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「色づく世界の明日から(TVアニメ動画)」

総合得点
87.2
感想・評価
1131
棚に入れた
4823
ランキング
159
★★★★☆ 3.9 (1131)
物語
3.7
作画
4.2
声優
3.8
音楽
3.9
キャラ
3.7

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色づく世界の明日からの感想・評価はどうでしたか?

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

今季の残念賞w

P.A.WORKS制作のオリジナルアニメです。

母が出て行ったのが、自分のせいだと感じた主人公の瞳美が、無意識に自身に色が見えなくなる魔法をかけてしまう。
その後、色の見えない世界で、孤独に生きていたが、祖母の琥珀によって、時間魔法で60年前に送られてしまう。

ウマ娘で俗っぽい作品を作ってしまったので、俗っぽくない作品を制作したかったのでしょうかw
テレビアニメのレベルとしては、風景の作画や綺麗な色使いは、かなり力が入ってる印象を受けました。
ストーリーもとても上品で、綺麗にまとまった感じです。

まあ、こういうのが好きな人もいるのでしょうが、ちょっと私には綺麗すぎでしたw
何というか、キャラにリアルさを、感じられないんですよね~

登場人物の中で、破天荒な設定の琥珀ですら、全然おとなしく感じます。
もう少し、キャラにリアル感があれば、全然違う印象になったのかな?

今季の残念賞でした。

投稿 : 2018/12/31
閲覧 : 415
サンキュー:

34

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

アズライト

色が見えない少女がタイムスリップするお話。

1話
{netabare}
主人公の月白 瞳美は色覚異常で周囲と馴染めません。
周囲が夢中になれる風景であったりを共有できない。
人と馴染めない分、周囲のイメージと違って、瞳美は純粋。
本作がテーマとして扱っている「色」について、
色が見えないから、哀しい、と言うわけではなく、
哀しいから、色が見えないように感じました。
母親との別離、年数の経過、友人の欠如、そういったことから色が見えないのかな。

瞳美は魔法なんて大嫌いという。魔法使いという自分の家系に対するものか、「一人でも大丈夫」という魔法を使ってしまう、自分の心の弱さに入り込むからだろうか。
葵 唯翔の絵(デジタルで・・・)により、瞳美の世界に色が戻る。

今作が瞳美の色を取り戻すためには、何が必要であるのか、それを追っていくことは必要でしょうね。
その中で、心が純粋で脆い瞳美の、細やかでいじらしい感情の動きを期待しています。

サブのポイントとしては、自分の元々持つ、魔法使いと言う血筋や、一人でも大丈夫となってしまった現状で友人の存在について、どのように肯定していくのか、と言う部分を重視してます。

それにしても、瞳美の髪が銀色なのは外人の血でも入ったのだろうか。琥珀ばあちゃんもしくは瞳美の親は外人と結婚したのかな(笑)
キービジュでは、色はそんなに銀色じゃなかったから、アニメ的表現だろうか。
{/netabare}

2話【モノクロ】
{netabare}
二話で多用された瞳美のモノクロの世界と色のある世界の一瞬の切り替え。

モノクロ写真は、色、という情報が抜け落ちて、過去の事象(写真の中に収めた物)をみています。
その時、私は、写真を取った時の時間の流れよりも、自分の生きている時間の流れが、はやいような気がするのです。
なので、瞳美の世界は、私の生きる時間とは少し時間の流れが違うような、そういう錯覚を覚える印象を受けました。

また、色のある世界から、モノクロの世界に変わるシーンは、私の感じる世界がこう見えて、瞳美の世界がこう見えてしまうのか、そういうショッキングさが感じられて、瞳美の抱える色覚障害というものが、瞳美に与える影響の大きさを納得してしまいましたね。

{/netabare}

3話【暗示】
{netabare}

今回は瞳美に対して暗示によってどうなるか、というアプローチがなされていましたね。
ポッキーを杖代わりにした時も(ポポッキーとかいってたかな?)、
曾祖母である瑠璃が「初心者はこういうものをつかったほうがやりやすい」
という事を言っていましたね。
つまり、魔法使いのオールドなイメージ、大きな帽子に杖を携えたような、そんなイメージで、なりきった気分になったほうが使えるということかもしれません。
それは、私は魔法が使える、という思い込み、自己暗示を掛けやすくなるための一つの手助けでしょうね。

そのほかにも、水色の星砂を撒いたので水の上を歩けると思い込んだ瞳美の思い込み、
人に色が見えないことを隠す理由にある、他人への思い込み、
モノクロ写真なら自分にもできるかもしれないという、希望のような思い込み、自己暗示。

彼女が色が見えないことや魔法が使えないことは、彼女自身が自分にアレができるコレができると思い込めるような自己肯定によって、解決されるのかもしれません1ね。


{/netabare}

【魔法が解けるとき】
{netabare}
二話で瞳美が「魔法なんて大キライ」という言葉を、前篇と後編で使い、その心境の変化を、表情や声色で表しましたね。
この言葉を自己暗示のように繰り返していた瞳美。
「一人でも大丈夫」という言葉の小さな魔法、思い込みのように、この言葉も小さな魔法なのかもしれません。
それが二話の後半で言った「魔法なんて大キライ」という言葉はどこか魔法が解けかけたような…そんな印象になりました。
{/netabare} 

4話【世界】

{netabare}
一人のか弱い少女のお話と見ていましたが、世界との向き合い方、セカイ系っぽいお話をするかもしれません。
「魔法の力を与えてくれたこの世界に恩返しがしたいの」
そういった60年前のババ…(ゲフンゲフン)琥珀は、瞳美からみて、大人に見える、もしくは先を見ているように見えたでしょう。

琥珀が作品中で悩みであったりとかを抱えるかどうかは、作品の最終回に深く関わってくるでしょうね。

琥珀は世界を肯定しており、作品世界の理の一部である「魔法」を肯定しています。
つまり、瞳美は、世界の理である魔法の力を有していながらにして、否定していることが、色が見えない原因になっているのだと、今回感じました。
潜在的な瞳美の魔法の力が琥珀の魔法によって引き出されたことからも、彼女の心によって色が見えないことを、彼女の中に内在する魔法が作り出しているのでしょう。
でもそれって…少しおせっかいな世界かなと、思いもするんですよね。

また、写真部の皆の恋や物語も平行して進んで言っていますが、一つ一つの物語に意義があり、それぞれの物語が最終的に帰結する場所へ意味があることを期待させて頂きます。

{/netabare}

5話【魚】
{netabare}

今週は写真部の女性メンバーのあさぎの恋を回収する話も絡めてましたね。
あさぎの恋が、あさぎを成長させる要因として作用する方向に持っていったのは素晴らしいと思います。
ただ、主人公である瞳美をあさぎの成長の間接的な原因としたポジションにおいたままだったため、瞳美とあさぎの距離は縮まっていないことが気がかりです。

さて、今回は瞳美が葵に渡した星砂(懐かしい思い出の星砂)、それをつかうことによってあおいが金色の魚を見るという展開がありました。
ひとみが魚をみたときは、あおいのデジタル絵を見たときです。
つまり、星砂が魔法の類であるならば、あおいのデジタル絵は、別の魔法がかかっているのかもしれません。それは、あおいが絵に込めた思いが、魔法として絵にかかっているということであってほしいですね。


{/netabare}

6話【写真】

{netabare}
今回は色々転換点になりそうですね。

まずはあさぎの恋ですが、部長との関係を「小学生時代の関係のままで良い」から、変えたいと思ってあのように部長の手を振り払った。あさぎの拙さが残るコミュニケーション方法にとても青春を覚えますね。

次に、あおいの絵の中に瞳美が入ってしまったことについて。
情報が多いので整理しましょう。
①絵の中に入る時、アズライトがモノクロの世界で光っているように見えた
②絵の中の奥には、死んだ金色の小魚、死んだ大きな金色の魚がいた。
③瞳美が絵の中の奥で立っていた場所は瞳美曰く「荒れた場所」
④絵の中には渦まきが中心にあるような湖(もしくは海)があって魚はそこにながれた。
⑤渦巻きの中心に行こうとする魚を、網のような物を持って捕まえようとしていた人がいた。
⑥絵の中の事を聞かされたあおいは、なにか思うことがありそうだった。

では、内容を考えてみましょう。
まず①については、絵に入ったのは瞳美の魔法によるものであるという事の裏づけでしょうね。アズライトは魔法の力を増幅させるような意味合いを持ち、それを描いたものです。
②について、これについての疑問点は誰の心の内を描いたものであるのかという事。
これはあおいの心の内を描いたものであるのか、それとも瞳美の中なのか。
というのも、⑥のようにあおいは自分の絵に対しての迷いを描いているように見えつつ、後半で瞳美に色が見えるようになるとき、彼女の心の変化によって大きい魚の状態が変化することがあることが、この描写の疑問点です。
この疑問点については保留しておきたいですね。④と⑤を理由として解釈すると、小魚はあおいの心のもの、大魚は瞳美の心のものであるかもしれません。

③番についてですが、瞳美があおいに、瞳美のために絵を描くから見てほしいという言葉で、荒れた場所に色がついたことから、瞳美のポジションを表現したように見えます。

さて、絵の中についてはこれくらいにして、瞳美の世界に色がもどったことについて考えます。
あおいの干渉によって瞳美の心が変化したために色が見えるようになった、ということは、誰が見ても間違いないでしょう。
なぜ色が見えるようになったかについては、色が見えるようになったとき魚が登場したため、色の見える見えないは魔法の関係していることは明らかかと思われます。
色が見えるようになったときに死んだ大魚が金色になり蘇った事については、瞳美の心の中での変化をえがいたものでしょう。
あおいの干渉というのが、「君のために絵を描くから、君に完成した絵を見てほしい」というのですが、魔法を作り出しているのは瞳美であるために、瞳美の心の内がいまどうなっているのか、という事が重要なのです。
色が見えないのは瞳美が世界を肯定できないせい、と以前書きましたが、
あおいの干渉で、瞳美が世界に肯定できるものが出来た、と考えると、
おのずと今後の展開が見えて来るような気がします。

それと、魔法写真美術部が仮装をして写真を取りにいったとき、瞳美が道のブロックの写真を取っていることが非常に印象的に見えました。
その残った写真は他の人が見ればただブロックを取っている物にしか見えないかもしれない。ですが、写真を取った瞳美がその写真を見れば、この時どういう思いで写真を取ったのか、他に心躍るような景色はそこにあったのに、ブロックを取った理由。写真という映像を保存する媒体が、人の記憶や感情を呼び出す装置になるというのが、とても面白い描写でした。

{/netabare}

7話【好き】
{netabare}
今回は胡桃回でしたね。個人的には胡桃に共感をもてた良回のだけれど、進路の話と捉えるととたんに面白くないと感じる方もいるかもしれません。
私は今回は、「好き」を強く意識させられる回だったと感じています。
その「好き」とは恋愛感情におけるものではなく、物事に対しての「好き」ということ。

物語を考える前に、少し胡桃の状況を整理しましょう。
①胡桃は人生をかけるほどの好きなものが無いことに悩んでいる。
②胡桃の姉が好きなものを仕事にしたことをすごいと思いつつ、①の自分と比較して、劣等感を感じている。
③劣等感を感じていた胡桃であったが、千草によって自分の好きをあせらずに見つけることを気付かされた。


私が共感を感じたのは、胡桃の姉への感情。姉へ尊敬を見せていると同時に劣等感にさいなまれている彼女に、未発達な高校生としての悩みとして適当であることを感じました。
物語としてのこの悩みへの解決について、千草という部内でも胡桃に近い存在であり、お調子者的な性格である事が、よい解決を迎えた理由だと思います。

私なんかは胡桃に対し、自分は自分、他人(姉)と自分を比べるな、と、彼女の好きが見つからないことに対する回答とは別の頓珍漢なことを言いたかったのですが(まあそれは、胡桃の姉に対する劣等感に対しての意見なのですが)、千草は、ひとによって好きの度合いは違う、好きなものはいつか見つかる、あせることはないと、いつもの調子で言い、胡桃を救い上げました。これが胡桃の側にいて、そして高校生であり、お調子者である千草の考え方であり、登場人物の性格の提示がとても上手くいっている回だと思われました。


ちなみに「ヴィーナスの重荷」というタイトルから、荷物を置いて、走りだす胡桃や千草のシーンを考えると、ヴィーナス=胡桃であり、胡桃にとって、好きなものがなければならないというような、足かせのような考え方を重荷と考え、それを置いて走り出すことが、胡桃の悩みの解決シーンとしてさわやかさを演出していましたね。

