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「ソマリと森の神様(TVアニメ動画)」

総合得点
76.8
感想・評価
379
棚に入れた
1663
ランキング
660
★★★★☆ 3.7 (379)
物語
3.6
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.6

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☆の総合評価
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ソマリと森の神様の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ありがとうは高知の言葉。良質な本格ファンタジーの親子ドラマで名作の風格だが、徹底した人間批判が好みじゃない

web漫画原作のハイファンタジー。人間が絶滅に瀕し迫害される世界で、人間の少女とゴーレムの疑似親子が旅をする。
ハートフル路線だが残酷な気配も。
※作品データベース様より転載

【良い点】
ライト文芸ではない古典的なハイファンタジー(っぽい)世界観・雰囲気の魅力。
作画水準やBGMなどの演出が良好、往年の名作系ファンタジーを彷彿、更に絵的な魅力で2020年台アニメらしい洗練がある。
目的のあるロードムービーで見やすい。

無邪気にお父さんに懐くソマリちゃんの可愛らしさ。演者の水瀬いのり氏はやはり絶品。
危なっかしく純粋無垢な幼さも、後々重いバックボーンが語られて説得力がある。
機械生命体?で感情の機微に疎いゴーレムの不器用な父性愛が尊い。(いや、絶対感情あるだろ…)
疑似親子ドラマとしては王道で、どちらかというとゴーレムが父親として成長していく側面が良かった。

人間が絶滅寸前、それ以前に人間と他種族の確執などの不穏な気配が終始陰を落とし、ハートフル一辺倒ではない重みあり。
人間とバレたらヤバいという緊張感を終始生じさせていたり、過去の経緯が少しずつ明かされる興味深さなど、飽きさせない構成。
人間と他種族の確執は、ソマリとゴーレムそして関わる善良な他種族たちとのハートフルな交流の尊さを強調していた。
中盤の他種族の少女と人間の男性とのもう一組の疑似親子の悲劇的ドラマが壮絶、種として相容れぬ確執を超えた愛は強い印象を残した。
差別や排斥をアンチテーゼに据えて、疑似家族ドラマと不穏な展開両面で深み出している。

「直太朗じゃねーか!」「ありがとうは高知の言葉」などのネタを輩出したOPも良曲だが、水瀬いのり氏によるEDが特に素晴らしかった。
ソマリちゃんとゴーレムの尊いドラマが歌詞や曲調に凝縮、本編以上に涙腺に来る。曲が良くて名作感がある。
この他、ローザおばさんの柴田理恵氏の作中歌や語りも圧巻だった。

【悪い点】
世界観が陰鬱過ぎる。
終始、人間を一方的に悪と決め付けるのも、人間の自分としては納得いかん。
まあそこは勝者の歴史だったり、良い点で述べた通りソマリ&ゴーレム、ウゾイ&ハイトラ組の尊さを際立たせる効果はあるかもだけど、
魔女編の回想エピソードで完全に人間ってダメじゃねぇか評価が確定、終盤のローザおばさんの憎悪に正当性与えてしまっている。
(「ゼノンザード」の1話でも見た展開)
これらの視点が、ソマリとゴーレムのドラマにあんまり関係なくね?と思ってしまうのも釈然としない理由。
話に緊張感出したり、相対的に疑似親子の尊さ出す狙いなら良いんじゃないかと思うんだけど、
その効果以上に余計な不快要素を感じてしまう。特に魔女編の館長の回想エピは余計。
もう少し留飲が下がるというか、分かり易くポジティブな展望を示してほしかった。

物語が中途半端に終了。良質な作品なだけに、2クールは欲しかった。

【総合評価】7~8点
名作っぽい雰囲気やソマリちゃんとゴーレムの親子ドラマは非常に良かった一方で、世界観の不快さが引っ掛かった。
評価はとても良いには超惜しい「良い」

投稿 : 2023/06/15
閲覧 : 119
サンキュー:

