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「アルテ(TVアニメ動画)」

総合得点
72.1
感想・評価
270
棚に入れた
912
ランキング
1178
★★★★☆ 3.5 (270)
物語
3.5
作画
3.5
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

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アルテの感想・評価はどうでしたか?

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

女性が社会で活躍するためには…

【総合評価】☆☆
 16世紀初頭のフィレンツェを舞台に、当時はほぼ皆無だった「女性の画家」であるアルテの頑張りを描くアニメ。ただし、その描き方は類型的で、女性が社会で活躍するためには何をすべきかという点に目を向けることはない。
 当時の画家は今で謂うインテリア・デザイナーであり、教会や王侯貴族の邸宅の内装を手がけていた。漆喰塗りや扉・手すりの制作なども行うため、多くの肉体労働者から構成されるチームとして活動する必要があった。工房が男性ばかりだったのはそのせいであり、必ずしも女性差別という訳ではない。女性が画家として自立するには、女性的な感性を生かした絵画が一個の芸術作品として認められる必要がある。
 ところが、アルテは自分の置かれた立場を深く考えず、仕事にありつくためには男並みの馬鹿力を発揮するばかり。アニメ『二十面相の娘』で、重い荷物を運ぶように命じられた(運べずに盗賊団への加入を諦めると思われた)チコが、横倒しにしたビール瓶を並べてコロ代わりに使ったのと比べると、あまりに能がなさ過ぎる。
 手を描いたアルテの落書きが、別してたおやかで優しいことを示しながら、それをきっかけに話を拡げようとはせず、すぐに別の物語を始めてしまう。実在の名画をいくつも画面に登場させたにもかかわらず、そこに込められた新しい工夫(例えば、マリアを崇拝すべき聖母ではなく愛らしい少女として描いたコレッジオ作品のような)を使って、アルテの進むべき道を暗示することもしない。
 女性芸術家の先駆者として知られる12世紀のヒルデガルト・フォン・ビンゲンは、知的な戦略によって女子修道院の改革を進め、そこで多くの絵画・音楽・戯曲を制作した。女性が活躍するには、こうした戦略性が必要なのである。その点に目を向けなければ、単なる頑張り屋の話にしかならない。

投稿 : 2020/08/09
閲覧 : 253
サンキュー:

7

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

時代設定が違うとはいえ叩かれそうな作品

序盤 おお

中盤 まぁうん

終盤 ええと

この話は画家になりたい貴族の女の子の話
ジャンルは芸術・女性差別
まぁ全体的なイメージとしては普通です。少女漫画風の展開だったのがちょっと気になりますが、序破急がちゃんとしたストーリーでした。
序盤のつかみも中盤の盛り上がりも終盤の着地も他作品に引けを取らずに、かといって他とものすごく違うわけでもなく。かなり印象に残りにくいですが、まぁ忘れないうちに書いていきます。
本作では「女性差別」というのが取り扱われます。もちろん現代の日本ではそんなことをしようものならものすごく批判を浴びると思うのですが、舞台背景としては「ルネサンス期のイタリア」なのでまぁ昔はそうだったという歴史的事実として受け入れるしかないです。
基本的に「女だから」や「女なのに」という言葉が多々出てきます。なので自分は過激派フェミニストかなって自覚ある方は見ないほうが良いと思います。まぁ自覚してる人なんているかどうかはしりませんが。
ともかく本作はイメージが残りんにくいですが、ちゃんとした序破急と丁寧な展開と作品のテーマにより全体的に好印象です。

監督は浜名孝行さん。テニヌやオーフェンの監督をされた方ですね
シリーズ構成は吉田玲子さん。ヴァイオレットやのんのんびよりのシリーズ構成をされた方ですね。確かにヴァイオレット風味は感じたかな?
キャラデザは宮川智恵子さん。初のキャラデザだそうですね
劇伴は伊藤ゴローさん。TVアニメの劇伴は初だそうですね
アニメ制作はSeven Arcsさん。合併後は一応初の制作だそうですね

作画は普通でした。
opは坂本真綾さん作詞歌唱、水口浩次さん作曲、河野伸さん編曲の「クローバー」
edは西直紀さん作詞、山本玲史さん作曲、h-wonderさん編曲、ダーチャ役の安野希世乃さん歌唱の「晴れ模様」
op結構好きです
声優さんはよく、キャラにとても合っていたと思います。

総合評価 見ても損はない全体的に良作品

投稿 : 2020/08/08
閲覧 : 308
サンキュー:

12

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

女性だけでなく絵画の地位も低い?画家志望少女の青春奮闘記

16世紀初頭のイタリア・フィレンツェなどを舞台に、
貴族の女性でありながら、当時、男社会であった画家の世界に飛び込んだ、
ヒロイン・アルテの奮闘を描いた、同名コミック(未読)のアニメ化作品。

【物語 3.5点】
後期ルネサンス初め。画家が宗教画だけでなく
王侯貴族らの肖像画家としても確立されて来た時代。
など舞台、歴史等の考証は成された作品だが、
歴史的事象が前面に出るタイプではなく、有名画家の登場もない。

あくまで前向きな主人公少女・アルテの青春奮闘記として、
予備知識が余りなくても、気軽に元気付けられることができる。

一方で、美術史上の論点が希薄なこともあってか、
アニメ化部分では、時代がどんな絵を求めていて、
それに対して主人公少女がどんな絵を描きたいのかは
今ひとつ見えて来ませんでした。

こうしたこともあって、私はラストのアルテの決断……
{netabare}ヴェネチア貴族がパトロンに……という破格の条件を蹴って、
フィレンツェに徒弟として戻ったのは、本意が定まらぬまま、
貴族出身の女性画家として面白おかしく消費されることを回避したという点でも{/netabare}
良かったと思います。


【作画 3.0点】
イタリアでのロケハン敢行の成果も反映した街並み描写。
ヒロイン・アルテを始めとした、女性の髪のボリューム感。
などの背景、作画への要求を、
限られたソースで実現しようとした跡は見られる。

肝心要の芸術作品についても、
アルテの女性ならではの柔らかな線の肖像画や、
アルテの心の支えとなった師匠の一作
などは良好で演出にも寄与している。

それだけに……最終話、クライマックスを飾る一作の出来が本当に勿体ないです……。
あれじゃ{netabare}天界を描いた天井画というより、まるで銭湯です。{/netabare}
アニメオリジナル回だったと言う点も影響したのでしょうか?
私の加点分を一撃で吹き飛ばした問題作。早急に修復を求めたいです。


