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掲載している放送時期と異なる場合がありますのでご了承ください。

「明日ちゃんのセーラー服(TVアニメ動画)」

総合得点
78.9
感想・評価
418
棚に入れた
1205
ランキング
499
★★★★☆ 3.9 (418)
物語
3.6
作画
4.2
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.9

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明日ちゃんのセーラー服の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

景色がよろしくて大変結構ですw

いやぁ、そんなでも無いとは思うんだけど、この作品もフェミニンな正義の味方のターゲットになりそうな要素を持っていますことでw。

タイトルの景色がよろしいというのは、ハッキリ申し上げて作画がよろしいという意味以上に、他の方も仰っておられますが、フェティティッシュな要素も含めての事です。

ここは誤解を恐れずに言っておこう!。

ただね、さすがにこのオッサンのにとっては、
女性を性的うんぬんといったレベルではなく、なんていうか、そうですねぇ・・・自分が小僧だった時(時代)を思い出すノスタルジックなちょっとドキドキするようなフィーリングのような気がしています。

まぁ、そっち系の正義の味方からみればキモイのは変わらんのでしょうが、そこは否定はしませんよ・・・ええ、無駄な抵抗はしませんw。

あ~無用の敵を作ってしまいそうなので、全体をネタバレにして隠しておこう、そうしようw。
と、自主規制をしておきますので、書き手のオッサンを悪く思わないでくださいね。



物語自体は、
あえて言うならば・・・、
女子高生のぞき見系日常系・・・。

あるいは、大人ののんのん日和・・・的な・・・、違うか。


しかしながら、この作品を観ていると、なんとなく、女子高生の私生活やマインドを覗き見ているような背徳感があるのは何なんでしょうねぇ。

主人公の明日小路は典型的な人たらし系の女子高生ですね。
1人の学校から大勢のクラスメイトのいる学校へ進学し、色々な友達の良いところを発見し、当人さえ築いていないような魅力を見つけ(開発)ていき、どんどん友達を増やしていくのは私の大好きな展開でした。
そして、繰り返しになりますが全体的な作画も含め「キャラクタ達も」景色がよろしいので、大変楽しかったです。
クラスメイトも、なんとも個性的、魅力的でしたしね。


さてと、作画については前述したように異様に美しいものでした。
何故にここまでカロリーを使われているのかわかりませんが、素晴らしいクオリティでした。
背景もそうですし、一つ一つアイテム、一場面一場面が隙のない密度でした。
キャラクタもとてもシャープで、1人1人のタイプも明確に違っています。
それぞれが、緻密に(フェティテイッシュな意味も含めて)個性分け、キャラ分けされていたと思います。

主人公の明日ちゃんのでっかい垂れ目(ちょっとメダマお化け的に見える瞬間もありましたかね、私的にはw)
江利花ちゃんの跳ね上がり系ツインテ。
谷川さんの細目系垂れ目。
古城さんのメガネ。
蛍ちゃんのロリ要素。
四条さんのむちむち系。
大熊さんの学者系ぼさぼさアタマ。
眠り系女子の根子さん・・・etc.

どちらかというと垂れ目系女子が少し多めなのかな。
私は松本零士系ヒロインで鍛えてあるのでw全然問題は無かったですが、この点なんか「クセ有り」って事で苦手な人もおられるかもしれませんね。

いずれにしろ、問題発言かもしれませんが、オジサンの目には若さ溢れる行動と、しなやかな肢体、活き活きとしたお友達との活動は眩しかったですね。
ノスタルジックな意味も含めて、とても魅力的に見えました。

声優さんについても、視聴中は全く気になりませんでした。
絵力、密度が強いのもプラスの要素かもしれませんが、声優さんの顔を浮かべてしまう事もなく、そのキャラをキャラとして楽しんで観ることが出来ました。
よかったです。

音楽は・・・OPが素晴らしかった。
好みの要素も大いにあるのですが、アコースティックなギターから始まり、美しい背景とシャープに描かれたキャラクタが活き活きと登場し、伸びやかな音律の中で奏でられる音楽とそして同様に伸びやかに歌われる歌詞。
歌詞の内容も、とても共感できるものでした。
真っただ中にいる現役の学生世代にも共感できる歌詞でしょうし、既に取り戻せないオジサンになった私にも(懐古も含めて)とても共感性の高い歌詞だと感じました。

某youtubeに公式MADとも言われているリリックビデオを何度も観直してしまいます。
なんていう手法なのか判りませんが「話さえぎるチャイム~」からのバックのフレーズにメインの歌詞が重なっていく感じが特に好きで・・・。
たしか某AKBの曲にも似たようなところが有って、その曲も好きだったんだよなぁ、と思い出しました。
なんていう、演奏技法(奏法)なのかなぁ、こういう曲を他にも聞いてみたいのですけどねw。

一転EDは線画と淡い色使いのみとなっており、曲調も少し落ち着いたものとなっていますが、こちらもとても印象深いものでした。
OPの元気で活き活きとした表現方法とうまく対比できていると思いました。
こちらも素晴らしかったです。



この作品というか、明日ちゃんをみて、大分以前に亡くなったばーちゃんによく言われていた言葉を思い出しました。

「人に可愛がられる人間になりなさいよ・・・」

残念ながら、私はその教えを守ることはできずに、少しだけ斜めった人間に育ってしまい、大変申し訳ないのですが・・・w。

そこそこ、生きてきてやっぱり思うのは、
素直で正直に、まっすぐ生きている方がこの世の中ってかわいがられるんですよう。
変にカッコつけたり、マウント取ったり、人を小バカにしたような態度をとる人は、結局、可愛がられません。

ちゃんと挨拶をし、素直で、人を思いやり、人に関心をもち尊重し、人の話を聴ける人、そして言うべき時(事)はしっかりと言える人が可愛がられていきます。

明日ちゃんをみていて、そう思いました。

アニメを本気にしなさんなって?
てやんでぇ、
こちとら長い人生斜めに渡り歩いてきての実体験でぃ!!


って事で、間に合う皆さんは明日ちゃんのように、元気に真っすぐ育っていってくださいな。



あくまでも、オッサン目線になりますが、大変、楽しく、そして少し懐かしく、ほろ苦くもあったかな・・・ってな思いを持ちながら見れました。
この作品は確かに「そういう要素w(?)」も含んでいるとは思いますが、そんな点ばかりにケンカを売らないで、もう少しピュアな目で視聴出来たら、本当に作品自体のクオリティを楽しめると思います。

私的には良作です。
是非とも、機会があれば視聴して観ていただければ幸いです。

投稿 : 2023/04/01
閲覧 : 254
サンキュー:

33

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

線描は細かい

アニメーションとしてはかなりの枚数を使っているだろう。。最近のアニメの中では1,2を争うほど細やかな演出である。

原作は少女漫画ではなく「となりのヤングジャンプ」連載の青年漫画だというので、最近はアニメに少女漫画だの少年漫画だのといった垣根が存在しないのが分かる。

ただ、内容に関しては作画が綺麗だけにもったいないというか。。リアルな背景や作画はアニメ業界に10年もいれば慣れてくるものなので、「その先」の表現まで出来ているかと聞かれると難しいと思う。

投稿 : 2023/03/02
閲覧 : 76
サンキュー:

