シボ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
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心が叫びたがってるんだ。の感想・評価はどうでしたか?
シボ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
takato さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
最高だ!、と叫びたくなる傑作。
まず、作画のレベルが段違いに凄い。ド派手なシーンはないけど、命無き絵に命を与えるというアニメーションの快楽を見事に成し遂げている。このトリオの作品はテレビの時点で素晴らしかったが、劇場版だけあってより凄い。
主要メンバーだけでなく、脇役たちも味があって良かったが、特に細谷さん演じる田崎君が本当にツボだった。ラストのみんなの合唱に合わせて、今まで舞台になった場所が次々に映るところでもうジーンときてしまった。愛おしいキャラ、愛おしい世界、あ~テレビとかでもっとじっくり見てぇ~!。
ハル さんの感想・評価
3.4
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
oneandonly さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
世界観:6
ストーリー:7
リアリティ:7
キャラクター:7
情感:6
合計:33
幼い頃、何気なく発した言葉によって、
家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。
そして突然現れた“玉子の妖精”に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印され、言葉を発するとお腹が痛くなるという呪いをかけられる。それ以来トラウマを抱え、心も閉ざし、唯一のコミュニケーション手段は、携帯メールのみとなってしまった。
高校2年生になった順はある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。一緒に任命されたのは、全く接点のない3人のクラスメイト。本音を言わない、やる気のない少年・坂上拓実、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月。彼らもそれぞれ心に傷を持っていた。
(公式サイトより)
近くのレンタル屋で目に入り、以前に話題になっていたことを思い出して視聴することにしました。
1周したときの感想は、「TARI TARIの心情描写を少し丁寧にした感じ」というものでした(あの花の制作スタッフの作品ですが)。音楽系の出し物に取り組む青春劇という点や、終盤の強引さにちょっと惜しいと感じてしまったという点で想起するものがあったからだと思います。評価点もTARI TARIと同程度となっています。
リアリティ重視派として見て、2時間のうちの1時間半までは大きな違和感はなかったです。例えば、{netabare}クラスの出し物に対する生徒の冷ややかな反応とか、途中から変わりましたけど、最初の田崎が先生相手でも悪ぶった態度{/netabare}とか。心情描写がしっかりしていて、背景の作画もさすが映画そしてA-1 Pictures、と思いました。
世界観は現実に即しており、物語は{netabare}、冒頭のお城のくだりは面食らいましたけど、うまくまとまっています。タマゴの設定を成瀬の空想だとしたのも好感ですし、リアリティは下落要因ですが成瀬を捜しにいくシーンと劇をシンクロさせており巧みでした。恋愛部分をうやむやにしなかったことも{/netabare}評価。
リアリティは、最後の30分で評価が下がったのですが、これは{netabare}成瀬がいなくなってしまったところからです。いなくなってしまったこと自体にも共感はできませんが、成瀬にとって自分の王子様がいなくなってしまったショックは大きかったでしょうし、純粋な恋愛感情の表現として理解できます。問題はその抜けた穴を、直前で代役を立てたところです。さらに、途中から成瀬が合流。段取りは先生が手腕を振るいましたが、現場は混乱してしまいますよね。それから、坂上が成瀬を簡単に探し当てるところは、お城の話を聞いていたことも伏線としては弱いような気がします(お城を隠れ家にしていたなどの描写があればわかりますが…)。{/netabare}
なお、2周目では、突っ込みたくなるところも一応は説明しようとする描写があるなど、最低限は配慮されていることに気が付きました。
ミュージカルは、{netabare}ヒロインが2人になった所から観客はついていけなくなるように思われ、最後の歌も、両サイドで違う歌詞を歌うと、致命的に聞き取りができなくなりました。まあ、クラスの出し物ですので、これはこれで良いと思いますけどね。{/netabare}
キャラクターは、デザインは並ですが(坂上はあの花のじんたんを思い出しました)、心情描写は一部(成瀬)を除けば理解できますし、言葉の重要性をテーマにした作品ですので、所々でぐっと来ます(あの花程、うるうるとはなりませんでしたが)。
{netabare}言葉は時に人を傷つけますが、傷つけたことによって自身も傷つく諸刃の剣ですよね。だから、そういう鋭利な言葉は自分のためにもできるだけ使わないように心掛けています。しかし、それに慣れるのもどうなのか。逃げないで切り込んで自分も傷ついて打開しなければならない場面もあるはずですので、逃げるだけの人間にならないように気を付けたいです。それを確認できたのは良かったですね。たまには心で言いたいことを叫ぶ訓練をするのも良いかもしれません。{/netabare}
今回は声優も気が付きました。成瀬はレムの水瀬いのりさん、先生(城嶋)役はココロコネクトの先生(後藤)役でもあった藤原啓治さんですね。
2時間で良作を見たいと思う方にオススメの作品です。
<2022.8追記>
泣けてはいないので、情感を6点に変更しました。
(2016.9視聴、2017.2、2017.6、2022.8調整)
まめ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
主人公に感情移入してなんだか喉が苦しくなりました。
とても見応えのある作品です。
ストレスを溜め込みがちな人はきっと泣いてしまうでしょう………。
tinzei さんの感想・評価
2.6
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
