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「WHITE ALBUM-ホワイトアルバム 後半(TVアニメ動画)」

総合得点
65.5
感想・評価
303
棚に入れた
1768
ランキング
3218
★★★★☆ 3.8 (303)
物語
3.6
作画
3.7
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
3.6

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WHITE ALBUM-ホワイトアルバム 後半の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

人間関係のもつれを描いた泥沼ドラマの後半 (酷評注意)

お好きな方はスルーをお願いします。

18禁恋愛シミュレーションゲーム原作(未プレイ)、 2009年秋放送。
こちらは「前半」の続きで、分割2クールの後半です。


半分観てしまった以上、結末も観ておきたい。それに後半のほうが評判も良い。
登場人物たちの、これまでの行動原理も分かるかもしれない。
そんな理由で前半から引き続き高速(1.2~1.5倍速)で視聴しました。


作画・演出については、前期から引き続きレトロな雰囲気とドラマ感が出ていて、
制作側の狙い通りに思えます。

キャラについて、
性格の良い人は含まれているかもしれませんが、全体として「つまらない」の一言。
ゲーム原作としては、これまでに観た中で最も魅力に欠けました。

主人公は付き合っている彼女がいるのに
「断る」ということができず、誰の頼みでも引き受けてしまう八方美人な振る舞い。
突然{netabare}キス魔{/netabare}と化すマネージャーも、なぜそのような行動を起こすのか、
最後になって分かったものの、「気持ち悪い人」という印象が残る。
他にも挙げたら切りがないくらい、観ていてイライラ。


ドロドロの関係、心理描写の不足に加えて、
主要な人物が多すぎることも、脳内で人間関係を整理する気は全く起きず、
この作品が苦手だった大きな要因だと感じます。

後になるにつれて登場人物たちが、ようやく考えを口に出して喋ってくれて、
最後は「なるほど」の連続もありました。
本来ならこういう時もう1周観れば良いのでしょうか。


音楽について、OP・EDともに前半と後半で曲が分かれています。
OPの2曲は水樹奈々、EDの2曲はSuara、
作中のアイドル活動内での挿入歌は本作のダブルヒロインといえる
由綺(CV:平野綾)と理奈(CV:水樹奈々)が歌っています。
一部には有名な曲もあるようですが、私は興味がありません。


結局、原作のゲームを知る人と、鬱やドロドロが好きな人、
それに平野綾と水樹奈々のファンが観る作品、という気がします。



なお、DVDのレンタルは全26話が計8巻で済み、財布には比較的優しいです。

投稿 : 2014/03/04
閲覧 : 542
サンキュー:

18

ネタバレ

ばけー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

揺れ続けた恋の結末

後半は前半よりもテンポアップして結構話が動いてた気がする。
{netabare}てかこの話、バッドエンド以外ありえないよねぇ。って見ながら思ってました。
だけど最終話見終わって、これハッピーエンドじゃね?ってなったwww
後半、怒涛の攻略ラッシュで美咲さんとはるかともやっちゃった冬弥くんwなのにそれでも待ち続けた由騎。それでも愛してると言った里奈。
さすがメインヒロイン。この二人は本当の意味で“女神”だったと思う。
あんだけシリアスドロドロやって、最後はまあまあなハッピーエンドだったのは正直びっくりしました。ただ、誰一人完全なるハッピーエンドを迎えた人はいませんでしたがww
POWDER SNOWはいい曲ですね。二人の曲、っていうのが感慨深い。ラストの冬弥を呼ぶ女神たちの声。あのシーンは意味深でした。
それにしても冬弥くん。ここまでしたならいっそヒロイン全員攻略してもよかったんじゃよ?wwwwwwwwww {/netabare}

つまらなくはなかったけど二回、三回見るには精神的に結構きついですww

投稿 : 2014/01/30
閲覧 : 255
サンキュー:

7

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

想像より よかった

想像より よかった

投稿 : 2014/01/28
閲覧 : 223
サンキュー:

0

ネタバレ

takeru0223 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

つまらない

観終わりました。
・・・何だこりゃ?という感じです。
昼ドラを無理やり綺麗にした感じ?
なぜ主人公が浮気してもヒロインは怒らないし別れないのか?
サブヒロインはなぜ簡単に主人公を好きになり浮気してあっさり離れていくのか?
ハーレムものならまだしも変にシリアスにしている分、余計に違和感が半端ない。
主人公には全く魅力があるわけではないのに・・・
{netabare} ラストは一体どうなったのか?
普通に考えればヒロインとハッピーエンドなのか?
原作がゲームなので他のキャラが好きな方の為にあえてハッキリさせなかったのか?
原作知らないこっちからすればモヤモヤしかしないんだが {/netabare}
この作品の唯一の見所は声優さんが凄いです。
普段、よっぽど棒じゃないかぎり声優さんは気にしないんですが、歌が上手くてビックリした。
アニソンじゃなくて普通に聞いてもいいなと思える曲がいっぱいありました。
結構レビューを見ていると面白いといってる方が多いですが、自分はストーリーは全く面白いと思わなかったので合う合わないがハッキリすると思います。
まあ曲がいいのでそれだけでも一見の価値あり。
途中まで観て面白いと感じれば観ればいいかもと思います。

投稿 : 2014/01/22
閲覧 : 268
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

メロドラマじゃなイカ?

水樹奈々の歌が最高じゃなイカ♪昼メロ路線と分かっていてもサクサク見てしまうでゲソ☆後半にたたみかけて面白くなって満足でゲソ♪

投稿 : 2014/01/20
閲覧 : 199

あれこれさん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見終わった

見入ってしまった。それくらいおもしろかった
是非おすすめしたい作品です

投稿 : 2014/01/14
閲覧 : 228
サンキュー:

0

ネタバレ

ぴ~た~(1型の人) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 1.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

歌は最高、それ以外は…

個人的評価:70点(全話をもう1周、または何度も見たくなるお気に入りシーンがあるレベル)

{netabare}お話の内容はドロドロ過ぎだね。主人公は何人と関係を持てば気が済むのでしょうかね、っていう作品です。

でも、ちゃんと最終話まで見ると、森川由綺ちゃんと緒方理奈ちゃんから素敵なプレゼントがあります。多分、これを見たくて最後まで見ていたんだろうなぁと思いました。{/netabare}

本作品は、絵は少し残念だなと思いましたが、メインヒロイン二人の歌唱力が素晴らしく、その歌唱力が作品に活かされている点が気に入っています。

投稿 : 2014/01/01
閲覧 : 235
サンキュー:

2

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

何じゃこりゃ

これが本当のハーレム?何じゃこりゃ、としか言いようがない。

投稿 : 2013/11/23
閲覧 : 248
サンキュー:

0

mikosaya さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

評価6

投稿 : 2013/11/16
閲覧 : 456
サンキュー:

0

だわさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

前半にまとめてレビュー書きました

前半にまとめてレビュー書きました

投稿 : 2013/09/16
閲覧 : 506
サンキュー:

0

ネタバレ

TEE-PURPLE さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

僕達は一緒に座っている、一晩中、動くこともなく

前半の続編。前半の終わりからそのまま続きから始まる。
前半より、ヒロインが若干増えたり、
キャラ一人一人の確信に迫っている。

{netabare} はっきり言って…最高のシナリオでした!!