19

ネタバレ

みかんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

メモ

酒を飲みながら1人で一気に見ろ

よくある日常系。
なんだけどなんだろうこの気持ちは・・・
忘れてる何かを引っ張り出してくれるような・・・

1~11話は何気ない日々なんだけど一切無駄なシーンがない。
全ての描写に意味があるような。でもなんとなく雰囲気で受け止めればok。

からの最終話の体育祭の演出。
この11話で積み上げてきた明日小路がステージの上で踊るシーン。
クラスメートと仲良くなるために距離を縮めていた(=応援する側)小路が、
今度はクラスメートから『私たちが応援する番』と応援される側へ。

隣で伴奏してる木崎江利花は言わずもがな小路を1番応援したいという現われなんだろう。

12話でここまできれいにまとめた日常系を初めて見ました。
流し見する気だったのに画面にかじりついて見てしまいました。

投稿 : 2023/02/20
閲覧 : 28
サンキュー:

0

ネタバレ

REI さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

女の子達がかわいい

明日ちゃんだけがセーラー服で、嫌な物語展開ならいじめに繋がるんでしょがそんな事もなく皆が仲良くてほっこりします。まぁ好き嫌いは有るでしょうが私は好きです。かわいい女の子の友情アニメが見たい方はどうぞ。

全てのアニメ関係者に感謝を!

投稿 : 2023/02/15
閲覧 : 30
サンキュー:

5

ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

キラキラすぎた学園生活

ブレザー高に一人セーラー服で通う物語
色んな衝突があるのかなあ、と思ったらそんなことはなく
なにかと浮いてる主人公だけど出る杭が打たれるわけでもなく、色んな子に良くする八方美人にも思えたが、みんな優しいし好感度は天井知らずアイドルのようにもてはやされていく……
こうも綺麗すぎる世界は逆にちょっと毒かもしれない

なんだかキラキラしすぎてて……いやこれはそう感じているだけではなく実際に演出キラキラしてない?
何気ない日常を切り取ったものにしては作画がやたらセクシーだったり、ドラマチックすぎたり
それが違和感のようなちょっと過剰な演出に思えたのやもしれない

蛍ちゃんもっと見たかった

投稿 : 2022/12/28
閲覧 : 84
サンキュー:

5

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おんなのこ図鑑。

【概要】

アニメーション制作:CloverWorks

2022年1月9日 - 3月27日に放映された、全12話のTVアニメ。
原作は、漫画家・博によって『となりのヤングジャンプ』でWeb連載中の漫画作品。

監督は、黒木美幸。

【あらすじ】

名門女子中学・私立蠟梅学園(わたくしりつろうばいがくえん)は、
田んぼだらけで家がまばらの田舎にある。
地元の小学校に通う最後のたった二人の児童姉妹の姉である、明日小路(あけびこみち)。

小路の夢は、 母が昔に通っていた学園の憧れのセーラー服を着ること。
物語は、小路の中学1年生の春から始まる。
洋裁の仕事をしている母親が仕立てたセーラー服を着ての入学式。
学園の制服はブレザーであり、旧制服のセーラー服を着てるのは小路だけだった。

廃校寸前の小学校でわびしい思いをしていた小路は中学生になって生まれて初めての同級生。
彼女らとは、ただのクラスメイトではなくて友達になりたい!

田園と緑に囲まれた、小路のワクワクの中学生生活。
これは少女らの青春の物語である。

【感想】

原作者の博先生の前作の「ゆめくり」を見るに、少女の全裸と生足を描いてて、
美少女と人体デッサンが好き!という後年の原型が既に出来ていましたね。
そこから更に画力を高めた本作品では、最高の美少女としての明日小路を描きたい!
との作者の強い信念。

スウェットを脱いでセーラー服に着替えるまでの一連の細かい所作に5ページを費やし、
全段ぶち抜きサイズでのセーラー服姿の明日ちゃんのお披露目までに計7ページ。

これらの動きのある本気の絵による美少女グラビアイラスト集にストーリーをつけた、
この漫画をアニメ化しようとすると、アニメーターも本気の仕事で応えようとしたわけで、
原作の世界観と作画をアニメで表現するのに、
美麗な背景と写実的な作画カロリーだらけの映像という方式を選択することで、
物凄く手がかかって、まるで実写アイドルドラマをアニメの世界に当てはめたかのような、
美しくも活動的な映像になっていますね。

純粋で真っ直ぐ、男性作者の理想の美少女像の明日ちゃんが原作絵では綺麗で可愛らしいのですが、
それをもとにした小顔でスリムで手足の長いお人形さんみたいなキャラデザがアニメでは、
私の主観では写実的な映像表現と融合しきって無くてアニメではアンバランスと言いますか、
明日ちゃんのタレ目の大きさや大口が映像の生々しさとの相乗効果で不気味の谷に思えたり、
腋チラ、臍見せ、しっとりとした唇などで12歳の少女キャラたちに艶を見せようとする、
男性作者視点の盗撮にも近いフェチズムを監督らの女性スタッフらの尽力でも、
ねっとりした感じに思えてしまったのは、私の心が濁っているせいですかね?

とはいえ、数々の日常芝居や楽器の演奏シーンなどを見るに、
この作品の映像の力は特級品であるのには異論なく認めざるをえないですね。

1クールの前半はアイドルビデオとしか思えなくてこのアニメもこんなものか?でしたが、
後半に入ってからが良かったですね。

適当に生きてきた一人の少女に自分を肯定して頑張ることを、
明日ちゃんの心が背中から押してくれたり、
明日ちゃん自身の他人の言葉や行動で影響されていく。

少女らがお互いに干渉し合うことで一喜一憂する、群像劇としてのドラマ。
実はアニメでは原作とエピソードの順番を大幅に変えているのですが、
ストーリー構成の妙と個別エピソードの積み重ねで、
友情ドラマとして芯ができたことでラストの感動へと繋がっていますね。

実は視聴前は、作画が良いだけで男性向きに媚びたフェチアニメだろう!
と思っていましたが、そういった先入観で一刀両断にするのは愚かしいな!
とこのアニメから学ぶところがありました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2022/12/27
閲覧 : 119
サンキュー:

35

ネタバレ

yut さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

明日ちゃんはかわいい

キャラが多すぎかつそれぞれがそこまで深掘りしないのでいまいち没入できなかった。明日ちゃんはかわいい。

投稿 : 2022/12/18
閲覧 : 21
サンキュー:

3

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

昨日 今日 明日

母親の母校である蠟梅学園中等部に合格した明日小路。
小路はセーラー服を仕立ててもらって入学式に向かう。
蠟梅学園の制服はセーラー服からブレザーに変わっていた。
小路を中心としたクラスメイトの青春を日常的に描いた作品。

原作はWEB漫画。
私は気になったので無料開放期間に読んでみました。
原作の絵も細かい部分も描いています。
でも、アニメ版も負けていないですね。
たまに見せる写実的と思わせるような精密な作画。
深夜アニメとは思えない質の高さです。

作品内容は小路を中心としたクラスメイトとの交流が大きいかなぁ。
クラスメイトの名前と特徴を覚える努力をする小路。
自己紹介での自己アピール?などもあり、小路は目立ちますね。

制服がブレザーではなくセーラー服の小路。
学校でセーラー服を着ているのは1人だけ。
何もしなくても目立ちます。
協調性を重んじる日本の学校では、稀なケースかなぁ。
でも、性格が明るく誰にでも優しい小路。
異物として排除される事無く、クラスメイトから受け入れられます。

