「響け!ユーフォニアム2(TVアニメ動画)」

総合得点
78.9
感想・評価
1193
棚に入れた
5081
ランキング
247
★★★★★ 4.2 (1193)
物語
4.2
作画
4.5
声優
4.1
音楽
4.3
キャラ
4.2
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ネタバレ

プクミン

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

再び熱い夏

ユーフォ2期です。
1期と違い、今度は先輩達の問題に視点を合わせた内容が多い。
鎧塚先輩は可愛い。
問題を抱えつつも、演奏を続け、そして全国行きを決める。
しかしその後も問題が発生し、せっかく波に乗ってきたところでどうなるのか?
と、視聴者を飽きさせない展開。

いつの間にか、物語に取り込まれるように、続きが見たくなったりするだろう。
相変わらず作画はとても綺麗で、好感が持てると思います。

先輩との絡みが多くなった一方で、主人公の友達である、葉月と緑輝の2名とは、絡みが少なくなった気が…。
そういう訳で、キャラ評価はプラスマイナス0で1期と変わらず。

{netabare}
地区大会?京都府大会を突破し、関西大会へ。
1期の練習練習、また練習という感じと違い、部活以外での場面が多かったです。
男子諸君待望の水着シーン、待ち望んでいた麗奈の死んだ魚のような目、そして文化祭と、息抜きが多くあって楽しめる場面も多かったです。

後半は、あすか先輩の家庭事情や、主人公久美子の姉の事とか、鎧塚先輩は可愛いとか色々ありますが、ひとりひとりの感情が強く出ていて、キャラへ愛着が沸いてきました。

今更ですが、ユーフォニアムの色が、久美子が金、あすか先輩が銀って何か意味あるのかな?
{/netabare}
物語は基本、主人公を軸に動いている感じですが、主人公以外も存在感が大きく「この人誰だっけ?」という感じにならずに済みました。
1期同様、オススメです。

投稿 : 2019/03/10
閲覧 : 48
サンキュー:

13

ネタバレ

フィリップ

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

友だちのカタチ、姉妹のカタチ

製作:京都アニメーション、監督:石原達也、
演出:山田尚子、シリーズ構成:花田十輝、
作画監督:池田晶子、原作:武田綾乃

友だちや姉妹という言葉を使うと
誰もが一定の関係性を想像する。
しかし、当然のことながら、
それらは一つひとつが固有の形を持っている。
ユーフォ2は、全国大会を目指す吹奏楽部の練習を通して、
そんな女子同士の関係性を丁寧に描いている。

2期が始まる前に原作を読了していた私は、
OPにもいちいち感心させられた。
ホルン隊の団結や希美の寂しげな笑顔、
みぞれの「秘めた愛」を示すマーガレットの花、
久美子とあすかの距離、
どれもが物語をしっかり表現していて期待感が高まった。

2期のストーリーの中心は、吹奏楽というよりも
友だち、そして姉妹の関係性だ。
鎧塚みぞれと傘木希美の2人の関係が、
吹奏楽部全体の危機となって部内を揺るがす。
繊細で脆い女子の友情とお互いに対する温度差が
問題を複雑化させてしまう。
友だちに対する極度の依存状態という、特に女子にとってリアルな問題。
多かれ少なかれ、誰もが通過する普遍的なテーマだ。
これは、スピンオフ小説『立華高校マーチングバンドへようこそ』でも
執拗に描かれることから、作者の武田綾乃にとって、
とても身近で重要なテーマだったのだろう。

この友だちの関係が普通ではなく特殊だったかと
問われるなら、私は全くそうは思わない。
それが問題として顕在化するかどうかという部分にしか
特殊性はないと思う。
この問題は一筋縄では解決しないので、
映画として別の話として続きも作ったことは、
リアリティがあって、とても良かったと思う。
優子のような人物はなかなかいないだろうが、
その存在が物語を上手く締めてくれた。

その後、母子家庭である田中あすかの身に起こる母親との確執が
退部騒動へとつながり、再び吹奏楽部を揺るがす。
この話は、大学を中退すると言い出した姉の麻美子と
田中あすかの姿を久美子がだぶらせるところが
いちばんのポイントになる。私は原作小説を読んで、
問題点はこの部分をいかに上手く構成するかだと
思っていたが、全てが完璧といえるほど良い出来で、
とても感動的な話としてまとめられていた。

例えば、久美子が学校に行く前、麻美子の不在の部屋を
覗いて、学校に行って練習をする時に隣のあすかの
不在の椅子を映し出す。
「口を縫うよ」という麻美子の回想のセリフを
あすかも同じように口にする。
ふたりの存在を徹底的に対比させて、視聴者に刷り込んでいる。
こういうやり方は、とても上手かった。

小学生のとき、姉が吹奏楽をやめたことがきっかけで
距離が遠くなってしまった姉妹の関係性。
久美子は、あすかを通してかつての姉の姿を見る。
怒りや悲しみ、切なさ、寂しさの、ない交ぜになった感情、
ずっと抱えてきた姉に対する想い全てをあすかにぶつける。
{netabare}そして、全国大会終了後に姉の姿を追いかけて久美子は疾走する。{/netabare}

久美子役・黒沢ともよの渾身の演技が作品の質を
大きく上昇させている。{netabare}麻美子を思って
電車で泣くシーンと裏庭であすかを説得して、
涙を流す演技は特に素晴らしかった。{/netabare}
しかし、7話と8話では風邪を引いてしまい、
完全な鼻声となってしまっていたのは残念。
しかも風邪が治ったと思われる9話で、
『風邪ひきラプソディー』が収録されているのが皮肉だ。

それと1期と比較すると姉との関係性に無理がある。
原作には登場しておらず、実家にいない姉を
1期のアニメオリジナルで何度も登場させてしまったため、
2期での姉妹の距離感に矛盾が生じてしまっている。
これはアニメと原作発表のタイミングの
ズレがあるため仕方のないところか。

音楽の部分ではTV放映で『三日月の舞』を
フルで聴かせてくれたことには驚いた。
放映当時、ネット上で大きな話題となったことは忘れられない。
また『韃靼人の踊り』や『君は天然色』、『宝島』という
アニメオリジナルの選曲も良かった。
山田尚子が中心になって決めたようだ。
特に駅ビルコンサートは、
吹奏楽での定番といわれるT-SQUAREの『宝島』を選曲し、
とてもポップで楽し気な演奏を披露してくれた。
晴香の見せ場、バリトンサックスのソロは、
アドリブっぽいファンキーなノリで聴かせてくれる。

ただ、最も重要な『響けユーフォニアム』の曲が
個人的にはあまり響かなかった。
1期の『愛を見つけた場所』があまりにも鮮烈だったので、
それと同等のものを期待してしまったせいもある。
ユーフォソロの曲は、難しいことも分かるが、
できれば奥華子に作曲してもらいたかったのが正直なところだ。

しかし、続編としては、ほぼ完璧ともいえる作品。
原作の2冊を凝縮していることもあり、
全く無駄のない構成といえる。

青春の苦しみや喜び、儚さがここにはある。


1期終了後のことと原作とアニメのつながり
{netabare}1期の放映が終わってすぐに
私はBDとともに原作3冊をAMAZONで注文した。
そのときにはまだ2期の製作が決まってなかったし、
「響け!ロス」の状態を先延ばしにするためにも
とりあえず先の話が綴られた原作を読んでおきたかった。

アニメ化された原作『北宇治高校吹奏楽部へようこそ』を読んで、
アニメとのあまりに大きな違いに驚かされ、
京アニスタッフの深い洞察力とプロの仕事に舌を巻いた。
つまり原作よりアニメの出来のほうが、遥かに良かったのだ。
そして、先の物語の世界へとページを繰った。
読み終えたときは複雑な気持ちになった。
もし、この2巻と3巻をアニメ化するなら、
面白く作るのは難しいのではないかと感じたからだ。

原作2巻目となる『北宇治高校のいちばん熱い夏』は、
それまでに出てこなかった鎧塚みぞれと傘木希美の
女性特有の関係性が中心になっていて、
あまりドラマチックな部分がないと思った。
3巻目の『北宇治高校吹奏楽部、最大の危機』は、
久美子とあすかの関係性にスポットが当てられ
綺麗に終結してはいた。
しかし、読後にはあまり関係がないと感じてしまった姉との話に
かなりページ数が割かれており、まとまりを感じなかった。
これはアニメ化をしても失敗する可能性が高いと思ってしまったのだ。
ところが、先述したように、アニメ化された作品を観て、
それが全くの杞憂だったのは嬉しい誤算だった。

後に知ったのだが、原作者の武田綾乃は
『北宇治高校吹奏楽部へようこそ』を書き終えたときは、
続編を執筆することは考えておらず、
1冊で完結させたつもりだった。
編集部に提出した完成前の原稿では、
北宇治高校は関西大会の切符を
取ることができなかったという結末だった。
これはある意味、吹奏楽部経験者としては
当然の展開だったのかも知れない。
やる気のなかった吹奏楽部員たちが数カ月で関西大会へと
駒を進めるという流れは、リアリティがないと感じたのだろう。
しかし、調べてみると現実には顧問が変わった平凡な吹奏楽部が
いきなり躍進して全国大会で金賞を取るということも起こっている。
もちろん、元のレベルの問題も大きいだろうが、
高校の吹奏楽部においては、そういうことも起こり得るほど
指導者、指揮者の力量が結果に大きく作用する
ものだということを私も知った。
確率はゼロではないわけだ。
それなら、積み重ねを上手く描けば、それほど突拍子もない話には
ならないという判断が働き、今回の話につながったようだ。

そして、この話は2期の1話でしっかりとフォローされている。
「学校の吹奏楽は顧問ひとりで演奏が大きく変わると言いますが、
まさか関西大会とは」と副顧問の美知恵が言うと、
「ここに来ることになって、演奏を初めて聞いたときから
ポテンシャルがあることは気づいていました。(中略)
身近に手本があれば、あとは各個人がどう意識するかですので、
伸びしろはあったと思います」と告げる。
ここを上手く展開させられるかどうかというのも
続編ではひとつの見どころになったと言ってもいいだろう。
そして、個人的には合宿の10回通しや滝の細かいチェックを
執拗に入れることで、その問題はクリアしていると感じた。

ただ、難しかっただろうと予測できるのは、
吹奏楽部の関西大会以降を描いても
曲目やメンバーが同じで、そこから質を高めていくだけのことになり、
物語として表現することが少ないことだ。
原作の武田綾乃は、編集者との話し合いの結果、続編を執筆するために、
吹奏楽部全体の話だけではなく、もっと登場人物の心情や
関係性を描き、高校生ならではの悩みを中心にした
物語にするのなら続編が書けるという結論に達したようだ。
それで生まれたのが『北宇治高校のいちばん熱い夏』と
『北宇治高校吹奏楽部、最大の危機』だった。
これらの作品は、音楽を巧みに絡め、瑞々さを感じさせてくれた。{/netabare}
(2019年3月3日初投稿)

投稿 : 2019/03/09
閲覧 : 647
サンキュー:

66

gm560

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2期もすごく面白かった

1期よりも音楽要素がより高くて、1期で個人的にちょっと
気になったある表現が抑えられてて良かったです。

1期は謎が多くて青春爆発みたいなところが好きだったけど、
2期は解決編という感じでちょっと落ち着いていたけど
楽しめました。

不器用で昔楽器練習したけど上手くいかなかったので、
楽器が出来る人がうらやましくなります。

音楽が好きになれて爽やかで、万人におすすめできる
とても良い作品だと思います。

1期2期を通して何回も見たいと思いました。

投稿 : 2019/03/03
閲覧 : 38
サンキュー:

11

ネタバレ

shino73

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そして次の季節へ

北宇治吹奏楽部の挑戦は、
次なる舞台、関西大会へ。
少女たちの青春群像劇が再び幕を開ける。

青春をドキュメントした色褪せないフィルム。
圧巻の群像劇です。
少女たちの人間関係を丁寧に描き、
主人公とは違う学年の問題が、
物語の前半を引っ張る。
{netabare}幾重にもかさなり揺れる気持ち、
負の感情の克服と、
音の粒まで見えそうな緊迫した大会当日。
4話、5話で早くも感情が揺さぶられます。{/netabare}
ここでピークを創る構成の力。
蝉の声だけで繋ぐAとBのパート。
劇中曲からラストクレジットへ。
演出の力も揺ぎなく熱く余韻を残す。

限界は自分で決める。
決断に後悔しないこと。
可能性はいつだって想像以上なのだ。
大人には眩しいくらいの輝きがあります。

吹奏楽部での活動を通じて学ぶ遺産たち。
いつか大人になりこの景色を振り返った時、
彼女たちに青春が残したものは何だろうか。
きっと美しいものに違いないと信じています。

粉雪舞い散る3月の宇治。
さよならは言わない。
そして次の季節へ。
余韻ある幕引きに拍手を送りたい。

投稿 : 2019/02/14
閲覧 : 430
サンキュー:

85

ネタバレ

ぺー

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

そして北宇治高校吹奏楽部にモブはいないのです

2018.11.25記

原作番外編の短編集を一冊既読 1期2期劇場版視聴済み


ときおりこのような素敵な出会いがあるからアニメはやめられないなと思います。
比較的甘め評価の多い私ですが、5点満点は本作含めて3本(2018年11月現在)。超満足、全方位おすすめ作品です。

大所帯の吹奏楽部を扱うため部員だけで64名います。
この作品では主要キャラ以外の部員も、本編を観ていただければ彼ら彼女らがいかに個別の輝きをもって描かれているかわかるかと思います。
部員たちキャラの描写だけではありません。背景/光の演出、セリフの間みたいなもの、ちょっとしたワンカットや音のひとつひとつそんな細かいところに行き届いた演出がなされていることには触れておきたい。


作品を知らない人から見れば、単なる高校の吹奏楽部を描いた青春部活もののアニメに過ぎません。
本作の魅力は数多くあれど、その一つに圧倒的リアリティをもって描かれた楽器や演奏の描写があります。
作中描かれた運指の正確さ、微妙な音の違いの表現など再現を望むとしたら実写化はまず不可能といえます。楽器も演技もできる役者を揃えることはまず無理。

{netabare}キャスト選びで暗礁に乗り上げることでしょう。思いついたとしてもこんな感じ↓

 黄前久美子:林家正蔵 (吹奏楽部でユーフォしてました。タッチ主役級で声優経験あり)
 川島緑輝:いかりや長介 (乾杯ラガーCMでのウッドベースにシビれました) 次点 miyavi
 高坂麗奈:くわまん (シャネルズのペッターとして一世を風靡)
 小笠原部長:武田真治 (ガチの上手い人)
 塚本秀一:指原莉乃 (地区大会出場経験あり)
 パーカス:加藤茶 (葉月役ではない。シンバルがたらいに変わるかも) 次点 石原裕次郎

もはや青春群像劇とはちがう何かです。アニメでしか表現できない作品。それが「響け!ユーフォニアム」なのです キリッ おいおい( `ー´)ノ{/netabare}



経験者にはおおむね好感をもって受け止められました。一般人はその名を知らず、吹奏楽部界隈でもマイナー楽器の代名詞だった“ユーフォニアム”を一躍人気楽器に押し上げた功績もさることながら、ありがちな主旋律を奏でる子が主役ではなく、中低音の子を中心に据えました。高音と低音を繋ぐバイプレイヤーとしてのユーフォの特性を活かした作品の構成にもなってることが本作の特長です。
どちらかというと主人公は一歩退いた位置で、吹奏楽部全員が主役であるような「群像劇」に仕上がっていることは多くの方が指摘されていることですね。


■通期(1期2期)総評
 ※1期レビューに纏めてます。




それでは以下2期に絞ります。

1話2話一挙放送。1期ラストの府大会の余韻描写をアバンとし、1期に続いてTRUEさんのアップテンポな楽曲「サウンドスケープ」で幕開けです。OP葉月達が階段からジャンプするスロウカットが流れた瞬間に早速もってかれました。

大きく二部構成になります。
前半の主役は2期からの新顔二人{netabare}(鎧塚みぞれと傘木希美。とはいえしっかり1期で映り込んでたりするので気が抜けない。){/netabare}の関係修復の物語。{netabare}関西大会に向けてラスト1ピースが揃ってからの第5話の関西大会でのフル“三日月の舞”。そして全国大会出場決定といきなり出来すぎた“最終回”でした。{/netabare}
全国大会出場を部の目標として掲げたのは1期の冒頭。実現に向けての上達への過程と部内の人間模様を活写しきったのが1期とすれば、その流れは2期の5話で一つの区切りを迎えます。{netabare}最初、全国大会の演奏シーンが丸々カットだったのは肩透かしのように感じましたが、あくまで全国大会出場という骨子に従えば、部の演奏シーンのピークを関西大会に持ってきたことは、整合性のある製作陣の選択だったと思います。{/netabare}

ここまでをじっくり描いて最終話としてもよかったものを、そうはしませんでした。7話以降の人間ドラマを上乗せして厚みを持たせてきたこと、それが部内の横軸の関係といったこれまでのものとは微妙に違って、父娘や姉妹といった縦軸の関係で魅せてきた。しかも、これまでの展開を邪魔しないどころか1期の描写(伏線)も取り込みながら物語に深みを持たせた、という点をもって満点の評価としました。
閑話休題とした6話でさえ後半展開の仕込みがされており、最終話での{netabare}タイトル回収を含めた物語の{/netabare}閉じ方と合わせて全話無駄な回がないという率直な感想です。



