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「宇宙の戦士(OVA)」

総合得点
60.3
感想・評価
10
棚に入れた
26
ランキング
5792
★★★★☆ 3.3 (10)
物語
3.3
作画
3.2
声優
3.4
音楽
3.4
キャラ
3.1

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宇宙の戦士の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

真SFスーパー英雄(?)列伝43

SF界を代表する作家の一人ロバート・A・ハインラインの作品のアニメ化ですが、どちらかというとこの作品、原作本(ハヤカワ文庫)の表紙のパワードスーツが、ガンダムの元ネタとなった事で有名ですね。

で、このビデオアニメ(全6話)なんですが、期待して観たんですけど結論から言うとイマイチでした(汗)
まあ、これはガンダムというか、パワードスーツが出てくるという事で、期待しすぎたのが原因でした(汗)
小説にある政治的なメッセージはバッサリカットされており、さながら青春軍事アニメって感じになってます。
まあ、あれをアニメでやると、それはそれでいろいろと問題になった気がしますし、これはこれで正解なんですけど、そのせいで真面目に作られているものの、それだけで終わった感じでした。

で、最近改めて見直したんですけど、軍に入隊したものの、母の命を救えない、人命救助でも殉職しても命令がなければ軍規違反、周囲から軍人はあんまり良く思われていない現実を知ったりと、結構ドラマとしては良く出来てるんですよね。

ただ・・・やっぱりキャラデザインが(う~ん)古い作品というのは分かるるんですが自分にとってはきつかったです。
それを除けば、主人公のジョニー・リコが、鬼軍曹のズイム(声:神谷明)にしごかれていく描写は、マクロスのフォッカー少佐を連想して楽しめました。
このズイム軍曹もそうですが、命令を無視してパイロットを救助したリコを叱咤したするシーンとか、出撃前に部下の身を案じたりするなど、やりきれなさも含めてキチンと描写されているのは評価したいですね。

ただ、最後にこれだけは言いたいんですけ、どヒロインのカルメンシータが魅力的でないんですよ(苦笑)そのせいで死んだと思っていた彼女が、実は生きていたという展開にもあまり感動しなかった(おいっ)です。

投稿 : 2023/03/11
閲覧 : 96
サンキュー:

3

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

もし洋画を先にやってたら、絶対この作品の題名変わってた(笑)

洋画『スターシップトゥルーパーズ』のアニメ化作品、といってもこの作品の方が映画より先にやってるから、正確には原作小説のアニメ化。もし映画の方を先にやってたら、間違いなく題名は『スターシップトゥルーパーズ』になってた。


ただはっきり言って洋画の『スターシップトゥルーパーズ』とは別作品。
まず、ストーリーのテイストが違う。洋画は戦闘シーンがメインだったのに、この作品は主人公(ジョニーリコ)と仲間たちの青春物語になっている。
次に、敵となるバグズも違う。洋画は名前通り巨大化した昆虫のようなデザインだったけど、今作は変体したり増殖したりする寄生虫みたいなデザイン、まあアニメと実写の違いもあるけど、洋画のグロテスクには勝てない。
次に、洋画だとジョニーは銃を持って生身で戦ってたけど、このアニメだと『スターシップトゥルーパーズ3』にしか出てこなかったパワードスーツを最初から乗っている。ただこれに関しては洋画の方がオリジナルだから、原作に準拠しているという意味ではこっちの方が正しい。


まあこんな風に、原作小説には近いのかもしれないけど洋画からはかけ離れた作品だから、もし洋画のアニメ化を期待してるのなら、2010年代にやった『インベイション』や『レッドプラネット』の方をオススメする。


何の前知識もない普通の作品なら「軍隊における仲間との友情物語」っていうのも悪くは無いんだけど、洋画のイメージで戦闘シーンメインのグロい作品を期待してたから正直物足りなかった。

歌ってるのは日本人だけど、曲は洋楽風。ただ洋楽を聞かない人間からすると、「古っ」って感想しか出てこなかった。



【各話あらすじ】
1→学生最後のアメフト大会でジョニーのせいで負ける。ジョニーはその打ち上げで、想い人のカルメンシータが軍に入ると聞き、咄嗟に自分も入ると言う。その後母親には大反対され父親や友達で軍に行く予定のカールに未知の敵との戦争が始まっていると忠告される。しかしジョニーの想いは変わらず、母親にビンタをくらい軍に入る。しかし希望してた宇宙海軍には入れず、陸軍歩兵に入れられる。

2→ジョニーは仲間と共にズィム教官のもとでしごかれる。ある日仲間の一人ヘンドリックが教官に逆らうが、教官はそれを咎めずそのまま訓練を続ける。近くで火事があり、ジョニーたちは覚えたてのパワードスーツを着て消火活動へ赴くがジョニーは帰投命令を無視して人を助ける。教官はそれを叱りジョニーは納得できないままだった。その後消火活動で怖気づいたヘンドリックは軍を辞める。一方ジョニーの母が友人を空港に迎えに行くが、貨物船に敵が寄生しており砲撃に巻き込まれ死亡。

