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「戦翼のシグルドリーヴァ(TVアニメ動画)」

総合得点
66.7
感想・評価
262
棚に入れた
734
ランキング
2687
★★★★☆ 3.3 (262)
物語
2.8
作画
3.5
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.4

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戦翼のシグルドリーヴァの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ウインク敬礼があざとカワイイ

シグルドリーヴァって何?
と思って調べると、{netabare}ワルキューレ(勝利をもたらすもの)と同義って。
アニメタイトルでネタバレかい。
あの作風だから致し方ないか。{/netabare}

このアニメ要約すると。
可愛い女の子がプロペラ機に乗って、わけのわからない敵と戦う。
これだけ聞くとちょいユルだけど、{netabare}結構シビア。
人がバンバン死にます。
それに分かり易いフラグを立てつつ。{/netabare}

館山基地に集った訳アリ少女4人。
主人公のクラウは北欧出身で、死神との異名を持ちます。
あとの3人は日本人で、性格がわかりやすい。
切れやすい天才アズズ、楽天的なバカ宮古、物静かでしっかり者の園香。
私のお気に入りは、常に冷静、長い金髪をなびかせるクラウです。
周りへの気遣いを忘れない所が気持ちいいですね。

ストーリーは想像にお任せするとして、このアニメって館山観光案内ですよね。
アイキャッチとかまさにそう。
昔、館山に住んでいた身としては懐かしい感覚でした。
ちなみに、館山基地にはそう簡単には入れませんので悪しからず。
ただ、外周道路の突き当りに沖ノ島があって孤島気分に浸れます。

房総半島最南端の野島崎も登場します。
{netabare}アズズがここまで逃げてたけど、館山基地から相当の距離。
私、逃げすぎやんって突っ込んでました。
これも観光案内の一環なんでしょう。{/netabare}

投稿 : 2021/02/25
閲覧 : 567
サンキュー:

15

ネタバレ

颯沙 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメのテーマが視えない。

「戦翼のシグルドリーヴァ Rusalka」「戦翼のシグルドリーヴァ Sakura」
この2編の小説の続きのお話がこのアニメみたいなので、
アニメから入った私は何の事やらさっぱりな流れが大量にありました。
園香と弥生の話もアニメ内ではちらっと語られただけで内容がわからず、
園香が急に立ち直った「甘えんなバカ」のセリフも唐突すぎで???。

死の描写もあるんですが、死に対する世界観ってどうなっているんでしょう?
全編通して重たい感じにはなっていなかったのですが、結局のところは何だったんでしょう?

描写されてない細々とした不思議なことはありますが、
オーディンは何がしたかったのかが全くわからずに話が終了。

物語全編を通して大きなひとつのテーマが私の頭では理解が出来ず、
終わった時の感想が、OP曲良かったな。
とEDのラストのクラウがヴァイオレット・エヴァーガーデンかよって。

作画の綺麗さとOP、EDが良かったと思った作品でした。

投稿 : 2021/02/22
閲覧 : 305
サンキュー:

7

あきお2 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:----

三女の方がいい。

SHIROBAKO2期の第三飛行少女隊を連想しました。主人公が行動に移すプロセスが「三女」の方が私は好き。この作品はそれが直接過ぎるというか草すぎる。プロペラ機で最速ってのも冷める。

投稿 : 2021/02/21
閲覧 : 216
サンキュー:

3

ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

言っておくが私は嫌いではない。

序盤 まぁ

中盤 お?

終盤 おお

この話は異形の生命体と戦う祝福された少女の話
ジャンルはバトル・戦闘機(擬人化ではありませんから安心して)

まず。私は嫌いじゃありません。この作品。

まず全体的な評価としては満足しています。
扱っている展開がドシリアスなくせにコメディが良い感じに入っていて飽きなかった印象です。
もちろん「コメディ抜きにしてシリアスメインでやれば」「もっと設定を練ってからにしろ」「人類の価値観冒涜しすぎでは?」という意見は認めます。実際私もそう思いました。最後よくわかりませんし、中盤が中盤だけに終わり方が解せない感じです。
しかし本作の見どころは全体的な物語ではなく、物語の進行に伴うキャラの物語です。

ここを間違えては行けないのですが、正直物語なんてどうでも良いんですよ。世界がどうなろうとどういう意図だろうと知ったこっちゃありませんし、実際どうでも良い内容でした。しかし、注目スべきはキャラ達の感情です。
物事に対してどのように感じ、どのような結論をだし、どのように行動するのかが本作の醍醐味です。おそらく。いやシリーズ構成さんが言うんだから間違いない。どうでも良いとは言ってませんが。
ともかくこれは物語を楽しむというより事象に対してキャラどのように対応するのかが重要だということです。

制作側(シリーズ構成)は「ハリウッド的なものにしたかった」と言っていますが、これはハリウッドで出来るようなものではない(本作が上)ので、本作をハリウッドと表現するのはちょっと抵抗があります。別にハリウッドを嫌っているわけではないのですけどね。

さて内容です。序盤のつかみは正直良いとは言えませんでした。異形と戦う少女アニメなんてそこらにありますし、プロペラ戦闘機にのる少女だっています。
ですので当初はそこまで期待はしてませんでした。「どうせテキトーに終わるんだろうなぁ」程度に思ってました。
しかし中盤一気に好転。結構シリアスになってきます。正確に言うなら生ぬるい事象ではなくなります。
序盤とはちょっと温度感が違うので序盤が好きな方はあまり好みじゃないかもしれませんが、まぁなんとかなります。{netabare}死人の数だけ面白くなるとは良く言ったものですね。ここで誰も死ななかったら制作側を本気で軽蔑するところでした。ただ身近で死んだのが姉御さんと昔の仲間の片方のみっていうのが。もうちょい逝ってもいいんじゃないかな。司令塔の一人くらいは殺っていいと思うんだけど。{/netabare}
終盤はまたシリアスです。私大興奮ですよ。{netabare}園香ちゃんの葛藤が好きです。ああいうのですよ!ああいうの!解決方法はイマイチ納得できませんが、敵への恐怖による使命の未遂行によって認めざるを得なくなった自分の無力に対する自責は最高ですよもう。{/netabare}
ラストの終わり方は良かったと思います。いろいろ終わっていない点があったりしますが、それを含めて本作だと思ってます
なにせ物語はついでですから。どう彼女達が成長したかがわかれば良いんです。

おじさんコメンタリーは一話みて「これはネタバレ食らうやつだな」と後回しにしました。別にネタバレはしてないのですが、純粋に本作を楽しみたいなら本編だけ全部見てからおじコメを見ることをおすすめします。他の方のレビューみていると「おっさんたちが自画自賛・言い訳しているだけ」という意見があるようですが、本作を作ったんです。それくらい良いでしょう。まぁ個人的には4話だけは一時間反省してもらいたかったですが。
本作にハマっている人はおじコメは見るべきではないです。ものすごく現実的な話を「なんの可愛げの無いおっさんやお兄さんが話しているだけ」(本人曰く)なので、作品にハマった人は不快感が大きいかもしれません。
個人的には、本作は結構面白く2020秋としては上位だと考えていますが、心酔するほどではないので、特に不快感はなかったですね。4話を除いて。というか2020秋は残念すぎる。まぁ多くの人が「本作が2020秋を下げている」といっていますが。
普通に裏のというか制作側の話も良かったですし、私の気付かなかった点も解説してくれたので非常にありがたかったです。より好きになれた気がします。