■結局人間関係含む人物の描写って…
問題発生→解決。次の問題発生→解決。というシンプルなものではありませんでした。
前に解決したものが少し経った違う場面で効いてくる。ちょっと画面に映り込んだものが少し経って効いてくる。同時進行のいくつかの一対一、対複数の人間関係が一つの場面で重なってくる。その横で別のストーリーが並行している。

{netabare}・希美とみぞれを軸にした前半。夏紀と優子の一対一も並行して描かれ、のぞみぞれのストーリーに絡んでくる。身を砕いた優子が徒労感を見せる夕暮れの渡り廊下。夏紀のいつも通りのフォローが沁みます。
・あすかの離脱騒ぎでの部員たちの動揺。直接的にも間接的にも対あすかに戻ってきてほしい想いを伝えていて、それがやはりその子らしいアプローチになっている。ここでこれまでにいろんな部員のそれぞれのキャラに焦点をあててきたんだな、と気づかされます。{/netabare}

竹を割ったようなわかりやすい解決を指さず、むしろ以前とは同じとはいかなくても前を向いて、というものがほとんど。
葵ちゃんしかり、麗奈の滝先生への想いの落とし前のつけ方しかり、久美子、あすかは言うまでもなく。。。繋いで紡いで幾重にも織り重なっていきます。

{netabare}それを端的に表したのが10話の黄前姉妹。回り道しても前を向こうと決意した麻美子の手元。こげを削ぎ落して綺麗になったはずの鍋には無数の傷がついてました。一見綺麗(解決)になっても以前とは違う今があるのです。{/netabare}

{netabare}ならば後悔のないように、と「あすか先輩と一緒に吹きたい」とぶちまけた久美子さん。地味な繋ぎ役だった“ユーフォっぽいよね?”の子が表舞台に立った瞬間でした。一話の中で何度泣かせるんだ( ;´Д`)まったく。。。{/netabare}


主要キャラはもちろんのこと、準主要キャラあまつさえモブすら丁寧に描いたことで私達は目に映るキャラ一人一人の魅力に触れることが出来ます。
「かけだすモナカ」「リズと青い鳥」サイドストーリーをなんら違和感なく受け止めることが出来るのは本編にて複数のキャラに光があたっている証左とも言えるでしょう。

群像劇の中でもモブすら光をあて、当然のように主要キャラでも揺さぶってくるんですから、手に負えません。



総合力の勝利!! あにこれの評価基準でいえば、「物語」「キャラ」「声優」「音楽」「作画」どれを切り口にしてもレビュー一本書けるほどのメッセージがこの作品には詰まってます。
未視聴の方は1期も2期も1クールと取っつきやすい長さなので、ぜひ視聴されることを重ねてではありますがオススメしたいと思います。




■そして北宇治高校吹奏楽部にモブはいないのです
で、結局こうなるわけです。


「続きまして、全国大会に進む関西代表3校を発表します。」
ここから1分間の中に凝縮されたドラマ。
 ※けっこう妄想が入ってることをあらかじめお断りしておきます。


{netabare}「プログラム3番。大阪府代表、大阪東照高等学校」
・さすが全国常連。歓びも控えめ、目配せする程度。王者の風格が漂う。

「プログラム15番。大阪府代表、明静工科高等学校」
・こちらも全国常連。だが大阪東照とは対照的にみんな祈りながらの発表待ち。顧問が変わって弱体化したとの声を撥ね退け手にした全国切符に感情ばくはつーって感じで。

・遡ること北宇治演奏前の舞台袖。明静工科の曲目『韃靼人の踊り』と判った直後に希美とみぞれのカットに移ったのは皮肉な話だ。南中敗退の帰路のバスの中「ほんと?さっき言ったこと。。高校で金取る」みぞれの中に去来するものがあったとすれば、高校入学後初めて希美と共に臨む大会で、「私、希美のために吹く」二年越しの約束を果たそうとの決意表明だったのかもしれない。


「夏紀先輩、残り一つだけです。」「だっ、大丈夫っ」
・舞台袖でも観客席でもモナカの低音コンビは気の休まる時がないよね。

・手を合わせ発表者を緊張の面持ちで見つめる優子。隣で手を組み目を閉じて祈る香織先輩。二人らしいコントラスト。すぐ横の滝野君(2年.Tp)は表情を崩さず。騒動続きのトランペットパート唯一の男子部員は悟りを開いたのか?。

・同じく背筋を伸ばし微動だにしないみぞれと突っ伏した岡美貴乃(3.Fg)も対照的。黄緑リボンがトレードマークの彼女だが大会では赤だったのを私は見逃さない。勝利を意味する色に替え大会に臨んだのだろう。ただしキャラ判別はしづらかったぞ。

・秀一も手を組み推移を見守る。

・座席には座らず、最後方入り口付近で見守る指導者軍団(滝先生、はしもっちゃん、新山センセ、松本軍曹)も祈る。近くにいる他の高校の関係者と思しき女性はいたって平静。全国目指し当落上にいる北宇治チームの必死な姿とはこれまた対照的だ。


「最後に・・・」
・久美子、汗がすごいぞ!

「プログラム16番。京都府代表、北宇治高等学校」
・真っ先に喜ぶ姿を捕えられたのがチームモナカの面々。コンクールメンバーではない裏方を取り上げるところにこの作品の懐の深さがある。印象的なのは、2年でのオーディション落ちは屈辱だったであろう森田しのぶ(2.A.sax)が仁王立ち万歳で一番目立っていること。サポートに徹した彼女らの献身が嘘ではないことを象徴するような仁王立ちである。

・顔を覆った香織に抱きついたのは意外にも優子ではなくもう一方の隣に座っていた笠野紗菜(3.Tp)。実力派の同級生の影に隠れてもいたし、誰とは言わんが自己主張の激しい後輩たちを最上級生としてまとめるのは至難の業だったろう。香織とは3年間苦楽を共にした仲である。彼女には香織に抱きつく権利を充分に有しているのだ。滝野君(2年.Tp)は立ち上がってガッツポーズ!悟りを開くにはまだ早かったらしい。
・香織たちの後方で仲良し三人組平尾澄子(2.T.sax)橋弘江(3.A.sax)と宮キリコ(3.A.sax)も喜んでいる。感涙で崩れそうな二人(キリコ、弘江)にやさしく手を添えるのは2年の澄子だ。彼女にとっては、同じテナーの葵先輩の離脱を境に肝が据わったのかもしれない。一方で香織たちの前列は他校の生徒たちの席なのだ。喜ぶ北宇治吹奏楽部員たちとは対照的な表情には無念さが滲み出ている。

・ここでやっと我らがパーカス。画面中央、立ち上げって両手ガッツポーズの大野美代子(3.Timp)は口を結んで偉業をかみしめている。府大会の集合写真でも両手ガッツポーズだった彼女は2年生ながら北宇治の力強さを象徴する存在ではなかろうか。その両脇から加山沙希(3.Glo他)と井上順菜(1.Cymb)が抱き着いてくる。一点の迷いなくシンバルを叩く彼女のひらりとなびく髪の線は忘れようがない。三人の左には堺万紗子(1.B.Dr)。彼女のイメージである“三日月の舞”での力強さ、“宝島”での溌剌さ、とも違う一歩退いた様子で控えめに喜んでいる。なかなかどうしていろんな顔を見せる好キャラだ。打楽器はマウスピースで顔が隠れることもなく、場所も取るため隣との間隔が空き、演奏中はピンで抜かれるカットが多い。彼女ら4人それぞれ演奏に集中している真剣な表情は主要キャラばりの印象を私たちに植え付けていたと思う。だからこそ、表情を崩したこの短いカットは尺以上に価値のあるものなのだ。そして技術指導の橋本先生の専任はパーカッションである。合宿でみっちり絞られたであろうその先の歓喜に私達も共感を覚えるのだ。それとあやうく言い忘れそうだったが、画面端のナックル先輩はいつも通りのナックル先輩だ。
・パーカスの左後方には、ホルンの三人沢田樹里(3.Hr)加橋比呂(3.Hr)と岸部海松(2.Hr)。いわば昨年のだらけた雰囲気をなにより引き継いだ象徴みたいな存在だった彼女らは「なんですか?これ」の洗礼をこれでもかと浴びまくった。そこからの上昇カーブは推して知るべし。花形のいない雑草軍団のホルンパートだからといって「ホルンがかっこいい曲です」の“三日月の舞”では逃げ場がない。曲前半、ゆったりしたテンポから井上順菜のシンバルの号砲と同時に高らかに吠えるホルンに胸を熱くするのは私だけではあるまい。そんな彼女らの喜びようを見て心を打たれない者はいるのだろうか。
・同じくパーカスの右後方に岩田慧菜(2.Tb)赤松麻紀(1.Tb)が映り込んでいるのも興味深い。秀一、千円先輩(野口ヒデリ)、田浦愛衣(3.Tb)に隠れてトロンボーンパートの中では地味どころだ。むしろここでは田浦愛衣が見切れてる。

「よっっしゃあぁ!」
・肩を組んで咆哮をあげるヒデリ(3.Tb)と秀一。同じパートに男がいるって安心できるよね。そしてここでも愛衣は見切れてるのである。かわいそうに。。。

・前列に戻り、そっと立ち上がる久美子。画面奥で下から拳を突き上げて雄叫びをあげる後藤先輩。秘めたるなんとかというところだろうか。あの後藤先輩が!とギャップに驚いた瞬間である。後列は島りえ(2.Cl)松崎洋子(1.Cl)が見えることからクラリネットパートか?大所帯の割には劇中触れられることがなかった不憫なパートである。思えば、こことフルート、ピッコロ、オーボエなど合わせて総勢20名前後を新山先生一人で見ていたという事実にあらためて驚かされる。

・サファイアを抱え込んで顔を埋める梨子先輩。ちらりと映るサファイアの左手の指にはテーピングが巻かれてある。低音パートはあすかというカリスマに支えられてきた節があるが、どちらかというと背中で語るあすかとはまた違うかたちで、言葉でパートを盛り上げなにより高みを目指し続ける後輩は可愛くてしかたがなかったのだろう。

・そして希美。胸の前で小さく拍手をする彼女の表情は。。。あの時の選択をいったい誰が責められるであろうか。10話の鍋の傷は黄前姉妹だけのことではないのだ。

・久美子からあふれ出る涙。壇上のあすかと晴香はお互い顔を見合わせ小さく頷く。さすがに壇上ではしゃぐわけにもいかないのだが、仮にあすかが皆の中にいても雄叫びをあげることはないだろう。いったい彼女はどんな表情をするのだろうか?

・最後方入り口付近の指導者四名は各々のキャラに合った反応だ。ここ数年、当然昨年も吹奏楽部を間近で見てきたのは唯一松本先生のみである。大事なことなので二度言う。唯一松本先生のみである。山下真司でなくても号泣必至とみて差し支えない。

・喜多村来南(3.Fg)と岡美貴乃(3.Fg)のファゴットコンビが抱き合う。なにかと目立つ、見た目派手な二人。二人が同時に卒業してしまうので跡取りを心配してしまう。きっと新入生の誰かが埋めることになるのだろう。

「やったよ麗奈」「うん」
中学最後のコンクールでの、「本気で全国行けると思ってたの?」。特別になりたいが、冷静に状況を判断すれば心のどこかで諦めてもいる自分の痛いところを突かれた麗奈。「あんたは悔しくないの?私は悔しい」。一歩退いて自分が傷つかないよう予防線を張りつつも、内に秘めた熱に向き合えとでも問われた久美子。
あの日からお互いに突き刺さっていた棘がこの時!きれいに霧消したのだ。一年前のコンクールで悔し涙を流した者と涙の意味すら分からなかった者。今というこの瞬間、ともに流すのは歓喜の涙であった。


そして、「先輩。コンクールはまだ嫌いですか?」に繋がる。かつてコンクールなんて嫌いと呟いた少女は、大切な親友との約束、向こうにとっては些細かもしれない、しかし彼女にとってはとても大切な二年越しの約束を果たした。

「たった今、好きになった。」
同時に北宇治高校吹奏楽部は年度初めに立てた部の目標をこの時達成したのであった。{/netabare}


ここまで1分間。ここに限らず全編通じて情報量の多い作品です。流し見もけっこう。捉え方も人それぞれ。ただせっかく観るのなら作品のそこかしこに散りばめられたメッセージをぜひ感じてほしいです。



■雑感

京アニ、高校の部活、音楽。これらのワードから1期の放送が始まる前の視聴者には、あの人気作の感動よ再び!を期待しながらのスタートだったのかもしれません。
1期序盤の特に1年生たちの日常描写はそんなお得意様を意識したものなのかしら?と邪推したのも最初だけ。なんせ音楽への向き合い方が真逆なので、そのうち記憶の彼方へ飛んでいきました。

{netabare}時は流れて、全国大会での出番が終わったあすか、香織、晴香の三年生はチョコバナナパフェを求めて喫茶店へ向かいます。
それは部活動に明け暮れた最後の一年間では諦めたであろう普通の放課後。{/netabare}

{netabare}「そっか…、じゃあ、あたしも行こうかな…、喫茶店」
肩の荷が下りた部長・副部長・パートリーダーにようやく訪れた“放課後ティータイム”でした。って{/netabare}


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2019.02.13追記修正

投稿 : 2019/02/13
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73

ネタバレ

すがさ

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「私、特別になりたいの。」

原作未読。音楽に関する知識はほぼ無し。
また、本レビューは1期も含めた感想となります。
タイトルほどに大きなネタバレは特に書いてないですけど、一応隠しときましょうか。


{netabare}思わず涙が溢れてくるような感動物語とかではないのでなかなか気付きづらい(私がアニメ初心者の頃に見た時は「なんか面白いアニメだな~」くらいにしか思っていなかった)のだが、
この作品を人間が創っているのだと意識して改めて観てみると、細部まで拘り抜かれたこの作品への評価はがらりと変わった。
映画とか全部ノーマークだった自分が憎い…

具体的には、部活モノとしてのリアリティと、アニメ的な見栄えとのバランス調整が非常に巧いと思う。
弱小校が全国大会へ行くことを「ご都合展開」に感じさせないような成長過程の描写(精神面の成長で突然楽器が上手くなったりせずに、ちゃんと努力して上達していく様子が丁寧に描かれている)は見事だし、
初見で「面白いアニメだ」と感じされるような登場人物たちの性格や行動・言動にも、やはり他のアニメとは違うものがある。

紛うことなき名作、"特別"なアニメだといっても過言では無いだろう。{/netabare}


{netabare}というわけで、とりあえず『リズと青い鳥』のBlu-ray予約してきます!(2018/11/30){/netabare}

投稿 : 2018/12/08
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サンキュー:

19

kuroko85

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

オール5、満点のお勧め作品

一期を見たのはちょうど一年前です。
見事なまでに一期の終わりから始まるのですね。
一年のブランクがあるにも関わらず、
各キャラの声を聴いてハッとさせられました。
(一番ハッとさせられたのは部長の方の声)

まず、一期と二期を合わせてちょうど
彼女達(すいません彼らも)の一年間なのですね。
そして二期は一期の終わりでなければ、なりませんでした。
あれが始まりでしたから、、、
ですからこの作品は一期なしでは成り立ちません。
(必ず一期からご覧下さい)

そして一期では、すがすがしさが残る青春群像も
より人間の内奥へ、深く、えぐく潜っていきます。
いささかえぐすぎるかな、、とも思っていましたが
昼ドラみたいに所帯じみていない
(高校生は所帯を持っていないので当然ですが)のは
京アニの演出の妙とアニメのもつ特性でしょうね。
一期に比べていさかか駆け足感がありますが、
それは仕方のない事かもしれません。
声優の声も含め、音楽的な仕上がりもすごいですね。
(ただ純粋な音楽的の演出は一期の方がすごいです)
あのアイキャッチもに何気に素晴らしい、、、
15才、16才、17才の高校生のそれぞれの一年を、、、
そこに潜む悩み、喜び、そして何気ない日常を満喫しました。

一期、二期でまとめてオール5の満点、断然お勧めです。

投稿 : 2018/11/30
閲覧 : 161
サンキュー:

30

ネタバレ

魂がBITCH♡

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

放送アニメの規格外超ド級作品。本作を凌駕する作品は暫く現れないだろう

{netabare}原作:武田綾乃
監督:石原立也
シリーズ構成:花田十輝
シリーズ演出:山田尚子
キャラクターデザイン:池田晶子
アニメ制作:京都アニメーション
主要キャスト
黄前久美子cv黒沢ともよ(主人公。1年、ユーフォ担当)
加藤葉月cv朝井彩加(1年。チューバ担当、高校から吹奏楽をはじめる久美子のクラスメート)
川島緑輝(サファイア)cv豊田萌絵(1年。コントラバス担当、吹奏楽の名門中学出身、久美子のクラスメート)
高坂麗奈cv安済知佳(1年。トランペット担当。久美子と同中出身で吹奏楽部に所属していた。父親はプロのトランペット奏者)
塚本秀一cv石谷春貴(1年。トロンボーン担当。久美子の幼馴染。中学時代はホルン担当)
中川夏紀cv藤村鼓乃美(2年。ユーフォ担当。実力がないことを自覚している)
吉川優子cv 山岡ゆり(2年。トランペット。デカリボンが特徴。夏紀とは仲が悪い)
田中あすかcv寿美菜子(3年。副部長兼低音パートリーダー。ユーフォ担当。副部長兼低音パートリーダー。ユーフォオタで曲者。実質的な部長)
小笠原晴香cv早見沙織(3年。部長兼サックスパートリーダー。バリトンサックス担当。部長はあすかの方が向いていると思っている控えめな性格)
中世古香織cv 茅原実里(3年。トランペットパートリーダー。トランペット担当。ソロパートの審査で麗奈に負ける)
滝昇cv櫻井孝宏(吹奏楽部顧問。イケメンで麗奈とは以前から親交がある。麗奈は滝が赴任することを知って北宇治高校を受験した)
松本美知恵cv久川綾(久美子のクラスの担任で吹奏楽部の副顧問。滝赴任前は顧問。)

