昭和元禄落語心中(TVアニメ動画)

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「昭和元禄落語心中」

よみがな:しょうわげんろくらくごしんちゅう

放送時期:2016年冬アニメ(2016年1月~2019年4月 放送予定)

★★★★☆ 4.0
物語:4.0 作画:3.8 声優:4.3 音楽:3.8 キャラ:3.9
総合得点 71.3
感想・評価 569
棚に入れた人 2471
ランキング 522
昭和の落語界を舞台にした噺家の愛おしき素顔と業を描いた作品

師匠と交わした約束を 胸にしまって芸を磨き ついに与太郎、真打に。 射止めた名跡は三代目助六。 八雲師匠の為め、助六の血を継ぐ小夏の為め、 焦がれて手にしたはずなのに、 おのれの落語が揺るぎだす――。 八雲と小夏、二人の中の助六を変える為めの 与太郎の落語とは――!? (TVアニメ動画『昭和元禄落語心中』のwikipedia・公式サイト等参照)

このアニメの感想・評価 569

2017.01.15 20:01 剣道部の評価 | 観終わった| 104が閲覧 ★★★★★ 5.0 評価対象: 昭和元禄落語心中(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

実写映画化してもヒットしそうな印象を受けた=シナリオとテーマ性に長けたリアル系のアニメ

「じょしらく」「落語天女おゆい」とは、全く違うアニメです(笑) 類似するアニメはちょっと思い付かないなぁ。漫画なら、「べしゃりぐらし」とかが近いのかな?

《以下ネタバレ》
{netabare}
まず、ド正面から「落語」に向き合ったアニメってのは珍しいですね。第1話で「出来心」という演目をまるっと見せてしまう(そして、それを楽しんで観られてしまう)驚き! 落語そのものの魅力に自信がある、もしくは伝えたいって気持ちが伝わります。

私は落語には疎いです。実際に落語を観たのも寄席に行ったのも付き合いで数回ってところです。好きな咄家さんもいません。素朴な疑問として、(初見ならまだしも)「ストーリーが分かっている話を何度も聞いて面白いのか?」というものがあります。

それを落語好きな友人に話を聞いてみると、「落語は音楽。歌だって、好きな歌手の好きな歌なら何度でも聞きたいって思うし、ファンなら、年月を重ねるごとの変化、その日の体調や気分によって微妙に変わる歌い(話し)っぷりを楽しめる。それから、同じ曲でも歌い手が変われば、カバー曲みたいで楽しめるよね。客との関係性(即興性)も、例えればジャズだよ」と言われました。

なるほどな~と思うました。私の大学時代の(文学部の)恩師の持論で、「ミステリーは基本的に古典になり得ない」というものがありました。それは、「ミステリーとは基本的にストーリーを楽しむもので、一度読んでオチが分かってしまえば再読しようと思えない。でも、ストーリーが分かっているのに何度も読みたくなる文章というのは確かにある。それは、表現の妙だったり言葉のリズムであったり、そこに日本語の美しさ、心地よさがある文章だからである。そういう作品こそ、再読にも再々読にも耐えられ、読解にも値し、古典になっていける作品である」というものがありました。

アニメでもそうですよね~。例えば私は、「とらドラ」とかストーリー分かっていても何度も観ちゃうけど、あれは「とらドラの空気感に浸りたい」ってのが大きいんですよね。耳に目に、心地いいんですよ。

落語の魅力ってのも、そういう類いのものなのでしょう。「昭和元禄落語心中」にも、そういう「落語の魅力」が詰まっていました。

また、ストーリー的にもそれぞれの登場人物が辛い過去を抱え、その傷を落語を通して乗り越えていこうともがく様子には感動を覚えました。七代目八雲の苦悩、血の繋がりを越えた師弟愛。そして、八代目八雲(菊比古)と助六との友情を越えた絆。月と太陽のような対照的な二人。菊比古が助六に、助六が菊比古に抱く、嫉妬やら憧れやらの混ざりあった複雑な感情。そして、女の怖さ、愛憎劇。偏愛。死。所々、落語の話を元ネタにしたようなストーリーも。(一期の)ラストはちゃんとコメディで占める。なんだか色んなものを詰め込んだのに、それを一本の筋としてまとめきった素晴らしい脚本。それ自体が落語のような物語でした。

最終話でいきなり与太郎が真打ちになってて、? って思ったけど、よくよく考えれば、「前座→二枚目→真打ち」の流れは菊比古編で描いているわけだから、あえてスパッと切ったのは英断ですね。そして与太郎を使い、助六が経験できなかった、真打ちになってからの苦しみや喜びを表現する、と。うん、無駄がない。

