昭和元禄落語心中(TVアニメ動画)

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「昭和元禄落語心中」

よみがな:しょうわげんろくらくごしんちゅう

放送時期:2016年冬アニメ(2016年1月~2019年4月 放送予定)

★★★★☆ 4.0
物語:4.0 作画:3.9 声優:4.3 音楽:3.8 キャラ:4.0
総合得点 73.1
感想・評価 705
棚に入れた人 3106
ランキング 438
昭和の落語界を舞台にした噺家の愛おしき素顔と業を描いた作品

師匠と交わした約束を 胸にしまって芸を磨き ついに与太郎、真打に。 射止めた名跡は三代目助六。 八雲師匠の為め、助六の血を継ぐ小夏の為め、 焦がれて手にしたはずなのに、 おのれの落語が揺るぎだす――。 八雲と小夏、二人の中の助六を変える為めの 与太郎の落語とは――!? (TVアニメ動画『昭和元禄落語心中』のwikipedia・公式サイト等参照)

このアニメの感想・評価 705

2018.02.17 23:31 不如帰の評価 | 観終わった| 15が閲覧 ★★★★☆ 4.2 評価対象: 昭和元禄落語心中(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.0  キャラ : 4.5

新しいビジョンを切り開いたアニメ

題名からもわかる通り落語が主題材になったアニメではありますが、一方で取り巻く人間関係についても癖の強い作品であり、また大正ロマンのような独特な雰囲気まで持った異色作品でもあります。

そしてこのアニメではリアリティのある構築の中にわずかながらファンタジー要素も一部で介入してきます。
多くの場合この手法は失敗することが多いことから昨今のアニメではあまり使われなくなってきたように思いますが、このアニメに関してはその気配が感じられなかったです。
現実的な話と死ぬ間際の世界との擦り合わせを双方で入念に行い、その双方の世界観同士が歩み寄った結果中性的な世界観を一貫したものとして作り上げてきたから違和感を感じなかったのではないかと推測します。

続いて驚いたのは全般的なキャスティングでした。
既に多くの声が上がってますが、ツッコミどころを捻出しようとしても見当たらないくらい完璧な配役でした。
またOPやEDも優秀で、椎名林檎が特にドンピシャだったのにも脱帽するほど。

もうひとつ、落語をノーカットで疲労する場面もありますがあえて落語というとっつきにくい題材を引っ張りだしたにもかかわらず、引き込まれるうえに私のように落語を全く知らない人でもその文化に関心を持たせるビジョンまで提供してくれたことはもはや感激に値する程です。
いまでは古典芸能になりつつある落語ですが、新たな視点を与えてくれたアニメであり、もっと多くの人に観てほしい作品でもあります。

落語の認知度や人間関係に対する賛否など観る人によって捉え方が様々かもしれませんが、私はそういったプロセスが存在することこそが成功の秘訣なんだろうなと感じました。

ありそうでない、そういうアニメです。

 サンキュー(2)
2018.02.17 01:25 seriusの評価 | 観終わった| 41が閲覧 ★★★★☆ 4.4 評価対象: 昭和元禄落語心中(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 4.0  声優 : 5.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.5

本物を感じられる傑作

前々から気になっていたアニメだったんだけど、まあ見るからに取っつきにくいというか、凄い体力使いそうなアニメだったんで手が出せてなかった。

それで、今回ようやく重い腰を上げて観てみた訳だけど、、、、、

「凄い」アニメだったね。

なんか面白いとか、感動するとかじゃなくて、ただただ「凄い」。

石田さんを始めとする、ベテラン声優陣の演技には圧倒されたし、本当にキャラが生きてるみたいに感じた。

この世界から抜け出したくないと感じさせるアニメは久しぶりだったかな。

良いアニメほど感覚的な感想になってしまうんだけど、それほど観てる時は夢中になって他の事を考えてる余裕がないってことかもな~。

落語の話だけあって、モノローグや会話の尺が多い分、1クールでも十分1人1人の人間に感情移入することができた。

ヒューマンドラマとかリアルなアニメが観たい人はぜひおすすめしたい作品です。

以下は観た人だけどうぞ
{netabare}一話を観れば、話が進んでいくうちに展開は読めたよね。
助六が終始だらしないとこ見せてたし、いつか落ちぶれる時がくるんだろうなって。そんでそこにみよきちが関係してくるんだろうなってね。

せっかく菊比古が自分の落語を見つけて、助六と二人で落語界を引っ張っていこうとしてたのになぁ。巡業出る前に部屋で二人で語らうところ良かったなぁ。

助六な~師匠の私情で破門されたのちょっと残念だったなぁ。あれだけ言いたいこと言って、自由に振る舞ってたらそりゃ破門されるわって思ってたし、来る時が来たかって感じで観てたけど、まさか師匠の私情が入ってるとはね。意外と師匠が原因作ってたりするよね。

みよきちな~菊比古に振られてからの有様は酷いもんだけど、この2人が上手くいく未来が見えないんだよな~
みよきちは落語に関して理解がなかったし、菊比古は落語一筋だったし。
もう最初にみよきちのとこに行った時点でバッドエンドしか見えない。

助六とのやつはただの当てつけだし、また助六が無駄に優しいからな~
しかも、破門されるのと振られるタイミングが同じって、、、
もうあそこらへんの展開、観ててきつかったよ。

