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「ハイスコアガール(TVアニメ動画)」

総合得点
87.3
感想・評価
790
棚に入れた
3285
ランキング
154
★★★★☆ 4.0 (790)
物語
4.1
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.2

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ハイスコアガールの感想・評価はどうでしたか?

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

テ~ンカウントで終っわる~世っ界はモノクロだった~

ノスタルジーに+αされる大きな魅力を持った作品。

「何もかもみな懐かしい・・・」by沖田十三

私はこの世界観をズッポリと体験してきた世代だ、それ即ちオッサン世代という事だ。
世のオッサン世代よ、主人公の矢口春雄はアナタなのではないですか?そして私かも・・・(いや、私の周りにはこんなかわいい娘たちはいなかったけれども・・・、あ~いや・・・でも・・・いたかも・・・思い出してみれば)

物語の説明は・・・複雑で、しにくいのでパス!!

ゲームというもので繋がった小僧:矢口春雄と
2人のヒロイン:大野晶-風変わりなお嬢様
       :日高小春-最初は普通の同級生

のなんとも言えないラブコメ、いや、これって純愛系ではないだろうか、という
要素を含んだ作品。
私もゲームバカの主人公と同じで、見始めた当初は「あ~あったな~こういうの」「懐かしい~」てな印象だったが、観進めていくうちになんともはや、風変わりで無口なお嬢様:大野晶の可愛さに魅了され、素直でけなげな日高小春に魅了されていったのだった。

ただ、いつまでたっても主人公の春雄はゲームバカの小僧で色恋には無頓着(とは言っても本当に徐々にだが、変わってはいくのだが・・・)なバカな男の子の象徴であった。
優しく、いい奴であることには間違いないのだが。

この3人のなんとももどかしく、なんとも懐かしく、なんともうらやましい青春をぜひ見てもらいたい。
ゲームを中心とした雰囲気だけでなく、この3人の関係性自体もノスタルジーを感じてしまうのはなぜなんだろうか。
色恋の一歩手前の割と純粋だった子供時代を思い出してしまうのかもなぁ。。。


思えば、
インベーダーから始まるテーブルタイプのゲームの黎明期を体験し、ファミコン以前のチープな家庭用ゲーム機~ファミコン~スーファミ~プレステ、サターン、PCエンジン~プレステ2、X-BOX~といった家庭用ゲームの黎明期~革新期を体験し、1人用ゲーム~対戦格闘ゲーム、2D~体感型~3D~という発展期を体験してきた世代なのだ。
そして今、日本中のロードサイドにあった大小のゲーセンというものの終末期に対面していると言ってもいい。
このあたりの流れを経験している、かつてのゲーム小僧たちは今オッサンになっているはずだ。
私もいわゆるゲームセンターには長らく行った記憶がない。
せいぜい、ショッピングモールのアミューズメントゲームコーナーを覗き、UFOキャッチャーの景品を見て回る程度だ。

そんなかつての小僧たちには、是非ともこの作品は観てほしい。
観たから、どうなるというものではないが、かつての時間が無限にあると思っていた時代をふと思い出すことが出来る。
もしかしたら、その時にあった、淡い思い出も蘇っちゃうかもしれないw。
そんな気分にさせてくれる作品でした。

そして、ぜひ主人公と2人のヒロインの行く末を見守っていただきたい。

あと、
矢口のかあちゃん(声は新井里美さん)いい味出してる。春雄がゲーム小僧でも、勉強が出来なくても、愛される小僧になったのはきっとこの母ちゃんのおかげ。

じいやも割といい活躍しているが、お前は運転に気をつけろw

それと春雄の男友達、宮尾 光太郎。
コイツもいい奴、春雄のいいところにしっかりと気付いている。

and ガイル。
(ま、私は春麗使いだけどな!!)


観てもらえば、懐かしさ、ノスタルジー以上の何かを感じ取れる作品だと思います。
機会がありましたら、ぜひ見てみて下さい、お勧めします。

投稿 : 2024/03/12
閲覧 : 318
サンキュー:

32

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ゲームの皮を被った王道ラブコメ

紆余曲折あってアニメ化された名作漫画なだけに期待が大きかったが、それを上回る面白さでした。

独特のクセのある絵柄なだけに、あえて3Dにしたのも良かったんじゃないかなと。ジャンルとしてはラブコメなんだけど、ゲーム要素の方が強め。そして、何よりゲームに対するリスペクトを感じられる作りなので、ゲームセンターCXとかが好きな人には間違いなく楽しめると思うし、懐かしさを感じると思います。

無口なヒロインの大野もさる事ながら、主人公のハルオに触発されてゲームの腕を上げていく日髙も魅力的でなおかつ感情移入も容易でした。

しいていうと、ゲームにあまり良い印象がない人にはオススメしづらいかなというぐらいですが、それを除けば万人向けの王道ラブコメに仕上がっていると思います。

投稿 : 2024/03/12
閲覧 : 35
サンキュー:

7

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

恋のドキドキ10連コンボ

~
 ゲームに馬車馬な少年・ハルオと、同じくゲームが大好きな無口の少女・大野、そしてゲームと恋に初心な女の子・日高の3人が、ゲームセンターを通して恋模様の青春を描いていくラブコメ作品。原作者・押切蓮介(おしきり・れんすけ)の、ゲームセンターに対する情報量は決して漫画のためにリサーチをしただけではない等身大のゲーム愛がハルオを通して描かれているのがまず分かる。あの頃のゲームセンターの雰囲気をハルオたちと一緒に懐古したり共感したりすることが本作の醍醐味の一つであるが、この作品の人気の心臓部は決して「ゲーム」だけではないのが面白いところ。版権の問題を起こしながらもついにアニメ化にまでたどり着いた本当の理由は丁寧に描かれた恋愛描写があったからだと思う。ハルオを想う大野と日高の淡い恋心はもはや少女漫画顔負けで、やっているゲームは殴り合いの男臭い趣味ばかりなのに心はやっぱり女の子なんだなと思わせる一面の数々。大野は仕草で、日高はモノローグで、ゲームバカ一代のハルオを「好き」になるまでの過程を作曲家・菅野よう子による劇伴と共にとても丁寧に映し出されている。されど決してハルオの前では発露しない初恋特有のもどかしさ。そんな2人を通して映るハルオも何だかカッコよく見えてくるから困る。最近のアニメは一目惚れよりも単純な理由で主人公を好きになったり、挙句には最初から発情していたりする中で、本作の恋模様は素直に感情移入できるだけのパワーがあり、当時のゲーム史なんて知らなくても十分に惹きつけられるドラマ性がこの作品にはある。

個人的評価:★★★★☆(4.0点)

投稿 : 2023/01/09
閲覧 : 341
サンキュー:

12

アルパカ王子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろかったー。

上位ランキングから見て、ここに辿り着いだが、一位ぐらいの気持ちでおもしろかったー。
ネタバレさせないためにコメントは控えるが、ヒロインとの子供の頃の純粋な思い出が、とても印象的。
それが、最後、まだ心に残る最高のアニメだった。
この、作者に、自分は、惚れてしまった。すごく純粋な部分が出てて、名作の文学と比べても、引けを取らない感動を与えてくれますよ。
ここも、コメントも控えるけど、指輪が最高のアクセントになってる。
指輪のメタファーは、永遠を表し、また、相手との和を表すんだけど。このアニメほど、端的に指輪の深層心理、無意識を表したものはないようにおもった。
そんな、堅苦しいメタファーも、このアニメは、軽く、軽やかに、でも切なく表してる。
とても現代的に、純愛を表してる。アーケードゲームを通じてね。
この作者の胸の内は、本当に文学的でありながら、軽やかで、尊敬に値する。
素晴らしいあにめでした。ありがとうございました。

投稿 : 2023/01/08
閲覧 : 126
サンキュー:

5

K1NG さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最終回泣かん奴居ないだろ

最初は3dで作画があまり好きではなかったけど、
いざ見てみると、ストーリー良いし最後まで見終わった後の寂しい気持ちが強い!!
とにかく最後まで見て欲しい〜
3期来て欲しいアニメ

投稿 : 2022/10/06
閲覧 : 185
サンキュー:

4

Dave さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

予想外にスポコン&さわやかラブコメ

最初はCG画がどうかなと思ったり、やや下品かなと懸念されたものの、すぐに物語に引き込まれて気にならなくなった。自分は同世代ではあっても、「ゲーセン」にはちっとも行かなかった層だが、それでもどこか懐かしさと共感も覚えた。ストーリーと背景のバランスもいい。

見終わって思うのは、それぞれのキャラが非常に際立っていたということ。量産型ラブコメのような既視感もないし、不必要にピーキーな設定も少なく(※モブキャラにはややその傾向が見られる)、あとで「誰が誰だっけ?」とはならない。特にメインヒロインの二人を対極的に描きながら、しかも一方には(ほぼ)全く喋らせないという前代未聞のハンディを背負わせてなお、甲乙つけがたいまでに魅力を引き出していて、舌を巻く。

独特なのっぺりした(かつてのドラえもんでも見ているかのよう)CGを使いながらも、画の美しさではなく緩急を持ったストーリーや、感情をゲームに代弁させたりするような高度な感情表現で魅せていく。本物のゲームをロゴを含めそのまま紹介しているので、もちろんゲーム好きにはきっとたまらないだろうが、あくまでもゲームは舞台設定にとどめているので、私のようにゲームに詳しくない視聴者も置いて行かれることはない。

ジャンルとしては「ラブコメ」に分類されるのだろうが、くだらない萌え展開がないし、主人公もブレず、ドロドロした展開もない。恋愛感情は確かにあるのに、べったり・じっとりな湿った印象はなく、子供らしい純情さを軽快で爽やかに表現しており、口当たりがいい。ここら辺のバランス感覚も見事だ。

最初は大した味のない主人公が、噛むごとに魅力が出てきて、なるほどこの性格ならモテるな…と納得感がある。してみると主人公はゲームマニアではあってもゲームオタクではない。メインキャラクターたちはそれぞれストイックにゲームの技術の錬成に努めていて、そういう意味ではラブコメよりスポコンに近いのかもしれない。

投稿 : 2022/08/01
閲覧 : 396
サンキュー:

23

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

沁みるほど青春

J.C.STAFF制作、原作押切蓮介。

主人公は小学6年生、矢口春雄。
初回は彼の一人芝居です。
彼の好演がどういうわけか楽しい。

当時の小学生なんてとても、
小さなコミュニティで生きています。
居心地の良い場所なんて限られている。
現代のユビキタスな世界は存在しない、
春雄にとってゲーセンが聖域なのでしょう。

4話視聴追記。
懐かしいのは設定の1つに過ぎない。
ここにあるのはノスタルジーではなく、
素朴な時間と馬鹿が付くほど正直な生き方だ。
{netabare}小学生は生き方を選べない。
そして季節は廻り、ほのかな恋の中学編。{/netabare}

最終話視聴追記。
よくやった、大健闘でしょう。
素晴らしいアニメだと思います。
ガイルさんが助演男優賞ですね。
ゲーマー同士のショボい喧嘩が大好きでした。
ヒロイン2人が好対照で好印象、難しいなあ。

沁みるぜ、沁みるほど青春だ。

投稿 : 2022/07/23
閲覧 : 1209
サンキュー:

106

ファルコーニ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ラブコメのお手本と言ってもいい作品

今の春クールもラブコメ作品が多いと話題だが、このハイスコアガールは他とは一線を画すラブコメだ。
絵柄は独特だが、食わず嫌いせず見てほしい作品。

・良い点

これは昭和のゲーセンを舞台としたラブコメで、ゲーム大好きな少年と少女が格ゲー対戦を通して心を通わせていく。

面白いのは、この作品はゲームを全力で楽しむところがベースになっている。それにラブコメがオマケでくっついてくるイメージなため、王道のラブコメ作品に対して先が読みにくい。この作品はあくまでゲームで全力勝負するスポ根作品でもあるのだ。

従来のラブコメはすぐにデートしたり、とにかくラブで溢れている傾向がある。それも嫌いではないが、その手の王道作品は世に溢れていて、誰と誰がくっくつかある程度予想できてしまう。

面白いラブコメ作品を作るには、恋愛要素に加えてミステリー要素やスポ根要素など、複数のものを掛け合わせた方がいいのかもしれない。それがこのハイスコアガールにはある。序盤はゲームの知識がうざったく感じるほどゲームを推してくる。ゲームに興味がない人はここで脱落しそうになるかもしれないが、6話あたりから面白さが増してくる。

・悪い点

これと言って見当たらないが、唯一挙げるなら独特な絵のタッチか。このせいで敬遠してる人は多いかもしれない。

・総評

全体的には満点に近い。ゲーム対決なんかは純粋に「どっちが勝つんだろう?」と子供に戻ったように画面に集中してしまうことがあった。恋愛作品なのに、熱い!是非とも見てほしい作品。