【キャラ 4.0点】
ヒロイン・アルテ。
最初は女性の画家志望を白眼視する男性社会に気合いで杭を出すだけにも見えた彼女。

師事したレオ。
物乞いからの叩き上げで、アルテの反骨心にも理解があり、
貴族女性だからと手加減しない師道でアルテも成長。


高級娼婦ヴェロニカ。
女は学ばずに嫁いでおれば良いという時代においても、
男性を癒やすのは教養もある美人。
という需要に応えつつ、決して自分を安売りしない生き方で、
アルテの良き相談相手となる。

アルテもワガママ名門貴族少女・カタリーナの面倒を見る頃には、
貴族出身の女性画家であることが逆風ではなく順風になった時、
自分を見失わずにいるにはどうしたら良いのか?
などと自身の売り込み方や立ち位置に悩む大人の女性へと近付いていく。


様々な人物との出会いがヒロインに深みを与えていく良質なキャラクター構成。


【声優 4.0点】
主人公アルテ役の小松 未可子さんの前向き元気ボイス。
ヴェロニカ役・大原 さやかさんの気品溢れる人生の先輩ボイス。
この辺りは勝手知ったる鉄板の安定感。

あとはカタリーナ役・M・A・Oさんのロリボイスとか。

女性陣がイタリアを彩る中、渋味が効いていたのが師匠レオ役の小西 克幸さん。

寡黙で心情を声に露骨に出せない難しい条件の中、
弟子のアルテへの愛情を好表現。

特に終盤、{netabare}愛弟子がいないレオの一日を描いたシーン。{/netabare}
言動全体から寂しさを演出するハイレベルな表現の中に、
淡々としたボイスを上手く落とし込めていたと思います。


【音楽 4.0点】
劇伴はピアノやストリングスでルネサンス期イタリアの空気もフォローしつつ、
ヒロインの前進をサポート。

OPは坂本 真綾さんの「クローバー」
EDは安野 希世乃さんの「晴れ模様」
共に透明感溢れる女性ボーカルと爽やかなギターサウンドが
アルテの前向きな生き方とシンクロした、元気注入にも適した良曲。


【感想】
本作については、好きなことは自己責任で何とかしろと言う現代日本とは違って、
徒弟制、パトロンが充実した西洋美術界の礎を羨む見方もあるそうですが。

私は観ていて、王侯貴族や富豪だけの物だった芸術絵画を、
市民の誰もが美術館で楽しんだりする今は、
裾野が広い良い時代だなぁ~という感想を抱きました。


そんな私が地味にお気に入りなのが中盤、
レオ師匠と腐れ縁の商人ウベルティーノのやり取り。

{netabare}ウベルティーノ自身は芸術への興味はなく、
絵画も取引先との円滑剤にするための応接間の見栄に過ぎない。
自身の書斎はアートの彩りも乏しくガランとしている。

絵を気に入って注文している訳じゃない商人の依頼を、
画業は貧困脱出の一手だったレオが
相変わらずビジネスライクにこなして行く。{/netabare}

絵を商売道具として人生を歩んでいる互いの生き方を、
毒突き合いながらも認め合っている。

プロフェッショナル二人の渋い一幕として妙に印象に残っています。

投稿 : 2020/07/31
閲覧 : 697
サンキュー:

42

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結構 面白かった

結構 面白かった よくある話だったけど・・ なんとなく 見終わった
盛り上がりも 盛り下がりもなく・・ 安定していた内容だった

投稿 : 2020/07/25
閲覧 : 212
サンキュー:

4

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良くも悪くも「そのまま」

2020鑑了。

悪くはないのだろうが…うーん、と言ったところ。
原作ファンとしてはこのレベルだったらマンガ読んでるよと言いたくなる感じ。
同時期に素晴らしいアニメ化があったのは運が悪かったとは思うが(笑)

どうせアニメにするんだったらこうしてやる!的な山っ気が欲しいなぁ、ホント。

↓以下、暫定評価時のコメント保存↓

【原作ファンとして見守っていこう】
とりあえず、1話は及第点。
☆も含めて暫定評価。

タイトル通りの原作ファンなので、よくぞアニメにこぎつけたと、まずはそれが嬉しい。
原作は歴史もの(時代ものか?)として良質であるばかりでなく、「女の子のお仕事もの」として面白い良作。読んで欲しいなー
さあて、アニメはどうなるか…(笑)

百パーセント個人的な事情だが、監督に思う所があるのでニヤニヤしながら、見守っている。
…いや、普通に頑張って欲しいと思ってますよ?(笑顔)

投稿 : 2020/07/22
閲覧 : 267
サンキュー:

10

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

中々良いですね。 71点

意外性は無く、どちらかと言えば無難な展開でしたが、1話づつ良く纏っているなという印象を受けました。

最終回はアニメオリジナルらしく、とりあえず着地させて幕を下ろした感じでしたが、締め方としては無しでは無いかと思います。

主人公が主人公しているところが、面白味が無いくせに何故かチート設定が多い昨今からすると、とても好感持てますね。

作画自体は表情豊かで好きですが、作画に定評のあるスタジオが制作した場合、更に評価が良かったかと思います。

キャラ人気型は無い作品なので、営業面としては厳しそうではありますが、つまらない作品に時間を割くのであれば、視聴頂くには充分かと思います。

投稿 : 2020/07/21
閲覧 : 188
サンキュー:

9

ネタバレ

灰色のくま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

時代への抵抗などを描く

男性社会、女性は3歩下がるどころか家から出るなレベルの社会、貴族庶民の格差も大きい社会で、それに抗い自分の道を進む話です。

作画は少し好き嫌いが分かれるかもしれませんが、ストーリーはサクサクして面白いと思います。

見始めるまで少し腰が重かったですが、一気に見てしまいました。
下剋上のような、ギャグパートもあるようなって感じです。

あらすじだけではあまり見る気になりませんが、見ても損はないと思いました。

投稿 : 2020/07/19
閲覧 : 207
サンキュー:

7

ネタバレ

にしやまん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あったかい気持ちになってやる気がでる

面白い!男女差別とか身分とか差別すごいなって思いつつ、そういう境遇を踏まえた上でどんな風に自分の人生を生きるか、みたいな感じがした。2クールとかでもっとゆっくり深くやっても良かった気がする。展開が早いので観ててテンポがあって心地よいですが。あと、親方とのロマンスももうちょっとあっても良かったかも。2期ないのかな?