思ってみれば、前半から少しずつ伏線があったんですね。
そこが明かされて幾度、なるほど~ と思ってました。

今回は冬弥の親父が一番のキーパーソンだったと
思います。
実際に病床についている親父の言葉や行動で、
冬弥や由綺などが、少しずつ前に進んで行けて
成長していけたんだと思ってますよ。
いい言葉を与えてくるなぁ~となってました。
逝ってしまったとき、感無量でした。
最終回だとも思いました。そのくらい印象でかい人物でした。

それから時は流れ、ラスト3話くらいで実に急ピッチで
物語が加速しましたが、かなり面白い展開になりました。
目が離せない展開でハラハラドキドキワクワクの三拍子でした。
結局登場人物みんな、昔から繋がってたんですね。
冬弥が忘れただけで、これだけ話が展開されると思ってませんでした。

あと、警察署から出てきた英二と樹の
すれ違いざまの一言のやり取りが
全てを締めるシーンだと思いました。
無駄に語らないとこが、良かったんだと思う。

はたして、最後のシーンで冬弥と会ったのは誰なんでしょうか?話的には、由綺なんだろうけど、
マナ達との引越しのシーンもあるし、一概に由綺とは
言い切れないと思いました。

観終わってみると、めちゃくちゃ面白かった作品です!
古い時代の設定なのに、なんと言えばいいかわかりませんが、現代の感覚では伝えきれない部分を表現できてたと思います。
{/netabare}

平野綾も水樹奈々も歌声が綺麗でうまいので
聴いてて気持ちよかった~。
曲調とかも、設定にあっているのでベストマッチです。

WHITE ALBUM2
もアニメ化され 登場人物違いますが、作中雰囲気が
似てるみたいなので、観てみたいです。

投稿 : 2013/09/14
閲覧 : 354
サンキュー:

9

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

女同士の友情は、同じ駄目男を好きになった瞬間芽生える・・

澤倉 美咲(高本めぐみ)の切ない嘘と
七瀬 彰(阪口大助)の虚しい片思い・・

座敷童と呼ばれた河島 はるか(升望)
が観月 マナに座敷童と呼び交流する・・
同じ嘘をつく二人の心の虚しさ・・

鉄面皮の篠塚 弥生(朴璐美)が弱さを
見せた瞬間の藤井 冬弥(前野智昭)の
心境や行動の変化・・
森川 由綺(平野綾)の切ない想いの手紙
を冬弥に読む緒方 理奈(水樹奈々)・・

ときより魅せるトーンを落としたカット
絵風のシーンが印象的だった前半。

クリスマスを間近に大きく物語が動いた
12話・・由綺のコンサートのチケットの
件から13話までが良い感じで盛り上げた。
フランク 長瀬(塩屋翼)渋いよ・・最高。

想った以上に良いできたっだと感じた。
主人公は・・流されやすく優柔不断・・
でも凄く苦悩しているのは伝わる・・

そして見事に途中で半年後の後半に・・
全ての展開を残して突然終わる・・オイ・・

音楽もなかなか良かった・・
前半13話のED?「WHITE ALBUM」水樹奈々
等も凄く良い感じで挿入されたたり。
※分離の悪いSPで聴くとボイスがBGMと
被り易いのでバランス悪いという人は
ヘッドフォンで聴くと良いかも・・?

後編は・・愈々ばら撒いた伏線を回収。
これ以上ってハッピーエンドになるの?
唯の泥沼やハーレムとか視たくないよ?

そう想っていたら・・結構強引だけど・・
可也拡げた伏線を巧く綺麗に纏めた感じ。

13話でチラ見せの松山 めのう(宍戸留美)
は・・はたしてラスボス?真逆のマナ?

冬弥の父藤井 剛三(宮林康)の入院を機に
相変わらず芸能界の裏のネガティブな要素
を巧く緩急に使ったり・・

如何にも有りそうなゴシップを展開して
伏線を散らしながら小出しに過去が明か
されていく展開は中々予想できなかった・・

見せ方?構成で此処まで普通のゲーム設定
を巧く引っ張って繋ぐとは正直予想外・・

視てしまうと諸に在り来りのゲーム設定
だったけど・・でも凄く魅入ってしまう
所が多かったかな。

著名な声優も結構いるけど知らない人も
多いのに・・可也良い感じで嵌まってた♪

音楽は更に多彩になった感じで良かった。
オープニングテーマ「夢幻」水樹奈々
エンディングテーマ「赤い糸」Suara

何だかんだで涙腺弱い私は何度泣いたか・・
主人公に多少同情する部分もあるけど・・
まぁ・・意志が強いようで・・弱い・・
肝心の所で流されてしまう・・其処が妙に
リアルでも有るのかな・・???

やはり・・緒方 理奈(水樹奈々)は主人公も
他のヒロインも全て喰ってしまった気がする。

投稿 : 2013/09/03
閲覧 : 234
サンキュー:

5

ぷんぷん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何で評価されないのかがわからない

原作未プレイです。
アニメオリジナルキャラクターなど出ているらしく、原作ファンの間では良い評判はないかもしれません。

確かに展開が遅いところがあったり、一気にみないと忘れてしまうような細かい話も多々あるような作品です。
それでも3回目の視聴を終え、改めて面白いと思える作品でした。
終盤が特に面白いと思います。

明るさや笑いなどでなく、切なさやもどかしさ等を作品の季節感と共に味わって頂きたいです。

投稿 : 2013/08/30
閲覧 : 327
サンキュー:

4

タツミコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とてもいい!