投稿 : 2022/05/31
閲覧 : 174
サンキュー:

7

QWERTY さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もう戻って来ない、淡いノスタルジア

本作では、対戦格闘ゲームの発達史を時間軸にすえ、小中高と成長していく主人公達の純愛物語を丁寧に描いている。
世代が違っても昔話としてキチンと観られるし、当時のゲームに詳しくなくても説明が入るから大丈夫な安心構成。

たとえ1950年代に縁が無くても、スタンドバイミーを観て懐かしさを覚えるように、ハイスコアガールを観ることでアーケードゲームの最盛期を追体験できるだろう。

街のあちらこちらに潜む「ゲーム」を主人公、矢口春雄は決して見逃さない。
全力で楽しく遊ぶ彼とは対照的に、メインヒロイン大野晶が自由に出来る時間は絶望的に少なく、噛み合うはずのなかった二人が格闘ゲームの前で鉢合わせして物語が動き出す。

出だしの一話だけでも十分な掴みだと思うけれど、どうか一時間と少しチャンスをもらって三話まで観て頂きたい。そうすれば、彼らの「大恋愛」を見届ける気になってくれるはずだ。

格闘ゲームの拳を通してのガチ恋愛バトル。
笑えて、泣けて。胸が張り裂けそうになるくらい、懐かしい。

OP、ED曲も素敵で、おすすめです。

投稿 : 2022/04/24
閲覧 : 174
サンキュー:

12

TM360 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

当事者視点から

このアニメはゲーム/ゲーセン文化の史実をテーマに構築された物語で、このキャラクター達の世界に自分も居た。おおよそ製作者が見てきた時代、風景を同じように自分も見て体感してきた。このアニメにメインで出てきたゲームも、チラッと出てきたゲームも全てプレイ経験済で造詣深く語る事が出来ます。だから変にうんうんと頷きながらこのアニメを見てしまいましたね。

ゲーム勝負というテーマをラブコメに落とし込んだのは正解だったかな。ただの勝った負けたを競うバトル漫画になってたとしたらやっぱり狭いアニメ作品になっちゃいそうだし。でも、このアニメに出てくるゲームも時代も全く知らない人がラブコメアニメというだけで視聴した場合、どれくらい楽しめるのかな?という思いもある。
メインヒロインは会話をしない失言キャラだし、なんでわざわざ表現のハンデが高い設定にしたのだろうか?失言に至ったエピソード描写があれば納得出来る面もあるのだけど…。

もう片方のヒロインが開眼して殺意の波動を身にまといかけだした付近から面白くなったね。ラブコメアニメとして最大限に持ち上げた所で1期のストーリー終了と。洋ドラみたいな終わり方だ。リアルタイムでアニメ視聴してた人大変だったろうこれ。

残念だった点は任天堂ソフトコンテンツの描写が一切無かった事。
ハードの描写はなんとか通ったようだけどさすが堅牢な任天堂版権。
不自然にマリオもゼルダも何も出てこなかった。
あとこの時代を語る上でテトリスの描写も一切無かった。
こちらも版元のテトリスカンパニー社がとてもうるさい所なのでやはり無理だったかと。
それでも非常に多くのゲーム関係の版権を通せたと思う。
ゲーメストの描写とかよく出来たなぁって思いますよ。新声社の版権いまどこにあるの!?


とりあえずこのアニメを視聴する上で一番重要な事って「携帯電話もインターネットもメールも何もない世界の話」という事を把握した上で見るのが大切だと思う。
ひとつひとつのゲーセンが島のようなもので、それぞれの島特有の文化が形成されていた。
今みたいに自分が見つけたこのテクニック、それは既にインターネットの誰かによって編み出され共有されている知識だ!というネットで知識を揃える所がスタートラインの時代とは全く違う。
むしろインターネットが無かったからこの時代のゲーセンは面白かったという側面も大いにある。
多くの人が1つのものに熱中するという凝縮した熱量を体感出来るのもこれからの時代もう無いんじゃないかと思う。
資料映像のひとつとしてもこのアニメが後世に残るものになってくれるのが製作者も当時を駆け抜けたひとりとしても一番望まれる事かもしれない。


↓↓↓ 以下おまけ。当事者視点からの史実補足 ↓↓↓


・初代ストリートファイター
アニメでは2台の筐体を対面に設置して初代スト2の対戦風景が描かれているがこれは誤り。ストーリー展開を滑らかにする為にそう端折って描写したのだと思うけどこの対面スタイルでの対戦文化が確立されたのは次作のスト2ダッシュから。初代スト2でこのスタイルを構築していたのはメーカー非公式でカスタマイズした都内のとあるゲーセンでのみ。アニメを見ているとどうやら東京都下の地域の話のようなのでやはり該当しないと思う。

・モータルコンバット
このタイトルを登場させたのは海外アニメ視聴者への話題作りと思われる。海外においてはこのアニメに登場した全てのタイトルの中で1番の人気と言えるくらい支持されてきたタイトル。この時代にモータルコンバットを日本に輸入してたのってタイトーの事業で、タイトー直営のゲーセンに設置されていた。もしくは秋葉原のメッセサンオーの基板フロアに置いてあったくらいだった。前述のように主人公たちは東京都下という描写なので主人公はタイトー直営のゲーセンで遊んだという事が推察されます。
(スーパーファミコン版モータルコンバットはアクレイムジャパンの版権なのでタイトーとは関係ありません。むしろこっちの版権よく取れたなと。)

・スーパーファミコン版ファイナルファイト
サブヒロインがCOOPやりたさに購入して主人公を誘うがスーファミ版は性能の限界により一人用ゲームになっている。出てきた時点でオチが読めて笑ったが当時の雑誌ファミリーコンピューターマガジン紙上で「スーファミ版でCOOP出来る」というウソ技を掲載して大問題になった逸話を持つくらい有名。アニメの中ではスト2Xが稼働する時系列でサブヒロインがこのスーファミ版ファイナルファイトを買っており、スト2X登場時点で1994年、スーファミ版ファイナルファイトの発売日が1990年なので4年の開きがある。主人公のレベルなら体感した過去だと思うがCOOP出来ない指摘をしなかったのは単なる優しさだったのかな?

・スト2X
主人公が修学旅行先で大会に挑むという描写だったけど時系列的には1994年の6月頃だと推察出来る。大会で主人公は連キャンという技術を使って8ヒットスーパーコンボフィニッシュをねじ込んでいるが実際に稼働4か月の時点でこのテクニックが出来た人は居なかったと思う。アニメならではの色付けという感じですね。

・灰皿ソニック
対戦で喧嘩になる時に設置されてる灰皿を物理的に対面に投げる行為を「灰皿ソニック」と揶揄するが、恐らくこの言葉の発祥は関西のゲーセン「長瀬UFO」だと思われる。主人公達の世界は東京都下。灰皿を投げるという行為はどこのゲーセンでもあっただろうけどインターネットが無い時代なのでその名称が統一されているかは確定されない。(まぁ灰皿を投げる様はソニックブーム以外になかなか例えられるものでもないけれどw)



他にも齟齬点、時代補足いくらでも細かく書けるけどこれくらいにしときます。

投稿 : 2022/02/09
閲覧 : 185
サンキュー:

6

47 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とても面白い作品

主人公の世代じゃないけど観てて面白い作品だと思った。
作画も少し変わってるけど最後には違和感なく見れる。

投稿 : 2021/11/27
閲覧 : 199
サンキュー:

2

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

コンティニューできない青春、コンティニューしたい恋

WARNING!
BE CAREFUL! → ネタバレ
※この後、ネタバレ感想文なのでご注意ください。
※上記はGダライアスの有名テロップの借用でピンときた方は私と話合うかも…。


主な登場人物は、主人公の矢口、ヒロイン大野ともう一人のヒロイン日高の3人。
そう、この作品は、ダブルヒロインです。
だいたいダブルヒロインの作品は、どう転んでもどこかで切なさが残ります。
それは、最終的に主人公は二人を選べないからです。
しかも、この手の物語は、ほとんどが出来レース。
あの花、あの夏、トラどら、俺ガイル、サクラダリセット等々…。
何度サブヒロインが泣いてきたところを見てきたことか。
自分が好きになった男の子が他の女の子のことを好きなんですよ。
しかも、その二人の間には他の人が割って入れない何か特別なものがあるんですよ。
やる前から勝負は見えているじゃないですか。
それでも、大好きなんだから仕方ないんです。
望んでも手に入らない恋かもしれません。
でも、望まなければ絶対手に入らない恋なんです。
だからサブヒロインは前に進むしか道がないんです。
こんな切ないことありますか?
この三角形の重心が2人の間にしかない三角関係をどう綺麗にまとめるか。
脚本の見せどころですね。
ちなみに私は、こう言う話はとても好きなのですが・・・。


ヒロイン大野の気持ちは、ED曲「放課後ディストラクション」に込められています。
大野は、家庭の厳しい教育方針に息苦しくなっていました。
そして、放課後にゲーセンでディストラクション(気晴らし)をしていたのです。
でも、それは、あくまでも「気晴らし」にしか過ぎませんでした。
きっと満たされなかった毎日だったのでしょう。

♪「10カウントで終わる
  世界はモノクロだった」

しかし、主人公矢口との"出会い"で大野の世界は変わっていったのです。初恋です。

♪「10カウントで終わる
  はずだった
  世界が色づく
  エンカウントで
  コンティニュー
  小さな革命だった」

その後、3話目では、月9ドラマの最終回のような展開がまっています。
しかし、月9と違って願いはかなわず、二人は離れ離れになってしまうのです。
私も思わず涙してしまいました。


主人公の矢口は、ぱっと見ゲームバカです。
しかし、意外と人生に対して自分なりの答えを持っていてブレることはありません。
こう言う男子は、やはりモテます。
そんな矢口に対して、もう一人のヒロイン日高は、片想いをします。
日高のセリフは、そんな乙女心をこれでもかって分かりやすく教えてくれました。
「己の世界に真っすぐな矢口君に惹かれちゃっている。
 常に何を観ているのかわかる人って安心できる。」
モテる男子には憧れだけではなく、その根底には「安心感」があったのですね。


この作品が上手いところは、対照的な二人のヒロインの描き方です。
大野には、3話目にして、すごく感情移入させられます。
もう何とかしてあげたいと思わされるほど絶対的なヒロイン感が漂います。
しかし、それも日高が登場する束の間だけです。
日高もひたすら素直で健気なので応援したくなってしまうヒロインなのです。
視聴者は、この二人が揃った時点ではどちらか一方を選べなくなってしまうのです。

しかし、矢口は、違いました。
日高に対しその気が無いことを無意識に突き付けてしまうのです。
日高の乙女心は深い傷を負いこのままでは救われないヒロインになるところでした。
しかし、ゲームの勝負と言う形で自分の気持ちを思いっきり矢口にぶつけます。
悔いが残らない告白の落としどころをこの作品らしい脚本で見せてくれたのです。


一方、ヒロイン大野は安泰なのかと言うとそうではありません。
大野は、無口の性格柄、なかなか矢口に自分の気持ちが伝わりません。
{netabare}
車の後部座席で大野は、矢口から、同じ高校を受験することを告げられます。
それを聞いた大野は、シートの上の矢口の手を握りました。
無口な大野は、自分の想いを口にすることなく、そっと矢口に伝えたのです。
大野なりの告白でした。
しかし、矢口は、その手を握り返しませんでした。
矢口は、今まで自分が持ったことがなかった感情に戸惑っていたのでしょう。
つまり、一緒にいたいと言うこの気持ちが恋だとはまだ気づいていなかったのです。

矢口が受験に失敗し、二人は離れ離れになりますが気持ちは燻っています。
その後、二人は再会しますが、またしても事情により会えなくなってしまうのです。
会える最後の日に二人は縁日に出かけますが、手は繋ぎませんでした。
むしろ繋げなかったというのが正解かもしれません。
大野は、前を歩く矢口の服の裾をつまんで後ろを歩くだけでした。
女の子が大好きな男の子とこうやって歩く時の心境って・・・。
この一歩踏み込めなさがとても切ないです。

時が経ちあるきっかけで二人はゲームショーに行くことになり電車に乗ります。
その電車が大きく揺れたとき、大野は、再び矢口の手を握ったのです。
そして、矢口も初めてその手をぎゅっと握り返したのです。
その時、お互い無言でしたが何かを確かめ合うことができたのだと思います。
{/netabare}
やっと大野の気持ちは本当の意味で伝わったのでした。