小路が真っ直ぐで優しい性格はブレないですね。
誰に対しても実直で、誰に対しても優しくて。
小路とクラスメイトとの交流を通しての青春劇。
小路の日常を描くだけで、健全な女子中学生の青春となります。
たまに真っ直ぐ過ぎて暴走?してしまう点もありますが。

体育祭の練習で、小路の母校の体育館で練習する場面があります。
小路の小学生時代は妹の花緒と教師くらいしか利用していません。
小学生時代には友達が1人もいなかった小路。
妹は友達とは違いますからね。
練習中の体育館は小路のクラスメイト達で賑やかに。
小路の友達関係が一気に華やいだ瞬間を切り取りました。

作品の終盤は体育祭。
普通の作品だったら競技ごとに見せ場があり、主役が活躍します。
しかし、本作品は少し違います。
小路はクラスメイトの応援に奔走。
最終話は体育祭の後夜祭。
木崎江利花の伴奏で小路は演劇部として踊ります。
その小路の応援という目線を切り取って、体育祭の結果をダイジェストとして紹介します。
思い切った構成ですが、新しい手法の発見です。

作画は抜群。
内容は小路を中心とした青春日常物。
争いの無い、理想的な学生生活です。
小路の純粋な性格や楽しい学園生活が伝わってくる作品でした。

投稿 : 2022/07/23
閲覧 : 177
サンキュー:

36

ネタバレ

weoikoiji さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

作画が素晴らしいです

投稿 : 2022/07/20
閲覧 : 80
サンキュー:

3

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まだ、少女は世界を知らない

原作未読(2022.7)
これもCloverWorksさん製作。やはりキャラの表情や動きは秀逸です。特に主人公の弾ける若い躍動感はアニメながら”生命”の美しさを感じます。無論、主人公役の村上まなつさんの演技も初主演ですが溌剌とした素敵な演技でした。今後に期待ですね。
ところでCloverWorksさんはこの期3作品?ですかね?そのしわ寄せがオリジナルである「東京24区」になってしまったのなら残念ですね。まぁでもあれ、主人公が学芸会してるから伸びしろはなかった気もしますが(失敬)。
内容は、クラスメイトを持った事がないど田舎出身の少女が母の母校である私立中学に入学し、初めての同級生に喜びを日々感じながら、学園生活を満喫する姿を描いています。
正直、このクールでの話は、主人公が全力全開クラスメイトと接する姿しか語られておらず、思春期の友人関係や家族との距離のような悩みはありません。よって群像劇的なものはなく、主人公の快活さだけで持たせているという点で凄いとも言えます。下手な所が作ったら大変な惨事になった可能性がありますね。Good,Job。

私のツボ:多分、靴は相当買い替えが必要だと思う。

投稿 : 2022/07/16
閲覧 : 93
サンキュー:

8

ネタバレ

ハルギウス さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

フェチを極めて生まれた神アニメ

このクオリティで「着せ恋」と同時期に制作したってエグくないですかClover
Worksさん!!!!!!?????

個人的に2022年冬アニメの覇権でした。1話の圧倒的なバク転の作画から魅せられっぱなしでしたが、やはり7話のギター回で大きく流れ変わった気がしましたねぇ…。蛇森さんの心情がすごく鮮明に描かれていて、ずっと感情移入しまくりでした。

そしてそして伝説の最終回ですね。8話あたりから始まった『体育祭編』の集大成です。なんといっても回想の使い方が本当に最高でしたね。小路のダンスと江利花の伴奏に沿って体育祭を振り返るという表現が圧巻でした。個人的には、「この曲、後半バイオリンなんだ…」からのバイオリン演奏、そしてクライマックスであるバレーの鷲尾さんがかっこよすぎて「ああああああああ」ってなりました笑 (友達はこのシーンで号泣してました)

ここまで完璧だったアニメはそう無いと思います。
輝いた青春の時間をありがとうございました。

投稿 : 2022/07/07
閲覧 : 85
サンキュー:

6

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

やっぱり…明日ちゃんの…明るさを…最高やな!

 全12話。原作は未読。

 普通に良かったと思います。最後までゆるっと楽しめました。

 明日小路ちゃんが女子中学校でクラスメイトと関わりながら友達ができて一緒に遊んだり体育祭などの学校のイベントをこなしたり、それぞれの友達の趣味に付き合ったりと、いろいろありました。

 中でも特筆すべきは作画、そしてフェチ。自然の描写はきれいだし、なにより女の子の体のこだわりっぷりがすごかったですね。フェチはすごかったけどエロさはそんなに感じず、ギリシャの彫刻みたいな人体に対するこだわりはあったなと思います。

 とまあ、良いところを書きましたが・・・ただ個人的にはあまりハマらず、見終わっても印象に残らなかったのが正直な感想です。僕は結構日常系は好きだし、そして今作は男がいない女子中なので舞台としてはけいおん!に近いのでハマると思いましたが。。特に笑う要素とか、感動するところとかもなく、淡々と終わってしまったという印象です。
 あとは作画はすばらしいとは思いますが、実はキャラデザはあまり好きではなく、最後までなれませんでした。なんだか人間味を感じず、マネキンが動いているようでちょっと不気味ささえ感じました。そこが僕がこのアニメに馴染めなかった原因ですかね。。
 まあでも良いアニメだとは思いました。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/06/25
閲覧 : 201
サンキュー:

39

ネタバレ

osakajoe さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

一番の感動山場の

一番の感動山場の最終回のあけびダンスが、アップやカットにワンポーズばかり。残念過ぎる演出。

投稿 : 2022/06/08
閲覧 : 90
サンキュー:

3

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ただのフェチ 超作画アニメではない!

意外と次が気になって見てしまう作品だった
前半のキャラ紹介と馴れ初めが気取ってなくてじっくりとやっていくのもあるから、結構リアルな人間関係と中学校生活は理想的過ぎて輝かし過ぎる

キラキラしていてただ眺めているだけでも良い感じと思えるこの雰囲気の良さは格別
まぁ雰囲気良すぎてもはやファンタジーとすら思えるのも分かるし、こんな世界は有り得ないとか言ってる人もいるが、お嬢様学校の中学生がそんな初っ端から棘全開で当たってくるとは思えないね
こんな感じで皆最初は仲良くなろうとするのが"普通"でしょ。ネットに毒され過ぎ
12.3歳はそこまで賢くないし自我もまだ確立してないある程度無垢な生き物だよ

時々入るフェティシズムを感じる描写は、露骨過ぎるのは少し引く時もあるけれど、キャラの変態性を描くってなんだかんだ面白いから、それを描くことでもう一段上の深い描写ってなっていく作品は好き
まぁこの作品はそこまで狙ってる訳でもないただの趣味止まりのような気はするかもしれない。ただ、その趣味を極限まで極めて徹底された描写によってある意味一番えっちだと思ったし、その拘りに満足した!キャラの描き方としては谷川さんが要素盛り盛りでいいと思います!
その他にも、そういう描写によって分かりやすいキャラ理解が出来て、人数が多いにも関わらず意外と埋もれずに満遍なくキャラ認識出来たと思う

ただ途中からは結局、友達作り後の日常系でよくある、遊びに行ったり、行事があったりと、それを超作画と少々のフェティシズム描写で堪能する作品かと思い、そうなって行くと最初みたいな続きが気になるとかにはならず、引き寄せる魅力的な何かもいつの間にか馴染んで普通になっていき、特別何か視聴を中断するような展開も無いので淡々と楽しんでいたらラスト2話で一気にひっくり返された
女子中学1年生の青春や群像を上手く描いたアニメ作品へと昇華させたのは最終話のダンスシーンだった
ただ体育祭の様子を流すのではなく、回想と(ジャズ)ダンスの披露を同時に行う形式にすることでテンポが良く動きもあって、何より、踊っている明日ちゃんがどんな思いで踊っているのかが鮮明に伝わり、12話までのクラスの子との関わりに一層深みが増していった

