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「けものフレンズ2(TVアニメ動画)」

総合得点
57.3
感想・評価
321
棚に入れた
761
ランキング
6860
★★★☆☆ 2.5 (321)
物語
2.0
作画
2.5
声優
2.8
音楽
2.9
キャラ
2.4

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けものフレンズ2の感想・評価はどうでしたか?

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

普通に一話切りしたれけど…

一話を見て、普通につまらなかったので、普通に一話切りしました。

その後大きな話題になっているのを見て、ちょっと乗り遅れた感。
いや悪評なんだから、私はこの作品を切ったことで、つまらない思いや傷つく思いをせずに済んだわけで、切ったことは大正解だったわけですが、でもこの作品について語る資格を持っていないのはもったいなかったかな、とも思う。

作品のクオリティ以外でも、話題になっているという理由も、見る価値の一つなのかもしれない。と思いました。

前期への憎悪で作られる作品なんて、そんなにはありませんからね。
いや監督交代があったアニメは大なり小なりそうなのかもしれないけど。

充分な暇さえあれば全部のアニメを見たいんですけどね。
つまらないアニメに文句を言う楽しさもありますからね。

投稿 : 2019/04/14
閲覧 : 271
サンキュー:

5

ネタバレ

DIMGz44621 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:今観てる

ゴミ

レビューを見て見る価値ないとわかっていて見た結果本当にゴミアニメだった
一期の良さが何もない
監督が変わるってこんなに違いが出るのかと思い知らされました

時間の無駄でした
好きなアニメ周回したほうがまだいい休日になったと思う

投稿 : 2019/04/14
閲覧 : 196
サンキュー:

3

クティ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

くそ

星一の価値すらない

投稿 : 2019/04/14
閲覧 : 173
サンキュー:

2

ネタバレ

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ややアイデアに乏しく、「お仕事」的な雰囲気を感じさせる2期

2017年に大人気となった動物擬人化アニメの続編。全12話。
前作の放送後に、なにやらいろいろ揉めていて、監督や制作会社を変えて作られることになった作品。開始前の時点では、監督にアイカツの木村隆一を起用というのは作風的にはそう遠くない組み合わせという印象で、とりあえずキャラアニメとしてはそこそこ楽しめる作品になるかな、といった予想でした。
で、実際に観たわけですが、感想の推移をざっくり書くと、最初はまあ無難な立ち上がりだったけど、その後は特にどうということのないエピソードが続き、これ大丈夫かな?とちょっと不安になったころ、第5話でかばんちゃんが登場、「おっ!?」と思わせてからの第6話の「えっ?これだけ?」みたいな肩透かしで、「今作はストーリー面では特に何もないんだな」と推測。そして最後まで観た結果、やっぱり何もなかった、みたいな感じでした。とりあえず、物語全体を一言で評価すると中身が薄いという表現になるのですが、なんというか、けものフレンズの世界で描きたいネタやアイデアは特に持っていないけれど、続編を作ることに決まったので全12話をどうやって埋めようか、みたいな「お仕事」的な雰囲気を感じてしまいました。
一方、キャラアニメとしては、毎回のゲストフレンズは普通に悪くなかったです。あまり親切でないと評判の良くなかったアシカやイルカも個人的には全然許容できましたし、第9話のイエイヌも、物語の内容と切り離して単体のキャラとして観るならば、とても良いフレンズでした。問題はメインキャラのほうで、新主人公のキュルルは優しくない言動がときどき気になりますし、前作でお馴染みのサーバルは、今作では何を考えているのかわからない、感情が抜け落ちたようなキャラになっていました。さらに痛かったのは、エピソードを重ねていく中でも、キュルルとサーバルが絆を深めていく様子が見えてこないことで、そのためストーリー上で離ればなれになって心配したりという展開になっても、どこでそんなに仲良くなったの?みたいな違和感がありました。これは一般フレンズたちとの関係についても同様で、毎回の出会いから別れまでの間に、もう少しメインキャラとの繋がりを感じさせる内容が欲しかったです。
作画は、映像的には綺麗ですが、キャラデザや動きに前作の独特の魅力がなくなって、なんだか普通になってしまいました。音楽は、OP曲がいかにも「けものフレンズ」というイメージで良かったです。
最後まで観終わって、全体的に、なんとなくパターンを踏襲しているだけのような安易さを感じました。中途半端に前作を引きずるくらいなら、キュルルとカラカルの完全に新しい物語にしてしまったほうが面白くなったような気もしますが、商売を考えると人気キャラのサーバルをレギュラーで出さないわけにもいかなかったのかな、なんて想像したりもして、まあとりあえず期待には応えられない作品でした。

投稿 : 2019/04/12
閲覧 : 277
サンキュー:

14

ネタバレ

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

12話2回見たけど

2019.4.12視聴完了。

今回は絵の上手なキュルルちゃんとの話。

絵のキャラがセルリアンになるというのは
まあそういう設定なんだと受け入れられます。
でもホテルが崩壊したからすべては終わりなんですか?
一切フォローないんですか?
2度見たんですが触れてませんね。
カバンちゃんに焦点あてなくていいから
キュルルちゃんフォローしてほしかった。
あれだけのことがあったら絵は描けなくなりますよ
普通のヒトならね。

イエイヌの件で炎上したのもわかるように
「思いやり」や「気配り」の足りないアニメでした。

投稿 : 2019/04/12
閲覧 : 220
サンキュー:

13

ひのこぉ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

地獄の作品

もう私からは特に言うことなさそうですね。
Twitter等のツールや様々なネット上での評価同様です。
全てにおいてアニメを馬鹿にしたクソ作品でしたね。もはや笑えないレベルで。
懲役30分とかいう次元じゃなくて拷問30分ですよ。

投稿 : 2019/04/12
閲覧 : 226
サンキュー:

5

ネタバレ

セキエイ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

1期監督への恨みで作られた史上初のアニメ

1期はたつき監督の貢献により奇跡的にヒットしたが、権利者側との方向性の違いから貢献者であるたつき監督が降板した。降板理由の真相は明らかになっていないが、2期は権利者側がたつき監督を逆恨みし、1期けものフレンズを無かったことにして自分達のコントロール下に置くために制作された。

『2019/4/11追記 ツイッター上で制作関係者の悪意が明確になった。
氷村ふぁねるというアカウントはたつき監督の葬式画像を上げるなど常軌を逸した人物であったが、細谷Pはそのアカウントと友人、もしくは同一人物である事が明らかとなった。プランニングマネージャーの岩田氏は岩田都市伝説彦というアカウントで、恨みを3倍にして返すなどとツイートしており、たつき監督への逆恨みが明白となった。』

互いの個性を尊重し肯定する優しい世界⇒終始ギスギスしたセリフまわし、感謝や気遣いの言葉もなく、しまいにはフレンズ同士の暴力まで行われる。
練りに練られた王道ストーリー⇒伏線回収一切なしの支離滅裂なストーリー、見せたいシーンのためにキャラを動かすため、行動原理がめちゃくちゃ。
敵を英知と工夫で退ける⇒全部ワンパン解決
けものは居てものけものは居ない⇒特定のフレンズを敵として描写し、最後はその力を利用するだけして見殺しにする。
強い絆で結ばれていた1期主人公かばんとサーバルの仲を引き裂き、新たな主人公とサーバル仲良しEND。

1期のたつき監督が丁寧に積み上げたものを木っ端微塵に粉砕した。

評価する以前に、これはもはやアニメではない。史上初めて恨みを公共の電波に乗せて発信した、吐き気を催す悪である。

アニメ業界にこのような事が2度と起こらない事を願う。

良いものを作るクリエイターが評価され、報われる世界を望む。

投稿 : 2019/04/11
閲覧 : 459
サンキュー:

13

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

世界観は健在

2期はいろいろ批判や残念論があるのは知っていますが、
あまり詳しくは追っていません。
1期との比較で酷評されていたので
あまり期待しなかったせいか、
言うほど悪くはなかったような。

ワクワク感が少し落ち着いたのは否めませんが、
楽しめないという事はないかと。
確かに、1期の監督による続篇を観たいという
ファンからすると、こんなもんじゃないはず
と思う心理は頷けますけどね。

自分は井口裕香さんのわんこがちょっとツボったのでアリでした。

ニュートラルな方はいっそ周辺のざわつきを含めて楽しんでみるのもアリかと。

投稿 : 2019/04/11
閲覧 : 170
サンキュー:

9

ネタバレ

赤羊角 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

声の芝居がともかくダメ

いろいろ製作環境が変わったとのこと。
ストーリーの展開や世界観バックボーンも前期とは違うものを感じた。

前期との大きな違いは、主役サーバルがきちんと芝居していない印象を与えるところ。
前期はイノセントな芝居に終始していて、それが好感でもあったのだが、今期は「前期の芝居をなぞれば受けるだろう」という手抜きが見てとれてしまった。
決め台詞の「すっごーい」、「みゃみゃみゃ!」などの音がとてもおざなりになっている。
新人声優によくある勘違いをしているのだろう。
三期でも続投するなら、更なる向上を期待したい。

投稿 : 2019/04/11
閲覧 : 232
サンキュー:

5

ネタバレ

NANA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

1期は本当に優しい世界だったのか?

1期と作風が大分違います。
長編アニメのようにキャラがゆっくり成長していく描き方なので、心情の揺れや戸惑いによるブレも垣間見え、前作のような“嫌われないキャラ”の作り方ではありません。決して嫌な子ではなく人間らしさの部分なのですが、何故かアニメでは嫌われがちですね。
また、前作ほど丁寧に説明されておらず、不確定要素が多く見る人によって受け取り方に違いが出てしまいがちです。不幸なことに、悪意を込めた解釈ばかりが拡がってしまっているのが現状です。2期が始まる前に公式のゴタゴタがあったせいで色眼鏡で見てしまうのも仕方ないのかもしれませんが。
あと、1期の“優しい世界”でないことを嘆く人が多いようですが、本当に1期は優しい世界だったのか?疑問に思います。
それ以外にも、1期と比較するとキャラの動きなど劣る点はありますが、減点方式で見るよりも2期は2期としてニュートラルに見た方が楽しめると思います。
ただ、2期は優しいだけの世界ではなく、人間が目を背けていたものまで見せて問い掛けるような内容を含んでいるので、けものフレンズにそんなもの求めてないよ!と言う人も多いみたいです。そして、1期は分かりやすく考察しなくても楽しめる作品であるのに対して、2期は行間が多く考察しないと理解し難い部分もあります。決して描かれていないわけでなく、あえて説明を省き画面から視聴者に読み取ってもらう描き方になっています。考察好きな人には楽しめる要素が沢山あると思いますが、誤解も生みやすいのでこのジャンルでは避けるべきだったのかもしれません。
尚、語らせ過ぎない作風は個人的には好みですし、1期よりも心に刺さりました。

とは言え、最初は自分もあまり楽しめていなくて、本当に1期と繋がるのか半信半疑で見てました。わりといい加減に見ていたと思います。でも、ネットの叩きがあまりにも酷いので、ちゃんと見てみようと言う気になりました。(天邪鬼なので)
結果、自分の中での評価は上がりました。あれ?意外と深い話かもしれないぞと。
考察好きとしては、興味深い描写が多くて噛めば噛むほど味が出てくる作品でしたね。

とにかく、ネットで叩かれているほど酷い作品でも、スタッフの悪意にまみれた作品でもないです。良作とは言い難いかもしれませんが噛み砕いて見てみるとけものフレンズとしての拘りを持って作られているのが分かります。
ちゃんと1期と繋がっていると思いますし、1期もリスペクトしていると思います。そして、1期よりも深い部分に踏み込んでいます。
この作品をこれから視聴する方は、ネットの評に囚われず、2期は2期として楽しんで欲しいです。




追記

とりあえず、かばんちゃんに関する考察だけ。(ネタバレあり)
サーバルがあんなことになったのは必然だったのかなと

{netabare}
・1期のかばんちゃんについて
1期では、かばんちゃんがミライさんの髪の毛から生まれたフレンズあると描かれていた。
1期最終話では、かばんちゃんはセルリアンに取り込まれ、結晶化(?)を経てサンドスターによりヒトのフレンズとして再生。何故か記憶が残っていたり、指先が黒くなっていたりと謎を残していた。

・空白の期間で何が起きたか
かばんちゃんについて1期ラストから2期が始まるまでの詳細は語られていないが、これまでの描写を分析し考察してみた。
結論としては、かばんちゃんはヒトのいる所(あるいはかつて人がいた施設)に辿り着き、そこでジャパリパークやフレンズについて知識を得て、フレンズ達のために出来ることをしようと戻って来たのだと思う。

・1期と2期を繋ぐ博士達との関係
2期で博士達と一緒にいるのは、1期の「ヒトを見つけたらすぐ帰って来るのです」という約束を守ったから。かばんちゃんはヒトに会った後真っ直ぐに彼らの元に帰って来て、そのまま一緒にジャパリパークの研究をするようになった。そして、カレーライスや辛い料理を作ってあげたのだろう。(6話「辛いものは癖になるのです」1期で食べたカレーがきっかけで辛い物好きになったらしい。)
大量のラッキービースト(腕時計状の物)はヒトから預かった物と思われる。

・何故サーバルの記憶がないのか
道中でセルリアンに食べられた可能性も考えたが、一番可能性が高いのはジャパリパークの外に出たことでサーバルは一度死に、記憶を失ったのではないかと。
アプリの設定では元々、フレンズがパーク外(サンドスターの効果外)に出るとフレンズ化が解除される(元の姿に戻る)らしいので、島を出た後間もなくフレンズとしてのサーバルは死んだと思われる。

・1期は本当にハッピーエンドだったのか?
1期の希望溢れるラストからは想像も付かない結末かもしれないが、不穏な要素がなかったわけではない。かばんちゃんの指先から手の色が変化していくのを不気味に感じた。ネットではスルーしてる人が多かったが、自分は不吉な印象を受けた。ハリーポッターのダンブルドアみたいに死期が迫っているのではないかと。実際、死んだのはサーバルの方だったが。
たつき監督があの続きをどう描くつもりだったのかは分からない。もしかしたらとっておきの隠し技があったのかもしれない。でも、アプリ版の制約通りならサーバルはジャパリパークを出るべきではなかったと思う。
1期でも博士が「慣れない地方での暮らしは寿命を縮めるのです」と言っていたし、アプリの制約は効いているように思える。
かばんちゃんとサーバルの行く手には希望の未来しかないと思えたのは、たつき監督が仕組んだミスリードだったのではないだろうか。少なくとも自分には、なるべくして2期がああ言う形になったと思えた。

