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「さよなら私のクラマー(TVアニメ動画)」

総合得点
62.4
感想・評価
171
棚に入れた
466
ランキング
4807
★★★☆☆ 3.0 (171)
物語
2.9
作画
2.7
声優
3.3
音楽
3.2
キャラ
3.0

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さよなら私のクラマーの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「ワラビーズ」の魅力が出てくるのは、この先かなあ

 原作はテレビ放映時は未読だったが、その後アニメ範囲は読了。
 現実においては女子サッカーは女子野球よりは普及している感があるが、アニメ作品となると
逆転しているようで、そういう点では珍しさを感じた。
 普及という部分に関しては冒頭から能見 奈緒子の引退会見における女子サッカーの今後に
対する危惧から始まるが、現実でも2011年は世界一になり話題になったなでしこジャパンが、
これを書いている2023年は一時はテレビ放映が決まらないという状態になっていたりと、
本作の不安がそのままリアルで起きてしまったかのよう。
 こういった部分に関して、浦和邦成高校の桐島 千花のような使命感を背負ったような選手も
いれば、主人公の恩田 希のようにそういった部分を堅苦しく思うような選手もいたりと
多種多様。
 ただ蕨青南高校の対戦校キャラも含めて、彼女たちを見ていると、これは対立概念ではなく、
自身が楽しんでプレーし、それに魅了される人が増えれば、そこに女子サッカーの未来が
ありそう。

 サッカーにしろ、野球にしろ、これまで男子主体だったスポーツものに関しては女子ゆえの
不遇が描かれたりするが、本作もそういったところがちゃんと盛り込まれている。
 主人公の希に関しては中学までは男子に交じってサッカーをやっていたようで、女子
サッカーそのものが視野になかったようだが、彼女が女子サッカーの魅力に目覚めていく過程は
なかなか良かった。

 ただ、内容に関してはスポーツものによくある試合におけるカタルシスは皆無で、原作途中の
捲土重来前の部分だけを描写されたような内容。
 才能ある1年生が入ったとはいえ、急ごしらえ感のある蕨青南高校が強豪の久乃木学園高校や
浦和邦成高校にそう簡単に勝てるわけもなく、リアリティを感じる内容ではあるが、サラッと
流されてしまった埼玉県予選の勝ち試合を描くなり、終盤の浦和邦成との対戦を惜敗にするなり、
本作内において主人公校で盛り上がるようなものが欲しかった。
 そんな中、要所要所で出てくる希の才能を発揮するようなシーンはカタルシスが得られる
数少ない箇所といった印象。

 本作は登場キャラによるやらかしやボケによるコメディ要素が結構ある。
 通常こういう部分はシリアスものにおける緩急を付ける良いアクセントになったりするが、
本作は蕨青南がチームとして動き出す、あるいは蕨青南のキャラが活躍する前の段階でやたらと
やってくれるため、むしろストーリー上において話の腰を折っているだけに思えてしまった。

 作画に関してはあまり躍動感の感じられないもの。
 あと顔がやけにのっぺりしたものに感じられてしまった。同じ原作者、新川 直司作品の
アニメ化である「四月は君の嘘」は顔の作画がなかなか良かったことを考えると、アニメ化に
あたってのキャラクターデザインの問題なのかなあ。

 不満点ばかり挙げてしまったが、主要キャラの希、周防 すみれ、曽志崎 緑を始め、キャラは
割と魅力的であったため、なんだか勿体ない感が強い。

2021/07/13
2023/09/10 加筆・修正

投稿 : 2023/09/10
閲覧 : 228
サンキュー:

3

Witch さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.5 作画 : 1.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

新機軸に挑戦したかった?! →「恩田希」で何を見せかったのか?

【レビューNo.75】(初回登録:2023/7/29)
コミック原作の2021作品。全12話。
「さよなら私のクラマー(映画版)」のレビュー書いているうちに「TV版」の
問題点が別視点から見えたように感じたので、その辺りをレビューしてみよう
かと。

(ストーリー)
恩田希は女子中学生では傑出したサッカーセンスを有していたが、その将来に
ついて決めかねていた。そんな希に中学サッカーの監督は、「女子サッカー」
へ進み、そこで先導者になる道を指し示す。
一方周防すみれも才能溢れるが、周囲に恵まれず不遇の時を過ごしてきたが、
ライバルの曽志崎緑から、一緒のチームに行こうと誘われる。
そんな彼女たちが選んだのは、埼玉県立蕨青南高校。女子サッカー部は「ワラ
ビーズ」と称される弱小チームだが、OGで元日本女子代表の能見奈緒子をコー
チとして招聘するなど、チーム強化に取り組んでいた。
そんな彼女たちの新しいドラマが幕を開ける。

(評 価)
作品自体のレビューは他の方にお譲りするとして、ここでは
 「映画版」(中学編)>>>>>「TV版」(高校編)
となった原因を中心に考察してみようと。
正直ネット情報からの推察で、個人的な思い込みテンコ盛りですがwww

・作品の時系列について
 「映画版」レビューのおさらいになりますが、時系列は下記の通り。
 アニメとしては
 ・TV版(高校編)2021年4〜6月放送
 ・映画版(中学編)2021年6月公開
 新川直司先生の原作では
 ・(原題)「さよならフットボール」(映画版)
 ・「四月は君の嘘」
 ・本作「さよなら私のクラマー」(TV版)

・作画の問題 → 「TV版」「映画版」の同時進行でオーバーフロー?!
 ・「TV版」は作画がとても酷いですw
  スポーツアニメでこのレベルって、一体どういうつもりやねん!って。
  でも「映画版」はよくできているんですよね。
 ・気になったのは「TV版」「映画版」が同時公開であるということ。
  しかも情報によると、「映画版」も元々4月公開だったものが遅れた模様。
  ここから読み取れる状況は、制作現場は同時進行でかなり厳しい環境だっ
  たのではないかと。
  しかもコロナ禍の真っ只中で、想定外もあっただろうし。
  その結果「映画版」優先にリソースを割く形となり、「TV版」は十分な制
  作体制ではなかったのではと推察。
  真相は不明ですが、そんな理由でもないと同じ制作会社でこの大きな差は
  説明がつかないように思います。
  (そもそも何故同時公開にしたのか狙いがよくわからん)

・原作・脚本の問題
 個人的には、作画以上に原作・脚本の問題が大きいという印象ですね。
 ・主役は誰だったのか?
  これも情報によると
  「『君嘘』の後『女子サッカー漫画』を描きたいという思いがあり、そこ
   に『恩田希』を昔からのファンの方へのサプライズとして登場させた」
  となっています。これを額面通りに受け取ると、原作者は「恩田希」を
  (絶対的な)主人公とは考えていないということになります。
  でもこのアニメ初見の方は、十中八九希が主人公だと思うだろうし、「昔
  からのファン」からすればなおさら「当然『希』」だと思うでしょう。
  (この辺は高橋ナツコによる改変の影響もあるらしいがw)
  で、本作が進む程確かに原作者の言葉通り、希の主人公感がなんか薄いん
  ですよね。
  まずここに視聴者側と原作者側に大きなギャップがあるように感じます。
  しかし「じゃあ主人公は?」って話になると・・・って感じで、これでど
  う話を組み立てていくのか?→ 結果は推して知るべしいうところですね。
 ・何を描きたかったのか?
  これも情報によると
  「あくまでもスポーツに情熱を傾ける『少女たちの姿を描きたい』」
  ということで、これも額面通りに受け取ると、原作者は「本格的な女子サ
  ッカー作品」を描きたかったわけじゃないって話になります。
  作品を観ると、たしかに「少女たちの姿」を描いています。でもテーマ性
  も薄く、なんかフワッとしているんですよね。
  ・仲間や敵に個性的で面白味のある選手が多数登場。
  ・(クラマーを意識してか)指導者のあり方についても真摯に触れている。
  等個々に面白いと思う要素もあるのですが、それが「点」なんですよね。
  ここに日常パートやらコメディ展開(しかもダダスベリ)等が「ごった煮」
  状態で入ってきてるので、無駄にドタバタ劇を繰り広げてる印象が強く、
  「結局何を見せられているのか?!」という感想しか残らないんですよね。
  「映画版」がしっかりしたテーマを軸に、希も魅力的な主人公として描かれ、
  よくできた作品だっただけに、その「迷走ぶり」より際立つ感じですね。
  あえて言うなら「サッカーを楽しむ」的なものがテーマなのかなっと感じる
  部分はあるのですが、その「楽しむ」という意味を履き違え、いろいろと描
  き始めてカオスな状態となったみたいな?!
  (しかも共感できない「おふざけ感」が強いという・・・
   穿った見方をすれば「君嘘」で「泣き」で天下を取ったので、今度は
   「笑い」に挑戦したかったのかなと(笑)
   それとも原作はもっとまともだが、あの高橋ナツコがいろいろやらかし
   ているのか?!)

