当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「キャロル&チューズデイ(TVアニメ動画)」

総合得点
75.5
感想・評価
395
棚に入れた
1286
ランキング
784
★★★★☆ 3.7 (395)
物語
3.4
作画
3.8
声優
3.7
音楽
4.0
キャラ
3.6

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

キャロル&チューズデイの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最後はいい曲で締めたんじゃないかな♪

総評
音楽のテイストはアメリカンで、ある意味アメリカンドリーム的なサクセスストーリーなのかもしれません。私の趣味ではないけど、音楽スタッフの力を結集して作った作品であることは間違いないし、ミュージシャンとしてのキャロチューの成長も1クールと2クール目の音楽の違いで表している。そう、成長すると安定した聴かせる音楽だけどつまらないんだよね。最初の頃の荒削りな音楽の方が断然よかった。そういう面も踏まえて一般的なミュージシャンの軌跡を描いていたならば佳作と評価するが・・・。
音楽のセンスは標準的な内容でコアな人には向かないし楽しめなかったかもしれません。私としてはアコギを効かせて歌っていたキャロチューの方がずっと良かった。でも、これだけ洋楽をふんだんに盛り込んだ作品としては及第点以上の評価でいいのではないかと思います。
 
24話
まぁ~いい曲で終えることができましたね。

最終話でドン引きになるか、そこそこな作品になるかのラインに来ちゃった感じ。まぁ~それでも、ミュージシャンの側面の一部をなぞった作品だと思うし、意義はあったかもしれません。途中政治を絡めた意図が俺には理解できなかったけどね・・・。
23話まで視聴済み(レビューは書く時間ないので省略)
  
14話 {netabare}
伝説のプロデューサートビ―が登場。ガスのマネージメント能力もかなり試されてますが、なかなかうまくやっていけそうな感じです。曲の一発どりはなかなかレベル高いです。私もレコーディングした時に経験がありますが、やはり3テイク必要でした。ところでダンはキャロルの父親っぽいですね・・・二人の今後の関係性の進展も興味深いですね。
ジャーナリストのカイルはチューズディと母親の関係を知っているようだ。母親の選挙動向とチューズディの関わりなど、どういう話になるのか興味深い。
アンジェラの方は引き続きタオのプロデュースで曲を仕上げていくようだ。しかしタオの考えていることは何か別の所にあるのかもしれない雰囲気を醸し出していた。こちらも興味深いです。
トビーの前で歌った曲はなかなか良かったです。ベースはスキップの人でしたね。最高のクソという評価に足る曲で良かったです。{/netabare}
13話 {netabare}
アンジェラは大手レコード会社ブライテストレコードと契約をしてメディアコネクションを利用してステップアップしていくことを選択し、キャロチューはインディペンデントで有能プロデューサーを採用していく意向のようだ。彼女らのバンド結成の生い立ちや音楽の取り組みを考えたらインディペンデントの選択は得策だ。ちなみにジョージマーティンとはビートルズのほぼ全曲をプロデュースしたイギリスの有名な音楽家。チープトリックやポールマッカトニーなんかも手がけた人です。彼のような人をプロデューサーに迎えられるかどうかは大きなカギとなるので、面白味があるステップとなる2クール目です。OPとEDは1クール目の方が私は好きでしたね。{/netabare}
12話
総集編なので割愛。
11話
優勝はアンジェラ。大会規則にのっとって公正に判断された結果なのでそれはそれで良かった。2クール目はどのようにアンジェラとキャロチューが名をあげていくのかがメインになるのだろう。
10話
タイトルはアイク&ティナターナーの『River Deep -Mountain High』。アメリカの人気青春ドラマGleeの中でも歌われていた曲。題名通り、川のように深く、山のように高く愛してるのよ・・・的な歌詞です。あまり本編との関わりはない感じです。
 
{netabare}本編は、シベールのブタ野郎ぶりにイラッっとしましたが、チューズディの場違いな気遣いにもイラッとしました。コンテスト準決勝前に、ソロならともかく、相方のキャロルのことも考えられないようでは話にならんね・・・。こんな状況でちゃんと歌えるんでしょうか?ステージ上ではライブ前の精神的な動揺は結構ノリに響いてしまうんですよね。
GGK・アンジェラ・ピョートルの3名とも打ち込みのサウンドでアメリカンテーストって感じの曲でした。同じ人が作っているのか分かりませんが、音の使い方が酷似してるし、リズムもノリも割と一辺倒なので、雰囲気を変えても総体的に3人とも変わり映えのない感じなのが残念です。悪い曲と言っているのではなくて、個性が無いってことなんです。女性の打ち込みソロアーティストの個性ってあんな感じのポップな曲ではないんだよ。あれだったら、日本のMALIBU CONVERTIBLEとか八王子Pにでも作らせた方がより良質なポップができただろう。エレクトロポップの分野は日本人のコンポーザーレベルもかなり高いことを忘れてはならない。
あんな中途半端なプロかぶれした曲より、Strawberry Switchbladeの『Since Yesterday』とか、Tracey Ullmanの『Break away』みたいな曲の方が聴いていて楽しいし筋の通ったポップだと私は感じるのです。ほんとに個性的にしたいなら、Kate Bushくらいの曲を作らないとダメだよ。ニナハーゲンまでいくと怖いから止めといた方がいいけどねw タオの作る曲は悪くはないけど期待していたほどではなく、案外普通のアメリカンテーストで残念です。あとはキャロチューがあの状況でうまく歌えるのか・・・ということと、センスの悪そうな審査員の判断だけでしょう。いつも通りのパフォーマンスであればキャロチューの圧勝劇でしょう。私の感覚では音楽的にみてもキャロチューの圧勝で疑いの余地はありませんけど・・・。どうなるんでしょうね?ピョートルがモリッシーくらいの曲を引っ提げてたら面白かったのにね・・・。もうちょっと音楽の引き出しがこの作品には必要だったね~。{/netabare}
9話
タイトルはABBAの『Dancing Queen』。クィーンを目指して羽ばたこうとする女の子の気持ちを歌った有名なポップ。この曲はABBAのメンバー達が自分たちのことを鼓舞するための歌とも読みとれるような詩でもある。
{netabare}
本編は準々決勝の残りの4組。こちらの方が少しレベルが高い内容だった。最初は独特の世界観がある不思議ちゃんのGGKが打ち込みサウンドをバックにウイスパーヴォーカルで柔らかく仕上げた曲。相手はMermaid Sistersで、サウンドやノリ、ハーモニーは上手いし曲としてはこっちの方が断然上だったが、審査員のおばさんの硬い頭には響かなかったようだ。こういうコンテストは私も出たことがあるが、審査員の質で勝ち負けが決まる。こういうサウンドを評価できない審査員に暴動を起こしたくなる気持ちは痛いほど分かる。しかし、fuck'n bullshit sanaba bitti(son of a bitch)が詞だから良い詞ではない。私は笑っちゃったけどね。プロの曲にも含まれるスラングなんだけどね。まぁ~仕方ないか・・・って結果ではあります。
 
次はシベールVSアンジェラ。この二組の優劣はとても難しかった。シベールの曲はフランスではかなりスタンダードなポップ曲。もっと派手な感じの打ち込みサウンドも人気はあるのだが、聴きやすさの方を選んだのだろう。シベールもウィスパーヴォーカルで世界観はありました。一方アンジェラもかなりオーソドックスな打ち込みのアメリカンポップで、インダストリアルなポップシンガーが歌っている初見の印象がよいサウンド。甲乙つけがたいスタンダード対決だが、この作品がアメリカン寄りなこともあってか、アンジェラの勝利。妥当と言えば妥当。
シベールのキャラ設定は好きじゃない。チューズディに擦り寄り、自分の仲間にしようとするあさましい行為は見てて不快だった。もう少し気持ちよく作れなかったのだろうか?
しかし、この準々決勝のサウンドだけで、優勝はキャロチューだろう・・・って思ったのは私だけかな?好みの問題もあるでしょうが・・・。もう少し悩ませるようなサウンドを他のミュージシャンに持たせてもらえたらよかったのに・・・。サンプルはいくらでもあるのに、どれもスタンダードな内容で味気ない。アンジェラとピョートルは典型的なアメリカンポップ。GGKは世界観があるので、曲次第だと思う。キャロチューのサウンドはしっかり作られている印象で、準決勝・決勝で相当いい曲で勝負しないとキャロチューに肉薄できないような気がするが、審査員が悪いってところもミソなのかもしれません。サウンドがアメリカ寄りであることも曲を知っている者には不満なのだ。タイトルに70年代のアメリカンが多めに使われていることから推測すると、斬新さを求めるのはちょっと無理があるのかもしれないけど、せっかく洋楽を聴かせようっていうのなら、もっといいサンプルは山ほどあるのにな・・・。スタッフに加わりたい心境ですよ。バリバリの洋楽マニアを惹きつけるようなサウンドやキャラクターを提供できる自信がありますけど・・・。デスメタル・ハードロック・ポピュラーソングのそれぞれのキャラクターにしても、あんなふざけたミュージシャン設定にしなくても普通に楽しいメンツ設定ができるのに、できないってことは、まだまだ勉強不足だと思う。洋楽の基本がUKやスウェーデンニューウェーヴの方にあるスタッフで作ったなら、絶対にこうはならなかったと断言できるので、その辺が若干、残念に思う所です。一人ごとなのでお気になさらず! {/netabare}
8話
今日のタイトルは70年代グラムロックの代表格Mott The Hoopleの『All The Young Dudes (すべての若き野郎ども)』でした。私自身が好きな時代のバンドではないのでそれほど詳しくないけど、彼らはデヴィッドボウイのアルバムのプロデュースもしており、その後年、Dボウイ自身もこの曲を自分のアルバムでカヴァーしていたので知ってました。詞の内容は比喩や俗語が多く難しいですよ!今回のストーリー内容とは20%ぐらいしか合致してないので詳細は省きます。
{netabare}
本編はマーズブライテストの1回戦。Pyotr対Fire brothersの一戦は、リックアストレイを現代風の音にリミックスしたようなPyotrの勝利。99歳の双子の爺さんが重厚なハードロックを演奏してみせたが、ZZ TOPがモデルとなっているのでしょう。ZZ TOPの方が全然カッコいいと思いますが・・・なんでサウンドはダサイハードロックにしたのか謎。
次はキョロチュー対OGブルドック。音楽を聴けば、キャロチューが楽勝の内容だった。キャロチューの曲はメロディーに♭をきかせたいい曲でした。OGブルドックはオペラとラップの融合らしいが、別に目新しくない。80年代にソフトセル解散後のマークアーモンドが似たようなアプローチをしていたが、もっと斬新でマニアックだった。内容的にもキャロチューの圧勝で間違いない。アンジェラがキャロチューに敵意むき出しの姿勢を表したところで今週は終了。アンジェラの性格が悪すぎて好きになれないが、彼女の歌は来週らしいので楽しみだ。こう言っちゃなんだけど、これって俺みたいに洋楽好きな人には面白い内容だけど、ストーリーを楽しむアニメって感じではないよね。本来はこの舞台に立つまでの軌跡をもっとじっくり詳細にストーリーにしてもらえたなら良かったと思うのだが…。お金と時間のかかることだから製作委員会の都合ってのもあるのでしょう。一応プロミュージシャンも使ってるし、2期、3期までやるのは難しかったのでしょうね。まぁ~それでも、私のような人間にも楽しめるような洋楽アニメにアプローチしてみた心意気は感じます。ただ、キャロチュー以外の曲をもう少しなんとかして欲しい。来週の4人の曲がほんとに興味深いです。{/netabare}
 
