当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「あさがおと加瀬さん。(OVA)」

総合得点
71.4
感想・評価
126
棚に入れた
475
ランキング
1316
★★★★☆ 3.8 (126)
物語
3.6
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

あさがおと加瀬さん。の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

花言葉を知ると良い。恋愛描写は良いが百合モノとしては?

 恋愛ものとしては、60分という枠の中に付き合い始めた少女の動きを進学と絡めて、丁寧に描いた秀作だと思います。

 ボーイッシュで陸上部のエースで人気者の加瀬さんと、友達はいるものの比較的1人でいることの多い結衣の恋愛。2人の間の今までの交友関係とか立場による微妙な気持ちのすれ違いが丁寧に掬い取られ、それを乗り越えてラストに至るストーリーです。

 それを支えるのがなかなか丁寧な作画、繊細な背景美術です。キャラデザは「ニセコイ」とか「さんかれあ」を連想するような線が細いけど瞳が訴えかけるような感じで…そこに「ハチクロ」的な女性らしさをほんの隠し味という感じでしょうか。つまり、少女に関しては思春期を感じさせる魅力的な作画でした。

 この作品、恋愛はちゃんと描けていると思いますが、ちょっとテンプレです。ですが一般人の恋愛はテンプレであって、性の感覚の問題、裸体に対する感覚、お互いの部活とか交友関係・感覚のズレと憧れ、進学問題などなど高校3年生らしい問題を取り上げているのは、感情移入と言う点で良いと思います。

 で、本作の最大のポイントは男女では描けない内容なのか?ですね。友情との境目が分からなくなるような問題ではなく、いきなり付き合っている状態から始まるので、肝心の女女、百合、レズビアンであることの葛藤や偏見との戦い、逆にどこがいいのか、などは見えてきません。(なお、途中できっかけについての回想はある)

 女女の恋愛が当たり前の世の中の作品として扱えば、問題はないでしょうが、加瀬さんがボーイッシュで前半の加瀬さんの行動にまつわる弁当のところで、ちょっと男女の描き方をそのまましている様に感じてしまいました。修学旅行の風呂の描き方は、逆に女女じゃないと描けない部分ですね。

 この描き方って、大学に行くと思春期の同性思慕が消えて、普通の男女の恋愛を選択するのでは?と思ってしまうところが、あります。だからこそ高校生らしいと言えば高校生らしいですけど。

 それともう1つ。これはいいところですが「あさがお」を使ったところですね。花がアニメのモチーフになった時、花言葉を調べるのがクセなのですが「愛情」「結束」の他に「あなたに絡みつく」がありました。加瀬さんはあさがおを育てている結衣に惚れました。この意味を2人を考えると…
 さらに、この「あさがお」を最後、結衣がどうしたか?ラストエピソードと重なってきてくる気がして心の動きが裏に描かれている…のかなあと思います。

{netabare}「愛情」「絡みつく」象徴である「アサガオ」を「皆の邪魔になるから」切り取ったという表現ですね。一回諦めたのは結衣だったんでしょうねえ。一方で加瀬さんがその気持ちを何となく察したから、結衣はあそこで合いに行かないと、そのまま終わるという{/netabare}ことだったのかなあと思います。
 このラストシーンに至るエピソードは美術も含めて、良かったです。恋愛ものとしては非常に心情が描けていると思います。

 ということで、ラブストーリーとしては60分程度の作品としては非常に素晴らしい作品でした。
 百合である必要があるか?は、やっぱりこの繊細な話は女女の方が、美しく描ける気はします。加瀬さん側もボーイッシュでいながら乙女の繊細な心理描写が出来ていたと思います…が、うーん。もう一歩世間のマジョリティからのズレに対する葛藤がどこかにあっても面白かったかも…でも、ノイズかなあ。

 評価は…ストーリーはテンプレですが心情の描写が美しい話です。4点かなあ。キャラはいいですね、5点。作画は美術を含めるとなかなか素晴らしいと思います。OVAなので辛めにつけても4.5はあげたい。声優さんも繊細な演技ができていたと思います、4。音楽はまあ普通?3点かなあ。


追記 EDの「明日への扉」は名曲です。その曲自体は素晴らしいし意味性も本編と通じるものがありますが、声優さんの声が合っていませんでした。オリジナルにすればよかったのに。

投稿 : 2023/11/22
閲覧 : 56
サンキュー:

4

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

金平糖で出来てるような、小さくて甘い60分。

開幕、静かな曲と淡い美術と共に二人が付き合うようになるまでの過程がモンタージュで描かれるのだが、その数分で本作の美点は凝縮されている。


見事に引き算が生きた澄みきった世界と物語。たまらないほどに愛おしい主役二人。


百合ものだが「マリ見て」みたいな女学校作品ではなく、同性愛の難しさを描いた作品でもない。


そこにあるのはもう喪われてしまったと思っていたピュアピュアなカップルの幸福感のみ。


大きな物語もツイストもないけど、二人の清らかな想いに彩られた世界を見ているだけでニヤニヤすぎて危険域。


それにしても、純粋なこの清らかさを描くにはもう百合でしか出来ない気がする。


男女の恋愛でこんなピュアさの幻想を抱ける時代はもう終わってしまったと思うし、どうしても現実の匂いから脱却し難い。


現実から切れてる上に、本当に小さい話にしたからこそ、ここまでの清らかさが達成できたのだろう。


二人がラブラブしてて、チュチュしてる段階を越えようとしても少しも下世話な厭らしさを感じさせない。この二人ならそうなって自然だなぁ~と心の底から思える、この幸福。


恋愛に関しては、それを扱ったコンテンツにしても今やもう真っ直ぐには描きづらくなっている時代、日本はもうシンプルに恋愛って良いよねぇ~みたいに無邪気さは無くなった時代。


そんな時代でも、だだただ好きな人と一緒にいられるというだけで煌めいている世界に生きている、心から愛おしい二人の行く末を見守りたいって想いは消えるわけじゃない。


適当の別名じゃない、こういうファンタジーの生かし方なら必然性があって良し!。


二人の違いを細部で見せる気配りも良いし、主役二人、特に佐倉さんの演技は本当にすげぇ。こんな引き出しを更に持っていたとは…、恐ろしい娘!。


百合が持っている可能性の大きさを計り損なっていた…、と心から思い知らされた幸せな60分でした。フラグタイムも早く見たいのです。

投稿 : 2022/12/06
閲覧 : 541
サンキュー:

27

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ピュアな百合。改め「原作読むべし!」

2022年9月

今頃原作読み出して

きゅん死してます。

そーゆーいみで
アニメ化失敗作です。



以下は2020年1月時のかんそーです。




ストーリーは百合要素がなければ
あまりにも普通。

ただ、二人があまりにもピュアだから
観ているこっちも恥ずかしくなる。

ところで今の時代
遠恋って難しいのかな?