1話の一人ぼっち状態から環境や本人が変わり、それを回想に乗せたダンスで見せる演出は、ダンスの締めと同じく最高の着地だった

投稿 : 2022/06/06
閲覧 : 140
サンキュー:

19

ネタバレ

ゆうゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

日常系、予想以上に面白い

 原作は見ていません、今期は駄作連続で期待せずに視聴。
ストーリーにツッコミどころ(何故、自分達の住んでる中学の制服が変わったことを知らない・・・)あるが、話としてはかなり面白いですね。
 日常系が好きならおススメします、内容はネタバレするとつまらないから書きません。
 

投稿 : 2022/05/25
閲覧 : 127
サンキュー:

8

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 ストーリーは女子中学生の日々の生活を描いたシンプルなものだが、少女達の生き生きとした
様子がとにかく魅力的。
 特に主人公の明日 小路は持ち前の明るさに加えて、ずっと一人だった小学生時代を経て
同級生ができたり、憧れだったセーラー服を着ることができたりと、とにかく喜びと楽しさに
満ち溢れている。

 他にも魅力的なキャラが多かったが、クラスメイトに関しては構図的には小路と関わることで
紹介される形を取っており、更に小路の魅力に当てられるキャラが多かったこともあって、
小路を中心としたハーレムもののような感があった。
 キャスティングに関して、主人公と数人の友人に焦点を当てたような作品は別にして、多くの
クラスメイトを描くような作品は予算的問題があるのか、新人クラス中心のキャスティングに
なることが多いが、本作のクラスメイトは他作品で多くの重要な役をこなしている声優さんが
キャスティングされていて、結構贅沢な印象。
 自然溢れる牧歌的な舞台や、地方の名門校といった蠟梅学園の様子なども作品の雰囲気作りに
一役買っている印象。

 キャラや背景を描く作画が素晴らしく、「その着せ替え人形は恋をする」(以後、
「着せ恋」と表記)のレビューでも書いたが、いずれもCloverWorks制作でテレビ放映が
同時期であったため、CloverWorksという会社がかなり印象付いた。もっとも共に良作画だが、
その雰囲気はかなり異なるところ。
 やはり「着せ恋」のレビューで「エロいシーンが多いが、あまりエロさを感じない」的な
ことを書いたが、本作は逆に展開自体にはエロい要素はないのに、フェティシズムを感じさせる
切り取り方が多く、そういった部分にエロスを感じさせることが多かった。

2022/05/24

投稿 : 2022/05/24
閲覧 : 142
サンキュー:

8

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

徒歩圏内の学校の制服間違えるなんてことあるか??

「いくら入学資料を確認してなかったからと言って、自分が入る学校の制服が違ってるのに気づかないなんてあるか?しかも徒歩で通学できる範囲の学校だぞ?小路の代から変わったのなら分かるけど、上級生もブレザーだったからそれはないし、明日一家マヌケすぎない?」
・・・・・・・なんて、心の中で思ってたから序盤は頭に入ってこなかった。


作画はすごいキレイ、特に風景作画が見ごたえあるけど、劇場版や単話のOVAならともかく、日常系のTVアニメで作画のキレイさは必要ないと思う。日常系は食い入るように観るより、時々ラジオ感覚で観る場合があるから、どうしても見逃してしまうシーンがあるし、もう少し起伏のあるアニメの方が、アニメーションをフル尺で観れたと思う。


意外とキャラが多いから名前と顔が一致するまで少し時間が掛かったけど、それなりに面白かった。とはいえ、良くも悪くも物語に起伏が無いし、途中から目を逸らすことが多くなった。
序盤は偏見やいじめがあるかと思ったけど、最初から最後まで天真爛漫な少女が周りと関わっていくだけのただただ平和な作品だった。同時期にやってた『その着せ替え人形は恋をする』もそうだけど、最近王道のシリアス展開を抜いた話が多いのは、そういうのが流行りだから?


どうでもいいけど、作中だと主人公達が通う学校は頭のいい学校として描かれてるけど、モデルになった学校はそうでもなさそう(笑)

投稿 : 2022/05/21
閲覧 : 92
サンキュー:

6

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ずいぶん

ませた中学生たち。

投稿 : 2022/05/20
閲覧 : 99
サンキュー:

4

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

萌え少量リアルきらら枠かな?

原作:漫画 未読

感想

皆がブレザーを着た中、独りだけセーラー服で女子中学生デビューを果たした主人公の明日小路。
最初は、独りだけセーラー服でいじめられないかな?と心配しましたが、出て来るキャラみんな良い子ばかりで杞憂に終わり安心しました。

2話3話と観ていくと、小路が明るく元気で裏表のない子なので清々しいです。
周りの子も少しづつ影響されて友達の輪が広がり、みんな仲良くて和気あいあいの展開。
見てるこっちはマジで娘の成長を見てるようでした。^^

きらら枠のように男子は出てこないけど、キャラデザのせいか?萌えはあまり感じられず、学校の行事をこなしていく日常系の青春ものって感じ。

性格の悪い嫌なキャラも出てこないし、娘の成長を見る感覚で毎回ほっこりさせてもらえました。
何気に癒されて良かったです。

投稿 : 2022/05/16
閲覧 : 147
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38

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

百合??

結局 男 二人しか出てこなかった
そして 最終回のダンス・・ 主役より友達のほうがすごい
ピアノにバイオリン・・ 
まさに コラコラ友人A 主役を喰おうとするんじゃないわよ! と 思ったに違いない・・

投稿 : 2022/05/09
閲覧 : 116
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3

ネタバレ

梨花はわたくしのもの さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

典型的な作画だけのアニメ。評価が高いのはまあ頷けるが

今期の話題作らしいですけど、個人的にはそこまで刺さりませんでした。
映像美は今期最高峰なんですが、着せ恋や無駄遣いみたいなストーリーラインやキャラクターの個性みたいなのがあまり無くて一言で言えば地味で退屈。
キャラクターも主人公の明日小路を除けばまだまだ記号的なキャラクターの域を出ず、3話でのキャラ見せもそこまで印象に残りませんでした。それに加えてCUEやプリコネ並にキャラが多いので1クールで捌ききれるのかという不安もあります。キャラデザも個人的には微妙な部類です。
前述した作画の凄さや、現状余計なストレスなどが無しで気楽に観られるのは高評価ですかね。フェチズムを刺激するという点においては、美麗で細かな肉体描写やそれに食い入るようなカメラワークは強力な武器になっています。
総括すると作画は良いけどストーリーやキャラクターに注目すると学生の日常を描く類似作品(?)である女子高生の無駄遣いに劣るかな……といった具合です。