{/netabare}


8話【光】
{netabare}
さて、いよいよ来ましたね。今まで世界を祝福してきた琥珀のアイデンティティを脅かそうとする展開が。

瞳美の「(未来に)帰りたくないなあ、ここにいたいなあ」という発言が琥珀の気持ちを大きく揺り動かしました。

では、琥珀がなぜその発言で動揺してしまったか。
琥珀は、世界を自分に魔法を与えたことを肯定しており、感謝しており、恩返ししたいと考えています。
その恩返しの手法として、魔法で人を幸せにしたいということで、人の願いを魔法で叶えるために、魔法の勉強にまい進してきたわけです。
瞳美に対しても、いつか帰りたくなるだろうと思い、自分が未来から送ったこともあり、その願いを叶えるために、時間遡行魔法の練習を積み上げていたわけです。
しかし、瞳美の今の思いは異なりました。この時間にいたいという瞳美の願いに対して、モノローグとして「私は魔法で人を幸せにしたい、でも魔法で人を幸せにするのは本当に難しい」と語ります。
琥珀の中に流れた感情を整理しましょう。
①瞳美が幸せだと思うことを叶えてあげたい。
②未来に帰すことは瞳美の幸せだと勝手に思っていた(瞳美は未来に帰りたい?という琥珀の問いは、琥珀自身なら帰りたいと思うエゴイスト的質問だった)
③瞳美のここにいたいという気持ちを、全肯定できない。
④瞳美のこの世界に留まらせることは、瞳美のためになるのか、それとも、幸せになるのか
つまり、琥珀は瞳美は元気になったら帰りたいだろうという、琥珀視点で考えていたのですが、そうではなかったため、瞳美を幸せにする方向性が見えなくなってしまったことが、動揺した理由だと見ています。

この状態に入ったことで、琥珀は瞳美の幸せにすることがどういうことか、自分が魔法で人を幸せにしたいと思っていたがその具体的方法を考えるようになるのはかもしれませんね。
その過程の中で、現状魔法写真美術部のグループの中で誰に支えられることなかった琥珀が、グループの中でのやり取りを通して変化していく展開が見られるんじゃないかと期待しています。

そして、その問いの中に、琥珀が上手くいっていない時間遡行魔法に必要なものが存在しているんじゃないかなと、考えるばかりです。


さて、本筋以外の話から読み解きますが、今回では瞳美の取る写真が雰囲気が変わった事を部内の皆に指摘されていましたね。光の意識が出てきたと。
この作品は色づきを大事にすると共に、光による煌きが重要視されていますが、それを強調するのと同時に、光の当たらない闇の部分を見ることもあるということです。

以前の瞳美は、「光なんていらないという写真が多かった」と部内の人間から言われています。では、瞳美がどこを見ているか、という視点で考えると、部内の人に色が見えないことを告白していない時は、彼女は闇を見ていました。それが告白後は、光を見ている。

つまり、瞳美が今の時間にいることで、色が見えるという希望の光に囚われているならば、光の当たらない闇の部分は、瞳美の目に入っていないもの、魔法写真美術部に依存し、彼女の自立という部分の視点が、瞳美には見えていないという指摘が、琥珀の動揺のシーンにはあるのかもしれません。



追記です。ここからは、琥珀という登場人物について、やはり考えなければだめだろうということを感じています。
私の琥珀に対するイメージは、本音をぶちまければ酷いものですが、
瞳美に対する、私は経験あるからわかるよ感
琥珀の大人びた仕草についているニセモノ感
思春期を経験していないかのような家族との関係
まあ、他にもいろいろ言いたいのですが、それは上記のものと類似事項になりそうなので控えます。
上記のものからもわかるように、琥珀を非常に大人びて見せていますが、素人目にもわかる、うそ臭さ。
この感情を悪いように考えるのではなく、製作者の意図するものだとしたら?
現に8話、あの冒頭で琥珀が「世界にありがとうといいたい、世界に恩返しすることに決めた」なんて、普通の人ならありえないほど世界を最初から肯定するわけです。意図して一般人と乖離、もしくは他の登場人物との差を示しているようにしか見えません。
つまり、この8話から、琥珀の性格が、周りの高校生と乖離しているように見せきったところから、いやいや、彼女にも、弱くて、同年代の子に支えてもらいたい事や変わる事ができるんですよって事を示してくれるんだと、期待しています。
{/netabare}

9話【時間】
{netabare}
今週を告白回と捉えるか、ショウ回と捉えるかそれが問題だ!
はい、ということで、今回はショウ(部長)という人に焦点を向けた回だと思っております。
一番印象深いシーンはあさぎと一緒にショウが撮った写真を見ながら会話するシーンで、ショウが写真で取ったその時間について語っているときです。
日々流れていく人の営みを眺めて、その日常を肯定、愛おしいと思っているのではないかと感じさせてくれます。
同時に、その写真が瞳美と一緒に行きとったものであり、ショウが瞳美を意識していることからも、未来に帰ってしまう瞳美に対する、今一緒にすごしている時間が一瞬かもしれないという辛さを含んでいることも伺えるのかもしれませんね。
{/netabare}


10話【友達】
{netabare}
意外にもあさぎと瞳美のすれ違いはすぐに終わりましたね。
あさぎと瞳美の距離感が埋まっていないことは以前の回に書きましたが、今回の事でかなり近づいた事から、方向性は間違っていません。ただ、物語の構成として、重大なことに見せかけて次の回であっさり解決させてしまうのは、正しいのか、少し疑問です。

さて、今回瞳美の親について、触れられました。
瞳美がショッキングな出来事により色が見えなくなったことは、1話で書いたときにも触れましたし、作品内で瞳美自身が色が見える時期があった事は匂わせていました。
幼少期の瞳美を置いて出て行ってしまった瞳美の母親、ようはネグレクトというものですが、この出来事は母親だけが問題ではないことは、あおいが瞳美を励ます時にいったとおりです。瞳美の母親がネグレクトした原因は、様々な原因に寄るものです。
今回のネグレクトの事案について、琥珀自身はどう考えているでしょうか?
魔法の力を与えてくれた世界に感謝したい琥珀、その琥珀の子供は魔法の力を有さない。という事は、琥珀の子育ては、容易ではなかったはず。
世界に祝福された人間が、祝福されていない人間を育てるようなものです。
どこかで琥珀とその子供の歯車が食い違い、子供の性格に影響を与えたと考えます。瞳美という子供が母親に自分の魔法の力を見てもらい喜んでもらおうとすることに、喜びの感情を得られなかったとするなら、それは瞳美の母親の人格を形成した環境に原因があります。
正しく、いや、100%正しいなんて事象は存在しませんが、もし魔法が使えない母親が、魔法が使える子供が喜んで使う姿を見たときに、その母親が経験してきた、魔法が使えなくて苦しんだ経験を、子供は経験しなくて済むんだと、安堵と喜びを覚えるのが、ゆがんでいない人間です。
そのゆがみがこの瞳美の母親には存在し、周囲の環境、親である琥珀を含め、そういったところからネグレクトの芽は生まれているのだと感じました。
瞳美が色が見えなくなったのが母親のネグレクトだけが原因とするなら、ネグレクトするような母親を作ったのは、琥珀だという事が言えますね。

そしてその話題について、作品内で琥珀に自分の子がネグレクトをする未来が打ち明けられるか?という疑問が出てきます。
シュタインズゲート曰く、世界線の収束により、そのことが伝えられても、琥珀は瞳美へのネグレクトの発生を止めることは出来ないでしょうね。
もしくは、タイムパラドックスの回避のために、そのこと自体が伝えることが出来ないという事になるかもしれません。伝えたらネグレクトが発生しなくなるので、瞳美が過去に来る未来がなくなり、過去にいる瞳美は消滅もしくは帰還するかもしれません。

ラストシーンに瞳美が過去に来た理由を考え始める描写があります。
瞳美は自発的に過去に来ていないという事を含めると、過去の琥珀にその理由を尋ねるところから始まるかもしれません。
しかし、未来の琥珀は「いけばわかるわ」という言葉から、誰かに教えてもらうようなことではないことであるのは明確です。
個人的な考えですが、写真部の人間との会話の中から考えると、この写真の時はこんな事があったよねということを思い出せる、だとか、非常に仲間内での出来事を重要視している事が伺えます。
瞳美が写真部の友達たちと共有した時間の中から、過去に来た答えは瞳美自身により導かれるのではないかな。

それと、今回の見所は、瞳美が泣きじゃくりながら、自分に怒っているシーンですね。ないている内容についてはいいとして、悲しんだり怒ったりする感情の爆発が、瞳美には必要なんだと表現してくれたシーンでした。
つまり様々な感情が彼女の世界の色付きを形成してくれるということなのかもしれませんね。
{/netabare}

11話【琥珀】
{netabare}
他のレビュワーさんのレビューを見る限りでも、良い印象ではない回であることは確かです。
私も、この回について、違和感が感じた事があるのでそれを整理します。

まず、前回までに何も触れていない時間魔法に対する世界の修正力がいきなり出てくる。これは単純にダメですね。
つぎに、前回で過去に来た意味を瞳美が考え始める描写があったが、今回はそれに全く連続性が無い。
これは個人的な感想に入るかもしれませんが、琥珀のおしつけがまさMAX。世界が瞳美を消しちゃうんだからしょうがないといって、グループの意見を納得させることを1話の中で消化するという、急ぎ足で無理やり話をまとめた感を出しています。瞳美の意思と、琥珀の意思がまだ反している演出があるところは、まだ琥珀に期待したいですね。

そして、瞳美とあおいの恋愛については、紙飛行機を追いかけていったら、二人が出会うのはまだわかるけれども(あおいの元へという魔法がかかっているため)、あった瞬間抱き合う、そんな関係まで発展していたっけ?という、物語の急変ぶりにショックを受けました。

この11話で残念なのは、やはり琥珀について、舞台装置化してしまいそうな不安が残ります。
今回の琥珀は、時間魔法が成功させることができるかどうかについてばかり不安にしていて、瞳美の心に気づけていない、瞳美がここに来させた意味を考えていないという描写であればいいのですが。つまりこの回を、琥珀の失敗回と捉えて、来週が琥珀の成長回と期待できなくはないわけです。
もし、本当に琥珀が時間魔法をするだけの存在であり、瞳美の心を考える友達のポジションを持っていないなら、琥珀は物語の舞台装置であるという、残念な役回りしか与えていなかったという評価になってしまうでしょうね。


前回の感想で、タイムパラドックス回避のために、瞳美が消滅・もしくは帰還するかもしれないということは書いたけど、今回とは全く文脈が違います。琥珀がネグレクトを発生させないようにしたら、瞳美が過去にくるか?という文脈で話しました。

今回出てきた世界の修正力は、二つの発生の理由が考えられます。(作り手のご都合というものを排除した場合)

まず、琥珀が過去に行かなくて済む未来になったから働いた、というのが物語を良心的に見た場合の感想になります。

次に、琥珀の言ったとおり、本当に世界が元通りの世界にしようと修正するために発生したという理由。こちらが本当になると、魔法という力に向き合って、変化してきた瞳美の成長を描いてきた物語が、なかったことにすべきという力であるわけですが、この方向で本当に物語を進めるか不安ですね。
好意的に見れば、瞳美の取り巻く世界は瞳美を祝福しているようには見えないわけです。しかし、琥珀は自分に力を与えた世界を感謝しており、瞳美に対してあまりにも残酷な運命を突きつける世界に対して、世界を愛する琥珀が、世界に何を思うのか、それが気になりますね。


{/netabare}

【幸せ】
{netabare}

瞳美の色が戻った時、母親と見たときの花火や、過去に行く直前に見た花火を思い起こさせて、とても色彩のあるシーンでした。

琥珀については魔法の神様に瞳美がもう少しこの時間にいることを神頼みしたり、未来に変える直前に瞳美に謝っていたりと、琥珀の無力感が際立ったいました。
同時に、瞳美の心に生まれた気持ちを、「それって幸せってことなんじゃない?」と、言い当ててしまう辺り、琥珀は大人なのか、それとも若者なのか、微妙なポジションに立っています。

今回、「幸せ」が宿ることで、瞳美は色が見えるようになったような、そういう印象を受けました。母親と一緒に見た花火の時は、瞳美のなかに幸せがあったのでしょう。1話に瞳美が「誰かと見ても楽しめない」といった沈んだ気持ちを吐露する場面を拾ってきたのが幸せを強調していました。
その為、やはりストーリーの中で、瞳美の変化を出した表現というのは、作品を見る人に大きな感動を与えてくれたと思います。

最終回への次回予告が「私の色は何色なんだろう」という一言で、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」を思い出して、空気も読めずクスリとしてしまいました。

それと、先週から引き続いた瞳美とあおいのハグについて、今週見ればわかるとおり、まだ瞳美もあおいも自分の好意を伝え切れていないように見えました。あのような熱いハグをしておいて恋人関係まで発展しない所が、この二人らしいですね。

最終回を前に少しおさらいといいますか、拾われているかわからなかった描写について。
あおいについて。最初に瞳美があおいの絵の中に入った時、大きな渦の中心に導かれる魚と、それを捕まえようとする影。この描写はあおいの悩みを含んでいたと考えるのが良いでしょうね。あおいの悩みが解決されたと同時に、この描写が示していたことは提示されたのだと思います。
あの金色の魚は、あおいが幼い頃に書いた絵ですが、瞳美との関係は、最終回、明らかにされるのでしょうか?楽しみですね。

それと私がずっとイメージしてきたこの作品の作品像について。
OPの映像で、魔法写真美術部のメンバーが揃って同じ方向を見て並んでいるシーンがあります。同じ時間を共有し、様々な悩みや青春を共に助け合い語り合い経験し、そして繋がりが強くなった友達を得ることが、この作品に求めていたことでした。
だから、琥珀だけが、その輪の中に入りきれていないのが、はがゆかった。
私は、琥珀がもっと魔法写真美術部に、精神的に心をおいてほしかったのだと思います。魔法がうまくいくように、部の皆の協力を得る、ではなく、琥珀自身のメンタルに仲間の存在があって欲しいと思い続けていました。

