みっか さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
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宇宙よりも遠い場所の感想・評価はどうでしたか?
みっか さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
青星アーツ さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
まとめとしては、テレビでも紹介されるような『宇宙よりも遠い場所』ですが、話や演出によっては全く分からないということがあります。簡単ではないかもしれませんが、良い作品との出会いはキャラクターにあるかもしれないです。
気になったところは
{netabare}
・いくらなんでも高校生がどうやって許可をもらい行けたのか
・目に余る親友(不快感はちゃんと残ってます)
・友人に乗っかる主人公
・いまいちな台詞
台詞では大事な場面の第一声で、母との思いよりも馬鹿にされたことへの仕返しをしていました。これはかなり残念。綺麗な景色故によりいっそう言葉の小ささが目立ってしまったかも。
{/netabare}
きまりさん、主人公としては『自分で決めた』といっていますが、人の目標と行動力に乗っかり、他メンバー含め旅行の域を出てません。12話という短い中で、それぞれ友人のエピソードを中途半端に入れてしまい残るものがないです。op・edは良いです。エピソードも覚悟も半端に感じられた。12話なら芯を1っぽんに絞る方が楽しめたかもしれません。本当に人気が広く得られる作品なのか疑問に思う。
takato さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
本作については、もうかなり語り尽くされていると思うので、ここでは本作以外にも見られるようになってきた、夢を追う少女たちが現代アニメのヒーローとなってきいてる潮流について語りたいと思います。
そこで現在を知りたければ、ここに至るまでの歴史的な潮流を変化を知らなければいけない、というクロニクルおじさんこと山田玲司先生の流儀に従い、ヒーローの変遷をザックリ考察したいと思います。
90年代までの日本の漫画、アニメにおいては圧倒的に男性がヒーローの潮流が続きました。しかし、95年に初めて違う流れの作品が大ヒットします。男性主人公の圧倒的な挫折を描いたエヴァンゲリオンです。
これは、正に時代の先駆けだったといえるでしょう。0年代になるとバブル崩壊後の経済不安はもはや正視せざるをえなくなり、男性はドンドンとシンジ君と化して自信喪失していきました。
その後にターニングポイントになったキャラといえば、ハルヒのキョンでしょう。エキセントリックで突っ走るハルヒに対して、ヤレヤレな消極さで対応しているようで、そんなハルヒを見守ることに実は喜びを感じている主人公。
ここに、視聴者の気持ちが積極的に事態に関わる男主人公に感情移入することから、女の子を見守る形へと変化したことを象徴しているでしょう。
更に、現実の恋愛減少がアニメにもたらした、日常系の隆盛も男性主人公の減少に拍車をかけたといえるでしょう。
これらの要素によって男性主人公の役割はドンドン減少し、女性主人公が増加の一途を辿りました。
しかし、男性の中の熱い魂が死んだのでしょうか?
さにあらず。
熱い気持ちを託したいという想いが消えたわけではなく、対象が別の物になったといえるでしょう。
それこそ、夢を追いかける女の子たちです。この流れはアイドルアニメの隆盛が大きかったでしょう。見守るから、応援したくなる女の子たちへ。
教室の中で、会社の中で、みんなの空気を読んで右往左往する夢のない狭く淀んだ時代。
そんな中でも自分の道をしかと見据え、笑われて馬鹿にされても諦めず、外に出て夢を現実にした報瀬の「ざまあみろ!」の高らかな叫びは、南極に匹敵する広さと澄みきった空気に満ちている。
現代の視聴者が一番感情移入できるものは、それは少女たちの熱い友情であり、不撓不屈の頑張りを見せる意志力といっていいでしょう。彼女達の元に再びヒーローの熱と活力が蘇ったのです。
しかし、この潮流はプリキュアによってだいぶ前から為されていたものとも言えます。
0年代に始まったとはいえ、初代とSSは明らかにDBを女の子でやる、といった方向で男性主人公たちが失っていった熱さを体現しているような作品でした。
時代が経てDB路線から変化しましたが、彼女たちの友情と人の心の力を信じる方向は、作品ごとに程度の違いはあってもずっと輝き続けているのは驚嘆すべきこと思います。
マサ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
おおかみ さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
nbf85jhmW さんの感想・評価
1.5
物語 : 1.5
作画 : 1.5
声優 : 1.5
音楽 : 1.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
ポリゴン@Radio さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
自分の信念を持って努力し続ける物語
信念を持ってなにかに向かうのってすごいなぁと思える!
赤羽カルマ最強 さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ストーリー 20点 1話1話の完成度が高い、伏線の回収も上手くいっていた
作画 20点 映像はかなり綺麗
声優 19点 有名な実力派の声優ぞろい
設定 19点 キャラクターはきちんと掘り下げがあり、魅力的に感じる
音楽 20点 OPは名曲
総得点 98点
1クールなのに完成度は結構高く感じました。花田さんにしては脚本は上手いと感じました。
カール さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
腐った牛乳侍 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
話は良かったと思うよ?南極に対してかける思いとかは引き込まれたし終盤の展開は普通に感動した。
ただ、キマリとめぐっちゃんだけはどうしても好きになれなかった。スタンスが終始適当なキマリ、嫉妬心で戦犯ムーブかますめぐっちゃんの2人がひたすらノイズになってた印象、キマリはもう少し落ち着いて行動させた方が話的にストレス溜まりにくかったかもしれない。他のキャラも扱い方が微妙なんだよな。
話はわりとできてたとは思うがやはりキャラの酷さは花田由来のものだからそこはどうにかして欲しかったなぁ…
tinzei さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
簡単なキャラ評。
キマリ→同情できる要素がないから、観ててイライラした。
シラセ→めんどくさいキャラだけど、人間味があって一番青春してた気がする。
ヒナタ→良くも悪くも一番大人だった。
ユヅキ→ヤンデレキャラ。だけどそれ以外あまり印象がない。
大手アニメ会社のオリジナルだから、作画も声優も良かったけど、正直好みじゃなかった。
「南極」ってことを除けば普通の青春作品だから、主役キャラに感情移入できなくなった(orイラつきを覚えた)時点で面白くなくなるけど、そのキャラがまさにキマリだった。
典型的な青春系主人公キャラだけど、観てると何故かイライラしてくる。「新しいことがしたい」っていう誰しもが思う動機だから、一見感情移入しやすく見えるけど何故かキマリだけはイライラした。
このイライラの正体は自分でもよく分からないけど、強いて言葉で表すなら「無神経さのご都合主義」ってとこかな。もっと作中でキマリが苦労をする場面(大人に怒られたり、家族と不仲になったり)があれば、このイライラも消えたんだろうけど……。
hidehide さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
背景に砕氷船…この時点で、
氷…?…女子なので、ペンギン的な?…と
思っていたのですが…
まかさの、真っ向勝負で南極、とは…
今の日本、
ナンとも生きづらく、せちがらい、
何かにつけて、やんやと騒ぐ倫理ナンとか、
世の中、親、PTA などがウヨウヨと…
『女子高生が南極に行く!』
ナンてなった日にゃ、バッシングの嵐でしょう…
ひがみ、生意気と思いつつ、心では羨ましがり、
危険だからと、いう理由を押し付け、
その大元すら否定し叩く事でしょう…。
めぐっちゃん、は
そんな世の中の象徴、の様にも感じました。
アニメだから、と言ってしまえばそれまでですが、
設定的にはありえず、
…が、しかし!
