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「耳をすませば(アニメ映画)」

総合得点
87.8
感想・評価
1446
棚に入れた
9819
ランキング
140
★★★★☆ 4.0 (1446)
物語
4.1
作画
4.0
声優
3.7
音楽
4.1
キャラ
3.9

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耳をすませばの感想・評価はどうでしたか?

鈍物語 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

名作

小学生の頃から大好きだった作品
甘酸っぱいねぇ甘酸っぱいよ
そして裏山けしからん!
高校生の方がプロポーズとか現実味があるのでは?と思いましたが
考えてみれば雫のやってることって中二くさい
行動は至極中学生然としている
図書館カードが重要なものとなるが
最近の中学生はバーコードでしょうね
6年前高校生だった時には自分自身もバーコードでしたし
ジブリの批判として挙げられるのは声優ですが
個人的には、キャラものじゃなきゃ大丈夫じゃないかなという印象
逆にリアルなのかもしれん
調べてみると高山みなみとか色んな声優出てますね

ジブリには今後、こういった恋愛もの作ってほしいかな
興行的には上手くいかないかもしれんが

投稿 : 2014/12/17
閲覧 : 245
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

夢、恋、青春!

まだ少女だった私にはこの映画は素敵すぎました。
あんな風に自転車の後ろにのって
「聖司くん」なんて言ってみたいなぁって憧れてました。

雫が物語の読みすぎで出てくる
夢見がちな発言はとても面白かったです。
「猫く~んどこいくの?」
「あぁ!せっかく物語が始まりそうだったのに!」
私も本が大好きなので共感してしまったり。

聖司くんの「雫、結婚しよう!」は鳥肌ものですね。
ピュアで素晴らしいです。

葛藤しながらも、
夢を持つことはすばらしい。
恋をすることは素敵だと、伝えてもらえた作品です。

投稿 : 2014/11/07
閲覧 : 239
ネタバレ

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

その若さで。。。?

将来見据えているところとかすごいと思うけど現実味無いなぁ…

柊あおいは星の瞳のシルエットが至高

投稿 : 2014/10/22
閲覧 : 243
サンキュー:

4

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

☆カントリーロード♪

思春期の中学生の雫のピュアな日常を描いたジブリの秀作アニメ。

作画の魅力で平凡なストーリーがキラキラ輝いてます☆
清涼感が溢れていて純真で真っ直ぐな雫ちゃんが可愛いです。

いろんなジャンルのアニメに食傷気味な時に爽やかなこの作品を
観たくなります♪

監督は逝去されてますけど素晴らしい作品を遺してくださり
ありがとうと申しあげたい気持ちです。


監督/近藤喜文

脚本.絵コンテ.制作プロデュース/宮崎駿

作画監督/高坂希太郎

音楽/野見祐二

原作/柊あおい「りぼん」集英社

アニメーション制作/スタジオジブリ


公開日1995.7.15(111分)

-幸せな時間「りぼんオリジナル」


オリジナルサントラ

聖地☆聖蹟桜ヶ丘、多摩

主観的評価(A)




追記欄_
小説コバルト文庫

投稿 : 2014/09/04
閲覧 : 249
サンキュー:

9

まーさちゃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジブリ最高傑作

数あるジブリ作品の中でも、個人的にこれが一番最高傑作だと思う。

ジブリを代表する宮崎監督・高畑監督のどちらの作品でもないというのが皮肉だけど、近藤監督はもっと長生きして、もっと沢山の作品を手がけて欲しかった。間違いなくもっと多くの名作が誕生しただろうと勝手に思っている。それぐらい才能に溢れた人だった。

ジブリ作品はどちらかと言うと、社会風刺の色彩が強い(勿論、そうでもない作品があるのも承知しているが)。しかし、「考えさせる映画」よりも「感じさせる映画」の方が私は優れていると思っている。そういう意味で、この「耳をすませば」は群を抜いている。

ただ単に、「面白かった」「興奮した」「ドキドキハラハラした」「感動した」といったフィーリングでもない。何かこう心に残るものがある。それは、カントリーロードの音色だったり、地球屋から見渡す町の風景だったり、「好きな人が、できました」というキャッチコピーだったり。世の中に、これだけの余韻を残せる作品が果たしてどれだけあるだろうか。

初めて鑑賞した時から20年近く経つが、何度でも観たいと思える数少ない作品のうちの一つだ。

投稿 : 2014/07/28
閲覧 : 222
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:----

タイトルなし

キュンとする

投稿 : 2014/06/16
閲覧 : 176
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

こんな奴いねえよ

今みると 痛い女

投稿 : 2014/05/22
閲覧 : 245

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

短く切取られた青春の一コマ

短い時間に言いたい事だけを切りぬいている。
小説などでは、もう少し情緒を出せたのだろうか。

ただ、アニメ等の映像として表せた部分も決して
少なくないと思う。

主人公みたいな年代でしか、当てはまらない
発想や行動がそこにはある。
単に「蒼い」と言えばそれだけだが、誰にも
蒼い時期はあるのだから、、、

投稿 : 2014/04/17
閲覧 : 234
サンキュー:

