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「明日ちゃんのセーラー服(TVアニメ動画)」

総合得点
78.3
感想・評価
372
棚に入れた
1082
ランキング
524
★★★★☆ 3.9 (372)
物語
3.7
作画
4.3
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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明日ちゃんのセーラー服の感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とんでもないフェチアニメ…。俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。作画とは伝えたいモノを表現する力。

 日常系は安易な道ではなく、作画も見た目が綺麗なら良いというような単純なものではない。この2つの道を見事に踏破した本作は凡百の作品ではない。



 日常系は物語を盛り上げる濃い味付け、即ち劇的なイベントは避けられる。それでいて視聴者に喜びを与えなければならないのだから難しい。成功している作品はそれぞれの戦略があるが、本作の場合それは圧倒的な表現力ある作画に基づいた少女たちのフェチズムと美術の素晴らしさにある。


 大きな出来事がなくても、世界はそれでも美しく素晴らしいと肯定させる力があるかどうかが日常系では大切だが、本作のフェチの描写は見事としか言いようがない。フェチといってもそこには下品な匂いが欠片もなく、そこに目をつけるかぁ!という視点の素晴らしさと、なによりそれを上品に表現する作画力が尋常ではない。さらに、キャラの描き分けや、その魅力を掘っていく丁寧さもあいまってシンプルでも退屈しない作りになっている。


 終盤の音楽に合わせて踊る描写は、色んな作品で何度もやられてきたことであるが、ここまで積み上げてきたものがあるから、そして心まで踊りだすような作画の表現力があるからこそ、「凄い作画だなぁ…以上」というような単なる技術自慢に対する感心ではなく、ジーンと胸に響く感動にまで高まっている。



 単に凄い作画といっても、それだけでは只の技術であって感心はしても感動はない。そこに伝えたいモノ、即ち感情やテーマが組み合わさって初めて人を感動せしめることができる。雄山曰く「人を感動させるものは、人の心のみなのだ」。

投稿 : 2022/11/17
閲覧 : 325
サンキュー:

24

xokNW04341 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:----

デジタル・エイジプレイ

凄いけど凄すぎて好き嫌いハッキリ分かれる作品か。
極上作画のJC日常ファンタジー。

こんなJCいねえって?当たり前やん。アニメ見て何言ってんの?
現実とアニメの区別がつかないの?リアルJCなんか文句しか言わねえぞ。

物語・青春ファンタジー
作画・グレイト
声優・安定感がある
音楽・繊細な雰囲気が世界観に貢献
キャラ・JCパラダイス

苦手な方は背筋が凍るレベルでドン引きするだろうが、ことクオリティの面においてはアンチですらケチのつけようがないであろう極上品質。昨今では流石に厳しいかもだが劇場版品質といっても過言ではない尋常な拘りが随所に感じられて驚きの連続。そういう描写がキツい人には耐えられないデメリットでもある諸刃の剣。尖った作品とはそういうもの。

萌えアニメと言われても間違いではないだろうし、フェチズムを感じる描写はそこかしこ。だが女性スタッフの尽力もあってか下衆で無粋なエロさは微塵も感じさせない。そこにあるのは瑞々しくも美しい生命の煌めきであり、刹那に輝く青春の蜃気楼。勿論性的消費ガーの方が見れば激おこ案件でしょう。解釈は人の数だけ存在するもの。他人の見方を正そうとする行為は批判ではなく非難と言う名の個人攻撃。特にこういう極端に人を選ぶ作品の取り扱いにはそれなりの注意が必要。素人からすればウマ娘レベルの取扱注意案件。信頼出来る人物以外に視聴をカミングアウトしようものなら後悔と自責の念にかられるレベルで憂き目に遭う可能性は免れないでしょう。

儚くも短い青春の輝きを放ち大ヒットしたJK青春アニメの奇跡、けいおん。そこへさらに若き生命の鼓動の美しさと瑞々しさ、無垢なる魂を表す透き通るほどの透明感。現代劇でありながらも個性的なキャラデザと相まって、画面いっぱいに広がる幻想的な楽園世界に一瞬で精神を鷲掴みにされた方も少なくないでしょう。その一瞬でキモいと思う人も勿論沢山いるでしょう。それくらい強烈なインパクトと存在感を持つこの作品は、良くも悪くも唯一無二でありましょう。

勿論キャッキャウフフなのでストーリーなど皆無。画面に映るのは美しくキラキラにコーティングされた閉じた世界。成績優秀眉目秀麗、驚異的な柔軟性とジャンプ力を有する健全で完璧な肉体と、精神面においては幼児レベルのピュアさとノータイムで一発芸を披露するクソ度胸やスベっても凹まない豪胆な胆力までも持ち合わせ、周囲の生命体にとどまらず視聴者すら画面越しで浄化可能なヒーラーでもあり、かつ個人単体で場持ちする圧倒的主人公力すら兼ね備えた人類史上最高傑作レベルの超絶アルファ個体であるJCがひたすらチヤホヤされるだけのユートピア。


子育て経験者ならわかる可愛い盛りの乳幼児。遠慮のない体当たりの人懐っこさと全幅の信頼を寄せての全肯定により万能感すらもたらしてくれる存在。まさにこれ。脳がバグるわ。ヤバい。観る麻薬と言ってもいい。キモいで一蹴するにはちょっと勿体無い。新たなる扉を開かせるパワーがある。怖いもの見たさで沼にハマっても責任は持てない。自分はやっぱりキモくて数話ギリしましたが、作品の評価としてはかなり力のある傑作だと思います。脳が溶けるという体験、その片鱗を味わえたのでじゅうぶん満足です。KKOの安全基地として至高。もはや療育アニメ、若しくは医療行為。

京アニやKey、虚淵と並べてもおかしくない素晴らしい作品だと思います。

投稿 : 2022/11/14
閲覧 : 54
サンキュー:

7

50歳過ぎのデビュー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

純真無垢 天真爛漫

過疎化?少子化?で小学生時代を一人で過ごした女の子が、中学生になって友達いっぱい作るって物語。
ついつい引き込まれて、一気に観てしまいました。


好きなアイドルに憧れて、セーラー服をお母さんに作って貰うんやけど、制服が変わってて自分だけがセーラー服で
『うわぁ〜どうしよう!』
ってなってしもたけど、がんばってセーラー服で登校することに決めた主人公の女の子。
やっぱり、他の子らは
『えぇ〜〜〜っ!』
って感じで、2話目ぐらいまでは
「イジメの話しになるんか?それはやめてくれよ」
って思ったんですが、同じ組になった子らとのエピソードで進んでいくって物語でホッとしました。

けど、別の意味でドキドキさせられるんですけどね。

例えば、女の子同士やねんけど
「あの子は、この子のこと好きなんちゃうん?」
っていうシーンがあったりして。
まぁ、ドロドロした感じやなく、恋愛ってよか友愛?って感じでやらしくはないです。

それに、とにかく主人公の女の子って元気やから、飛んだり、跳ねたり、回ったりで、ヘソ丸出しになってしもて、もうちょい上までまくれたら
「うわぁ〜!ヤバいヤバい!」
ってなるところをギリギリ抑えたりするカットもありました。
逆立ち状態からパンツ見えてるシーンもあったなぁ。
絵面的には見せへんようにしてるけど。

あと、綺麗でお嬢様な女の子が足の臭いをクンクンしたり、全教科満点の優等生がちょいヤバな乱れ自撮りしたりするシーンもあるけど、変態っぽくはないんですよね。
まぁ、ちょっとドキドキするぐらい。

逆に感動するシーンもあるんですよ。

主人公の女の子に頼まれて、弾いたことないギターを一から練習して
『さぁ!』
ってとこで、自分より楽器が上手な子の演奏を聴いてしもて
『やっぱダメだ・・・』
って挫けそうになったときに
『聴きたい!聴かせて欲しい!』
との主人公の懇願に、たどたどしいながらも一生懸命弾き語りするシーンには目汁が出ました。

また、最終回前あたりからイベントの話になったんやけど、そのイベントシーンの見せ方がすごく上手かったです。
「あれ?イベントシーンはせぇへんの?」
って思ってたら、ふつうにイベントシーンを流すんやなく
「こういう方法でやるんや!上手い!」
脚本か演出って言うんですか?(素人なんでどう言ったらいいんか分かりません(笑))
関心と感動をいただきました。


それらのエピソードをもの凄く綺麗な絵で見せてます。

寮の部屋に貼ってあるポスターってか注意書きみたいなんの文字が、全部読めるぐらいの緻密さ。
「これって絵か?写真ちゃうん!」
疏水の流れや、雨が水溜りを撥ねるなどの水の動きの流麗さ。
「これってアニメか?実写ちゃうん!」
って・・・

もう、見せるって言うより魅せるですわ。


始まりの歌は、物語に出ている女の子たちが歌ってます。
なんとか坂46とかみたいな曲で、女の子たちの年と合ってて、ぴったりです。
ドラムのビートが心地よいです。

終わりの歌は、主人公の女の子が歌ってます。
明日が待ち遠しくなる、いい歌詞です。
この学校のセーラー服時代を表現してるんかな?
モノクローム調のイラストを使って、奥行きがあるように立体的に見えます。

途中に流れる曲は、上品なクラシック調?な曲っぽくて、綺麗な絵に調和してて良かったです。


舞台となる校舎がレトロっぽいとこも相まって、昭和初期の【ちょっとエロチックでマニアックな純文学】って感じがしたアニメでした。
純文学・・・読んだことないんですけど(笑)

投稿 : 2022/11/13
閲覧 : 37
サンキュー:

6

Tenjin さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春の追体験

多くの作品で主人公は特別な存在としてあるわけですが、このアニメはその目印としてセーラー服が着せられているという。改めて見るとすごいタイトル。

1) 奨学生になれるほどの学力、身体能力抜群でスポーツ万能、性格もいいと欠点のないスーパーな女の子が主人公のお話。それ面白いの?という疑問が湧くかもしれないが、面白いのです。
2) 主人公の明日ちゃんにとっては学校で体験する全てのことが新鮮。その驚きを全身で表す主人公を頭から手足の先まで、時にはフェチ的とも言われる細かい描写で追っていくことで見る者に追体験させる。誰もが明日ちゃんみたいになれるわけでもないですが、理想の学生生活の上澄みみたいなものを感じさせてくれる、極上の映像体験だと思いますね。
3) そうした特徴は原作の漫画に元からあったものですが、再現度がとても高いのでアニメを見れば漫画の良さもわかると言っていいです。
4) ほぼアニメオリジナルの展開を見せる第7話では、ギター少女蛇森さんが初めて人に演奏を披露するまでを描いて、原作にも劣らない青春度の高さだったのには度肝を抜かれました。連載中の漫画の方が現在、半分くらい主役蛇森さんになっているのもその影響だったりして。
5) 主人公を演じた村上さんはこれが初主演だったそうですが、初々しさが役に合っていてとてもよかったです。
6) 主人公中心に話が動いて出番が限られている分、他のキャラを演じた声優さんたちも当番回ではきっちり入魂の演技を披露していてそれも良かったですね。
7) 唯一の不満としては、これもほぼオリジナルの第9話で木崎さんや古城さんをややテンプレなキャラ像にしてしまったことくらい。お嬢様や文学少女だけど実はアクティブな面もある、というのが二人の面白いところだと思うので、そこは少し残念でした。
8) 若干癖のあるキャラデザとか、いい人ばかりの世界観とかでちょっと人は選びますが、受け入れられればすごく爽やかで前向きな気分になれるアニメだと思います。
9) 大別すればこのアニメも日常系の一つかもしれませんが、単なる日常系として片付けられない特徴があります。
10) きらら系に代表される日常系の根底にあるのはまったり気楽に生きること、ではないかと思っていて、それはたいてい主人公が女子中高生という何をやっても許される存在(あくまでもフィクションの話です)だからこそなのですが、明日ちゃんの場合は割と全力で今を生きようとしているので、そこが大きく違う点ですね。
11) 全力で今を生きるその姿を言葉で表すなら多分「青春」ということになるのでしょう。

投稿 : 2022/11/10
閲覧 : 43
サンキュー:

5

ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

美しい畸形

今回、自分は "書き逃げ" をするつもりでいる。
かなり粗雑な印象を、手前勝手に記述しただけの
辛辣、かつひねくれたレビューを投稿したあと、
すぐに削除して何も無かったことにしようと思う。

率直な印象を言うと、美しいが、何とも不可解なアニメだった。
さわやかな青春の息吹を感じる一方で、いつも何かが引っかかる。
この奇妙な感じを何とか言語化しようと試みた挙句、
ほぼ意味不明になってしまったものが以下である。スルー推奨。


仮説1 神話空間

{netabare}タイトル通り、本作の真の主役はセーラー服である。
その記号としての最強の破壊力と呪縛力を否定する人はいないだろう。
純潔、純真、青春・・・あらゆる願望の結晶たる「セーラー服神話」を
のっけから全開でぶつけてくるところに多分、作品理解の鍵がある。
明日ちゃんが完全にノックアウトされた、例のCMフィルムに
ヴィジュアル化されているものがそれだ。

同性のアイドルに憧れる女の子。この安全無害な設定により、
欲望の対象としての直接的で不純な部分は記号から抹消される。
消費目的のストレートな対象化はその時、別方向に屈折する。
つまり、本作には特殊なフィルターがかけられているのだ。
そして、同性が同性に抱く純粋な憧れを至高のものとする、
一種の神話的な空間に私たちは導かれる。

だが、変化するのは対象化の形態のみであって、
残存したままの欲望は屈折し、独特のエロスとなって咲き匂う。
そこは少女たちの健康的な美の花園であり、その法悦境に遊ぶことは
彼女たちの若々しい生命感に触れ、共感する行為として容認されるのだ。
(典型的な例が、谷川さんが自撮り画像を送るくだり。
こんなスキャンダラスな、危うい内容でもここでは不問に付される。)

本作の自然な外観の下に、自分は巧妙な作為を感じる。
原作者も、アニメ制作者も、そこに誘導している節があり、
本当は見てはいけないものを、美しいものとして見るように仕向けることで
事実は同じでも、禁断の世界を覗き見る後ろめたさは希釈され、同時に、
優しく視線を誘導される感覚が、マゾヒスティックな気分を掻き立てる。
このような入り組んだ倒錯の心理を感じとる自分はヤバい奴だろうか?…(笑){/netabare}


仮説2 アイドル疑惑

{netabare}ストレートに発現されるべき欲動が、ある種の神話的な作用によって
抑圧され、屈折する。このメカニズムをいかにもそれっぽく呼んでみると、
「神話的抑圧」、とでもなるだろうか。さらに、この仮設概念を用いて
本作の特異な本質までも説明できるように思う。

まずは、最も核心的な問題に切り込んでみよう。
セーラー服が主役であると書いたが、その意味は、
全校生徒の中でたった一人、違う制服に身を包んでいるという、
まさしく記号的な差異を端的に表象した出発点に、物語の本質があるということだ。
すなわち、集団の中の異分子に対する排除の論理が発動しない非現実性、
それが本作の固有の論理であり、必然なのである。

例えば、リアリティーにこだわる人でも、本作の異常さは咎めないと思う。
明日ちゃんがそれほど魅力的だから? 否、あり得ない。自分の推測ではおそらく、
全員が明日ちゃんのようにピュアであっても違和感がなく、自然に思えるのは、
この物語が、「セーラー服=純真」という「神話的抑圧」が根底で作用する
「神話空間」だからである。つまりは仕組まれた幻想による錯覚である。

実は、この独特の非現実感には心当たりがあるような気がするのだ。
突飛に思われるだろうが、いきなり結論を言うと、
本作の正体は、アイドルアニメの偽装された一変種なのではないか?
アイドル物というジャンルもまた「神話的抑圧」の一形態として成立しており、
本作がその部分で通底し合う関係にあるのは自然だと思える。
本質がアイドル物ならば、一人だけ特別な存在であって当然なのである。

このことはまず、各話の構成スタイルから漠然と連想された。
明日ちゃんがクラスメイトたちと個々に関わっていく部分は
例えば「ラブライブ」なら新メンバーが加入していく展開、
「アイマス」ならメンバー単体のエピソードの挿入に置き換えられる。
構成人数、そしてヴィジュアルやキャラづけにどことなく既視感があるのは
センター明日ちゃんを中心に、記号的に配置されているからだろう。
あるいはグループではなく、明日ちゃんソロとした場合には、
彼女たちはアイドルから元気や自信をもらうファンの集団のように映る。

いや、アイドル物テイストの学園アニメだ、と反論されるかも知れない。
が、この時点ですでに、日常系のような対等な人間関係ではないし、
純粋な学園物と捉えるには、構造的な非対称感がどうにも引っかかる。
本作が既存のジャンルからは浮いてしまっている原因はここだと思われる。
そして、最終的にパフォーマンスで物語が締め括られる点にこそ
本作の本質が明らかになっていると言えるのではないか。
体育祭には団結と勝利の感動という、アイドル物のスポ根的要素が凝縮されており、
ラストは文字通り、ヒロイン二人の独壇場たるライブステージとなる。{/netabare}


とにかく、明日ちゃんはあらゆる意味で規格外。
徹底的に作り込まれた、天然ピュアというキャラには
どうしても形容矛盾のような居心地の悪さを感じてしまうが、
アイドル物のセンターの系譜で捉えるなら、ギリありかも知れない。
そうでなければ、いっそ人間ではないことにして、
(最終話の鬼神の如き活躍はそう信じるに足る十分な証拠だろう)
セーラー服の魂が具現した妖精、とでも考えた方がしっくりくるかも…。

最後に一つ。江利花さんが伴奏していたピアノ、スタインウェイでしたね。
グランドは一番安いモデルでも900万円台からという大変な代物です。
いけすかない学校だなあ、と、何かとどめを刺された気分でした。
以上をもちまして、勘ぐり、やっかみ満載の下司なレビューを終わります。
二週間ほどで削除する予定です。


(追記:まことに遺憾ながら、"書き逃げ"は未遂に終わった。
 逃げ遅れて晒されるのはこれで二度目。我ながら何とも鈍臭い。
 まあ、枯れ木も山の賑わいということで、お笑い種として残しておきます。)

投稿 : 2022/09/28
閲覧 : 865
サンキュー:

26

ネタバレ

愛しのレイラ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作者が描きたかった世界

畦道の脇に流れる水路、残雪を抱く群峰を映し出す水田
息を切らしながら、立ち止まり、深く息を吸い込み、吐き出す…
この美しい景観はフォッサマグナ西縁・糸魚川静岡構造線に位置する
長野県の白馬村や安曇野周辺で有るJR大糸線からの景観を連想させる
日本の原風景と欧州のアルペン的な光景が同居したノスタルジックな世界
上高地や尾瀬といった景勝地も国立公園という素朴さとは趣は異なるもの
一般的な庶民が暮らす地として風光明媚を追求すれば、納得の舞台とも言え
どうしても作者が、この場所を描きたかった気持ちはとても分かる
※この辺りだと仮定した文面ですので違ってたら申し訳ない(^^ゞ

◆「概要」
過疎化が進行する辺境な地で、孤独な小学生時代を送ってきた小路
かつての賑わいの痕跡が聞こえて来る、古びた佇まいの木造校舎、体育館
一歩、踏み出せば、遊びにも事欠かない大自然に抱かれたフィールドで
多感な年頃の少女が様々な経験して成長する様を描いた青春群像劇

友達を沢山作る…小学校では一人だった…凡庸な言葉に見としがちですが
冒頭の小路本人と農夫の平さんの台詞には伏線となる意味が込められており
その天真爛漫な性格で懸命に仲間を想いながら学園生活を営む様子など
淡々とした描写ながら、後半で集大成的な表現に繋がるカタルシスも見事で
全編通して初めて本作の意味合いが理解出来る仕組みになっているのが特徴

作者が本当に描きたかった世界、商業的な試みとは意図として別の意味で
92年にリリースされたクラプトンの「Unplugged」の素朴さを感じさせる

私事で恐縮なんですが…

※「Ruins」建物、集落など長期間使われず、経年劣化した光景
一時期、美しい大自然や暮らしを営む人々を題材にメインにする一方で
廃校や鉱山跡の朽ち行く美しさを題材に撮影してた時期が有ったのですが

それは本作とは真逆の環境で育った経緯からの自然や廃退への
憧れとしての感覚で有り、それは単なる表側なイメージとも言え
絵的な美しさを求めた、所謂「インスタ映え」を狙った感覚も有りました
(そんな感覚は演出として重要で否定では無く、とても好きなんです)

