おおかみ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
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機動戦士ガンダムSEED[シード]の感想・評価はどうでしたか?
おおかみ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
匿名(仮) さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
Lilac さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
知人に勧められ視聴したが、あまりの出来の良さに脱帽だった。
戦争、人種、対人関係のそれらを主人公らに上手く対比させ、50話とボリュームがありながらも見事に描いている。
やられたから、やりかえす。報復の連鎖を断ち切るにはと、祈りながら、それでもと銃を構える姿らはとても美しい。
Mi-24 さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
タイラーオースティン さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ねるる さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
2002年制作。全50話。
ガンダムシリーズ 初めての視聴。
物語の重さとメッセージ性、繰り返される悲劇の中でも決して消えない希望と未来。
登場人物の心の動きと一人一人の成長の描き。
迫力のある絶え間ない戦闘シーンと、心に響く音楽。
声優さんの心から吐き出される悲しみの叫びの演技。
もうどれもこれも最高に良かった。
50話と長編ですが、続きが気になる面白さであっという間に見終わりました。
今現在の世界情勢の事もあり、とても心に深く響きました。
戦争を描く作品は、他にも視聴したことはありましたが、今作はキャラクターの気持ちが非常に丁寧に描かれていて、とても感情移入したので、尚更悲しかったし心に響きました。
主人公のキラはもちろん、他の登場人物もナチュラルもコーディネーターも関係なく、人間らしく個性があって、そして葛藤と悲しみがある。辛かった。何度泣いたか分かりません。
キャラクターに伴う声優さんの演技も素晴らしかった。
叫びと泣きの演技。心に響きました。何度も泣ける。
兼役で主要キャラを演じている方もいる中、繊細な一人一人を丁寧に演じられていて流石プロと思いました。
始まりから終わりまでずっと戦争をし、ずっと悲しみを繰り返す物語なので、とってもしんどいですが、物語そのものがテンポ感が良く、進むにつれて主人公と仲間たちの気持ちの変化や成長が描かれるので、見ていて飽きることはありませんでした。
最終話で終わりではなく、続編ガンダムSEEDDESTINYへと物語は続いていくようなので、正直消化不良感はあります。
DESTINYも全て見終わって初めて、ガンダムSEEDという作品を解釈できるのかなと思うので、時間が出来たらまた続きを見たいと思います。
ガンダム初心者の自分でも物凄く夢中になり、感情移入出来た今作品。ガンダム触れてみたいけど、手出せてない方に是非見て欲しい。ロボット関係なく物語に引き込まれます。用語も多くロボアニメで男性向けと思いきや、純粋に人間ドラマを楽しめます
。
楽しい!明るい!というアニメではないですが、見て損はないとても響く魅力ある作品です。この作品を見て考え方ものの見方が変わる人もいるかもしれない。
長編だけど見て良かった…人生に残るいいアニメでした。大大大満足です。
はる さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
nyaro さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
少年少女が生きるために何をするのか、何をさせられるのか。このテーマに関していえば、非常によく描けていました。
特にラクス様とフレイの比較。聖母と悪女、ですよね。キラという存在を鏡にして、でも、お互いそれぞれの生き方には説得力がありました。
カガリはどちらかといえばデスティニーの方がいい活躍をしていました。
フレイがどうやったら自分は生き残れるのか、あるいは復讐できるか、という部分が子供向けと言われるシードの中では光っていました。男2人の間での心理的な駆け引きや、実際身体を使ってまで彼女は懸命に生きようとしました。極限状態の中で本当に2人の男にどこかで惹かれていたのでしょう。
最後の方は、あまりに可哀想というか「女としてよく頑張ったよ。お前は」と言いたくなるくらい、ガンダムシリーズの中でも出色のキャラとなりました。