登場人物の悪い意味で人間らしい部分まで描くのは『あの花』っぽい。
声が重要な順役に水瀬いのりを起用したのは分かるけど、順の次に歌う坂上役に内山を起用したのは納得いかない。作中で歌下手設定があるなら分かるけど、順が感動するシーンもあるくらいだからある程度上手い設定なんだろうし、歌の上手くない内山を起用したのはミスキャストだと思う。
shino さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
とてもおしゃべりで、
夢見がちな女の子がいた。
成瀬順、おしゃべりが大好きなかわいい子。
幼い頃、何でも言葉にする、
{netabare}彼女のせいで事件が起き、両親は離婚。
深く傷ついては、自分のせいだと塞ぎ込み、
その事が原因で、彼女は言葉を封印する。
静かな生活を送り、周囲からは浮いた存在となる。{/netabare}
色んな気持ちを心に閉じ込めて生きいている。
そんな経験を持つ彼女を中心とした青春群像劇。
人を傷つける言葉がある。
でも人を救う言葉もある。
想いを声(言葉)にすることの、
大切さと難しさがここでは語られている。
話し言葉でもいい、歌でもいい。
きちんと伝えることが大事なんですよね。
勇気を持って心を開けば、
きっと素敵な物語が始まるのです。
大きく心は動きませんでしたが、
晴れ晴れとした気持ちになれました。
ようす さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
2015年に公開されたアニメ。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のメインスタッフが再集結して製作され、
「空の青さを知る人よ」と合わせて、
今は“秩父三部作”と呼ばれる作品の1つです。
120分ほどの作品です。
● ストーリー
小学生の成瀬順(なるせ じゅん)は、
山の上のお城に憧れているおしゃべりな女の子。
お城(ラブホテル)から知らない女の人と一緒に出てきた父親を見て、
お父さんは王子様だと嬉しくなり、母親にそのことを話す。
結果、両親は離婚してしまう。
おしゃべりがこれからも苦難を持ってくるのだと、目の前にいきなり現れた“玉子”に言われ、順は自分の“おしゃべり”を封印してしまう。
高校2年生になった順。
喋ると腹痛が起こるため、クラスで一言も発さない。
ある日、担任によって坂上拓実(さかがみ たくみ)、仁藤菜月(にとう なつき)、田崎大樹(たさき だいき)と共に「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。
順も抱えているものがありますが、
他の3人も抱えているものがあって。
心のどこかにこのままでいいのかと悩みながらも変わろうとしなかった若者たちが、外部から与えられたきっかけで変わっていくストーリーです。
クラスの誰もやる気のなかった地域ふれあい交流会(ふれ交)。
それを引っ張る実行委員は、
立候補がないからという理由で担任の独断指名でしたが、
これがちぐはぐなようで、クラス全体をイベントに積極的に参加させるためには完璧な人選なんだよなあ。
男子全体を引っ張れるのは田崎だし、
逆に田崎がリーダーじゃないと彼をクラスイベントに引き込めないだろうし、
女子からの信頼が厚く、
優等生な仁藤がいれば全体の進行は安心。
そしてクラスイベントに仲間入りしにくそうなオタク男子チームからは、一見やる気がなさそうだけどちゃんとできる坂上が適任、
(音楽のことも担任は知っていたかもだしね)
あとはクラスで一人浮いてる成瀬。
彼女をクラスイベントに参加させるには彼女自身が実行委員になればいいという大胆な判断。
結果、この人選がクラスを変えていくわけで、
大成功です。
最初はみんな面倒に思っていたけど、
本気で何かをするって気持ちがいいものだからなあ。
一度腰を上げてしまえば、
案外楽しいものなのよね^^
坂上との出会いで変わっていく順。
しゃべることはできないけど一生懸命な順に周りも影響されていく。
そしてクラス一体となって作り上げるミュージカル。
ストーリーはきれいにまとまっていました。
恋も絡んできます。
恋の結末は残念に思うところもあったけれど、
今はこれでよかったんじゃないかなと思っています。
{netabare} 心を閉ざしている自分に優しく声をかけてくれる異性がいたとしても、それが恋としてうまくいくかは別問題だからその気になったらいかんぞという忠告にも受け取れましたw {/netabare}
《 言葉 》
この作品のテーマである“言葉”については、
いろいろな角度からのメッセージがあったように思います。
【①自分の気持ちを伝えること】
私もこれがものすごく苦手で。
文章とか、時間をかけて何を話そうかなと考えた時には、
あれこれと伝えたい言葉が浮かんでくるんだけれど、
その場で考えて話そうとすると、
頭の中が真っ白になって何も思いつかない。
一生懸命話しても、
「違う、自分が伝えたいのはこういうことじゃない」と、
うまく言えなくてもどかしくなったり。
家族とか、親しい間柄でケンカになったときには、
面倒になって自分の気持ちを伝えることをあきらめてしまったり。
相手ともめた時の一番楽な解決策は、
相手の言い分をすべて受け止めて自分の言い分は押し殺すことだったり。
(受け入れはしない。状況によって必要なことは伝える。でも押し通すことはしない。)
そんな自分だから、
順にも拓実にも、共感できるところがありました。
ただ順と私が違うのは、
順は根本的にはおしゃべりな性格であるところかな。
ほんとはおしゃべりな子だから、
私のような口下手な人間とはまた違うんだよね。
だから話すことが苦手な子が彼女のように変われるかと言われると、
彼女とあなたは違うよと理解しなければなりません。
順は、ただ声が出ないだけの人だからなあ。
【②ポロリとこぼれる本音】
ふれ交の話し合いの時とか、
本番直前の順の行動に対してとか、
クラスのモブからポロリと聞こえる言葉は、
決して心地よいものではない。
だけど、誰の心にもありうるネガティブで、
そして、聞く人が傷つく言葉です。
温かくて優しい人を描きたいのならば、
つぶやかれることのない言葉。
実際に見ていてこれらの言葉を聞くと、
心がちくちくしましたし。
だけど、そんな言葉を隠さないのは、
この作品の良さでもあると思いました。
言葉は人を傷付ける。
それはつまり、世界は優しい言葉だけじゃできていないってこと。
誰もが持ってる本音は、
気持ちのいいものばかりじゃない。
それでも、そういう言葉も含めて、
私たちは伝え合うことで関係を築く。
ネガティブなものも、
相手の気持ちを理解するためには必要な言葉である。
いいものも悪いものも、
