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「私の百合はお仕事です!(TVアニメ動画)」

総合得点
67.2
感想・評価
118
棚に入れた
371
ランキング
2491
★★★★☆ 3.4 (118)
物語
3.3
作画
3.4
声優
3.6
音楽
3.4
キャラ
3.4

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私の百合はお仕事です!の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

イロモノ枠かと思いきや

原作は読んでいない

最初はコメディ主体の作品かなと思っていたが、シリアスな面もあって、内容的にもけっこう面白かった

{netabare}陽芽と美月の過去と現在を描いたと思われる物語の前半部分は、見たことのない展開とまでは言わないが、よくある展開とも言えない展開でよかった。果乃子のことを描いた後半は、見たことのない展開で新鮮だった

ただ、サロンでの給仕シーンの絵にはちょっと白けてしまった。引きでサロン全体を描くシーンがけっこうあったが、そこでの生徒同士のやりとりと、それに歓声をあげる客の描写が陳腐に感じてしまった

原作を少し読んでみたが、サロンでの給仕シーンは引きでサロン全体が描かれることはなかったし、給仕で生徒同士が絡むシーンはバックに少女漫画でありがちな花の背景が挿入されていて、ファンタジー感が感じられる演出になっていた

でもアニメでは、思いっきり現実感のある狭いカフェと、これまた現実感を感じる背景マジックなしの普通の会話で描かれていて、ファンタジー感は感じられなかった

アニメ化にあたって、舞台であるサロンをきちんと描かないと視聴者が空間を把握できないから引きでサロン全体を描いたのだろう。しかし、原作マンガの背景マジックやコマ割りによる構図の妙がすっかりなくなって、思いっきり現実を見せられたような気持ちがぬぐえなかった。引きでサロン全体を描くのは仕方ないにしても、背景マジックはアニメでも表現できたんじゃないだろうか{/netabare}

投稿 : 2024/02/15
閲覧 : 25
サンキュー:

1

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ギスギス百合アニメ。

{netabare}
ビジュアルはよくあるきららアニメ感満載だけど、内容は真逆でずーっと何かとギスギスしているアニメ。癒しアニメとは程遠い。
舞台はコンカフェで、ちょっとブレンド・Sを思い出す。

前半は陽芽ちゃんと美月の話、後半は果乃子と純加の話。
個人的な評価としては前半はかなり面白く、後半は少し微妙と言った感じ。

萌えアニメ的な絵柄だけど、女の闇の部分や陰湿さの描写がすごくリアリティあって良かったと思う。
些細な勘違いから歪みが生まれるというのも現実味がある。
一見美月が悪者に見えるけど、話が進んでいくと美月側の思いも理解でき、お互いの気持ちに共感が出来る作りでより物語への共感性も増したかな。
解決するまでは見ていて辛い展開ではあったけど、その分仲直りした時のすっきり感が強い。

ただ、後半の話は前半とは打って変わって最初から最後まで果乃子の心情が理解できず共感のしにくい話だった。
陽芽に以上に執着して、純加を嫌っていたのに、それほどの過程がなく純加と打ち解けた感があって少し微妙だった。
支配欲が強すぎて単純にキャラとしても好きになれない、というか怖い。

でも、全体を通しての満足感は良く、たまにはこのアニメのようにマイナスの状態から始まる百合アニメというのもいいなと...。
一度仲直りを通じての関係はより一層仲が深まっているようにも感じられる。

作画は可もなく不可もなく。
EDが最高。

私的評価:59点
私的ベスト回:4話

{/netabare}

投稿 : 2024/01/11
閲覧 : 35
サンキュー:

1

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

どう受け止めるか・・・、そこで大きく印象が変わるでしょう。

まずは視聴前、予備知識無しでの印象は・・・、タイトルから察するに百合チックコメディ、萌え萌え的な。

しかしながら、視聴後の印象は・・・、私にとってはチクリとハートに刺さるものがある作品でした。
もちろん、私はもうオジサンで、百合的なものにも縁がなくw、まぁ、野郎同士よりは景色がよろしいのではないだろうか、程度の認識をもつ健全な男子系ではないかと思っている派閥なのですがwww。

物語はとある事情からリーベ女学院という、コンセプトカフェ的なカフェで働く(働かされる)事になった白鷺陽芽を中心に、このリーベ女学院での人間関係が描かれる。
このカフェのコンセプトがいわゆるお嬢様女子高的な学院であり、その中での女性同士の友情や先輩後輩関係、アレな感情や「こんな思い」も含めた演劇チックな演出をベースにお客様に対してサービスを提供すると言うものだ。
これについては、某宝塚の方の歌劇団が存在し、高い人気を誇っているように、こういったニーズやファン層がいることは間違いないので、あながちリアリティが無いとはいいがたいのでは?と思っています。

ちなみに、私個人としては「かげきしょうじょ!」のレビューでも書いたように某宝塚の方の歌劇団的な世界観は苦手な方なのですが、今作について言うと、どちらかと言えば「友情」の方に重きを置いた人間関係のドラマとしての受け止め方の方が刺さりました。

気持ち悪い事を言ってしまうかもしれませんが、白鷺陽芽と綾小路美月、そして雨宮果乃子の友情と嫉妬と恋愛のごちゃごちゃとした関係が何となく実感としてわかってしまうのです。
さすがに雨宮果乃子の恋愛感情については、想像になるのですが、友情と嫉妬の感情については、まぁ、何となくですが、似たような経験があります。

ですので、全てを真に受けるつもりもないのですが、この作品のキャラクタの心の揺れ動きは何となく重く受け止めてしまいました。
割とリアルにありそうだ、と受け止めてしまったんですかね。
物語行く末にとても興味が湧きました。
この揺らぎが解決する時には、それぞれの感情面で何らかの成長が見受けられるのではないかと。


ちょっと、真面目に語り過ぎましたでしょうかw。

でも、この作品思った以上に登場人物の感情を丁寧に扱っていたような気がしています。
決して、コメディやネタ系に走ることなく、このコンセプトの中での世界観を演出していたと思います。
それこそ、コンセプトカフェの中での「演出」です。
ただ、それが、各キャラクタの「心の中」を多少なりとも反映していたことは言うまでもないでしょう。
カフェでの「演出」を演出する裏で、それぞれがぶつかり合い、話合いが行われていました。
その上での世界観の安定がもたらされていたのです。
お客様は、それらが滲み出た「演出」を求めてカフェに足を運んでいたのでしょうねぇw。


と、真面目っぽいお話をしてしまいましたが、そこはそれ。
カフェ内の出来事だけを演劇のように見ていれば、あたかも、学芸会のようなノリでもあるのです。
特に、いろいろなものが落ち着き始めていた12話はラフに楽しめて面白かったです。


ところで、私的には橘 純加がお気に入りでした。
どことなくフラットなお姉さまキャラで、終盤には雨宮果乃子のハートに深く切り込んでいき、リーベ女学院の崩壊を抑え込んだ功労者と言っても良いのではwないでしょうか。
ま、容姿と、硬軟のバランス、落ち着いた雰囲気と言ったキャラに魅力を感じたんだと思います。

そして、店長の御子柴舞。
コイツはできるヤツだwww。
敵に回してはいけないw。


さてと、まとめなのですが。
ちょっとまとめづらいですが、タイトルで毛嫌いをして敬遠するのはもったいないと思います。
ただ、演劇チックな雰囲気、そこと相反する友人関係のあれやこれや、そしてコンセプトに通じる百合的な世界観、いろいろとハードルは高いかとは思いますが、意外と真(心)を食っているようなポイントもあります。
機会がありましたら、観てみても良い作品なのではないかと思っています。

投稿 : 2023/10/22
閲覧 : 280
サンキュー:

14

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラの可愛さと話の内容が反比例

よく美少女キャラがわちゃわちゃするアニメを百合アニメと言う人がいますが、私は恋愛感情、もしくはそれに似た感情が百合であり、例えばごちうさなんか全く百合アニメと思わない、そう言う認識です。なのでこのアニメはタイトル通り百合アニメだと思います。ただそんなにくどくなくて見やすいですよ。きららアニメのブレンド・Sみたいなカフェの百合特化型ですね。ただいざこざと言うかシリアスな面があり、見た目はきららアニメっぽいですが、内容は別物で面白いですね。

推しの小倉唯が主人公って久しぶりで期待したんですが、可愛いけど外ヅラを使う少し腹黒いキャラで良いです。準主人公のすみぺとのやり取り、この2人はやはり演技が上手い楽しめます。大きく2つのエピソードで構成されてますが、2つめが話を引っ張ったわりに解決がそれ?と感じ惜しかったと思います。