7

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

本作を視て父性について考えさせられた人は多いかもしれない。(全12話視みました)。

視聴前情報は特に集めていません。原作についても全く知りません。誤理解誤解釈があると思われます、その際はご容赦頂きたく存じます。

公式サイト;
https://www.somali-anime.com/

・本作を視て父性について考えさせられた人は多いかもしれない。(全12話視みました)。
 まず、本作中での、愚かすぎる人類と、十把一絡げにされている異形のものたちの関係や歴史についてコメントするのはやめておきます。勿論そういった設定や経緯に満足しているわけではありませんが、原作者はそこには舞台装置としてだけの役割を与えているに過ぎないと思うからです。
 ゴーレムが、偶々拾った可愛い異形な生物が、ほぼ絶滅してしまった人類の子でした。その子と、ゴーレムの活動可能な残りの時間を一緒に旅をして過ごす物語です。ゴーレムと人の子の間には、血縁や種の繋がりは勿論、面識さえありませんでしたが、ゴーレムを、その人の子が「お父さん」と呼んだときに、一緒に旅することは決まったように感じました。このことは、人の世界を探し出して、人の世界にその子を返すという、合理性があるように見えますが、合理性よりも、ゴーレムにそれまでなく、新たに芽生えた感情という機能の表れによる問題に思えました。それは、人の世界の存在がほとんど期待できないにもかかわらず、短い余生をそれに費やすというのは、その人の子を大切に思い始めたに違いない、と思うからです。おそらく、森の番人たるこのゴーレムにはいつか父をやってみたい気持ちがあったのでしょう。

本作は作者の、父性に関するメッセージのように感じられます。
近年ステップ・ファミリーの増加による血縁以外の父子関係の増大と、あらゆる種類での家庭内や車内での虐待や暴力や放置が毎日のようにマスコミで取り沙汰されています。異種間で父子関係が成立するのかという根本的な問いを差し引いても、そもそも父性とは何かについて本作は描かれていると解釈できると思います。それは父と子に認められること。一緒に楽しく時間を過ごすこと、危険や不利益からただひたすら守ってあげること。そう解釈しました。
 さて、ただ本作で一つ気になることがあります。それはソマリはいろいろな経験をしたかもしれないけれど成長したのかという点です。ゴーレムが最優先すべきことは、ただ危険から保護し尻拭いをするだけではなく、自分無きあとの生存率を高める、またより良く生きていく方法を身に付けさせることではなかったのかという気がしてやみません。そういう意味でワタシはゴーレムは親になり損ねていると考えます。そういう訳で本作を推すかといわれたら、ワタシは推しません。


・ソマリがカワイイ、でも喰われないか心配(1話め視てみました)。
ゴーレムは、森で人の子のソマリを偶然見つけ、父親代わりになります。そして人に返すために一緒に旅に出ます。

投稿 : 2022/08/12
閲覧 : 283
サンキュー:

15

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

少女とゴーレムの放浪記

ハートフルファンタジー旅行記もの
寿命の尽きかけたゴーレムが少女を人間のもと送る内容

声優が豪華
OP森山直太朗

投稿 : 2022/08/05
閲覧 : 141
サンキュー:

2

ネタバレ

てたい さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

個人的には好き

ゆっくり見れるアニメでした。
ゴーレムがとても良い。泣ける。

投稿 : 2022/08/01
閲覧 : 294
サンキュー:

5

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動!…だけど、ちょっと物足りない…

物語の世界では、人間はほとんど残っていなく、モンスターのような異種族が普通に暮らす世界です( ˙◊˙ )
そこで、森に迷い込んだ人間の子供を守り人であるゴーレムが人間のいる所へ連れていく話。。

感情のないゴーレムに感情が芽生えてくるところが見どころだと思います(*^^*)
最後は涙的なものまで流れていますからw

人間の子供のソマリについてはウザイなど否定的な意見もありますが、自分は違和感なく普通に見れました(・ω・ )

こういうアニメはラストは悲しい結末と思っていましたが、とくに2人が別れる事もなく、ゴーレムも死んでしまうこともなく、平和に旅を続けるエンディングでした\( ö )/
そこが逆に物足りなさも感じるポイントでしたww

投稿 : 2022/06/09
閲覧 : 161
サンキュー:

4

ネタバレ

颯沙 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ココロソマリ

暮石ヤコさんの漫画作品ですが、
暮石ヤコさんの体調不良により原作は終了。
内容を考えるとまだまだ続いていきそうな感じがあっただけに残念。

タイトルと絵柄から敬遠していたのですが、お正月のお休みを利用して完走しました。

全編を通して

1.ソマリが子供らしい好奇心で何かやらかす
2.ソマリのピンチに誰かが助けに来る
3.ソマリとゴーレムの絆が深まる

このパターンが最後まで続きます。
その中で
ゴーレムに感情はない→ゴーレムにも感情はある
うすうす気づいてはいるものの、徐々に確信に変わっていくというその過程がとても良かったと思いました。

全編通して、ソマリとゴーレムの絆が書かれていて
若干残酷な描写があるものの感動の物語になっていると思います。

投稿 : 2022/01/10
閲覧 : 222
サンキュー:

4

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「まものフレンズ」まものはいてもじゃまものはいない。。ゴーレムと人の子が親子になって旅するおはなし。。

公式のSTORY
{netabare}
地上は異形たちが支配する世界。人間は迫害され、絶滅の危機に瀕していた。
そんなある日、森の番人である「ゴーレム」とひとりの人間の少女が出会う。
滅びゆく種族「人間」と森の番人ゴーレムの父娘の絆を綴った旅の記録。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:暮石ヤコ『ソマリと森の神様』(「WEBコミックぜにょん」連載/ノース・スターズ・ピクチャーズ)
監督:安田賢司
シリーズ構成:望月真里子
キャラクターデザイン:伊藤郁子
サブキャラクターデザイン:大橋幸子、田中穣、吉川美貴
美術監督:ニエム・ヴィンセント
音響監督:濱野高年
音楽演出:佐藤恭野
音響効果:出雲範子
色彩設計:中村千穂
アニメーション制作:サテライト
{/netabare}
キャスト{netabare}
ソマリ:水瀬いのり
ゴーレム:小野大輔
シズノ:七海ひろき
ヤバシラ:鈴木達央
ウゾイ:早見沙織
ハイトラ:小野友樹
キキーラ:小林ゆう
ローザおばさん:柴田理恵
ムスリカ:速水奨
コキリラ:関智一
ヘイゼル:茅野愛衣
プラリネ:高垣彩陽
{/netabare}


1話ずつの感想


第1話「旅する親子」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
異形との戦争に敗れた人間が姿を消した世界で、人間を探して旅をするゴーレムと人間の子供ソマリ。旅の途中で立ち寄る街の人々は、本来森から出ることのないゴーレムの来訪に驚く。一方、好奇心旺盛なソマリは新しい街に夢中になり、ゴーレムとはぐれてしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}
ファンタジーの世界のおはなしで
この世界では、人間が魔物たちの住む世界を発見して
人間の方から魔物たちにちょっかい出して争いになって
ほとんど食べられちゃった、ってゆう設定で

そうゆう世界で、こわれかけた森の守り人ゴーレムが
ソマリってゆう人間の生きのこりの子を森でひろって
ソマリを帰すために人間をさがして、いっしょに旅をしてるみたい。。


ソマリは人間だってバレないように
変装用に角付きのフードをかぶらされてるんだけど
小さいからそんなこと気にしないで、よくうろうろして迷子になるの^^;

今回は、ネコだと思って追いかけてたら、実は魔物で
もうちょっとで正体がバレそうになったけど、ゴーレムに見つけられて無事で
さいごにソマリがはぐれないように、手をつなぐことをおぼえた
ってゆうおはなしだった^^



絵は、ふつうにきれいで
背景はパステルカラーで、絵本の中の異世界、ってゆう感じ。。

おはなしは「けものフレンズ」と
「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」
を足したみたいかも?


ソマリがちょっとやんちゃだけど
ゴーレムを「お父さん」って呼ぶところとか、とってもかわいい^^


ゴーレムは自分で「感情がない」ってゆうけど
とっても思いやりがあってやさしくっていい人(?)
声優の小野Dさんが合ってる^^


ソマリは見つかったら食べられちゃうかもだから
今回はちょっとドキドキしたけど
何となくジブリのファンタジーっぽくって
そんなにこわい感じじゃないからいいみたい^^
{/netabare}
{/netabare}
第2話「くさびらと鬼の住処」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
旅の途中で怪我をしてしまったソマリは、森の中で小鬼の薬師シズノに出会う。シズノの助手・ヤバシラと共に住まう家に招かれ、手当てを受けるソマリ。ゴーレムは今後の旅に備えて薬作りを教えてほしいとシズノに頼む。
{/netabare}
感想
{netabare}
小鬼のシズノと助手のヤバシラに会って
ゴーレムが薬の作り方を教わるおはなしだったけど
そのかわりにゴーレムが
「自分の命はあと1年と112日で、ソマリの両親をさがしてる」って話すの。。



モフモフの角うさぎがかわいかった^^
あと、薬師のシズノたちがいい人(鬼)だった^^


それから、やっぱりゴーレムの命はあと少しだから
ソマリの家族を一生けんめいに探してるみたい。。

別れるために旅をしてるってシズノが言ってたけど
それって、誰でもそうかも。。


ボロボロの体のゴーレムを見て、ちょっと思ったけど
1000年たったゴーレムは、体中の殻がはがれて死んで
そしたら中には人間の体がはいってて
生まれかわってくるんじゃないのかな?って