本作では、そういった表面上の理由ではなく、実経験に基づいた視点
過疎化の著しい地で作者の実体験による目線での表現が顕著に描かれており
薄っぺらい自己満足に満ちた、かつての自分に一石を投じる意味合いも含め
現在まで紡いだ感覚と同調する様に、無垢な少女の成長譚に置き換えた物語
もちろん女性にも推奨出来るピュアな感覚に満ちた物語でも有ります(^^♪…

◆「母親から娘へ」
ジーンズを初めワークウェア、ミリタリー、モーターサイクルなど…
開拓時代に着用された衣服を現在の技術を用いて復刻されたブーツを初め
ジャケット、ベスト、帽子など、ビンテージレプリカと言われる服が好きで
少し綻んだジーンズをリメイクしたり、大きいシャツのウエストを詰めたり
裁縫には多少なり興味が有り、そういった意味では材料となる生地から
一枚の洋服に仕立てる母親のユワさんも素敵な女性に感じました(^^♪…

◆「カントリーテイスト」
自宅の内装も木目を基調としたインテリアで、煉瓦作りの暖炉、観葉植物
フロアとなる床の材質も加工を施した化粧板とは違った劣化具合が良い風情
おとぎの国を思わせる住居も相まって随所での拘りが垣間見えるのも特徴
一歩、引いた距離で見守る父親の姿も仕事に追われる親像として好演
深紅のアルファロメオも脂の乗り切ったポストを比喩的に描くセンスも光る

◆「抒情的フェチ表現」
爪切りを嗅いだり、破れた靴下とか…ちょっとこれは(^^ゞも
本作で描かれるフェチ表現に関しては大よそ好意的なスタンスです
眼鏡を掛けた古城さんと雨宿りをするシーンは肉体的な露骨さの向こう側
雨の音、湿度までも再現した写実も去る事、性別を超えた十代の甘酸っぱい
ひと時を綴った朗読も相まり、抒情的に昇華されたシーンが見事でした

◆「素晴らしい表現」
一見、OP曲のワンシーンで見逃しがちですが、講堂での集合写真
こういう写真って割と堅いイメージか、笑顔で和気藹々的な作品が多い中
目線もレンズを意識したものでなく、明るい脚へと誘導させる表現
また、学園行事という公的なイメージを持ち、グラビアの域では収まらない
オーソドックスな記念性とリアリティ、類稀な発想故の不思議な脱力感
双方で優れ、また、どちらに属する事をも否定してる様な素晴らしい表現
本作を手短に形容するなら、この表現が適切かもしれないです

◆「美しいフィールド」
いきなり小路が湖へ飛び込んだのはちょっとビックリですが(^^♪
こういった素晴らしいフィールドで嗜好を嗜むのも、有る意味で贅沢な時間
コルクグリップのロッドが素敵なスピニングタックル、ルアーはスプーン
一方、小路は湖沼ならブルーギル、波止ならばハゼ釣りといった素朴な趣き
高価なルアーが引っ掛かると青ざめ、泳いで回収に行った経験も有り
静かに嗜むヘラ釣りのオジサンに怒鳴られた事も良い思い出でした
今考えると、よくもあんな汚染された池で泳いだもんだなぁ…

◆「往年名曲」
ギターを弾けると豪語し、そんなに時間も経っていないんだけど
一曲、弾き語れる様になったのならば充分に頑張ったと思います(^^♪
一人で練習してる時と人前で演奏する感覚とでは全く違うもので
そんな覚えたての、初めて人前で演奏する独特の緊張感は描けており
また、等身大の演技ゆえに覚束ない歌い方でしたが、そんな縛りをなくせば
かなりの実力者(声優)で有るのは聞いていて直ぐに分かりました…

短期間でFコードをマスターした蛇森さんの自信満ちた表情も清々しく
結構、真顔でキツイながらも、思いやりの有る、戸鹿野さんの好演も光る
※そして良い曲は時間が経過しても、歌い継がれる運命に有るんですよね

◆「集大成」
一連の学園生活での健気な姿と連鎖する様に小路に惹かれて行く
学園なる箱庭ながら、その姿はアイドル、セーラー服はオンリーワンの趣き
ピアノの演奏をバックに本編では描かれなかったシーンを回想させながら
ダンスと共に綴って行く訳だが、バレーボールで果敢に攻めて行く様は
当に、スポ根の熱さが有ったし、大自然に抱かれたフィールドで飛び跳ねて
培われた身体能力と学園生活を初めとする集大成的な余韻が有った

◆「その他」
気になった点では賛否両論のキャラデザくらいで
フェチ要素は特に気になるレベルではなかったですね

投稿 : 2022/09/23
閲覧 : 65
サンキュー:

3

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

追記と再評価。個性と自分らしさ。目の大きさと制服の着こなし。

 さて、初回は性的消費とか萌えとしての深夜アニメの表現についてばかり考えて、ストーリーを丁寧に追えていませんでしたので、ストーリーについてちょっと見直してみました。

 たった1人のセーラー服。セーラー服は明日ちゃんの憧れでもありました。教室に沢山の人に対する憧れ、友達とは一見矛盾します。学校が変わったのに1人だったのか、と。

 ですが、明日ちゃんの自然なふるまいから、周囲を巻き込んでどんどん友達が増えて行き、最後のバレーの練習の時は自然に人が集まりました。

 一方でアイドルに対する憧れ…華やかな世界に対する漠然とした憧れに対して、自分の個性と一番の親友の協力で注目される存在になりました。

 この友達、アイドルへの憧れ=セーラー服という象徴に対して、明日ちゃんは自分を周囲に迎合するのではなくあくまで自分らしく個性的に生きることで素晴らしい学園生活を実現しました。

 その13歳の物語を描くのに、萌え絵は合いません。等身大の少女を描く必要があります。だからこそこの緻密な作画が必要だったんでしょう…


 ……と、語ることはできると思います。

 語ることは出来るし、そういう物語だったという結論でいいとは思います。思いますが、やはり着替えのシーンとかカット割りですね。ここに極端なフェチズムを感じてしまいます。私の心が汚れているせいかもしれませんが、バレーのスポブラのシーンとか、その後の明日ちゃんの行動とか見ると、素直に感動できないんですよね。

 もし、セーラー服への憧れ=友達、田舎の少女の華やかな世界への憧れだとしたら、そういう視点を描く必要があったのか。やっぱりノイズに感じてしまいました。

 どちらでも取れるでしょう。ただ、文学にしたいなら演出とカット割りはやっぱり間違えた気がします。それが13歳に対する視点ならなおさらです。
 つまり、どっちつかずになった気がします。もし文学にして感動を描きたいなら作画はこのままでいいので、性的なフェチズムはもっと大胆に排除すべきだと思います。

 ただ、私はやはりこの原作者が描きたかったのは、フェチだと思いますので、感動の物語の皮をかぶったフェチズムだと思います。本作をこのフェチの方向で文学にするなら、もっともっと少女のエロスとそれを愛でる男の奇形的な精神に肉薄すべきかと。見ている視聴者をもっと大胆に倒錯の世界にいざなって欲しいものです。その点がオブラートに包まれているので、本気で青春ものとして感動する構造が出来てしまったのかなあと。

 そう川端康成なら「みずうみ」のように、ですね(すみません「眠れる美女」の間違いです)。いや、マインドはどちらかといえば「伊豆の踊子」ですね。谷崎潤一郎の例えば「痴人の愛」のあからさまなな性表現に対して川端の歪み方ですね。これが本作には必要だったかなあと。

 なお、爪切りのときは爪を受けるタイプだとしても周囲に飛ぶからなあ…あそこはちょっと品がないなあと思いました。




追記 22年8月 新しめの作品の再評価中 目がなぜ大きいのか。そして没個性の制服の中にある個性。数話再視聴しての再評価です。

 新しい作品は、ちょっと極端な評価になり勝ちなので再評価中。本作はフェチと少女の描写に少し思うところがあって、低めに評価していましたが、結構評価あげました。3.9→4.4です。

 たった一人の世界から世界が広がる。個性は恰好か?と言われると、ここは逆説なんでしょうね。一人だけセーラー服という要素でしたが、そこを越えてクラスに溶け込み仲間になってゆく。
 でも、それは没個性化ではなく、自分らしさをそれぞれのキャラ達が見つけて行く手伝いをしながら、自分自身もより自分を理解してゆくプロセスなのでしょう。

 そして、アイドルへの憧れから、小路というキャラが学園のアイドルになって行きます。それは華やかさではなくて個性と自己表現なんでしょうね。セーラー服だから個性があるのではなく、小路だからということです。


 で、今回「アニメ」作品としてまず目の大きさの意味にハッと気が付いたんですけど、これって、内面というか感情を描きたいから?表情がちょっと大げさなくらいの描写でしたし。目がよく動いていました。
 また、それぞれの登場人物の制服の着方に個性があるんですよね。つまり、没個性の制服に「性格」が現れます。髪もそうですけど、制服の着方と目に非常に感情というか内面が表現されていた気がしました。

 そして、少女のリアル…ではないですね。少なくともこんな悪意のない世界は世の中にありません。ただ、そのデフォルメされた世界に抽象化された「個性」についてのリアリティがあるんだと思います。
 
 小路が冒頭と最後にトラックの農家のタイラさんという人に挨拶します。この態度に変化がないのは、小路という少女の本質は変わらないという表現もあるのでしょう。

 フェチとエロティシズムはやっぱり強く感じます。ただ、この絵柄になれたのか、初回ほどのインパクトはなかったです。いや、エロスは否定的ではなく、少女という題材には必ず付いて回ると思います。

 エロスについての文学性についての川端的な感じは以前のレビューの通りです。もちろん日常を切り取っているという意味もあると思います。ここも今回ちょっとした気づきで、周囲から見るエロスは少女たちにとっては、健康な日常なんですよね。親の視点もありましたし。

 視線についての考え方はちょっと考えさせられました。本作はストーリ―の意味性が希薄で、日常を描いているので、多分視聴している個々人の視点で本作の見え方が違うんでしょうね。