キャラも可愛いし作画もほぼカフェのシーンですが良いと思います。他の声優さんの演技も良く、キャラに個性もあります。コメディな要素もありますしその点も見やすいです。個人的には田村ゆかりの店長がいろいろ謎な上に結構無能でツボりました^_^

OPは映像も可愛く曲は小倉唯で最高
EDは小倉唯とすみぺが歌いこれまた最高

ただ好きな声優さんだから評価も上がるんですか、そうでないと合わない可能性ありです。賛否あるアニメだと思います。あと細かい事は気にするなアニメなので、説明を求めてツッコむ方は無理です、じゃあバイトやめればええやんで話終わりますから。私的にはそう言う見方をして第1話で断念するのはもったいないと思いますけどね。

タイトルからは予測出来ない展開で面白いですよ。平均満足度4点台はかなりお勧めアニメなので、良かったらご覧ください。

2023年9月1日

投稿 : 2023/09/01
閲覧 : 331
サンキュー:

16

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

サイコレズメガネは大嫌いだけど居ないと盛り上がりに欠けるというジレンマ的な。

ちょっとぐちゃぐちゃしてますのでご注意を。

店員がキャラになりきって芝居しながら接客する。
こういうのをコンセプトカフェというそうで。
詳しくないのだが色んなスタイルがあるんでしょうね。
そんなコンセプトカフェが舞台の作品。

主人公の陽芽はリーベ女学園の店長の舞を怪我させてしまい働く事に…
って半ば無理矢理なんだよなぁ。
軽く脅してた感あるし今時そんな形でバイトするってなんだかなぁ。

陽芽は美月と組んで仕事するわけだけど美月が小学生時代の因縁の相手だって気付かないものかな?
あれだけ顔合わせてるし見た目そんな変わってないのに(胸はかなり成長してたけどw)

中盤、陽芽と美月が和解するけど美月はツンツンしすぎなので可愛げが無い。
美月の声と演技がスパイ教室のティアとほとんど変わらない。
スパイ教室の2クール目見てて、ほぼ美月じゃんと思った。(ティアは1クール目出番少なかった。)
だから何だよって話ですが。

まあそういう事よりも果乃子というメガネちゃんが非常に面倒臭いキャラという事について書きたい。
陽芽の友達で陽芽の事が好き。
陽芽を追ってリーベ女学園で働き始める。

自分は序盤の時点でこいつは危ないキャラだなと思ってた。
百合作品にはこういうキャラよく居るし、何よりもこの手のサイコレズが大嫌い。
果乃子って自分の事しか考えてないんだよね。
陽芽の事を思っていられればいいこのままでいいと考えてるのがまず気に入らない。
そして陽芽に変わって欲しくない誰かの物になって欲しくないと思ってるのが甘ったれてる。
お前の思い通りになるわけないだろボケ!と言ってやりたい(笑)
告白して恋人同士ならわかるけど、そうでもないのに関係を壊さないでみたく被害者ヅラするのも気に入らん。
変化を恐れてるんだよね。
それは果乃子の勝手だとしても陽芽にも求めてるのが腹立つ。
告白する勇気も陽芽と美月の間に割って入る勇気も無い。
そういう人は内に溜め込むよね。

純加に色々言われても聞く耳持たないのも印象悪い。
同僚とコミュニケーション取る気無いとか迷惑。
リーベ女学園で働く理由が陽芽の近くに居たいってだけで働きたいわけじゃないから仕方な…くはないわボケ!笑

果乃子の回想はおとなしそうな人ほど何するかわからないというのを教えてくれる。
断り切れなくて仕方なく作った看板を壊すとこなんか狂気。
そのパワーを少しでも表に向ければいいのに。

見てて終始イライラさせられた大嫌いなキャラだけど、このアニメの面白さの大半は果乃子のサイコレズっぷりだと思う(笑)
果乃子は最後まで大きく変わらなかったけど、こういうキャラは説得するくらいじゃ無理だし現実を知った所で受け入れないので正直救いようない。
まあリアルじゃないんで作品内ではまともな女の子になって欲しいものです。


もう1つ印象に残ってる事。
陽芽のキャラクターが小倉唯にぴったり。
陽芽は外面良くて、果乃子に対しては素の自分を見せる。
小倉唯ってそういうタイプの人なんじゃないかなって昔から思ってましてね。

ゆいかおり時代の中盤くらいからライブ行ってソロになってコロナ禍になる前まで見てきたけど、あの子完璧なんですよ。
パフォーマンスキレッキレだしカメラの位置をちゃんと把握して動いてるしファン対応も良いし。
そもそも声優の中では頭一つ抜けて可愛い。
昔はもっと可愛かった。
今は大人の女性になってきた。
今の小倉唯しか知らない人は是非結構前の映像を見て欲しい(笑)
10代から20代前半の小倉唯はアイドル声優としては最強だと思う。
まあ今でもトップなのかもしれないが。

話反れましたが、完璧なパフォーマンスするが故に人間臭さが無くてアイドルを完璧に演じてる印象だった。
そして裏ではグチグチ言ってるんじゃないかなって(笑)
実際演じてるかどうかなんて知らないので全部自分の感じた印象でしかないけど。
そんな小倉唯(の印象)と陽芽のキャラが個人的にとてもマッチしたんですよね。
前々から小倉唯は可愛いキャラじゃなくてちょっと腹黒いキャラ演じてる時の方が好きだったけどこんなにぴったりなのは初めて。
良いキャラ演じてくれましたよマジで。


面白かった。
百合は嫉妬とかでドロドロしてるのが売りだと思ってるのでこういうのでいい。
リーベ女学園みたいなコンカフェあっても行きたいとは思わないけど。
キャストにあんな感情移入できないし通い詰めるものでもないと思う。
常連があんなに盛り上がってたら新規入りにくいだろ(笑)
でも沼る人多いから成り立つ商売なのかな。

最後に1つ
田村ゆかりの声の若さには恐れ入った(笑)
僕ヤバ見てた時も思ったけどあのお方は声が衰えないね。

投稿 : 2023/08/20
閲覧 : 113
サンキュー:

3

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作画はOPが一番いい気がする

原作未読(2023.8)
女子高生の本物とも偽物とも言えないほんのり同性への恋心?をバイト先のコンセプトカフェ?の中で女学園設定を活かしながら、重すぎず、軽すぎず上手くさばいていると思います。自分はこの手は苦手なので、この作品位がギリだと思います。
やや人間不信ぎみの彼女達が織りなす、表面上、美しく華やかなカフェ・・・紅茶を一杯いかがですか?

私のツボ:ゆかりんのキャラは年齢がわからん

投稿 : 2023/08/10
閲覧 : 93
サンキュー:

3

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

色んな意味で説明が足りない

1話途中断念

外面と外見は可愛い主人公が突然街でとある女の子とぶつかり怪我をさせてしまい、その子の代役として百合系のコンカフェで働く話、らしい。

1番説明が足りないのは主人公が働き続ける経緯。
何も説明せず突然放り込まれた1日目は分かるが、それ以降なぜ続けるのかが全く不明。それとも現代日本風だが何か違うルールの異世界なのだろうか?
しかもそのコンカフェ自体の説明もなく(コンセプトの設定の説明はしたが、ジャンルの説明はしていなく、百合系の世界を主人公が理解していない)、そのことに対して従業員の当たりもきつい。なぜそんなギスギスアンド意味不明な世界で働き続けるのか理解不能。いちゃもんつけて無理やり連れてきたんだから説明くらいはすべき。

この作品が説明をして、最初厨房からだったけど何かをきっかけにホールにという話だったら良かったのになぁ。
この後もどろどろというほどではないけどな展開が続くとのことだったのでここで断念。

ちなみにこの作品を見て私は桜蘭を思い出しました。桜蘭の方が全然面白いけど

投稿 : 2023/08/03
閲覧 : 110
サンキュー:

0

はちごー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ギスギスもの

各キャラを際立たせる為の技術が凄い。タイトルとはかけ離れたシリアスな内容で賛否別れるがハマる人はハマる。

投稿 : 2023/07/27
閲覧 : 126
サンキュー:

2

特にありません。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かったです。

最初の導入部等は強引なところもありましたが、作品は人間関係を軸に、少ない登場人物でうまく纏めらており、続きが観たくなる様な内容になっていました。
良い意味で作品名や作画からイメージしたものとは、違っていました。
視聴出来て良かったです。

投稿 : 2023/07/17
閲覧 : 79
サンキュー:

2

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

トロトロの女のバトル。

コンセプトカフェ?で働く女性たちのドロドロまではいかないけど、
トロトロくらいのリアルかはわからないけどありそうな心理戦が見れるアニメ。

基本ポップな雰囲気で進んでいくんだけど、みんな表裏があり特に主人公のお友達は少し恐怖を感じるほど。
すっごい雰囲気悪かったり主人公だけはtheアニメのヒロインって感じでバカで周りの事見えてないからこっちがひやひやしたりスリルを味わえた。

どおいう客層を狙って作られた作品なんだろう。

他人のドロドロを見るのが好き、もめごとが好き、M気質の男性にはおすすめ。

投稿 : 2023/07/16
閲覧 : 96
サンキュー:

0

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この喫茶店は幻想です!