青春は、続けたくても、ずっとは続けられません。今しかありません。
そんな中、少年少女たちは、自分の恋に一生懸命です。
大野は、何度も何度も好きな人と離れ離れになります。
日高は、好きな人が自分に気持ちが無いことを分かっています。
それでも、二人はそれぞれ自分の信じた恋を続けたかったのです。
この物語は、コンティニューできない青春のコンティニューしたい恋のお話でした。

恋愛は、ゲームと違って、必勝法もなければ裏技もコンボも効きません。
現実は、ゲームのように上手くいかないことを少年少女たちは学んでいくのです。
そんな大人になっていく姿がとても微笑ましい作品でした。面白かったです。

投稿 : 2021/11/19
閲覧 : 284
サンキュー:

30

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

第13話「ROUND 13」の感想

公式のINTRODUCTION
{netabare}
<ハイスコアガールとは>
俺より強いGIRLに会いに行く──。

「ポリゴン」って何?食えんの?そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。
ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凛として座していた──。

主人公ハルオを通して描かれる’90年代アーケードラブコメディー!
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:押切蓮介
シリーズ構成:浦畑達彦
監督:山川吉樹
キャラクターデザイン:桑波田満
CGディレクター:鈴木勇介(SMDE)
キャラクターモデルディレクター:関戸惠理
美術監督:鈴木朗
色彩設計:木村美保
撮影監督:福世晋吾
編集:坪根健太郎
音楽:下村陽子
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
CGIプロデューサー:榊原智康
CGI:SMDE
アニメーション制作統括:松倉友二
ゲーム考証・監修:石黒憲一
ゲーム収録:高田馬場ゲームセンター ミカド
制作会社:J.C.STAFF
{/netabare}
キャスト{netabare}
矢口春雄:天﨑滉平
大野晶:鈴代紗弓
日高小春:広瀬ゆうき
宮尾光太郎:興津和幸
土井玄太:山下大輝
鬼塚ちひろ:御堂ダリア
矢口なみえ:新井里美
業田萌美:伊藤静
じいや:チョー
大野真:赤﨑千夏
小学校の担任:杉田智和
沼田先生:中村悠一
遠野先生:植田佳奈
小春の父:武虎
ナレーション:大塚芳忠
ガイルさん:安元洋貴
{/netabare}


1話ずつの感想

--------------------キリトリ線--------------------

ROUND 1
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
矢口春雄(通称ハルオ)は、勉強も運動も不得意だがゲームには人並みならぬ情熱と努力を見せる小学6年生。今日もゲーセンの対戦筐体で次々と相手を倒していく。そんな彼の聖域(サンクチュアリ)に現れたのは同じクラスの大野晶。家は裕福で本人も成績優秀の美少女で、しかもハルオをもしのぐ腕前! 操作難易度の高いキャラクターも壊れまくった劣悪な筐体も従わせる彼女にハルオは激しく感情を揺さぶられる。この出会いが二人を結ぶ因縁の始まりだった……。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
ハルオくんの前にあらわれたライバルは
頭もよくってお金持ちで美少女でおとなしいクラスの人気女子。。

でも、ゲームもめっちゃ強くてハルオくんもかなわないの。。

おとなしいのはぜんぜんしゃべらないだけで
ゲームで負けたりジャマされたりするとうなりながら攻撃してくるの

今回もハルオくんが何回もなぐられたりけられたりして乱暴。。
そうゆうギャグはにゃんはちょっと好きじゃないかな。。


それで晶がぜんぜん口きかないから何考えてるか分からないし
ハルオくんは晶のことイヤなヤツくらいに思ってたんだけど

ある日、ホラーゲームをしてるハルオくんのことじっと見てたって思ったら
帰りはホラー映画のお化けみたくハルオくんのあとをだまってついてきて
コワくて走って逃げたら追いかけてきたことがあったんだけど

次の日、女子が晶がホラーニガテって話してるの聞いて
ハルオくんがやってたホラーゲーム見て
帰り道がコワくってついてきてたんだって分かったり

ゲーセンで負けた相手が晶にからんできたのを助けようってして
ぎゃくに助けられたリ

雨やどりで入った駄菓子屋さんのゲーム機械でいっしょにプレーして
ハルオくんがジャマしちゃってなんどもなぐられたりしたけど
実はいいヤツじゃないかって思いはじめてアメを買ってあげたりして
ちょっとずつ気もちが通じるようになってきたかな?みたいな感じ^^



雑なキャラデザとか乱暴なギャグとか古い感じで
90年代か分からないけど「伊藤潤二「コレクション」」とか
「ピンポン」をちょっと思いだしちゃった。。

ゲーム画面は本物のアーケードゲームの画面をそのまま使ってるみたい
ふつうの作画は3DCGを使ってるみたいでちょっと動きがかたい感じ。。

はじめは古いゲームのアルアルネタとかばっかりで
かんたんにブンなぐっちゃうみたいな乱暴なギャグ系のおはなし?
って思ってたけどだんだんラブコメだなって分かるようになってきて
公式のINTRODUCTIONにもそう書いてあって「やっぱり☆」って思ったw


ゲーム画面が多くって
誰かのやってるゲームを見せられてるみたいでちょっとたいくつで
テンポがわるいみたいって思ったけど
ラブコメだったらあんまりいそがなくっても大丈夫^^
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ROUND 2
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公式のあらすじ
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プールを掃除中に大野の機嫌をそこねたハルオは、水をかけられ、風邪をひいてしまう。寝込んで学校を休んだハルオを訪ねてきた大野は、そこでハルオ自慢のゲーム機「PCエンジン」を見つける。『功夫』『R-TYPE』『妖怪道中記』『源平討魔伝』などなど、ハルオのPCエンジンライブラリーに大野も目を輝かせる。そんな二人は終業式の帰り道、伝説の10円ゲーセンの存在を知る。いてもたってもいられなくなったハルオと大野は自転車で多摩川河川敷を駆けていく。
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感想
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前半はカゼひいちゃったハルオくんの家に晶が来るおはなし。。

ハルオくんはカゼひいてできないけど
晶にPCエンジンやらせて自分は解説。。

さいごは見てるだけでガマンできなくなっちゃって
オレにもやらせろ!って取り上げようってしたところに
お母さんが帰ってきておこられちゃった^^;


ゲームのこといろいろ言ってて
「だがしかし」みたくお菓子のことちょっと知ってると楽しいのかも?

でも、にゃんがやったことあるのはポケモンくらいだから
アニメに出てくるゲームってどこかで名前を聞いたことあるくらい。。

だから解説とか聞いてもよく分からないんだけど
何にもしゃべらない晶が
ハルオくんの話をよろこんで聞いてるってゆうのが分かって
ハルオくんもよろこんで話してるってゆうのが伝わってくるおはなしだった☆


後半は伝説の10円ゲーセンのお店をさがして2人でチャリの旅。。
ってゆうか駅3つだからそんなに遠くないんだけどw

何となく映画の「スタンド・バイ・ミー」っぽい感じだった^^

そのお店は10円できたえた強いプレイヤーがいっぱい
ってゆうウワサだったけど
入ってみたら暗くってジメってしたお店に暗い店員さんが1人いるだけ。。

そんなお店に古いゲームがいっぱいあって、またハルオくんの解説^^

しばらくしたら晶がお店から出たがって帰ることにしたんだけど
ハルオくんが自転車のカギをお店の中に落としたことに気がついて
取りに帰ろうってしたらもうシャッターが下りてたの!?

通りがかったおじさんが教えてくれたんだけど
その店は4年前に経営に失敗した店主が自殺して閉まったままだって^^;

それを聞いた晶がハルオくんをなぐってたけど
晶は怖いとなぐるみたいw
きっとおしゃべりがニガテだから体で話すしかないのかも?^^

そんなに長いこといなかったのに5時間くらいたっててフシギなんだけど
ハルオくんがぜんぜんビックリしてないのがおかしかった^^

2人で歩きながらお肉屋さんでコロッケ買ってくれたり
クツずれした晶に自分のクツをかしてくれるし
晶が夏休みでも楽しめないって分かってて
またほかのゲーセン行こうってさそってくれる^^

ハルオくんがとってもいい人☆
晶も好きになっちゃうよね^^

ジミだったけどハルオくんのやさしさが伝わってジワーってしてきちゃった^^
それでまたモチベ―ションあげて
がんばる晶の気もちも伝わってきたみたい。。


いいおはなしだった☆
ちゃんとオチもついてたしw

あと、ハルオくんのお母さんって「とある。。」の黒子だよね^^
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ROUND 3
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公式のあらすじ
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ハルオと大野は同級生・土井に誘われ、クラスの友だちたちとお花畑を見に来ていた。だが、着いて早々ハルオの提案でみんなは隣接する遊園地へ向かうことに。ハルオの目当てはここでもゲームコーナー。あまり気乗りしなかった大野もみんなと別れ、同じ場所に足を踏み入れていた。珍しくいくつもの協力プレイ機を満喫し、アトラクションも味わったあと、二人はバスで帰途に就く。そんな夏休み明け、学校に来たハルオをある知らせが待っていた。
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感想
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お花畑のおはなしは
チャラい光太郎クンと恥ずかしいってゆう言葉を知らなそうなちひろが
目立ってたみたい。。

それでハルオくんはさっさとゲームに行ったけどそこには晶がいたの

晶はこの前から元気がなかったんだけど
ハルオくんといっしょだとちょっとふつうになったみたい?
大したゲームもないのになかなか出たがらなくって
ゲーム場を出たら外は夕ぐれ。。

それから晶に引っぱられながら2人でいくつか乗り物とかまわって
晶は楽しかったみたい^^

さいごに観覧車に乗ろうって晶がさそったけどもう終わっちゃってた。。
それでハルオくんはきんちょうしたりホッとしたり。。

帰りのバスで疲れてハルオくんの方にもたれかかってくる晶を見て
「ここんとこ元気なかったからな。。
こいつもいろいろ耐えてるもんがあったんだろうな。。」って


それで2学期がはじまったらすぐハルオくんはクラスの女子が
晶が海外に引っ越すことになったって話してるのきいちゃった!。。


それから少しして晶の引っ越しの日。。
みんなはギフトを持ってったけどハルオくんは忘れたことにして何もなし。。
ホントは何をあげていいか分からなかっただけ。。

それで、あんなヤツいなくなってせいせいしたみたいな強がり言ってたけど
ギフトのお金にもらった1000円でゲームしはじめたら
2人で遊んだ思い出がよみがえってきて
そのまま空港に向かったの。。


空港で晶に会ったハルオくんは
これからゲーセンがもり上がってくると思うから
こんなときに海外に行くなんてザンネンすぎる。。
自分も張り合いがなくなってさびしい。。って言ったの

それで、電車代が必要だから何も買えないけどって
この前「がしゃどくろ」のクレーンでとった指輪を渡したの。。

そしたら晶が大声で泣きながら抱きついてきてはなれなくなっちゃった。。
にゃんもウルウルしてきちゃった。。

親たちにムリヤリはがされてお別れして
ハルオくんは晶の乗った飛行機を見送りながら
「投げはめにたよらないくらいガイルを強化しねぇとな。。
次、会った時ごかくに戦えるように」って思ったところでオシマイ。。



いい最終回だった^^ってゆうのはウソだけど
ぜんぜん話さないのに晶の気もちが伝わってくる悲しいおはなしだった。。

遊園地のゲーセンでは晶が話さないから
ハルオくんが1人でべらべらゲームの説明してるところがウザかったけど
ハルオくんと別れたくないってゆう思いが伝わってきたし

強がり言ってたけど、ハルオくんも晶がいないとさびしい
ってゆう気もちが伝わってくるいいおはなしだった。。


あと、このおはなしってホラーじゃないから大丈夫だって思うけど
あの指輪って幽霊ゲーセンでとったのだよね?
ふつうに考えたら呪われたアイテムとかじゃないかな?って。。

2人が別れることになったのも
だいじなゲーセンと別れることになったオーナーのうらみとか。。

いいおはなしだったから、そんなことないって思うけど
ちょっと心配になっちゃうよね^^


公式のキャラ紹介見たら中学編の登場キャラが出てたから
来週は中学になって晶が帰ってくるのかな?☆彡
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ROUND 4
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公式のあらすじ
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中学2年生となったハルオは、ダッシュ、TURBO、SUPERと進化を遂げる『ストⅡ』や新たに登場した3Dポリゴン格闘ゲームなど、魅惑のアーケードゲームを満喫する毎日を過ごしていた。同じクラスの日高小春はそんなハルオを冷めた目で、でも少しうらやましそうに見つめる。ある大雪の日、小春はハルオに誘われて、駄菓子屋で雪がやむのを待ちながら初めてゲームをプレイすることに。意外にも格ゲーの才能を見せる小春に、ハルオは複雑な表情を浮かべる。
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感想
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今回はクリントンさんが大統領になったおはなし。。じゃなくってw
中2になったハルオくんが新ヒロインの小春と出会うおはなしだったみたい


晶が帰ってくるのかな?って思ってたけど新ヒロイン登場で
晶はもうもどってこないのかな?
それともWヒロインで恋の修羅場になって
2人でリアルストリートファイトになるとか?w


小春は晶と違くてふつうにしゃべれる女の子。。

お父さんは酒屋さんでゲーム筐体をお店においたり
小春にもやっていいって言ったりとかっていいお父さんみたい^^
それなのに、ぼっちでいるときが多いみたい?