以下、初回終了時のレビューです。

{netabare}  萌えの進化の一つの到達点だとは思います。ストーリーはまったく見てませんでした。

 本作については内容よりも、本作が作成される精神性とか今のアニメ事情ばかりが気になりました。私はちょっと研究に走りすぎてあまりのめり込めませんでした。
 
 内容そのものは、日常癒し系ということでいいと思います。キャラ萌えできるかどうかでしょうね。その点で「等身」と「リアルさ」のチューニングが多数派の癒し系とズレてましたし、話も「いつものグループ」ではなく「新しい友達」でした。どうなんでしょうね。癒し系として機能する人、しない人が別れたかもしれません。

 作品については、萌えの純化の極致だと思います。つまりストーリー性は排除してキャラを学園という舞台で動かす以上の機能はないと思います。ですのでいう事はあまりありません。
 
 目の大きさがかなり評判になったみたいですね。これもデフォルメが純化した結果、異常性が異常性じゃなくなったということでしょうね。90年代後半に先祖帰りしたんでしょうか。
 言われてみれば大きいです。コミック版よりも比率で言えば更に大きいですね。けど、まあ90年代の異常にデフォルメされた変形した顔も慣れれば平気だったし、横長だし瞳の描き方も睫毛も色もリアリティがあるので、そんなに気にならないと思います。07年のらきすたも大きさだと似たようなものでした。

 ということで、すみませんストーリーはほぼ注目していませんでした。深夜アニメの萌えの進化の到達点という感じでみていました。作画だけ評価してあとは3にしておきます。{/netabare}


以下 視聴中のレビューです。10話のところに深夜アニメのロリと性的な部分について記載しています。


1話 原作はイラスト的な絵を楽しむ感じでしたがアニメ化ですか。

{netabare}  ちょっと絵に興味があるので原作1巻~3巻はチェックしています。もともと池上遼一とか桂正和とかのように、絵はうまいけど動かねーというタイプの原作ですね。イラスト的でどちらかといえば線画のテクニックを楽しむような絵柄でした。背景もあまり無いし、集中線の使い方なんかもちょっとぎこちないというか…。原作については手元にないんで記憶です。

 そういう作品ですから、ストーリーは無いに等しかった記憶があります。つまり原作者のJCのセーラー服と下着とスク水を描かざるを得ない熱い衝動しか伝わってこないような作品でした。

 ですので、まあ、画の処理をどうしてくるかという楽しみで視聴したわけです。なるほど、決めの場面の止め絵で工夫したんですね。ちょっとアニメーション画面からは浮いていましたけど。
 この作品の背景の処理は今後の課題でしょうね。原作の雰囲気とはかけ離れていました。そうなってくると本作を見る意味が問われそうです。

 気になったのは制服の独占販売って私学の大きな利権ですので、手作りがありっていうのはちょっと…と思いました。まあ、そこを気にしてもしょうがない話ですけどね。(調べたら2017年に公正取引委員会が調査しているみたいですね。余談ですけど) {/netabare}

2話 髪の作画が異常…いい意味で。白黒の線画で見てみたい

{netabare} 1話ではセーラー服と大きな目に気を取られて気が付きませんでしたが、髪の作画が異常です。なんですかこれは?生え際やゴムでまとめた部分、髪の毛の流れ方、毛先のばらつき…マンガ…いや下手をするとイラストのクオリティですね。正直カラーよりも白黒のほうが魅力的かもしれません。すごいですね。

 と思って調べたら作画監督は河野恵美さんという髪の毛の作画に特徴のある有名な人らしいですね。原作のフェチに負けず劣らず作画のこだわりがものすごいと思います。

 あとEDは違う方が手掛けているみたいですけどこちらのクオリティもすごいと思います。

 やっぱり「画」あるいは「絵」を楽しむアニメだと。1話1話を追うよりも絵的な表現で楽しめるアニメでした。


追記 作画監督の河野恵美さんが手掛けた「Porter Robinson & Madeon - Shelter」2016年というMVがユーチューブにあるので確認しましたが、非常に綺麗ですが前半は人物があまりパッとしないんですよね。
 ですが、中盤でヒロインが幻想的に光って単色になったときはやっぱり素晴らしかったです。それでこのアニメの設定資料を画像検索で見たら、そちらの白黒線画が非常に良かったです。

 この人は静止画と線画に魅力がある人っぽいですが、この5年で進化したのか、本作のスタッフが素晴らしいのか。その良さが本作ではうまく表現できていると思います。
 本作の白黒版のアートブックが出たらポチってしまうかもしれません。いやロリコンじゃないんですけどね。それくらい綺麗だということです。{/netabare}

3話 原作者の湧き上がる衝動…それを高い技術で映像にしています。

{netabare} いきなり脇に腹…そしてスカートの下の膝とももの内側…いやー全開でしたね。

 谷川景ちゃん、写真部ですね。展開が想像できますね。で、景ちゃんのお母さんの服の適当なこと。体操着の作画よりも線の数が少ないくらいですね。ですがこれではっきりしましたね。

 本作は制服に包まれた女子中学生という存在そのものを絵に写し取りたいという性衝動、リビドーによって生まれた作品でしょう。その原作の主旨を本作は何とかアニメに変換しようという感じですね。

 本作を気持ち悪いというのは簡単ですが、結果として作品の出来が優れているかどうかを評価するほうが本作の価値は理解できると思います。本作の作画技術、そして原作者のこの衝動をいかに丁寧に表現しているか、が価値になると思います。

 この分野にポリコレを持ち込むのがいかにバカバカしいか。こういうモチベーション…衝動の部分への理解が足りないからでしょう。ヌードや下着、性行為の場面が出てないから健全ということではありません。
 美少女を描きたい。それぞれのクリエータの潜在意識、深層心理に何があるかはわかりませんが、その表現したいという衝動は奥底から湧き上がってくるものです。(タナトス…破壊衝動のモチベーションについてはここでは述べません)

 芸術、特に絵画、イラスト、マンガ…多かれ少なかれ湧き上がるリビドーをモチベーションにして、昇華されたものですからね。宮崎駿、庵野秀明、新海誠、手塚治虫、藤子不二雄F…メジャーな作家はほとんど変態です。

 本作を見て単に気持ち悪いというなら、美少女が出てくるアニメ作品を見ることはできないと思います。なぜアニメ作品には美少女ばっかりなのか。当たりまえの話ですが、性衝動が根底にあるのでそうならざるを得ないのです。でなきゃあ表現する気が起きません。

 極めてパーソナルな欲望なので共同作業であるアニメに向いているかどうかは議論の余地があるでしょう。
 ですが、本作はストーリーは二の次。わかりやすく性衝動が昇華された原作をいかに高いレベルでアニメにしたか、を堪能する作品でしょう。 {/netabare}

4話 EDの縄跳びアニメすごかった。交差2重跳びに注目です。

{netabare}  もう作画とリビドーについてのレビューはいいかなあ、と思っていましたが、来ましたね。本編の性癖全開度は見ればわかりますが、EDの縄跳び、すごかったです。

 もちろん、繰り返しが多用できるとは思いますが、同じ跳び方でも着地で変化をつけていましたし、そもそも跳び方が頻繁に変わります。その変化の付け方が非常に美しかったです。
 髪はもちろんですが、スカートの形ですね。これはモーショントレース?にしては、絵として魅力的なんですよね?作画の力でしょうか?

 そう…本編もそうですがスカートの捲れ方が、ペラペラの質感ではなくて、ちゃんと生地の厚さとかプリーツが入った感じとかがいいですね。特にEDの質感がすごかったです。それにEDの鉛筆に簡単に着彩したようなアニメーションは感動的でした。ちょっとこのシーンが入っている円盤はポチってしまうかもしれません。

 ED作画は浅賀和行さんという方でダリフラの作画監督みたいですね。とにかく原作のフェチを忠実…いや、それ以上に作り上げている制作陣の力量が改めてすごいと思った4話でした。

 技術的なことは詳しくないですが、EDの一番最後、交差2重跳びから倒れ込む明日ちゃんの作画は絵的にすごいと思います。ちょっと衝撃でした。{/netabare}

6話 ●REC回 本作は日常系ではないですね。

{netabare}  まぎれもない百合百合回でしたね。

 本作は、非常に不思議な事に構造というか中身は癒し系なんですけど、癒し系に見えないのはなぜでしょうか。ニヤニヤしながら見る分にはいいんですけどね。ただ、ゆるキャン△を見ているときにはニヤニヤしないんですよね。この差はなんでしょう?

 自然も奇麗だし、音楽や演出も日常系に近い気がしますが、全然日常系を見ている精神状態じゃない気がします。α波じゃなくてβ波が出ている感じ…

 あるいはリビドー的な何かが関係するのでしょうか。あまりロリ属性ではないので自覚はないんですけどね。ゆるキャン△はあえてそこを避けている感じです。一方でこちらは露骨にそこを狙っています。

 本作のストーリーで日常系として癒されるなら、キャラデザはもっと非現実のデフォルメされた萌えにしないと駄目なんでしょうね。ゆるキャン△のなでしこやリンを見て、エロスは感じませんからね。よく温泉には入っていますけどね。リンちゃんを見ればわかりますがかなり簡略化された人体になっています。本作は逆にそこの作画に気合いを入れている感じです。
 
 2人が湖でイチャイチャしているところをカメラで狙って録画している視点は、●REC…つまり露骨にここを見てくださいというサインでしょうし、エロシーンでのニコニコのコメントでした。つまり、そういう視点で見る話だということです。癒されるわけはないですね。

 あと、気が付いた点。5話の後半のハンカチの話ってどっかで見たなあと思ったら「らき☆すた」でしたね。似ているからどうこうではなく、本作の明日ちゃんに人格を感じないのは、なにか「よくあるほっこりエピソード」の寄せ集めのせいで画面だけの架空の少女感が強いせいという気がしました。

 それとEDの白黒の線画を見て気が付きましたが教室や建物は3Dでしたね。単なる作画にコンピュータを使いました的なものではなく、モデリングしていると思います。なかなかうまい使い方をしているなあ、と思いました。{/netabare}


追記 {netabare} 明日ちゃん、どっかで見たキャラデザだなあと思ってたら、スーパーカブの挿絵と同じ人なんですね。道理で似ているはずです。
 あと、映像ばかり見ていたので今の今まで気が付きませんでしたが、明日って苗字なんですね。小径ちゃんが名前だったとは…{/netabare}


