をれ、 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
視聴終了。
とりあえずメモ程度を備忘録的に記しておこうと思います。つまりちゃんとした文章じゃない、ナニモノデモナイものを記しただけです。
公式サイト↓
http://penguindrum.jp/
言うまでもないですが、ネット上にある既に多くなされている本作に関する考察をするようなことは、ワタシでは不可能です。そのようなものを求める方はちゃんとした考察の文章を見てください。
結局、最後まで視てみて、全容をほとんど理解ができませんでした。でも特に前半で、「せいぞんせんりゃくぅぅ」のキメ台詞が脳内ループして、何回かほぼ同じバンク(この言葉の意味も使い方もよく分かりません)を繰り返し視ても、心地よく感じました。途中からやらなくなったので、寂しさのようなものを感じました。
毎回、あるキャラクターの回想のようなのですが、時系列の把握は、あまりどうでもイイのかもしれませんが、ワタシには難しいです。ただ、都内の地下鉄や自動改札機通過シーン、それに発車メロディーが、印象に残りました。
最終回は特に難解を極めると思います、ピングドラムだよと差し出されたそれは、一体何を意味しているのでしょうか。それが一体何の暗喩なのか、ワタシでは理解することは不可能に感じます。でも、こんなに分からないことばかりなのに、不思議と本作は視ていて苦にならず、イライラしたりもせず、画面の中に引き込まれていきます。ロジックよりも感情に直接作用してくるような、温かさや心地よさをイメージするような、そんな感覚に浸れました。
本作を人に推すかと言われたらワタシ的には、拒絶する人も含めてw誰にでも推したいです。雰囲気から入って、例えそれより深く進めなくてもそのことを特に気にせず楽しめたらイイや的に考える人ならば合っている気がします。が..正直なところどういう人が合ってるかはワタシが本作を深く理解できていないためよく分かりません。
ピングドラムのワタシ的な解釈は(重大なネタバレを含むのみならず、ハズレを言っている気がして恥ずかしいので隠しますw。)、{netabare} 陽毬はパラレルワールドに旅立ち救われ、双子の兄たちの冠葉と昌馬は業を背負い、取り残されたと解釈しました。ピングドラムは命そのもので、二人の兄たちはそれを分け合って生き延びたが、そのことが半分の林檎として描かれているのだろうか..結局、分かりませんw。{/netabare}
タイトル、誤字訂正しました。