーん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

個性的

癖の強い作画が好き
人を選ぶ作品だと思う
個人的にはドストライク!
いい意味で振り切ってる

投稿 : 2018/05/28
閲覧 : 584
サンキュー:

0

ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

湯浅デビルマンの次に観ると湯浅監督の主張が分かりやすい

【あらすじ】
普段は人の姿をしている「食人鬼」と、それを狩るために続く「愧封剣」の道場という二つの集団が暗躍する日本。そこで恋に落ちる一組の男女を阻む逃れられない宿命。

【成分表】
笑い★☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛★★★☆☆ 感動★★★☆☆
頭脳★★☆☆☆ 深い★★★☆☆

【ジャンル】
セックス&バイオレンス、爽やかじゃない恋愛

【こういう人におすすめ】
少なくとも子供にはおすすめしない。見ても何のことか分からないと思う。……というかR15指定でした(笑) 湯浅デビルマンで湯浅監督に興味を持った人が、湯浅作品を巡回するつもりならこれ見たほうがいいかなってくらい。

【あにこれ評価(おおよそ)】
63.6点。

【個人的評価】
高校生くらいの時に観て一度断念。意味不明でした。その後、湯浅デビルマンを観てから見直すと、湯浅監督の伝えたいことが分かる。ような気がする。主張がしっかりしてて個人的には興味深くみることができた。が、デビルマン同様、観ると精神を削られるのでもう観ない。

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 私のベストアニメが「四畳半神話大系」。「夜は短し」はあざといの作りやがってと思いつつ観て、結局べた褒め。「ピンポン」も最高のアニメ化だと思っているし、「ルーのうた」はポニョのパクリだと指摘しつつポニョより好きだったという、憎らしいほど私の心を掴み続ける湯浅監督。デビルマンは非常にガツンとくるので全員におすすめは出来ませんが、私には原作の思い出補正がないので、非常に力強い良いアニメだったと思います。

 しかしやっと「別に見なくてもいいと思うよ」と言える湯浅作品に会いました(笑)
 
 とにかく分かりにくいので全力で見る必要があります。意外とノリ&勢いを重視しているので、「この猿なんなんだろう」とかは別に考えなくていいです。ストーリーは「手を放して、よそ見しながら」書いているような、直感的で俯瞰的な感じがします。なんて言えばいいのか難しいですが。肩の力を抜きすぎってことかな。


〇いいとこ
・9話、老夫婦のストーリー。この回がめちゃくちゃ面白いです。

・OP「オーヴェール・ブルー」唄:勝手にしやがれ
 ED「好き」唄:サンタラ

・「どっちだと思う?(俺の子か、お前の子か)」このセリフえぐいわ(笑)でもそれをサラッと言うところがカッコいいわ(笑)

・ラスト。{netabare} これが言わば、デビルマンに対しての湯浅監督の主張。状況、流れ、倫理、配慮などをすべて裏切っての、唾を吐きたくなるほど、涙が出るほどの「ハッピーエンド」。「味は関係ない」というのがラストのサブタイトルですが、「愛以外はすべて関係ない」みたいな感じ。この「どうしようもないハッピーエンド」がデビルマンの「どうしようもないバッドエンド」と対比されて良いですね。でもこの良さはデビルマン(もしくは他のバッドエンド作品)ありきですが。
 デビルマンのネットインタビューで、原作者の永井豪さんが「ラストまで描いてくれたことが一番良かった」みたいなことを仰ってましたが、もしかして「ラスト変更しませんか」みたいな議論があったのかな?それを皮肉ったインタビューの回答だったのかなってちょっと思いました(笑)
  (↑これは邪推)
{/netabare}

 主人公の突然来る下痢は多分、過敏性腸症候群というちゃんと実在する病気です(笑)
{/netabare}

投稿 : 2018/04/15
閲覧 : 1046
サンキュー:

15

Maskwell さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 3.0 作画 : 1.5 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

好きな人は好きかも

あまり人にはお勧めできない。
でもいろんな場面がすごい記憶に残っている作品。
ちょっとグロくてエロい。

投稿 : 2017/11/23
閲覧 : 716
サンキュー:

