がばい、やーらしかっとよ・・・ゾンビランドサガ(TVアニメ動画)

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「ゾンビランドサガ」

よみがな:ぞんびらんどさが

放送時期:2018年秋アニメ(2018年10月〜)

★★★★☆ 3.9
物語:3.8 作画:3.7 声優:3.9 音楽:4.0 キャラ:4.0
総合得点 73.0
感想・評価 693
棚に入れた人 2018
ランキング 473
いつもの朝。いつもの音楽。いつもの自分。
7人の少女たちの安寧は、突如崩壊する。
死して蠢く、ゾンビによって……

否応なく踏み込んだ世界、そこは“最高×最悪のゾンビワールド”
少女たちの願いは、たった一つ。
「私たち、生きたい。」
これは、少女達が起こす奇跡の物語サガ。
(TVアニメ動画『ゾンビランドサガ』のwikipedia・公式サイト等参照)

disarutoさんの感想・評価

2019.02.12 01:28 disarutoの評価 | 観終わった| 348が閲覧 ★★★★☆ 4.3 評価対象: ゾンビランドサガ(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

がばい、やーらしかっとよ・・・

【概要】
MAPPA製作、全12話。
※本文で主要設定に触れています。
 予備知識なしで見たほうがいいともされているので、判断はお任せします。
 私の中では、とてもよくできた作品だと思います。




【感想】
前置きもしっかりしたので、語りましょう。。。


ゾンビ×アイドルという、異色すぎるジャンルのコラボ作品。
そこに佐賀県という、ご当地要素もぶち込んでいる。
ともすれば何がしたいのかわからない作品になりそうだが、
軽妙なゾンビィギャグ(宮野)と、勘所を理解している製作陣の奮闘で、
豊作と言われた本クールでも話題になった。


3話切りどころか、1話切りされる(らしい)昨今のアニメ。
原作付き作品では可能な、クール(話数)を広いスパンで考え、
盛り上げを序・中盤に1つ持ってくる手法だと、
そもそもそこに視聴者がたどり着いてくれない可能性がある。
キャラ中心のアニメやSFは、ただでさえ始動が遅い。

有名な「アイマス」はかなり遅め(そもそも1話がキャラのPVだし)、
「ラブライブ」は確か3話。
オリジナルアニメだと見放される可能性が高いと踏んでか、
1話2話で全力出オチレベルのインパクトを持ってきた手法が凄い。
1話の開始3分くらいのOPまでとか、2話のライブ。
2話のライブなんて、私の趣味ド真ん中で大爆笑したYO!


正直そこから若干のトーンダウンはあったものの、ギャグのキレもなかなか。
ご当地感・ホラーネタ・小ネタも欠かさず。
ゾンビィネタとギャグの相性の良さが、ここまでとは思わなかった。
ギャグにもシリアスにも使えるゾンビィ、優秀。

第2の山場である7話はゾンビィであることを生かしたネタ。
通常だと遅めの山だが、最序盤で一回盛り上げているから気にならず。
最終話ではアイドルアニメらしい〆のやり方。
インパクトのある掴みと既存の路線をうまくマッチさせた、
作品構成の妙がとにかく光った。


とてもかんたんに言えば、メリハリのある作品。
売り上げも好調だし、今後のオリジナルアニメにとっては、
大いに参考になる作品かもしれない。




【考察】
※暇な人だけどうぞ。
{netabare}〇責任・役割の分散
{netabare}一人の人が重責をすべて背負う体制は、とにかく崩壊しやすい。
例えば最年長がリーダーで、エースかつ一番人気だったりすると・・・
言うまでもないです。
役割の分散や明確化って、組織だとかなり大事だと思うんです。

本作は名目上のリーダーがサキ、ステージパフォーマンスは愛と純子。
ご意見番がゆうぎりで、ロリ枠がリリィ。
一番人当たりが良くて、ノリもいいさくらがチームの潤滑油で中心的存在。
まあ、いい感じに分かれています。

強いて言えばさくらに負担が多い気もするけれど、
それぞれが役割を明確に持っている、なかなか見やすい配置ですね。
ここまでリスクを分散しているアイドルアニメってなかったと思うw