今回のおはなしでも
筐体に入ったばかりのゲームをはじめたハルオくんについて
2人でクリスマス会サボったりって
あんまりみんなといっしょにあそぶタイプじゃないみたい^^


それでおはなしは、今回も今までとあんまり変わらなくって
ヒロインがつき合ってゲームして遊んでるうちに
ハルオくんのことが好きになるってゆうおはなしだったみたい^^

いっしょにクリスマス会サボって
お店の外の筐体でハルオくんがプレイするのを見てて熱、出しちゃったけど
2人だけのプレゼント交換で手編みの手袋をわたせて
ハルオくんからはゲーム雑誌もらった小春がうれしそうにしててよかった☆

今まではハルオくん目線みたいなおはなしが多かったけど
今回は小春目線でハルオくんにひかれてく感じだったかも?

でも、ハルオくんはさわやかでやさしくっていい人だけど
そんなにイケメンでもないしモテそうなタイプじゃないのにモテちゃうのって
やっぱり男子目線なのかも?^^


あと、小春はふつうにしゃべれるから
今までみたく、ハルオくんだけがしゃべりまくる
ってゆうのがなくなったのがよかったみたい^^
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ROUND 5
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公式のあらすじ
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お正月、ハルオと出会った小春はゲーセンへと連れていかれてしまう。見せられたのは『モータルコンバット』の専用筐体! そこでも小春は天賦の才を発揮する。闘争心を燃え上がらせたハルオは、『サムライスピリッツ』の対戦台で見知らぬ相手を底意地悪ーく叩きのめしたあげく、キレた相手と取っ組み合いのケンカに。そのゲームバカっぷりにあきれる小春だが、翌日、自分の家の店先でゲームに熱中するハルオを見て、憎めない気持ちになってしまうのだった。
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感想
{netabare}
今回のおはなしはやっぱり小春目線みたいで
ハルオくんが好き好きオーラ全開なのに
ハルオくんはぜんぜん気がつかなくって
くやしい思いして終わっちゃったみたい^^


それに、3話まではハルオくんも晶が気になって
やさしいシーンとかいっぱいあっていい人なんだなって思ったのに

今回はゲームばっかりでほんとに小春のことなんかぜんぜん見てなかったし
対戦ゲームをやってるハルオくんもイジワルで
小春が好きになっちゃう理由がよく分からなかったみたい。。


でも、ハルオくんが晶のこと気になる理由って自分より強いってゆうことと
ゲームが趣味で、ハルオくんがゲームの話をすると
真剣になってきいてくれるからかな?


小春もゲームが強いけど
ハルオくんが好きだからいっしょにいるだけで
あんまりゲームには関心なさそう。。

外でゲームしてるハルオくん見て
呼んでくれたら行くのに。。とかって
晶だったら呼ばれなくてもすぐ行きそう^^

そう言えばお茶持ってって飲ませてあげてたけど
熱いのに口、やけどしないのかな?って思ったけど
小春が湯飲みを素手で持てるくらいだから
きっとそんなに熱くなかったんだよね^^


あと、気に食わないことがあると晶は暴力だったけど
小春は必殺電源落としw
ハルオくんにしたら電源落としのほうが痛いかも?w

あと、CMがおはなしとちょっとかぶってるのもおかしいよね^^
小春のライバルは2次元ヒロインってw


後半はバレンタインデーに休んだハルオくんに
わざわざチョコを渡しに家まで行くおはなしで
小春ってけっこう肉食系^^

ちひろが光太郎クンにでっかい顔チョコあげて
好きな子のタイプ聞いてたけど
「清楚で無口で綺麗な子が夢だなぁ」ってちひろと正反対みたい^^

でも、ちひろの顔って平だからメイクしたらキレイになれそう^^


ハルオくんのお母さんはいい人だよね^^

でも、あの両目が縦に動くパフォーマンスがすごいw
でも、あれだったらかんたんなトリックでマネできそう^^

自分の顔の写真とって原寸大にプリントアウトしてお面を作っておいて
横にしてスキマから見せて上下に動かせばいいんじゃない?

マンガに出てくるホットケーキとか作っちゃうくらいだから
息子をビックリさせようってそれくらいのパフォーマンスしちゃいそう^^

そんなお母さんってとってもかわいいw
みんなも作って家族とかをびっくりさせちゃおう!w


それからハルオくんは
小春からもらったチョコなんか見向きもしないで晶のこと思い出してたけど
小春は帰り道「この気持ちは曲げたくない」って

それでさいごは晶が帰ってきちゃったけど
わぁ。。なんだかドロドロラブコメになってきそうでちょっとコワいかも^^
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ROUND 6
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公式のあらすじ
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ハルオが中3になった春。周囲は美少女転校生の話題で盛り上がるが、ハルオの興味はやはり『スパⅡ』。ショッピングセンターのゲームコーナーで『ジャンケンマン フィーバー』などに興じながら順番待ちをしていた。だが、なかなか自分の番が来ないため、偶然居合わせた小春と大型ゲーセンへ。そこで連勝を重ねるも、見回りの先生を見つけたハルオは、小春に対戦台を託して身を隠すことに。小春がプレイ中に対戦に乱入してきたのは長い黒髪の女の子。彼女は小春を隠しキャラの豪鬼で一蹴する。
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感想
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中3になってクラス替え。。

小春がどうしてハルオくんのこと好きなのかよく分からないけど
生き生きしてるからなのかな?

とにかくいっしょのクラスになってよろこんでて
ゲーセンにもついてくんだけど
そこでイジワルプレイを見てもし結婚したら。。
とか考えちゃうくらい好きみたい^^


それから晶はときどきハルオくんのこと見かけてたけど
ハルオくんは晶のこと聞いてて
気になってさがしたりしてたけどはじめて再会したのはゲーセンで
対戦しようってしたら逃げられちゃった

それでさがしてたら、
たおれた時、たまたま晶のしてたゲームの2プレイボタンに当たって
おんなじゲームをすることになったんだけど冷たくされて
何も話さない晶が何考えてるか分からなくって泣き出しちゃった。。

晶はそのまま帰ってったけど
ハルオくんからもらった指輪は大事そう。。


晶はおこってたのかな?
ハルオくんがなかなか自分を見つけてくれなくって?

ゲームの話が多すぎて
ラブストーリーがなかなか進まないのがザンネンだけど
このおはなしってこんな感じなんだよね。。


小春と晶がビミョーにすれちがってくところがちょっとドキドキ。。

三角関係みたいなんだけど小春がハルオくんのこと好きなだけで
ハルオくんは晶のこと気になってて
晶は何考えてるか分からないけどハルオくんが好き名のは分かってるから
なんだか小春がかわいそう。。
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ROUND 7
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公式のあらすじ
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ハルオに惹かれてゲームを始めた小春。留学先から帰って来てからもてはやされている晶。そんな女子二人が抱く思いにまったく鈍感なハルオにとって、気になるのは晶が『スパⅡ』で隠しキャラの豪鬼を出したことくらい。今日もゲーメストを読みふける至福の時間を過ごしていた。だが、友人の宮尾から、修学旅行で晶に告白すると聞いて思わず動揺を見せる。修学旅行当日、ハルオは皆で『ボンバーマン』や『桃鉄』をやるため、PCエンジン一式を携えて京都に向かう。
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感想
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あらすじのおはなしで小春は心の声が聞こえるからよく分かるんだけど
晶が何を考えてるか、よく分からないなぁ。。


今回のメインは修学旅行に向かってる新幹線で
ハルオくんが缶ジュース、みんなの分を買ってておくれちゃったんだけど
呼びに行った小春までいっしょに遅れちゃって

新幹線の代わりに鈍行で
琵琶湖をまわってあちこちのゲーム筐体めぐり^^
小春はデート気分^^

こうゆう旅ってなんだかRPGゲームみたいで楽しいかも?
あっちこっちでバトル(ゲームでw)しながらマスターを目指すとかw


旅館に着いて、今日は1日いっしょだったのに
もう少し二人でいたかったけどなぁ。。
って思う小春ってほんとにハルオくんが好きなんだなぁ。。

何かに一生けんめいな男子は魅力的ってゆうのはほんとかも?
でも、小春ってそれだけでハルオくんが好きなのかな?
いっしょにリアルRPGしてるみたいでつり橋効果とかなのかな?^^

にゃんだったら1人だけ置いて行かれちゃったら
大人だけどはずかしいしどうしていいか分からなくって、泣いちゃうかも?

そう言えば小学校の家族旅行のとき
駅で気がついたらみんないなくなってて泣いたことあったっけ
すぐ親がもどってきてくれたからよかったけど^^


でも、ハルオくんってぜんぜん気にしてなくって
ちょっとおばかだけどいつも明るいってそれだけでいいかも☆


あと、
ハルオくんが持ってないスーファミ版ファイナルファイトを買ってもらって
来ていっしょにプレイできるって思ってハルオくんに言ってみたら
貸してくれ!って言われてキレてたけど小春もバカだなぁ。。
うちに来たらやらせてあげるって言ったらよかったのに☆彡

でも、スーファミ版ファイナルファイトって
2人いっしょに戦えないからけっきょくあんまり変わらなかったんだねw

このおはなしはオチが2段階だったからおもしろかった^^


旅館のゲームコーナーで会ったとき、晶がおこってたけど
あれって体育館でコクられたときハルオくんが晶のこと
目の上のタンコブとか言ってフォローがなかったからかな?

それとも前に
自分じゃなくって小春といっしょにゲーセンにいたからおこってるのかな?
そんな感じだったけど無口で心の声も出ないから
ほんとはどうしたいのかにゃんでもよく分からないし。。


さいごは小春がハルオくんにもらった缶ジュース
ふたも開けないでテーブルに置いてたけど
一生の宝物にしちゃうつもりかな?w
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ROUND 8
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公式のあらすじ
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修学旅行の自由時間を利用し、『スパⅡX』大阪大会にこっそり参加することを決めたハルオ。ところが会場には晶の姿が。留学から帰ってきて以来、まだ実現していない晶との対戦が果たせると、闘志をみなぎらすハルオは持ちキャラのガイルを操り、運も味方につけながら決勝まで勝ち進む。一方の晶もザンギエフで、ほかのプレイヤーを吸い込みまくり投げまくりで順調に決勝へと駒を進める。初対決から3年以上、ハルオが熱望した再戦の幕が切って落とされる!
{/netabare}
感想
{netabare}
あにこれのレビュアーさんにそのハンドルネームの人がいて
前から気になってたんだけど
今回、ギャグになっててググったら

むかし、ゲーメストってゆうゲーム雑誌があったみたいなんだけど
その雑誌って記事によく誤字とかあって
「くお〜!! ぶつかる〜!! ここでアクセル全開、インド人を右に!」
ってレースゲームの記事に書いてあって有名になったみたい^^

ホントは「ハンドル」って書いた手書きの字の
「ノlンドノ✓」を「インド人」と読みまちがえたみたい^^

それでゲーメストの誤植の記事を見てったら
今回のゲーム大会のおはなしに出てた
「確かみてみろ!」とか「ザンギュラのスーパーウリアッ上」
とかの元ネタが分かっておもしろかった^^


前半のおはなしはほとんどハルオくんの大会の試合と司会で
勝ち進んで晶との戦いになったんだけど
1回目はハルオくん、2回目は晶、3回目はハルオくんの勝ちで
優勝はハルオくん^^

賞品のトロフィーとおふろセットってゆうのがおかしかったw


とちゅう、ハルオくんは
晶が全力を出してないって思ったんだけどそんなことなかったみたい

でも、勝ててちょっとフシギだったら
晶の筐体はパンチボタンがこわれてたってゆうのが分かって
真剣勝負を楽しみにしてたハルオくんが
晶がそのことをだまってゲームをつづけてたのにキレてケンカになったの。。

それで、なぐり合って語るって^^;