5話まで観て
つまらない、って程ではないけどやっぱり作画の凄さに反してキャラと話がかなり弱いです。この作品はあくまで作画を楽しむ特殊な日常系と割り切ってもそこがとにかく難点かなと思います。4話のお菓子作りの話はそこそこ面白かったので良かったとして、5話のロリっ子の話は生徒会役員共の萩村スズとか女子高生の無駄遣いの百井咲久のくだりまんまどころかほぼ劣化。それらのキャラのような魅力があの子には無いので微妙でした。他の話も基本取るに足らない小さな話を取り上げるばかりで大きなイベントに繋がらないので、ストレス要素が無い代わりに全体的な緩急に乏しい。キャラの掘り下げもそのせいで弱く、キャラ萌えもし難いのはこの手のアニメでは致命的な気がします。
そもそも掘り下げられるだけの魅力がこの作品の世界観やキャラクターにあるとは思えず、底がまだ半分も行っていないこの時点で見えてきているのがなんとも……

6話
明日小路と1話に出てきた金髪ツインの少女、木崎江利花の友情回。
このアニメはこういう形式でじっくりキャラを掘り下げるやり方が一番相性が良い気がします。のんのんびよりにも通ずる豊かな自然がいきいきと根付いた田舎の風景と休日の遊びを通じて絆が深まる描写は心が温まります。この回は特に文句無しです。
こんな風に膨大にいるキャラをもう少し絞ってくれたらなあ……7話以降、5話以前の感じに戻るようならまた評価は下げようと思います。

11話まで見て
うーん、蛇森さんの話とか水泳の話は良かったですかね。他は言うてといったところで、印象にも残り難い。9話は話としてあまりに地味過ぎるし、公開されている全話通してキャラも明日小路以外弱いのが致命的。とはいえみんな良い子なので所々で和んだりするのは事実です。作画を始めとして良い点は明確なんだけど、なんかこう、手放しで絶賛するには全然物足りないです。

最終話まで総評して
最後までほぼ印象は変わらず。
作画は最高。キャラデザとキャラ、ストーリーは微妙。正直なところ、最高の作画で魅せられる女子中学生の何気ない日常を覗く以外のものは何も無いアニメです。
個人的には垂れ目がちなデザインの癖の強さからキャラがあんまり可愛く見えなかったのと、肝心な中身の魅力に乏しいのがいただけなかったです。他所で見たキャラの寄せ集めというか、とにかく登場人物の性格が記号的で、ソシャゲ並みのキャラの多さと合わさって一人一人の印象が完全に薄まっていました。個々の掘り下げも差があり、影が薄いキャラも結構出ていました。
あとは前から触れていましたが、ストーリーに山も谷も無い。それらしいのはありますが本当にそれらしいだけで虚無。日常系アニメとしてもろくに話が動かないというのはかなり残念でした。
評価は高いですが、性質上人を選ぶ作品なのは確かです。

投稿 : 2022/05/09
閲覧 : 422
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16

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sawatti さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

尊い

尊いね。兎に角尊い。
原作者のみならずアニメ制作陣も尊さとは何かがわかってるね。
随所に散りばめられた尊さが最初から最後まで尊かったことに感服。

いやぁ尊いわぁ。

投稿 : 2022/05/05
閲覧 : 88
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7

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大学生 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

(かなり人を選ぶ)萌えアニメ

人を選ぶ、というワードを使ってしまったら元の子もないですが「明日ちゃん」はその類の中でもかなり人を選ぶでしょう。私個人の感想としてはとても面白かった。様々なクラスメートが明日小路ちゃんにインスパイアされ自身の成長に繋げていくというストーリー。お高い田舎の女子校の話という設定だけで自分は飯が食えたが、何よりクラスメートのキャラクターが全員立っている。中学校って皆んな個性が顕著に出ていてこんなだったなぁと懐かしくも感じた。
何より明日ちゃんは圧倒的な作画だろう。京アニを彷彿とさせる丁寧な描写の連続は1クールのTVシリーズとは思えなかった。冒頭の人を選ぶ理由に戻ると「フェチ」がかなり追求されているからだ。女子中学生の体がフェチの対象(しかもかなり限定的な)として使われていることに「気持ち悪い」と思う人がいるのも普通に理解できる。
まあ色々言ったが2期来て欲しいね。

投稿 : 2022/05/01
閲覧 : 130
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13

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

私的アニメ感想簿42

(ナレーション)
「この世に萌が足りなくなる時、必ず現れるという伝説の制服、セーラー服」
(チャラチャララランラン♪だ~きしめた・・・)

って、それは星矢(違)

「セーラー服は戦闘服だ(ウソ)」
という言葉がある通り(?)セーラームーン、スケバン刑事など過去に様々なセーラー服戦士が現れましたが、この
「明日ちゃんのセーラー服」
もそれらの作品に肩を並べられる出来に仕上がってます(そ~かな~)

まあ、それだけ魅力的なセーラー服だったという事で(おいおい)
何というか、実際の13歳の少女の物語というより、男性が考える理想の物語っぽい感じもする作品ですが、いじめもなく出てくる生徒それぞれにスポットが当たるいい物語(ストーリー)でした。
それだけでなく、きちんとある方々のフェチにもきちんと配慮しており、着替えシーンやあれやこれに喜んだ方もいたと思います。

えっ?自分ですか。
な、何を言ってるんですか(冷や汗)そんな邪な目で観てる訳ないじゃないですか(あわわわわっ)こんな純真な作品にそんな事思ったりしませんよ。
ねえ、チトさん(にゃ~)・・・って作品違うわっ(自爆)

まあ、冗談はともかく単純に楽しめた作品でした。
あの主題歌(時間が止ま~れ~ば~♪
)が流れてくると、一瞬でアニメの世界に入ってしまう位、作品にあってたと思います。

投稿 : 2022/04/20
閲覧 : 149
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21

ネタバレ

Jeanne さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好きな回と微妙回の差が激しかった

漫画原作 原作未読 全12話

セーラー服に憧れて私立の名門女子中学校に入学した主人公の明日ちゃんでしたが、入学したら実は制服がブレザーに代わっていてセーラー服は明日ちゃんただ一人でした。
学校側に許可をもらってセーラー服で通う明日ちゃんとクラスメイトとの日常を描いた作品です。

序盤は作画が綺麗なだけで内容が薄く、制服が違ったと言う出オチからどうやって話が広がっていくのか見えなかったので微妙だと感じましたが、中盤以降で好きな回が出てきました。
また、一人だけ制服が違っていて女子高ということもあり、いじめとか重い話があるのかもと思っていましたが、そういったエピソードは一切なく最後まで温かい話だったのは良かったと思います。

この作品は基本的に明日ちゃんとクラスメイトの女の子1人~3人とのエピソードを1話ごとにやっていく構成になっています。
エピソードごとに良かったと感じる回と微妙だと感じる回の差が激しかったです。

好きだった回は7話の蛇森さんの話と8話の水上さんと龍守さんの話です。
どちらも一つのエピソードとして話が綺麗にまとまっていて、登場するクラメイトの女の子も魅力的だったのでとても好きな回でした。
個人的に終盤の体育祭の話は微妙でした。
大勢の女の子が出てくるエピソードより特定のクラスメイトにスポットを当てた話の方が好みだったからです。

作品全体の醸し出す空気感は好きだったので、掘り下げがほとんどできていない子を中心にやってくれたらもっと好きになれる作品だと思いました。

投稿 : 2022/04/10
閲覧 : 115
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15

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ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「クラスメイトじゃなく、友達になりたい」そんな想いでいっぱいのセツナとは、今日から「明日(あした)」にかけての、今、この時

女の子しかいない学級ものなのに、派閥も悪者もいじめも出てこないなんて・・・。
これは、きっとファンタジー。
最初は、そう思っていました。
でも、事情がちょっと違うようです。