・旅の果てに見たものは
1期ラストで二人が島を出た後、まもなくフレンズとしてのサーバルは死に、元の動物あるいはその遺物に戻ってしまったのだと思う。(アニメ的には結晶化かも?)何故かかばんちゃんだけはフレンズの姿を保っていたが、サーバルを連れて来たことを後悔したと思う。ヒトに会い、サーバルを元に戻せないか相談し、再生方法についても尋ねた。フレンズはパーク内でしか生きられないため、パークに戻ってからキュルルが最初にいた施設あたりでサーバルを再生したのではないかと思われる。
博士達はその経緯も知っていると思う。かばんちゃんはサーバルを再生した後、二人の思い出を胸に仕舞い、記憶を失ったサーバルの元から去った。

・2期でのかばんちゃんの変化
2期でサーバルと再会した時も、本当は自分のことを思い出して欲しかったが、事実を伝えても混乱させてしまうだけだし、あの子が幸せに暮らしてくれているだけでいいと、あえてそのことを話さなかったのだと思う。
かばんちゃんの一人称が変わったのは、ヒトに会ったことで自分の性別を知ったから。性格が変わったように思えるのは(スタッフ変更によるキャラ描写の違いはおいといて)、フレンズ達とヒトの関係を知り、ヒトとしての責任感や自覚が芽生えたからだと思う。フレンズ達をサーバルのような目に遭わせないためにも、自分に出来ることをしようと。

・幸せな未来への予兆
2期ラストの海のシーン、かばんちゃんが涙を堪えて「また会おうね」と言うと、サーバルが一粒の涙を零して微笑んだ。「うん。約束だよ。かばんちゃん!」
その理由は分からなくても、かばんちゃんと過ごした優しい記憶は確かにサーバルの中に残っていた。近い未来またあの頃の二人に会えるかも、そんな希望を残し1期のOP曲が流れた。エモい!
これで1期のアンチテーゼと言われる意味が分からない。1期をリスペクトしてるし、原点回帰(実際はアプリ版が原点ですが)を思わせる演出なのに。むしろ1期で犯したタブーを最高に美しい形で回収してくれようとしているのに、2期スタッフは理不尽に叩かれ過ぎではないか?近い未来、また幸せな二人が見れたかもしれないのに。(あれだけ叩かれたらモチベーション失くすよ)
2期ではサーバルはキュルルと一緒にいるけど、キュルルはカラカルと絡む(姉弟のよう)ことが多いので、サーバルのパートナーはやっぱりかばんちゃんなのだと思う。

・かばんちゃんは何故違うのか
ところで、イエイヌがかばんちゃんは違うと言った理由について一つの仮説を立ててみた。かばんちゃんがヒトでなくなっていたとしたら?
1期ラストでかばんちゃんの指先が黒くなったのは、サル化していたから。サーバルを助けるために木に登りセルリアンに飛び込んだが、その際にサル(遺伝子的に近いチンパンジーあたり)のDNA(あるいは記憶)が付着し、セルリアン内部でかばんちゃんの遺伝情報が一部書き換わった。(サルの木登り能力が備わった)セルリアン退治前後で、木登りの腕前が明らかに違うのはそのせいではないだろうか。
イエイヌはキュルルの匂いを懐かしい(ヒトの匂い)と言った。敏感な犬の嗅覚でサルの匂いを嗅ぎ分けたと考えると腑に落ちる。

{/netabare}

以上がかばんちゃんに関する個人的な考察です。真相は語られていないので真偽のほどは分かりせん。
(空白の期間の説明ぐらいはしておくべきだと思いますが)

キュルル、イエイヌ、アムールトラ(ビースト)、あとジャパリパークについて考察書けたら書くかも…余力次第…

投稿 : 2019/04/10
閲覧 : 617
サンキュー:

16

観ろ! さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

制作もキャラもギスギスしすぎ

物語は一期に比べて薄味で起伏が無く、意味不明なシーンも多いし、おおよそ面白くはなく、癒しも感じられない。作画は一期よりはいいんでは?声優も普通。opは好き。キャラは主人公の造形と性格が好きになれなかった。それよりも監督がTwitterで壊れてたり、プロデューサーがごますりしてたり、脚本が騒動に似たラノベを出してるのがヤバい。そしてそのスタッフをまとめるはずの総監督が黙り決めてるし、大丈夫なのか?二期を作るということはファンの考えを汲み取ったり、それに向けて色々と協力しなければならないのでは?監督降板騒ぎで批判ももあったが、ちゃんと面白ければ誰でもいいと思う。単純に面白くないというか、個人的にはコンテンツとしての方向性が制作側とファンとで違ってしまっているのではないか?あと一期のキャラ出すならデザイン崩さない方がいいし、一期との関連性や繋がりがないなら『けものブレンズ アナザー』などの題名にしないと叩かれても仕方ないと思う。もうアンチのおもちゃになってて一期の熱烈なファンだった者としては本当に悔しい。

追記
細谷Pのツイート見て、本当に一期ファンを考えていないコンテンツ運営を製作陣がやっていることがわかりました。何故誰も止めなかったのか、最終話のCパートの残酷さ、そして二人の旅とボスを蔑ろにしたりともうダメです。お手上げですね。良かったのはopとedくらいじゃないですか?作品はユーザーや視聴者と共に舵をとっていくものです。自分達のやりたいようにやった結果、文句や批判をもらっているのだから率直に受け止めてください。嫌な気持ちになった人が沢山いる事実を考えてください。予算が増えたのにカメラワークは動かないし、脚本は面白くない、駄作としか言えません。

投稿 : 2019/04/10
閲覧 : 190
サンキュー:

6

ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

言いたいことは山ほどある作品

1期の大成功を経て、2期製作決定からここに至るまでに紆余曲折があったコンテンツ。始まってみたら1機ファンからの「違う!」という声が飛び交い、2期スタッフが戦犯扱いにされてしまっています(今のところ)。そもそも、この作品は「けものフレンズ」というコンテンツそのものが好きな人、「こものフレンズ1期」が好きだった人、たつき監督に惚れた人というふうに、ファン層の分類が色濃く表れていて、評価が全く異なるだろうと開始前から見えていたように思います。こう見ると、「けものフレンズ」そのものが好きだったという人は少数派なのかもしれません。でなければ、ここまで批判にさらされることはなかったように思います。

最初のアプリからやっている人の中には、それぞれで内容が変わってしまう点こそ「けもフレ」だ、と唱えている人もいるみたいです。が、このコンテンツはどうがんばっても1期の成功に寄るところが大きい(というより、9割がたこのおかげといっても過言でもない)。したがって、1期を成功に導き、ファンの信頼も厚かった「たつき監督」がゴタゴタによって外れたことにより、2期は逆風のスタートになってしまったのは痛かったと思います。

内容さえ伴えば、そう思っていたファンも多かったと思いますが、肝心の内容が1期ファンを逆撫でにするところが多々あったことからこの状況に陥ったのかと思います。たとえば{netabare}1期ではありえなかったフレンズほったらかし事件、人とフレンズが対等ではなく、もともと人は動物を使役していた存在であるという発想(この点はキュルルとフレンズの会話、博士と助手がかばんの単なる助手になってしまったなど匂わせる描写がある)、ラッキービーストを単なる道具にしてしまった点(かばんとボスの別れのシーンが台無し。これは結構痛いと思う。ボスの「3人での旅、楽しかった」のセリフ、ボスも仲間だったんだなと泣けたんだよね)、1期6話をトレースしただけの内容、{/netabare}などなど、細かい点を挙げたらきりがありません。が、自分が一番感じたのは「動物園感がない」という点。いろんな場所でフレンズたちと出会い、その元となった動物たちの特徴を表現したのが面白かったのですが、2期は実に単調。キュルルとフレンズの家探しを全面に置いたのなら仕方ないのかもしれませんが。動物紹介も実際に現場の人の生の声で紹介しているのが良かったのに、単に原稿を読んでいるだけの動物番組の一部でしかないのは残念。

とはいえ、1期を考えずに見た場合、アニメとしては成り立っているとは思います。金をかけた分、キャラデザインはきれいになったし。が、制作陣の苦悩が見え隠れしてしまっているのが痛い。1期とは一線を画すんだという意気込みではじめたんだろけど、中途半端に1期を詰め込んでしまったため失敗しています。比べられのは上等だ!と割り切ってしまえばいいのでしょうけど、呪縛からは逃れられないのでしょうね。それだけ1期がいまの風潮に合っていた作品だったということなのかもしれません。

今後の展開がどうなるか分かりませんが、3期はないでしょうね…。

【終えて】
ん~、結局盛り上がることもなく終えちゃったなという感じでした。
3期作る気なのか、投げっぱなしで終えたのか分かりませんが、謎がいっぱい残ったのが残念。噂のイエイヌの回、確かに酷い。伏線が浅すぎだし、最後は可哀想という意見はもっとも。取ってつけたように最終回Cパートで埋め合わせしたところで、なんにも解決していない。最終回の流れもすっきりしないし。

作画はきれいになったという感じでしたが、結構荒いところもあって、回によって(というより作画担当者によってかもしれないが)おいおいと突っ込み入れたくなるのもあり。例えばチゲ鍋(だと思った)は赤い液体に何か不思議なものが浮いているだけとか、ね。

スタッフがやろうとしたことが見えないのが最大の欠点だったかもしれません。もう1期を無視してまるっきり違う話にするとか、かばんちゃんでなくてミライさんにしてしまうとか手はあったはず。やはり1期の呪縛からは逃れられなかったんだなという感じがします。

それと、スタッフ(というよりおもに監督だが)が素人に喧嘩売っちゃだめでしょう。深夜アニメ見ている層は大半がネットやっていると思われ、逐一情報が出回ります。それでなくても叩かれやすい状況で始まったのに、あの一連の流れでさらにヒートアップしちゃった気がします。情報発信もいまや欠かせない時代なだけに、気をつけてもらいたかった。

投稿 : 2019/04/09
閲覧 : 288
サンキュー:

31

ネタバレ

郷音 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

新たなるジャパリパークの物語が、今はじまる!!

2019年冬放送アニメ。

OPを中心に話題になった一期の続編。

といっても前作とはほとんど変わったものになってます

俺的にキャラデザは2のほうが好き。キャラデザは。

なおそれ以外は全て劣化した模様。

{netabare} 終盤にかけてキュルルの振る舞いがすごい不快だったわ…
コメント見ながら見てたのもあるけど全部お前の絵のせいって思ったら、最初のOPの笑顔で腹立つw
サーバルが記憶なくした(なくさせた)理由がわけわからん {/netabare}

前作は結構笑ったし、考察サイトとか見て面白かったけど

今回はねぇ…

たつき監督ってすごかったんだなって思う作品でした。

関係ないけど  {netabare} KADOKAWA叩きはわかるけどなんで吉崎先生もたたかれてるんや? {/netabare}

投稿 : 2019/04/09
閲覧 : 168
サンキュー:

7

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

まあ、前監督を「のけもの」にしちゃったからな(苦笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ペンギンのアニマル界でサイ大のダックホースで蟻た1期。ニモ関わらZOO、雁ドッグがカバり、サーバルとチュウもく猿た2期。

全鯛として、エイ象はキリンになりミミズクなったが、ス鳥のアルマジロさは牛なワニた気がしマウス。

、、、さあ、フレンズは何匹(人)いるかな~(笑)?

通常バージョン→({netabare}近年のアニメ界で最大のダークホースであった1期。にも関わらず、監督が代わり、さあどうなると注目された2期。

全体として、映像は綺麗になり見やすくなったが、ストーリーの面白さは失われた気がします。
{/netabare})

まあ、どのくらい面白くないかというと、この文章くらい面白くありません。(大体、私がネタに逃げる時は苦しいんです)w

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
このアニメを単独として観れば、そこまで批判されるもんでもないと思う。

まず、1期より映像は綺麗になり、グッと見やすくなった。サーバルちゃん役の尾崎由香さんも演技が上手くなり、表現の幅が広がった。アイキャッチの動物紹介がまともになったため、キャラデザや動物の特性をフレンズと重ね合わせて見ることが容易になった。新キャラのカラカルは、作中で様々な役割をこなし、三者の掛け合いは楽しく、萌え要素というか普通のアニメっぽい要素を一手に引き受けるナイスなキャラだった。

別に、「悪いこと」ではない。。。「普通」ならね。

ただ、元々が「秘境の湯」みたいな楽しさが売りだった本作。

はたして、「秘境の湯」を整備し、歩きやすい遊歩道つけて、脱衣所やら売店やらが完備されば、それは魅力UPにつながるのだろうか?

たまに、アホな芸能人が、塩辛とかホヤのような珍味を食べ、「これは全然クセがなくておいしい」とか言うが、だったら、珍味なんて食うなよと思う。

そんな感じ。

つまり、「こんなん、けもフレじゃない」という印象を与えてしまったことは、元々がカルト的な人気を誇った本シリーズだけに、(制作前のゴタゴタ含め)大失敗の2期になったと思う。

私が本作で違和感を感じたのが、フレンズ=動物<人間 という図式が成り立っているような部分だ。

例えば、3話で「イルカとアシカが、ヒトから拍手を欲しがる」、5話で「ゴリラが、ヒトから動物の支配方法を聞こうとする」、9話で「イエイヌが、ヒトを守りヒトに従属することを喜びに感じる」など、やけに「人間本意」「動物(フレンズ)は人間のためにいる」「人間から動物を見た一方的な視点」を感じるのだ。

もともと、「けもフレ(1期)」は、動物=人間=フレンズ という構造で、それこそ、「のけものはいない」温かな作風を生み出していたはずではないのか? いくら監督が変わっても、作品の根底にある魂には、触れてはいけないと思う(特に9話は不快だった。最終回Cパートは、元々予定されていたものなのか、それとも、9話の大ブーイングを受けて、急遽付け足したものなのか。めっさ気になる~w)。

私は別にけもフレのファンではない。一期の評価は☆3(普通)だ。たつき 監督にも、そこまで同情していない(てか、裏側とかあんまり興味ない)。

そんな私がフラットに観たとしても、一期よりも確実につまらなかったと思う。

結局、一番心に残ったのは、6話や12話の「かばんちゃん」だしね。あれは泣かされたわ(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
あれ? 続編じゃないの? サーバル出て来て、おっ!? となった。サーバルが、なぜカバンちゃんを忘れてる? 1期のサーバルとは違うサーバルなのかな? んで、種族全体で記憶を共有しとるとか。

2話目 ☆2
パンダ、強いな。まあ、熊だし(笑) ヒトを探してるフレンズ、、、カバンちゃんかな?