恋愛系
ストーリーはよかったです
でもシリアス?な感じでいちゃいちゃはほぼないですw

投稿 : 2013/07/27
閲覧 : 180
サンキュー:

0

ネタバレ

クロッシー(・з・) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

昼ドラ

ホワイトアルバムです。出来はすごくいいと思います。
なんというかドロドロ感は日本ならではの感じといったところ。
各キャラの心情とかがモロに出てたりして結構見ててハラハラします。あぁ・・・そして罪なことにそれぞれいいキャラしてます・・・おふぅ・・・

絵のタッチもバッチリですね。そして1期OPよりこっちのOPはすごいドロドロです。でも名曲です。歌詞もドロッドロ。
三角関係と思いきや・・・
さてはて結末は・・・是非お楽しみに~
(後で、書き直します)

投稿 : 2013/06/17
閲覧 : 270
サンキュー:

1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ゆっくり静かに「すれ違い」の先を探っていく物語・・・

この作品は、放送時期の関係から前半と後半それぞれ1クールずつの構成に分かれていて、今回のレビューは後半(14〜26話)を視聴してのものになります。

「忙しい恋人とのすれ違い」をテーマにした本作品ですが・・・
前半は、携帯電話が普及していない時代の「連絡がつかない」故のすれ違う様がキチンと表現されていると思いました。そして、それぞれの登場人物の立ち位置も明確になったと思います。

この様な状況で後半に突入するのですが、「すれ違い」が恋人に留まらず主人公を取り巻く登場人物全体に広がり「すれ違い」が複雑化します。主人公は大学生の藤井 冬弥(ふじい とうや)。そして恋人は森川 由綺(もりかわ ゆき)という人気上昇中のアイドルで、ここは前半からブレる事はありません。でもなぜすれ違いが複雑化するのか・・・

それは、主人公の優柔不断な性格が理由の一つだと思います^^;

でも、理由はそれだけでは無いと思います^^;
「待ってしまうから」という事はないでしょうか・・・
待たなければ、そもそもすれ違いは起こりようがありません。思い人の事を考え思わず待ってしまう・・・だからそこにすれ違いが生じるのではないでしょうか。

待つ事しかできない・・・時もあると思います。
忙しいという時間的制約や、連絡したい時にすぐ連絡できるインフラが整っていない時代背景も理由だと思いますが、あと一歩踏み出す勇気が無く、話をしたい相手に連絡ができない・・・そんな時も待つ事しかできないと思います。
でも、「待つ」という事は自分の気持ち理性で押さえつける事・・・と同義と考えると押さえ付けてきた気持ちの箍(たが)が外れた時、どういう言動を取ってしまうのでしょうか・・・
いずれの場合も身にも心にも痛みが伴いそうです・・・^^;
この後半は「すれ違い」の先にあるものを探っていく物語・・・なのかもしれません。ゆっくり静かに・・・だけど確実に動いていく登場人物の心模様・・・見応え十分です^^

そして、最後まで見ると主人公の口癖の理由が解明されるのですが、幼い頃のほろ苦い思い出やトラウマのきっかけって、ほんの些細な事だったりするので凄くリアリティのある話だと思いました。
同時に、最後まで優柔不断な主人公だと思いました・・・だからこそ、登場する女性がより輝いて見えたり・・・今年の秋に放送予定の続編に繋がっている・・・という事を忘れてはいけないのでしょうけど^^

投稿 : 2013/05/03
閲覧 : 428
サンキュー:

22

ネタバレ

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

行動は浮気だが、真実は・・・

ストーリー構成の思惑とずれヒロインの心情を追っていた私にはやや物足りなかったです。
ただ、前半と同じく後半の女神に例えた伏線回収は見事です。

観る側は冬弥に感情移入・自己投影しようとするが優柔不断・流されやすい思考と魅力が伝わって来ない。そんな男に気を許す彼女達の心情が切なく憤りを感じることも確かだろう。
その点については悔やまれるが・・・彼の根本的な性格はきっと変わらない。

なぜなら、過去の忌わしい記憶を閉ざし女神と位置づけ贖罪として優しさに至る。それを純粋に受け止め心を許すヒロイン達。彼自身は記憶の告白として、「誰も愛しちゃいけなかったんだよ」 という言葉を否定する理奈「皆、藤井君を愛しているからよ」女神達への恩返しが間違っていると気づいた点は成長したが、理奈の言葉で恐らく少し自重するぐらいだろう。

彼自身はほぼ成長していない、ただ由樹の想い・愛を本当の意味で知り、由樹に救われ許された物語。 26話ぼやけた記憶を取り戻し、由樹&理奈ステージ傍でメダルを投げ捨てる素振り描写が全てだと言える。 だから、尚更、今迄の彼の行動に苛立つのはわかるが、WHITE ALBUM=白いアルバム、空白の記憶と解釈したらこの結末に収束するしかない。

ヒロイン達にとっての愛とはなんだろ? 傍に居て欲しい時に居た人、別に冬弥でなくても彰でも良かったかれしれないが、共通点は由樹の存在に駆り立てられたことだろう。
そして由樹の人柄がまた憎めないだけに煩わしいと想うが裏切れない感情表現は前半と同じく緻密な演出で感じられた。 

マナの存在は除外、彼女はただ少し大人で自分を受け止めてくれる男に惹かれ、たまたま冬弥だったという印象。物事の絡む要素と描かれ純愛路線しかない為。

理奈、美咲、はるかは、自分の愛をただ受け止めて欲しかった。 元々、冬弥は誰も愛してはいなかった、全ては由樹の代わりでしかなかった。ただ、彼女達もバカではない理解していたが触れて欲しい時に手を差し出され心が揺れ動かないわけはない。それが浮気という形になった。顕著に表れていたのは美咲。
ただ、理奈についてはもっと感情描写を入れて欲しかった。
あれほど由樹を大切にしストレートに傷つけた末に諦めるのは、由樹の想いを感じてしまった潔い決断かもしれないが物足りない! ただOPアニメショーンは、理奈の想いとしか感じられない儚く歌詞は全てのヒロインを象徴しているだけに・・・。
そしてもう一つの浮気として弥生の存在を無くして、この作品は語れないだろう。割り切った大人の関係であり、自分の都合で求める愛情、そしても冬弥も同じように堕落してしまう。 仕事への誇りが愛も道具に過ぎない。

それだけに"めのう"がキーパソーンであり、女神達に最後まで導かれた結末は由樹EDとなったが、浮気と遠回りした末に気づく深い愛を魅せた由樹に賛辞を送りたい。

恋の方向性は無限に存在するが、その愛の深さを知ることは他者の介入によって解るのかもしれない。
浮気を肯定するわけではないが、それに気づけないから心が浮つくのではないだろうか。
それを象徴する由樹のひたすら待つ女は、それが本作の真意ではないかと私は感じる。

長々と駄文を最後まで読んで頂きありがとうございます。

投稿 : 2013/04/27
閲覧 : 347
サンキュー:

18

ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何とも言えない奥ゆかしさが素晴らしい!