監督は徳田大貴さん。原画マンで初監督だそうです。そりゃ4話みたいなのを作るわけですね
シリーズ構成は長月達平さん。リゼロ原作者ですね。
キャラデザは横田拓己さん。波よ聞いてくれのキャラデザをされた方ですね
劇伴は小森茂生さんと百石元さん。正直おじコメでのこの二人の会話死ぬほど面白くなくて笑っちゃいました。
アニメ制作はA-1picturesさん。

作画も良かったですね。どこぞやのコトブキたちは完全に3Dだったので本作もどうせそうだろうと思ったらA-1だったんですね。なんとすべて手書き。いやぁすごい。戦闘シーンはもちろん日常シーンでも良い箇所はありました。「なぜそこをぬるぬるにした」という箇所もありましたが、まぁ作画が良いに越したことはありませんから。
opはボカロPのナユタセイジさん作詞作編曲、ナナヲアカリさん歌唱の「Higher's High」これボーカル変えればもっと売れると思うんですけどね
edはSakuさん作詞作編曲、スピラ・スピカさん歌唱の「サヨナラナミダ」これは映像もあいまってすごいですよ。というか映像がすごい。表現が天才のそれです。
声優さんはとても良かったです。特に杉田さん中村さん梶田さんの三人が良い感じでしたw四話はべつですが。

総合評価 嫌いではありません

投稿 : 2021/02/01
閲覧 : 389
サンキュー:

7

ゲリオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

期待してたが肩透かし

出来自体は悪くなかったと思うけど、とにかく脚本が駄目だった。
っていうかね、序盤でこのアニメのことを絶賛していた俺の立場がないンだわ!
当該クール始まったころ、「ネットだとボロクソ言われてるがアイツらの目は節穴。俺はこの作品推すぜ!」みたいなことSNSに書いた気がするけども、節穴なのは俺の方でした。
自分の目利きも大分鈍ってきたかもしれん。恥かいた!

せっかく最後まで見たので嫌々ながらもレビューしたいと思うが、とりあえず唯一良かったのはキャラデザかな。
オリジナルアニメでこんな可愛らしいキャラを出してくれたらそれだけで期待作に挙げちゃうって話。
さらに脚本は人気ラノベ"Re:ゼロから始める異世界生活"の原作者が担当したと聞けば間違いないと思うのも仕方なくない?間違いあったけど!
ヒロインの中でもムードメーカーの宮古ちゃんが明るくて可愛らしかったが、作品の世界観は妙に殺伐としてて、メインキャラの誰かが戦死して闇落ち展開が来るかもとか予測したけど、まぁ…そんな展開にはまったくならなかったぜ。
いや、名有りキャラの何人かが戦死するシーンはあったんだが…
なんというか死亡シーンが割と不明確だったり、他キャラがそこまで悲しんでなかったり…
特に"ある一人のキャラの死"については、少なくてもクラウディアは涙の一滴くらい流してもよかった気がした。
ってか、やっぱりどうせ殺すならメインキャラじゃないとインパクトがないよね。
某ピンクの子とか明らかに死ぬことによって作品を盛り上げる生贄ポジと思ってた。

次に悪かった点。ずばり男!
美少女アニメに男を出すなとか、そんなことが言いたいわけではない。
里見司令官や整備のオッサンのようなヒロインたちを見守る大人は全然必要なポジションだ。
彼らではなく、デレデレとスケベに鼻の下を伸ばすモブたち。アイツらはイカン!本当に気持ちが悪い!
ヒロインたちが20代の美女設定ならそれでも問題ないんだが、本作のヒロインはどう見ても見た目が中学生の少女で、それをエロ目線で見てるアイツらは本当に害悪でしかない。
第4話水着回の(´∀`)b (´∀`)b (´∀`)bで本作に対する期待は完全に失せた。
ちなみに、視聴者が2次元のロリキャラをスケベな目で見ることの是非は全く別な話なので。はい。
3次→3次や2次→2次のロリは不快。3次→2次のロリはセーフ。ここ重要。

それにしても4話は本当にターニングポイントで、それまで散りばめたシリアス要素が全部吹っ飛んだ。
1度限りのギャグ回で済ますには酷すぎる内容だし、ギャグも死ぬほど寒くて苦痛。
その他ギャグとシリアスのバランスがとにかく最悪なのが特徴で、第10話で人類の存亡をかけた戦いの前でお祭りを開催するのもあまりに不自然過ぎた。
最後の晩餐的なことを表現したかったのは理解できるも、その見せ方があまりに酷く完全に不要な回だった。
北欧神話がテーマになってたけど、黒幕のオーディンは見た目通りのクソガキで神たる威厳が皆無で、そもそも一体彼は何が目的だったのか自分にはほとんど理解が及ばなかった。
会話でなんとなくな説明はあった気がするけど、受け手の読解力云々というより会話自体が退屈で頭に入りにくかったことの方が問題で、そもそも登場人物の目的や思想を全てセリフで説明しようとすること自体が無謀なのではないか。

総評するとキャラデザや雰囲気など期待させる要素は多くあったのに、脚本のせいで全て肩透かしに終わったという印象に尽きる。
脚本家の自己満足が甚だしく一体どんな人が考えた話なのか教えてほしい…って、ほぼリゼロの作者なんだよな…
そういえばリゼロとか2期始まってから滅茶苦茶つまんないし過大評価小説家最右翼候補かも知れん。
Twitterで自分の作品のことペラペラ長文で説明するのもサブイボが…
とりあえず「○○で話題の□□が送る期待作」みたいな煽り文句は今後あまり信用しない方が良いということを学んだことを本作を視聴した教訓にしたい。

投稿 : 2021/01/27
閲覧 : 459
サンキュー:

7

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

★★★☆

2021.1.24 ★★★☆(3.1) 初回評価

投稿 : 2021/01/26
閲覧 : 224
サンキュー:

0

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

クオリティが高い空戦アニメ。ヒロインたちも可愛い

さて、今期期待作の一本ですね。Reゼロの人が原作ということで、果たしてReゼロだけの一発屋なのか、他にも面白い作品をどんどん作れるのか、楽しみです。

そうして出来た作品ですが… まずアニメとしてクオリティが高いですね。
作画が美しい。
そしてヒロインたちがとても可愛いです。藤真拓哉さんの原画も良いのでしょうが、とても魅力的ですね。
圧倒的な強敵に少数の少女が立ち向かう絶望的な世界観も実に良いですね。決してReゼロだけの一発屋では無さそうに思います。
とても好みです。とても気に入りました。

ただまあ… ストライクウィッチーズとめっちゃ被ってますね。
いや悪いとは言いませんよ。絶望的な世界観と可愛い女の子と空戦を高いレベルで組み合わせた、という結果被ってしまっただけで。パクリとかそういう話しじゃないです。
面白い作品は何本あっても良いので私は歓迎です。