1

κοκο さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あんな恋人はちょっと・・・

星5 ★★★★★ 個人的に好きなアニメです

味のある作画が魅力的です。
ゴリゴリ動きます。
見てて愉快です。
物語も面白い設定になっています。
天敵同士の二人が恋をし、駆け落ちしてしまうお話です。
相いれない二人が~・・・・っというお話は王道中の王道ですが、ちょっと変化球が入ってます。
そんな二人の心情描写に注目です。

人間に興味がある大人にオススメなアニメです。

投稿 : 2017/04/05
閲覧 : 324
サンキュー:

3

こた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

気持ち悪いけどストーリーは面白いので観る価値はありです。

一話観たら止めようと思っていたところ、早くもこれは切るのは勿体ないと改心。それくらい、振り返ってみてもいい作品だったと思う。
ピンポンの湯浅政明監督の作品とのことで気になったのだが、湯浅監督の作品はどれも独特な世界観を作り出していて、他の作品にはない面白さがあるというのはこの作品で十分感じた。カイバや鉄コン筋クリートなど、おすすめだよという方がいましたら教えて頂きたいです。

投稿 : 2017/01/24
閲覧 : 660
サンキュー:

18

すぎちょん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

芸術的

ストーリーがどうっていうよりも、芸術作品という感じ。
サルがかわええ。

投稿 : 2016/03/03
閲覧 : 261
サンキュー:

1

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ま、いっか、こんなとこ

これは救済である!


湯浅政明監督作品なので気構えますけど、案外話はシンプルですよね、本作。
唯の恋愛アニメですよ、大葉の台詞に多少含蓄がありますが。
と私はこのように思うんですが、どうでしょうね、掴み切れてないかもしれません。
師匠の存在意義とかよく分かんなかったですし、本作に関して面白い考察があったら教えていただきたい所存です。

作画アニメですね、湯浅監督を筆頭に名立たる面々が揃ってます。
4話は三原三千夫さんが脚本、絵コンテ、演出、作監、原画、動画を全て一人でやってますよ。
7話も小林治さんの一人原画、その他にも、伊東伸高さん、松田宗一郎さん、うつのみや理さん、橋本敬史さん等々。

主人公の桃田俊彦は木内秀信さん、ヒロインの上月由香さんはなんと椎名へきるさんです。
その他、吉野さん、内海さん、郷里さんなんか良い演技してますよ。

音楽、抽象的ですね、それでも作品に合ってると思います。

ぼんがいないとストーリー回らないですよねw
めっちゃ良いキャラです!
途中一緒に旅した老夫婦も好きですね。


湯浅監督ということで、外人が選んだ見る価値あるアニメ一覧に入っていた気がします。
「カイバ」も入ってたかなー、そのタイプのアニメですね。

投稿 : 2016/01/26
閲覧 : 360
サンキュー:

4

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

毒々しくてエグクて、コミカルだけどラブロマンスな変なアニメ

 食人鬼とそれを狩る武装集団のお話ですから、エグくて当然なんですけど変なお猿さんが出てきたり2階建ての建物より背の高い探偵さんが出てきたりでして。
正直、レビュー書きづらいんすよねw

愧封剣と呼ばれる千年の歴史を持つ集団の師範代の主人公が夜の海辺で劇的な出会いをしてしまった相手が食人鬼の女性だった ってとこから始まる訳ですが、流石ねこぢる草をアニメでやった湯浅監督という事でなんとなくコミカルな絵柄なのに容赦なくエグイし見せ方も容赦ないですw
まぁシグルイとかに比べれば とは思いますが、エルフェンリートとかでも無理~という方は観ない方がいいかと。

 んでこの絵柄ですから、正直萌え絵に慣れた視聴者をフィルターに掛けるというかヒロインの由香もそういう視点で見ちゃうとビジュアル的にかわいくは無いんでまぁ総合ランキングが低めなのもショウガナイ気は。というか30歳でしてロリな方面への媚も無いし(汗)

 ですが、グロ耐性アリで特徴的な絵も別に受け入れられるという方なら楽しめると思います。30歳の男女の駆落ちモノですが、子供でも無くかといって枯れた中年でもない恋愛が大人が観るのにとてもいい塩梅ですし、ふたりの逃避行とは無関係に食人鬼というマイノリティを利用する悪意の存在が世間を侵食していく展開も面白いですから。
個人的な感想としては、絵や設定がもっと媚びてたらこんな総合ランキング位置では無いんでないの?と思いましたです。

