映画さよなら私のクラマーファーストタッチ（アニメ映画）の感想/評価、レビュー一覧【あにこれβ】

STONE さんの感想・評価

3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

テレビシリーズにおける恩田希の心情がよく理解できるように

　原作は未読。
　テレビシリーズの前日譚にあたるもので、本シリーズの主人公である恩田希の中学時代を
描いたもの。
　本作を観たことで、テレビシリーズにおける希が試合をしたり、ユニフォームを貰えたことに
対する喜び、「フィジカル、フィジカル」唱える人に対する反発や苛立ちがようやく実感として
理解できた感じ。
　そういう点ではテレビシリーズはここから始めてほしかった感もあるが、それはそれで他の
主要キャラが登場しない展開がしばらく続くことになり、序盤において作品としての強さが
失われそうで難しいところ。
　いずれにしても本作視聴後にテレビシリーズを再視聴すると、印象が変わることが多々だった。

　劇場版だと、作画が良かったりする作品があるが、その辺はあんまり。
　テレビシリーズよりは良いが。

2023/09/16

投稿 : 2023/09/16

閲覧 : 46

サンキュー：

0

Witch さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

本当にTV版（高校編）と同じ原作者と制作陣？！　→名誉挽回に視聴の価値あり

【レビューNo.74】（初回登録：2023/7/22)
コミック原作のアニメ映画で2021作品。105分位。
交流あるレビュアーさんの棚を覗いていたら「さよなら私のクラマー（TV版）」
があったので（案の定辛口ｗ）、そういや映画版は結構よかったなっと。

（ストーリー）
主人公・恩田希の中学生時代を描いたもの。
希は小学生時代は恵まれた体と卓越したボールテクニックで、男子に混じりな
がらも大活躍していた。
中学生になり（女子サッカー部がなかったため）今までと同じように男子サッ
カー部に所属してサッカーを続けていたが、次第に男女のフィジカル差が顕著
になり、公式戦の接触プレイで当たり負けして、怪我を負ってしまう。
（希の才能を高く買っているからこそ、怪我で潰れないよう）以降公式戦は一
切出場させないという監督の方針に不満が募っていく日々。
そして、小学生の頃「親分」と希を慕っていた（転校で離れ離れになっていた）
谷安昭（ナメック）と再会を果たすのだが、彼は立派な体と、敵チームの主将
を任されるほどの選手に成長していた。
そんな彼に「その体でなにができる。俺は男というだけでお前を超えたレベル
にいるんだ。」と言い放たれ、希は次の新人戦で決着をつけるべく、まずは18
人の選手登録を目指して、あの手この手で挑戦を始めるのだった。

（評　価）
・作品の時系列について
　アニメとしては
　・TV版（高校編）2021年4～6月放送
　・映画版（中学編）2021年6月公開
　で、本作は高校編のスピンオフっぽい「前日譚」（後発）のイメージですが、
　新川直司先生の原作では
　・本作（原題）「さよならフットボール」（中学編）
　・「四月は君の嘘」
　・「さよなら私のクラマー」（高校編）
　ということで、あくまでも本作が先で「君嘘」の後「女子サッカー漫画」を
　描きたいという思いがあり、そこに「恩田希」をサプライズ登場させた高校
　編が後発になります。
　なので、高校編のスピンオフ的な軽いものではなく、その当時の原作者の描
　きたかったテーマをしっかり盛り込んだ、なかなか骨太な作品に仕上がって
　いるという印象ですね。
　（「サッカーと正面から向きあった真摯な青春モノ」として、当時の原作者
　　　がガムシャラに描いてる様が伝わってくるみたいな・・・）

・意外と細かい描写も多くよく練られた前半パート
　{netabare}本作は大別すると
　・新人戦18人の選手登録メンバー発表までを描いた前半パート
　・ナメックのチームとの対戦を描いた後半パート
　になります。
　前半パートでは、上述ナメックとの再会が大きなポイントとなりますが、そ
　の他にも目に付いた点をピックアップ。
　・サッカはフィジカルだけが全てじゃない。
　　→　でもフィジカルは全ての中の１つであることを受け入れようとする希。
　・紅白戦で活躍する希。
　　→　しかし練習では、本番のように強く当たれないことを見抜いている監督。
　　　　（特に女子の希には）
　・男女のフィジカル差は時間が経つほど、女子には不利になっていく。
　　→　今回しか男子と勝負できるチャンスがないと焦る希。
　・やれることは全部やって臨んだ登録メンバー発表の日。
　　→　その結果を受け希は・・・
　・その他後述「希を巡る3人の男子たち」の描写
　サッカー以外のシーンも多く、幾分冗長感はあるものの、目を引く細かい描
　写も多く、結構面白く構成されていると思います。
　その他、監督に選んでもらうために、お菓子等の賄賂作戦や謎の脅迫文等、
　原作者のコメディセンスは相変わらずズレてる感じですが、高校編のダダ滑
　りに比べれば、程よいアクセントになっていて許容範囲ですかねｗ{/netabare}