7話
Peter Framptonの軽快なロックサウンド『show me the way』がタイトル。70年代はちょっと時代がずれててあまり詳しくないが、KISSや Aerosmithと同時期くらいに活躍してた人達。アコギとエレキで当時としては粋なロックじゃないのかと思います。詞も聞きやすく、簡単な内容は、ダメになっちゃいそうだから、これから先どうすればいいのか教えてくれないかい?って感じの歌詞です。今日の内容にマッチしたタイトルでした♪
 
{netabare}本編は素人参加型のオーディションであるマーズブライテストに参加して、決勝進出の8組に残るまでのストーリー。オーディションの時にキャロルは生い立ちを話し、それを聞いたチューズディは自分にもどかしさを感じ煮詰まるが、自分の生い立ちをキャロルに打ち明ける。チューズディは家出してきた自分に恥じることなく堂々とミュージシャンとしてキャロルとやっていくことを心に決める。まぁ~二人の絆が深まったというお話ですね。{/netabare}
私はロディ君が人として好きだなぁ。キャロチューをミュージシャンとして敬愛し応援する姿勢は真摯で見ていて気持ちがいい。後に彼がキャロチューの舞台で音響効果を担当することになればいいなぁ~って密かに期待しているのです。
6話
タイトルはThe BandのLife is a carnival.このバンドは知ってますが、曲は知りません。曲のタイトル通り、人生はカーニバルってことでしょう。
{netabare} 
本編はキャロチューが10万人のハコで歌う機会がやってくるという設定でした。一流プロアーティストと同じハコで曲の半分は歌えたが、ヨシュアを期待していたファンからは罵声を浴び二人はステージを降りる。しかし、楽屋裏でクリスタルに慰められ、賞賛されて、悲しみが喜びに変わる。悪くないストーリーでした。プロアーティストの曲についてですが・・・私的評価だと、どれもセンスがいいとは思えなくてガッカリでした。
 
アーティガン:ハコを盛り上げるにはいいのかもしれないが、せめてColdplayかNew Orderくらいのクォリティは欲しいね。旋律が典型的なエレクトロポップの亜流でセンスが感じられない。
 
スキップ:『どんなミュージシャンだってこんな音を出したい。そう思って音楽を始めたはずだ。だが大抵の奴らはいつの間にかそれを忘れちまう。色んなもんに目がくらんで、最初に流してた音・・・そいつを思い出せなくなっちまうんだ。お前らはまだそれを持っている。そいつをずっと忘れるな!』とキャロチューへの忠告はミュージシャンへの警鐘だろう。これは真理だ。
しかし、スキップの曲はそんなに良くないw 音からするとおそらく5弦か6弦ベースを持って歌っているのだろうが、ベースラインにセンスが感じられず、バイオリンもただ挿入してるだけ。楽器の使い方はC級レベルの内容だ。バイオリンを使うなら、John&Maryかthe go-betweensくらいは参考にして欲しいものだ。制作者の音楽レベルの低さを露呈している。
 
ヨシュア:こいつらの音楽はただのクソ。聴く価値も無い。(私的意見ですので・・・)
 
クリスタル:典型的なアメリカンポピュラーで、同性にもウケが良いアメリカにはよくいるタイプの曲。無難な曲でプロの中では一番マシだったと思う。
 
キャロル&チューズディの曲が一番良かったよ。プロの楽曲には無い良さを強調するためのストーリー&楽曲構成だったなら、その狙いは充分に伝わった。そう思って制作者を労っておきます。{/netabare}
 
5話
今週はEvery breath you take・・・これはロディの気持ちを表すタイトルでしょうね。そういう歌詞です。有名な曲ですし解説は省略しますが、{netabare} ロディの視点で作られた回でなかなか良い内容でした。
 
ロディは檜舞台で活躍するミキサーだが、アーティガンとの仕事は楽しそうではなかった。仕事としての音楽と、自分が心から愛せる音楽との違いをキャロル&チューズディに会ってから認識したのだろう。ロディの心の中の一人言は好きなものに対する愛情そのものだ。この言葉に100%共感する。

『この記念すべきファーストライブの観客は僕を含めてたったの10人。でもこの10人はきっとこの場に居合わせたことを将来自慢することになる。・・・』
 
この一節だけでロディが彼女らの音楽をどれくらい愛しているのかが分かる。ライブとは、ロディのような本当のファンを掴む最高の機会なのだ。

この話の面白い所は、対極にアンジェラを置いている所。プロモーター兼コンポーザーのタオは莫大な出資金をバックボーンにしてアンジェラの成功を画策する。歌はアカペラだったので案外普通な感じだったが、コンポーズドサウンドは次回以降に聴けるだろうから楽しみです。最後に栄光を勝ち取るのは・・・もう結果が分かってるような感じだけど、アンジェラが失敗すると決まったわけではないので、{/netabare}どうなるのか興味津々である。
4話
今週のタイトルはVideo Killed The Radio Starで、これまた古い1979年のThe Bugglesのヒット曲。題はそのまんま『メディア(テレビ)がラジオスターを殺した』ということで、心の中や車の中でいつも輝いていたラジオスターは音メディア時代から映像メディア時代に移り変わり、それまで輝いていたものが失われてしまった・・・という歌です。
タイトルのVideoは放送メディア全般を表す言葉。この歌の詩の中に日本語のビデオを表すVTRという単語が使われているので、間違いないでしょう。ラジオの時代にみんなが夢中になった番組や楽曲やディスクジョッキーなど、みんながラジオ放送に胸を躍らせていた状況を『the radio star』と表現したのだと思われます。
{netabare} 
本編はインチキAIロボットによるミュージックビデオの制作でしたが、できあがったものは、超笑えました。思わず噴き出すくらい酷いミュージックビデオのパロでよかったです。タイトル通りの内容でしたねw とても面白かった。
ちなみにできあがったミュージックビデオの中には、私が気付いたものとしては、マイケルジャクソンの『Thriller』と『Beat it』、A-haの『Take on me』、マッドネスの『In the city』、Styxの『Mr.Roboto』もあったかな・・・くらいでした。特に、Take on meのパロは傑作でしたw
夜中に涙流すくらい笑わせてもらいました。制作者のセンスが光る回でした!!そういえば、ミュージックビデオに出ていたピンク髪のモヒカンでサングラスの男の人って誰だったかな? {/netabare}

3話
今週のタイトルは「Fire and Rain」。古めのアメリカンフォークっぽい感じの曲でジェイムステイラー自身の苦悩を歌った曲なんだけど、今回のストーリーとの関連性は・・・謎だ。どうでもいいんだけど、このfireは火ではなくて、精神病患者へのショック療法で、rainはその療法後に浴びるシャワーのこと。若い時にバンドで活躍していたジェイムスは薬物中毒に陥り、大失敗をして全てを失ってしまった。その頃の自分を歌にしたのが「Fire and Rain」なのだ。
{netabare} 
しかし今日のストーリーはアーティガンの部屋でチューズディが彼の傲慢な物言いに腹を立てて持ち込んだ楽譜を燃やした。そしてスプリンクラーから水が雨のように降ってきた。恐らく、曲題だけを見て3話のタイトルにしたのだろう。詩の内容は、薬物中毒で何もかも失ってボロボロになった自分の暗い過去を悔いるような詩で、全然今日のストーリーには関連がないのです。もうちょっとタイトルに使う曲の詩も考えようよ。二人のうちのどちらかが薬物に手を出す話で一気に暗転するのかと思うじゃん(笑)。知っている人は少ないと思うけど、知っている人には謎なタイトルだよ。James Taylorと書いてあったので苦言を呈さないわけにはいかないよ。
 
アーティガンは調子に乗ってるね~。売れるとこういう風になる人いるからね。チューズディが怒るのは当然。自分が作ったお気に入りの曲を聴きもしないで馬鹿にされることほど頭にくることはない。バンドマンってそういうもんだ。{/netabare}
アンジーはどんな曲を作ってもらえるのかなぁ・・・そっちの方の出来栄えがとて気になります。ボカロじゃないだろうけど・・・w 変わらず楽しめてます!!
 
2話
今週はブルーススプリングスティーンの『Born to run』をタイトルにしてましたね。日本語だと『走るために生まれたんだ』(邦題は『明日なき暴走』らしいです。)っていう曲名でアメリカンドリームを追いかける為に、どんな困難や危険があっても走りだすんだ~的な歌ですが、毎回誰のどの曲をタイトルにするのか楽しみです。先週のシンディーローパーの『True colors』から一転した内容の曲ですが・・・。
しかし、{netabare}二人の歌が上手すぎてちょっと笑っちゃいましたが、いい曲です。OP曲もとても良いし、曲のクォリティーはとても高い。はやくも二人の歌はプロモーターらしき人の耳に留まり、これからマーズ(火星)ドリーム?に向かって走り出すのでしょう。対比した存在としてアンジェラの声帯チェックをしていたAIサウンドクリエイターが登場しましたが、こちらの方の曲もかなり楽しみです。{/netabare}これくらい本格的なサウンドを挿入してもらえると、なんか私はワクワクします。次週が待ち遠しいです。
 
1話
EDいいですね~♪ ネイブリックス&セレイナアンって組み合わせが新鮮でいいです。歌は、キャロル&チューズディってなってたから、きっとこの二人が本作中の英語の歌を担当するのでしょう。これは楽しみです。
 
{netabare}シンディローパーのエピソードを動機づけにして都会へアコギ一本を抱えてやってきたチューズディは空港でギター以外の荷物を盗まれて途方もなく歩いている時にキャロルに出会う。そして二人はキャロルの家で過ごすことに・・・。サクセスストーリーなのだろうが、本作中の歌はネイブリックスとセレイナアンが担当しそうですね。正しい!!そこで手を抜かないことはよい!!ネイブリックスもセレイナアンも若い期待のアーティストでまだプロっぽさが沁みついてないアーティストだ。チョイスも良い。{/netabare}
 
ちなみにシンディローパーは、小学生のころに最初に習った楽器はギターでそれで歌を作っていた。だから、その影響をチューズディが受けたとしたらアコギを持っていることは至極当然で、そのあたりも手抜きが無いのが素晴らしい。
ちょっと期待していいと思います。私にとっては今期一番楽しみな作品になりそうです。いい作品になるといいな~!!

注)Nai Br.XX(日本語ではナイブリックスと表記される場合あり)

投稿 : 2019/10/23
閲覧 : 757
サンキュー:

33

ネタバレ

USB_DAC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

曲は秀逸。ただストーリーはちょっと欲張り過ぎ?