 この作品、伏線の張り方がとても判り易いのが巧かったと思います。
布石がとても印象的なシーンで打たれるので、見逃しが無いんですよね。そういう点ではとても親切というか凄く見易い。
ねこぢる草なんかも原作マンガがあんな正気か否か疑っちゃう難解な代物なのに、湯浅監督のアニメだと其処に監督のメッセージが仄かに見えてくる作りになってますし視聴者に対して親切な監督さんなのかなと思ったり。

他の多くの方も書かれてますが、大人のファンタジーとしていい出来だと思います。

投稿 : 2016/01/17
閲覧 : 314
サンキュー:

10

Near64 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最初の一話を我慢すれば、、、

他のコメントで絵が下手すぎるというのを目にしたがそんな事はないと思う、確かに絵は雑に出来ているがちゃんとなにが起こっているのかを表現出来てる時点で絵は上手い!
そして話は面白いし ちょっと大人向けなのが良い!

投稿 : 2015/11/05
閲覧 : 359
サンキュー:

0

猫うさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いい!

今更だが今観ました。
いい!
作画はピンポンの湯浅政明なんでしょうがない。
違うパターンも面白いかも。
豪華声優陣!
特に内海さん最高でした。とても70歳とは思えません。

なんで人気なかったんかな?
ちなみにR-15指定です。

投稿 : 2015/10/15
閲覧 : 306
サンキュー:

1

ネタバレ

たまちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし 

独特の絵とキャラクター
食人鬼は人間を食べる
それを狩るのが愧封剣
鬼達は「食人鬼が人間を喰うのは、当たり前の事だ」
人間は豚も牛も生き物を殺し食べているそれと同じ
人間だけが食べられないなんてそんな事はー
いつブタに人間が襲われてもおかしくはないんだーみたいな…

人間を食人鬼に変えてる大葉
薬をだまして飲ませて
鬼ハンターの仲間たちにも飲ませてた
あれのせいで鬼に変わってしまう
その鬼は腕だけ奪われて人間に戻る

死んでから人間に戻るっていうのはおかしいってなってた
鬼は昔からいたけどこんなに鬼が増え暴走するということはなかったらしい
それで鬼達は愧封剣に痛みを感じなくなる薬をばら撒いているとか
それは誰かと問いただして



頬張 岳人が何気にかっこよかった
あの死に様はね
桃田 一馬は十蔵の息子であり食人鬼の妻と出来た子供
だけど桃田 俊彦は一馬のの兄(養子らしい)
父が本当の息子でなく兄を次期当主?にしようとしてたのが不満みたい

それで何度も兄に刃向っては決闘?してた
それから俊彦は女に惚れて道場にも殆ど通わなくなり

十蔵は食人鬼に襲われ死んだ

俊彦の恋人は食人鬼じゃないか?と問い詰められ二人で逃亡
だけどGPSみたいなのをつけられてるし
逃げ切ることは不可能っぽい
逃げ場所は分かっているのにあんま追ってこなかったね

俊彦は一馬に留守電を何度もいれられ
どこまでも追いかけるーとか言われたりしてた
ストーカー並に怖いww

りえは俊彦に惚れてた
一馬はりえに惚れてた

一馬はそのやり方では古いって
食人鬼に立ち向かう装備?っていうのを作ったりして
これなら食人鬼にも立ち向かえるしーって
だけど十蔵は認めんかったし
それに賛成してくれる人は殆どいない

増え続ける食人鬼には対処できず部下たちには反感をかっていた
食人鬼退治に行くとき
りえは絶対に家で待たせて 俺を待っていてくれればいい
べたぼれ状態
だけどりえは俊彦好きで俊彦の元に行ったりしてるっていう
一馬ってイケメンだし一途だし優しいのに何でモテないんだろうね
十蔵に禁じられていたタコ
大葉にタコ焼きを薦められて食べちゃった

それから一馬は夜中に何かをむさぼってたり
段々と食人鬼に目覚め始めたっぽい
大葉ホント嫌な奴

腕が食人鬼みたいになって
どうし手俺が…
りえ、どこにもいかないでくれー俺を一人にしないでくれー
兄が食人鬼と逃亡、父親が死亡、仲間からは避けられ
りえだけだったのにりえは大葉の所に
一馬を助ける為だったと思うけど