メイドカフェ系のコンカフェのことは結構知ってるつもりですけど、この作品のコンカフェは現実とは全然違います
※どういうところが違うかは下のほうにネタバレタグで隠しています

でもストーリーには関係ないので気にしないほうがいいのかも、面白かったけど見ていて気持ちいいアニメではないですねー

百合アニメだけど、女の嫌らしいところが満載で性格かなり悪いしずっとギスギス、ドロドロしています
地獄か!!ってくらい背筋がゾクッとなる泥沼の女コミュが楽しめるのが本作品の魅力
絶対関わりたくないけど外から見るなら面白い、人間の業を感じますね

アニメのクオリティは高いけど、負の感情とか陰湿な部分の表現がちょっとマイルドで可愛さを捨てきれてないのが惜しいかな?
嫉妬に狂ったときの女の醜さはこんなものじゃないですよ、裏の顔とかヤバすぎてとても放送できるものじゃないです
問題が先送りで気持ちに決着ついてなさそうだからこの後惨劇が起きそうで怖いですねえー


【コンカフェの話】
{netabare}
お客様は毎日来るわけじゃないし、来店時間もバラバラなので途中から見てもどういう関係なのかわからないので、百合をテーマにするならもっと違うやり方をしないと商売になりませんから、こんなコンカフェはないと思います

実際のメイド喫茶系のコンカフェは入店前に料金システムや設定の説明をコンセプト壊さないように上手に説明されます。
だいたいは滞在時間で加算or席代+料理代+追加サービス料のはず
追加サービスは多種多様で、オムライスに文字とかラテアートのような提案から、一緒にチェキ(写真)撮ったり、カラオケしたり、ライブしたり、浴衣やサンタクロースなどのコスプレしたり、ミニゲームしたり、キャストに特技があるなら披露したり・・・とにかくキャストとお客様が触れ合うサービスなんですよね、常連の人はだいたいこれ目的で来店されます。
コンカフェにとって大きな売上げが期待できる部分なのですが、この作品のコンカフェは普通のカフェに寸劇を追加しただけって感じでした
現実に百合学園のコンカフェやるなら、追加料金払ったお客様の前だけで寸劇することになるんじゃないかな?需要あるかわからないけど

女学園設定なのに、舞が「店長」って呼ばれてるけど、「生徒会長」とか「理事長」とか、開店のことは「OPEN」だけどこれも「登校」、退店の時は「下校」とか、
現実のコンカフェならこういう細かいとこまでこだわると思う
細かいことは置いといても、コンカフェはコンセプトが命なので
システムや設定がよくわかってない主人公をいきなりお客様の前に出すのはナシです

お客様との距離が近いしキャストもお客様もだいぶ独特な人が多いのでモチベ低いと続かないんですよ
人気店だと「顔とコミュ力には自信があります!!」っていう自信過剰・・・じゃなかった、「期待の」バイト希望者も多く入ってくるので人手不足にはならないですし
給料は固定給+歩合制なところが多くて人気があるキャストは高い時給で働けるのでお金目的で働く子か、この仕事が好きで働く子に分かれます
モチベが高い子が多いしそういう子がお店の売り上げを伸ばすので、意識の低い子に嫌々やらせてもお店の評判悪くするだけでいいことはないのです

キャストは地下アイドルみたいなもので「自分を魅力的に見せること」「お客様を楽しませること」が大事
他のキャストとうまくいけば意気投合して仲良くなれるけど、人気が大事の歩合制で女だらけの職場っていつ爆発するかわからない火薬庫みたいなもの・・・
誰かが喧嘩すると秒で派閥ができあがるし、お客様との距離が近いから変なお客さんに当たるときついし、
人気がないとお客様から「あの子と代わって」とか「君と話しててもつまらない」とか「うざい」「キモい」など酷い言葉も言われるし、人気のあるキャストは接客中のセクハラやナンパ、ストーカー被害があります
そんな待遇の差からキャスト同士でもめることになりがちで、ストレスが大きい
それでも続けられるのは「稼ぎたいから」「働いていて楽しいから」「アイドル気分になれるから」
でも何と言っても可愛い制服が着れるところが良くて、制服目当てにバイトする子も多いです

長々と語りましたけど、嫌々働くような仕事じゃないってことをわかってもらえたら幸いです
{/netabare}

投稿 : 2023/07/14
閲覧 : 360
サンキュー:

19

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

嘘の功罪がスパイシーな百合作品

演技(ソトヅラ)抜群の美少女JK・陽芽(ひめ)がクラスメイトの果乃子と共に
ミッションスクールの百合ムード等を提供するコンセプト・カフェ「リーベ女学園」で働くことになり、
確執や恋愛絡みなど、店舗の裏側でも嵐が吹き荒れる同名コミック(未読)の連続アニメ化作品(全12話)


【物語 4.0点】
前後半で2つのメインストーリーを展開する全体構成。

前半は陽芽が“姉妹(シュヴェスター)”の契りを結んだ先輩店員の美月との確執。

陽芽のコンセプト・カフェの無理解によるボタンの掛け違いか?
優雅そうなカフェだし、その内ゆるふわと丸く収まるのだろうか?平凡だな……切ろうかな?と軽く見ていたら、
3話~4話にかけて{netabare} 小学校時代、2人は親友だったが、陽芽が友情を守るため重ねた嘘により、関係が破綻。
それを根に持つ美月、過去を思い出してからも納得できない陽芽。{/netabare}
という重量級の理由をみぞおちに食らって目が覚めました。


後半は人気投票企画「ブルーメ選挙」が続く中、
陽芽と美月の愛憎を横目に見ていた果乃子の嫉妬。
これを店に波乱をもたらす危険な恋愛要素とみなした先輩店員・純加が絡んでこじれて行く。


陽芽の外面と友情を守るための嘘が導火線になった面もありますが、
わだかまりを解く媒体となったのも「リーベ女学園」の演技。

人間にとって嘘はどのくらいの塩梅が、どんな用法が最適か?
探っていく感じが、割り切れない人間関係を象徴していて苦味が効いています。


割り切れないと言えば、後半は特に、恋は過ちであるという価値観に久々に触れた感もあり、
物語4.0点到達の決め手に。

恋愛物を巡っては、何で好きになったのか分からない、その判断は納得できない。
との批判をよく見かけますが、私は恋に落ちた人間の言動を全て合理的に説明しきれる恋愛物なんてAIと会話するより退屈だと思っていまして。

その観点から、恋愛は、店の人間関係を壊してしまう危険要素。
恋心の取り扱いに難儀する、果乃子と純加の葛藤と口論には惹き付けられる物がありました。

恋愛の不合理性に関しては、むしろ百合作品の方が洞察が深いのではないか?
共感できるかどうかは別として、触れてみる意義はある心情描写だと好感しました。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・パッショーネとスタジオリングスの共作。

時折、華のミッションスクールのイメージ映像を挟んだり、
カフェ内の百合の瞬間で背景に花を咲かせたり。
コンセプト・カフェに酔いしれる観衆の心境を視聴者と共有。

前半から嫉妬の睨みが効いている果乃子の縫い付けるような視線など、
言外の心理描写も中々。

作画カロリーはそこそこながら、ポイントは押さえた感。


ただスタッフに巨乳好きがいたのか?美月の夏服乳揺れ案件のインパクトが強すぎて(苦笑)
これをまた最終回に持って来られたものですから、
私はそれ以外の作画のことが中々思い出せませんw