投稿 : 2020/07/16
閲覧 : 177
サンキュー:

5

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

昔の女性の生き方って選択肢少なすぎ!今の時代に生まれてよかったと思いなのしたのです。

この作品見ていると
女性の生き方の選択肢が少なすぎでしょっ!って思えてならなかった~

そんな中で頑張るアルテをほんと応援するしかなくて
なにか困難に躓いてしまうときも
どうやって解決していくんだろう?
ってワクワクして見てました。

投稿 : 2020/07/12
閲覧 : 224
サンキュー:

13

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

割と普通でした。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:うーん・・・すべてにおいてどこかで見たことある。そして古臭い感。
期待度:★★★

最後まで既視感のあるアニメだったけど。古い時代の男尊女卑を現代的思考で打ち破っていく感じの話。異世界転生ものじゃないところがちょっとみそ。

投稿 : 2020/07/12
閲覧 : 220
サンキュー:

21

たるおつ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

大コケしそうな雰囲気

TVCMをガンガン流して、期待を煽られたが、
いざ見てみたら普通のアニメでちょっとガッカリ。

この手のアニメはヴァイオレットエヴァーガーデンくらい作画が良ければいいんだけど、
凄く作画が綺麗と言うわけでもなく、ギャグもほとんどない。

ストーリーや世界観はしっかり作り込まれているだけに、なんかもったいない。

普通の真面目系アニメって感じかな。
大コケしそうな雰囲気が滲み出ている。

投稿 : 2020/07/12
閲覧 : 212
サンキュー:

7

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – すっごい好きは微妙だけど嫌いな人はいないと思う

大久保圭の漫画
2013年10月から月刊コミックゼノンで連載中
女性は結婚して家庭に入るか修道女になるしかなかったルネッサンスの時代、
画家として自分の足で生きていきたいと願った貴族出身の少女の成長物語


<主要登場人物>
・アルテ:小松未可子
・レオ:小西克幸

・アンジェロ・パーカー:榎木淳弥  別の工房の徒弟
・ヴェロニカ:大原さやか 高級娼婦

・ユーリ:鳥海浩輔 名門貴族
・カタリーナ:M・A・O ユーリの姪


<ストーリー>
舞台は16世紀初頭のルネッサンス時代のフィレンツェ。
絵を書くのが好きな裕福とはいえない貴族の娘15歳のアルテは理解のある父の死後
「絵は嗜みの一つ。まともな生活をするためには殿方に気に入られるしかない」
という考えの母に絵を燃やされてしまい行動を起こす。

街中の工房を訪ねて弟子志願をするがことごとく断れてしまう。
理由は、女だから。
ならば女を捨てると長かった髪を切り自身の胸をも切り落とそうとしたところを
たまたま居合わせたレオに止められる。
レオも工房を持つ絵描きではあるが弟子を取るつもりはなかったため、無理な課題を押し付けて弟子入りを諦めさせようとするがアルテは難題をクリアしてしまう。
「職人になるのは目標ではなく手段、自分自身の力で生きられる道を目指したい」という言葉に物乞い生活から抜け出すために絵描きを志した自分を重ねたレオはアルテを弟子にする。
アルテは初め無愛想なレオを怖いと思っていたが女としてではなく一人の弟子として扱ってくれるレオを尊敬していく。(無自覚の恋心も?)

家を出て工房の屋上の小屋に住み込むことになったアルテの修行は絵を書くことだけではなく、師匠リオの世話や力仕事もするが弱音を吐くことなく努力する姿や持前の明るさに最初は「女のくせに 女なんかに これだから女は」と言っていた人たちも変わっていく。
リオのお得意様の高級娼婦のヴェロニカもアルテを気に入り親友と呼んでくれたり理解してくれる人が増えていく。

ある日、ヴェネツィアから来ていた名門貴族ファリエル家のユーリに気に入られたアルテは肖像画家として姪のカタリーナの家庭教師として一緒にヴェネツィアに来て欲しいと依頼を受ける。
見習い職人にとってはとても恵まれた申し出だったが、
修行半ばとリオの元を離れてのヴェネツィア行きを断ることにした。が、
同じ頃、物乞いだったリオを弟子にしてくれた亡き親方の一人娘の窮状を知ったアルテは
ファリエル家が娘の後ろ盾になることを条件に半年という期限付きでヴェネツィア行きを承諾する。

家庭教師として会ったカタリーナは礼儀作法が身についておらず態度も不遜で家庭教師が何人も辞めていたが、
実は6歳まで両親と離れ乳母と田舎で暮らしていたせいか
貴族的な振る舞いを恥じ、礼儀作法や食事マナーを出来ないふりしていただけで、
叔父のリオの家で料理をするのが楽しみなツンデレのかわいい女の子だった。
事情を知ったアルテはカタリーナと両親の間の隔たりを解いていく。
ヴェネツィアでの生活が半年過ぎるころにはカタリーナにとってアルテは大切な存在になっていた。
ユーリからパトロンになるからヴェネツィアに残るよう依頼されるが、
アルテはフィレンツェへ、師匠リオの元へ帰ってゆく。


<メモ>
登場人物が少なくてとても簡潔で分かりやすいです。
画家のお話なのでもう少し作中の肖像画や天井画、風景もキレイに描いてほしかったです。

最初は「女なんかに職人ができるか」って言われていたのに
仕事がもらえるようになると「女だから、貴族出身だから仕事がもらえる」と羨ましがられるようになるの、今の時代も似たようなことあるなと思いながら観ていました。
嫌味を言われ落ち込むこともあるけど、立ち止まらずに前に進んでいくアルテを嫌いな人はいないんじゃないかな。
ただ、そんなに起承転結がないので1度で了解!って感じです。

アニメではコミックス13巻中8巻まで描かれたらしいです。
連載中ということですので2年後ぐらいに続編ありますかね?

ユーリとカタリーナの関係ですが
そっくり具合とユーリの溺愛ぶりはそういうこと?
だとすると続編は激高した兄に追い出されたユーリとカタリーナがフィレンツェに移住するとか、面白い展開になってるんですかね?