SkypeやLINEやツイッタなどあるし
そもそもスマホがあるじゃん?
かけ放題だし。

物理的に隙間を埋めなきゃ心配なんて
いじらしいけど、その程度の繋がりは
アサガオの花言葉に満たないでしょ?

投稿 : 2022/09/06
閲覧 : 223
サンキュー:

5

てんてん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

原作が好きで観たけど短時間のアニメなんでいろいろと端折りすぎてるかな。

投稿 : 2022/05/04
閲覧 : 166
サンキュー:

0

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ピュア百合

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
タイトルだけで純愛ものだと思ったら、やっぱり純愛モノでしたね。ただし、女の子同士の(笑)

肉体的に直接、というよりも、精神的な部分なフォーカスされていました。「甘酸っぱい青春モノ」。

ガチ百合というジャンルはあまり得意ではないのですが、ギリギリ守備範囲内ではあるので、最後まで観られました。

好きな方はめっちゃ好きなんじゃないでしょうか? アニメとしてのクオリティは高く、1時間程で観られれます。

、、、と、直前にレビューしたBLアニメと似せて書いてみました(笑) やってることは、「佐々木と宮野」と変わらない気がしましたが、BLか百合かというだけで、ここまで手のひらを返してしまう自分がダメだな~と思い、続けざまにレビューしてしまいましたw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、画がもつ(笑)

男同士なら直視に耐えられずとも、女の子同士ならやや美しさすら感じてしまうのが、なんとも自分本位だよな、と(苦笑)

なんとなく、原作者は女性なんだろうな~と感じました。女性ならではの視点や感性が感じられ、それが、作品の世界を上品にしていたと思います。

百合カップルで、まだ肉体関係がないのに、修学旅行で風呂に入る(裸を見る)ドキドキ(興奮)と、自分の(引き締まってない)体型を見せる恥ずかしさは、百合設定じゃなければ描けないと思いました。初めての自室訪問から修学旅行までの展開は、かなり面白かったです。

ただ、中盤以降は、「百合ならでは」みたいなのがなくなり、ただの「カップルの話」になっていたのが残念でした。

終盤の進路の悩み云々は、まあ、尺の問題ではあるのですが、2人の関係性の深まりが充分に描けていなかったので、あまり共感できず(1時間で1年間を描くという荒業だしね)。というか、恋人を進路選択の理由にするのが、元々好きじゃなくて。

本作は、ボーイッシュな加瀬さん、ガーリーな山田さんの双方に可愛いさ・魅力があり、本当は1クールかけて2人の青春、心の交流や葛藤を丁寧に観たかったですね。勿論、所々でエロさも入れながら(笑)

あと、やっぱり「明日への扉」は名曲だな~♪ この曲、デュエットの方が、歌詞とのマッチングが良いですね。
{/netabare}

投稿 : 2022/01/24
閲覧 : 229
サンキュー:

16

ネタバレ

貫通 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

百合です。

百合です。
最初から付き合っているのは思い切りが良いです。
百合ではあるので見てみるのも良いです。

投稿 : 2021/08/26
閲覧 : 199
サンキュー:

1

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アサガオの花言葉

百合アニメですね。
百合アニメですが、普通に苦手な人も見えそうかな?って感じの作品でした。

加瀬さんと山田さん、2人は付き合っています。
女の子同士の恋なのですが物語の最初から2人は付き合っている所からスタートします。

作中にあった中でリアリティがあると感じたのは心のすれ違い。
修学旅行で、山田さんは大浴場に入ろう服を脱いでいたところに、一緒に入ろうと駆けつけてきた加瀬さんに照れてしまい着替えを躊躇してします。

そこで、ギクシャクし始め、加瀬さんが山田さんにメッセージを送るのですが、山田さんは自分の気持ちを自分の言葉で伝えたいからと速読スルーし加瀬さんは返事がない事に凹みます。

次の日の自由行動ではギクシャクしていてお互いにお互いを意識してるものの、たった一声が……たった1歩が前に踏み出せない。
こう言う気持ちも解るなぁ〜

頭で理解してても心が上手く動かないのですよね……でも、この状態って本当に良くなくて、これを続けると……関係は自然消滅ルート確定です……
少し心配しながら見ていました( ᵕ̩̩ ᵕ )

でも、踏み出したのは加瀬さんでした。
山田さんの手を取り走り出します!
これ、超大事と言うかナイスと言いますか、こうした踏み出す勇気って本当に大切で、この後2人は海岸で話し合い和解します。

さて、素敵だと思うエピソードの1つは加瀬さんがお家に遊びに来るシーンです٩(ˊᗜˋ°ᵖⁱ)وヤホッ♪
ケーキを持ってくるのですが、全てショートケーキです。
理由としては、単純に山田さんが苺が好きだからと言う理由なのですが、相手の好きな物をしっかり理解してチョイスするのが凄く素敵だなぁ〜と感じましたw

そして、誰にでも別れは来ます。
人は同じ場所で同じ方向を向いて歩いて居るように感じますが、必ず分起点はあり、実際は同じ道ではなく、それぞれの道を歩いて居ます。
その分起点の1つとしては卒業。

加瀬さんは東京の大学へ、山田さんは地元の大学へ進学しようとします。
これが意味するのは、遠距離恋愛。
遠距離恋愛って個人的にはあまりオススメは出来なかったりします……
離れてる時間は不安になるし不安にさせるし……結構大変です。

私の知り合いが、海外の大学に医学の勉強で進む事になり、その彼女さんを日本に残して遠距離恋愛をするべきか、中々会えないから不安にさせたくないし辛いけど別れるかを悩んでいました。

私としては……個人的に2人には別れて欲しくなかったのですが、話し合いの結果別れる事にしたそうです。
やっぱり、不安や心配をかけたくないそうで、私も、その人が、その彼女さんをどれだけ大切にしていたか知っているので、そっか、としか言えませんでした。