最終回、どのような物語になっても、私はこの作品を好きでいられると思います。

{/netabare}

13話 【色】
{netabare}
ほぼすべての伏線の回収回なので、非常にすっきりした部分が多いですね。
まず、色について。今作品は陰影による表現を活かしていましたね。光によって照らし出される明るい色と、その光によって生まれる暗い色。明るい色も暗い色も、どちらも併せ持って自分を好きになってほしいと、あおいは瞳美に言い残しました。それは、色とは、瞳美の持つ様々な感情の部分であり、それを肯定することで、瞳美は自分を好きになれる、もしくは母との離別に対する後悔や自責の念に向き合うことができるのだと感じました。

次ですが、未来の琥珀が人生の後悔について語ります。彼女が近くの人を幸せに出来なかったこと、このことについては、琥珀の娘について、魔法が使えないことについて、親族からの目から守ることが出来なかったことや、そして瞳美についてもそれによって色を見えなくしてしまったこと、その後悔が含まれていましたね。
つまり、作品内で17歳の琥珀という人間が成長しない理由は、
60年後にようやく過去の後悔を吐露する未来が決まっていたからでしょうね。
つまり、琥珀が家族に対して省みる力は、60年前の琥珀にはなかった。琥珀が60年前の時点でただの青年であった事を示したのではないでしょうか。

以下、最終話で気になった事。
魔法写真美術のお別れの言葉を言い合うシーンがリアルすぎる。
あおいの絵だけ色が見えることの理由。ずっと好きだった絵本だから、ということなのかな。世界を肯定しているか、の話と絡めると、あおいの絵、または絵本の中の世界が瞳美は幼い頃から好きだったから、色が見えたのかな。

色が見えるようになった理由。これは瞳美の気持ち、世界に色が溢れているという、世界に対して好きになれること、この辺りの問題提起を解決してくれたと思う。
60年後の琥珀が仕掛けた魔法が、琥珀の気持ちを汲み取る魔法であった事。今の琥珀には気持ちを汲み取る力が欠けているので技術的に無理というより人間的に無理なのだろう(ちょっと琥珀に厳しすぎる見方かな?)。



{/netabare}

まとめ
{netabare}
技術的なことや芸術的なことはわかりません。わかりませんというのは、人によって美しいと感じるものは人それぞれだと考えているためです。
特定の色に弱い色覚障害を持った人に、その色を美しいよねといっても、共感が得られない疑問にぶつかってきました。華やかだよね、という言葉ひとつとっても、それぞれの華やかへの定義が違う事に悩んでいました。

この作品において私は、モノクロによって強調された世界であったり、日の当たり方、世界の時間の流れによって作り出された美しいワンシーンであったり、人の感情が抑えきれない時の姿を、直感的に美しいと感じることは出来たと思います。(ただ、私は作品内で色鮮やか、といわれるシーンの一部が、何が素晴らしいのか、よくわかりませんでした。それが人と私の違いだと思います。)
どうやったらこの作品の作画を述べることができるのか、ずっと考えてきました。
ですが、私はアニメの技術的なことは素人であり、直感的に感じた事を、何かしらの言葉にするしかないという考えになりました。それは、美しいと感じた時の感情、喜び、ときめき、わくわく、そういった私の中から生まれる1次的な感情を、性格の違う他人にロスなく伝え、共有したいと考えました。それらの感情を得た時に初めて、作画が良いと、言うことができるのだと私の中での定義ができました。時には、感情が異なりぶつかり合うこともあるけれども、その事象ですら、私はこの作品では悪いものだとは思わなかったです。それは押し付け合いではなく、相互の感情への理解によって生まれるのだと感じています。

この作品は、仲間と共有する時間、時間そのものは世界にある物として、その時間の中で共有した感情の愛おしさを、感じさせてくれる作品でした。

{/netabare}

投稿 : 2018/12/31
閲覧 : 1339
サンキュー:

60

ネタバレ

oxPGx85958 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

続編に期待

最後まで見ての感想。

当初の危惧どおりの壊滅的な脚本でした。魔法やタイムトラベルといったギミックと高校生の初恋物語がいい相乗効果をまったく生み出していないこともあって、何を語りたいのかが最後までよくわからないまま終わったという印象。

なお、個人的に一番不満だったのは、「琥珀が瞳美を過去に送り出すことになった経緯」が最後までわからなかったことです。この部分がこの物語の最大の謎だから、これが最後に明かされ、そこに感動がある、という仕掛けなんだと思っていたら、結局わからなかった。

最終話まで見なくても、本作が「壊れ物である瞳美が救済される物語」であることは予想できます。これはわざわざネタバレ・タグを付ける必要もないことでしょう。過去の琥珀もそのことに感づき、瞳美を救済するためにその時が来るまでに強力な時間魔法を習得しなくては、と腹を決めたりもする。

しかし、瞳美がどんな状態になるかを前もって知っていた琥珀は、なぜ彼女が15歳になるまで放置していたのだろうか? 最終話でその件について謝っているらしきセリフがありましたが、具体的に何をしたのか/しなかったのかについての言及は物語中で一切なかったように思います。

未来で謝っている琥珀は、自分が知らなかったが故の失敗について謝っているのではありません。自分が高校生のときからずっと知っていたことへの対策をせず、瞳美があんな状態になるまで放置していたことを謝っている、はずです。

琥珀にとって、瞳美があんな状態になるまで放置するどんな理由があったのでしょうか? あるいは、高校生のときから予期できていたことだったのにもかかわらず、何か不可抗力が働いたのでしょうか?

そして、こういったことについて、高校生の琥珀は、瞳美が自分のそばにいる間にどこまで考えたのでしょうか?

なお、瞳美がこういったことすべてについて何を考えているかはほんとによくわかりません。本作での描写の範囲からは「何も考えてない」としか言いようがない。意思ある主体として動いていない、物語中で他のキャラクターを動かすための装置に過ぎない。これは単に脚本家の能力不足なんだとは思いますが、そうでないならば、「精神に相当のダメージを負っている人」と解釈するしかないレベルです。

それならばなおさら、琥珀は「これはやばい!」と感じたはず。

なお、瞳美がああなった原因として物語中で示唆されているのは、{netabare}魔法が使えなかった母親との関係{/netabare}です。このことを瞳美本人がどれほど意識していたのか、またそれがどれほど(高校生の)琥珀と共有されたのかはわかりませんが、もし少しでも共有されたのだとしたら、琥珀はこれから{netabare}自分の孫を虐待して壊すことがわかっている娘を産んで育てる{/netabare}ことになるわけです。しかも、わざとそうなるように仕向ける、とまでは行かないにせよ、介入しない。

これって相当つらい人生です。この琥珀の人生を描く第2シーズンのための布石なんだったとしたら、この第1シーズンは大がかりなレッド・ヘリングとしてSFアニメ史に名を残すのではないかと思います(その第2シーズンがうまくできていれば、ですが)。



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3話まで見ての感想

きれいで優しい世界。そもそもの発想が創造的で興味深いし、いまの世界に来た後の展開も絶妙なさじ加減でセンス・オブ・ワンダーを感じさせます。いまのところ非常にいい作品なんだけど、P.A.Worksのオリジナル作品って物語が壊滅的なものばかりだし、3話までの範囲で壊滅しそうな箇所がいくつか見えるような気がして怖いというのはある。

絵を描く男の子が素晴らしいなと思ったら、『ようこそ実力至上主義の教室へ』の主人公を演じていた千葉翔也でした。

投稿 : 2018/12/31
閲覧 : 284
サンキュー:

17

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

世界観・作画・音楽に優れた作品

世界観:8
ストーリー:5
リアリティ:7
キャラクター:6
情感:6
合計:32

幼い頃に色覚を失ってしまった、魔法使い一族の少女・月白瞳美。祭りの夜、彼女は祖母の琥珀から「高校2年生の私に会いに行きなさい」と告げられ、魔法で60年前の過去へと飛ばされる。気づくと彼女は、南ヶ丘高校に通う高校生・葵唯翔の部屋にいた。自分の身に何が起きたかわからず、あわてて部屋から逃げ出す瞳美。しかしその姿が、唯翔の友人である川合胡桃たちに目撃されていて……。
(公式サイトより)

<5話まで>
あにこれで今シーズン(2018年秋)の評価値が高い作品と認識。dアニメストアになかったので見られないと思ったが、Amazonプライムで発見。録画も開始し、3話からほぼリアルタイムで視聴中。

11月上旬時点でSAO3期を凌ぎ、現シーズンで最も楽しめている作品です。物語が成功すれば覇権を掴むだけのオーラがあります。

音楽がとても良くて、OP、ED両方既に購入。OPはボカシなどを駆使された美しい作画、「17才」の題名通り若々しさに溢れた音楽が良いですね(ハルカトミユキさんは初めて知りました)。EDは「未明の君と薄明の魔法」、やなぎなぎさんのマイナー調の暗めな曲です。本作はP.A.WORKSの作品ですが、監督や音楽を凪のあすからと同じ方が担当していて、凪のあすからの1クール目のED「アクアテラリウム」を思い出しました。

作画では、サビの部分で瞳美、唯翔、琥珀が走るシーンがあります。これが自然な躍動感があって良いです。P.A.WORKSだったら、例えばTARITARI(2012年)でもOPに走るシーンがあるのですが、2015年頃に見た当時に不自然さを感じて、自然に走らせることは結構大変なんだと思った記憶がありまして、アニメーションの進化を感じました。

続く黄色の魚がきらめくシーンあたりでよくわからないままに感動してしまい、キャラデザも好みなので、音楽と作画だけで視聴を決定してしまったほど。

物語は、{netabare}5話までのところ、祖母が日本に戻ってきてから少し加速してきたでしょうか。瞳美と唯翔、あさぎと将との人間関係(恋愛模様)を当面描いていきそうですが、時間が絡む物語はP.A.WORKSの十八番だと思っているところ、60年のタイムトラベルが結末にどのようにつながっていくのかが一番の興味。先が見えないオリジナル作品の楽しみでもありますね。

ここまでで気になった所としては、瞳美が色を見えないという点をより深刻に見せるために、瞳美が見ている風景を描くシーンをずっと白黒にすれば、色が見えた時の驚きにより共感できたのではないかと思ったこと。そうでなくても結構印象的なシーンでしたが、もっといけたかなと。{/netabare}


<最終話まで見終えて>
本作は最終話まで作画がほぼ乱れず、背景描写には所々で見惚れました。

一方で、序盤から期待したほどに評価値が上がらなかったのは、ストーリーの盛り上がりのなさによるもので、{netabare}11話の瞳美と唯翔が抱き合うシーン(この回の演出はとても良かった)は、作画の丁寧さと比較して、雑で強引な展開と思ってしまいました。

瞳美と唯翔がお互いを好きになる過程がもう少し必要だったと思います。唯翔にとっての瞳美は、自分が描く絵を認めてくれ、後押ししてくれたので具体的な描写がなくても理解できる一方、瞳美にとって唯翔は、唯翔の絵だけ色がついて見えること、その絵を描ける特別な存在ではありますが、唯翔自身にどのように魅力を感じていったのかが、私には伝わってこなかった。

(そもそも、なぜ唯翔の絵にだけ色がついて見えたのかは回収されたのでしょうか。私の見落としかもしれませんが。)

全体的にストーリーの動き出しが遅すぎた印象で、胡桃のエピソードを削ったり(2クールなら良いでしょうが)、展開が容易に想像できた将とあさぎとの3角関係部分はもっと早く終わらせて良かったかな。深堀りしてほしいところが物足りなかったのは惜しかったですが、最終話はうまくまとめていたと思います。

ツッコミとしては、再会した瞳美に琥珀がタイムカプセルを見せて、未来に送ること等は全て知っていたというシーン。タイムパラドックス問題をさらりと進めていますが、琥珀が瞳美を過去に送らないという選択肢がない、自由意志のない世界観ということになっています(個人的には引っ掛かる)。
{/netabare}

ストーリーは不満な部分が残りましたが、明るくないキャラはリアリティ面で悪くなく、バトル物ではないささやかな魔法が存在する世界観と美麗な作画は良かったです。

(参考評価推移:3話4.2→7話4.1→8話4.2→9話4.1→10話4.0→11話3.8→12話3.9→13話4.0→調整3.9)
(視聴2018.10~12)

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 398
サンキュー:

54

ZZZxq38369 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

すごく良かった。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 171
サンキュー:

4

shitasama さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作画がとても素晴らしかった

とにかく作画が素晴らしかった、この歳になると涙腺が

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 208
サンキュー:

11

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしかった!