3→敵の襲撃を受け、ジョニーたちは月訓練へ移動する。しかし一緒に月へ行くエリート組の中にカルメンシータがおり、ジョニーはテンションが上がる。休暇の時、月の基地でカルメンシータと会うが仲間のパットのせいでビンタを喰らう。ある日ジョニーに父から手紙が届き母が死んだことを知る。ショックで訓練も手につかないジョニーは失敗し仲間に迷惑を掛けてしまう。仲間のスミスやパットがジョニーを殴り、事情を聞く。パットや仲間のグレッグは同情するがスミスは厳しい言葉を投げかけ仲間の結束を強める。

4→火星で別の部隊と模擬訓練を行うことになり、ジョニーが隊長に指名される。ジョニーはグレッグの方が良いと言うがグレッグはジョニーの方が向いていると言う。訓練中、補給基地に寄るが基地は全滅しており敵が潜伏していた。取り残されたジョニーをグレッグが命令無視して助け敵にやられてしまう。別部隊に助けられたジョニーはグレッグが命令違反のため名誉の戦死にならないことに憤るが、グレッグの荷物にあった彼女への手紙で涙する。

5→ジョニーたちは訓練兵を卒業し正規の軍人になる。ジョニーたちはグレッグの彼女にグレッグが死んだことを知らせに行くが、彼女は結婚式を挙げていた。やるせないジョニーたちは飲み屋で暴れたチンピラと喧嘩をする。ジョニーが配属された部隊にはチェレンコフという変わった男がいた。出発前に基地でカルメンシータと出会い、彼女から手紙と彼女の写真を受け取る。ジョニーが手紙を読んでる間に、スミスたちが同乗した宇宙海兵たちと喧嘩になり、ジョニーも加わる。最後は仲良くなった海兵たちに見送られながら戦闘地へ向かう。しかし途中、カルメンシータの乗った船が敵に襲われたと報を受ける。

6→カルメンシータの船を襲った敵の方角から敵の基地があると思われる星を発見、ジョニーたちはそこに降下する。途中仲間のアズマが覚えるがジョニーたちは無事降下し敵と戦う。そんな中ジョニーたちと隊長の軍曹は敵の基地へ迫り、軍曹が一人飛び出していく。スミスたちも軍曹と一緒に戦うが、アズマが生きている敵に同情してしまい戦闘意欲を失う。ジョニーもこの戦争の意味を考え始めてしまうがだが直後その敵が自爆し、アズマは死亡、近くにいたジョニーも怪我をするが、自分が軍人であることを思い出し、軍曹たちを助け自分も戦う。全てが終わり、病院のベッドにいたジョニーは看護師から、展望室へ行けと言われる。そこにはカルメンシータがおり、ジョニーはカルメンシータに告白するのだった。

投稿 : 2021/11/27
閲覧 : 140
サンキュー:

0

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新SFスーパー英雄(?)列伝76

どちらかというとこの作品、原作本(ハヤカワ文庫)の表紙のパワードスーツが、ガンダムの元ネタとなった事で有名ですね。
で、このビデオアニメ(全6話)なんですが、期待して観たんですけど結論から言うとイマイチでした(汗)
小説にある政治的なメッセージはバッサリカットされており、さながら青春軍事アニメって感じになってます。
まあ、あれをアニメでやると、それはそれでいろいろと問題になった気がしますし、それはそれで正解なんですけど、そのせいで真面目に作られているものの、それだけで終わった感じでした。
主人公のジョニー・リコが、鬼軍曹のズイム(声:神谷明)にしごかれていく描写は、マクロスのフォッカー少佐を連想して楽しめました。
このズイム軍曹もそうですが、命令を無視してパイロットを救助したリコを叱咤したするシーンとか、出撃前に部下の身を案じたりするなど、やりきれなさも含めてキチンと描写されているのは評価したいですね。
ただ、ヒロインのカルメンシータが魅力的でないんですよね(苦笑)そのせいで死んだと思っていた彼女が、実は生きていたという展開にもあまり感動しなかった(おいっ)です。

投稿 : 2016/04/24
閲覧 : 354
サンキュー:

6

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宇宙の戦士のストーリー・あらすじ

90年代末には実写映画化もなされているハインラインが著した古典SF小説を全6話のOVAとしてアニメ化。 21世紀。外宇宙への進出を果たして発展を遂げる人類だが、そんな彼らはついに異星人と遭遇。友好的な接触がなしえないまま地球人と異星人ははからずも交戦状態へ陥ってしまう。そんな中、高校生の少年ジョニーことジュリアン・リコは軍隊へ志願。かねてより反対していた母からも入隊を認められたジョニーは、実戦同様のパワードスーツ(機動歩兵)での訓練をこなし、ついに一人前の兵士として卒業する。宇宙艦ロジャーヤングに乗船したジョニーたちウィリー山猫隊の面々を待ち受ける過酷な運命は……。 本作の制作はサンライズが担当し、監督は『マクロス7』『ぶぶチャチャ』などのアミノテツローが手がけた。OVAでの完結後、1991年初頭にTV東京での地上波放送も行われている。(OVA『宇宙の戦士』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
1988年10月25日

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