9

ネタバレ

無毒蠍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

何度生まれ変わろうと、自分には本作のような青春は過ごせないと思う(笑)共感よりも憧れに近い青春描写が心を揺さぶる作品です。

読書好きの少女、月島雫が天沢聖司に出会い当初は反発しながらも徐々に惹かれていき、
恋に進路に頭を抱えながらもしっかり前を見据えて歩んでいく物語です。

子供のころは何も気にせず楽しんでましたが
今思うとずいぶん恥ずかしいこと言い合ってたんだなと微笑ましかったです(笑)
聖司が雫に「お前そんな恥ずかしいことよく言えるな」みたいなセリフがありますが
個人的に一番恥ずかしいセリフ言ってたのは聖司くんだとおもう(笑)
中学生でプロポーズすんなやw

りぼんで連載していた作品をアニメ化したということで少女コミックテイストの作品でした。
嫌味でもなんでもないんですが女性が描く恋愛という印象を受けましたね。
昔は雫や聖司目線で楽しんでたのかもしれませんが私もそれなりに年を重ねまして、
まわりの両親や家族の言葉にも耳をすませてしまうようになり、
聖司たちの夢を心から素直に応援できない家族の気持ちというのもよくわかります。
ですが中学生のころから将来の夢に向かって歩んでいく二人の姿勢は羨ましいですし、
こんな青春を過ごしたかったと素直にそう思いました。

アニメ作品は何かしらのイベント切欠で好きになることも多いですが
この耳をすませばという作品は出会って喋って好きになるという、
中学生という年齢を考えれば結構リアルだと思います。
そのくらいのころって理由なく簡単に人を好きになったりしませんでしたか?
僕だけかな(笑)
聖司は前から雫のことを知っていて意識してたみたいですがね。
しかしそれ以外は特にリアルというわけではなく共感できるポイントなどはありませんでした。
まず雫と聖司の出会い方が運命的すぎて憧れはしますが共感は出来ないんですよね。
まるで本の中の出来事のようなまさにそんな印象を抱きました。

そして今回観ていて初めて気がついたんですが作品の舞台が地元でした。
ある意味それが一番の驚きでしたね(笑)
電車がどう見ても京王線だったのでどこだここと気になって目を凝らしてみたら…
こういう発見もアニメの醍醐味ですよね、
子供のころはそんなこと気にして見てませんし今だからこそ気がつく部分だったのかも。

この作品を語るうえで欠かせない歌が「カントリーロード」
中盤で雫や聖司、お爺ちゃんにその友人たちで演奏するシーンは一番印象に残ってます。

雫も可愛いですが雫の姉ちゃんである汐が素晴らしい。
大学生で遊びたい盛りのはずなのに
母に代わって家のことをやって雫の将来のことも気にかけてあげる。
厳しい口調になるのは心配してるからこそなんですよね、今はそれがよくわかります。
結婚するなら汐お姉ちゃんがいいなぁ。

100分以上の作品にしては二人の距離の縮まる描写などは比較的少ないように感じました。
どちらかというと進路に関する苦悩のほうが多く描かれてるかな?
恋と将来に希望と不安を抱く少年少女を描いた青春ストーリーですね。
いい意味でも悪い意味でも青臭いので好きな人は好きでしょうし嫌いな人は嫌いかも。

この作品を観て変に斜に構えて受け止めてしまったシーンもあるので、
年はとりたくないものだなぁ、としみじみ。

【B+78点】

投稿 : 2014/04/13
閲覧 : 254
サンキュー:

8

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

好きなひとができました

もう何度見たかわからないジブリシリーズ。

子どもの頃からこの作品を見ていて、大人になったら
感想って変わってくるのですが、これはあんまり変わりませんね。
とりあえず、受験生は受験勉強した方がいいんじゃないかな。
ということです。ご家族の方も心配しますしね。(まじめかよ)
好きな所といえば、やはりバロンが登場する所でしょうか。
あと、主人公が恋に落ちる所は見ていてきゅんとなりますね。

オススメしたいといえばしたいですが、どうですかね。

投稿 : 2014/04/02
閲覧 : 246
サンキュー:

5

コタリヌ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

観るたびに図書館に行きたくなります。

声優さん方の素人感は多少気になるものの
見やすい作品ではあります。

投稿 : 2014/03/22
閲覧 : 257
サンキュー:

1

ネタバレ

カッスン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

雫と杉村のからみ

カバンをとってもらうシーン、ヤマが当たったシーン、神社で告白されるシーン。
オレは杉村が好きです。

投稿 : 2014/03/18
閲覧 : 184
サンキュー:

1

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世にも美しい若気の至り

若気の至りとはこんなにも美しい。
チャレンジして、自分の身の程を知る。
感傷的になります。

投稿 : 2014/01/18
閲覧 : 257
サンキュー:

7

ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

目をすませば

ジブリ作品。
原作は漫画なんですね。
初めて知りました。


主人公は中学生の月島雫(つきしましずく)。
本の虫の彼女は、図書カードに、天沢聖司(あまさわせいじ)の名前を見つける。
どんな人物なのかと思いを馳せる雫。
ある日、ふとした巡り合わせで、彼と出会うことになる。
甘酸っぱい青春恋愛ストーリー。


詩を書いてみたり、街を旅してみたり。
歌を歌ってみたり、夢をもってみたり。
恋愛してみたり、恋愛してみたり。

初めて見たのは、私も中学生のころだったかな。
「リア充爆発しろ」なんて思っていました(そんな言葉はなかったけど)。

青春しまくってるんだもん。
そんな姿を見てだれがいい気分になるんだと。
描写がリアルなだけに、登場キャラへ嫉妬していたんですね。


ところが今見返すと「若いっていいなぁ」という感想に。
やりたいことを全力でやっている姿が輝いて見えます。

全111分の中で、ピョンピョンと青春の階段を駆け上がっていく。
あどけなさを残しながらも、{netabare}将来を誓い合う{/netabare}というオチ。
非現実的な調子の良さが心地よく感じます。
登場人物を「他人」ではなく「自分の代理」として見られるようになったからだと思います。


嫉妬から同調へ。
そんなふうに視点や観点は変わっていくものだと気づかされた作品でした。

投稿 : 2014/01/13
閲覧 : 801
サンキュー:

70

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジブリ美術館行かなイカ?

ジブリ大作とは一味違う小品でゲソ☆特に何か起こるわけでなく雫ちゃんの甘酸っぱい思春期の初恋と夢が描かれてるんじゃなイカ?しかしジブリの作画能力は驚嘆でゲソ♪

投稿 : 2014/01/07
閲覧 : 196

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

好きなひとが、できました

1995年劇場公開作品

当時はまだ恋愛アニメというものにさほど興味は無く、あまり触れていなかった
ジブリのタイトルという事で初体験に近い形でラブストーリーを鑑賞した
不覚にも感動して涙してしまったのが良い思い出です

その時抱いた感情は同年代の主人公たちに共感して自分自身が劇中の2人になったような感覚だったと思う

あれから18年
大人になった僕が久しぶりにこのアニメを観直した時、親の目線で2人を微笑ましく観てる自分にふと気づき年月を感じながら思い出に浸れたw

雫役の本名陽子さん
おもひでぽろぽろのタエ子(幼少期)なども演じられてますが、この頃は声優ではなく子役だったのですね

投稿 : 2014/01/01
閲覧 : 243

うさぎまる。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

音楽が好き。

落ち込んだ時や考えがまとまらない時に
のんびりしながらよく観ています。

幼い頃は、この映画の良さが分からず
一度観たきりでしたが、
自分も恋愛をして進路に迷って
乗り越えてきた頃に、もう一度観てみたら
とても心があったかくなる作品で感動しました。

これからも観続けます。

投稿 : 2013/12/07
閲覧 : 183
サンキュー:

5

ネタバレ

ねこひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春

ジブリのキャラはどれもそうかもしれませんが、登場人物がみんないいやつです
耳だけではなく心も澄んでます^^
多分皆さんご存じのカントリーロードという曲の演奏シーンは何度も見返しましたね~
かなり良作だと思います。
疲れたときとかにぜひ

投稿 : 2013/11/23
閲覧 : 267
サンキュー:

6

ネタバレ

遥か彼方 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

思わず泣くと言う事が本当に「泣く」って事なのかな、と感じた。

皆さんはこの作品どこで泣きましたか?
この作品泣けましたか?

友人とリアルタイムで映画館。

少女漫画原作が宮崎アニメになったらここまで違うものになるんだとスタートしてから楽しみながらも驚愕しっぱなしでそのシーンがやってきた。
主人公雫が今までで一番一生懸命に全力で書いた「猫の恩返し」を聖司の祖父西司朗に読んで貰うシーン。

私はてっきり司朗に褒められるものだと思っていた。
その頃私はただ皆が言っていると言う理由だけで、それがまるで世間のルールであるかの様に「努力は報われるものであるべきだ」と思い込んでいたから。

だが司朗は決して褒めたりしなかった。
不自然な点を次々と言いほぼ酷評に近い程容赦無く批評していった。

(あんなに頑張ったのに!?どうして・・・)
雫の努力が報われない展開にショックを受けていた直後
「ですが」
と一言だけ司朗は雫を励ました。
途端に雫は
「辛かったんです、書いても何だか書きたい事が上手く書けなくて・・・」
と号泣し始めた。

その瞬間
(あれ・・・あれ、れ・・・)
本当に突然それまでそんな予兆すら全く無かったのに、目尻が一気に熱くなり鼻の奥がツンと激しく痛んだ。
恥ずかしいとか、ここがどこかとか、誰かがそうだからとか
そんな事は全く考える余裕が無かった。