再追記 {netabare}4話で洗濯機のところですが、ドラム式じゃなくて乾燥機が分わかれている全自動洗濯機なのに「乾燥までやってくれるよ」と言っていたのは明らかに間違いでしたね。視線が洗濯機を向いていたので手洗い→乾燥ではないと思います。そもそも脱水しなきゃ、乾燥機で乾くはずもありませんからね。
 原作者あるいは絵コンテの人が完全に勘違いしてるんでしょう。あまり洗濯をしない人なんでしょうね。

 脱水が終わったら移し替えないと…あれはそのままにして洗濯物を臭くしてしまう気がします。女子の制服を題材にするならその辺のディテールにはこだわったほうがいい気がします。

 そもそも大事な手作り制服を全自動洗濯機とか乾燥機でいいのかなあ…まあ手洗いコースを選べば大丈夫かもしれませんが…危ないですよ。生地を傷めて泣かないように…せめてネットには入れましょう。それと家庭用のスペックだと乾燥に4時間とかかかりますけどね。{/netabare}


10話 ティーンを性的に消費する文化が再帰的に模倣をし続け純化した、ということでしょう。

 テニスルックでへそ見せチアガールですか…うーん、ついにここまでやりましたか…今時のJCの防御はもっと固い気が…良く知りませんけど。特に女子校の実態は…でも…

 作品そのものにヌードも性行為も出るわけではありません。でも、終末のハーレムや回復術士と比べてどちらが健全でしょうか。もっと言えばフェチである見るタイツやおパンツと精神性は同じですよね。いや、更に先まで突き抜けています。ウマ娘的ともいえます。

 それが悪いと言っているのではありません。ただ、あづまひでお以降、この深夜アニメ的同人誌的ロリ文化が再帰的な模倣を繰り返し純化して「爛熟」した先にあるものという感じですね。
 2次元に込めれれているリビドー的なもの…草食…いやはっきり言えばオナニー文化…が煮詰まりつくした結果…つまりシンエヴァの結論、20年かけて否定したことの対極ですね。

 再帰的とはここでは同じ分野の中で自分の欲望に近いものを選んで他の作品を参照しながら、模倣しながら創作する、それをまた参照するものがいて…という意味で使っています。純化のプロセスだと思ってください。シュミラクールとはちょっと違いますか。

 なお、私は、深夜アニメ的な性の消費のマインドや本作については、それが文化ですし創作のモチベーション要因ですから皮肉ではなく否定的にはとらえてはいません。そういう楽しみ方があるというのも理解して深夜アニメは見ています。

 多分本作はアダルト系の同人誌が少ない気がします。それは本作においてニーズが完結しているから、という気もします。最早、おかずにすることもない、なんというか性的なコンテンツが行き着く先まで行き着いてかえって性的ではなくなっているという感じです。
 ウマ娘同様に本作を見てその精神性が気持ち悪いと思う人たちが一定数いると同時に、その気持ち悪いという感覚がまったく理解できない、癒されるじゃん、可愛いじゃん、感動するじゃん、性的じゃないけど…という人たちがいる…それはなぜか。

 感動や癒しで外ズラを偽って胸が思いっきり揺れてるじゃん、太ももばっかりみせてるじゃん…という簡単な話じゃない気もするんですよね。
(アニメを見慣れていない女性がこの作品やウマ娘を見て気持ち悪いと思うメカニズムはまたちょっと別にありそうなので置いておきます)

 そのメカニズムは日常系を理解するために研究する必要があるかもしれません。性的なものを感じて気持ち悪いと捉える話に、癒しを見出す人がいるメカニズムですね。もうまったく見え方が違っているとしか思えません。ここの構造に非常に興味を持ちました。

 気持ち悪いと言っている人は、原作者あるいは視聴者を想像して歪んだフェチズムの匂いを感じているんでしょう、癒しを感じる人は作品を作品のキャラに感情移入している、ということはあるでしょうけど。
 ただ、やっぱり感情を…ある意味憑依させる対象がミドルティーンの女子たちである必要性を考えると、その癒しの構造は単純なものではないと思います。

 同一化願望…自分もあの中に混じりたい、というのを疑ってはいますが…よくわかりません。TS人気とは根っこが違う気が…むしろレズものが好きな人に精神的には近い?異世界ハーレムものの別の形なのかどうか。

 ロリ美少女=悪意が無い=女性ではない=現実の女性の否定…つまりミソジニー…女性嫌悪と関連があるのでしょうか。

 本作は深夜アニメの性的消費の部分のエッセンスが煮詰まって析出した結果…超顕在化の一例だと思います。ここまでくると深夜アニメロリ文化は何かの形でパラダイムシフトが起きる前夜という予感がします。

投稿 : 2022/08/31
閲覧 : 621
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44

nobody さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

学園×ほのぼの×友情

明日ちゃんがクラスの色々な子たちと関わっていって友情を育むアニメ。客観的に見守るような感じで見れた。ストーリーは大きく動いたりしないけど、クラスの子たちのキャラが割としっかりしていて覚えやすかった。

投稿 : 2022/08/25
閲覧 : 49
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1

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

久しぶりのキマシタワー

前知識なしに見ました。
予想以上によくて、一気見してしまいました。

最初の5,6話は本当に良い出来でした。
一点残念な部分としては、最終話に進むにつれ、盛り上げようとしすぎた点。感動が押しつけがましく感じてしまいました。

内容は、昔でいうところの王道の百合アニメですね。
ストパニを現代版にしたような内容でした。

2期があれば見ると思います。

投稿 : 2022/08/23
閲覧 : 152
サンキュー:

14

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

くすぐったいくらいの、女子中学生の青春

1クール12話

田舎で一人だけの学校に通っていた主人公の女の子が、
近くの私立?なのでしょうが中学受験をして入学するところから始まります。

お母さんも行っていた女子校で、当時セーラー服だったのでお母さんが手作りしてくれたのですが、まさかのブレザーに変わっていたので、一人だけセーラー服。

主人公に限らずですが、みんなイイコ。
真っ直ぐで真面目で一生懸命。
ギスギスとかドロドロとか全くない、ただただ女子校の青春物語。

こんなイイコ達いないので、完全なフィクションとして楽しむしかありません。
アニメの系統としては、ARIAあたりに近い雰囲気の日本の女子校みたいな感じかなぁ。

印象付けたいところだと思うのですが、たまに描写のタッチが変わったりとこだわって描いているのだと思います。

ストーリー重視ではないです。

投稿 : 2022/08/09
閲覧 : 71
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5

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

フェチのおせち。

木崎さん制服から生脚

からの爪を切って

匂いを嗅ぐ・・・


やられますねぇ。


穴が開いた靴下を履く女子って


萌。


作者さん元はイラストレーターとのことで
線が綺麗、モーションの拘りもスゴい。
どのカットも一枚のイラスト成立レベル。


全方向で仲良しになれる女子って
アニメだと大いに結構なんですけど
現実ではいじめに遭わないか心配。


ちな、この原作、巻を読むうちに
作者さんの脳内お花畑っぽく感じて
正直キ○イです。

投稿 : 2022/08/01
閲覧 : 90
サンキュー:

11

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

昨日 今日 明日

母親の母校である蠟梅学園中等部に合格した明日小路。
小路はセーラー服を仕立ててもらって入学式に向かう。
蠟梅学園の制服はセーラー服からブレザーに変わっていた。
小路を中心としたクラスメイトの青春を日常的に描いた作品。

原作はWEB漫画。
私は気になったので無料開放期間に読んでみました。
原作の絵も細かい部分も描いています。
でも、アニメ版も負けていないですね。
たまに見せる写実的と思わせるような精密な作画。
深夜アニメとは思えない質の高さです。

作品内容は小路を中心としたクラスメイトとの交流が大きいかなぁ。
クラスメイトの名前と特徴を覚える努力をする小路。
自己紹介での自己アピール?などもあり、小路は目立ちますね。

制服がブレザーではなくセーラー服の小路。
学校でセーラー服を着ているのは1人だけ。
何もしなくても目立ちます。
協調性を重んじる日本の学校では、稀なケースかなぁ。
でも、性格が明るく誰にでも優しい小路。
異物として排除される事無く、クラスメイトから受け入れられます。

小路が真っ直ぐで優しい性格はブレないですね。
誰に対しても実直で、誰に対しても優しくて。
小路とクラスメイトとの交流を通しての青春劇。
小路の日常を描くだけで、健全な女子中学生の青春となります。
たまに真っ直ぐ過ぎて暴走?してしまう点もありますが。

体育祭の練習で、小路の母校の体育館で練習する場面があります。
小路の小学生時代は妹の花緒と教師くらいしか利用していません。
小学生時代には友達が1人もいなかった小路。
妹は友達とは違いますからね。
練習中の体育館は小路のクラスメイト達で賑やかに。
小路の友達関係が一気に華やいだ瞬間を切り取りました。

作品の終盤は体育祭。
普通の作品だったら競技ごとに見せ場があり、主役が活躍します。
しかし、本作品は少し違います。
小路はクラスメイトの応援に奔走。
最終話は体育祭の後夜祭。
木崎江利花の伴奏で小路は演劇部として踊ります。
その小路の応援という目線を切り取って、体育祭の結果をダイジェストとして紹介します。
思い切った構成ですが、新しい手法の発見です。

作画は抜群。
内容は小路を中心とした青春日常物。
争いの無い、理想的な学生生活です。
小路の純粋な性格や楽しい学園生活が伝わってくる作品でした。

投稿 : 2022/07/23
閲覧 : 153
サンキュー:

34

ネタバレ

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

景色がよろしくて大変結構ですw

いやぁ、そんなでも無いとは思うんだけど、この作品もフェミニンな正義の味方のターゲットになりそうな要素を持っていますことでw。

タイトルの景色がよろしいというのは、ハッキリ申し上げて作画がよろしいという意味以上に、他の方も仰っておられますが、フェティテッシュな要素も含めての事です。

ここは誤解を恐れずに言っておこう!。

ただね、さすがにこのオッサンのにとっては、
女性を性的うんぬんといったレベルではなく、なんていうか、そうですねぇ・・・自分が小僧だった時(時代)を思い出すノスタルジックなちょっとドキドキするようなフィーリングのような気がしています。

まぁ、そっち系の正義の味方からみればキモイのは変わらんのでしょうが、そこは否定はしませんよ・・・ええ、無駄な抵抗はしませんw。

あ~無用の敵を作ってしまいそうなので、全体をネタバレにして隠しておこう、そうしようw。
と、自主規制をしておきますので、書き手のオッサンを悪く思わないでくださいね。