20.6.26

投稿 : 2020/07/10
閲覧 : 229
サンキュー:

12

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良くも悪くも続きが気にならないきれいな終わり方

原作は読んでいない。

視聴動機は、美術をひとつのテーマにした作品で、珍しかったから。

日曜美術館、美の巨人たち、ぶらぶら美術・博物館を毎週見ていて、芸術はそれなりに好きなので、この作品の年代である16世紀の芸術家たちやその作品がいろいろ出てくるのかなーと期待していたけど、アルテが職人としてがんばる姿が中心に描かれ、美術そのものについては深くは触れられなかった。

とはいえ、フィクション作品としてはそのほうが正しいと思うので、これは期待した自分が悪いと思う。

ストーリーは、男性ばかりの職人の世界に飛び込んで奮闘する女性の姿を描いたもので、正直なところ、ラストの3話を見るまではけっこう子供向けの作品と感じていたけど、ラスト3話のおかげで良い終わり方になったと思う。

投稿 : 2020/07/08
閲覧 : 203
サンキュー:

10

ももも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

世界名作劇場風

ルネサンス時代、中世のイタリア。
貴族令嬢「アルテ」が大好きな絵を描くために、当時は女人禁制だった職人(広義の画家)を目指す物語。

2020年春クールには「世界名作劇場風」と形容できる作品が2つあり、一つは「本好きの下剋上 二期」、もう一つが本作になります。
感想としては同じ形容になる2つの作品ですが、本好きの下剋上の方は「名作劇場風の皮(演出)を被ったファンタジー」であるのに対し、こちらは「現実を下地にしたアルテの成長物語」という点で、内容までいい意味で名作劇場してると思います。

序盤はしつこいくらいに「女は~」とか「貴族のお嬢ちゃんが~」とかのセリフが繰り返され、正直うんざりします。
男尊女卑(?)な時代背景はわかるんですが、ストレートにセリフで繰り返すんじゃなくてもうちょいコンテ、脚本で背景を語れなかったのかなっていう残念感があります。(歴史知らないので解釈違ってたらスミマセン)
アルテのキャラもなんか過剰に前向きと言うか寓話的と言うか、慣れるまでは違和感があるかも。
ただ、後半はキャラクタ含めて作品世界が固まると言うか、王道の話に集中できて面白くなります。

見終わってみれば十分満足感がある、そこそこの佳作な印象。
伝えたいこと、やりたいことが真っ直ぐなので、それが良かったのかも。

EDは安野希世乃。
異世界食堂もそうだったんですが、聞いてると段々味が出てくるいい曲だと思います。

投稿 : 2020/07/07
閲覧 : 202
サンキュー:

7

ネタバレ

うにおいくら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

オジサンはこういうアニメ大好きだ

原作は大久保圭による『月刊コミックゼノン』に連載中の漫画。

舞台は16世紀初頭のルネサンス期のフィレンツェ。絵描きになりたい女性の話。

イタリアと聞いて思い出すアニメは『テルマエ・ロマエ』だが、まさか今回もあの紙芝居のようなアニメか?と嫌な予感もしながら見たがそうではなかった。
(あれはあれで面白かったが)

普通にアニメだった。

物語は男性社会の絵描きの世界で女性が成り上がっていくという立身出世物語。


主人公のアルテが新婚ほやほやの小松未可子という事で最初違和感があったが、聞き慣れてくるとそれは全くなくなった。

そろそろ旦那の前野智昭との共演も見てみたい。
鈴村健一・坂本真綾夫妻のようにガンガンと同じ作品に出て稼いでもらいたい。

内容的にはお約束の弟子入り苦難から始まって日々の喧騒と旅立ちとなって行くのだが、このパターンはお約束であるために、何度見ても安心して見られる。お約束は裏切らないという鉄板である。


水戸黄門を毎週見ていた私の両親や祖父母と同じ感覚である。

という事でオヤジには安心して見られるアニメでお勧め。

お約束だからマンネリという訳では無いので安心して見て欲しい。

「もう見飽きた」だの「先が読める」だの割とひねくれた事を日頃レビューを書いているが、その私が飽きもせずに見てられたので多分世の心優しいオヤジ達には十分楽しめるアニメだと思う。

 ちなみに私はフィレンツェにもヴェネツィアにもミラノ・ローマにも行ったことがあるので懐かしい思いで見ていたが、アニメの様な街並みだったような気がするがあまり覚えていない。
所詮その程度の懐かしさである。

投稿 : 2020/07/07
閲覧 : 216
サンキュー:

13

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

めげない

原作未読 全12話

ルネサンス期、イタリヤのフィレンツェが舞台、貧乏貴族に生まれ結婚して家庭に入るように言われた主人公アルテは画家を夢見て家を飛び出し、色々な工房をまわりましたが、女性ということで全く相手にされません。男女格差がまだ酷い時代、唯一絵を見てくれたレオの工房でレオに無理難題に言われ挑みます。アルテが色々な人と出会い成長していく過程を描くお話です。

女性が1人で生き抜いていく厳しさや画家としての葛藤など描かれていましたが、アルテの気さくで前向きな人柄で色々な人が助けてくれます。

逆境にめげない、描くこと大好きな頑張っているアルテを観ていると、観ている私も元気が出てきます。

落ち込んだ時に観てみると元気が出ていいかもしれませんね。

まだまだ続きそうですが、切りのいいところで終わっています。{netabare}(天井画は何とも言えませんがwお母さんと和解するシーンは良かったですね。){/netabare}

OPは坂本真綾さん、EDは安野希世乃さん、OPは明るく前向きになる曲、EDはしっとりとした良い曲でした。

最後に、ルネサンスといえばやっぱり髭男爵を思い出しますねw「ルネッサーンス!」

投稿 : 2020/07/05
閲覧 : 256
サンキュー:

28

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おてんば娘

16世紀のイタリア・フィレンツェ。
貧乏貴族の娘であるアルテは絵を描く事に夢中。
結婚が女の幸せ、という考えに反発して、家を飛び出してレオの弟子となった。

私の専攻は日本史だったので、世界史には疎いです。
ルネサンス期のイタリア。
戦前の日本と同じように女性は家庭を守るもの、という常識があるみたいです。
絵を描く事は教養の1つ。
絵を描かせている時点で、親は投資したと考えたのでしょう。
しかし、アルテは画家志望。
主婦業VS画家
相手が金持ちという前提がありますが、主婦になったほうが安定していますね。

一番のポイントは、アルテの努力。
まだまだ女性蔑視があった時代。
女性の徒弟がいない絵描きの世界。
何事にもアルテは前向き。
CVの小松未可子さんの演技も相まって、アルテの頑張りが伝わってきます。

フィレンツェ、時々、ヴェネツィア。
登場する舞台は2ヶ所です。
同じイタリアなので、地域差は無いかもです。
(この時代はイタリアではなくローマ帝国?あたりかもしれませんが)
芸術が盛んなルネサンス期。
金銭面も含めて、余裕が無いと画家としては生計が立てられません。

好きこそ物の上手なれ。
アルテは絵を描くのが、喜びなのでしょうね。
親方のレオ、高級娼婦のヴェロニカ、貴族のユーリ。
アルテには助言をしてもらえる理解者がいました。
家出をしてまで選んだ仕事。
簡単に夢を諦める事はできません。
アルテの頑張りは女性という固定概念を破壊。
女性でも仕事ができる証明になるでしょう。

絵描きの世界は茨道。
簡単ではありません。
自然とアルテを応援する内容。
『アルテ』を見ながら「逃げちゃダメだ!」という自戒をしながら拝見させていただきました。
きっと、前向きな考えを持てますよ。

投稿 : 2020/07/04
閲覧 : 461
サンキュー:

40

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

清々しき人生

視聴完了

異世界転生と中世ヨーロッパで世界観も時代も違うけど、貴族社会や世界名作劇場ぽさで今期の本好きと比べてしまった作品。

世界名作劇場の世界観に少女漫画のキャラってイメージだったかな。

本好きは物語全体で魅せるの対してこちらは主人公アルテの前向きさや性格の良さを爽やかに描いて、心理描写で勝負してる。

アルテの頑張りに共感出来るなら物語に入り込めるはずです、女性向きだったのかな?