・視聴者が観たかったもの → 「映画版」(中学編)の後日譚
 原作者の真意は不明ですが、単純に恩田希の物語として、中学編の後日譚で
 よかったのでは。
 本作もラスト3話位から、強豪校との対戦で実際そういう路線になってきて、
 そこはやっぱり面白いです。(作画も改善方向だし)
 ただそれまでの展開が酷く「大量失点」しちゃってるんで、評価を覆すのは
 難しいですね。
 正直「ファンの方へのサプライズ登場」という初手が大きな誤りで、恩田希
 を使って何を見せかったのか?
 少なくてもファンが観たいのは「寝不足他謎展開で低迷している恩田希」で
 はないと思うのだが。
 始めから、恩田希をしっかり主人公に据え「サッカーと正面から向きあった
 真摯な青春モノ」という初心を忘れなければ・・・
 それとも中学編とは別の新機軸に挑戦したかったのか?!
 (中学編を観ると、「本作は別ベクトルで!」を意識したようにも感じる)
 せっかく自ら育てた魅力的なキャラを無駄使いしちゃったという印象ですね。

今回は映画版を観た上で、本作について再考してみましたが、映画版は本当に
いい作品だと思うので、興味を持たれた方は視聴することをオススメ。
本作については、ラスト3話まで我慢して視聴できれば・・・って感じですかね。

投稿 : 2023/07/29
閲覧 : 128
サンキュー:

8

ネタバレ

ぴかちゅう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

普通のスポ根

何故か才能豊かな高校生が弱小校に集まって、優秀なコーチと共に下剋上を目指すという典型的なスポ根です。毎週楽しみにしてたし、楽しめたけど、全体的に典型すぎて、新味がなく、ぜひお勧め!という要素には欠けた感じがします。

新味という点では、映画になっていた中学時代のほうが、上手なのに性差のため出られない、という特有の辛さを出せていた分、よかったかなぁと。あと、映画の方が、ピッチをダイナミックに使ったサッカーが描けていました。

それから、結局のところ、スポ根で1クールは無理がありましたね。2シーズン目がありそうな終わり方でもなかったですし。まぁキャプテン翼が1クールに収まるわけないのと同じ感じで無理ですね。せめて2クールほしかったかな。

そして、どうして恩田はワラビーズ入ったんだろう。そこの説明がなかったのは引っかかりました。

[2023年7月追記]
完走した作品のみをレビューしているため、とりあえず完走できる質だったということで、これまで、レビュー点数は3.0以上としてきました。しかし、レビュー内容が辛口になっている場合でも3点台をつけているため、他の方の同じ程度の辛口レビューと比べて、点数がかなり高めになっていました。そのため、レビュー点数の下限を2.5点に変更し、この変更に合わせ、このレビューの点数も変更しています。

投稿 : 2023/07/05
閲覧 : 193
サンキュー:

5

コンソメポテト さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

期待はずれ

高校女子サッカー部を題材としたアニメです
女の子がスポーツするアニメは昨今多いですが
女子野球に比べ女子サッカーは意外とありませんでしたね
アニメで描くにしても野球に比べると
常に走るアクションのあるサッカーは大変なんでしょうね

この作品は原作は読んだことがなくアニメのみの視聴です
一話の導入部は面白かったのですが、その後はテンポが悪くて退屈でしたね。
問題は主人公の恩田 望のキャラクターにあると思います。
カノジョは中学生まで男子部員と一緒にサッカーをしていて、女子サッカーを見下しているような態度で、高校女子サッカー部に入部してもやる気がなくて、敵チームにお地蔵様と呼ばれるほど動かないのです。
正直、こういう話の展開は見ていてイライラします。
たまに忘れたころにすごいプレーをして敵やチームメイトをこいつはタダモノではない感を出して驚かせるとか、そんなのはなんか安っぽい演出だと思います。試合の見せ方も下手で、試合の流れがダラダラしてて熱さやスピード感がありません。
実際の女子サッカーをTVで観てるとプレーに迫力はないのでリアル表現って言われれば、そうなのかもしれませんが、それじゃあアニメとして面白くないですよね。
このアニメ作品を観ても現実の女の子が女子サッカーをやりたいと思わせるような感じがしないのが一番残念な点ですね

投稿 : 2023/06/17
閲覧 : 54
サンキュー:

2

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

僕らがさよならを告げたもの

原作未読


あの『四月は君の嘘』新川直司氏の原作で、本放送のちょっと前に完結を迎えた作品のアニメ化です。
視聴理由にもなるわけで、とりわけ『さよなら私のクラマー』というタイトルにどんなギミックが隠されてるのかしら?が最大の関心事。

そして視聴時のギャップになります。
なんせ『君嘘』のタイトル回収が素晴らしかったし、今回も意味深。
サッカーでクラマーといえばデッドマール・クラマー氏を思い浮かべるサッカー好きは多いでしょう。協会に招聘されサッカー不毛の地日本に渡り競技力UPに尽力された方。この人の名前知らんでも、釜本邦茂氏を筆頭に、教え子たちはその後の日本サッカー発展に寄与された錚々たる顔ぶれが揃います。
そしてメキシコ五輪での銅メダル獲得。そこからオフトの時代まで長期低迷したこともあってこのクラマー時代の日本サッカー黎明期の一瞬の輝きがドラマの材料としてはとても興味深いのです。

それで『さよなら私のクラマー』でしょ?
2011年なでしこ優勝してるので不毛とか黎明期とか言われるとちょっと違うし
とはいえその後メディアの露出も減って不遇の時代というのはなんかわかる気もするし
どのへんが〝クラマー”っぽいかは事前には予測不能。どうタイトル回収するかの興味は尽きません。

そして蓋を開けてみます。
コーチ・監督にクラマーっぽさを求められるかと言われると微妙です。
クラマーその人は口は悪いけどめちゃくちゃ情熱を注いでくれたという人物評を持ってますが、該当候補者となる元女子日本代表のお好み焼き屋の娘さんコーチや競馬新聞広げた昼行燈な監督さんらが醸し出す雰囲気はクラマーのそれとシンクロするところがありません。

 恩師との別離

前向きだろうが後ろ向きだろうが良いのですが心地よく裏切ってほしいものだという期待値。
なぜもこうに前置きに拘っているかというと、これ以外楽しみがないというかいたって普通なお話だからです。むしろぱっと見はネガティブ。

競技作画はわりと適当…だがしかし!
競技者のメンタルはやや理解不能…だがしかし!
サッカーに向き合ってる感じはしない…だがしかし!
サッカーは隠れ蓑で実は人間ドラマがって感じもしない…だがしかし!