3話目 ☆2
なんかこう、退屈なんだよな~。拍手が欲しかったってのも、妙に人間目線なんだよな。ラスト、カバンちゃん?

4話目 ☆2
アリツカゲラって、1期でも出てきたよね? なのにサーバルの記憶がないというは、やはり、1期とは違う地域か、時間軸なのかな?

5話目 ☆3
ヒトは怖いという価値観。ヒトから動物を管理する方法を学ぶって、、、「動物」ではなく「フレンズ」ではないの? この世界では。紙相撲の展開は良かった。バーサーカー? カバンちゃん!

6話目 ☆4
やっぱり、サーバルは、1期の後で再度セルリアンに食われたのかな? それとも、1期のラストに食われたのが、遅効性の効果があったのかな? カバンちゃん、ここでサヨナラ? まあ、また出てくれるか。成長したカバンちゃんの姿が嬉しかった。

7話目 ☆2
個性の違い、優劣の無さを表現したいのだろうけど、ストーリーメインの作品で、この話、いる?

8話目 ☆2
トキ、というか金田さん、お元気そうでなにより(笑) ライブ、作画ガチだけと、「それ」が、今の監督がやりたいことだったの? だとしたら、ニーズとは違うと思うんだけど。

9話目 ☆1
イエイヌ? ハスキーかな? 地球から人類いなくなって、月に移住? キュルル、イエイヌさんを放置してサーバルとキャッハウフフって、鬼畜かよ(汗) イエイヌさんに対して、あっさりしすぎじゃない? 違和感しかないな。

10話目 ☆3
人の思いに反応するセルリアン。一期のEDの観覧車? ぬいぐるみの数はその動物の個体数の比喩という話を聞いた。リョコウバト、人間は、絶滅したってことですね。なかなか、けもフレっぽくなってきた。

11話目 ☆3


12話目 ☆3
なんかこう、みんながいるところが私の家って、「え? そんなありきたりなオチで良いの?」という感じ。ただ、かばんちゃんには泣かされた。
{/netabare}

投稿 : 2019/04/09
閲覧 : 371
サンキュー:

35

ネタバレ

Dr.k(甘味亭) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

作風の変化。動物の現状と人との関係性を問う。

当面、総括として要旨と、12話部分を投稿していますが、適宜加筆予定です。
→4/7 加筆済み。必要を感じれば都度、加筆・修正予定です。

(総括)
まずは、ネット上でのこの作品を取り巻く環境下にも関わらず、作品を世に出してくださった方、そこに関わった全ての関係者の方に敬意を表したいと思います。賛否ある評価となっていますが、私は3ヶ月間大いに楽しませて頂きました。

内容はというと、前作とは大きくコンセプトが違う作品だったように思います。
前作の主人公「かばんちゃん」は言わばヒトの善性を詰め込んだ存在でした。そのかばんちゃんが「創造」を駆使して問題を解決し、その上で自らも成長(進歩)していく。
一連の旅は、賛美を伴った有史以前の人類の歩みを表現したもののように私は捉えました(ヒトの「グレートジャー二ー」)

私は、この前作を非常に楽しんで見ましたし、私のけもフレはここからでした。

一方で、私は擬人化ものを見る時、そのキャラクターだけをみて「かわいいかわいい」と言っているだけで本当に良いのだろうか、心のどこかで引っかかる癖もありまして。

けもフレに関しては、前作の「優しい世界」の虜となるうちに、その視点を忘れつつありましたが……。

今作、「2」ではそこを大きく掘り返してくる作品だったと思います。
人類は、グレートジャーニーの果てに世界を席巻し文明を築き、今日まで発展させてきた。今作の主人公は、そんな文明の上に生まれた子どもです。そこには、人の業も当然ついてまわるでしょう……。

(フレンズではない)現実の動物でも、昨今は「かわいい」とブームが起きます。
確かに、かわいい動物、沢山います。でも本当に、その動物が置かれている状況からは目を背けて、ただ「かわいいかわいい」としている態度でいいのか?

そのような所をこの作品で厳しく釘を刺されたように思いました。


さて。固い話はこの位にして、1人くらいはひたすら「ここすき」をひたすら繰り広げる者がいてもいいだろうとの私の勝手な思いから、以下の各話部分は「ファン目線から」各話を振り返っていきたいと思います。興味のある方はお開き下さい。
(所謂、レビューにはなっていない駄文ですのでスルーを基本的に推奨します。)

☆1話{netabare}
カルガモさん。
「溝」にまつわる、リアル動物に基づいたエピソード。「とある技」を見せる時の(ドヤァな表情。かわいい。感激でずぅ~!

「パンのロバや」でフレンズに食べ物を分けるロバさん。もしかして文字が少し分かる?もしくはパーク開園時からの役割?
{/netabare}

☆2話{netabare}レッサーパンダさん。あの性格の大元は……?(lesserを辞書で引くと……?これってヒトの影響……?)
パンダさんのゆる~とした動き。かわいい。
きっとこのゆるさが恋しくなる時がくる、そう感じる2話でした。
{/netabare}

☆3話。{netabare}「海のご機嫌」とは?
ダブルスフィアの「依頼主」とは?
何だろ~?
某番組コラボのサプライズも!
イルカ&アシカコンビを通じて、今作のテーマが明示された、そんな3話でした。
{/netabare}

☆4話。{netabare}アードウルフさん、念願の登場!
(1期ではかばんちゃんと運命の明暗が分かれたフレンズさんでした……。)
アリツさん、かなりのはっちゃけっぷり!
ナミちーさん、あの笑顔の可愛らしいこと……。キャストもまさかのあの方!
ラッキーさんの話し方もまたかわいいんダーヨ。……あでぃおーす!
{/netabare}

☆5話。{netabare}
ヒョウ姉妹のネイティブな関西ことば。
ドスの効いた「やるか~?」は怖いですお姉さん…こ、こ、こわーい!ブルブルブルブル♪
キュルルちゃんの「がおー!」もかわいい……(その視聴者の声を代弁するカラカル……ナイスプレー!)
何だかんだで仲良く遊ぶ両陣営。
ゴリラさんについては私からはとても語れません。某ゴリラマニアの方におまかせします(Twitterにいらっしゃいます)

ラストのサーバルちゃんのシーンの美しさ。非常に印象的な画面でした。
(私としては、最終話まで見終わっての個人的ベスト回はこの5話です!)
{/netabare}

☆6話。{netabare}全てを悟ったかばん"さん"。ここは触れ始めるとキリが無くなるので……

私からは一つ、6話ラストシーンについてだけ。
ラストシーンのカラカルさんのファインプレー。それに応えるかばんさん。
サーバルが少なくとも、「あの時のまま」の「サーバルちゃん」ではないことを悟ったかばんさん。
あの時、「かばんちゃん」としてサーバルちゃんと旅した時の様に、
旅をする「キュルルちゃん」と「サーバルちゃん」に「カラカルさん」。
キュルルちゃん一行に新たな荷を背負わせる事はしまいと振る舞い、最後まで「大人」として堪える姿……。
内心は溢れんばかりの想いを、カラカルさんへのたった一言に託します。
(かばん)「……あの子を…よろしくね」
あの涙声はズルいですよ…内田さん魂の演技でした……!
{/netabare}

☆7話。{netabare}
ロードランナーさんの「クソガキ」感。でも何か憎めない…かわいい……。

(Gロードランナー)
「おいどーした?ビビってんのか~?
やめるなら今のうちだぜぇ?」
は恐らく、見た方の印象に強く残ったことでしょう。

チーターさんもまたいいキャラでした!
ブロングホーンという動物はこの回のお陰で知りました。「好奇心」にも触れられていて細かいなと思うところです。
{/netabare}

☆8話。{netabare}モーショントレースを使ったPPP回。
チョイ役ですがパフィンちゃんにタヌキさん、トキさんの登場とファンには堪らない回でした。
ラスト、ついにキュルルちゃんが拉致!
♪犯人はアイドルペッパプ~……ではなく、ダブルスフィア!
「ヒトの檻」…これは痛烈な皮肉ですね。
(現実ではヒトがセンザンコウを檻に入れて…センザンコウの密輸のニュースは注意して見ているとよく出てくるものです。)
{/netabare}

☆9話。{netabare}「来たくて来たんじゃない」という拉致られたキュルルちゃんのセリフ。これまた皮肉……!
物議を醸したイエイヌさん。
結末は正解のない問題です。

ビーストとの出来事を巡ってイエイヌさんは、キュルルちゃんとのおうちが「妥協」であることに気づきます。

そんなイエイヌさんとの結末……
1つの回答としては、イエイヌさんが「種の誇り」と考えるようになった「本当のおうちで本当の主人を待つこと」貫かせてあげること。……でも、このパークの現状では主人がいつ帰って来るのか……そもそも帰って来るのか?それも分からない。ある種、とても残酷です。

もう1つの回答として、一緒に旅に出ること、即ち「新しいおうち」を作ってあげること。
……しかし、イエイヌが「信念」とすることをねじ曲げる事を強いるのが「優しさ」なのか?

……この問題は、この作品のこのエピソードに留まらず、「人間と動物の関わり方」にまつわる問題ともいえます。
(ここで、冒頭のキュルルちゃんのセリフ「来たくて来たんじゃない」が利いてきます)
果たして、人間は動物の生き方にどこまで介入するべきなのか?
介入することが本当に動物の生き方を幸せにしているのか?

私も、動物を飼っている(イヌではなくネコですが)ので、すごく考えさせられました。
(元々、危険な場所に迷い込んだネコを「保護」した"保護ネコ"とはいえ)「私に飼われるネコ」としての現状が、本当にネコにとって幸せなのか。

……これは究極的に分かることは無いのでしょう。ですが、ネコが少しでも穏やかに幸せに生きていけるように大切に接してあげよう、そう思わされた話でした。
{/netabare}

☆10話。{netabare}遂にフウチョウコンビが(キュルルちゃんの前に)登場。(※登場自体は5話。一瞬の映り込みと、フウチョウコンビからの視点であろう見下ろし視点カットがあります)

前話ラストで無くしたスケッチブックを渡す代わりに、重い事実をキュルルちゃんに告げては去っていきました……。
一行はリョコウバトさんと共に「ジャパリホテル」へ。(キュルルちゃんが抱えられて行くこのシーン、前作の3話を思い出して懐かしくなりました……トキとリョコウバト、悲しい共通点ある2人。)

土産物コーナーに残るぬいぐるみ、かわいい……!!欲しい(けどこれまた皮肉……)

遂に、アラフェネ登場!(ダブルスフィアとの対面、「2人4役」楽しいシーンでした)
最後はダブルに「うわぁぁぁ!!」(キュルルのフレンズ集合絵、キュルルちゃん自我に悩むうちに海へ転落……!)な10話でした。
{/netabare}

☆11話。{netabare}
フレンズ大集合!
……状況が状況なのにこの気楽さは……!
けものですもの。

「ヒョウワニコンビ」の共闘&ハイタッチ、
「センちゃんビリヤード」など状況の割に重くなり過ぎず楽しいシーンが沢山でした。
(10話視聴後にはどうなる事かと……)

……一見、祝勝ムードになっていますが何も好転していません……。
(フレンズ達も最後にようやく気づきました……。最終話どうなるというところ。)
纏めると、ファンサービス的な11話でした。
{/netabare}


○12話を終えて……
{netabare}
いよいよ最終話……。
なんだかんだと、(物理的な)「おうち」探しとしては一段落しましたね。
「みんなの役に立つため」に冒険する……
かばんちゃんより更に「何者でもないヒトとして」ひとつの、「キュルルちゃんとしてのあり方」(アイデンティティ)が確立したと言う所でしょう。


また、印象的だったのはかばんさんのシーンでした。
6話ではサーバルちゃんの前では堪えていたその感情が、遂に溢れたようです……。

キュルルちゃん一行のコンビは「いいチームだと思う。」との発言。
やはり、かばんさんはこの3人が「新たに紡ぐ記憶」を邪魔してはいけないと思って堪えていたのでしょう。
かばんさん…遂に……我慢出来ませんでした。
(かばん)
「ねぇわたし達も…そうだったかな?」
「……ねぇ゛…!…また会おうね」
(サーバル)
「うん、約束だよ、"かばんちゃん"!!」

……?!「かばん"ちゃん"」!?
やはり…どこかに「かばんちゃん」との思い出が…
同一個体である線は限りなく薄そうですし、
同一フレンズには一定の記憶が引き継がれるものがあるのでしょうか……。("星の記憶"?)
ここは後々のシリーズ展開に期待でしょう。

結局、キュルルちゃんの出自については分からずじまいになってしまいました。
瞳孔の色が左右で違うのもやはり不自然、
最後の最後でお腹がなるシーン、
やはり機械音……(直後でサーバルちゃんのお腹のなる音もあり、やはり意図して音を区別しているように聴こえました)
言動は紛れもなく純粋な、等身大なヒトの子どもですが、どうもただの人とはやはり思えません……。

また、
冒頭のキュルルちゃんがいた施設、キュルルちゃんが眠っていたものの正体は……?

カラカルさんとの友情もラストは描ききらなかったように見えました(まだまだ先がある)。

また、アムールトラのビーストは結局、どうなるのか……安否もそうですが、ビーストは結局相容れる存在なのか、そうでないのか……(干渉すべき存在なのか……?)


キュルルちゃんの落とした帽子は、回収しなかったとしたら今後「キュルルちゃんのフレンズ」が生まれる可能性があるのか……?