物語:
シンプルなサクセス・ストーリーにガジェットを次々に加え、かなり複雑
なものにしてしまった感があります。その上、中途半端感があって折角の
曲の良さが浮いてしまった感じです。ただ、火星という舞台設定は決して
悪くは無いですし、渡辺監督らしい音楽への拘りに於いては、一見の価値
がある作品だとは思います。

作画:
絵は綺麗。そもそも火星と地球の違いは何って感じですが、夜空を見上げ
たり(良く見ると地球の大きさが変)、言われたりしなければ、そこが火
星とは分からない描写です。街の風景もまんまニューヨーク。せめて惑星
間移動の描写を使うなど、演出に工夫があっても良かった様な気がします
が、そんなものは一切無い訳で。

声優:
主人公その他キャストとのマッチングは良かったと思います。ただ、どう
しても歌い手が全くの別人の為、声に違和感があって馴染めません。この
辺が音楽物の難しさでもある様な気がします。

音楽:
他の追従を許さない出来。ただし、ライバルのアンジェラや脇役の曲の出
来が良く感じるのはどうも。個人的にはフレンチポップを歌ったシベール
の曲が凄く気になりました。どちらかと言えば、コンクールやイベントだ
けではなく、楽曲を2~3増やしてでもLiveに力を入れて欲しかった。

キャラ:
主人公は特に違和感は無いですが至って普通。ただし、ピョートルのお姉
キャラと歌声の違和感が特に馴染めない印象でした。歌はマジで格好良い
です。w アンジェラはあの声量に対して、ちょっと容姿が幼過ぎる感じ。
個人的には、献身的なロディが良かったかな。


[感想]

火星に人類が移住して50年。AIが支配するこの音楽の世界に、ギブソン・
ハミングバードを持つチューズディ。しかし決して安くは無いこのギター。
代々もしくは父親から受け継いだ物なのでしょうか。それにしても、演奏
が控え目でとても残念です。折角登場させたのなら、もう少し良さを引き
出した音が欲しかった気がします。

序盤は二人のサクセス・ストーリーで、純粋にAIが作る曲と二人が作る曲
との戦いを描く。かと思いきや中盤は妙にコミカルになって、変なロボが
登場したりで?な雰囲気に。そして後半は移民政策や表現の自由など政治
問題に激変する始末。で結局それぞれの問題は結末を見ないまま、感動が
ちょい薄のフィナーレへ・・・・。

恐らく後半の政治問題と「奇跡の7分間」の演出が軸にあるのは明らかで
す。ならば中盤のコミカルな部分を削ってでも、もう少しどっぷりと深く
描いた方が、多少視聴者を絞る恐れはありますが、結果的には良かったの
ではないかと正直思っています。

それにしても、この「奇跡の7分間」。本場でどういう反応を見せるのか。
良くも悪しくも興味の尽きない演出です。(正直ちょっと心配ですが)
それと毎回OPでのナレーションも不必要だった様な気もしました。


以上、拙い感想でした。

投稿 : 2019/10/23
閲覧 : 218
サンキュー:

12

yEWOM69414 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

米国の音楽が好きなら楽しめるのでは?

話の筋立ては、まぁ普通ですかね? 2クールは長かったのか、あってもなくても良いエピソードが挿入されていて少し間延びした印象もありましたが、音楽を聴かせるのが主眼のアニメだと思えば、日常の模様を描いて曲を織り込んでいく作りで良かったのかも知れません。米国の音楽市場を意識しているので、自分には一寸バタ臭くて馴染めないところもありましたが。

一番面白かったのは、オーディション番組の変な出演者達ですね。アーティガンの住居の絵画も時事ネタ(シュレッダーのやつ)が入っていて、少しだけクスリとしました。

細かい点を指摘すると、火星に住んでいるはずのキャロルとチューズデイが夜空に浮かぶ地球を眺めるシーンがありますが・・・火星の軌道が地球より内側でなければあり得ません。新月の時に月から地球を眺めた場合の位相です。製作者は誰も気附かなかったのでしょうか? それとも、テラフォーミングされた火星の衛星フォボスかダイモスだったのでしょうか?

投稿 : 2019/10/22
閲覧 : 189
サンキュー:

7

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

すんごい長大でクオリティ高い、プロモーションビデオ(笑)

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
「アニメのために歌があるんじゃねぇ、歌のためにアニメがあるんだ!」

とまあ、そんなアニメです(笑)

序盤、最高でした。

そのまま、「赤尾でこ」さんが、シリーズ構成を務め、序盤の作風を貫いていれば、名作になったかもしれないと思いました。惜しい。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
もったいないな~。もっと地味に丁寧に美しく作れば良かったのに。

ようは、1話目、2話目、5話目みたいな路線。

歌も映像もキャラも良いのだから、二人の友情と夢の実現を、ちゃんと丁寧に描写するだけで良かった。

キャロルとチューズデイが橋の上で出逢い、心を通わせ、1つ曲が生まれた時、確かな感動があった。

それ以上、何が必要だったの?

3話目からのコメディタッチの作風は、マジでぶち壊し。4話もとことん安っぽい。

気になる脚本を見てみると、

3話目(ガスゴールドマンとの出会い)は「かぐや様は告らせたい」で構成を務めた、「中西やすひこ」さん。かぐや様ではハマった軽快なコントが、本作ではややスベっていた。

4話目(MV回)は「王室教師ハイネ」で構成を務めた、「うえのきみこ」さん。なんか、経験不足というか、あってもなくてもどうでも良い回だった。

6話目(フェス回)は、迷作、「コメット・ルシファー」の原案、構成を務めた「野村祐一」さん。視聴者に何も伝わらない唐突さは、コメット・ルシファーと同様。

そして、、、

1話目(二人の出会い)と2話目(ステージジャックで歌詞つきの歌を披露)、5話目(初ライブ)は、「赤髪の白雪姫」「あまんちゅ」「ふらいんぐうぃっち」などの構成を務め、穏やかで優しい物語を得意とする「赤尾でこ」さん。

以上が脚本を手掛けたメンバー。はっきりいって、「赤尾でこ」さんが手掛けた話だけ、レベルが違う。

勿論、シリーズ構成がいなくても監督はいるわけだから、「こんな話をこの脚本家にやってもらおう」ということで、でこ さんに合う話(つまり良い話)を当てたのかなと思うんだけど、にしてもな。

でこ さんが手掛けた、上記の話のような作風以外は、ほとんどいらない。無駄なPV回とか入れるくらいなら、例えば「バイトを頑張ったり、ご近所付き合いをするチューズデイ(日常回)」とか、「気晴らしにどこか遊びに行き、心を通わす二人(デート回)」とかを入れた方が大分マシ。

(前期のOPみたいな)路上ライブでちょっとずつファンが増えたり、新たな出会いがあって、それが小さな仕事に繋がっていったりさ。そういうのを観たかった。

コネによるフェス出演やオーディション番組でお手軽にドラマを盛り上げるより、やるべきことがたくさんあったような気がする。サクセスストーリーを真面目にやるべきだった。

オーディション番組編も、冗長。

私は基本的に、サブキャラを深める展開は好きなんだけど、本作はやりすぎ。出てくるキャラが全部濃くて、歌が上手くて、キャロルアンドチューズデイの凄さが薄れる。

例えば、他の出場者はダイジェストにしたり、お笑いやマジック、一発芸みたいなのにしてみたりする。歌をガッツリ魅せるのはアンジェラだけ。その方が対立軸がハッキリして分かりやすくなっただろうに。

また、曲自体も歌声も(私が洋楽聞き慣れないからかもしれないんだけど)全部綺麗にまとまり過ぎていて、心に残らなかった。なんなら、ファイヤー兄弟やオカマシスターズくらいのイロモノの方が、印象に残った。皆がちゃんと上手いだけに、「なぜ、キャロルアンドチューズデイが奇跡なのか」が分かりにくくなっただけだと思う。

12話はまあ、前半のラストとしては、綺麗にまとめていたと思う。落とし処としては、妥当かな。

クールをまたいで13話目からは、少し良くなった。

サクセスストーリーが、楽しい。それで良い。

でも、(まあ2クールだから仕方ないけど)様々な問題提起を入れて盛り上げようとしてきた。移民問題、AIの進化、表現の自由。チューズデイが白人の富裕層、キャロルが黒人の貧困層にしているのも、勿論、メッセージだし。

ただ、この辺の問題提起はかなり渋滞していて、焦点がボケた。大体、このうち1つでさえ、世界は答えを出せないでいるのに、1アニメがね、ちょっと欲張りすぎかな。移民問題か、表現の自由に絞って良かった気がする。

ただ、ラストのWe Are The World展開は悪くない。

ようやく、キャロチューらしい展開。歌が自然と生まれ来る23話は、やはり でこさんが担当。

そして最終回は、「潔さ」が際立つ。

このアニメの良さである「歌」をガッツリ魅せる、「歌の力を信じた」構成に拍手。Cパートをやらないのも、蛇足にならず良かった。潔い。上記の問題提起は、結局全て丸投げなのだが、中途半端に答えを出すよりは、問いかけて終わるのもまた、ありかもしれない。

最終回に、文句はない。この最終回をやりたいがために、このアニメを作ったんだろうなと感じた。

惜しむらくは、(私は基本、1クールアニメより2クールアニメの方が好きだけど)このアニメは1クールの方が生きただろうということ。無駄なギャグ回やサブキャラの歌を外し、キャロチューのドラマだけに絞って、13話かけてこのラストにたどり着ければ、もっと評価されたと思います。

大事なことなので、もう一度言います。

生まれも育ちも違う、素敵な二人が出会い、心を通わせ、素晴らしい歌が生まれる、感動。

それ以外に、何が必要だったの?
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆5
二人の出逢い。丁寧にストーリーを重ねながら、少しずつ曲になっていく過程は素晴らしく、歌も映像も美しい。二人の微妙な距離感も上手く描けている。アニオリとしては、かなり完成度が高い1話目!

2話目 ☆4
OPもいいな、オサレで作風に合ってる。ドジっ子属性(笑) ドマチックで、素敵だな。バズるわな~、これは。検索が現代的だな、未来なのに(笑) 赤尾でこ さんの脚本、やっぱり好きだな~。EDも素敵。

3話目 ☆3
曲は素敵だけど、ちょい多すぎかな? なんか、コメディタッチになって、急に安っぽくなったな。

4話目 ☆2
もっと普通に作れば良いのにな。MV、斬新だな(笑) 逆に話題になるんじゃない?(苦笑)

5話目 ☆4
いや、だからこの路線で良いやん。ストーリーを重ねて、歌で人の心を動かして、少しずつ前に進んでいく。マジで変なことしなくて良いのに。

6話目 ☆2
誰やねん、って感じだな(苦笑) ゲストキャラがゲスト過ぎて、全く感情移入が出来ない。いくらなんでも、こんなフェス、代理すらこないだろ、新人に。

7話目 ☆3
川辺のシーンは良かったかな。あんなんが好み。

8話目 ☆2
オーディション。なんとなくお手軽感だし、曲自体も、前の2曲の方が好き。

9話目 ☆2
他の歌手の曲とか、いらんな。キャロチューの歌が薄れるし、尺の無駄。歌だけじゃなく、お笑いとかも入れてけば良かったのに。歌わせるのは、アンジェラくらいで良いでしょ。

10話目 ☆2
ここで、勘? それやるなら、最終回でしょ。

11話目 ☆3
こういう嫌な盛り上げ方でなく、楽しい盛り上げをしてほしいかな。

12話目 ☆3
かなり綺麗にまとめたね。二組の曲がリンクしていたのは、良かった。

13話目 ☆3
キャロチューが、インディーズでやっていくのは、らしいし、メジャーとの対比が見られるな。顔芸がなかなか良かったw 火星移民話は、後々なんかあるだろうね。

14話目 ☆3
ダンの話は、わりと早く決着ついたな。こういう地味な展開がよく似合う。

15話目 ☆2
LGBT、難民、AI、経済、政治的な問題提起が様々ある。なんか、不思議な回だった。特に面白いとは思わなかったけれど。

16話目 ☆3
ガスのために歌った曲って感じで、ストーリーに合っていて良かったな。

17話目 ☆4
金の切れ目が縁の切れ目。仮想通貨、AIが投資金を持ち逃げ。「アンジェラを貸そう」は、少し吹いたw この作品のギャグ回で初めて面白かった気がするw

18話目 ☆3
チューズデイの切ない恋の話。表情がとても丁寧に描かれていた。

19話目 ☆4
歌って、何だろう。何が、人の心を打つんだろう。そういう問いかけが、アニメーションというより、歌声そのもので成されるのは、このアニメらしい。座って歌う演出、好きでした。

20話目 ☆3
ヒップホップは、なかなか聴けたな~。アンジェラ、良いゲームがあるよ? 母親がチートになっちゃうけど(笑)

21話目 ☆3
刑務所からのPV、格好良いな。しかも、キャロルを(聖なる)歌ともとれるところがニクイ。でも、どうやって曲つけたんだよ(苦笑) CDでは直すとしても、アニメでは、その辺にあるの叩いてリズムだけ作って、あとはアカペラの方が、格好よかった気がする。