ネタバレ感想

P.A.WORKSのオリジナルということで、勝手に期待してました^^
(たまにこけるけどw)
結果、期待通りというか、それ以上だったかも。
これも毎回2回づつ観てました^^

ジャンル的には、学園 恋愛 青春 ファンタジーでしょうか。。。
これだけで自分の好みでした^^;

笑うのが苦手で、魔法が嫌いな内気な瞳美が、唯翔と出会い、互いに失くしてたものや、気持ち 想いを取り戻して成長する物語は、素晴らしく良かったです。
中盤では、しっかり過ぎるくらいの日常パートで、二人が次第に惹かれていく所も描かれてて納得できました。

印象的で良かったシーンは、やっぱり11話のラスト。
瞳美が唯翔に逢いたくて紙飛行機を飛ばし、二人が抱き着く所は涙でした。
やなぎなぎさんのフルEDが流れ、無音の間奏で二人が言葉を交わす素敵演出には、盛り上がらない訳ないでしょ!
上手すぎますw
しかし終盤に来て激アツ展開!
だけどもう1話くらい早くしてくれてもよかったんじゃないのかな?
中盤がちょっと退屈に感じた方も多いんじゃないでしょうか。

後はラスト
時のあわいにより、瞳美が未来へ帰らなくてはいけないことから、やっぱり悲恋で終わるのね・・・
切なすぎるやん!! ><
それと、おばあちゃん珀琥にしたら60年越しにやっと叶えられた願い。
60年って長すぎるよね。
実は一番辛かったのは琥珀だったんじゃないでしょうか?
それとお墓のシーンは・・・やっぱ唯翔の・・・ ><
あと、女友達二人の髪色や顔立ちみると、あさぎと胡桃の孫なのかな?っとか。
やっぱ古本屋の人が珀琥の旦那さんだったなぁっとか^^;
最終話は、60年後に戻ってきてからのダイジェスト感がパナイので、できれば13話まるまる使い、戻ってきてからの話が観たかったですね。

とはいえ、美しい映像と切ない恋愛模様に最後まで楽しく観る事が出来ました。
スタッフに感謝です。
素晴らしい作品ありがとうございました。


声優さんでは、瞳美役を今僕が一番好きな声の石原夏織さんだったので、キャラの可愛さも相まって毎週最高かよ!状態でした。
いや~可愛かった!
僕的に今期一のヒロインだったな ^^


主題歌では、ハルカトミユキさんが歌うOPの「17才」が、清々しい曲で好きでした。
EDのやなぎなぎさんが歌う「未明の君と薄明の魔法」も、毎週〆に合って良かったです。
どちらもCD購入です。


余談
AT-Xで視聴したんですが、こちらではED後に石原夏織さんが長崎のロケ地を巡るシーンがあったので、ファンとしては嬉しかった^^
長崎へは高校の修学旅行で1度行ったことあるけど、いつか聖地巡礼へとまた行ってみたくなりました。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 250
サンキュー:

52

ネタバレ

HmFDB75691 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最終話&総評 瞳美の魔法についての考察

タイトルからはどんな話なのかわからない。作画がきれい、というのが第一印象。

第1話 あの男子は……
{netabare}
瞳美が飛ばされた家の男子は、祖父じゃないかな。
結ばれるために瞳美が必要とか、ベタな展開を考えてしまった。

ただ、瞳美が恋愛すると、パラドックスが起きてしまう。
瞳美がもともと2018年にいたとかなら恋愛もできるか。

色々予想したくなる作品。
きっと花火のシーンはまた出てくるだろう。
{/netabare}

第2話 今後の展開を予想してみた
{netabare}
瞳美の視点で話が進むから、景色はすべて白黒なのが正しいんだろうな。

”唯翔=瞳美のじっちゃん”はありそう。琥珀よりも瞳美のほうが好きになるおいしい展開もあるし。

瞳美は、子供のころまでは色が見えていたけど、魔法でじっちゃんの絵を焼いてしまい、魔法が嫌いになって、色も見えなくなったとか。唯翔の絵だけは色が見えるのはじっちゃんだから。
記憶を取り戻したあと、琥珀に話して、琥珀が魔力を溜めることになる……。

現時点ではこんな感じで予想してみた。
{/netabare}

第3話 よくある入部物語
{netabare}
写真部に入部するパターンってよくある。話も作りやすくて無難な部なんだろう。体育会系でもいいと思うんだけど。

次回は琥珀が登場するから、謎の部分も明らかになるだろう。
予想としては、唯翔と琥珀は仲が悪くて、そのうち瞳美がじっちゃんたちだと気づいて、仲を取り持つ。でも、唯翔は瞳美のほうを好きになっている……。

瞳美が飛ばされたのが唯翔の部屋っていうのが、琥珀と唯翔の関係を示す伏線になっていると思う。

この時点で、瞳美が過去に来た経緯を、琥珀が知っているかどうかが、次回のポイントだと思う。
{/netabare}

第4話 瞳美は恋愛しないのか?
{netabare}
瞳美が未来からきたことを話したの意外。恋愛要素がなくなってしまった。琥珀の恋愛を導く役になるのか。主役が恋愛しないのもどうかと思うけど。

瞳美が色が見えないのは、幼いころにすごい魔法を使ってまわりに迷惑をかけたからかな。唯翔が危ない目にあったときにその魔法が現れて、幼いときの記憶を取り戻すとか。あの魚が伏線なんだろうけど、よくわからん。唯翔が関係している可能性は高いと思う。
{/netabare}

第5話 予想を考え直してみた
{netabare}
よく考えたら、唯翔が瞳美のじっちゃんなら、名前くらい憶えているはず。つまり、メインキャラのなかに、琥珀の相手はいないことになる。古本屋のお兄さんがちょっとあやしいかな。本を買うのが目的でないとか、ベタな感じで。

予想を考え直してみる。
色が見えなくなったのは、瞳美が幼いときで、未来の唯翔となんか関係がある。瞳美が未来からきたのを唯翔は知っているので、幼い瞳美と再会しても気づくはず。この再会したときに、なにかがあって、色が見えなくなった。

あの魚は未来の唯翔が描いたものだとパラドックスが起きてしまう。高校時代に見せられた魚をモチーフにして描いたことになるから。幼い瞳美が魔法で出したと考えられる。

色が見えなくなったのは、なんかすごい魔法を使ったから。それをまた学校で出したときに、(未来の)唯翔も思い出す……そんな感じで予想しておく。
{/netabare}

第6話 絵筆に変えるんじゃないか
{netabare}
瞳美が色が見えなくなった要因が、唯翔にもあるのがほぼ確定したと思う。

気になるのは、唯翔が教えるまえから、瞳美は金の魚を知っていたのか、という点。
瞳美が魔法で見たのは、絵がうまく描けない唯翔の心理描写だから、金色の魚も唯翔の心理面から出たのかもしれない。

金色の魚については、二つ考えられる。
・幼いころに見せてもらった記憶が呼びさまされて魔法で出てきた
・唯翔の心の中にあるものを魔法で出した

いまのところ、瞳美が色が見えなくなったのは、未来の唯翔の絵(金色の魚?)を台無しにしたのが原因と予想している。タブレットだから微妙と思ったけど、金の魚を描いたころを思い出して、筆に変えるかもしれない。
{/netabare}

ここまでの予想と考察
{netabare}
1クールなら半分なので、これまでの予想と考察をまとめてみた。

・瞳美が色が見えなくなった原因は、未来の唯翔と関係がある
唯翔の部屋に飛ばされたのは意味があるはず。
唯翔が絵を描く気になったのをきっかけに色が見えたから(一時的か)。
有名な画家になった唯翔の絵を魔法で台無しにしたのか?


・唯翔は絵筆で描く
タブレットだとデータが残るので、瞳美が未来の唯翔の絵を台無しにする展開にできないため。
キャンバスに向かってるほうが絵になる。


・琥珀の相手、瞳美のじっちゃんは、メインキャラにはいない
名前くらい憶えているはず。
琥珀が会っていて、瞳美が会っていない男性。古本屋のお兄さんが有望。


・瞳美の魔法は、記憶のなかにあるものを表示させるのか?
琥珀の汽車と唯翔の魚から。
なにかとトラブルになりそうな魔法でもある。


・未来に戻ってから(花火はまだ続いている)、あさぎと将の孫と出会う
さらに、唯翔によく似た男子が現れて……。


・パラドックス
過去に飛ばされた経緯を瞳美から聞いて、未来の琥珀が魔法を使ったとすると、パラドックスが起きる。
魔法を使う動機が生まれたのが、魔法を使ったあとにあるからだ。
{/netabare}

第7話 なにを話すのか予想してみた
{netabare}
瞳美が気になることを言って終わっているけど、伏線っぽいのがないのでそれほど重要とは思えない。こんな感じかな。

「わたし、そろそろ未来に帰ろうと思うの」

馴染み過ぎて視聴者も忘れてそうだから。
ほかに思いつかない。瞳美は主人公なんだけど、色が見えない以外はそれほどの存在感がない気もする。
{/netabare}

第8話 伏線回か
{netabare}
予想して観てる者には伏線回にしか思えなかった。
色が見えなくなった要因に唯翔が関係しているのは予想済み。

琥珀の相手と考えている古本屋のお兄さんがふたたび登場。かなり有力になったと思う。
さらに、琥珀が初めて魔法を使って、襖に穴をあけた点。これと同じことを瞳美がやってしまったのではないか。穴をあけたのは、未来の唯翔の絵かな。
絵本という新たな伏線が出てきた。現時点ではイラストを唯翔が担当してたと想像するくらい。

何十年もかけて瞳美を過去に送ったんだから、戻すときも何十年もかかると考えられる。だけど、そうならないはず。瞳美が未来に戻りたいと思った瞬間に戻れる気はする。

瞳美のセリフも伏線のような気がしてならない。

部員といるほうがいいと思う心情の変化がわかりにくい。瞳美がいた未来では、冷たい人間ばかりなのか?
問題なのは瞳美の心の内なんだと思う。
瞳美が未来に戻ろうとする心の変化がどう描かれるか、そこが重要な気がする。
{/netabare}

第9話 恋愛要素は伏線なのか?
{netabare}
未来からやってきた人と結ばれる映画はあったけど、その場合、生まれた子供が未来を救うという伏線になっていた。
瞳美と唯翔の恋愛は伏線なのか?

ちなみに、琥珀の場合はこう予想している。
瞳美のために魔法を勉強する→本屋に通う回数が増える→店員のお兄さんと結ばれる

瞳美が現れたことによって、琥珀もあさぎも恋愛感情が大きく変わった、そういう流れなのか。生まれていない瞳美が変化を及ぼすとパラドックスだと思うけど。

瞳美と唯翔の恋愛要素は、別れの切なさを演出するためか。
それなら、別れる以上の未来に帰る理由がないといけない。

第1話を少し見直した。
たぶん、母親とのエピソードがあるだろう。母親が読んだ絵本のなかに唯翔の絵が出てきたのかも。
あと、瞳美に声をかけてきた二人の女子生徒の髪の色は、あさぎと胡桃と同じ気がする。孫じゃないか。
{/netabare}

第10話 ある程度予想できる展開
{netabare}
第1話を見ていたら、今回の話はある程度予想できる。
ただ、こういったエピソードを入れると、ストーリーのバランスが悪くなると考えていた。
なぜなら、

琥珀は魔力を溜めるより、生まれてくる娘の教育方針を考えたり、色が見えなくなる孫の症状を未然に防ぐほうがいいからだ。
運命は変えられない(既定路線)とするなら、あさぎの運命を変えているのが不自然になる。


瞳美を過去に送ったのは、唯翔に会わせるため、と考えるのが自然。
過去を変えるためとは考えにくい。それなら、琥珀が行くほうがいい。

ただし、瞳美が飛ばされた過去で、瞳美を過去に行かせる理由を作ったら、パラドックスになる。
だから、琥珀は理由を知らないと考えられる。

パラドックスを回避するところに、理由があるのかもしれない。
未来に戻る理由は母親に会うため、というのが有望になったと思う。
{/netabare}

パラドックス回避についての考察
{netabare}
問題なのは、時間魔法を使った琥珀の動機。
いまのところ、

瞳美を過去に送ったのは、瞳美が未来から送られてきたから

となっているため、原因(動機)と結果が同じになっている。
瞳美が未来からきたという記憶があるかぎり、パラドックスは起きる。
だから、琥珀(その他大勢)の記憶消去。これがパラドックス回避の必須条件となる。

記憶がなければ動機も消える。さらに、娘や孫の変化に対応していない琥珀の不自然さも解消される。
写真は残るので、瞳美は謎の美少女として語り継がれる。

動機が消えたので、新たに作る必要がある。
書き置きが定番だろう。ただし、

高校時代に瞳美が現れたことを、いっさい書いてはいけない

瞳美に関する情報を与えた時点で、パラドックスが起きるからだ。
60年後に孫が大変なことになるから魔力溜めといて、といったメッセージにするしかない。

未来改変でも回避できるが、このアニメはそういった雰囲気はない。
回避せずにそのままいく可能性はある。
{/netabare}

第11話 そんな魔法を、孫にかけるなよ
{netabare}
レビューを読むと、あまり評判がよくないようだ。
急展開とはあまり思わなかった。
将の前フリがあるから、唯翔の告白はあるだろうし、瞳美もそろそろ帰るだろうから、この二つが同時に進んでもおかしくない。
唯翔が告白した瞬間に、瞳美が未来に帰って、60年後に返事すると予想している。

ただ、時のあわいは唐突。

そんな危険な魔法を、孫にかけるなよッ!