でも、大切にするって、そう言う選択肢もあるんだって学びました。

さて、加瀬さん達も悩みます。
東京へ行く事を辞めようとする加瀬さん。
自分が決めた事だけど本当にそれでいいのか悩む山田さん。

最終的には、山田さんは加瀬さんと一緒に行く決意をします。
山田さんには、まだ夢も目標もあやふやで……やりたい事も定まらないけど、1つだけ絶対に間違えのない気持ちがある。
それは明確で……それだけしか解らないけど、それはきっと正解で間違えでは絶対にない気持ち。
【加瀬さんとこれからも一緒にいたい】

その気持ちだけは明確で強い気持ちかな?ってw
人って本当に馬鹿な生き物で、本当に大切な事も大切な人も解っているのに、解ってても何故か悩んで選ばなかった選択肢に後悔しちゃうんですよね……
失ってから、それがどれだけた大切なこのか解っていたのに後悔しちゃう……

きっと、こうした選択肢って凄く難しいけど、本当の気持ちに向き合えた訳だし、これからも大変な事も悲しい事も沢山あるだろうけど、きっとこの選択肢だけは後悔する事は無いと思います。
だから、最後に気持ちに気づき走り出せた山田さんの選択肢には強さを感じました⸜(๑⃙⃘'ᗜ'๑⃙⃘)⸝

作品自体は凄く短い時間ですが、その短い時間に沢山の気持ちがギューっと詰め込まれていて、1つの恋の嬉しさや楽しさ、悲しさや辛さなど沢山の気持ちが込められているそんな作品かもしれません⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝

投稿 : 2021/07/25
閲覧 : 202
サンキュー:

8

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

儚くも神秘的な恋物語

百合というジャンルに初挑戦してみましたが、最初の作品がこの作品でほんとうに良かった。積極的でボーイッシュな加瀬さんと受け身で乙女な山田がとにかく尊かったです。始めは互いに付き合い始めたばかりでどうしたらいいのか分からずドギマギしているイメージでしたが徐々にお互い心を許し合えるほど愛し合っていき、最後には恋にやや消極的だった山田が岡田麿里脚本を彷彿とさせる(実際は違う方です)感情を爆発させて全力で加瀬さんの元へ飛び込むシーンは60分という短い時間の中でも確かな進歩が見られてすごく良かったです。またこの作品は音楽が非常に後押ししているなと感じました。2人の神秘的な空間をピアノのメロディーが、バイオリンのメロディーがより神秘的なものにしているなと思いました。そしてエンディングの山田と加瀬さんで歌う「明日への扉」私はここで泣いてしまいました。エンディング後の二人の最後の会話まで素晴らしくしっとりとした余韻の残る作品でした。私は声を大にして言おう。このアニメは名作である!

88/100点

投稿 : 2021/03/08
閲覧 : 224
サンキュー:

3

TimuTimu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ユリだけどあさがお。ユリだからあさがお。

園芸部に所属している大人しい性格の山田と、一方で陸上部のエースである積極的な加瀬さん、二人のカップルが淡い青春を送るほのぼのラブストーリーです。


作品を見た最初の印象としてはLGBTに対する葛藤があるわけでもなく、かといって日常系・空気系とは違う印象を与える。ただ一人の高校生が恋に対して純粋な心を抱いているという印象。

結局のところ、誰と付き合っているとか関係なく付き合ってどう感じているかが重要なのだと教えてくれる作品です。


また、作品の内容は「月がきれい」のショートバージョンなのかなという印
象を受ける。

OVAなので集中力を切らさずに見られるし、伝えたいことだけ
を凝縮してあるため時間効率も中々良い。

なにより一番良かった点は制作側の演出だ。

この作品、3話で構成されてあるが1.2話にはEDがない。

3話のみ川嶋あいの「明日への扉」が流れる。

これは2話まで嫌われるのが怖くて、加瀬さんからの手を差し伸べられないと
何もできなかった山田が、3話で山田から気持ちを伝えることにより、新たな
スタート=明日への扉が開かれるということを示唆しているように思える。

つまり、あさがおの花言葉のとおり、「はかない恋」ではなく「固い絆」にしたのは山田の言葉であり、行動であり、二人の愛情に他ならない。 

ちなみに、本編は明山田の生き方が日への扉の歌詞を彷彿とさせる内容になっている点も見どころである。

ただ、私自身こういう演出は大変好きなのだが少し残念な演出もある。

それは作中に出る朝顔の色だ。

ネットで調べた身として大変にわかではあるが、どうやら「固い絆」で用いられるあさがおの色は【白】だそうだ。

しかし、作中に出てくるあさがおの色を探すも【青】か【紫】の2色しか出てこない(水彩で描かれたような花の描写は透明感があることに気付けたのも良かった)。

3話の途中、どこかで白のあじさいを出してくれていればと思っていたが、白朝顔開花のピークは夏だそうで、秋が終わろうとしている3話で描写するのは不自然なのかなとも思っていたり・・・。

はたまた、この後本当に「青」の朝顔の花言葉がもたらす結果になってしまうのではないかと勝手に妄想したり・・・。

後日談などがあるとスッキリしそうですね。


ただ、単純に名も考えずに視聴することもできるので、娯楽と考察の両視点で楽しめる作品だと思いました。

ぜひ視聴してみてください!!

投稿 : 2020/07/26
閲覧 : 200
サンキュー:

5

ネタバレ

kou1221 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

軽百合以上、重百合未満(?)

普段軽めの百合を中心に見ていたので新鮮だった
肉欲的な表現が苦手なほうではあるがすんなり見れた
ちゃんと明確に恋愛として書いてる百合も漁るか...

投稿 : 2020/06/18
閲覧 : 273
サンキュー:

2

ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

爽やかで甘酸っぱい百合アニメ

劇場上映の初日舞台挨拶に行って
帰りにBDやらドラマCDやらいろいろ買って帰ってきました

女同士であることを除けばごくごく普通のバカップルが
イチャイチャしたりすれ違ったりしてるだけのアニメですが
主役の二人がとにかくかわいいのと
すごく表情豊かなのが強く印象に残りました
とくにぴょこぴょこ動く山田の葉っぱは必見w

女の子同士のキスシーンとか無理!
みたいな人にはたぶん合わないと思いますが
逆に百合アニメ好きなら絶対見て損はないと思います

特にショートケーキと加瀬さんのシーンなんかは
やってることは結構過激ではあるのですが
あんまり下品な感じにはならず
すごく繊細で上品に感じました

主題歌の明日への扉は16年前の曲
人気TV番組「あいのり」の主題歌だった曲ですね
それを主役の二人が楽しげに歌っています
女子高生たちがカラオケで歌っている風
というような演出なんでしょうかねw