まあ女の子がパンツで飛ぶか、飛行機で飛ぶかは絶対的な違いなので、被っていないと言えば、いないと思います。

とにかくこのクオリティなら切る選択肢は無し。続きを楽しみにさせて頂きます。

全話感想
作画は非常に良好。ヒロインたちは可愛く、戦闘は緊迫感があり、女の子が戦う内容でありながら、男もしっかり女の子のための盾として戦っていたりと、全体的にはちゃんとしている印象です。
時には被害も出て、泣いて苦しんだり… と辛い部分もたくさんあって、そこが良かったです。

とまあ、私は気に入って楽しく見ていたのですが、評判はいまいちだとか? 何が悪いのでしょう…。
まあ男たちのアピールがちょっとうざったいとか?
私は面白くて良いと思ったのですが…。

まあ敵が結局何だったのか、というのはありますかね…。
戦闘シーンの迫力もやや微妙。結局クラウディアがどうすごいのかよくわからなかったりとか…。と、問題点はあるにはあるのですが。
でも問題のない作品なんて存在しないわけで、それ以上の魅力があれば良いと思いますけれどね。

とりあえずミコちゃんがいい子過ぎて、なんか死にそうだな、と思ったのですが、その予想は外れてくれてよかったです。
…ミコちゃんが死んで絶望してボロボロになるアズズが見たかったのですが。

投稿 : 2021/01/25
閲覧 : 337
サンキュー:

9

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

この大空に翼をひろげ 飛んで行きたい

全12話 オリジナル作品

Re:ゼロの原作者の長月達平さんが脚本している作品です。

世界各地に点在する人類の敵「ピラー」を駆逐するべく、第二次世界大戦前後の戦闘機に模した「英霊機」に登場する「戦乙女」(ワルキューレ)で特に日本の館山基地に所属する4人中心に描く作品です。

英霊機がプロペラ機で護衛機が最新の戦闘機という感じなのでちょっと違和感を感じました。

「ピラー」はエヴァでいう使徒みたいな感じですね。

前半は館山基地に迫る「ピラー」との戦いと日常を描いていました。

後半は真実が分かり、大規模な戦闘で戦いは苛烈を極めていくお話でしたね。

キャラと世界観が合えば面白いかと思いますので、1話観て判断したら良いかと思います。

OPはナナヲアカリさん、EDはスピラ・スピカさんが歌っています。

最後に、戦闘機に羽が生えてるシーンは違和感を感じました。

投稿 : 2021/01/24
閲覧 : 367
サンキュー:

13

ネタバレ

たかたか・・ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見入ってしまいました。

さすが、A-1ピクチャーズですね。

個人的にキャラが、可愛すぎる。(サブキャラは、よくいる外人さんです)

六車宮古ちゃんは、可愛すぎる!!この子のためなら守るぞ!と思って

しまう自分が、怖いです。こんなに真っすぐな娘がいたら、今の嫁と

は、離婚しているでしょうね。(笑)

ストーリーも、駆け抜けでもなく、うまく纏めていたと思います。

何度か涙が、出そうになりましたが、宮古ちゃんに助けられました。

声優さんもよく、キャラにあっていたと思います。

ただ、戦闘機オタクには、面白くないでしょうが

(トップガン世代、自分もこの世代)そこは、切り離して見て頂けると

幸いです。

投稿 : 2021/01/23
閲覧 : 214
サンキュー:

5

DB さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

女の子が戦う作品ではあるんですが、女の子以外の登場人物との絡みが多く、これまでの同じ傾向の作品よりも戦争による死ということをクローズアップさせていて新鮮な気持ちで見ることができた気がします。
キャラも結構魅力的だったので、2期あったらうれしいな・・・

投稿 : 2021/01/23
閲覧 : 203
サンキュー:

3

ネタバレ

キアヌリーブス さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

前半までは良かった

最初見た時、僕が観た中で一番だと思っていたのですが、後半(7話から12話まで)を見ていくうちに、なんの目的でこうなったのかがわからなくなりました。
クラウディアとオーディンの下りは、なんなのか正直わからなかったし、オーディンが急には向かってきたので、結局オーディンがないを求めていたのかわからない結果になってしまいました。
前半までは面白い感じだったんですがねー

投稿 : 2021/01/22
閲覧 : 307
サンキュー:

4

ごる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

オッサンと女の子を楽しむアニメw

よくある突如現れた未確認生物と乙女が戦うバトルアニメです( ̄▽ ̄;)
周りが最新戦闘機なのに、ヒロインが載る戦闘機は昭和の戦闘機w
ラブコメ要素は一切ないですよー(´▽`) '` '` '`

投稿 : 2021/01/22
閲覧 : 188
サンキュー:

2

ネタバレ

ペンギン丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:----

よくある神話の安売り

我はオーディン。みたいのが出てくる時点で萎える。というかこのお話北欧神話要素入れる必要あった?最初から最後までなにがしたかったのか、何が言いたかったのかわからなかった。。

よくわからないキャラがよく死ぬけどよくわからないキャラだから、あ、そうなんですか。で終わってしまう。姉御とかなんだったの?
桜にいたっては最初から死んでるし誰それ?って感じなのに要所要所で出てくる。わけわからん。

人をいっぱい死なせてクサイセリフ詰め込みましたよってだけのアニメ。

投稿 : 2021/01/20
閲覧 : 241
サンキュー:

6

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヒコーキの心

英霊などと宣えば、左手が疼く輩に揶揄されそうなので、ここは魂、あるいは心、または“soul(ソウル)”、もっと広く、”spirit(スピリット)と表現するのが吉かもしれない。

人馬一体と言うべきか。
乗り手の、もっと言えば作り手の、さらには、名もなき整備員たちとの“対話”によって、初めて、機械は魂を宿した“body(肉体)”を獲得するのだ。

今は、ウィキという便利なツールがある。
ここは是非にも、英霊機たちの秘められた歴史に、航空史に刻み付けた爪痕に、そう、ヒコーキの心に思いを寄せてほしい。
そこには、無念の思いの中で培われた信頼と友情が、そして、たとえ一瞬であっても、我々の心に響く栄光、その輝きを見ることができるはずだ。

11月11日は第一次世界大戦の終戦記念日、リメンバランス・デー。

1915年、カナダ人の医師で詩人でもあったジョン・マックレーが、同国人兵士の死を機に書いた「イン・フランダース・フィールズ」。戦場に咲くヒナゲシの花の描写を冒頭に入れた詩は、欧州諸国で人気を得て、その後、ヒナゲシは戦闘で命を落とした兵士たちが払った犠牲を象徴するものとなった。

「サヨナラナミダ」スピラ・スピカによるエンディングテーマが素晴らしい。
武器を捨て、ケシの花を残して旅立つヒコーキたち。
そこはヴァルハラではなく、安息の地であってほしい。

第二次世界大戦、マルタ島を拠点に、地中海の航路を守った3機の剣闘士(グラディエーター)たち。

偶然の中で生まれた奇跡の英雄譚ではあるが、その3機のシーグラディエーターに付けられていた愛称が興味深い。
『Faith(信頼)』、『Hope(希望)』、『Charity(愛)』であり、最後まで生き残った一機である『Faith』が、島の戦争博物館に展示されているそうだ。
ちなみに、『Charity』とは、無償の愛、アガペーのことである。