自分たちの世界を豊かにするんだと信じて。
…でも嫌な言葉って傷つくから嫌だけどね。難しい。笑
● キャラクター
坂上がイケメンだった。
初めて話すクラスメイトの言いたいことを
最後までしっかり聞いてくれて、
やりたいことを応援してくれて、
どんだけ性格イケメンなんだ…。
これは惚れないほうがおかしい。
声が内山昂輝さんなのがまた、
イケメン度をぐいっと上昇させますよね。笑
仁藤さんはいい子だった。
頭が良くてよく気が付く子だから、
全部わかっちゃう。
それでも八つ当たりをしないのは、いい子です。
{netabare} いきなりの代役主人公を最初から最後までやり切るなんて… {/netabare}ポテンシャル最強すぎません?笑
田崎は最初はもちろん嫌いでしたけど、
野球部らしい礼儀正しさは好きでしたw
メインキャラ4人を中心に、
声優さんはとてもよかったです。
水瀬いのりさん演じる順の声が、可愛かった(*´ω`*)
● 音楽
【 主題歌「今、話したい誰かがいる」/ 乃木坂46 】
この曲が微妙でした。
良くもなく悪くもなく、とにかく普通。
感動的なラストでこの曲かあ…
ありきたりすぎて、微妙な曲調でした。
ちなみに作中ではミュージカルをするということで、
有名既存曲にオリジナルの歌詞をつけて歌っています。
これがいい感じなのよね…!
それぞれのエピソードを把握したうえで、
ミュージカル曲聞くと、ちゃんとしてて、すげーってなります。
中でも「心が叫びだす」「あなたの名前を呼ぶよ」は、ベートーヴェン「ピアノソナタ第8番 悲愴」とハロルド・アーレン「Over the Rainbow」の2曲を同時に歌うというもの。
これは私の中では新しかった!
そしてものすごくよかった!
主題歌が好きになれなくて音楽の☆は4止まりなのが、
非常にもったいないところです。
● まとめ
まとまりがよく、
安心して楽しめる作品でした^^
これにて私の「秩父三部作」視聴完了です。
(順番は違ったけれど。笑)
私はこの「ここさけ」が一番好みだったかも。
彼女たちのその後を考えると、
また一波乱ありそうで、それはそれで気になるところ…。
(特に恋関係)
精一杯の気持ちを言葉に乗せることは勇気もいるし気力もいるけれど、
その先に待っているのは案外綺麗な世界なのかもですね。
そうだといいなという希望も込めて。
うぐいす さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
両親が離婚した理由が自分のおしゃべりだと思い、しゃべるとお腹が痛くなる主人公のクラスでミュージカルをやることになるお話。
「伝えたい」が強すぎて台詞や言葉が多くなったり、登場人物の誰かが生け贄になったり、時間がないから台詞が説明文になっていたり、逆に重要な説明を省略したり、「言葉が少ない=格好良い」みたいな作画と音のみシーンがやたら多かったりと色んなアニメ映画があるなかで、これほどバランスが良いのもめずらしい。
見終わった後のスッキリした感じは起承転結が分かりやすかったのだろうと思う。
話の中身が特段すごいわけでもなく、素晴らしいキャラクターが出てくるわけでもないのに、尺長くするだけはある。
声優にキャラの声で歌わせたのも良かった。
主題歌が乃木坂なので-1にしたが、じゃあ誰って言われると思い浮かばない。インストでも十分な気もするし。あえて言うならスピッツとか。
個人的に音楽が好きだから高得点なのもあるかも。
nyaro さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ストーリーは結構単純です。あるイベントを通じてメインキャラ達が、それぞれ自分の言いたい事を言うという話です。面白かったですが、不満はあります。
スタートが結構強烈で掴みはすごかったですね。これが言葉を失うという端的なキャラ設定で本作の言いたい事を明確に提示できたのは良かったと思います。玉子と王子をひっかけたのも面白いですが、殻を破るというメタファでもありました。ここはオカルトではなく成瀬の内面なんでしょうね。
テーマはわかりやすく題名の通りですね。家族の崩壊やSNS時代ならではの、本当のコミュニケーションについてが言いたいことでしょう。ただ、部活の先輩後輩問題とかクラスの無気力とかちょっとゼロ年代の雰囲気もありましたね。そういえばガラケーを使ってましたし。
ストーリーは110分くらいはあると思いますが、それほど長く感じないくらい良くできていました。若干前半間延び感はありましたかね。
「痛い」場面も結構ありますが、そもそもこの題名のアニメを見ようと思う人は受け入れられると思います。
大人たちのクズッぷりとか、音楽の先生もクラスメイトもステレオタイプ過ぎとか文句はありますが、全体的に幹になる成瀬と拓実の家族、菜月拓実の過去の事、大輝の野球部、実行委員の奮闘とエピソードの積み重ねで、それぞれなかなかいい話でした。
で、結論ですね。{netabare} ストーリーとしてあそこで逃げる展開というのは別にいいと思います。テーマ的にも本当の本当に言いたい事を言わせないといけないのはわかります。
ただ、成瀬が拓実とくっつくという結論を避けた意味ですよね。菜月の言いたい事を表現するにはそうなんでしょうし、大樹が成瀬のことを好きになるというのも、彼の性格的に改心したきっかけから考えて良いと思うんですけど…どっちがいいんでしょう
はっきり言えば私は拓実が成瀬を選ばなかったのは、心情的な不満もありますが、音楽+歌=ミュージカルによる救済の構造が崩れたような気がしました。
{/netabare}
ここから先は、まあ、愚痴です。ちなみに評価は4ですが、心情的には60点と言いたいところです。私が幼稚な見方しかできなかったせいなんですけどね。この結末の意図は分からなくはないです。
ただ、せっかくのミュージカルの意味がどこかに行ってしまった気がしました。
{netabare} この4人恋愛だけでなく、物語を通じて拓実以外は結構キャラ造形というか性格が結構共感できるんです。ただ、拓実ですよね。彼の考えていること、家族問題の中身が薄い気がしました。
ミュージカル=音楽を通じて成瀬が心を開き卵の殻を打ち破れたわけです。音楽が拓実側のアイデンティティとしたら、歌が成瀬のアイデンティティです。
弾けなくなったピアノを使わせる気になったのは成瀬の歌だったはずです。この音楽+歌=ミュージカルという構造で、ミュージカルのイベントを通じて4人が救済されるはずなのにこの構造が壊れてしまう気がしました。
拓実が離れるということは成瀬の救済がないという意味になると思います。ここの辻褄を合わせるために大樹を使ったように見えました。そして、成瀬エンドでない場合、拓実の救済はどこだったんでしょう?