しかし、16年前って
現役女子高生は生まれたばっかりだよね
キャスト陣の年齢でも歌を覚えてるのはかなり厳しいかんじ
懐かしさを覚えるのはアラサー以上じゃないかな(汗

全体的に満足度の高い作品でしたが
不満点があるとすれば58分という短すぎる尺くらいでしょうか
劇場アニメではなくOVAの劇場上映なので
仕方ないのかもしれませんが
舞台挨拶付きとはいえ手数料込2500円くらい払ってるので
もうちょっと見せてほしいなぁというのが本音です

これはアニメに対する不満というよりは
なんだかよくわからない名前の手数料をいろいろ付けてる
某プレイガイドに対する不満に近い気もします

しかし物足りない人はどうぞと言わんばかりに
OVAの直後の後日譚的なオーディオドラマが
主題歌とセットで販売され
それとはまた別のオーディオドラマが入った
謎の選曲のカバー曲集も同時に売り出しているあたり
ポニーキャニオン自体がかなりがめつい売り方してるなぁと思います

とはいえオーディオドラマの出来も悪くなかったですし
カバー曲のなかでも小さな恋の歌は
めちゃくちゃなんだけどすごく楽しそうに歌ってて
劇場限定BD含めて買ってよかったと思える内容ではあったので
あとはちゃんと続きを作ってさえくれれば文句は無いですねw

続編支援のためにももう一回くらい特典漫画もらいに行こうかなぁ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

舞台挨拶レポート

{netabare}最初に出てきたMCは落合福嗣
こいつこの作品出てたっけ?
って言うかセリフのある男いたっけ?
くらいに思っていまいたが
どうやら駅員さんだったようです

今回福嗣君は着流しで
女性キャスト陣は浴衣での登壇でした

中でも加瀬さん役のあやねるは
あさがお柄の浴衣でした
オーディオドラマ「夏祭りと加瀬さん」では
あさがお柄の浴衣を着たがっていた加瀬さんですが
舞台挨拶で中の人がそれを実現するとは・・・

今回も原作ファンをアピールしていたあやねるですが
漫画原作の作品に出るたびにもともとファンでしたアピールしてると
だんだんどこまで本当なのか信じられなくなってきます

もう一人の主役山田役の高橋未奈美は
一番最初に出てきて福嗣くんから紹介されるときに
まだ紹介が終わってないのに
フライングで話し出して福嗣君と被っていたり
ラストに女性キャスト3人でヒット祈願にあさがおの種を蒔く際
一粒落としてしまってあわあわしているところが
なんだか山田っぽくてクスリときました
この人はすごいはまり役だったように思います

登壇者の最後の一人は三河っち役の木戸衣吹
まず最初の自己紹介で

木戸ちゃん「この作品はデートムービーにいいと思うんですよ。今日カップルで来た人~」
客「……」
木戸ちゃん「あっ(察し)」
他のキャスト陣固まる

終盤には飛行機の中での手のつなぎ方が話題になり
キャスト達で実演した後に一言
木戸ちゃん「みなさんも恋人が『できたら』ぜひやってみてくださいね!」
・・・って、今はいない前提かよw

そのナチュラルに観客に喧嘩売っていくスタイル嫌いじゃないよw
{/netabare}

投稿 : 2020/05/22
閲覧 : 515
サンキュー:

22

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ワリカシピュアなユリアニメ

百合なんだろうと思いつつ観たら百合でした。
ガチ百合までは行かないけどマジ百合。
百合が苦手な私としては大失態です。
せめてコメディー要素が濃ければ、楽しく観れたのに。

全3話と短いです。
主要登場人物は百合カップルとその友人の3人。
キャラ設定もはっきりしているから、サクッと観やすいです。
しかし、如何せん毒にも薬にもなりません。

1話と2話のラストに無音のエンドロール!
4分もあるから、一種の拷問です。
しかし、一転最終話にはED曲が・・・
たぶん、1話と2話は流し忘れたんだろうと一人で勝手に納得しました。

いったいこのアニメは何故作られたんだろう。
不審に思ったのでウィキで調べてみました。

なになに、百合漫画が原作か。
アニメはどうだろう?
なにぃ?劇場公開されただと。
無音のエンドロールの謎が解けました。
あと、技術的になんやかんや。
さっぱりわかりませんでした。

ED曲は「明日への扉」
サビは聞いたことがあるような気がします。
たぶん、名曲なんでしょう。
アニソン以外に疎い私をお許し下さい。

加瀬さんの声はあやねるです。
彼女の声には、あれやこれやの先入観があるので気づきませんでした。
低温ボイスも出せるんだ。
ちょっとビックリ。

投稿 : 2020/05/12
閲覧 : 301
サンキュー:

14

老倉育 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ゆりゆりぃぃぃ

すごく百合な青春もの。
1時間なので結構淡々と進んでいくのと、馴れ初め的なのは全カットでお付き合いしているところから始まるのでそこが少し残念でした…。すごく純粋でいろんな葛藤と向き合っているところが綺麗でとても面白くかったのでもっと観たかった…
背景が柔らかい感じでそれもまた良かった。

投稿 : 2020/05/09
閲覧 : 176
サンキュー:

1

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

花言葉

1話が約20分の3話構成。

交際を始めた山田結衣と加瀬友香。
付き合い方の方法を模索する山田。
とりあえず、加瀬の分の弁当を作る事となった。

まず話の冒頭でクラス分けのシーンから。
山田は三河と同じクラスになった事を喜ぶ。
しかも、人気者の加瀬とも同じクラスに。
同性でも異性でも気になる人と一緒だと嬉しいです。
さらに関係が発展して交際する事に。
初めての交際という事で何をしたらいいのか分からない状態。
加瀬の分の弁当を作りますが、すれ違いに……

想っている事を素直に表現しません。
意図的に隠しているのでしょうね。
演出で表現する手法。
例えば、バスに乗ったら家に帰れるのにバスに乗らない。
例えば、加瀬から良い香りがする。
これらは心理描写でしょう。
{netabare}バスに乗らない→一緒に過ごしたいという想い。{/netabare}
{netabare}好きな人の良い香り→好きな香り→好きの心理描写{/netabare}
恋に対しては盲目的。
お互いの関係性が垣間見れます。