いくら晶が強いからって言って
中3男子とだったらちょっと。。

でも、顔にキズはついてなかったから
ハルオくんは手かげんしてくれたって思いたいな^^

そのケンカで晶はハルオくんの
晶を待って進化したゲームのこと、語りあいたい
ってゆう泣きたいくらいの思いが分かって

ハルオくんは晶が
3年前に自分があげた指輪を大事に持っててくれたの分かって
晶がパンチボタンのこと言わなかったのは
会場の空気を読んだんだって分かったみたい^^

晶が副賞のおふろセットを持って銭湯から出てきたところ。。
参加賞でもらったおそろいのTシャツを着て出てきたところで
ジワーってしてきちゃった。。


ペアルックで帰った来た2人を見て
ハルオくんにわけを聞いた光太郎クンは2人の間に入れないって思って
晶にコクるのやめたみたい^^

光太郎クンってただのイケメンキャラじゃなくっていい人だな^^


帰りの電車で小春がハルオくんに
「何かいいことあったの?」って聞いてたけど
なぐられてボコボコになったけど
ハルオくんはうれしかったみたい^^

それでゲームの話になったけどハルオくんは
「オレもそろそろ真剣に進路のことで悩まないといけないんだよなぁ。。」
って。。

今だとプロのゲーマーになるってゆう進路もあるって思うけど
この前アメリカでゲームに負けた人が
銃乱射して自殺したってゆう事件があったから
ふつうにゲームしてる人がかわいそう。。

「真剣に進路のことで悩まないと。。」ってゆうのは
指輪を見て晶の気もちが分かったハルオくんが
晶のこと真剣に考えなくっちゃ。。って思ったのかな?
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ROUND 9
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公式のあらすじ
{netabare}
ゲーセンで息抜き中の晶を見つけたハルオは、『バーチャファイター』で対戦を挑む。だが、珍しくハルオが勝利。しかも晶は心ここにあらずな様子。じいやの車で帰る彼女を見送ったあと、ハルオは晶についていろいろと思いをめぐらす。「あいつ、友達いねーのかな」 ある日、ハルオと晶は『ヴァンパイア』をプレイするために遠くのゲーセンまで遠征に。ゲームをはしごし、ラーメンを食べ、夏休みの終わりを堪能する二人。そしてハルオは、晶と同じ高校を受験することを決意する。
{/netabare}
感想
{netabare}
ゲーセンで晶と対戦したけどハルオくんの勝ち。。

もう、晶はゲームすることより
ハルオくんといっしょにいることのほうが楽しいのかも?

ハルオくんもそうみたい。。

大好きなゲームを完全にやめて
晶といっしょの高校に行くために勉強はじめたの。。

年末年始って子どもたちにお金を使ってもらおうって
ゲーム会社がいろんな新製品とか出すと思うから
ハルオくんもつらかったって思うけど
大好きなゲームより晶といっしょに、ってゆう方えらぶってすごいな☆


受験の日、迎えに来てくれたじいやさんの車に乗って晶に
進化した今のゲームの話と
それを晶といっしょに見ていきたいってゆう思いを話したけど

「この大きな流れを大野といっしょに見て行けたら
どんなに楽しいかって、本気で思ったんだよ。。」ってゆうの
「好き」ってゆうのを通りこして結婚の申し込みしてるみたいだった^^

話を聞いてる晶の目がウルウルしてきて
そっとハルオくんの手に自分の手をおいたところで
にゃんもなみだが出てきちゃった。。


合格発表の日、晶の番号はあったけど、ハルオくんのはなかった。。

がんばっても半年もなかったんだから当たり前だけど
また、はなればなれになっちゃうのかな。。

でも、今までだって違うクラスでゲーセンで会ってただけなんだから
家は近いし、遊ぼうって思ったらいつでも行けるはず☆彡


あと、ハルオくんのお母さんが
ハルオくんのことよく分かってくれててすごいうらやましかった☆
{/netabare}
{/netabare}
ROUND 10
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
受験後のハルオは、あの猛勉強っぷりがまるで嘘のよう。家ではセガサターンざんまい、弁当工場でのバイトも始め、ゲーム中毒のハルオに戻っていた。ゲーセンからは距離を置いていたが、訪ねてきた小春に誘われて久しぶりに足を踏み入れると、そこは新作ゲームの数々! 興奮していると小春が対戦を挑んできた。思わず闘志に燃えるハルオだが、『スパⅡX』『ヴァンパイアハンター』と惨敗。一旦は打ちひしがれるも、晶に戦いを挑める自分を取り戻すことを誓う。
{/netabare}
感想
{netabare}
ハルオくんは宮尾クンと土井クンといっしょの第2志望の高校に入って
早朝4時から7時までバイトでゲームは家でだけ。。
晶に会わせる顔がないって思ってたまにゲーセンに行って見かけても
声はかけないみたい。。


小春はちひろといっしょの女子校でけっこうモテてるみたい。。
でも、ハルオくんのことわすれられなくって
ある日、家の前まで行ったらハルオくんのお母さんに見つかって
家に案内されてハルオくんとゲームで対戦。。いきなり強くなってた。。

それでいっしょにゲーセンに行くようになって
ハルオくんは家でだけゲームしてるうちに弱くなってて
もともと才能があってやりこんでる小春に勝てなくってくやしい思い。。

小春は自分に関心持ってくれないハルオくんの気を引くために
負けれないって思って強くなったみたい。。


負けたハルオくんがさけびながらゲーセンを出てくの見ながら
小春がもうちょっと練習しようかって両替機にお金を入れようってしてたら
ばったり晶に会ったの


それを宮尾クンが見てるところでオシマイ。。



ラブコメは少なくってゲームの紹介みたいのが多かったかな?
ぜんぜん分からなかったけど^^

ハルオくんの気を引くために強くなりたいって思う気もちはわかったけど
小春はちょっとやりすぎ。。ってゆうか完璧すぎみたい。。


晶はゲームが強くって、力も強いけど
こわいものがニガテとか、人と話すのがニガテとか欠点もあって
ハルオくんはくやしい思いもするけど
守ってあげたいって思う気もちも出てくるんだって思う。。

その点、小春は強いし、美人だし、頭もふつうによくって話すのもとくいだし
ハルオくんにはただのイヤなヤツにしか見えなくなってるみたい?


それにしてもハルオくん、朝4時からバイトってすごい!
それだと3時半には起きないとだから、夜8時くらいには寝てるのかな?
勉強も大変みたいだし、ゲーセンに行く時間とかなさそう。。
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{/netabare}
ROUND 11
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ゲーセンで偶然大野と出会った小春。ハルオとの関係が気になった小春は、少しずつ晶にハルオのことをどう思っているのか問いただす。だが答えは得られず、晶のゲームの腕前に圧倒されてしまう。一方、晶が家に帰ってみると、家庭教師の業田からゲーセン通いをとがめられる。ついに一切のゲームと学外での行動を禁止されてしまい心のよりどころを失う晶……。そんなことになっているとはつゆ知らず、ハルオは家で必死にゲームの腕前を磨き、自信を取り戻しつつあった。
{/netabare}
感想
{netabare}
おはなしはあらすじに書いてあることでほとんどかな?

ただ、晶がゲーセン通いを禁じられただけじゃなく
お金も持たせてもらえなくってホントにどこにも出れなくなっちゃったから
やっとハルオくんが晶と向かい合おうって思ったときには
晶はどこにも見つからなくって。。

そんな時、執事のおじさんから
「晶が家出したけどどこにいるか知らないか?」って聞かれて
あちこち探しまわるんだけどなかなか見つからなくって

さいごに残金50円で何十連勝してるところをやっと見つけて
食事にさそって2人でお店を出るところでオシマイ。。



小春が晶と対戦しながらハルオくんのことを聞くところは
何か起こるかな?ってドキドキしながら見てたけど
晶が何にも話さないから何考えてるかよく分からなかったけど
小春が何か聞くたびに失敗してたからハルオくんのことは忘れられないみたい


それから、晶が家庭教師の人にしかられるところはかわいそうだった。。

結婚するまでずっとあそびも禁止されて勉強ばっかりなんて
誘拐されて監禁されてるのと変わらないみたい。。

そのあとベッドで
家庭教師の人から「プライベートは皆無」って言われたこととか
小春が「ハルオくんが自分に引け目を感じてる」って言ってたこととか
思い出して泣いてたところが胸が痛かった。。


ハルオくんが家出した晶をさがしまわるところはいいところだったのに
晶の心配するよりゲームのことが気になってるみたいなところは
ちょっとがっかり。。

晶とおんなじ学校に入りたくって
ゲームもあきらめて勉強がんばってたハルオくんはどこに行っちゃったの?
って。。

それでもさいご、晶を見つけて食事にさそうところはかっこよかった☆
ちょっとなみだが出た。。


来週はどうなるのかな?
晶が自分の思いをはっきり言えるようになったらいいのに。。☆彡



あと、ネオジオCDが読み込みに時間がかかるってゆうのは分かったけど
スイッチを入れてからシーンが変わるまで1分半くらいかかってたから
アニメでやるとずっとおんなじような画面であきちゃってよくないって思った
その間にほかのシーンとか入れたらよかったのに。。
{/netabare}
{/netabare}
ROUND 12
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
家を飛び出し、ゲーセンで時間をつぶしていた晶だったが、ハルオに見つけ出される。晶につきあってハルオは、一緒にファミレス、ゲーセンで川崎の夜を過ごす。それでも満足しない晶とビジネスホテルに泊まり、『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』を遊びながら夜を過ごす二人。次の日、ホテルを出たハルオは『プリント倶楽部』で写真を撮りたいという晶の願いを聞き入れる。照れて変な顔をするハルオ、それに気づいて頭突きする晶。出てきた写真を二人は分け合った。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は晶とのおはなしで
帰らないってゆう晶にこまったハルオくんはお母さんに連絡して
ホテルを予約してもらったんだけど2人で1部屋。。

高校生の男女をおんなじ部屋にするってゆうお母さんも変わってるけど
となりに好きな女の子がいても
変なこと考えたりしないハルオくんってすごいなぁ☆って。。

その分、晶はイシキしてたかも^^


深夜放送のCMで「カステラをあんこで挟んだベタ焼き」ってw
手がベタベタする。。って当たり前だよねw

いまだと土曜の深夜ってアニメがいっぱいだけど
むかしはおもしろい番組ってなかったんだ。。

おふろはカーテンを湯船に入れて、って晶が教えてくれたって言ってたけど
晶っていつも「あー。。う。。」くらいでぜんぜん話すところ映らないけど
映さないだけでホントはちょっとは話してるのかも^^

ニューファミコンで「大運動会」してて
妨害された晶が「ん。。」って言ったときの目が
黒い輪っかになってておかしかった^^

ゲームをやりながら先に寝ちゃったハルオくんの顔を
晶がじっと見てるとことか
おんなじ逆さ向きで寝たところとか
晶の気もちが伝わってくるよね^^

それからバイトに出かける前に
朝ごはん代まで置いてってくれるハルオくんってマジイケメン^^

バイトに出かけるハルオくんを送り出す晶の目が
なんだかうれしそうだったみたい^^

プリント倶楽部で写真を撮るとき変な顔したハルオくんに
晶が頭突きするところは笑っちゃったw


後半は小春回。。

Wヒロインで、晶のあとには小春回って
どっちにもヒイキしてないみたいでよかったって思う^^


はじめは小春が1人で遊んでたゲーセンでナンパされそうになったところに
ハルオくんが来て助かったけど
ハルオくんはその人のこと友だち?って思って
小春は「カレシ持ち」って言われてうれしそう^^

ゲームに夢中で子供っぽいハルオくんを見て小春が
(今でも何考えてるか全然分からない。。私なんかまるで眼中にない感じ。。
それでも己の世界に真っ直ぐな矢口君に私は惹かれちゃってるんだなぁ。。)
って思ったあと、

(常に何を見てるのか分かる人って安心できるんだよね^^)って。。
何考えてるか分からなくっても、何見てるかは分かるんだねw

(あと、意外と優しいし)って思ったあとに
対戦でKOされた相手が
「くそっ!優しさのカケラもねェ!」
って言ったところはおかしかったw

花火大会に晶をさそったら、ってゆうお母さんに
「うるさいな。。」って言ったら
「あら~朝チュンした仲なのに青春話をお母さんにも聞かせてちょうだい」
ってゆうお母さん、分かってて2人をいっしょのへやにしたのかな?w

でも、お母さんってすごいハルオくんのこと信用してくれてそうでいいな^^


そこに小春が自分のプレステを持ってきて、貸してくれるって。。

それでしばらく小春は話しながらハルオくんのプレイを見てたけど
代わりにサターンとソフトを貸してくれるって言われてよろこんでたの^^

でも、ハルオくんが袋をさがしに行ってる間に
机の上に置いてある晶といっしょのプリクラを見つけてショックだったみたい

小春は帰り道、送ってくれてるハルオくんに
「晶とつきあってるの?」「好き?」「異性、として?」
とかいろいろ聞いてきて
返事にこまるハルオくんに

「私は矢口君のことが好き。。大好き」って泣きながらコクったら
ハルオくんは「日高。。」って言ってきたから
「何も言わないで!。。何も言わないで恥ずかしいから。。」
って袋でハルオくんをなぐったの