前半・後半を視聴しての感想とします。
前半の感想も同一とします。

恋愛シュミレーションゲーム「WHITE ALBUM」を原作に制作された本作は、ゲームの趣旨である「忙しい恋人とのすれ違い」を演出する為に、舞台を携帯電話の無い1987年にし、作品全体のイメージも古風にしている点が大変好感。
水樹奈々によるOPの「深愛」も歌謡曲のような曲調で、テロップも縦書きという手の込んだ作りようである。
ヒロインの声優に水樹奈々、平野綾を起用していて豪華である。

あらすじ
{netabare}
1986年11月-夕凪大学の二年生・藤井冬弥はある朝悪夢にうなされる。
それは恋人である新人アイドル・森川由綺の夢…。
寝坊でバイトを初日からすっぽかしてしまった冬弥は仕方なく大学に向かう。
学内でTV番組の収録に向かう由綺と偶然会うが、二人は短い会話を交わすのみに留まる…。
「…会えなくなるんだから。今よりもっと」冬弥は大学の先輩、澤倉美咲からの忠告も今ひとつ実感を持ってとらえられない。
友人の七瀬彰の紹介で喫茶店“エコーズ"でバイトすることになった冬弥。
一方、東央テレビのスタジオでは、由綺と同じ事務所の先輩にしてトップアイドル・緒方理奈の出演する番組の収録が始まろうとしていた。
アシスタントとして出演する由綺は、彼女や理奈を敵視するアイドルグループ「桜団」の嫌がらせを受け窮地に陥るが…。

TV番組の収録を終えた由綺は所属事務所の社長であり、かつて音楽界のスターだった緒方英二の自宅に呼び出される。
[詳細]その頃、冬弥は幼なじみであり現在も同じ大学に通う、河島はるかの突然の訪問&散歩に連れ出されていた。
遅れて緒方邸に到着した理奈は、英二の部屋でなぜか泣きじゃくる由綺に遭遇する…。
翌日、“エコーズ"でバイトをする冬弥のもとに不自然な変装の二人組が現れるが、それは由綺と理奈だった。
由綺は仕事に向かい、店内に残った理奈は冬弥に紙ナプキンに書いたメッセージを手渡す。
「電話番号 おしえて」―――。
{/netabare}

感想

本作は他作には多数存在する存在意義の無い或いは薄い登場人物が一人たりともおらず、全員が作品に関わっている点や、
登場人物が如何にも人間らしい点も評価出来る。
特筆すべきは「伏線の回収」の秀逸さである。これは筆舌に尽くしがたいので(姑息だが)、視聴していただく他無い。
無駄な回が只の一度も無く、見逃すと話しについていけないほど、綿密なストーリーは理解が追いつかず、万人受けはしないが、特定の人は大変な感動を覚えるだろう。
作画もどこか深遠で美しい。

総評

本作は一話一話の情報量の密度が高く、数度の再視聴にも十分堪えうる作品である。素晴らしい。
難点は、万人受けを狙っておらず、必然的に一度の視聴での理解度が低くなってしまい、集中してみなければ、意味の分からないつまらない作品と認知されてしまう点だろう。
数度の視聴をお勧めしたい。これほど魅力的な物語は、そう簡単には作れまい。制作陣に脱帽する。

投稿 : 2013/04/13
閲覧 : 475
サンキュー:

11

marcy さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何回も見てほしい作品。

言うことはないです。いや、あるんですが(笑)もう何というか何度も時間をかけてみてほしい作品です。2度目、3度目、と見るたびに違う作品に見えてくると思います。

大人な関係が複雑に絡み合ってますね。少し鬱な展開もあります。途中でトンデモな展開がたくさんあって少し混乱しますが、最後まで見てほしいです。最後はとても上手くまとまっててすごく良かったです。

ただの優柔不断な男とばかり思ってたのに、、いや、言い訳できないほど優柔不断なんですが(笑)

ただ1つだけ。
スゴイ世界で、皆の関係が絡まりすぎ!!それと、ハーレムのメンツがすごすぎる!!

見てください。オススメです。

投稿 : 2013/04/09
閲覧 : 214
サンキュー:

0

ネタバレ

もふもふ♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

トレンディドラマ(死語)を彷彿とさせる雰囲気作りがよかった~でも、女神じゃなくって、魔女じゃね?~

というわけで、後半に感想をまとめました。(長文です。ご注意をw)

総括で言うと、題名の通り、「トレンディドラマ(死語)を彷彿とさせる雰囲気作りがよかった」です。

とか書いてみましたが、振り返ってみると、トレンディドラマって、観たことあるの「東京ラブストーリー」くらいでしたw
しかも、リアルタイムではなく、学生時代に知り合いから借りたビデオ(!)で観ただけで。
若い方には分からないだろうなぁw

でも、あの頃は、「大人の恋ってこんなんなんだ!?」と、ドギマギしながら観ていた覚えが。wiki先生によると、漫画の連載が始まったのが1988年で、ドラマになったのが1991年だそうですから、本作が舞台となっている1986年と大体同じ時代ということになりますね。
1986年というと、昭和61年だそうです。昭和ですよ、昭和w
そう聞くと、隔世の感がありますね…。

はい、まずは昭和を知らない方には敷居が高いですよねw

まず電話が家電(かでんではなく、いえでん)と公衆電話の世界。かろうじて車載電話が出てきますが。ポケベルもない時代なんですね。また、でっかい留守番電話がでてきます。時々出てくる株価や円相場の表示に笑ってしまいます。