物語自体は、
あえて言うならば・・・、
女子高生のぞき見系日常系・・・。

あるいは、大人ののんのん日和・・・的な・・・、違うか。


しかしながら、この作品を観ていると、なんとなく、女子高生の私生活やマインドを覗き見ているような背徳感があるのは何なんでしょうねぇ。

主人公の明日小路は典型的な人たらし系の女子高生ですね。
1人の学校から大勢のクラスメイトのいる学校へ進学し、色々な友達の良いところを発見し、当人さえ築いていないような魅力を見つけ(開発)ていき、どんどん友達を増やしていくのは私の大好きな展開でした。
そして、繰り返しになりますが全他的な作画も含め「キャラクタ達も」景色がよろしいので、大変楽しかったです。
クラスメイトも、なんとも個性的、魅力的でしたしね。


さてと、作画については前述したように異様に美しいものでした。
何故にここまでカロリーを使われているのかわかりませんが、素晴らしいクオリティでした。
背景もそうですし、一つ一つアイテム、一場面一場面が隙のない密度でした。
キャラクタもとてもシャープで、1人1人のタイプも明確に違っています。
それぞれが、緻密に(フェティテイッシュな意味も含めて)個性分け、キャラ分けされていたと思います。

主人公の明日ちゃんのでっかい垂れ目(ちょっとメダマお化け的に見える瞬間もありましたかね、私的にはw)
江利花ちゃんの跳ね上がり系ツインテ。
谷川さんの細目系垂れ目。
古城さんのメガネ。
蛍ちゃんのロリ要素。
四条さんのむちむち系。
大熊さんの学者系ぼさぼさアタマ。
眠り系女子の根子さん・・・etc.

どちらかというと垂れ目系女子が少し多めなのかな。
私は松本零士系ヒロインで鍛えてあるのでw全然問題は無かったですが、この点なんか「クセ有り」って事で苦手な人もおられるかもしれませんね。

いずれにしろ、問題発言かもしれませんが、オジサンの目には若さ溢れる行動と、しなやかな肢体、活き活きとしたお友達との活動は眩しかったですね。
ノスタルジックな意味も含めて、とても魅力的に見えました。

声優さんについても、視聴中は全く気になりませんでした。
絵力、密度が強いのもプラスの要素かもしれませんが、声優さんの顔を浮かべてしまう事もなく、そのキャラをキャラとして楽しんで観ることが出来ました。
よかったです。

音楽は・・・OPが素晴らしかった。
好みの要素も大いにあるのですが、アコースティックなギターから始まり、美しい背景とシャープに描かれたキャラクタが活き活きと登場し、伸びやかな音律の中で奏でられる音楽とそして同様に伸びやかに歌われる歌詞。
歌詞の内容も、とても共感できるものでした。
真っただ中にいる現役の学生世代にも共感できる歌詞でしょうし、既に取り戻せないオジサンになった私にも(懐古も含めて)とても共感性の高い歌詞だと感じました。

某youtubeに公式MADとも言われているリリックビデオを何度も観直してしまいます。
なんていう手法なのか判りませんが「話さえぎるチャイム~」からのバックのフレーズにメインの歌詞が重なっていく感じが特に好きで・・・。
たしか某AKBの曲にも似たようなところが有って、その曲も好きだったんだよなぁ、と思い出しました。
なんていう、演奏技法(奏法)なのかなぁ、こういう曲を他にも聞いてみたいのですけどねw。

一転EDは線画と淡い色使いのみとなっており、曲調も少し落ち着いたものとなっていますが、こちらもとても印象深いものでした。
OPの元気で活き活きとした表現方法とうまく対比できていると思いました。
こちらも素晴らしかったです。



この作品というか、明日ちゃんをみて、大分以前に亡くなったばーちゃんによく言われていた言葉を思い出しました。

「人に可愛がられる人間になりなさいよ・・・」

残念ながら、私はその教えを守ることはできずに、少しだけ斜めった人間に育ってしまい、大変申し訳ないのですが・・・w。

そこそこ、生きてきてやっぱり思うのは、
素直で正直に、まっすぐ生きている方がこの世の中ってかわいがられるんですよう。
変にカッコつけたり、マウント取ったり、人を小バカにしたような態度をとる人は、結局、可愛がられません。

ちゃんと挨拶をし、素直で、人を思いやり、人に関心をもち尊重し、人の話を聴ける人、そして言うべき時(事)はしっかりと言える人が可愛がられていきます。

明日ちゃんをみていて、そう思いました。

アニメを本気にしなさんなって?
てやんでぇ、
こちとら長い人生斜めに渡り歩いてきての実体験でぃ!!


って事で、間に合う皆さんは明日ちゃんのように、元気に真っすぐ育っていってくださいな。



あくまでも、オッサン目線になりますが、大変、楽しく、そして少し懐かしく、ほろ苦くもあったかな・・・ってな思いを持ちながら見れました。
この作品は確かに「そういう要素w(?)」も含んでいるとは思いますが、そんな点ばかりにケンカを売らないで、もう少しピュアな目で視聴出来たら、本当に作品自体のクオリティを楽しめると思います。

私的には良作です。
是非とも、機会があれば視聴して観ていただければ幸いです。

投稿 : 2022/07/22
閲覧 : 164
サンキュー:

26

ネタバレ

weoikoiji さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

作画が素晴らしいです

投稿 : 2022/07/20
閲覧 : 59
サンキュー:

3

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まだ、少女は世界を知らない

原作未読(2022.7)
これもCloverWorksさん製作。やはりキャラの表情や動きは秀逸です。特に主人公の弾ける若い躍動感はアニメながら”生命”の美しさを感じます。無論、主人公役の村上まなつさんの演技も初主演ですが溌剌とした素敵な演技でした。今後に期待ですね。
ところでCloverWorksさんはこの期3作品?ですかね?そのしわ寄せがオリジナルである「東京24区」になってしまったのなら残念ですね。まぁでもあれ、主人公が学芸会してるから伸びしろはなかった気もしますが(失敬)。
内容は、クラスメイトを持った事がないど田舎出身の少女が母の母校である私立中学に入学し、初めての同級生に喜びを日々感じながら、学園生活を満喫する姿を描いています。
正直、このクールでの話は、主人公が全力全開クラスメイトと接する姿しか語られておらず、思春期の友人関係や家族との距離のような悩みはありません。よって群像劇的なものはなく、主人公の快活さだけで持たせているという点で凄いとも言えます。下手な所が作ったら大変な惨事になった可能性がありますね。Good,Job。

私のツボ:多分、靴は相当買い替えが必要だと思う。

投稿 : 2022/07/16
閲覧 : 73
サンキュー:

8

ネタバレ

ハルギウス さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

フェチを極めて生まれた神アニメ

このクオリティで「着せ恋」と同時期に制作したってエグくないですかClover
Worksさん!!!!!!?????

個人的に2022年冬アニメの覇権でした。1話の圧倒的なバク転の作画から魅せられっぱなしでしたが、やはり7話のギター回で大きく流れ変わった気がしましたねぇ…。蛇森さんの心情がすごく鮮明に描かれていて、ずっと感情移入しまくりでした。

そしてそして伝説の最終回ですね。8話あたりから始まった『体育祭編』の集大成です。なんといっても回想の使い方が本当に最高でしたね。小路のダンスと江利花の伴奏に沿って体育祭を振り返るという表現が圧巻でした。個人的には、「この曲、後半バイオリンなんだ…」からのバイオリン演奏、そしてクライマックスであるバレーの鷲尾さんがかっこよすぎて「ああああああああ」ってなりました笑 (友達はこのシーンで号泣してました)

ここまで完璧だったアニメはそう無いと思います。
輝いた青春の時間をありがとうございました。

投稿 : 2022/07/07
閲覧 : 68
サンキュー:

5

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

走り出した青春…のお友達紹介アニメ

瑞々しい作品で、最初は期待したんですけどね。うーん、完走した感想としては、イマイチだったなと。理由は大きく二つ、作画とストーリーです(って、アニメから作画とストーリー抜いたらほとんど何も残らない気がするけど、以下にのべるように「惜しい」のです)。

まず作画に関して、背景は素晴らしいです。中学に入って走り出した青春の、キラキラとした世界を美しく描いています。ところが人物が…原作に癖があるのでしょうか、やたらと①目が離れていて②垂れ目なので、すごく不細工なんです。手抜きとか作画崩壊とはちがって、丁寧に描かれているので、これは「個性」として受け入れられる人と、私のようにそうでない人に分かれると思います。

次にストーリーなんですが、前半は1話ごとに新しいキャラクターにスポットをあてて深堀していくスタイルです。ある程度これは仕方のない展開だと思うのですが、ここから話が広がっていかないので徐々に減速感が強くなりました。まあ、魔法もスパイも鬼も超能力者も出てこないリアリティ寄りの日常系なので、何も発生しないというのは当然のことかもしれないのですが。

せっかくリアリティのある設定で、超進学校が舞台ですから、それを活かして各キャラクターの努力とか矜持とか、キャッキャウフフの背景にあるそういう熱い部分も描いてくれたら良かったな。主人公も性格がいいだけで、勉強もスポーツも万能っていうのが、却ってストーリーの厚みを消してしまった気がします。

で、結局あのアイドルは何だったの?? 