そんな訳で、“戦翼のシグルドリーヴァ”の設定には、確かに“ヒコーキの心”が裏打ちされているはずではあるが、なぜかあまり脚本から響いてこないのである。
少し残念ではあるが、鈴木貴昭氏の愛は、確かに頂いたのである。

投稿 : 2021/01/18
閲覧 : 440
サンキュー:

17

ネタバレ

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

調味料も入れすぎるとクドくなる

今観終わりました~~最終回放送からだいぶ間隔空いちゃいましたが改めて感想を書き直します。


前回視聴途中時点(水着で泳いだりしていた5話、6話あたり)で女の子の可愛さ全振りでとても良い感じに盛り返して来ていたんですが、最終回に向けてのシリアス展開がイマイチでした。その理由を書きたいと思います。

まず1番違和感を感じたのは感動させたい気持ちが空回りしているのかやたらと「良いセリフ」を言い過ぎ、喋らせすぎなんですよ。ぽっと出のベテランパイロットから各国首脳(モブです)までかっこいいセリフ言わせまくりで、本当にビシッと決めるべきシールド隊や里見司令官のセリフが軽くなっちゃうんですよ。

あと全体的に戦闘がヌルイです。
拠点奪い返したあとこっちが攻めるまで敵からの攻撃は皆無ですし、呑気にお祭りしてても反応なし。最終回も攻撃しない限り反応が無い要塞を攻めるって展開ですので緊張感がないんですよ。
よーいドンでこっちから初められるって時点でなんだかなあ。

トールハンマーも豪快に外してますし、世界各国での戦闘描写も少ないのでスケール感とか総力戦ってのが伝わりませんでした。富士山周辺でこじんまりと戦ってるようにしか見えないんですよ。

主要キャラの退場のさせかたも良くなかったですね。せっかく歴戦パイロットの弥生を出したのに特に強キャラ描写もなく退場シーンの映像もなしじゃ勿体ないですよ。
クラウもあくまでたくさんいるうちのネームドパイロットの1人って感じだったのに実際に合流したネームドも特に強い描写ないんだもの。

あの時の伏線が、みんなの頑張りが最後の大反攻に収束して繋がって行くって描写が希薄で最後の戦いも取ってつけたようになっちゃいました。宮古ちゃんの機体の勇者砲改もいきなり出てきますからね。

主要キャラ4人はとても良かったですね。やっぱり本当の主人公は宮古ちゃんでしたね。可愛くて優しくて強い!アズズもクラウもキャラ立ってましたし、おそのも最後には活躍してくれました。

でもオデン君はダメだ。厨2セリフは置いといても神様の狂気も理不尽さも強さも全てが不十分でした。
倒したワルキューレを復活させるならば機体だけでなくワルキューレ自身も登場させたが良かったかなと思いました。ブラックプリキュア的感じですね。

主題歌、エンディング曲もとても良かったですし、クラウの劇中歌も良かったです。戦闘作画や効果音も迫力がありましたし、女の子も可愛くて声優さんの演技もとても良かったと思います。ストーリーさえ良かったら神作になれたような気がします。とても惜しかったです。

投稿 : 2021/01/13
閲覧 : 572
サンキュー:

30

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かった

設定に無理あるが、なかなか面白い。

投稿 : 2021/01/11
閲覧 : 205
サンキュー:

5

ネタバレ

くにくに さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

リアルな感じが感情を揺さぶる

人死にます。いっぱい死にました。あ、あなたもですか?な感じです。でも戦いってそうだよね。ザオリクがあるからとか、勇者だから、とかなく、油断したら、窮地に陥ったら死にますよね。そこまでしてまで守ること、守られることにやっぱり感動はしてしまう。
OPいいですよね、鬼リピートして聞いてしまいます。声優陣はオペ子たちのほうが豪勢な感じ。あとシゲさんもよかった。てかシゲさんがよかった。昔から変わらない感じにほっとする。

投稿 : 2021/01/08
閲覧 : 247
サンキュー:

3

ネタバレ

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

構成は本職の方に…

放映前期待値は高かった。
リゼロの長月達平氏に、脇役まで豪華な声優陣。気合入ってるんだろう…と。
でも残念。期待には届かなかったな。

「おじさんコメンタリー」も見てたが「そのへんはノベルのほうで見ていただければ」みたいな補足?が多すぎ。「アニメを隅々まで見たとしても、本を読まないアナタじゃ理解できませんよ」と言われてるようで萎えた。
{netabare}
この作品って戦死が多いけど、やられる描写がサクッとしてたり見せなかったり、いつの間にか死んでる感が強い。
死ぬ瞬間は無くていいとしても、それまでに命を懸ける覚悟みたいな描写もアッサリしすぎで、キャラが使い捨てられてるような寂しい気持ちになる。

物語的にも気持ち的にも置いてけぼりになりがちな反面、水着回?で時間を浪費してるのも残念。
語り切れてないのにそういうのをされると、本分を疎かにして遊んでるように感じてしまうんで。
{/netabare}

逆にOPとEDは良い感じ。
いっそのこと全員セリフなし、表情だけで語らせるアニメにしたほうが評価高くなったりして。

わかる人にはわかると思うが、自分は「マブラヴ オルタネイティヴ」みたいなのを期待してた。
世界各地にプライマリーピラーが出現って、もうこれハイヴじゃんって思ったし。
ああいう暑苦しい話が欲しかった。

…って、あれ??
マブラヴ オルタネイティヴが今年10月にフジテレビで放映予定?
そっちはメチャ期待だな。

投稿 : 2021/01/07
閲覧 : 289
サンキュー:

5

ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何故だろう?中盤以降、涙が止まらない・・・

序盤はコメディ寄りの作品なんだと思っていました。
六車宮古のキャラとか・・・。
どっちがどっちのバーターなのか知らないけど、名コンビの中村悠一さんと杉田智和さんがマフィア梶田さんとともにトリオを組んでいるとか・・・。
第4話までは、間違いなくコメディ寄りな作品だったと思います。

第6話の沖田空将補の挨拶以降、物語が一気にシリアス展開に・・・。
この回以降、毎話、涙なみだの連続で・・・。
歳を取ると、嫌ねぇ(笑)。

中盤以降が本編なんでしょうね。

8話の後の総集編回も良かった。
単なる総集編ではなく、本編ではほとんど説明の無かった世界観についてもきちんと説明されている。
いわゆる「万策尽きた!」総集編ではない、初めから予定されていた総集編(だと思われる)。

最終話も良かったですね。
{netabare}中村悠一さん、杉田智和さん、マフィア梶田さんの名物トリオの戦死シーンとか、号泣モノでした。
こういうキャラは『しぶとく生き残りました!テヘッ❤』なんてパターンが多い中、あえて戦死・・・。
勝利の裏で失ったものの大きさが、上手く表現されている、良い選択だと思います。{/netabare}

投稿 : 2021/01/07
閲覧 : 374
サンキュー:

32

ネタバレ

バニラコーク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おっと、意外と楽しめたんですが。

あまり期待しないで観たのが良かったのか。
意外と面白く思いました。
ただ、割りと沢山の人が亡くなっていくのがちょっと、、、
神の加護やS級とそれ以外の違いもイマイチ。
ネームド?どんなネームがついてましたっけ?
個人的には地獄のメイドが気になって仕方がなかった。
なんだか最近、神話がらみのストーリーが多い気が。
ってもともと神話がらみのアニメって沢山あるか。
ラスボス倒したのに世界にはまだ驚異は残ってるのね。
なんで??