こう考えたとき拓実の家族問題が取って付けたような、一番上滑なエピソードな気がして、更にいうと拓実のキャラ自体が見えなくなってしまいました。恋愛の行方は青春なので仕方がありませんが、拓実とは誰だったのか、というモヤモヤが残りました。
{/netabare}
直後の追記 少し冷静になってからです。さっき60点と言いましたが、やっぱり78点ですね。
レビュー書いたのが、さっき見終えたばかりでダーっと書いたので、感情丸出しでした。まあ本当はわかってたんですけどね。ミュージカルの歌詞の時点で首を斬られて初めて言いたい事が流れ出るという感じでしたので。
{netabare} 救済が恋愛ではなく「言いたい事を声にだして言う」にするために、2人をくっつけてはいけなかったんでしょう。あの廃墟のラブホでの成瀬のセリフが本作のやりたい事だったんでしょうね。城=ラブホは呪われた場所ですもんね。王子は救済じゃないよ。きっかけだよ、と。
それに、初めから成瀬は大樹に対して一生懸命叫んでましたし。成瀬が拓実とくっつくと、それは成瀬の逃げ場というか依存になりそうですし。
ただ、だったら拓実と菜月はくっつかないほうが良かったかなあと。お互いが過去を反省して解り合って、それぞれの道のほうがスッキリする気がします。 {/netabare}
ちあき さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
どんな話なんだろうと見ていたら、はじまりが衝撃的だった。
その後の展開はある程度予想できるような感じではありますが、うまくできてます。私にとって観てよかったと思える作品でした。
素塔 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
言葉は誰かを傷つける。
このフレーズによって
すでに私たちは作品の世界に引き込まれている。
純粋で、ストレートであるがゆえに
傷つきやすい思春期の心の
その傷や痛みさえも美しく見せるものが青春だとすれば
青春という特権的な時間の中にのみ現れる
尖鋭化された、純粋な言葉へと
すでに定位はなされている。
言語一般に解消するのは誤りであると思う。
この作品で言葉は、テーマというよりはむしろ
もっと具体的な、マクロ的な機能を担って現れているようだ。
特に注目したいのは、ストーリーの展開の軸となる次の二つ、
「傷つける言葉」と「本当の言葉」。
これらを物語の展開に即して辿っていきたい。
そこには当然、この作品の主題も絡んでくるはずである。
{netabare}
「傷つける言葉」が現れるのは、物語の発端。
それが、ヒロインの成瀬順と田崎大樹とを結ぶ接点となる。
この二人は、反転させた相似図形のように
順は、メンタルな傷によるフィジカルな痛みを
田崎は、フィジカルな傷によるメンタルな痛みを抱えて
自分の殻に閉じこもって周囲から孤立している。
田崎は無神経かつ暴力的な言葉で順を傷つける。
その彼が、後輩の言葉で逆に傷つけられた時
「言葉は人を傷つける」ことを順が言語化する。
田崎にとってそれは、世界が一変するほどの衝撃だった。
田崎の「謝罪」から物語は動き出す。
彼の変化は、「傷つける言葉」を経験して
他者というものの存在を初めて意識したことによる。
はじめは拓実の苗字さえ知らなかった彼が
クラスの一人一人の個性に共感を示せるほど
今では周囲との関係の中に融和しているのである。
言葉を前景として展開されていく
この作品の中心主題とは、「関係の危機と回復」
そう捉えてよいのではないだろうか。
関係の危機に際して二人がとった対照的な態度が
このあとの展開の鍵となっているように思う。
順の場合、原因となった言葉を封印することで
不幸を回避しようとして、結果的に関係を遠ざける。
このネガティブな論法を、田崎はポジティブな行動で打ち破る。
彼は、言葉による関係の回復を証明してみせた。
それが彼の「謝罪」の意味である。
最初に田崎が殻を破り、関係の世界に踏み出した。
だから、本番直前に失踪という形でクラスの仲間を裏切り
順がふたたび関係の危機に陥った時、彼女のために
再起へのチャンスを懇願し、的確に方向性を示して
クラスの空気を一瞬で変えることができた。
田崎は先に進み、順が自分に追いつくのを待っている。
「本当の言葉」が現れるのは、物語の最終盤
順と坂上拓実との間に交わされる対話の中である。
拓実が失踪した順を探し当てた場所は
「すべての事のはじまり」の場所である
今は廃墟となった、山の上のお城(ラブホテル)だった。
不幸が繰り返された結果、原点に回帰して
すべての根源を断ち切りたいという無意識の願望が
おそらく順をここに誘ったのだろう。
二人の間に交わされる対話は、物語の最重要場面だが
短い時間の中に内面の動きが極度に凝縮されているため
観る側の解釈による補足がどうしても必要になる。
例えば、関係という補助線を引きつつ
二人の言葉を糸口に、経過を注視していくと
順と拓実との間で「本当の言葉」が交わされ、連鎖的に
