当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「魔法少女特殊戦あすか(TVアニメ動画)」

総合得点
68.3
感想・評価
228
棚に入れた
927
ランキング
2080
★★★★☆ 3.3 (228)
物語
3.2
作画
3.1
声優
3.4
音楽
3.4
キャラ
3.4

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

魔法少女特殊戦あすかの感想・評価はどうでしたか?

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作画は古いけどぶっ飛んでて凄く良かった。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:1回1話を見てもよく分からなかったので、ちゃんと2回目見ました。時系列をちょっと勘違いしていたので分からなかったんだなと。過去の英雄が現代で再び!というやつですかね。魔法少女というゆるふわ感は一切ない。
期待度:★★★★★

最初の印象とは全く違うけど、結果としては凄く良かった。
特にウォーナースの拷問はやばいな。あの裏表のある性格も凄く良く描けている。
敵をすごく怖くない感じにデザインしているのはシンフォギアの影響だろうか。

バトルシーンもどっかのサークルなんちゃらみたいに手を抜いていないし良かった。
話全体が作画とは裏腹に重い感じなのが余計良い。

投稿 : 2019/04/07
閲覧 : 535
サンキュー:

15

ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

マジカル☆バイオレンスアニメ

 3年前。地冥界(ディスアス)の化け物たちの侵略により人類の運命は風前の灯火と思われた。だが地冥界と敵対関係にあった精霊たちは人類に手助けする。精霊の力によって魔法少女が誕生し、強大な魔力を手にした少女たちは心身に多くの傷を負いながら冥獣王を倒し、大戦を終結させる。しかしそれさえも、新たな戦いの始まりに過ぎなかった。国際犯罪、無差別テロ、内戦、紛争……。魔法少女の戦いは終わらない――

 「魔法少女特殊戦あすか」はかつて世界を救った伝説の魔法少女の生き残り、「マジカルファイブ」の少女が各国の特殊部隊メンバーとして戦場に舞い戻り、グローバルテロ組織「バベル旅団」と激突するというお話です。ベトナム戦争後、「ランボー」が代表されるように帰還兵を主人公にした映画がアメリカで大量に制作されたそうですが、邪道魔法少女ものの枠組みで同じような退役軍人が主人公の作品を作ったような感じです。

 最初に断っておくと、本作は容赦ない暴力表現が特徴です。毎回のように血しぶきが飛ぶシーンがあり、部位欠損も満載。過激な拷問シーンまで搭載。原作者のどうしようもないリョナ好きが遺憾なく反映されていて、ゴア度は高し。この手のアニメのお約束通り、不条理な設定で少女たちが可哀想な目に合います。原作コミックの帯で虚淵先生から「魔法少女にこんな残酷な運命を背負わせるなんてひどいよ! あんまりだよ!」というお褒めの言葉を頂いたくらいですからね。苦手な人はまず耐えられないと思うので、手を出さない方が良いでしょう。

 さて、タイトルに「魔法少女」と冠するアニメなのですが「邪道魔法少女もの」というよりも「戦闘美少女もの」というカテゴリーに入れる方がしっくりくる作品ですね。魔法は身体能力を高めるエネルギーであり、魔法少女たちはマジカル・カランビット(※ただの暗器にしか見えない)などの魔法武器を使った物理攻撃で敵と戦います。また魔力の消耗を抑えるため、彼女たちは銃の扱いや軍隊格闘術に習熟しており通常戦闘の能力も極めて高い。それゆえにテロリストとの戦闘の場面は激しいものになる。肉弾戦になることすらあります。魔法少女がトレーニングルームで汗を流す場面はなかなかシュール。視聴していても魔法少女ものを観ている感覚はあまりなくて、力と力のぶつかり合いが描かれる格闘漫画に近い作風になっています。

 荒唐無稽な設定のB級娯楽アニメらしく、エンタメ要素はやたら充実していて僕は楽しく観ることができました。特にこのアニメのマジカル〇〇ネタは面白い。美少女×ミリタリーは深夜アニメで人気の組み合わせですが、そもそもの組み合わせが歪であるためどうしてもシチュエーション的に無理のある場面が出てきます。「魔法少女特殊戦あすか」の上手い所は、ミスマッチな感じをあえて強調し、ネタとして笑いを取っている所ですね。魔法少女たちの武器にしろ必殺技にしろアイテムにしろ、設定上は魔力で強化されているということですがどう見たって魔法少女らしくない。それを「マジカル自白剤!」だの「マジカルスパンキング!」だの何でもマジカルをつけるバカバカしい演出で「それただの自白剤じゃん!スパンキングじゃん!こんなの絶対おかしいよ!」と観ている方の突っ込みを誘ってくる。これはなかなか楽しい。

 「マジカルファイブ」のリーダー、大鳥居あすかは良い主人公でした。あすかは過去の戦いで仲間(もともとはマジカルイレブンで6人が戦死した)と肉親を失い、PTSDを患っていて取り乱すこともあるのだけど、メンタルが弱いという魔法少女としての欠点であると同時に、人との繋がりを大切にする優しさがあるからこそ仲間たちから慕われ信頼もされている、という長所の両面からきちんと描けていました。それ程作画が良いアニメではないのですが、たまにマジカル作画カロリーロールアップ!が起こり要所要所であすかが凄くいい表情をしていたと思う。普段はクールでやや表情が硬いキャラなので、顔つきが変わる場面は印象に残りました。他の3人の魔法少女(アニメ化された範囲でペイペイはほとんど出番がありませんでしたが)もエロ格好よくてナイス。

 そして魔法少女といえば使い魔がつきもの。本作はサッチュウという黒いネズミ型の妖精が登場します。こいつがまたナイスなキャラなんですよね。魔法少女のサポート専用に生み出された妖精なだけあって極めて有能。基本は魔法少女の戦闘補助が役割なのだけど、小型の冥獣なら、どこから拾ってきたのかよく分からない武器を使い、自分でやっつけてドヤ顔をするくらい殺る気まんまん。サッチュウは殺チュウだったのだ!突然始まる「魔法少女まめちしき」コーナーも楽しかったし、ブサ可愛い見た目もお気に入り。笑いが取れるキャラはやはり魅力的ですよね。

 脚本に関しても、僕は悪いとは思わない。あすかが復帰するまでの流れは丁寧だったし、その心境を第9話で{netabare}「人は誰もが、自分だけの仕事を背負って生まれてくる。私は運よく…あるいは不運にも、それと巡り合ってここにいるんだ。他のみんなもな」{/netabare}とミアに代弁させたのはうまい。他にも例をあげると、{netabare}第5話であすかは敵の魔法少女アビゲイルに「指を落とされたくらいですごい顔するんだな」と煽り文句を放つのですが、後の第11話で片腕を失ってからも痛みに耐えながら戦う場面で有言実行してみせたり、同11話で「君は少女と思えないほど悲しい目をするんだな」という台詞と「あなた…本当に悲しい顔をするのね」という台詞のリフレインであすかとちさと、守るべきものがある者と無い者の差を表現するなど{/netabare}台詞を効果的に使って魔法少女の格好良さを引き出せていたと思います。

 あと地味なことだけど本作はモブの描き方が良い。軍人は魔法少女たちの絶大な力を認め畏敬の念を抱きながらも、年端もいかない少女を最前線に立たせることへ罪悪感を感じ、魔法少女に頼り切りになるまいと魔法戦への対処能力を上げようと努力をしている。そういった描写をすることで無茶苦茶な設定のフィクションにある程度のリアリティを与え、安っぽくなりすぎないように工夫していた点は評価できます。

 俗っぽいエログロバイオレンスアニメで正直言うと欠点も多いのですが、原作を最新刊まで読むくらいにはハマってしまいました。ただ暴力的な表現の数々はどうしても人を選んでしまう。ポリコレにやかましい最近の風潮に辟易している方も多いだろうけど、公安や自衛隊が捕虜に拷問を加えるなど、さすがに擁護できない場面もあって残念ながら他人にはお勧めできないかな。好きな人だけでこっそり楽しめばいい作品でしょうね。

・・・間違ってもコレを自衛官募集ポスターに使ってはいけませんよ!マジカル炎上なんてネタはもういいですから!