原作既読。

2016年の覇権アニメ候補がとうとう放送されました。(秋ではなく今年放送されたアニメのなかで!)
初回は1時間スペシャル。
オレタタで終わった1期ですけど、2期は{netabare} 関西大会出場決定から始まります。{/netabare}
この作品はほとんどの方が視聴するか、したでしょうから、ここであらすじをながだら書くのは止めますね。
OPEPともに前期と変わらず作品をよく表現していると思います。
特にEPは前期よりも好きですね。
個人的には全てにおいて同じく覇権候補の「夏目友人帳 伍」に差をつけたと思っています。
{netabare} ちなみにアバンの映像は全国大会を前にした部の危機を示唆した伏線。
チームモナカの学園天国をフル演奏で聞きたかったな〜{/netabare}

(響け!ユーフォニアム全般に関する感想)
長らく停滞と迷走が続いていた京アニの本気を見せつけられたのが、この作品の1期です。
最初はヤマハとコラボの吹奏楽版の「けいおん!」でも狙ったかと半信半疑で観てました。
予想は良い意味で裏切られます。
キャラはモブに至るまで手抜きがなく、かわいいですけど「けいおん!」のようなふわふわした甘ったるさや「氷菓」や「中二病」、「甘城」のようにキャラ萌えに媚びた設定、また「日常」や「たまこマーケット」のような抑揚が少なくアクビが出るようなストーリーではありませんでした。
しかも、吹奏楽高校A編成の設定だと50名近いキャラとなります。
物語の骨格が比較的にシリアスな青春部活ものであったことで、下手に設定で小細工することをやめ脚本でキャラを活かす方向へと舵を切り、結果的に久美子、麗奈、緑輝、葉月、秀一、夏紀(二年ユーフォ)、優子(二年トランペットのデカリボン)部長、副部長、香織(三年トランペットパートリーダー)、滝(顧問)など物語のキーパーソンキャラ以外は独特なキャラ設定をしなくても、物語の中でキャラを立てることに成功した高等テクニックが俊逸でした。
(部長と久美子の幼馴染の葵との区別がつかないことはあったが)
そのうえ、金管、木管、弦楽器、打楽器と作画上高度な技術を要求される各種楽器の精密描写にキャラが演奏する表情、微妙な手、指の動きまでしっかりと表現されていました。
「四月は君の嘘」、「坂道のアポロン」や「ハルチカ」など音楽を題材にしたアニメは他にもありますけど、これだけの多種多様な楽器をキャラに演奏させた作品はアニメ史上初で、制作スタジオの中でも圧倒的な作画力を誇る京アニだからこそ描けた作品でもあります。
「けいおん!!」以後の京アニ作品は作画が素晴らしくても肝心のストーリーに難がありました。
それでも各作品とも一定の支持がありましたけど、京アニに欠けていたストーリーの面白さが加わった最強の作品がこのアニメです。
言葉のキャッチボールよりも微妙な心理をキャラの何気ない仕草や表情とセリフを合わせて伝える京アニの伝統的な手法もこの作品では絶妙な効果を発揮し、作品のメッセージをしっかりと伝えることに成功しています。
1クールでも2クール以上の作画カロリーがあったのではないでしょうか。
1期の劇場版を鑑賞された方々は、ここで百言を尽くすよりも誤魔化しが効かない大スクリーンでの京アニの繊細で迫力ある作画で十分過ぎるほど説得力があったと思います。

私事ですけど、この作品を観てから、毎年家の近くの会場で開催される吹奏楽部の大会まで観に行くようになりました。{/netabare}

第2話メモ
{netabare}Aパート、水着deサービス回。ただし鬱展開。
麗奈は巨乳、上背があるが微乳の久美子はズン胴、みどりは幼児体型、葉月は元体育会系だけあって引き締まったプロポーション。
副部長の素顔メッチャ美人、プロポーション抜群。メガネキャラの素顔が美人なのはお約束だね。(ステラのまほうのあやめも)
白ビキニ中世古は見かけによらず胸が大きい。
夏紀とデカリボンは仲悪いくせにいつも一緒。
嫌い嫌いも好きのうちの典型だね。
久美子、麗奈、葉月、みどりがお盆休みにプールに行った。
世間では久美子、麗奈の百合が騒がれているけど、「ささめきこと」や「青い花」イメージだと中世古とデカリボンの方が百合要素が高くないか。
デカリボンの目にハート、京アニも露骨に仕掛けているように思う。
トラウマ無自覚KY希美も来ている。夏紀と一緒に来たのか。
希美、夏紀の百合は望めなさそうだ。
久美子も余計なことを希美から聞かなければいいのに、希美は当時者ではないけど副部長に近い久美子だから本音をぶち撒けたんだろう。アホだなぁ。
久美子は毒もだけど鈍感さも相当なものだが、久美子の行動の顚末しだいでたいへんなことになるだろう。
ここは次の3話へ伏線持ち越し。
Bパート、合宿開始から。
瀧絡みで麗奈の目が死ぬ。麗奈は生真面目なんだよね。真面目すぎて損するタイプだけど、こういう人物は無理難題な仕事でも屁理屈垂れないでこなしてくれる、仕事のパートナーとしてウエルカム。しかし嫁なら疲れるだろうな・・
さて、今期のキーパーソン鎧塚が登場。なんだけど、久美子は地雷を踏みまくり。
久美子が使っているイヤホンはシナ製だな。スピーカー並みに音漏れしたら人前で使えないだろうし久美子将来難聴になるな。ってここ久美子に地雷踏ませる設定。
音漏れの曲に反応した鎧塚がいたりする。
今期の準主役鎧塚のキャラデザの凡庸さが気になっていたけど、今回でデッサンのメリハリが「長門顔」で確定したようだ。個人的には微妙だけど埋没から免れて良かった。私の声が届いたのかな・・(笑)
キャラの心理状態をセリフは最小限に抑え、表情描写で視聴者に訴える絶妙な手法にますます磨きがかかっている。
何を考えているかわからない鎧塚のキャラを立てるには適しているね。
鎧塚のオトゲー画面の選択表示、今後の展開のもの凄い伏線かもしれない。{/netabare}

第3話メモ
{netabare}まだ書いてないよ(*´Д`)。*° {/netabare}

第4話メモ
神回{netabare}キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
鎧塚伏線回収回。
鎧塚は大勢の中の孤独というやつか。離人症性障害だったかな。
伏線はこの症状を描写していたんだ。
第三者から見たら鎧塚は特殊人格だし、のぞみが鎧塚を追い詰めていたことを理解できないのは仕方がない。すれ違うってそういうことだよ。所詮は他人。
見方によっては新たな百合関係の幕開けにもなるのかな。
それにしても、こんな特殊な人間関係に関わってしまった久美子は、主役も奪われ鎧塚達にかき回されて踏んだり蹴ったりだろう。
逆に原因を見抜いていたデカリボンもあすかもある意味JK離れした対人センスだけど。
鎧塚がパニクったときの2人の対応の違いは性格の違いそのままだね。
物語には出ていないが、鎧塚が病んでいた理由を知っていたデカリボンは相当気遣っていたんだろうね。
しかし、デカリボンの迫真の演技は拍手ものだ。鎧塚のスカートが引力に逆らってるのが気になるがw
鎧塚の場合は原因がのぞみで明確だから鎧塚の心理的なしこりが解決してしまえば健常者に戻るだろうけど、1年も耐えていたのはある意味凄い。(現実ならこんな単純にはいかない)
デカリボンの株が急上昇{netabare}次期部長だからそろそろageとかないと。{/netabare}
久美子は空気化。姉さん大丈夫なのか?麗奈モブ化。
田中あすか回開始の伏線。
いやー私はニヒリストあすかが一番好きだったりするんだなw{/netabare}

第5話
もはやこの作品、神回続きで各論では形容する言葉が尽きてしまった。
秋アニメは概して偏差値が高いが、この作品の前には全てが霞んでしまう・・それほどにパーフェクト過ぎるし、他の作品にとってこのユーフォ2の存在は大きな不幸だったのかもしれない。
放送アニメで劇場版並みのクオリティ・・史上最高のアニメと評しても過言ではない。
{netabare}1期の見せ場であったがどこか腰が引けたような大会演奏シーンと打って変わり、今回は約13分Bパートの殆どの尺を用い、劇場版に匹敵するクオリティまで高めた。(劇場版を制作したことから作画スッタフに自信がついたと思う。)
欲を言うならば、関西大会出場までの部員達の心理描写にもう少し尺が欲しかったが、京アニの心血の全てが演奏に注がれたことを思うと贅沢過ぎる希望かな。
全ての楽器と演奏の作画に一切手抜きはなく、よしんば、奏者の息づかい鼓動まで視聴者に伝わるような迫力だ。
特に、今回、前半の準主役鎧塚と彼女の成長を象徴するかの如く木管の作画、そして、橋本の指導で合宿や練習でクローズアップされたパーカッション他、ブラッシュアップされた打楽器の演奏モーションが目を惹いた。
また、演奏中の久美子と麗奈の1期回想シーンを除き、演奏場面で府大会と似たカット数ヶ所あったが、かつてのエンドレスエイトのとき同様、同じように見えても新規で原画を起こすのが京アニクオリティ。推測だが今回もそうだと思う。
そして5話は構成素晴らしさも特筆するべきだろう。
拍手で締めたBパート後にEDで演奏の感動の余韻を残し、ワンクッション入れた演出はCパートで結果発表、感動を最大限に感受できる環境を整えた素晴らしい演出だった。
全国大会発表前に「金」でピースをした麗奈の胸中は全力を出し切った者だけが許される特権のように清々しさだった。
正味2分弱のCパートがパートフル尺のように長く感じたのは私だけだろうか・・

北宇治高校全国大会出場おめでとう!{/netabare}

そして、京アニスッタフの皆様、素晴らしいアニメを世に提供して下さり最大の賛辞を贈りたく思います。

第6話−第8話メモ
本作は安定しており、余程のことがない限りこのまま独走だ。
よって、あらすじ的な各話レビューもさして必要性を見出せない。
{netabare}6、7話はあすか、8話は久美子姉に纏わるシリアス展開だが、普門館まで順風満帆のストーリーとせず、様々なエピソードを織りこみ、ともすれば平坦冗長になりがちな青春部活ストーリーに変化と緩急をつけ聴衆を飽きさせることなく、群像劇の特色を活かし困難に立ち向かう部員達の成長、皆の意識と呼応するように滝の想いを伝えていく構成力にはただただ脱帽する。{/netabare}
今夜の放送(第9話)では多くの伏線を回収していくのだろうが、京アニがどのように描き伝えていくのか楽しみだ。

New!第11話までメモ
{netabare}本作のクールも終盤に差し掛かってきた。
あすかの決着の仕方に随分と不満の向きが多いようだが何故だろう?
本作は1期の伏線回収が多く、当該伏線を回収する前に、他のイベントで更に伏線を張り回収していくパターンが見受けられる。
鎧塚回も1期に既に伏線があり、今期で傘木を登場させ鎧塚伏線を回収している。
傘木の去就にあすかが深く関与していたことが、あすかイベント発生の伏線ともなっている。

あすかは1期より本作の重要なキーパーソンであり、その存在は鎧塚の比ではない。
あすかイベントを行うためには、綿密に舞台装置を整える必要があり、本作では久美子の姉を用いたシネクドキ(提喩)で伏線の回収を図る手の込んだ演出がなされている。
シネクドキは名作映画では多々用いられるが、アニメで観たのは多分初めてで、驚愕の演出手法である。
多くの方は久美子の姉のイベントに疑問を感じている様子だが、あすかイベントの舞台装置と考えれば納得がいくのではなかろうか。

あすかが部活を辞めざる得なくなったそもそもの理由は、母親が学業の支障となると考えたことが表向きの理由であるので、学業と部活は両立している状況があればそれで解決で良い。
ただ、母親の本音は離婚したあすかの父親がユーフォの奏者であり、あすかとユーフォを引き離したかったことだけれど、あすかは母親の気持ちは百も承知でユーフォを続けていたのだろう。
あすかと母親の間で父親を巡っての諍いがどれ程あったかは、久美子の独り言で隠喩はされていてもストーリー上は直接表現されていないので分からない。
しかし、普門館に行くと言うことは必然的に審査員である父親との接点が生じることであり、この事実は母親として心中が穏やかでなかったことは想像できる。
母親はあすかに本音を述べてはいないだろうが、普門館を前に学業を理由にして部活を辞めさせる方向へと母親が動いたこと理由は、父親絡みの建前であったことを察して、一時部活を自粛していたのだろう。

その状況下、あすかの心は部活と母親との間で揺れていたが、継続の踏ん切りをつけさせたのは紛れもなく、昼休みの久美子との対話の結果だ。
ここで久美子は、あすかの父親のことを指摘している。
そして、その久美子を動かしたものは、キッチンで久美子の姉が述べた親との葛藤の本音だ。
あすかに向けた久美子の涙の意味とは…姉の本音と覚悟を知り自責の念で電車で泣き、更にその想いをあすかに重ね、姉と同じ後悔をあすかにはさせたくはないと遣る瀬無い衝動に駆られた感情の爆発があすかのエモーションをストライクで直撃したのだろう。
あすかの涙にそれが現れている。
8、9話の久美子の姉のイベントがなければ、10話の久美子の行動もない。
物語は久美子を軸に全て繋がっている。

これも想像の域だが、あすかは久美子に背中を押され、母親と父親のことを本音で話し合ったのかもしれない。
そこで、母親は普門館行きを許容する何らかの心理的到達点に達するが、あすかへの建前上模試の結果を踏まえ、部活参加を二つ返事で認める妥協に至ったのはなかろうか。

私はあすかの問題の本質は父親だと思っていたので、この解決には特に不満もないし、あすかのイベントを冗長にやる必要もまた、ないだろうと思う。
京アニ側が伝えたかったのはもっと別のことだろうから。

本作のタイトルはサックスでもチューバでもなく【ユーフォ】だ。
何故【ユーフォ】なのだ?
何故、主人公がユーフォ奏者の久美子なのだ?

あすかのイベントと並行して久美子の姉のイベントも発生した。
久美子が吹奏楽を始めた動機は姉にあり、姉の心情描写から姉の犠牲の上に久美子が吹奏楽を続けられた現実を認識させ、吹奏楽に対し漠然としたものから、具体的なポリシーの形成に至るプロセスを描写し久美子を掘り下げることこそが重要な核心なのだろうから。
あすかと姉の危機をほぼ同時に体験し、苦労なく吹奏楽を続けていた久美子が受けた衝撃と、現実への覚醒は彼女を大きく成長させたこととも思う。

9話のタイトル【ひびけ!ユーフォ二アム】
本作のタイトルを冠した9話は、普門館を前に本作のコンセプトを視聴者に伝えるためのアレゴリーだと私は思う。
あすかの存在は主人公の久美子に匹敵するほど本作において重要な存在であり、一話を消費してまで、ユーフォと本作の関係を示す必要がある程、ユーフォは特別の存在である証しではないかな。
そう、真に重要なのはあすかの去就や、久美子の姉の大学中退ではない。
8、9、10話の3話の尺を使ってまで京アニが伝えたかったことは、普門館の更にその先にある3期に向け、久美子視点で起こる今後のイベントの伏線を感じ取って欲しかったことだと思う。

一部は早速11話の麗奈イベントで具現化した。
更に11話では麗奈と対立していたデカリボンが麗奈との距離を縮めてくる。
ここは3期への伏線だ。

更に8、9、10話はセットでアレゴリーとなっている。
あすかのイベントでは本作におけるユーフォの位置づけを再定義かつ強調し、ユーフォと久美子の関係を具体的に結びつける意図で、二つのイベントを並行させるシネクドキを駆使しアレゴリーを完成させた高等技法は、アニメとして最高水準の演出である。
数々の名作映画で用いられ、クールを大切に使わざるを得ない昨今アニメ事情において、尺を贅沢に使い、手間もかかる高度な演出を惜しみなく投入している京アニに、本作に対する並々ならぬ気迫を感じたのは私だけだろうか。
恐らく、やりたくても出来ない事情を抱える他の制作会社の監督や演出は、本作を垂涎の的で観ていることだろう。
勿論、この尺の使い方は3期前提でないと無理だったのかもしれない。

その他に演出で気がついたのは画面の横方向に対し水平(90度傾ける)にキャラを描写する一種のメタファー技法だ。
本作では9話、あすかと久美子の対峙描写で用いられ、今期放送中の『オカルティックナイン』でも用いられている。
気になる方は確認してみると良いだろう。
ただ、あまり凝った演出をすると、右脳よりも左脳を刺激する為、右脳が感じる素直な感動が得られなくなるリスクもある。

しかし、プロ奏者の子弟が2人もいる北宇治高校恐るべしだな…。

11話は滝の亡妻に関する伏線の回収だが、9話の職員室で、滝の机の上に置かれた写真で麗奈が滝の奥さん(女性の影といった方が麗奈的には正解か)の存在に勘付き、10話でのアイコンタクトと久美子逸らしが久美子に対しての怒りの隠喩である。
この回収は速やかだったからか、あすかイベント収束回の10話ほど物議を醸していないようだ。
麗奈と滝の関係はどこかで区切りが必要だろう。
そうしないとダラダラと締まりが悪く、今期が終了しても何かしこりを残すからね。
ゆえに、この回は今期の余計な伏線を収束させる意味でも必要不可欠な尺だ。