雫と一緒に私も泣いていた。

人間本当に泣いてしまう時は堪えきれない。
だがそれが本来の人間の感情のあるべき姿だと感じる。
泣けるから前に進めるんだ、と。

でも大人になり絶対泣いてはいけない場面に出くわす事も多い事を知って、実際皆と同じ様に私も泣くのを何度も我慢して来た。

小さい頃はそんな事考えず頻繁に喜怒哀楽を素直に露わにしていただろうから、アニメを観て泣いた事など数え切れないかも知れない。
でも大人になるに連れて「泣いてはいけない」場面があると知り、また残念な事に「泣かなくてはいけないんじゃないか」と思う感情も持ち始めた。

アニメには直接関係無いが
ある歌詞で
「ああ、卒業式で泣かないと、冷たい人と言われそう」
と言うのがある。
例えば「これ感動する」「絶対泣ける」と聞いてもし泣けなかったら・・・
(泣かないと、泣けなかったら・・・)
私は非常に残念な事にアニメにすらこの一種のあざとさ的な感情をいつしか当てはめてしまっていた。

泣くと言う感情はそう言うものじゃない。
きっとこの作品のあのシーンで思わず我慢出来ずに涙が抑えきれなくなった、それが自然に泣くと言う事だと今なら思える。

勿論そのあざとさばかりを意識してアニメを観ている訳ではないが「感動モノ」「泣ける」そう言う意見を聞けばやはり心のどこかに焦りの様なものが沸き上がってくる事も多い。

私事だが映画を観た頃は私も雫と同じ様に真剣に物語りを書いていてその道を目指していた。
だからその感情移入も勿論有るだろう。
だが、それだけでは片付けられない本当に思わず心からこみ上げてくるものが有った。
それが私を素直にちゃんと泣かせてくれたのだと思う。

後にも先にも宮崎アニメで泣いたのはこの作品だけ(泣きそうになった事は有るが)
でも新作かつ監督最後の作品である「風立ちぬ」は確実に泣く。と言うのもユーミンの「ひこうき雲」を聴くだけで泣くからだ(その為作品自体は未視聴)

これは「感動する」「泣ける」と言う感想を知る前に既に泣いていたのでこの作品と同じ様に「素直に泣ける」感情を持てるのだと思う。

私は数年前から今まで泣ける事の大切さを学んだ経験をした。
大人になるに連れて素直に泣けなくなる事も多いだろう。
殆どの場合、それが現実。

だからこそ、夢を見せてくれて感情を揺さぶってくれるアニメを観た時くらい素直に、思わず泣きたいと感じる。
この作品のあのシーンで泣けた。
それは「泣く」と言う事の大切さを知る上で、一つのかけがえのない瞬間だった。

これからもアニメを観ていっぱい子供みたいに、素直に思わず泣けますように。

投稿 : 2013/11/18
閲覧 : 304
サンキュー:

26

水音 秋 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何度も見ました

ジブリで一番好きな作品です。
雫と私はちょっと似ていて、何度見ても共感してしまいます。
聖司くんやムタ、地球屋のおじいさん、夕子...
素敵なキャラがたくさんでてくるし、ファンタジーもあるし、本当に素晴らしい作品だと思います。

投稿 : 2013/11/02
閲覧 : 174
サンキュー:

5

ネタバレ

るるらんぺ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

そりゃあもう

やはりジブリは特別であって、他のアニメとの比較対象ではないので、点数はつけづらいです。
やはり最後のシーンや、個人的には図書館で本を読んでいる主人公が好きです。

投稿 : 2013/11/02
閲覧 : 184
サンキュー:

5

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

衝撃

初見の時の衝撃は、秒速のそれと似たタイプのものでした。
あちらは山崎まさよし、こちらはカントリーロードが耳から離れなくなります。
ただし、こちらは恋愛要素に加えて夢にあふれる若者の姿も描かれています。へたに観ると大ダメージを受ける、そうわかっていても観たくなる。こいつはちょっとしたドラッグですよ。

投稿 : 2013/10/30
閲覧 : 234
サンキュー:

8

ネタバレ

ラ ム ネ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

誰もが憧れを喫するような青春恋愛ストーリー。

 「好きなひとが、できました」。恋心引き出すようなそんなキャッチコピーを世間の第一印象として、1995年公開された史上8作品目となるジブリ映画作品であり、今は亡き近藤喜文が「最初で最後の監督長編作品」としたアニメーションでもある。本作立案者である宮崎駿は脚本や絵コンテの担当に回っており、氏が昔自らが読んだとある雑誌に、柊あおい手掛ける原作漫画が連載されていて、これに興味を持った事が本作立案のきっかけだという。
 そして本作は今現在国内映画館において9割以上の劇場にて再生可能となったデジタル音響システム、ドルビーデジタルを当時日本で最初に本格導入を果たした事も知られ、故に音作りの面には重点的に製作者達から厚く手が加えられていて、目に立ち注目すべき一つのポイントでもある。
 この事柄に際し、音部門で作中最も重要な役割を荷う歌曲が、米国のポピュラーソングであり本作オープニングテーマでもある「Take Me Home, Country Roads」。後輩に文化祭で歌う事を理由に頼み込まれ、この曲を日本語に訳す事になった中学3年生の月島雫。彼女が日本語訳詞の「カントリー・ロード」として歌詞を手掛けていくことが、物語が展開される一つの手懸りとなるのだ。劇中、「カントリー・ロード」は月島雫役の声優である本名陽子(当時16歳)が実際に歌っているが、作品公開3週間前程にリリースされ本作の名が売れていくにつれ急激な売上増加を伴い、オリコンチャート最高位22位まで順位を付けるなどしている。
 このように多大なる反響を呼んだ事から、当時多からずとも日本の人達は「Take Me Home, Country Roads」の存在を薄らとしか知らなかったのではないか。曾て同じく米国のポピュラーソングである「Grandfather`s Clock」が「大きな古時計」として日本で急激に浸透し、人口に膾炙した「日本の古き歌曲」として間違い広まったように(犯人はNHK)、本作でも原曲よりも日本語訳の「カントリー・ロード」が世間浸透を喫したとして、流石にそれに比較すれば小規模ながら若年層を中心として同等的事情をいえると言っても過言ではないだろう。確かに月島雫が恋仲相手のバイオリンを伴奏とし、劇中にカントリー・ロード歌った場面には見入ったことは記憶に残っている。それだけ影響力ありありと感銘が生じた曲であったのであろうか。
 
 しかしご存知だろうか。「カントリー・ロード」本曲は原曲を忠実に訳した歌詞ではないのだ。これは主人公を基盤とした言わば月島雫の「独奏曲」とでも考えられてしまう。何故かという問題は、まず先にあらずしの方を紹介しなければならない。
 《東京都多摩市に居住する読書好きの中学3年生、月島雫は父が務める図書館へと頻繁に足を運ぶが、図書カードに自分が読んでいる本をいつも先に読んでいる天沢聖司という名を発見し、それが同校の同級生だという事に気がつくまで時間はかからず、徐々にその名への関心が高まる雫だった。ある日、図書館へ通う電車の中隣席に座ったのは猫だった。不思議に思い後を追うと行き着いた先は丘の上に静かに佇む小さなアンティークショップ、「地球屋」だった。その地球屋の店主、西 司郎と出会い、そしてその西老人の孫こそが天沢聖司だったという運命的な事実を知るのだが・・。》たったこれだけのあらすじから書く事がズッシリと山積みになってしまったが、先ずはその原曲と本曲の対称性についてだ。
 原曲作者のジョン・デンバー氏は自身の故郷で田舎である「ウエストバージニアへの帰郷する喜び」を歌ったているが、月島雫の故郷とは多摩丘陵を切り開いた固有文化など微塵も残さない人口仕立ての漠然とした開拓地区だ。田舎に憧れも抱かず、故郷という実感をも得ていない一女子中学生が、原曲に理解と関心を持って翻訳するなど到底不可能ではないだろうか。後輩に頼み込まれたとはいえど原曲をそのまま訳しては誰の共感も得られやしない。故になんとか自分の故郷を無理やり連想して一度作り、「故郷って何かやっぱり分からないから、正直に自分の気持ちで書いたの」と親友に相談して辿り着いたのが、劇中の「コンクリート・ロード」だったとも思える。
 しかしここから彼女は大きな成長を遂げる。後輩に頼み込まれた「Take Me Home, Country Roads」の翻訳は、彼女に「故郷」とは何かとして考え始める動機となり、それを見出していくのだ。「故郷」とは単なる親しんだ風景だけのことではない。自分の事を知られている、知っているという双方の人間関係がある事を前提に、その人間関係が成り立っていた場所として初めてそれを「故郷」と言える。人同士の関係無くして風景など存在せず、「故郷」など成り立たないのだ。月島雫は電車内で隣席に座った不思議な猫に出会い、その猫を追いかけた。まるで自分が普段から読んでいる本の物語のような展開に心は高揚し、追っては追って同じ街の未知の土地へと足を踏み入れ、「いいとこ見つけちゃった」と街を一望できる高台の丘に静かに佇む「地球屋」を発見し、西老人に出会い、天沢聖司に出会ったことから「運命的な人間関係」と「一望できる町並み」を得て、彼女自身での「故郷」という歯車が噛み合ったのではないか。この経験を得て原曲の歌は未完成形から完成形の「カントリー・ロード」へと洗練され、ジョン・デンバーが歌う「故郷への思いの歌」ではなく月島雫が歌う「故郷を思う歌」として、前文で書いた様に所謂彼女自身の「独奏曲」として変貌を遂げたのではないか。個人的には原曲の方が自分好みなのだが、対称性に視点を一度置くと、主人公が「故郷」という事柄を見出していく過程が、物語進行に応じて描かれているのではないかという結論に達したのである。
 後に考えると月島雫の「故郷」の風景というのは最終シーンのあれだろう。景色を一望出来る高台から聖司と共に眺めた朝霧映える都心の風景。あれこそが2人の「故郷」となったのではないか。彼が海の向こうで「バイオリン職人」を志ざす時も、故郷で彼を待ちながら彼女が「作家」を目指す時も、2人が「カントリー・ロード」を口ずさむ光景が目に浮かぶのだ。