いやいやサッカー離れちゃクラマーじゃないでしょ?と自分にツッコミ入れつつ、〝だがしかし!”をあまり期待できない展開が続いて変化の兆しなし。
例えば唐突にキャラがデフォルメ化してギャグを挟んでくるあたりはらしいといえばらしいのですが、どうもそれだけな印象がぬぐえないのが残念です。


■なんかダメ

以上のような感じで、
{netabare}普通に楽しめてるならいいんですけど、たぶん野球とサッカーについては知らず知らず厳しい目で見ている自分がおります。
たしかなでしこ♀ジャパンと静岡学園♂の練習試合は2桁差で高校生が勝利してたと思うんですけど、埋めがたい男女差を無視した展開に代表されるなんだかなぁ…が随所にあるチグハグした作品でした。
〝グラウンド使えなくなる”ベタはまあいいとして、以降の展開に全く影響を及ぼさないという…

積み上げる所作って大事だと思うのです。
本流の物語にネガティブな印象を持ってるからなおさら期待したいどんでん返し。しかし望み薄。悲惨なのは能見姉さんに元日本代表らしさがないのよね。丸山桂○奈さんなんてサッカーに限っては恐ろしくまともな解説しますよ。そんなギャップもなくただのガヤ。
怪我で挫折した設定の競馬新聞吾朗監督も柏葉英二郎/ロベルト本郷ばりのベタっぷりで印象薄め。
師も師なら教え子たちも中途半端。それが積みあがったところに素敵なタイトル回収されてもちょっとなさそうよねと見切りをつけてあとは惰性でした。{/netabare}


■あーわかったそういうことか!

「ごっつあんゴーラー」白鳥綾(※高笑いFW)の異名で武田修宏思い出したJリーグ元年を知る私。
他にも「ゲットゴール(福田)」「中盤のダイナモ(きーちゃん)」「クモ男(シジマール)」「レゲェGK(森)」等々Jリーグ草創期にはなにかしらキャッチーな異名が幅を利かせてました。理由は明快!

 プレーを知らないから

その少し後に「野人(岡野)」ってのもありましたがやたらめったらキャッチフレーズをつける風潮は年を経るごとに無くなりました。実績をもとに称号を与えられるのはいいでしょう。長谷部に「鉄人」を送るのは大賛成です。
異名が縮小していく流れでもチームコンセプトはまだまだ続きました。「アイコンタクト/トライアングル(オフト)」「ゾーンプレス(加茂周)」「フラットスリー(フランス人)」みたいに。これもサッカーをいろいろ知ってくるにつれて鳴りを潜めてきました。「相手がこう来たからこう」みたいな世界です。無知であるがゆえにこういったわかりやすいキャッチフレーズを必要としていたのです。

{netabare}アニメでも「カテナチオ」なーんてでてきたりもしてました。「ダービッツかよっ」とかも。
おそらくこの作品に感じるむず痒さの正体見たりです。

 サッカーに無知だった30年前の僕ら

その30年後の現在。在りし日の“素人視点で見たサッカー”を延々と見せられる苦行と同義なのよね。{/netabare}

今となっては久保や冨安がどんな選手かを知るのにキャッチフレーズは不要なのです。
このアニメはそんなJリーグ草創期を覆っていたナイーブさをあえて見せることで、隔世の感を視聴者に訴えてたのかもしれません。

結果、サッカー黎明期の象徴クラマーにさよならしたのはアニメできゃっきゃしていたワラビーズの仲間たちではなく、この30年で視る目を養ってきた我々なのかもしれません。
競技の取り扱い方は心の底からイマイチだと思いましたけど、「みんなでボール蹴るの楽しい」って言われちゃその初志にさよならしちゃダメよっても思います。



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

-----

2021.06.30 初稿
2022.05.24 修正

投稿 : 2022/05/24
閲覧 : 581
サンキュー:

38

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

女子サッカー

スポーツもの。見たけどあんまり印象に残ってない・・・。

投稿 : 2022/05/19
閲覧 : 146
サンキュー:

3

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

何かキャラが小動物みたいでかわいい

原作未読(2021.12)
劇場版視聴済。
「四月は君の嘘」の新川先生の作品。
女子サッカーの部活モノよりはスポ根よりではあるんでしょうが、キャラがコミカルな感じなので泥臭さとかあまりしません。
物語の背景には女子サッカーが置かれている厳しい状況(人気・競技人口・環境等)を何とかしたいという思いが込められているようです。そこが他のスポ根作品と比べ流れはテンプレ(無名校の躍進の流れ)でありながら独自性を持ってる所でしょうか。
主要キャラやライバルキャラはかなり個性豊かで飽きません。
ただ、作品全体で残念なのはTV版の試合中の演出がサッカーのスピード感や華麗なテクニックみたいな所がうまく表現できていなかった所でしょうか(劇場版はよかったと思う)。あと、幼馴染のマネージャーの語り?がいけません。これから試合というのに結果を匂わすネタばらしみたいな事をしてしまい興を削がれてしまいます(途中からイラッとくる)。合わせて試合中に突然キャラの過去語り等入れてくるので試合の流れをブツ切りにする演出も非常にマイナスだと感じました。もう少しうまくできなかったんでしょうか。その辺が残念でしたね。

私のツボ:その眉毛は反則

追記:アニメ視聴後、原作読みました(全14巻完結)。
{netabare}実は巷では打ち切りじゃないかとの見方もあり、終わり方が残念という意見が多いようです。
理由は乱暴に言うと「スラダン」的な強豪と試合途中?で終わるからです。ここからスポ根的な勝ち上がりが見たかったという事なんでしょう。
ただ、個人的にはこの終わり方は打ち切り云々は置いといてアリだと思います。井上先生も仰ってたか忘れましたが「あとはインフレ相手出すだけ」の作業になりかねないからです。
というのも、この主人公達「ワラビーズ」はアニメ後、別の大会に出場し、全国連覇中の久乃木?学園を破ったチームに辛勝し、更にその年のインハイ優勝チームと決勝戦?で敗れるという健闘を見せるのです(まぁ、インハイの疲れとか戦術確認とか足枷付きではありますが)、もう全国TOPと互角に渡り合うと証明して尚、インフレ試合を見せる必要があるでしょうか?蛇足じゃないかと個人的には思いますけどね。
あと、雰囲気はアニメ同様、ピッチの中でも外でもギャーギャー皆言っててうざかわいいです。{/netabare}

投稿 : 2022/01/08
閲覧 : 193
サンキュー:

5

ぽにぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

駄作

劇場版の視聴が前提での作りになっておりTV版から見ると主人公がわかりにくい。
サッカーアニメあるあるだがチームメイトの掘り下げが足りずキャラクターの魅力が伝わらない。
一方で敵チームのキャラクターは掘り下げのために試合中に回想を挟みまくるが、これによって試合のテンポが悪くなる。
スポコン作品としては決定的に勝利要素が足りない。
正直企画から見直してほしい。

投稿 : 2022/01/06
閲覧 : 259
サンキュー:

2

ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

1人だけど孤独じゃない!