22話目 ☆3
アンジーママ、死んだか、、、。アーディガン、素敵やないかい(笑) 最後、なかなか引き付けるな。

23話目 ☆4
言論統制、移民政策と、黒人への差別がごちゃまぜになって、焦点がぼやけている印象。We Are The World? そうそう、こういう曲のできかたが、キャロチューだよね。優しい時間の流れ方と、展開。やはり、でこ さんか。

24話目 ☆5
大家さん、素敵。全員集合の流れは、熱い。カッケェナ、お母さん♪ カメラを止めるな(笑) 良いラストだと思う。歌をガッカリと魅せる、本作らしさ。余計なCパートを作らず、歌で終わる潔さ。この最終回をやりたいためのアニメだったな。
{/netabare}

投稿 : 2019/10/21
閲覧 : 354
サンキュー:

35

ネタバレ

takigawa さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

初期設定スルーできればそこそこ→失敗作

アニメオリジナルだそうで

1クール視聴済み

総監督が渡辺信一郎ということで
全体のテイストがサムライチャンプルーな感じ

初期設定がちぐはぐなのが気持ち悪いっす
{netabare} ・火星なのにモロにニューヨーク {/netabare}
とか
{netabare} ・火星なのに情報端末は未だスマホでかつインスタが存在{/netabare}
とか
{netabare} ・火星なのにシンディ・ローパー聞いてる10代女子{/netabare}とか
権利関係とかの問題なのか?
気になる人はダメだろう

楽曲や番組形式などは、モロに世界(欧米)市場を意識してて
このあたりも好み分かれそう

最大の問題はさんざん降ってる {netabare} 奇跡の7分だがに見合う楽曲が用意できてる {/netabare}のか

ここがダメだと失敗作なわけで

一応視聴継続

視聴完了
さんざん降った {netabare} 奇跡の7分が「ふーん、悪くは無いが良くもないなぁ」{/netabare}レベルだったので、完全に失敗作

終盤主人公二人の存在感が極薄なのもマイナス

・初期設定の細かい部分が気にならない
・序盤での楽曲が合う
人には面白いかも知れない

再見は無し

投稿 : 2019/10/20
閲覧 : 275
サンキュー:

9

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

内容は薄いけど歌が濃い洋楽アニメ

1話を観た時は良い作品だと思ったんだけどなあ。
徐々に失速した感があります。
それはストーリーが安直な上に分散したため。
2クールだから間延び感もあったかもしれません。

致命的なのが{netabare}ラスト。
各話の冒頭で散々引っ張った「奇跡の7分間」
奇跡でもなんでもありません。
ただ単に有名人がコラボしただけでした。{/netabare}

物語は二人の少女が橋の上で出会うところから始まります。
まさしく運命の出会い。
そんな二人のハーモニーは名曲を生み出します。
1話に登場した「The Loneliest Girl」は心に染みるメロディーです。

本作品は洋楽アニメといってよいでしょう。
登場する歌が凝りに凝っています。
そりゃ、前衛的で目の飛び出るものもあったけど・・・
アニソンしか聴かない私にとっては新鮮な音楽アニメでした。

投稿 : 2019/10/19
閲覧 : 288
サンキュー:

23

mucci さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本当に良いアニメ!

良い意味で、最近のアニメらしくないアニメです。
ストーリーや世界観がしっかりしていて、変に媚びない作りの素晴らしい作品だと思いました。
アニメというよりは米ドラマを観ている様な気分になる(人種差別問題や時事ネタがテーマ)ので、日本よりも海外で評価されそうな感じではないでしょうか。

投稿 : 2019/10/18
閲覧 : 160
サンキュー:

5

MMA原理主義者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

音楽がとてもいい

各話で使われる楽曲はサントラが欲しくなるレベルで、毎回どんな歌が登場するのか楽しみでした。
ゲスト声優も豪華です。
ただ、物語そのものは平坦で、ラストもそこまで盛り上がりませんでした。
それでも24話ちゃんと見れたので悪くはない作品のはずなんですが…。

話数を減らすか脚本の優れた話が数話あれば全然違ったと思います。

投稿 : 2019/10/17
閲覧 : 183
サンキュー:

9

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心に響く歌がある

海外風のアニメで、歌う事が好きな少女たちが出会う。最初はマイナーだったが、彼女達の努力やオーディションでだんだん知れ渡る。人間模様もグッとくる話もあります。歌は、英語なので字幕付きです。

投稿 : 2019/10/16
閲覧 : 195
サンキュー:

4

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

非常にたくさんの楽曲が用意されている、オリジナルの音楽アニメ

人類が移住してから約50年後という火星を舞台にした、オリジナルの音楽アニメ。全24話。
物語は、有名な政治家の家で育ったお嬢様・チューズデイと、地球からの移民で施設育ちのキャロルが、ある日、橋の上で偶然出会って意気投合し、共同生活をしながらプロのミュージシャンを目指していく、みたいな流れ。基本的にはサクセスストーリーですが、家族関係などの人間ドラマや、現実の世界にも通じる社会問題なども織り込まれています。ただ、実際に観た感想としては、真面目な題材も扱っている割には作風にコメディ色が強いですし、ひとつひとつの問題も深く掘り下げるわけではないので、全体的に軽い、あるいは薄いという感じは否めませんでした。
また、物語の本筋も平坦で起伏に乏しかったです。成長や成功を描く作品ならば、未熟だった人間が様々な経験を積むことで成熟していくとか、暗い貧乏生活から努力の末に脱出して富と栄光を掴むといった、スタート地点とゴール地点の高低差が必要だと思いますが、この作品の場合、無名の下積み時代と、それなりに有名になって以降とで、2人の主人公の人間性や暮らしぶりにほとんど変化が感じられず、成長や成功の実感がありません。個人的には、キャロルとチューズデイが、あまりにもピュアすぎたような気がして、もう少し俗物っぽい部分もあったほうが、物語としては面白かったように思います。
作画はとても綺麗。音楽は、非常にたくさんの楽曲が用意されていて、とても贅沢な作りでしたが、特に何度も繰り返して聴きたくなるような曲はなかったです。
最後まで観終わって、別につまらなくはないですが、まあそこそこ程度の満足度でした。あれもこれもと描くものを広げた結果、いちばん伝わってきたのは作り手の洋楽への愛情だったりして、アニメ作品としては、もう少し狙いを絞ったほうが良かったような気がします。

投稿 : 2019/10/15
閲覧 : 215
サンキュー:

12

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

脇役にインパクトがありすぎて影が薄い主人公たち

全24話

人類が火星に移住して50年が立ちAIが音楽作る世界で、家出少女のチュースディは、火星の首都でキーボード引く少女キャロルと出会い2人で生活しながら音楽を作り世に出ようと奮闘するお話です。

とにかく脇を固めるキャラにインパクトがありすぎて、主人公である2人があまり目立っていなかったですね。

対立軸であるアンジェラの方が目立っていました。

洋楽はほとんど聞かないので、劇中で他のキャストたちが歌っている曲を聞いてキャロルたちが感激しているところが、いまいちピーンとこないところが多々ありましたね。

曲も英語で普段話している声優さんとも違う方が歌っていて、キャラも外国人(アメリカ人のような)、吹き替えを観ているようでした。

作画も普段見慣れている作画と違うので最初は戸惑いましたね。

キャロル&チューズデイを中心にもっと苦労して上がっていく場面があると感情移入するのですが、周りにお膳立てされてポン・ポン・ポンと駆け上がってしまう感じがするので軽い感じがしました。

色々なことを詰め込みすぎてお話の焦点がぼやけている感じでしたね。洋楽が好きな方は観てもいいかもしれません。

OPはキャロル&チューズデイが歌っています。EDは前半をキャロル&チューズデイ、後半をアンジェラが歌っています。

最後に、各話の最初に「奇跡の7分間」のお話がありましたが、毎回ではなく節目節目で流した方が良かったのはないかと思います。

投稿 : 2019/10/15
閲覧 : 297
サンキュー:

29

ネタバレ

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

”音楽で魅せる作品作り”はホント難しいと思う!。

>1話まで視聴して
PVの時点で今期1番期待していた作品でしたが・・
・・そのハードルを楽々超えてくれた第1話でした!♪。

内容については予備知識ほぼゼロでの視聴だったのですが
音楽でのサクセスストーリーになっていくのかな?。

ナレーションが、未来予測風呂敷を拡げすぎな気がして・・(汗);。
・・できれば前振りナシで、その変化を視聴者にリアルタイムに実感させてほしい気も。。
ゴール地点を先に想像させられてしまうのは、ちょっとマイナスかなあ?。
でもあえて予測させといてハズしてくる策略かも?と思ったり(期待)。

近未来のハナシなのですね。
テクノロジーは進んでいるかもですが、でも普遍的なものはそのままに^^。
何気に共感ポイント揺さぶられます。

「作画すごいな~。特にキャラの描写バランス・繊細さが抜群だな~!!」
って思いながら1話本編が終わり、ふと流れるEDを見てたら・・
”メインアニメーター”、”総作画監督”さんの名前みて大納得!!。
BONESさんの作品だったんですね~♪。
これは間違いない!!。

音楽的にも、昨今のいわゆるアニソンとは一線を画していておもしろい!!。
個人的には、洋楽は疎く、もっぱら邦楽メインで育ってきたのですが
最近はアニソンの方が無限の可能性があるように感じて
洋楽・邦楽から、だんだん遠ざかりかけてた自分だったのですが
本作はもしかしたら、そういう自分の中での
”垣根をとっぱらってくれるかもしれない可能性”
を感じさせてくれています。

まだ勉強不足で、本編での音楽を担当されてるアーティストさんのことは
正直まったく知らないのですが
これから徐々に知っていきたいなと、欲求と好奇心が刺激されまくっています♪。

はい。今期の個人的本命です!。


---------------------------------------------
>8話まで視聴して
3話では現代ネタが多すぎて、ちょっと残念に感じてしまってました(若干引き気味・・)
(○○郎とか○○業とか○○○○○(某絵画アーティストさん)とか
 せっかくの火星時代設定なのに、現代にリンクしすぎて台無しなのでは・・?)