大葉はりえの腕を切り落とし食人鬼の腕をつけ
不安を煽り心の中につけ込んで食人鬼として目覚めさせた
それで俊彦と奪い合う相手同士で対決させて強い方の腕を貰う気

それもすべて強い食人鬼の爪を収集して息子を強くするためだった
コレクションとかも作ったりして
己の為の私利私欲でここまでするんだもんね
大葉も食人鬼?っていうか手を変えて強くなってた

一馬の食人鬼になってからの狂気っぷりww
最初は自我を失う前に殺してくれーって仲間に頼むけど
怯えちゃってナイフ?を食った
アフロっぽい男(パソコン弄る人)にナイフ食っちゃったー
一人にしないでくれよー お前もいっちゃうのかー?
みたいに面白おかしく狂って追いかけるのが地味に怖いww

一馬りえ食べちゃった
鬼になった一馬の腕も足も斬り落とした大葉
俊彦が来て泣いてくれたのがよかった


ボンちゃん
俺、本当は砲丸投げ選手になりたかったんだ
見てて、僕の投球ホーム!
ボンちゃんめっちゃ優しい子だなー
というか純粋な心持ってる感じ
あんなに体でかいし怖い人と思ってたから
トラックに乗せてもらったお礼に鶴を折った折り紙を渡したり
トラック壊れちゃったけど

あの図体だから家の中入る時も壊しまくりで
でも悪気はなくごめんねって謝るし
探偵やってたけど
俊彦とゆかを見つけても殺しもしないし
見つけたら知らせなきゃいけないのに見つかってないって言ったり
料理食べておいしいーって言うし仲良くなっちゃって
俊彦が大葉にやられた時ボンちゃん助けに来て
父ちゃんに逆らうと怖い
父ちゃんには誰も勝ち目ないみたいな

きったねー  ずるいんだー

ジン?も大葉も春美に惚れてたんだって
飛んでった大葉の羽をもぎ取って
俊彦は床に救われ
こんなに犠牲を作ってもう幸せに生きてられない
私は食人鬼だしってヘリコプターから飛び込んだゆかを追いかけ
俺を助けろー!って助けるしかなく
やっぱり二人は愛し合って終わり

投稿 : 2015/09/26
閲覧 : 246
サンキュー:

1

ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

俺達に明日は無い?

2006年8月よりWOWWOWにて発表されたオリジナルアニメ 
原作&監督 湯浅政明氏&マッドハウス 音楽若草恵氏

この作品キャッチフレーズが、

エロティックバイオレンスホラーラブコメディー、

当初キワモノ?疑ったけど、
とんでもない、すなおにマイリマシタ<(_ _)>、

考えてみればアニメという媒体は、
作画や背景(絵画)基より本(小説)演劇演技(声、表現)
もう総合芸術であり文化でもあるという事、
あらため認識させられた、
{netabare}
食人鬼(通常形態は人間で興奮すると鬼になり人を襲う)というものが古来存在し、これを専門に狩る集団家系(愧封剣)の跡継ぎ長男が惚れた女は食人鬼だった、裏切り者の名を受けて全てを捨てて(←ごめんね~)食人鬼である恋人連れて禁断愛の逃避行、二人の運命や如何に?
{/netabare}
逃避行という事で、
ゲッタウエイ、ってより俺たちに明日は無い、かな?
そんな洋画観てた時代の日本、昭和40年代、
オープニングから即惹きつけられてしまった、
音楽、タイトルバック、フォント、
モロ昭和40年代感バツグン日活映画か~?みたいな、
これが劇中BGMからエンディングまで雰囲気一貫性見事で、
当時の退廃的或いはフラワーヒッピーサイケデリック、
そんなの流行ってた時代の感覚再現度凄い、
この世界観再現できる監督も凄いけど、
若草恵氏の音楽がこれしか無いってくらい合ってる、

画も背景もヤバい、好き嫌い無論あるだろうけど、
作品としてこの画でなければなんだね、
意図的ラフな線や背景や構図も随所けっこう緻密だったり、

ストーリーも基端逃避行って事で、
テーマがはっきりしてて判りやすいし、
全13話中にはけっこう素直に心響くエピソードもある、
芸術=わけわかんね~、って事もない、
{netabare}
最終回はス〇クキメてんじゃないかってぐらいぶっ飛び過ぎてたけど、
{/netabare}
万人受け難しい人選ぶ作品と言われれば、
それまでなんだけど、
監督湯浅政明氏という事で、
四畳半神話大系逆辿りで本作触れる方も多くそれも正解、
経緯どうあれ一度は触れて観て戴きたいものだなと。