『不可能ではないのかも!?』
…とも思わせられる設定にはワクワクしましたね。
『俺も南極、行きてぇ~!!』みたいな。
15、16の高校生が、
まだまだ長い人生の『階段はこちら→』的 案内板の、
更にその案内板の『案内板はこちら→』の先に、
きざし、かけら、をやっと見つけた、宝探しの様な、
そんな輝きに満ちた挑戦と未来には、
南極すら、
1つのアイテム、通過点でしかないのでしょうね。
声優よし、設定よし、展開よし、テンポよし、
13話、凄く詰った映画の様に感じました。
歳を重ね、改めて見たのですが、
やはり、イイ作品は、今見ても本当にイイですね。
そして、歳のお陰で、また違った思いが馳せる…
イイ作品の醍醐味です。
蒼い星 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
ごりたん さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:----
圧倒的青春。コメ主が中高生くらいの時に感じてた思いを1話から主人公達にバッチリ言い当てられて痛く共感し、ボロボロと泣いてしまいました。
いい意味で期待を裏切るキャラ達の行動に終始飽きることはありません。
特にすごいなと思ったのは南極について最初に言う言葉が「ざまぁみろ」だったこと。凡人が作るアニメキャラであれば涙を流しながら「お母さん…着いたよ」みたいなこと言う場面ですが、しらせは違います。いつも大きな行動を起こそうとする人は周りから非難されます。何にも関係のない人からでさえも。僕もそういう経験がありましたし、そういう周りのガヤたちが心底嫌いでした。でもこの言葉を聞いた時、自分自身がとても救われた思いになって超〜スッキリしました。
最初から最後までどのエピソードを切り取っても面白い。ここまで1クールで完成されきった青春アニメは今後出ないかもしれないですね。ありがとう、よりもい。
T.N さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
女子高生達の友情がよく響くアニメだと思います。
時にけんかしたり笑い合ったり泣いたり分かち合いがとてもよく描かれている
作品です。また南極に関して作画含め丁寧に描かれている作品だと思います。
見終わり良いアニメだったと心から思えました。
甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
悩みをかかえた四人の女子高生がいろんな思いを胸に南極を目指すお話です!
曲良し作画良し声優さん良しストーリー良し!!!
マイナスポイントがないのでは…?
圧倒的青春を感じさせる物語になってます。
高校時代に青春らしい青春をしてこなかった私にとっては胸に刺さりまくりました。
こんな青春送りたいですよね、(こんな青春は本当に存在するのか怪しいですが)
なんか面白いことしたい!!!の感情だけでささーっと動ける人は少ないと思います。
ましてや南極行きたいって言ってる同級生いるし私も乗っかろー!!!
って結構なことだと思います。
いろいろと若い世代の思い切りの良さや、行動力を、羞恥や苦悩をうまく描写しているのではないかと思いました
この作品笑いあり涙ありなのはもちろんなんですが、友情の熱いシーンがぐっときます。
友達とは何なのか、どんなふうに思えるのか等。
いくら離れようともそばに入れなくてもまたここでと言えるような関係を築けるひとが一体どのくらいいるのかと。
そして南極にいくことの難しさを知って尚も諦めない心。
諦めなければきっとうまくいく、全てがうまくいくわけではなく、時に過酷な状況に陥るかもしれない。
それでも励まし合って前を見ていればいつかきっと。
そんなことを学ばせてもらったような気がします。
仲間ってとっても大切なんですね。
今が辛くても同じ目標を目指す仲間を見つけられるとまた世界が変わるって本当だなぁ。
評価点が高い理由も見れば分かる作品です、見てきたアニメの中でもかなり面白い作品です
ありがとうございました。
鹿羽 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
なっぱ𖧷𓈒𓂂 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
白毛和牛 さんの感想・評価
2.3
物語 : 1.0
作画 : 2.5
声優 : 4.5
音楽 : 2.5
キャラ : 1.0
状態:観終わった
藤真 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
終盤の畳み掛ける展開は圧巻の一言。
一方で、感動させっぱなしでは終わらない後味の良さも好印象でした。
個人的には白石結月という推しキャラがいたのも良かったです。
yut さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
家族から「また観てる!」ってブーイング飛ばされるぐらい好きなヤツです。
初めて観た時から一話目から最終話まで「スッ」と観れてアニメ入門のきっかけになりました。
おかわりする度にどんどんハマっていける作品です。
絵も綺麗で「最近のアニメってすごいなぁ〜」って驚きました。
声優さんが上手いせいか、女の子らがホンマにしゃべってるように思えました。
始まりの歌はワクワクしてくるし、終わりの歌も「がんばろう!」って気持ちになってきます。
盛り上がりのときに入る歌がシーンにバッチリハマってて、鳥肌といっしょに目汁と鼻汁が一緒に出てしまいました。
「何この子ら。めっさ可愛いやん。俺の高校時代、こんな子らいてへんかったなぁ」って思いました。
キマリ・・・天然やけどポロってかっこいいこと言うからびっくり。
しらせ・・・この子が主役ちゃうん?クールで熱くてポンコツ。書ききられへんほど好きです。
ひなた・・・チーム(?)のまとめ役。こういう子がおると助かるんよね。
ゆづき・・・いいお姉さんたち(友達)と出会えてよかったね。
って、みんなに感情移入できるぐらい好きな女の子たちです。
5回ほど観たときに「ポスターかなんかないんかなぁ?」って探したんやけど見つからんで、なんかカードみたいなんがあってそれ買ってフレームに入れて飾ってます。
それを見ると「もう一回観よ」ってなって、おかわり継続中です。。。
ナルユキ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
でこぽん さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
この物語は、4人の女の子が「宇宙よりも遠い場所」に行く物語。
彼女たちは旅に出る。見たことのない風景を見るために…
怖いけど、やめちゃいたいけど、意味のないことかもしれないけど、
でも…この旅が終わるころには、彼女たちはきっと成長しているでしょう。
この物語の特徴として、主人公の玉木まり(キマリ)のたくさんの心の声が、あたかもナレーターのような話し方で、ゆっくりと力強く表現されています。
その言葉が心に響きます。その響きが感動を呼びます。
そして、挿入歌の『ハルカトオク』が心地よく物語を彩ります。
主張しすぎず、控えめな音量で「あくまでも主役は物語だよ」と、示唆するように…
だから、まるで心地よい音楽を聴いているように、多くの人がこの物語に引き寄せられたのではないでしょうか?