これって、アラサーどころかアラフォーの世代向けの作品なんでしょか?と思わないでもないです。

つまりは「すれ違い」をテーマにしたいということでの時代設定らしいですが。

他の方のレビューでは、「昼ドラのよう」という表現があったのですが、昼ドラほど恋愛模様がグチャグチャ、ドロドロはしてないです。そこで、どう表現したらいいのかなと思った時に、ふと思い出したのが先程の「東京ラブストーリー」でした。それで、表題のような題名になった次第です。


と、前置きが長かったですが、まず良かったところから。
音楽が良かったです。この時代に合った雰囲気で、レトロ感満載で、仰々しいOP。EDのバラードもよかったですね。Suaraさんの曲は初めて聞きましたが、切ない感じで、お気に入りになりました。OP、EDのアニメーションも良いですね。今時のアニメっぽくなくって。
キャラデザは最初あんまり見慣れない感じでしたけど、観ていくうちに慣れてきて、むしろドラマっぽさがでてきて良かったと思います。所謂萌え絵では出し切れない細かい表情表現とか出来ていたようにも思えます。また、絵柄もレトロっぽいので、時代感があって良かったかなと。
1話目を観た時に、これ随分古い作品?と思ったのですが、実は2009年放送。全然古くなかったです。

主人公の心の裡を表す言葉を、セリフではなく、文字で表す技法は斬新でした。最初はちょっと見づらい感じもしましたが、慣れれば煩わしくなくなります。


ストーリーですが、まあうまく収拾つけたなという感じでしょうか。この辺の異論については、後述します。

ざっくりとした、内容としては、人気アイドルを彼女にもつ大学生の男の子が、彼女が多忙になっていくに従って、会う機会も減り、すれ違いも増えて、寂しさの中、浮気をしていくというお話し。ただ、前述通り、そこに女性同士のドロドロとした関係とかはあまり描かれません。また、主人公が過去のある出来事から、自分には女神がついていて、いろんな女神から幸せをもらえると信じ込んでいて、複数の女性と仲良くしていても自責の念がなかったりして、あまり重苦しい雰囲気はありません。

あ、それと、話に切ない感じはあんまりなかったです。あ、彰くんが切なかった(笑)

ここから先は、ストリーに絡む感想になりますので、ネタバレにしておきます。
{netabare}
主人公の藤井冬弥については、ヘタレ主人公とか散々言われているようなので、あえてそこについては、突っ込まないことにします。
むしろ、「女性陣ありえない」というのがあたしの感想でした。冬弥は「女神」と呼んでましたが、いやいや、どれも女神とはほど遠いんじゃない?と。あ、由綺ちゃんは除いてね。

各キャラについて触れながら、ストーリーの感想も混ぜていきたいなと。

まず、前半。弥生さん、ありえないw
由綺を護るためにとか言って、冬弥と関係するとかちょっと理解できませんね…。しかも、冬弥振り回されっぱなし。これは、女神じゃなくって、魔女じゃないですか?

後半に入って、美咲さん。まあ彼女の場合、冬弥との付き合いも長いようなので、理解できないわけじゃぁないけど、由綺ちゃんと付き合ってるの知っててあれはないなーと。
女性に嫌われるタイプですよね、彼女(笑)。彰と付き合ってたのにー。自覚もあったわけだし、魔性の女タイプですよねー。

幼馴染みでもっと付き合い長い、はるかちゃんの方がまだ分かるかな。「由綺なんて後で割り込んできたくせに」という台詞がモノを言ってますよね。でも、お兄さんを亡くしてから、冬弥に惹かれるようになった、みたいな描写があるから、ちょっと矛盾してるなーとは思いましたが。まあ、でも、はるかちゃんは色々冬弥に気を遣ったりしてたから、魔女じゃなくてもいいかなー。

マナちゃんはー、冬弥のどこに惹かれたのかよく分かんない。よくある、思春期の思い違いってとこなのかな?
なんか、都合良くただ、ツンデレ出したかっただけっぽい感じがしないでもないなー。

そして、この物語の最大の魔女と言えば、めのうちゃんですよねー。このグレ具合といい、とても女神には見えません(笑)そして、冬弥を一番引っ張り回した張本人。魔女以外の何者かと。

そして、大ボス、緒方理奈。彼女が冬弥に惹かれた理由がやっぱり分かりません。しかも、初対面で逆ナンですよ。しかも、事務所に無断でマネージャーにしちゃうとか。トップアイドルであれはありえないかなーと。
由綺のためとか言いながら、冬弥とキスしたとか告白しちゃうとか、なんかメチャメチャです。事務所辞めてまで由綺に出場を譲った意味がないじゃないですかと。

そして、ヒロインの由綺ちゃんですが。我慢する女にしても、行き過ぎ感が。やっぱり、これって、男性の理想像なんでしょうかね?耐える女みたいな。魔性の女ではないですけど、やっぱりないわーという感じ。
あと、18歳でアイドルデビューとか、どんだけ遅咲きなんですかとか、色々ありますけど、まあ、そこはご都合主義ということで。

冬弥を擁護するつもりは全くありませんが、この人、振り回されすぎじゃね?というのがあたしの感想。

ただ、ラストは、破局でも良かったんじゃないかなーと思ったりしました。由綺ちゃんのためにも、その方が良かったんじゃないかなと。きっとこの男と一緒にいても、幸せになれないと思う(爆笑)
「東京ラブストーリー」のラストでカンチが泣いてたのと同じ様に冬弥も反省したらいいんだ!とか(笑)
にしても、前後半通して、冬弥泣きすぎ。

{/netabare}

うわ、長いですー(汗
ここまで読んでくれた方には感謝です(ぺこぺこ

投稿 : 2013/03/21
閲覧 : 453
サンキュー:

11

nayotake さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アニメだけの方はゲームも、ゲームだけの方はアニメも。

物語は淡々と続くが、その合間にゾクッっとさせる高い演出がある。
見終わった後「あ、これで終わったんだ」と思ってしまった作品。原作をかなり高く評価してるので少し思い出補正が入ってるかもしれない、のであまり客観的に捉えられないのだが物語は・・・うーんどうだったんだろう?キャラはかわいいし、音楽は特に素晴らしいのだが何か物足りない・・・そうか、これは全ての恋に決着がついてないからなんだ。ろうな?やはりうまく捉えられない。是非アニメを見て興味を持った方はゲームをプレイしてください、どういった形であれすべての物語に決着はつきます。ゲームだけプレイしてる方はアニメを見てください、動く彼女らは美しいです。