物語から外れた影の話題を少しずつ書いていこうか。
 前文に書いた様に、本作品の舞台は東京都多摩市なのだが、何か思い当たらないだろうか。「耳をすませば」前作のジブリ映画作品「平成狸合戦ぽんぽこ」の舞台でもあるのだ。月島雫が高台から眼下に広がる東京都を眺める場面があるのだが、「ん?この景色どこかで」と私は何かしらの記憶の壁に突撃したのだ。極めつけは都心の中心に建った新宿の高層ビルだった。そう、「平成狸合戦ぽんぽこ」でも全く同じ光景が一望されるシーンがあるのだ。ぽんぽこ観賞は随分昔だったはずだが、我ながら凄い記憶力だ。「平成狸合戦ぽんぽこ」は愉快なタヌキ達が自分達の住処である山を切り崩し、多摩ニュータウン建設を執り行う人間に対し戦いを挑む物語なのだが、時代背景から「ぽんぽこ」では高度経済成長期。「耳をすませば」では高度情報化革命前夜なので、2作品を無理やり繋ぐと「耳をすませば」の街並みのどこかで、曾てタヌキ達の葛藤の戦いが繰り広げられていた、のかも知れない。
 劇中、月島雫の母親である月島朝子のとある言葉が、雫に対する思い入れが表現されている場面がある。終盤、物語を書き終えた雫は朝子にに「とりあえず受験生に戻るよ」と宣言するのだが、対して朝子は「とりあえずか」と呟き頷いて納得する場面があります。一点単純に思えるこの場面は案外意味深に私は捉えた。朝子は過去に当時の典型的な学問マスキュリズムによって、好む仕事に付けなかった人であり、ファミニズムが普及を成してきて、子供が大きくなった頃合に43にして社会人学生として大学院に通っている身だ。朝子が親に昔「とりあえず、世間並に大学卒業後は結婚します」と言い放ち後に大学院に通うことになったことから、朝子は娘が曾ての自分のように道を歩んでいることに苦笑したのではないでしょうか。「とりあえず世間並に受験生に戻る」と言ったならば、「とりあえず」では済まない事態に進んでいくんだろうという事を静かに理解したのだろうと思いうのだ。朝子を飽くなき向上心の追求は、将来の雫にどのような目標を見いだせるのだろうか。
{netabare} ある話で、天沢聖司は非道な男だという説がある。〈聖司は当初から雫に恋心を抱いており、まず雫が読みそうな本の借り出し記名に自分の名前を繰り返し書き込み、雫に自分の存在を気づかせる。次に、恋愛心理学でいう「肯定⇒否定されるより、否定⇒肯定される方が意外性が増し、好意を持たれやすい」という法則を用いて、初対面時雫に態と悪い印象を植え付け、後に優しく接した事で好意を引いた。故に、二学期の昼休みの廊下で聖司が雫とすれ違った時無視した。〉などの「天沢聖司の本性は薄汚い悪だった説」が出されている。が、例え筋が通っていたとしても製作者の意図から反する説を巻降らすのは止めて頂きたい。作者はそういう駄目男設定で物語を作り出したわけは無いはずだ。聖司も雫と同じく図書館に良く通う読書好きで、雫の読書量に驚き対抗しようと本を読みまくった男であり、地球屋前で再開した時に雫が「この猫について来たらここに辿り着いたの。何だか物語の中みたいで・・・」などと口にした際、彼女が凄く創造的な言葉を発したことで聖司は彼女に惚れたのではないか(映画を観る限り)。そして廊下ですれ違い時に無視した理由とは、聖司の後ろにいた大人とは彼の父親であり(客用のスリッパと雫の挨拶の仕方から断定)、聖司のイタリア行の事情で厳しい対立がなされていたためだ。夢が掛かる教師との面会に道中雫と仲良く話す事は不謹慎な言動だ。・・などと、対抗意見としてこの様なことを思っている。{/netabare}
 本作は「となりのトトロ」と同様、社会背景を高度情報化革命前夜の風景とし、懐かしめいた理り達が登場する。それは遊覧飛行する飛行船だったり、図書カードを用いたバーコード化されていない図書館だったり、ワープロが導入され手書き用の原稿用紙が少なくなっていったり、コミュニケーションに距離が生じ始めた時代だったり、不要なものは持ち歩かない主義の終わり頃だったり。この物語の主人公はその世代にその事柄達の最後を見届けていると感じる。図書カードに書かれた彼の名前を見つけるという事も、彼に追いつく為に「耳をすませば」という物語を原稿用紙にひたすら書き続けた事も、手ぶらで外に飛び出す事も、彼とコミュニケーションをとる時は必ず実際に会って話した事も、この時期ならではであり、この後5年もすれば殆どが薄れた習慣でもある。それらが影を潜めて描かれているところは注目すべき箇所の一つだ。
 この様な影となった事細かな設定や話題は、作品を再度見直した時に不意に脳内に訪れるものである。作品を見直し文章に纏める事で、概要を再度認識し確信づけた事で、私の中で単純なジブリの青春恋愛物語という「耳をすませば」のイメージは、中々意味有りげな青春物語へと変化を遂げたのだ。