・・が、4話はなかなか楽しめました♪。
案外あのボツ作品も自分は好きですけどね^^。

2人の奏でる音楽は、好きではあるんですけど
現時点での話の展開では、誰かの音楽と誰かの音楽に優劣をつける展開・・??。

でも、そもそも2人のサクセスストーリーが、あまりにサクサク過ぎて
下手したら”なろう作品気味”にもなってる気がして
「もう少し苦労の描写もあっていいんじゃないかな?」って感じてしまいます・・><。

序盤の見せ場であろう、一大○ー○ィ○ョ○ですが
予選があまりにチープすぎて、”何十万人応募”とか言われても
説得力が皆無!!で
せっかくのライバルアーティストさんに至っては
「ええええ?」と引いてしまうような、ただの雑魚キャラ描写に成り下がってしまっているので
せっかくの2人の音楽が、引き立つというよりはむしろ逆効果になってしまっているのでは・・??。

それに8話の勝敗がついた理由付けが”あんまり”で
またもや「ええええ?」と引いてしまいました。。

期待を込めていったん★の評価、全体的に少し下降しました。。

---------------------------------------------
>16話まで視聴して
正直”断念”状態なのですが、視聴継続してる理由は主人公2人です^^。
主人公2人は、ほんと声優さんもピッタリだし、性格・行動・しぐさ等も魅力的!なので。

・・それに対して、それ以外はすべて残念です><。

魅力のないその他大勢(性格・キャラデザ含めて)。
伝わってこない歌の英詞。
求めている話の展開が全く日本人の好みからかけ離れている・・。
 たとえば、直接「こいつはスゴい」とかいわれて誰が納得するのでしょうか・・。
 「どや!」と言われてるけど、反応できない状態・・。
 また、音楽の素晴らしさは、誰かと比較するものではないと思います!。

とはいえ、用意された多くの音楽のクオリティーは、決して低くないと思います。

ただ、視聴者は音楽において価値観をそれぞれ(バラバラに)持っているため
万人に対して話の展開を納得させる音楽を用意するのは
もはや無理ゲーなのでは・・・・

そこを英詞の曲で雰囲気で流そうとしたのかもしれませんが
やはり伝わってこない・・というのが致命傷のように思えます・・。


他作品の、音楽系作品「覆面系ノイズ」でも感じましたが
”音楽で魅せる作品作り”はホント難しい・・と再度痛感させられました。

---------------------------------------------
>24話まで視聴して
うーん、全体的になんか洋画的な作品を作ろうとして話を大きくしたけど
うまく扱いきれず描き切れなかった感じが滲み出てしまってた気がします・・><。
政治的な要素を絡めたのも個人的に大きな大きなマイナスでした。。
(なんか数年前の某作品の「海外のプロ」も思い出してしまいました)


ここからは本編感想とは全く関係ない余談です。
{netabare} 毎話の本編開始冒頭で、さんざん期待をもたされ続けた”奇跡の7分間”ですが
あの紙吹雪?。紙がキラキラ舞うシーン?を何回も見てたら
ふと、数年間再視聴してなかった”Angel Beats!”が観たくなってきて再視聴しました^^。
おかげさまで”Angel Beats!”の素晴らしさ・完成度の高さを改めて再認識させていただきました♪。{/netabare}

投稿 : 2019/10/14
閲覧 : 394
サンキュー:

32

ネタバレ

うにおいくら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

絵が良い。歌も良い。

ボンズ制作のオリジナルアニメ。

 火星に人間が移住してしまった時代の物語。
そんな時代なのに歌手を目指した女の子二人の物語。
火星の大気がどうの、重力がどうなっているかなどをツッコむのはご法度。
どうにかなっている事を前提に話が進みます。
 
 最初は全く見る気もなかったが、出演声優陣が豪華すぎるので見てしまった。
見て驚いた。
兎に角、絵がキレイだ。京都アニメーションやIGとは違うテイストの存在感を感じる絵だった。

ただオジサンには新鮮な作画だが、これは好みが別れると思う。
ただ好き嫌いを除けば作画にもうるさいオヤジでもこれは安心して見られるレベルだろう。

そして話のテンポも良い。無駄な引っ張りは無いが、どうでも良い話はたまにある。まあ、ご愛敬か?

 流石はボンズ20周年・フライングドック10周年の記念作品と言っていいだろう。
プライドとそれに似合う実力を感じる作品だ。


 よく見ると、監督は渡辺信一郎。
『カウボーイビバップ』『坂道のアポロン』『残響のテロル』などの話題作を生み出した監督だが、今回はまたタッチを変え、挑戦的なアニメを生み出した。実はこの監督の作品は結構見ている。偶然なんだけど。

 そう言えば、渡辺信一郎(監督)×ボンズ(アニメスタジオ)×フライングドッグ(音楽レーベル)というタッグでの作品はこれが3本目。

 このタッグはどうも宇宙の匂いが漂う。
ちなみに前2作は『カウボーイビバップ』『スペース☆ダンディ』
どちらもお勧め。

この物語のアルパシティという名の都市は『カウボーイビバップ』でも登場する。


で、この作品、兎に角歌が良い。全曲英語の歌詞だがこれが良い。
チューズディの弾くギターはGibson。
良い音色だ。だが実際はマーチンの音が入っていたりしていないか? などと突っ込みを入れてはいけない。
演奏シーンは手書き。今はやりの3Dではない。
作画担当の執念と素晴らしい技術が堪能できる。
これは監督の作画担当に対する嫌がらせ、とも言えない事はないと思うがどうであろうか?


さてそのチューズディ。CVは市ノ瀬加那なのだが、また彼女はフラれる。
『ダーリンインザフンキス』『色づく世界の明日から』に引き続きフラれる。これで3度目。
今回も幼馴染ではないが片思いで、思いを寄せかけていた記者に彼女が居る事を知って落ち込む。

 市ノ瀬加那にはもう『フラれ役専門の声優』という称号を与えてもいいのではないかと密かに思っている。

是非とも4作目で華々しくフラれて頂きたい。

特筆すべきは 堀内賢雄。
おかまチックな 堀内賢雄の声を聞いたのは初めてだ。それがまた似合っていた。

それに山寺宏一のお姉言葉も捨てがたい。
大御所二人に新しい境地を展開させるこの作品。
ここまで来ると監督の嫌がらせとしか思いようのないキャスティングだ。


主人公に絡む脇脇役で出て来た佐倉綾音。彼女の声を聞くといつも思うんだが、多彩な声優だなと思う。
スッと出てきて主役も脇も自然と演じられる。 佐倉綾音を意識せずに見ていられる。私はこういう声優が案外好きだったりする。

この作品、声優陣が豪華だ。

宮野真守にはもっとはじけ飛んでもらいたかったが、こういう役は彼の十八番だなと改めて感心した。

兎に角、盛り上がりはあまりないがオジサンが見ても安心できる作品であることは確かだろう。

投稿 : 2019/10/14
閲覧 : 164
サンキュー:

6

ネタバレ

(*´ω`*) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

忘れてた

今更ながら見終わりました
思った事の大半は他の方に既に書かれていたので、特に思った事だけ・・


■最終目的は?

キャロルとチューズデイが幸せを掴む物語 ではなく、
キャロルとチューズデイが幸せを分け与えてゆく物語 です。

これを間違えると最終回に納得出来ずに評価が下がってしまうと思います。
1話やPVに最終目標は纏められています。

『寂しいけど、寂しくないって言いたい。1人だけど、1人じゃないって言いたい』

それだけを目的にした2人の旅です。
本人たちもそこまで意識して行動するわけでもなく、流されがちですが。

AI、移民、政治は不幸な人を生み出す舞台装置でしかなく、主題ではありませんでした。
中途半端に終わっているようで目的は達成していたのだと思います。



■奇跡の曲を作り忘れた

それでも、もどかしい最終回だと感じました。

私にとってはラストの曲が物足りませんでした。
曲さえ良ければストーリーが多少滅茶苦茶でも受け入れられてしまうのが、
音楽をテーマにした作品の妙たるところ。
良い曲ではあったのだけど、奇跡と言うにはハードルを上げ過ぎた気がします。


OPやEDに用い、徹底して耳に刷り込んでいた方が、
ラストでそれなりの感動が得られたのかもしれません。
ミュージカル映画「アナ雪」なども曲を耳に刷り込む宣伝戦略によって、
訳の分からない感動をもたらした成功例ですし。



何か少し違っただけで大きく化けた作品に思えるだけに勿体なく感じました。
ボンズはドジっ子ですね。

投稿 : 2019/10/13
閲覧 : 254
サンキュー:

19

ネタバレ

菊門ミルク大臣 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

奇跡の丸投げend…

全話見終えての感想はなんだこれ?でした。
相変わらず曲はいいけど、いいけどそれだけ。
1期序盤のドタバタしつつも確実に前へ進んでる感じもなく主人公2人は曲製造機
ある程度のカタルシス迎えるはずのグラミーとゲストとのコラボは後のアンジェラの展開のかませっぽいし、そもそもゲストとして登場したクリスタルに対する会場の響めきも無い。意味不明。

アメルやスキップは一流アーティストっぽいけど、取っ捕まえるのはいいとしてファンが暴動起こしたりだとか抗議とかしないもんなのかな?

最終的にWe Are the Worldやるのであればもっと移民に対する世の中の人々を描写すべきだけどあまりそう言うの無いしWe Are the World流した時も火星の人々がそれをどう受け取ったかというのも無い。今までの関係者がそれを見てるだけ…
配信は生中継で一度きり。しかも極秘裏に進められてるのであれば誰がどうやって見るのだろう?
タオが全世界のモニタージャックするくらいしないと無理なのでは???
後々じわじわと動画再生で視聴者が増えたとして、だったら生中継する必要性がなくなる…歌ってるだけで武装した特殊部隊が押し入る意味もよくわからない。急に火星が物騒になり過ぎ。
そしてそこで終了。これは奇跡の丸投げendでは?
色んな著名アーティストと連なる展開にするならAIがどうとかストーカーがどうこうだとか政治だとかは全て蛇足と言っていい。蛇足に栄養持っていかれ過ぎてる。しかも散々引っ張っておいて解決がしょぼい。チューズデイの母親なんか本当に酷くて奇跡の7分間の前に決着してしまった…
そんなに物分かりの良い母親だったっけ…
アンジェラが参加するに当たっては主人公とアンジェラが直接交流するエピソードがなさ過ぎて薄っぺらい。


曲やキャラクターは凄くいいのにどうしてこうなったんだ?という感じです。


序盤のAIを用いた最先端技術を駆使した音楽vs前時代アナログ的な音楽と言う構図もいつの間にか消えてる。

序盤のノリやクソおじさんや17話終盤のアーティガンとタオとアンジェラのふざけたやり取り等光る部分は確実にあったのに結局何がしたかったのかな?

内容でシラけ過ぎて良曲なのにイマイチ感情が動きませんでした。
もっと内容をきちんと詰めるか、砕けた明るい序盤のノリのままでやってたら名作になれただろうなとなんか勿体無いなとただただそういう感じです。

投稿 : 2019/10/13
閲覧 : 273
サンキュー:

8

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

海外向け?

これってやっぱりニューヨーク?前半で終わりで良かったかも。音楽はまあ良かった。

投稿 : 2019/10/13
閲覧 : 274
サンキュー:

10

ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

あまり楽しめませんでした※酷評注意※

2019年春アニメ。オリジナルです。

歌はとても良かったです。
声優さんもとても良かった。洋画吹替の世界でしたね。
作画もとても良かった。
キャラクターの感情を大切にした芝居付けをしていて、単純に綺麗で安定しているだけではなかったのが好印象でした。


あとは好きじゃなかった所の羅列になっちゃうので好きな人は読まないでください…

【キャラクター】
主人公2人の魅力と活躍をもう少し見たかったです。
{netabare}
チューズデイはスタッフに愛されてたんだと思いますが、色々イベントを貰った割には本人は状況に流される場合が多くて、目指す目標も曖昧で最後まで印象には残りませんでした。

キャロルは好きなんだけどチューズデイの王子様的な役回りが多く、父親の件もアメルの件も2話くらいでさらっと終わってしまい消化不良。最後の大家さんとの会話が好きだったんで、キャロルの人間関係はがっつりやって欲しかった。正直残念でした。

アンジェラはとても好きで、ぐっとくる物語が多かったです。
でも最後にいきなりデザイナーズチャイルドの話が出て来て、あれ?伏線あったっけ…?となってしまいました。後付けが一概に嫌いなわけではないんだけど、あまりにいきなりで納得いかなかったです。最低限匂わせておいてくれれば良かったんですけど。{/netabare}


【要素の弱さと中途半端さ】
{netabare}
・バディものとしては消化不良
キャロルとチューズデイの絆についてはもっとやって欲しかったです。
シベールが登場した時には、仲を裂かれて一度は違う相手と組むけど、やっぱり二人じゃないとダメだ!みたいな展開になるのかな?って期待したんだけど…。