投稿 : 2013/02/18
閲覧 : 244
サンキュー:

2

mintomomo さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

楽しんだ

楽しんだ

投稿 : 2013/01/20
閲覧 : 209
サンキュー:

0

ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

重厚なシナリオながら伏線回収もバッチリで見応えあった

前編に引き続き視聴。
この作品は前編後編と繋がっているし、内容がすごく入り組んで
伏線も多いので、これからご覧になる方は必ず前編から入ることをオススメ。
でないと後編だけ観ても何がなんだかわからないと思うし、
ある程度読めたとしても半分の理解になってしまうはず。
というのも、登場人物全員のエピソードが随所に埋め込まれ
それが主人公の言動に影響していくからだ。
そして後半の伏線回収が何ら意味のないものになってしまうから。

前編で気になった音楽の使い方、後編では少し控えめになっており
感動したいところでキッチリ盛り上げてくれたのは良かった。
シナリオの重厚さはさらに増し、特に20話あたりからは目が離せなくなる。
これを放送中リアルタイムで観ていたら、次回が気になって仕方なかっただろう。
その点、後から一気に観れると細かい描写も記憶に残ったまま次回を迎えるので
急いで観るわりに実は丁寧に観ていけたのも良かった。

そしてエロゲ原作と侮るなかれ。
ありがちなハーレムものとはまるで一線を画した良作だった。
OP,EDの歌の昔の歌謡曲っぽい雰囲気や、縦書きのスタッフロール、
芸能界を主な舞台とした話の内容が、TVドラマ的な第一印象ではあったが
この作品の時代設定1986年を考えてのことだと気づかされたし、
あれだけたくさんの伏線を見事に回収し、ひとつのラストに繋げるべく
どんどん引き込ませるシナリオ運びは圧巻。
各登場人物の性格描写、心理描写もきめ細かく、
よくあれだけのことを前編後編あわせて26話にまとめられたものだと・・
それは最近の軽いノリのTVドラマ以上のものがあった。

そして台詞は主人公より、彼の父親をはじめとした周囲の大人たちのほうが
ずっと魅力的な言葉を発していたし、その想いには深く共感できた。
たぶん、この作品は観る人の世代によって納得する部分がそれぞれ違うと
思うけれど、自分がもし今高校生だったら逆に大人たちの態度には腹を立て、
高校生のマナちゃんの言動に一番共感しただろう。

芸能界の裏と表に関しては、聞いたことのあるニュースや噂も
ふんだんに使われており、なんとなくアイドルであるヒロイン2人や
シンガーソングライターの松山めのうなんかも
実在する人と重なってきてしまったりもするし、
芸能プロダクションや社長のスキャンダルなんかも
実際あったなぁ・・って思い出せたほどリアルだった。

リアルだったのはそれに留まらず、各人の恋愛への向き合い方も同じで。
でもここまで褒めておいて唯一残念で仕方なかったのは、主人公・藤井冬弥。
彼の台詞にはほとんど魅力が感じられず、行動にもイラっときてしまうのは
前編を見たときの印象から変わることなく、成長しているようには見えなかった。

しかし良心的にというか作者目線を深読みしてみると、
あえて、どこにでもいるような平凡で、さして特に魅力があるわけでもない青年が
さまざまな女性と出逢い、いろいろな出来事で歯車が回り始め
翻弄し翻弄されていく中、さもモテ男のような錯覚を起こさせてしまう部分を、
まさに描きたかったのかもしれない。
つまり、誰にでも起こり得ることなのだと。

そしてテーマは「浮気」であるから、「浮気」は自分の強い願望がなくても
周囲との歯車次第で誰にでも起こり得ることなのだと言いたかったのかも。
モテることに図に乗ってるわけでもなく、チャラ男でもなく、
少々情けないほど弱気な性格は母性本能をくすぐるんだろうし
やさしく面倒見のいい一面、真面目な態度は好青年という印象を与える。
優柔不断で女性主体にコトを運んでいくような一見フェミニストなところは
好意を持った女性からすると、彼を断ち切る理由がみつかりにくいのだ。

個人的には観ている間「こんな奴のどこが・・」と思っていたし
彼みたいな男を好まない女性から観ても、イライラすると思うが
すごく一般的な大学生の男性像だったような気もする。

それを強調すべく、成功者に見える人物の鬱な内面や裸の王様状態、
仕事一筋の人物の荒れた家庭事情、せつない距離感の父子関係などを
同時に描く必要があったのだろう。

主人公・冬弥にとって本命だった由綺は純情可憐で可愛かったけれど
個人的には、もう1人のトップアイドル緒方理奈の
自分にも他人にも正直な面と強さ、貪欲さのほうが好感持てた。
そしてもう1人、冬弥を微妙な距離感で見守りつつ本当は一番長い期間
好きでいるはずの、はるかの切ない想いとそのスタンスに
深く共感できるものがあった。
さらには、はるかとマナが一緒にいるときのシーンが実は一番楽しめた。

女性たちそれぞれについてだけでなく、男性達も含め、
登場人物が多いので、それぞれについていろいろ書きたいところだが
長文になる上、ネタバレすぎてしまうので、
気になった脇役の中から2人だけちょっと紹介しておこう。


【篠塚弥生】
{netabare}
一番冬弥を誘惑した彼女に関しては僕から観ると、
真の愛情の矛先は別のところにあったと思ってるし
お互いを利用しあう関係でしかなかったからこその距離感であり
いわゆる「大人の関係」「後腐れない関係」でしかなかった。 {/netabare}
でも、実写映画だとしたらアカデミー助演女優賞は彼女で決まりだ(笑)

【澤倉 美咲】
{netabare}
冬弥の大学の先輩である彼女は、とても優しいしっかりお姉さんタイプだが
その一方で、頼まれごとをするとハッキリ断れない弱さがあり
性格的にも決して明るく前向きには見えない。
でも冬弥を諦めてから、どんどん強くなっていけた。{/netabare}
冬弥と似たような性格ながら、彼と違ってその強さは大きな成長となったと思う。
------------------------------------

冬弥を通して、周囲のさまざまな女性たちが良いほうに変化していった。
そして冬弥は今日もどこかで、似たような日々を送っているのかもしれない。
結果的には浮気者だったが、この2つは評価してあげなきゃなのかもだ(笑)
あっ!それから大事なことをひとつ。
必ず最終話はエンドロールが終わった後も観てください。

