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「フウムーン(TVアニメ動画)」

総合得点
63.2
感想・評価
11
棚に入れた
33
ランキング
4384
★★★★☆ 3.4 (11)
物語
3.5
作画
3.3
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.4

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フウムーンの感想・評価はどうでしたか?

ちょま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

老若男女楽しめる名作!

原作未読。手塚治虫氏の漫画「来たるべき世界」をベースとしたテレビスペシャル用アニメ。
戦争で荒廃した島に突如現れた新人類・世界中で多発する生物消失事件・近づく戦争の足音・宇宙から迫る未曾有の危機!どーする主人公!?というお話。
おいおいこんなにたくさんの要素、映画3本分になるだろ…ええ!?90分で全部楽しめるんですか!?そうこのアニメ、テンポが段違いである!

今の時代からすれば登場する設定や要素一つ一つはどれも平凡。キャラも普通だしデザインも時代相応である。いや、なんなら地味だ。

だがしかし!とにかく次から次へと事態が変化していくテンポの良さ!決して退屈させず、「この先どうなるんだ!?」と視聴者の関心を掴んで離さない展開力は、現代でも十分通用するレベル!
特に終盤は息をもつかせぬ事件の連続!まるで大作映画のようなスリル!久々に「手に汗握る」体験を味わうことができた。

様々な事件こそ起きるもののどれもわかりやすく、しかも全体でキチッと筋が一本通っているので見ていてすごいスッキリ。鑑賞後に不思議な爽やかさを感じるくらいである。老若男女問わずスッと楽しむことができる作品だろう。

なにより新人類フウムーンのデザインが素晴らしい!妖精さんみたいなぷよぷよなデザインで可愛いのだが、特にメインキャラのロココ。こいつがやばい。頭部こそ人間とは別物だが、体躯は女性的な曲線美を遺憾なく発揮!「聡明+苦悩」という王道なヒロイン感も相まってこれは間違いなく【異種族フェチ】に突き刺さる!
どこまで手塚氏が関わったかは不明だが、キャラデザ担当した人、いい仕事しすぎ。

ただ作品自体は誰でも楽しめるスッキリしたものであるものの、「小さい子も楽しめるワクワク感」や「素敵なデザイン」などはないので、一枚絵としての魅力は乏しい。
また「環境破壊は良くない」のメッセージ性が序盤はかなり露骨なので説教臭さも強い。
そして終盤!ここまで上質なエンタメを提供してくれたのに、ラストちょっと力技になったのが残念であった。画竜点睛とまでは言わないけどさぁ…くぅ〜そうなっちゃうかぁ〜…!

まあ多少目につく点はあるし尖ったものもないが、作品全体通せば間違いなく面白いアニメ。時間も90分とお手ごろ。古いからと食わず嫌いせず、ぜひ見てほしい一作だ。

投稿 : 2023/04/02
閲覧 : 89
サンキュー:

0

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

印象に残りづらい作品

原作は読んだことがあり、あのロックが酷い目に遭わされて人間不信になってしまう記憶があるのですが、本作ではむしろ影が薄くメインキャラから外れてしまった感があり、美味しくない役回りという印象。

ロココのくだりも当初は地球人なんかどうでもいいだったのが情が移って主人公側の味方になり、最期は自己犠牲というご都合主義とお涙頂戴がキツかったのは難点でしたね。

やはり前2作に比べると、個人的に冒険や活劇といった面でワクワク感が弱く、暗い(視覚的にも心理的にも)のが致命的だったかと。

ピーチは可愛かったし、ランプも悪役ながら金に物を合わせて良い味出してたんですけどね。

投稿 : 2022/09/14
閲覧 : 90
サンキュー:

3

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

観終わった

手塚プロ公式がyoutubeにて期間限定で配信(8/13~8/26 14時まで)。
バロムワンにメスが居たら…今風に言えば女体化したら・萌えキャラ化したら、フウムーンみたいになりそう。
そんなことを思ってた1980年。
例によって感動押し売りの24時間テレビ内のアニメなので、世相を反映したというか社会を皮肉った感じな内容。
今回は環境破壊と冷戦、一定の年齢以上の方なら目にタコができるネタかと。
お互い相手国を疑ってるのでなにかあったら「アイツに攻撃された」としてよく考えもしないで反撃を始めてしまう。
馬鹿だなぁとは思うけど冷戦ってそんな風に言われてましたね。