二人の心に劇的な変化が生じてゆく過程が見えてくる。
まず、順から拓実へ。
無残な廃墟と化したホテルの部屋は
順の心の内部を象徴するものだろう。
童話風なステンドグラスの窓は、はじめは薄暗く
対話が進行するにつれて、徐々に明るい光が差し込んでくる。
宗教的な空間を想起させるこの場所で
彼女の魂の再生が行われることを暗示している。
絶望に駆られ、すべてを呪詛する順に
拓実は、「本当の言葉」を聞かせてくれ、とせまる。
順が怒りに任せて叩きつけた罵倒の言葉は
確かに「本当の言葉」だったかも知れないが
あっという間に種切れになった。
物語の少女とは違い、現実の彼女は
言葉で誰かを傷つけたことは一度もなかったからだ。
自分のおしゃべりが原因で家族が崩壊したという
あまりにも不幸な体験が再現しないよう
痛みを伴う強烈な自己暗示をかけて言葉を封印した。
その際、誰かを傷つけてしまうから、という
単純化した論理を用いて自分を戒めてきたのだろう。
その順を「傷つける言葉」へ誘導することで
意図せずして拓実が行ったことは
対話によって患者をトラウマの根源に導いていく
精神分析の治療法を想起させるものだ。
ただし、治癒は一方的なものではなく、相互的に進行する。
先に変化が生じたのは、拓実の方だった。
拓実から順へ。
順は、拓実の名前を繰り返して三度、呼んだ。
その時、思いがけず拓実の目から涙がこぼれ落ちた。
この呼びかけが、彼の心の一番奥深くにまで届いたのは
それが順の「本当の言葉」だったからだろう。
彼が順に打ち明けたのは、心に澱んだ虚しさだった。
自分には誰かに伝えたいことが失われてしまっている。
伝えたいことがない、という空虚感は
裏返せば、他者との関係の希薄さを意味している。
つまり、彼もまた順と同じように
心の殻に閉じこもってしまっていた。
伝えたいことで満ちあふれる順の心の躍動に触れ
何より、関係を諦めない順を通して
自分が渇望していたものを知ることができた。
本当の言葉を伝えることとは、言葉を介して相手を受け入れ
自らも相手に受け入れられようとする、関係への願いである。
いま、それが実現していた。
猛烈な勢いで罵倒されてもうれしかった。
名前を呼ばれた時には
空虚だった自分の存在が満たされる気がした。
そして彼の中に、伝えるべき本当の言葉が生まれた。
お前に会えてよかった、という感謝。
これが、ようやく拓実が伝えられた「本当の言葉」だった。
ふたたび、順から拓実へ。
拓実のストレートな心情の吐露が
すべての原点にまで遡って、順の中の固定観念を
転倒させることに成功する。
私のおかげ? 私のせいじゃなくて?
この時、順のトラウマの原因が、父親の言い放った
「お前のせいだ」という言葉だったことが明らかになり
自らにかけてきた、卵の呪縛から解き放たれる。
殻が破れた瞬間に見えてきたものはやはり
これまで育んできた仲間たちとの関係だった。
だから、彼女の中に感謝と後悔が自然に湧いてくる。
「みんな」が待っている場所へ行く。その決意とともに
物語は一気にフィナーレへと加速する。
その前にあと一つ、伝えなければならない
「本当の言葉」が順には残されていた。
それを伝え終えたあとの表情には、傷心よりもむしろ
自分に対して一つの決着をつけられた清々しさが勝っていて
順が生まれ変わったことを強く印象づける。
失恋は終わりではなく始まりとなった。
彼女は新しい世界へ踏み出していく。
フィナーレでは「言葉」は前景から退き
代わって「歌」が、順が踏み出した新しい「世界」の
メッセージを高らかに歌い上げる。
ここに、雀犬氏のレビューから一文を引用させて頂こう。
「この映画で最後に見せたかったものは
自分の殻を破り外の世界に飛び出した成瀬順に対する
「新しい世界からの祝福」だと思われる。」
これは、ラストの田崎の告白に関してのご指摘だが
この卓見はフィナーレの全体にまで敷衍することができる。
思い返せば、ミュージカルの発端にあったものは
順がケータイで紡いだ物語と、拓実のピアノとの二つ。
そのいずれもが、閉ざされた内部に封印されてきた想いを
外の世界へ向けて解き放とうとするものだった。
それが周囲の多種多様な心を取り込んで、膨れ上がり
一つの作品にまで結晶する。
ラストの全員合唱のシーンにオーバーラップする
日常の片隅の、さりげない情景の数々。
日々繰り返される、何気ない
そしてかけがえのない「日常」の愛おしさ。
彼らの過ごしてきた日々が集約されている
誰もいない教室を写した一カットにはいつも胸を打たれる。
明らかにここには、「世界」の意味するものが
具体的なイメージとして重ねられている。それは
一人一人の内面の「小さな世界」を包みながら
同心円状に、クラス、学園、地域へと広がっていく
コミュニティと呼ばれる、古くて新しい私たちの「世界」だ。
集団のエネルギーの総和である、ミュージカル。
無数の関係の集積として成立する、コミュニティ。
アナロジーで結ばれたその二つの場が向かい合い
同一の空間を形成するのが、この作品のクライマックスである。
そして、物語の最大の焦点であった順と母の和解は