その対比としてラクス様です。初めに登場したピュアな感じのアイドル歌姫から、後半の反政府組織のリーダーというか精神的支柱として、頑張っている姿。父の死でも気丈にも涙を流さなかった彼女が、キラと再会したときにキラの胸で泣いてしまいます。その少女としての可愛らしさ。
アスランとの別離のシーンもカッコ良かったです。あのミニスカで艦長席にいる姿。アニメ的な演出過剰感があって、なんだこりゃ、と思ってはじめは見ていましたが、はまってくると、あれが良くなってくるから不思議です。ラクス様は危機に際してもギャーギャー騒がないのが本当にカッコ良かったです。
あと、ナタルとラミアスの対比もなかなか良かったですね。特にナタルは、正論を言うだけでは何も人の心に響かない、というのを身をもって見せてくれました。
(そうそう、フレイとナタルって、同じ声優さんなんですよね。どういう意図なんでしょうか)
で、アニメそのものは正直、ガンダムとしての話や戦争の話は、確かに子供っぽいところはありました。
フラガ大尉も、デスティニーまで行くと、ちょっと感動があるんですけど、ウーンという感じです。
ですが、ラクス様とフレイの対比が素晴らしく、歴代ガンダムでもファーストに並んで人が描けていたのではないでしょうか。
賛否別れますが、私はかなり面白かったと思います。
ニック さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ひつまぶし食べゾウ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
新しい世代に向けたガンダムとして作られたSEEDは
機動戦士ガンダムの流れを踏襲しながらもガンダムもいっぱい、イケメンがいっぱい、今風に合わせて最大限のブラッシュアップがされつつもガンダムらしさを忘れず、戦うことへの葛藤や分かり合うことの難しさを風刺を交えながらも表現した。
一方で当時の若者のようなライブ感、設定のカッコ良さを重視するなどもあり、シナリオの破綻、ムリのある設定なども散見された。
高く評価出来る部分は高く、低く所は低い粗の目立つ作品ではあったが、ガンダムという作品を次の世代へとバトンタッチした功績は非常に高く、劇場版にてリブートがされる今、見直されるべき作品でもあるだろう。
takaさん さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
ガンダムシリーズはシードが初めてなので、他の作品と比べたりは出来ませんが感想を。
まずストーリー。
テーマは深く面白かったです。しかし戦争に至るまでの詳細や大人達の葛藤などが分かればもっと良かったと思います。主人公達は作中成長していってますが、そのスピードが遅い・・キャラの性格を変えずに成長を描くのは難しいですね。
キャラ
主人公が頑固っぽくみえるけどじつは流され屋。微妙にシンジ君に被ったり・・
個人的にはアスラン、艦長、フラガ、アンドリューの方が魅力的だったなあと
作画・戦闘シーン
砂漠戦はずごく良かったです。舞台が宇宙空間になると単調でしたね。背景の関係もあるんでしょうけど、もう少し頑張って欲しかったです。
音楽
音楽はOP・EDどちらも素晴らしい曲が多かったです。今聞いても全然色あせないですね。個人的にこの作品の1番素晴らしい所です。
トータル
やはり子供向け・・中学生くらい。な感じですね。中学生の時に見ればまた感想も違っていたはず。おしい事しました。
overnao さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
この作品のオープニング、エンディングは本当に名作ぞろいです。挿入歌の「暁の車」もヘビロテ確定です。楽曲目当てに見る価値があります。
ストーリーに対して賛否両論ありますが、私はアリなんじゃないかと思います。どこかのアニメレビューサイトに「ちゃんと戦争してた」って書いてありましたが、私もそのとおりだと思います。4クールという長尺に渡って、戦争の新たな火種、泥沼化する戦況、そして終戦を描ききったアニメ作品はなかなか多くはないと思います。それも民族紛争やテロのような小規模なものではなく、世界大戦レベルの地理的、人員的、時間的に広がりを持つ大きな戦争でした。
この作品は色々と細かいところをツッコみたくなるんですが、これは戦争の時代に翻弄された主人公たちの物語なんだ、という目線で見るとそこまで悪い作品でも無いように思えます。物語の根底には、異なる価値観を持った人間同士の戦争があり、戦争の時代という前提の上に、モビルスーツのようなロボット兵器や、主人公たちの友情のお話、未熟な主人公としょうもないヒロインとの恋愛模様、艦長の大人の恋etc... などが描かれていたわけです。
なお、デスティニーについてはノーコメントです。
ささみジャーキー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
いろいろ醜いところもあるけど、そこも含めてフレイが好きなんだが、俺の他にいる?