投稿 : 2012/12/08
閲覧 : 793
サンキュー:

35

ネタバレ

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

全ての女性が女神。主人公はやたらともてる。しかし、安易にハーレムアニメとは判断しがたい物語。

こういった作品があると「良い!」って思える。
こういった作品があり過ぎると「ウザイ」って思える。
そういった作品です。

White album 後編は前編に増して複雑な物語と化していた。大量の伏線を殆ど同時進行で処理していくのだから脚本家の仕事は大変だっただろう。

簡単に状況説明すればこのようになる。

藤井冬弥(主人公)は彼女であり、人気急上昇中のアイドルである森川由綺(ヒロイン#1)と最近連絡することが少なくなりお互いの愛に不安が出てきている。そこに藤井冬弥と森川由綺を別れさせることが名義で愛人役を務めつつも、かなりガチな恋愛に進展しつつある森川由綺の専属マネージャー篠塚弥生(愛人#1)と森川由綺の友人であり、ライバルである売れっ子アイドル緒方理奈(ヒロイン#2)が主人公藤井冬弥に急接近する。同時に藤井冬弥にどっぷり惚れ込んでいる大学の先輩澤倉美咲(愛人#2)と河島はるか(ヒロイン#3)が藤井冬弥の家庭内事情に介入し、またアルバイトで家庭教師をやっている藤井冬弥の生徒である観月マナ(ヒロイン#4)もツンデレながらも冬弥に引き込まれていく。

これが前編の概要である。さらにこの状況に↓
幼馴染と名乗るミュージシャンの松山めのう(ヒロイン#5)が藤井冬弥に慣れなれしく女性関係の中に割って入ってくる。

後編の恐ろしさはこれだけでは収まらない。前半では人間関係だけに物語は収まっていたが、後編では下記の事情が複雑に絡まりあってくる。

森川由綺が主人公の周辺の女に対し疑心にかられる。
緒方理奈が藤井冬弥を専属マネージャーとして再び雇い、森川由綺にプレッシャーを与える。
篠塚弥生と藤井冬弥の愛人関係がメディアカメラマンに撮られる。
藤井冬弥の父親が入院。
澤倉美咲は藤井冬弥の友人である七瀬彰と付き合いながらも、気持ちは藤井冬弥に傾いたまま。
緒方英二は一枚の絵にかられて理性を乱しつつある。
M&Mミュージック側が裏工作を仕掛ける。同時に田丸が平良木を通して裏工作。

後編の後半にはさらに隠されていた事実が明らかになるのと同時に人間関係も複雑さを増す。
正直、一番のヒロインである筈の森川由綺と緒方理奈に限って余りピックアップされてないかった様に思う。
最終回に至っては森川由綺との会話は殆どなく、最後を飾るような二人のシーンもまったくなかった。

それでも、この作品に不満がある訳ではなく、全てのヒロイン&愛人を主人公なりの女神として扱う表現はとても良かったと思う。

何よりも、この複雑な伏線の絡み合いを見事に回収し、全ての女性キャラクター兼モブキャラに見所を均一に配分したのは秀逸の一言に尽きる。

個人的には、前編のレビュータイトルにも書いたが、篠塚弥生が良過ぎた。女性らしさが充満していて、表面と内面とのギャップ、そして藤井冬弥との関係の持ち方が彼女をより一層輝かせていた。

彼女あってこその「White album」だろう。というか、多分藤井冬弥と一番多くキスしたのも篠塚弥生、一番多く肉体関係を持ったのも篠塚弥生、一番多く会話したのも篠塚弥生、一番多くドライブしたのも篠塚弥生ではなかっただろうか(笑

また、篠塚弥生で思うことは、篠塚弥生がいるから良いものの、多分篠塚弥生がいなかったらどんなにこの作品が面白くても見直すことはないだろう。

正直、見終わって30分も経ったら物語の内容を忘れているほどだ。内容があまりにも濃いのと、明確なヒロインが存在せず、複数の女性と深い関係にある藤井冬弥が主人公のこの物語は目印になるビッグイベントが存在しない。
よって、いつ見てもシリアスで、先を見たくなるが記憶に残らない。また、展開が早いから途中から見ても意味が分からないという点で、見直すには不向きな作品だ。

完成度は非常に高い。見て損は無い。ただ、記憶に残らないことを肝に銘じるように。

投稿 : 2012/11/28
閲覧 : 362
サンキュー:

13

ネタバレ

mina1314 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

声優陣は豪華です
おがたりなが可愛かったです

投稿 : 2012/09/23
閲覧 : 243
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

つながっていれると信じている

一応前後編の総括レビュということで
ネタバレはなるべく無いようにしましたが、少しでも嫌だという人は読まないようにお願いします

素晴らしい作品でした
終始飽きない展開が続くため、全26話という2クールを長く感じることは一度もありませんでした
ただでさえ毎話毎話のように動く展開も終盤ではさらにヒートアップ、怒涛の展開の連続です、ここで盛り上がらずに何処で盛り上がる!
伏線回収等話のまとまりは充分のデキなのですが、主人公がやや伊藤誠君気味なのが気に障ってしまう人が多いかもしれないです
主人公が女性陣に振り回されているのか、女性陣が主人公に振り回されているのか、はたまた、そのどちらでもあるのか
とりあえず、終始ハラハラドキドキさせられます(笑)
前半最終話の13話、後半最終話の26話の盛り上がりは凄いです、特に13話のライブ、あんなこと現実でされたら衝天しそうな気がします(笑)(ライブとか行った事無いんで知識ないです)
あと、吉成鋼による作画は本当に素晴らしかった
本編も素晴らしいですが、OP(OP2はかなりお気に入り)ED予告も素晴らしい(必然的に最初から最後まで目が離せないということに笑)
細かい動きも良かったです、特に弥生お姉ちゃんとマナちゃん
他の人が書かれていますが21話の発狂シーン、破ろうとしたが破れないという、あそこはゾクッときました
あとは20話の演出、エグイです(笑)(こちらも他の人が書かれていますが)
水樹奈々によるOP曲、SuaraによるED曲両方とも素晴らしいです、映像で目が離せないことになったうえにこの曲を流されたら聴かざるを得ない(挿入歌も素晴らしいです)