{netabare}
第一話 青春しゃくまんえん
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
{netabare}
キマリは、ごく普通の高校二年生。
やりたいことがあるのに、ぎりぎりになるといつも怖くなり、結局何もできない。
そんな情けない自分を変えたいとキマリは願っていました。
でも、自分の性格を変えることは、なかなかできません。
ある日、偶然キマリは小淵沢報瀬(こぶちざわ しらせ)が落とした百万円を拾います。
その百万円はしらせが南極に行くためにアルバイトをして貯めたお金でした。
百万円をしらせに返す際、しらせから南極の素晴らしさを知らされます。
しらせの母が書いた南極の本には、水平線を転がる太陽、夜空に花のように美しく咲き誇るオーロラなど、キマリがまだ見たことのない風景が写っていました。
「しらせと一緒に南極に行きたい。」キマリの思いは膨らみます。
「でも、怖い。すごーく怖い。」それも事実です。キマリは悩みます。
でも、このままだと、今までと同じで何も変わらない。それは嫌だ。
「今度こそ情けない自分を変えよう。」そう決意して、キマリはしらせと一緒に、砕氷艦しらせの下見に広島まで行きます。
彼女は勇気を振り絞り、今、一歩を踏み出しました。
{/netabare}
感想
{netabare}
キマリの友達の高橋めぐみちゃんがすごく良い感じ。
彼女はいつも、どんなことがあってもキマリを応援する。背中を押してくれる。そして情けないキマリを叱ってくれる。
こんな友達がいるキマリは幸せだと思う。
そしてしらせの母親は、どんな思いで子供に報瀬(しらせ)と名付けたのでしょうか。
南極観測隊が乗船する砕氷艦と同じ名前。
きっとしらせの母親は、娘も南極を好きになるよう願っていたのでしょうね。(^_^)
{/netabare}
{/netabare}
第二話 歌舞伎町フリーマントル
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
{netabare}
フリーマントルはオーストラリアにある港町の名前。
砕氷艦しらせへ観測隊が乗船する場所です。
そこに行く旅費を稼ぐために、キマリはコンビニでバイトします。
そのバイト先で働いていた三宅 日向(みやけ ひなた)と意気投合し、ひなたも南極に行く仲間に加わります。
しらせとキマリとひなたは、砕氷艦に乗り込むための行動を新宿の歌舞伎町で起こしますが、あまりにもずさんな作戦のために、もろくも失敗します。
しかも、以前も観測隊員の人から南極行きをしらせが断られていた経緯を、キマリやひなたは知ります。
{/netabare}
感想
{netabare}
ひなたはとっても明るい女の子。だけどその明るさは、何か無理をして明るくふるまっているような気がします。
学校に行かずバイトをしている16歳の女の子。
きっと何かの事情があるのでしょう。
同じ年頃の人たちが高校へ通うのを仕事場で見ながら、彼女はどんな思いをしているのでしょうか?
苦しいことや悔しいことが、きっとあるに違いありません。
私にはそう思えます。
だから、ひなたはキマリと出会えて良かった。そう思いたいです。
{/netabare}
{/netabare}
第三話 フォローバックが止まらない
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
{netabare}
しらせたちのもとへ白石結月(しらいしゆづき)がやってきます。
結月は南極行きが決まっている女性芸能人でした。
そして、「私の代わりに南極へ行ってほしい」と、しらせへ頼みます。
結月が南極に行きたくない理由は、友達がいないためでした。
結月の母親から結月を説得するようにキマリ達は頼まれます。
だが、結月の行きたくない理由を知ったキマリたちは、
結月の意思を尊重して、決して無理強いをしません。
それどころか、結月が寂しくならないように気を使います。
その優しさに結月は大泣きしてしまい、キマリたち3人と一緒ならば南極へ行くと決断します。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回はとても笑い、とても暖かい気持ちになりました。
孤高の少女しらせのおバカなところが十分に味わえただけでなく、
結月の心の叫び、ひなたの社会人としての立派さ、キマリの優しさが心に染み入ります。
結月は芸能活動が忙しく、今まで友達ができなかった女の子。
多くの人は芸能人に憧れ、芸能人をうらやましがるでしょう。
でも、芸能人である結月は、人気よりも友達をつくりたいと願ってました。
どんな人にでも悩みはあるのです。
目に映る情報だけで人をうらやましがるのは、やめた方が良いですね。
結月は、友達ってどんなものかがわからない女の子。
だけど、キマリたちを見ていると、結月の心が和みます。
そして、キマリたちと一緒の時間を過ごしたいと思うようになります。
友達や恋人って、そんなものだと思います。
一緒の時間を過ごしたい。単純なことですが、それが最も大切なことです。
顔が綺麗とかカッコいいとかは、最初のうちだけです。
付き合っていれば、そんなのは、どうでもよくなりますよ。
{/netabare}
{/netabare}
第四話 四匹のイモムシ
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
{netabare}
キマリたちが夏季訓練のため、山で合宿します。
学校のみんなは、まだキマリたちが南極に行くのを知らないので、キマリたちの行動をあざ笑います。
多くの人たちは、相変わらずしらせやキマリの行動を『無駄なこと』だと感じています。
「笑いたい人には笑わせとけばいい。その代わり、南極に着いてから言うの。
『ざまーみろ、ざまーみろ、ざまーみろ』って…」
それがしらせの考えでした。
四人は真面目に訓練します。
それは、学校では決して教わらない、南極で生き抜くための訓練でした。
速さを競うわけでもなく、時間を競うわけでもない。
自分たちがいる位置を正確に導き出す訓練でした。
{/netabare}
感想
{netabare}
自分のいる場所を正確に把握することは、人生においてとても大切なことです。
例えば、勉強の際、どの分野のどのレベルの問題で自分が躓いているのか。
仕事の際は、自分の立ち位置がどこで、どの問題に直面しているのか。
を正確に把握しないと、対応方法が違ってきます。
ゴールは見えているのだけど、自分の居場所がわからない…。
そうならないように頑張りましょう。
四人の実施訓練は山でのテント生活です。
まわりには灯が全くないため、夜空が綺麗です。
満点の星空に天の川。都会では決して見ることのできない光景です。
そして、山での日の出の瞬間、それは最も美しい光景でした。
{/netabare}
{/netabare}
第五話 Dear my friend
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
{netabare}
キマリたちが南極に行くのを、全校の生徒が知ることになります。