また、クリスマスの動画等に存在が示唆されていた「都市」も結局足を踏み入れることはありませんでした。
3人が橋の上から都市を眺めるイラストが印象的で、そのうち登場するのかと思っていたのですが……これは後日談となるのか…?

……と、思いつくだけ列挙してみましたが、まだまだ作品内で描かれていない部分もあるようです。

正直に言うと、不完全燃焼の感が視聴者の立場としては否めないのは事実です。こればかりは……。

ですが、今後も続々と多くの媒体で展開を続けていく上では、この「物理的なおうち探しの終了」というものは、一つの区切りではあったと解釈する他ありません。
{/netabare}
(視聴を終えて)
何だかんだと、3ヶ月間非常に楽しませて頂きました。
「アニメ前作の」けもフレにこだわって同じ形のものを求める人には、なかなか馴染むのは難しい面があったかと思います。

一方、アニメ前作終了後も、公式アンソロやアプリ・音楽等を通じて「けもフレ」の世界を楽しんでおり、
また動物を取り巻く問題に関心を持っていた私としては、今作は大きな違和感なくすんなりと楽しめる作品でした。
(考える機会を与えて頂いた作品でした。)

中々、万人受けとはいかなかったようでそこはやや残念でもありますが、
作風とテーマが合う人にとっては良作足り得る作品です。

興味を持たれましたら、一度鑑賞する価値は十二分にある事でしょう。

投稿 : 2019/04/08
閲覧 : 250
サンキュー:

12

ネタバレ

lucia さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

虚無アニメだけで終わって欲しかった

{netabare}
史上最悪のクソアニメとしか言えない。
以下書きなぐり。

1話、可もなく不可もなく。不快感もあったがまだ視聴できる。
2話、ストーリー構成がクソすぎるので今後の視聴をやめる。

5話ラストでかばんちゃん出てくると聞いたので、けもフレ2に無理矢理連れ戻される。(戻らなければよかったと後悔している)

6話、最悪の一言。呪詛を吐きたかったが我慢した。
ニコニコの閣下動画で溜飲を下げる。
評価点つけるために、最後まで看取ると決意する。

7話、ごまちゃん可哀想・・・。
8話、暴力やめろや

9話、これはやっちゃダメなやつ。ただただ胸糞悪いだけ。何がフレンズやねん。
10話、虚無すぎて内容覚えてない。
11話、相変わらずクソみたいなストーリー。
12話、やってくれたな。完全にキレちまったよ。

1期2期両方で考えると、1期を破壊するためだけに作られたアニメとしか捉えられない。悪意しかなかった。

2期単体で見た時。
まず脚本のクソさが浮き彫りになる。ついで動かないアニメーションがつまらなさすぎる。紙芝居を見せられているのかと言うほど。

キャラについて。
脚本の道具でしかない。
キュルルとサーバル。
サーバルはbotと揶揄されているように中身が入っていない。
キュルルに関しても、人間味をまったく感じず、共感などできるはずもない。
なので、感動的な(製作者がそう見せたいだけ)場面も全てが茶番に見える。

倫理観について。
よく子供向けに作られたアニメだと目にすることがある。
イエイヌとアムールトラの扱いを見るに、子供には絶対に見せたくないアニメである。道徳的に断じて許容できない。

また、人間の業を描いたアニメだというのも目にする。
テーマとしては否定する気もないし、そういったものは大切だと思う。
ただ、けもの『フレンズ』で描くべきではないことは確かである。
別の題材で描くか、どうしてもけもフレで描きたかったならストーリーを抜本的に見直す必要があっただろう。

無数に書きたいことあったが、もうどうでもよくなってきた。
こんなクソに時間使うのが馬鹿らしい。

1つ良かった点としては、KMR、MST、HSY、bが今後関わった作品は絶対に見ないし、一銭たりとも金は落とさない、ということを確認できた点だろうか。
{/netabare}

投稿 : 2019/04/08
閲覧 : 371
サンキュー:

4

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

観終わった

1話感想{netabare}
色眼鏡では観ないぞ色眼鏡では観ないぞ…と自分に言い聞かせながらの視聴。
けどやっぱ…うう~んと渋い顔になってしまう。
ただでさえ某所で吉崎黒幕説が流れてるのにケロロを連想せずには居られないキュルルって名称…攻めおるのうw
あと、確かPVの時に突っ込まれてたんだっけ?崖のシーンで影が平地の処理のまんまだったとかなんとか。
自分は気付かなかったので「へーそんなことあるんだ」と流してたけど(※)1話観たら似たようなヘンテコ現象があって…。
カラカルの後ろにセルリアンが迫って影が覆うってカット、連続したシーンなのにカメラの位置が変わったらカラカルが影の中に入ってない…ってどうなん?
もう作ってる側もやる気無いのかなぁと思ってしまうんだけど…先の崖のシーンは本編では直ってたし(※)伏線ってこともあるまい(といいつつキュルルが飛び越すシーンはアレだった)。
伏線といえば崖を飛び越す直前キュルルが「下ばっかり見ないで顔上げなさい」と言われてたけど、最後キュルルが誰かに言う側になりそう。
ってかキュルルはヒトのフレンズじゃないんじゃないかな。
CGの処理はEDくらいの主線?(アウトライン?)の太さの方が良いと思うんだが…これは観てるウチに慣れるのかなぁ。


この文章書くに当たり見直してたらCMでそのシーン使われてて吹いた、当然直してない。{/netabare}

2話感想{netabare}
ひっでぇなおい…。
AパートからBパートの間、すっ飛んでないか?
ってか修繕はビーバーはもう無理だとしても、建設(巣作り)が得意なフレンズを宛てるべきじゃないか?
パンダの尻尾の色は…。
サーバルはガケから落ちたり車に轢かれたり、はたまたバス突撃させて材木台無しにしたりと、トラブルメーカーでしまいにはロッジの回でじゃぱりまん盗み食いをサラっと流されるほどに慣れられてしまうくらいが丁度良いのに、何もトラブル起こさなくて物足りない。

なによりスケッチブックとモノレールの相性ががが。
「行き先」はレールの決まってるモノレール任せであってスケブ情報を頼りにしてるワケではない。
「次はどこに行けば良いんだ?」が無いっていうか別にスケブ無しでも問題ない、キュルル達の意思は関係ない。
ってか最後カラカル「次はどこを探すの?」キュルル「ここかな」と臨海ステージのスケッチ見せてーの、その後に実際に海が見えるって…順序逆じゃね?
スケッチブックのページ順がモノレールの停車駅順ってことなんだろうけど、気付くの早すぎっていうかもう気付いてる前提。
“ソラウミ”でも書いたけどこっちは気付く瞬間が見たいんだが…ってか今後気付くシーンがあったら「何を今更」と冷める可能性大。

いやまぁいいんですけどね、前作も2話は1話以上にアレだったし(前半の声優の森がね…)。{/netabare}

3話感想{netabare}
これは…どっちなんだろうなぁ…。
出てくるゲストキャラが黒いっていうか、人間に都合の良い視点って感じ。

前作のフレンズ達は基本「労働に対し対価を得る」って概念がなく、賢いとされる博士と助手がようやくその境地に片足突っ込んでた程度。
(それですら対価に見合わないからといって相手を蹴落とすようなことは無かった。
自分の正体を聞きに来たフレンズをクイズの森で餓死させるようなことはしてないし、料理作成もあくまでかばんを試しただけだし)
それもそのはず、大抵のフレンズ達は支給されるじゃぱりまんだけで満足し、現状より生活を良くしたいって発想が無かった。
ただひたすら有り余った時間を持て余し、なにか面白いこと無いかなーと娯楽に飢えてたからあれだけ優しくいられる。
「○○するの手伝ってくれませんか」に対し、「悪い、明日仕事早いんだ」ってことにならない。
もっと言っちゃえば、割に合わない仕事でも、それこそタダ働きでもフレンズ達は「なんか面白そう」ってだけで笑顔でやってくれる。
ジャガーはタダで“渡し”をしてくれるしアルパカはお茶出した後でお代要求しないし、入湯料払えないのでカピバラが宿の外で凍えるってこともない。
これが「優しい世界」の正体かなーと思ってまして。

翻ってけもフレ2の3話、船を沖まで出して対価を要求…だと?
要求に応じられなかったらそれはそれで仕方ない=「まぁいいか」で済まされない、陸に返してくれなきゃ死ぬしかない状況に追い込んでソレ!?
あー、まぁいいんですけどね、その黒い部分が伏線なのかも知れないし。
今後、人間に調教された性質が無批判に当たり前とされてることを疑問に思い始めるって展開かも知れないし。
(2話のレッサーパンダにしたって「人間視点」で日陰者であることを気にしてたとしか思えなかったし)
ただ、ひたすら優しいフレンズ達を描きたいのかフレンズの黒い側面を描きたいのか、どっちなんだろーなーって話ね。
これからもエゲつない要求を突きつけられる話になるのかねぇ?
なんていうんだ?船にあった海中を覗ける装置、あれ見て「海の中ってこうなってるんだー」ではなく「まるで海の中に居るみたいだー」って言わせたのも記憶があることの示唆なんでしょう。
(少なくとも一度は・映像でもいいので海の中を見た記憶がなければその台詞は出ないでしょう)

と、別に悪いと言ってるんじゃないけどツッコミはこの辺で、良かった点。
セルリアン出なかった!
いやぁ~これは本当に良かった、毎回ゲストキャラと共闘して倒すのがノルマだったらちょっとヤダなぁと思ってたので。
それと↑で指摘したスケッチブックとモノレールの相性の悪さをどうしても感じてしまう描写、これも3話はカット。
次回への引きとして入れたがるのは分かるけど、「なんだお前行き先分かってるじゃん」ってなるのはやっぱり変かと。
あと誉めてるんだか貶してるんだか自分でもよう分からんけど、アシカの声がクッキー☆の釣りキチおばさんに聞こえて仕方なかった。
洗いたてのシャツ~。{/netabare}

4話感想{netabare}
↑でも指摘したけど、モノレールが次にどんな地方へ行くのか分からない段階でスケブで当てられるのは伏線かな?
パズルは後半割れた石版かなにかを修復する伏線かな?
アルマジロとセンザンコウがカラカルの威嚇一発で丸まってしまったのは、後半根性出して立ち向かうことになる伏線かな?
ラッキーの「バッテリー」に対してキュルルが疑問に思わなかったのも伏線かな?

…おふう、なんか宿題が溜まり始めてるんだけど大丈夫かな?
全部は回収しなくてもいいけど、幾つかは回収して欲しいなぁ。{/netabare}

5話感想{netabare}
ゴリラがどうしても1期のライオンと被ってしまう。
手下にするしないって話だけど、手下にしたところでじゃあ何をさせるかってのは考えてないと思う。
あとブルブルブルブルは純粋に可愛かった、但し他の作品でやられたらイラっと来たかも知れない。
「怖い」っていうのが強くて獰猛なことではなく、不気味で気持ち悪くてコワイに摩り替わったのは笑った。
ここら辺はなぁ…けもフレ1の方に感想書いといたけど、フレンズはどんなにアホにしても問題の無い世界設定が確立してる強みか。

まぁそんなことより最後にかばん?登場。
その前の謎フレンズも一体何なのか、センザンコウとアルマジロどうした?等、次回以降への“引き”が強烈。
次回のタネ明かし(明かすよね?)でこの作品の方向性が見えてくる…のかな?{/netabare}

6話感想{netabare}
うわぁきたあああ!
けもフレ1の方の感想に書いといたけど、個人的に前作を評価してたポイントは「フレンズは飼われてるだけ=ジャパリパークはラッキービーストがエサを配給してくれてるから存続できてるだけ」っていう危うさにゾクゾク来るものがありまして。
つまりは「ラッキービーストが居なくなったらどうするん?」ってことで、ジャングルちほー担当のラッキーがバッテリー切れでコテンと倒れた時は「あ、これヤベーことの前触れじゃ?」と思いつつ「まぁ充電だったら山頂カフェに限らずそこら辺に設備あるかな」と軽く捉えてたら、その後引き出しの中にコアだけになったラッキーが大量にあって…キャーコワイーブルブルブルブル(喜んでる)。
あれは何だ?もうボディが使えなくなったラッキーの残骸?逆に新たに製造(もしくは複製)されたラッキーの部品??
新たに製造されてるってことだと自分的には「この世界」の魅力半減かなぁ。
また、いつ「自分は飼われてるだけじゃん」と気付いてしまうフレンズが出てきてしまうのか分かったもんではない、もしそれが登場したらパークというユートピアの終焉だろうなぁと思ってて、それに一番近いフレンズはかばんを除くと博士と助手じゃないかなーと睨んでて、その2人も登場。
こっちはそこまでヤベー方向に知恵が向いてないっぽい?
なんか登場は6話だけでサクっと別れちゃったっぽいけど今後も出る予定はあるのかな?