滝が結婚していた事実は麗奈とっては大きなショックだろうが、それと同程度に久美子がその事実を隠していたこともショックだったのだろう。
普通は久美子と同じ態度を取るが、当事者の麗奈は冷静にはなれない。
実に人間心理の微妙な点を衝いてきた回だが、京アニは秀逸な作画でこの難しい表現をクリアしている。

今迄曖昧だった麗奈と滝の過去関係を丁寧に描写することで、麗奈が滝に恋心を抱いたプロセスが如実に伝わる。
この丁寧な描写があればこそ、麗奈の動揺が演奏に現われてしまった心理もしっかりと把握ができる。
勘の鋭い麗奈を嫁にすると、浮気はすぐにバレることも分かった。

更に麗奈が滝の奥さんのことを直接問い質したことで、亡き妻を想う滝の気持ちを汲むに及び、遂には片想いに(一旦)終止符を打つ決心に至る。
麗奈が奥さんの墓前にお参りしたことは、様々な隠喩があると思うが、今期はこれがケジメだろう。
無論、久美子の身辺も合わせて、3期ではまた新たな風が吹くかもだが…。{/netabare}

2016.12.17 05:13(前回)
2018/11/24追記
長期間放置して忘れていたので取りあえず評価を確定。
評価ポイントが簡単な記述となり味気なくてすみません。根拠等は後日補足します。
(★は一個0.5点)
物語★★★★★★★★☆☆4.0(評価点)
→△0.5エピソードの構成が1期より粗いことと、{netabare}2年生の昨年の大量退部、{/netabare}描写不足で説得力に欠ける。ここは1期の滝の指導方針と密接にリンクするため、関西大会後の久美子姉やあすかの尺を短縮しても、より丁寧な説明が必要だった。
作画★★★★★★★★★☆4.5(評価点)1期と変化なし。
声優★★★★★★★★☆☆4.0(評価点)1期と変化なし。
音楽★★★★★★★★★☆4.5(評価点)1期と変化なし。
キャラ★★★★★★★★☆☆4.0(評価点)
→1期と変化なし。みぞれのキャラ設定で△0.5も考慮したが、そこまで減じる必要もないので同点保留。

投稿 : 2018/11/24
閲覧 : 468
サンキュー:

64

えたんだーる

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

奇跡は努力の先にあった!(祝:第2期総集編劇場版公開決定)

※他のレビューアーの方からの指摘のあった誤字を修正。(2018.11.24)

原作小説『響け!ユーフォニアム ~北宇治高校吹奏楽部の一番熱い夏~』(第2巻)および『響け!ユーフォニアム ~北宇治高校吹奏楽部最大の危機~』(第3巻)のアニメ化作品です。

先に『響け!ユーフォニアム ~北宇治高校吹奏楽部へようこそ!~』がアニメ化されており、本作はその続編にあたります。

なお、本作を2期目から観ても良くわからないと思いますので、1期目から観るかもしくはストーリー的には1期目の総集編となっている劇場版をご覧になってから本作を観ることをおすすめします。

たぶん1期目には2期目でキャスティングされるキャラクターたちがちゃんと画面に映っていて、例えば続けて一気見しても違和感なく観られると思うのですが、そのことこそが本作の「奇跡」といえます。

本作でメインキャラクターのひとりとなる2年生の鎧塚みぞれですが、1期目から合奏の場面でオーボエ奏者としてしばしば画面に登場しています。ですが、実は第2巻は1期目制作中には刊行されていなかったのです!

ではなぜ2巻の設定を踏まえたみぞれ先輩が1期目からいるのかというと、原作者の武田綾乃先生から、京アニは2巻のプロットや草稿を提供してもらいそれをアニメに反映したというのです!

傘木希美が1期目最終回で吹奏楽コンクール京都府大会の観客席に現れるのもそういう事情によるものです。

誰にも2期目を約束されていないうちから、本作はそういう努力をしてきたのです。OP「サウンドスケープ」の歌詞にある通り♪奇跡が努力の先にあるなら 限界は私が決める!♪という具合に本作は制作に取り組んで、それが報われたわけなのです!

演出に必要なら同じ曲を異なったイメージに聞こえるように何度も録音し、小説の記述に合うよう作曲し、楽器作監を立て、演奏に合うよう運指やブレスの作画をして、そうした努力の先に奇跡の作品が生まれたと思っています。

本作5話では作中での吹奏楽コンクール自由曲「三日月の舞」フル演奏で、一切の台詞無しに演奏描写のみを見せるという前代未聞レベルの超絶演出をやっていますが、それも1期目からの演奏描写の積み重ねがあって初めて成立可能なのだと思っています。

実に、大変な作品に出会えたと思っています。

2016.12.30追記:
そういえば本作品のもうひとつの奇跡は、こんな作品づくりをする音響監督(台詞/BGMとも)がTVアニメに関わっているってことでしょうか。

特に台詞は、ドラマや洋画の吹替えを連想します。今風のアニメにはあまり無い感じで凄く良い芝居でした!
(これが商業的に正解かは、わかりかねますが…。)

== ↓これにサンキュー下さった方もいるので置いときます。 ==
5話久美子がTV観てるシーンが凄い。(←放送終了まで自重とは書いたけど…)

「フルートの音に苦しむ」から真っ先に連想するのがキカイダーのギルの笛とは、なんというおっさん…。
原作小説既刊分すべて既読です。以下、放送終了まで自重(笑)。(評価も保留)

→ 2016.11.03追記
5話で久美子がテレビで強豪校の演奏を観ているシーンですが、なんと画面からの光で久美子の服の色が微妙に変化しているのです。

予告映像で気づいたのですが、なんというこだわり映像なんでしょう…。
(アホやろ、京アニ…(笑))

→ 2016.10.14追記
第2回「とまどいフルート」においてみんなプールに行ってて水着なのは、原作に沿ったものです。京アニがわざわざそういう演出にしたのではないので、原作未読の方は勘違いなさらぬようお願いします。

なお、明日香先輩と香織先輩の水着が黒白色違いのお揃いというのも原作の記述通りです。

「わざわざ水着回を入れる必要などない」という意見がネット上で散見されたため、念ため。

→2017.1.7追記
ちなみにプールのシーンですが、原作では水着の部長もいました。部長の水着はあすか先輩、香織先輩とお揃いではありません(笑)。

投稿 : 2018/11/24
閲覧 : 591
サンキュー:

111

pop22

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

様々な百合カップリングを提示された2期

脚本的には1期の続きだが、
百合好き視点からは、こんなカップリングどう?的な京アニ公式ファンディスクだった。

▼久美子×麗奈
安定。
他のカップリング紹介に尺をとられ、物足りない気がするが、
やっぱりこのカップリングが一番だった。

▼優子×夏紀
ありです。ごちそうさまでした。

▼希美×みぞれ
将来、希美に男が出来たら、さくっとみぞれを捨てそうなので、
お父さん認めません。

▼久美子×あすか
ありです。ごちそうさまでした。

ベストシーンはあすかがサファイアのアホ毛をなでなでするシーン。

●結論
百合における久美子×麗奈と麗奈×久美子の違いを哲学するアニメ(嘘)

・補足
全国演奏シーンはカット。
見たい人は劇場版。

投稿 : 2018/11/23
閲覧 : 49
サンキュー:

7

ネタバレ

阿紫カービィ

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

抜け出した部屋の窓から カーテンが手を振ってる

私はアニメを
「男性向け」「女性向け」と分ける風潮?が
あまり好きではありません。

しかし…
この作品は
「男性向け」と感じてしまいました。

いや、作品の方から
「あなたは観ないで!」と言われている感じがしたのです。

初めての感覚。
とても悲しい事で。。


まるで、レンタル店のカーテンのような…壁。


それでも、負けない!と繰り返し観たけど…
その度に
跳ね返されたのです。



吹奏楽部の女の子達が、一生懸命頑張る姿が描かれたこの作品。

正直なところ
「何処に」「何に」焦点をあてて観たら良いのか解らなかった。


「暴れん坊将軍のテーマ」も満足に演奏出来ない吹奏楽部が

初冬
「全国大会」へ…


顧問の滝先生の指導と
生徒達の努力の成果なのだろうけど…も、

滝先生の「何が凄いのか?」その描写があまりにも少ない気がしました。

それより
注目すべきは、女の子達の「心の動き」なのでしょう。

言いたい事、言い合ってぶつかったり
相手を想いあったり
言えない秘密を抱えていたり…

微妙な距離感の女の子達。


皆が「主人公」レベル。

そのせいか…反対に個性が薄れてしまっているような、違和感を感じてしまうのです。

「優等生」なんです。皆。


私が感情移入したのは、あすか先輩です。

多分
一番我慢していて、一番「大人」で、一番弱いんじゃないかな?

最後まで
誰とも心通わせることなく去って行った彼女の今後が気になってしようがない。


黄前ちゃんと打ち解けたっぽいけど…
私はそうは思えなかったです。

黄前ちゃんとの最後の会話…

{netabare}『先輩の事が苦手でした。先輩だし同じパートだから思わない様にしていましたけど(中略)もしかしたら嫌いだったかもしれません。でも今は大好きですから!』{/netabare}


これはねー
実際言われたら結構キツいんです。

(「終わり良ければすべて良し」は「出来事」には良い言葉だけれども。)

あすか先輩の一瞬見せた哀しげな表情、諦めのような笑顔が、
忘れられないです。


他にも
麗奈ちゃんのトランペットソロには鳥肌たったし

みぞれと希美が登場した時は嬉しくて嬉しくて…
(そう、私は「リズと青い鳥」が観たくてしかたがないのだ!)



それでも
言わせてもらいます。


96%内股の女の子達…

「サービス回」を挟まなくちゃいけない法則でもあるのか?と思ってしまった、
シリアスな話なのに無理矢理な水着回…


もしも
吹奏楽部員の、女子と男子の「割合」が反対だったら?
(ちょっと言い過ぎだけれども)
ここまでの人気作になったのでしょうか?



こんな風に思ってしまう自分が
堪らなく嫌になる。

凄く辛かった。


今まで、こんな風に感じた作品はないです。

しばらくアニメを観る事が嫌になったりもしました…

今も、少し恐いです。





※レビュー後 追記…


私には『皆で何かを成し遂げる』という経験がないので
この作品の根本に気が付けなかったのかもしれません。

吹奏楽を「スポーツ」として
登場人物を「競技者」として認識すると


あー…



あと、水着回について。
ユーフォでの水着回は、原作者の意向によるものだそうです!


敬愛するレビュアーさんのおかげで
モヤモヤが晴れました。

いつもいつも…
助けてくれ、知らない事を教えてくれて…
ありがとうございます。





『リズと青い鳥』へ、続く!

投稿 : 2018/11/01
閲覧 : 482
サンキュー:

66

REI

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

響けユーフォニアムのそれから・・・

響けユーフォニアムの府大会後を描きます。

北宇治高校の生徒たちの過去が少しづつ明らかになっていったりします。

私が2で好きな話は第5話の「奇跡のハーモーニー」です。
関東大会の自由曲の描写は圧巻です。

そして、久美子が色々なことに巻き込まれながら成長していく姿は思春期の女の子なら何かしら経験しているのでは無いのかしら?と思います。

そして、そして、響けユーフォニアムの凄いところは楽器の正確な描写です。綺麗な楽器の再現も観て欲しいです。

響けユーフォニアムは「リズと青い鳥」(劇場版)(スピンオフ)→

「響けユーフォニアム~近いのフィナーレ~」(劇場版)と続きます。
(2019年4月19日全国ロードショー)

今後が楽しみです。

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2018/10/29
閲覧 : 48
サンキュー:

13

ネタバレ

ニワカオヤジ

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

しのぶーのリバウンドが心配

皆さんも書かれている通り、2期は演奏・スポ根路線から人間関係に重点が置かれていました。そのためストーリーはわりと普通の青春ものになっていて、少し残念とも感じました。それでも充分面白いんですけど。

しかし演奏面では、関西大会で一曲をフルで聴けたのが良かったです。ぶっちゃけ息を吹くだけという、比較的動きの少ない映像なのに、魅入ってしまいました。全国大会の演奏も見たかったな。あすか先輩のユーフォは最高の出来だったんじゃないかなと思うので。

久美子が{netabare}あすか先輩に激しくぶつかるシーンは、鬼気迫るものがありましたが、あすか先輩は久美子の説得とは関係なく模試の成績が良かったから復帰するという、拍子抜けの結果で、久美子がちょっと可哀想でした。{/netabare}

久美子の、誰に対しても表面的で事なかれ主義で一歩引いて見ているんだけど、何故か慕われたり頼られたりしてしまって面倒なことをやらされる、でも結局あんまり役にたってない、というキャラクターは非常に現実味があり、アニメの主人公らしさは全くないけど好きです。

ところで、1期のレビューで言及した森田しのぶちゃんですが、第一話のもなかの演奏シーンでちょろっと出てきますが残念ながら1期ほどのインパクトがありませんでした。練習し過ぎて痩せたんやろなあ…。そして引退して受験勉強したらめっちゃ太るんやろなあ…

投稿 : 2018/10/25
閲覧 : 88
サンキュー:

25

ネタバレ

lucia

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想

1期2期を一気に視聴

今まで見てきたアニメの中で間違いなく上位に入るアニメ
しっかり感想書きたかったけど、まとまらないので一旦投下
以下、殴り書き

--------------------
面白かった、感動した
見終わった後、思い返して、フィードバックして、また思い返してって
数日は余韻に浸っていて、それくらいハマったんだなぁとしみじみ

原作は小説、物語は少女たちの吹奏楽を通しての群像劇
ストーリーは王道、作品の題材からアニメっぽくないアニメ
とてもリアルだ、だがそこがいい
作画・演出が本当に凄い
揺れ動く10代の少女たちの心情を見事に描ききっている

少女たちが吹奏楽にひたむきに打ち込む姿は素晴らしい

以下、印象に残ったものをいくつか
{netabare}
1期、久美子と麗奈のお話

山頂の夜景のシーンがお気に入り
愛の告白、心がざわつく、ドキドキした

ソロパート決めるところ
久美子の告白、すごく尊い、いいぞぉ!

百合ばっか取り上げてるな・・・

久美子の吹奏楽に対する姿勢が、序盤と後半でガラリと変わるところ
校舎裏、夏の日差しの中、ひたすら練習する久美子
鼻血垂らしてぶっ倒れても、それでも練習する姿に心打たれた
久美子が一番好きなキャラに変わった瞬間である


2期、久美子とあすかと姉、麻美子

あすかと麻美子、二人に共通するワード「大人」

我慢することが大人であると思っていた
自分は後悔した、今度は間違えない
後悔しないようにしなさい、そう言った麻美子

父親に演奏を聴いて欲しい
その気持ちを諦めて
母親の意向である学業を選択したあすか

10話だったかな、あすかを説得するところ

「子供で何が悪い」
その言葉から続く久美子の叫びが
私の心に深く突き刺さった
当時の自分自身に言ってあげたい言葉だ

子供であることを許される時間
そして、それを体現する久美子がとても眩しく思える

2期後半のこの一連の流れは本当に心を揺さぶられる
ユーフォの中で一番好きな部分である

大人にならないと気づけないこともあるけれど、
彼女たちと同年代の時にこの作品を見たかった
{/netabare}

投稿 : 2018/09/21
閲覧 : 39
サンキュー:

7

ネタバレ

Tom

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

記録

リズと青い鳥を観終えてから改めて見直した。
のぞみとかみぞれとか全然頭に残ってなくて、いたかこんなキャラ?(すみません)となっていて、1期2期まとめて一気に観た。
…やっぱりある程度片付いたところで、あすか先輩が「ずるいよね」と全てをねじ伏せてしまう。
二週しても私は、あすか、久美子、久美子の姉ばかりが頭に残ってしまう。姉妹関係モノと母と娘の苦しい関係。同じ環境で苦しんだ、苦しめあった同士。鏡。
そういうのが、特に響くなーとこの作品で気付いた。

Iメッセージに変わっていく瞬間。
「待ってるっていってるのに…」
「私は!」
言葉にすることをどこかで諦めてるような女の子が、絞って、絞り出して、さらけ出して。
「嬉しいなあ…」


「大好き」「私も、大好きだよ!」


涙腺崩壊。



あ、でも二週して変化が。中川?とゆうこ?がかなり好きになった。リズと青い鳥を経ての気付きみたいなのもあるのかな。
あと、先生の嫁さんの夢を引き継いでいたっての、何となくで観てたけど、偶然といえ凄い感覚だろうなーと。想像すると来るものがあった。

投稿 : 2018/09/17
閲覧 : 45
サンキュー:

10

ZORRRO

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夏紀先輩好きすぎる。

夏紀先輩まじ可愛いまじ天使。


黄前ちゃんとあすか先輩の話が良いですね。
1期から全く落ちずに面白いままです。

投稿 : 2018/09/01
閲覧 : 31
サンキュー:

5

保見川

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【お気に入り】 京アニの固定観念を変えたスポ根アニメ

~
 スポ根が中心だった1期に対して、2期では青春ドラマが主流となる。1期で頑張ってきた練習の成果が実を結び、その演奏にはついつい涙ぐんでしまった。それは、久美子(くみこ)たちの演奏に感動したからではなく、彼女たちが大会のために頑張ってきた練習の日々が演奏の成果として垣間見えたから。とくに、関西大会で披露をした「三日月の舞」は圧巻。久美子や麗奈(れいな)はもちろん、名前さえ知らないあの子も、今日のこの日の為に頑張ってきたんだなと思うと涙が溢れそうになった。アニメであることは分かっていながらも、いつの間にか葉月(はづき)ちゃんと一緒に応援をしている自分がいて、そのとき、久美子たちの絶え間ない練習の情景が瞼の裏に見えた気がした。この感動はまさにスポ根の神髄だと思う。みんなの演奏は、もはや自分の為だけではない。夢を叶えられなかった友達、人生の選択に涙を流した人、応援してくれる大切な仲間、そういう人の想いすらも背負いながら、いつしか、「特別」な自分を目指す久美子たちは、誰かにとって既に「特別」な存在になっていたはず。あすか先輩の過去、すれ違う姉妹の関係、1期でやり残したことをキッチリと回収してキレイに完結している。そして、次の曲が始まりそうな余韻も残してくれる素敵な幕引き。「京アニだから萌えがメインなんでしょ」とか、「吹奏楽は歌もないし地味でしょ」とか、そんな態度を取っていたかつての自分を叱りたい。現代でも面白いアニメは確かにある。そう思える作品と出会えた自分の心は、ユーフォニアムの響きに強く共鳴していた。

個人的評価:★★★★★ (5.0点)

投稿 : 2018/08/27
閲覧 : 80
サンキュー:

17

ネタバレ

カンタダ

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

成長を主軸とした群像劇 ※超長文につき要注意

この作品の評価の高さは他のレビューで散々言い尽くされているだろうから、ここでは触れない。私としては最後”で”楽しめた良作だというに留めたい。調べてみると原作があるようだが、そちらは読んでいない。原作とアニメではかなりの相違があるようで、たとえば京都を舞台にしながら誰一人京都弁を話さないなどはアニメの最たる特徴の一つだろう。

タイトルにもあるように私はこの作品は登場人物、とくに主人公である黄前久美子の成長を主軸とした群像劇だとおもっている。それは一作目より二作目のほうがその色彩を強くしている。一作目はどちらかといえば音楽を主軸にして、それを取り巻くように登場人物らの日常を描いたようにおもう。
それに対して二作目は演奏よりも人間模様に重点が置かれている。というのも最後の全国大会の演奏が、丸々省かれていることからも容易に知れよう。

さて、具体的な内容の批評をしてみたい。一作目は高坂麗奈が主要な人物、要するにヒロインだろう。百合的な展開になるのかと少々不安になったが、なんとか許容範囲に踏みとどまってくれたので、よしとしよう。麗奈の「特別」になりたいという願望は、誰でも一度は抱くものだが、ここでは久美子との対比として位置づけられるものだろう。なぜなら久美子はどこにでもいる普通の女子高生であり、麗奈が軽蔑するところの周囲に流されるタイプの人物だからだ。それは入部するかしないか迷っている際に、加藤葉月と川島緑輝に誘われるまま入ってしまうという優柔不断な態度にも現れている。

「特別」を目指す麗奈だが、対象的で「性格が悪い」久美子に強く惹かれているのは久美子の持つ一種の残酷な現実性だろう。「特別」、つまり夢を叶えるためには現実に打ち克つ必要がある。が、現実はおいそれとそれを許してはくれない。それを突きつけるのが久美子であり、そしてこれが久美子の「性格が悪い」に繋がるのだ。つまり「性格の悪さ」は日常に慣れきり、疲れて諦めきった現実であり、これに従うのが久美子の処世なのだ。

その現実に従う久美子の「性格の悪さ」は、家族や幼馴染に対するそっけない態度にも、音楽に対する不熱心にも現れている。それならば麗奈からは嫌われ憎まれてもよさそうなものだが、なぜか「愛の告白」を受けるほどに好かれているのは不思議である。個人的には一作目の久美子は好きになれなかった。自分に親しい人間に対して、自分が裏切られない、自分から離れていかないという油断しきった態度をとる人間を私は嫌いだからである。

話を戻そう。一作目において久美子は慣れて疲れ切った日常から脱け出し、本気で全国大会を目指すようになるまで成長する。余談だが音楽にせよ絵画にせよ演劇にせよ、芸術は非現実であり非日常である。精神をすり減らす生活から一時離れて、溌溂たる生命力を復活させ、また平坦な日常に帰るためのいわば「遊び」である。久美子はその「遊び」にようやく真剣に取り組むようになったことで、彼女の精神は輝きを取り戻したともいえる。芸術にはそういう力がある。それは彼女らの演奏を聴いた視聴者ならばわかってくれるだろう。

さて、次に二作目だが、ここでのヒロインは高坂麗奈に代わって田中あすかである。彼女の最たる特徴はここでもやはり「特別」である。麗奈が努力による「特別」であるなら、あすかは天然の「特別」だろう。なんでも平均以上にこなしてしまい、周囲がどうあれ自分には関係ないと言わんばかりに常に超然としていて掴みどころがない、小憎らしい人物だ。平均的平凡人である久美子が嫌っても不思議はない。が、理由はそれだけではない。実は久美子も別の意味で他人には興味が無い、といえばいい過ぎかもしれないが、あと一歩というところで彼女は他人に踏み込んでいくことをしない。

おもい出してほしい、鎧塚みぞれの巡っての一連の騒動での久美子の関わり方は、基本的に消極的、あるいは受動的である。その点はあすかからも指摘されている通りだ。上にも触れたが、入部の決断にせよ、麗奈と中世古香織のソロパートを巡っての対立も、滝昇の妻が他界していることを知ったときも、特になにもしていない。とりわけ姉の麻美子が大学を辞めるといい出し、親と一触即発の深刻な状況に陥ったときもそうだった。
責めているわけではない。十六・七の小娘がなにかできるわけはないのだから、それで普通、平凡人は傍観するに若くはない。傍観を決め込むことでこそ群像劇が成り立つ所以でもあるだろう。

さて、そんな彼女がついに一歩踏み出す時が来た。それがまさに田中あすかの退部を思い止まらせた時だ。正論で身を固めた難攻不落の要塞に、無謀にも正面から挑んだのだ。相手は当然反撃に出る。
久美子は皆があすかに全国大会に出てほしいとおもっていると言い切る。それに対しあすかは、安全圏に留まり他人に踏み込まない人間に誰も本音を見せてはくれない。だから本音は違う。戻って欲しいなんておもわれているはずがないといいたいのだ。

これは久美子に向けた台詞だが、それ以上にあすか自身に向けたものである。つまりあすかは誰も信じていないのだ。誰も信じない、信じられない故に孤独なのだ。孤独だからといって誰かに縋れるほど弱くもないから、かえって孤独を深め「孤高」となる。これがあすかの「特別」の正体であり、彼女の不幸でもある。そしてその「孤高」は大人の論理・正論でがちがちに固め守られている。これは逆に中身が脆弱であることの裏返しでもある。一度突き崩されると白旗を上げざるを得ない。その一撃を加えたのが久美子の先輩だってただの高校生なのに!」の一言だ。

ときに心は論理を超える。いや、そもそも人は心の生き物であり、論理の生き物ではない。真心は論理より圧倒的に人の心を揺さぶるものだ。傷つけ傷つくことを恐れず踏み込んでくる本気の久美子に、あすかの鉄壁の論理は無効である。要塞は敢え無く陥落、勝負ありである。残された選択肢は受けるか逃げるかのどちらかしかない。が、あすかは間違わなかった。素直に久美子の気持ちを受け入れたのである。二人が成長した瞬間である。そして二人の奏者の心が和して、その奏でられた音色が響いた瞬間でもある。おそらくはあすかの父親が本当に贈りたかったものは、音楽を通して通じ合う心だったのだろう。

もう少し書きたいこともあったが、長くなったのでこの辺にしておこう。どうせ私の書くことといえば悪口ばかりなのだから。そもそもこんな長文を読んでくれる人がそうそういるともおもえないが。
それにしても人の成長に立ち会えるのは、なんと晴々とした気分にさせてくれるのだろう。成長とは人間のもっとも美しい行為の一つといっていい過ぎではないはずだ。そして伸びようとする少女らに惜しみない祝福を贈りたくなる。そんな気持ちにさせる作品だった。

投稿 : 2018/08/22
閲覧 : 54
サンキュー:

10

ネタバレ

にゃん^^

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そして、次の曲が始まるのです。。

公式のINTRODUCTION
{netabare}
吹奏楽コンクール京都府大会。
そこで見事に金賞を受賞した北宇治高校吹奏楽部は、
次なる舞台・強豪ひしめく関西大会に挑む……!
{/netabare}

STAFF{netabare}
原作 武田綾乃(宝島社文庫「響け!ユーフォニアム」シリーズ)           
監督         石原立也
シリーズ構成     花田十輝
キャラクターデザイン 池田晶子
シリーズ演出     山田尚子
美術監督       篠原睦雄
色彩設計       竹田明代
楽器設定       髙橋博行
撮影監督       髙尾一也
音響監督       鶴岡陽太
音楽         松田彬人
音楽制作       ランティス
音楽制作協力     洗足学園音楽大学
演奏協力       フレッシュマン・ウィンド・アンサンブル2014
音楽監修       大和田雅洋
オープニング主題歌  TRUE
エンディング主題歌  北宇治カルテット
アニメーション制作  京都アニメーション
製作 『響け!』製作委員会/京都アニメーション/ポニーキャニオン/ランティス/楽音舎
{/netabare}     
CAST{netabare}
黄前久美子      黒沢ともよ
加藤葉月       朝井彩加
川島緑輝       豊田萌絵
高坂麗奈       安済知佳

田中あすか      寿 美菜子
小笠原晴香      早見沙織
中世古香織      茅原実里
中川夏紀       藤村鼓乃美
吉川優子       山岡ゆり
鎧塚みぞれ      種﨑敦美
傘木希美       東山奈央
塚本秀一       石谷春貴
後藤卓也       津田健次郎
長瀬梨子       小堀 幸
黄前麻美子      沼倉愛美

松本美知恵      久川 綾
橋本真博       中村悠一
新山聡美       桑島法子
滝昇         櫻井孝宏
{/netabare}

+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:

1話ずつの感想

{netabare}
第一回「まなつのファンファーレ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ:石原立也 演出:石原立也/藤田春香 作画監督:秋竹斉一/岡村公平/角田有希

吹奏楽コンクール京都府大会を突破した北宇治高校吹奏楽部は、強豪ひしめく関西大会に向けて練習を開始する。
臨時講師の先生も迎えて、レベルアップに勤しむ久美子たち。
しかし、そこへ昨年退部した傘木希美がやって来て……!?
{/netabare}
感想
{netabare}

特別に1時間番組だった。。


今日のメインのおはなしはアイスが落ちる件。。
アイスって3秒ルールはちょっと。。だよね^^

水で洗ったら大丈夫かもだけど。。
棒から落ちるくらいだとだいぶ溶けちゃってるし。。
洗ったらなくなっちゃう。。って
そうじゃなくってw


前半は関西大会進出決定でがんばろうみたいなおはなし
おはなしはふつうだったけど絵がきれいだよね。。劇場版みたい☆

麗奈が黄前組のほかの2人とも友だちになれた。。
ちょっとずつ変わっていってるのかな。。


それで後半は
希美先輩があすか先輩に再入部させてほしいってたのみに来るおはなしだったけど
今日のメインストーリーだよね

前半のとちゅうから南中出身の優子先輩がみぞれ先輩にベタベタ。。
おんなじ南中の夏紀先輩と希美先輩があすか先輩をさがしてて
そのこと隠そうってしてたりして
久美子も練習に身が入らないよね。。分かる。。
「私、気になります!」って思うのはえるだけじゃないよねw


関西大会前なのに何だかみんなおかしくなってきてない?
1年のときやめてったの分かるけど
またみんなといっしょにやりたいって思ってるんだったら
再入部。。別にいいんじゃない?

何度もたのみに来る希美先輩に
「私は希美ちゃんの復帰に賛成しない。。この部にプラスにならないからね」って
あすか先輩どうしてそんな意地悪なことゆうんだろう?


それからお祭り、花火大会。。麗奈とデート(?)
麗奈は滝先生が好きなんだけど
久美子とどっちか?って聞かれたらなんて答えるのかな?
「私、気になります!」w


クロワッサンたい焼きおいしいよね。。

クロワッサンって作るのちょっとムズカシイんだ
こねるときバターが溶けないようにしないと層にならないみたい。。
だからちょっと高級感☆w

まあ、クロワッサンドイッチにしてにあんこを詰めたら似た感じなんだけどw
サモサも似た感じかな。。軽くってサクサクしててあんこを詰めたら。。って
おはなしがちょっと変わったみたいw


麗奈は逃げちゃダメって碇シンジくんみたいなこと言ってたけど
「イヤならねじ伏せればいい」ってそんな人ばっかりだったら
そんな世界って住みたくないなぁ。。
{/netabare}
{/netabare}
第二回「とまどいフルート」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ:武本康弘 演出:石立太一 作画監督:丸木宣明

数少ない休日に、緑輝の提案でプールへやって来た久美子たち。
しかし、考えることは皆同じで、吹奏楽部の先輩たちも夏の思い出にプールへ遊びに来ていた。
そんな中、久美子は人混みのなかに希美を見付ける。
{/netabare}
感想
{netabare}
希美先輩がやめる前にあすか先輩が止めてくれたみたい
でもやめちゃって後悔してるから
あすか先輩に恩返ししたいって思ってる感じかな?


久美子がその話を聞いて何とかしたいって思って
あすか先輩と話をしてみようってしたところでつづく。。

♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡

滝先生が美人のコーチ(?)連れてきただけで麗奈が落ち込んでた。。

麗奈ってもっと強い子かなって思ってたけど
恋愛のことになったら違う人みたい
このままだとコンクールだってどうなっちゃうか分からないかも。。


あと、おはなしと関係ないけど葉月がじゃんけんしてたよね
アレってアイスの取り合い?
もう1個買ってきたらいいのにw

麗奈が持ってた久美子のアイスは大丈夫だったのかな?
棒のだったら完全アウトだったよねw
{/netabare}
{/netabare}
第三回 なやめるノクターン
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ・演出:山村卓也 作画監督:池田和美

北宇治高校吹奏楽部は夏の合宿中!
地獄の10回通し練習あり、みんなで花火ありの苦しくも楽しい3日間。
久美子は意を決して、あすかになぜ希美の復帰を認めないのかと尋ねる……。あすかの答えとは――?
{/netabare}
感想
{netabare}

「響け!ユーフォ。。」ってスポ根だよねー^ ^

160分間ちょっと休んで演奏しっぱなし。。って
アニメだったら7本くらい続けて見れそうw
ただ座ってるだけでも大変なのに。。

あすか先輩なんてそのあとの20分まで「ちょっと吹いてくるかな♪」とか
すごいなぁ!


それで今日のおはなしは
あすか先輩に希美先輩のこと聞くんだったけど

そっかぁ。。そうゆうことだったんだ。。
別にあすかが希美のことキライとかってゆうんじゃなかったんだ。。


久美子のツッコミに
「真面目は演奏だけで良いんだけどなぁ~」って冗談っぽくいってたけど
あすかにしたら演奏のことしか考えたくないのに。。ってゆう感じかな?

こんな大事な時に
よけいなこと考えさせるだけでも希美ってダメなのかも。。


鎧塚先輩。。いろいろ言われちゃって悩んだりしないのかな?
「このソロはクールでは困る!世界で一番上手い私の音を聴いて!くらいじゃないと。。」
にゃんだったら
あんなこと言われたらどうしていいか分からなくなっちゃいそう。。


それで、聞いたら久美子がつらくなることって
みぞれ(鎧塚)が希美のことトラウマになってるってゆうことで
近づいただけでも吐きそうになる。。って

あーぁ。。そんなこと希美には言えないよねぇ。。
今でも仲良しの幼馴染だと思ってるのに


それから久美子は言えないことがもっとふえちゃった。。

橋本コーチから聞いた
滝先生の奥さんが5年前に死んじゃった。。ってゆう

久美子っていろんなこと知りたがりすぎみたい。。
もっとコンクールに集中したほうがいいんじゃない?
いろんな秘密ためすぎたら久美子は大丈夫なのかな?


それでこんどはリボン先輩(優子)と夏紀先輩のぬすみ聞き

優子とあとで話したらやっぱりみぞれのこと希美には話せないよね。。

あと、優子はまだソロは香織先輩が。。って思ってるみたい
でも、金をとるなら上手い人が吹くべき。。って

何かいろいろもめたけど久美子のこと認めてくれたみたい♪

イヤなことばっかじゃなくってよかったね☆久美子^ ^


さいごはあすか先輩の演奏。。

あすかも悩んでるのかなぁ。。
{/netabare}
{/netabare}
第四回 めざめるオーボエ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ・演出:小川太一 作画監督:植野千世子/丸木宣明

合宿が終わり、関西大会本番が刻一刻と近付いていたある日。
演奏順も決まり、以前にもまして練習に熱がこもる北宇治高校吹奏楽部に大事件が起こる。
そして、それはあすかが危惧していたことで……。
{/netabare}
感想
{netabare}

今週は「みぞれ×希美」の解決編


みぞれは希美がキライでトラウマになったんじゃなくって好きすぎて。。
なのに希美がやめるとき相談してくれなかったから、ずっと片思いみたいな
でも、そんなキモチを伝えられなくってトラウマってたみたい

久美子と麗奈みたくちょっとユリっぽいおはなしだったけど
吹部って女子が多いからこんな感じなのかも?