・希を巡る3人の男子たち
　{netabare}元々は小学校からのサッカー仲間ですが、
　・谷安昭（ナメック）
　　小学生の頃「親分」と希を慕っていた泣き虫で弱い存在だっただけに
　　・ナメックからしたら、希に対する憧れや成長した自分を認めてもらいた
　　　いという思いから、つい虚勢を張ってしまい素直になれない。
　　　（売り言葉に買い言葉で、上述のような厳しいことも言ってしまう）
　　・希からしたら、昔は格下だったのにそんな彼にすら追い越されたという
　　　厳しい現実の象徴的な存在。彼を認めることは自分の負けを認めるよう
　　　でこちらも素直になれない。
　　　（後の偵察で彼の努力については素直に評価した模様）
　・山田鉄二（テツ）＆竹井薫（タケ）
　　・小学校からずっとチームメイトの2人。希の頑張りも知っており一緒に
　　　試合に出たいと思う反面、監督の危険という判断も理解しており、彼ら
　　　も難しい立場。
　　・「恩田が他の男（ナメック）に夢中なのが気に入らないんだろ」
　　　という複雑な感情を見せる場面も。
　　・そして遅くまで練習し、その後爆睡した希を背負って帰る2人
　　3人ともサッカー仲間としていろいろと思うところがあり、また希に恋愛感
　　情が０かと言えば嘘になりそうな感じもあり、そういう男子たちの微妙な
　　心理描写も、作品の彩としてしっかり機能しているという印象ですね。{/netabare}

・高校編とは雲泥の差、目を奪われる後半パート（試合シーン）
　{netabare}・希はベンチにすら入っていないので、当然試合には出られないのですが、
　　後半「斜め上をいく手段」で、まんまと試合に出場しますｗ
　・最初はナメックとの勝負にこだわり、正面突破を狙ってはナメックに潰さ
　　れる希ですが、自分の原点である「サッカーを始めたきっかけ」を思い出
　　すと、プレーが一転、持ち前の華麗なボールさばきを織り交ぜながら、周
　　囲の動きを引き出すパス中心のスタイルでチームを機能させていきます。
　・しかしナメックにもらったファールで足を痛め、満身創痍の中最後のワン
　　プレーを絞り出した後、希が下した決断は・・・
　　ある意味希が「私tueee」で終わらなかったところに、この作品の美学が
　　あるように感じました。
　・そしてチームの柱に成長したナメックや希を後押しするテツ＆タケたちの
　　プレーも見応えがありよかったかなっと。
　作画も本格的なサッカーアニメと比べると、力強さやスピード感では見劣り
　します。が、パスワークの描写が本当に綺麗です。それに希の個人技の描写
　も見事な演出で、高校編を視聴された方ならその歴然とした差に驚きを覚え
　たのでは。いやーホントにちゃんとサッカーの動きしてるなと（笑）{/netabare}

まあ高校編でも問題視されていた、口の悪さや暴力的なところは昔からかと、
やはり主人公に共感しにくい方もおられるかもｗ
それに105分は少し長いとか感じるかな。（特に前半）
しかしテーマである、男女のフィジカルの差に苦悩しながらも、それに立ち向
かい自分の原点に立ち帰り、サッカーの楽しさを思い出しやり切った主人公は
（高校編では曖昧だったが）本作では紛れもない主人公だったし、それを支え
る周りの人たちも含め、骨太のストーリー展開で映画の尺で魅せるに相応しい、
しっかりした作品に仕上がっていたと思います。何より作画の差が・・・
あと物語の性質上回想シーンが何度か入りますが、この作品については程よい
感じで上手く機能していたように思います。
「高校編の名誉挽回」として視聴する価値はあるかなっと、個人的には評価し
ますね。