って突っ込んだ。

無事に戻るのだろうけど、瞳美がどの時間帯に戻るかで、少し変わってくる。

1.琥珀が時間魔法を使うまえ
この場合、瞳美は二人いて、一人は花火に行っている。
無事に未来に戻ったので、琥珀は時間魔法を使う決意をする。

2.琥珀が時間魔法を使ったあと
この場合、瞳美は一人だから、問題ない。
だけど、無事に戻ってくるかわからずに、琥珀は時間魔法を使ったことになる。

安全を確認してから過去に送りそうなので、1の可能性が高そう。
ただし、視聴者に突っ込まれる可能性も高くなる。
{/netabare}

パラドックス回避についての考察 2
{netabare}
このアニメのパラドックスを説明するには、瞳美と琥珀にこんな会話をさせるといい。

「どうして、琥珀が高校生のときだったの?」
「だって、瞳美が高校二年のときに現れたから」
「そうじゃなくて、どうして高校二年を選んだの?」
「だからあ、わたしが高校二年生のときに瞳美が現れたからだって」
「そうじゃなくて、ああ、もう、琥珀のばかあ」

琥珀が高校二年を選んだ動機があいまいなのがわかる。
唯翔と恋愛し、瞳美の症状が改善したから、という理由ができても、パラドックスは回避できない。
「高校二年のときに、瞳美が唯翔と恋愛したから、高校二年を選んだ」となるからだ。


・なぜ、瞳美は、あさぎを知らないのか

瞳美が生まれたら、あさぎは会いに行くはず。うさぎのぬいぐるみを持って。
唯翔には魔法を封印した理由も話している。それなのに、幼い瞳美に関わっている様子はない。

歴史の修正力で、記憶が消えていると推測できる。魔法使いにも働くので、瞳美と琥珀からも記憶が消える。

記憶が消えたことで、瞳美を過去に送る動機も消え、パラドックスを回避できる。ただし、時間魔法を学ぶ動機も消え、留学先から帰ってきた理由も変わることになる。
{/netabare}

第12話 なぜ、琥珀に聞かないのか?
{netabare}
高校生=文化祭は定番すぎる。瞳美と唯翔にもっと特別な時間を設けたほうがよかった。
最終回直前なのに、とくに盛り上がりそうな前フリもない。
告白されて色が見えて終わる気がする。

琥珀の"お相手"が貸本屋(古本屋だと思ってた)のお兄さんなのは、ほぼ確定かな。瞳美が首をかしげたのは、ちょっと露骨な演出だった。

幼い瞳美に見せるために、唯翔が絵を描きそうな前フリも見られた。
絵本の伏線があるから、それの回収だろう。だけど、絵本を見せても、瞳美は色が見えるわけではない。都合のいいところだけ未来改変するかもしれないが。

瞳美は過去にきた意味を考えている。なぜ、琥珀に聞かないのか。自然現象ではなく、琥珀が送ったのだから、琥珀に聞けばいいだけ。なんの前フリなのかわからない。

色々疑問点が残っているので、最終回のまえに、考察してみる予定。
・なぜ、高校生の唯翔なのか。未来の唯翔ではダメな理由とは
・未来の病院では治療できないのか
・未来の高校生には、あさぎのようないい子はいないのか
{/netabare}

最終回を予想してみた
{netabare}
1.唯翔が告白した瞬間、瞳美は返事をする間もなく、未来に戻される

2.60年後、家のなかに、瞳美が現れる

3.無事に戻ってきたので、琥珀は、花火を観に行っているもう一人の瞳美のもとに駆けつける

4.過去から戻ってきた瞳美は、金色の魚が描かれた絵本を見つける

5.唯翔からのメッセージとわかり、さらに母親に読んでもらったときの幸せな時間を思い出し、絵本を懐に抱きながら涙する→視聴者も涙

6."時間魔法を使ったあと"の琥珀のもとに、瞳美が駆けつける

7.第1話で声をかけられた女の子たちが、あさぎと胡桃の孫だと気づく

8.花火を見ながら絵を描く高校生男子を見つける

9.唯翔の孫だとすぐにわかり、告白の返事(声をかけるだけかも)をする

10.すべての色が見える→視聴者感動


疑問点を考察したけど、残り1話では解決しないと結論に至った。
だから、シンプルなラストを考えてみた。

あさぎと胡桃の孫を見つけて、意外と近くに『幸せ』はあって、それに気づかせるために、瞳美は過去に行ったのだった……そんな最終回を予想しておく。
{/netabare}

最終話&総評 瞳美の魔法についての考察
{netabare}
色が見える瞬間はもう少し華やさが欲しかった。
モノクロの世界で『幸せ』を見つけたのに、モノクロの世界が瓦解する描き方は違和感があった。
瞳美が瞳を閉じて、ひらいた瞬間、色づけばよかった。ひ・と・みだけに。


【総評】
・作画について
キャラデザも含めて、星5をあげられるレベル。
作画の評価が、そのまま作品の評価につながるのは当然のこと。ストーリーにツッコミどころがなければ、傑作として歴史に残っただろう。

・パラドックスについて
結局回避はなかった。
色が見えたのが先か、時間魔法が先か、考えても答えは出ない。その結果、なぜ過去に送る必要があったのか、というテーマと言えるものが疑問のままになった。
時間のあわいよりは、パラドックスを回避してほしかった

・瞳美の魔法について
人を色で表したシーンがいくつかあった。色=心としていいだろう。いっぽう、瞳美の魔法は、記憶や心のなかのものを具象化(抽象化?)させるものと考えられる。これらのことから

瞳美にとって、色を見ることと、魔法を使うことは同等、なのではなかろうか。

瞳美は、魔法を使えない魔法使いになろうとして、自分に魔法をかけた。その結果、色が見えなくなった。モノクロの世界が瓦解したシーンは、色が見えた瞬間というより、自分にかけた魔法が解けた瞬間と考えれば、また違った感想が出てきそうだ。
{/netabare}

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 1063
サンキュー:

17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

少女はむかし、自分に魔法をかけた。"わたしは幸せになってはいけない"

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。
P.A.WORKSさんの渾身の一作だったのではないでしょうか。
恥ずかしながら作品を完走してwikiをチラ見するまで、この作品がオリジナルとは思いもよりませんでした。
何故なら、オープニングの最初のテロップが「原作 ヤシオ・ナツカ」でしたから…

だからずっと思っていたのが、以下の「 」内です。
「この作品は作り手を選ぶ作品」
きっと作りたいと安易に考えて手を出すと失敗する作品だと思います。
タイトルにもなっている「色」をとても大切に扱う作品…

作画の綺麗なアニメーション制作会社なら他にもあると思います。
エッジの効いたシャープさが売りだったり、まるで写真の様な映像美を得意としていたり、会社にとって様々な特徴があると思います。

でも作画だけ背景だけなど、どれか一つが特別なだけじゃ許されないのがこの作品だと思います。
全てが渾然一体となり全てが調和する世界…
「色」がこんなにも綺麗だなんて…
「色」がこんなにも胸に染み入るなんて…
私にとって新しい気付きを沢山貰えた作品になりました。

そんなP.A.WORKSさんの本気…底力の一端はオープニングの映像が物語っています。
圧倒的情報量の中から絶えず顔を覗かせているのは鮮やか~淡さをうつろう、溜息も出ないような綺麗な色使い…
その中で躍動感溢れるキャラが動き出すんですからもう堪りません。
この映像美が見たくて、オープニングは毎回欠かさず視聴していました。
楽曲ともバッチリ合っていたので視聴にも気合いが入りましたよ。

物語の舞台は2078年…この物語の主人公は、高校2年生の月白瞳美。
彼女は幼い頃に色覚を失ってしまった魔法使いの末裔…
彼女は色覚を失ったせいで感情の乏しい子になっていました。

とある夏祭りの夜、瞳美の将来を憂いた大魔法使いの祖母・月白琥珀から、「高校2年生の私に会いに行きなさい」と告げられ、魔法で60年前の過去に飛ばされてしまうんです。
気が付くと、瞳美が立っているのは60年前の南ヶ丘高校に通っている葵唯翔の部屋だったんです。
勿論、瞳美はそんな事は分かりません。
分かるのは誰か知らない人の部屋の中に居る、という事と、自分が思い切り不審であるということだけ…
咄嗟に部屋から逃げ出した瞳美でしたが、その瞳美の行動は偶然唯翔の友人たちに目撃されていたのでした。

こうして波乱に満ちた瞳美の過去での生活…頼りの綱は、自分を過去に送った月白琥珀ただ一人…
そのはずだったのですが、いざ琥珀の家を訪ねてみるとイギリスに留学しているという…
嵐の中の大海に小舟で投げ出された気分って、きっとその時の瞳美の気持ちそのものだったのではないでしょうか。
ですが少しずつ琥珀の家、そして学校でも周りと打ち解けられるようになり…物語が動いていきます。

瞳美は自分の通っている60年前の南ヶ丘高校に転入し、写真美術部に入部することになります。
もともと自分の事や気持ちを言葉にするのが苦手だった彼女は、色覚を失っているのを言えず終い…
後に瞳美も実感することになるのですが、写真美術部のみんな…そんなに悪い人の集まりじゃないんです。

そんな写真美術部は5人のメンバーで構成されています。
葵 唯翔(CV:千葉翔也さん)写真美術部の中で、唯一の美術担当です。
風野 あさぎ(CV:市ノ瀬加那さん)瞳美のクラスメイトで、よく可愛い生き物の写真を撮っています。
川合 胡桃(CV:奈央ぼう)好奇心旺盛な高校3年生の眼鏡っ娘です。
山吹 将(CV:前田誠二さん)高校3年生で写真美術部の部長。面倒見がよく困っている人を見過ごすことができません。
深澤 千草(CV:村瀬歩さん)写真美術部唯一の1年生。唯翔とはバイトでも繋がっています。

月白 琥珀(CV:本渡さん)魔法で人を幸せにするのが好き。彼女の加入で「魔法写真美術部」になりました。

少し話が逸れますが今個人的に気になっている声優さんが市ノ瀬加那さんです。
勿論、石原さん、奈央ぼうに本渡さん名前を見て私に「視聴しない」という選択肢はありませんでしたが、市ノ瀬さんの名前を見て一つ楽しみが増えた気がしました。
きかっけは「ダリフラ」のイチゴだったんですけれど…
声質…声のトーンが胸にグッとくる声優さんで、これからの活躍が楽しみです。

瞳美にとって充実した日々が過ぎていきます。
そりゃそうだと思います。
魔法を頑張ろうと思える未来の大魔法使いの卵が傍にいて…
心を許し合える…苦しい時や悲しい時に一緒に泣いてくれる親友ができて…
カメラの分からないところ、撮影の分からないとこを懇切丁寧に教えてくれる先輩がいて…
過去に来て間もない筈なのに、こんなにもたくさんの宝物を手にいれたんですから、居心地の良さに加えて未練や情が溢れんばかり…

時間って…やっぱり時には残酷です。
私たちに永遠が無いように、時は過ぎゆくもの…
でも、だからこそ手の届くモノって必ずあると思います。
終盤…この作品ならではの優しさの最終奥義が視聴者を待ってくれていますよ。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ハルカトミユキさんの「17才」
エンディングテーマは、やなぎなぎさんの「未明の君と薄明の魔法」
オープニングはアニメーションとの相性抜群でしたが曲自体も大好きです。
やなぎなぎさん…今回の楽曲は電気が走った様に全身が痺れましたよ。
ベースの音色が半端無く気持ち良い曲です。

1クール全13話の物語でした。
公式HPに「凪のあすから」の篠原俊哉監督が紡ぐ、「色づく世界の御伽噺」と書かれていますが、このキャッチフレーズは伊達じゃありません。
これがあるからアニメは最高なんですよね。


最後に一番印象に残った一言をしたためておきます。
「私の色は、何色かしら…?」

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 390
サンキュー:

46

ネタバレ

へも さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

ファンタジーとリアリティーの配分が好みではない

またです・・・
PAワークス作品はファンタジーとリアリティーの配分が好みでないことがちょくちょくあります。

「色づく」ならば、”魔法”がファンタジー成分で、”学園青春ストーリー”がリアリティー成分と言えるでしょう。その配分は私見ですが「1:9」くらいでしょうか。これがいかにもバランスが悪い!!(しかもリアリティー部分にラブ成分が足りてないので更にバランス悪い)
そもそもが未来の話から始まっており、そこから魔法で時間遡行しておばあちゃんの学生時代にやってくるというワクワクさせるスタートなのだから、過程の中でもっとファンタジー成分多めにしてくれたらいいのに! 主人公の瞳美も、お相手の唯翔も内向キャラだからジメジメした印象ばかりが強かったです。
その他とりまく学生キャラも多いのに、ドラマチックな展開は少なく(魔法使えるのに何でなんだぜ??)のっぺりしたストーリーのままダラダラと進行した感があります。起伏の部分もありましたけど、うーん・・・(胡桃の葛藤や、部長の唐突な告白など)

※逆にファンタジー特盛りだった「ウマ娘」はすごく好きでした! 「天狼」はまぁまぁ良かった、「サクラクエスト」はリアリティー寄り過ぎてアカンw と言いながら、リアリティーめいっぱい寄り切りつつ業界愛にあふれていた「SHIROBAKO」は突き抜けてて好きです♪