しらせやキマリを見る皆の目が変わってきます。
その中で唯一、キマリの親友の高橋めぐみは、複雑な心境でした。
キマリと一緒にいると、めぐみはお姉ちゃんになったような気がして嬉しかった。
だけど、キマリは一人で前に進みだした。
今までのおどおどした態度も、今のキマリには見られない。
それが寂しかった。それが悔しかった。無性に腹が立った。
やっかみだった。
自分で自分を情けなく感じていた。
だからめぐみは、自分の愚かな行為を正直に告白して謝り、キマリに絶交宣言をします。
そんなめぐみに対して、キマリは温かい言葉をかけます。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回はめぐみの気持ちが心に響きました。
キマリがいつも頼りにしている大親友のめぐみ。
どこから見ても欠点など見当たらないめぐみでしたが、
そんなめぐみも、普通の少女でした。
めぐみが涙を流しながら告白した内容は、忘れられません。
{netabare}
最初キマリが南極に行くって言った時、なんでこんなに腹が立つんだと思った。
昔からキマリが何かするときは、私に絶対相談してたのにって…
昨日、キマリに言われて、やっと気づいた。
くっついて歩いているのはキマリじゃなくて私なんだって…
キマリに頼られて、相談されて、あきれて面倒見るようなふりして、偉そうな態度とって…
そうしていないと、何もなかったんだよ。私には…
自分に何もなかったから、キマリにも何にも持たせたくなかったんだ。
だめなのはキマリじゃない。私なんだ
ここじゃないところに向かわなければならないのは、私なんだよ。
{/netabare}
こんなにも悩んだめぐみは、これからもキマリの大切な友達でい続けるでしょう。
そして、このシーンで使用された挿入歌が sayaが歌う「またね」
陰気で寂しい歌です。
通常であれば、こんな寂しい歌は多くの人が敬遠します。
でも、この歌があるからこそ、このシーンが感動を呼ぶのです。
多数の方が、このシーンで涙を流されたのではないでしょうか。
私は、このシーンだけで既に6回も見ました。
{/netabare}
{/netabare}
第六話 ようこそドリアンショーへ
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
{netabare}
キマリたちは日本を出ます。
最初の宿泊地はシンガポール。アジアにおける海の交差点です。
シンガポールはいつの間にか、アジアにおける空の交差点にもなっています。
結月はいつの間にかひなたから「ゆず」と呼ばれるようになりました。
愛称で呼ぶのは友達だから。結月はそう呼ばれるのがとても嬉しそうです。
ところが、ここでひなたがパスポートを失くします。
外国でパスポートを失くしたら、旅行どころではありません。
何をしても楽しめません。おそらくひなたもそうだったはずです。
みんなは、パスポートを失くしたひなたに気を使い、優しくします。
でも、パスポートが再発行されるまで滞在すると、航空券が使えなくなる。
それは、南極へ行く船に乗れなくなることを意味しています。
みんなに迷惑をかけたくないので、3人で先に行くようにとひなたが告げます。
ひなたは南極に行くのを諦めます。
そんなひなたに対して、しらせは意地を貫き、ある行動に出ます。
今まで苦労して貯めた百万円を使って航空券を買います。
それは、しらせの信念でした。
{/netabare}
感想
{netabare}
ここではしらせの成長を見ることができます。
孤高の少女しらせが、いつの間にか仲間を大切にし、それが最も大切なことだと言い切るようになりました。
しらせがひなたに言い切った言葉が痛快です。
{netabare}
意地になって何が悪いの。
私はそうやって生きてきた。
意地張ってバカにされて、嫌な思いして、それでも意地張ってきた。
間違ってないから。
気を使うなって言うならはっきり言う。
気にするなって言われて、気にしないバカにはなりたくない。
先に行けって言われて、先に行く白状にはなりたくない。
四人で行くって言ったのに、あっさり諦める根性無しにはなりたくない。
四人で行くの。この四人で。それが最優先だから。
{/netabare}
ここまで大切に思われたひなたは、とても幸せを感じたことでしょう。
{/netabare}
{/netabare}
第七話 宇宙を見る船
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
{netabare}
今回はしらせのお母さんの話が、いたるところに出てきます。
キマリたちは乗船します。
船の中はあわただしく、人員が不足しているようです。
しらせのお母さんが亡くなったのが原因で、3年間南極への観測は延期され、スポンサーも少なくなった。
予算削減のため、みんなが作業を多くこなしているようです。
しらせが船室のベッドで横になったとき、天井には蓄光塗料で星々が描かれていました。
これはきっとしらせのお母さんが描いたのだろう。みんながそう言います。そしてしらせもそう信じます。
かつて母が寝泊まりしていた場所で寝る。これはしらせにとって感無量でした。
そして、観測隊の南極での最終目的をしらせたちは知ります。
民間として南極に天文台をつくる。
10年かかろうが20年かかろうが構わない 南極でまだ知られていない星を見つける。
それが隊長の藤堂吟(とうどうぎん)、副隊長の前川かなえ、そしてしらせのお母さんである小淵沢貴子の目標でした。
{/netabare}
感想
{netabare}
結月はプロのリポーターです。それに対してしらせはポンコツリポーター。
でも、ひなたのファインプレーで、しらせは度胸をつけます。
「皆さん一緒に南極に行きましょう!」と叫び、拳を高々と振り上げます。
たったそれだけのことですが、赤面症のしらせにとっては大きな一歩でした。
それはとても素晴らしいことです。
授業では決して教わらないことでした。
これからもしらせは仲間に助けられて成長してゆくでしょう。
そして観測隊の最終目的、「南極で誰も知らない星を見つける」
とてもステキです。
こうやって地道に頑張っている人たちのおかげで、今の科学技術が出来上がっているのですね(^_^)
{/netabare}
{/netabare}
第八話 吠えて、狂って、絶叫して
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
{netabare}
キマリたちの乗った船が出港します。
キマリたちは元気いっぱいで乗組員のリポートをします。
しらせは少しづつリポートの仕事に慣れてきました。
でも、南極に近づくにつれて、波は荒くなり船の揺れも大きくなります。
寝ている最中に体が宙を浮くこともあります。
それほど激しい揺れなのです。
キマリたちは船酔いしてグロッキーになります。
食べる元気もない。運動する元気もない。
このままだと、南極に着いても役に立つ自信が全くない。
でも、自分たちが選んだ旅だから。
ここに来ると決めたのは自分だから。
だから頑張れる。
キマリたちは体力をつけるために、何度吐き気がしてゲロを吐こうが、