でもって作中では戦争描写よりも「黒いガス雲」襲来によるパニックシーンの方が尺取ってるような?
暴動や略奪が起きて…って、ん?自転車のチューブの奪い合い?
ああ、自分はたまたま昔のニュースを特集したTV番組で知ってたクチだけど「ハレー彗星パニック」ネタじゃーん。
これって有名なの?と思って調べたら「空気のなくなる日」(1947年)っていう児童文学があるらしい。
そしてドラえもんでも33巻(1985年4月刊)、雑誌掲載が1984年7月で「ハリーのしっぽ」ってタイトルで扱ったのがあるらしい、アニメ化もされてるらしい。
あはは全然知らんw
フウムーンではいちいち説明なんかしないで「そんなの知ってるでしょ?」って体で話進めちゃってるけど、知ってないとピンと来ないんじゃ…。
で、そんな感じでデマが横行してバリア発生器を積んだロケットを愚民が台無しにしてしまう。
自分が一番覚えてたのはこのシーンで「オレもロケットに乗せろ」と押し寄せる所はよく覚えてる…と思ったら、ひょっとしたら劇場版“地球へ…”と混同してるかも?
あっちでもそういうシーンあったよね?
調べたら“地球へ…”の劇場公開は1980年だって、そりゃ記憶混ざっちゃうわww

最後はご都合主義展開で解決しちゃうけど、まぁいいんじゃないでしょうか。
被害妄想でデマに振り回される人間の愚かさがテーマになるのかな、そこら辺の問題は昔も今も変わんないなぁとしみじみ。
“バンダーブック”“マリンエクスプレス”と続いて3作目になるけど、話としては一番まとまってると思う。
但し地味っていうか暗め…ブラックジャックも写楽も出ないし(動物を運びやすい形状にして泡に包んでるところでレオは発見)。


でもってどうでもいいツッコミ。
「0.5光年のスピード」…ん?
光の速さの半分ってことだと思うけど…ん?
あとツキミソウと呼ばれてた花は厳密にはマツヨイグサ、本物のツキミソウは白花、“ゼーガペイン”のエンディングのヤツ。
船長は二十日以上縛られ続けてたのか。
まぁ瑣末なことです。

投稿 : 2019/08/19
閲覧 : 235
サンキュー:

3

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

超人類の姿はクリオネに似ています。

日本テレビ制作第3回24時間テレビ内で放送された約90分の短編アニメ。
手塚治氏の漫画が原作。
自然破壊が進み、2大超大国が対立する近未来の話です。

ザクッとした内容は次のとおり。
人類存亡の危機の中、ヒロインである超人類フウムーンのロココと主人公ケン一の運命は如何に・・・。

人類が、終始愚かに描かれています。
デフォルメされているとは言え、鬱陶しかったです。
また、視聴対象として低年齢層を設定しているためか、シナリオとキャラの行動は単純です。
このため、陳腐なストーリーとなっています。

今のアニメに比べると低品質なため、私の評価は低いです。
リアルタイムで見た時はそうでもなかったのですが・・・。

余談;ピーチ役の松島みのりさんの声が「咲」のタコス娘(cv.くぎゅ)の声に聞こえて面白かったです。

投稿 : 2014/02/02
閲覧 : 568
サンキュー:

14

じぇ~むず さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/08/16
閲覧 : 40

LYS さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/07/30
閲覧 : 40

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/09/04
閲覧 : 54

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2017/10/14
閲覧 : 82

タクボン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/03/13
閲覧 : 124

おみや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2015/01/24
閲覧 : 126

kain さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2013/05/05
閲覧 : 147

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フウムーンのストーリー・あらすじ

日本テレビ夏期の「24時間テレビ・愛は地球を救う」第3回目用のスペシャルアニメ。原作は手塚治虫の「初期SF三部作」の掉尾を飾る大傑作『来るべき世界』。 2大国家のスター国とウラン連邦の軍事的衝突ゆえ、汚染して疲弊した馬蹄島の自然。だがその中から、超能力の新人類フウムーンが誕生した。その事実を科学文明の暴走の結果と見た科学者・山田野博士は各国に警鐘を鳴らすが、軍拡に明け暮れる世界は聞く耳を持たなかった。だがさらに地球に迫るより強大な脅威。それは地球を暗黒の中に包み込む、ガス星雲の接近だった! スペシャル前作『バンダーブック』『マリンエクスプレス』と制作総指揮を執った手塚治虫だが、1980年夏の本作は秋からの『(新)鉄腕アトム』の準備に忙殺されたため関わっていない。代って前2作でも主力スタッフの一人だった異才クリエイター・坂口尚が全編の構成と演出を担当。日本漫画史に残る名作を自分なりに咀嚼し、独特の美学とセミオリジナルのドラマ性を盛り込んで、見事な完成度を示した。ED主題歌「愛の星」の叙情的な歌詞と美しいメロディラインの効果も忘れ難い。(TVアニメ動画『フウムーン』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1980年夏アニメ

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