この話は衰退した女子サッカーの話
ジャンルは部活・青春・サッカー
私が1番好きなアニメ。四月は君の嘘の原作者、新川直司さんが書いた新しい物語(まぁ正確に言えば四月は君の嘘の前に書いていた「さよなら私のフットボール」の後日談なのですが)
期待しないわけないじゃないですか
結果。
うん。

以下の評価は過大評価だと思って聞いてください。新川さんというだけ個人的には相当ポイント高いので。

さて全体的に面白かったと思います
私はサッカーのルールをある程度しか知りませんが、今回は何とかなりました
タイトルのクラマーというのも調べてようやく分かりましたし、作中に出てきた(恐らく実在する有名な)選手も全く知りません。そういう人がいるのかなぁ、と思いながら見てました。
それゆえサッカーシーンはよく分かりませんでした。皆が驚いてるんだからきっと凄いんだろうなぁて感じでどこか冷めた感じで。
が、本題はサッカーというよりサッカーを通じた人との繋がりだと思ってます

人間ドラマというほどでは無いのですが、人との繋がりが意識された作品でした
サッカーを通じて世界を知る、というと大袈裟ですが、そのような成長をしていく主人公を描いていると思いました
シリアスシーンは少なく、どちらかというと迷いや苦悩を抱いている感じでした。何が違うんでしょうね。わかりませんけど。コメディも多くありながら、本編を邪魔しないように調整がしてあったと思います
とにかく、ヘビーなドロドロとした関係、というよりも「支えてくれてる親友やコーチ」「高め合う仲間」「高い場所にいるライバル(目標)」といった比較的軽めでポジティブな関係だったということです。これは批判にもなりえますが、個人的にはこういうポジティブな関係は割とすきです

個人的には{netabare}終盤の「みんな一人ぼっちだ」の下りが1番好きです。
それこそ「高め合う仲間」がいて、「支えてくれてる親友やコーチや監督」がいて、「超えなきゃいけない人達」がいて、「勝ちたいライバル」がいて。誰もが自分の中の自分を越えようと、自分の中の「サッカー」を楽しもうと、努力して団結して競争して出会って別れて勝って負けて。そういう積み重ねこそが「チームスポーツ」であり、彼女達の「サッカー」なんだろうな、とそこのシーンで思いました。
あとあそこも好きです。ユニフォームを受け取った時の佐和ちゃんの言葉「これでサッカーが出来るね」も色々感慨深いものがありましたね。
男女差別する気も男女平等を掲げる気も一切ないのでこの話題はあまりしたくないのですが、名シーン(当社比)なので一応。性別という越えられない壁に衝突した際、行動は限られます。多くは諦めさせられるのですが、主人公たちはその壁を受け入れ壁に沿いながらも壁の向こう側よりも早く走ることを選びました。その努力や経験がようやく形になってきた、ということを表現する見事なシーンだと言わざるを得ません。{/netabare}

ただ本作を四月は君の嘘と比較してはいけません。絶対にです
至高と比べるにはあまりにライト過ぎる。あの領域になるにはむしろヘビーでネガティブな関係が必要になってきます。まぁその分失敗しやすいのですが。
それにサッカーと人間関係というジャンルの繋がりもかなり難しい。だからサッカーの描写が多いくせにそのシーンでの暗喩や情景描写はすくなく、「あのサッカーシーンは必要だったのか」という感想が出てしまう
さらにテーマがテーマだけに視聴者は考えなくてよくなります。ただただ少女が知り、気付く物語、とも言えますので「だから何」と言ってしまえばそこで終わりになってしまいます
そして終わり方。{netabare}まさかの販促。最悪に等しい印象です。打ち切りかと思うくらいちゃんとした終わり方だったぶん余計に話の中途半端さが目立ちます。まぁ負けた後の常套手段とも言える展開でしたね
{/netabare}
あと劇場版。残念ながら私は見ていないのですが、是非とも再放映してくれないかな、と。流石に放送終了していない状況でネタバレ喰らったら後味最悪なので見に行かなかったのですが。結構な賭けだなて思いました。後々見る方は是非最初に劇場版を見てください

最後に批判的な意見を持ち込むと全体的に批判が中心の文章みたいになってしまいますが、私は本作の評価がここまで低い理由がよく分かりません。めっちゃ面白かった!とは言わないですが、アホほどつまらんかった!と言うつもりもありません。

まぁ他の方のレビューも是非参考にしてください。あくまでも私の過大評価ですので。

投稿 : 2021/11/05
閲覧 : 259
サンキュー:

5

ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

先に行ってて。絶対、ぶっ倒しに行くから。

投稿 : 2021/10/17
閲覧 : 206
サンキュー:

1

ネタバレ

アニマル さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

1話切りした

主人公の女が「男とサッカーできないのかよ。弱い女なんかとサッカーなんて出来るか!」といきなり問題発言していたので引きました。
あとキャラデザがダサい上に主人公のビジュアルが苦手だったので切りました。

投稿 : 2021/09/12
閲覧 : 378
サンキュー:

3

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

応援したくなってきます

いやぁ 若者を応援するおっさんの気持ちがよくわかった
彼女たちの成長をもう少し 見ていたかった

投稿 : 2021/08/31
閲覧 : 199
サンキュー:

2

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

・・・これ主人公だれなん?www
女子サッカーのジャイアントキリングみたいな感じで受け止めましたが、なかなか裾野が広がらないスポーツの問題もからみ結構興味深く見られましたが、青春スポーツものとして見ると盛り上がりに欠けたかな。とりあえず物語は序盤なんでしょう。キャラは立ってると思うので2期があるなら見てみます。

投稿 : 2021/08/07
閲覧 : 235
サンキュー:

1

オカルトマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

感想

1話で断念
アニメのクオリティーが低すぎて観る気起きない

投稿 : 2021/07/29
閲覧 : 225
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

需要

試合シーンをカットする謎サッカーアニメ。

まともに映した試合結局全部負けたのマジでおもんなすぎる。

しかも、強豪校戦は2戦とも一矢報いるような展開にしておきながら、
なぜか得点だけは絶対にさせてもらえないのなんでなんでそれなんで??

ええやん、1点ぐらい。

「世の中そんなに上手くはいかないよ」って、“リアリティを追求”するのはいいけど、
本作はちょっとやりすぎ。

負け試合はとりあえず『ファイヤートルネード』や『グランドファイア(イグニッション!)』しとけばいいんだよ。

原作に続きがあるとはいえ、
スポーツの観戦をするにあたり、「応援しているチームが1点も取れない試合」を見たい人はこの世にはいません。

投稿 : 2021/07/17
閲覧 : 323

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ストーリーが良かった

チーム一丸となって勝利を目指して頑張るスポーツ作品は面白いですね。
毎週視聴するのが楽しみな作品でした。

不良ばかりの運動部とか選手個人の家庭の不幸話とか、競技と直接関係ないエピソードを盛り込んでくるスポーツ系作品は嫌いです。
その点、本作はスポーツ系作品として私が好むストーリー展開でした。
キャラクターも個性豊かで魅力的でしたし、こういうのが面白いんですよ。

作画に関して動きが悪いなどの感想も見かけますが、私は特に気になりませんでした。
まあ今時のアニメならもう少しやれるのではという気はしますが…。

気になったのは、エンディングの演出で水泳部員が水面を走っていくシーン。
泳ぐのではなく敢えて水面を走らせることに、どのような意味が込められているのでしょうか。
走らせるなら他の陸上系スポーツを選択するのが普通ですよね。
水面を走らせた理由が気になります。

投稿 : 2021/07/17
閲覧 : 233
サンキュー:

11

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アニメタイトルの意味がわからない。

「さよなら」というと悲壮感が漂います。
でも、このアニメはコメディーより。
若干のシリアスとともに、弱小女子サッカー部の成長を見守るというところかな。
なお、男子キャラがモブ兼解説員なので恋愛要素は皆無です。