投稿 : 2021/01/07
閲覧 : 262
サンキュー:

6

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作品の世界にイマイチ入り込めないまま終了

話の内容にはそれ程興味は無かったのだが、オリジナル脚本のアニメという事と、声優に杉田智和、中村悠一、マフィア梶田の盟友トリオが出演するという事で視聴。

正直1話からそれ程作品の世界に入り込めず、そのまま最終話まで視聴したがやはり最後まで入り込めず終わってしまった。

突如地球に現れた人類に攻撃を仕掛けてくるプライマリーピラーという謎の光の柱と空軍(主に日本の館山基地が舞台)との戦いを描いた作品。

で、そのピラーを倒せるのが神に選ばれたワルキューレという戦乙女達のみであり、特に優れた戦闘力を持つ物がネームドと呼ばれ世界に数人しかいないらしい。

ワルキューレ達が操縦する戦闘機は英霊機と呼ばれるプロペラ機で、空軍パイロット達は戦闘機で彼女達のサポートに徹する。

今期秋アニメの別作品でアサルトリリィという作品があり、それも特殊能力をもった選ばれし女子高生が武器を操りヒュージという突如出現した謎の敵と戦うという話で設定が被る所があるのだが最近の流行りなのだろうか?

結局オーディンという神を名乗る存在が、自ら創ったピラーを倒せるワルキューレを人類に授け、最後神VS人類で戦うっていう自作自演な話にしか見えなかったのだが、実際は違うのだろうか?
正直自分には良く理解出来なかった。

オーディンもただの中二病全開の子どもにしか見えなくて神としての存在感が全く感じられなかった。
結局どういった存在だったのかが良く分からなかった。

最後の戦いでワルキューレ達は無事生還して、めでたしムードの終わりで確かにそれはそれで良いのだけれど、館山基地の隊員たちは死にまくっていて、戦死者達は英雄扱いっていうのも今の時代っぽくない感じがするんだよなー。
最後の作戦もオーディンの最後も何か良く分からなかった。
全員生き延びてハッピーエンドってのがスッキリするけど、戦争で誰も死なないっていうのもあり得ないし誰もが腑に落ちるラストを作るっていうのは本当に難しい。

取り敢えず自分には残念ながら良く理解出来なかった作品だった。

投稿 : 2021/01/06
閲覧 : 219
サンキュー:

9

ネタバレ

はく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最終回

最終回の戦闘シーンがいまいち何が起きてるのかがわからなかった

投稿 : 2021/01/06
閲覧 : 166
サンキュー:

5

ネタバレ

damian さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

主人公…?

内容はエヴァンゲリオンの戦闘機版といった感じで、
人類の脅威である未知の敵「ピラー」と
戦闘機を駆る少女達の戦いを描いています。

ストーリー構成はともかくとして、
このアニメはネックは主人公のクラウディア。

明るくもなければ暗くもなく、
ツンでもデレでもなく、
口数が多い訳でも少ない訳でもなく、
言い回しは軍人っぽくて堅いが、
堅すぎる訳でもない。

戦闘では「世界屈指のネームドワレキューレ」
という実力もあまり見えない。

すごく中途半端で魅力が薄いように思う。

このひたすら地味な主人公が中心になって
物語が進むので、
全体的にどこかパッとしない印象。

というか、主人公とは対照的に元気で明るく活発、
基地のみんなをひっぱるアイドル的な存在であり、
戦闘では勇者砲でトドメ役の宮古が主人公でない理由が
よく判りません。

でも意図してやってますよねコレ?
なんでだろ…

まぁでも序盤はともかく、
途中からはそれなりに楽しみ見れました。

投稿 : 2021/01/05
閲覧 : 198
サンキュー:

5

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

神々の戯れ

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ジャンルは航空アクション。ファンタジー。アニオリ作品。

「戦闘機(古いやつ)に乗ったストパン」と思えば、大体その通りかなと(笑) まあ、ストパンよりもシリアス面とギャグ面は振り切っていて、よりストーリー重視とは言えます。

作画は結構ちゃんと動きましたし、キャラもメインの4名中心でそこまで多くないので、ちゃんと覚えられました。

レビューでは、本作の感想と、宗教(神様)の話をちょこっと。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
キャラ的には、アズズが可愛かったですね。優秀なポンコツは萌え度が高い(笑) 宮古も良い子でしたね。ギャグとシリアスの両方をこなす優秀さ。

園香は姉絡みでかなり個性でたが、もう少し腹黒さみたいなのが出てきたら更に良くなったと思う。クラウは、、、技量も高いし良い人なんだけど、ちょっと他の3人にキャラ負けしているかなと。

とまあ、それぞれに魅力的なキャラクターは良くできていて、本作一番の魅力になっていました。

ストーリーとしては、オーディンの裏切りが1番の見せ場。私は「オーディンは戦乙女を育て、戦場で死なせ、神々の世界の戦を優位に運ぼうとしている」、ヴァルキリープロファイル的なストーリーだと思っていましたが、違いましたね。

要は、「神々の黄昏を認めたくないオーディンが、もう一度神々の黄昏を起こし、『前回のはノーカンね!』と思いたいがために、人類巻き込んで大戦争」って話ですが、それじゃあ、「たそがれ」ではなく、「たわむれ」やがなと思い、こんなレビュータイトルにしてみました(笑)

ただ一つ思ったのは、(私は、無宗教且つ無神論者だけど)「人間は死んだら天国にいけるらしいが、神様は死んだらどうなるんだろう?」ということです。

人間にとって死は絶対的な恐怖であり、不可避なものです。だから、それを誤魔化す、正当化する、受け入れるために、古今東西様々な宗教や信仰が生まれたのでしょう。私自身は、死後の世界を信じていませんが、それを本気で信じている人にとっては、自分が死ぬ瞬間も、親しい人が死んだ後の世界を生きていく時も、「死んだらまた会える」「死んだ後も幸せに生きている」と、希望をもてるわけですよね。

でも、じゃあすでに天国にいる神様はどうなんだろう。

これは宗教によって違うでしょうが、神は不滅とするものもあれば、(北欧神話なんかそうですが)神がちゃんと死ぬ設定の宗教も結構ある。

神様の死後は、人間界の礎になることもあるけど、全く説明していない場合もある。

自らを救う存在として神様を生み出しながら、神様の死後には救いを残さないのは、なんだか人間の業の深さを感じさせるよなと。

もしかしたら、本作のオーディンは、そういう理不尽さの中で生まれたのかもしれない(まあ、息子のトールがいて、娘のクラウディアがいるなら、孤独じゃないやん、満足しろやとは思ったけれど)。

基本的には悪いところはあまりない作品ながらも、最終話の里見司令官にはガッカリ。アズズ達の帰還を喜ぶ場面があるけど、シールド隊のハゲや金髪、ロン毛は死んでるやん。なら、あそこは大喜びではなく、安堵くらいでしょ。なんか、良い最終回だけに、あれで結構冷めましたよ。