（追　記１）
この作品をレビューを書いてみて
・本作：映画版（中学編）＞＞＞＞TＶ版（高校編）
となった理由がいろいろとわかったので、その辺を書き始めたのが、意外と長
文になりそうで、「じゃあTV版のレビューを書いた方がよくねー？」って話で
また後日アップしようかなっと。

（追　記２）
昔、スピードスケートの髙木美帆選手が中学時代に夏のトレーニングとして、
男子に混じってサッカーをしている映像が放送されていたが、冷静に考えると
かなり凄いことだったんだな。体つきが全然負けてなかったんだよな。
さすが中学生でオリンピック選手に選ばれるフィジカルの持ち主だったわ。

投稿 : 2023/07/22

閲覧 : 150

サンキュー：

5

ローズ さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

日本女子サッカーの未来

サッカーが大好きな恩田希。
中学生となり男子サッカー部に入部するが、1試合しか公式戦に出られなかった。
恩田は努力を重ねて、試合に出られるように入念な準備をするのだが……

日本サッカーのレベルは、アジアでは高いです。
しかし、サッカーの本場のヨーロッパの5大リーグに比べると劣ります。
男子サッカーでも世界基準では負けています。
女子サッカーもレベルは高いですが、それは参加国が少ない、
女子サッカーの競技人口が少ない、という理由があるかもしれません。

恩田には才能があるのでしょう。
作中ではドリブルが目立っていましたが、パスセンスもありそう。
しかも、決定力のあるシュートもある。
中盤の攻撃的なポジションを任せたら、言う事は無いですね。
でも、それは、女性サッカー選手という枠の中ですが。

恩田は中学のサッカー部に所属しています。
女性というだけで試合に出してもらえないのは男女差別だ！みたいな意見もあるでしょう。
しかし、それは違うと私は考えます。
何故なら……

中学生という時期は、体が成長して大人になる成長段階です。
個人によって早い、遅いはありますが、大人になる体つきが形成されていきます。
野球のメジャーリーグに所属しているダルビッシュ投手は、
高校時代は練習をサボっていると言われていたそうです。
しかし、それは、体が完全に成長しきっていない中で、
練習によって成長が止まるのを防ぐためだったと言われています。
千葉ロッテの佐々木朗希投手は完全試合ができるくらいの能力を持っていますが、
まだまだ、投球数などを制限されています。
佐々木投手も、まだまだ成長段階なので、無理をさせないで育成させる、という方針ですね。

恩田は中学生。
まさに成長の途中です。
しかも、男子に混じってのサッカー部所属。
男性と女性の体格差というハンデがあります。
恩田の才能を信じた指導者だったら、どうするか。
練習には参加させるが、公式試合には出さないのが普通でしょうね。
まだまだ、恩田は発展途上中。
中学生に無理をさせて、将来の可能性を摘む事はできません。

作中で恩田は特別な方法（？）によって公式試合に出場します。
ドリブル・パスなど、男子に混ざっても恩田のプレーは一流品。
チームの流れを変えました。
しかし、男性との体格差は大きかった。
接触プレーがあり、恩田は足首を怪我。
途中交代という結果となります。
試合に出場して活躍する、という意気込みだけでは、どうにもならない事がありました。

日本の女子サッカーのレベルは、世界基準から見ても高いです。
男子と比べると歴史は浅いですが、女子サッカーW杯での優勝経験もあります。
世界最高の選手に与えられるバロンドールという賞を澤選手が獲得している事も、
日本のレベルの高さを証明しているのではないでしょうか。

しかし、男子サッカーと女子サッカーを比べると、どうしてもプレーの質が違います。
それは、体格差や筋肉のつき方などもあるので、仕方が無い事です。
恩田は男子と混じってプレーしていたので、差を感じる事は少なかったのでしょう。
しかし、世界は広い。
恩田に無理やりプレーをさせて、将来の日本代表候補を潰してしまっては、
日本女子サッカーの可能性を閉ざす事になりかねません。

本作品を視聴して、女子を差別するな！という意見もあると思います。
しかし、それでは、未来の日本女子サッカーが潰れてしまうのかもしれないのです。
そんなに女子サッカーを応援したいのであれば、
男子サッカーに文句を言わないで、女子サッカーを見に行ったらどうですか？
女子サッカーの競技人口は少ないです。
まずは、女子サッカーのサポーターとなり、応援する所から始めましょう。
恩田のプレーには可能性を感じるはず。
未来の日本代表を応援するのも、いいかもしれませんよ。