投稿 : 2019/04/06
閲覧 : 446
サンキュー:

21

北山アキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

笑いどころがあちこちあって好き

最後まで観て
毎回数カ所ある笑いどころ目当てで観てた。
本編のストーリーはそのための舞台という認識で楽しめた。

投稿 : 2019/04/06
閲覧 : 190
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

魔法少女物は好きですが…

プライムビデオにて最終話まで視聴済、原作はコミック2巻まで読みました。
魔法少女物は大好物ですが、
これは「うーん…」と言わざるを得ませんでした。

「OP、EDだけ」はかっこいいです。実際両CDまで買いました。
まどマギのようなシリアス系にしたかったのかなーと感じましたが
なんとも中途半端に終わってしまった感じ。

人類と冥獣との戦争、ディストニア戦争終結から3年。大戦の英雄だった大鳥居あすかは魔法少女を退役し、女子高生としての生活を送っていたが、ある日街でテロが発生し……。
という内容ですが…

{netabare} 黒幕もよくわからず、伝説の五人(マジカルファイブ)の1人、ペイペイは最終話でちょっと出てくるだけ。 {/netabare}

可愛いぬいぐるみが暴れてるから体がぶっ壊れようがやっつけろ、悪の手先はおっとり系魔法少女の1人が拷問するぜーという内容。

ただ、最終話は「俺たちの戦いはこれからだ」的な感じで
「続きが見たかったら原作読んでね」感が…。
まあそういう商法なのはわかってますけど、これではあまりにもアニメが残念すぎる。
作画は及第点レベル。

なーんとなく作画、脚本的にVenus Versus Virusに似てるなと思いました。

投稿 : 2019/04/06
閲覧 : 153

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まさに魔法少女特殊戦。ただし、グロ注意!

原作未読。最終話まで視聴。

「魔法少女」はともかく、何故「特殊戦」なんだろう?って思いながら視聴開始。
魔法戦アリ、武器戦闘アリ、肉弾戦アリとまさに何でもありのまさに「特殊戦」でした。

彼女たち魔法少女が各国の軍隊の特殊部隊に属しているとか、こういう設定は大好きですね。
魔法少女たちが各々、心に傷を持っているという設定も好印象。

かなりグロイ演出もありまが、最後まで面白く視聴出来ました。

投稿 : 2019/04/05
閲覧 : 1670
サンキュー:

27

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「私にナースが舞い降りた!」

原作ビックガンガン

粗削りで雑な設定だけどそんなに悪くない感じ
主人公あすかの武器「マジカル・カランビット」
カランビットナイフって明らかに接近戦闘用なのでアクション特化の魔法戦闘って事かな。

魔法少女特有のグロいシーンもあるので苦手な人には勧められないけど。
本当の評価は魔法少女が5人揃ってからかな。


視聴完了
今期のB級アニメの中でも特に面白かった。
つり目主人公「大鳥居あすか」、マジカルカランビットを駆使した接近戦闘はカッコいい。

その主人公を食ってしまったキャラ立ちで好きになった「夢源くるみちゃん」
マジカルスパンキング登場は爆笑、一部の特殊性癖の人にはご褒美マジカルかw
2期あったら見たいですね。



夢源くるみちゃん主人公にしたこんなアニメ見てみたい。

傷ついたマジカルファイブと一般市民を癒し、敵には容赦ない拷問を。
萌えとバイオレンスのコラボレーション

原作:まんがタイムきらら
製作:動画工房
「魔法少女特殊あすか外伝・私にナースが舞い降りた!」
妄想ですw。

投稿 : 2019/04/03
閲覧 : 289
サンキュー:

24

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

B級アニメはかくあるべし

魔法少女×ミリタリーをテーマにした作品。
見るからにB級臭が漂う低予算アニメながら、見せるべきところはしっかり制作されており自分的には最後まで楽しめた。

魔法少女を銘打ってはいるものの、銃やナイフを武器としているからあんまり魔法という感じはしなかった気がする。
「マジカルスパンキング」とか「マジカル自白剤」とか何でもマジカル付ければ許されると思うなってw
しかも結構シリアスなシーンに不意打ちで上述のパワーワードをブチ込んでくるもんだからシュール具合がとてつもない。
中盤以降に満を持して登場した敵方の魔法少女に至っては、果たしてどんな戦闘スタイルを見せるのかと思いきや、まさかのマジカル空手!
結局、肉弾戦かよー!
対するウォーナースくるみはブラジリアン柔術で反撃!
立ち技×寝技の総合格闘技マッチ開戦!
魔法少女とは一体!!?
いいよいいよ。こういうバカ展開最高!

そんなシリアスな笑いを体現してくれた意味で割と好きな作品になれた。
ただし、グロテスクな要素が多く含まれてることから万人に勧められるアニメかと言えば否。
特に4話の拷問シーンは、深夜アニメとは言えさすがにやりすぎで、なんの罪もない一般人の少女をあそこまで痛々しい惨状にしてしまうのは如何なものか。これはギリギリのところを攻めたというより完全にアウトだった。
一部のマニアにはウケるのだろうが、様子見の視聴者はあそこで切ってしまった可能性が高いかもしれない。
自分も正直言ってギリ踏み止まれた感じだった。
悪役が悲惨な目に遭うのは願ってもない展開だけど。

総評すると最初に言った通り、B級ではあるけどB級ならではのエンタメ要素を含んだ見て損はしないアニメという結論。(ただしグロ耐性無い人は×)
結末は"俺たた"エンドで尻切れトンボだったが、このアニメはこれで良いんだという清々しさがある。元々シナリオが面白くて視聴するような作品ではないし。
続きは連載中の漫画を機会があれば読んでも良いし無ければ読まなくても良い。
もしもアニメ2期があれば見たいかな…って、99%無いと思うけど。
記憶には残らないかもだけど1クール十分楽しませて頂いた。マジカル佳作。

投稿 : 2019/04/03
閲覧 : 226
サンキュー:

12

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ミ・ミ・ミラクル☆ ミクルンルン☆

原作:漫画 未読


感想

この作品も魔法少女ものなんですが、ちょっと無個性というか、無難な印象でした。
ただ、ちょっと所々グロイい描写があったのが個性的ではあったけどw
自分はグロイの別段問題ないので観れましたが、拷問とかで腕が切られたりするシーンがあるので、駄目な人はいそうですね。

キャラでは、ウォーナース☆くるみ が、最初観た時、ハルヒのくるみちゃんと被って見えたんだけど、自分だけかな?
可愛い顔してるのに、平気な顔して拷問できる彼女 めっちゃ怖いです。
あすかにベタ惚れで、百合の嫉妬が激しいッス ^^;

話的には、地冥界を撃退した大戦 ディストニア戦争から3年後らしく、その大戦では何人かの魔法少女が亡くなっている模様。
アニメの全12話では、魔法少女は誰も死んではいなくて、それはそれで良かったんだけど、僕的には過酷な戦いで、魔法少女が亡くなった大戦の方から観たかったかな。
その方がより感情移入できたと思うし、なにより、壮絶な戦いで倒れていく魔法少女がいた話の方がインパクトあって心に残ると思うので。
序盤は、女子高校生らしい日常系がちょこちょこあり、スロースタートだったけど、後半はバトル続きで目が離せなかったです。

雑魚以外のバトルはそれなりに緊張感あって〇

キャラデザに関しては、みんな身体がムチムチしててちょっと違和感ありました。
んで、みなさん巨乳という。。。(ハトムネに見えるんだよなぁ)
ちょっと個性的でしたね。

作品全体として突飛したものは感じれず、雑魚とかどこかシンホギアにも似てる所などあり、いろんな作品を集めた感あるけど、主人公がPTSDっぽくて悩み、魔法少女を続けるか葛藤するとことかリアルで良かった。
話としてはまずまずで面白かったです。

2期あれば観たいですね。
てかエピソードゼロ(ディストニア戦争)を見てみたいです。

主題歌では、OP&EDの両方とも◎
車で聴いてます。

投稿 : 2019/04/03
閲覧 : 201
サンキュー:

21

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

魔法少女。と油断してた

視聴理由 魔法少女系を見てみたかった

一話 まどマギ系ではないことを願う!おぅ。案外グロイ。まさか本当にまどマギ...?おぉ容赦ない

中盤 めっちゃ面白い。面白さがどんどん加速してる

最終話 魔法少女は何を思い戦っているのか

純粋な魔法少女ではなかった。けど普通に面白かった。主人公最強系ではない、魔法(もあり)バトル。魔法少女も普通の人なのに...opがかっこよかった。

良作

投稿 : 2019/04/03
閲覧 : 183
サンキュー:

10

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ(違

== [下記は第2話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
原作マンガは未読で、第2話まで視聴済みです。

かつてあすかの同僚で、あすかが自らスカウトしたらしい第二の魔法少女、ウォーナースくるみが出てきました。どうやらくるみと一緒に戦うときには、あすかがくるみを守ると約束したらしいです。

曰く、「約束、これからは守ってくださいね。私、強くないんです…。」

誰のというわけでもないですが、今後も作中でPTSD的な描写は多そうです。くるみの考え方が、魔法少女なのに軍人っぽいのは面白いですね。敵が弱すぎないのも良い感じだと思います。

第3話以降も楽しみです。
== [第2話まで視聴時レビュー、ここまで。] ==

2019.4.1追記:
第12話(最終回)まで視聴完了していましたが、レビュー更新が遅れていました。

さて、本作における「魔法少女を近現代戦における『戦力』として扱う」という視点はなかなか斬新だったと思います。もしかしたら『Re:CREATORS』にそういう視点はあったといえるかもしれませんが、そもそも魔法少女の戦闘がリアルな人の生死に直結する戦争の一部というあたりが本作の魅力の一つかもしれません。

自衛隊における「特殊作戦群」は存在は認められているものの詳細は明かされず、『GATE』など他作品でも時々名前は耳にするものの一般人にとっては都市伝説級の謎組織ですが、それ故にファンタジーとの相性は良いかもしれないですね。

そこに十代の少女が所属することは現実にはおおよそあり得ないわけですが、それを許す秀逸な作品設定の中で、魔法少女が実戦部隊として戦力に換算されているのはとても面白かったです。

中国のペイペイを除くあすか以外のマジカル・ファイブ(先の大戦の生き残りの魔法少女)の面々も、それぞれの国軍に所属し然るべき戦力として戦っています。そんな中で行方をくらませたペイペイもそれはそれで凄い(笑)。

そのような作中で唐突に出てくる「マジカル○○」(何にでも「マジカル」をつけて、さも特殊なもののように解説するネタ)が笑いを誘いました。「マジカルスパンキング」ってなんやねん(笑)!?

そして大好きなあすかに近づくものあらば瞬時に察知しさりげなく間に割って入る、そんなウォーナースくるみこと夢源くるみさんが大変魅力的なキャラでした…。

投稿 : 2019/04/01
閲覧 : 465
サンキュー:

33

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

魔法じゃ癒やせない退役魔法少女のトラウマ

原作コミックは七巻まで購読中。

私のような捻くれた大人が、
女児向けの魔法少女物やプリキュアなどの変身ヒロインアニメを眺めていていると、

この戦い、結界や街の自動修復が無ければ、凄惨な地獄が現出するのだろうな。
今のダメージ、無傷じゃ済まないでしょう?手足の一本、二本持っていかれるだろうな。
妖精だの精霊だのが助けを求めに来るなら、平凡なJC、JSだけじゃなく、
人間界の統治機構にも接触、外交を計ってくるのが筋だろうな。
悪の組織だって、世界制覇とか目論むなら、やり口がもっとエゲつないはず。

などと夢のない屁理屈をこねずにはいられませんがw

魔法少女×ミリタリーの化学反応を突破口に、
魔法少女を痛々しい現実に激突させた本作。
各国軍隊の殺戮兵器や戦場格闘技と融合した血生臭い魔法戦闘。
適宜、人質や薬物拷問や部位欠損攻撃や、あとは{netabare} キューブ死体{/netabare}とかw

そのクセ、魔法少女たちは三年前、中学生時代から概ね巨乳w
(これも{netabare}将軍様{/netabare}のご趣味なのでしょうかw)

などなどグロエロも時に大人の笑いに突き抜ける勢いでスパイスして、
幼児や親御さんが求めない方向に、色々なタブーを突き破ってくれて、
私はどうもありがとうございました♪としか言いようがありませんw


魔法少女出現による実社会との有形の摩擦だけでなく、
戦略兵器たる魔法少女の法的な位置付けなど、目に見えない軋轢の描写も果敢。
例えば{netabare}大立ち回りの後の報告書の山などに設定追及の成果がよく現れていると思います。
実際、自分たちのポジションを守るには事後の報告はかなり重要なのでしょうね。{/netabare}

加えて、やはり胸を打つのは、人間の心の脆さの表現に挑んでいること。
生死を賭けた戦いの連続に耐えられるほど人の心は頑丈じゃない。
ましてや、多感な思春期の少女ともなれば、
殺しの現場に居合わせただけでPTSDになったって全く驚けない。