そんな大事なこと言われてるのに
(お。。俺のサターンで。。)って心でツッコミ入れるハルオくんに
小春には悪いけどわらっちゃったw
ハルオくんってホントにニブいんだね^^

それから小春は
「矢口クンにとって大野さんが大きな存在だってのも分かってる。。」
二人の関係は他人が入り込むヨチがなさそうなのも分かる。。
それでも私は矢口クンのことが好き。。

こうなったら強硬手段。。前々から言われてた矢口クンとの再戦。。
その勝負で矢口クンが勝ったら私はおとなしく引き下がる
で、もし。。私が勝ったなら。。私と付き合って」って泣きながら言って
ハルオくんが小春の顔、じっと見つめるところでオシマイ。。

。。ハルオくんは勝手にそんなこと決められてもこまるって思うけど
どうするんだろう。。

それにしてもこんなところで最終回ってひどいなぁ。。って^^

2019年3月配信開始予定ってなってたからまだいいけど。。
でも、4月スタートじゃないんだ?
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


感想のタイトルどおりのおはなしだけど
むかしのゲームのおはなしとか多くって
ゲームのことあんまり知らないにゃんは
もっと恋愛パートをふやしてほしかった☆彡

だけど、90年代にゲームしてた人たちにはなつかしかったみたい^^

ラブストーリーは少なかったけど、気もちが伝わってきてよかった☆
2期が待ちどおしいな☆彡


絵は3DCGだったけどあんまり気にならなかった。。

あと、AパートとBパートの間に入るCMが
おはなしとリンクしてたりしておかしかったw

ROUND 13
{netabare}
感想
{netabare}
ハルオくんは光太郎クンに、小春からコクられたこと話したけど
光太郎クンは小春がハルオくんのこと好きなことは気がついてて
ハルオくんが晶のこと好きなことも分かってるけど
ハルオくんはまだ、自分が晶のことが好きだって気がついてない。。


それから家庭教師の業田さんが
ハルオくんと晶がつき合わないようにって家に言いに来て
お母さんに言い返されてた。。


あと、晶の味方をしてたじいやさんが、運転手をクビになって
さいごに晶をつれてきて、2人でゲーセン&お祭デート^^

切ないお別れで終わり。。



何にも言いかえせないハルオくんだったけど
お母さんが業田さんに言い返してくれたところはかっこよかった♪

ハルオくんが「いい子に育った。。したいようにしたらいい^^」
とか言っておいて、通知表見ておこる!ってゆうオチはおかしかったw


晶とゲーセン行って
2人でいっしょにゲーセンに住めたら☆彡って思うハルオくんが
Hなこととかぜんぜん考えてないのはさわやかだったけど
それだけで終われなくなりそうで、見ててちょっと苦しかった。。


ひさしぶりの2人っきりだったけど
晶が、ちょっとは何か言ったらいいのに☆彡って思った。。
{/netabare}
{/netabare}
ROUND 14
{netabare}
感想
{netabare}
今回は小春とハルオくんの、お付き合いをかけた3本勝負で
ほとんど格ゲーやってたから、にゃんはついてけなかったけど

小春が二子玉ちゃんと知り合って
強い人たちと訓練したところところとか、ハンドルネームがおかしかったのと
ハルオくんがバイトのお金を半分お母さんにあげてたエピソードとかが
よかった^^

ただ、勝ってうれしいハルオくんが小春にイキるところと
コクられた小春のことは、ただの対戦相手くらいにしか思ってないところも
なんだかすごくくやしかった。。

でもハルオくんのこうゆう子どもっぽいところも、小春は好きなのかも^^;

小春は負けちゃったけど
ゲームもハルオくんのこともあきらめてないみたい。。


さいごはハルオくんがゲーセンで晶のお姉さんに会ってたけど
もしかして、また、晶に会える?

ただ、ハルオくんって、あきらめちゃってて
晶と会えないこともあんまり気にしてないみたいなんだよね。。

あの、高校受験のときの一生けんめいってなんだったのかな?
{/netabare}
{/netabare}
ROUND 15
{netabare}
感想
{netabare}
大野姉にたのんで景品を晶に届けてもらったりしてて
あるとき自作のゲームを渡したら
晶は勉強も一生けんめいやって、息抜きで楽しんでやってたんだけど
それまで業田さんにすてられちゃった。。

それで晶は、また家出でもするのかな?って思ったら
そんなにくい先生でも、晶は反抗しないでいたの

でも、必要以外は無視するみたいな態度になって
業田さんも悪いことしたって思ってたみたい

大野姉と執事さんが説得したら、ちょっとやさしくなって
1日だけど、ゲームショーの日のデートを見逃してくれたの♪

それで2人でデートして、帰るまでのおはなしだった^^



大野姉から借りた「ときメモ」のゲームを
お母さん、大野姉、小春の3人の女の前でするハルオくんがおかしかったw

ってゆうか、小春とはふつうに友だちしてて
さわやかなのかザンネンなのか、よく分からないなぁ^^;


ほんのちょっとの息抜きも
ゆるしてくれない業田さんが鬼みたいだったけど
ちゃんと人間の心を持っててくれてよかった♪


デートはゲームショーだったけど、2人でいたらどこでも楽しかったかも^^

今までハルオくんがとってあげた景品の中で、1番よかったものを聞かれて
晶があの指輪を見せたところは
何にも言わない晶の気もちが伝わってきてよかった☆

さいごに家が近づいて、まだ帰りたくない、ってそでを引っぱる晶だったけど
そのあと、執事さんの車にはねられるシュールなギャグで
あー。。いつもの「ハイスコアガール」だなぁ^^って思ったけど

15話まで引っぱって
恋愛のおはなしがほとんど進まなかったのはザンネンだったみたい。。

もしかしてつづきがあるのかな?☆彡


あとハルオくんって「ときメモ」クリアしたのかな?w

ときどきあにこれでも「ときめきメモリアル」のレビューがあるけど
女子がおこると爆弾が出るっておかしいw
そんなゲームだったんだ^^
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2021/10/19
閲覧 : 825
サンキュー:

100

もっちょん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

レトロゲーム×恋愛

見やすさ☆4。

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 187
サンキュー:

2

種馬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

昭和生まれにはストライク。

変わった作画の今作品で、正直観る前は不安がありましたが、見始めたらすぐに吹き飛びドハマりしました。
正直、懐古ネタが多い分、今の若い人が観て楽しめるかどうかと問われると、想像出来ないです。
私にとっては、当時の少年期を振り返るような古いネタも楽しかったし、本筋のストーリーも最高。キャラクターの魅力も満載。他にはない唯一無二の作品です。


※今風にいうエモい(もう死語?)って感じの作品でもあるんじゃないかな?と思いました。だとしたら当時を知らない層でもワンチャン良さを感じて貰えるかな?

投稿 : 2021/09/28
閲覧 : 182
サンキュー:

4

kochan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

珠玉の青春ラブストーリー

投稿 : 2021/09/14
閲覧 : 159
サンキュー:

2

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自分で生き方を選ばなければ、自分が想像できないところに行き着くことができる。 byマツコ・デラックス

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
遅ればせながら視聴。当時はスルーしたんだけど、あにこれで高評価の嵐。いつか観たいと思っていたが、

あー、これ、当時を知るおっさん(40代)にはたまらんわな、高評価には頷ける。

本作の魅力は、90年代の小学生の雰囲気を忠実に再現しつつも、ラブコメの波動をきちんと感じさせること。懐ゲーのネタに共感し、挟み込まれるギャグに笑い、可愛らしい恋愛にニヤリとする良作。

古くも新しい作品。

私はこのアニメの世界より、やや下の世代なので、懐かしいような、少し、憧れのような。

レビューでは、実体験を踏まえながら、本作で感じた、今の若者に伝えたいことを。やや懐古レビューですが。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
実は私は、スト2にはそこまでハマっていない。一応、スーファミとソフトは家にあってやってはいたが。

私がまずハマったのは、「餓狼伝説」だ。テリーとアンディ、ジョーを使っていた。一番得意なのはジョーだったかな。

次いで、「龍虎の拳」。最初はキングを使っていたのだが、例の「ブラジャー見せ」で女と分かり、使うのをやめた。なんか、小学生当時の私は、男が女性キャラを使うのを恥ずかしいと思ってたんだよね(笑)

ただ、龍虎にはそんなに長期間ハマらなかった。すぐに「サムライスピリッツ」にハマったからだ。当時、剣道に一生懸命だったこともあり、サムスピはかなりやった。特に千両狂死郎。後先忘れたが、幽々白書の飛影とか、ああいうキャラ好きなんだよね(笑)

そして、その後永きに渡ってハマり続ける、「ザ・キング・オブ・ファイターズ(KOF)」が登場。あれは衝撃だったな~。だって、これまで自分が好きで使ってたキャラクター達が、ゲームの枠を超えて対戦、共闘できるなんて、胸熱でしかなかった。

使っていたキャラは「キム・カッファン」「ラルフ・ジョーンズ」「レオナ」「八神庵」「草薙京」等、他にも多数。当時、KOFはノベライズ版がよく出ていて、私の場合「小説好き」「設定好き」なので、「強い、弱い」以上に、キャラの背景から「好き」なキャラを選んでいた気がする。特に、ブラジルチームが好きで、ハイデルンがたまに見せる親バカっぽさと、レオナの塩対応、ラルフとクラークのフォローが絶妙で。投げキャラ苦手だから使いこなせなかったけど、技やキャラの格好よさなら、七枷社が好きだった。

さて、ここまでの感想で、多少ゲームを知っていれば、私が、「カプコン」ではなく「ネオジオ(SNK)」のゲームばかりやっていることにお気づきと思います。それはなぜか?

うちの(クソ田舎)町の、近所に1台(1対)だけあったアーケードゲーム機が、ネオジオだっただけのこと(笑)

さて、本作で感じたことの1つが「制限下で楽しめない奴は、自由下では本質的に楽しめていない」ということだ。

私がKOFにハマったのは、内的動機付けがあったからではなく、外的要因が大きい。もし、カプコンのゲームを、もっといえば、ゲーム以外のありとあらゆることを楽しめる環境にあったら、きっとKOFをこんなに好きになれなかっただろうと思うと、「不自由」に感謝したい気持ちにもなる。

先日、「マツコ会議」で、マツコ・デラックスさんが、若くして成功したYouTuberさん達に、こんなことを言っていた。

「皆さんは、自分の意思で、自分のやりたいことをきちんと突き詰めて成功されていて、とっても素晴らしいと思うの。でも、私はどちらかというと、自分のやりたいことが出来ないで、周りに流されてきた弱い人間だからね、また別のことを感じていて。それは、周りに流されて、興味も全然ないようなことをやっていると、当たり前に生きていては絶対に見られない景色を見られるということもあるということ。だって、自分が好きなことばかりやっていると、自分が好きな世界しか見られないじゃない。だからね、今の若い子にはね、自分がやりたいことをできなかったら、自分らしい人生を生きられなかった、それで人生終わりとか全部ダメなんだとは思ってほしくないのね。逆側にはね、それはそれでちゃんと面白い世界もあると思うのね。」

今回、レビュータイトルに使わせてもらった言葉だ。なるほど、良い言葉だと思った。

以下、オジサンによる懐古的な呟きです(笑)

私達の世代は、ゲームにしても音楽にしてもアニメにしても、選べるパイが少なかった故に、わりと共通言語として同じものにハマっていた。また、変化が少なく、1つのゲームを長期間遊ぶ習慣もあった。

今の子を観ていると、まず、経済的な制限がない(と思い込んでいる)。スマホゲームの大半は、無課金でそこそこ遊べる仕様になっている(とはいえ、スマホの基本料金やWi-Fiの料金含めれば、自分達が小中学生の時の小遣いを軽く超えているけどね)。

それに、新しいゲームはいくらでもあり、飽きたら違うゲームをやれば良い。

自分達の時(スーファミとか)は、ゲームソフトを買ってもらえるのは、誕生日とクリスマスの年2回。あとは、小遣いを貯めて、数ヵ月に1つ。当然、何を買うかは吟味するし、買った以上は遊び尽くす。たまに、「早くクリアしたくないから、あえて1日1時間」とかにしてたしね(笑) 

それに、当時はネットなんてなかったから、どんなゲームが面白いかという情報は圧倒的に不足していた。立ち読みでファミ通読んで必死に覚えたけど、それでもクソゲーをつかむことはあって、大事な小遣いを失った悲しみと言ったら(でも、買ったからには一応最後までやって、なんだかんだ、クソゲーなりに愛着わいちゃたりねw)

このような煩わしさのない、現在のスマホゲームの環境下において、じゃあどんなゲームを選ぶかと言われれば、そりゃ、「好きなゲーム」「良いゲーム」ばかりになるだろう。自分に合わなければ、即座にアンインストールだ。