よく動く戦闘作画より、格好良い飛行機のデザインより、繊細な人の心をしっかりと描くことの方が、ずっと大事だと思うんだけどね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
そして、ストパンへ(笑) オーディン。おもいっきりストパンだな。整備班長と言えば、千葉さんのイメージ(笑) アズ、親しみやすい(笑) うちに来た死神は美人だ。なかなかボリュームあって面白い初回だった。

2話目 ☆3
クラウ、日本に興味が。侍と大和撫子は、この基地にはいない(笑) 映像は頑張ってるな。

3話目 ☆4
2話またぎで一般兵士の死を描くか。なかなか良い。

4話目 ☆2
やたらとコメディタッチだな。サービス&箸休めね。まあ良いけど、このままの作風ではいかないでね、という感じ。

5話目 ☆3
新キャラ。反抗作戦。スト2(笑) なんか、指令室で当たり前のように寝てるの、エロいな(笑) 死亡フラグ? 

6話目 ☆3
つまりは、親子喧嘩? いや、ラグナログに向けて戦士者、英霊を作ろうとする、オーディンの自作自演か。

7話目 ☆3
司令部破壊か。姉御死亡。いや、ヴァルハラで会うな、こりゃ。

8話目 ☆
総集編? 丁寧に用語解説するのは良い。

9話目 ☆4
戦闘シーンはよく動いたな。

10話目 ☆
なんか、あざといサービスシーン増えたよな。テコ入れ? 作画も怪しい? 動きカクカクしてるし、使い回しのカットや静止画をパンする構図が多いな。

11話目 ☆3
頭良い人の正解と、バカの正解を足せば最強。泣き虫だけど弱虫じゃない。なんかこう、ナデシコとか、そいう時代の雰囲気も感じるんだよな。

12話目 ☆3
う~ん。どうせなら、シールド隊にも生きてて欲しかった。
{/netabare}

投稿 : 2021/01/04
閲覧 : 249
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28

ネタバレ

Tokusa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人の死なない戦争ごっこアニメに飽きた人にお勧め

{netabare} 大抵のテレビアニメの第1話は、そこで視聴者を引き付けなければいけないから金をかけ一生懸命作っている。視聴者としては、1話を見て面白くなければ無理して続きを見ない方がいい。シグルリの1話を見た感想は「美少女が兵器を使って戦争ごっこする凡庸なアニメ」だった。自分が飛行機好きだったこともあって多少無理して続きを見たんだが、3話目で宮古がヘリ搭乗員を看取るシーンを見て、シグルリが凡庸などこにでもある作品では無いことに気が付いた。

アニメで死をどのように描くかは難しい問題で、全く血の流れ無い戦争アニメでいきなりヒロインの手や足がもがれ泣き叫びながらこの世を呪う言葉を残して死んだりしたら、ドン引きするでしょう?(そういう意味でストパン3期の最終回は疑問に思う) あくまでフィクションなので、戦争やってても血や死の描写が無いこと自体に全く問題は無い。逆に死を描くのであれば、非常にデリケートになる。シグルリは、死に向かう人、その死、残された人、弔いといった死の過程が話数を追うごとに丁寧に描かれた稀有な作品と言える。

神話をベースにしつつその設定はガタガタなんだが、北欧神話は戦士のための物語と言える。かってヴァイキングがどのような生活をしていたのか今となっては分からないが、昔の人って部族によっては無茶苦茶野蛮だった。西欧人が入ってくる前のインディアンは、基本成人男性は皆戦士で部族間抗争に明け暮れていた。ヴァイキングもそのようであったと思われる。北欧神話では戦って死んだ者はワルキューレに連れられてヴァルハラに行くとされ、栄誉であった。シグルリは戦士の物語である。北欧神話のココロが作品の中に生きている。

その他感想
設定ガタガタ、キャラもまぁまぁ、作画もそこそこ、まぁそれなりの作品です。
作画については所々気合が入ってて、宮古が基地隊員とサッカーするシーンで1VS2でフェイントをかけながら相手を抜くシーンに震えた。いいカットを探すのも楽しみ。
上の評で暗い話を書いたけど、お色気はタップリあるからそっち目当ての人も安心。ただ、お色気シーンで個人的に萌えなかったのは年のせいなのか... {/netabare}

投稿 : 2021/01/03
閲覧 : 200
サンキュー:

6

ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

今期、毎回楽しみに見ていたアニメです。

まず、スピンオフが充実していて、シグルリを好きになった人にはたまらないですね。小説は2冊あり、スクランブルと題したマンガも描かれています。ファンを楽しませる仕掛けが充実していました。

また、メインキャラクターである、クラウディア、宮古、アズズ、園香はそれぞれ可愛かったですし、ワルキューレとしての責務も(重すぎない程度に)よく描かれていたと思います。

各キャラにちゃんとスポットが当たっていましたね。宮古は第3話、園香は7~9話、アズズは第10話でした。特に園香は、弥生の死から立ち直るのが丁寧に描かれていたと思います。アズズと宮古の夏祭りも「女の友情」を感じました。

戦闘シーンも、作戦遂行上の課題が提示され、面白く見ることが出来ました。例えば第3話の海ほたる作戦では、ピラーへ接近する方法が課題でしたし、第4話館山城回遊戦では館山への隠密移動が課題でした。

惜しむらくは第5話以降の後半では戦闘のロジックが描かれなかったことですかね。前半は戦闘のロジックが描かれていただけに、富士ピラー攻略戦では、折角ワルキューレが終結していたのに、その活躍があまり描かれませんでしたし、弥生も戦闘の全容と戦果が描かれなかったので、その功績の高さがよく分からなくなってしまいました。第二次富士作戦もアズズが頭を悩ませたのに、戦闘上の課題が分からないので、戦闘シーンでの盛り上がりには欠けてしまったように思います。後半はキャラクターの心情をクローズアップしたということかもしれません。

4人のメインキャラクターは可愛かったですし、2期があれば、また4人の日常シーンなども見てみたいですね。

雑記
第11話の冒頭はクラウディア、宮古、アズズ、園香が戦闘服へ着替えるサービスシーンでしたが、かっこよかったですね。

投稿 : 2021/01/03
閲覧 : 176
サンキュー:

18

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

残念だった

 出だしは面白かったですが、その後急降下。あまり好きではないリゼロの作者が脚本を書いていたのですが、やっぱ波長が合わないなぁと再認識。完走するのがやっとでした。

投稿 : 2021/01/03
閲覧 : 206
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7

waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キャラの魅力が作品の魅力!すっごい好きな作品になりました。

【First impression】
 ん? え? おお?! うおおおおおお! みたいな感じの作品。
 物語的な面白さよりも何か他のもっと尊い何かがこの作品にはある。
 それは、物語よりも人を見せているから。
 それは、生き様を見せているから。
 それは、表現が難しく、誤解を生みやすいから。
 でも敢えて挑戦するんだ。
 特別な力なんてなくたって立ち向かうんだ。
 その行動がカッコいい。魅力的なんだよ。
 だからこの作品に登場するキャラが好きだし。この作品の全てを私は好きになった。許そう、意味の分からない設定を。讃えよう、敢えてこの仮想世界を選んだことを。