評価はOP曲とED曲であげてるようなもの。。

最終話は、今までの反動のごとくファンタジー成分をぶっこんできました。しかしあまりに遅すぎる!! そしてその幻想的な成分ですらストーリーをなんとか終結させるための義務的なパーツに見えてしまいました。
構成がとにかくダメダメだったと考えます。
もともとが富山出身で、いま長崎ジモト民であるワタクシとしてはすっごく期待してたのになあ(´・ω・`)


<余談>
★1話め始まりの長崎夜景。。現地民から見てあんまりにも盛りすぎwと思ったら、60年後の景色とは!! 長崎も少子高齢化を憂う地方都市でありますが、夢のある将来の景色を見せていただきありがとうございますww

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 244
サンキュー:

34

ネタバレ

猫耳サイクロップス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

背景はきれい

さすがのPA、相変わらず背景はやたらきれいだった。

ストーリーはちょっとツッコミどころあり。
{netabare}
なんでわざわざ何十年も過去に行く必要が?が最大の謎。
過去から戻ってきた主人公は新たな恋を始められるの?
琥珀以外は全員いなくなったの?死んでないなら一度も会いに来れないの?
それに最終話の 未来へ帰す謎のシステムはなんだったのか・・・
{/netabare}

総評:
「細かいことを気にしない方なら雰囲気を楽しめる」

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 141
サンキュー:

14

べる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ド安定のP.A.WORKS作品

全話一気に視聴。
さすがというか美しすぎる背景描写。見事なクォリティを最終話まで持続する
すごい作品。登場人物の心理描写や行動に対する動機なども丁寧に描かれており
どのキャラにも好感が持てる。ここまで王道の青春モノを貫いてくれるとは。
伏線もキッチリと回収してきれいな最終回なのも良い。
安易なお涙ちょうだいシナリオにしなかったのも高評価。
さすがに2期は厳しいシナリオだがOVAなどで未来に帰った瞳美がどう変わったかを描いてくれるなら是非見たい。
瞳美を送り出した魔法写真美術部の面々がどうなったのかも知りたい。
視聴して良かったと思える作品。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 177
サンキュー:

18

しーた さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

第13話:色づく世界の明日から

もう後半から瞳ちゃんが幸せならどんな結末でもいいって思えるくらい瞳ちゃん好きになってた、、、

作画もええし、「Charlotte」「花咲くいろは」といいpa作品は私に合ってるのかもしれないっす!

OP,EDも良かったなあ〜

、、、長崎行きてえ。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 135
サンキュー:

8

ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

色づく世界へもう一歩

枠組みだけを見ると名作感あるんですが、決定的に何かが足らない。
何かとは何だろう、たぶん論理なんですよね。
感情的なものが乗っかっているのは伝わってくるんですが、圧倒的に納得できるものが少ない。
まあタイムトラベルものの宿命とも言える問題もありますので、大方は目を瞑ってもいいのだろうけど、
その部分がこの物語の核となってしまっている以上、個人的には無視しにくいんですよね。
{netabare}最大は、この物語はなぜ始まってしまったのかという点。
琥珀は瞳美が過去で色を取り戻すことを知っていたのであれば、瞳美が色を失うことになるのを知っていて見過ごしたことになります。
タイムカプセル用意して、絵本与えて、最後には自分が取り戻させるからいい? もしそうならとんでもない外道です。周りも等しく。
増してや時間魔法って危険性を伴うものなんですよね。であれば最終手段であるべきでは。
運命に抗った結果、そこに辿り着いてしまったのであれば、そういう描写は絶対必要だと思います。

上記のことも踏まえた上で、明日についても。
過去、つまり色づく世界についてはプラス描写だけ、明日、未来についてはマイナス描写だけとどちらも両極端です。
この世界の未来には絶望が広がっているのでしょうか?
未来に存在する人、物、魔法、全てが瞳美の色を取り戻すことには一切役立たない。価値のないもの。そう言っているようにしか思えません。
未来で彼らが登場しなかったことも拍車をかけていますよね。全員死んだの?って。
琥珀の性格上、だったら世界ごと変えてやるとなるのでは?
{/netabare}
まあ総括すると、完全に作られた舞台で決められた役割を演じているように見えるということです。
本当にこの物語である必要があったのか。正直、疑問です。
過去へ行く以上は、過去に原因であり、鍵であるものが存在すべきだったのはないでしょうか。

ううむ。深く考えずに見るなら及第点。そうでないなら最後まで消化不良が拭えない作品と言えるでしょうか。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 213
サンキュー:

19

ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

遠くても遠くてもそれは祈りのように

11話まで一気見して、その後はリアタイ視聴してました。
(知人から11話がエモいから見ろと言われて)

お話のざっくり概要
色が見えない瞳美を過去に送り出す琥珀おばあさん
過去に戻った瞳美は唯一色が見える唯翔の絵に出会う
そして写真美術部の仲間と出会い、少しずつ心の扉を開いていくお話

色をテーマにしてるだけあって、色彩表現は工夫が凝らしてあります。
色彩が失われた光景と色鮮やかな光景の対比は素晴らしかったです。
瞳美から見える光景は、瞳美の心象風景を連想させて寂寥感を感じます。
それに色がついたときの高揚感や皆が見ている景色に加わりたいという
瞳美の望みを連想させる色づく世界
両方があってこの作品を彩っているかと思いました。

現代と60年後の未来ではテクノロジーが異なる表現もあり、
瞳美は現在のケータイ持ってない設定を活かした演出は凄く良かったです。
確かに凄くエモかったw

最終回見終わって
納得の最終回。説明しすぎず心地よい余韻を残しての綺麗なまとめ方です。
2018年秋で一番好きな作品になりました。
(間違ってるかも知れないけどてきとーな考察)
{netabare}
瞳美が自分自身に色を見えなくする魔法をかけてたって事かな?
(母親を追い詰めた自責から無自覚に)
過去に戻る事で色が見えるようになるのを未来の琥珀は知っていたので
それを時間魔法の解ける条件に組み込んだ?色々と解釈の余地がありそう。

でも、瞳美が過去に戻った事を知っていた琥珀おばあちゃんは
タイムパラドックスが起こらないように、なるべく
「瞳美が過去に戻った経緯や状況」を再現・維持したんだと思う。
そうじゃなきゃ自分の娘(瞳美の母親)が出ていくってのを
黙って放置するような琥珀じゃないもんね。
長い間、色々と辛かったんだろうなと最終回の涙を見て思った。
{/netabare}

OP/EDのどちらも素晴らしい曲です。
特にOPはこの作品にピッタリで、鮮やかに色づいていくような感じが凄く好きです。
オススメの作品です!

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 272
サンキュー:

45

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

青春恋愛ものか?!

息を飲むほど美しい背景、細かく書き込まれた画面に引き込まれる。魔法、タイムスリップ、モノクロ世界・・。SF的要素が多く盛り込まれ、日常にどれだけ入り込んでくるか、大いに期待しながら見ていたが、結局ただの学園恋愛物語なの??
瞳美がもう未来に帰らないといけないと分かった第11話以降は非常に面白かったのだが、そこまでの話数は必要だったのか。全6話くらいで良かったんじゃ・・。
美しい長崎の風景、細かい描写、ゆいと君が瞳美に何て言うのか、魅力的な要素が沢山あったが、いまいち名作に成り切れない感じは何なんだろう。そもそも何で60年前に送る必要があったの?危険な賭けだったんじゃないかなあ。
若い琥珀は好きだけど、すべての元凶となっているおばあちゃん琥珀がどうにも存在が薄いんだよね。本当に同一人物?全てを知って過去に送ったの?そこまでの魔法を身に着けたのかなあ?過去に送ったのも瞳美の力に拠るところがあったんじゃないかと、疑問に思ってしまう。
全てにおいて、平均以上とは思う本作品。もう一歩、惹きつける要素があればなあと。

大事なことを書き忘れてた。このアニメのキービジュアルとなっている、琥珀と瞳美が橋の上で佇み、光に包まれている絵、これがたまらなく好き。色って、光が強くないと見えない。弱いと白黒にしか見えないんだよね。瞳美の方が光が強く描かれているので、瞳美の魔法(呪い)が解除されて、色が見えだすことを暗示しているんだろうな。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 211
サンキュー:

25

TCKVL63947 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 2.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣けた‼

ジャンルとしてはファンタジー+恋愛ものかな?
瞳美ちゃんと琥珀たちとのからみだとか笑えるところは笑えるし泣けるところは泣けるしで最近放送された(1,2年?)アニメの中で断トツでいいと思えるアニメだったと思った。
瞳美ちゃんがすごくかわいいのもいいと思った。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 205
サンキュー:

7

かんざき さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

やっぱりPA作品ですね!

色をテーマにしているだけあって、色使いは芸術的センスですね!まぁPAなんで元からと言えばそれまでですが。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 152
サンキュー:

7

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

深く考えない。

原作ナシのオリジナルものですね。
2018年の秋アニメは期待作ぞろいだったので、
凪あすの再来を期待させる本作も加わり、
大豊作かと思っていたのですが、
ちょっと期待外れだったというのが正直な感想です。

絵的な部分は、さすがP.A.さん、大きな崩れもなく
タイトルに合った繊細な色使いが見事でした。
キャラデザも好みが分かれそうですが、
ただ単に目が大きいデザインではなく、
より高校生らしい設定で好印象です。

ただ・・・ストーリーがあんまり頭に入って
来なかったですね。
青春を描きたかったのは分かるし、
主人公のトラウマを克服したいのも分かるし、
恋愛の1つや2つもあるでしょうが、
それぞれがテーマではなくて材料として
使われているので、
なんだかありがちな10代向け邦画のような
内容になってしまったんだと思います。

つまりは、私が10代であれば楽しめたかもしれませんが、
そうではないので楽しめなかったということでしょうw
凪あすのようなドロドロを求めていたので、
ちょっと物足りませんでした。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 244
サンキュー:

43

サボテン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

美しい

絵の綺麗さ、人物の心情描写、人間関係、とても美しくちょっぴり切なく心にしみる作品でした!

青春の甘酸っぱさを味わい方おススメです!

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 159
サンキュー:

7

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

P.A.WORKS だからこその良作

当初タイトルが「凪のあすから」に似ていることからなんとなく疑問を感じていましたが、
前向きな青春を切り取った作品でよかったです。
「あすから」ではなく「あしたから」でした。

キーワードは
魔法
絵画
写真
そして青春

物語は各話淡く積み重なって行くような作りです。
主人公瞳美の速度で進みますので瞳美の気持ちが判り易いと思います。

突然おばあちゃんに過去に送られちゃうのですが
ちゃんと成長して帰ってきますよ。

言葉の大切さ。相手への思いやり。友情。
支えてくれる人は必ずいる。そして別れ。

と、よくある前向きな物語ですが、さすがのPAWORKS。
見せ方が上手いです。楽しませていただきました。


このちょっとした魔法とか
絶対実写制作用作った感があるね。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 571
サンキュー:

55

ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ばっく・とぅ・ざ・ふゅーちゃー

オリジナルアニメ/放送期間:2018年10月-12月/全13話

長崎県を舞台に主人公・月白瞳美がおばあちゃんの魔法で西暦2078年から2018年へと送られることからはじまる物語。

P.A.WORKS制作のオリジナル作品ということや、概ね評判はよいようなので、視聴したところ第8話まで一気に観れてしまうほどに楽しめました。

物語の主人公となる少女・月白瞳美(石原夏織)は魔法が使える家系に生まれながら、幼いころに色彩を失ったことでモノクロの世界で生きており、魔法に対しネガティブな感情があるためちょっとした魔法しか使えないという。おそらくはタイトルからして色彩を取り戻すというのがメインテーマとなりそう。

登場するキャラクターは魅力ある人物が多く、儚さを持つ美少女・瞳美はもちろん、破天荒っぷりが微笑ましい琥珀(声:本渡楓)や、とある作品のあすか先輩ちっくな眼鏡っこ先輩・胡桃(声:東山奈央)がとてもお気に入り。また作中では舞台となっている長崎の街並みが頻繁に登場するので、その情緒ある風景でも楽しませてくれる。色が重要な側面もある作品だけあってかそのクオリティはとても高い。

内容こそまったく違うけれど、往年の名作映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を彷彿とさせる関係性もあったりと、今後どう展開していくのか非常に楽しみな一作です。

ちなみに序盤を観ていて率直に思ったのが、登場するほぼすべての人物、お父さんやお母さん、おばあちゃんまでもが美男美女すぎw アニメにおいて突っ込むべきところじゃないけれど、それにしてもこれは…ってレベルw 長崎県は美形しかいないのか? なんて勘違いしてしまいそうw


▼全13話視聴 総評
{netabare}第9話以降、瞳美が色を取り戻すための布石として必要だったことは承知しているけれど、正直退屈なエピソードが続きちょっときつかった。それだけに最終話は綺麗にまとまっていて、ちょこっとうるっとくるような感動的なものとなっていました。幼い頃に唯一、色がついて見えた絵本の作者が唯翔のものだったという演出はなかなかに素敵w

2078年に帰ってきて唯翔と再会かと思いきや、お亡くなりに…。瞳美のこの先の人生を考えると確かに故人となっていて良かったように思います。生きていておじいちゃん唯翔も観てみたかったけれどw