残念なのは絵画やフィレンツェ&ベネチアの風景など、画家?絵師?を目指してる作品なのに風景作画がいまいちな部分…
作品の質感を下げてる、いいエンジン積んだ車買ったけど、グレード低い感じ。

アルテの頑張りで自分も頑張れる、そんな今期一番嫁にしたいキャラの作品でした。

投稿 : 2020/07/03
閲覧 : 288
サンキュー:

28

ネタバレ

暴走インコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

貴族女性が逞しく描かれた作品。

16世紀ルネサンス期の男社会の中、女性が1人で生きてく力を得る為、画家を目指し成長する物語。

周りに何を言われても挫けなずに男並みの力仕事もやり遂げ目標に向かって頑張るアルテがキラキラしてて好きだった。
娼婦としての生き方の終わりが切ない…。

{netabare}男社会の中、女性で貴族と言われてた事を逆手に取りアルテの商売武器にする{/netabare}様な感じで終わったけど2期あればいいなぁ♪

リアルのこの時代頃だとレオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロぐらいなのかなっと(。・ω・。)?
なので…師匠レオはレオナルド?でさらにその師匠は誰だろうと別の事が気になってしまった!
※個人メモ、閲覧、有難うございました(*ฅ´ω`ฅ*)

投稿 : 2020/07/03
閲覧 : 190
サンキュー:

9

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

悪くはなかったが<52>

3話まで視聴。
お話に起伏が乏しいのでこのくらいの特に作画盛ってないアニメ化だと別にいいや。
原作既読なので最終回だけ観てみたけど、ここまで進んだのね&帰ってきたら親方倒れてたってのは改変してあるような(面倒なので未確認)ってくらい。
初見なら完走していたことでしょう。

アルテアルヨ<53>
1話視聴。
原作はルネサンス時代が舞台で考証がしっかりしてるのと絵が上手いのが魅力のかなりの部分を占めてるので、普通レベルの作画だとどうでしょうなぁ。
連載で読んで読み返していないのでアニメで盲を開かれることを期待。
初回はがんばるぞぉーがちょっとキツかった。

投稿 : 2020/07/02
閲覧 : 242
サンキュー:

5

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 ルネサンス期イタリアの女性画家というモチーフ自体は凄く面白そうだったが。。。
 時代背景、主人公であるアルテの頑張り、アルテと様々な人との交流など、一通りは押さえて
あった感があったが、逆に全てに踏み込みが足りない感じで、爆発力のない無難な作品という印象。
 女性が職業画家を目指すことの苦労などは描かれていたが、絵画そのものの扱いはやや
希薄だったような感がある。
 特にアルテはレオに弟子入りしたということもあるわけで、弟子入りしたことでどのように
向上していくか、といったスポーツものやお仕事ものなどで描かれる要素は観たかったかな。
 アルテ自身もいい子ではあるのだが、もっと生々しい感情などを観たかった気がする。これは
他のキャラに関しても大なり小なり、そんな印象がある。

 原作から削られている部分はあるようだが、そのこと自体は事情があるだろうしであまり
こだわりはない。
 ただ、何の説明もなく当たり前のようにダーチャがアルテの横にいるとさすがに戸惑う。
そういう意味では原作からの取捨選択はあまり上手くない印象。もしかして前述の物足りなさを
感じた部分も原作ではあったのかも。

 終盤はヴェネツィアに舞台が移るが、ここでの展開がハイライトといった感じ。逆に
このヴェネツィア編から逆算して取捨選択をした結果がダーチャ関連の削除だったりしたのかな。
 このヴェネツィアでのアルテとカタリーナの交流は山場として、それなりに見所のあるもので
あったが、ここで描かれたアルテはカタリーナの家庭教師であることがメインで、人間アルテと
しての魅力は上がったが、ハイライト部分で画家としての役割が希薄だったのはちょっと
勿体無かった感が。

2020/07/02

投稿 : 2020/07/02
閲覧 : 225
サンキュー:

10

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「男勝り」「女だてらに」が死語になりつつある現代は、少しは世界が前進しているのだと信じたい。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
16世紀初頭のフィレンツェを舞台に、アルテという女性が画家を目指して奮闘する話。

テーマ性、ストーリー共にとてもシンプルです。

良くも悪くもアクのない話なので、万人受けする作品かなと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず感心したのは、(16世紀初頭のフィレンツェという)「現実世界」を舞台にしたこと。

異世界というのは自由で創造性が試される一方、異世界だからと、逃げることもできる。

ところが、「現実世界」であるならば、確実な「歴史考証」が求められ、ミスがあった場合は何の言い訳も出来ないという難しさがある。

私自身、西洋の歴史や文化については無知なので、本作の「歴史考証」が正しいかは分からないが、まずはそういう難しい挑戦をしたこと自体が、偉いな~と思う。

さて、ストーリーの方ですが、マイナスを抱えた主人公が、それをバネに頑張っていく。その努力を、次第に周りも認め始める。

という、超王道展開で、そこから外れることができなかったなという印象。

普通の蕎麦、確かに旨いけど、やっぱ七味なり山葵がほしい。水清ければ魚棲まず。

あんまりに綺麗すぎるストーリーに、途中からは心を惹かれなくなったな~と。そこが残念。

良かったのは、11話目。「逆風より追い風が怖い」とか、「生まれは変えられない」など、力強いメッセージ性があって良かった。

不愉快さとは無縁の作品。誰でもそこそこは楽しめると思う。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
坂本真綾さんのOPが、耳に心地良い♪ 異世界転生ではなく、16世紀のフィレンツェが舞台。私には判別できないんだけど、歴史考証とかしっかりしてるかが大事だろう。泣きません、は可愛かった(笑) ただ、髪を切ったり課題を乗り越えたり過去の自分と被ったり。そういう展開は、わりとありきたりではある。わーい、望み通りじゃ~ん(笑)