頑張って食事します。頑張って運動して少しずつ体力をつけます。
そして、久しぶりに晴れた日。甲板から遥か彼方の水平線を見ると、流氷が浮かんでいました。
キマリたちは南極の入り口に到着したのです。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は何か大きな出来事があるわけでもないのに、不思議と感動します。
キマリの声が、静かに、力強く、胸に響きます。
結月が船酔いで寝込んで落ち込んだとき、
しらせは、「頑張るしかないでしょう。ほかに選択肢なんてないから」と言い、結月を励まします。
それに対してキマリは、「そうじゃないよ。選択肢はずっとあったよ。でも選んだんだよ。ここを。選んだんだよ、自分で」と言います。
このときのキマリの言葉は、結月やひなたやしらせ、そしてキマリ自身をも、力強く励ましたようです。
さらに船の揺れでみんなが一斉に転んだときでも、キマリは「楽しい」と言い放ちます。
このときのキマリは未来を見すえていました。
この旅が終わったとき、今日の苦しかった出来事は、きっと楽しい思い出に変わっているはず…。そうキマリは確信しています。
実に素晴らしい考え方です。
こんなキマリの考え方ならば、どんな困難にでも打ち勝つことができるでしょう。
そして、キマリの心の声が語る南氷洋の景色が感動します。
{netabare}
雲もなく、鳥の姿もなく、視界全てが一面の青。
どんなに目をこらしても、見渡す限りの水平線。
確かに船の音は聞こえているはずなのに…
その圧倒的な景色が、音を消していた。
そこにあるのは、宇宙を思わせる無音の世界
そのとき、確信した。
この向こうに、本当にあるんだ。南極が…
{/netabare}
{/netabare}
{/netabare}
第九話 南極恋物語
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
{netabare}
今回は、隊長である藤堂吟としらせとの過去を垣間見ることができます。
吟としらせとは10年前からの知り合いです。
そして、不思議と二人は、お互い口下手で、性格が似ています。
そして吟は、しらせが自分を憎んでいると思っている。母親の捜索を打ち切った自分を許していないと思っていました。
でも、それは誤解でした。しらせは吟を憎んではいません。
南極観測には危険があることを、しらせは母から何度も聞かされていました。
やがてキマリたちの乗った砕氷船が、南極大陸の間近までやって来ます。
氷にぶつかり、氷を砕き、少しずつ進んでゆきます。
何度も何度も挑戦して、ほんのわずかずつ前進します。
そしてキマリたちは、ついに南極大陸に上陸しました。
{/netabare}
感想
{netabare}
母親が亡くなった後も、しらせは母親が生きているときと同じ生活をしています。
しらせは今でも母親へメールを送っています。
決して届くはずのないメールだとわかっていながら、送り続けています。
そんな自分を変えなければ…と、しらせは感じていました。
だからしらせは、南極に行って自分を変えたかったのです。
南極大陸に初めて上陸する際、キマリたちはしらせを最初に上陸させようと気配りします。
それに対してしらせは、四人で手をつなぎ、同時に上陸するように提案しました。
その出来事だけでも、しらせが少しずつ変わってきている、少しずつ成長しているのがわかります。
この旅は、四人を確実に成長させています。
ただ、最後が良くなかった。
南極大陸上陸してのしらせの第一声が「ざまーみろ!」。これは正直冷めました。
どうしても言いたかったら心の中で言えばいい。口に出した途端、人間が小さく見えてしまいます。
しらせがどんなに口下手でも、ここは三人に「ありがとう。キマリとひなたと結月がいてくれたから南極に来ることができた。」と言ってほしかった。
せっかく四人で手をつないで上陸したのに、感動が覚めてしまいました。
そして、船のみんなが吟の掛け声で「ざまーみろ」と一斉にいうシーン。
これはあり得ません。こんなことを言ったらスポンサーは皆、降りてしまいます。
{/netabare}
{/netabare}
第十話 パーシャル友情
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
{netabare}
キマリたちは昭和基地に着きました。
結月は南極から帰った後のことを心配し始めます。
そのときは今までどおり皆と会えないことに不安を感じます。
だから友達契約書をつくり、キマリたちにサインしてほしいと頼みます。
こんな契約書には意味がないというしらせ。
そのとき、キマリが泣きながら、
「ごめんね。ごめん。わかんないんだよね。わかないんだもんね。」
と言って、結月を抱きしめます。
なぜキマリが泣いているのか…。
結月には、それがわかりません。逆に怒っていると勘違いします。
後で結月に対して三人が、友達ってどんなものかをそれぞれ説明します。
そして結月は、ようやく友達の意味を理解します。
そして結月は三人からバースディケーキをプレゼントされて、誕生日を祝ってもらいます。
結月にとって友達から誕生日を祝ってもらうのは、生まれて初めてのことです。
嬉しくて、嬉しくて…。結月は、またしても大泣きしてしまいます。
{/netabare}
感想
{netabare}
友達ってどんなものかを説明するのは、簡単なようで難しいですよね。
三人の説明は、それぞれの個性を感じます。
ひなたの説明:{netabare}
ゆずがキマリのこと好きだとする。
そのときキマリが「言葉じゃわからないので書いてくれ」といわれたら嫌だろう? {/netabare}
ひなたの説明を聞き、確かにそうだと結月は納得しますが、まだキマリが泣いた理由がわかりません。
しらせの説明:{netabare}
友達とは言葉じゃない。形も言葉も何もない。
いつ消えても誰も責任を負ったりしない。
だから自由で、だから一緒にいられると思う。 {/netabare}
しらせの説明は正論です。確かにそうだと結月は理解しますが、心はまだモヤモヤしています。
キマリの説明:{netabare}
キマリはめぐみとのラインのやり取りを見せながら説明します。
既読サインのタイミングで、今寝てたんだなーとか、今学校なんだなーとか、返事しようかと迷ったのかなーとか…。
わかるんだよー。そのときどんな顔してるかも…。変だよね?
でも、私にとって友達って、多分そんな感じ。
全然はっきりしていないけど、多分そんな感じ。 {/netabare}
キマリの説明はとりとめもないことですが、不思議と今の結月にはしっくり来たようです。
結月はキマリが泣いた理由がわかったようです。自分のために泣いてくれたことがわかったようです。
キマリは友達思いのとても優しい女の子です。
そして、生まれて初めて誕生日を祝ってもらったこと。
誕生日を祝ってもらうのは誰にとっても嬉しいことです。
今日は結月にとって感慨深い一日でした。そして嬉しい一日でした。
だって三人が結月のために多くの時間を使ってくれたのです。
結月は今日のこの日を一生忘れないでしょう。
{/netabare}
{/netabare}
第十一話 ドラム缶でぶっ飛ばせ!