ウィラード さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ゆうや さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
お茶 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ガンダムは作品が多いので避けてきましたが、そろそろ観ないといけないというか、ガンダムから影響を受けた作品やクリエイターが多いのも事実で、SEEDは入門にはいいという感想が多くあったので視聴しました。
結論から言うと私が知っていた曲やアーティストなどが多く面白かった。
世界観はメッセージ性が強く、視聴者の考え方で本作の評価は分かれる作風で、落としどころと整合性は強引なところもありましたが、場面の強烈さで見入ってしまう凄みがありました。
本作の面白さは立場上、歩み寄れない位置にいながらも、心情は揺らいでしまう、それぞれの葛藤の描写にあると感じました。
1話1話のクライマックスに至る過程や、エンディング曲に入るタイミングが良く、少しうん?と思う場面や展開でも圧倒的な演出で、懸念を軽減されました。
主人公の操縦技術の高さやフリーダムガンダムなるチートモビルスーツで不殺していくスタイルは、苦笑することもありましたが、フリーダム登場時に流れるミーティアとかいう曲が良く、なぜだか納得させる空間が展開されまして、種割れなる覚醒状態も、グッとくるところまでになってしまいました。
もともと馴染み深い曲が多く、他の作品に影響を与えた痕跡の補正により、受け入れざる負えないものがありました。DESTINYよりSEEDの方が面白かったかな。
大重 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
プラント浜口 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
おーいん君 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
永いガンダムの歴史の中でも、ターニングポイントになったアニメです。
色々突っ込みどころはあるとは思います。
段々と主人公やその周りのキャラクターに引き込まれていきます。
古い絵が合わない、でもガンダムが気になるならこれから視聴してみては?
という雰囲気のアニメです。
女性ファンも多いアニメです。
BLEU62 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
やはりガンダムは間違いない!
シン さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 2.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
魔理亜 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
初代ガンダムは好きでしたが、そのあとのガンダム作品は興味もなかったんですが。
SEEDははまってしまいました。宇宙→地球→宇宙とか若干初代ガンダムの流れを意識して作ったかとおもわせるシナリオとかあざといような気もしましたが、私見では作品全体として非常に出来はいいような気がします。
あとキャラクター好きになったのが大きい。キラやアスラン、ラクスとかね。
でもやっぱガンダムと冠する作品なんでやっぱMSかっこいいのが一番よかったなー。
nan-nan さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
∵ さんの感想・評価
4.3
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
プクミン さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
作品の感想の前にまず絵から。
「このキャラどこかで見た事あるな~?」と思ったら、それはファフナーだと思います。
あちらは長く続いていますからね。
いきなり脇道にそれてしまったので本題へ戻ります。
まず「ガンダムかぁ、ロボットかぁ」と、ロボアニメを毛嫌いする人もいると思いますが、この作品はガンダムだからロボットになっているだけであって、ロボよりもそれを操縦しているパイロットや戦艦の乗組員達の人間性に重視を置いていると思いました。
優秀な人間を作る為に遺伝子操作で『コーディネイター』という新人類が作られている事から、普通の人間との間に溝が出来ていたり、コーディネイターの方が優秀なのに、差別を受けていたり。
中でも主人公のキラは、とっても優秀です。
そんなとっても優秀なパイロットが高性能のロボを扱えば強いです。
それがガンダム!!