もし、巡業帰りの菊比古に助六とみよきちが抱き合ってるところ見られてなかったら変わってたんだろうか。
もし、助六が破門されてなかったら。

なんかたられば考えても回避できないくらい人間関係が複雑というか、それぞれの想いが一致しないというか。

最後、菊比古がみんなで東京戻ろうって言ってたけど、それは絶対無理なんだよな~。
結局、菊比古がみよきちと上手くやっていくしか方法はなかったと思わざるを得ない。菊比古にもっと余裕があって、みよきちとの時間がとれてたらなぁと。あと、巡業のときにちゃんと伝えてたらなぁと。

ここまで書いて、観たときも思ったけど、みよきちの菊比古に対する気持ちの強さは意外だったなぁ。すぐ、助六のほうになびくかなぁって思ってたんだけど、最後まで菊比古のこと好きだったもんね。巡業行ってる時に、助六とあったときも30分だし帰るねとか言ってたし、一途だったよなぁ。だからこそ、みよきちを憎みきれないんだけど。

でも、菊比古が一番辛い立場になっちゃったわけで。
もうなんかこの虚無感というか、やりきれなさがすごい。

そんななか松田さんは唯一の良心といってもいいよ。
あと与太郎ね。
小夏が菊比古のこと悪く言ってるのは気に食わないんだよなぁ。どうしようもなかったんだよ。


考えが堂々巡りして、もうわけわかんなくなってきました。
続編があるので、そちらを観てから考え直したいと思います。{/netabare}

 サンキュー(14)
2018.02.06 23:59 ダビデの評価 | 観終わった| 19が閲覧 ★★★★☆ 4.4 評価対象: 昭和元禄落語心中(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 4.0  声優 : 5.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

第二篇のための第一篇

第二篇に続くための前振りのお話。
なのに、声優さんが贅沢に凄い。
第二篇を観て、よりいっそう物語が面白くなりました。
しかし、声優さんが贅沢に凄い。

 サンキュー(2)
ネタバレ
2018.01.31 22:09 岬ヶ丘の評価 | 観終わった| 20が閲覧 ★★★★☆ 4.6 評価対象: 昭和元禄落語心中(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.5

上質な時間と溢れ出る熱量

 原作未読。雲田はるこによる『ITAN』の漫画。第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞・第38回講談社漫画賞一般部門受賞・第21回手塚治虫文化賞新生賞作。アニメーション制作はスタジオディーン。

 作品を見る前と見た後に「ふぅー」と思わずため息が出る。落語を一席見た後思わず手を叩いている。一話からそんな風にしっかりと心を掴まれた。前々から知っていた作品だったが、なぜこれまで見てこなかったんだろうという後悔の念と、それでも今見れたという喜びでなぜか嬉しくもある。

 「昭和最後の名人」と謳われる落語家・有楽亭八雲の過去回想を中心に、落語を通して人間の一生を、魅力的で情感溢れる描写で丁寧に描く。落語という因果な宿命に巻き込まれた八雲(菊比古)の視点から、兄弟子でお調子者の天才落語家・助六、菊比古に想いを寄せるみよ吉、二人の娘であり後に八雲が引き取り育てることになる小夏。様々な人間模様が多様な感情を帯びながら、ときに織り乱れときに織り合わさり、そして掛け違えていく。時代や人の流れに翻弄される落語界において、八雲とその周囲の人々の一生を落語を印象的に活かした物語や演出で魅力的に訴えかけている。

 全体を通して物語・キャラクター・演出・声優の芝居・音楽全ての要素の完成度が高く、作り手の思いが込められた非常に精緻な作品。心臓が動いて、血が流れ、呼吸をしている感覚は、まさに「生きている」作品だと思う。原作の素晴らしさや、作り手の情熱や伝わってくる一作だった。

 素晴らしい点は多々あるが、やはり一番は落語のシーン。物語やキャラクターの心理と重なる演目、そして声優さんの熟練の声のお芝居やカメラワーク・音楽。落語を知らない人でもわかりやすく描かれており、なによりすぐに魅了される。まさに「落語」というタイトルにふさわしい内容になっており、声優さんの演技の妙、声優とは何ぞやという陣髄を見せつけられた気がする。

 第一話を経て最終話で時代は現代に戻り、改めて与太郎の存在が非常に面白い立場にあることが分かる。八雲の語った自身と落語の過去を与太郎が現在、そして未来にどう繋げていくのか非常に楽しみな終わり方だった。

 最近のアニメにあまり見かけない大人のアニメで、この作品をきっかけに落語に興味を持つ人も多くいるのではないか。かく言う私もその一人だ。

視聴日 17/12/28

 サンキュー(10)
ネタバレ
2018.01.26 22:21 GMVDY17867の評価 | 観終わった| 65が閲覧 ★★★☆☆ 3.0 評価対象: 昭和元禄落語心中(TVアニメ動画) 物語 : 3.0  作画 : 3.0  声優 : 3.0  音楽 : 3.0  キャラ : 3.0

噺に引き込まれる

山寺宏一、林原めぐみ、石田彰とうい豪華声優陣の競演です。
普通に山寺の落語に引き込まれます。
また年齢による石田彰の声の使い分けが素晴らしく、山寺との掛け合いも流石といったところです。
玄人声優たちの熟練の演技が楽しめるという意味で良い作品だと思います。

 サンキュー(4)

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