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
{netabare}
三宅ひなたが高校の頃に所属していた陸上部の友達が、南極との中継に参加していました。
だが、三宅ひなたには苦い思い出しかありません。
テスト中継のとき、ひなたは足がつったふりをして彼女らとの会話を避けます。
そして外に飛び出して、雪山にパンチやキックを浴びせます。ストレスを発散します。
過去によほど嫌なことがあったのでしょう。
そんなひなたの様子を見たしらせは、ひなたを心配します。
何も話してくれないひなたの力になりたいと思います。
高校の頃、ひなたは陸上部に所属しており、先輩よりも良い記録を出して代表選手に選ばれました。
同級生の友達は、力を出しきらないとかえって先輩に失礼だと言って、ひなたを褒めたのですが…、
いざ、先輩の前では自分の主張を述べることなく、ひなたを裏切ります。
それを知ったひなたは、部で孤立します。
そして、何もかもが嫌になり、陸上部を退部して高校も中退しました。
高校のときの友達は、あのときひなたを守ってあげることができなかったことを悔いていました。
だから、ひなたにお詫びのメールを送り、テスト中継に参加したのです。
だけど、ひなたは過去を思い出したくなかった。もうかかわりたくなかった。
しらせは考えます。
自分がひなたと同じ立場だったらどうだろう? もう取り返しつかないのに平気で謝ってきて…と…。
そんなしらせにひなたは感謝します。
「心配してくれてありがとう。南極に連れてきてくれてありがとう。」と、自分の気持ちを素直に述べます。
中継の本番直前に、「許したら楽になるかな?」と、ひなたはしらせに相談します。
「だけど許して、ホッとするあいつらの顔を見ると腹が立つ」とも、ひなたは言います。
本心は「ふざけるな! いまさら」と、言いたいのです。
人間が小さいと自分自身恥じています。でも、まだどうすることもできません。
そんなひなたの心を知ったしらせは、ある行動に出ます。
{/netabare}
感想
{netabare}
人間誰でも思い出したくない嫌なことの一つや二つはあります。
心に思った正しい解決方法と、自分のふるまいとにギャップを感じることが、やはりあります。
人間は弱い生き物です。
今回は、感動したことと嫌だったことがありました。
■感動したこと
しらせは、いつも友達を大切にするようになりました。
以前の孤立したしらせの姿はどこにもありません。
しらせは、いつもひなたを守っています。
そんなしらせを、ひなたは全面的に信頼しています。
■嫌だったこと
しらせがひなたの心を代弁して、陸上部の人たちに語ったこと
{netabare}
三宅ひなたにかかわらないでいただけますか。
あなたたちはひなたが学校をやめて、辛くて、苦しくて、貴方たちのことを恨んでいると思ったかもしれない。
毎日、部活のことを思い出して泣いていると思ってたかもしれない。
けど、けど…、
(けど、そんなことないから。
ひなたちゃんは今、私たちと最高に楽しくて超充実した、そこにいたら絶対にできないような旅をしているの。)
ひなたは、もうとっくに前を向いて、とっくに歩き出しているから。私たちと一緒に踏み出しているから。
あなたたちは、そのままモヤモヤした気持ちをひきずって生きていきなよ。
人を傷つけて苦しめたんだよ。そのくらい抱えて生きていきなよ。
それが人を傷つけた代償だよ。私の友達を傷つけた代償だよ。
いまさら何よ、ざけんなよ。
{/netabare}
確かに、今のひなたは、まだ当時の仲間を許していません。
でも、それは時が解決してくれることを、しらせもひなたも知りません。
あんな厳しい言い方でなく、
「もうしばらく、ひなたをそっとしてあげてほしい。もうしばらく会わないでほしい。いつかきっとあなたたちの気持ちが伝わるから…」
と、言ってほしかった。
人間は、誰しも過ちを犯すものです。
しかも、怖い先輩たちに逆らって自分の意見をはっきり述べきれる勇気ある下級生など、ほんのわずかしかいません。
彼女らは、その場の体裁を整えるために言ったにすぎず、ひなたの前で酷いことを言ったわけではないのです。
しかも、ひなたを孤立させたことを彼女らは悔いており、謝っています。
許すという行為は、非常に大切なものです。
それができないと、友達はどんどん少なくなっていきます。
会社勤めをすると、上司や取引先のお客様から理不尽なことをいろいろと言われます。
殴ってやりたいと思うことも、たまにはあります。
でも、そのたびに怒っていたのでは、家族を養えません。
聞き流すという技術や、謝っている人を許すという技術は、生きていくうえで大切なものです。
ついでにもう一つ。
しらせが言った「いまさら何よ、ざけんなよ。」はNGワードです。
普通だったら即、担当業務から外される行為です。
なぜならば、これはしらせと陸上部の女の子たちとの会話ではなく、
日本へのテレビ放送をするための作業です。重要な仕事です。
何も知らない人がしらせの言葉を聞き、嫌な思いをしたと苦情を述べたら、スポンサーは間違いなく減り、南極観測ができなくなります。
仕事で南極に来たのだから、個人の意見と仕事での話し方とは区別しなければなりません。
{/netabare}
{/netabare}
第十二話 宇宙よりも遠い場所
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
{netabare}
観測所へ一緒に行かないかと、しらせ達は誘われます。
観測所は、しらせのお母さんが亡くなった場所。
キマリたちは喜びますが、しらせは迷います。ためらいます。
南極まで来た目的を、しらせはわかっています。
それは、母が亡くなったことを胸に刻むため。
未だに母へメールを送り続けている自分を変えるために、ここに来ました。
でも、そこへ行って、もし何も変わらなかったら…。
そう思うと、しらせは、ためらいます。
でも、キマリたちから励まされて、隊長から励まされて、勇気を出して行くことを決意します。
基地から遠く離れた山の上にある観測所。
そこへ行く途中で、ブリザードが吹き荒れます。
ロープを手放すと瞬く間に遭難する自然の非情さ。
「母が亡くなったときも、こんなブリザードが吹き荒れていたのか…」と、しらせは思います。
その夜、母が間近にいるような気がして、しらせは寝付けません。
そんなときに、キマリが「連れて来てくれて、ありがとう」と、しらせに感謝します。
それを聞いて、しらせは母に最後のメールを送ります。
そして、ついに、雪上車は観測所に着きます。
この観測所は、やがて『小淵沢天文台』になります。
しらせの母の苗字がついた天文台になるのです。
ここでキマリたちは、しらせの母の遺品を探します。しらせのために思い出になるものを懸命に探すのです。
そんなみんなの行動に申し訳なさを感じたしらせは、ここに来れただけで十分だと言います。
しかし、キマリは「そんなの良くない!」と言い放ち、探し続けます。
ひなたも結月も、懸命に探し続けます。
そして、ついに、しらせの母が使用していたノートパソコンを見つけました。
{/netabare}
感想
{netabare}
この回は、間違いなくしらせが主人公でした。
とても感動する内容です。
何度も何度も見直したくなる、そんな話でした。
しらせが母へ送った最後のメール。
それは、しらせの成長を表していました。
そして、母への思いの深さを表していました。
{netabare}
Dear お母さん
友達ができました。
ずっと一人で良いと思っていた私に、友達ができました。
ちょっぴり変で、ちょっぴり面倒で、ちょっぴりダメな人たちだけど…
一緒に南極まで旅してくれる友達が…
ケンカしたり、泣いたり、困ったりして
それでもお母さんのいたこの場所に、こんな遠くまで一緒に旅してくれました。
私は、みんなが一緒だったから、ここまで来れました。
おかあさん。
そこから何が見えますか?
お母さんが見たのと同じ景色が、私にも見えますか?