投稿 : 2022/07/07
閲覧 : 95
サンキュー:

11

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

次世代日常作品ここに爆誕

いやぁ〜、ハマったハマった!第一印象で児ポ作品と判断してしまった本作が、最終的にまさかここまで伸びるとは予想しなかった!
ともかく絵が綺麗!キャラが可愛い!
これね、一番良かったのは、クラスメイト全員にキャラクターがあってスポットが当てられたことなんだよ。
今までの学園日常作品って、3〜5人がメインキャラであとは背景じゃん?
この作品のクラスは全員にキャラクターがあるんだよ!大切なことなので2度言ったぜ。

ターニングポイントはやはり1クールアニメにおいて最も重要とされる第3話、クラスで浮き気味だった優等生の谷川さんと仲良くなった回だと思う。あれで明日ちゃんは1グループだけでつるむ従来の日常作ではないことが判明し、注目度がうなぎ登りになる。
谷川さんに続いて、その後も続々と明日ちゃんの魅力に惹かれていくクラスメートたち。
これはクラス全員ひとりずつ落としてくシナリオ展開なのかと思わせて、第6話で一番最初に友達になった木崎さんと初めての休日デート。やっぱり正妻はこの子なんだと気づかされる神回オブ神回だった。
以降、木崎さんは明日ちゃんが他の子と仲良くしてても正妻としての余裕を帯びた感じになったのは気のせいか?2人っきりで風呂まで入った仲だからそりゃね…w

こうして感想書いてると百合アニメなのかと思われがちだが、絶妙に友情の域を踏み越えていない匙加減がいい。
舞台が高校生だったら完全に恋愛感情が主となりそうなところ、あくまでこの子たちはついこないだまで小学生だった子供。身体つきは12歳とは思えないけど。
また、中学生になるまでずっと一人だった明日ちゃんにとって、たくさんの友達に囲まれた学園生活はそれだけで楽しくて仕方がなく、恋心を理解することなど遥か先の話だろう。明日ちゃんが幸せな日々を送っていると知った小学校時代の担任が落涙するシーンは、下手なお涙頂戴作品よりずっと感動できるシーンだった。

ストーリー面以外の仕上がりも全てが上質だった点も称賛に値する。
特に作画の写実的書き込みは従来の日常作品の水準を遥かに圧倒する。
豊かな自然や昭和感ある校舎の趣深い風景、光の差し具合まで全てが美しいの一言。
極めつけは一人ひとりのキャラクター描写のこだわりだ。
キャラごとの表情、髪の艶と動き、肉感、仕草、よくぞここまで仕上げたと唸らずにはいられない溢れ出るフェチズム。各話に数度、重要シーンで芸術作品のようなタッチになる演出も印象に残った。
某社会現象アニメのように莫大な制作資金が約束された現場ではなかったはずなのに、100点満点と言えるアニメーションを仕上げたCloverWorksさん。同クール"その着せ替え人形は恋をする"も高品質だったし、注目の制作会社さんに躍進したと言える。
ん?東京24区?そんなものは知らん。

キャストも練りに練った配役だったと思う。今最も旬かつキャラに合った声優さんが勢ぞろい。主演の明日ちゃん役の方のみほぼ新人さんだったけどよく頑張りました。
音楽面も作中のBGMも含め、特筆しなければならない完成度で、青春の輝きを感じさせるオープニングはアニメーションも合わせて今期作品でナンバーワンと言って良い。明日役の村上さんが歌う初々しいエンディングも余韻に浸れて毎週最後まで聴いてしまった。
あと、コマーシャルで何回も聞いた劇中歌「hem」、斉藤朱夏さんが歌ってるとはいえ、キャラとして登場しないアイドルの曲をあそこまでCMでピックアップしたのは何故か。それは最終話で判明することになった。めっ〜ちゃ良かった!!

あかん。長くなってきたので、そろそろレビューをまとめたい。
柄にもなく絶賛しすぎだと思われるかもしれないが、本作を単なる「萌え豚アニメ」として視聴していた人は、もう一度じっくり細部を見直してほしい。
作画・演出・音楽、何一つ欠けることなく丁寧に作られたアニメ史に残る作品と言って過言じゃないから。これが俺が求めた日本が誇るアニメーションの粋なんだよ!
ちなみに「内容が気持ち悪い」とか言う人は論外なので勝手にしてくれ。好きなアニメを見ればよろし。正直言って少女の身体をフェチズム全開で描いていることは事実だし、残念ながらその部分は全方位に受け入れられる要素ではないだろう。
ただ、同クールに放送された下品なジャンプ系作品と違って、本作はそれが全てのアニメでは絶対にない。刮目して見るべきは「確かな青春と友情を描いたシナリオ」と「クリエイターの魂が詰まった美術力」だ。
この2点を判断した上で低評価するような奴とはアニメを語りたくないし、仮に本作が単なる低俗作品という烙印を押す声が多数派になるとしたら今後の日本アニメに未来はないとさえ思う。
とまぁ、熱くなってしまったけど、自分は「明日ちゃんのセーラー服」最高に楽しめた。素晴らしい作品に感謝するとともに是非とも続編をお願いしたい。

投稿 : 2022/06/28
閲覧 : 152
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17

ネタバレ

まにわに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

引きと寄りと解像度

 
2話まで:{netabare}1話、設定にリアリティがない。
途中変身シーンがある、ほぼプリキュア。
とくに初見では、挟まれる仕草・シーン・場面が心理描写に見えない。見たまんま、あるいはファンタジー導入の誤魔化し(ここで誤魔化しておけば後がやりやすくなる)に見える。

一転して2話、タイトル回収のよくできた話。
「また明日」と言わせるためのバランス。
これが例えば、誰かと意気投合してしまうと、帰り道の時候のような心理描写がぼんやりするだけになる。
さらに、この心理に実感を伴わせるため、父親を使って気持ちを顕にさせている。{/netabare}

見終わって:{netabare}好みは5話、虫目線を持ち出すSFな作り。オチはたぶん、いくつものバタフライ・エフェクトが重なって、だと思うが、日常系と言われるように、そこまで厳密な解釈はできない。この絵でこの構成のSFが見たかった。
気になったのが9話、セーラー服を着ない異世界の、風船に括られた栞がとてもファンタジーで、メタを匂わせつつ、前髪を切ったと言うようなファンタジーは、本来のファンタジーでこそ見たかった。

というようなことがありつつ11話、
6年間1人、想像できなくはないが、やはり計り知れない。
今の小路からすると前向きに寄るが、それだけではなく、いずれか、いずれでもないか、想像に任せているのか。

実は私は日常系が苦手で、どこかで意味をつかみ損ねると理解がおぼつかなくなるからで。日常系は理解しなくていいと言われたりもするが。
この場合、捉えどころがないのは、ひとりじゃないのが当たり前になったから、とか思った最終話。{/netabare}

投稿 : 2022/06/28
閲覧 : 119
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5

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

やっぱり…明日ちゃんの…明るさを…最高やな!

 全12話。原作は未読。

 普通に良かったと思います。最後までゆるっと楽しめました。

 明日小路ちゃんが女子中学校でクラスメイトと関わりながら友達ができて一緒に遊んだり体育祭などの学校のイベントをこなしたり、それぞれの友達の趣味に付き合ったりと、いろいろありました。

 中でも特筆すべきは作画、そしてフェチ。自然の描写はきれいだし、なにより女の子の体のこだわりっぷりがすごかったですね。フェチはすごかったけどエロさはそんなに感じず、ギリシャの彫刻みたいな人体に対するこだわりはあったなと思います。

 とまあ、良いところを書きましたが・・・ただ個人的にはあまりハマらず、見終わっても印象に残らなかったのが正直な感想です。僕は結構日常系は好きだし、そして今作は男がいない女子中なので舞台としてはけいおん!に近いのでハマると思いましたが。。特に笑う要素とか、感動するところとかもなく、淡々と終わってしまったという印象です。
 あとは作画はすばらしいとは思いますが、実はキャラデザはあまり好きではなく、最後までなれませんでした。なんだか人間味を感じず、マネキンが動いているようでちょっと不気味ささえ感じました。そこが僕がこのアニメに馴染めなかった原因ですかね。。
 まあでも良いアニメだとは思いました。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/06/25
閲覧 : 179
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37

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

お姉ちゃん!いっぱい来たぁ!!

キラキラ輝く青春群像劇

1.2.11.12話ヤバかったー
全力少女に乾杯🍻

周囲がどれだけ明日小路に力を貰ったか。

誰もが夢見た繊細な青春を描いてて、イラストから伝わる美にも鳥肌たった

萌え、エロ、フェチ、など。まぁ間違いでゎないけど、ちょっと違う!!!

リアルに、美しく、魅力的に描いた結果だとおもう

見事に男性ゎお父さんだけの登場!全女子!

クラスメイトも実に魅力的で幸せな空間だったし、いい奴しかおらんで拍手だわ👏

op頭から離れない!いい歌だった

全力で駆け抜ける青春に興味ある方必見

癒しと元気もらえた作品

投稿 : 2022/06/24
閲覧 : 71
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8

ファルコーニ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

見て楽しむ映像の芸時術作品

憧れのセーラー服に身を包んだ少女が様々な友人たちと一緒に学生生活を送っていく。

はっきり言うと、ストーリーはやや古い。特に大きな事件とかが起こるわけでもなく、淡々と日々が過ぎていく。王道といえば王道、ありきたりと言えばありきたりな学生生活が描かれていて、目新しさは特にない。

・良い点

映像美に尽きる。キャラデザは人によって好みが様々とは思うが、服の質感だったり、細かい小物だったり、映像のすべてが美しい。

これは頭で考えるのではなく、目で見て楽しむ作品なのだと思う。アニメーションという芸術だ。

・悪い点

前述したように脚本は単調。スマホもPCも出てこない田舎独特な学校生活を切り取っているのは面白いが、さすがに映像美だけで押し切るのは無理があるか。

映像美を楽しむ作品としては評価できるが、ストーリーはいまいち。寝る前など、ベッドの上で映像を楽しみながら夜を過ごすには悪くない作品と言えそうだ。

投稿 : 2022/06/23
閲覧 : 57
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9

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

みんな、輝いているよ!

原作未読 全12話

中学1年生になる明日 小路(あけび こみち)が主人公、お母さん通っていた私立蠟梅(ろうばい)学園中等部のセーラー服に憧れて入学を目指し見事合格、憧れのセーラー服を洋裁の仕立の仕事をしている母に作っていただいて登校したら他の学生たちはブレザーでした。唯一のセーラー服で通う小路とクラスメイトとの学園生活を描いた作品です。

小路ちゃんは天真爛漫、小学校が同級生がいない田舎の小学校だったため友達をたくさん作ろうとクラスメイト色々な人に声をかけていきます。

原作未読なのでよく分からないのですが、仕草や癖、作画に相当なこだわりがありましたね。そしてよくキャラが動きます。

また、キャラもそれぞれ癖がありますが、嫌な感じの子はいません。

みなさん、容姿が中学1年生とは思えません。高校生と言われても遜色ありませんねw

最初は小路ちゃんが1人1人と向き合うエピソードがあって、友人が増えてくるとみなさんと一緒に活動する感じでした。

小路ちゃん含めみなさん輝いていましたね。楽しく見させてもらいました。

OPは小路ちゃんがいる中等部1年3組の生徒たちが、EDは明日小路役の村上まなつさんが歌っています。

最後に、小路ちゃんの家族、みなさん仲が良かったですね。MVPは妹の花緒(かお)ちゃん、小路ちゃんを結構励ましていましたね^^

投稿 : 2022/06/22
閲覧 : 183
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30

めぐみん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

女子って楽しい!