最後にチラっと映ったおばあちゃん琥珀と一緒にお茶をしているおじいちゃんは、眼鏡と本を読んでいることから、あの書店員なのでしょう。そう考えると、JKだった琥珀からみてそこそこ年上に見えた書店員が生きているならば、琥珀のほかの部活メンバーは生きているのかな? と思って、見返してみたら、あれまw 瞳美が学校で色が見えるようになったことを伝えていると思われる友人二人は、あさぎと胡桃に酷似w 同じく孫ということなのだろうかw だとすればこちらもなかなかににくい演出だw

キャラクターについて、JK琥珀はその破天荒っぷりが観ていて楽しかったのに中盤以降は大人しくなってしまった印象。また物語にはあまり関わりがないのは分かっていたけれど、一番のお気に入りキャラだった胡桃先輩の出番が少なすぎたので、もっと観たかったなあ。

作画については、静止画など背景は綺麗だけれど、それらのクオリティが高すぎて頑張りすぎたゆえにキャラクターのアニメーション描写になると途端に残念な箇所が目立ってしまった。さすがに描写について指摘するのは酷というものかw

オープニングテーマ「17才」はとても素敵な曲で、作品にとてもあっていたと思います。{/netabare}


▼キャスト
月白瞳美:石原夏織
月白琥珀:本渡楓
葵 唯翔:千葉翔也
風野あさぎ:市ノ瀬加那
川合胡桃:東山奈央
山吹将前田誠二
深澤千草:村瀬歩

▼制作
アニメーション制作:P.A.WORKS
原作:ヤシオ・ナツカ
監督:篠原俊哉
シリーズ構成:柿原優子
キャラクターデザイン:フライ(原案)秋山有希

▼主題歌
オープニングテーマ「17才」歌:ハルカトミユキ
エンディングテーマ「未明の君と薄明の魔法」歌:やなぎなぎ

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 308
サンキュー:

51

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素敵すぎる

冒頭のシーンこはくが六十年前にひとみをタイムスリップさせたのは謎だらけでしたが、物語が進むにつれそれぞれの心境に変化が現れてきます。恋愛関係も絡んできますが、写真部としての活動ではみんなが生き生きしていて青春っていいなと思いました。作画も綺麗で素敵でした。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 199
サンキュー:

10

ネタバレ

ツークツワンク さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

尺の使い方が下手過ぎる

魔法、タイムスリップ、色が見えない、美術部兼写真部。
なんか色々感動しそうな要素がてんこ盛りだ。

魔法という設定なのだが、鑑賞用の優しい魔法だけかと思いきや、学校の天井や備品を破壊するレベルの凶悪なものがあり、少人数と思われる魔法使いへの差別や魔法を使った最終戦争に発展しないのかという疑問が気になる。

しかし、P.A.のファンタジーに細かい設定を期待してはいけない。「凪のあすから」もそうであったように、あくまで人間ドラマがメインなのだろうと思うことにした。

1話辺りの体感時間がものすごく長く感じるのだが、物語が平坦過ぎて事件や問題といった山場が一切無いためだと思う。その割に丁寧な人間の心理描写をしているかと思いきやそうでもなく、キャラの魅力が伝わってこない。
単なる部活動の垂れ流しと風景描写の長さで尺を取ってしまい物語が動かないのである。

6話を超えた辺りから明確に三角関係や、それぞれ抱える問題の提示が始まることで盛り上がりを見せるのだがいささか遅すぎた。

後半の尺の都合上、感情のすれ違いが起こってから数話かけるなどのタメを行うことができず、1話の中で心変わりを起こすため視聴していて急すぎる展開に違和感を拭えない。

困難や障害を乗り越えて恋愛感情が芽生えるエンタメではなく、一目ぼれしてなんやかんや気になって恋に落ちるというリアルな純文学的作品を作りたいという意気込みは分からなくもない。
けれども、心情描写や感情表現の技量がその理想に追いついておらず、物語として全く面白くないのだ。

絵の世界の幻想的な描写は目を惹かれる部分もあり、魔法というギミックや時を超えた出会い、色の無い世界など美味しい素材だらけにも関わらず、このような出来になってしまうのが残念で仕方ない。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 205
サンキュー:

17

アイム さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春だわぁ~

 こんにちは。今回はA.P.WORKSさんの【色づく世界の明日から】の感想を書いていきたいと思います。
 まず、当作品をご覧になった方々は、どう思ったでしょうか?
 私は、前期からの切り替わりの時、正直に言えばビックタイトル(SAO3期・とある魔術の禁書目録3期etc...)に埋もれてノーマークの作品でした。青春物で魔法使い、過去に戻るタイムトラベル要素を含んでいる。作画は綺麗系とクオリティーは高いかもしれない位にしか思ってなかったですね。
 しかし、さすがA.P.WORKSさんでした。【SHIROBAKO】や【サクラクエスト】に続き、とても面白く、たまに切なくなって、感動できる作品に仕上げてきた!と腕くみしながら頷いてしまいました。
 純粋な高校生の仕草や行動、心情、想いや考察、今この時がすべての様に感じる思春期特有の複雑な気持ちの変化なんかも甘酸っぱく描いていたのではないかなと思います。
 選曲もとても良く、OP・ED・挿入歌と世界観にとても合っていた気がします。
 今回は青春物ということもあり、劇的な変化がそこまでなかった気がするので、ネタバレは不記載とさせて頂きます。
 青春系が好きでまだ当作品をご覧になっていない方がいれば、ぜひ視聴して頂きたいと思います。
 
 このコメントを見て何かご意見や感想があれば、今後の参考や糧にさせて頂きますので、メッセージを飛ばして下さると嬉しく思います。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 143
サンキュー:

16

ネタバレ

たいち さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界観がすき

世界観がすごく好きでした

最終回をみました。
最後の墓が誰のかがすごく気になった
葵唯翔死んでないよな??

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 181
サンキュー:

5

ネタバレ

makiano さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

瞳が部屋を飛び出して唯翔へ向かって走り出し、
立ち止まらずに抱き着くシーン、このシーンだけで〇です。
弱いんですよね~こういうの。
なので最後のお墓参りの場面は潤っときました。

設定等に多少問題、無理がある気がしますが・・
まぁ良かったと思います。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 172
サンキュー:

11

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あなたに逢うために、色を取り戻すために。

少女はむかし、
自分に魔法をかけた。
“わたしは幸せに
なってはいけない”

物語の始まりは数十年後。
日常の中に小さな魔法が残るちょっと不思議な世界。
主人公の月白瞳美は17歳。魔法使い一族の末裔。
幼い頃に色覚を失い、感情の乏しい子になった。
そんな瞳美の将来を憂えた大魔法使いの祖母・
月白琥珀は魔法で瞳美を2018年へ送り出す。
突然、見知らぬ場所に現れ戸惑う瞳美の視界に
鮮烈な色彩が飛び込んでくる……。
(公式より)

P.A.WORKSのオリジナル作品です。
前期「天狼-Sirius the Jaeger」もかなりの力作
でしたが、こちらも期待が持てそうな印象です。

========第1話視聴後、追記です。

今期の大本命が、堂々たるスタート。
ストーリーも世界観もキャラデザも背景の作画も
完璧オブ完璧でした。

さすがP.A。
このままのクオリティを維持すれば、今期
ナンバーワンは間違いないと思います。
もちろん継続視聴です。

=======第2話視聴後、追記です。

ストーリーが動き始めて、さらに一段グッと面白く
なってきましたね。
鳥肌が立つくらいの映像美で、これから楽しみです。

=======第4話視聴後、追記です。

ようやく琥珀(えーでちゃん)登場ですねw
これから、いろいろ動いていくのでしょう。

んーと、アニメ眼は多少ついてきたと思うんですが、
それでも琥珀とあさぎが雰囲気が似ていて、
混同してしまうのですよ。

まあ、それも慣れなんでしょうけど、久々に
観ながら「あれ? これ誰だっけ」となりました。
「凪あす」以来ですw

=======第5話視聴後、追記です。

うまいタイミングで、あさぎ深掘り回を持ってきますね。
これでキャラの輪郭がくっきりして、さらに見やすく
なりました。

それにしても鬼作画。P.A.は「SHIROBAKO」みたいな
アニメ作っちゃったから、作品に手が抜けなくなって
いるんでしょうねw

ここまでは覇権間違いなしの出来です。

=======第6話視聴後、追記です。

いや、ダメだろ好きになっちゃ…
そいつは、たぶんおじいちゃんでは?

=======第11話視聴後、追記です。

「凪のあすから」でも感じたのですが、おそらく
1クールにテーマをギチギチに詰め込まないんでしょうね。
あれも「おふねひき」をやるという大テーマが1クール目。
まなかを冬眠から目覚めさせるという大テーマが2クール目。

こっちは一応1クールですが(P.Aなので2期あるかもだけど)、
60年後から来た瞳美を、2018年の琥珀が送り返すというのが
大テーマ。

両者に共通するのが、中テーマが弱いというコトでしょうか。
「凪あす」にしたって、上記の2つの内容以外にあまり
印象的なことが思い出せませんもんね。
この「色セカ」も、おそらく婆様に過去に飛ばされて、
過去の婆様が難しい魔法で瞳を送り返すこと以外、あまり
思い出せなくなりそうな予感がします。

ま、言うて過去の名作も、たとえば「あの花」だって、
幽霊になって戻ってきためんまを成仏させるというテーマ
だけで押し切りましたし、今年(2018)の名作で言えば
「よりもい」にしたってJKたちが南極に行くだけですからw

そういう意味では、これぐらいゆったりしている方が、
見やすいのかもしれないです。

=======第12話視聴後、追記です。

いよいよ学園祭の出し物「マジカルアートイリュージョン」を
成功裏に終え、瞳美を未来に返す大魔法を行う
ことになりますが、瞳美は完全に色を取り戻す
ところまでには至っていません。
心残りなことがあるから? それは…「恋」?

タイムトラベラー物として斬新なのは、一般的には
過去のさまざまな物や人に関わることで、未来が
変わってしまうから自制するという描写があるのですが、
この作品はがっつり関わる(部活入ったり)どころか、
あろうことか男子に恋をしてしまうという。

でも、そんなの当然で、未来の誰のために過去を
改変しちゃダメなのかなんて、特に17歳の女の子が
わかるわけがない。つまり、これが普通なんだと
思うわけです。

さて、いよいよ最終回。
まあビックリする展開はなかったので、ちょっとは
大変なことになるかもだけど、帰れるんでしょうね。
僕なんか底意地が悪いので、たとえば文化祭の
マジカルイリュージョンで客が絵の世界から帰れない
というトラブルを作りますけど、そういうのは無い
作品なので心配はないでしょうね。

=======最終話視聴後、感想です。

きっちりとミッションを終えて60年後に戻り、
色づく世界の明日からスタートで終了でした。

終始一貫して素晴らしい作画。
ストーリーも、おおむね満足ですが、1クールの
弊害ですかね。もっと色々あっても良かったけど、
無理に風呂敷を広げなかったという印象。
要するに、予想外の展開があまりなかったと。

とは言え、作品の出来としては今期トップクラス
だったと思います。良作です。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 436
サンキュー:

21

ネタバレ

※アニをた獣医師() さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

モノクロの世界に色付くもの。

淡い物語です。刺激的なかんじではないです。
ギャグも少なめ、恋愛が少しあり、ファンタジーも日常程度のもの。
それでも、淡くても重ねれば濃くなる。重ねていくお話です。

Pv見て、雰囲気はすごく良い。音楽が良い。
魔法が鍵になるのかな?ピーエーだから見ます!

退屈と感じる人もいるでしょうが、好みだと思います
青春感じるあおい物語。


1話。約束。花火の夜、月城さんはおばあちゃんとの約束を信じて、一人で待っていた。魔法なんて大嫌い。彼女は魔法使い?花火が色づいていないのか?

過去に飛ぶ。いきなりだけど。おばあちゃんはそういった。

60年後からきた彼女。そしてどうしてか、彼が描く画は、彼女にも色づいて見えた。

2話。オープニング綺麗すぎる。
過去に来た目的は?色と関係がある?
人間関係とかそういうのも大切なんだろう。
何で避けんねん。こんなかわいいのに。魔法使いだからか?ここらの男子はおかしいですね。うん。
かわいいは正義なのに。

主人公、絵にしか興味ない残念な人って…
魔法が苦手、練習してないもの。(期待しといて持ち上げて幻滅するなんてさいて~)

色が見えない…か。

魔法と絵を見せあうようになるのかな?
想いが人を強くする。

オープニング良い!エンディング…なぎさん。感謝しかないです…


3話。魔法の砂ってフライパンで作るのか。懐かしい夢みれるっていいな。
有頂天でみた教授がいるんだが。

この子の色が見えないことは、ある意味可能性がありそうだ。学祭充実してるな。

星砂の色が違っても大丈夫ってのは、魔法が使えてる、つまり自己暗示で魔法使えてるんだろうな。
ちゃんと魔法使えてるんじゃないか。たぶん才能はあるけど、自分に自信がないって感じか。

色のことを言えないのは、この子自身に内気な性格なのと、一歩を踏み出す勇気がないんだろうな。
会わせる顔がないって思ってるんだろうな…でも前よりは前向きになってる感じがする。


基本悪い子いないから安心する。でも少しどろどろの予感。

4話。おばあちゃん帰還。騒動を起こさないことを願う
琥珀さん、魔法使い、本物の。大きな魔法は希望でもあり、不安でもある。
劣等感を感じているんだろうか?何故瞳ちゃんは魔法が嫌いなのか?