さらに、戦争という時代を描いた社会派の物語としても一見の価値あり。戦中戦後に、落語などの日本の伝統的な娯楽産業がどのように落ちぶれていったか、また、その中で落語を残そうともがく人々の様子。終戦後に初めて行われた寄席の緞帳が上がった時の、「何も無ぇ時代だからこそ、舌三寸の落語の腕の見せ所よ」という助六の台詞にはグッときた。昔、ある咄家さんが、「座布団一枚と扇子に着物があれば、どこででも落語は出来る」と言っていたのを思い出し、落語の強さを感じました。

う~ん、このアニメはやっぱり、タイトルで損している気がする。私も、「元禄」「心中」あたりにひっかかってて、視聴を避けてましたし。あ~、観て良かった♪

最後に、やはりこのアニメで光ったのは声優陣の凄さでした。いや、だって、落語になってるしね(汗)どれだけ練習したんでしょう? 凄いね、声優って。

2期決定らしいですね。1話最後に八雲が、「長い夜になりそうだ」と言っていたけど、(2~3話の過去編かと思っていたのに)ここまで長い夜になるとは思わなかった(笑) 2期前提ってことだったのでしょう。2期ではきっと、与太郎の成長が見られるのだろうし、楽しみです!!
{/netabare}

【余談 ~実写化した場合の配役案w~】

多分、いつか実写化するはず。そして、この中の何人かは当たる気もする(笑)
{netabare}
レビュータイトルの件ですが、素直にそう思いました。このアニメ、とても良いアニメで久々に(このすば以来の評価5で)夢中になれましたが、このリアリティある作風に重厚なストーリー。冷静に考えればあえてアニメである必要はないとも思いました。むしろ、実写向きでは?

与太郎は、ジャニーズでもイケメン若手俳優でもいけそうだし、小夏も、若手の人気女優(清純派女優の新たな一面を見せるとか)いけそうだし、(8代目)八雲に関しては、堺雅人さんにしか思えない(笑) あとは、リアルガチな大物咄家さんをゲスト出演させれば、話題は作れる。最近は落語ブームで、若い女性も観に行くらしいですし、中年以降の落語ファンにもウケそう。イメージは「ちはやふる(劇場版)」。

ストーリー(八雲と助六の過去編)を短縮(か省略)させて、(おそらく2期で描かれる)与太郎の成長にしぼれば映画の尺でもいけそう! そしてヒットしたら、八雲&助六の過去編をスピンオフで劇場公開(笑) もしくは、先に八雲&助六の過去編を公開。続いて後編として与太郎編を公開(アニメ通りの構成)。うまくいけば、落語ブームという社会現象を起こせるかもよw


与太郎編の配役(妄想)

与太郎→生田斗真(小栗旬)
八雲→堺雅人(佐々木蔵之介)→白髪バージョンは無しの方向でw
小夏→二階堂ふみ(戸田恵梨香)
松田さん→近藤正臣(中原丈雄)
ヤクザ兄貴→やべきょうすけ(千原ジュニアw 落語大好きだし)
ゲスト出演→春風亭昇太(か、林家たい平。笑点メンバーのガチな落語を観たい人は多いはず。落語界にもメリットはある)


菊比古編の配役(妄想)

菊比古→二宮和也(窪田正孝)
初太郎→桐谷健太(山田孝之)
七代目八雲→立川談春(風間杜夫)
みよ吉→菜々緒(仲間由紀恵)

こんな感じでどうでしょう(笑) 全体的に(原作に比べて)年齢層高めになっちゃったのと、与太郎と小夏、菊比子とみよ吉の年齢が逆転しちゃったのが難点ですが、イメージ重視の配役です(だって、10代の演技力無いジャニタレには落語は無理そうだし、そうなると、相対的にアラフォー女優さんになるけど、それで若い人を呼べるか疑問にも思うから)。
{/netabare}
人気者ばっかりだな。スケジュールとれるかな~(笑)

 サンキュー(32)
2017.01.09 21:58 あぁ流川の評価 | 観終わった| 48が閲覧 ★★★☆☆ 3.0 評価対象: 昭和元禄落語心中(TVアニメ動画) 物語 : 3.0  作画 : 3.0  声優 : 3.0  音楽 : 3.0  キャラ : 3.0

江戸弁の語りが心地よい

ここの声優さんたち、勉強してるな。
アニメで落語をやるなんざな(落語口調になってしまう)
ごしーきごべんたつのほど~
この通りまっつぐ行くと~

これちょっと名作になりそうだよ、のめり込んだアニメリスト入りしそうw

当然継続です

テレ朝でやってた声優ランキング、先代助六役の山寺宏一さんが1位に。
これ見てた人なら当然だと思うよ。
彼の噺す落語は本物に聞こえるほどうまかった、猛稽古が伝わってくるし、すばらしかったよ。

 サンキュー(5)
ネタバレ
2017.01.09 17:49 四畳半愛好家の評価 | 観終わった| 60が閲覧 ★★★★☆ 4.2 評価対象: 昭和元禄落語心中(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 5.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

石田さん・関さん・山寺さん・林原さん…そして小林ゆうさんに拍手!