傷つきやすい心は、魔法少女になったって容易に克服できるものじゃない。
彼女たちの口から出るのは、ハードボイルドや暗殺者物なんかで、
オッサンが溢す、人生訓に匹敵する重々しさ。
({netabare}「中学生の時、一生分戦った!」{/netabare}とのあすかの台詞なんかに
苦難の半生が滲み出ています)
それでも私は……と言う辺りに本作の真骨頂を感じました。


好きなキャラは夢源 くるみ こと、ウォーナース☆くるみ。
守ってあげたい回復癒やし系のロリ巨乳なお姉さんと思いきや、
主人公あすかへの思慕も重たいw
彼女もまた魔法少女として、それ相応の業を背負った人間でした。

“伝説の五人(マジカル・ファイブ)”の中では{netabare} 汚れ仕事担当。
拷問の安定感に定評があるJKなんて中々聞きませんwウォーナース様マジ天使ですw
(それと{netabare}随分ステキな犬を飼われているようでw{/netabare}){/netabare}

くるみも、傷つきやすい、あすかを励ます良いことをたくさん言っているはずなのに、
裏の顔を知ってくるにつれ、段々、感動的な正論が場違いに思えてくるのが辛いですw


劇伴は一曲、一曲は凡庸に感じましたが、テーマとなるメロディーを決めて、
戦闘、日常などあらゆるシーンで使い回していくことで、
作品の一体感を高めていく堅実さは好感しました。

ド派手なオーケストラや、挿入歌もあるに越したことはないのですが、
束になって盛り上げていくことも大切だなと、
魔法少女単体による無双だけじゃない、軍人らとの集団共同作戦も眺めつつ、
改めて劇伴の在り方について考えさせられました。


そして、何よりnonocさんが歌うOP主題歌がシビれました。
一瞬、川田まみさんが再臨されたのかと、
I'veサウンド全盛期を忘れられない私の胸はときめきました♪
これは楽曲を担当した作詞・川田 まみ&作曲・中沢 伴行 夫妻の創作も捗りますね♪


2期は日本の防衛、治安組織同様、人員十分とは言えない作画兵団なども見る限り、
まずないだろうな~との印象ですが、
原作にはまだ続きがあって、さらにリアルにややこしい紛争に首を突っ込んでいくようなので、
今後も“もっとひどい戦争”の行く末を追い掛けていこうと思います。

投稿 : 2019/04/01
閲覧 : 325
サンキュー:

26

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

春が来ちゃったので<54>

2話まで視聴。
初回視聴後に原作を読んでみて、軍事方面のリアルに寄せてくでもなく、とっぴな魔法一辺倒でもなく中庸のそこそこな話だなぁという感想になり、視聴優先度下がったまま春が来てしまった。
評価は低くないんだけど、特に尖ったとこもないので漫画のスジをアニメでまた追い直す気になれなかったといったところ。

チャゲは戦死かな<54>
1話視聴。
まじかるーな敵は倒したので、魔法少女を治安・軍事に活用していこうってな流れ。
・・・なら面白そうなんだけど、通常武器に対して無敵っぽいので結局魔法少女同士で戦ってくことになりそう。
主人公がつり目という珍しめのキャラデザではあり。

投稿 : 2019/04/01
閲覧 : 175
サンキュー:

3

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:----

魔法少女より特殊戦のイメージが強い

若干グロい魔法少女アニメ。
不思議と魔法少女と言うイメージがないですw
あまり魔法と言う程魔法のイメージもなかったように思いますw
昔、1巻だけコミックスを読んだことがあるんですが、内容を覚えてません。
そんな感じで視聴開始…戦闘シーンは中々面白く見応えがありますw
ただ、内容は残酷で辛い描写もわりとありそう言うのが苦手な人には合わないかもしれませんね。

投稿 : 2019/04/01
閲覧 : 209
サンキュー:

10

ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

受け入れる人がかなり限定されそうな作品

この作品紹介の前に、どういう人に向いてるかをちょっとだけ。

【向いてる】
・警官や自衛隊、一般市民が次々と死ぬのが見たい
・戦って血だらけになる女の子が見たい
・女の子の下着姿を見たい
・拷問されているシーンを見たい
・マジカルスパンキングを見たい

こんな感じですね?

次に早速作品紹介を。
地冥界(ディスアス)の侵攻があったが、精霊界(フェアト)の協力の元、魔法少女なるものが生まれ、何とか侵攻を阻止。最初は11名いた魔法少女も生き残ったのは5名。その5名を『マジカルファイブ』と呼ぶ。
それから3年後、
というところから、物語が進みます。

簡単な内容。
地冥界だの精霊界だのと複雑な設定はありますが一言で表すなら「異世界」です。
そして、3年を経て戦いから退いた主人公『大鳥居 あすか』だったが、身近な人を巻き込みたくないから戦わないと考えていた。しかし、当時一緒に戦っていた『夢源 くるみ』から、大事な人を守りたいなら戦うべきだと言われ、戦線へと復帰。

一体何と戦っているのか?
良く分かりませんけど『非合法に作られた魔法少女』という名の『バベル旅団』という組織と戦う事になります。
この作品ではどうやら、魔法少女は合法じゃないとダメなのかな?謎い!!

以下ネタバレとか何とか色々。
{netabare}
【マジカルファイブ】
[あすか]近接武器での近接戦闘特化。
[くるみ]回復・防御魔法担当で、薬品攻撃が可能。
[ミア]アメリカ人。銃での遠距離攻撃が得意。
[タマラ]ロシア人。火炎放射器のような範囲攻撃が得意。
[ペイペイ]中国人。3年前と外見が変わってしまって、本作品ではあまり活躍が無かった。

【戦争】
バベルの旅団の団長は、戦争をするのが目的っぽいような台詞を言います。
そして非合法に魔法少女を作り出し、しかも地冥界とも関係を持っているので、過去の大戦の化け物をも使ってくる。
化け物は一見、巨大ぬいぐるみですが、魔法少女と同じシールドを展開可能。しかもかなり狂暴です。
一方地球側も、過去の大戦から何もしてなかった訳ではなく、対魔法用の武器や兵の強化を行っており、自衛隊やM班と呼ばれる特殊班も活躍するよ!!

敵を捕虜とし、何を目的としているか吐かせる為に拷問をします。結構します。かなりします。
そして拷問担当は、回復魔法が得意なくるみちゃん。ダメージを与えては回復させる事が可能。
そんなくるみちゃんですが、自分を救ってくれたあすかを女神と崇拝し慕っており、行き過ぎた愛をお持ちのようで素敵だっ!!