瞳ちゃんは色がない世界。だとしたら、この部活の会話は彼女にとって残酷に思えてしまう。
部長~瞳ちゃんばっかにかまってると勘違いされちゃうぞい。
瞳ちゃんと琥珀さんは正反対。でも瞳ちゃんも魔法をしっかり使える感じなんだ。
(瞳ちゃんが来たことで、おばあちゃんの未来って変わるのか?)

未来から来たことをいった?展開が早い感じするな。
過去だけで終わらないのか?

5話。部長が少しずつ瞳ちゃんに興味を示している感じ。恋のライバルが互いに出てきてしまった感じ。当の本人は恋愛には疎い感じ。部長もだけど。
二人は志が似ている。瞳ちゃんは前へ進みつつある。
そんな中、思うように絵を描けない青年に自分の写真に自信を持てず踏み出せない二人。対照的になっている感じだ。
あさぎちゃんは一歩を踏み出せるのか…
想いのこもった星砂。瞳ちゃんが一歩を踏み出した勇気が彼に…
あさぎちゃん、しょうくんが瞳ちゃんに付きっきりだからね。それでも変わるしかないんだろうな。
琥珀さんが悪いね。ちゃんとしようね。

未来で彼の絵はどうなってるんだろう。

景色の作画すごい…暗いところで見ると尚更…

6話。金色の魚。何だろう。絵でも金色の魚だけ色づいて見える。え?部長さん?靡いてる?瞳ちゃんに。
そういうわけではなさそうだ。あさぎちゃんも子供扱いではなく、女の子扱いしてほしいんだろうね。
写真、もとい作画に力入ってますね。

その金色の魚の導いた世界は色づいていた。たぶん、昔の葵先輩は楽しく絵を描けていたんだろうな。今は苦しそうに描いている。

荒廃した世界に大きな白黒の魚。ここは彼の世界か?
色づきを失った、淀んでいる世界。

彼の心のなかだろう。過去を探られるのは相当嫌そうだ。魔法がまた嫌いになりそうな瞳ちゃん。
魔法にのめり込む。たしかに危険そう。知らないうちに周りに影響を与えてしまいそう。
くるみちゃん、強い子。笑顔ばっかの写真ではつまらない。でも相談に乗りたくなるほどに彼の絵が気になるし好きなのだろう。

葵くんの先輩、いい人だ。

魔法便利。瞳ちゃんとあおいくんのために。琥珀ちゃんナイスだ。誤解は早くとくに限る。

色づいた!世界が!せいしゅーーーーん!あまーい!

7話。瞳ちゃん、しし座、同じだ!やった!自分にも色づく世界待ってますね。やった。
受験生で部活やってるのがすごいな。東山さん、演技してください(誉めてる)
瞳ちゃんはいい方向にいってるんじゃないかな。色を求めていく方向にいってる。前へ。

くるみちゃんはお姉さんと自分を比較しちゃってるんだな。千種くんは優しいな。

葵先輩は瞳ちゃんのために絵を描いて前へ進んだ。瞳ちゃんも葵先輩やくるみ先輩のために頑張っていく。

一つ一つは薄い物語でも、重ねて濃くなる感じ。
荷物置いてって走る感じ、青春だわ~♪

8話。色を取り戻す手がかり。そういうことで葵さん実験。ゆいと君呼び。くぅ~♪
魔法の研究。琥珀ちゃんは魔法に関して、瞳ちゃんに関しては真面目に考える。

瞳ちゃんはいつか戻ってしまうかもしれない。そのために思い出に、写真に、頭に皆を焼き付ける。

時を戻す。それは簡単なことではなかった。未来の琥珀が伝えなかった理由。皆で解決できるからだろうか?

瞳ちゃんの願いはここにいたい。うん。

9話。部長は瞳ちゃんに恋してる…でも葵先輩に気遣ってか、瞳ちゃんが帰るかもしれないことに気遣って一歩退いている感じだ。でも気持ちは伝えるのかな?
悔いのないようにって感じだから。
瞳ちゃんの前向きな真っ直ぐなところ、そのお陰で部長も前に進める感じなのかな?
言った~♪告白した~♪ 玉砕というより瞳ちゃんの戸惑い…恋をまだ知らないかもしれないのと、友達の恋心を知っているから。

10万80円になりますって…葵先輩動揺~♪

傷つけないというのは無理なんだろう。どんな答えであれ、受け入れないというのはそういうことだ。でもなにかしら自分なりの答えを伝えなければならない。
あさぎちゃん…瞳ちゃんに少し言う。その通り。資格がないとかではなく、考えることを放棄してはいけない。部長…イケメンかよ…瞳ちゃんも気になる人がいる。部長、吠える!気晴らし!

おおっと~♪拗れてきたぞ~♪嫌いになれれば楽だけど、皆好きだもんね…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まだ話がつかめない感じ。
何故ここに来たのか?過去なのか?魔法が使えるのか?何故白黒に見えるのか?

10話。告白があってから瞳ちゃんとあさぎちゃんはぎくしゃくしてしまう。部長は自分が原因なのに気づかないという朴念人っぷり。
でもお互いの気持ちを打ち明ける。二人とも嫌いになった訳じゃない。あんなことがあったあとでどうすればいいか、どこにぶつけたらいいかわからなかったんだ。仲直りをして部長も喜ぶが、原因が自分とは気づかないまま。肝心なとこに鈍感。
後半は文化祭で瞳ちゃんと琥珀は絵の中に入ろうとする魔法を提案。瞳ちゃんの得意分野。
成功はするが、葵先輩は絵のなかで幼い瞳ちゃんに出会う。悲しそうに、孤独に絵を描き続ける。

彼女は魔法の才能があった。家系的にもそうだった。しかしお母さんは使えず、そこに溝ができてしまう。瞳ちゃんはお母さんがいなくなったのは自分が魔法を使えるせいと思ってしまう。魔法なんて大嫌い。お母さんを遠くにつれていってしまったから。

それでも、葵先輩のいう通り瞳ちゃんのせいでも魔法のせいでもない。運が悪かった。そういうしかない。
でもそのお陰で皆に出会えたんだ。

11話。瞳ちゃんがいなくなるかもしれない…
(急に葵先輩の前からいなくなったとき声出しちゃいました…
消えてしまう前に手を打たないと。

気持ちの整理がつく前に帰ってしまうかもしれない。
文化祭も始まってしまう。

この時間の旅で皆が得たものはなんだろう。
瞳ちゃんが得たものはなんだろう。この気持ちはなんだろう。
手紙でやり取りとは。青春だぜ!

恋かはわからない。でも離れたくない感情がある。

12話。戻りたくない。でも戻らなければならない。
どうかもう少しだけ。瞳ちゃんをこの世界に。

瞳ちゃんと葵先輩。一緒に入れるのも最後。
幸せな時間が流れる。
そして色づく世界。瞳ちゃんに訪れる。一瞬だけど。
戻ったんだ。

帰りたくない。帰りたくないけど。
そんな瞳ちゃんに…
少しでも優しい世界が広がりますように。

13話。最終話。お別れ。皆の言葉。伝えたいことを伝える。葵先輩だけ伝えられないことがあった。
そんな中、魔法が発動してしまう。

会えなくなる。ならやっぱり伝えなきゃと。
二人はお互いに求め合うように伝え合う。
言葉で色づく世界。気持ちが世界を色づけた。

そして同じ時間に戻る。自分のために幸せになる。
魔法で幸せになる。そして幸せにする。

琥珀よびはいいですね。おばあちゃんより。
絵本が色づいて見えたのは、ゆいと先輩が描いていたから。そしてうさぎさん、皆で描いたのかな?

色づく世界。それは自分と皆で色づけた世界。
これからも彩っていく。自分のために。皆のために。

なぎさんの挿入歌よか。よかでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
過去にとんで、という感じか。彼女は魔法使い。
魔法は人を幸せにするもの。
魔法が人に何をもたらすか。魔法ってなんなのか?
そういうお話。


なぎさんの曲が心に響く。

ギャグとかは少ない作品ですが、綺麗な作品でした。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 345
サンキュー:

26

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

今期のPA枠

魔法使いの主人公が、祖母の魔法により、
祖母が高校2年生の時にタイムスリップして生活する話

13話
{netabare}
未来へ返す卒業式からの残念イケメンの告白からの
トトロのオマージュで未来へ帰還。

瞳美(祖母の)クラスになると過去の
自分にメッセージ遅れるとは…

瞳美が未来に戻り墓参りに行ったのは母だよね?

祖父は優しいアーチャーのようだけど、
他が出てこなかったのは残念。
同級生女子2人が孫っぽいけど。

なかなか謎を残すけどよかった!
{/netabare}

12話
{netabare}
瞳美に告白できないとは、残念イケメンなままである。

瞳美が、優しいアーチャーを見て、「はっ!」とした顔をしたのは
祖父なのか???
{/netabare}

11話
{netabare}
瞳美と残念イケメンの急接近。

最終回が近いのはわかるけど、
急すぎでしょう。

あと、優しいアーチャーが出ていたなw
{/netabare}

10話
{netabare}
魔法回がやっときた!!

瞳美の幼少期の闇が見れたけど、
母親が一族初の魔法使えない子だったとは…
でも、父親の話しがでてこないけど、
今後、出てくるのかな?
{/netabare}

9話
{netabare}
部長の告白回。

あさぎと瞳美の仲が悪くなっていくのかな?
魔法より、恋愛要素が強いけど、魔法は添え物でOKなのかな?
{/netabare}

8話
{netabare}
ほのぼの回だった気がする。

しかし、高校時代破壊神的な祖母が、
どうなったら、丸くなるかの方が気になるー
{/netabare}

7話
{netabare}
夏合宿からの色が見えない告白の流れ

残念イケメンと部長で瞳美の取り合いになりそうだけど、
未来に帰るんだよねー
{/netabare}

6話
{netabare}
残念イケメン、絵のスランプの原因?を瞳美に気付かれ逆ギレ…
本当に残念イケメンである。

こんなに早い段階で、瞳美がモノクロの世界から脱出できるとは
思わなかったけど、魔力制御ができるようになったってこと?
それにしても、金色のサカナがどんな役割を担っているのかが気になる
{/netabare}

5話
{netabare}
祖母が部活に入ったけど、早速の単独プレイ…

あさぎ→茶髪先輩→瞳美→残念イケメン
今後、混沌としていきそうな予感
{/netabare}

4話
{netabare}
祖母登場したら、一気に主人公ポジションかっさらっていった…
瞳美がコミュ障なのだから仕方ないけど。

瞳美が、未来から来たと部活メンバーにバラしちゃったけど、
祖父ちゃんは、残念イケメンなのかな?
{/netabare}

3話
{netabare}
色が見えない白黒の世界の瞳美に気が付く残念イケメン。
瞳美は、誰にも言っていないと言っていたけど、
祖母は気がついていたから、色を取り戻させる為に、
過去に送ったのかな?

次回、やっと祖母出てくるし、予告の魔王感ハンパなかったけどw
{/netabare}

2話
{netabare}
魔法が嫌いな主人公と絵しか興味ない残念イケメン。
肝心の祖母が登場しないと話が進まない予感。
{/netabare}

1話
{netabare}
60年分満月の光を浴びさせ続けたって77歳??
で、過去に行った主人公の瞳美だけど、親族と髪の色が違うのは、
何かあるのかな?

あと、曾祖母と祖母、まんま同じ人に見えた…
2話以降に期待。
{/netabare}

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 301
サンキュー:

7

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色づく世界の明日からのストーリー・あらすじ

物語の始まりは数⼗後の⻑崎。⽇常の中に⼩さな魔法が残るちょっと不思議な世界。主⼈公の⽉白瞳美は17歳。魔法使い⼀族の末裔。幼い頃に⾊覚を失い、感情の乏しい⼦になった。そんな瞳美の将来を憂えた⼤魔法使いの祖⺟・⽉白琥珀は魔法で瞳美を2018年へ送り出す。突然、⾒知らぬ場所に現れとまどう瞳美の視界に鮮烈な⾊彩が⾶び込んでくる…。(TVアニメ動画『色づく世界の明日から』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年秋アニメ
制作会社
ピーエーワークス
公式サイト
www.iroduku.jp/
主題歌
≪OP≫ハルカトミユキ『17才』≪ED≫やなぎなぎ『未明の君と薄明の魔法』

声優・キャラクター

石原夏織、本渡楓、千葉翔也、市ノ瀬加那、東山奈央、前田誠ニ、村瀬歩

スタッフ

キャラクター原案:フライ、監督:篠原俊哉、シリーズ構成:柿原優子、アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:秋山有希、美術監督:鈴木くるみ、美術監修:東潤一、撮影監督:並木智/富田喜允、色彩設計:中野尚美、3D監督:桐谷太刀、特殊効果:村上正博、音響監督:山田陽、音楽:出羽良彰、プロデュース:infinite

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