そうだったらいいな☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第3話「ほら穴の底の海」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
路銀を稼ぐため、アリの穴街にあるコキリラの店で働くことになったゴーレム。脇目もふらず仕事に励むゴーレムに、旅を早く終わらせようとしているのではないかと不安になるソマリ。コキリラの息子・キキーラは、ソマリを元気づける為に地下世界へと連れていく。
{/netabare}
感想
{netabare}
砂漠を越えたところで人間を見た、ってゆう人たちの情報で
砂漠をこえるための準備をするために、食堂でアルバイトをするゴーレム。。

ソマリは、ゴーレムが早く自分と別れたくって、旅をいそいでるんじゃないか
って心配になってきてたし
ゴーレムが「お店の外に出ていい」って言ってくれなくって
ストレスがたまってきてるみたい。。

そんな時、お店の息子のキキーラといっしょに、買い物に行く許可が出て
ソマリは、願いごとがかなう、って言われてる花をさがしに
子どもだけで行っちゃいけない、って言われてる地下世界に、2人で入ったの

そこで、狼人間みたいなおじさんに、助けられたんだけど。。
ってゆうおはなし。。



知らない街。。きれいな地下世界。。ゴーレムのウェイター。。ソマリとお友だち。。

いろいろ変わったところがあって、おもしろかったけど
ソマリがどこかに行っちゃって、心配するゴーレムってゆうパターンは
「うちタマ?!」だけでいいかも^^
{/netabare}
{/netabare}
第4話「叶える花と願う約束」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
キキーラとムスリカの手助けで願いのかなう花を手に入れたソマリ。しかし寄り道をしたことをゴーレムに叱責されてしまう。「これ以上旅を続けることはできない」ショックを受けたソマリはこれまでの無理がたたり体調を崩してしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}
狼人間のムスリカは、キキーラの知り合いの地下世界の番人みたいな人で
帰るまで枯れない願いの花のところまでつれてってくれて
さいごは2人のこと送りとどけてくれたんだけど、ゴーレムは
約束やぶったソマリを叱って、そのせいでソマリは体調くずしちゃった。。


それでゴーレムは
いそぎすぎてソマリのこと考えてあげれなかったこと反省して
ゆっくり旅をすることにして、ソマリとずっといっしょにいる約束したの。。

それがかなわない約束だって、知ってて。。



ずっといっしょにいたい、ってゆう願いは分かるけど
約束をやぶったソマリは、やっぱり悪いことしたって思う。。

だって、好きな人の言ったことより、自分の考えを優先させるって
相手の言ったことをかってに変えちゃうことだから。。

たとえば、相手がいやがってることを
自分は平気だからとか、相手はホントは好きなんだ、って思ってやったら
それって、相手のことをバカにしてるって思う。。

相手の言ったことが、自分が思うことより大切だって思ったら
相手がいやがることなんか、できないって思う。。


それでも子どものことだから、自分の思い通りになんかならない
って知ってて、それでも自分はソマリを大切に思うゴーレムは
とってもいいお父さんだと思う。。

早く旅をしても、ゆっくり旅しても
どうせ、いつか分かれることになるんだったら
出来るだけ、ゆっくり旅をした方がいいかも。。

それとも、生きてるうちに、この街で一生けんめい働いて
ソマリが1人になっても生きられるように、してあげた方がいいのかな。。
{/netabare}
{/netabare}
第5話「揺蕩いの鳥」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
サカズキの村でゴーレムとソマリはウゾイとハイトラに出会う。ハイトラの病を治す薬を探して旅を続けているウゾイとハイトラ。ソマリが人間であると気づいたウゾイは、同じ人間であるソマリの血であればハイトラを救えるかもしれないと考え、共に砂漠越えをしようと提案する。
{/netabare}
感想
{netabare}
はじめてソマリを人間だって知って
殺そうってする魔物(ハルピュイア)のウゾイが出てきたけど
その理由が、いっしょに旅をしてる人間のハイトラの病気を治したいから

それで、いっしょに旅をして
砂嵐よけに入った洞窟で、ウゾイはソマリを押さえつけて
殺そうってするところでオシマイ。。

そのころ、ハイトラは、自分が人間だって、ゴーレムに話して
ウゾイを止めるように、ってゴーレムにたのんだから
来週はゴーレムが、止めに来るかも。。



ウゾイはちょっとツンデレ気味だけど
悪い子じゃないみたいだから、ソマリを殺せないんじゃないのかな?

