ピンポン(TVアニメ動画)

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「ピンポン」

よみがな:ぴんぽん

放送時期:2014年春アニメ(2014年4月~2014年6月)

★★★★★ 4.1
物語:4.3 作画:4.0 声優:4.0 音楽:4.0 キャラ:4.2
総合得点 75.3
感想・評価 1228
棚に入れた人 4898
ランキング 314
原作:松本大洋(小学館 ビッグスピリッツコミック刊)、監督:湯浅政明、ペコとスマイルの、片瀬高校卓球部に所属する幼馴染の2人が主人公。ペコは卓球は強いが自分の才能に自惚れているところがあり、先輩に対しても挑発的である。スマイルは、決して笑わないことからペコが「スマイル」と命名した。内気で無口だが卓球は強い。2人は中国人留学生を迎えたと噂になっている辻堂学園高校卓球部の偵察に出かけ、留学生のチャイナと対面する。チャイナと試合をしたペコは1点も獲れずに敗北する。
そのころ片瀬高に、髪も眉毛も剃りあげたスキンヘッドの高校生がスマイルを偵察するため参上する。ドラゴンと呼ばれる海王学園高校卓球部の風間竜一である。片瀬高卓球部顧問の小泉丈(バタフライジョー)にドラゴンは、絶対にインターハイで優勝すると宣言する。(TVアニメ動画『ピンポン』のwikipedia・公式サイト等参照)

このアニメの感想・評価 1228

2017.01.18 23:47 ソラ の評価 | 観終わった| 111が閲覧 ★★★★☆ 4.3 評価対象: ピンポン(TVアニメ動画) 物語 : 3.5  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.0  キャラ : 5.0

ピンポンダッシュ

スポーツを題材にした作品ってのはその競技をエンタメとして前面に出して、解説を絡めた脚本で深みを加えようとしているものが多く、大抵、作者が昔題材にしたスポーツをやっていて、好きで今でもやるし、プロアマ問わず試合も見たりしている大ファン、みたいな思い出補正ガンガンで情熱溢れる人が描こうとすると爽やかなスポ根として出来上がるのでしょう。そういうオーソドックスなものも大多数の消費者にとって安心して楽しめる人気コンテンツだし、個人的にもたまに見たくなるコンテンツではあります。

しかし、これはその逆に近い、鬱屈した脚本、人物描写が主要で、競技という名のエンタメ要素はおまけとしている作品がピンポンなのです。という分かりにくいですがそんな感覚。
それは多分、作者が卓球に対して特別な思い出補正がなく、だがしかしスポーツ少年だった松本さんだからこそ描ける客観性なのでしょう。松本さん、インタビューで『かっこいいから!』って理由で卓球にしたって言っており、憧れていた側面が強かったらしいし。

天才の孤高と凡人の挫折、理想の勝者と敗者の現実、これら二つの差異、二項対立論を残酷に表現することに長けている。エンタメでそういうメンタリティを描くことは困難なのですが、なかなか上手く仕上がっています。
選手が負ける時に回想を出す演出も好印象。
結局、人には100%の努力と100%の才能が必要って言いたいのだろうか。

それと、他のスポーツ題材にした作品と違うのは言うまでもなく脚本力。例えば4話での、
『自分が何者か分かっている才能のあるものは最初から何も望まない。
自分が何者か分からない者ほど、もがいて、勝って何かを証明したいんだよ。』
ってセリフがしわじわ心に響くんですよね。スポーツ文学、スポーツ哲学というやつでしょうか、これは、スポーツものだという以前に自分が何者であるか証明したい話、なのだと位置づけてしまっている。自己同一性、モラトリアム。人物描写はけっこう使い古されたものなのですが、スポーツものでもこういう試みをしようってのは珍しく素晴しいと思います。
でも『血は鉄の味がする』のくだりが多過ぎてくどかったなぁ・・・

結局は哀愁漂う爽やかスポ根なわけだし、そういう趣向でも充分楽しめるので中々万能な作品でした。

オープニングの爆弾ジェニーいいよね。最近これ聴きまくってる。
合いの手の練習密かにやってる。


ピンポンに感化されて先日やってた世界卓球見てたら、なんか卓球やりたくなってきた。きっと私だけじゃないはず。
卓球日本代表の皆さん、メダルおめでとうございます。お疲れ様でした。
スポーツとか見てるとつい泣いちゃうんだよね・・・西田敏行並の涙腺の緩さ。

今期の江ノ島枠、ピンポン、ベイビーステップ、最後から二番目の恋、あと極黒、一週間フレンズにも何気に出てきたよね。見るたび行きたくなる。

 サンキュー(20)
2017.01.12 23:18 こたの評価 | 観終わった| 43が閲覧 ★★★★☆ 4.6 評価対象: ピンポン(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

揺るぎない強みがある作品

原作未読。
絵は最初見ると確かに引くかもしれない。
だが卓球のシーンにおいて、このアニメは妥協がない。
言うまでもないが、卓球が物語の核心にあり、卓球から距離を置くこと=人生(ミチ)から外れるといった境遇が各キャラに共通することだと言っていいだろう。
幼い頃から泥臭く卓球だけやってきたような、だからこそ観てる側が余計に心熱くされるのかもしれない。
星野(ペコ)と月本(スマイル)、二人の友情は必見。
何か一つ、強みがあること。綺麗に取り飾る必要なんてない。一つの作品に不可欠なもの。

 サンキュー(17)
2017.01.12 14:50 ゆゆゆの評価 | 観終わった| 38が閲覧 ★★★★☆ 4.5 評価対象: ピンポン(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

卓球したくなった

本格的な卓球と個性的なキャラクター全てが魅力的でした。練習風景の中にも一つのドラマがあり見ている間は一瞬も目が離せませんでした。

 サンキュー(2)
2017.01.05 23:34 ネロの評価 | 観終わった| 7が閲覧 ★★★★☆ 4.8 評価対象: ピンポン(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 5.0

青春漫画の王道

原作のイメージを壊さない演出と映像化。
これを観て心に響かない人とは価値観は絶対に合わないですね(笑)
ただ、松本大洋先生の画は好みが別れる所なのでそこを越えられればの話ですが…

 サンキュー(1)
ネタバレ
2016.12.28 14:33 あいつの評価 | 観終わった| 9が閲覧 ★★★★☆ 4.5 評価対象: ピンポン(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 5.0  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 5.0

心温まる作品

作画へのこだわりが凄まじい。絵が下手くそでこうなっているわけじゃなく考えつくされた演出で味がある。他に類を見ない作画で絵を見ているだけでも面白かった。
ストーリーはスポ根や勝利至上主義を中心に置きつつ、そこからにじみ出るやるせなさや哀愁を上手いこと表現している。それからアクマや孔などの試合に負けたキャラの描き方が秀逸でこの作品の温かさを感じた。
日本のアニメ業界はこういう意欲的・挑戦的な作品をもっと作っていってほしいなと思う。

 サンキュー(1)

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