【キャラ 4.0点】
「リーベ女学園」の新人・白木陽芽と間宮果乃子は店では白鷺、雨宮と名乗る。
2人が出会う先輩店員も源氏名を名乗っており、本名は演技の下の正体と共に後々知ることになる。
この設定も嘘というテーマを深める視点を提供する。

主人公・陽芽(ひな)は処世術としての演技が抜け目ないようで、店舗業務では抜けも多いポンコツな面も。
外面も完璧というわけではなく、演じていない本音を言える親友がいないと落ち着かないようで。
そのポジションが今は果乃子で昔は{netabare} 美月{/netabare} というわけですが、
これが台風の目になるという自覚にも欠ける。
物語展開上は起爆剤ですが、困った娘ですw

むしろ鉄仮面なのは店長の舞さんでしょうか。
ロリ中学生みたいな笑顔の外面で、
{netabare} ぶつかって怪我をしたとこじつけて陽芽をカフェに引きずり込んでおきながら、
ギプスで固めた腕を平然と振り回す言動w{/netabare}
どんだけ面の皮分厚いのかと呆れ果てます(笑)
それだけに多少の修羅場では動じない頼れるリーダーでもあります。


そして、やっぱりワケありだった{netabare} 厨房の寧々{/netabare} さん。
明らかに自身も周りも破滅させてしまう間違った恋なのに深入りしてしまう。
本作の恋愛観を象徴するようなキャラでしたが、
原作ではさらに計算をこじらせた深い事情があるそうで。

嘘は用法用量を守って適切に使いましょう。


【声優 4.0点】
主人公・陽芽役の小倉 唯さん。
中の人も可愛らしいお方で、昔、見た配信番組では、
共演した女性声優をも狂わせる事案がしばしば発生w
外面を操るあざとさを表現するようになって、魔王化していたらどうしよう?
と余計な心配をして本作のラジオ等も拝見しましたが、相変わらずの天使ぶりで一安心w

香乃子役の田中 美海さん
元「Wake Up, Girls!」の中でも妹ポジションを務めたロリボイスを武器に、しぶとく生き残っている美海さん。
声優歴の中で、毒ボイスも交えて来た経験が、本作の嫉妬の演技でも光り、
キャリアの積み重ねも幅の広がりも着実。


メインの新人店員役を姉妹(シュヴェスター)役として受け止めるのが
美月役の上坂 すみれさんと、純加役の小市 眞琴さん。
店員コンセプトの外面と、素の姿の落差も大きい役ですが、卒なくこなす。
特に、{netabare} 普段はギャルの純加が、店では白紙の本を読んで知的なメガネ娘でキャラ作りする件{/netabare} が凄いですw


その他、店長がCV.田村 ゆかりさんだったり、
過去の因縁に{netabare} CV.瀬戸 麻沙美さん{/netabare} やCV.伊藤 静さんが絡んで来たり。
「リーベ女学園」の層は厚いです。


あとは、カフェ内でお嬢様学園の演技を堪能する客たちの感嘆のガヤ。
毎回、聞くのが楽しみでしたw


【音楽 3.5点】
劇伴担当は大橋 恵氏。特撮戦隊ヒーロー物BGMの実績も目立つ方ですが、
本作では優雅なワルツでカフェのコンセプトを表現する。
裏側のドロドロで重たくなれば修羅場曲に変わりますw

OP主題歌は主演・小倉 唯さんの「秘密♡Melody」
十八番のスウィーボイスで視聴者の脳を溶かしつつ、
微量の小悪魔成分もアレンジされたメロディで懇願する罪な一曲。

ED主題歌は陽芽&美月。“姉妹(シュヴェスター)”によるデュエット曲「夢が覚めても」
嘘と本音(しんじつ)の狭間で尚も惹かれ合う。
二人の関係性や作品テーマも押さえたアップテンポナンバー。

投稿 : 2023/07/13
閲覧 : 307
サンキュー:

14

ネタバレ

cugOB72684 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

質の高いヒューマンドラマ

キラキラしたタイトルや予告、op、edなどとは売って変わって、キャラの関係性はギスギスドロドロな事もあって、人を選ぶ作品であることには間違いないと思う。あと、やっぱり導入が強引すぎる気はしてしまうw。

だけど、メインとなるキャラの心情描写を繊細かつ丁寧に描いていて、そこから生まれるドラマには心打たれるし、凄く引き込まれる。作画がいい作品というわけでは無いけど、キャラクターの表情やBGMは絶妙で、会話劇のいいアクセントになっていたと思う。

昨今話題になっていた百合ものとは違って、女の子同士の恋愛を真っ向から描く「ガチの百合もの」を見たのは、今回が初めてだったから、すごく新鮮で面白かった。

尺としては、取り敢えず落ち着いた感じではあるけど、実際のところは何の問題の解決にも至ってないから、是非とも続編を見たいと思う。

ps.果乃子とか言う、ナチュラルボーンクレイジー地味子変身ヤンデレ曇らせNTR隠れ巨乳眼鏡っ娘美少女…凄く…いいなぁ…

投稿 : 2023/07/06
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4

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キャラ達の心理とか感情が描けていると思います。面白いです。

 日常女子だけ百合系ではないです。ストーリーが良くできていて、登場人物の機微がとても面白く、キャッキャうふふ、べたべたするだけの「なんちゃって百合」ではなく、ちゃんと百合ものとして見られる作品です。ニーズは選ぶでしょうが、作品のレベルはなかなかだと思います。「きらら的女子だけ日常百合もの」を期待した人はジャンル違いでしょう。

 23年春はラブコメが沢山ありましたが、ヤバい奴、グイグイ来るなどと並んで、本作は当たりだったと思います。


 見どころはヒロイン陽芽を初めとした全員の思惑と感情の危ういバランスが崩れかかっているような雰囲気がちょっとドキドキさせるところでしょう。

 嘘に嘘を重ねることで陽芽は自分のやっているとこ、言動は制御できていても感情の制御ができていない。感情がまた思考や理性も動かす、という逆流が起きているようなところが、キャラとして本当に深みがあります。
 ひょっとしたら作者自身意図していないのかもしれません。いわゆる勝手にキャラが動きだす、という状態かもと思います。

 美月との過去。お互いを思いやったからこそ生まれた誤解。嘘をつくことで出来た人間関係の歪みともいえるし、コミュニケーションの難しさとも言えます。
 そして再開後。理性では許せない相手に、いつのまにか感情が引っ張られて、苦しい想いをするのもたまりません。

 この2人の乱れる感情が、自分自身すらわからなくなってゆく様子が「お仕事です」=「仮面をかぶっている」というタイトルの逆説になっているのも上手いなあと思います。

 そして、今は果乃子です。連載を続けるためのとって付けたような話にならなければいいなあと思ってましたが、杞憂でした。美月・陽芽が「過剰な演技」と「友情」ならこっちは「本気の感情」と「百合」の方に視点がいきましたね。

 自分の本心を隠しながら陽芽の近くにいたいと願う果乃子の想いを理解できるのは、純加でした。
 どうもギャルっぽい恰好をしているのもボーイッシュな言動をするのも、純加が自分で自分が百合体質なのを無意識・無自覚に否定するかのようなふるまいなのが、アンビバレントな内面を上手く描けています。
 一方で、果乃子は自覚的です。自分だけが陽芽の本当の顔を知っているという事実が、恋愛に結びつくというのも自然だと思います。

 この2人あるいは4人がどうなるかわかりませんが、外面と内面のそれぞれの立場を描くことで、すべてが不確かな少女たちの姿を非常に面白く描いています。
 タイトルに本当に色んな意味を乗せてきてますねえ。話が進めば進むほど、噛めば噛むほど味が出る感じです。

 舞台となる喫茶店は、動画を営業中ずっと配信するか、観客は毎日こないと成立しなくね?と思わなくはないです。しかし、あの喫茶店の設定の「お仕事」=「仮面」=「嘘」というテーマと絡んで見事に機能しています。ちゃんとタイトル回収してますね。味があるタイトルです。

 そうそう、乙女の心臓という本は実在しないみたいです。アマゾンその他で検索しても出てきません。
 ただ、なぜギャルの純加が読んでいるのか、を考えると味わい深いです。そういう細かいところまで考えが及んでいる作品だと思います。


 ただ、ちょっと12話のエロい制服のところなんですけど…うーん。選挙後の話にしないと不自然なのはわからなくはないですが、もうちょっと前の方のサブエピソードにして11話が最終回で良かったのでは?
 そもそもほぼ女子だけの喫茶店で、ああいう制服で皆エロいって思うのかなあ?ああいうのも「可愛い」と言われるのが自然なのでは?