【Story synopsis】
 ジェット機よりも早くプロペラの飛行機を飛ばせる能力。それが彼女たちのスペックの全てだ。
 突如現れた未知の存在ピラーという怪物たちにより人類は存亡の危機に瀕する。それを見かねた神オーディンは人類に手を差し伸べる。
 オーディンにより与えられた武器。それを手に戦いを繰り広げ、人類を守る希望の星。それが彼女たち戦乙女ワルキューレの使命なのだ。果たして彼女たちは何と戦い、何に勝利するのだろうか。

【Staff】
 監督            徳田大貴
 シリーズ構成        長月達平
 脚本            長月達平、鈴木貴昭
 世界観設定・設定考証    鈴木貴昭
 キャラクター原案      藤真拓哉
 キャラクターデザイン    横田拓己

 長月達平さんの印象がかなり変わったというか、こういう作品もできるという幅の広さを見せてもらえたのはとっても嬉しいです。というのもやっぱり『Re:ゼロから始める異世界生活』の印象が強すぎる。でも本質はやっぱり変わっていなくて、人間を描く作家なんだなっていうのがより鮮明になったように思われます。リゼロよりこっちの方が好きになりそうな予感すらある。さて、ラノベをちょっと読んでみたい気になったので積み本の処理が見えてきたら手を出してみたいと思います。
 また、鈴木貴昭さんも加わっており、世界観を作り上げたのがこの方みたいですね。ん~正直良く分からなかったです。ミリヲタでもないので、別にプロペラ機がジェット機より早く飛んでも良いんですよね。ファンタジーだし。あの音でドップラー効果とか出しながら空戦してるのって絵的にカッコいいからそれでいいんだよって感じです。ですが、ピラーとか北欧神話とかちょっと分からなかった。でもこれは悪いっていうんじゃなくて、単純に知識として私にそれを咀嚼する下地が足りなかっただけです。
 これをあの説明で理解して物語のなかで読み解いてる人もいるかもしれない、でもそれってニッチですよね。だからこういう作りにしたという監督の技量に乾杯って感じですかね。上手くかみ合ったのではないでしょうか。
 キャラがめっちゃ魅力的なので、もう原案からキャラデザどちらも最高です。藤真拓哉さん、横田拓己さん、ありがとうございます。本当に好きなキャラたちになりました。

【Review】
 戦う理由を考える。戦争の理由を考える。大事な人を守るため? いやいや、違う。大事な居場所を守るために戦う。
 スピルバーグ映画の『ミュンヘン』には様々な思惑で戦争を行う勢力が描かれている。それは実際にあった歴史にそって描かれているとてもリアルなものだった。
 また、彼女たちワルキューレはどうだろうか。彼女たちはピラーから人を守り、領土を守り、国を守る。
 本来、戦記ものの物語を描くのであれば、どこの国ががどういう戦況になっている、など、大局的にピラーとの戦いを描くのがベターなのだろうと思うが、この作品ではそこは重視しない。フォーカスするのは館山基地にいる面々です。1話の冒頭がいかんせん、世界的な状況を説明するところからのスタートだったので、このフォーカスから外れてしまっているが、そもそもの世界観を説明するためには必要な作業だったのではないでしょうか。
 ただ、これがあったため、どこか既視感漂う凡庸な作品群と同列に並べられてしまい埋もれてしまったという可能性もありそうです。

 この作品は最初から最後まで戦争を描いていますが、しかしずっと人を描いている作品でもあります。そのため、内容は色濃く、主要登場キャラの4人の成長がしっかりと描かれています。この辺りは本当に人間を描くのが上手い長月さんと鈴木さんの作風がしっかりと出ていると思われます。
 特に館山三姉妹(勝手に命名した)は本当にそれぞれに欠けたところを補いつつ、互いに高め合いながら物語が進んでいきます。そんな彼らを観て、たぶん主人公のクラウも成長をしていく。
 そんな4人の戦う姿勢は時に挫けそうになり、後ろ向きになることもある。でも飛行機は絶対に後ろには飛ばないんだ。常に前を向いて飛ぶ。
 彼女たちには重すぎるんだ本来は大人の男が戦場に出向くもので例え彼女たちが逃げ出したとして、文句を言う大人はいるだろう、でも同じくらい守ってくれる大人もきっといる。
 そう、逃げても良いんだ。でも戦うことを決意するんです。
 そして戦わせるんですよね、大人達が。世界の終わりと天秤にかけて、彼女たちの犠牲を払っても。その大人の葛藤も描かれていたり、ワルキューレたちの責任の重さに心が付いて行かなくなるところなど、本当に上手く描写してきます。明るく元気に時折シリアスに乗り越えていく彼女たちの姿を見せてられて、胸が痛くなる思いでした。
 それはギャグがあるからまたその落差で揺さぶられもする。
 本当に上手くできた作品だと感じています。

 設定の甘さとか分からなさなんてもう自分の知識の浅さを露呈するだけなので追及はしません。ていうかできん。
 むしろそれよりも何を作品は語りたいのか、物語っているのかをしっかり自分の胸のなかに持ち帰ることができたならきっと、この作品はスゴク楽しく、好きになれると思います。

 もはや絶賛です。こんなに魅力的なキャラを描けていて楽しくないわけがない。多く人にこの作人の魅力が伝わりますように。願いを込めて。



【以下、視聴終了前】
 どんなストーリーが展開されていくのか乞うご期待!
 という作品ではないかもしれない。2話まで観て世界観にそこまでの魅力を感じることができなかったのは事実です。しかし、まぁそれでもまだ2話なので、ここからどんどん面白くなっていってくれることを期待したいと思います。

世界感に魅力を感じないのはもはや原作と私の好みとの相性であると思うので、そこをとやかく言いたいのではなく、むしろじゃあなんで次週がまた観たいと思ってしまうのかという点についてやや掘り下げて考える必要はあるかなってところですね。
たぶん、アニメとしての魅せ方がとても良いのだと感じます。その点を楽しみに視聴を続けてみたいです。

投稿 : 2021/01/03
閲覧 : 300
サンキュー:

8

のらのら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

オリジナリティはないが、うまく出来ている。

神の祝福を受けた女の子達が、同じく神から授けられたレトロな飛行機で謎の敵と戦います。
内容的には、キャラ・ストーリーが寄せ集め感は気になりますが、とても丁寧に制作されており、好感持てます。
押さえる所は押さえているし、心理描写もうまい。
適度なギャグ・エロもバランスよく、トータルでみればバランスの取れた良作だと思います。多分、脚本が良くできているんだと思います。
技あり一本といった所です。
最後の展開にもうひとひねりあればかなり評価が上昇したと思います。
多分、映画化したらいい感じに仕上がるかもしれません。

投稿 : 2021/01/02
閲覧 : 190
サンキュー:

6

ネタバレ

Nine さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

コロナによって起きた不運

視聴後、変更点(追記させていただきました)
物語: 3.0→1.0、作画3.0→3.5、キャラ: 3.0→3.5


まず第一に、レシプロ戦闘機(複葉機)がどうこうというのはナンセンスな議論に思います。端的に言うと、残念ながら本作は歴史物ではないからです。今でしたら映画館で「ミッドウェイ」を視聴されることをオススメします。そちらでは整備兵の話など史実も盛り込むよう努められています。