投稿 : 2022/11/26

閲覧 : 113

サンキュー：

14

BLEU62 さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

貧相な作画が見ているうちに好きになっていく。

今更、人に聞けないサッカー用語や戦術が学べるアニメ。
声優陣も豪華。

投稿 : 2021/06/28

閲覧 : 227

サンキュー：

0

テナさんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

始まりの物語

2021年4月から放送のアニメの劇場版。
本作では主人公希の中学時代にスポットライトを当てた作品です。

さて、劇場版はよく動いておりました。
アニメの方が止め絵が多い印象がありましたが、劇場版ではよく動き試合もかなり見入ってしまいます。
アニメ版でもこのレベルの動きが有ればなぁ〜とビックリしました。

物語は中学1年の頃の公式戦で怪我をした彼女は監督から二度と公式戦には出さないと言われてしまう……
理由として男女のフィジカルの差です。
怪我をして二度と試合が出来ませんとなれば、彼女の未来を潰してしまう事になるかもしれない。

希は男女違いで悩みます。
正直監督は間違ってはいないけど、この選択は彼女には辛い。

試合に出たいから買収から脅迫まで様々な方法で試合に出してもらおうとするのは面白かったです。

必至に男女の差を埋めようとするのですが、簡単にはフィジカルの差は埋まりません。
監督の優しさも言い分も解るけど……そこに女性だからって理由で試合に出して貰えないのは正直辛いですよね。
そんなのどうしようもない。

ある日、昔の友達のナメックと再開します。
彼は昔のフットボール仲間でもありますが男の子である彼は身長も伸びていました。
彼は、希を親分と慕ってくれていたのですが今の彼は親分とは呼んでくれません。
凄く成長して変わったようにみえてしまいます。

そんな彼に腹を立てた希は、いきなりのピンタをします。
そこからは口喧嘩。
彼は自分は男だからそれだけで希を超えているといいましたが、正直性別を理由に女の子に見栄を貼るのはダサいと思いました。

彼は言います。
お前には何が出来る？と……
超上から目線じゃんって思ったけど……
本当は初恋の人に成長した姿を見て貰いたかったのでしょうね。
でも、素直になれずに……

しかし、彼は変わっていませんでした。
もぅ、親分と呼ばないし、今は泣き虫でもないけど、サッカーは上手になったけど、彼は彼のままでした。
それは彼女も敵情視察中に練習を見て気付いていたみたいですが。

因みに次の試合の対戦相手は彼がいるチームで、希は自分にしか出来ない事を見せると言うのでした。
ですが、彼女は公式戦に参加させて貰えません。
だから、頑張ります！
頑張って頑張ってフィジカルを上げてレギュラーとして試合に参加しようとします。

そんな彼女の腕前もチームメイトは認めてくれています。
それが1番強く感じたのは練習に疲れた彼女を背中におぶって皆で帰るシーンです。
彼女はいいチームでフットボール出来てるなぁ〜って感じました。

そして、レギュラー発表の日……彼女は選ばれなかった。
練習もした……神頼みもした……それでも現実は残酷で……

試合当日、彼らは前半0対0で終えるけど……それでも徐々に押されていて……
実は、試合選手の中には彼女の弟が居ます。
彼女は弟をトイレに閉じ込め身ぐるみを剥がし鼻歌交じりで自分の髪を洗面台の鏡越しにバチバチ切り落とします。

そして、弟になりかわり後半戦に挑む。
もちろん反則です。
チームメイトも相手チームのナメックもそれに気付きます。
監督も途中で気付き彼女を下げるために控え選手にアップを指示します。

彼女はフィジカルが誰よりも劣る……
でも、彼女はフィジカルよりも明確な弱点がありました。
それは、彼女が1人でフットボールをしていると言う点。

彼女は1年前の公式戦でも何人抜いたとか、チーム内の紅白戦でもパスを出さなかったり、今回の試合も味方からボール奪ったり。
私でも何か出来ることを証明したくて独り善がりのサッカーをして居ました。

でも、チーム戦って1人では出来ることが限られています。
チームで1人でも欠けたら後々不利になっていきます。
なのに1人でボール運んでゴールだなんてそうそう上手くはいきません。
そんな選手はマークされるし1人で決めに来るのが解るからパスをしないのも読まれてしまう。
そうなると、対策なんてしやすいです。