久美子まで悩んじゃったけどあんまり何にもできなくって
けっきょく優子が中に入ってくれてハッピーエンドだったね♪


あすかが何考えてるとかって分からないよね。。

にゃんなんか自分でも何考えてるかよく分からなかったりして
あとで、そうなのかな?とかって思ったりして

でも、たぶん今は大会に勝つことしか考えてないんじゃないかな?
{/netabare}
{/netabare}
第五回「きせきのハーモニー」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ:三好一郎/石原立也 演出:三好一郎 作画監督:明見裕子/角田有希

吹奏楽コンクール関西大会。代表枠はわずか3校。
北宇治高校はこの厚く高い壁を乗り越えて、全国大会出場という奇跡を起こせるのか――!?
{/netabare}
感想
{netabare}

おはなしはあんまりなかったけど演奏はいっぱい聞けた☆

さいごに久美子がみぞれに
「先輩!コンクールはまだ嫌いですか?」って聞いて
「たった今、好きになった☆」の笑顔で泣いちゃった。。
{/netabare}
{/netabare}
第六回「あめふりコンダクター」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ・演出:河浪栄作 作画監督:門脇未来

文化祭の翌日、台風の影響で北宇治高校は休校になってしまう。
大学を辞めると言いだした麻美子と口論になった久美子は家から抜け出す。
雨が降るなか久美子が歩いていると、花屋の店頭で滝を見かけて……。
{/netabare}
感想
{netabare}

今日は前半が文化祭で日常回
後半はあらすじのおはなし


京都アニメーションの文化祭って絵がきれいだから見てるだけで楽しいよね☆

☆吹部はコンサート
☆久美子たちのクラスはメイド喫茶で葉月、緑輝といっしょにおばかな呼び込みw
☆久美子と麗奈がいっしょに見学
☆リボン先輩が夏紀に超特盛イチゴクレープのサービス(イヤガラセ?w)
☆みぞれと希美のメイド。。あれから仲良くなりすぎ!?w
☆滝先生が女子に囲まれてるところにやきもち麗奈が。。
滝先生イケメンだからw。。でも、麗奈がきつすぎると滝先生も引いちゃうかも?
☆うさぎの着ぐるみ着た香織
☆麗奈と別れて1人で魔女コスあすかの水晶占い
あすかのボケに久美子の棒ツッコミがおかしいw
☆麗奈のクラスのお化け屋敷
思うんだけどお化け屋敷のパロディでおばか屋敷とかってウケないかな?w
☆お化け屋敷広すぎwあれだと3クラスくらいつなげないと^^
塚本クンにエスコートしてもらってたけど麗奈のお化けにビックリ!2人でしりもちw
さっきは麗奈がやきもちでこんどは久美子がしりもちw


明日は台風。。
京アニってお天気でフラグ立てたりするから悪い予感?


後半はやっぱり!
朝からお姉ちゃんが大学やめるって家族でモメてる。。


学校休みで家にいづらくって久美子は雨の中おさんぽ。。
お花を買ってる滝先生に会って。。左手の薬指にはリング。。

久美子は家に車で送ってもらうとちゅうで
橋本先生と死んだ奥さんは北宇治の同級生で
奥さんは全国で金賞の夢をかなえさせたくって母校で先生になるって思ってたみたい

その夢を代わりにかなえてあげたいたいってゆう思いを滝先生から聞いて
久美子もまたがんばろうって思ったみたい☆


でも、久美子の知らないところであすかに何か起きてるみたい
女の人が職員室の戸(たぶん)をノック。。

やっぱり台風ってフラグだったみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
第七回 えきびるコンサート
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公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ/演出:藤田春香 作画監督:岡村公平/西屋太志

京都駅で行われる、駅ビルコンサートでの演奏を控えた吹奏楽部。
全国レベルの強豪校も出演すると聞いてやる気に満ち溢れている部員たち。
そんな中、衝撃の事件が起こる……!!
{/netabare}
感想
{netabare}

先週のつづき


女の人はあすかのお母さんで
あすかの退部届を届けに来たみたいだけど
あすかはやめないし滝先生も届を受け取らないって。。


あすかはみんなに迷惑をかけないって言って
しばらくお休みしてみんな心配してたけど
駅ビルコンサートにはちゃんと出てくれた☆

演奏も3分近くフルに聞けたしよかった♪


でも、まだ何かありそう。。
それから久美子のお姉さんのことも。。
{/netabare}
{/netabare}
第八回 かぜひきラプソディー
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ/演出:北之原孝將 作画監督:角田有希

無事に駅ビルコンサートを成功させた北宇治高校吹奏楽部だったが、あすかが退部する可能性はなくなってはいなかった。
一方黄前家では、麻美子と両親による話し合いが行われていた。
そんな中、久美子は風邪をひいてしまう……。
{/netabare}
感想
{netabare}

あすか先輩どうなってるのかな?
久美子がこんど勉強教えてあげるから家に1人で来いって誘われちゃったけど。。


それからお姉ちゃんとのおはなし

久美子がユーフォはじめたのってお姉ちゃんがやってたから。。

でも、今は吹奏楽がキライだって言ってて
だけどそれってウソかも。。


あすか先輩もお姉ちゃんも進路のことで親とうまく行ってないみたい

にゃんは勉強しなさい!とかってあんまり言われたことなかったから
よく分からないなぁ。。
{/netabare}
{/netabare}
第九回「ひびけ!ユーフォニアム」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ/演出:石立太一 作画監督:高瀬亜貴子

勉強を教えてもらいに、あすかの家へやって来た久美子。
部員たちにも背中を押されて、あすかを復帰させようと説得を試みる久美子に、あすかはなぜ自分がユーフォを始めたのか、部活を続けて来たのかを打ち明ける……。
{/netabare}
感想
{netabare}

あすかを説得しようってゆうか
ほんとはお母さんを説得しようって思ってたんだけど
この前、さそわれたとき
家に誰もいないって言ってたよね。。


それで今日のおはなしは

あすかが2歳のとき
お母さんと離婚したお父さんがユーフォの有名な奏者で
こんどの全国大会の審査員になってる。。
それであすかは演奏を聞いてもらいたくって今までがんばってきた。。って


そうなんだ。。
お母さんがあすかにユーフォをやめさせたかったのって
ただ勉強のジャマになるってゆうだけじゃなくって
元のだんなさんがキライ。。ってゆうのもあるのかも?

それだとちょっとむずかしいかも。。

でも、あすかがどうしてもやりたいって思ったら
お母さんが止めることなんかできないよね^^

やっぱりお母さんと会ってしなくっちゃ説得なんてムリみたい。。
お菓子でかんたんにお母さんの気もちとか変わらないし。。


この前の希美の部活復帰のときのおはなしもそうだったけど
よくあるおはなしって思わせて
実は。。ってもっと深いおはなしがあったりするみたい。。

あすかの事が解決したら
こんどはお姉さんがどうなるのかな?って気になるよね。。


今日はいろんなシーンであすかってどんな子?ってゆうの写してたみたい
足がよく映っててちょっと気になった。。
{/netabare}
{/netabare}
第十回 ほうかごオブリガート
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ・演出:山村卓也 作画監督:池田和美

滝が定めた、あすか復帰の期限が刻一刻と迫っていた。
誰よりも全国大会に出たいはずなのに、あすかはそれを決して認めない。
諦めようと自分に言い聞かせるようなあすかに姉・麻美子を重ねた久美子は……。
{/netabare}
感想
{netabare}

お姉さんは学校やめて美容師になることに決めて
お父さんたちと仲直りしたいって思ってるみたい

はっきり自分の気もち言ってたらよかったって久美子に言ってて
そんな思いが久美子に残ってて
あすか先輩に自分の気もちをゆうことができたみたい☆

そしてあすか先輩もその気もちが伝わって
お母さんとちゃんと話したみたい。。
部活に戻ってきた☆

♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡

あすか先輩って久美子をからかう時にも
すらすらって理屈とか言えてすごいなぁって思ってたんだけど
部活も一生懸命やってたのに模試で全国30位以内って
もしかして天才とかなんじゃないかな。。

頭がいいから何だか人のことバカにしたみたいなクールな言い方しちゃうけど
今日の久美子みたいに気もちを思いっきりぶつけられちゃったら弱いみたい

お姉ちゃんにサビシイ?って聞かれたとき「別に」って言ってたけど
電車の中で久美子は泣いて
「わたしもさみしいよ。。」って。。
ツンデレしないであのときそう言えばよかったって後悔しちゃったのかも。。

「おかえりなさい^^」「ただいま^^」
さわやかで涙が出そうだった。。

でも、麗奈はどうしちゃったの?
あすか先輩にやきもち?
それとも滝先生の奥さんのことバレちゃったのかな?


あっ。。関係ないけどおナベのコゲってゴシゴシこすると
キズがついてくっつきやすくなるみたい

コゲたままのおナベに水と重曹入れて一回お湯をわかして
しばらくうるかして置いてからこすったほうがいいかも。。
にゃんも何回も失敗してるからw


お姉ちゃんのコゲついてた心の中は
ゴシゴシこすっておナベみたくきれいになったのかな?

でも、小さいキズがいっぱいついちゃったかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第十一回 はつこいトランペット
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ:藤田春香 演出:小川太一 作画監督:植野千世子

あすかも無事に復帰し、ひと安心な久美子。
あとは全国大会に向けて練習するのみのはず……だったが、なぜか麗奈は久美子を避けるようになって!?
困惑する久美子を麗奈は夜の大吉山に連れ出す。
{/netabare}
感想
{netabare}

麗奈がおこってるみたいだったのって
やっぱり滝先生の奥さんのことかくしてたのがバレちゃったせいだったね

久美子がだまってたのはキズつけたく無かったからって分かってて
でも話せなかったのはやっぱり気もちがもやもやしてたせいだよね

ちょっと落ち着いてきて
これじゃダメ、集中できないって自分のキモチ整理するために
まず久美子と話して、先生と話して、お墓の中の奥さんとも話して
やっと前に進めそう。。


麗奈の小学生の時のおはなしは
音楽のことでお友だちから「麗奈とはちがう」って言われちゃって
落ち込んで帰ったときに家で滝先生に会ってにっこりされて初恋^^

そのあと中学のときにも話しかけられて楽譜もらってはげまされたけど
そのとき先生は死んじゃった奥さんのことも吹奏楽のことも忘れようって
指輪も楽譜も片づけちゃったみたい。。


でも、吹奏楽部の顧問をひきうけてから奥さんの夢を思い出したのかな?
かなえてあげたい☆彡って

久美子も言ってたけど滝先生の気もちは分からない
でも、そうゆう気もちはぜったいあるってにゃんも思う

でも、指輪をまたはめたりってしてないから
奥さんの夢をかなえて気もちが整理できたら
また前を向いて歩きだそうって思ってるのかも?


麗奈が奥さんのお墓参りに行ったのも
早く夢をかなえてあげて滝先生に奥さんのこと忘れさせたい☆彡って
そうゆう思いがあるんじゃないかな?


「たまこまーけっと」のところでも書いたけど
京アニのおはなしって
ちょっと写っただけみたいなシーンにもちゃんと意味があるから
じっと見てないと気もちが動いたところとか見おとしちゃうみたい
{/netabare}
{/netabare}
第十二回 さいごのコンクール
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ:山田尚子/三好一郎 演出:三好一郎 作画監督:明見裕子/丸子達就

ついに明日は吹奏楽コンクール全国大会。
吹奏楽部は大会に備えて会場近くの施設に宿泊し、最後の練習を行っていた。
その夜、久美子は寝つけず布団を抜け出す……。
{/netabare}
感想
{netabare}

秀一クンは1期でフラれちゃったけど
ずっと久美子のこと見守っててくれてそう。。

今回も旅館の売店のところでたまたま会っただけだけど
ギフトをいつもお財布に入れてるってすごくない?
くちゃくちゃだったけど思いがしみ込んでそう。。w


麗奈は2回滝先生にコクったけど
みんなが見てる前だからふつうに先生が好きって思われただけ。。

滝先生って恋愛とかってあんまり考えてなさそうだし
気がついてたってみんなの見てる前で「わたしも。。」なんて言えないよね?
コクるんだったら2人っきりのときの方がいいんじゃないかな?^^


あすかはお父さんからほめられてすっごくうれしそうだったね^^
にゃんも泣きそうになっちゃった。。


久美子はお姉ちゃんが来てくれて
会場で会えてありがとうってゆう思いをはっきり伝えられてよかった☆


演奏が聞けなかったのってちょっとザンネンだったけど
結果がすぐに分かってよかった☆

銅賞でみんながっかりしちゃってたけど
思いがほんとにかなうんだったら
北宇治なんてもともと全国大会めざしてがんばってきただけだから
金賞とか取れなくって当たり前かも?ってにゃんは思った

3年生はくやしいなんて言ってたけど
いちお全国大会出場ってゆう夢はかなったんだからよろこばないとね☆彡
今までどうりやってたら地区大会だって勝てたか分からないし。。

じゃなかったらずっと金賞めざしてがんばってた学校がかわいそうだよね
{/netabare}
{/netabare}
第十三回 はるさきエピローグ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:花田十輝 絵コンテ/演出:石原立也/山田尚子/河浪栄作 作画監督:西屋太志

3年生が引退し、新体制となった吹奏楽部は新しくスタートをきった。
しかし、久美子はひとりモヤモヤとしていて……。
それが何故なのかを考えるうちに、久美子は自身のある想いに気づく。
{/netabare}
感想
{netabare}

「好きと嫌いは変換可能」って神のみぞ知るセカイの桂馬クンが言ってたけど
今日のおはなしはそんな感じだったかも。。

1年間部活いっしょにやってるうち
キライかもだった先輩が気になってしょうがない人になってた。。って


秀一クンと橋の上で会って
話しながら歩いてた時は距離があって
あすか先輩に会ったらいつの間にか消えちゃってた。。

秀一クンとはそれくらいの関係みたいだけど
あすか先輩とは1か月も合わなかったら話したくってしょうがなかったみたい

「ちゃんと愛してるよ黄前ちゃんのこと^^」って言われて
「何ですか!?それ!?」っておこって見せたけど
「じゃあ行くね♪」って言われたら
「えっ!?。。もう行っちゃうんですか?」ってツンデレ

1人でユーフォ吹いてたらあすか先輩のこと思い出して泣いちゃってた
音もそっくりになってた。。


部活の歓送会。。
3年の先輩たちともう会えないかも?ってみんな悲しい気もちになってたけど
久美子のあすか先輩への思いってちょっと重い感じだったよね^^
片付けもとちゅうだったのにあすか先輩を追いかけてったけど会えなくって

会えないからどんどん切なくなってきちゃったのかな?
卒業式が終わってこんどはあちこちめちゃ走り回ってた。。

やっと会えて
「もしかして恋の相談?^^」っていつもみたくちゃかす先輩に
「そうです。。」って手をにぎりしめたのって
言いにくいこと言わなくっちゃってゆう決意みたいのがあったのかも?

それから久美子にディスられて
あすか先輩はちょっと落ち込んじゃったみたいかな。。

でも、いつもひどいことばっかり言ってるし
そんなん言われてもしょうがない。。って思ったみたいで
いつもみたくホンネを見せないで「それが言いたかったこと!?」って笑って
「分かってたし」ってはぐらかそうってしたけど

「分かってないです!」
「だって今は。。大好きですから!」ってとうとう思いを伝えられた☆
ちょっとうるうるしちゃった。。

恋とはちょっと違うみたいで「付き合ってください!」とか言わなかったけど
お父さんのノートまで記念にもらって
「サヨナラって言いたくないです!」って
恋愛ドラマとかであってもおかしくないお別れだった。。


{/netabare}
{/netabare}
{/netabare}
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:

見おわって

やっぱり京アニって作画がとってもきれいでこまかいから
ほんのちょっとしたしぐさとかけしきとかでも思いが伝わってきたみたい☆


1期は全国大会出場がオモテのおはなしで
麗奈と久美子が仲良くなるってゆうおはなしだったけど

2期は全国大会で金賞取る☆彡ってゆうのがメインみたいだったけど
それよりほんとはあすか先輩と久美子のおはなしだったみたい

思い出してみたらいくつか事件があったけど
みんな久美子がニガテだったあすか先輩のこと大好き!に変わってくための
おはなしだったのかも?って。。

たぶん'16の秋アニメの中で1番いいおはなしだった☆

あと「ユーリ!!! on ICE」は{netabare}ユーリがヴィクトルに「リング」をあげたり{/netabare}して
BLとかって言われてたけど
「ユーフォ」はちょっとゆるゆりしてたみたい^^

投稿 : 2018/08/18
閲覧 : 777
サンキュー:

117

ネタバレ

一日分のビタミン

★★★★★ 4.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

吹奏楽「部」でしか描けない関係性

【追記】描写不足を感じたオーボエ奏者を中心にした前半のエピソード(1-4話)はスピンオフ映画の「リズと青い鳥」(2018年4月上映)で十分に補完されていましたので点数を上げておきます。

一期ではバラバラだった吹奏楽部が京都府大会に向かってまとまっていく部活ものとしては王道の展開を描いていました。
二期はすでに団結していている状態からスタートします。合奏シーン自体は多くありますがあまりコンクールを勝ち上がる説得力はありません。いくら合奏しても個々人の基礎力が上がらないと意味がないからです。顧問の滝先生は厳しい指導を行うという設定ですが、普通に合奏しているだけにしか見えませんでした。
{netabare} 関西大会前にオーボエ奏者の表現力が上がるというイベントがありますが、総合力の勝負なのでそれだけでは突破できません。話の都合上、予選を勝ち上がりますが二期のテーマはコンクールの勝ち負けそのものではないということでしょう。{/netabare}