主人公はのんちゃん。
中学では男子とともにサッカーを。
高校に入り、女子サッカー部へ。
訳アリかつ個性的な仲間たちとともに頂点を目指します。
{netabare}とりあえず、チームの形はできたところで話は終了。
道のりは未だ遠くってところです。{/netabare}

変なキャラデザに慣れない。
サッカーアニメとしての動きが致命的。
笑いが何気に滑ってる。
個性が空回りしているキャラがうざい。
等、作品としてはどう?って感想です。

また、TV版の前話が同時上映って。
こんな博打の成功例を私は知りません。
制作者は何を考えているんだろう。
ホント、コンテンツとしても「さよなら」かもしれません。

最後に、良い所を。
のんちゃんの親友が控えめで好感度大です。
ナレーター兼任で落ち着きもあるし。
それに、我儘連中の中では清涼剤的存在です。
裏方に徹してないで、もっと活躍してくれてもいいんやで。

投稿 : 2021/07/17
閲覧 : 497
サンキュー:

19

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

高校の女子サッカーを題材にした、コメディ色が強めのスポーツアニメ

高校の女子サッカーを題材にしたスポーツアニメ。全13話。
物語は、埼玉県にある蕨青南高校の弱小女子サッカー部・通称「ワラビーズ」に入部した主人公の恩田希が、個性あふれる仲間たちとともに頂点を目指していく、みたいな内容。全体的にコメディ色が強めですが、サッカーに関してはそれなりに真面目な作風です。
この作品、評判的にはどうもあまり芳しくないようですが、個人的には割と楽しめました。特に良かったのは、いかにも「愛すべきバカども」といった感じのワラビーズの雰囲気。メンバーたちはいつも(試合中ですら)くだらないことで言い争いをしていたり、観ていて「お前、いつ活躍すんだよ!」と突っ込みたくなるようなふざけたキャラもいたりしますが、みんなそれぞれサッカーのことが大好きなのはわかりますし、からっとしていて陰湿なところがないので、なかなか好感が持てました。ただ、残念なことに、スポーツアニメというのは1クールくらいではたいして話は進まないもので、これも例外ではなかったです。まだまだこれからというところで終わっているので、ちょっと物足りなさが残りました。もし続編があって、いつかワラビーズが栄光をつかむときまでしっかり描かれるとしたら、そのときはそこそこ感動できそうな気がします。
作画は、別に崩れているというわけではなかったのですが、ギャグシーンなども含めて、見せ方がいまいちだったかも。音楽は、OPとED、どちらも爽やかで良い曲でした。
最後まで観終わって、まあまあ面白かったです。このテレビシリーズとほぼ同時期に公開されていた映画「さよなら私のクラマー ファーストタッチ」は前日譚の中学生編とのことで、そちらも機会があれば観てみたいです。

投稿 : 2021/07/14
閲覧 : 273
サンキュー:

12

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

やらかしネタアニメ

最後の数話は割とマシなんで、10話位までいった人は完走しても良いと思います。
序盤で折れた人はそのままリタイアでもいいんじゃないかな。
私も何度か折れかけたし…
振り返ってみると、見ても見なくてもどっちでも良かったなというレベルです。
主人公が1番苦手でした。
あれだけ人数いるんだから他のキャラでも良いんじゃないと思う程に。
傲慢キャラは受け付けないです。
あと個人的にやらかしあるあるみたいのは合わなかったです。
電車を間違え試合に間に合わない、寝不足でオウンゴール、体育のソフトボール時に無理矢理蹴り負傷など、いらなかったかなーと。
あーいう描写が視聴者にウケるとでも思ったのでしょうか?
謎です。

投稿 : 2021/07/10
閲覧 : 241
サンキュー:

5

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ちょっと私的アニメ感想簿59

「さらば杉作(ウマに乗って去っていく黒頭巾の男)」
「さよなら私のクラマ(鞍馬)ー・・・天狗」

って、誰が嵐實寿郎だ~(いや、さすがに観た事なんですけど 汗)
題材が女子サッカーという珍しいアニメなんですが、あんまりサッカーしてるようなイメージが無かったですね。
もちろん、試合はえがかれてますし、試合の中で成長する姿とか、敗戦を糧に再び頑張る菅田なんかも描かれているんですけど、ど~にもぶつ切れな感じがしてしょ~がなかったです。

実はこの話の前段である「さよならフットボール」を読んでいて、その流れでアニメも見たんですけど、先に書いたようにイマイチ乗り切れなかったです。
というか、何で「さよならフットボール」の部分を見せてからにしなかったんでしょうね?
しかも、映画だって・・・順番逆じゃね~のって思いましたよ、ほんと。

それにしても大事な試合2つとも負けて終わるとは、これ2期無かったらど~すんでしょうね。
と言うことで、2期お願いします(おいっ)

おまけ
「ふ~っ、感想は書いたし」
「お~っほっほほ(だ、誰?)もっと私のことを書きなさい。」
「チッ!」
「オヤブ~ン」
「ノンちゃんが出てるアニメはすごいんです。(じゃああにこれに書いて証明してこい)えっ・・・」

投稿 : 2021/07/09
閲覧 : 208
サンキュー:

10

ネタバレ

颯沙 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

マネージャーっぽい人の回想?

物語は終始、主人公恩田希(おんだのぞみ)の親友(?)ポジションの越前佐和(えちぜんさわ)の回想が入り、その回想の詳細が流れます。

試合も何か凄い事をやった!というのがわからず、現実の女子サッカーの試合とかから考えるとこんな感じなのかな?

サッカーが物語の真ん中に置いてあるけれど、本当に伝えたいことは別にあるんじゃないのかなぁ?という雰囲気はしましたね。

表面上だけ取れば女子サッカー盛り下がってる!っていうことしかわからなかった。
日本の特性から熱しやすく冷めやすい国民性なので、女子サッカーに関わらず、一時的に盛り上がったもの、例えばラグビーもそうですが、流行が過ぎるとそんなもの無かったかのような感じになりますよね。
そういうものへの何かなのか・・・

さよなら私のクラマー

登場した主要選手全員が能見さんの会見を見ていました。
と考えると私は選手全員でクラマーは能見さん?

そう考えると、タイトルで全部説明しちゃう今のラノベってありなのも知れませんね。

投稿 : 2021/07/08
閲覧 : 245
サンキュー:

4

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

何を楽しめばいいの?

女子サッカーを題材にしたアニメ
最終回がまだマシだったからよかったけど、そこまではこれが今期ワーストだと思って見てました。
(結論、個人的今期ワーストは幼馴染の奴です)

{netabare}
このアニメは日常話と普通のサッカーの二つがあるけど、両者とも微妙。

日常話に関しては、ノリが古臭すぎるしキャラも記号的で全く面白くない。
お嬢様キャラが「おーほほほ」と言ってたり、料理下手キャラだったり、全く個性がなくて印象に残らない。
最終的にこのアニメで印象に残ったキャラ、恩田と周防ぐらい。
それと、こんなキャラデザで萌えアニメのような話をしても面白いわけがない。
こういう系のキャラデザだから僕みたいな萌え豚お断りのもっと固い雰囲気でやるのかと思えば...。

日常話は序盤にしかない感じで、ユニフォームを作る、練習場を借りるという目的があっての日常話だけど、これらの解決法、状況ともにおかしい。
ユニフォームなんてどう考えても規定違反なもの、何で元代表選手の顧問が作ってるのって言いたくなる。
練習場を借りる話に関しては解決法が酷い。
男子サッカー部顧問の男の弱みを握って、練習場を使わせてもらうとかほんとどうなんだ?
こんなつまらない話を長々と引き伸ばしてされるとストレスでしかない。