・音楽の描き方が…
挿入歌そのものは良かったけど、キャロチューの音楽性への追及とか目標がはっきり描かれないのが残念。ふたりとも緩い態度を取ることが多く、マネージャーのガスはさらに行き当たりばったりだなあ、と…。
2人が人の心を動かしたという展開にしたいのはわかるんですが、カリスマ歌手がゲストで登場し、あなたたちは凄い、感動した、と言って終わる話は一回あれば十分な気が…。
オーソドックスにアンジェラは専門家からの評価が高く、キャロチューは一般のファンから支持されている、みたいな描き方で良かった気がします。SNSで人気が出たはずなのに、ソロライブがほとんど無かったのも凄くもったいない。

・政治劇と奇跡の7分間の食い合わせの悪さ
政治は論理的な分野だと思うので、歌という感性に訴えるものではどうにもならないのでは?
歌で世論を動かす展開なら、もっとしっかり市民の反応を入れてくれないとわからないです。アーティストだけが盛り上がってるような感じがちょっと苦手。
歌でヴァレリーが改心する展開だったら私は納得できなかったと思うので、スペンサーの行動が母親の心を動かしたのは良かったです。でもそうすると、奇跡の7分間って何だったんだろう?って思うし、実際そうなってしまったと思います。

・ラストの曲「Mother」と人のルーツ
こういう展開にするなら、キャロルが移民であること、チューズデイの母親との確執、アンジェラがデザイナーズチャイルドであることを最初からがっつりやれば良かったのに。{/netabare}

何をテーマにするにしても、何を重視するか考えて作っていればもっと良い作品になったのではないかと思います。(2019.10.13)

投稿 : 2019/10/13
閲覧 : 604
サンキュー:

32

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ダメなときの朝ドラ

渡辺信一郎が総監督ということで今回も期待して視聴をはじめたわけだけど、同氏のキャリアの中では一番おもしろくなかった作品になったんじゃないかなと思った。
{netabare}
その要因としてはいろいろ考えられるんだけど、まず一番は主役のキャロルとチューズデイの魅力の低さかなぁ。
彼女たちのすごさがあんまり伝わってこなくて、でも良い曲はなぜか生み出せて、周囲の人たちにも恵まれ、支えられ、とんとん拍子に成功を収めていく。なんだか悪いときの朝ドラみたいな、終始ぬくぬくしてた感じが特徴的だった。

むしろアンジェラの方が不安定で孤独で、大きな壁にぶち当たるんだけど、それを乗り越えていくという描写があったので応援したくなったし、彼女の経過を知ったうえで絞り出すパフォーマンスの方が多くの人の心に刺さるものがあったと思う。

やっぱり渡辺監督作品ってのは、ビバップやダンディとか、一話完結型で光を放っている気がするので、今回もそういう手法で良かったんじゃないかなと思った。今回のようなやり方では2クールってのも長い気がした。

それでも音楽はやっぱ良かったし、だからサントラもちゃんと買った。
作画もかなり安定していて、アメリカンな雰囲気な火星のデザインも良かったと思う。
声の出演も渡辺監督の人望のなせる業なのか、とても豪華だった。

いろいろ書いたけど、2クールお疲れ様でしたと声をかけたい。
渡辺監督の信者であることには変わりはないので、次回作に期待することにしたい。
{/netabare}

投稿 : 2019/10/12
閲覧 : 241
サンキュー:

10

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

歌うますぎ、泣いた

最初は歌姫対決で、マクロスっぽいなぁと思ったけど、歌が本気すぎて、やばかった。
みんなすげーな。
最後のMotherも良い歌やった。
火星中の歌手あつめる言うてた割に集まった人すくなかったけど、ラストに後ろで手拍子してた人たちも歌手だったのかしら??
なんにせよ、アンジェラ復活して嬉しい。うちはアンジェラ派です。笑

投稿 : 2019/10/11
閲覧 : 160
ネタバレ

fuushin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

歌に生きる力を込めて。

シンガーソングライターとしての二人の少女の生き方を縦軸に
出会いやふれ合い、ぶつかり合いから生まれる化学反応を横軸にして
地球と火星、政治と暮らし、ビジネスとドリーム、ヒトとAIなど、さまざまな要素を対峙させながら、背景に重ねていく構成になっています。

2クールの時間をとった物語は、丁寧に描きこまれていたと思います。

とはいえ若い2人の感性や目線がベースになっているみたいですので、社会的リアリズムに寄せる味つけではなく、どこかお伽話じみた軽やかさを見せるシーンが多いように感じました。

どうやら、現実の重々しい圧力や、苦々しい喘ぎは、周りの大人たち、たぶん視聴者が心のうちに担う役割になっていて、自然と2人を応援するような演出になっていたのかもしれません。

彼女らのクリティカルは、あくまでも楽曲のパフォーマンスに限定・集約されていて、それゆえにあどけなさや頼りなさを含みながら、しかし、何ものにも縛られないまっすぐなメッセージとなって、視聴者に届けられていたのではないかと感じました。

ベテランミュージシャンたちの重厚なキャリアと、初々しいビギナーの真っさらな立ち位置の落差が、2人の音楽性を深く思索させたり、強く繋ぎ止めたりして、やがてステキな歌と心地よい曲を生み出すエネルギーになっていることがよく伝わってきました。


それにしても、毎回の楽曲が魅惑的でした。

日本語歌詞のテロップを目で追いかけながら、奏でられるメロディーに耳を委ねてみると、キャロルとチューズデイの楽曲への想いが、じかに伝わってくるようです。

そのメッセージを、ストーリーの展開や作画にも関連づけながら、さらにイメージを膨らませていくと、2人の想いはもちろんのこと、彼女らが肌感覚で受け止めている火星の世相そのものが、作品自体のテーマを語ることにつながっていて、そこに込められたメッセージか少しずつ見えてくるような感じがしました。

ほんとうに「歌は世相をあらわす」と申しますが、2人の暮らしや息づかいを今としてインプットし、生まれようとする明日へとアウトプットするプロセスの一つ一つを見ることは、コンサートだけを楽しむそれよりも、ずっと上質な陶酔感が得られたように思いました。

Mother.
どんな出生でも、どんな生き方でも、みな等しく地球をルーツとして生まれた存在。

Mother.
どんな未来でも、どんな人生でも、みな等しく歌に生きる力を込めていける存在。



アンジェラとタオの成功者としてのエピソードは、AIよりのミュージシャンの設定として描かれていましたが、むしろ人工的にデザインされた存在としての生きづらさが強調されています。
それでもなお、生きる意味を歌に求め、歌うことでこそ自分を取り戻していく筋みちがあることを感じさせる最終話のステージの演出には、どこかほっと胸をなでおろすものでした。



期待値の高い作品でしたので、物語としてはややライトなシナリオだったこと、人間描写にも今ひとつのもどかしさ、物足らなさを感じたことは、正直なところです。
ですが、楽曲メインを楽しむ作品としては、上手くまとまっていたかなと感じました。



赤ちゃんの産声は、ラの音だと聞いたことがあります。
音楽もラララ〜♪と歌うので、ヒトの生命との根源的な関連があるのでしょうか。

せめて、OPやEDのメロディーを、ラララ♩と歌ってみようかしら。



長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本作が、皆さまに愛されますように。

投稿 : 2019/10/11
閲覧 : 254
サンキュー:

28

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

LIFE ON MARS?

5話までの感想{netabare}
https://www.youtube.com/watch?v=AZKcl4-tcuo
https://www.youtube.com/watch?v=XXq5VvYAI1Q
強烈なファンってワケでもなくたまたま知ってた程度ではあるけど、火星が舞台で目覚ましロボットの名前がジギーってだけで最後まで見るの確定。
もしトム少佐が出たらションベンチビる。
恐らくAIの作った歌(に歌わされる人間)Vs人間が作った歌って展開になるとは思うのだけど、5話まで見た限りそこまで行くのはまだ遠そう?

それよりも4話ですよ、メッチャ笑った。
“アニメガタリズ”の作中作もそうだけど、自分はプロが意図してガッツリ作ったヘボい作品・あたかも素人が作ったかのように見せかけた作品って好きみたい。
予算が無くて作画崩壊するのとは全く別のものとして。
しかもアイデア出しする時に出た候補…キャロルとチューズデイが言ったのは洋楽(洋画)詳しくない自分でも知ってるものばかり、これはあの世界でもミーハーなのかマニアックなのか。
一方のガスの言ったことって…お前それ中の人が元ネタにガチで関わってねーか?w
一流のアニメーター使ってどんなのを目指そうとしたかと思えば…ああ、やっぱりテイクオンミーなのか(たまたま知ってた)。
クソヘボCGや合成はテイトウワ辺りならそのまんまOK出そうな気がするけど、あれじゃダメだったのねー、テクノ系じゃないから?

そして5話、お?ちゃんと火星である必要性出てきた?
アンジェラの母?が火星特有のアンドロギュヌス(両性具有)なんだそうな。
ひょっとしてガスの元妻もそう?
んじゃあそのうちボーイソプラノとかも出るんかのう??
穿った見方すれば、海外シェアを狙ってLGBTに配慮(という名のおべっか)しつつ不自然にならないように火星を舞台にしただけ…かも知れんけどねー。{/netabare}

6話感想{netabare}
マジかこれ!?
騒いで逆に目に付かれるとアレなのであんまり言わない方が良いとは思うのだけど、今回スゲー攻めたんじゃないか?

その昔“ようこそようこ”ってアニメがありました、内容としてはミュージカル風というか毎回歌が入る系、LD持ってます。
今と当時では規制の緩さが違ったこともあって、「現在ではこんなアニメは作れない」とはよく言われてます。
そう言われるエピソードは色々あるけど(主に著作権関係)、その中の一つに主役のようこの飲酒ステージ回ってのがありまして。
知ってて進んで飲んだのではなくあくまで事故なんだけど、それでステージで酔っ払いダンスを披露し、客ウケは良かったんだけど偉い人からステージをナメてると怒られる…って展開。

キャロチューの6話は「え、まさかそれをやるのか!?」とビビりまくり。
実際は別に酔っ払いダンスもしなければ偉い人が怒るでもないし、なにより酒だと明言すらされてない。
けど「今の時代でようこのあの回を再現させようとしたらここまでが限界」ってのを見せてもらった気分。
更には観客からは非難され、憧れのミュージシャンらしいクリスタルから誉められるってのは敢えて逆パターンにした予感…つまりは“ようこそようこ”をスゲー意識してない??
元々歌手志望の家出娘2人組が都会の倉庫2階で暮らして~ってのがようこっぽいんだけど、そんなのはよくある設定だろうと気にしてなかったのだけど、6話はかなりソレっぽい気が。
ヨシュア専用ドリンクを誤飲したところでそこから何か話が広がるワケでもなく、描写として不必要・足りてないってツッコミが入るかも知れないけど、個人的には攻めた結果として評価したい。
そりゃ酔っ払いステージも見てみたいけどねぇ…。

それ以外としては、ステージに立つ前の緊張感がよく描けてたんじゃないかな?
普段あんな態度のアーティガンも弱気を見せたというか、ああやって自分のボルテージ高めてるのねー。
逃げ込んだ先のスキップの控えトレーラー?、本番前でピリピリしてたらあんなもんでしょう。
欲を言えばもっとSFっぽいのを…フィフスエレメントとまでは言わないけど、もっとブッ飛んたアーティストが居ても良いような?{/netabare}

7話感想{netabare}
スーザンボイルみたいなことするのかな?
前回「もっとSFっぽいのを」「もっとブッ飛んたアーティストが~」と書いた直後、今回オーディション参加者として色々なタイプが登場。
おおお、やっぱこうだよねー、自称宇宙人とか居るハズだろーと思ってたんだ。
いやぁホっとした、痒いところに手が届くというか、こっち側の認識と作り手側の認識がそうズレてないのはありがたい。
たまにあるんでね…「え、そういうことだったの?」と面食らったり「お前の価値観(世界観?)全然分からん」と感情移入できないのとか。