沖縄戦では、マジカルファイズの『ミア・サイラス』や『タマラ・ヴォルコワ』という人とも一緒に戦うので、バトルシーンはかなり見応えがありました。
{/netabare}

時々息抜きという感じで、小ネタが入っていますが、特別面白いという訳ではありません。淡々と戦うだけは飽きてしまうからという感じで、入れてきたんだと思います。
なので、バトルと日常のバランスは良く出来ていると思いました。
戦っている人や巻き込まれた人の心理面も上手く表現されているので、苦手意識がなければ楽しめる作品だと思います。

かなり受け入れてくれる人が限定的な作品かなと思いました。
個人的にはかなり楽しめたので、続きが気になります。

投稿 : 2019/04/01
閲覧 : 197
サンキュー:

17

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

[簡単な感想]引退を考えていた魔法少女が魔法少女を継続するお話かな。(第12話まで視聴済)

12話まで視聴終了記念書込
原作その他の事前情報なしで視聴を開始終了しました。
ヒロインキャラ絵が男子専用のEcch系です。個人的にメインヒロインのビジュアルはとても好みです、そんなこと誰も訊いていませんねw。他の萌え系作品との大きな違いは、猟奇系なことです。他にはメインヒロインが過去に仲間を失ったことがきっかけでトラウマを持っていて、戦闘でそれ以上仲間を失いたくないとパニックになるところが、特徴的です。
 お話は、敵対勢力と対峙したまま終わりました。次期作があれば、たぶんそこからになる思います。
 ワタシ的に猟奇系は苦手なので、視聴をどうしようかかなり迷いましたが、何とか完走できました。4話の他に戦闘員以外の猟奇シーンがあれば、無理だったかもしれません、なくてヨカッタでしたw。


--以下感想纏め用ワタシ的メモ--
2回目も視ました。
職業wウォーナースの新キャラが出てきました。
チョットE系ビジュアルな女の子たちが敵を爽快にやっつけていく、そういう系統なのかなと思っています。それならキャラ絵とかキャラの性格とかお話のテンポとかが気になってくると思います。

4回目まで視ました
明るいトーンの話と暗いトーンの話を混ぜた話はあまり私的に好きではない。特に不条理を感じる場合は嫌いだ。一般人の拷問シーンとか早送りで視ても、不快なことには変わりはない。

機会があったら視聴を再開することにして、それまで視聴中断にします。
と言う訳で機会を見つけたので視聴再開し、残りも全話視ました。

投稿 : 2019/03/31
閲覧 : 235
サンキュー:

13

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

結構

グロ注意。最終回が「流し」回とは意外。

投稿 : 2019/03/31
閲覧 : 185
サンキュー:

5

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんか 続きがありそうですね

なんか 続きがありそうですね
なんか 無理して グロ感出してる感じが否めない

まどかマギカみたいになっていくのを 期待してたんだけど・・残念

投稿 : 2019/03/31
閲覧 : 159
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ほどほどにエログロ

4話の拷問?シーンで結構攻めた描写してたのが良かった
魔法少女というならば変身バンクはほしかったかな

投稿 : 2019/03/31
閲覧 : 125

猫耳サイクロップス さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

マジカル戦争

マジカルスパンキングが全てを持ってったアニメ。
なんでもマジカルつければ許されるとおも(ry

魔法少女モノだけど結構エグい。そしてちょっと目が怖いキャラデザ。
そして胸もでかい。

総評:
「本格的に敵と戦う魔法少女。なかなかおもしろかった」

投稿 : 2019/03/31
閲覧 : 138
サンキュー:

5

70366 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

マジカルスパンキング!が印象的なアニメ。

投稿 : 2019/03/31
閲覧 : 177
サンキュー:

6

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

大人の魔法少女もの

特殊戦と表記されている通り戦闘シーンではグロテスク表現あり百合感強めそういう描写も出てきます。大人の魔法少女ものと書いたのは友情、絆がメインの魔法少女ものとは違うからです。
 少女たちは魔法で戦闘していますが、心理描写がリアルで少女たちも十代の高校生であること、戦場に向かう葛藤などが物語が進むにつれわかってきたので、あすかたちの気持ちが素直な気持ちがわかってよかったです。
 ただ胸がやたらと強調させられていたり、戦闘服がきわどいものだったりと男性向け要素も多かったのが残念です。

投稿 : 2019/03/30
閲覧 : 201
サンキュー:

4

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

意外と楽しく視聴出来たけど・・・ 残念賞、かな?

最初から作画が結構残念だったりしますし、
台詞(脚本)にも構成にも、
いろいろ気になるところはあるんですけど。

それでも結構、楽しく視聴してたんですけど。

最近ダークファンタジー寄りに好みが変わってきたんで、
拷問とか残虐シーンとかはOKなんですけど。
でも、あまりにたびたび出て来る拷問シーン、
これ、もう制作者の趣味まる出しwww


戦闘で、変な巨大ぬいぐるみみたいな敵が出てくるのはガッカリだけど、
基本的には、人間対人間の戦闘が、暴力組織だったり、自衛隊も絡んでの実戦として描かれるのは、いいと思います。

魔法少女ものって、対敵魔法もターゲットになる敵も
訳のわからないぼんやりしたものってことが多くて、
それが嫌で、見続けられないパターンが多いんだけど、
軍事行動とか非合法組織の抗争としてちゃんと戦闘してる。
これ、私には大事なポイントです!

それと、主人公あすかが、魔法で強化とかはしてるんでしょうけど、
武器がナイフで戦闘スタイルが近接戦闘っていうの、
すごくいいです。
超遠距離魔法や呪いみたいな戦い方って、
戦闘っぽくなくて嫌じゃないですか?!

戦いなんだから、消滅したりしないでしっかり骨身を削ってほしい。
そこが私にとって大事なことだった訳です。


でも何か、見終わってみると、
残るものが無さすぎる。
友人や、血のかよったキャラとして描かれる敵側の魔法少女。
結構イージーに快復させてしまってますね。
ああいうところで理不尽な現実をさらけ出してくれないと、
戦っていることの重さ、感じられないです。

最後になってようやくキャラが勢揃い!って・・・・・・
評判さえよければ2期も。
って目論見でしょうけど。
正直、このレベルの演出、脚本、作画では、
ちょっと厳しすぎるって思います。

投稿 : 2019/03/30
閲覧 : 327
サンキュー:

27

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

魔法少女=物理?

放送前に過剰にCM打っていた割には…
注目キャラは主人公のあすかではなく、
くるみ一択!

11話~12話
{netabare}
バベル旅団の団長って、声優変えているけど、
元リーダーのフランシーヌなのかな?

俺たちの戦いはこれからだ!エンドだけど、
マジカル・ファイブより、凄い素材が的な対象って、
メガネの方かな?

2期はないだろうから、分からずじまいだけど…
{/netabare}

10話
{netabare}
全体的に薄っぺらい。

魔法少女なんだし、魔法使って欲しいな…
みんな、兵器とかね。

中華な魔法少女は出るのかな?
OPだけ出て終わりとかはないよね?
{/netabare}

9話
{netabare}
タマラと精霊界の将軍もガチ勢とは、
もはや魔法少女ではなく、百合モノではないか…
{/netabare}

8話
{netabare}
ストロングゼロとヨルムンガンドのヨナ、風評被害回。

魔法少女というより、殺戮者だよね、このアニメの魔法少女。

くるみは、ガチ勢+拷問担当だったのも闇が深すぎる…
{/netabare}

7話
{netabare}
あすか、仲間が死ぬことにトラウマがある模様。

ロシアのマジカル・ファイブとは、
次回、遭遇でもするのかな?
{/netabare}

6話
{netabare}
焼き鳥が粘土みたいな形だったり、
万策尽きてきたのかな?