サッカーに関しても微妙。
動きが全然描かれず、試合の進行もあっさりで盛り上がりどころがないから淡々としてる。
練習試合と思って見てた試合が普通の公式戦だったりしたし、ほんとに盛り上がりどころを作るのが下手。
試合の状況も見えて来ないし、まともにサッカーをしてるシーンが全然ない。
作画が悪く演出も最低な性で。
だから試合で印象に残ってるシーンも全然ない。
普通こういうアニメだと「あのシュートシーンは良かった」や、「あのパスカットシーンは熱かった」という感想が出てくるはずなんだが...。
そもそもサッカーじゃなくて選手の煽り合いの方に尺を取られてたり、ショーもない会話に尺が取られてたりでサッカーが全然描かれないというのもある。
意図的にファール決めたりあり得ない行動をするキャラもいるし。
あの実力で、リフティングしながらめっちゃ走るのは笑える。

何より一番酷かったのが7話。
主人公が寝不足のまま公式試合に参加して、オウンゴールをする。
そもそもこの時点で意味不明でダメダメだが、この後の展開が頭おかしい。
このあとに反省展開があるんだろうな、と思ったらギャグで済まされる。
ほんとにサッカーを書く気もキャラの成長も書く気がないんだなと思った。
恩田が相手チームから「地蔵(試合で突っ立ってるだけだから)」と呼ばれているという話もギャグで済まされるし。
意味が分からない。
やる気がない監督も不快。
最後の試合は話自体は相手の戦法は突っ込みどころ満載だったことをのぞいて悪くなかったけど、構成が酷い。
全然展開なんてないのに引き延ばしが酷かったり、回想のタイミングも悪い。

キャラデザは最低、作画も最低、素人声優は使ってるし、ストーリーは壊滅的、構成も悪い、ほんとに酷いアニメだった。

↓一話毎メモ(文句ばっかだから見ないほうがいい)
{netabare}
1話
キャラデザ嫌い。こういうキャラデザってほんと誰得なんだ。サッカーメインかストーリーメインどっちなんだろう。

2話
連帯責任にしようとするコーチ好きになれんなぁ。このキャラデザで萌えアニメみたいなギャグをやられてもなぁ

3話
偶然原作本屋で見かけたけどこんな絵柄じゃなかったけどなぁ。絵柄がほんとゴミすぎる。この絵柄でギャグやられても寒い。
試合に盛り上がりがない。
すみれが合理的な理由でわざと負けようって言ってるのに希が感情論でそれはないっていうの意味わからん。

3話
日常回退屈すぎる。料理下手設定で紫色の料理作る使い古されたネタつまらん。

5話
あのユニフォーム着たら違反だろ。なんで顧問はわかってないの?
ユニフォーム作りと練習場確保がとりあえずの目標?このアニメは何を描きたいの?サッカーの試合メインじゃない?日常話も結構描くならもっとキャラデザ可愛くしてほしかったな。

6話
サッカー真面目にやる系のアニメではないのね。もっとサッカーしてほしい。
真面目な作品かと思いきや、吸血鬼みたいに歯が出てるキャラもいるし中二病もいるし意味わからない。
サッカーじゃなくて煽りあいばっか見せられる。サッカーも全然試合の全貌見えない。
しかも意図的なファールしまくりのつまらない試合。
感動話なんだろうけど、こいつファールしまくりで印象最悪だし、試合での活躍も全く描かれないから全然感動しない。
弱み握って練習場増やすのもあり得ないな。

7話ノリが古臭いし記号的で寒い。
主人公が徹夜して寝不足で活躍できない。まさかのオウンゴール。
こんな展開いる?
試合も描き方適当で説明だけで試合が進められる。
これで主人公が猛省するわけでもないし寝不足は何のための展開?
ギャグで済ませるし

8話
案の定あの寝不足展開何にも生かされない。
反省展開もない。.。
公式戦なのに緊迫感がなくて練習試合みたいだ。
ほんとこのやる気のない監督は何なんだ。

9話
初手江戸時代...。
なんだこの恩田とかいうやつ。
寝不足だけでなく今回の試合ではずっと突っ立ってるだけのくせに口だけ達者。
チームメンバーやる気なさすぎだろ。
地蔵言われてることもネタで済ますのかよ。
ネタじゃ済まねえだろ。酷い引き延ばし回。

10話キャラデザ気持ち悪すぎる。もう敵も味方も滅茶苦茶。
パス見てなくて頭にぶつかるとかもう何考えてんの?
緊張感のかけらもない試合。
試合中にまで何もしてないことがネタにされる狂気。
相手の監督ワラビーズより魅力あるじゃん。
試合中にしょうもないネタ挟むのなんなの?
チームに足りてないピース一つどころじゃないだろ。
敵のメガネが一番選手として魅力あるわ。

11話
試合中に謎回想。一人でゴールまで突っ切るって滅茶苦茶だな。
回想多すぎ。てか浦和メガネしか活躍しないな。
あの不気味な髪の奴とかも空気。
顔アップばっか。
12話
尺稼ぎが長い。構成下手すぎ。
何で本来のポジションと違うところに置いてたんすかね...。
この試合引き延ばしすぎ。内容薄いのに。

13話
最終回単体では普通に良かったかな。ここまでが酷いせいで何とも言えないけど。
最終回見るまでは自分の中で今期ワーストだったけど、最終回普通に駄目なところないし今期ワーストは幼馴染が負けない奴かな。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2021/07/05
閲覧 : 326
サンキュー:

3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いま、少女達は、女子サッカーの未来(フィールド)を駆け抜ける!

この作品の原作は未読ですが、作者が「四月は君の嘘」を手掛けた新川直司さんの作品であると知り視聴を決めた作品です。


女子高生サッカープレイヤー・ 恩田希おんだのぞみ。
彼女は、藤第一中学校男子サッカー部での挑戦を経て、
進学先の蕨青南高校で、待望の女子サッカー部へ入部する。
でも、そこは“ずっと地方大会止まり”の弱小校だった!?

ところが、蕨青南には個性派の新入部員がそろう。
俊足のウィング・ 周防すおうすみれや、中学生全国3位のボランチ・ 曽志崎緑そしざきみどり、
コーチには元日本代表のレジェンド・ 能見奈緒子のうみなおこが加入!

能見は彼女たちの初戦に、最高の練習試合をセッティングする。
その相手は、高校日本一の久乃木学園!
次々に現れる強豪チームを前に、蕨青南は仲間と共に立ち向かっていく──!

ひとりぼっちでも、
理解されなくても、
男子と比べられても、
心底、サッカーが好きだから。

出会うべくして出会った、
純真のイレブンが目指す、フットボールの頂点。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

サッカーの競技人口は約2.5億人と世界で2番目に競技人口の多いスポーツなんだそうです。
ですが、女子サッカーの競技人口は約2600万人とほぼ1/10にまで激減します。
そして日本の女子サッカーの競技人口は約2.7万人しかいないそうです。

女子サッカーといえば、2011年の第6回FIFA女子ワールドカップで日本が世界一の栄光に輝いたのは記憶に新しいですが、競技人口はそれほど増えてはいないようです。

ですが、本作品に登場する女の子たちは、きっとこのプレイと気概に触発されてサッカーの道を歩みだしたのでしょう。
完走後にwikiをチラ見した時に目に入ったのは、「作者は女子サッカー界に対して特別に問題提起をし続けたいわけではなく、あくまでもスポーツに情熱を傾ける少女たちの姿を描きたかった」
という記載でした。

そして、その記載通り物語の展開は激アツそのものでした。
ですが、なるべく考えないようにしていたものの、やはり「四月は君の嘘」と比べずにはいられませんでした。
「四月は君の嘘」は、私のお気に入りの棚序列7位に入っている超が付くほどお気に入りの作品ですので…