 で、ほぼアニメの範囲である原作1~4巻はサブスクで読めるのですが…うーん。原作者は男…かなあ?内容は繊細さがあるんですけど、考えてみれば結構論理的だし、絵柄は少女マンガ的な花とかエフェクトを背景に使っているんですが、なんか同じトーン柄の使いまわしが多いんですよね。女性作者にしては、花やエフェクトの線が固いし。
 コマ割りも見やすい…つまり、感覚的ではないので、これは男の方なのかもしれません。私は、志村貴子さんの「青い花」など、私は時間感覚とかキャラ同士の心理とか、原作についていけませんでした。ああいう不思議な感じがほぼありません。

 わかりません、一見女性的な画面ではあります。デジタル時代ですから、アナログと違い繊細さの表現に制約があって出来ないだけかもしれません。

 ただ、12話の「制服がエロい」っていう発想が男だと思うのですが、どうでしょうか??
 あと女性作者って、髪、レース、下着、ドレープ、アクセサリ等女性らしい可愛らしさに命かけるんですよね。それが本作はそうでもない気が…ただ、男の作者ではほぼ必ずある「アホ毛」がいなんですよね…

 と考えてひるがえって本作の内容ですが、女性から見た場合不自然に感じるところもあるのでは?思春期の疑似的な同性思慕のような、自然な百合の心理ではなく、男から見た男女の恋愛物語を百合の構造にしているだけなのでは?と思わなくはないです。
 こうして考えて行くと、特に美月・陽芽のところは友情物語としては優れていても、百合としてはどうかなあ、という気がしてきます。

 続きの物語が果たして百合として機能しているのか、気になるところです。


 作画がちょっと過剰な色彩感な気がします。この作品の雰囲気だともうちょっとリアルに寄せたほうが入りやすかったかもしれません。丁寧だしレベルは高くていんですけど。

 あと、小倉唯さんですけど、演技上手くなった?非常にナチュラルで声もいつもより少し変えている気がしました。使い分けもできるようになったのかな?



 

以下 視聴時の感想です。



6話 3重構造が面白い。役割、ペルソナ、嘘など、キャラ心理がいい。

{netabare} これはすごいですね。Dアニの本作トップページのキービジュアルが普通のワチャワチャしたエセ百合モノ…「ブレンドS」か?と思い敬遠していました。なんとなく開いてみたらかなり奇麗な絵柄でした。それで見始めた次第です。

 絵、奇麗ですね。感心しました。そしてそれ以上に話がいいです。陽芽の演技が喫茶店と教室の2重構造に更に重ねて、美月との関係の3重構造になっています。そして美月との関係をこじらせた部分が、相手を思っての事でした。
 
 この拗らせ方。今時の教室での「ロール・役割」という生きづらさ、自分の本音が言えなくなる、本当の自分すら見失ってしまう、という部分に非常にオーバーラップします。外野の無責任な期待や投影を裏切れない、つまりクラスメイトと喫茶店の客=観客という部分です。

 陽芽、美月のキャラ造形と言動に違和感がないです(もちろんコミックス的デフォルメはありますがそれがないと話になりません)。百合の演技が本当に百合になるのか、友情を取り戻すのか。設定だけの百合ものと違い、心理とかペルソナなどの問題が上手くてストーリーに絡んでいるために見ごたえがあります。そして、ヤンデレ果乃子はどうなる?という感じで目が離せません。

 日常ものだという期待で見始めると、意図が違うかもしれません。今回絵柄だけで見たのが良かったと思います。なかなか深くていい話だと思います。

 本作、気になるのが作家の性別ですが、うーん。調べても非公開ですね。ストーリーの心の機微や繊細さに女性的なものは感じなくはないですが、時間の切り取り方、展開、内面の描写、キャラ造形が男っぽい気がします。
 若干コミックスの絵柄を見ましたが、女性作家っぽいコマ割りとかエフェクトの使い方に見せていますが、なんとなく繊細さというか女性ならではが無い気がします。髪の書き込みやフリルの書き方なども併せて、男かなあという気がします。{/netabare}

投稿 : 2023/07/03
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10

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とても評価に悩む作品

なるほど、タイトルはウソではなかった。
コンセプト喫茶で働くことになった女子高生のお話。
こういう世界、ちょっと理解できない面はあるが、ハマれば面白そうではある。
とにかくギスギスした人間関係が延々続く。
なんともめんどくさい人間関係なのだが、それでも見てしまうのは
構成の上手さなのだろうか。
ちょっとどういった楽しみ方をすればいいのか、説明できない。
それぞれの登場人物の想いと駆け引き。
主人公の陽芽ちゃんは常に外面を気にする人間だが、
実は一番素直なのではないだろうか。

全体の流れとして、どういう方向にもっていきたいのか、全く分からなかった。
最後まで通常運転で終わった感じ。
何かケリを付けても良かった気もするが、このままでも良い気もする。
とてもモヤモヤした感じの作品だった。

投稿 : 2023/06/30
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5

ネタバレ

るーと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

お仕事のフリして推し事に来ている子がいる。
後半は彼女の活躍で印象深い作品となりました。

カフェに来ている客のわざとらしい会話が地味に好きです。

投稿 : 2023/06/28
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1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

コンカフェで繰り広げられる百合恋愛リアリティショー!高校生がやるには危険過ぎる…

 12話(最終話)まで観ました。2023.06.25

みんな仲良く百合演技を継続する方向で、まとまったようです。一応ハッピーエンドなのかな?

 最後まで登場人物の仕事に対するモチベーションが謎でした。風営法にひっかかるんじゃないですかコレ?

 面白い様なそうでもないような…。まぁ、リアリティは全く無いので、ファンタジーとしてはありなのかもしれません。

………………………………………………………………………

 10話まで観ました。2023.06.09

 高校生がコンカフェで客の前で百合恋愛リアリティショーをやっている感じです。

 客に人気投票させたり、リアリティショーの展開を客が共有出来るようにネットにアップロードさせたり…。

 これ、かなりヤバいです。店員同士や客相手でも本気になって揉めたり、ネットで炎上するやつです。

 百合カップリングの展開が気にくわない客は必ずいるでしょう。身バレしてマジで叩かれるリスクが大き過ぎます。

 こいつら…高校生の安い時給で何をモチベーションに危険なバイトしているんでしょうか?

 10話で過去にガチ恋で揉めた事件があったことが明らかになります。全員メンヘラかよ…。

 どこまでが演技で、どこまでが妄想なのか、ガチと設定の境界が溶融気味です。

 登場人物達の仕事へのモチベーションが謎なので、ものすごく気持ちが悪いお話しになっています。
 
 大事な高校生生活、こんな猿芝居やる時間ある?サロンが壊れたところでなんだって言うんだ?

 ちょっと、登場人物達に感情移入出来ないです。こんなんでマジになるなやと、小一時間説教ですね。
………………………………………………………………………
 3話まで観てのレビューです。2023.04.26

 日常生活で良い子の演技をしすぎてちょっとメンヘラ女子な主人公が、コンセプトカフェ的な所でバイトします。

 メイド喫茶をこじらせたような、違法風俗風のカフェで、客も巻き込んでの百合女学生の演技をします。

 現実にありそうで無さそうな感じが結構不気味です。高校生が寸劇しながらフロア係として給仕もやるなんて、かなりの感情労働です。

 客も店員もやりすぎて一線を超えて来そうです。良くトラブル起きないな〜と思います。

 ブラックバイト的で、上手くいったいかないで店員同士もギスギスしてます。店員の教育とかは下っ端の責任じゃないだろう…。

 辞めれば良いのに辞められない所も怖いです。警察に駆け込んでも良いのでは?