二人がそれぞれ、一方の場所からお互いを見出し
言葉を介さずに理解しあうという、象徴的な描き方がなされている。
個々人の葛藤が、共同性の中に止揚されるこの図式は
祝祭というものの本質的な機能に即している。したがってそれは
個と集団との対立のない、調和的な世界であって
甘さとして指摘できる部分だが、こうした批評的な掘り下げは
本作にはあまり似つかわしくないようにも思う。
「あの花」とは異なる、これがこの作品の独自性なのである。
青春のリアルな感触を伴った本作の魅力は
逆説的だが、一種のユートピア性にあるのではないだろうか。
同じ印象をかつて自分は、「耳をすませば」から受けた。
私たちの日常と隣り合った、いわば親密なユートピア。
アニメーションはこれを志向し、私たちもそれを憧憬する。
アニメがもたらす幸福感の源の一つが、確かにここにはある。
{/netabare}
言葉は誰かを傷つける。
そのことにまた傷つき、立ち止まり、それでもなお
「本当の言葉」を交わしあいながら、彼らは前へ進んでいく。
危機に瀕した関係を回復する「謝罪」も
相手を肯定し、関係を深化させる「感謝」も
新たな関係への願いである「告白」も
彼らの言葉は、ありったけの真情をこめた叫びのように
未知の可能性に向かって発せられる。
だから、青春の言葉はいつでも
「始まりの言葉」なのだ。
(初投稿 : 2020/08/02)
にゃん^^ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
やまげん さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
脚本家の岡田麿里氏の作品は、自分にとって合うときと合わないときの落差が激しいのだが、今回は全然合わなかった。
{netabare}物語冒頭で、不倫した父が成瀬に「全部お前のせいじゃないか」といった部分は、いやどう考えても不倫したお前のせいやろ、と突っ込まずにはいられなかった。
言葉の持つ影響は、この作品のひとつのテーマだとは思うのだが、↑のくだりでは成瀬は何も悪くないので、これをきっかけに話がスタートする時点で、もう自分の心が作品から離れていくのを感じた。
また、成瀬が中学生というのならまだ話はわかるのだが、高校2年生まで引きずるというのも、ちょっとないんじゃないかと思った。
ところで、本職の声優を多数起用しておきながら、どうして成瀬の母親だけ吉田羊にしたのだろうか。
それなりに重要な役なのに、演技が他のキャラの演技とマッチしておらず、完全に浮いていた。全部プロにするか、全部プロ以外にするかに統一して欲しかった。{/netabare}
ぺー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
劇場版オリジナルアニメ
監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀。そして制作はA-1 Picturesさん。
と『あのはな』メンバーが再結集し、秩父を舞台に青春群像劇を作りましたとの前情報が視聴動機になりますよね?自分もそうです。
きっかけは岡田麿里さん。『あのはな』地上波再放送中。2019年夏期『荒ぶる季節の乙女どもよ。』でシリーズ構成担当中。新作映画『空の青さを知る人よ』も控えてる。氏の作品の露出が多くなってる最中で手を出してみました。
『あのはな』よりは演出控えめで『あのはな』より秩父のスポットが出ていたんじゃないか、な作品。
聖地巡礼ならこっちのほうが捗りそうな気がします。
共通するのは高校生の青春群像劇。味付けは彼らのトラウマであります。
主要キャストは2019年現在も一線で活躍されているこの方々↓
成瀬順(CV水瀬いのり)、坂上拓実(CV内山昴輝)、仁藤菜月(CV雨宮天)、田崎 大樹(CV細谷佳正)
劇場版ならではの作画と安心できる声優さんで占められており手堅さのようなものを感じます。客寄せ用の本業俳優(女優)さんは主要な役どころながらセリフ少なめの安心配置という配慮も見受けられます。
大筋の脚本や演出も飛び道具が出てくるわけでもなく全体としては以下の通り手堅い組み立てでした。手堅いのは良いことです。
1.主役のトラウマ提示
2.克服のためのあれやこれや
3.実はみんなも何かしら抱えてるからの
4.カタルシス的なもの
もちろん目を引く演出{netabare}(冒頭とミュージカル){/netabare}はあります。が、シンプルに “ ほろ苦い青春もの ” が好みであれば手を出して損はないでしょう。
・・・と、私がごちゃごちゃ言うよりも制作陣のメンツ買いでよろしいんじゃないでしょうか?
あらすじは省略。
なにげない一言が取り返しのつかない事態を招き、それ以来心を閉ざす。言葉は相手を傷つけもするし救いもするという題材を上手く調理していることに異論はありません。
だがしかし、若干違和感も。
{netabare}母親が離婚後に娘のフォローしとけば一発解決じゃない?