物語の核になる埼玉県立蕨青南高校は、女子サッカーの名門などではなく万年予選で敗退している弱小校でした。
ですがそこに、才能ある個性的な1年生が加わって物語が動いていきます。

この作品の展開は激アツと記載しましたが、最初から最後までアクセル全開という感じではありません。
だから最初はスローペースでアツい展開はどこへやら…
でも段階的に、着実に階段を上るように少しずつ物語が熱を帯びていくのです。

そして完全に激アツスイッチが入るのは物語の後半…
予想しない展開を経て余計に物語に熱が入った感じがしました。

激アツの根源は、恩田 希、周防 すみれ、曽志崎 緑の1年生トリオです。
類まれなる才能と技術を併せ持つ彼女たちが縦横無尽にピッチを駆け回ると、それだけでテンションが上がってきます。
何よりどんなに逆境に立たされても決して彼女たちの心が折れないんです。
それだけサッカーに夢中だという裏返しなんですけどね。

大きな目標を掲げて物語は終幕しました。
劇場版が公開されているので、続きは劇場…かと思ったら、劇場版は恩田 希の中学生時代が描かれるとのことです。
ということは、物語はここで終わり…!?

いやいや、ここじゃ絶対に終われないでしょう。
だって、約束だって未だ果たしていないんですよ…
ここで終わったら、単なる販促作品になってしまいますよ。
原作だって完結しているというのに…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、小林愛香さんによる「AMBITIOUS GOAL」
エンディングテーマは、みかこしによる「悔しいことは蹴っ飛ばせ」

1クール全13話の物語でした。
続編が制作されることを強く望んでいます。
そう思えるくらい、しっかり堪能させて貰った作品でした。

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 212
サンキュー:

17

ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

【完結】女子サッカー好きなら見れる

ニコニコ動画でやってるので3話まで見ました。
すごく安っぽい作画で試合中の動きはスローでアニメーションとしてのレベルは最低限ですが、
8月のシンデレラナインとかも自分好きな部類だったんで、スポーツアニメ、女子サッカーが好きな方なら見れると思います。
序盤ジャンプ打ち切り漫画のようにありきたりな展開で、テンポとか効果音も並より悪いくらいですがなぜか最後まで見てしまう。
キャラ一人ひとりの腹黒いセリフが面白いです。負けず嫌いが勝ちたいみたいな、キャラの奥底に熱い心がこもってて、そこがなんか良い。
逆転劇が今後見れそう

最終回まで見ました。途中2話くらい忘れてて見逃したけど。
普通のテンプレサッカー漫画とは違った展開でした。サッカーをしてない回が多かったり、主人公たちが特殊なゴールを決めるわけでもなく、ストーリー的な盛り上がりはありませんが最後まで見れた。
このアニメの地味だけどなんか見れちゃう感はどこから来たのか。
やはりキャラの台詞回しが普通の漫画とは違う所とか、熱い心が伝わってくるのが良かったんだと思う。2年前の女子ワールドカップ見ればよかった
円盤とか絶望的だろうから2期は無いだろうけどやるなら見る。
個人的に女子の集団スポーツものは割と見れるアニメが多いのかな

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 297
サンキュー:

9

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

AMBITIOUS GOAL

原作未読 全13話

「四月は君の嘘」の原作者作品。

中学では男子のサッカー部に所属していてなかなか試合に出れなった者、強豪チームに所属していた者、チームで突出していたため孤立していた者、強豪校でなく、毎回予選で負けている高校に入学してきた1年生を中心に描く女子サッカー部のお話です。

メンバーは1年生が多く、まだまだチームとは未完成、そのため強い相手の場合にうまくいかないこと多いですね。

コミカルなシーンも多く、他の学校選手とも結構交流しています。言い争いが多いですがw

個々に光るメンバーが多いので、これからという感じのチームでしたね。

女子サッカーがあまり話題になっていないところを危惧しているのでしょうか、女子サッカーの未来を語るシーンが多かったです。

お話としてはプロローグ的な感じでした。

OPは小林愛香さん、EDは小松未可子さんが爽やかに歌っています。

最後に、いつも試合を観にきている男子3人を見て「魔法少女くるみ」の3人のような感じがしましたw

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 210
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17

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

<50> JK 女子サッカー。女子ジュニア世代に観て欲しい。

JK 女子サッカー。
クオリティは並以下でアニメ好きにはスルーされそう。才能あるプレーヤーにフォーカスした感じでスポ根からはやや遠め。サッカーの雰囲気はそれなりに感じられる。
W 杯優勝から 10 年。低迷期を経て秋には WE LEAGUE。女子ジュニア世代に観て欲しい。

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 167
サンキュー:

4

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ここから先が面白くなりそうなんだけど・・・

原作未読

万年予選リーグ敗退の弱小の蕨青南高女子サッカー部が全国を目指す話。
弱小ではあるものの中学時代、類稀な才能がありながらも何処かに孤独感を感じ過ごしていた恩田、周防、曽志崎という3人の天才肌の入学と元女子日本サッカー代表で、エースとして牽引してきた能美がコーチとして入って来た事でチーム状況が変わる。

新年度初の練習試合で全国一の久乃木学園にボコボコにやられてからのスタート。
その後練習の成果と1年の活躍で県大会予選リーグは突破するものの、決勝トーナメントで強豪浦和邦成に善戦するも敗れる。
まぁとんとん拍子に上手く行きのは出来過ぎた話なのでそこは納得。
3人の1年生の実力が各校に注目され、侮れないチームという印象を与え、さぁこれからという所で話は終了。

主人公の恩田は天才的なサッカーセンスの持ち主で、彼女の本気のプレーを観た人々は度肝を抜かれる。
中学の頃は男子サッカー部しかなく大会に出場出来なかったものの、腐らず3年間練習し続けたのは立派。
ただモチベーションにムラが有り過ぎて、気持ちが乗らないと練習も試合も全然動かない。動けなくても試合から外されるのは嫌という困ったちゃん。
きっと彼女が今後どう成長するかが見ものなのだろうけどそこまでは描かれなかった。
性格に難ありだけど実力は既に日本代表レベルでは?

浦和邦成の桐島が最後、才能があるのにそんな弱小チームに入って何考えているんだと、才能のある奴が強いチームに入って注目されないと女子サッカー界も衰退化していくみたいな事を言っていたが、考え方は人其々でしょ。

曽志崎の様に最初から強いチームで揉まれるよりも一から強いチームを作って行きたい。
それはもしかすると夢物語なのかも知れないけど、そういう考えも勿論ある。
1強だと面白くないというのも確かにそうだ。
毎年同じ学校が全国へ行くよりは激戦の方が観ていて面白い。

生徒の姿勢に心を動かされて再びやる気を出す気になってきたクマ監督の采配も観たい所だった。

試合中の動きとかはイマイチ臨場感の伝わってこない作画だった。
13話だと伝わり切らないで終わってしまったが、どうも原作の最期も納得の終わり方ではないと炎上していただけに果たして2期はあるのだろうか。

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 179
サンキュー:

12

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

[全第13話視てみました]全話プロローグ的なお話の女子サッカー危機を憂うコメディ系。

視聴前情報は全く集めていません。原作未読です。評価は暫定です。

[全第13話視てみました]全話プロローグ的なお話の女子サッカー危機を憂うコメディ系。
お話の〆は、この人は後に活躍する的なプロローグばかりで、次話にその話が来ると期待していると、そんな話はありません。たまに同じ試合でネタバレ的にその後展開や結果を示す、要らないお世話をしてくれる時がありますが、ギャグの断片の寄せ集めを楽しめればそれでいいと思って視ると気楽に楽しめました。他の人に積極的に推す気分にはなれないです。