2話目 ☆3
悪意のある男女差別と、悪意のない男女差別。優しくされるんじゃなく、厳しくしてほしい。

3話目 ☆4
レオさん、すっげぇ笑顔(笑) 半年経ったんだ。解剖に喜ぶ女子(笑) 恋愛要素、思ったより早いな。お前結構、年だからな(笑) 職人と芸術家の違いだよな。キメ顔(笑) 現実的な作画や世界観の中で、たまに挟まれるアニメ的な絵やギャグが、かなり効果的だな。

4話目 ☆3
う~ん、あんまり恋愛を推されると、イマイチかな~と思う。努力を尊敬。溺れるような恋は地獄への入り口。なんかこう、深いような、浅いような。

5話目 ☆3
初めての仕事。なんだかんだ言いながら、互いを心配している。

6話目 ☆3
熱中症? 時代的なことだろうけど、手すりがなくて恐いな。頑張る→認められる。のパターンしかないのがな。

7話目 ☆3
令婿に考えた上で、それでも断る。クソみたいな家はどこにでもある。

8話目 ☆3
ユーリ、なかなかの人物だな。そこで、アルテを騙してヴェネツィアに留めるよりも、真実を告げ、アルテの意思の力を取り戻させる方が得だと踏んだんだろうね。

9話目 ☆3
まあ、仲良くなる流れではあるよな。

10話目 ☆3
他人との違いを見せびらかすなんて、恥ずかしい、か。生まれは選べない。カタリーナの本気。時代的に、夫に逆らえなかっただろうしな。悪くないけど、綺麗に決まりすぎる感がな。

11話目 ☆4
逆風より追い風が怖い。アルテも生まれは変えられないのよ、か。うまい展開だな。それで仕事を断るのは不遜。

12話目 ☆3
ユーリもすげぇタマだよな。ダメ出しもするし、誉めるところは誉める。
{/netabare}

投稿 : 2020/07/01
閲覧 : 264
サンキュー:

29

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

続きもみたいですね

 吉田玲子らしいハートフルなストーリーで自分は好きでした。
ただまだまだ話は続きそうなところで終わってしまったのでその後が気になります。
アルテの持ち前の活発さと明るさで目の前の困難を克服していく姿は好感が持てました。
あと、小松未可子さんご結婚おめでとうございます。

投稿 : 2020/06/29
閲覧 : 195
サンキュー:

10

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

夢を追い認めらせる事。応援したくなる物語

この作品は主人公のアルテが画家を目指すお話なんですが、この作品アルテを応援したくなる作品になっています。
この作品の時代背景から女の子が画家を目指すのはおかしい、などの意見が作中であります。
女の子だから力仕事は無理だろうなど…

私、実はこう言う意見が凄く大嫌いです!
小さい頃から私はずっと思っていました。
「男の子だから何々をするな」「女の子だから何々をするな」
どうして性別でそんな偏見を言われないといけないの?

別に悪いことをしていないのに?
誰にも迷惑に欠けていないのに?
男だから?女だから?それってその人がしたい事を馬鹿にしたり辞めさせたりする理由になるの?

小さい頃、私も言われた事があります…言ってる人を見たこともあります…未だにそれが理解出来ない。

今のこの時代はそんな事を言われる事が少なくはなりましたが、まだ、何処かにはあるんだろうなぁ……
アルテも思うところはあると思いますが彼女の素晴らしさは、人の意見を覆せる力があるのです。

やっと弟子入りさせて貰えたレオさんの工房で勉強し学び他者から何を言われようと自分の信念を貫き努力して根性で乗り切るんです。
それを認めてくれる人が1人また1人と現れて成長する。
私はそんなアルテに凄いなぁ〜と感じました。
否定されたら認めさせればいい…言葉では簡単に言えますが難しい事です。

それをアルテは実現させる強い気持ちと行動力があります。
私は強い人間ではないので大人から子供頃言われたら言い返せず悔しい気持ちや疑問を心の奥に沈めました。

アルテも強い人間ではないと思うんです…でも立ち上がり歩く事が出来る…それが彼女を成長させたのだと思います。
私もあの頃に立ち上がり踏み出す勇気が有れば何かを変えられたり成長できたのかと思ったりw

だから、この作品やアルテには凄く感情移入してしまいました。

沢山の友達が出来て、沢山の経験が出来て、世界を知って、恋を知って、私にはアルテの日常がキラキラしたものに見えました。
辛い事も勿論ありましが私には輝いて見えました。

街の人の声にはイライラさせられましたが逆を返せば、それだけ時代背景をしっかり捉えていると言うことだと思います。
絵も綺麗だし作品のテンポも悪くないしオススメです♪

この作品ではアルテの成長が見えてきます。
レオさんの元で沢山の経験をしたアルテはある日仕事の依頼?交換条件?で半年間ベネチアに行きます。
その日、レオさんから工房に戻らなくてもいいと言われます。
アルテはこの言葉に戸惑い不安になり悩みます。

レオさんはそれだけ成長したアルテを認めたから出た言葉だとは思うのですが…
で、半年後にアルテが戻るとレオさんの姿がありませんでした。
レオさんは体調を崩して療養中だったのです…

そんな中知ったのはレオさんが体調を崩す前に受けていた仕事が途中になってる事実。
それをアルテが、仕上げます。
自分が経験し学んだ事を全て。

完成した絵が傑作でした。
それを見たレオさんはアルテの成長を褒めます。
そしてダメ出しもします。

このシーンは私は名シーンだと思います。
レオさんは口数が少ない人です。
だから多くは語りませんが、褒めるのは成長したからです。
弟子の成長がとにかく嬉しかった。

ダメ出しをしたのはアルテにまだまだ成長を感じ育てきれていないと思ったからです。
それを指摘してアルテは直ぐにそのダメ出しを気づきます。
それもまた成長。

私にはこのシーンは口には出さないけど、よく成長した…これからもまだまだ伸びるからウチの工房でもぅ一度学ばないか?と言ってる気がするんです。

アルテは自分の気持ちをレオさんに伝えます。
レオさんの返答は、頼む、でした。
口数が少ないレオさんの頼むの意味は…

弟子としてってだけではなく仕事のパートナー…同じ職場の仲間として。

思い返してください。
最終回の絵の完成までを。

レオさん→下絵
アルテ→仕上げ
レオさん→手直し

しかもアルテはレオさんの絵を生かす工夫を模様と言う形で手を加えました。
アルテのアイデアが無ければ此処までステキな絵にはならなかったでしょう。
レオさんの下絵と手直しが無ければ完成しなかったでしょう。

つまり、2人の合作。
勿論、まだまだ学ぶ事が多いアルテですが成長してレオさんと肩を並べるレベルに到達したのではないでしょうか?
だから、レオさんの頼むはそんな意味も込められているのだと思います。

で、アルテの母にアルテの成長を見せるシーンでもありました。
自分の夢を認めてもらえた瞬間。

アルテ母も意地悪で反対したのではなく親として娘が歩む道を心配してたんだと思います。
自分の娘が世間に認められないかもしれない事をしようとしている、だから辛い思いをするくらいなら嫌われても恨まれてでも反対しようと決めたのかもしれません。
現にアルテはレオさんに出会うまで工房に入れないわ、嫌味を言われるわで…

本当は心から応援したかったのかもしれません。
私は子供は居ませんが反対してる人は100パー反対でしょうか?
理由が何にしろ心の奥底では応援したい気持ちが少しでもあるんじゃないでしょうか?
そんな気がするんです。
アルテのお母さんも本当はそうで…でも世間体を考えて、それが出来なかったのではないでしょうか?