少なくともこの子と二人で生きていくと決めたのならば。{/netabare}
違和感をあげつらって叩きたいわけではありません。時間はかかりましたが前向きな結末を用意しているため不問にしたいところ。
むしろ、{netabare}「そんなこと思ってないのに(順の母)」{/netabare}言葉というキーワードに視点を向けさせながらもう少し深みを持たせるための必要な設定だったと捉えてます。
・言わないで伝わらないこと
・言わなくても伝わること
・言っても伝わらないこと
・言ったから伝わること
想いを伝えることの難しさや素晴らしさを、そして人との関わりを諦めちゃあいかんよということを、若さゆえの青臭さを交えながら訴えてくるものがあるのであって、そのさじ加減が抜群に上手いです。
私からはそんな青臭さに良い意味で震えた印象的な箇所を何個かご紹介。
■青臭さ4コンボ ※ネタバレです
{netabare}◆田崎の変わり身
ついさっきまで真逆だったじゃん?の田崎くんであります。
考え変わったら即実行。謝ったらノーカン。大人であれば段階的措置を踏みそうなものをそうはしません。自分が根に持たないから相手もそうだろうと思ってる節があるところがむず痒く感じます。若さの表れですね。{/netabare}
{netabare}◆成瀬の逃亡
実際の私の話ですがバイトをばっくれたことがあります。責任の所在云々は非難もあるでしょう。
オーバーフローを起こしたがきんちょの行動なんて似たり寄ったりでは?と思いながら眺めてました。
他人との関係を自ら断ってコミュニケーション能力を磨く訓練を怠ってきた娘さんです。かつ幼い頃夢見た “ 王子様が迎えに来てお城に連れてってくれる ” が原点の娘さんでもあります。 それが儚くも砕け散った直後の行動。極めて狭い世界が全てだった高二の娘ならやりかねんと思った次第です。
しかも、前の晩の出来事もはっきりと言ってたわけではない。先走って落ち込むなんてこれまた若さの表れでしょう。{/netabare}
{netabare}◆普段スカしていざとなればアツい
地域ふれあい交流会(ふれ交)でミュージカルをやると決めた瞬間がよい。推進役はモブたちであります。
・係を押し付けといて言いたい放題言ってる罪悪感めいたものがちょっぴりある
→後ろめたさがあるのでもっともらしい「やらない理由」を言いつらう
・あの成瀬順が表舞台に立つということに好奇心も見え隠れしている
→提案に乗ることは善行なんじゃないかという潜在意識あり
そこを突破したモブくん(誰だっけ?)たちがエライ! 坂上たちだけだったら対立構図あるまま成し得なかったことをフォロワー役が背中を押すわけです。流れが出来てから一気に固まる勢いもこれまた若さの表れですわな。
予算をチラ見させて誘導する担任の“しまっちょ”城嶋 一基(CV 藤原啓治)も策士だなあと。大人はこういう役回りで良いのです。{/netabare}
{netabare}◆ついでに
順の告白も田崎の告白も菜月の告白(未遂)もタイプの違う勢い余って系告白でした。
・順:言わなきゃあたしダメになる、の視野狭窄な告白
・田崎:共有する時間が長かったからという理由での勘違い告白
・菜月:相手がフリーと安心しきってたのにからの焦りで告白(・・・めいたもの)
身にあたることばかりです(汗){/netabare}
ネームバリューで釣られ、その期待通りの手堅い面白さがあり、しかと描かれた若さに目を細める。清々しい余韻の残る素敵な119分でした。
乃木坂も悪くなかったんじゃないかなあ。。。
視聴時期:2019年9月
-----
2019.09.13 初稿
2020.03.18 タイトル修正
2021.08.14 修正
コタロー さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
アイラ☆ので さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
キャラクターの感情表現が上手だった。
結構ストーリーの中の歌もハイレベルですごい吸い込まれそうになったし感動したよ!
ぜひたくさんの人にみて欲しいと思うような良作でした。
コーヒー豆 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
岡田麿里さん脚本。岡田さんと言えば、とらドラ!を手掛けた方ですが、本作品もよかったです。
とある事をきっかけに声を出すとお腹が痛くなってしまう主人公の順。後半では、彼女の心の叫びがしっかりと表現されていてグッときました。
2時間という枠の中でうまくまとまって、笑いやラブや感動部分があったと思います。青春の最中で、キャラも皆印象的でした。楽しい2時間映画でした♪
あ~にゃ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
私も離婚を経験し、子供達に深い傷を負わせてしまったので、この作品を見てとても心を打たれました。
ストーリーは子供達が悩み苦しみ成長して行く姿を描いているので、とても感動しました。
ただ一つ気になる点は…
{netabare} 主人公の成瀬が最後の本番をバックれた理由が恋愛絡みだった事です。
この作品は恋愛メインのストーリーではないと思うので、その理由でバックれたのは腑に落ちなかったです。
{/netabare}
徳寿丸 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
(2021.3)
巷では「うっせいわ」という歌が流行ってるんですよ。自分はサビの部分しか知りませんが、ティーン女子の心の叫びみたいな感じでしょうか。まぁ子供がマネして困るとか何やかんやネットでは場外戦の様相を呈しており話題になったりしてます。
自分達の10代の叫びと言えば「尾崎豊」さんだったりしたわけですが、自分は全く共感する事がなく(やっぱバイク盗んだり、学校のガラス割ってはいけないと思います。でも歌は嫌いじゃないですけどね)、ましてや尾崎さんも結婚して子供生まれて歳を重ねます。そんな中「15の心」とか歌うわけですが同世代のファンの中には尾崎さんは変わったとか言う人もいるわけです。失望したとかね。
そんなもん当たり前じゃないかと。またそんな事を言う人達だって変わっているくせに・・・おおーっと何の話だ?
どうなんでしょうね?ネットの普及により良くも悪くも匿名で憂さ晴らしができる事によって感情の爆発は抑えれるようになったんでしょうか?勿論標的にされる側はたまったもんじゃないですが・・・。
えーーと、配役は実力派揃いというか人気度高目ですね。
私のツボ:どこで田崎君はそうなったわけ?