[第11話めまで視てみました]女子サッカーややコメディものたまにイイこと言う系。
慣れと言うの恐ろしいもので、特に何も気にならなくなってきました、それは多分ここ暫く試合局面が連続しているからなのかもしれません。ギャグはいいのですが、何というか、4コマ的というか、話の流れとは関係が無さすぎて、無駄に感じます。
 あと、Aパートでこの選手は後にすごい活躍をします、みたいな感じの説明が入りますが、それ言うと話の楽しみが半減しちゃう気がするのはワタシが欲張りだからでしょうか?w 加えて、これは一体いつ語られているお話なのか混乱します。あれから何年とか、昔はこうでした、みたいな、お話を語っているお話に突然なるお話の構成は、頭の弱いワタシではついていけないので勘弁して欲しいですw。


[第2話めも視てみました]まだ話理解できてないです。
要は弱小高校女子サッカー部が強くなっていくお話なんでしょうね、多分。登場キャラで区別がつくのが4人ぐらいで、名前は1人も覚えられませんでしたw、ワタシがあまり集中して視ていないせいもありますが。
 それはさておき、練習方法とか、罰腕立て伏せさせて上手くなれるのか、サッカーまるで知らないので全然分かりません。プロになっても喰えないかもな環境に、生徒を放り込むのか、と言われて即答もできないような人が何をするのか、とか疑問が湧きますが、
 1話同様、細切れのお話をくっ付けたようなお話の流れに感じます。このお話がどこに向かっていくのかワタシにはよく分からないです。サッカーの技の意味や戦術を今そこで説明されても、その説明の意味を考え込んでるうちに、次の場面をみる集中力が削がれてしまう、そんな感じです。まだ次回も視てみることにします。


[第1話視てみました]次も視てみることにします。
サッカースポ根モノのようです。あまり集中して視ていなかったせいか、お話の時系列がチョットよくわからなかったし、メインキャラが誰なのかも把握できませんでした。それから作画音痴のワタシでも動画が不自然に感じます。あと、ネット越しにグラウンドを覗くときに、ネットと顔の位置関係が不自然な気がしますw。個性的なキャラもいるみたいだし面白そうなお話になる予感がします。次回も視てみたい気がします。

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 379
サンキュー:

16

にしやまん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

11話は神回!

酷評多いけど、そうかな?
かなり良かったけど。
確かに前半はバタバタしていて、キャラの名前とか性格とか入ってこなかった。
でも、観ていくうちにどんどんハマっていって、10話以降は一瞬だった。
特に11話は熱かった!鳥肌立った。

話の展開も今までのスポーツアニメとはちょっと違ってて良かった。
展開というより表現の仕方かな。
結果だけ先に描いて、必要なタイミングであとからエピソード入れてくる感じ良かった。

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 182
サンキュー:

3

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

サッカージャンキーなめんなよ!

女々しさの欠片も感じさせない面々である。
才能を生かす環境に恵まれず、孤独な戦いの中で“個の力”を磨いてきたファイターたちが集い、全国を目指す、いや、目指してゆくのだ。
そう、その過程で繰り広げられるドタバタが楽しい。
それぞれが、サッカー選手のサガを丸出しにして、俺が俺がと突き進むのである。

ただし、1話を観た時の“驚き”といったら…、最近のアニメでは得難いレベル、とだけは言っておこう。

それでも、これぞ原作が持つ、女子サッカーへの想いと、そこから湧き上がる言葉の力を、そこかしこに感じるのである。

制作サイドへの不信もあってか、さよなら私はクレーマー状態ではあるものの、熱い思いを感じさせる作品であることは確かだ。

あと、主題歌にピタリとマッチしたオープニングとエンディングアニメ、非常に清々しく、素晴らしい出来である。

最終回を観て思ったこと。

昭和の漫画アニメの世界に生きてきた。
そこは、努力と挫折、ライバルと友情、汗と根性等々を前面に出し、時に選手生命を削りながら、それはないだろ!的な技(チート)で勝ち進むことを良しとしてきた世界であり、ギャグ漫画の範ちゅうといっても良いだろう。
そして、キャプテン翼やスラムダンクもすっ飛ばして、最近のスポーツアニメを観ている訳である。

そんな訳で、この作品のタイトル、『さよなら私のクラマー』の心がわかるような気がするのだ。

もちろん、ワンクールでストーリーものを演出しようとすると、非常に中途半端なものとなるのは、過去の色々なアニメ作品を観るまでもなく明らかなこと。
ビッグキリング等と言った、カタルシスを楽しむ世界が全てではないように感じるのだ。
今後の彼女たちが、口角泡を飛ばし、媚びへつらうことなく、サッカーを楽しんでゆくであろう、その姿を見ることが出来たこと、それを何より嬉しく感じるのである。

先達が築いてきたきたもの、それはそれとして、思いっきりサッカーができる喜びこそが、根拠なき確信を後押しするエネルギーとなるのである。
しがらみに縛られることは無いのだ。

さよなら私のクラマー、これほど清々しい宣言はないのである。

投稿 : 2021/07/01
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さよなら私のクラマーのストーリー・あらすじ

女子高生サッカープレイヤー・ 恩田希おんだのぞみ。彼女は、藤第一中学校男子サッカー部での挑戦を経て、進学先の蕨青南高校で、待望の女子サッカー部へ入部する。でも、そこは“ずっと地方大会止まり"の弱小校だった!? ところが、蕨青南には個性派の新入部員がそろう。俊足のウィング・ 周防すおうすみれや、中学生全国3位のボランチ・ 曽志崎緑そしざきみどり、コーチには元日本代表のレジェンド・ 能見奈緒子のうみなおこが加入! 能見は彼女たちの初戦に、最高の練習試合をセッティングする。その相手は、高校日本一の久乃木学園! 次々に現れる強豪チームを前に、蕨青南は仲間と共に立ち向かっていく──! ひとりぼっちでも、理解されなくても、男子と比べられても、心底、サッカーが好きだから。出会うべくして出会った、純真のイレブンが目指す、フットボールの頂点。いま、少女たちは、女子サッカーの未来<フィールド>を駆け抜ける!(TVアニメ動画『さよなら私のクラマー』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ
制作会社
ライデンフィルム
公式サイト
sayonara-cramer.com/tv/
主題歌
《OP》小林愛香『AMBITIOUS GOAL』《ED》『悔しいことは蹴っ飛ばせ』

声優・キャラクター

島袋美由利、若山詩音、黒沢ともよ、悠木碧、古城門志帆、嶋村侑、山田麻莉奈、前田玲奈、和氣あず未、酒井美沙乃、春野杏、長谷川玲奈、甲斐田裕子、諏訪部順一、早見沙織、石川由依、小市眞琴、牧野由依、小林愛香、きそひろこ、大森日雅、黒田崇矢

スタッフ

原作:新川直司『さよならフットボール』(講談社KC刊) 『さよなら私のクラマー』(講談社『月刊少年マガジン』連載)
監督:宅野誠起、シリーズ構成:高橋ナツコ、キャラクターデザイン:伊藤依織子、音楽:横山克、サッカー演出:石井輝、サッカー考証:大草芳樹、プロップデザイン:伊藤依織子/佐賀野桜子、美術監督:齋藤幸洋、美術設定:青木智由紀/イノセユキエ、色彩設計:野地弘納、CGディレクター:山崎嘉雅、画面設計:田村仁、撮影監督:棚田耕平/後藤晴香、編集:吉武将人、音響監督:鶴岡陽太、音響効果:森川永子、アニメーションプロデューサー:柴宏和

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