★視聴終了
 一話時点での感想は下に残しておきます。

 声優さんの演技が鳥肌ものの作品でした。
 石田さん・関智一さん・山寺さん・林原さん…誰もが認めざるを得ないような、ベテランの『実力派声優』たち…。若い声優たちでは、まだまだこの味は出せないと思います。キャスティングが本当に最高でした。

 石田さんの噺が下手な時の演技なんかとっても、声優の技量の高さに関係ない私が嬉しくなりました 笑
 年を取ってからの演技も最高で…本当にすごい声優です。色っぽ過ぎます!

 そして貫禄ある山寺さんの噺…明るくて、楽しい魅力的な噺です。特に好きなのが、12話の人情話。自然と泣けます。この噺が助六最期の噺になってしまいましたが…。

 みよ吉演じるのは林原さん。色っぽくて、どこか影がある…林原さんに最も合ったキャラだったと思います。汚くて怖い部分もありますが、そこを含めて愛すべきキャラです。OPで林原さんが歌う「薄ら氷心中」。12話を経て13話で聴いた時には、鳥肌が立ちました。

 そして過去編が終わっての13話の関さん演じる与太郎…。助六に噺方も性格も、本当に似ていることに気づかされます。明るいけど、まだまだ噺が完成していない様な噺…。凄い演技力です。

 ただただ声優さんの技量に驚かされている自分ですが、一番驚かされたのが「小林ゆう」の演技かも知れません。
 先に挙げた4人は、完全に実力派だと知っていましたが、「小林ゆう」は失礼ですが、「色物声優」「面白声優」なイメージが強く、特別演技力が高い印象はありませんでした。しかし、今作で演じる小夏の演技は、幼少期も大人になってからも、非常にレベルが高いです。
 13話では、林原さんが乗り移ったかのような色っぽさも感じられました。
 小夏…とてもお気に入りのキャラクターです。
 小夏と与太郎がどうなるのか…ワクワク。

 続きが非常に気になる終わり方でしたし、二期が非常に楽しみな名作でした。
 取りあえず声優たちに拍手を送りたくなるような作品でした!!



★一話時点での感想

演技に圧倒された一話でした…

落語の演目を声優がどう演じるのか興味を持っていたのですが、流石に実力者2人…想像以上のクオリティで演じられていて、最初から最後までテレビにくぎ付けになってしまいました…。

石田さんの貫録ある噺と関さんの愛嬌ある噺…しっかり特徴が出せています。

しかし石田さん色っぺえ~ですね
若手声優たちだと、こうはいかなかったと思うので、キャスティングに本当に感謝です。
噺家としての技術は当然生涯かけて付き合う類のものですので、完璧な噺家にはなれませんが、声優を代表する実力者の二人だからこそ、ここまで惹きつけるような噺が出来たんだと思います。

作画も演出も凄く丁寧で、スタッフの力が入ってることが伝わってきました。
林原さんの歌うOPもBGMも、作品に凄く合っていました。

また、落語という文化を日本国内に限らず、世界に発信する機会でもあると思うので、そういった点でも心から応援していきたいと思いました。
自分はある小説の影響でいっとき落語を聴くことにはまっていた時期もありましたが、久しぶりにまたはまってしまいそうです…。

他のキャストに山寺さんと林原さんというこれまた声優界を代表する実力者たちの名前が…今後が楽しみ過ぎますね!

 サンキュー(22)
2017.01.03 19:50 姫茉莉の評価 | 観終わった| 39が閲覧 ★★★★☆ 4.5 評価対象: 昭和元禄落語心中(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

落語を見に行ってみたくなる作品

俺の嫁?:小夏

※項目別の評価はしていません。

 サンキュー(0)
ネタバレ
2017.01.03 15:09 STONEの評価 | 観終わった| 15が閲覧 ★★★☆☆ 3.0 評価対象: 昭和元禄落語心中(TVアニメ動画) 物語 : 3.0  作画 : 3.0  声優 : 3.0  音楽 : 3.0  キャラ : 3.0

とりあえずの簡単な感想

 原作は未読。
 展開、キャラ、心情描写など全てが秀逸。昭和のノスタルジーを感じられるのも良い。
 前述の秀逸さに説得力を持たせているのはキャストの演技力。モチーフが落語なだけにかなり
難しい演技であるが、これが本当に見事。

 サンキュー(0)

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