ピンポン(TVアニメ動画)

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「ピンポン」

よみがな:ぴんぽん

放送時期:2014年春アニメ(2014年4月~2014年6月)

★★★★★ 4.1
物語:4.3 作画:4.0 声優:4.0 音楽:4.0 キャラ:4.2
総合得点 75.5
感想・評価 1238
棚に入れた人 4945
ランキング 311
原作:松本大洋(小学館 ビッグスピリッツコミック刊)、監督:湯浅政明、ペコとスマイルの、片瀬高校卓球部に所属する幼馴染の2人が主人公。ペコは卓球は強いが自分の才能に自惚れているところがあり、先輩に対しても挑発的である。スマイルは、決して笑わないことからペコが「スマイル」と命名した。内気で無口だが卓球は強い。2人は中国人留学生を迎えたと噂になっている辻堂学園高校卓球部の偵察に出かけ、留学生のチャイナと対面する。チャイナと試合をしたペコは1点も獲れずに敗北する。
そのころ片瀬高に、髪も眉毛も剃りあげたスキンヘッドの高校生がスマイルを偵察するため参上する。ドラゴンと呼ばれる海王学園高校卓球部の風間竜一である。片瀬高卓球部顧問の小泉丈(バタフライジョー)にドラゴンは、絶対にインターハイで優勝すると宣言する。(TVアニメ動画『ピンポン』のwikipedia・公式サイト等参照)

このアニメの感想・評価 1238

2017.02.03 20:19 お茶の評価 | 観終わった| 29が閲覧 ★★★★☆ 4.4 評価対象: ピンポン(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 5.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.0

演出の組み立てによる化学反応

本作は卓球を通した青春アニメですが、本作をたまたま見返して改めてすごい作品だなぁと、痛感。これが絵とか音とか、演出面がスバラスィ。絵は水彩画で描いたような明るい色を基本とした色彩で、なんだか上手いのか下手なのか微妙な塩梅で描かれてございます。これがさらに平面的に描かれていて、その絵世界が映像においての匠さを色々と、取り入れている。

映像効果として被写界深度の中にモンタージュ理論があります。モンタージュとは組み立てるという意味。映像aと映像bを繋いだときにそれぞれの意味a、bとは別の新しい意味cが発生する、連続映像の化学反応みたいな感じです。

ピンポンの世界は基本、全く同じ画を使い回していることがある。その絵を一定時間流しているのだが、動いているのは口だけだったり、手持ちぶさたで、ラケットをいじくったりしている。これはスマイルのだるさを表す為の、一描写だったりするが、随所にそんな所が見受けられる。例えばよくある恋愛ものでの、踏切や電車が通ったりするのも広義的には範疇らしい。大きなピントで体育館を練習風景を映している時は、ひどくロボット的な、動かされているような印象をモブキャラで描写し、クローズアップさせるべき人物(ペコ、スマイル等)に関しては、命の吹き込まれたように映る。これはロボット的描写aの積み重ねであったり、あるいはbがあったり、した上で、cスマペコが生きているのだろう。

そこで、cの生きた描写を更に魅力的にさせる効果として、基本平面画からのカメラワークであったり、スマイルのカットにおけるコマ割り描写等、把握しきれないほどに、化学変化を起こしてくる。

スマイルのカットの描写は、野球で投球フォームの連続写真のように、体全体から、足だけを映して、足の踏み込む移置であったりと、細部まで何かしらを意図している事が伺える。足だけのカットにおいては、体育館でのキュッと止まる音と映像が相まってシナジー効果が生まれている。

また描写のスピードにおける緩急の使い方では、基本早い動き&一連の同じ絵の中、いきなりインパクトを与えたい絵にしてくる節があったり、スローモーションになったり、それがピンポン玉だったり、キャラだったり、ラバー面(ラケット)だったり、とスピード&絵の緩急をつけてくる。そんな中、例えば凄い回転がかかった球を打ち返すが、上に跳ねた場合、玉ではなく、鳥に見えるという心象風景もあったり、背景を真っ白にすることで、向き合っている彼らだけの世界になっている風で、あったり幾つもの、映像cやdが生まれているのか、なんて感じがします。

また音に関しても、ピンポン玉の気持ちいい程の音であったり、特に感じたのはチャイナという中国のキャラ。彼は母国語そのまんまなんだけど、なんか、それが味があっていいんですよね。一応字幕が出ているんですが、必要ないと思えるくらいに、マッチしているというか、それ以上。映像で彼の心境が伝わってくる感じ。むしろ言葉で取り繕ろうよりも、その純な熱情それだけで充分。これも演出の不思議さなのだろうか。

理論については、広義な所もあり、どこからどこと分からない部分が多々ですが、単純に当たり前過ぎて、見る側もそれを意識することもないんだけど、案外意識して観ると当たり前とは思えない、映像と音による化学反応が起こっていると、そんな感じでござるでございますw