ところでオーディション参加者の中で三味線弾いてたのが審査員にウケが良かったっぽいけど、彼も予選突破できたのかな?{/netabare}

12話までの感想{netabare}
くそう、↑で誉めたらこの有様だよ。
オーディション回が…な、長い。
ってかそれだけで1クール終わっちゃった。

期待してたのは未来の火星が舞台なんだからもっとド派手でぶっ飛んだステージだったのだけど、実際は「素人オーディション番組」であるためどの出場者も共通の地味なセットで立ちっぱで歌うばかり。
アニメなのに…未来が舞台なのに…。
12話だけは話に動きがあって多少面白かったけど、ご都合部分が多すぎて他の作品だったらダメダメだったでしょう(マシに見えただけ)。
分割2クールらしいので今後は専用ステージでド派手なパフォーマンスをバンバン畳み掛ける展開に期待。
その…現状だとステージシーンだけの比較では“マクロスF”に劣ってて…もう何年前の作品だよと。
クソPV回のPVのが動きがあるって悲しい限り。
歌にしたって、もっとこう宇宙っぽいのをですね…GGKをもっとジャミロクワイっぽくとかさ、あんま詳しくないので上手く語れないけど。
今の時代セットじゃなくてホンモノでこんなんやっちゃう時代ですぞ?(これでも数年前)
https://www.youtube.com/watch?v=KaOC9danxNo
いや、期待はしてるんで…。

もしくは自分が思い違いをしてて、この作品は「実在スターのドキュメント作品」みたいなのを目指してたのかな?
そうであるなら、話の本筋には絡まないけど「ゲスト出演で○○が一瞬出てる」なんていうのもよくある話で、クリスタルやスキップはそのポジションなのかな?と思えたり。

ところで、やっぱあいつテイトウワだよね?w{/netabare}

13話感想{netabare}
ああなんだ、2クール目は期間空けてから開始かと思ったら特番挟んだだけだったのね。

でもって2クール目1発目の13話…スラム街キターーー!!!
へえ~、やるんだ。
てっきり煌びやかな表舞台しか見せない、治安の悪い場所もせいぜいキャロルの住まい一帯程度で、移民がどうのも大して深刻には描かれないだろうと思ってました。
いやいや、結構深刻じゃんこれ…この世界の「火星」がどんな世界なのか深みが増した予感。
…。
というかオーディションエピソード無しで、動画投稿時代から13話に繋げても良かったんじゃ…。
一応、火星の大手レコード会社は一社だけで、あのオーディション番組で優勝しないとそこと契約交渉する権利を得られない・そういう企画の番組ってことかなー?とは思ってるのだけど(そうでないと優勝にそこまで拘る必要が無くなってしまう)、果たしてそれで何話も費やす必要があったのかどうか…今後どう係ってくるのかのう?
しかもなんかブン屋関係でキナ臭い話題が…んん?何十年か前に戦争あったの?
その時の混乱時に押し寄せてきたのが難民ってことかのう?
ラブアンドピースを歌う反戦ヒッピーとか居そう(偏見)だけど、キャロチューがそいつらの先導者になったりして?{/netabare}

14話感想{netabare}
上品なクソがいい、素敵なクソが尚いい♪{/netabare}

最終回感想・総評(内容↑と被ってるんでこれだけ見ればいいかも){netabare}
最後ウィーアーザワーでうやむやに〆。
うわぁい、まさかそれで終了ってことはないだろうなぁ?と思ってたことが実現…全然嬉しくないw
4話のPVメイキングをピークにその後ダラダラしたオーディションですっかり低空飛行、アーティガン破産→復活で盛り返した?と思ったがやっぱそれ以外は低調のまま。
実在するアーティストのドキュメンタリー作品の方が全然面白い。
そういうノリを目指したのだと思うのだけど、所詮作り物の世界・話に於いては「裏でそういうことが起きてたのか!」という驚きは、無い。
創作なら創作なりの工夫が見たかったし、それが敢えて舞台を火星にした理由だと思ったのだけど、キャロルもチューズデイもそこんトコ結構無関心。
そう、無関心なんだ。
二人揃って「知らんモンは興味ナシ、ナニソレーと首を突っ込もうとしない」って性格で、これが最近の若者という認識だったのかなぁ?
折角チューズデイが世間知らずの箱入り娘からスタートだったのに、自分がそれまで知らなかった世界に触れてインスピレーション受けて新曲作る、ってことでもない(“ようこそようこ”はそういうネタが多い)。
ガズとトビーがテキサス(!?)の昔話に花を咲かせても無関心。
2人の話を聞いてキャロチューが空想を膨らませる、って話があっても良かったんじゃない?
また、松任谷由実で言えば「スラバヤ通り~」や「ミスロンリー」や「未来は霧の中に」みたいな、その世界の背景・時代・歴史が垣間見えるような歌で火星である設定を生かすのかと思ったのだがそれも無い。
政治的主張の強い曲は禁止されてる?と思おうにもそこまでディストピア感は無いし(あくまで選挙直前になってそういう歌手が捕まっただけで、それ以前は自由に歌えてたっぽい)。
というか…

アーティガンが一番ヒロインしてない?

実はノミの心臓でステージ直前はナーバスになって鏡見て自分を鼓舞・自己暗示かけなきゃステージ立てない「か弱さ」を見せたり、そしたら案の定ポキっと心が折れるエピソード入れて、そこからテイトウワと意気投合しての復活劇とか、なんかこっちのが全然主役的だったような…。
作ってる側もキャロチューよりもアーティガンの話を考えてる時のが楽しかったんじゃない?

キャラソン売るのを目的とした作品(「その作品世界を知らなければ意味が通じない曲」は作れない)としては、これが限界だったのかなぁ?
だったら別に火星じゃなくても…と思わずに居られない。
どんなに曲が良かろうが、それが作品とリンクしてないのであれば、玩具販促アニメで「プラモの出来は良い」と言ってるのと変わらない気が。{/netabare}

投稿 : 2019/10/11
閲覧 : 574
サンキュー:

20

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

音楽と成長

音楽を通じて成長する2人の少女のエピソード。
私は洋楽はあまり好きではありません。
何故なら英語力0の残念な私は曲の意味が…歌詞の意味が理解できないのです(つд;)
この作品に出てくる曲は殆ど洋楽で一見そんな私には楽しめないのではないかと思いましたが画面の下に日本語で歌詞を書いてくれているのです^ ^
おかげさまで私なんかでも楽しむことができました。
優しいアニメーションだと感じました。
そんな歌詞を見ながら聴いているとだんだん楽しくなる私がいました。

さて物語も中々良かったです。
キャロルとチューズデイの成長も目に見えて見えますし、ギャグ的展開などは少し笑ってしまう物語があったりと。
見ていると、感じるのは私は自分が思う以上にこの作品が好きなのかもしれませんね。

奇跡の7分間…最終話のラストですが…
このラストはキャロルとチューズデイの成長過程である中で出会ってきた人や自分たちで起こす奇跡ですが、ライバルであったり憧れの人であったりそんな人々が集まってできた奇跡。

それは2人が出会い成長して来た道の積み重ねの結果こそが最大の奇跡。
素敵なものだったっ思います。
欲を言えば、その後の2人も少し見届けたかったりもしましたけれど(´艸`)*

最初に言いましたが私は洋楽があまり好きではありません。
ですが、この作品を見て学んだ事は音楽って音なんですよね。
国により言葉が解ったり解らなかったり…それでも音楽として完成させればたとえ歌詞が解らなくともメロディーに乗せて奏でたら雰囲気も楽しめるし音で繋がる事が出来る。

当たり前だけど改めてその当たり前に気づく事が出来た作品でした。
音楽は自由で楽しいものですよね^ ^

投稿 : 2019/10/11
閲覧 : 200
サンキュー:

13

pin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

楽曲のクオリティがアニソンの枠を飛び抜けている!

中盤から終盤あたりストーリーの歯抜け感はあったけど、
最後、音楽で強引にフィナーレに持っていったって感じ。

けど、悪くはなかったよ。

投稿 : 2019/10/11
閲覧 : 208
サンキュー:

5

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

お洒落重視の成功物語

世界観:6
ストーリー:4
リアリティ:5
キャラクター:5
情感:6
合計:26

<あらすじ>
ハーシェルの町に住むお嬢様のチューズデイは、家出をしてアルバシティまでやってきた。彼女の夢はミュージシャン。そのアルバシティでバイトを首になったのが施設育ちのキャロル。彼女の夢もまた、ミュージシャンだった。
キャロルが路上で歌った歌が、チューズデイの心をとらえ、ふたりは出会う。そして、チューズデイはキャロルの部屋に転がり込み、ふたりは生い立ちを語り合う。ここから“奇跡の7分間”の原動力となったふたりの少女の物語は始まる。
(公式サイトより)


以前のチャット会で紹介されていて、期待度が高そうな音楽系作品ということで視聴を決定した経緯です。

1クール目当時、録画で一緒に毎週見ていた「この音とまれ」と比較すると、こちらはハイセンスなお洒落アニメという印象で、OPやEDを見るだけでも毛色の違いが感じられました。ただし、お洒落重視で物語が単調だと鼻につく私の傾向(カウボーイビバップが駄目だったのと同様? と思っていたら後で同じ監督と知り納得!)もあり、序盤がいまいち盛り上がらず、シーズン前半で既に泥臭い熱血青春ながら物語を巧みに進める「この音」のほうが楽しめていました。

{netabare}変なPVを作るエピソード等の無駄と思われる回(4話)や、マーズブライテスト(バトルでありがちな大会形式)で、上位に残った面々であるにもかかわらず、見るからに落選確実な人物・グループを登場させていたのもわかりやすさ重視で、モブへの配慮がないと感じたり、評判の悪くない前半から乗り切れませんでした。

後半は後半で、14話のキャロルの父とわかる演出は見ているこちらが恥ずかしかったですし(腕の傷は実は前のカットで出ていたとか、さりげなくしないと)、15話のあたりでも伝説のプロデューサーとか「伝説」ばかりで、その偉大さが全く伝わってこなかったです。植物園のピアニスト(デズモンド)はまさか2人が訪問した時に死ぬし、この時点で名だたるアーティストと同列に扱われるっていうのも主人公補正を感じました。{/netabare}

演奏される楽曲(洋楽のバラード系の曲が多い)は聞き惚れてしまうものもある、お洒落な作品でしたが、OP・EDを含めてCD買いたいと思えるほどではなかったです。音楽だけで感動させられる作品は珍しいですが、ないわけではないので、この面でも突き抜けた良さがあるわけでもなかったかなと。

最終話は{netabare}何とかまとめてきましたが、奇跡の7分間を感じるには至らなかったですね。終盤までに特別な伏線がなく、音楽だけで抜けた存在感を見せられなかったので、2人の成功はストーリーありきに感じられ、2クール目は特に不要と思えるエピソードが多かったように思われます。{/netabare}

音楽系の作品は物語と絡めて感動するものが多いもの。中盤頃には続きを見たい気持ちも薄れてしまった本作は、あまりおすすめできません。

(参考評価推移:3話3.5→8話3.6→10話3.5→11話3.6→12話3.7→13話3.6→14話3.4→15話3.2→24話3.3)
(2019.4~9視聴)

投稿 : 2019/10/11
閲覧 : 299
サンキュー:

19

ネタバレ

まにわに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

C&T0048

・音楽に幻想は抱いていない。
・遠くない未来にAIは人間を超えると思っている。
なので、SFで何かを成す話として見てる。

1話:{netabare}屋上に出て行く場面がよかった。ささやかな冒険で、こういうのをアニメで見ると沁みる。{/netabare}

3話:{netabare}未来の音楽事情がなんとなく表れていて、2人の身近にある音楽と対置。取るに足らないゴミの喩えで、燃やされたからといって前言を覆すわけでもなく、でも燃やすとちょっとした騒ぎになるという位置取り。
これだと冒頭での7分間のハードルが上がるが、言ってるのがあのキャラだから、真に受けることでもないのかも。{/netabare}

4話:{netabare}久々にこの空気感(特車二課)でアニメが見れた気がする。楽しい。{/netabare}

5話:{netabare}最後の武勇伝みたいなのが確定した将来のことではなく、その場の空気に浸っての語りなのを、10人に兄が含まれていないことで示す。
この段階であれを語ると痛い奴になるが、ガスが先鞭をつけることで諸々を緩和している。{/netabare}

6話~オーディション: {netabare}アニメで、そして火星でスイートソウルを聴くことになるとは思わなかった、という感想。結局、オーディションの感想もこれに準ずる。
C&Tの曲は単調で、この短い尺では持ち味が出ないのでは。

2巡目は、それぞれが自身を表すような曲で、
ピョートルは、格好と曲とダンス、声と歌声、それと性格の取り合わせがミスマッチで、曲前の自己紹介でそういうことなのだと思った。
タオが曲を変えたのは、同じ自身を歌うなら有名な方が勝つという判断と推測したが、確証はない。
そのなかでチューズデイだけが自分を見失っていて…

11話: {netabare}曲はキャロルのことを歌うが、ふらふらする(居場所がないから?)チューズデイのこととも言えなくもない。「ここにいる」と知られた結果があれなので、正反対であることは間違いないが。
正反対の同じものを擦り寄らせるならば、7話の様子だとアンジェラもここに加わりそうだが?