 アニメなのに、仕事仕事、人に好かれて承認欲求満たしたい!という世界なので、観ていて辛いですが、もう少し付き合っても良いかもしれません。

投稿 : 2023/06/25
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4

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

最終#12まで観ましたが、ワタシではムリなようですので視聴断念したことにして下さい。

公式サイト;
https://watayuri-anime.com/

原作情報サイト
https://ichijin-plus.com/comics/2410094952494

{最終#12まで観ましたが、ワタシではムリなようですので視聴断念したことにして下さい。}
まず、ヤノとヒメの心が通じ合うまでの中盤までが、ギスギスし過ぎてシンドイです。それより前にリーべ女学院というコンセプトカフェに騙して働かせる店長は人間的にどうかと思います。そして、どうしてこの人たちはここでこんなことを続けているのだろう、そんなにお給金が高い訳ないだろうし、他の理由があったのでしょうか、まるでわかりません。特に前半の方でそんなに嫌な思いをするのだったら、辞めたらと思ってしまいます。そして、結局スキだのキライだなど、そのキャラの極く個人的なことで、人間関係もワタシではワカラナイことだらけで、どこにどう落とし込むのだろう、と作品への興味なさとは逆に興味が湧いたほどでした。結局最終話が、ご褒美的に分かりやすく作ってあるようでしたが、それ以外はユリ成分も癒し成分も感じませんでした。


{#9まで観ましたが、ワタシではムリなようですので視聴断念します。}
本作のクオリティや内容ではなくワタシにもう割ける時間がないので断念するだけです。
せっかくここまで観たので、記念にちょっとだけ感想を残しておきますが、
以下全部自分語りなので、自分以外の人が見てもつまらないと思います。

自分語りここから{netabare}ユリのお話なので、まず、登場キャラたちの気持ちや目的や行動指針が全く分からず、共感するところがなく、何でそんなことするの、っていう気持ちになってばかりでした。
 それは、話題が登場キャラの素ではなく2面性なのでしょうが、そもそもその必然性がまるで理解できていないからな気がします。それが理解できない原因は、ワタシの精神構造がシンプルで発達失敗に依ることなのでしょうが、自分ではそのことに気付けませんw。
 まず、人に好かれるようになりたいならば、好かれる人を演じるのではなく、好かれる人になればヨイ、という風にしか考えられない、っていうか人に特別好かれる必要性を鈍感にもまるで感じなかったり、特定の人にだけ好かれればイイとしか思えなかったりなので、そういったところに本作にワタシが合わない原因があると思われます。{/netabare}

{#1ようこそリーベ女学園へ!、を視ました。}女子校モノかと思ったら、なんかダンシがいるけどモブみたい。ユリ的なお話し、あるはジョシの裏の顔が見られる系のようです。演技<外面>と素<内面>の対比がオソロシィ系でもありそうです。原作チラ見したら、何だか楽しそうwな雰囲気だったので、どんなお話かは視てから考えることにします。

投稿 : 2023/06/25
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4

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

トラウマ克服のための百合芝居。

詳細は公式サイトでも見てください。

一迅社『コミック百合姫』連載中の未幡さんによるコミックのアニメ化作品です。制作は「異種族レビュアーズ」「異世界迷宮でハーレムを」のパッショーネと、ウチの近所にある制作協力がメインのスタジオリングスの共同制作です。

いや、別にご近所の会社さんが作っているからというわけではなく、また「パッショーネだからエロだろ」という気持ちなわけでもなく、純粋に面白そうだと思って注目していたわけで…

初回は、なんていうか、こういう感じが好きかどうか微妙ではあったのですが、作り方が上手なんでしょうね、あれよあれよの展開に惹き込まれました。さすが「女子高生の無駄づかい」の監督さんですね。

うん、手放しに面白かったといえる初回でした。これなら継続視聴も十分可能だと思いますよ。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
初回も面白かったけど、親友の間宮果乃子(CV:田中美海さん)にコンカフェでのバイトがバレ、なぜか一緒にバイトすることになった展開は非常にいいですね。面白いです。

なんだろう。稀代の美少女・陽芽がお姉さまや果乃子に振り回されて困っていく、小倉唯さんの演技を楽しむアニメという様相になっていくのかな。

ま、ハッキリしたのは陽芽と果乃子の学校生活は、他の生徒がモブばっかりなので、あくまでもメインはコンカフェ内で起こるアレコレということなのでしょうね。で、あれば、たとえば「WORKING!!」的な面白さになるのではないかと期待しています。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
やー、なるほど。そうきましたか。
終始ギスギスしてるコンカフェバイトですが、その理由が明確になりましたね。ま、ツッコミいれるなら、ふつう入ったときに気づくだろということではあるのですが。

でも、うん。面白くなってきました。
大きな波にはなってませんが、勝負の3話で仕掛けてきた感じ。

ここ数クールの百合ブームが瞬間風速だったかのように、本作は驚くほど話題になってないですね。ま、アイドルの子どもに転生する作品に話題を持ってかれてるからでしょうけど。でも、こっちのほうが面白いけどね、僕には。

陽芽が、外面を作って誰からも好かれる処世術をしたたかに演じているわりには、あんなポカをするとか、本性がバレてブルーになるとか、こういうとこが人間くさいし、年相応って感じで好感です。

親友の果乃子も、かなり一癖ありそうですし、これからの展開に目が離せない感じ。面白いです。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
基本的に、だらだらと長い回想は嫌いなのですが、今回の小学生時代の回想は、1話まるまる使うだけの意味がありました。この回を観れば、ここまでの美月のギスギスした態度にも納得です。

ちょっとしたボタンの掛け違い。相手を思うあまりの行動によって決裂した関係。見事なまでに1話で上手に描き切りましたね。

やー、侮ってました。
ゆるい百合百合アニメ化と思いきや、見せてくれますねぇ。さすが「女子高生の無駄づかい」の監督さんだ。

うん。まさに今期のダークホース中のダークホースといった様相を呈してきました。面白いです!
{/netabare}
=====第6、7話視聴後、追記です。
{netabare}
面白いのは面白いのですが、ずっと何かモヤっとするというか、嫌悪感というのがあって。それに気付いたのが6話でした。

確執のあった陽芽と矢野。プライベートが仕事にも出てしまい、ギスギス感が客に伝わってTwitterや2ch(5ch?)で「陽芽が無理やりシュヴェスターをやらされている」という噂話が広がるという話。

はい、ここ。

このカフェの客に対する嫌悪感だったんだね。
傍観者なんですよね、基本は。ま、実際にこういうコンカフェなら、そういうバカみたいな没入感もあるのでしょうけど、それを噂話で2chに書き込んで盛り上がるとか、気持ち悪いし気分悪い。

想像してご覧なさいな。風俗板でハゲオヤジたちが、ソープ嬢の噂話に興じている姿を。それと同じです。

で、あろうことか、陽芽に「白鷺さんは、もっとご自分の好きなようにしてもいいと思います。綾小路さんに無理やりシュヴェスターをやらされているのは…」とか声かけちゃうんですよ。キモッ。ソープ場に事後に「何でこんな仕事してるんだ。自分を安売りするな」とか説教するハゲオヤジと同等です。どうです? キモいでしょ?

客全員が、従業員の一挙手一投足を凝視している絵面が、キモい以外に言葉があるでしょうか。挙句の果てに、仲直りしたらみんなで拍手。何だこの地獄みたいな空間は。

なんだか7話の話全然してないですがw、ま、7話もブルーメ選挙用紙をもらうために、特別メニューのケーキを我先に注文する客がキモいんですけどね。今回は以上です。
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}
んーっと…
もうひとつ嫌悪感があったことに気づきました。
あえて言います。「メンヘラクソメガネ」が嫌いですね。

ウジウジオドオド子ちゃんのくせに、陽芽以外にはピシャッとATフィールドを展開。んで、今回はメンヘラクソメガネの回想回でした。

や、もうね、あの看板を壊すところなんか、狂気ですよ。

ま、逆に言えば、それだけキャラが生きているとも言えるわけで…

面白いは面白いんですけどね。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
なんていうか、最終話に関しては「おまけ」感が非常に強かった印象です。
シュヴェスター選挙のギスギスが一区切りついて、夏服に変わりましたよ―からの矢野の爆乳が目の毒ですわ―からの新メニューの紅茶を試飲という、まあ良く言えば日常回だよーと。

結局、最終話まで観てもキャラが全く好きになれなかった。
何度か記した、喫茶店の客のキモさと、メンヘラクソメガネがまったく変わらないまま嫌悪感のみといったところ。矢野も、あそこまでドラマティックに仲直りしたくせに、相変わらずのツンツンツンちょいデレツンツンツン…

でもまあ、やっぱり喫茶店の客が一番嫌いですかね。

というわけで、これは評価をどうすればいいのか悩む作品。話自体は面白くないこともないんだけど、とにかくキャラが好きになれない。そのために、諸手を挙げて良作とは言い難い気持ちです。
{/netabare}

投稿 : 2023/06/24
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6

ネタバレ

アンデルエレーラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

特別な私だけ

誰からでも好かれようと振舞ってきた女子高生、白木陽芽。
ある日彼女は、とあるきっかけからお嬢様学校を模した「カフェ・リーベ女学園」で働くことになる…

コンカフェを舞台に繰り広げられる、百合作品。
正直少し退屈に感じるシーンもありましたが、
拗らせまくってるキャラ達とそれぞれの関係性が結構面白くて、
久々に百合アニメ完走しました。

個人的には、{netabare}果乃子✕橘先輩{/netabare}コンビが好き。
たぶん{netabare}二人とも報われない気がしますが(笑){/netabare}、
何とも言えない複雑な関係が魅力的でした。

画も安定して綺麗なのも良かったです。
原作未読なので続きが気になるけど、2期あるかな?