投稿 : 2015/05/26
閲覧 : 640
サンキュー:

23

徳命 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

妖怪人間べ無

おもしろかったわ

投稿 : 2015/03/08
閲覧 : 249
サンキュー:

0

ネタバレ

Amarok さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ふつう

観た当初クソアニメだと思ったけど、よくよく思い返せば悪くない出来だったかも。観たの大分前なので記憶頼りですが。

全13話しかなかったんですかこれ。2クールくらいのイメージありました。まぁそれだけ中身が濃かったということで。

必要以上にグロさを感じた。OP前にもちょっとしたショートストーリーがあって、こっちももれなくグロい。
エロいシーンも多かったけど、興奮(共感)したことはなかったと思います。

純愛だったかな?人間×非人間のカプです。両者は対立関係で禁断の愛ってやつです。映画じゃ腐るほどある設定なんですが、アニメはどうなんでしょう?
人間関係の描写がかなり深かった気がする。
他にも自分が化け物になってしまう苦悩があったり。
それに関しては主人公の弟とその女はラスボスに利用された挙げ句、遊ばれ殺されて、結局意味あったの?って記憶が鮮明にあります。

まぁラスボスの非道っぷりを十分に引き出しましたが。
とにかくラスボスが凶悪過ぎて、死んだのが不思議だった。
DBの『熱戦・激戦・超激戦!』でしたっけ?
あれでブロリーなんで今まであんなに強かったのに、負けたの?
みたいな感じで。

難点が多かったアニメだったと思いました。

投稿 : 2015/01/08
閲覧 : 240
サンキュー:

0

諭吉がいつも逃亡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

エログロ

エログロナンセンス、なんて言葉が大昔流行ったそうですが、ソレをまんまでいくのりの作品です。
個人的には大好きですね、この感じ。
ただ画風が苦手って方も多いとは思いますが、意外に面白いので是非観て下さい
(笑)

投稿 : 2014/12/06
閲覧 : 343
サンキュー:

4

ろれ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かった

独特な絵柄だし、エログロなので完全に好みはわかれると思います。

が、ストーリーが面白いのでお勧めです。

椎名へきるさんの声が聞きたかっただけだったのですが見てよかったです。

OPがオシャレでかっこいいです。

投稿 : 2014/11/28
閲覧 : 239
サンキュー:

0

ててまる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

四畳半と同じ監督ですよ!

是非是非このアニメを見てほしい!
これはすごすぎる。
たまたまこの作品を見たが、
こんなの拾い食いなんてもんじゃない。
拾い食いなんかじゃ済まされない。

ワンクールでここまで素晴らしい
作品ができるなんて思ってもみなかった。
監督が同じ作品に四畳半があるが、
正直私にとってはあれよりも面白かった。

最初は設定だけが走ってしまうような中身が伴ってない
そんなアニメなのではと疑っていたし、
最後は容易に予想できるハッピーエンドだったと思う。
だけど、そう思っていても、
視聴者に最後まで見たいと思わせるような、そんなアニメだった

ストーリー上結末が見えてしまう時ってどうしてもあると思う。
だけど、そこでいい意味で予想を裏切り続けてくる、
そういうアニメじゃないと面白くないと私は思う。
その点で、このアニメは私の予想を気持ちよく裏切ってくれました。

そういえば、おおばさんはデュラララのイザヤに似ている所がありますね。
(性格的に)そういう所もこの作品の魅力の一つでもありますよね。

私はかなり楽しめました。

投稿 : 2014/10/08
閲覧 : 358
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

骨まで愛して  【ねこ's満足度:80pts】

『マインドゲーム』の湯浅政明監督による初テレビシリーズ。

人を喰らう性質を持つ”食人鬼”の女・由香と、食人鬼を狩る集団”愧封剣”の師範代・俊彦。
そんな二人が出会い愛し合うことから始まる、大人のためのエンターテイメント作品です。