もうすぐ着きます。
お母さんがいる その場所に。
{/netabare}
そして、しらせの母親が使っていたノートパソコン。
ログインパスワードは、しらせの誕生日。11月01日でした。
それだけでしらせは母から愛されていることを感じたはずです。
ログインすると、しらせからのメールが次々と受信されます。
その数は、やがて1000通を超えました。
こんなにたくさん、こんなに長い期間、しらせは母にメールを送り続けていたのです。
おそらく、毎日メールを送り続けていたようです。
しらせは、母が大好きで大好きで、母が亡くなったことなんて信じたくなかったのかもしれません。
でも、このときしらせは、母が亡くなったことをはっきりと認識し、声を上げて泣きだします。
「お母さん、お母さん…」
もう二度と会えない最愛の人を呼び続けて泣くのです。
母の葬式のときにも泣かなかったしらせが、今、ここで初めて泣くのです。
部屋の外では、キマリたちが声を出すのを必死にこらえて泣いていました。
しらせは、本当に良い友達ができました。
{/netabare}
{/netabare}
第十三話 きっとまた旅に出る
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
{netabare}
キマリたちは、南極での仕事に慣れてきたようです。
帰るまであと3日となったとき、まだオーロラを見ていないことに気づきます。
でも今は白夜、夜が来ないのでオーロラは見ることができません。
夜が来る季節までいたら高校を留年することになります。
そこでキマリは、また四人で旅をしようと呼びかけます。
結月はもちろん大賛成です。ひなたも賛成してくれました。
しらせは、もう一度南極へ来たいと思っていたので、もちろん賛成です。
キマリはいつの間にか、しらせに全く遠慮なく、対等に話せる仲になっていました。
南極を離れる日、しらせは母のノートパソコンを隊長の吟に渡します。
いつの間にか、しらせと吟は仲が良くなっていました。
南極を離れたその夜、久しぶりに見た夜空に、なんとオーロラが姿を見せます。
皆で船の甲板にあおむけになり、手をつなぎながらオーロラを見上げます。
そのとき南極では隊長の吟が、ノートパソコンに未送信のメールがあることに気づきます。貴子から娘のしらせへ送ろうとしていたメールでした。
しらせは母親からの最後のメールを受け取るのです。
{/netabare}
感想
{netabare}
この旅で一番成長したのは、しらせでしょう。
第一話でのしらせと今のしらせとでは、雲泥の差です。
友達なんていらないと言い切っていたあの頃のしらせが嘘のようです。
しらせは、キマリたちに出会えて本当に良かったと思います。
それとは逆に、ひなたはみんなの中で一番成長が感じられませんでした。
もちろん、ひなたが最初から最も良識ある行動をしていたため、そう感じる部分も多いのですが…、
日本に帰ったら、陸上部の友達と仲直りしてほしい。そう願わずにはいられません。
結月は、キマリたちと出会えて本当に良かったと感じています。
彼女がこれからも芸能活動を続けていくのであれば、この数ヶ月間の出来事は、一生の宝物として心の中に残るでしょう。
その宝物は、決して奪われることも無くなることもありません。
いつまでも素敵な思い出として、心の本棚に大切に保管されるでしょう。
そしてキマリ。
キマリはしらせの両頬を引っ張ることができるほど強くなりました。
そして三人は、キマリのことが大好きで大好きでしかたありません。
だってキマリは誰よりも優しく、友達のために泣くことができるお人よしです。
キマリがみんなに言った言葉
「一緒にいられなくても一緒にいられる。だってもう、私たちは私たちだもん。」
キマリを知らない人だと、全くの意味不明な言葉にしか聞こえません。
でも、キマリと親しい人が聞くと、とても感動を呼ぶ言葉に聞こえてしまいます。
キマリは説明が上手なわけでも洞察力が鋭いわけでもないのに、不思議と、相手を説得するのに長けています。
それは、キマリの心がとても美しいから、そうさせているのでしょうね。
{/netabare}
{/netabare}
実生活で必ず役に立つお話
{netabare}
第一話:
・現金は持ち歩かず、預金しましょう。(^_^)
・新幹線に乗る10分前にはコンビニで弁当とお茶を買っておきましょう。
安く旅をするための基本です。ヾ(・ω・*)
・新幹線の中で富士山の写真を撮る際は、窓際の人に素直にお願いしましょう。(。>人<。)
第二話:
・16歳の女の子が歌舞伎町を夜歩くのはやめた方が良いです。
特に地方から初めて来た人は、目の動きや歩き方や挙動で、すぐに初めてだとわかります。だから絶好の標的にされます。
アニメの中では楽しそうですが、現実はアニメとは違います。
第三話:
・人を説得する際は、まずは相手の話を十分に聞いてあげましょう。
口は一つしかないけど、耳は二つあります。
自分が話す2倍の量を聞けるように、神様が人間をつくったようです。
第四話:
・北極星のように有名ではありませんが、南極星もあります。
南極星は北極星ほど明るくはありません。
それに地球の歳差運動により天の南極が移動するため、
南極星の役割を果たす星は変わっていき、約25,800年で一巡します。
第五話:
・言葉は力です。人を感動させることもできれば、
人を怒らせることもできますし、人を悲しませることもできます。
言葉で人を喜ばせ、感動させることができたら…世界が変わるでしょう。
第六話:
・パスポートは必ずセイフティボックスに預けましょう。
パスポートを失くしたら、楽しいはずの旅が辛い旅に急変しますよ。
・ドリアンは美味しいですよ。
風土や慣習の違いで食べ物が口に合わないことは確かにあります。
例えば納豆は、一部の西洋人には腐った食べ物のように感じられます。
だから自分の口に合わないものを悪く言うのはやめた方が良いです。
第七話:
・蓄光塗料とは、光を蓄えて発光する塗料のことです。
蓄えた光のエネルギーが切れると光らなくなります。
昔の夜光塗料には放射性物質が使用されていました。
それだと危険ということで、今ではほとんど蓄光塗料に変わっています。
第八話:
・船が激しく揺れる夜は甲板に出てはいけません。アニメなので無事でしたが、
これが現実ならば、四人とも波に攫われて水死していたでしょう。
第九話:
・南極には2020年時点で65の観測基地がありますが、うち17は南半球の国の基地です。
南半球の国々は早くから観測基地を建てていました。
その後、第二次世界大戦で勝利した国々が基地を建て始めました。
そして日本が基地を立てたのは1957年です。
その後、各国が基地を立てるようになりました。
温暖化の影響で基地を建て易くなったので、今後は争いの火種になるかもしれません。
第十話:
・南極観測隊は一年分のゴミを焼却して持って帰ってるそうです。
自然保護活動のために陰で随分と努力されているのですね!
第十一話:
・南極にも人工衛星の目印を設置する箇所はたくさんあります。
ここでの作業は宇宙開発にもつながっているのですね。
宇宙と南極。全く関係ない場所のようですが、密接な関係のようです。
第十二話:
・オゾン層の観測は、ああやってやるのですね。
日本から14,000Kmも離れた場所で頑張っている人達がいるからこそ、
今の文明社会が成り立っています。とても立派な仕事だと思います。
・太陽柱(サンピラー)とは、大気光学現象の一種で、日の出または
日没時に地平線に対して垂直方向へ、太陽から炎のような形の光芒が
見られる現象です。
第十三話:
・成長しようと思ったら旅に出てください。そして思いっきり恥ずかしいことをしたり、
恥をかいたりしてください。ことわざでも『旅の恥はかき捨て』といっています。
モーツアルトは、人生の約1/3の時間を旅していました。
あなたも長い長い人生旅行の旅の途中です。思いっきり恥をかいてください。
そうすれば、きっと強くなります。きっと成長しますよ。
ひなたの名言集:
{netabare}
・引き返せるうちは旅ではない。引き返せなくなったときに、初めてそれは旅になる。
・思いの強さと我儘とは紙一重である。
・空にある星がすべてと思うなかれ。
・悪意に悪意で向き合うな。胸を張れ。
・時計の針を一番進めるものは忙しさである。
・友達って多分ひらがな一文字だ(これはキマリの迷言 なんとなくわかります)
・何かをするのが思いやりではない。何もしないのも思いやりである。
{/netabare}
{/netabare}
{/netabare}
さらに、エンディングへの入り方が絶妙でした。
楽しい終了のときには「ここから、ここから」が物語の続きのように優しく響きます。
そして、第十二話の感慨深い終了のときは、「またね」が余韻を残すように静かに歌われました。
行動力のしらせ、優しさのキマリ、思慮分別のあるひなた、大人を動かす力のある結月、これら四人が一人でも欠けていたら、この旅は実現できなかったでしょう。
パンツ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
物語、作画、声優、音楽、キャラ、全部のレベルが本当に高い!