家を飛び出して、自分の居場所を見つけ、学んで完成させた作品。
その絵とアルテの言葉に母は娘なら心配要らない夢を応援しよう…そう思えたのではないでしょうか。

アルテと言う作品はアルテの成長をよく描いた作品だと思います。
世の中、自分のやりたい事に反対されている人って多いんだと思います。
アルテも同じです。
それでも、彼女は頑張って沢山の人達に認められたのです。
そんなアルテを見て勇気を貰えた人も居るのではないでしょうか?
2期も是非見てみたいですね^ ^

投稿 : 2020/06/29
閲覧 : 220
サンキュー:

18

ネタバレ

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

秀逸なシナリオ。時代考証をしっかりとして当時のフィレンツェの空気感を出せれば名作になったかも。

結論から言うと、シナリオがすこぶる良い。貴族の家に生まれたが親は良い家に嫁がせることしか考えておらず、自分の描きためてきた絵を燃やされて家出。巷では女性蔑視の風潮が厳しく、なかなか仕事にありつけないが、変わり者の画家のところに転がり込むように弟子入り。高級娼婦にプロ意識を学んだり、わがまま放題の貴族の娘と打ち解けたり、持ち前の明るさとブレない意思、真面目な仕事ぶりでキャリアを積みあげる。最終回で病床に伏してしまった師匠の絵を完成させ、師匠にも家出した家族にも認められる。アルテの、この天井画には、自分のこれまで出会い、支えてくれた人たちを描き入れているんだという告白は、最終回にふさわしいサプライズエピソード。画家として名声を高めるような展開ではないけど、等身大の立身出世できれいに〆られていました。これだけで映画になりそうです。
 私的にはわがまま娘カタリーナとのエピソードはツボでした。男尊女卑の時代の中、夫の意に反して娘の意思を尊重しようと毅然と意見した母親が、娘を前にして手を震わせながら「こういうときに、どうしていいかわからない」と言います。それに対し、カタリーナは「強く抱きしめてほしいです。」と言い、母子が抱き合います。普通の家族なら当たり前にできたことすらこれまでなかったわけですから、この瞬間に初めて2人の間に母子の絆ができた、感動的なシーンでした。これは最終話のアルテと母親の和解にもつながる伏線のようにも感じます。
 ただ、工房の門をたたくアルテが、判で押したように追い出されたり、箱庭のようなフィレンツェの街並みだったり、類型的というか、テンプレな世界観で、リアリティに欠けていたのは残念でした。といっても、多分少女漫画ですから、分かりやすさという点ではそれでいいのでしょう。でも、このシナリオでリアリティのある描写がなされれば、それこそ全盛時の世界名作劇場を彷彿させるような名作になったかもしれません。
 EDの曲調がとても優しげで、私の大好きなシンガーソングライター「相曽晴日」の曲を思わせ、とても好みでした。

 平凡な作品だとは思いますが、上記シナリオなど評価して良作とします。 

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 252
サンキュー:

13

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

中世の男社会で頑張る女の子

女性が活躍するなんてままならなかった時代の、画家を目指す女の子の話。
別に女でも描かせてやればいいじゃん、と思うけど、時代背景を考えないといけないですね。
でも絵を教えてやると騙して、愛人として雇い入れないだけ、追い出した彼らも良心的だと思います。

そうした時代について、貴族社会やら職人の社会やら。ちゃんと調べて書いている感じがしてとても良さそうです。
傑作かどうかはわかりませんが十分良作になりそうな予感。

これは切らずに見たいですが…まあ本数次第かな。

全話感想
最後まで見られました。
そんなにガツンと面白い、というほどではないですが、今期は本数も少ないので。でもそれなりに面白く見れました。
厳しい期にきちんと最後まで放送してくれただけで有り難いですね。

頑張るヒロインは素直に応援できます。
昔は女性画家って本当に居なかったのですかね。今から考えると信じられないですね。
貴族の趣味でピアノを弾いたりはするわけで、絵画も貴族の趣味でも良いと思いますがね。
まあそんな時代だからネタになるのでしょう。

しかし作中の作画が、アニメとしては決して悪いとは言いませんが、ルネサンス時代の絵画としてはどうよ、という感じが…こんな評価は厳しすぎますかね。

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 192
サンキュー:

15

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

努力と根性

古風なスポコンものみたい。まずまずか。

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 210
サンキュー:

7

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

芸術をつくる人

最後の晩餐。ダ・ヴィンチ
最後の審判。ミケランジェロ

本物を見たことはないけれど、圧倒的な存在感をその作品は放っているそうです。


壁画、特に宗教画は、滅多なことではお目にはかかれません。
サイズがありすぎて船にだって載せられません。
額装できないから美術館での展示もできません。

制作現場に立ち入ることなんて、なおさら不可能です。
ちょっと縁遠いですね。


とは言え、画家の "生々しい筆遣い" に触れえる機会がないというわけではないんです。

一つは、画家や画廊が開く個展に行くことです。
もう一つは、学芸員による解説会に出向くことです。


私が一番好きなのは、個展です。
なにより良いのは、描いた本人に会えるということです。

作者ご自身の語り口、生ける表情もそうだけど、ときにはデッサン画を見せていただけたり、即興のクロッキーを書いていただける幸運にも巡り合えることもあります。

そういうチャンスは唯一の宝物になります。



絵は旺盛に物語るのです。
私はそれに酔いしれたいのです。



アルテなら、いったいどんなお話を聞かせてくれるかしら。
1話め? それとも7話め?
いいえ、きっと1クール分では足らないくらいのお話を聞かせてくれるような気がします。