と、誉めたところで以下ツッコミ。
勝手に海行っちゃうのはアカンと思う、また保管してたセルリウムの扱いがぞんざいだったからセルリアンが発生したと思うのだが…ってかやってもいいけどその後かばんに叱られるシーンが無いのはどうなんだ?
この言葉あんま使いたくないけど「子供向け」を意識してるのであれば、悪いことをしたら叱られるし謝る描写は入れないといけないと思う。
1期でビーバーの材木台無しにした時はちゃんと正座して謝ってたじゃん?アライさんも「帽子は盗んだんじゃない、本来の持ち主が持ってただけ」と知ったら素直に謝って返したじゃん?
博士助手は所詮けものだしでまだ大目に見れるとしても、何も悪びれない・心配かけてゴメンの一言も言わないキュルルはどうなんだろう、実はヒトのフレンズではないの伏線か?
そっちは置いとくにしても叱らないかばんが…いや、もし叱ったら「だって博士達が勝手に連れていったんだもん、ボクは悪くない」と言い出してキュルルの印象悪くなってたのかなぁ。
マウント取る目的は論外として「叱られる」は心配される=愛情の一環なので、優しい世界を目指してギスギスした描写を避けててこうなったとしたら、それは見当違いな気がする。

まぁぶっちゃけちゃうと、叱られてションボリする博士助手が見たかった、ああ見たかったとも。
特に博士は細くなった姿を披露する絶好の機会だったのに…。

で、センザンコウとアルマジロはどうした?{/netabare}

7話感想{netabare}
それまでの話と全然関係の無い単発の話。
海に居た巨大な影はどうした、センザンコウとアルマジロはどうした等々はまるっとスルー、肩透かしされた感じ。
あれかな、たまにあるらしいけど新人脚本家の育成としてメインストーリーと関係ない回を一話書かせるとかあるそうな、ソレか?
で、単発だとしても内容が…ロードランナーってやっぱり煽るのが得意なのねーと思いつつも、コヨーテが居ないじゃないか!ってそれはいいんだけどさ…。
走るのが早いと口では言っても絵からは全然そんな感じがしない、もっとバビュンと効果音鳴るような演出やっても良かったんじゃ?
スケッチブックに正確に描けなかったほど早かったんでしょ?
ってかアクションが全体的にのたのたしてるよね、常時ダラーンとしててメリハリが無いので途中で寝そうになる。
それよりなにより、キュルル一行が「うわこいつら面倒臭そう、関わるのはよそう」って態度取るのは…どどどどうなんだ?
どんなことだろうが「それ面白そう」と首突っ込むのがフレンズじゃなかったのか。
これは一期の感想の方に書いた内容だけど「ゴメン、明日早いんだ」と断るフレンズ居たら台無しじゃないか?
何か優先すべきことが他にあるにしても、せめて「協力してもいいけどこっちの問題解決にも手を貸してくれ」で快く首を縦に振る連中だと思ってたんだけどなぁ…。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
8話はペンギンの回。
なんか言うことあった気がするけど…9話で吹っ飛んだ。
9話…あの、9話……。
待てぇい!
無い、これは無い。
今まではいくら動物といっても普段の生活とは馴染みの薄い野生動物ばかりだったのでどこか一線を引いてたけど、イエイヌとなったらちょっとそうはいかんだろー。
イルカですらギリだったのに、イヌとなったらその扱いは慎重にせいや。
自分は実家で犬飼ってて…昔からも犬飼ってて、そのせいかイヌ派?ネコ派?と聞かれたら断然イヌ派ってこともあるのかも知れないが、これは酷い。
ビースト退けた後もっとイヌを心配してやれよ、ってか看病してやれよ。
お前(キュルル)を守るために身を挺したんだぞ?
「よくやった」と労ってやれよ、クタクタになるまで撫で回してやれよ。
野生動物と違って何をしたら喜ぶかが明確に分かるだけに「それは違う」という思いがどうしても沸いてしまう。
性的な意味ではなくワンコ的にあんな可愛かったイヌ(ゴメン嘘ついた、性的にも可愛いや)にその仕打ちって…悪い意味で涙が出てきた。
不憫すぎる。
おうちへおかえりじゃないだろー、「本当のご主人様の言いつけを守ってここに残る」ってことになるにせよキュルルは一度は旅に誘えよ。
キュルルは血も涙も無い冷血漢って設定だったっけ?
世間で言われる大抵の胸糞展開って自分はむしろゲラゲラ笑って見るタイプなんだけど、こればっかしは笑えない。
キュルルが悪者ってことなら構わないのだが…そういう展開にでもなるのかね?

と大まかな感想書いた後で細かなツッコミ。
檻どうやって壊れたんだ…。
トラクターがバッテリー切れ?を起こしたが、やっぱりパーク全体としてはガタが来てる?
月(の前に衛星?)を意味ありげに見せてたが、あんま考えたくない。
イエイヌがフリスビー投げちゃった…いいのかそれ?
イエイヌについて「鼻が利く、怒ると怖い、牙が凄い」ってことを言ってたので、それを活かすシーン書こうよ。
例えばビーストの腕に噛み付いて地面に叩きつけられても離さないとかやりゃあいいのに…戦闘自体描写が無くていきなりボロボロにさせるよりマシだろう。
ひょっとしてフレンズが傷つくシーンは見せないって方向で、イヌもああ見えて実は泥まみれなだけで大したことなかったとか?
だったらパンパンと払って平気なシーン見せようよ。

今まで、これでも結構好意的に見てたのだけど、9話はホントいただけない。
マジで最後キュルルは悪者って展開になってくれないかしらん。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
うっは、これは凄い、悪い意味で。
けもフレ1の続編?として、「前作のどんな部分がウケたんだろう?」ってのは当然考えたと思うのだけど、その見立てが思い切り見当違いだった予感。
前作では上手く共存できてた「不穏要素」と「みんな仲良し」という相反する要素を摘出して、それを雑に混ぜちゃったのでギスギスになったというか。
ギスギスは別に構わないんだ、むしろ個人的には好物。
ただ、100%完全に「良い部分」だけで構成された人間なんてのは居なくて、「良い部分もあるけど悪い側面(至らない部分)のせいでギスギス」ってのが基本で、ハイここ良い部分ハイここ悪い部分と分かるように描写するのが前提だと思うのだが…。
その、キュルルは…正確にはキュルルの扱いは、場面ごとに良い部分としてるのか悪い部分としてるのかワカラン。
みんなの絵を描いたのは良いことなの?悪いことなの?まずそこからワカラン。
イエイヌに対し「おうちへおかえり」と言ったのは良いシーンと見せたかったのか、何かウラのある黒いシーンと見せたかったのかワカラン。
要は作り手の意図がワカラン。

序盤「スケッチブックに描かれてる絵をヒントにおうちを探す(行き先は自分で決める)」って話なのに、モノレールという行き先が決まってる乗り物に乗ってるのは「選択肢あるようで無いじゃん(矛盾してる)」と不思議には思ってたのですが…。
まぁその件はモノレール使わないようになって良かった良かったと流そうと思ったけど、その時抱いた違和感は間違いじゃなかったと言わざるを得ない。
作り手の頭の中では理屈が通ってるのかも知れないけど、果たしてそれが相手に伝わる形で表現できてるか?って所を疎かにしてしまった感じ。
(人によっては「何も考えてない」と断ずる方も居るでしょう、その気持ち分かる)
これは“バトラーズ”や“ロードオブヴァーミリオン”に抱いた感情と同質かな?

まず、キュルルの描いた絵によりセルリアンが生まれて大変だ→今まで関与したことのあるフレンズ集合。
うん、で、目的は?
キュルルにひと言文句を言う?持ってると危ないのでキュルルの描いた絵を返す?絵を焼いてもらう?キュルルにもう絵を描かないようにお願いする?いっそのことキュルルを倒す?
…え、誕生したセルリアンを退治するだけ?
何も解決してないじゃん、ってか集合時点ではキュルルが全員の絵を描いたとは知らないハズなんだけど…。
ぶっちゃけキュルルを亡き者にするのがパークにとって一番安全な気がするんだが。
そうでないとすると「海底火山がなんとかなるまで護衛する」が素直な解釈だと思うのだが、火山どうにかなったっけ?????????
最終回Bパート最後「いい話だなー」みたいな雰囲気で誤魔化してるけど、キュルルは筆を折ったってこと?スケブは焼却したってこと?
…アニメ(アニメーター)が絵を描くことを否定するなんて斬新だなぁ。
ってのは当然皮肉で、火山がどうにかできてないのに「やりきった顔」をしてるってことはそう受け取られちゃうぞ?そう思われちゃって良いの?
Cパートでイエイヌが絵を見て終わるけど、あれも「この後その絵からセルリアンが生まれてイエイヌ殺されちゃうんだよね」っていう不穏エンドのつもり?
違うよね?
なんていうんだろうなぁ、「実際画面で表現されてること」に対し「作り手はそういうことを描きたいんじゃなさそう」の乖離が激しくて気持ち悪い。
「表面上良い人を取り繕ってるけど性根の腐ってる部分が滲み出てる」みたいなことを誰か指摘してた気がするけど、そう思われても仕方ない。
(性根が邪悪なのなら良いんですけどね、腐ってるのはちょっとねぇ)

他にもあれこれと突っ込み所あった気がするけど考えるのも面倒になった。
もしかしたら追記するかも知れないけどとりあえず〆ときます。
もし続編作ることがあるならもう少し協議してからにして欲しい。{/netabare}

追記{netabare}
思い出したことがあるので追記。
嘆いてるファンの中には「前作に泥を塗った」という意見がよく見られます。
自分はそれに関してはつい最近まで“みなみけかわり”みたいなことかな?と思って静観してました。
かくいう自分はみなみけに思い入れが無く(というよりポケモンショック後多用された「あのナレーション」がどうにも好きじゃない)“おかわり”の時の「これじゃない感」に対しては「まぁこういうのもアリなんじゃない?」って感じでして。
作り手としては「根暗でコミュ障気味な視聴者の分身であるオリジナルキャラを“みなみけ”の底抜けに明るい世界に放り込み、触れ合わせることでソイツが救われる・明るさを取り戻す」ってことをやりたかったんじゃない?とも思ってて。
いや、みなみけの世界に放り込むんじゃなくて、「鬱屈としたこっちの世界」へみなみけのキャラに来てもらう、って方が正しいかな。
いずれにせよ最悪の結果になったとはいえやりたかったことは分かる、みたいな。

とはいえ、じゃあ自分が今までアニメを見てて本気で怒った作品って何かなー?と振り返ってみると…あ、思い出した、思い出しちゃった。
前作を台無しにして激怒した作品といえば、“メガゾーン23”のパート3がそれだ。
ってか最近メガゾーン23連想させる作品多くない?
最近もどこかの感想でも挙げた気がするけど…あんまり書くと「コイツそればっかり考えてるな」と思われそうでイヤなんですが、まぁそうは言ってもパート3は個人的には「無かったこと」としてます。
前作までの良かった部分を台無しにしたからね、キャラを踏み台にしたからね、思い返すだけでもムカつく。
いやホントあれは無い、あにこれでは批判的なレビュー多くていつも怒ってるように思われてるかもだけど最近のはそんな怒ってないですよ。
当時若かったこともあるけどあれ程アニメに怒ったのって他には“KEY THE METAL IDOL”くらいしか無いんじゃないかな?(こっちはまた別の性質)

…。
制作側の事情はよく知りませんが、こういうのってたまに起こりますね。
まぁみなみけおかわりも含め、そうなってしまう気持ちは分からんでもないんだ。
前作と違ったことを…スタッフが違うならそれこそ余計に「オレだったらこうする」風を吹かしたがるんじゃないかな、クリエイターだったら。
ここら辺は実写映画ジャンルのほうがより顕著かな?
で、「余計なことしないで前作の焼き直ししただけでも、100点にはならないにしろ今の0点にはならず50点は取れただろうに」みたいな意見も見られるけど、それって酷いクリエイター蔑視に感じたり(※)。
これが商売人に向けての発言なら良いんだけどね。
ここでクリエイターと商売人という相反するスタンスの違いを書こうと思ったけど長くなるので割愛。
とにかく正反対の性質をどれだけバランス良く取れるかが重要だろう、と自分は思ってるのだけど、じゃあけもフレ2はどうかというと…。

クリエイター風吹かしといてクオリティ低いんじゃ言い逃れ出来ん

まぁその、みなみけファンには悪いけど“おかわり”はクオリティ自体は低くないと思ってて…「鬱屈としたこっちの世界」は良く描けてるんじゃない?
一方でメガゾーン23パ-ト3はクオリティも低いんだ、見てはいけない。
※部分に関しても、「お前才能無いからクリエイター側面は封印して商売人に徹しろ」って意味なら非常によく分かる。
「オレだったらこうする」も悪く言えば前作の否定だし、そりゃアンタ、やるんだったらそれなりの覚悟と準備しとけよと。
決して手を抜いて良いってことではない。
これじゃあ悪意を持って作られたと言われても仕方ないかと。
結局何が言いたいかというと「けもフレ2とメガゾーン23パート3って似てね?」ってことで、誰か比較検討してくれないかなーと思ったり思わなかったり。
え、自分?
ははは、メガゾーンン23パート3見返したくないので無理。{/netabare}

投稿 : 2019/04/08
閲覧 : 567
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20

ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

視聴者への波及がすごーい、最終話感想追記

ニコニコで視聴、そして関連考察などを見ていくうちに楽しみになっていた作品
主に考察動画に興味を湧いたきっかけになったのは↓の2作から

ゆっくり解説【けものフレンズ2 第5話】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34631105
けもフレ2第9話におけるイエイヌの扱いについて諦めてみた
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34783282

まず自分の立ち位置を明らかにすると
1期けものフレンズに対する感想は「ほのぼのする」「なんだか好き」「時折ある狂気がツボ」
程度のものであって「とてつもなく面白い!」というほど熱狂したタイプではなかった

放送当初も独特の空気感で「IQが下がる」などと言われていて
視聴者が深くを考えなくても心地よく過ごせる雰囲気の作品というイメージがあった
しかし考えなくても良かったのは、制作側が深く考えていたからこそ完成度が高かったということなのだろう

【ゆっくり解説】三幕構成を通して観るけものフレンズ一期
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34764041
この動画では、けものフレンズ1期の脚本の完成度の高さについて根拠が示されている
けもフレ2が批評や反発されるほどに、1期の優れた点が再評価され浮かび上がってくる面も

セルリアンの描写と、どうして「いし」があったのか、について考えて見た事
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34871411
他にもこの動画の戦闘ギミックについての考察なんかも興味深かった

熱狂的ファンに与えたのは落胆や怒りだったかもしれないが
本作が作られなければこうした考察は生まれなかっただろうし
皮肉にも新たな視点や創作の原動力にもなっていることが凄い

色んな説も!面白いものを紹介
キュルル ロシアのスパイ説 https://www.nicovideo.jp/watch/sm34832260
キュルル ターミネーター説 https://www.nicovideo.jp/watch/sm34695131
キュルル リョコウバトの仇敵説 https://www.nicovideo.jp/watch/sm34875694
キュルル セルリアン説 https://www.nicovideo.jp/watch/sm34765707
キュルル XXXXXXX説 https://www.nicovideo.jp/watch/sm34796327
けものフレンズ2 地獄説 https://www.nicovideo.jp/watch/sm34923907

形はアレだが、こういった視聴者間で解説や考察が飛び交ったり
想像や意見が交わされる作品は個人的にかなり好きなのである
その点でけもフレ2は自分にとって非常に存在感のある作品だった