演奏技術の向上の過程を描くという点では一期より後退した印象がありますが、代わりに顧問や久美子を含めた部員が抱えるそれぞれの過去や家庭の事情、内面の葛藤にフォーカスが当たります。実写ドラマに近いので派手さを求める人には地味に感じると思います。エピソード的にフォーカスが当たるのでやや散漫な印象を受けるかもしれません。それぞれが久美子に事情を告白するのでご都合主義という批判もあると思います。

オーボエ奏者が主役となる前半は一応音楽が物語の鍵になりますが吹奏楽部という舞台設定をあまり生かせず話の展開もやや強引な印象を受けました。一方で後半はまさに吹奏楽部特有の関係を描いていると感じました。それはパート内における先輩後輩の音楽を通じた絆です。どの部活にも先輩後輩の関係はあると思いますが、吹奏楽部でのそれは感情を直接揺さぶる「音」を介したものとなるため情緒的な関係になると思います。後輩が先輩の奏でる音色に感化されその過程で「自分もこんな音を吹きたい」というアイデンティティーを確立し一人の奏者として自立していく。純粋に音楽的観点で言えば素人よりプロの演奏を参考にした方がいいと思います。しかしプロを目指すわけではないけど音楽は好きっていうスタンスだと遠い存在のプロより身近の上手い人に影響されるわけです(もしかしたら強豪校はこの辺も顧問が管理しているかもしれませんが)。こうしたアマチュアリズムは職業音楽家を育成するという観点から吹奏楽「部」が批判される理由ではあるんですが、そこがまた商売ではない部活として音楽活動をすることの良さでもあるわけです。※この点プロ志向と思われる高坂麗奈は先輩の影響を全く受けてません。またピアノや弦楽器だと管楽器より早い時期に成人の講師に師事するので事情が異なると思います。
{netabare}あすかは家庭環境が複雑で屈折した心に闇を抱えたような描かれ方をしているので、終盤に掛けて急に久美子とあすかが接近するのは視聴者には理解しがたい所があるかと思います。でも久美子は自分でも気づかないうちにあすかの「音色」に魅了されていて最後には彼女から生き別れた父親との繋がりの象徴であるノートまで託され気づいたら後継者になっていたんですね。{/netabare}

作中でクローズアップされているもう一組の先輩後輩の関係と言えばトランペット2年の吉川優子と3年の中世古香織の二人がいます。香織は美人で人徳者という非の打ち所のない設定で優子はそんな彼女を慕っています。外部から見ればこの関係性の方が理解しやすく好感も持てると思います。{netabare}でも彼女は1期11話(オーディション回)で「先輩の音が聞きたい」とは言っても結局最後まで「先輩の音が好き」「先輩のように吹きたい」とは言ってないんですね。久美子とあすかの関係性とは対照的にまず人間性ありきでそこに引っ張られる形で音楽性の評価をしている印象です。卒業式に優子は香織からスカーフを貰っていますが音楽とは関係ないものでした。結局、最後まで二人の関係は真の意味で音楽を介したものではなかったのかもしれません。一方で久美子はあすかを「気難しい人」で「嫌いだったかもしれない」と言いつつ「先輩の音が好き」と力強く宣言します。その人でしか出せない「音色」というのはいわばその人の分身であり「先輩のように吹きたい」とは先輩の魂を部内で受け継いでいくという決意表明でもあるわけです。たとえそれが職業として結びつかないとしても。{/netabare}

{netabare} 後半は久美子とあすかの関係に焦点が当たるので、それまで彼女の中心にあった麗奈との危うい同性愛めいた関係は中途半端に終わります。また原作にあった幼馴染のトロンボーンの塚本との恋愛関係も大幅にカットされ久美子をサポートするような役割に改変されています。{/netabare}これは尺の都合もあると思いますが久美子にとってあすかとの関係の方がこの時点の彼女の成長にとっては重要なんだと印象づける効果があります。

閉じられた部活内での会話が中心のためアニメとしては結構地味だと思います。アニメというよりドラマに近い印象を受けました。京アニの作画でなかったら間が持たなかったかもしれません。ただ実写にすると表現が過剰になって白々しくなっちゃんでしょうね。実写とアニメの間の「何か」ですね。
一期を見て北宇治の面々のことをもっと知りたくなったら見てもいいんじゃないでしょうか。

{netabare}最後に全国大会の結末ですがあの練習の描き方だと銅賞以外にありえません。アニメではさらっと関西大会を突破しますが、元々原作ではライバル校のミスもあって奇跡的に突破するという描き方なので全国大会に辿り着いた時点でピークなんですよね。演奏がカットされていることに批判もありますが全国大会でも予選と同じ曲を演奏する旨の説明があった方がよかったと思います。 {/netabare}

投稿 : 2018/08/06
閲覧 : 75
サンキュー:

23

Dkn

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

圧巻のドラマに吹奏楽は添えるだけの王道作品

《酷評なので好きな人はブラウザバックしてね。》

圧倒的なドラマ展開があると、聞きたくなくても入ってくる「響け!ユーフォニアム2」ですが、先に感想から言うと、演出に作画や背景美術などあらゆる面で一級品のものを使いオーソドックスなドラマを120%引き立てた王道の中の王道アニメであり同時期でこれを一番に挙げなければモグリだと思えるほどの一級品でした(…と最近観たモグリが言っております)

なら何故酷評なのかというと、リアリティのある設定なら実写でいいし、作画の綺麗さなんて脚本演出人物の魅力等々の二の次三の次でいいと思っていて、王道から逸れることの無い優等生たちが青春ドラマのど真ん中をやる為に犠牲になった[人間ドラマ8:競技2]の割合は、吹奏楽が絡んだシーンで感情移入もへったくれもない空虚なものになりました。何かを極めようと切磋琢磨する若人の姿には何歳になっても熱いものが湧き上がるので、「響け!ユーフォニアム2」も吹奏楽部での練習や生徒のぶつかり合いに、惚れ惚れする画作りで印象的な場面などありましたが、現実と非現実の狭間で揺れ動く作品だからこそ見逃せない違和感は大きくなっていきます。

纏まりのない吹奏楽部が全国を狙えるチームへどう成長するかが描かれ、他校と一朝一夕で差が付くことが難しい団体競技だからこそ感動へ持っていけるプロットのはずでした。荒唐無稽ではなく前例があるからこそ想像がつくもので、指導者のコーチングによって変わることが多い。競技の選手や指導者にスポットを当てた番組を見ると尋常じゃない練習量や根本からの意識改革に、画期的な育成術を取り入れるものが散見されます。本作でも父が有名な指導者である先生からの指導描写が有りますが、指導者の視点を入れず主人公視点で物語が進行するため、指導法や差を埋めるための練習より群像劇のドラマとして完成度を高めていくエピソードが展開される中、練習シーンは一期の頃に飽きるほど観ていても「元々ポテンシャルがあった」「優秀な指導者が頑張った」だけで、当たり前の練習シーン以外は省いてしまう。この時点で「競技に感動するアニメでは無い」と整理がつき、女の子たちの美しい友情劇へと自分の視点をシフトさせることになります。

度々思う違和感で、自身が感じている魅力との乖離が本作にも有ります。一つを極める競技者とは、他に何を持っている訳では無く、愚直に努力をして、あるのは特別になりたい欲求だけ。自分の価値観がすべて競技に集約されるようなそんな人間です。作中でも「あすか先輩」はじめそんな価値観を持った子がいました。感動するのは努力が報われ花開く瞬間で感情移入や共感は自身の叶えられなかった夢を託すことの出来る人物に対してです。少なくとも自分がやってきた団体競技や好きな競技は、普通の人でも格好良く映る人ばかりでした。

他の優劣と関係なく輝ける場所が競技だと思うのです。作中の数人が美男美女ならアクセントですが、全員のビジュアルを整え、差を無くしたことで魅力を大きく奪っている。これが本作と京都アニメーションのブランドが敬遠される理由でしょう。良く言えば人気俳優を集めたドラマ。悪く言えばバービー人形を並べて真剣に物語を作っているようで、一人ひとりは可愛くてもここまで同じだと勿体無いとシリアスな展開になればなるほど思います。スポーツや音楽の世界でも一般人が知るのは目鼻立ちの整った人間で、悪いとは言いません。だからこそ出るミーハー感で、競技者だけが好きな人間ではなく自身が競技者である人や競技自体が好きな人はそれを見て仕方ないと思いつつ嘆いています。

本来何かしらの競技者は自身の生きる道と定め一つのことに打ち込むのと同時に、他者より秀でることが出来る特別を見出したからこその真剣さが生まれると感じるのです。憧れの選手のようになりたい、あの舞台に立ちたい、歓声を浴びたい、負けたくない、異性にチヤホヤされたい、動機は何でも良いのです。欲にまみれて汚いのではなく夢を目指すための原動力や起爆剤だからこそ過酷な道程も腑に落ちるわけで、他の道へ進んでも特別になれないと感じた人間がすがりつく思いで打ち込むからこその執念とも言えます。何かを修め極める世界において乾きを癒すものがあってしかるべきで、無いと競技者には思えない。間にあるドラマでブレますが、本作の登場人物にも確かにその渇望は存在しています。

最初から仲良く(喧嘩しながら)楽しくやってる吹奏楽部の話なら良かったのに、中途半端に一流を目指すから間のドラマに入り込めないし最終結果はそうだろうね、と何の感慨もない。緩くバンドをやっているなら良いです。頭身が下がって日常をやるならなお良い。宇宙人や未来人が出てくる話や、妖怪退治のメガネっ子なんて大好きだ。ただ…、競技に打ち込んでいた人間の挟持をもしわかっているなら真正面から挑んだような顔をして作る事はしないで欲しいし、自社のブランドを崩すくらいの気概を持って欲しかった。同ジャンルで感動したことなんて山のように有りますけど、本作に関して団体競技経験者がドラマ自体を評価する事や郷愁に駆られることはあっても実際あったエピソードと比べた時以上に心に響くことなんて無いと思っています。本物の体験の方がよっぽどドラマチックでした。

一期の頃は競技に対する熱が見えましたが二期は一期でやった分、回が進むごとに薄れ、可愛い女の子たちの美しく繊細な青春ドラマとして展開していきます。観ているうちに泣いて吐くほど真剣に取り組んだ人間を嘲笑っているようにも感じられました。そこまで思っても音楽や演出の巧さで感動することは何度か有りましたから、幅広い人にオススメしますが何かしらの競技の本質を愛している人には一切オススメしません。何でもかんでもアイドルや顔が良い役者を使うような映画を憎んでいて、内容がどうでもよくなる方も観ないほうがいいでしょう。

投稿 : 2018/07/20
閲覧 : 325
サンキュー:

41

自己中

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人目が気になると無意識に点数が高くなるアニメ

この作品は良作と言わないと人格を疑われてしまうような気がして、言い訳がましいレビューになってしまう厄介なアニメ。特に京アニに多い。熱狂的ファンが多いのも厄介な要因。こういう作品が合わなければレビューを避けることが望ましい。私は素直に3.0

投稿 : 2018/07/18
閲覧 : 74
サンキュー:

4

こまち

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

京アニだから出来た。

まずなんと言っても楽器の美しさ輝きです!
失礼な言い方になりますが、多分他のアニメ制作会社がやったらのっぺりした感じで楽器の美しさが出なかったのではないかな?と思います。

舞台上で上からの強い照明でキラッと光るあの感じ、昔音楽部に入っていたのでその頃を思い出しました。

心理描写もしっかり描かれている作品だったので、ぐっと入り込むことができます。

本当に京アニだから出来た作品だと思いました。

投稿 : 2018/06/30
閲覧 : 53
サンキュー:

8

ネタバレ

scandalsho

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

第2期も文句なしの良い作品でした!

原作未読。
高校の吹奏楽部を舞台にした『青春群像劇』の第2期。
第1期を未視聴に方は、必ず第1期を先にご視聴下さい。

【初めに!】
原作未読の強みを生かして、あえて言いたい!
第3期を期待したいと!
{netabare}
何と言っても、デカリボン部長とポニテ副部長。
この二人のコンビで事件が起こらない訳がない。面白くない訳がない!ぜひ見てみたいに決まっている!
他にも気になることがいっぱいある!
{/netabare}

【第1期~第2期を通しての感想】
この作品の一番の魅力は『リアルさ』だと思う。

京アニだけに作画がリアルなのは言うまでもない。特に背景や演奏シーンなどは圧巻だ。
それだけではなく、登場人物や物語も、物凄くリアルに描かれている。

【主人公の久美子】
彼女は、最近のアニメにありがちな万能型の主人公ではない。
彼女は(誤解を招くかもしれないが)、あくまでも『ストーリーテラー』にすぎない。
事件の核心に触れ、我々視聴者に伝えてはくれるが、事件の解決に直接的な役割を果たす訳ではない。
そのせいで、彼女が事件の解決現場にいなかった{netabare}『あすか問題の解決編』があっさりと片付けられてしまい、本作のファンの間でも物議をかもしたほどだった。(この件については、後述します){/netabare}
しかし、逆にこういうところが実にリアルである。

【夏紀(ポニテ)先輩と優子(デカリボン)先輩】
第1期から良い人全開だったポニテ先輩。
第1期は困ったちゃんだったが、第2期に入って良い人指数急上昇のデカリボン先輩。
この二人は、いつも何だかんだと言い合いwo
しながら、実にいいコンビだ。

【サファイアとカトちゃん】
第1期は見せ場もあった二人だが、第2期は作品全体を和ませる、重要な息抜きシーン要員。
あと、吹奏楽や作中の小道具について分かりやすく説明してくれる役割も、自然な形で果たしていた。

【終始圧巻の神回・第5話】
三日月の舞のフルバージョンは演奏が明らかに1期よりレベルアップ。
作画・演出も、新しいカットと1期&劇場版と同じカメラ割のカット(微妙に違うような気がするので、きっと新しく作り直したのではないかと?)を織り交ぜるなど京アニのこだわりを感じられた。
{netabare}
カトちゃん、めっちゃ良い娘。
何か言い合いしているポニテ先輩とデカリボン先輩。「ケンカするほど何とやら」本当に微笑ましい光景。
熱いあすか先輩。これでみんなが燃えないはずがない!
2期に入って良い人指数急上昇中のデカリボン先輩にも、見せ場があった良かった。

演奏中のみぞれが表情豊かに、動く!動く!

麗奈のトランペットソロとみぞれのオーボエソロの間が、私の涙腺崩壊ポイント。
楽しかった思い出たちが涙を誘う。

全国が決まった時の希美先輩の表情が絶品。
Cパート最後の久美子とみぞれの会話で、ここまでの流れを綺麗に総括。
{/netabare}

【多くの人が理解に苦しんだ第10話】
あすか問題の解決編。私も視聴直後の感想は『理解できない!』でした。
{netabare}あれ?こんな解決法で良かったの?
『あすかが全国模試で30位以内』
あのヒステリママがそんな事で許しちゃうの?
わざわざ学校にまで乗り込んできて大騒ぎした、あのヒステリママが・・・。

「しばらく部活を休んだ結果、全国模試で30位以内になりました」では「大学進学を考えたら、部活を辞めることが正解」という結論しか導き出せない。これではむしろヒステリママの思うつぼでは?
むしろ『部活をつづけた状態で全国模試30位以内→その結果を盾に部活を続ける』展開の方が理解しやすい。
(いや、これでは『あすか問題』自体が発生しないのか(笑))

久美子が泣きじゃくりながらあすかに本音をぶつけたシーン・・・。
非常にいいシーンだと思いました。だけど・・・。
そもそも、久美子や部員たちの本当の想いなんて、あすかは誰よりも良く知っているでしょ!
それに、あすかの心を変えるのが目的ではなかったよね?
あすかの母親の心を変えることが、あすかが全国大会に出場するための『条件』だったよね?
いつの間にか、「久美子があすかの間違った考え方を正す」みたいな感じになってしまっている。
「母親から強要されている」あすかが、「母親を説得して復帰する」流れが正解でしょ?{/netabare}

しかし、第1期から愛し続けたこの作品。
『最終話目前につまづいている場合ではない!』と一念発起し、自分なりに1週間必死に考えて、自分なりの結論を導き出してから11話を視聴しました。
以下は、私自身のモヤモヤ感、解消のためのレビューです。原作未読組の独りよがりな自己解釈です。御容赦下さい。m(__)m
そもそも悪いのは、あすかとあすかママの最終決戦が全く描かれなかったせいなので・・・。
あと、飛ばしてもらっても結構です。(^^;)独り言みたいなモノなので・・・。
{netabare}
あすか問題が明らかになるのは第2期7話。あすかの母親が職員室を訪れたことにより発覚する。
しかし、第1期13話の演奏前のあすかのセリフ。
「ずっとこのまま夏が続けばいいのに・・・」
からも推測されるように、かなり前からあすか母娘の間では議論されていたと思われる。そして、母娘の間では『夏までは部活を続けて、秋になれば部活を辞めて受験に専念する』的な約束が交わされていたものと想像される。

ところが、関西大会も勝ち抜いて、全国大会出場が決まってしまった。
副部長としての責任感もあっただろう。あすか自身も認めるように『欲が出て』しまったせいもあるだろう。
あすかはズルズルと部活を続けてしまう。
恐らく、母娘の間ではその後も話し合いが持たれたであろう。
しかしあすかは「今、副部長の私が抜けることは出来ない」的なことを言って、退部を拒み続けたのではないだろうか?
このままでは「らちが明かない」と考えた母親がとった行動が、あの『学校訪問』ではなかったのではないだろうか?