一番の見どころは大学への進学。
高校生にとっては将来を左右する大事な決断です。
加瀬は東京の大学への進学を考えています。
地元の大学にする予定の山田。
お互いに想いあっていても遠距離だと距離だけでなく心理的にも離れた気に。
交際をしたら、いつも一緒に居たいもの。
離れるのは寂しいです。
{netabare}東京へ向かう加瀬。
追いかける山田。
{netabare}想いが1つになりました。{/netabare}{/netabare}

大切なものは大事にしたいもの。
安全なところで守りたいです。
誰しもが初めての経験をします。
しかし、恋愛は順番ではありません。
色々な経験をしてからでも初めてでも一緒。
大事な相手を思い遣る心を持てるのかが重要です。

朝顔の花言葉は
{netabare}「はかない恋」と「固い絆」{/netabare}
山田と加瀬の場合はどちらになるのでしょう。
まだまだ学生という身分。
やり直しができる年頃です。
失恋しても次の糧になる事は間違いなし。
百合だからといって敬遠するのは、もったいない。
広く感じる中庭。
少し距離を感じたのかもしれません。
止まない雨は無い。
いつかは晴れます。
3話目のED曲は『明日への扉』
未来への可能性を感じます。
2人の恋愛が成就する事を祈ります。

投稿 : 2020/05/07
閲覧 : 260
サンキュー:

18

佐藤くん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

てぇてぇ・・・

 良質な百合アニメ。
 陸上部エースの加瀬さんと緑化委員の山田という、対照的な女の子がはじめての恋を大切に大切に紡いでいく素晴らしいお話です。
ギスギスもいいけど、ただ癒されたいって人にオススメです

投稿 : 2020/04/14
閲覧 : 234
サンキュー:

2

きつねりす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

サクッと見れる爽やか系百合映画

60分足らずの尺できれいにまとまった良作!
ジャンル的には百合に分類されるんだろうけど、あまりそれを感じさせない爽やかな感じに仕上がってるのがとても良く、2人ともお互いのことが大好きだと分かる描写が相互的に描かれているのも良かったです。
作画もコミカルタッチを取り入れつつ、画面の美しさで勝負する箇所も随所に光り、何よりキャラが安定して可愛いので文句無し。
浄化されるようなエンディングにもひと仕掛けあって…とにかく愛が詰まった作品でした!強く続編希望!

投稿 : 2020/04/12
閲覧 : 191
サンキュー:

3

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

女の子同士の付き合い始めのお話

人気者の陸上部エース加瀬さんとガーデニングが好きで地味な緑化委員山田との完全に百合のお話なのだが、山田の友達の三河っちが二人の交際を普通のものとして受け入れていてそれ以外の周囲との関係は描いていないので、同性愛の葛藤などネガティブな要素はない。
胸が痛むような事もないので、百合属性があれば観て損はないし物足りなく感じる人もいるだろうなと思った。
キスシーンもあるがとてもメルヘンチック。
胸がキュンキュンする可愛くて優しさがあふれ出ているアニメ。
女子校かと思ったら共学だった。
同じスタッフが作った「フラグタイム」というのも観てみたい。

投稿 : 2019/12/23
閲覧 : 171
サンキュー:

4

アニメ好きなオタク さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

可愛い作品です

初めて百合アニメというものを観ましたが、少女漫画に近く、すれ違ったり、イチャイチャしたりする山田と加瀬さんが可愛くて可愛くて仕方ないです。少しだけエッチなことを想像させるシーンがあります。
個人的には山田ちゃんが好きで、デフォルメになると時々頭からでる双葉がとても可愛いです。
エンディングの「明日への扉」のカバーがすごく良くて、劇場で見終わって、その足でアニメイト行ってCD買いました。今では原作も全巻買い揃えています。
良い作品と出会えました。

投稿 : 2019/11/03
閲覧 : 211
サンキュー:

4

響け! さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ただの百合ではない百合アニメ

一言で言うといい百合アニメです。
本当に純粋に恋愛アニメとしても見れました。
加瀬さんまじかっこよすぎ!でも山田に見せる可愛いところもすごくいい!
心が疲れてる方、ぼーっと何か見たい方、翌日に受験を控えている方、おススメです。

投稿 : 2019/10/28
閲覧 : 227
サンキュー:

7

sweet1000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見やすい百合の超純愛ドラマ?二人の幸せを願わずにはいられない

女の子だけど男前?な加瀬さんにあこがれるってありだなって思いました。
このまま男の子だったとしても、きっと好きになってるなって・・・

主人公山田・・・
かわいすぎ・・・
こんな子いたら目がはなせないよ・・・
誰の目にも留まらないところに隠しておきたくなる・・・

とても大切な二人の関係
女の子同士なんてどうでもいい

ただただ二人の未来に幸せが続きますように・・・

TVアニメ化されないかな・・・
原作5冊コミックがあるからワンクールくらいできるんじゃないのかな

投稿 : 2019/05/05
閲覧 : 221
サンキュー:

6

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

可愛かった

高校二年の山田は緑化委員の内気な女の子。あさがおを育てるのに精を出してる。序盤のうじうじした感じは少しいらっとくる。
加瀬さんは陸上部のエースで美人な女の子。さばさばした性格で女の子にモテる。あやねるが名演。

{netabare}高校三年生になれば同じクラスになって喜ぶわけだが、山田は地元の大学。加瀬さんは東京の大学へそれぞれ進学することに決めており、別れることに対して葛藤があるわけだが、最後は加瀬さん出発前に山田が一緒に新幹線に飛び乗り、東京の大学へ進学する決意表明をする。{/netabare}

途中、ウホっとなるような百合展開。キスは言うまでもなく、{netabare}加瀬さんが山田をベッドに押し倒してしまう展開も。さすがにその先まではなかったが。{/netabare}苦手な展開の百合もあるけど、これは短いし、それなりには楽しめた。

主題歌は明日への扉。2003年にリリースされたI WiSHのデビューシングルであいのりの主題歌に使われた有名な曲。僕はあいのりを見たことないけど、この曲は知ってた。アニメと関係ないけど、あいのりと言えば、ELTのイメージしかなかった。

投稿 : 2019/02/09
閲覧 : 339
サンキュー:

8

ネタバレ

chaosT さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

映像化されてたとか知りませんでした

原作持ってたんですけど、通販で買ったからか、帯とかまったくついてなくてOVAとか初耳でした^p^
PSストア適当に見てたら出てきて、即買い

内容的には原作を掻い摘んで1本にした感じです
もう付き合ってる状態から話が始まるんで、付き合うまでの話は原作読んでください。

投稿 : 2019/01/05
閲覧 : 270
サンキュー:

2

ネタバレ

コマキノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

水彩美とピュアで不器用な同性愛

原作未読。レンタルで視聴

2018年6月公開、58分のOVA
公開1年前の2017年5月にはYouTubeにて本作品の前日談となるアニメーションクリップが公開されています。

緑化委員で温和な性格の山田結衣とボーイッシュな陸上部の加瀬友香の2人の恋愛を描いた百合作品。 {netabare}日常編、修学旅行編、進学編と{/netabare}大きく3つのストーリーで構成されています。

まずこの作品、山田と加瀬さんの百合恋愛を主に描いていますが、意外と百合さを感じさせないテイストとなっています。山田はおっとりとした温和な女の子な一方、加瀬さんは運動神経の良いボーイッシュでイケメンな女の子として描かれており、そこまで百合さを感じない。それよりも2人の不器用でピュアな恋愛模様がこの作品の大きな軸となっており、我々視聴者はそれを保護者目線で暖かく見守っていくことになります。

正直ストーリー全体として特筆するような大きな展開や物語の奥行きというものはありません(無いわけではないが弱い)。山田と加瀬さんの緩い恋愛を小1時間眺めるだけ。それだけにOVAとしてのボリュームの薄さに消化不良を感じる人もいるかもしれません。

この作品の最も重要な成分が、その恋愛のピュアさや不器用さです。山田は加瀬さんの前ではニコニコモジモジ。加瀬さんも加瀬さんで普段は山田をエスコートしてあげる一方たまに見せる女の子な一面が可愛らしい。
特にこのカップル、傍から見たら本当にどうでもよさそうなことや些細なことに敏感になってすれ違いを起こしてしまうことが多々あります。恋愛ってはじめはこういうものだよね。 {netabare}ラインの未読既読に敏感になったり、それによって加瀬さんが自分の裸をきっかけに山田に嫌われたと勘違いしたり。ただ一つ、進路の違いは重大だけど。{/netabare}些細なことに敏感になってしまうのも相手のことがそれだけ好きだからなのよ
この2人のピュアさや初々しさが自分はたまらなく好きですね

作画でも一点。この作品は手書きにこだわっており、主に背景は水彩で描かれています。学校、あさがお、町並み、沖縄の風景、どれを切り取っても1つの水彩画として完成されており、それが作品の雰囲気と非常にマッチし一層物語を引き立たせるものになっています。個人的にはいつもの町並みがお気に入り。

ひとつ好演出シーンを挙げるなら、2人の心の距離をバスで表した場面
{netabare}物語の前半のバス停のシーンは2人の間にすれ違いがなかったからこそ、山田がバスに乗らず加瀬さんとのキスシーンに発展しました。しかし物語の後半では進路の違いから2人の間に溝ができ、山田がバスに乗ってしまいそのまま分かれてしまった。バスに乗る、乗らないで関係や心理の違いを表す、2人の心の距離を2つのバス停シーンの対比で示した演出には制作陣の創意工夫を感じました。{/netabare}

総合すると、手書きや水彩にこだわった作画とピュアで不器用な恋愛模様がマッチし、緩く初々しい百合物語へと昇華しているものの内容は若干薄いといったところです
1時間という比較的短めのOVAとなっています。さらっと見れますので百合好きの方もそうでない方も気軽にどうぞ

投稿 : 2018/12/08
閲覧 : 367
サンキュー:

9

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

花一時

2018年6月8日公開の劇場OVA。本編58分。
山田さんと加瀬さん、女子高生2人の恋を描くマンガ原作の百合もの。

知り合いに誘ってもらい劇場で観てきました。
OVAの前に同じスタッフで制作されたアニメーションクリップが
Youtubeで無料公開されているので鑑賞を検討しているのであれば
僕のレビューを読むよりこちらを見た方が良いかもね。

【あさがおと加瀬さん。】 アニメーションクリップ「キミノヒカリ」
https://www.youtube.com/watch?v=tuG7sUdfkFM

今回のアニメもほぼ同じ雰囲気だと思ってもらえれば良いです。
百合ものは「ゆるい」のか「ガチ」なのか、
という志向性が大事な所なのですがご安心?ください。
絵柄から連想されるイメージ通り、いたって「ゆるい」内容です。
可愛らしいキャラデザ、水彩風の背景、上品な劇伴、光に包まれるような演出など
終始ほわほわとした空気感の作品になっております。
案の定というか、こういう作風のアニメのお約束で男子生徒はほぼスクリーンに映りません。

このアニメの見所は山田さんと加瀬さんの可愛さ。
それしかねえ!
というくらい女の子を可愛く見せることに心血を注いでいます。

山田結衣(CV.高橋未奈美)は緑化委員を務める内気な子。
学校の花壇の手入れをかかさない真面目な性格。
興奮すると、頭から草がwwwww生えるwwwwwwwwwwwww
失礼しました。ピョコンと芽がでてくる女の子らしくてかわいい子です。

加瀬友香(CV.佐倉綾音)は陸上部のエースで見た目はボーイッシュな美人さん。
ただ、内面はこちらも女の子っぽい。当然かわいい。

山田さんと加瀬さんのかわいさの二重奏。
この2人の女の子が「きゃっきゃうふふ」とじゃれ合う様を
ニマニマと遠目から眺めて楽しむという、
まぁ~~~こういうのが好きな人にはたまらないアニメかと思います。

お話は少女マンガのテンプレそのもの。
別冊○ーガレットあたりを手に取れば
どれかのマンガが全く同じ話をやってそうなくらいベタな内容です。
文学的な要素は特になかったですね。毒っ気も全くなし。
ということで僕には珍しくネタバレなしのレビューにしました。
個人的にはもう少し印象に残るカットや台詞があると良かったんですが。

ただこの作品の本懐は女の子の可愛さに癒されることにあるのでしょう。
深夜アニメにも毎シーズンこういった作風のアニメが
必ず一つはラインアップされており
確かなニーズがあるのは間違いありません。

日常系アニメを愛する方は劇場に足を運び、
女の子の可愛さをその目にしっかりと焼き付けよう。
乙女の香りを鼻いっぱいに吸い込もう。

・・・・でも僕が観たときは加瀬さんのレモングラスの香りはしなかった。
となりのお客さんがバケツサイズのポップコーンをひたすら食べていたからです。

ボクは百合ワールドへのトリップに失敗したのでした。

投稿 : 2018/12/02
閲覧 : 406
サンキュー:

16

ポテ☆とと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あるひとつの百合物語

純百合アニメですね
今のアニメは、なにか驚きを入れたりするのが
当たり前になってきているが、
このアニメは、ただ女子高生2人の純恋愛物語。

投稿 : 2018/09/24
閲覧 : 233
サンキュー:

4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

恋と青春の輝きだけを、ギュッと詰め込んだ物語。

「どうか加瀬さんが私の事を好きでありますように…。」
高校生の山田は、緑化委員の内気な女の子。
同じ学年の加瀬さんは、陸上部のエースで美人な女の子。
山田が植えたあさがおをきっかけに、言葉を交わしたことがなかった二人の距離が少しずつ縮まっていく。
恋と青春の輝きだけを、ギュッと詰め込んだ物語。

上記は公式HPのIntroductionです。
OVAでは、二人の距離が縮まり付き合い始めてからが描かれていますが、このIntroductionが二人の関係を最も適格に表していると思ったので引用させていただきました。

女子高生同士なので、ジャンルは百合になるのかもしれませんが、それだけでこの作品を敬遠すると後悔すると思います。

何故なら、その思いはどこまでも純粋で真っ直ぐで一生懸命だから…
たまたま相手が同性だった…ただそれだけのことなんです。

だから視聴して冒頭5分で分かります。
お互いが「好き」という気持ちをどれだけ大切にしているかを…

お互い付き合った経験が無いから、何もかもが初めてのことばかり…
だから勇気を振り絞っても一歩前に踏み出すのが堪らなく怖いんです。
これまでも自分の何気ない言動で無意識に傷つけているかもしれないというのに…
「嫌われたくない」この気持ちばかりが前面に押し出され躊躇してしまう…
でも、この気持ちって良く分かります。
誰だってこういう経験…あるのではないでしょうか。

だから本音を言うのだって怖いんです。
自分の本音はきっと我が儘…
我が儘を言ったら相手に迷惑をかけてしまう…
それが発端に嫌われてしまうかもしれない…
気持ちの堂々巡り…

でも、一歩進んだ先で見せてくれた二人の満面の笑顔…
とても眩しかったですよ。

そして高校3年生に必ず訪れるのが進路…
内気な緑化委員と陸上部のエースという立場の違いは、そのまま進むべき道の違いに直結しています。
自分を可能性を最も高めてくれる場所にいくのが一番であるのは、誰もが分かること…
でも、人の気持ちってそんなに単純じゃないんですよね。
好きって気持ちは時には可能性すら凌駕するんですよね。

女の子同士だけれどお互いが本気で好きな二人が導き出す答えは…
気になる方は、是非本編でご確認頂ければと思います。
作品の作り込み同様、とても綺麗に纏めてくれています。

約1時間弱の作品です。
尺が限られているため、贅肉を徹底的にそぎ落とした構成になっていたので、登場人物の心情が丁寧に描かれていたのも好印象でした。
しっかり堪能させて貰った作品になりました。

投稿 : 2018/09/02
閲覧 : 344
サンキュー:

15

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いや、普通に恋愛物として観てた(汗)

原作が百合漫画で、今現在既刊5巻とあるので、まだ連載中みたいですね。

劇場公開されたOVA 
本編 58分


感想

OVAでは、女子高3年生の山田 結衣と加瀬 友香が交際をスタートしたとこから始まってます。
今まで、多くのゆる~い百合ものや、「桜Trick」のようなガチ百合の作品を観てきたけど、この作品の二人は、女同士ってだけで普通の高校生カップルのような、純情系でピュアな恋愛関係なので、僕的にはストライクでしたw

百合で受け攻めって表現が合ってるか分かんないけど
一応、山田が女の子らしい女の子で受け側。
ちょっと自分を卑下するところがあり、一人でうじうじ考え込んじゃうところは、少しめんどくさい印象。
一方、加瀬さんは陸上部のエースで、周りから慕われる明るい活発な攻めの男子っぽい女の子です。(言うてもそんな男の子っぽくはないかな?)
キスやそれ以上の関係を真っ先に考えちゃう辺りは、思春期の男子そのもので、そのくせ言動が純情ピュア男子してるからちょっち感情移入しちゃいましたw
男子がこれ観れば、きっと多くの人が加瀬さん目線で観れるんじゃないかな?w  知らんけど w

中盤までは、ちょっとしたすれ違い等を経て、二人の関係が深まっていく過程が描かれ
終盤は{netabare}それぞれ進学する大学先が、地元と東京と別れてしまい、二人とも悩み苦しむ描写があって・・・
やっぱりこういうのを観ると切なくなりますね。
あー 自分は、お互いが好き合ってるんなら同性同士がくっつくのは別段問題なく思ってますので^^;
 
 最後は加瀬さんが東京の大学受験する日に、駅の新幹線のドアが閉まる寸前に山田が加瀬さんに飛びついてそのまま電車が出るんだけど、あそこは恥ずかしながらもらい泣きでした(苦笑)
やっぱ、あんなに相思相愛の二人が離れ離れになるのは可哀想です。
しかも女の子同士の恋愛なんて、普通より山あり谷ありの問題が多いだろうから、遠距離恋愛は正直キツイと思う。
できれば、二人は近い距離でいて欲しいですね~。

結局、同じ新幹線に乗った所で終わってるので、この先どうなったのかは解らないですが、あの最後の様子だと、山田が加瀬さんを追って東京の大学に進路変更しそうかな^^
{/netabare} 

本編58分しかないので、いろいろと端折ってると思いますが、短いながら上手く構成されてると感じました。

キャデザや作画も綺麗で好み ◎

主題歌は、I WiSHの楽曲「明日への扉」を、山田役の高橋未奈美さんと加瀬さん役の佐倉綾音さんがカバーして歌ってます。
最近声優さん達がカバーする形が増えてきた印象ですが、上手い下手は別にして、僕的には大賛成!
メジャー曲ならカラオケでアニソン枠で歌っても、周りにそんなに変に思われないですもんね^^;
多分 
知らんけどw

CVでは、山田役の高橋未奈美さんは、何の問題もなく上手に演じてました。
男っぽい役で難しい加瀬さん役を佐倉綾音(あやねる)さんが頑張っていた印象です。
あやねるは、僕は観てないけど「新幹線変形ロボ シンカリオン」で男の子役を演じていて、何度かCMでこの男の子役の声を聴いてたので、今回の難しい加瀬さん役も、特に問題なく合ってたと思います。
 