どのキャラも健気だったのも最後まで飽きずに観れた理由の1つかもしれないです
声優の演技力もあってかキャラ(女性陣)が可愛い
頑張って自制する由綺ちゃんも、逆境に負けない理奈ちゃんも、あまり逆らえない美咲さんも、自ら一歩を動くはるかも、素直じゃないマナちゃんも(強いて言えばほとんどの女性が素直じゃないですが笑)、巨ny…仕事熱心の弥生お姉ちゃんも、優しさに溢れているめのう様も付き人の彼女も、不憫な受付のお姉さまも…
全てが良い

終わりよければ全て良し
良い作品でした
個人的には18話の桜団の会見が一番好きです
室町ちゃん可愛い!(笑)

変な〆ですみません(笑)

投稿 : 2012/08/25
閲覧 : 293

TsubasaCat さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

少し昔の恋愛物語。。。まだ、携帯のない時代。。

この作品をみると
みなさん、とある元有名アーティストにかぶるかな
とふと思うことがあるかもです

私は、そのアーティストの歌はとても好きでした。
自分には、わからない悩み、不安を抱え
やっていたんだろうなとも思います。

物語は、主人公の遥か昔の大事な思いへ
恋愛で連絡など、今はすごく簡単
けど、携帯がないと大変。。
すごく不安になる。。。。

携帯があると何でもすぐわかってしまう、ごまかしがきかない。

けど、知らないほうが幸せということもあります。
どちらがいいのかは、私にもわかりません。

投稿 : 2012/08/15
閲覧 : 220
サンキュー:

2

異文化 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ドロドロ多角関係、大好物です

前半で書いた感想に後半部分を書き足しています。

【ストーリー】
いわゆる浮気者。見てて苦しくなるの、大好物です。
ただ、これも原作がキャラ攻略ゲームであるが故の障害か、多数のキャラとのからみがあるのだが、不自然。後述するが、主人公(男)の魅力がいまいち見えないので、特定少数ならまだしも、多数から好かれる理由が納得感がなく、ちょっと冷めさせられる。
全体の流れは好きだし、エンディングは最初はうーん、と思ったがあとから考えると、まああれもありかなあ、と思えたので満足。
あとは80年代という時代背景もいい。原作は90年代後半だったと思うが、あえて携帯電話が普及していない時代を選んだのは大正解だと思う。

【キャラ】
キャラによって好みはあるが、おおむね好きです。主人公はゲームの一人称だとあまり意識しないが、アニメで顔をつけて三人称にすると、魅力度が大分下がった。
というか、モテ要素がわからん。最近のハーレム系アニメの納得感のなさとは違って(そういうもんだと思えばいい)、なんというか、なんで?感が強い。コミカルではなく終始シリアス風だからかもしれないが。そこだけが残念。
あと、やっぱり他のキャラとからませすぎ。進行上抜かすわけにはいかないだろうけど、最低限に絞って、主要キャラとのからみを増やしたほうがストーリーとしての深みもあったのでは、と思う。

【声優】
これはかなり好みだった。声優としては、というより歌要素かな。

【音楽】
元々アニメを知ったきっかけが水樹奈々さんの「深愛」の曲を気に入ったから。原作は知ってたけど(14年前にプレイ済み)アニメ化したのを知ったのは最近。
時代背景や設定(個々のアイドルの個性)とマッチした曲ですごい良かった。BGMも好き。

【総括】
個人的には見て良かったと思う。元々浮気ものが好きだからというのもあるかもしれないが、他の要素も良かった。もっと評価されてもいいと思う。

投稿 : 2012/05/19
閲覧 : 238
サンキュー:

4

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

これは絶対ゲーム用だよ。

アニメに合わない、と思って途中で断念しました。

投稿 : 2012/03/19
閲覧 : 314
サンキュー:

1

ネタバレ

だんちょー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

主人公目線で見ると全然納得いかない・・・ ヒロイン目線だと辛くなる・・・

全13話。

原作ゲーム未プレイ。

分割2クールの後半部分なので先に前半を見てくださいねw 後半だけじゃわかりません。

☆評価だけで見るともの凄い高い評価に見えるんですが・・・

時代背景が昭和の終わりくらいでしょうかね?携帯電話もポケベルもない時代ですれ違いが多数発生する恋愛ストーリーは見てて切ない。今なら携帯ですぐ連絡できちゃうしねw

ストーリーテーマは浮気?っと思ってしまうほど主人公があっちこっちにフラフラするのが個人的に「流されすぎだろ!」って言いたくなる・・・ この人に意思はないんだろうかって感じてしまい主人公目線で見てるのがちょっと嫌になってくる。

真実の女神を思い出すのが目的なんだろうけど、ちょっと強引な伏線のはりかたが気になってしまって、あまり楽しめなかった作品。登場人物が多すぎて人間関係も複雑に絡みすぎてややくどい気もする。

一方ヒロイン目線で見ると、何故そこまで待てるんだって思うくらい健気で純粋すぎて辛くなるw

さんざん微妙な感じに書いてますが、声優さんの演技や特徴的な作画に素敵な音楽と惹かれる部分がたくさんあるし、主人公の心情が声ではなく文字で『ふわっ』と浮き出てくる演出が特徴的で好きでした。

正直残念だなーって思うアニメ。主人公に感情移入が全く出来なかったので私は面白いと感じなかったんですが、それ以外が秀逸な作品だけにストーリー展開がもう少し好みであればとw はい、ただのわがままですねw

投稿 : 2012/03/14
閲覧 : 300
サンキュー:

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WHITE ALBUM-ホワイトアルバム 後半のストーリー・あらすじ

時は1986年――“バブル”前夜。来るべき狂乱とその崩壊を、巷は未だ知らない。
電車内でイヤホンをしているのは競馬か野球か英会話を聴くオジサン達だけだった時代。アスファルトには、引き剥がされたプルトップが散らばっていた時代。携帯電話は勿論、自動車電話も珍しかった。駅前の電話ボックスには、テレカを手にしたサラリーマンが列を成していた…そんな時代。
若き恋人は、誰もが腕時計を嵌め、握り締めた受話器から聞こえる呼び出し音に胸を高鳴らせながら、悩み、泣き、誤解し合い、すれ違っていた――。
冬空の下、移ろいゆく彼女との関係……悲しくも、とても優しい物語。(TVアニメ動画『WHITE ALBUM-ホワイトアルバム 後半』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2009年秋アニメ
公式サイト
www.whitealbum-tv.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/WHITE_ALBUM

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