もうOPからガツンとやられました。カッコイイ!!
独特な作画や演出。抜群のテンポに色気溢れるジャズィなサウンド。
センスの塊のようなその世界に、瞬く間に惹かれてしまいました。

ストーリはシリアスかつコミカルに。
序盤は由香と俊彦による愛の逃避行劇が主となりますが、話はそんな簡単にはおさまりません。
様々な登場人物による欲望や願望が複雑に絡み合い、甘く切ない人間ドラマが展開されていきます。

公式ジャンルは”エロティックバイオレンスホラーラブコメディ”。
そのすべてがバランスよく配合されていて、全13話あっという間に完走してしまいました。
コミカルなやりとりが秀逸な6話と、それとは対照的に哀しい結末を迎える9話は、特にお気に入り。
どちらも、この作品の魅力が十二分に詰まったエピソードだと思います。
ただ、最終話だけはちょっとやりすぎ……かな?(その分評価は控えめ)
予想のはるか斜め上をいかれて、わたしの脳がついていけなかっただけかもですが(笑)。

ちなみにエログロ描写に関しては、その特徴的な絵のせいかそれほどでもないです(わたしだけ?w)
ただあくまでも”食人鬼”ですので(笑)。その手のものが苦手な方はご注意を。

投稿 : 2014/09/19
閲覧 : 640

三崎鳴 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

湯浅政明初監督作品

『ピンポン』『四畳半神話大系』などの名作を手がけてきた湯浅政明初監督作品。古来より跋扈する食人鬼,そしてそれらを駆逐すべく戦闘集団愧封剣。事も有ろうに愧封剣師範代,俊彦は館長殺害の容疑がかけられた食人鬼ユカと駆け落ちしてしまう。館長職を継いだ,俊彦の弟一馬は逃げた二人の追跡に乗り出すが――
センスの塊の様なアニメーション映像,そして由緒正しき食人鬼というジャンルを扱った和風アクションとしての雰囲気,秀逸な脚本構成による引き込み,と湯浅監督らしさが光る良作。エロティックバイオレンスホラーラブコメディという公称ジャンル通りに,エログロ描写はふんだんのR15指定作品だが,映像的にそこまで厳しい描写があるわけでもなし。設定と映像的に『寄生獣』を彷彿とさせるが,ありがちながらに良くまとまったストーリー。ただテーマ性や主張といったものはなく,エンタメ性を追求したなんでもありの娯楽大作といったところか。

投稿 : 2014/08/28
閲覧 : 230
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3

ばぐぱいぷ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今更にケモノヅメ見てみた

≪エロティックバイオレンスホラーラブコメディ≫なんてジャンルだ!、と思うけど見てみたらB級映画のような内容。

ただでさえ抽象的な表現が多い湯浅政明が作った終盤ハチャメチャ型のストーリーを表面だけ見たらB級のように思える。

「妄想代理人」とか「AKIRA」みたいな結局のところ一つの物として捕らえようとしたときにストーリー性じゃなく全体のメッセージ性を読み取れという物語は実に厄介というかメンドクサイ。
嫌いじゃなくてむしろ大好きだけど全てを拾い上げるには結構見なきゃなんないし一回じゃわかんないし、何度見ても何か見落としたものがないか気になって堂々と語れない。

ああいう作画は好き嫌いが偏るみたいだけど個人的に大好きなんで全く気にならない、むしろ鉛筆とかシャープペンで絵をある程度描ける人は抵抗ある人いないんじゃないかなといつも思う。


トシヒコとユカの愛のところが一番面白かったかな
してる最中に怪物になるなんて恐すぎグロすぎ、でも手錠かけて最後までやれるなんてトシヒコはなんつー性欲の持ち主、いやあれが愛なのか?
空気悪いときに人間のリエとやっちゃうところとかもまあトシヒコがいい人なのかいい男なのか子供なのか、、男っていったいなんなのかね

冒頭のショートコメディとED曲は最高だった、
でも個人的に現実的で身近なのが好きな自分には「四畳半神話体系」や「ピンポン」ほど嵌らなかったのと、最終話があまり好きじゃないというところで湯浅政明監督作品にしては低い評価です。