投稿 : 2023/06/23
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8

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

嘘をつくのは友情か愛情か

一迅社の「コミック百合姫」に連載されている本作
ゆるゆりはじめライトでポップな百合作品が並んでいた中で

ガッツリと重たい愛情やそれに絡むギスギスさが
作品全体の印象として強いので合わない人は厳しい

物語のキーになるのは「嘘」

作品の舞台「私立リーベ女学園」そのものが
コンセプトカフェで架空の設定

そこでシュベスター(姉妹契約)する姫芽と美月は
小学生時代に因縁がありお客の前では仲良く振る舞うも
美月は小声でいつも姫芽の体のいい嘘に腹を立てている

姫芽は子供のころから自分をよく見せたいがため
周囲に対して「良い子」に思わせる嘘をついている

一方の美月はリーベ女学園でもキャラを順守する生真面目で
小学生時代はその真っ直ぐさが周囲と軋轢を生み孤立していた

姫芽は美月のその清廉さが気に入って
初めて自分は人前で嘘をついていると公言し
他の友達から誘われた約束を美月の目の前で断った

しかし逆に誤解を生んでしまったので姫芽は美月を守るべく
嘘をついて事態を収拾しようとする

美月はその様子を見て裏切られたと思い
自分の目の前で嘘をついていたことをばらす

それが二人の関係性としてつかず離れずと言うか
お互いの本心が言い出せず衝突を繰り返す

姫芽のクラスメイトで親友の果乃子は
人との距離が取れず一人でいる事が多かった

ある時当時の担任の送別メッセージを送る事になり
姫芽の推薦で果乃子がボードメッセージを書くことに

一度は完成させたもののやらされた感あるのが許せなくなり
自分で自分の作った作品を壊してしまう

それを姫芽に見られたばらされると思ったら
何故か果乃子を庇った

屋上に呼び出されると姫芽は良い子であるための
嘘をついていることを告白する

秘密の共有をした事が果乃子にとって
姫芽が自分を認めた唯一の存在と思い
そして愛情へと変わっていく

リーベ女学園初期メンバーで3人の先輩でもある純加
シュベスター契約していた寧々が後から入った葉子と
恋仲になって捨てられたのを見て

自身もそして仕事上でも恋愛感情を出してはいけないと思っており
偶然見た果乃子の携帯電話に入っていた画像を見て
注意をする事に

だが恋愛感情を伝えてしまうと関係が壊れると思っていた果乃子は
姫芽とは友達のままでいい嘘をつき続けると返す

果乃子を不憫と思ったのか
それとも自身で守らないといけないと思ったのか
純香はシュベスターになろうと誘い
2人はかりそめの姉妹となった

とまあ嘘が嘘を呼び
愛情や嫉妬がガンガン渦巻くと言う
少女マンガによくあったパターン

唯ちゃんだから成立するけど
普通に見たらこんな二枚舌ドンひかれてもおかしくないw

店長のゆかりん触れていなかったねw
姫芽をリーベ女学園で働かせる張本人であり
手を骨折しているのもホントは嘘じゃ(ry

投稿 : 2023/06/23
閲覧 : 94
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3

うぐいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

百合成分はほぼない。最終回が第一話だったら面白くなりそう。

主人公が「ソトヅラ」という単語をやたらと使うが、そもそもなぜここまで外面にこだわったのかが分からないし、百合というより友達関係の裏切りみたいな括りである。
そんな辛い思いをした後に、外面をより強固なものにしていくという茨の道を選択したのも良く分からない。

途中から主人公が空気になり、友達とギャル先輩の話になってからは長めのメンヘラ話一辺倒。

何か曲がった思考をする登場人物の中で唯一共感できるのがヤノちゃんで、終わってみると主人公との関係性を主軸で見たかったなあという感想。

華があるけど色々鈍感で意外とグズな主人公と、大人びて見えるけど繊細で一生懸命なヤノちゃんとのやり取りに和んだ。

小倉唯の擬音語がキャラに合っていて面白かった。
小倉唯と上坂すみれのEDも良かった。

投稿 : 2023/06/23
閲覧 : 69
サンキュー:

2

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

百合カフェ

百合アニメですがタイトル通りで百合を演じる喫茶店で働くお話ですね。
演技の上でのイチャイチャはありますが、リアルにイチャイチャは殆どありません。

まぁ、ガチ百合ではなく最初は百合コメディってイメージが強いかな?
そう言う役割のコンセプトカフェです。
ただ、ヒメの友達のカナコはヒメちゃんにRealLoveです。
変に三角関係みたいになってきたりもしますが、一応百合はお仕事のはずw

ガチ百合でも気持ちは伏せてるから普通に仲良い友達レベル。

主人公のヒメを勧誘する時のカフェ、リーベ女学院の勧誘の仕方が一昔前の不良みたいなやり方ww

なんだろ?
最初は姉妹関係を結んだ2人の仲が悪かったりすれ違い具合やコメディが面白い作品くらいのレベルで中盤からのヒメの過去辺りから面白くなります。

ヒメって外ズラはいいけど内心は違ってて、誰もが裏表を使い分けていると思うんですが、ヒメちゃんの場合は凄く計算高くて……
その内心がお姉様の綾小路さんにバレてしまい……

そのやり取りの中、綾小路の正体はヒメちゃんの過去にトラウマを植え付けた相手の矢野美月だったって話です。

小学生の時のヒメは矢野さんと女の子グループの間で人気があって、矢野さんと仲良くするヒメちゃんにヤキモチを焼いた女の子グループが、先生に嘘を吹き込んだ事を知り、ヒメちゃんは女の子のグループと遊ぶ約束をして仕返しに断り矢野と居る事を選んだのですが……

女の子グループから「矢野さんが悪者にされる」と思ったヒメは矢野と一緒にしていたピアノ伴奏を断る……
それを知った矢野は偶然、ヒメと女の子グループのやり取りを聞いてしまい。
矢野は「ヒメちゃんは嘘をつきだよ」とバラしてしまう。
そして、矢野は転校しヒメは卒業までハブられて生活する事に。

私は人間なら誰しもが大なり小なり裏表を使い分けていると思うんですよね。
嘘はよくないけど嘘をつかずに生きていくなんて人間には絶対無理だし、裏表があるのは当然でそれを責める事は誰にも出来ないと思う。

ヒメちゃんは確かに嘘は多いよね。
だからこそ、矢野さんはヒメちゃんが自分達の関係性に嘘をつていたのではないかと……
それで「ピアノの伴奏を断ったのではないか」と思ったのかな?
多分、断らられた事がショックで混乱して頭に血が上ってしまった。
それが矢野さんの為だった事も知らずに……


私はさ、人の本心ってどんな時に知れるのかな?と思った事があって…………
それは、自分が居ない場所で誰かとその人が、自分の話をしている時なんじゃないかな?って思うんです。

それで、考えたら矢野さんが出くわしたあの場面を改めて見ると、ヒメちゃんや女の子グループの会話を聞いた矢野さんへの言葉の聞こえ方は……そうなりますよね。


けどね。
私は人の本心を知れる時ってもう1つあると思っていて……
ヒメの「私は嘘をつくって覚えて置いて」って言葉で、人は中々他人に本心を見せる事は少ないと思う。
けど、ヒメの様に本心を教えてくれるって、相手の事を信用しているからこそ出来る事だと思うんです。

本当の自分を誰かに知ってもらうって勇気も必要だし嫌われないかとか、怖くもなるものだと思うんですよ。
けど、大好きな人や大切な人には知ってもらいたいって思うものです。
だから、自分の本心を伝えたんだと思う。

結局、ヒメちゃんは外ズラを使っているけどさ。
カナコちゃんや矢野さんには外ズラではなく本心で付き合って行きたいと思っているからではないでしょうか?
だからこそ本心を見せているのではないでしょうか?