 「耳をすませば」のTV放送時、どうやら「耳をすませば症候群」という確かなものが全国各地で少なからず人々に発症するらしい。
 事態の現れは「耳をすませば」の公開直前から予兆を見せていた。本作を巡っては、公開翌年の一九九六年程からネット掲示板では話題のネタとなっていた。当時掲示板では「最高!!」「せいじくんカッコイイ!」などと賞賛の声がズラリと並んだ。その中には「うつになった」などという症状の予兆の様な声もあったが、「は!?なんでうつになるの?」「ただのアニメだろ」という声が一般的だった。
 しかし二十一世紀に入り時間が嵩むに連れデフレ不況により情勢が悪化。それに伴い未婚率が上昇し、三〇代に入ってまでも結婚を果たせない人々が多くなった。その頃合いから「耳をすませば」がTVで放映される度に、「またこの季節になったか・・」と言ったネガティブ発言が急激に増加し、後にはタイトルをもじり「耳をとじれば」「首をつるせば」などというフレーズが出てくる始末。ネット掲示板に立てられたスレッドの題名は「『耳をすませば』自殺会場」。書き込みは首吊り絵文字がビッシリで、「ここが樹海か」「死のうか」「あの世でまってるぜ」と、人生に絶望視する声が溢れたという。
 そして2013年公開のジブリ作品「風立ちぬ」に伴い、TVにて有名ジブリ作品を三夜連続放送を行うジブリ映画祭なるものがあったことはご存知だろうか。その第一夜目に放送をされたのがこの「耳をすませば」なのだが、放映直後ネット掲示板には「死にたい」「俺の青春を返せ」「俺の人生つまんね・・」「俺たちは老いた」「何やってんだろ俺・・」などの多々のネガティブ発言がネット上に山のように積り、「いやぁぁぁぁぁ」「助けろぉぉぉぉ」「キェェェェェェ」などの叫び声までもが相次ぐ事態となったのだ。このようにネット上で甲高い悲鳴を上げているのは、多くが映画公開後の九〇年代後半に中高生だった30代前後から30代半ばの付近の男性とみられる。夢と恋愛に真っ直ぐな作中の登場人物を見て、現実逃避を喫したようだ。この年代の男性の未婚率が既に日本人口の半分近くまでに上り詰めてきた今、この症状による患者は今後も重症化していく確率が高いとの事らしい。
 この様な事柄が生じた理由は案外単純であり、「耳をすませば」のストーリー性に、誰もが憧れるような眩しい青春物語が描かれているからに違いないだろう。その映画では、月島雫と天沢聖司は結婚まで約束してしまうのだが、現実社会でこのような青春を経験できる人など雀の涙ほどであり、数えるまでもない。それにも関わらず、今現在国内の一部では「耳をすませば症候群」という社会現象に成り得ている。

 明快に言う。馬鹿馬鹿しい。


『Take Me Home, Country Roads』日本語訳

天国のような ウェストバージニア
ブルーリッジ山 シェナンドー川
木々よりもながく 山々は若く
そよ風のように 人々は暮らしている

カントリーロード 僕を連れていってよ
僕が育ったあの場所へ
ウェストバージニアの 母なる山々へ
僕を連れていってよ カントリーロード

思い出すのは あの娘のことばかり
あの青い水を湛えた故郷から いま遠く離れて
目に滲んだ涙は 大空を暗く塗り込めて
月明かりを 霞ませる

カントリーロード 僕を連れていってよ
僕が育ったあの場所へ
ウェストバージニアの 母なる山々へ
僕を連れていってよ カントリーロード

その朝 僕には聞こえたんだ あの娘が僕を呼ぶ声が
ラジオから聴こえる音は 僕の心を あの場所まで運んでくれる
逸る気持ちで 車を飛ばしながら 僕は思った
ああ 何故僕は 今まで帰ろうとしなかったのだろう