投稿 : 2014/06/26
閲覧 : 269
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3

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

独特な雰囲気でめちゃくちゃ面白いです。

作画がいいです。どっかの漫画家が描いたようなヘタウマな絵が斬新です。ストーリーも面白いですし笑いの要素もあります。内容重視の良作アニメです。

投稿 : 2014/05/07
閲覧 : 301
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0

だわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白い。まさに怪作。

13話

面白い。
異形の人食いという化物を物語の軸にすえながら、愛について描く湯浅監督の力作。
随所にユーモアや面白い風刺を散りばめ、必要以上に重くならないようになっている。
R15指定もついていてエロ・グロ描写はきつく、ファンを選ぶ作品になっているが、
愛について描くというだけあって内容は深く、各キャラ視点での考察を楽しめる構成になっている。

この作品の作画に対する評価は難しい。
作画が綺麗じゃないという声のあるこの作品、たしかに作画は苦手な人もいそうだ。
作画は鮮やかでなく淡く、キャラデザイン含め全ての絵の輪郭が安定しない。
一見雑にも見える線の多い画像。女キャラは全く可愛くなく、豚とは無縁と言い切れるが、
このアニメの制作された2006年の「いい頃のマッドハウス」はアニメの在り方について
一石を投じる作りを湯浅監督のもとでやってのけたと思う。
キャラや背景は抽象的かつ象徴的であることに徹することで、
従来とは別のベクトルで視聴者によるリアリティーへの還元を試みたという作品なのではなかろうか。
変化球らしい変化球というか、異彩をはなった異色のアニメ作りであり、
これこそまさに怪作であると言いたい。

最終話のまとめかたが少々役者に役を持たせきれなかった感触はあるものの、
視聴後の余韻は強烈で、各キャラの愛についての物語の
ハッピーエンド、グッドエンド、バッドエンドについて自分の記憶の欠片と対話し、その美しさや愚かさについて考察したくなる。
そんな魅力を持つ面白いアニメだった。

投稿 : 2014/04/26
閲覧 : 753
サンキュー:

36

gkc さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まあまあ面白かったです

話の内容はまずまず、悪くないと思います。
シリアスな全体のつくりにギャグが織り込まれている感じ。
男女の一途なところも良いと思います。

グロな部分の表現も、ほのぼのした感じのヘタウマみたいな画風が上手く中和していました。

ただまあ、もう少しシリアスならシリアス色を、ギャグ色ならギャグ色を強くしても良かったかなと・・・

投稿 : 2014/04/19
閲覧 : 282
サンキュー:

2

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良い意味でB級アニメっぽいです。

あらすじは、食人鬼を狩るため古より続く戦闘集団「愧封剣」その師範代である桃田俊彦と、
食人鬼である由香との愛の逃避行のお話。全13話です。

ん~自分は楽しく見れたのですが、なんかクセの強い作品ですねww

内容もだけど、特に独特の癖の強い絵柄。絵でダメな人かなり多いと思います。
とは言う自分も苦手です!!ってか嫌いですww

普通ならココまで絵柄が嫌いなら途中で切りそうなんですが、コメディとシリアスの
バランスが良くて、最初から最後まで飽きずに見れちゃいました。

それに、内容的には結構シリアスな話のはずなのに、この絵柄やコメディ要素のおかげで、
重くなり過ぎず良かったです。

一目惚れした女性がアタマから離れない剣一筋だった俊彦や、
由香と利江の醜い女の言い争いなどは結構笑えましたww

まぁ絵柄については散々言っていますが、この絵柄だからこそ、
独特で良い感じの雰囲気が出てたとは思います!!

もし綺麗な絵柄だったら、すごく生々しくて気持ち悪い作品になってたと思う....

絵柄以外にもグロいシーンもありますし、かなり好き嫌い分かれそうだと思うので、
オススメはしませんが興味のある方は見てみても良いと思いますww

投稿 : 2014/03/26
閲覧 : 469
サンキュー:

24

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

絵は綺麗とは言い難いが・・・

作画の評価を迷いました。というのも絵が一見すると汚いからです。それで断念する人もいるでしょうが私個人の意見としては芸術的でスタイリッシュでした。話も続きが気になりワクワクして見れました。ただ、グロい内容なのでそれが苦手でなければオススメです。

投稿 : 2013/11/22
閲覧 : 273
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見て良かった。