この回は、くるみガチ勢さんが面白かっただけに、
作画頑張ってーと…

一方、テロリスト vs ミア・サイラスで、
マジカル・ファイブしか知らない合言葉が鏡に書かれてたけど、
EDとか見る限り、みんな仲間になりそうだから、
やはり死亡したとされている6人の内の誰かが首謀者なのかな?
{/netabare}

5話
{netabare}
敵が女王様と呼んでいるのが、
元魔法少女で死亡した6人の内の1人の様な気がしてきた。

牧野の記憶は1週間分消されたけど、
あすかが欝になっていくのかな?

しかし、魔法少女というよりは、魔法が少ないような…
{/netabare}

4話
{netabare}
グロ注意、拷問回

牧野の左腕が…欝展開まっしぐら?
{/netabare}

3話
{netabare}
くるみの闇が深い…

3人目の魔法少女が冒頭に出てきたけど、
次回合流するのかな?

個人的には、牧野が捕まっり、拷問→死亡で、
欝展開はいやだなーと。
{/netabare}

2話
{netabare}
あすか最低だなー
くるみをマジカル・ファイブに誘っておいて一抜けとは…

くるみも、あすかと再開後、
同じ高校に転校してくるとは中々濃いキャラというか闇が深そう。

悪い魔法少女と言っていた「女王」は、マジカル・ファイブの
誰かなのか、先代もしくは、9人だった頃の残りの4人の誰か?
{/netabare}

1話
{netabare}
冒頭5分ぐらいで、第一部完!!

そこから、3年後…2期が始まる。
そして、1話で、俺たちの戦いはこれからだ!終わり。

魔法少女9人いて、冒頭で姿も見せず4人アウトとか、
そもそも、攻撃に魔法使っていない気も…
説明不足な気がする。
{/netabare}

投稿 : 2019/03/30
閲覧 : 781
サンキュー:

7

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とってもハードな魔法少女の戦い

魔法少女と呼ばれる特殊能力を持つ少女達と異世界からの侵略者の戦いが終わった後の話。
生き残った魔法少女たちは、普通に暮らしているが、現世に犯罪やテロが後を絶たない。
かつての異世界の特殊兵器を用いた犯罪組織が活動するにあたり、再び魔法少女たちが立ち上がる。

かわいらしいぬいぐるみが巨大化し、町を襲って人間の首を引きちぎる。魔法少女が自前の武器を用いて犯罪組織の人間の手足を切断し、あげくに拷問して組織の情報を引き出す。
まるで人間の暗部をえぐるようなシーンのオンパレード。精神的にやばい雰囲気が画面からあふれている。ついでに結構ギリギリなレズ描写もあったり。

発生する犯罪が普段ニュースで目にするような感じなのが恐怖を誘う。
平和そうに見える世界でも、すぐそばに血塗られた世界が広がっているという恐怖を味わうことができる。
好き嫌いの分かれる作品に思われるが、私は好きだ。
ついでに滑りまくっているギャグもすがすがしくて良かった。

OP,EDにも描かれている5人目の魔法少女、最終話まで出演しないんだね。特段活躍するでもなく終わってしまった。
これから本当の敵との闘いが始まる・・というところでの1クール終了。2期を狙っている作りだが、どうなんでしょうね。

それにしてもキャラデは何とかならなかったのか。敵も味方もモブも同じような顔で、見分けがつかない。この手のシリアスな話の展開で、キャラの見分けができないのは致命的。
キャラの描き分けと不安定な作画を改善できれば、もっと評価されるんじゃないかな。狙っているところは良いと思いました。

投稿 : 2019/03/30
閲覧 : 182
サンキュー:

12

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

死線くぐった百戦錬磨の魔法少女の後日談

第1話「帰ってきた魔法少女」
第2話「日常と戦友」
第3話「もっとひどい戦争」
第4話「バベル旅団─交戦開始」
第5話「極めて現実的な対処法」
第6話「星に願いを」
第7話「魔法少女特殊戦開発部隊」
第8話「きっと素敵な魔法少女に」
第9話「地獄の蓋」
第10話「それぞれの死闘」
第11話「魔法少女たちと美しきこの世界」
第12話「もしもこの戦いが終わったら」

投稿 : 2019/03/30
閲覧 : 243
サンキュー:

2

ネタバレ

まぎあ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

中途半端に感じる

5話で断念。微妙に救われて、微妙に救われない感じ。
トラウマをあすかやメガネの子と一緒に少しずつ克服していく展開か、記憶を消すならあすかとの思い出全部消えるくらいの勢いで良かったと思う。希望も絶望も中途半端
戦闘時のbgmは好き。戦闘シーンも作画の割には十分かっこよかったと思う

投稿 : 2019/03/11
閲覧 : 176
サンキュー:

3

dbman さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

まだタイトルなし

原作:漫画/ジャンル:魔法少女・アクション/アニメーション制作:ライデンフィルム/平均満足度は暫定値(第4話まで)

原作は未読。タイトルにもあるとおり魔法少女が主人公の物語ながら、魔法を使えるのはなにも魔法少女に限ったものではないよう。

主人公・あすかに関しての戦闘スタイルは、ほぼ身体能力の高さで戦っているようにも見えてしまったことも否めず、あすかに魔法いらなくね? なんて感じてしまった。っていう突っ込みをしてたら楽しむことができない作品かもしれない。

キャラデザにクセがあったり、ちょっとしたグロ描写や拷問なども登場するので、苦手に感じてしまう方も少なくなさそう。一方で、日常パートは明るいものとなっていたり、エロを意識したシーンや水着回によるサービスシーンもあったりします。

第4話まで視聴した率直な感想としては、作画や演出面も秀でたところがなく、物語としても普通といった印象。ただ視聴を断念してしまうほどつまらないというわけではないし、先が気になるような次回への引っ張り方だったり、何人かお気に入りの声優さんも出演しているので一応は視聴継続しようと思います。


▼キャスト
大鳥居あすか:洲崎綾
夢源くるみ:関根明良
ミア・サイラス:松井恵理子
与那嶺ちさと:竹達彩奈
牧野希美:高橋李依
羽田紗綾子:橋本ちなみ
タマラ・ヴォルコワ:M・A・O
ラウ・ペイペイ:日笠陽子
サッチュウ:菊池こころ

投稿 : 2019/02/04
閲覧 : 213
サンキュー:

14

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

魔法少女。。その後

公式のINTRODUCTION
{netabare}
伝説。神話。魔法――。科学の発展とともに忘れ去られた、もう一つの世界と、人類はついに邂逅を果たす。だが、その再会は幸福なものではなかった。 地冥界より侵攻する化け物は、現用兵器の多くを無効化し、人類の運命は風前の灯火と思われた。だが同じく地冥界に苦しめられていた、精霊環境条約機構の助けにより、人類は起死回生の一手を手にする。