でも、それじゃあ、いつまでも自分は、自分のままで、自分以上、あるいは、自分以外にはなれない。

以前、林先生が、高学歴ニートに説教する番組があった。その中で、早稲田卒業のあるニートが、「好きなこと以外仕事にしたくない」と言うのに対し、「まず、好きというのは、外的要因が大きい。もし君は、ゲームが開発されてない世界に生きていたら、ゲームが好きになれたかな? 結局人間は、自分が出会ったモノから好きなものを選んでいるに過ぎない。だから、今はまだ出会っていないモノも、突き詰めることで好きになれるかもしれない」と言っていた(この人は個人的に好きになれないが、たまに良いことは言う)。

マツコさんと林先生が言っているのはつまり、「自分の可能性に蓋をするな」ということだろう。

私達の世代は、選択肢が少ないからこそ、新しいものにだったら何でも飛び付く習性、つまり、「餓え」があった。現在は、自分の好きなものだけ味わっても食べきれないほど、選択肢に溢れている時代。人はバイキングでは好きなものしか手に取らない。YouTubeを観れば勝手にオススメ動画をあげてきやがる。

60、70になっても好きなモノは増えるのに、「個性」という聞こえの良い言葉に惑わされ、「私はこういう人間だ」と決め付けてほしくない。特に若い人には。

本作のノスタルジーに当てられ、若者から嫌われそうなことばかり書いてしまったが、昔だって、昔なりに良い時代だったんだよという、負け惜しみです(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
ゲーセンの情景描写、少年の心情描写、よく出来ている。待ちガイル、懐かしい(笑)

2話目 ☆4
FF4(笑) 氷枕(笑) お母さんの隙間覗き、久々に声だして笑ったわw ホラーだろ(笑) PCエンジン、桃太郎RPGやったな~。あと、ビーボールとか(笑) ジャーマンからコブラ(笑) 都市伝説。ノスタルジーで、ラブコメ。

3話目 ☆4
デート。ラブコメの波動。パチンコ中毒(笑) そうそう、ゲーム知らない女子はキャラの見た目に突っ込むんだよね(笑)

4話目 ☆3
ラブコメ全振りはなんか違うと思うが、まあ、負けヒロインだろうね(笑)

5話目 ☆4
分かる(笑) 私もソニックブームは、「カニプーン」に聞こえていた(笑) サムスピ、懐かしいな~。陰険(笑)

6話目 ☆4
ガイルに必殺技追加なし(笑) ただだだ性格が悪い(笑) ネットがない世界だからな。大野さんの嫉妬心(笑) 

7話目 ☆4
貸してくれ(笑) ファイターズヒストリーダイナマイト、ワールドヒーローズ、懐かしいな(笑) 目の上のたんこぶ(笑) 

8話目 ☆5
ここでテストに結びつけるのはよい。マウント取られながら、ボコられる男子(笑) ラブコメとして、かなり優秀だし、お風呂セットからペアルックの伏線回収が素晴らしい。

9話目 ☆4
サターン派、、、負け組確定じゃないか(笑) ヴァンパイアは確かに、衝撃だったよな。まあ、この作品なら不合格はありえるよな。

10話目 ☆4
にしても、ユルいわりに展開早いよな。そして、KOFは、ユリがリョウを倒すだけか。まあ、「出藍の誉れ」の比喩かな。

11話目 ☆4
ロードの長さ(笑)  そこでサラッと負け、サラッと飯に誘うのが、イケメンだな~(笑)

12話目 ☆4
ちょっと新婚(笑) 二期は、三角関係かな。初代PSのスタート画面、懐かしいな。キング、俺も使っていたな~。サターンでフルスイングは、効くよな(笑) 
{/netabare}

投稿 : 2021/07/25
閲覧 : 549
サンキュー:

29

300円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

古き良き、TVゲームの黎明期

当時、リアルタイムで家庭用ゲーム機、アーケード機で遊んでいた者ならば、そのノスタルジーだけでお腹いっぱいな作品です。
ヒロインを一切喋らせないのは、斬新。

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 193
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

初恋で人を好きになる理由と過程を丁寧に

原作:押切蓮介「ハイスコアガール」、読了済
物語:1990年代の神奈川県溝の口を舞台に、格闘ゲームを媒介にしたラブコメディ
作画:フル3DCGが逆に味わいのある雰囲気に昇華。
声優:日高小春(CV:広瀬ゆうき)、矢口春雄(CV:天﨑滉平)の泣きの演技が秀逸。特に広瀬ゆうきには小春が憑依しているかと思うほど。
音楽:通常はゲーム音で目立たないが、欲しい時に欲しいタイミングでアコースティックのBGMが入り視聴者の心をざわつかせる。勿論OP、EDも作品にマッチ。ただEDは作品終了後に改めて観ると切ない。
キャラ:原作準拠の癖のあるヘタウマ画。最初は拒否反応が出るかもしれないが、見慣れてくると愛おしくなる。特に女性が皆美人にみえてくるから不思議。

視聴ポイント)
恋心の変化する過程の描き方が丁寧で秀逸。主人公とWヒロインが格闘ゲームを介して、各々異性に興味を持つ。
興味を持つ理由は様々、憧れや同胞意識、救世主として。
そして興味が淡い恋心へ変化。更には抑えられない恋心へ発展。
(恐らく)各々が初恋であり不器用で、ブサイクで馬鹿正直で思慮深さも無い。
だが、そのストレートさが僕たちの心をわしずかみにする。
キャラの見た目とゲームということで、敬遠する方もおおいと思うが是非観て欲しい。損はさせない自信はある。

原作リスペクトを貫いており、原作を超えるほどの完成度は「四月は君の嘘」以来かと。
監督である、山川吉樹さん初め制作スタッフの「ハイスコアガール」愛をひしひしと感じる。
なおハイスコアガールは3部構成となっている
①ハイスコアガール(第1期):主人公・ヒロインの小学校6年~高校1年夏
②ハイスコアガール(EXTRA):高校1年夏~高校1年冬(服装より類推)
③ハイスコアガール(第2期):高校1年冬~高校2年夏

{netabare}
第1期(私的)見どころ
第8話
ゲーム大会の対戦をきっかけに春雄と大野が殴り合いの喧嘩。
喧嘩の途中、矢口が以前大野に渡したおもちゃの指輪を今だに大切にしている事に気付くシーン。
第12話
日高が自分の感情を抑えられずに、春雄に好きであることを告白するシーン。
※花火大会の日だが、春雄は全く花火に興味を示さないことを、
 覚えておいて欲しい。
 後々の話でこれの対比が出てきて、ものすごく切なくなる。
{/netabare}

投稿 : 2021/05/23
閲覧 : 213
ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春時代の思い出が蘇る作品

今思えばPCエンジンってこの当時にしてはかなり優れたゲームハードだった気がするとハルオが熱弁する話を聞いて改めてそう思った。
ファミコン、スーファミは多くの人が持っていたがPCエンジンやメガドライブは学年に数人しか持っている人いなかったなぁ。
ネオジオを持っている人はヒーローだった。
当時は駄菓子屋とかスーパーとか本当に身近な所にアーケード筐体があって、良くやっていた事を思い出す...

アラフォー世代で子どもの頃ゲームをしていた人なら懐かしさに心震えるはず。

そしてヒロインの大野、ここまで喋らないで感情表現をするメインヒロインも珍しい。

ハルオは最初、自分の聖域であるゲーセンに突如現れた恐ろしく強く到底敵わない同級生の大野という存在を嫉妬から敵視していたが、それが尊敬に変わり恋へと発展していく。

大野は周りからはお金持ちのお嬢様としてチヤホヤされているが、人付き合いは苦手で、毎日英才教育でクラスメートとは遊べない。
そんな中唯一の楽しみであるゲームを通じてコミュニケーションを取りあえるハルオは大野にとって唯一の心のより所だったんだな。

そして大野の恋のライバル日高、特にやりたい事もなく何となく過ごしていた日高にとって、ゲームをやる事にひたすらに情熱を注ぎこむハルオの真っ直ぐな性格に心を奪われていく。
ハルオを振り向かせようと一生懸命頑張るが、ゲームばかりで全く振り向いてもらえない所が切な過ぎる。

こんなにモテるゲーマー聞いたことないぞ・・・
でもどんな事でも一生懸命打ち込んでいると良い事あるんだろうな。

ハルオが大野の為にRPGツクールでオリジナルゲームを本気で考えて作るシーンは胸が熱くなった。

キャラデザがもうちょっと可愛らしければもっと心が奪われていたかもしれないが、これはこれで有りなのだろう。

そしてOP、EDテーマもとてもこの作品の世界感にあっていて良かった。
特にOP曲は詩もさる事ながら曲のアレンジが本当に考え抜かれていると思わされた。ゲーム音をモチーフにした打ち込みがされているが芸が本当に細かく、聞いていると癖になる。

投稿 : 2021/03/25
閲覧 : 206
サンキュー:

11

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人生で大事なことは〇〇から学んだ

高度経済成長の真っ只中に生まれ、病気や怪我はしたものの、死ぬような目にも合わず、ただのほほんと齢を重ねてきた人生である。
であるからこそ、人生で大事なことなどリアルで学べるわけもなく、タイトルのような世迷言が口をついて出るのかもしれない。

でも良いではないか!
少なくとも、ハイスコアガールに出合い、ガイルさんや安駄婆の声を聞き、自問自答してゆく中で、本物の自分を探してゆくハルオに共感できる!
小春の一途な思いに涙することができる!

ジャンクフードとサブカルチャーにどっぷりと浸かり切り、1キロ先まで臭気をまき散らそうとも、我が人生に悔いなし!

と、独り言ちるのである。

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏、ありがたいありがたい。

(蛇足)
ナムコのギャラクシアン、ギャラガ、ゼビウス!
そして、コナミのグラディウス!
何より、涙のコインイーター、セガのスペースハリアー!

楽しかったなぁ。

投稿 : 2021/02/16
閲覧 : 454
サンキュー:

24

ネタバレ

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ゲームを通した青春だね。

1話目での、つかみはバッチリでした。

ストリートファイターⅡは少年時代、流行りに流行ったゲーム。懐かしさが先行してやたらとテンションが上がった自分がいた・・・
しかもいきなり大野さんが
{netabare}
ザンギェフを使うとは。その後はエドモンド本田。あっぱれだ。
{/netabare}

ゲーマーズというラノベ原作の作品がありますが、それはラブコメ中心でしたが、このハイスコアガールもガチゲーマーからゲーム好き初心者まで楽しめる作品だと思います。ゲーム情報が多いのも良きでした。

3話
{netabare}
大野さんとの、お別れシーンでは小学6年生にできる最大限のお別れができていた。よかったです。
{/netabare}

8話
{netabare}
大野さんとのゲーム大会青春。お互いの気持ちを再確認。修学旅行をエスケープするのが好きな春雄君♪
{/netabare}

1990年代前後の古き良き時代を思い出させてくれる、そういったアニメという存在は貴重だと思いました♪

投稿 : 2021/02/14
閲覧 : 214
サンキュー:

18

ネタバレ

Hatomy さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

エンディング 好きです
なんと3話で{netabare}泣いてしまった{/netabare}
自分でもビックリした

投稿 : 2021/02/09
閲覧 : 198
サンキュー:

6

またまた さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

80・90年代に青春を謳歌した全てのおじさんに

プロゲーマーやゲーム実況者の名声が上がる昨今。
その昔テレビゲームは悪だとされていた時代があった。
親たちにはゲームをやると馬鹿になる。ゲームをやると将来無駄になる。と散々言われ続けた。
それでも世間に逆らって夢中になってゲームした人に、
友達の部屋が狭くてベッドに座らされてゲームの順番来るまでよだれを垂らしながら観戦していた人に、
ゲームの誘いに習い事が、塾があるから泣く泣く断った人に、
それを断られた人に、
あとラブコメが好きな人に、
オススメします。

投稿 : 2021/01/28
閲覧 : 196
サンキュー:

8

gSEAt02306 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

懐かしい。

兎に角主人公の矢口春雄が魅力的。
ゲームに詳しく無いけども、学生時代ストリートファイターの筐体が駄菓子屋にあって、あの頃を懐かしみながら観れました。
ほのぼのした日常アニメは好みでは無いのに加え無表情のヒロイン?に面白味を見出せず、1話観てから2話目は無いと思ってました。それから随分時間が経過し、たまたま海外に住む某YouTuberさんが面白いと言っていたのを思い出し、もう一度最初から観てみたら話が進む度に引き込まれて何時の間にかキャラの魅力に引き込まれ一気に2シーズンまで見終わってました。
最後まで観て本当に良かった。
懐かしいのに古く無い不思議なアニメだった。