 余談ですが、来年の2019年に、週刊少年マガジンで連載中の『五等分の花嫁』という作品がアニメ化される予定です。
(因みに内容はラブコメ)
この作品に出てくる五つ子のヒロイン5人をあやねる一人で演じることが少し前に決定しました。
最近いろんな役をこなし、着実に実力をつけてきた彼女なら、一人5役も大丈夫だと思いますし、応援したいですね。
彼女が個性ある五つ子役をどんな風に演じるのか?今から楽しみです!^^

投稿 : 2018/08/28
閲覧 : 301
サンキュー:

18

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

尊いなぁ(泣)

ただただ良い。。。。。。。

約60分の劇場版ova、百合アニメ。原作はマンガ。

引っ込み思案で緑化委員の山田(♀)と人気者で陸上部の加瀬(♀)のラブストーリー。

付き合うまでの描写はほとんどない、たぶん前の短編アニメでやったから省いたんだろうけど、あっちは声無しだから、ちゃんと声有りで入れてもよかった。
ストーリーの中心は付き合っている時の話、一応大学受験まで描いているが、せめて大学在学中のをアニオリでもいいから描いて欲しかった。
一応最後二人そろって東京に行くことになったけど、これ新海作品なら離れ離れになってそのままお別れだったんだろうなw

基本的に主人公二人だけで他まともに出てくるのは山田の友達の三河のみ、山田の声は高橋未奈美、加瀬の声は佐倉綾音、そして三河に木戸衣吹。
ただエンディングロール見ているとモブ役にそれなりの人物を使っている、てか福嗣君いるんだけどwwwww

エンディングはカバー曲、音楽番組とか見ている人なら一度は聞いたことあるのでは??

投稿 : 2018/07/16
閲覧 : 253
サンキュー:

5

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

すがすがしかった。こんな恋もありかな!男は困るけど

緑化委員の山田結衣と陸上部のエース加瀬友香が交際をする物語です。

山田は体力が無く内気な性格なので、インターハイに出場しクラスの人気者である加瀬さんにあこがれていました。
加瀬さんは、みんなのために毎日緑化委員の仕事を淡々とこなす山田を尊敬していました。

山田が植えた朝顔がきっかけで、二人は仲良くなり、誰よりも愛しい存在へと変わっていきます。

二人とも純粋です。
お互い相手を大切にしています。
二人の気持ちが痛いほど伝わってきました。

しかし、二人とも高校三年なので、志望大学が異なります。半年後には離れ離れになります。
二人は悩みに悩みます。
でも、自分のせいで相手の夢をあきらめさせるようなことは絶対にしません。
(その考え方は立派だと感じました)

そして、山田が悩みに悩んだ末に出した結論とは…


見ていて、とてもすがすがしく感じました。

エンディングは、フジテレビのあいのりの主題歌だった「明日への扉」です。
この歌を山田と加瀬さんが歌っています。
二人が歌うと、とてもさわやかな歌に聞こえました。
二人の幸せな未来が想像できそうな歌でした。(^_^)

投稿 : 2018/07/15
閲覧 : 388
サンキュー:

21

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

この作品は百合アニメだ。

だが、それがいい。

女の子同士でなければできない恋愛がしっかり描かれている。
そして、スキンシップが健全だ。

もうすべてが良かった。
物語の運び方も、声優さんの演技も、キャラ感も、日常芝居の緩急の入れ方も、音楽も、すべて良かった。

佐藤卓哉監督がなんかやるらしいという事だけで観に行った私。
原作を読まず、ちらっとPVは観た気もするが、そもそも百合ものだと知っていた訳では無かった。

まず、冒頭で女の子同士で付き合っていることが明示され、百合アニメであることを理解した。
恋人とは何だ?というところからテーマが始まるが、序盤はあまりに心の距離が近づかないので、きっと日常アニメなのだと推測した。

そして物語が進み…大胆な行動を見せる加瀬さん。
加瀬さんの裸に驚いて逃げてしまう田中ちゃん。
あぁああああああ~この思春期じゃなきゃわから無さそうな悩みっ!!
田中ちゃん可愛すぎるよぉぉおおお!!!!
二人のやり取りがウブでとても可愛くて、段々と映像から目が離せなくなっていく。
ここにきて、意外とがっつり百合なのかもしれないなと気が付いた。

そして物語は終盤へ…
二人が直面した問題は進路。これは最早鉄板ネタ。だけど、そうなんだよね、進路って一人じゃ決められるものでもないから、いずれは直面する問題なの!!
二人のすれ違いっぷりにハラハラしてしまい、最後に抱き合う二人を見たときはもう涙腺がぼろっぼろ…
親のような気持ちで感情移入してしまった。

EDは<明日への扉>
I WiSHの曲を、加瀬さん、田中ちゃんがカバーしたものなのだが、歌詞がキャラとマッチしすぎて、この作品の為に書き下ろされた曲なのかと錯覚してしまう…。

ここまで胸に迫った百合アニメは初めて見たかも。
まあ、そんなに百合アニメを知ってる訳でもないのだけど…。
百合アニメ初心者でもとっつきやすいアニメだったかなと思う。

最後に何言か。
良かった。とても良かった…ありがとう、、、いい夢を見させてもらった。

投稿 : 2018/07/14
閲覧 : 444
サンキュー:

15

次の30件を表示

あさがおと加瀬さん。のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
あさがおと加瀬さん。のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

あさがおと加瀬さん。のストーリー・あらすじ

「どうか加瀬さんが、私の事を好きでありますように―――…」高校二年の山田は緑化委員の内気な女の子。隣のクラスの加瀬さんは陸上部のエースで美人な女の子。 山田が植えたあさがおをきっかけに、言葉を交わしたことがなかった二人の距離が少しずつ縮まっていく。
(OVA『あさがおと加瀬さん。』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
2018年6月9日
制作会社
ZEXCS
主題歌
奥華子『君の笑顔(album ver.)』

声優・キャラクター

高橋未奈美、佐倉綾音、木戸衣吹、寿美菜子、浅野真澄、内山夕実、落合福嗣

スタッフ

原作:高嶋ひろみ「あさがおと加瀬さん。」(新書館)、監督:佐藤卓哉、キャラクターデザイン:坂井久太、コンセプトボード:平間由香、美術監督:橋本和幸、色彩設計:岩井田洋、撮影監督:口羽毅、編集:後藤正浩、音楽:rionos

このアニメの類似作品

この頃(2018年6月9日)の他の作品

ページの先頭へ