揺さぶる構成は面白いが、展開は今更これかと思わなくもない(誰も捜さないと思えるように、こうなるまでを描けなかった?)。せめてSFであってほしい。{/netabare}{/netabare}


14話: {netabare}キャロルの話をなぞるような告白で、嘘か、嘘でないなら似た境遇の子がいる、という状態で話を終える。
政治の話と同じで、絵に描いた餅とわかってても人は手を伸ばす。
雪も音楽も、AIも、それと同じというお話。{/netabare}

15話: {netabare}かなりSF。
あの地球の見え方はそう遠い所になく、互いに互いの周りを回る双子星だと考えられる。重力の問題をどうするのかと思っていたが、同じくらいの大きさなのがわかる。
だとすると人類が到達するのもそう年月がかからず、70~80年代には入植が始まっていた。だから当時のアメリカの町並みが残っている、と推察されるところがSF。
両性具有もそうで、世にある歌の大半を占めるラブソングが自己内で完結してるという、SF的な音楽のアプローチ。
このように、同じものが出会っても相互で完結するか、地球と火星のように利害で反発するかだが。C&Tのように正反対のものが出会うと違う未来が描けるのか?というお話。たとえば、デズモンドが死ぬために歌うのなら、C&Tは生きるために歌えるのか?{/netabare}


長らく好きな音楽がサンデーソングブックで流れる曲の身としては、問題なく楽しめた。
アニメではアニメでしか聴けない曲が聴きたいと思ってて、それとは少し違うが、アニメでもあまりやらないような曲や、アニメに限らず聴くことの少なくなったような曲が聴けたのはよかった。

19話、22話、最終話、+:
{netabare}17話: {netabare}ディズニーの曲で何が一番好きか、もともと人気の高い曲だが、こういう選曲をする人はまずこの曲を挙げる。それを言わずに描く。
ピノキオがもはやSFなのもよい。{/netabare}

前半の 「The Loneliest Girl」 が出会う寸前までの瞬間を表した曲で、出会ってからはさほど重要でない(瞬間を強調するための)話で、だから後半は、瞬間を永遠にする...のは難しそうだから、7分にまで引き延ばせれば上々と見ていた、が、

19話: {netabare}Everly Brothers がやりたかったのではと、ふと思った。
でもさすがにエヴァリーは無理なので、云わば 7 Minutely Sisters。
だとするとテーマがここで完遂したことになり、以降の視聴方針に変更を余儀なくされて困った。{/netabare}

22話: {netabare}作品としてこれが一番やりたかったのでは。
ネタっぽくなく下手に歌う。
歌詞と歌い方とアンジェラの状況、これと対比し分断するように賞と客層と音楽がある。
これを見ると、絶望した時に寄り添える音楽があるのかと思ってしまう。{/netabare}

最終話: {netabare}締め括りにクリスマスから正月はナイアガラ・カレンダーを思い出す。
多様な曲調という共通点はあるが、各話に一連のコンセプトは見受けられないので、考えてみると、1話で作品に触れて湧き上がったものを最終話で返す構造は、戻る・繰り返す・続いていくという点で似てるといえなくはない。
We Are the World(=mother,=mars) のオチも含めて、チャンチャンとまとまったのではないか。
{netabare}アンジェラがボカロのような存在なのだとすると、何を歌うかでなく、誰が歌うかに意味があるのかも。もしかして、渡辺信一郎カレンダー?{/netabare}{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2019/10/10
閲覧 : 284
サンキュー:

5

ネタバレ

京野菜 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ウィ・アー・ザ・ワールド

最後まで見て、とりあえず「ウィ・アー・ザ・ワールド」をやりたかったんだな。と思った作品。

声優と歌い手を全キャラで完全に違う人がやってたのが良かった。

チューズデーがちょっとモヤモヤした。
「親と向き合え」とアドバイス貰ってたのに、何でか記者に勝手に盛り上がって、勝手に撃沈してた。
親と全く向き合わず、ただひたすらにキャロルと歌ってただけだった。
全然向き合って無かったわりには、「母はちゃんとしてる。」と、知ったかぶりというか、単なる甘さや化されただけの子供のままだった。

投稿 : 2019/10/10
閲覧 : 194
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

期待外れオブザイヤー

そりゃ制作ボンズで監督渡辺信一郎って期待するよ

作画のクオリティと声優陣がめちゃくちゃ豪華だったのが良いところ
曲は好み 
2話だったかなキャロチューが注目されるきっかけになった曲以外とくに覚えてない

とにかく話が面白くないから、歌のシーンで感動することがない
音楽を中心にしたアニメはそういう感動があるべきだと思うんだけどな
期待してたから余計に面白くないと感じたかもしれない

キャラは主人公2人よりアンジェラのほうが魅力あった

奇跡の7分間は煽りすぎ、大したことなかった

投稿 : 2019/10/09
閲覧 : 476

めー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

要所要所では盛り上がってはいるものの、2シーズンは長く感じた。
結末は気になってたので一応最後まで見れた。
ずーっと「奇跡の7分間」についてひっぱってて、意外と簡単に終わったような。
もちろんちょっとぐっときたものの、この子たちの2シーズン見たのだなというしみじみだった気もする。

普段洋楽聞かないので、良し悪しはわからないけど、異色ジャンルを見れて満足。

投稿 : 2019/10/09
閲覧 : 200
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

題材を活かしきれなかった作品

17話まで視聴

放送当初1話鑑賞後に多大なる期待をしてしまったんですが、2クール目になりトーンダウンです
シリアス回とギャグ回らしきもので、進んでますが外国人の声優さんを起用して、素晴らしい歌声だと思いますし、題材としても十分真っ直ぐ突っ切れるんでは無いかと。残りあるので期待はしますが、
ラストは感動させて貰いたいものです

視聴終了
1話の入り、音楽アニメとして過度の期待をかけてしまった事に反省です。
しかし個人的には、最終話は曲も良く纏まりのある終わり方だったと、思います。
中盤頃からは、楽しみな視聴から、完走目的の視聴に変化した感は否めず、良いエピソードも有りましたが、やはり題材を考慮すれば、作品としては少し残念だったと思います。音楽アニメはハードルが高いのかも。

投稿 : 2019/10/09
閲覧 : 550
ネタバレ

すかり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

私の心は動かなかった

イマイチでした。

冒頭で奇跡の7分間、奇跡の7分間ずっと言われていたので気になって観ていたのですが、残念です。ただのネタバレにしか思えなかった。
なんかあると思ったのに何もなかったです。


その奇跡についても、ラストの語りで『え、そんな話だったのか…』と初めて気付かされました。
その奇跡とは{netabare}「火星のアーティスト全員で歌う」ということじゃなくて「歌は人の心を動かす」ということ。{/netabare}

うーん、なんか腑に落ちない感じ。
この結末なら、もっとキャラ一人ひとりに時間をかけて欲しかったです。


後半は特に『はい次のキャラ、はい次のキャラ』と登場人物が入れ代わり立ち代わりで、社長だろうが大物アーティストだろうが、すべてのキャラの印象が薄かったです。

大物アーティスト達は、キャロル&チューズデイが有名になるためのツールにしか見えず、その大物達に共感できる時間が全くありませんでした。
この大勢の薄いキャラの心がラストに動いた所で、私と物語の思惑にズレが生じその奇跡に気づけませんでした。


作画と音楽は良かったんですけど、物語とキャラの薄さが気になりました。
未来、火星、AI、政治など色々な要素もありましたが、この物語には必要なかったように思います。

投稿 : 2019/10/08
閲覧 : 193
サンキュー:

9

次の30件を表示

キャロル&チューズデイのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
キャロル&チューズデイのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

キャロル&チューズデイのストーリー・あらすじ

人類が新たなフロンティア、火星に移り住んでから50年になろうという時代。多くのカルチャーはAI によって作られ、人はそれを享楽する側となった時代。ひとりの女の子がいた。首都、アルバシティでタフに生き抜く彼女は、働きながらミュージシャンを目指していた。いつも、何かが足りないと感じていた。彼女の名はキャロル。ひとりの女の子がいた。地方都市、ハーシェルシティの裕福な家に生まれ、ミュージシャンになりたいと思っていたが、誰にも理解されずにいた。世界でいちばん孤独だと思っていた。彼女の名はチューズデイ。ふたりは、偶然出会った。歌わずにいられなかった。音を出さずにいられなかった。ふたりなら、それができる気がした。ふたりは、こんな時代にほんのささやかな波風を立てるだろう。そしてそれは、いつしか大きな波へと変わっていく───(TVアニメ動画『キャロル&チューズデイ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年春アニメ
制作会社
ボンズ
公式サイト
caroleandtuesday.com/
主題歌
《OP01》キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann)『Kiss Me』《OP02》キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann)『Polly Jean』《ED01》キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann)『Hold Me Now』《ED02》アンジェラ(Vo. Alisa)『Not Afraid』

声優・キャラクター

島袋美由利、市ノ瀬加那、大塚明夫、入野自由、上坂すみれ、神谷浩史、宮野真守、堀内賢雄、宮寺智子、櫻井孝宏、坂本真綾、安元洋貴、大塚芳忠、菅生隆之、梶裕貴、蒼井翔太、東山奈央、佐倉綾音、飯塚昭三、白熊寛嗣、浅沼晋太郎、久野美咲、田村聖子、落合弘治、吉野裕行、谷昌樹、岩崎ひろし、諏訪部順一、青山穣、柿原徹也、山寺宏一、沢木郁也、林原めぐみ、木村昴

スタッフ

原作:ボンズ・渡辺信一郎、キャラクター原案:窪之内英策
総監督:渡辺信一郎、監督:堀元宣、キャラクターデザイン:斎藤恒徳、メインアニメーター:伊藤嘉之/紺野直幸、世界観デザイン:ロマン・トマ/ブリュネ・スタニスラス、美術監督:河野羚、色彩設計:垣田由紀子、撮影監督:池上真崇、3DCGディレクター:三宅拓馬、編集:坂本久美子、音楽:Mocky、音響効果:倉橋静男、MIXエンジニア:薮原正史、音楽制作:フライングドッグ

このアニメの類似作品

この頃(2019年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