そろそろ面白いかどうかについてですが、全体を通してみると、とても良く出来た作品で、面白いです。
ただひたすら戦い続けるだけでは無く、人の感情が入り乱れている辺りも評価出来ます。
オススメの一品です。
ゴンズイ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
自分はキラ、カガリ、アスラン、ラクスのキャラが好きになり、作品もとても好きになりました。
ストーリーの感想は、うまく盛り上げる所が多く楽しめました。
キラに感情移入できたら、とても気に入ると思います!
hinazuki さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
全50話という長作で、
前半で何度か挫折していましたが
やっと見終わりました。
個人的には題材がまず面白く、
より優れた人間を生み出す為に
遺伝子操作されたコーディネーター、
そしてその優れた力に様々な感情を抱く
ナチュラルとの戦争。
この戦争においても、それぞれが何かを失って
憎しみが募る負の連鎖。
途中、ラクスの言葉にありますが
「何と戦うべきか」
というのを考えさせられますね。
また、様々なキャラクターの心理描写も繊細で、
だからこそ見辛い場面もありましたが
変にアニメ的になり過ぎず良い点だったと思います。
こまたち さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
2002年放送のアナザーガンダム
全50話
プロットはほぼファーストガンダムと同じだが、設定や細部の描き方はとても巧妙でした。(後術するが)特筆すべきは戦闘シーンと様々な”愛”をテーマに繰り広げられた人情劇でしょうか。前者に関しては、従来のロボットアニメにはなかったある種の”衝撃”とこれからのガンダムにおける戦闘シーンの”新たな可能性”を感じました。また歴代ガンダムシリーズの中では最もストーリー(とキャラの心情変化)が理解しやすく、旧来の難解で感覚的であるというシリーズイメージを払拭するものでした。ガンダム初心者に何を勧めるか?という議論に対してよく本作の名前が挙げられますが、私個人としてはガンダムとしてだけではなくロボットアニメの入門としても本作を推奨したい。以下、ポイントを分けてレビューしていきます。
【物語】
・アースノイド(地球人)とスペースノイド(宇宙移民)、力を持つものと持たざる者。その確執がもたらす悲劇と戦争を主題として扱う本作は妙なリアリティを持っています。現実と照らし合わせてもこういったことって十分起こりうるものじゃないですか?力あるものへの畏怖・恐怖、そこからもたらされる攻撃的精神-。こう文字にしてみると、私は史実におけるある悲劇を思い起こします。そういう意味では、本作で描く悲劇や戦争は意外と私たちのすぐ近くにあるのかもしれません。この親近性がシナリオに対する共感や感心を生み、現実のテーマに対する哲学的思考を促したものと感じました。
・シナリオの描き方が実にうまい。焦点をミクロから徐々にマクロへシフトさせる描き方はシナリオに対する深い共感を呼び起こされました。たとえば、ミクロの視点ではキラとその正体に対する身近な人々の反応はなかなかに面白かった。「友達が実は化け物でした」と言われて、それでも「俺はお前の友達だ」って簡単に割り切れる人ってなかなかいないですよね、たぶん。その心の葛藤に良くも悪くも人間味を感じました。フレイは嫌悪感丸出しにしていたが、それもそれで悪くない。そしてそれに対するキラの反応も非常に良い。前半パートはキラのメンタルがひたすらにズタボロにされる胸糞ストーリーでしたが、その慈悲のない徹底的なスタンスはむしろ称賛もの。作品の導入・つかみとしてはこれでもかというくらいバッチリでした。
【キャラ】
・敵・味方問わず濃い。とにかく濃い。芸人イザークさん、ヒール役のフレイ、二重人格の疑いがある頭お花畑の歌姫ラクスなどなど。というか、主にこの三人。またガンダムの恒例か、主人公の周りの大人がとにかく良い人。人格者。マリュー艦長、ナタル、ムウ、バルトフェルドetc…。こういった様々なキャラを楽しめるのも本作の魅力のひとつ。