投稿 : 2021/01/23
閲覧 : 188
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7

セシウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ブレない男はカッコいい

 Ⅰ期・OVA・Ⅱ期全24話見ての感想です。
 原作は未読ですが、作者の押切先生の作品は好きで何作か単行本を持っています。元々怪奇漫画家である押切先生のラブコメ作品はどちらかというと異端で敬遠していましたが、ここやMALでの評価が高かったので視聴してみました。
 
 ストーリーはゲームしか興味がない少年とゲームしか息抜きがなかった少女の王道ラブストーリーです。ただ際立った特徴が三つあって、まず第一に舞台装置として90年代前半のゲームセンターと家庭用ゲームがそのままの形で登場してくることです。当時触れたことのある人は間違いなくノスタルジックな気分になります。第二にメインヒロインが非常に無口、というか一言もしゃべらないことです。その感情を表情、仕草、そしてゲームプレイで表してきます。これが意外なくらい心に響いてきます。三つ目はその反動なのかライバルとなるサブヒロインの内面描写が異様に緻密に表現されていることです。見ている側は負けヒロインとわかっていながらどうしても感情移入させられてしまいます。
 そして主人公のゲーム少年はイケメンではありませんがまさしく等身大のナイスガイで、美少女2人に想いを抱かれることに関して説得力を持たせています。主人公が周りの人たちや脳内ゲームキャラたちに背中を押されながら成長していく姿はとても感動的でした。

 作画はゲーム画面をそのまま取り込んでいるためフルCGとなっています。漫画である原作の絵をかなり質の高いレベルで再現していますが、やはり若干CGっぽいところが気になりました。
 
 音楽はOP曲・ED曲は一期二期とも名曲だと思います。劇伴もゲームのようにシーンごとに抑揚がきいていて雰囲気を盛り上げてきます。ゲーム音楽もそのまま流れたりします。

 登場キャラは脇役・ゲームキャラまで含めてとても魅力的ですがそれを演じた声優さん達も素晴らしかったです。特にモノローグの多いサブヒロインの声優さんは凄かったです。

 王道青春ラブストーリーが好きな人はもちろん、当時のゲーセン・ゲームにはまったことのある人は間違いなく楽しめる作品だと思います。

 余談ですが、唯一違和感があったのはサブヒロインの髪色です。原作は基本モノクロなのであまり感じないと思いますが、海外の掲示板などで「blonde girl」と表現されているのが気になりました。凄く日本女子的なキャラだと思ったのですけどね…
【余談に追記w】
 サブヒロインの髪色について、母親が日本人離れした風貌に描かれているので、混血なのでは?という書き込みを見ました。私の知っている中高時代の混血の子は皆すごく(特に男子の前では)おとなしかったので、納得です。

投稿 : 2020/12/20
閲覧 : 207
サンキュー:

13

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ゲームを通じて深まる思い

 原作は未読。
 自分はいわゆるゲーマーと呼ばれる類ではなく、今となってはほぼゲームをやることはない。
 まあゲームをやるとそれなりに時間が取られるため、仕事・家事雑用・他の趣味があるために
「できない」というのが本当のところ。
 それでも本作の舞台となった90年代にはいわゆる格ゲーにはかなりはまり、コンシューマー
ゲーム機で練習しては、ゲーセンに足を運ぶなんてことをしていたため、かなり懐かしさを感じた。
 このある種の世代には感じられるノスタルジー感覚と、初恋の甘酸っぱいようなものがうまく
マッチしていた感じで、ゲームをメインモチーフにしたボーイ・ミーツ・ガールものとしてよく
出来ていた感があった。
 ボーイ・ミーツ・ガール要素に関してはストーリー展開もさることながら、主人公である
矢口 春雄と二人のヒロインである大野 晶、日高 小春がそれぞれ二人きりで過ごすイベント?が
単純にシーンとして良かったりする。
 先にボーイ・ミーツ・ガールものと書いてしまったが、小学生から高校生までという
ロングスパンを描いており、むしろ90年代を舞台にした青春グラフィティと言った方が的確かも。
 ゲームを通して見る90年代史といった感も。

 主軸となる春雄、晶、小春の3人はいずれもキャラがよく立っていた。
 春雄に関してはゲームにばかり夢中になって、ヒロイン二人の気持ちに対してはかなり鈍感。
 最近はどうだか判らないけど、自分が小学生高学年ぐらいの頃は女子はもう「誰が好き」と
いった思春期に突入していたのに対して、男子は遊びにばかり夢中といった感じで、春雄の
この辺の感覚はかなりリアリティを感じる。
 そんな春雄だが、いざ接してみると随所に本質的な優しさが感じ取れるのがいい。

 メインヒロインの晶はとにかく喋らないキャラというのがまず印象的だが、感情が希薄な
わけではなく、むしろ豊かなところが可愛らしい。
 喋らないということに関しては、ネット上などでは翌年に放映された「鬼滅の刃」の禰󠄀豆子と
並んで揚げられ、冗談ではあるがいずれも「ギャラ泥棒」と揶揄する声もあったが、言葉を
発せずに感情表現をする演技はそれはそれで大変だろうなという印象。
 彼女にとってゲームは唯一の楽しみであり、自由になれるものであり、自分らしさを取り戻せる
ものでありといった感じで、そんなゲームを同じく愛する春雄は趣味を同じくする同志でありつつ、
高スペックなミステリアスお嬢様でなく、本当の自分を見てくれる存在でもあったみたい。
そこから春雄に接することで彼の人間性に触れ、次第に恋するようになるのも納得。

 一方の小春はモノローグが多く、晶とは反対に考えていることが判りやすく、この正反対な
部分が魅力的。
 タイプこそ違うが、晶と小春のいずれも健気さが強く感じられる。
 個人的にはこの三人に対する好感度が高かったが、好感度と言えば脇キャラもそういった
キャラが多く、特に春雄の母のなみえ、大野家のじいや、春雄の友人の宮尾 光太郎、晶の姉の
真などは印象に残る。

 ゲームキャラが春雄らに語り掛けるシーンが楽しいが、この辺は春雄がゲームを通じて、色々と
学んだことを示唆しているよう。

2019/04/03
2019/04/07 加筆
2020/12/15 加筆

投稿 : 2020/12/15
閲覧 : 293
サンキュー:

13

ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

気持ちを伝えられないこと、伝わらないこと の辛さが痛いほどわかる物語

この物語は、旧式のゲーム機をベースにしたラブコメです。
とても温かく、ほのぼのとします。
そして、ヒロインの女の子二人の気持ちが、とても切なく感じます。

主人公の矢口ハルオは、大のゲーム好き。そして自分の信念をしっかり持っており、誰にでも優しい男の子です。
ヒロイン大野晶は、美人だけど無口。そして彼女も大のゲーム好き。
さらに、もう一人のヒロイン日高小春は、美人で明るく、ゲーム好き(?)。

■晶
晶は自分の気持ちをうまく話せない女の子
だから彼女は行動(暴力)で気持ちを示しますが、それには限度があります。
だから多くの人には晶の気持ちが伝わらず、誤解されます。

私も人に対して自分の考えをうまく話すことができません。
だからこうやって文章で気持ちを表すことばかりしています。
私は晶のもどかしさが、まるで自分のことのように痛く感じます。
{netabare}
晶は親の都合で転校することになります。
空港まで見送りに来てくれたハルオと別れたくないので、大粒の涙を流しながらハルオに必死にしがみつきます。
でも両親にむりやりはがされ、飛行機に乗せられてしまう。

このときの晶の心の叫びが、私の心に痛いほど伝わってきました。とても切なく、やるせない気持ちでした。
{/netabare}

■小春
小春は自分のことを上手に表現できる女の子
でも小春はハルオのことが好きで、ハルオと話すきっかけがほしいがためにゲームをしている。
それって、意外とつらいことだと思います。

ハルオが小春の気持ちに気づいていないこと。
どんなに上手に自分の気持ちを話しても、相手が理解してくれないってつらい。それが好きな相手だったらなおさらです。

そして、最終回で小春が涙を流しながらハルオに伝えた言葉は、とても切なかった。
{netabare}
 「矢口君にとって大野さんが大きな存在だってのも分かってる。
 二人の関係は他人が入り込む余地がなさそうなのも分かる。
  それでも私は矢口君のことが好き」

彼女はおそらく、ありったけの勇気を奮い起こして伝えたのでしょう。
それだけに彼女の心の痛みがズキズキと伝わってきました。
{/netabare}

私は当初、晶を応援していました。
でも、けなげな小春も応援したくなりました。

二人とも幸せになってほしい。

矛盾した望みだと分かっていますが、そう望まずにはいられません。


この物語は、まだまだ先があります。
早く次の配信を期待しています。

第13話から第15話までを見た感想
{netabare}
原作に忠実に書かれています。感動しました。

但し時間の都合で、内容を圧縮しすぎているようです。
そのために、原作を読んだときよりも感動が薄くなっている気がしました。
ここは本当はもっと感動するはずなのに…と思う個所が何箇所か見受けられ、
それが残念でした。
なぜならば
第一話から第十二話までは、原作では4巻分です。つまり原作1巻に対して3話分のペースでした。
しかし第十三話~十五話までは、原作では2巻分です。原作1巻に対して1.5話のペースです。
つまり、今までの2倍のスピードで進行しています。

晶はほとんど話さないので、晶の感情を表現するには十分な時間が必要なのです。無言の時間と言っても良いかもしれません。それが不足していました。
例えば
・萌美先生からハルオがつくったゲームを処分された時の晶の悲しみとか、
・AOUショーへ晶が行けるようになった時の喜びとか
・今までもらった景品の中で一番うれしかったものをハルオに示すときとか
もっと時間をかけてほしかった。
そうすれば、もっともっと感動できたと思います。

制作スタッフの方は限られた予算で苦心して作成されたと思います。
このアニメに携わる皆様に感謝します。
{/netabare}

投稿 : 2020/12/04
閲覧 : 1007
サンキュー:

91

GSK さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ゲームネタに疎くても大丈夫

視聴前は予備知識は殆どなく完全にレトロゲーマー向きの作品なのかなと思ってました
蓋を開けてみればラブコメとしてしっかりした作品でアニメ化前から人気なのも納得

特筆すべきは3話まで(小学生編)だけでも一本の作品として満足度が高く、良くまとまっていること
自分はハルオ達と同じ世代ではないしレトロゲーネタにも疎い、けれどそんなに自分にも刺さる
ノスタルジーな作品として一級品だと思います

作画に関してはCGだけど並のCGアニメと比較して見やすい絵に感じました
元々原作の押切先生の絵はクセが強いのでそれをここまで万人受けする可愛い感じに仕上げてくれたのは高評価に値するでしょう

投稿 : 2020/11/15
閲覧 : 353
サンキュー:

13

はなちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ここまで無口で成り立つのも不思議

終始無口で物語が進むが、基本上手く行動や仕草などで伝わってくるものがある
他の作品と比較してはいけないが、長々とセリフを積み重ねるよりも表情や仕草などで視聴者に伝えられる作品であり、言葉を並べて何かしら暈す事も無いので真っ直ぐな伝わり方になる
独特な空気で流れていくし、確かに懐古なゲーム等が登場するので一部置いてきぼりになりそうに思えて手を出せない人も居るかもしれないが、ゲーム自体を知らない人でも十分楽しめる構成になっている

投稿 : 2020/10/24
閲覧 : 209
サンキュー:

10

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ハイスコアガールのストーリー・あらすじ

「ポリゴン」って何?食えんの?そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。
ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凛として座していた──。
主人公ハルオを通して描かれる’90年代アーケードラブコメディー!(TVアニメ動画『ハイスコアガール』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年夏アニメ
制作会社
J.C.STAFF
主題歌
≪OP≫sora tob sakana『New Stranger』≪ED≫やくしまるえつこ『放課後ディストラクション』

声優・キャラクター

天﨑滉平、広瀬ゆうき、興津和幸、山下大輝、御堂ダリア、新井里美、伊藤静、チョー、赤﨑千夏、杉田智和、植田佳奈、武虎、大塚芳忠

スタッフ

原作:押切蓮介(掲載 月刊「ビッグガンガン」スクウェア・エニックス刊)、監督:山川吉樹、シリーズ構成:浦畑達彦、キャラクターデザイン:桑波田満、CGディレクター:鈴木勇介、キャラクターモデルディレクター:関戸惠理、美術監督:鈴木朗、色彩設計:木村美保、撮影監督:福世晋吾、編集:坪根健太郎、音響監督:明田川仁、音楽:下村陽子、音響制作:マジックカプセル、CGIプロデューサー:榊原智康、CGI:SMDE、アニメーション制作統括:松倉友二、ゲーム収録:高田馬場ゲームセンター ミカド、ゲーム考証・監修:石黒憲一

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