1960年代頃の作品かなぁ?作画も雰囲気も現代に見るとイイなんて思ったら2006年の作品。

食人鬼を狩る為の戦闘集団「愧封剣」の館長の息子で師範代の剣客トシヒコは、食人鬼・ユカと恋仲になり2人で逃亡生活。立場を越え、興奮すると食人鬼になってしまう等の障害を乗り越えながら愛を貫こうとするラブロマンス。

BGM効果もあるが、何となくハードボイルドでコミカルでロマンティック、人間臭くてダサイけど小気味良い。鬱すらも時に面白く素敵な面を垣間見せる。

武人達の愛に対する不器用さと、艶やかな女たちの包み込む愛や情念、したたかさ。
脇役もそれぞれ魅力があり、悪者もしっかり悪役してる。面白い要素が満載だった。

もしも、あにこれ登録していなければ見ていなかった作品で、見て良かったと思う。紹介してくださった方に感謝を込めて。

お勧めです!

投稿 : 2013/11/05
閲覧 : 292
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

〜恋の逃避行〜

全13話
湯浅 政明監督作品(四畳半神話大系やクレヨンしんちゃんの監督)
エロティックバイオレンスホラーラブコメディ作品(長いですねw)
キャッチコピーは「愛した男は敵だった。抱いた女は殺人鬼」

AT-Xで放送がありましたので、タイトルに興味があって観てみました。
お話は、食人鬼の女性と食人鬼を倒すための戦闘集団「愧封剣」(きふうけん)の男性が恋に落ち、「愧封剣」の他メンバーに追われる2人の逃避行を描いた作品です。

食人鬼といっても普段は人間と変わりません。興奮すると食人鬼に変身します。このギャップが凄まじいです。

たまに実写が入っていたり、はっとするような美しい背景になったり、結構実験的な作品ですね。

最初は独特の作画とエログロ描写から、合わないと思って観てましたが、徐々に面白くなってきて、結局一気に観てしまいました。

お話は基本1話完結が多いですが、食人鬼対愧封剣という戦いが根底にあり、違った立場の2人の中に相容れない関係をお話ごとにうまく色々な出来事に取り入れられています。

暗い感じがしますが、コメディ要素もうまく取り入れられているので、最初はそれほど重くならないですね。{netabare}(猿師匠には爆笑しましたw){/netabare}

でも終盤はかなり重い展開になり徐々に伏線が回収されていきますが、だんだん切なくなってきました。でも最後はいい終わり方でした。

個性的な作品なので、合わない人も多いかと思いますが、興味があったら観てくださいね。オススメです。

OP 昔の特撮映画のOPを観ているような作画でした。曲もパンチが効いてますね。
ED 胸に突き刺さるようなバラードです。いい曲です。

最後に、北斗の拳のラオウ役などで有名な内海賢二{netabare}(6月にお亡くなりになられた){/netabare}さん、名演技でした。

投稿 : 2013/10/30
閲覧 : 605
サンキュー:

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ケモノヅメのストーリー・あらすじ

食人鬼を狩るため古より続く戦闘集団「愧封剣」。その師範代である桃田俊彦は、事もあろうに愧封剣館長殺害の疑いをかけられた食人鬼の上月由香と恋に落ち逃亡してしまう。俊彦の弟の桃田一馬は、逃げた二人の追跡と愧封剣の館長職を継いで愧封剣の運営に乗り出す。元愧封剣メンバーの大葉久太郎の助力を得て組織の近代化を進める一馬だが、最近の食人鬼の激増による連戦で疲労の頂点にある隊員達と、 これを機に影の存在であった愧封剣を社会にアピールしたい一馬の間で亀裂が生じはじめる。(TVアニメ動画『ケモノヅメ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2006年夏アニメ
制作会社
マッドハウス
公式サイト
www.wowow.co.jp/anime/kemono/
主題歌
≪OP≫勝手にしやがれ『オーヴェール・ブルー』≪ED≫サンタラ『好き』

声優・キャラクター

木内秀信、椎名へきる、吉野裕行、柿沼紫乃、筈見純、内海賢二

スタッフ

原作:湯浅政明/マッドハウス、 監督:湯浅政明、シリーズ構成:湯浅政明、キャラクターデザイン:伊東伸高、色彩設計:大武恭子、美術監督:河野羚、音響監督:中嶋聡彦、音楽:若草恵

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