女子高生の楽しい高校生活を描写するアニメ。
なろう系ではないけど、思わず女子高生になりたいと思ってしまう作品。

作画が今流行りのものとは少し異なるので賛否ありそうですが、私的には非常に感情豊かに感じられました。

投稿 : 2022/06/20
閲覧 : 98
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4

ネタバレ

osakajoe さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

一番の感動山場の

一番の感動山場の最終回のあけびダンスが、アップやカットにワンポーズばかり。残念過ぎる演出。

投稿 : 2022/06/08
閲覧 : 80
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3

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ただのフェチ 超作画アニメではない!

意外と次が気になって見てしまう作品だった
前半のキャラ紹介と馴れ初めが気取ってなくてじっくりとやっていくのもあるから、結構リアルな人間関係と中学校生活は理想的過ぎて輝かし過ぎる

キラキラしていてただ眺めているだけでも良い感じと思えるこの雰囲気の良さは格別
まぁ雰囲気良すぎてもはやファンタジーとすら思えるのも分かるし、こんな世界は有り得ないとか言ってる人もいるが、お嬢様学校の中学生がそんな初っ端から棘全開で当たってくるとは思えないね
こんな感じで皆最初は仲良くなろうとするのが"普通"でしょ。ネットに毒され過ぎ
12.3歳はそこまで賢くないし自我もまだ確立してないある程度無垢な生き物だよ

時々入るフェティシズムを感じる描写は、露骨過ぎるのは少し引く時もあるけれど、キャラの変態性を描くってなんだかんだ面白いから、それを描くことでもう一段上の深い描写ってなっていく作品は好き
まぁこの作品はそこまで狙ってる訳でもないただの趣味止まりのような気はするかもしれない。ただ、その趣味を極限まで極めて徹底された描写によってある意味一番えっちだと思ったし、その拘りに満足した!キャラの描き方としては谷川さんが要素盛り盛りでいいと思います!
その他にも、そういう描写によって分かりやすいキャラ理解が出来て、人数が多いにも関わらず意外と埋もれずに満遍なくキャラ認識出来たと思う

ただ途中からは結局、友達作り後の日常系でよくある、遊びに行ったり、行事があったりと、それを超作画と少々のフェティシズム描写で堪能する作品かと思い、そうなって行くと最初みたいな続きが気になるとかにはならず、引き寄せる魅力的な何かもいつの間にか馴染んで普通になっていき、特別何か視聴を中断するような展開も無いので淡々と楽しんでいたらラスト2話で一気にひっくり返された
女子中学1年生の青春や群像を上手く描いたアニメ作品へと昇華させたのは最終話のダンスシーンだった
ただ体育祭の様子を流すのではなく、回想と(ジャズ)ダンスの披露を同時に行う形式にすることでテンポが良く動きもあって、何より、踊っている明日ちゃんがどんな思いで踊っているのかが鮮明に伝わり、12話までのクラスの子との関わりに一層深みが増していった

1話の一人ぼっち状態から環境や本人が変わり、それを回想に乗せたダンスで見せる演出は、ダンスの締めと同じく最高の着地だった

投稿 : 2022/06/06
閲覧 : 120
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18

リアム・ギャラガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

純粋無垢な少女、穢れた心を浄化しよう

イラストレーターである博氏原作のアニメーション作品になります。監督は「FGO、空の青さを知る人よ」などで演出を担当された黒木美幸監督。制作会社は「青ブタ、冴えカノ」を手掛けたCloverWorksになります。

セーラー服が印象的な主人公明日ちゃんが紡ぐ青春ストーリーになります。女子校が舞台になっているので、出てくる男性は明日ちゃんの父親くらいでしょう。ギクシャクした展開が1つもないので毎話明るく気分良く見られます。とにかく純粋な青春ストーリーという感じです。また、フェチ作品とも言われており、一つ一つの演出に気合を入れているのが感じられます。その演出をCloverWorks手掛けるアニメーションが美しく彩っています。手元に置いておきたくなる映像美です。

キャスト陣のアフレコもとても良いのですが、やはり主人公明日ちゃんを演じられた村上まなつさんが本当に素晴らしかったです。役にばちばちにハマっており、新人さんの中ではトップレベルです。

厄介オタクの捻くれた心を皆さんで浄化しましょう。

投稿 : 2022/06/05
閲覧 : 127
サンキュー:

13

ネタバレ

ゆうゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

日常系、予想以上に面白い

 原作は見ていません、今期は駄作連続で期待せずに視聴。
ストーリーにツッコミどころ(何故、自分達の住んでる中学の制服が変わったことを知らない・・・)あるが、話としてはかなり面白いですね。
 日常系が好きならおススメします、内容はネタバレするとつまらないから書きません。
 

投稿 : 2022/05/25
閲覧 : 108
サンキュー:

7

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 ストーリーは女子中学生の日々の生活を描いたシンプルなものだが、少女達の生き生きとした
様子がとにかく魅力的。
 特に主人公の明日 小路は持ち前の明るさに加えて、ずっと一人だった小学生時代を経て
同級生ができたり、憧れだったセーラー服を着ることができたりと、とにかく喜びと楽しさに
満ち溢れている。

 他にも魅力的なキャラが多かったが、クラスメイトに関しては構図的には小路と関わることで
紹介される形を取っており、更に小路の魅力に当てられるキャラが多かったこともあって、
小路を中心としたハーレムもののような感があった。
 キャスティングに関して、主人公と数人の友人に焦点を当てたような作品は別にして、多くの
クラスメイトを描くような作品は予算的問題があるのか、新人クラス中心のキャスティングに
なることが多いが、本作のクラスメイトは他作品で多くの重要な役をこなしている声優さんが
キャスティングされていて、結構贅沢な印象。
 自然溢れる牧歌的な舞台や、地方の名門校といった蠟梅学園の様子なども作品の雰囲気作りに
一役買っている印象。

 キャラや背景を描く作画が素晴らしく、「その着せ替え人形は恋をする」(以後、
「着せ恋」と表記)のレビューでも書いたが、いずれもCloverWorks制作でテレビ放映が
同時期であったため、CloverWorksという会社がかなり印象付いた。もっとも共に良作画だが、
その雰囲気はかなり異なるところ。
 やはり「着せ恋」のレビューで「エロいシーンが多いが、あまりエロさを感じない」的な
ことを書いたが、本作は逆に展開自体にはエロい要素はないのに、フェティシズムを感じさせる
切り取り方が多く、そういった部分にエロスを感じさせることが多かった。

2022/05/24

投稿 : 2022/05/24
閲覧 : 123
サンキュー:

7

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

徒歩圏内の学校の制服間違えるなんてことあるか??

「いくら入学資料を確認してなかったからと言って、自分が入る学校の制服が違ってるのに気づかないなんてあるか?しかも徒歩で通学できる範囲の学校だぞ?小路の代から変わったのなら分かるけど、上級生もブレザーだったからそれはないし、明日一家マヌケすぎない?」
・・・・・・・なんて、心の中で思ってたから序盤は頭に入ってこなかった。


作画はすごいキレイ、特に風景作画が見ごたえあるけど、劇場版や単話のOVAならともかく、日常系のTVアニメで作画のキレイさは必要ないと思う。日常系は食い入るように観るより、時々ラジオ感覚で観る場合があるから、どうしても見逃してしまうシーンがあるし、もう少し起伏のあるアニメの方が、アニメーションをフル尺で観れたと思う。


意外とキャラが多いから名前と顔が一致するまで少し時間が掛かったけど、それなりに面白かった。とはいえ、良くも悪くも物語に起伏が無いし、途中から目を逸らすことが多くなった。
序盤は偏見やいじめがあるかと思ったけど、最初から最後まで天真爛漫な少女が周りと関わっていくだけのただただ平和な作品だった。同時期にやってた『その着せ替え人形は恋をする』もそうだけど、最近王道のシリアス展開を抜いた話が多いのは、そういうのが流行りだから?


どうでもいいけど、作中だと主人公達が通う学校は頭のいい学校として描かれてるけど、モデルになった学校はそうでもなさそう(笑)

投稿 : 2022/05/21
閲覧 : 77
サンキュー:

4

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明日ちゃんのセーラー服のストーリー・あらすじ

舞台は、田舎の名門女子中学・私立蠟梅学園。 あるきっかけから、この学園のセーラー服を着ることが「夢」だった少女、 明日小路。 念願叶い、ドキドキで入学式当日を迎えるがー 「私はセーラー服に決めました」 決意を胸に、夢の中学生ライフが始まる♪ クラスメート、給食、部活動… “初めて”だらけの毎日を、小路は全力で駆け抜ける! 少女たちの、キラキラ輝く青春日記。 「友達いっぱいできるかな?」(TVアニメ動画『明日ちゃんのセーラー服』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年冬アニメ

声優・キャラクター

明日小路:村上まなつ
木崎江利花:雨宮天
兎原透子:鬼頭明里
古城智乃:若山詩音
谷川景:関根明良
鷲尾瞳:石上静香
水上りり:石川由依
平岩蛍:麻倉もも
四条璃生奈:田所あずさ
神黙根子:伊藤美来
龍守逢:伊瀬茉莉也
峠口鮎美:三上枝織
蛇森生静:神戸光歩
苗代靖子:本渡楓
戸鹿野舞衣:白石晴香
大熊実:小原好美
明日ユワ:花澤香菜
明日花緒:久野美咲
明日サト:三上哲
福元 幹:斉藤朱夏

スタッフ

原作:博(集英社「となりのヤングジャンプ」連載)
監督:黒木美幸
シリーズ構成・脚本:山崎莉乃
キャラクターデザイン:河野恵美
サブキャラクターデザイン:川上大志・安野将人
総作画監督:河野恵美・川上大志・安野将人
美術設定:塩澤良憲
美術監督:薄井久代・守安靖尚
色彩設計:横田明日香
撮影監督:川下裕樹(MADBOX)
3Dディレクター:宮原洋平
キャラクターレタッチ:カプセル
編集:齋藤朱里(三嶋編集室)
音楽:うたたね歌菜
音響監督:濱野高年
制作:CloverWorks

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