主人公「明日(あけび)」は、廃校寸前の小学校で6年間一人学級でした。
友達はおろかクラスメイトさえいませんでした。
そんな明日にとって、悪者やいじめは、気にする以前の問題として頭にありません。
「一年生になったら友達100人できるかな」と言う純粋な気持ちのままです。
その「一年生」が、小学一年生ではなく、中学一年生だったと言うだけです。
そんな明日にとっては、これはファンタジーなんかではありません。
これから実現したい想いでした。
この物語は、それが実現した世界なのだと思えば、なぜだか納得できてしまいます。


■「クラスメイトじゃなく、友達になりたい」
{netabare}
これは、OP曲「はじまりのセツナ」の歌詞でもあり、明日の想いです。
この気持ちは、とても大きいです。
なぜなら、「友達になりたい」と思った瞬間、行動が変わるからです。
クラスメイトなら、なった時点で終わりで、無理に関わりを持たなくてもよいです。
しかし、「友達になりたい」と思ったら積極的になれるし、ならないとできません。

「友達になりたい」は、実は、だれでも内心そう思っています。
でも、なかなか積極的になれない人は多いはず。
しかし、何の下心もなく純粋に自分と関わってくれる人が出てきたらどうでしょうか?
それは、とても嬉しいことですよね。
明日は、そうやって友達を増やしていきます。
でも、一番うれしかったのは、誰よりも明日本人でした。

小学校の6年間、ずっと一人だった明日。
物語後半でその想いが分かり、この歌詞と重なったとき、泣けるものがありました。
{/netabare}


■セツナ
{netabare}
「セツナ」とは、「きわめて短い時間。瞬間。」と言う意味です。
この曲のタイトルは、そこから「青春」を連想させるものとなっています。

しかし、「セツナ」には、別の意味もあります。
それは、「過去や将来のことを考えないで、ただ現在の瞬間を充実させたい。」です。
明日にとって、友達をつくることって、こう言うことなんじゃないかと思いました。
明日は、将来を計算して友達を作っているわけではありません。
明日は、「今、そうしたいから」、友達を作っているだけです。
この「今、そうしたいから」が、とても青春らしいと思うのです。
だから「セツナ」なのです。


「明日(あけび)」と言う名前もそれをよく表していると思います。
それは、「未来」とか、ずっと先を意味する名前ではないからです。
友達をつくって、今、この瞬間を充実させる。
それは、今日から「明日(あした)」にかけてのことだからです。

だから、明日(あけび)は、第2話で大きな声で言います。
「みんな、また明日(あした)!」と。
友達と言う関係をとても象徴する言葉だと思いました。
{/netabare}


■カリスマ
{netabare}
友達になりたいと思うそんな明日の気持ちがまわりをどんどん巻き込んでいきます。
そして、まわり同士も繋がっていきます。

「カリスマ」と言う言葉は、よく聞く言葉ですし、意味も知っています。
カリスマは、当然、本人に魅力がなければダメなことも分かっています。
しかし、一人の人物がどのようにカリスマになっていくのかは、なかなか曖昧です。

私は、この作品を観ていて、なるほどと思いました。
本人も「カリスマ」になろうなんて思っていなのです。
そして、まわりのみんなもそんな目で見てもいないのです。
つまり、まわりが同調や結託で一人を持ち上げようなんてしていないのです。
あくまでも一人対一人の関係なんです。

このクラスには、モブキャラは一人としていません。
みんな個性がある個人なんです。
その個人個人、つまり、一人一人が、明日に関わろうとします。
逆に明日が関わっている一人一人は、みんななのです。
つまり、そのことが、結果として、みんなの視線が明日に注がれることになります。

カリスマは、地位や名誉、権力ではありません。
ましてやお金で買えるものではありません。
一人対一人の関わりたい気持ちが一人に集まり、結果的にそれが一人対みんなとなる。
それが、「カリスマ」なのかもしれない、そう思ったのでした。
{/netabare}


■私は、「鷲尾 瞳」推し!
{netabare}
私がとても気に入ったキャラは、長身でバレー部の「鷲尾 瞳」です。
OPのあの不機嫌そうな顔が最初から気になっていました。
しかし、ずっと出番がなく、ミステリアスなままでしたので余計に気になりました。
最後にやっと出番がありましたが、思った通りイイ感じのキャラでした。
美人なのに、なぜか「カッコイイ」という言葉が似合います。
そして、近寄りがたい雰囲気を醸し出しつつ、実際は、少し違っていました。
そのギャップがいいですよね。
{/netabare}


■まとめ

最初の印象とは違い意外と面白かったと言うのが素直な感想です。
最初は、キャラデザも微妙だし、フェチだし、なにこれって思っていました。
しかし、話が進んでいくと、かなりまじめな青春ものって感じでした。
青春ものって、その目的が部活で何かを目指すとか、恋愛とかはよくあります。
しかし、この物語は、それ以前に、ただただ友達をつくりたいだったのです。
そんなの当たり前のことすぎて忘れてしまいがちですが、一番大事なことです。
それを友達がいなかった明日を主人公に据えたことにより気付かされました。

また、OP曲「はじまりのセツナ」も青春ど真ん中っぽい感じがしてよかったです。
この曲と物語が本当に良くあっているなと感じました。

確かにフェチ要素は、評価が分かれるところかと思います。
でも、派閥も悪者もいじめも出てこないなんて・・・。
こんなにも安心して観られるものかとちょっと驚きでした。
そして、なによりも真面目に丁寧に作られた作品だったと言うのがよかったです。



※以下、1話視聴時の感想
{netabare}
日付  :2022/01/12
タイトル:原作の顔は結構いいのに、アニメ化のキャラデザが微妙・・・。

独特なキャラデザがちょっと慣れないなぁと言うのが第一印象。
原作もこうなのかなと気になり、ちょっと立ち読み。
原作の顔、結構いいじゃん。
内容はさて置き、原作のキャラデザ自体は小学生向けでも行ける感じ。
一方、アニメのキャラデザは原作の特徴を押さえているようにも見えるけど・・・。
やはり、何かが違う気が・・・。
恐らく原作の顔はとても絶妙なバランスで成り立っているんでしょうね。
でもそれを動かすとなると・・・、ああなってしまうのか・・・、ちょっと残念。
{/netabare}

投稿 : 2022/04/10
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45

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へも さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

放送前から期待、放送中も期待♪⇒最後まで素晴らしかったです!!