あすかは、最後の一瞬まで母親の説得を諦めていなかったと思いたい。

初めは簡単にできると思っていた母親の説得が、思いのほかてこずってしまう。
初めは部員たちに「大丈夫!」と明るく振舞っていたあすかも、徐々に余裕を失っていく。
そして、万が一母親の説得に失敗した時のことを考えて、夏紀に後を託したのではないだろうか?
そして部員達には変な期待を持たせないように、復帰を諦めた風に振舞っていたのではないだろうか?

あすかが探し求めていたのは母親を説得するのに必要な『盾と剣』。
『盾』は全国模試。
しかし、『剣』が見つからない。『剣』とは母親に反論を許さない『言葉』。

そして第2期10話の久美子とあすかが対峙する場面。
何度も見返しているうちに、私にはこのように見えた。
  久美子=仮想・あすか
  あすか=仮想・あすかの母親
(さあ、私を言い負かせてみなさい!)
前半。久美子の言葉に対し、理路整然と言い負かすあすか。
ここまでの展開は、直前の、かおりと晴香があすかの説得をしていた場面にも重なる、全く同じ展開だ。
しかし・・・。
「あすか先輩と本番に出たい!私が出たいんです!」
泣きじゃくりながら発した久美子のこの一言から形勢が逆転する。
「子供じみてて何が悪いんですか!」
あすかの反論が止まる。

あすかが久美子の頭を撫でるシーン。
あすかの表情はうかがえないが、顔は紅潮し、口元は緩んでいるように見える。
ストレートに見れば『久美子の気持ちが嬉しい』表情なんだろう。
しかし私には『剣が見つかった!これで母親を説得できる』という表情にも見えた。
あすかが見つけた、久美子から教えられた『剣』とは『自分の本当の気持ち』
理路整然とした大人ぶった言葉ではなく、子供じみた、だけど、自分の心の奥底にしまい込んだ本当の気持ち。
それは『父に演奏を聴いてもらいたい』という気持ち。
このあすかの想いにだけは、さすがの母親も反論できないだろう。

「この前の模試のことで話があるって・・・」
葵の言葉に、その場を走り去るあすか。
あすかは「全国模試30位以内」という『盾』も手にする。

『盾と剣』を手に入れたあすかは母親の説得に成功し、吹奏楽部に復帰を果たす。
{/netabare}
しかし、疑問も一つ残る。それは、あすかの母親はなぜ『駅ビルコンサート』だけは参加を認めたのか?
いや、違う!{netabare}あすかは母親の許しを得て参加したんじゃない!
母親の目を盗んで参加したんだ!
仕事か何かで母親が不在なのをいいことに・・・。{/netabare}

以上、長々と勝手な自己解釈を書き込んでしまい失礼しました。m(__)m

【最後に】
後に『名作』として語り継がれるであろう作品を、リアルタイムで視聴していることに、毎回、喜びを感じていました。

本気の京アニの恐ろしさ。皆さんもぜひご堪能下さい。

投稿 : 2018/06/29
閲覧 : 606
サンキュー:

123

ootaki

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

百合百合ユーフォ

2期は先輩の問題が次から次へとでてきて、演奏の練習シーンが少ない気はしましたが、1期の時からあった百合成分が強くでてきていてカップルがたくさんいてお腹一杯。上級生が成長するところも見所

投稿 : 2018/06/20
閲覧 : 124
サンキュー:

5

ネタバレ

褐色の猪

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

2クールとして観れば

1期と同じく設定、展開は割とベタなので吹奏楽への興味の度合いと
京都アニメーションへの思い入れの有無で評価が大きく分れる感じでしょう。

やはり私的には4話がピークアウトでした。


ピークアウト ----------
{netabare}
あっ!1期で成立ち生立ち端折ったのは今期の為(皆大好き伏線)だねw
まあ1期+2期で2クールのアニメとして観れば、ストーリー的に過不足なしでしょうか。
{/netabare}
1-4話の流れは凄く良いですね^^

投稿 : 2018/06/18
閲覧 : 263
サンキュー:

24

ネタバレ

たけのこ

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

1期より面白かった

あすかメインの話に入ってからはほぼ完璧だと思います。

投稿 : 2018/06/10
閲覧 : 63
サンキュー:

6

ネタバレ

※アニをた獣医学生◎

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

そして次の曲が始まるのです! by くみこ 新作来た~♪

期待して全然問題ないものになること間違いない
作画は相変わらず素晴らしく、ストーリー、キャラ、心理描写、申し分なし! ひかり野具合とか景色とか感動ものだよ!

そして全国のために新たな課題と練習、そして新たな人間関係… 吹奏楽にかけるみんなの情熱がひしひしと伝わってくる❗皆かわいい♪

2年生がいっぱいやめた事件、気になりますね…
アスカ先輩は自分にも他人にもきびしいのだよなぁ

1期からの繋がりも素晴らしいし、新しいキャラも良い♪
相変わらずレイナは美人だしかっこいいこというね!

2話、水着回、大変良かったね、後半パートは人間関係が複雑のなってきたね、皆それぞれ悩みを抱えてるということだね… レイナ、諦めちゃいかんぞいw

3話、いよいよ人間関係がぐちゃぐちゃしてきたよ!
部に入りなおすのを拒む理由も明かになり、そして滝先生の過去も明かされた、結婚していたのは何となくわかっていたけど、5年も前に奥さんが…opの映像は… 滝先生が音楽をしに戻ってきた理由も後々わかるのかな… みぞれ(オーボエのこ)ってこ、かわいいね♪ ただ友人関係が難しくて今後のぞみが入るか否か、どうなるかだよね 金、銀、銅の評価はつく、だが決してそれは努力が無駄になったということではないのだ!

4話、みぞれちゃん、ついにのぞみに会ってしまった…会いたくなかった理由、それは部活をやめることを知らされなかったという、自分が吹奏楽をやっている理由がなくなってしまったというものだった。その楽器がのぞみと唯一の共通点だった。しかし、みぞれにはすでに友達がいた!(あら~^^) そしてのぞみはみぞれのことを一番考えていた。 ユーフォはこういう人間関係が素晴らしいですよね♪

5話、北宇治高校、無事にゴールド、そして関西から全国大会へ出場決定!皆のがんばり、思いがひとつになってついに全国へ、やったね♪ アスカ先輩もレイナも、くみこも皆、一所懸命やってたから、オイチャン泣いちゃうよ! みぞれちゃん、好きだなぁ♪
そして今回の演奏は素晴らしかった、作画も神がかってたね! そして次の曲が始まるのです?、始まらない、だと?‼
まあ、来週、アスカ先輩かな?(違うかも)

アスカ先輩の話がどのあたりでくるのかなぁ(ワクワク‼)(まあ、そして小説のあの場面、レイナの…伏せておこう…まだ先は長い、3期とか2期では足りないかな?)

6話、学祭じゃーーーーー!わーい!楽しいな♪ 前半は皆かわいいよ!とくにみぞれちゃんのメイド姿の破壊力は半端なかった!しかし、それだけでは終わらないのはユーフォ!bパート、くみこのお姉ちゃん、大学やめるのか?さらに滝先生の過去、先生は本当に奥さんを愛しているんだね…愛し続ける、奥さんの夢を先生が叶える、ロマンじゃないですか! レイナはどうなるかなぁー♪と思ったら、遂にアスカ先輩来ますね‼ 

7話、アスカ先輩の母親登場、アスカ先輩は3年生、受験に集中させたい母と部活に取り組みたいアスカ、それが本心か否か… くみこはまたしても遭遇してしまう❗さあ、大変大変❗  アスカ先輩は何を目指しているんだろう、アスカ先輩はどうなりたいんだろう…それが楽器の演奏にも表れる、先生は厳しくもそれが大切だと分かって答えているのだと思う… そして皆はアスカ先輩の居場所として吹奏楽部をやり続ける、青春だぁ! 生でこの演奏を聴きたいと思えるよねぇ♪ そしてアスカ先輩は唐突に、気まぐれに現れる(いえよ、おい!(笑)) 今回も演奏、素晴らしゅうございました! そしてry

8話、お姉ちゃん、本当にやりたいことを隠して我慢していた、トロンボーン好きだったのに…悲しいな、そして美容師になりたかったんだな… お姉ちゃんはくみこの憧れだったんだね、そしてアスカ先輩は来たと思ったらまた休んでしまった、これからどうなるか、お姉ちゃんと同じトロンボーンをやりたかったが人数が多く、ユーフォを選んだ、それがくみことユーフォの出会いだった。そしてくみこは風邪をひいてしまった、そしてくみこはお姉ちゃんに自分の抱えていた本音をいってしまった…吹奏楽を続けたかったお姉ちゃん、やめたくなかったというのは少しズルいかな、でもそれは本気で向き合っていた証拠、くみこはお姉ちゃんに演奏を聞いてほしいのかな、聞いてほしいんだよね♪アスカ先輩、帰ってきて‼ そして次の曲が始まるのです… 相変わらず背景作画は神がかってる

9話、ここでまさかのタイトル回収! ひびけ!ユーフォニアムってタイトル来ましたよ♪予告の時点でテンション⤴⤴だったよ! アスカ先輩、やめないとはいってないってのは気になっていたよ…くみこがどうにかするとわかっていたからアスカ先輩は呼んだんだろうか?そして、なつき先輩優しいのん、いい子なのん、のぞみんかわいいのん!
先生が寝て起きた後のレイナの反応かわゆかった♪ でも写真を見たレイナの反応…少し切ない…
アスカパイセンこえぇよ…なんすかあのかおりを見る描写… そしてやはりあれはアスカ先輩のもと父親だったのか、伏線だった。アスカ先輩は父親にあいたかった、当然だよね、それは決しておかしいことじゃない、いくら私利私欲だろうと、自分のためだろうと、そうやって一所懸命に吹いてきた。それは間違いじゃない、くみこはそれがわかっていてアスカ先輩のユーフォの音が好きなんだろう。ここが物語のkeyだった、アスカ先輩のユーフォを本心から聴きたいというくみこの気持ちがアスカ先輩に届いたんだ!
その笑顔は今まで見たアスカ先輩の笑顔と違う笑顔だった。それは心からくみこにユーフォを聴いて欲しかったんだろうね♪それがアスカ先輩を動かしたんだ!
Edのアスカ先輩のユーフォのソロ、最高でした!
そして次の曲が始まるのです…(ボロボロの手紙がそこにはあった)

10話、お姉ちゃんはくみこのことがうらやましくてくみこはお姉ちゃんのことがうらやましかった。別の人がよくみえるのは至極当然のことだと思うよ。失敗してもやり直せば、立ち上がればいい、そういうもんだ! お鍋の傷と焦げはそういうこと表してるんじゃないかな?京アニ、そういうのあるからいいよね♪
姉妹の絆、家族っていいなぁ、くみこの涙がそれを表しているような気がした、やっぱりくみこも寂しいに決まってるよ…涙がすごくいい作画で、やっぱり京アニだなぁ、素晴らしいと思った。
そしてまたアスカ先輩に焦点が…なぜアスカ先輩嘘をつくのか、どうして吹きたいといわないのか…どうして自分にさえ嘘をつくのか。くみこはアスカ先輩に痛いところをつかれてしまう。だがここで退いたらアスカ先輩は絶対戻ってこない。
そしてくみこは自分の本音ぶちまけた。子供のように、泣きじゃくり、大人ぶった先輩に… 諦めるのは決して簡単じゃない、でもくみこはアスカ先輩にあきらめてほしくなかったのだ!その言葉はアスカ先輩に届いたのではないかな? 青春してるなぁ♪
ところでくみこの恋愛は発展しないなぁ(そういうアニメだからな!)
お帰り、アスカ先輩‼ そして次の曲始めちゃおうか!

11話、これは、レイナのメインストーリーか!レイナに異変、何事か? そして、お姉ちゃんはお姉ちゃんで一歩ずつ進んでいる。
レイナからの呼び出し、これはなにか話すんだろう。これはたぶん、滝先生のことを知ってて話さなかったことだろう… そして案の定、それは当たっていた。どうして話さなかったのか、まあ、傷つけたくなかった、でもレイナはいってほしかった。人間ってのは恋愛に対してはすごい脆い時があると思うんだ…だからくみこはいわなかったんじゃないかな? そのレイナの顔は触れたら壊れてしまいそうなほど、儚げな表情だった。くみこはそして、もう滝先生の奥さんがいないことを、レイナのことを本当に応援してるんだろう
そして回想、レイナが滝先生に恋した理由…これもなんと切なく儚いものか…それが演奏に影響する…
人間とは脆い、脆いがゆえに美しい音楽を奏でられるんじゃないだろうか?(一応音楽経験者からの経験談) 
先生から、先生自身から奥さんのことを聞くレイナ、どういう気持ちで聞いたのだろう、先生はずっと奥さんのことを愛し続けるんだろう…その事を知りながらもレイナは吹き続ける、より力強く❕
そしてレイナは奥さんのお墓に、レイナは決心した、滝先生のために、滝先生の奥さんのために‼なんて力強く、美しい音色だろうか♪ その音はどこまで響くのだろうか… そして次の曲が始まるのです!

12話、最近ちょうど青空エール読んでるからいろいろとユーフォと重なるところや、吹奏楽の大変さがひしひし伝わってくる! そして何より全国大会へいくことの難しさ、金賞とることの難しさ、皆頑張ってるんだよ! のぞみんかわいいなぁ♪ 皆応援に来てる、頑張ろう、金賞とろう! そして結果はどうなるか…
演奏シーンなしなのかい! 結果発表のとき、レイナついにいったーーーーーーーーー!告白来たーーーーーーーーー!いいねぇ♪青春だねぇ!最高だよ!
しかしこの結果がねぇ、銅賞なんですよ、これがなんとって感じなんです!そこがなんか現実的というか、青空エールでもそうなんですよね… それでも、これが音楽の力というか、滝先生、気づいてないんか(笑)
そう、この子達はこれからなんですよ!これからまた新しい演奏が始まるんですよ! そしてアスカ先輩良かったね(涙) だけど、演奏シーンほしかったなぁぁぁぁぁ! 話数だろうね… 
くみこ、お姉ちゃんは憧れだったんだよ、ありがとうお姉ちゃん♪ そして次の曲が始まるのです!(え、来週最期?知らんな、嘘だろ❗…)

13話、最終話、一番驚いたというか、さすがだなぁと思ったのは、2期1話のアバンでくみこが空を見上げて何を思ったのか、ノートには何が書かれていたのかをこの最終話で明らかにしてくれたのは、ただただ震えた、感無量だった。
3年が引退し、皆がまたそれぞれ頑張るが、まだまだ成長しようがある。3年生の引退式、演奏しながら、くみこはアスカ先輩に何を思うのか…
最終回、泣かせに来ましたね…(目から汗が?‼)
アスカ先輩みたいに吹きたい(涙) 先輩の意志が受け継がれる、そして、今まで色々あったけど、いいことばっかりじゃなかったけど、二人はしっかり先輩、後輩で、いい関係だったね♪ 響け!ユーフォニアム、この曲の題名、アスカ先輩の音の暖かさを忘れない…

ありがとう、ありがとう、ユーフォ…

まだ終わってほしくなかった、オリジナルで劇場映画とかどうですか❗




2019年、春。ついに久美子たちが先輩に!
リズトリでも少し出てきましたが、今回は、久美子がメインでしょう!これは楽しみです!

投稿 : 2018/06/03
閲覧 : 227
サンキュー:

38

ネタバレ

ジャスティン

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「本気」出すからこそ自分たちは何のために合奏をしているか...

{netabare}
|ストーリー
|今回一番好きなシーンはあすか先輩が辞めたあとに、久美子があすか先輩を呼び出して、自分の気持ちや周りの気持ちを伝えたシーンが好きでした。いろいろ名シーンが多いですが、1つに絞るとこれになりました。

みぞれのメイン回は、「そんな理由で...」とは思いましたが、彼女にとっては、そんな理由ではなく立派な回答なんだと感じました。
リアルな話にすると、私も友達が少ない分、より大切にしたいと思う傾向が強いのでみぞれの気持ちも共感しました。
---------------------------------------------------------------
|作画
|
合奏時の作画が特に必見です。本物の合奏並みにクオリティが高く、普通に曲もおすすめです。
---------------------------------------------------------------
ムービー
|
|OP ☆4.3
|意外と滝先生が指揮しているシーンからの盛り上げが好きなところでした。
ここまで完成しているOP久しぶりに見たかも...
---------------------------------------------------------------
|キャラクター
|麗奈や久美子が最後に告白するシーンが何気に好きで、本当に好きになったらどうなるか分からないという表情がよく出来ていて良かったと思います。

---------------------------------------------------------------
|再視聴度  ☆4.7
|合奏シーンが特に凄く、青春アニメって何故か繰り返し見やすいアニメになるんですよね...何故今見たのが、後悔しました。(劇場版見たかった...orz)

---------------------------------------------------------------
あとがき:
1日で視聴が終了しましたが、この作品の人気が分かりました。
合奏シーンの作画や曲に力を入れており、合奏の良さが映像からでも伝わってくる感じが良かった。
{/netabare}

投稿 : 2018/05/21
閲覧 : 95
サンキュー:

16

ネタバレ

ひつまぶし

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんなに引き込まれる7分間は初めて

何といっても5話
三日月の舞をフルで7分間
これまで掘り下げられなかった部員も含めて全員の表情がうつる
れいなが特別な存在になりたくて取り組んだソロパート、くみこが悔しい思いをしたけどできるようになったパート…
思い出されるもの、込み上げるもの、みんなが青春かけてきたもの、全部まるごとひっくるめてアニメで表現するって凄すぎません!?!?

投稿 : 2018/05/19
閲覧 : 64
サンキュー:

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