そして、やっと彼女はチーム戦が出来るようになる。
フィジカルがないのなら仕方ない、なら他の戦術を……チームメイトにパスして仲間がゴールを決めにいく。

フィジカル以外の全てで叩く。
それが彼女の出した答え。
そうしてチームが纏まり動きがよくなる。
これが彼女に出来る事の証明。

途中、希は怪我をするも試合に出続けた。
怪我をした人は邪魔でしょうか？
私なら怪我をしたら退場します。
100％の力を出せないし、それでチームが負ける可能性があるからです。

それでも退場しないのは、彼女はまだやれると自分で思っているからです。
まだ、自分がいることでチームに貢献出来る事があるからです。
チームメイトは、彼女を信じて監督に怪我を報告する事をしませんでした。
きっと、そんな気持ちを汲み取ったのでしょう。

それでも限界は来ます。
彼女は退場を決意します。
ベンチに帰って待っていたのは観客からの沢山の声援と拍手喝采でした。
フィジカルで劣っていると言われて苦しんだ彼女が目に見えて評価された瞬間です。

後から変な告白が始まりましたねw
あれは、きっと、多分彼ら彼女らが当時の関係に戻った瞬間かもしれません

さて、トイレに監禁された弟の末路は……
こちらは入場者特典の漫画で明かされてましたが、ここでは伏せて起きます(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾

ただ、この劇場版を見たらアニメを見てても結構物語の見え方は変わるとは思いました。

投稿 : 2021/06/24

閲覧 : 252

サンキュー：

7

既読です。 さんの感想・評価

4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

原作ファン納得の仕上がり。

Tジョイシネマ私含めて2人でした。
でもマスクは着用して鑑賞しました。

TVアニメ版の不満点

・声の当て方が下手
・笑えるところをことごとく外す
・原作と解離し過ぎてまとめ下手
・モーションに原作の迫力なし

が今作では上手に描写されていました。
それでも、ほぼほぼ原作の踏襲であり
原作を超えてはなかったかなあ。

スラダンと同じでアニメ化はムズイ？

私的原作のアニメ化成功作品は

けいおん！・！！
響け！ユーフォニアム1・2（原作超え）
リズと青い鳥（これは完璧原作超え）
NEW GAME！・！！
まちかどまぞく
ARIAシリーズ
推しが武道館いってくれたら死ぬ
攻殻機動隊シリーズ
三月のライオン（調理上手のお手本）
めぞん一刻
スーパーカブ（まとめ上手ってだけ）
ゆるキャン△
ヴァイオレット（やはり吉田玲子最強）

かな？

なんか上からでスミマセン！

追記：

映画館で観た人は貰えた別冊、
原作にはない流れです。
周防ちゃん、相変わらずだなあ（爆

投稿 : 2021/06/22

閲覧 : 311

サンキュー：

4

ムーミンパパ8 さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

もっとたくさんの人に見て欲しい

都内の映画館で見ましたがなんと観客私一人！

でも物語のテンポも良いし、試合のシーンは超動いてて緊迫感あり、原作の新川直司さんが持つカラッとしたトーンでおはなしが進むものの、最後にはしっかり泣かせるようにできている。
奇をてらった展開があるわけでもなくテーマもシンプルだけど、そういうのが好きなのかな。
ていうかそういうのでいいんだよ。

いいじゃないの。おもしろかったよ。なんでこれが観客いないの？　もったいないよ。

ということで、もっとたくさんの人に見てもらいたい作品でした。

投稿 : 2021/06/18

閲覧 : 294

サンキュー：

2

ねごしエイタ さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

楽しいサッカーとは？

　TV放送前を描いた恩田中学生時代、サッカー奮闘記のお話だったです。

　才能溢れた恩田が、公式戦たった一試合だけ差異を理由に試合に使って貰えない日々だったです。そんな中でも希望を捨てずあがき続ける恩田の姿に感銘を受けたです。

　かつての幼馴染が成長した姿に闘志を燃やす恩田だったです。
　何だかんだ行動を起こしているのに無情にも、公式戦から外される恩田に納得いかなかったです。

{netabare} 　はたから見れば替え玉としか言いようのない方法で出場した恩田が、大空翼とまでは行かないけどサッカーを楽しむこと面白いことを見せてくれた姿にgoodです。結果のつかないことが、残念だったです。
　でも、{/netabare}清々しさを見せてくれたように見えたです。TV放送に連動した場面もあるところも注目だったです

投稿 : 2021/06/14

閲覧 : 289

サンキュー：

8