ガルパンの鈴木貴昭サンが関わられているということで観ることにしました。
COVID-19の影響で本作の製作・放映が遅れたために、同系統で古株の「ストライクウィッチーズRtB」と放送時期が被ってしまったのは不運と言う他ないと思います。
そしてよりにもよって北欧神話が物語のベース。BS11ではこの直後に”Angel Beats!”や“ Charlotte”の麻枝准 先生らによる新作「神様になった日」(こちらも物語のベースが北欧神話)。
私の所感ですが、本作は1話を観ていなくても、2, 3話で見始めてもなんとなくわかる親切設計になっているように思います。なので、Twitter などリアルタイムで話をしている人が居ればそこで見る人もいたかもしれません。
しかし、そんな方は少ないのではないでしょうか?
本作2話放送の20分前まで、土曜プレミアムでは「鬼滅の刃」総集編が放映されていました。(本作3話はクライマックスの時刻とモロ被りでした。)鬼滅の刃の余韻が漂う中で本作の実況はほとんど見かけませんでした。まぁ話題になりやすい環境ではないでしょう。

本作の雰囲気はストパンの日常的な軽さにマギアレコードの本質的な重さを併せた物のように感じます。
ストパンという作品は伏線らしいものを張っておいて、後ほど物理的に破壊することで({netabare}具体的には「宮藤父の生死」、「人型ネウロイの正体」、「ウォーロック関係の裏事情」、「唐突に他の巣を駆逐した大型ネウロイの巣」などです{/netabare})詮索を避けるという手法を取ったと私は思っています。メインは飽くまでも「ズボンを描くこと」それ以外はむしろ蛇足という気概すら感じます。
それに対して本作では大神オーディンなどの話を、ちゃんと表現してくれそうな気がしています。なんとなく、でしかありませんが……
女の子たちがキャッキャしているところだけを観たいならストパン、それ「だけ」に違和感を覚える層は本作という風に棲み分けができれば良いのかなと思いました。

私自身は重い話もして物語に緩急をつけてもらえた方が好みです。またストパンは最近、観たばかりなのである意味フラットに比較できているのではとも思います。

ただ「航空機である必要性」というのは私も感じません。特に主人公の必殺技(?)で機体から羽が生えるシーンに違和感を覚えてしまいます。

マギレコのよう、と思った1番の理由はおそらく敵の雰囲気が似ているからだと思います。

3話まで観た感想として、良くも悪くも大きな話題にはならなさそうといったところです。

OPである”Higher’s High”という曲はとても爽快感があり、OPのアニメーションととてもマッチしているように感じます。

視聴後、追記

全体的に不快なキャラクターが登場しなかったことが何よりも救いでした。
3話で表れた少し重めの背景、一転して4話での馬鹿騒ぎ、8話で明かされる衝撃の設定。制作陣がやりたかったこと全てがしっかりと表現されているように感じられました。
8話の時はTwitterトレンドに挙がっていたことがその最もたる表れだと思います。
前述した不運を振り切っていたと思います。
だからこそ思います。構成がどうしようもなく悪い、と。

{netabare}
7話でこれでもかとフラグを立てまくり散華した天塚・弥生と、その言葉を心の柱の一つとした渡来・園香の関係を最終話まで描き切るのは分かります。ですが天塚が登場するのは4話の最後。それからの登場シーンもそう多くはありません。
「結局、『地獄の百里戦線』で何があったの?」という調子で、私は置いていかれた感じがしました。
富士プライマリーピラー内部の出来事もそうです。
「あの時、百里で何があったのか?」が最低限しか説明されなかったため、里見司令や本庄・美智、渡来・園香に感情移入するまでには至れませんでした。
4話か5話を百里の過去回にすれば良かったのでは、と思ってしまいます。
(それはそれで制作陣がやりたかったであろう4話が無くなってしまうのですが……)

気になるならライトノベル「戦翼のシグルドリーヴァ Sakura」を買って読め、ということなのでしょう。それは分かります。ですが、順番が違うのではないでしょうか?
アニメ本編を観て、もっと知りたい、もっと彼女たちの物語を読んでいたいと思うからこそ「外伝」を読もうと思えるのではないでしょうか?

商売を優先するあまり「本編」が不完全なものとなったしまったのなら、それは明確な欠陥です。
{/netabare}

8.5話で明かされた「英霊」機の設定があまりにも寄り過ぎなことはこの際どうでも良いです()

投稿 : 2021/01/02
閲覧 : 433
サンキュー:

10

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戦翼のシグルドリーヴァのストーリー・あらすじ

――突如、地球上に現れ、あらゆる生命の脅威となった『ピラー』。打つ手もなく追い込まれていく人類に手を差し伸べたのは、自らを『オーディン』と名乗る神の存在だった。 オーディンはピラーに対抗する術として、戦乙女『ワルキューレ』と、彼女たちの翼となる英霊機を人類に授け、反撃を宣言した。それから数年――人類とピラーとの戦いが続く空、戦翼を纏った戦乙女たちが、そんな戦乙女たちを支える男たちが、世界を救うために命懸けの空を翔けている。 ここ日本も例外ではない。霊峰富士にそびえし巨大なピラーと対峙する、 3人の戦乙女。いずれも腕は確かだが、揃いも揃って問題児ばかり。そこに、欧州から訳アリのエースパイロットがやって来ることになり……。「さあ、反撃の時だ、人類。来るべき決戦の日――ラグナロクの時は近い」シリーズ構成・脚本に『Re:ゼロから始める異世界生活』の長月達平、キャラクター原案に『魔法少女リリカルなのはViVid』の藤真拓哉、世界観設定・設定考証に『ガールズ&パンツァー』の鈴木貴昭と、強力スタッフ陣で贈る新たなる空のミリタリー、開幕。(TVアニメ動画『戦翼のシグルドリーヴァ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年秋アニメ
制作会社
A-1 Pictures
公式サイト
sigururi.com/
主題歌
《OP》ナナヲアカリ『Higher's High』《ED》スピラ・スピカ『サヨナラナミダ』

声優・キャラクター

山村響、稗田寧々、M・A・O、菊池紗矢香、平田広明、堀江由衣、日高里菜、上坂すみれ、中村悠一、杉田智和、マフィア梶田、千葉繁、茅野愛衣、小松未可子、上田瞳

スタッフ

原作:戦翼倶楽部、キャラクター原案:藤真拓哉
監督:徳田大貴、シリーズ構成・脚本:長月達平、世界観設定・設定考証:鈴木貴昭、キャラクターデザイン:横田拓己、サブキャラクターデザイン:水谷雄一郎、総作画監督:横田拓己/中川洋美/矢向宏志、プロップ・メカニックデザイン:江間一隆、美術監督:渡辺幸浩/若林里紗、美術設定:松本浩樹、色彩設計:佐野ひとみ、CG監督:荻田直樹、撮影監督:関谷能弘、編集:重村建吾、音響監督:岩浪美和、音楽:小森茂雄/百石元

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