・本作のサブテーマは”愛”であろうか。異なる種類の愛が垣間見えるのも本作の魅力です。それは大人の恋愛であろうか、はたまた傷を舐めあうだけの関係か。思春期の恋慕、運命論的な巡りあわせなど様々な様相を呈する。
・サブキャラの名シーンが非常に多い作品です。
【戦闘シーン】
・”戦場のシーンに合わせて機体のソフトを最適化しながら戦う”といった斬新なスタイルが個人的にはツボでした。ファーストガンダムを見たころは全く気にしていなかったが、いわれてみればそうだよねという感じ。地形の違い、重力の有無など、seed以前のロボットアニメってここらへんを無視したものが多かったような、、。普通に考えたら即対応なんて不可能なはずなんだけど、そんなこと考えもしなかったですね。
・本作において最も楽しませてもらったのは艦隊戦を主とした戦闘シーンです。これまでのシリーズにおいては飽くまで艦はわき役で、ガンダムをはじめとしたMSによる戦闘が中心に描かれていました。本作においては艦を死守することを第一目標と掲げていたことも幸いして、MSが艦の護衛として戦闘のわき役に徹していました。これの何が良いかって、戦術目標が明確化されることです。つまりは戦闘における勝ち負けを何をもって判定するかがはっきりとします。その結果として、戦闘における臨場感や高揚感、わくわく・どきどきといったものがより色濃く感じられるようになりました。MSが無双する戦闘シーンも好きですが、こういった一見すると地味だがすごくたぎってくる戦艦中心の戦闘シーンも非常に良いものです。…という理由もあって、本作では後継機のフリーダムより初期機体のストライクのほうが好みです。あとにもさきにも、後継機が下手に回るのは本作だけ。
【残念な点】
・実は生きていましたという展開はいらない。あったとしても説明が欲しい。本作においては2名が該当するが、いずれも演出的には絶対に死んでいる。あえて理由を挙げるなら、「コーディネーターは丈夫だから」だろうか。そんな理由だったらなんでもありのご都合主義まっしぐらなんだけどなぁ…。
・ラクスはサイコパスかもしれない。もしくは二重人格者。行動原理が不明だし、言動に一貫性を感じない。ただ単純に描写不足で済まされない汚点が残ってる。ストーリー進行の道具としてしか機能してないので、人間味も魅力も全く感じない。きわめて不快なキャラ。
以上
ロボットアニメ入門にぜひご視聴を!!
塩谷ナオ さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
全50話
一番の良い所:戦闘シーンは迫力がありフリーダムが出てくる辺りからが爽快です
一番の悪い所:フレイのドロドロした昼ドラみたいな展開はキツイの一言
感想:前半は微妙だが、それを耐えれば後半30話辺りからは爽快で面白い
機動戦士ガンダムSEED[シード]のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
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コズミック・イラ(C.E.)70年に「血のバレンタイン」の悲劇によって引き起こされた、ナチュラルを代表する地球連合軍(O.M.N.I.Enforcer)とコーディネイターを代表するザフト軍(Z.A.F.T.)の緊張は頂点に達しやがてコーディネイターのみからなるスペースコロニー国家「プラント」は、ナチュラルの国家群からなる国際機関「地球連合」に対し独立を宣言し、戦争が始まる。\n中立国オーブのコロニーヘリオポリスで平和な学生生活を過ごす学生だったキラ・ヤマトは、ザフト軍の襲撃に際し秘密裏に製造されていたモビルスーツストライクガンダムに乗り込み、撃退する。軍の最重要機密に触れたという理由で拘束されるが、その優秀なパイロット能力などから、人員不足のアークエンジェルにおける主戦力として、ストライクのパイロットを務めることになり、激烈な戦火の中に身を投じていくこととなる…。(TVアニメ動画『機動戦士ガンダムSEED[シード]』のwikipedia・公式サイト等参照)