ヒロト さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 2.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
よくありがちな学園恋愛物語ですが、私が知っている学園系作品の中では伏線が非常に多い方で、奥深い作品だと思います。自分の感情を口に出してみること、これは悲劇を呼ぶこともあれば奇跡を起こす可能性だってある。本当にそうだと思います。
卵という閉ざされた世界からなかなか上手く抜け出せず葛藤を抱え続ける成瀬。けがにより部員と軋轢が生じる田崎。中学以来ぎくしゃくした関係になっている坂上と仁藤。一言では片づけられない彼らの心情の動きを、セリフだけでなく表情や視線などを巧みに使い、緻密に描写できていたのではないかなと思います。ここは大きな高評価ポイントです。(坂上の担当声優が内山さんだったのも個人的には高評価ポイントです)。また、担任の荒川先生がかっこいいと思いました。
ところで疑問に思ったことが一つあります。この作品は、①「起こりうる奇跡を信じて、自分の気持ちをありのままに表現してみよう」ということと、②「口に出したことで生まれる喜びとか、あるいは目の当たりにする辛い現実とか、全部まるめて強く生きていこう」ということと、どっちをより伝えたかったのでしょうか?どっちの解釈も十分可能だと思うのですが、いずれにせよ、感情を何もかも自分で押し殺してしまうのは良くない点は共通していると思います。ストーリー展開だけでなく、各キャラの気持ちになって鑑賞してみると面白さが倍増すると思います。
御宅 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
可もなく不可もない感じだが、暇だなと感じたのは確か。
ちょっと演出が暑苦しくて退屈だった。
きりがくれ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
みどりーぬ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最後は ん?って感じだったけど
まぁ、学生なんてそんなもん。
もっと失敗して大きくなれ。って言いたくなりました。
個人的に平バ系で1番好き。
遊微々 さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
鸐 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
物語
テーマ性を強く感じる物語でした。
言葉で人を傷つけたと感じたことは誰にでもある経験ではないでしょうか。だからこそ順のトラウマに共感出来るし、応援したくなるそんな話でした。
お母さんの『そんな事望んで無い』と震えるシーン
今迄の順に対する接し方にハッと気づいた場面がこの作品の一番の泣き所はここではないかと思います。
しかし、順は『一度言ってしまった言葉は取り消せない』と言っていたけれど、それは一面に過ぎないと思いました。
順と母親の場合、言葉に出さなくても醸し出してしまう剣幕が順を喋らせなくなってしまった原因ではないでしょうか。
後半のラブホでのシーンではあんなに順が坂上を罵倒していたのに坂上は傷つくことはありませんでした。言葉には出ていなくても、順は傷ついている、強がっているとわかるからこそ坂上は傷つかずにいられたのでしょう。
語らない事こそが相手とのコミュニケーションに最も必要なものだと私は思います。
岡田麿里氏の脚本なので、泣ける泣けない談議は多いと思います。
私も感動はしましたが、余韻に浸っている間に登場する田崎のおもしろ顏のおかげで泣くには至りませんでした。
恋愛要素については…いらないかなあ…と思いました。
キャラ
ヒロインの順ちゃんが可愛いです。
かなり自己中心的な部分もあるのですが、不思議と嫌にならないのは、あどけなさが残っているからでしょうか。
妹にしたい可愛さですね。
作画
ミュージカルで踊るシーンはロトスコープを使っているそうで、かなり厚みのある動きになっていたと思います。
音楽
ミュージカルを題材にしている作品ですから凄いのは当たり前かもしれませんが…それでも、凄かったです!
調も素敵なのですが、劇中歌の歌詞がまた味わいがあって良いです。
主題歌は最初、乃木坂と聞いた時はアイドルのゴリ押しかあ…とげんなりしていましたが、歌声はなかなか。曲もまあまあ…歌詞以外の違和感はありませんでした。
USB_DAC さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
junloft さんの感想・評価
3.8
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:----
はく さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
響け! さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
やはり、思っていたとおりいい作品でした。でも、終わり方が…あれは正直個人的には少し残念というか、もちろんあれが一番正しいしめ方なんだろうけど、ふって振られた直後にこれか…とは正直思いました。
でも Over the rainbow と悲愴のあれはいいっすね。すごく好きでした。
全体的に総括すればすごく良い作品でした。
ただ、最後だけ少し残念っちゃ残念でした。だからといってどんなしめが正解なのかは正直自分の中でも見つかってないです。でも十分見る価値のある作品だと思います。
心が叫びたがってるんだ。のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
心が叫びたがってるんだ。のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
監督 長井龍雪
脚本 岡田麿里
キャラクターデザイン 田中将賀
制作 A-1 Pictures
青春群像劇 第2弾 劇場版完全新作オリジナルアニメーション
幼い頃、何気なく発した言葉によって、家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。
そして突然現れた“玉子の妖精”に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印され、言葉を発するとお腹が痛くなるという呪いをかけられる。それ以来トラウマを抱え、心も閉ざし、唯一のコミュニケーション手段は、携帯メールのみとなってしまった。高校2年生になった順はある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。一緒に任命されたのは、全く接点のない3人のクラスメイト。本音を言わない、やる気のない少年・坂上拓実、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月。彼らもそれぞれ心に傷を持っていた。(アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』のwikipedia・公式サイト等参照)
水瀬いのり、内山昂輝、雨宮天、細谷佳正、藤原啓治、吉田羊
原作:超平和バスターズ、 監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀、音楽:ミト(クラムボン)、演出:吉岡忍、美術監督:中村隆、プロップデザイン:岡真里子、色彩設計:中島和子、撮影・CG監督:森山博幸、編集:西山茂、音響監督:明田川仁、企画・プロデュース:清水博之/岩田幹宏、プロデューサー:斎藤俊輔、アニメーションプロデューサー:賀部匠美、製作代表:夏目公一朗/植田益朗/清水賢治/中村理一郎/久保雅一/落越友則/坂本健
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