ももたろす さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
た さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
くまごろう さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
U-yan さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
4人の女子高生が民間調査隊メンバーとして南極に旅をするお話です。評判通りの名作でした。このキラキラした青春は数あるアニメの中でもトップだと思いました。4人それぞれが心にもやもやと抱える物があるのだけど、夢にまで見た南極での生活や深まる友情で乗り越えていくところは観ていて気持ちよかったです。いっぱい働いていっぱい遊ぶ(はしゃぐ)のはさすが女子高生w大人の調査員メンバーもいい人ばっかで楽しかっただろうな〜。声優さんはとにかく豪華です。この4人は完璧、言う事なしwそれと音楽もとても良かったです。「また絶対に4人で」と約束されちゃうと、アニメなのに応援したくなっちゃいました。
宇宙よりも遠い場所のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
宇宙よりも遠い場所のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
いつだってボクらの一歩は好奇心から始まった。
見たことのない風景を、
聞いたことのない音を、
嗅いだことのない香りを、
触れたことのない質感を、
味わったことのない食物を、
そして感じたことのない胸の高鳴りを、
いつの間にか忘れてしまった欠片を、
置き去りにしてきた感動を拾い集める旅。
そこにたどり着いたとき、
ボクたちは何を思うのだろう。
吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度、
荒れる海原を超えた先にある原生地域。
地球の天辺にある文明を遠く離れた遥か南の果て。
これは《南極》[宇宙よりも遠い場所]に向かう
4人の女の子たちの旅の物語。
ボクらは彼女たちを通して、
明日を生きるキラメキを思い出す。(TVアニメ動画『宇宙よりも遠い場所』のwikipedia・公式サイト等参照)
水瀬いのり、花澤香菜、井口裕香、早見沙織、能登麻美子、日笠陽子、Lynn、金元寿子、本渡楓、大原さやか
原作:よりもい、監督:いしづかあつこ、シリーズ構成・脚本:花田十輝、キャラクターデザイン・総作画監督:吉松孝博、美術設定:平澤晃弘、美術監督:山根左帆、色彩設計:大野春恵、撮影監督:川下裕樹、3D監督:日下大輔、編集:木村佳史子、音響監督:明田川仁、音響効果:上野励、音楽:藤澤慶昌、音楽制作:KADOKAWA、協力:文部科学省/国立極地研究所/海上自衛隊
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ジャンル:OVA
放送時期:1998年10月25日
近未来。地球の人口は膨れ上がり、環境は劣悪を極めていた。世界各国は人類最後のフロンティア=「海」に希望を求め、新たな世界を築こうとしていた。そのために設立されたのが、会場及び海中の安全を守る超国家組織「青」。各国は協力して自国の潜水艦を「青」に派遣することになった。日本の自衛隊...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2020年秋アニメ
「ハイキュー!!」は、古舘春一さんが「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載している漫画を原作としたTVアニメ。第4期となる「ハイキュー!! TO THE TOP」第1クールは、2020年1月より放送され、第2クール目の放送が2020年10月に放送となる。監督は佐藤雅子さん、副監督は石川真理子さん、アニメーション...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2012年夏アニメ
「TARI TARI」今夏放送開始 制作:P.A.WORKS、キャスト:高垣彩陽、瀬戸麻沙美、早見沙織 ほか
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2022年冬アニメ
「行くぞ神宮寺」 「あぁ、俺たちで魔王を倒す」 「「俺たちが、互いに惚れる前に!!」」 平凡なサラリーマン生活を送っていた幼馴染の橘日向(32)と神宮寺司(32)。 二人はとある合コンの帰り道に、女神を名乗る謎の存在によって異世界に飛ばされてしまう。 そこで神宮寺が目にした...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年冬アニメ
感情を持たない一人の少女がいた。 彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。 戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を探している。 戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを言葉にして届けること。 ――戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙 ――都会で働き始めた...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年冬アニメ
1人でキャンプをするのが好きな女子・リンと、キャンプ初心者・なでしこの出会いからはじまるアウトドアコメディ。本格的なキャンプのノウハウをゆるく楽しげに描く。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年冬アニメ
いつだってボクらの一歩は好奇心から始まった。 見たことのない風景を、 聞いたことのない音を、 嗅いだことのない香りを、 触れたことのない質感を、 味わったことのない食物を、 そして感じたことのない胸の高鳴りを、 いつの間にか忘れてしまった欠片を、 置き去りにしてきた感動を拾い...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2018年2月24日
一人ぼっちが 一人ぼっちと出会った 出会いと別れが紡ぐ永遠の一瞬 少女はその時 愛にふれた 『あの花』『ここさけ』の岡田麿里、初監督作品。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年冬アニメ
如異世界に転移して以来、アインズはナザリック地下大墳墓の主として、守護者たちの偉大なる支配者として振る舞う日々を送っていた。一方で、情報収集と資金獲得のため、冒険者モモンとしてエ・ランテルを拠点に活躍。ギガントバジリスクの討伐など、アダマンタイト級冒険者に相応しいとされる実績...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年冬アニメ
「今日こそは必ず高木さんをからかって恥ずかしがらせてやる!」 とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。 高木さんをからかい返そうと日々奮闘するが…? そんな高木さんと西片の、全力“からかい”青春バトルがスタート!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年冬アニメ
遠い未来。人類が荒廃した地上で生き抜くために作り上げた巨大移動要塞都市では、名前のないコドモたちが戦うことだけを教え込まれながら、毎日を過ごしていた。コドモたちの1人であるヒロは、角が生えた謎の少女ゼロツーとの出会いを機に彼女のパートナーとなり、命を懸けた戦いに身を投じることと...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年冬アニメ
ある事件がきっかけで走ることを諦めた元陸上部エースの女子高生・橘あきらと、彼女のバイト先のファミレス店長であるさえない45歳男性・近藤正己の恋物語が描かれる。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年冬アニメ
玄関を開けるとJSがいた― 「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました!」 16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。九歳 「え?、・・・弟子?え?」 「・・・おぼえてません?」 覚えてなかったが始...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2018年1月6日
高校3年生への進学を間近にした春休みを舞台として、勇太たちの新たな物語が描かれる。ある日、立花の姉・十花は、成績のかんばしくない立花を連れてイタリアに移住することを宣言。これを知った丹生谷森夏(にぶたにしんか)から、立花との駆け落ちを提案された勇太は、立花とともに日本全国を駆け...