なぜって、彼女は、一本の線のために、千本の線を引くのだもの。
一点の色を出すためだけに、千回も絵具を調えるのですもの。

彼女の寝ても覚めてものすべてが、投影されているのだもの。


きっとステキなお話だわ。

あぁ、アルテに会ってみたいなぁ。

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 267
サンキュー:

17

fluid さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感情は喜怒哀楽だけじゃないかもしれないと思わされた作品

とにかく感情の表現が豊か。

シチュエーションごとに細かな表情の違いが見られ、その数は100種類以上あるんじゃないかと思わされるほど。
限りなく無表情に近いキャラや頑固キャラとの対話シーンでは、この人今何考えてるのか?次にどんな反応をするのか?と推理するのが楽しかったです。
どんどん引き込まれて1話から最終話までまったく飽きることなく楽しめました。これはすごい。
ただ、男性はそういった女性的な複雑な思考にうとい人が多いので、見ても理解できず退屈な話し合いにしか見えないかもしれません。

男性作者が手掛ける作品にありがちな感情の描写がほぼ無いバトルアニメなどに飽き飽きしてる人はぜひ見てもらいたいです。

投稿 : 2020/06/27
閲覧 : 213
サンキュー:

7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

箱入りお嬢様の画家修業

この作品の原作は未読ですが、主人公のアルテをみかこしが演じると知り、視聴を楽しみにしていた作品です。


舞台は16世紀初頭イタリア・フィレンツェ。
絵画や彫刻などの芸術が盛んなルネサンス発祥の地。

そんな活気ある華やかなる時代に、貴族の娘として生まれたアルテは、物心ついた頃から絵を描くことに夢中となった。
しかし女性がひとりで生きていくことに理解がない時代、好きなことをまともにすることも許されなかった。

結婚してまともな生活をしてほしいと願う母親に反発し、アルテは画家になるべく工房への弟子入りを志願する。
同じ後悔なら自分の望むことをして後悔したい―

時代の流れに抗って、画家になる道を選んだ少女・アルテの物語が始まる。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

自分の殻を打ち破る…しがらみを断ち切る…
言葉にするのは簡単ですが、実践するのは大変な困難が付き纏います。

それに何もかもをリセットしてゼロから始めることだって並大抵のことではありません。
ただ「好き」というだけでは乗り越えられない壁がここにあるんだと思います。

壁にぶつかり、躊躇して、例え引き返したとしても誰も責めることはできません。
でもこれは、アルテが壁を乗り越えてからの物語なんです。

思えばアルテの乗り越えた壁も相当険しかったと思います。
だって普通なら絶対到達し得ない課題だったんですから…
ここでの普通は、その道を共に歩む同朋、或いはその道のプロを指します。
所謂無理難題というヤツでしょうか…
ですが、アルテはその課題をものの見事にクリアしちゃうんです。

私は彼女の並々ならぬ決意と絵画に懸ける情熱を目の当たりにした気がしました。
厚生労働省から通達が出される前、世の中には今で言うブラック企業が沢山あったと思います。

確かに休日出勤の連続や山の様な残業に辟易したこともありましたが、そこで踏ん張れたのは産みの苦しみの先にある喜びを知っているから…
苦しんだモノにしか到達しえない高みから見る景色の素晴らしさを知っているから…

思えば苦しみの過程でしっかり技術も身に付いたと思いますし、今の自分が存在するのは当時の経験の賜物と言っても過言ではありません。
そんな自分の分かりし頃とアルテが重なって見えたからでしょうか…
もう手放しでアルテを応援しながら視聴していましたよ^^;

迷って立ち止まることも、回り道をする事だって自分の糧になるんです。
全力全開で絵に向き合うアルテ…最高に格好良かったのではないでしょうか。

特に印象に残ったのは2つ…
1つ目は目標に向かって邁進する際、目標に対して不必要なモノを徹底的に排除する必要性です。
物語の中ではヴェロニカの昔の同僚の話として描かれていましたが、これには私も同意見です。
本気で頑張らなきゃいけない時、よそ見をしていちゃ100%の実力が発揮出来ないんですよね。

もう1つは、アルテの成長の影日向として活躍していたカタリーナの存在です。
M・A・Oさんの演技と相まって目が離せないキャラでしたね。
歩みよるのに時間は掛かりましたが、共通項がお互いを引き寄せる展開は堪りませんでしたよ。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、坂本真綾さんの「クローバー」
エンディングテーマは、きよのんの「晴れ模様」
どちらも作風にマッチした良曲だったと思います。

1クール全12話の物語でした。
完走したばかりですが、もう続きが気になって仕方ありません。
原作は現時点で既刊13巻だそうです。
もし続編が制作されるなら是非視聴したいと思います。

投稿 : 2020/06/27
閲覧 : 281
サンキュー:

28

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アルテのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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アルテのストーリー・あらすじ

舞台は16世紀初頭のフィレンツェ。絵画や彫刻が盛んな都で貴族の娘として生まれたアルテは、物心ついた頃から絵を描くことに夢中。いずれは画家になるという夢を抱きながら日々を過ごすアルテだったが、時代の流れが「女性が画家になること」を良しとしなかった。そこでアルテは、人生最大の決断を迫られる……。ルネサンス期に、ひとりの少女が夢に向かってひた走る、ヒューマンドラマ。多くの困難にぶつかりながらも、絵を描きたいと願う熱意と「自分らしく」生きようとする前向きな姿を描くその物語は、ふれるすべての人々の共感を呼び起こす。(TVアニメ動画『アルテ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年春アニメ
制作会社
セブン・アークス
公式サイト
arte-anime.com/
主題歌
《OP》坂本真綾『クローバー』《ED》安野希世乃『晴れ模様』

声優・キャラクター

小松未可子、小西克幸、榎木淳弥、大原さやか、安野希世乃、秋元羊介、鳥海浩輔、M・A・O、田中理恵、戸松遥

スタッフ

原作:大久保圭『アルテ』(『月刊コミックゼノン』連載/ノース・スターズ・ピクチャーズ)
監督:浜名孝行、シリーズ構成:吉田玲子、設定考証:鈴木貴昭、キャラクターデザイン・総作画監督:宮川智恵子、サブキャラクターデザイン:宮地聡子、プロップデザイン:岡戸智凱/岩畑剛一、美術設定:吉原一輔、美術監督:SCOTT MACDONALD、美術:スタジオちゅーりっぷ、レイアウト監修:益田賢治、色彩設計:舘絵美子、撮影監督:能代拓也、特殊効果:福田直征、編集:関一彦、音響監督:えびなやすのり、音響効果:川田清貴、音響制作:グロービジョン、音楽:伊藤ゴロー、音楽制作:フライングドッグ

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