カントリーロード 僕を連れていってよ
僕が育ったあの場所へ
ウェストバージニアの 母なる山々へ
僕を連れていってよ カントリーロード

『カントリー・ロード』

カントリーロード
この道 ずっとゆけば
あの街に 続いてる
気がする カントリーロード

一人ぼっち 恐れずに
生きようと 夢見てた
寂しさ 押し込めて
強い自分を 守っていこう

歩き疲れ 佇むと
浮かんでくる 故郷の街
丘を巻く 坂の道
そんな僕を 叱っている

どんな挫けそうな時だって
決して 涙は見せないで
心なしか 歩調が速くなって行く
思い出 消すため

カントリーロード
この道 故郷へ続いても
僕は行かないさ 行けない
カントリーロード カントリーロード
明日はいつもの僕さ
帰りたい 帰れない
さよなら カントリーロード

投稿 : 2013/10/27
閲覧 : 384
サンキュー:

24

ネタバレ

Banちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大好きな映画です。

一番はじめに好きになった映画。
いつか私もこんな素敵な出会いがあるのかなと期待して今に至る………

天沢聖司と月島雫の心の変化はお互いを思いやる気持ち?青春だなと。こんな恋したかったなと、今もたまに見ます。

私が思うに聖司くんは付き合った後はほったらかしタイプだと思う。自分が寂しい時しか連絡くれないような?そんな感じなところがまた良いのだけれども、実際彼女だったらイライラ思想www

投稿 : 2013/10/27
閲覧 : 221
サンキュー:

7

ネタバレ

Alucard さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

胸キュン(*ノノ)

柊あおいさんの本で1番好きやったのが、ジブリ化。

何回見ても胸キュンさせられる(*ノ∀ノ)

けど、やっぱり原作の方が好きやったな(笑)

投稿 : 2013/09/30
閲覧 : 198
サンキュー:

2

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

クロージング:満足度上昇。注目の作品で期待を裏切らない出来。

1995年7月15日公開。
キャッチコピーは「好きなひとが、できました」
作中にはいくつかの古楽器が登場する。ヴィオラ・ダ・ガンバ、リコーダー、コルネット(ツィンク)、リュートなどである。

オープニングテーマ「Take Me Home, Country Roads」
エンディングテーマ「カントリー・ロード」
上記の曲に日本語詞をつけたもの。劇中では雫が訳詩した設定になっている。

投稿 : 2013/09/28
閲覧 : 215
サンキュー:

5

tomato5 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもしろい!

さわやかな学生生活

投稿 : 2013/09/26
閲覧 : 186
サンキュー:

1

ダマサキ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高

また観てしまったので、再レビュー。
最近衝動的にジブリを全作観ることがマイブームになっているが、やはり自分の中での1位は変わらない。
それにしても、今は落ち着いたが、毎回観終わって数日は、雫が好き過ぎて生きるのが辛い状態になります。(笑)
この作品は、2ちゃんなどで、鬱アニメと呼ばれることもあるらしい。
というのも、主人公達は、中学3年生でこんなにも自分の夢に向かって一生懸命もがき、甘酸っぱくも素晴らしい青春を送っているのに、自分はと言えば・・・という感情に陥ってしまうかららしい。
自分の場合は、その感情プラス、雫が好き過ぎて辛い状態が重なり、数日は何も手につきませんでした!きもいけど。
こんな子が、今の時代居るでしょうか、いや、居まい。

投稿 : 2013/09/25
閲覧 : 223
サンキュー:

5

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

猫のいる風景

ジブリとしては地味な作品。
ゆったりとした雰囲気のアニメです。

美しい多摩丘陵の風景の中での、少女と少年の淡いラブストーリーを描いています。

話はシンプルかつ爽やかなため、好感度は高いです。

投稿 : 2013/09/14
閲覧 : 444
サンキュー:

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耳をすませばのストーリー・あらすじ

読書好きの中学3年の月島雫は、父の勤める図書館へよく通うが、自分の読む本を全て先に借りて読んでいる「天沢聖司」の名前に気がつく。その天沢聖司が同級生だと知るのに時間はかからなかったが、天沢聖司のことが何かと気になる雫。
ある日、図書館への道で変な猫を見つけ、その猫を追いかける。猫は小さなアンティークショップ「地球屋」へ入っていき、雫は店で老人・西司朗と出会う。西老人は聖司の祖父で、彼は地下の工房でヴァイオリンを作っていた。聖司はヴァイオリン職人になるためにイタリアへ留学したいという夢を持っていた。確固たる目標を持っている聖司に比べて、何をするべきかが分からない雫。雫は自分の夢を求め、物語を書き始める。(アニメ映画『耳をすませば』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1995年7月15日
制作会社
スタジオジブリ
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%B3%E3%82%92%E3%81%99%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%81%B0#...
主題歌
≪ED≫本名陽子『カントリーロード』

声優・キャラクター

本名陽子、高橋一生、立花隆、室井滋、露口茂、小林桂樹

スタッフ

原作:柊あおい(集英社刊)、 監督:近藤喜文、製作プロデューサー・絵コンテ・脚本:宮崎駿、プロデューサー:鈴木敏夫、作画監督:高坂希太郎、美術監督:黒田聡、キャラクター色彩設計:保田道世、『バロンのくれた物語』美術:井上直久『イバラード博物誌』より、音楽:野見祐二

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