そんな中で注目はリーダーのサキ。
話の展開からしてリーダーはさくらかと思ったけど、違いました。
自分たちで言ってますが、これだけ我が強いメンバーだと
まとめるのは大変でしょう。
ヤンキーくらいの力強さがないとまとめられなそうなので、
この配置はグッジョブだと思うw
年の離れた最年少のリリィへの面倒見もいいし。
アイドルでセンターやってたからって、適性があるとは限らない。


そうそう、チェキ会での並び。
とてもリアルだったと思う。
サキやゆうぎりのポジションは、人気出づらいからね・・・
ロリが結構人気あるけどトップではなく、新旧アイドル組がワンツーとか。
やっぱり元芸能人組はオーラあるんやろうなぁ。
センターが一番人気とは限らないんや!!{/netabare}



〇2期への伏線
{netabare}間違いなく2期があるだろう理由。
巽幸太郎が謎に包まれ過ぎていますw

さくらとの関係性が特に気になるところです。
同級生で、さくらがアイドル志望なことを知っていた。
ぱっと見そのくらいしか分からないですけれどね。
亡くなって10年ありますから、そこの空白期間も気になる。
訳知りのネクロマンサー?も出てましたし。
さくらの目覚め方も一人だけ不自然だったから、理由があったら嬉しい。

“伝説の”って彼女につけていないところも、
彼女を中心に想定したグループだからこそかなと思っています。
好きな子のために伝説の人たちを集めたって考えると、
一途な男にも、やべえヤツにも見えてくるw

たえちゃんとゆうぎりの過去。
たえちゃんは0号だから、恐らくプロトタイプだろうね。
予想ではさくらと少なからずの因縁がありそう。
ゆうぎり姐さんは未知数。
元芸能人組の身バレ問題も気になる。
つまるところ、さっさと二期やれやお願い致します。{/netabare}



〇チラつく「ももクロ」
{netabare}私が昔、モノノフ(ももクロファンのこと)だったからなんだけれどw
ももクロって既存のアイドルグループをぶち壊した、
“平成で2番目の”アイドルグループだと思うんです。

多様な音楽ジャンル(戦隊もの、フォーク、メタル、)や、
異色な販売路線、プロレス的な演出なんかが上手く嵌り、
一大ムーブを起こしました。
私も乗せられた感があるw

私はももクロにZがつく前からのファンなんですけど、
早見あかりさんが脱退した後に、いきなりZがついて爆笑した思い出。
「ももクロはやっぱ違うなぁ!」ってw
そこからは皆さんもご存知の通り、紅白に出るレベルでのご活躍。
もう私はファン引退したけれど、一種のモデルケースだなって今でも思う。


そして本作。
放送当時「アイドルアニメらしからぬアニメ」って言われていました。
その響きが懐かしくて懐かしくて・・・
ネタもOPの特撮、デスメタル、ラップバトル、ゲリラ、
汚れや色物系の仕事、年齢層を問わない活動。
私の中ではめちゃめちゃ既視感があったw
でもアイドルアニメとして異色なのは間違いない。

虚淵玄さんが昔言ってたけど、一般の人が度肝を抜かれることって、
マニアの中では結構知っていることも多い。
これは「まどマギ」がヒットした時の話だけど、
虚淵さんはアダルトゲーム業界のライターなので、メルヘンな世界で
美少女がひどい目に合う作品なんてごまんとあったわけです。
でもエッセンスを抽出し、うまく料理したら、大ヒットした。
東日本大震災とかの、時代の情勢もありそうだけど。


なので私にとっては本作を「アイドルらしからぬ」とは思いません。
ももクロで見てきたことだし。
「アイドルアニメ」の構成をうまくアレンジしたという意味でなら、
「アイドルアニメらしからぬアニメ」とは思いますけどね。{/netabare}{/netabare}




【蛇足】
{netabare}本作はカップリング要素があって結構捗ります。
おねショタや純愛コンビ、巽さくらなんかが目につきました。
アイドルアニメはカップリング要素って大事よね。
私も例に漏れず、純愛コンビが好きです。
昭和と平成のアイドルが時を超えていちゃつくとか、こんなの設定勝ちですたい・・・{/netabare}

 サンキュー(30)

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