保志総一朗、三石琴乃、桑島法子、子安武人、豊口めぐみ、高戸靖広、井上隆之、白鳥哲、鳥海勝美、渋谷茂、千葉一伸、大川透、宝亀克寿、石田彰、摩味、関智一、笹沼尭羅、関俊彦、川津泰彦、田中理恵、西川貴教、進藤尚美
原作:矢立肇/富野由悠季、 監督:福田己津央、企画:サンライズ、シリーズ構成:両澤千晶、脚本:両澤千晶/吉野弘幸/面出明美/大野木寛/こぐれ今日子、キャラクターデザイン:平井久司、メカニックデザイン:大河原邦男/山根公利、チーフメカ作画監督:重田智、カラーコーディネーター:歌川律子/柴田亜紀子、美術監督:池田繁美、撮影監督:葛山剛士、編集:森田清次、音響監督:浦上靖夫、音楽:佐橋俊彦、音楽プロデューサー:野崎圭一/篠原廣人/真野昇、プロデューサー:竹田青滋/古澤文邦
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放送時期:2004年秋アニメ
舞台は前作『機動戦士ガンダムSEED』での第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦(コズミック・イラ71年)から2年後。 プラント最高評議会議長 ギルバート・デュランダルとの非公式会見の為、新造艦ミネルバの進水式の準備が進むアーモリーワンを訪れたカガリとアスラン。 だがその最中、ザフト軍が開発した...
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ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2002年秋アニメ
近所でも有名な腕白小僧、花田一路は悪戯を叱る母親から逃げようと道路に飛び出し、車にはねられてしまう。頭を9針縫いながらも、奇跡的に助かった一路であったが、これ以降なぜか幽霊が見え会話出来るようになってしまう。そして様々なオバケ達が生前の未練や願いを果たすためにと、自分たちと会話...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2002年秋アニメ
「主人公の白いボンバーマンが爆弾を武器に戦う」という事以外は従来の『ボンバーマン』シリーズとは大きく異なるボンバーマン。 いわゆる「子供向けの作品」ではなく「子供に見せたい作品」というコンセプトを貫き通した作品。作品の途中には様々な遊び心が設けられたり、重大な伏線をたくさん張...
ジャンル:OVA
放送時期:2002年12月1日
1999年7月、後にマクロスと名づけられる監察軍の宇宙戦艦が地球へ落下した。この艦よりもたらされた様々なオーバーテクノロジーの奪い合いに端を発する争いは、やがて統合戦争と呼ばれる世界大戦に発展する。 戦争末期の2008年。統合軍パイロットの工藤シンは、反統合同盟軍の可変戦闘機SV-51に乗...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2002年秋アニメ
ジュドの都市安全管理局中央司令部本部長シュン・アウローラは、新たに特務課を設置し、弟のダイスケ・アウローラをそこの準職員に任命した。シュンはアンドロイドのジェイをダイスケの相棒とするが、実はジュドではアンドロイドは禁止されていた。しかし、激増する犯罪に対処するため、シュンは特...
ジャンル:OVA
放送時期:2002年9月25日
アニメ学校を卒業し、念願のアニメ業界に就職することになった大黒みき子は、初めての職場「スタジオプチ」に出社、そこで「制作デスク」である追浜の手厚い歓迎を受けることになる。しかし、その追浜は大黒みき子に「くろみ」というあだ名(名字と名前の「黒み」の部分をとって命名)を勝手に付け...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2002年秋アニメ
主人公のユーシィは、呪い(?)により10歳のころから身体の成長が止まってしまった。17歳の誕生日、「エターナルティアラ」の発する不思議な光に導かれ宮殿に忍び込んだユーシィは、それを手に入れれば願い事がかなえられることを知る。しかし、エターナルティアラは1000年に一度生まれる「プラチナ...