□自分の作品評価
中盤くらいで考察動画を見るまではさしておもしろーいというほどではなかった
感想と言えばイルカちゃんデザインかわいいとかサーバルちゃんbotだな…とかそのくらい
しかし考察を見て納得する部分も多く、その後一つ一つのシーンや台詞に注視するようになり
結果的に以前より楽しめるようになったという経緯がある
そのため自分としての純粋な視聴感想とは言えない状態にはなっている
ただ個人的には言われているほど悪感情はなく
別の制作でけもフレを作るとこうなるのか、という興味の方が強く
1期の遺産も大きいがどのように描かれるとしても好奇心がある分、肯定的に見れるところがあった


「この作品には悪意が込められている」「制作者の人格を疑う」などの過激な意見あるが
個人的には「素朴に見えて奥深く完成度の高かった前作」と「前作の作品観を引き継げず雑だった今作」
これに1期愛してやまないファン層と大きな溝ができたことが火種だったのだと思う
2は1期のオリジナリティを覆すだけのパワーや完成度を引き継ぐだけの繊細さが足りなくて
でもそれは元々別の制作では難しいものだったんではないかとも思う

これは続編作として失敗だったのだろう、けど作品を世に出して評価が失敗すること自体は悪だとは思わない
そこから学べることや、波及することもたくさんあるのだから
あと少しの配慮があればよくできたという指摘も色々ある
なので過度な制作叩きや人格否定などはどうかと思う(監督等も油注ぐのはやめてほしい)

■最終話感想追記
さあいろいろ物議を醸した本作、どう着地するのか!見てました
アムールトラちゃんが……!瓦礫に……こりゃひどい
カバンさんとサーバルが感情めいた表情で会話を……あっ、これ荒れそう
とまぁドライな感想だとそんな感じだった
初めは色々な考察動画やネタ動画で視聴者への波及がたーのしー!
なことを主張したかったのだけど、終盤そして最終回放送後は
怨嗟に塗れた感想も多量に上げられていてとても勧められるものではない状態に

けものフレンズ2 最終話でアムールトラを救いたかった話
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34902618

まあそんな中でもアムールトラちゃんが救われる話の二次創作動画なんかは
結構良かったのでお勧めです

ビーストについては、前話でキュルルが集合絵に載せており
あの子とも仲良くなれないかなという伏線を匂わせていた
自分としても、これは最終回にビーストと仲良くなる結末があるのかなと予想していて
ビースト登場!はきたきた来るかこの展開と思っていたのでまさかの崩落展開には呆然
ビーストって実は1話から登場していてキュルル一行を救ってくれてる場面がある
敵かもしれないけど味方でもある、なんとなく気になるキャラだった
まあそこのもやもやは↑動画などの二次創作で解消しよう!

あとはエンディング後Cパート、イエイヌちゃんが手紙を読むシーン
ここで登場する絵が、1話のスケッチブックの破られていたページっぽい
ということでキュルルについて考察ができる

まず上記の仮定をすると、絵を描いたのはキュルルで
描かれたのは今回の旅をする前、パークが開園していたころとなる
キュルルはパークが開園していた頃にパーク中を周って
あのスケッチブックの絵を描いていた子供、パークのお客さん説
それがなんらかの理由で取り残され、あのカプセルで眠っていた
また、キュルルは1話で自分は「けものではなくヒト」と述べている
もしかしたらキュルルは「ヒトのフレンズ」ではなく「ヒト」なのかも

最後の絵にはサーバルやカラカル、イエイヌも絵描かれている
このことからサーバルたちとキュルルは以前に遊んだことがあるという見方もある
この絵を悪く捉える人もけっこういるみたいなのだけど
個人的にはこの絵に込められた意味は
「パークが賑わっていたこと」「フレンズとヒトが仲良くしていたこと」
原点アプリ版から継ぐ歴史と、けもフレのコンセプトを込めてると言う感じで
この二点を象徴する絵なのではないかと思った
だからイエイヌが「いい絵」と言ったのではないかなと
(イエイヌはその前の手紙で、触れ合いコーナー的なところで子供と遊んでいた子だと思われるので、
パーク時代やヒトとの思い入れも強いキャラ)

なのでここに描かれているサーバル&カラカルに深い意味はないんじゃないかと思った
記憶をなくした三者が再会したってストーリーもそれはそれで良さそうだけど
パーク時代の別個体のサーバル・カラカルと楽しく過ごしてた絵とも取れる

実際ミライさんが描いてある=パーク開園時代の絵のサーバル
ということは時系列的にはアプリ版サーバルということになって
1期サーバルのロッジ編あたりで映像にでてきた別サーバルってことになる
そうすると絵のサーバル≒1期サーバル≒2期サーバルみたいになってきて
結局のところ整合性はとれなくなってくるので、この辺は自由解釈でよさそう

1期でもサーバルが何故か涙が出るという演出で
記憶がないけどどこかで関わりがあるかもと思わせる描写があった
2期の記憶がないというのもどこかで似た自分が冒険したのだろうと
まぁある種のメタ的な繋がりは見せつつも別個体的な意味だったのかもしれない

とまぁ最後の絵だけでも色々と想像が膨らんだ

投稿 : 2019/04/08
閲覧 : 267
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9

ネタバレ

Win-CL さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

一期のファンをぶん殴る為に作られたアニメ

世間ではそれぐらい悪意に満ちた作品だと言われてますね。

自分も一期のファンであり、二期の出来の酷さには閉口しました。
ストーリーもキャラクターも下の下です。
提示した謎は放りっぱなし。本来の目的も解決していない。
好感の持てるキャラクターが殆どいない。

(PPPのライブシーンだけは良かったです)

一期ではフレンズたちの中にあった問題を、かばんちゃんが知恵を使って解決、みんなで笑顔になって次へ行くという形でした。
しかし、この二期ではそれを表面上でなぞっているだけの完全な別物のような印象を受けました。

なんのフレンズか分からない状態でもジャパリパークの仲間として扱われ、最終的には“ヒト”が“ケモノたち”に認められた素晴らしい結末だったのに相反して、今作ではギスギスとした展開がつきまといます。

キュルルとアニマルガールの間にも。
そして、アニマルガールたちの間にも。

けもの“フレンズ”とはいったいなんだったのかと。
そう疑いたくなる内容です。

一期に他のフレンズの髪を引っ張るような暴力行為に出たフレンズはいましたかね?そうげんちほ―のライオンとヘラジカのいくさごっこでも、そこまでのことはしていなかったと思いますが。

更に結局一人のまま、人間を待つイエイヌや
セルリアンを倒すためだけに使い捨てにされたアムールトラなど
その扱いについては吐き気を催す邪悪といっても過言ではありません。

シナリオにはアマチュアの自分ですら、もう少しマシな終わり方があったのではないかと思えるほどの出来でした。

一連の騒動の結果を無駄に引き摺った結果、この様な忌み子を産み落としてしまったスタッフたちに、この汚名は一生付きまとうのではないかと。

平成最後にとんでもないことをしでかしてくれました。

何年も人々に愛される巨大コンテンツになる匂いがしていたのに。
もったいない。実にもったいない。

どうぶつビスケッツやPPPなど、一期で一気に人気の出た声優さんたちには、他のアニメでより出世していけることを祈ります。

投稿 : 2019/04/08
閲覧 : 232
サンキュー:

7

ネタバレ

Android さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

1期見たことある人は見ない方がいい

これは冗談で書いてはいません本気です
まず物語ですが1期の続きと思わせるシーンがあり最初は楽しみに見てましたが1期やゲームの設定をガン無視して話を進めなおかつアムールトラのビーストの件やかばんとサーバルの記憶に関してや船型セルリアンとの戦闘やイエイヌの絵についてや色々と話を進めなければいけないのに無駄に尺を使い話を無理矢理終わらせて何が作りたかったのか理解に苦しみます
作画に関しては以前の3Dアニメと違ってキャラが可愛くなってたと思います
声優に関してはニコ動の解説動画を見て声優にろくに指導せずに演技をさせていると知って手抜きなのが分かりました
音楽は普通に良いと思います
キャラに関してはキュルカスがなぜそこでキレるのかそもそも喧嘩し過ぎでは?と思いました
イエイヌが必死に守ってくれたのに無視してサーバルと談笑してお礼も言わず同じ人として恥ずかしいです
全体的に1期やゲームを無視して適当に作っていることが分かったので見ないことをオススメします

投稿 : 2019/04/07
閲覧 : 215
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6

ネタバレ

リントI型 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

フレンド感の無い2期

2話までの感想
{netabare} 『けものフレンズTake2(薄味)』

2話まで視聴しました、醜い大人の争いで制作会社を変更して新体制で始まったけものフレンズ2、前作は無かったことにされかばんちゃんは我々の心の中だけの存在になってしまった

巨大動物園ジャパリパークに新たに出現したヒトのフレンズのきゅるる君のすみかを探すために好奇心旺盛で世話焼きなサーバルと一緒に旅をするという始まりで敵であるセルリアンが出てきてジャパリパーク内の施設やBOSSやアルパカなどの前作登場キャラクターも再登場、途中の動物紹介コーナーやきゅるる達を捜査する動物がいる等前作を踏襲した内容となっている

ただ前作はかばんが何のフレンズか?というのを探す旅が人間という生物とは一体何なのか?というアイデンティティーを探す旅となっていて、体力も跳躍力も爪や牙も持ち合わせていないが火を扱え知恵があり文字が読め手先が器用で想像力が豊かという特徴があるというのを道中でフレンズ達との交流で視聴者に示す。そしてもう一つが動物が少女化するフレンズの存在にセルリアンやサンドスターの謎、広大なジャパリパークに点在する荒廃した人工建造物やBOSSの存在など明らかに人の手の痕跡がありながら人間がかばんしかいない、というこのジャパリパークという場所について探るミステリー風味の物語の二つの軸が展開されていたのだが

2期では当然ジャパリパークの諸々の謎については解明されている為ミステリー仕立てが通用しない、同じ事を繰り返されても興味がそそられるはずもなく、フレンズにも早々ときゅるるが人であること察せられていることからその辺について詳しくやるつもりは今作ではなさそう、少なくとも舞台がジャパリパーク内にとどまっているうちは単なる動物紹介アニメになりそう


'あの'けものフレンズの続編だとすれば少々物足りないが子供向け番組だと思えばまあこんなものじゃないかな{/netabare}



12話全体の感想

残念な結果に終わった2期、周りで色々と言われているし上層部はともかく現場に罪はないと思っているのでここでグチグチ言っても建設的ではないと思うので一つだけ

全編通してきゅるるとフレンズ達との交流が希薄

きゅるるとサーバルやカラカルとのやり取りもそうだし道中で出会うフレンズ達にしてもそう。1期の主人公かばんは出会ったフレンズ達の悩みに常に一生懸命頑張って解決策を提示し動物たちと寄り添って必ず動物側に立っていた、対して2期のきゅるるはフレンズの為に全力で何かやったのって下手したら1度も無いんじゃないか?傍から見れば馬鹿な動物たちの習性に対してきゅるるは僕は人間だからお前ら動物とは違うから(半笑い)のような冷淡な態度をとっているように見える、特に悪評高いイエイヌに対してあれだけ人間を待ち焦がれていたイエイヌを置いて旅立つとか薄情な奴としか思えない。1期では好奇心旺盛で常に先頭を歩くような性格のサーバルはドジでトラブルを起すこともあるが明るく元気なムードメーカーだったのが今回はかなり大人しくてきゅるるを引っ張って行く力強さがない、今回新登場したカラカルにいたっては愚痴の多いキャラでその対象はサーバルの事が多く正直いる意味があまり無い、きゅるるとこの二人の絡みが薄いのが仲が余所余所しく思えてしまう。今回はきゅるるのスケッチブックの絵を元に旅をしているが旅先で「この絵の場所を探しているんですが?」『教える代わりに一つ私の悩みを聞いてくれますか?』という感じのビジネスライクな関係なんだよな、タイトルにフレンズという名がついている意味をもうちょっと考えて欲しかった。

これを見ていて思い出すのが1期の11~12話、セルリアンに取り込まれたサーバルを救う為にかばんが身を挺してサーバルを助けに行く、これまでの冒険で心身ともに逞しく成長したかばんが1話で出来なかった木登りや高い跳躍などを駆使してサーバルを助け出した、なんでかと言えば親友のサーバルの為である。もし失敗したらとか身の危険とかそんな事は考えない、全ては友の為。代わりにセルリアンに取り込まれることになったがその勇気と成長を考えると悲しいけど嬉しい、そんなかばんだからこそ12話のタイトルバックはフレンズが大集結したんだ、サーバルもかばんの良い所を具体的に何個も挙げて「かばんちゃんを返して!」だよ、くたばれセルリアンじゃないんだ。翻って今回の2期も同じ展開だったけどフレンズ達がきゅるるの為に大挙駆けつけてきたがそんな心通わす交流なんて今回なかったじゃないか、側だけ似せても中身がこれでは虚しいだけ

最後も結局きゅるるの住処を見つけることが出来ずに消化不良で終わる。元々失敗作で打ち捨てられたプロジェクトを魔改造で輝かせた鬼才たつきがいなくなって結局元の木阿弥で終わったコンテンツ化しただけの事、ケムリクサも途中で切ったし今回の騒動で得をした人物は誰もいないんじゃないか

投稿 : 2019/04/07
閲覧 : 248
サンキュー:

5

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

1期なんてなかった。かばんなんて居なかった。いいね?