魔法少女である。

強大な魔力を手にした少女たちは、心身に多くの傷を負いながらも、人類を勝利に導き、ついに大戦を終結させる。しかし、それさえも、新たな戦いの始まりに過ぎなかった。国際犯罪、無差別テロ、内戦、紛争……。魔法少女の戦いは終わらない――
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:深見真、刻夜セイゴ
掲載誌:月刊ビッグガンガン(スクウェア・エニックス)
監督:山本秀世
シリーズ構成:深見真、海法紀光
キャラクターデザイン:鈴木陽子
サブキャラクターデザイン:Cindy H.Yamauchi、早川加寿子
銃器デザイン:氏家嘉宏
プロップデザイン:宮川治雄
美術監督:高大浩(アトリエローク07)
美術設定:川口正明(アトリエローク07)
色彩設計:岡亮子
撮影監督:髙津純平
撮影監督補佐:佐藤哲平(旭プロダクション)
編集:長谷川舞(editz)
音響監督:岩浪美和
音楽:R・O・N
アニメーション制作:ライデンフィルム
製作:「魔法少女特殊戦あすか」製作委員会
{/netabare}
キャスト{netabare}
大鳥居あすか:洲崎綾
夢源くるみ:関根明良
ミア・サイラス:松井恵理子
与那嶺ちさと:竹達彩奈
牧野希美:高橋李依
羽田紗綾子:橋本ちなみ
タマラ・ヴォルコワ:M・A・O
ラウ・ペイペイ:日笠陽子
飯塚義明:乃村健次
サッチュウ:菊池こころ
{/netabare}


1話ずつの感想


第1話 「帰ってきた魔法少女」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
人類と冥獣との戦争、ディストニア戦争終結から3年。大戦の英雄だった大鳥居あすかは魔法少女を退役し、女子高生としての生活を送っていたが、ある日街でテロが発生し……。
{/netabare}
感想
{netabare}
街が冥獣におそわれるところに魔法少女アスカがあらわれて退治。。

それから軍隊でもかなわないラスボス相手に
仲間を何人もなくした魔法少女たちがラスボスとさいごのバトル。。

ってゆう、前のおはなしの総集編みたいのがあって
3年後のおはなしになって


魔法少女を引退したあすかがふつうの女子高生になってて
保護者になってもらってる軍の隊長に
魔法少女にもどらないか?ってさそわれるんだけど
親が敵に殺されたりする悲しい思いを、もうしたくないあすかはことわったの

でも、友だちができて
その子がテロでおそわれそうになって
また戦いはじめた。。

ってゆうところで終わり



大きすぎる目のキャラデザはあんまり好きじゃないし
1話目から止め絵が多いのは気になったけど
にゃんはバトルシーンが見たいわけじゃないし
作画はくずれなかったからよかった☆


「グリムノーツ」でも思ったけど
おはなしってハッピーエンドで終わるの多いよね?

でもふつう、そのあとに何もおきない、なんてなくって
今回のおはなしって、そうゆう、そのあとのおはなしを描いてて
共感できてよかった。。

ときどきグロいシーンは出てくるけど
気もちが伝わってきたのはよかったって思う。。


いちお来週も見てみるけど
このあと、バトルメインになって
ただの殺しあいにならなかったらつづけて見るかも?
{/netabare}
{/netabare}
第2話 「日常と戦友」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
再び魔法少女へと変身し、テロリストから友人を守ったあすか。そんな彼女へ、同じマジカル・ファイブだった夢源くるみの情報が入る。彼女は今もなお、戦いを続けていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
テロにおそわれた紗綾子はPTSD気味だけど
何もできなかった。。って思ういい子

希美のお父さんは警察庁の事務官って言ってるけど
ホントはテロリストの拷問担当みたいな感じ。。


それでおはなしは、テロリストグループに、悪い魔法少女たちが手を貸して
新しい事件がおきてる、ってゆう感じみたい

今回は、それで新しい魔物が街をおそってきて
自分の友だちを守ったりする以外は戦いたくない」ってゆうあすかに代わって
くるみってゆう、ナース系魔法少女が1人で戦ったんだけど負けそう。。

実はくるみは、あすかがスカウトした魔法少女で
そのとき「私は弱いから、守ってくださいね」って言われてて
今回もあすかはくるみを守るために戦ったの。。


そして、連絡先を教わったって思ったら
さっそくあすかとおんなじクラスに転校してきちゃった。。
ってゆうところでオシマイ^^


コメディパートはおかしくっていいんだけど
ちょっと血を出しすぎでグロい。。
あと、ユリっぽいかな。。

男子が出て恋愛要素とかあると、ちょっと深いおはなしになりそうなんだけど
このままだとただのグロユリ魔法少女になりそう。。
絵もビミョーだし。。

いちお来週も見てみるけど。。
{/netabare}
{/netabare}
第3話 「もっとひどい戦争」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
転校してきたくるみを迎え、あすかは友人たちとプールに遊びに行くことに。魔法少女としての戦いの日々から遠ざかり、穏やかな日常に浸るあすかであったが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
くるみが来て、日常系のおはなしで
4人でプール行ったりしたけど
そんな中でも紗綾子はPTSDに負けないように自分で訓練しようってして
高い飛び込み台から飛びこんでみたりしてる

でも、あすかは自分のまわりの人を失いたくないから
戦いたくないって思ってて
くるみは、失いたくないんだったら、戦わなくっちゃ、って思ってる。。


そんな中、テロの取り調べをしてるお父さんの関係からか
希美がテロリストたちにさらわれて。。
ってゆうおはなしで

気もちは伝わってくるんだけど
グロいシーンを出しすぎだと思う。。

たぶん、つかまった希美もひどいことされそう。。


見てると苦しくなってきそうだから、にゃんはここでやめちゃうけど
好きな人ゴメンナサイ。。


{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2019/01/27
閲覧 : 547
サンキュー:

27

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

妄想の二乗

怪物との戦闘が終結してお役御免になった魔法少女が、不正規戦の戦闘員として再就職する。

またもや「汚い」殺し合いを強制される「魔法少女」ものだが、「魔法」は「汚い戦争」に参入する動機づけのギミックでしかないようで、人間同士の国際関係であるテロや紛争を、異生物と戦う「魔法戦」と同一視させる思考停止の道具として導入されている。

うまく嵌まれば架空「世界」を強固に構築する効果的なギミックだが、いかんせん描写される「世界」の薄さが裏切っているようだ。

超法規的な「拷問」や、おそらく議会での審問やしかるべき報告義務を免除されていると思しき「特殊部隊」の不正規市街戦は、作中の「テロリスト」の存在によって正当化されている。
が、どこかの自称国際政治学者が主張していた、彼女の脳内にしか存在しないスリーパーセルとやらをそのまま映像化したような「テロリスト」の造形は、とても「世界」の構造を支えて背負って立つだけの強度があるようには見えない。

兵器を備蓄したアジトに集結して活動する、およそ現代のテロやゲリラ活動の教本には見られない「テロリスト」のテロは、ニュルンベルク裁判でゲーリングが主張したような、国民を好戦気分へ誘導する「敵」としての役割を割り当てられているハリボテのようにも見えてしまう。