思えば、ヒメの嘘って誰かの為の優しい嘘が多い気がしました。
結局、誰かを守る為の嘘が誰かを傷つける嘘に変わってしまったけど、最後は彼女の優しい嘘が矢野さん……綾小路さんに届いて良かったなぁ〜って。
まぁ、なんかお互いに、たまにツンツンしてるけどww

そこで、矢野とヒメの絆が強くなった事を受け入れられないのはヒメちゃんLoveなカナコちゃんですね……

で、後半はカナコちゃんがヤキモチを凄く焼きだすし、立花さんはカナコに恋愛をリーベ女学院に持ち込まないでと警戒するし裏で色々と怖いww

ハンバーガーショップの時のカナコちゃんの目が怖いよ……

カナコちゃんとヒメちゃんの過去はカナコちゃんにとってヒメちゃんは大切な友達で唯一信用出来る子なんだろうね。
彼女にとって友達だったけど、そうした特別な感情に変わってきたのかな?

周りの人と仲良くしようとしなかったのは、沢山周りに友達が出来たら、ヒメが離れていくって思ってるのかな?
ヒメの「私がしてあげられる事がなくなっちゃうね」って言葉を気にしたのかな?って。

カナコちゃんの過去を見てると何故ヒメちゃんにアレだけ固執するのか解りますね。
カナコちゃんはヒメちゃんが嫌いだった……
けど、本心を見せてくれたヒメちゃんに惹かれたんだね。

立花さんのリーベ女学院での関係を壊されたトラウマ……
うーん、恋愛は自由だと思うんだよ。
結局、恋って辞める辞めないじゃないと思うんだ、恋愛なんて恋心で、どうする事もできないじゃん?
けどね、そのリアルを仕事の設定に持ち込んじゃダメよね。

そりゃ、確かに仕事とは言え仲良くしてる事にヤキモチ妬いたりもするよ。
そうした気持ちは仕方ないよ。
けどさ、個人の1つの感情で、シュベスターを無くす無くさないとかじゃなくてさ、仕事の関係性を守るから恋愛を持ち込むなとかじゃなくてさ。

そこは割り切りろうよって思っちゃうんだよね。
難しい問題ではあると思うけど、解決はそこじゃないよね。
まぁ、それでも割りきれないのが恋なんですが……

カナコちゃんの恋心は……
ヒメちゃんは他人の好きを受け入れない……
だから、カナコちゃんが好きを伝えるとヒメちゃんは上辺だけの付き合いに変わるかもしれない……だから告白できない……報われない恋。

確かに、人に惚れにくい人は居ます。
けど、いつかは、その人も恋に落ちるかも知れない。
現に今、ヒメちゃんと綾小路さんは……
それなら振られたとしても伝えるべきだと思うんですよね。

傍に居る事で満足出来るならそれでいいと思う。
けど、傍に居ても、好きな人が誰かを好きになるのが嫌なのなら、満足が出来ないなら……
私は伝えるべきだとは思うのですが、どうでしょうか?

結局、カナコちゃんは伝える事はしませんが、話を聞いてくれる理解者の立花さんと姉妹になり協力関係になるのですが、一人で悩みを抱えるよりは話を聞いて貰う方がいいですからね。

悩みって解決しなくても人に話す事で少し心が軽くなったりします。

最終話はこれまであったギスギスした雰囲気から日常営業に戻りましたね。

綾小路さんもヒメちゃんもお互いに意識はし始めてるけど、やっぱり仕事の設定はしっかりあって、裏での2人の厳しいやり取りは見てて安心しますねww
あぁ〜日常って感じでしたねww

さて、百合作品ですがそんな百合百合してません。
最近の百合やBLって軽いのが多い気がするんですね。
そうしたジャンルが苦手な人も入り込めるようにって事なのかな?
この作品もそんな感じなので全然楽しく見える作品だとおもいます。

投稿 : 2023/06/22
閲覧 : 70
サンキュー:

6

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

拗らせ百合

展開が読めないところがあって面白いです
感情が複雑で拗らせてるのが好きなのでとても好きな百合

店長の骨折とか1年生来るまでは3人で回してたのかとか店の設定とか気になるところはあります。

投稿 : 2023/06/04
閲覧 : 69
サンキュー:

1

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

コンカフェについて初めて知った

メイドカフェとかは有名ですが、本作に登場し、舞台となるコンカフェ。恥ずかしながら初めて知り、どういうものなのか調べて見た。
「コンカフェ」とは、「コンセプトカフェ」を略したもので、「特定のテーマを取り入れて全面に押し出すことで、他のカフェとの差別化が図られたカフェ」のこと。

つまり、猫カフェとかもコンカフェの一種になるのかな。

主人公と仕事ではお姉様的な感じの人が仕事中は仲の良いように取り繕うのだけど、それ以外の時はやたら主人公を毛嫌いしていて、なんでなんやろなと思ったら、過去に深い因縁があって、そういったギスギスした関係がメインであるがゆえになかなかシリアスで、同じ百合系作品のゆるゆりとか桜trickみたいな気楽な感じで観ようとすると面食らうかも。

どちらかというとコメディ作品ではありますが、Working!!のようにお仕事しながら人間関係が徐々に進展していくといった印象でしたね。

どうでもいいですが、OPとEDがちょっと田村ゆかりっぽいなと思ったら小倉唯さんでびっくりしました。

投稿 : 2023/05/27
閲覧 : 93
サンキュー:

8

mimories さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

主張がうるさい

 
3話で脱落。

ここまで観て、キャラを異常者と考えなしで固めて作者の面倒な主張に持っていくタイプの話に見える。ギスギスというよりキャラの思考がガタガタして不安定だし、そのへんを自然にできてないから面白いと感じないし、いろいろうるさくて話数を重ねるごとにウンザリしてくる。

作画は普通だし、他に大して文句があるわけでもないので、ウンザリしないおおらかな方にはよろしいかと。

投稿 : 2023/05/03
閲覧 : 241
サンキュー:

0

猫好き さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

主人公が嫌いなタイプ

原作は百合姫、、、ってことはマジな百合話なんだよね?
んで、アニメになるくらいだから、この話、受けてるんだよね

百合話は嫌いじゃないんだけど、百合以前に主人公に拒否感を感じるわ

主人公のっけから性格悪い~
まじめなリアル同級生の動揺をギャグにするんだぁ
よく見るとパワハラ労働環境

もう、百合かどうかは関係なく私には無理だわ

パス

投稿 : 2023/04/25
閲覧 : 252
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0

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観たい

ただの百合ではなく計算高さや腹黒さも見られるところは評価かな

百合姫だから百合物なのですが、ちょっと変わり種という感じでしょうか。

主人公は美少女ですが外面をしっかり意識していて、リアリティはありますね。
最初からガチ百合でのスタートというわけではなく、そういうコンセプトカフェに勤務しているからそう演じているだけ、というスタートですね。

これはただの百合には興味がない私には取っ掛かりがちゃんとあって、先が気になりました。

私にも百合文脈は良くわかりませんが、なんとなく主人公が百合文脈的には許されないことをしたことが感じられました。

…正直何が悪いのかよくわかりませんね。
でも、オタク的には許されないことを平気で踏みにじる非オタが許せない気持ちは良く分かるので、よくわからないながらもお姉さまにも共感はできました。
まあ基本はなんで怒ってんの? という主人公に共感して見られそうです。

ただ最初に働かせる経緯が完全に当たり屋の手口で、犯罪臭が気になりましたが…。
せめてちゃんとスカウトしようよ…。

優先順位は高め。なるべく見続けたいです。

投稿 : 2023/04/11
閲覧 : 217
サンキュー:

2

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

百合は演じるもの?

これは誰からでも愛されるため外見を飾っている少女が、カフェでバイトする話
しかもそこは、百合をコンセプトにしたカフェである

投稿 : 2023/04/11
閲覧 : 218
サンキュー:

1

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/22
閲覧 : 2
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私の百合はお仕事です!のストーリー・あらすじ

「ようこそ、カフェ・リーベ女学園へ!」 ここは架空のお嬢様学校。 店員同士が姉妹(シュヴェスター)となり、清らかに美しく給仕をするサロン。 日頃より誰からも愛されるような振る舞いを心がけている陽芽は、とあるきっかけでリーベ女学園の生徒として給仕をすることに。 そこで出会った女生徒・綾小路美月を何気なく「お姉さま」と呼んでしまい…? 演技(ソトヅラ)と本音が咲き乱れる、お給仕生活はじまります!(TVアニメ動画『私の百合はお仕事です!』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年春アニメ

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