<4/6追記>
最後まで本当に素晴らしい出来でした・・・ 制作陣の情熱あっての高クオリティであったと断言できます!!
そもそものオリジナルはマンガ作品ですけど、Web連載ということでページ数もまちまち且つ少なめで「ワンシーンの切り取り」の印象が強かったのです。アニメ化にあたって、これを”一定のボリュームのある、ストーリー作品”に再構成させていて、脚本力がバツグンであったと感服しました♪

初稿にも書いた4話の谷川さん追加に始まり、7話の蛇森さん回は完全アニメオリジナル(アニメが先行、が正解か?)で原作勢も大満足でした! 初々しい「チェリー」弾き語りシーン良かったですね♪ ちなみに舞台となっている蠟梅学園は造形モデルがあって、函館の「遺愛女子中高」なんですけども、ここは元ジュディマリのYUKIさんの母校だったりします。蛇森さんも将来は有名ミュージシャンになってたりしてね??
9話のお買い物回も良かったです。マンガ原作では水着を買いに行って、帰りがけに土砂降りの雨になったので水着を着たままで走って帰ってくる!というフェチ満点のストーリーだったのですがw、さすがにTV向けにだいぶ改変されてましたね(・∀・;

そして体育祭、後夜祭の最終話へ・・・ 最終話いきなり体育祭終了後のシーンからだったので、「え!? 体育祭バッサリ切ったのか!!??」とびっくりしましたが、後夜祭のシーンの回想として体育祭を振り返る構成になってて、これもとても上手いな~と感心しました♪

原作既読につき、このあともすごく良い話ばかり続くこと知ってるので2期制作がホント待ち遠しいです!! なお1-3クラスメンバー皆かわいくて大好きですが、私の一番のお気に入りはまだそれほど目立っていない「龍守逢」ちゃんです♪♪ やっぱね、ツンデレかつ負けヒロインに弱いのよ・・・ww



<以下初稿>
私にしては珍しく、原作マンガALL既読の作品です。
まあアニメ化されるらしい~と聞いてから、いつも使ってる「ヤンジャン!」アプリ内で原作マンガが読めると知り、一気に読んだんですけどw
(ちなみにヤンジャン!アプリは、主に「ゴールデンカムイ」「ウマ娘シンデレラグレイ」を読む用です)

原作マンガは「画集のような美しさ」とか「止め絵なのに動き感じるダイナミックさ」とか評されています。なので実際にアニメ化されて、声が付いたり動きを見せてくれることはスゴく楽しみにしてました・・・

そして満を持しての本放送視聴。「おおお~ リアルに明日ちゃんが存在している~~」と感動しました。背景画の美しさはもとより、あの明日スペシャルムーンサルトwの再現アニメーションも素晴らしい!!
さらに言えば、声優のキャスティングが完璧です♪
初々しい明日ちゃん(村上まなつさん)、気品あるエリカちゃん(雨宮天さん)、人なつこい兎原さん(鬼頭明里さん)・・・
そして津軽なまりの峠口さんに三上枝織さん(青森出身)を当てるとかw 関西弁のりりちゃんも石川由依さん(兵庫出身)なので、ネイティブ発音が今からワクワクですww

3話まではほぼ原作マンガに忠実な展開でしたけど、4話はかなりアニオリ改変が入ってました! 原作ではほぼ明日ちゃんと兎原さんの二人芝居だったんだけど、アニメでは谷川さんが明日ちゃんの写真を撮りたいという要素も加えて、お話を膨らませつつ最後にきちんと締めていてとても良かったです。
ちなみにEDアニメが「縄跳びをする明日ちゃん」に変わってましたが、あれ実はマンガでは本編内で縄跳びしてたんですよ~ さすがに縄跳び作画はカロリー高すぎると思われたのかw でもパラパラ漫画風なタッチも良かったですね!!

おそらく今後の展開は、
・エリカちゃんと明日ちゃんが如何に仲良くなっていくか
・体育祭の話、後夜祭の話
ですよね。峠口さんがちょくちょくフォーカスされてるので、入試日の話もやるのかも? 大熊さんによる観察日記も尺合わせには丁度良さそう。
できればJC東京旅行の話や明日家の夏旅行の話も見たいけど、ワンクールの尺的には無理かな・・・ 今から2期が来ること祈ってます!!

ちなみにわたくし、数十年前の話ですが「おおた慶文」氏の少女画の大ファンで画集もいくつか買っていました。
ち、違うから! イヤらしい目じゃなくて、純粋に透明感ある少女画に惹かれただけなんだから!!
・・・こんな私も今や二人の娘を持つ父親でございますw

投稿 : 2022/04/07
閲覧 : 195
サンキュー:

28

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たつや さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

中学生の純粋さ、フェチズムを感じる日常系作品

このアニメを見ているときのほっこり感が半端じゃなかった。ストーリーや作画が大きく崩れることはないことは1.2話あたりを見て確信していたし、繊細に作り込まれていたので安心して見れる作品だった。それに加えて、各キャラクターの心情や中学生ならではの言動やフェチズムが垣間見えてとても心地よかったし、たまに作画が煌びやかなになるというか、本気出してくるシーンがあって、その時の鳥肌やばかった。僕が個人的に一番好きな話は7話の、蛇森さんが小路に、ギターで「チェリー」を弾いてあげるシーンです。とても満足度の高い作品でした。


↓各話の感想
1話 10p 初回からマジで神回。感動で涙出そう。めちゃめちゃ雰囲気好き。世界にはこんなに純粋な子がいるのか、と原作を読んだ時も思ったけど、アニメになってもその驚きが変わらない。憧れのアイドルを目指す姿、憧れのセーラー服を着る姿、憧れのクラスで授業を受ける姿、全部小路らしくて可愛い。めっちゃニヤケてまう(笑)声優陣もそれぞれのキャラクターの個性をしっかり引き出していて本当に心地よい。あとアニメーションは人物だけじゃなくて、自然描写もすごくきれい。ゆるキャン△並かなぁと個人的に思う。ただ1つだけ、最後の爪切って匂いを嗅ぐ女子中学生はなかなかいないと思うし、フェチズムすぎと感じたのでそこは減点かなーと。学園に着くまでは11点と感じていたのと、あと学園生活をチラ見せするのもちょっと詰め込みすぎかなーと思ったあそこで終わった方が良かったかなーと思う。
2話 10p クラスで過ごす最初の一日をここまでかというほど描かれた2話。自己紹介あんだけ長なるか?とは思ったけど、それも小路らしいし、どこまでも純粋なのも小路らしい。原作に忠実なアニメーションで、とても可愛く書かれてるし、フェチズムを感じる作画(?)でとても良い。
3話 9pいやー面白い。前半はけいちゃんと仲良くなるお話。優等生のけいと人気者の小路が打ち解けて行く話。まあ最後の写真はあんなプロの写真自分で撮れるか?とは思ったけど(笑)後半は部活何にするの?っていうお話。突然雨降ってきて雨宿りしたシーンで、小路は結構濡れていてなんで古城さんは濡れてないねん!という矛盾は思った。でもその後の本読みシーン、膝枕シーンは感動した。小路がお母さんに見えて、「お母さん…?」て古城さんが言うシーンが鳥肌立った
4話 9p 写真をとる時の人の目を意識した小路よりも、ふとした時に現れる自然な小路の方が何倍も可愛くて小路らしいというのを写真を通して伝える演出がよかったと思う。
5話 10p まずほんとに描写が凄い。アニメーターさんがプロすぎる。風景は綺麗だし、たまに訪れる神々しいシーンもグサッとくる。そして今回は虫が好きな大熊実ちゃんとの昆虫、はたまた人間観察の話だったが、この声優さんが小原好美さんで、すごく合ってると感じた。僕もここちゃんが声優で1番好きなんだけど、どのキャラクターにも合う声してるよなーと改めて感じた。後半の峠口さんとのハンカチの話といい、2段構成で来るからその分感動も大きくなる感じ。最高。
6話 9p 5話が虫と来れば、6話は魚ですか。背景描写には毎回惚れ惚れする。そして今回はえりかと小路の、休日釣りをして遊ぶ話だった。こんな純粋な中学生おる?とは思ったけど、こんなに楽しくやられるとこちらも微笑まざるを得ない。
7話 10p 今回は音楽好きの蛇森さんのお話。ギターできる、って嘘をついてしまい、奮闘する。途中挫折しかけながらも、明日ちゃんの発声練習、戸鹿野さんのバスケシュート練習など頑張ってる姿を見て、また頑張る。選曲も最高。スピッツさんの「チェリー」の演奏シーンマジで鳥肌立ったし、様々な感情が垣間見えた。この流れが最高すぎる。どんなに繊細なアニメなんだろう。作品として普通に凄い良い。
8話 10.5p いつ見てもハイクオリティ。各キャラクターの心情が、現実世界にもよく見かけるような女子中学生の感情らしく細かく描かれていて、心が浄化されるかのよう。体育祭が盛り上げどころかなと思ったが、体育祭は多分次回へ持ち越しか。その代わりに夏服セーラーの回を持ってくるあたり意外性があって良き。まあ前の話みたいに凄くいい!そしてまさかのED後に花緒の神回。お姉ちゃんみたいにかっこよくなりたくてセーラー服を着る、でもそれは自分には大きすぎる。お姉ちゃんみたいにまだかっこよくはなれないけど、リボンをつけてかっこよくみせる。だいぶうるっときた。0.5p加算。凄いなぁ。
9話 8p これが明日ちゃんの平常回かな。肩車といい雨で遊ぶシーンといい、さすがに中学生そんなことするかなぁ、でも中一だししてもおかしくないかぁ、というギリギリをついてきてる感じがした。
10話 8p うーん、まあ悪くわないんやけどなぁ。いつもよりは普通、というか心に刺さらなかったというか、という感じ。全然悪い訳では無い。
11話 9.5p 特に大きいことはしてないんやけど、細かい所の積み重ねがすごい出来てて思わずうるっとくるほど感動した。今回は6人で小路の母校でバレーの練習をしようって話っていう普通の話なんだけど、今までずっと1人だった小路に友達ができたことを知った先生、かつて一人しかいなかった学校が小路の友達でいっぱいになっていることへの感動、そして木崎さんの小路と想像上で共演するシーンの美しさ、演出、ほんとに繊細なところまで矛盾なく作り込まれていて感動せざるを得ない。本当に制作陣の意気込みが感じられて爽快。最初のOP始まる前の導入部分が少し退屈かなと感じた。それだけ。
12話 10p美しすぎる前半。僕の予想していた斜め上を行く作り方で、えりかピアノ×こみちダンス(演劇)で体育祭の走馬灯を見せていく。水泳のあれ、小路とりりがおったらそんな僅差にはならんやろ、とは思ったけどけどまあよし。バレーのシーンはめちゃめちゃ痺れた。途中ピアノからバイオリンに変わるシーンめっちゃ好き。Bパートはいつもの日常。何回もゆうけど風景もキャラも作画綺麗すぎて癒される。美しく終われたな。最後のEDもOPの曲の2番が聞けて今までの話を走馬灯にして映す演出も良かった。完璧。