詳細は1期を観ても参考にならないので、2期の
公式サイトでも。

1期ラストは海を渡って旅を続けるところだったのに、
サーバルも追いかけて行ったのに、まったく繋がりが
ありません。

挙げ句の果てにサーバルはかばんちゃんの記憶“だけ”
抹消しています。で、今度の主役はキュルル君です。

1期なんてなかった。
かばんちゃんなんて居なかった。
とでも言わんばかりですね。

だとすれば、もう少し作画をちゃんとしたり、
会話のテンポの悪さを改善すればいいのに、
そういうところはきちんと踏襲しているんですね。
尾崎さんも、けもフレで仕事いっぱい増えただろうに
ちっとも上手くなっていないですね…

というわけで、意図的に1期カラーを完全に塗りつぶす
おつもりです。
ただ、言っては悪いですが、1期の初回より出来が悪い。
こんな感じでは、3話で断念しそうです。

=======第2話視聴後、追記です。
{netabare}
ちゅーごくちほーで、ジャイアント&レッサーパンダ
に会って、公園の遊具(すべり台とブランコ)で
遊びます。わー、たーのしー。

いったい何を見せられているのか…

AからBで話が飛んでる感じですし。
そもそも、キュルルは何がしたくて絵に描いてある
ところを探しているのか。
まあ記憶喪失を取り戻そうとしているのでしょうけど。
{/netabare}
=======第3話視聴後、追記です。
{netabare}
1期は小さなお友達向けでしたが、結果的に大きなお友達に
大フィーバーを巻き起こしました。

だけど、この2期は大きなお友達受けを狙って、結果的に
小さなお友達向けのアニメになっています。

大きなお友達のみなさんは、普通にかばんちゃんの
海を渡った続きのお話が見たかったでしょうにね…
{/netabare}
僕はここらで断念します。
フレンズ好きの方にはごめんなさいって…
フレンズ好きの方々は、これは評価しないんじゃないかなあ…

=======第6話視聴後、追記です。

実は、断念した後にかばんちゃんが出てきたと聞き、
こっそり追いかけて観てみました。

こんな風にかばんちゃんを出すくらいなら、
なかったことにしたほうがマシです。
あまりに、たつきフレンズたちの支持を得られない
もんだから、苦し紛れに「かばんでも出しとけ」感が
ありありでしたよ。

やっぱり断念しといたほうがよさそうですね。

=======第9話視聴後、追記です。
{netabare}
あまりの評判の悪さに、ちょっと気になってdアニメ
ストアでこっそりと追撃視聴してみました。

いやあ、確かにこりゃひどい。
ホントの愛はどこにある? と言いたくなる気持ちも
わかりますね。「けもの」とはフレンズでもなければ
「姿かたちは十人十色」だけど惹かれ合う存在でも
ないみたいですね。
「けものはいてものけものはいない」1期でしたが、
2期のイエイヌは明らかに「のけもの」でした。

なんだろう。どうも製作元は「たつきフレンズ」を
完膚なきまでに蹂躙したいのでしょうね、これは。
「お前の作った作品をメチャクチャにしてやる」と
いう強い意図を感じる回でした。
よほど上層部は腹に据えかねたのかな…

さて、また視聴断念を継続することにします。
{/netabare}
=======最終話のみ視聴後、追記です。
{netabare}
相変わらずSNSで延焼しているので、最終話を
興味本位に視聴してみました。

みなさん言っているように、本当に悪意を感じ
ましたね。
かばんちゃんとサーバルの決別シーンで、まさか
「ようこそジャパリパークへ」を流すか?
凄いことするなぁと思いました。
炎上商法に切り替えたにしても、ちょっと下策も
下策って感じの造りでしたね。

ま、これで完全に「けもフレ」の息の根を止めた
感じですね。そうしたかったんじゃないかな。
{/netabare}

投稿 : 2019/04/07
閲覧 : 553
サンキュー:

15

ネタバレ

ハクゥテ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

1期の良さを全部打ち消したキセキのアニメ(笑)

1期のほのぼのとした「のけものはいない」ジャパリパークを全否定し、殺伐とした「のけものしかいない」世界になってます。観て後悔した数少ない作品。

投稿 : 2019/04/06
閲覧 : 166
サンキュー:

4

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

子供向けを装った子供だまし

 放送開始前から悪い意味で注目された作品だったが、実物は予想の遥か斜め上を行った。第1期が「子供向けを装った大人の寓話」なのに対して、この第2期は「子供向けを装った子供騙し」である。
 大ヒットとなった第1期は、脚本・監督を担当したたつきの作家性が強く表れた作品である。原作(スマホゲーム)にないディープなSF的設定を付け加え、それぞれのキャラに厚みを持たせた。しかし、たつき監督は大人の事情で降板。それまで子供向けショートアニメやCM映像を作ってきた制作会社トマソンが、急遽第2期を任された。おそらく、アニメーターたちはかなり戸惑ったに違いない。完成作を見ると、脚本は練り上げ不足(と言うより支離滅裂)、キャラへの愛情も感じられず、どう贔屓目に見てもやっつけ仕事である。

 ストーリーは……(おかしい。1話も漏らさず見たのに、ストーリーが全く思い出せない)……措いといて、キャラの表現に関して第1期と比較しよう。
 第1期の制作を担ったヤオヨロズのスタッフは、キャラの内面を丹念に表現した。第1話終盤、独りでジャングルに向かうカバンちゃんをサーバルが見送るシーン。心配そうに前のめりになっていたサーバルは、カバンちゃんが立ち止まって振り返った瞬間、元気づけるように手を振る。カバンちゃんが再び歩き出すと、その手を胸の高さに保ち、振り返りそうになるとスッと挙げて再び振り始める。相手がこちらを見たから手を振ったのではなく、振り返ることを予想していたのである。そのまま手を挙げた状態で見守るが、カバンちゃんはいったん立ち止まりながらも、振り返ることなく歩を進める。二人の心情が胸に迫り、見ていて泣きそうになる名シーンである。
 一方、第2期では、キャラの内面が窺えるシーンはほとんどない。フレンズが手を振るシーンなら何箇所もある(例えば、第2話のレッサーパンダ)。しかし、いずれも棒立ち状態のまま大きく手を振るだけなので、心情は読み取れない。
 第1期では、「リアクションの入り」の描き方もうまい。第10話でカバンちゃんらがロッジの正面扉を開けたとき、受付にいたアリツカゲラは、微かに首を右にかしげてから「いらっしゃいませ」とお辞儀をする。客がほとんど訪れないロッジなので、誰が来たかを確かめる必要があり、間をあけてリアクションするのは実にナチュラルである。
 第2期におけるフレンズのリアクションは、直截的で間をとらない。第4話に登場するアリツカゲラは、アードウルフの「良い巣をたくさん知ってるフレンズがいるそうなんで」という台詞を受け、即座に「その通り」と胸を張って現れる。第1期で部屋を案内するエピソードに倣って、次々と巣を紹介するが、その姿は押しつけがましく刺々しい。ロッジを好きすぎて、工事前のガランとした洞穴まで激賞してしまう、ちょっとアイロニカルで哀しい第1期の姿とは大違いである。

 第1期のフレンズは、人間が残したレガシーの中で暮らしながらも、その意味は理解できない。そこにアイロニーが生まれ、作品を奥深いものにする。
 第1期で描かれるロッジは、部屋や家具は立派であっても、ベッドに寝具がなく客はその上でごろ寝するだけ。暗に、フレンズに管理能力のないことが示される。ところが、第2期のホテルでは、テーブルの上に氷で冷やされたワインが置かれ、ベッドにシーツが敷かれる(第10話)。
 第1期第6話での戦いのシーン。アラビアオリックスらは勇ましそうに幟を掲げるものの、そこに書かれている文字は「(フリ?)ーパス発売中」。一方、第2期のハブは、おみやげコーナーにそのものズバリ「おみやげ」という暖簾を掛ける。ほかのフレンズも、字が読めるようだ。
 第1期のフレンズは、なぜそんなものが用意されるのか考えもせず、ラッキービーストが配布するじゃぱりまんを美味しそうに食べる。これに対して、第2期では、ロバがキッチンカーでじゃぱりパンやじゃぱりチップス、じゃぱりソーダまで売っている(第1話;金は取らないだろうが)。社会の仕組みと、そこで生きるフレンズのライフスタイルが、まるで異なる。
 第1期のジャパリパークは、危うい均衡の上に成り立つ「黄昏の楽園」であることが示唆される。それだけに、知恵のある一部のフレンズが、パークの危機を乗り越えようとする姿は感動的だ。しかし、第2期になると、パークの状況もフレンズの行動原理もはっきりしない。
 第2期の脚本家(知らない人です)は、第1期から面白そうなネタを借用しただけで、作品世界の全体像を構築しようとはしない。好意的に解釈すれば、準備期間が足りなかったせいなのだろう。演出も、急なピンチヒッターだったからか、切れ味が悪い。うまく扱えば、ビジネスに利用できる強力なキャラクターに成長させられたかもしれない素材を、何とも能のないやり方でおじゃんにしてしまった。

投稿 : 2019/04/06
閲覧 : 505
サンキュー:

11

ネタバレ

567 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もっと期待してた

キャラ ← ★☆☆ → 物語

まぁそこそこ面白かったんですが

1期の方が物語が好きでその上か同等ぐらいを期待してたので

なんかう~んって感じです・・・orz


これは3期あるのかなぁ・・・
(かなり期待薄な気がする)

投稿 : 2019/04/05
閲覧 : 218
サンキュー:

9

あんにゃん♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まぁ、そこまで悪いとも思わん

けもフレだし、IQを下げて頭すっからかんにして何も考えずに見ればそこまで気にならない。わーい、すごーい(゚∀゚) って位の心構えでみましょう。

投稿 : 2019/04/05
閲覧 : 204
サンキュー:

4

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

監督が誰とか・・・僕には関係ない

感想

前作の1期は、視聴作品数が多く、その作品の絵柄や幼稚さを感じて途中断念してたけど、今期は好みの作品が少なく、視聴に余裕があったので、たびたびながら観ではあったけど無事完走しました。

話としては、きゅるるちゃんの自分ち探しの旅で、旅の途中にいろんなフレンズが出て来てちょっと絡むくらいで考察も何もない感じなんだけどなぁ・・・ってのが素直な感想。途中、1期のキャラが出て来て、特にカバンちゃんが出て来てからは面白く感じ、
なんでか解らないですが、前作より今回の方がまだ観れました。

もともとサーバルが性格込で可愛かったし、主人公以外 人が出て来ないなかで、前回の主役である人のカバンちゃんが出て来て物語が動き出した感じして興味が持てたのもあると思う。

キャデザや背景、OPの映像や歌を聴くと、どうしても子供向けに感じてしまい、幼稚なイメージがあったんだけど、
2期になって絵柄などの作品雰囲気にただ慣れたのか?
それとも、今期は視聴作品数が少なくり、毎日の録画消化に余裕があったから観れたのか?
理由は定かではないけれど、とにかく1期より観れたのは自分の中でビックリでした。

自分は、制作会社が何処だから・・・とか
監督や脚本が誰だから・・・とか
そういうの全然気にしない人で、今回は なんでも1期の たつき監督から人が変わったらしいのですが、全然気にしず視聴してました。
僕としては、面白ければ監督が誰とか、制作会社が何処とか 全然気にしないし、気にならないです。
流石に、1期の声優と2期の声優が変わるのは気になりますが!
なので、今回の監督交代騒動は、僕にとってなんら別段気にならないというか、むしろなんでそんなに騒ぐのか?聞きたいくらいです。
正直、そっち側の都合なんて知らんがな で
誰が作ろうが、面白ければそれでよくね?週刊紙の漫画でも、面白ければ連載続くし、つまらなければ打ち切りだし、そういうものだと思う。
そういった意味では、完全に一視聴者でしかないのかもしれません。

ちょっとだけアニメの某サイトを覗いたら、けもふれ2は監督が代わって面白くない とか、ツマラナイ などの否定的コメントが多くてびっくりでした。(たつき監督のファンが多いからでしょうか?解りませんが)
確かに、今回の主人公のキュルルちゃんは、サーバルの優しさをくみ取れず、自分勝手なころもあってあまり好感は持てないけれど、それにしてもそこまで否定するかなぁ?って感じです。
僕的には、上にも書いたけど、今回、そんなに悪くは感じず普通に観れて完走できたので、結果的に1期より2期の方が面白かった?ってことになるのかなぁ。(苦笑)
曖昧ですみません。

なんにせよ、やっぱり子供向けっぽさは拭えず視聴意欲が湧かない感じでしたが、キャラさえ愛でる事が出来れば楽しく観れることは解りました。
今回はサーバルが可愛く感じれたので、それなりに視聴続けることが出来ました。
けど、1期の言う程みんなが騒ぐほどかなぁ・・・ってのは今でもあります。
まぁ、監督が交代させられた?理由とか、その辺の経緯を全く知らないので言える事なのかもですが。。。

最終話では、沢山のフレンズがこれまた沢山のセルリアンを退治し、沈むホテルにも巻き込まれず全員無事でなによりでした。
でも、ビーストが救われてないまま終わっちゃったのはどうなのよ?
最後は、まさかのキュルルちゃんが自分ち探しを止めてサーバルとカラカルとで冒険の旅に出るという、俺たちの旅はこれかだ!EDで、まだ旅続くんかい!って思ったよ。
途中、かばんちゃんがサーバルとの別れのあいさつで涙目になってたところは、ちょっとクルものがありました。
結局、サーバルがかばんちゃんを忘れたままで、記憶が戻ってないんだけど、いったいどういう経緯でそうなったのか?解らないままだったので、ちょっとモヤっとしました。

今回の2期、完走できたし、良さというか味が少し分かってきたので、今度どかで再放送観れるならちゃんと見直したいと思います。^^;

投稿 : 2019/04/04
閲覧 : 403
サンキュー:

26

つば吉 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

1期を潰す為に故意に作られた作品

断言できます。

1期を潰す為に作られた作品、それがこのけものフレンズ2です。


1期ファンの気持ちを逆なでするような演出が盛り沢山です。
本当にけものフレンズが好きな人には到底耐えきれるものではありません。

1期のような作品を作り上げることができないから、本当の意味でリセットをする為に本作品を制作されたのでしょう。
重要なのはけものフレンズ3以降であって、その為に本作品を捨てた。
だからどれだけ本作品が不評であろうと、非難を浴びようとも関係ないのでしょう。

けものフレンズが好きな人は本作品を視聴しないことを強くお勧めします。
苛立ちよりも悲しくなってしまいます。

私はこの作品を見て、悪意しか伝わってきませんでした。

投稿 : 2019/04/04
閲覧 : 224
サンキュー:

10

ネタバレ

けもフレファン さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

一期が好きな人ほど見てはいけない

まずアニメとしてのクオリティが低すぎる。1つの作品として仕上がってない。
作画:モデルはいいと思う。CGアニメなのに物が出たり消えたりキャラがワープしたり関節が破綻してたりということが頻繁に起こる。
ストーリー:一期の表層を真似ている感じがあるけど雑。色々な謎や伏線のようなものが散見されるけど全て丸投げにして終わる。最悪なのが一期のファンが見たかったであろうサバンナコンビのその後は描かずに全く感情移入できない新キャラにサーバルが寝取られる形で終わるところ。サバンナコンビに何があったのかは監督曰く「知らない。偉い人がその内考えるだろう」とのこと。ふざけるな。
キャラクター:脚本のために配置された駒。主人公の物語を紡ぐために問題を持ってくる。不自然なストーリーで彼女たちの魅力を掘り下げられるハズもないし、考え方とか性格が伝わってこない。一期のキャラクターも今作の毒牙にかかっていて魅力が全くない。

この作品から前作への理解も敬意も愛もまるで感じられない。そのせいで一期ファンの喜ぶはずだった一部のキャスティングなども安易な媚びに見える。一期の積み上げたものに頼りまくっているくせに一期の聖域を丁寧に踏み荒らしている。それも全く必要のない描写でだ。おまけに世界観の説明などは特にないので一期視聴が前提というクソっぷり。

私にはコレが一期を潰すために作られたヘイトスピーチにしか見えない。平成最後のクソアニメという称号を送ろう。

投稿 : 2019/04/04
閲覧 : 172
サンキュー:

10

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

不愉快。(第12話めまで視ました)

12話まで視聴終了記念書込
これまで視たアニメ作品の中で、キャラ立てや物語に面白みが最も感じられませんでしたが、問題はそこじゃないです。能力や才能が足りなくて凡作になってしまったのなら、残念なだけで、少なくとも不愉快にはならなかったはずですが、本作は、まるで作品と視聴者を愚弄する意図があったかのように感じられました。言うまでもないですが、前作を視なかったら完走する気など全く起きなかったと思います。
 本作は対象が子供なのに何故か深夜にやっている、動物コスプレ萌えの子供騙し作品のように見えます。もちろん子供でも全然騙せる気はしないばかりか、登場キャラをノケモノにする場面が多くネガティブな感情になることが多いので子供の情操の発達に好ましくないと思われます。
 そうなので前作からのスタッフ、特に声優さんたちがお気の毒です。最終話で前作のOP主題歌が流れましたが、正直シラケました。ノケモノ(ビーストやイエ犬)もいるし、本当の(作品への)愛もないじゃないか(イエイヌ含まず)。
 前作が好みの作品だったので、なんとなく全部視ましたが、他の人にお勧めしたいとは全く思いません。特に間違っても小さい子供には見せたくないです。

----以下私用感想記述用ログ----
最初の題;うーん、何がしたいんだろう。
前作の一話めには動物図鑑的な楽しさがありましたけど今回にはそういうのは何もありません。前回では、サーバルが優れた聴力で獲物の場所を特定し、ロングジャンプで獲物を捕らえるという習性をうまく表現できていたと思いますが、今回はそういうのは無んですね。
 それからセルリアンをやっつけるのに前回は紙飛行機というカバンちゃんの知恵を使いましたが、今回は、戦略性も作戦もなくただ殴るだけで、面白みは何もないです。あと、キャラ絵デザインが変わりましたが変更前も変更後も、どっちもカワイイと思います。
 結局、ビッグタイトルなのに視る気力が湧きません。幼児番組を夜中に見ても仕方ないからです。

第2話めの感想
キュルルちゃんのスケッチブックの絵に沿って旅をするようです。前回よりも、動物の説明が増えて、けもフレぽい雰囲気になってきました。でも、レッサーパンダとパンダを比較したらチョット可哀そうだと思う。それにお話が薄っぺらすぎな気がする。泣いている絵を見せて泣いているッテいちいち言うのミタイナ細かい演出で気になったとこがあったけど、重箱の隅を楊枝で穿るようなこと言っても仕方ないので..次回は海獣が出るようで、視聴継続。

第3話め時の時題;前作の雰囲気に近づいたかな。。
第3話めの感想
バンドウイルカとカリフォルニアアシカが登場。この仔たちは報酬を要求しますw。まず、じゃぱりコロネをキュルルちゃんからもらいました。次に遊び道具を作ってもらいました。そして最後に拍手という最高の報酬を貰いました。食べモノ>モノの使い方>称賛や感謝という風に報酬が精神性の高いものへと変わっていきました。でももう一捻りあればと思うのは期待し過ぎでしょうか。それから前作からですが、相変わらずフレンズたちはカワイイです。次回も視聴継続したいと思います。

第4話めの感想;この時点での題;教育上ダメじゃネ?(不機嫌ですw。)
アリ塚を夜に来て、見てスケッチブックと同じでした、と確認するお話。{netabare} 終わりの方で、キャラ2匹に土下座させたまま放置とか、ありえねえぇ。子供番組だとしたら教育上良くないよおぉ。幼稚園児の間で土下座させ放置ごっこ流行ったらどうすんだよw。
 癒し度が足りないのは何故?登場キャラたちのヨカッタネ感が少ないからか。物語やキャラの行動の小さな違和感の積み重ねが大きなものとなり、この世界に入り込めないせいなのか。というわけで{/netabare}今季視てるものが多くて時間割けないので無期限視聴延期します。


時間の捻出に成功したwので視聴再開しました。
第5話めの感想;
最後の方でなんと懐かしの{netabare}かばんちゃんが{/netabare}登場です。ここから面白くなりそうな予感w。でもここまで脱落せずに視続けた人は多くないような気がしますが、後半盛り返すのでしょうか?

第6話めの感想;
ここにきて新たな問題が、{netabare}稀にフレンドになり損ねるとバーサーカーのようなビーストになるというのですが、{/netabare}逃げる以外に特に対策は示されていません。前作よりもバトル場面が多くなるのでしょうか。ソコじゃない感がしますが、お手並み拝見継続です。

第7話めの感想;
今回は{netabare}かけっこです。短距離が得意なチーターともっと長距離が得意だが瞬間速度はそれほどでもないプロングホーンがかけっこを{/netabare}しました。うーん、それだけかなぁ、後は印象に残りませんでしたw。

第8話めの感想;
今回は、{netabare}PPPの新曲発表ライブのお話でした。セルリアンが場を盛り上げましたw。マーゲイの妄想が実現してよかったのかもしれませんw。最後にキュルルが檻のような乗り物に閉じ込められて、4話め登場の土下座ペアに連れていかれたのですが、幼稚園で拉致監禁ごっこが流行ったらイヤですw。お遊戯がメイン回になるような作品に、言葉の説得よりも暴力を優先させる内容なのは、{/netabare}不愉快ですw。

第9話めの感想;
今回は、{netabare}イエイヌが登場しました。イエイヌはかつて自分を飼っていてくれたヒトの思い出を沢山持っていて、突然ヒトがいなくなった後もおうちをまもっていたのでした。ヒトであるキュルルに出逢って、かつて飼い主にして貰ったことを、して貰いイエイヌはとても喜びます。しかし、ビーストの唸り声がしてサーバルとカラカルのことがのこと心配になったキュルルは、おうちを飛び出しサーバルとカラカルを探しに行きます。ヒトをまもるのが使命とばかりについてきたイエイヌは、ビーストに出くわしたキュルルをボロボロになりながら守ります。やがてサーバルとカラカルもそこに現れなんとかビーストを追い払います。イエイヌはキュルルはサーバルやカラカルと一緒に旅を続けるべきだと悟り、お別れに「おうちにお帰り」と言って欲しいとキュルルに頼み、そう言って貰いました。ボロボロになっている上に別れが辛くて涙目になっているイエイヌにこんなこと言えるなんて酷過ぎます。しかもお礼を言ったのは、助けられたキュルルではなく、懐かしい言葉を言って貰った他にちょっと遊んで貰っただけのイエイヌの方です。キュルルはフレンズの心がまるで分らないサイコパスなのでしょうか?健気なイエイヌが{/netabare}とても悲しくて(T_T)になりました。

第10話めの感想
何だか突然、話を詰め込んだような..登場フレンズ多過ぎでしょう。外伝とだといわれても、十分納得できるぐらいこれまでは話を進めて来なかったのに、急にどんどん進められても、訳が分からなくなります。もっとペース配分をマジメにやって欲しいですw。相変わらずキュルルの言動や行動には疑問が湧きます。フレンズに絵を描いてあげる優しい子なのに人の心がわからない子の設定なのでしょうかw。
 前回カラカルがその辺に置っぱなしにしたスケッチブックは二匹のフレンズが届けてくれましたが、その際の会話でおうちなんかないんじゃないかとキュルルは疑問に感じ始めます。カラカルとサーバルに合流したキュルルは、スケッチブックから次の行き先を観覧車が見えるところに決めました。なお、ここに至るまでキュルルとカラカルは無くしたスケッチブックをめぐって諍いをしていましたが、こんな描写とか尺が勿体ないし第一不愉快です。暫く行くとリョコウバトに出合い観覧車があるところへ連れて行ってくれることになりました。キュルルを、飛んで運ばなくてもいいと思うのですがw。
 着いた先はジャパリホテルでした。半分ほど海に沈んでいて、完全に海に沈んでいる観覧車が窓の外の海底に見えました。ホテルのお土産コーナーに自身のぬいぐるみがなかったリョコウバトはキュルルに、旅の思い出品として、絵を描いて貰います。その絵のお返しに、ジャパリパーク内を隅々まで旅したというリョコウバトにヒトの情報を求めますが、ヒトを見たことがないという返事でした。キュルルはおうち、つまり自分の帰る場所など何処にも無いのではと鬱になります。そして朝から部屋を飛び出し、サーバルとの会話で機嫌が悪くなりその場を去ろうとしたときに、足元が崩れ、海中に転落し、次回に続きます。キュルルをどんなフレンズが助けてくれるのでしょうか、もう助からなくてもいいかなwとか思ったりもしますが..。
 一方、カバンちゃんたちはキュルルの通った後にフレンズのコピーのようなセルリアンが出現し、その原因は「思い」だと付き止めたようです。そのセルリアンたちは倒されたようですが、これまでより強かったようです。
 今回おうち(=居場所)が存在しないかもしれないということを強調したかったのでしょうが、それならば冒頭のスケッチブックのところは不要だし。フレンズは単に出せばいいというものではなく、どういう生態特徴性格かという描写が無ければ出す意味がないと思います。それからキュルルは鬱になったからといって、サーバルやリョコウバトにあんな態度を取るのはどうかと思うし、スケッチブックを無くしたからといってカラカルを責めるのはヒトwとしてどうかと思ってしまいます。

第11話めの感想;
前回のキュルルの水没状態から続きます。救助してくれたのはやはりイルカとアシカの海獣ペアでした。
 キュルルの思い入れが強いため、描いたフレンズの形を模写したセルリアンが出現して、その強さは、コピー元相当という設定でした。キュルルのジャパリパークの旅の途中でフレンズにあげたフレンズの絵がフレンズ・コピー・セルリアンになっている訳ですが、リョコウバトに渡した沢山のフレンズを描いた絵のおかげで、ジャパリホテルはセルリアンだらけになってしまいます。ジャパリパークのフレンズたちが集まってきて、やっつけていきます。
 最後の場面で、リョコウバトに渡した絵の端っこの方に木陰に一人描かれていたのは、フレンズじゃなくて、ビーストでしょうか。もしそうならば、強力な敵になりそうです。
 前回で話を詰込んだので、復習回ですか、今回は。あまり話が進まなかったような気がします。ムダ、ムリ、ムラが多くてトヨタさんに怒られそうな進行ですねw。最終回直前の筈だけれど、こんなに盛り上がりに欠け次回なんかどうでもいい感が漂うのは、私がこの作品を斜に視過ぎているせいなのでしょうか。
 あと、今回の話を視た子供たちが、幼稚園でのお絵描きにネガティブな印象を持ってしまいそうで心配ですw。

第12話めの感想(04/04/2019ぐらいに加筆予定)
リョコウバトは唐突にキュルルに仲間アピールをされましたが、意味が良く分かりません。のっけからこんな感じで最後までこうでした。今回最も不愉快に感じたのは、バーサーカーであらゆるものが敵状態のビーストだからと言ってやがて沈むホテルに置き去りにした仕打は酷いです。そしておうち探しでは、ジャパリパークがおうちでイイじゃないかって..アッハハッハハって笑うしかないです。そして、最後の場面一人寂しく、金庫から懐かしい大切なヒトに関する思い出の手紙を出して見入るイエイヌ、後味が悪いです。いろいろな意味で泣けてきます。

投稿 : 2019/04/04
閲覧 : 549
サンキュー:

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けものフレンズ2のストーリー・あらすじ

この世界のどこかにつくられた超巨大総合動物園「ジャパリパーク」。そこでは動物たちがヒトの姿に変化する不思議な現象が 。いつしか フレンズ と呼ばれるようになったけものたちは、パークで平和に暮らしていました。ある日、フレンズのサーバルとカラカルは、森の中でヒトの子供と出会います。お腹を空かしたヒトの子供はなにやら困っているようで、サーバルたちは一緒に旅をすることになりました。旅の途中で出会う個性あふれるフレンズたちに、パークの秘密や美味しいもの!そして、大地を揺るがすような大ピンチ!?新たなるジャパリパークの物語が、今はじまる!!(TVアニメ動画『けものフレンズ2』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年冬アニメ
制作会社
トマソン
公式サイト
kemono-friends.jp/
主題歌
《OP》どうぶつビスケッツ×PPP『乗ってけ!ジャパリビート』

声優・キャラクター

尾崎由香、本宮佳奈、小野早稀、石川由依、小池理子、内田彩、佐々木未来、根本流風、田村響華、相羽あいな、築田行子、八木ましろ、菅まどか、山下まみ、前田佳織里、藤井ゆきよ

スタッフ

原作・原案:けものフレンズプロジェクト
監督:木村隆一、コンセプトデザイン:吉崎観音、シリーズ構成・脚本:ますもとたくや、CG監督:谷口英男、音響監督:阿部信行、音響効果:今野康之、音楽:立山秋航、アニメーションプロデューサー:沼田心之介

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