 サンキュー(3)
2017.01.22 13:57 きつねりすの評価 | 観終わった| 8が閲覧 ★★★★☆ 4.7 評価対象: ピンポン(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

随一の躍動感が魅力のアニメ。

スポーツものに欠かせない躍動感という要素を突き詰めた魅入るアニメです。絵とコマ割りで再現される卓球のスピード感、シンプルだからこそ胸に響くセリフやモノローグがスッキリとした作品の良さを引き出していると思います。原作の漫画をそのままアニメにしたような粋な演出なので、気に入ったら原作を手元に置いておくことをお勧めします。

 サンキュー(0)
2017.01.21 22:15 こたの評価 | 観終わった| 84が閲覧 ★★★★☆ 4.6 評価対象: ピンポン(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

揺るぎない強みがある作品

原作未読。
絵は最初見ると確かに引くかもしれない。
だが卓球のシーンにおいて、このアニメは妥協がない。
言うまでもないが、卓球が物語の核心にあり、卓球から距離を置くこと=人生(ミチ)から外れるといった境遇が各キャラに共通することだと言っていいだろう。
幼い頃から泥臭く卓球だけやってきたような、青春の全てを卓球に捧げてる、そんなメンツだったからこそこれまた心を熱くされるのかもしれない。
そして星野(ペコ)と月本(スマイル)、二人の友情は必見。
何か一つ、強みがあること。綺麗に取り飾る必要なんてない。一つの作品に不可欠なもの。

 サンキュー(25)
2017.01.18 23:47 ソラ の評価 | 観終わった| 118が閲覧 ★★★★☆ 4.3 評価対象: ピンポン(TVアニメ動画) 物語 : 3.5  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.0  キャラ : 5.0

ピンポンダッシュ

スポーツを題材にした作品ってのはその競技をエンタメとして前面に出して、解説を絡めた脚本で深みを加えようとしているものが多く、大抵、作者が昔題材にしたスポーツをやっていて、好きで今でもやるし、プロアマ問わず試合も見たりしている大ファン、みたいな思い出補正ガンガンで情熱溢れる人が描こうとすると爽やかなスポ根として出来上がるのでしょう。そういうオーソドックスなものも大多数の消費者にとって安心して楽しめる人気コンテンツだし、個人的にもたまに見たくなるコンテンツではあります。

しかし、これはその逆に近い、鬱屈した脚本、人物描写が主要で、競技という名のエンタメ要素はおまけとしている作品がピンポンなのです。という分かりにくいですがそんな感覚。
それは多分、作者が卓球に対して特別な思い出補正がなく、だがしかしスポーツ少年だった松本さんだからこそ描ける客観性なのでしょう。松本さん、インタビューで『かっこいいから!』って理由で卓球にしたって言っており、憧れていた側面が強かったらしいし。

天才の孤高と凡人の挫折、理想の勝者と敗者の現実、これら二つの差異、二項対立論を残酷に表現することに長けている。エンタメでそういうメンタリティを描くことは困難なのですが、なかなか上手く仕上がっています。
選手が負ける時に回想を出す演出も好印象。
結局、人には100%の努力と100%の才能が必要って言いたいのだろうか。

それと、他のスポーツ題材にした作品と違うのは言うまでもなく脚本力。例えば4話での、
『自分が何者か分かっている才能のあるものは最初から何も望まない。
自分が何者か分からない者ほど、もがいて、勝って何かを証明したいんだよ。』
ってセリフがしわじわ心に響くんですよね。スポーツ文学、スポーツ哲学というやつでしょうか、これは、スポーツものだという以前に自分が何者であるか証明したい話、なのだと位置づけてしまっている。自己同一性、モラトリアム。人物描写はけっこう使い古されたものなのですが、スポーツものでもこういう試みをしようってのは珍しく素晴しいと思います。
でも『血は鉄の味がする』のくだりが多過ぎてくどかったなぁ・・・

結局は哀愁漂う爽やかスポ根なわけだし、そういう趣向でも充分楽しめるので中々万能な作品でした。

オープニングの爆弾ジェニーいいよね。最近これ聴きまくってる。
合いの手の練習密かにやってる。


ピンポンに感化されて先日やってた世界卓球見てたら、なんか卓球やりたくなってきた。きっと私だけじゃないはず。
卓球日本代表の皆さん、メダルおめでとうございます。お疲れ様でした。
スポーツとか見てるとつい泣いちゃうんだよね・・・西田敏行並の涙腺の緩さ。

今期の江ノ島枠、ピンポン、ベイビーステップ、最後から二番目の恋、あと極黒、一週間フレンズにも何気に出てきたよね。見るたび行きたくなる。

 サンキュー(20)
2017.01.12 14:50 ゆゆゆの評価 | 観終わった| 40が閲覧 ★★★★☆ 4.5 評価対象: ピンポン(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

卓球したくなった

本格的な卓球と個性的なキャラクター全てが魅力的でした。練習風景の中にも一つのドラマがあり見ている間は一瞬も目が離せませんでした。

 サンキュー(2)

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