総合評価113(点)÷12(話)=94.2(点)

投稿 : 2022/04/06
閲覧 : 110
サンキュー:

13

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これぞフェチズム、という1話からの爽やかストーリー

1話感想 これぞフェチズム
いやもう… ものすっごい、フェチズムを感じますね。

セーラー服に対するフェチズム。
まだ未成熟な少女に対するフェチズム。
まだ線の細い身体の表現やら、足の指の表現やらなにやらもう。
作っている人は絶対変態ですね。(褒め言葉)

こう、強烈なフェチというか強烈なこれが好き、という感情は人を惹きつけるものがあると思います。

いや色々レベルは高いと思います。
まずなんと言っても作画が非常に美しく素晴らしい。今の所今期随一では。
少女の描き方に目を惹かれますが背景も美しい。

内容も良いですね。
ヒロインは可愛らしく家族も良い感じで。友達が早速できてよかったなぁと思いました。
すっかりヒロインが気に入りました。

ただそれ以上にこう… 執拗なフェチズムですよねぇ…。
実に素晴らしいですね。

これは文句なしに視聴継続です。

全話感想
ものすっごいフェチ! とインパクトを受けてから視聴を続けていきましたが…なんかこう、ヒロインの明日ちゃんが、本当に爽やかないい子でねぇ…
あまりこう、不純な目で見るのが申し訳なくなる感じで、いつしか爽やかに可愛いなーと、ほっこり見るようになっていました。
女子中学生のほっこり日常系アニメです。
一話で期待したほどエロくなかった、というかそういう話ではなかったわけですが、娘を見守るような気持ちで、私は満足しました。

作画も美しかったし良かったと思うのですが、イマイチ話題にならない的な言われ方をしていましたね。失礼だと思いますが…
でも、クオリティの高さの割には話題にならなかった感があるのはなぜでしょうね。
エロがあまりなかったからというのはあるかもしれません。
後は恋愛要素も皆無だったかな。
やっぱり恋愛要素がある方が人気も出るのでは? とか考えました。

投稿 : 2022/04/06
閲覧 : 126
サンキュー:

16

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ライロキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

フェティシズムのつまった優しい世界

映像は綺麗だったと思います。この作品は、観る人の性別によっては感想も違ってくるのかもしれませんね。とにかく出てくる人はみんないい人ばかりで、女子高の日常を描いた作品ですが、現実から考えるとある意味ファンタジーなのかな。ところどころに〇〇フェチの心をくすぐる描写を入れてきているのは狙いなのか、それとも映像美を追求しているのか、どっちなんでしょうね。

投稿 : 2022/04/03
閲覧 : 86
サンキュー:

13

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明日ちゃんのセーラー服のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
明日ちゃんのセーラー服のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

明日ちゃんのセーラー服のストーリー・あらすじ

舞台は、田舎の名門女子中学・私立蠟梅学園。 あるきっかけから、この学園のセーラー服を着ることが「夢」だった少女、 明日小路。 念願叶い、ドキドキで入学式当日を迎えるがー 「私はセーラー服に決めました」 決意を胸に、夢の中学生ライフが始まる♪ クラスメート、給食、部活動… “初めて”だらけの毎日を、小路は全力で駆け抜ける! 少女たちの、キラキラ輝く青春日記。 「友達いっぱいできるかな?」(TVアニメ動画『明日ちゃんのセーラー服』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年冬アニメ

声優・キャラクター

明日小路:村上まなつ
木崎江利花:雨宮天
兎原透子:鬼頭明里
古城智乃:若山詩音
谷川景:関根明良
鷲尾瞳:石上静香
水上りり:石川由依
平岩蛍:麻倉もも
四条璃生奈:田所あずさ
神黙根子:伊藤美来
龍守逢:伊瀬茉莉也
峠口鮎美:三上枝織
蛇森生静:神戸光歩
苗代靖子:本渡楓
戸鹿野舞衣:白石晴香
大熊実:小原好美
明日ユワ:花澤香菜
明日花緒:久野美咲
明日サト:三上哲
福元 幹:斉藤朱夏

スタッフ

原作:博(集英社「となりのヤングジャンプ」連載)
監督:黒木美幸
シリーズ構成・脚本:山崎莉乃
キャラクターデザイン:河野恵美
サブキャラクターデザイン:川上大志・安野将人
総作画監督:河野恵美・川上大志・安野将人
美術設定:塩澤良憲
美術監督:薄井久代・守安靖尚
色彩設計:横田明日香
撮影監督:川下裕樹(MADBOX)
3Dディレクター:宮原洋平
キャラクターレタッチ:カプセル
編集:齋藤朱里(三嶋編集室)
音楽:うたたね歌菜
音響監督:濱野高年
制作:CloverWorks

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