「Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-ヴィヴィ フローライトアイズソング(TVアニメ動画)」

総合得点
85.4
感想・評価
764
棚に入れた
2481
ランキング
238
★★★★☆ 4.0 (764)
物語
3.9
作画
4.2
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
3.9

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ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

Vivy -それは忘れ去られた歌姫の名前-

この話は歌で人を幸せにするために作られたAIの話
ジャンルはAI・近未来・微グロ

まず本作の最初は火と血と鉄から始まります。割とグロめですが、殴打がメインなので断面は見えません。安心してください
Vivyというタイトルだけでは何がなんだかわかりませんし、サムネが何を表しているのかもよくわかっていなかったため、何も期待していませんでした。
で視聴開始。結果。
超面白かった。

内容が私にドンピシャ。私の好きなジャンルに好きなテーマに好きなキャラクター。全体的に好印象な作品です。
AIの話ですので、といって良いのかわかりませんがおそらく既出の内容でしょう
{netabare}AIが反逆するから過去に戻る{/netabare}なんてストーリーとしたはきっとどこかにあるものです。
しかし、本作を彩る一つとして「人間の感情」があります。その要素が本題として書かれる描写もありますし、この要素が重要となるシーンもあります。
つまり何が言いたいか。ただのAI作品でもロボット作品でもない、ということです。「AI作品なんてたいていワンパターンでしょ」なんていう方がいらっしゃるかもしれませんが、安心して本作を視聴してください。

さらに本作は考える作品です。
全くの脳死で見て完全に楽しめる作品ではありませんし、考えれば考えるだけ面白くなるsカウ品dえもあります。
前半部分からの伏線なども相まって非常にうまい展開だと思います。

全体として丁寧な印象を感じました。時間の流れで強制的に物語の区切りを設け、意識的に別のものとすることで、展開をより簡潔にそして一つのことに深く突っ込むという短編シリーズの理想のような構成になっています。

批判を上げるなら、やはり「簡潔さ」でしょう。簡潔さといえば良く聞こえるかもしれませんが、言い換えるなら物語が希薄に感じられるということです。
一つひとつのテーマが良い分、(その題材が完結したとはいえ)中途半端な印象を受けます。「だったらどうすればよかったんだ」て言われると非常に困りますし、この題材ならこの形態しかないのも認めますが、やはり25話でもっと突っ込んでほしかった感はあります。

キャラに関してです。
全員好印象です。個人的にはやはり主人公ちゃんもすきですが、{netabare}垣谷ユウゴも好きです。彼の話はアレで終わりで良いのですが、意思を受け継ぐ者の話とかあっても面白そうですよね。{/netabare}

監督はエザキシンペイさん。はねバドなどの方ですね
シリーズ構成は長月達平さんと梅原英司さん。リゼロの原作者さんがいますね
キャラデザはloundrawさん。結構前に自主アニメを制作なさってたような気がします
劇伴は神前暁さん。ハルヒやアイマスの曲などを担当されている方ですね
アニメ制作はWIT STUDIOさん。カバネリや魔法嫁のところですね

作画は非常によく、絶景シーンも当然のこと戦闘シーンも良かったです。ただロボットのデザインがあまりロマンがなかったのでそこが残念です。
opは只野菜摘さん作詞、神前暁さん作曲、ヴィヴィちゃん役の八木海莉さん歌唱の「Sing My Pleasure」
edも只野菜摘さん作詞、神前暁さん作編曲、ヴィヴィちゃん役の八木海莉さん歌唱の「Fluorite Eye's Song」

総合評価 おすすめ

投稿 : 2021/11/05
閲覧 : 224
サンキュー:

19

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