対「テロ」への好戦気分とは、「日常」を守る不正規戦の「軍隊」への無条件の権限委譲として、「無辜」の市民の間に醸成される。

「無辜」の市民の「日常」は絶対に守らなければならない、という「言い訳」が、警察/軍隊による「拷問」の黙認や「審問」の回避を条件にした市民生活への「支配」の強化と、一方的に「守ってもらう」立場に固定される「無辜の市民」による支配の自主的な「承認」を生み出す。

「軍隊」と「市民」の、「支配」を軸とした抑圧の相互強化の構造を根本で支えるものが、本作では「テロ」だ。
テロという「敵」がある限り、ゲーリングの言う通り、軍隊はどこまでも戦闘のフリーハンドを獲得するし、「無辜」でありたい市民の欲望が、それを承認し続けることになる。

そうした難問を支える「テロ」が、自称学者の妄想的なスリーパーセルを模しているに過ぎない脆弱さは、しかし、エンターテインメントの舞台として致命的というわけではない。
別に政治論文ではないのだから、エンタメの設定が非現実であったところで欠点になるはずもない。

どうにもついて行きかねる「薄さ」は、この「エンタメ」性の方にある。



聞くところによると、銃マニアの中学二年生は、「テロリスト(強盗、暴漢、etc)に占拠された学校(教室、体育館、etc)を、銃を手にしたボクが解放する」という妄想をするのが定番であるらしい。

子供らしい英雄願望とは違うのは、この妄想を釣り支えている支点が、銃の取り扱いや戦闘射撃に関する知識であることだ。

「一般人」が知らない危険で強力な「銃」というものに関する知識を持っているボクだから、無知な「みんな」を救う=承認される=支配的に上に立つことができる。
要するに、「みんな」の上に立ちたいマウント願望のために、自分だけが持っている(と思い込んでいる)銃の知識が役立つ設定を妄想しているという事なのだろう。

本作の「薄っぺらい」印象は、こうした「妄想」の類型性が透けて見える「芸の無さ」に起因している。

特別な「力」を駆使して無力な「みんな」を護る物語は、多かれ少なかれ、この妄想の類型ではある。
が、自覚的な作品では、こうした承認欲求を隠蔽したり一般化して展開する、何らかの仕掛けや「芸」が発揮されているものだ。

銃マニア中二的な支配欲を実現する舞台として、そのまま軍隊依存の「世界」を引き寄せる芸の無さ。
しかも、「一般人」は知らない(ボクだけが知っている)銃の知識に重ねるものが、バカな「一般人」は知らないスリーパーセルの危険な「実態」、といったネットde真実の「妄想」を模していることが、マウント欲求全開の安っぽさを発散する。
製作者がこの「妄想」を信じているとか言いたいわけではない。「もっともらしさ」を構築する代わりに、安易に「妄想」を模写して済ませる姿勢が「安い」のだ。

「無辜」の市民を護る戦いに見せようとしながら、実はそれは見せかけで、護るという体裁で支配力を担保するために市民を「無辜」=無力に留めておく戦いなのだと、中二妄想が露骨に透けて見えてしまうのは、この「芸の無い」安さのせいだ。

「魔法少女」という設定も、宿命的に「戦い」に参加「しなければならない」という「言い訳」を用意することで、戦闘の動機が妄想の充足であることを隠蔽する装置に過ぎない。

作品の成立動機が承認欲求である隠蔽装置として「魔法少女」を使えば、説得的な「世界」や動機づけの構築をキャンセルできる、という思い違いが、この薄い「安さ」を生み出してしまっているようだ。

いくらなんでも、この「特殊戦」を見て魔法少女が市民を護る自己犠牲だと思い込むほど、視聴者は「安く」は無いと思えるのだが。

投稿 : 2019/01/26
閲覧 : 282
サンキュー:

6

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

意外に悪くありません♪(2話まで視聴して)。

※★の評価は暫定的なものです。最後まで見終えてから再度つけなおす予定です

>1話まで視聴して
本当は見る予定なかったのですが、今期があまりに不作の様相を呈しているため
とりあえず片っ端から視聴してみたところ、本作がひっかかりましたw。

なんか便乗商法?とも疑われかねない、この「魔法少女」タイトルw。
あえて、自ら突っ込んでいくそのスタイル。嫌いじゃありません^^。

キャラデザは正直、好みではありません><。
でもなぜかこの荒削りなデザインが動いていると、なぜか心も動かされてしまっています♪。

某作品を習ってか、グロ描写も入れてきているため
おそらく、親しくなった人間関係もおそらくそうなってしまうんだろうなあ・・とは
思いつつも、とりあえず視聴継続してみたいと思います(思うツボ?)。

---------------------------------------------
>2話まで視聴して
意外に悪くありません♪。
1話の感想時に書き忘れてしまってた某キャラの○ース武器w?。
2話で出番増えてて密かにうれしいです^^。

まだまだメインキャラ増えてくれそうですね!。
←なんかそのまま格闘ゲーム化できそうなデザインだけどw。

作画は、荒削りな感じが逆にいい味出してる気がします!。
今期は特に他作品で3DCG?が増えてしまっているせいか
若干崩れ気味の荒い感じの作画に、ほっとしてしまうのかもしれません^^。

OP曲もいい感じですね。

★の評価UP&継続視聴確定となりました。

投稿 : 2019/01/20
閲覧 : 254
サンキュー:

15

次の30件を表示

魔法少女特殊戦あすかのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
魔法少女特殊戦あすかのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

魔法少女特殊戦あすかのストーリー・あらすじ

21世紀。人類は遂に他の知的生命体との接触を果たす。しかし、その出会いは幸福なものではなかった。地冥界より侵攻する化け物は、現用兵器の多くを無効化し、人類の運命は風前の灯火と思われた。だが同じく地冥界に苦しめられていた、精霊環境条約機構の助けにより、人類は起死回生の一手を手にする。魔法少女である。強大な魔力を手にした少女たちは、心身に多くの傷を負いながらも、人類を勝利に導き、ついに大戦を終結させる。しかし、それさえも、新たな戦いの始まりに過ぎなかった。国際犯罪、無差別テロ、内戦、紛争……。魔法少女の戦いは終わらない――(TVアニメ動画『魔法少女特殊戦あすか』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年冬アニメ
制作会社
ライデンフィルム
公式サイト
magical-five.jp
主題歌
《OP》nonoc『KODO』《ED》GARNiDELiA『REBEL FLAG』

声優・キャラクター

洲崎綾、関根明良、松井恵理子、竹達彩奈、高橋李依、橋本ちなみ、M・A・O、日笠陽子、乃村健次、菊池こころ

スタッフ

原作:深見真/刻夜セイゴ(掲載 月刊『ビッグガンガン』スクウェア・エニックス刊)
監督:山本秀世、シリーズ構成:深見真/海法紀光、キャラクターデザイン:鈴木陽子、サブキャラクターデザイン:Cindy H.Yamauchi/早川加寿子、銃器デザイン:氏家嘉宏、プロップデザイン:宮川治雄、美術監督:高大浩、美術設定:川口正明、色彩設計:岡亮子、撮影監督:髙津純平、撮影監督補佐:佐藤哲平、編集:長谷川舞、音響監督:岩浪美和、音楽:R・O・N

このアニメの類似作品

この頃(2019年冬アニメ)の他の作品

ページの先頭へ