それに、ソマリを殺したって
ハイトラが治るかどうか、ぜんぜん分からないみたいだし。。


それよりハイトラの病気だけど、顔に羽がはえたみたいになってるし
はいたものの中にも羽がまじってたみたい。。

もしかして、病気は
ウゾイといっしょにいるから、とかってゆうことはないのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第6話「息の根はる花は鳥を仰ぐ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ハイトラの病気を治す為にソマリを襲うウゾイ。しかし心の優しいウゾイにソマリを傷つけることはできなかった。その夜、ハイトラはゴーレムに重大な秘密を打ち明ける。偶然起きていたウゾイは真実を知ってしまいハイトラを拒絶する。
{/netabare}
感想
{netabare}
けっきょくウゾイはソマリを殺せなくって
逆に水に落ちたソマリを助けてくれて、仲直り。。

その晩ウゾイは、ハイトラが家族と魔物に追われて、食料がなくなって
殺したウゾイのお母さんを家族で分けて食べて、家族はすぐに死んだけど
自分は生きのこって、でも治らない病気にかかったことを話したの。。

それで、ダマされてた、って知ったウゾイは悩んでたけど
旅のとちゅうで嵐がおきて、ウゾイとソマリは飛ばされて
ゴーレムたちが見つけたとき、2人はモンスターにおそわれかけてたから
ハイトラは、死ぬ気でおとりになった

でも、ウゾイがハイトラを助けて、1人で死ぬのはゆるさない
って、ハイトラといっしょにいることを選んだの。。



やっぱりハイトラの病気って、ウザいと関係あったんだ。。

でも、お母さんを殺して食べた人といっしょにいた、って。。

それも、ハイトラがずっとだまってたってゆうのは
感動のおはなしみたいな、そうでもないみたいな
人間と魔物、どっちが悪いか分からないけど
すっきりしない、悲しいおはなしだった。。
{/netabare}
{/netabare}
第7話「魔女に縋る足取り」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
共に砂漠を超えるゴーレムとウゾイたち。旅の中でゴーレムは旅の目的をハイトラに明かす。砂漠の果てでウゾイたちと別れた後、ゴーレムとソマリは魔女の村へ向かう。魔女印図書館に人間のことを記した本『ハライソの伝記』があることを知った2人は、司書のヘイゼルと共に本を探す。
{/netabare}
感想
{netabare}
ハイトラたちとの別れは、何かあるのかな?って思ったけど
わりとアッサリしてたみたい^^

本当にいつかまた、会えたらいいのに☆彡


魔女の村は栄えてて、村ってゆうか、町みたい^^

魔女の人たちっていい人ばっかりで、見た目は人間みたいだけど
人間じゃなくて、魔物なのかな?


それで、人間のことが書かれてた本を、やっと見つけたら
その本がちょうど紙魚に食べられちゃうって、ちょっと展開が雑みたい。。


本は食べられちゃったけど、前に借りた人はこの図書館の館長さん
って、もしかして館長さんも、人間のこと調べてた?

でも借りたのが304年前って、昔すぎて
そのころ人間の村があったところだってとっくになくなってそう。。
{/netabare}
{/netabare}
第8話「祈り語る出会いと絆」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
『ハライソの伝記』の著者である館長に会う為に魔女印図書館の深部に侵入するゴーレムとソマリ。図書館最深部にたどり着いた2人は年老いた魔女イゾルダに出会う。イゾルダによって、ハライソと呼ばれるゴーレムに守られた人間の村の物語が語られる。
{/netabare}
感想
{netabare}
図書館の館長イゾルダが話したのは
館長の祖先フェオドラが少女だったころ遭難した時のことで
ゴーレムに守られた人間の村で助けられて
そこで自分が魔女だってかくして、しばらく暮らしたときのおはなし。。



人間は弱いから、見知らぬものを攻撃する、みたいなおはなしだったけど
自分たちと違う物を攻撃する、ってゆうんだったら
ゴーレムだって、その村にいられるはずがないと思う。。

それに魔女狩りとかだって、魔女かも?って思われただけで
おなじ街で暮らしてる、ただの人が、殺されたりしたんだから
自分と違うから、ってゆう理由で殺したりしないって思う。。

いろんな人がいるはずなのに
そこで1番、力を持ってる人に引きずられちゃうのが悪いのかも。。

力を持ってる人がいい人だったら
きっと、イジメとかも起きないんじゃないのかな?

村の人たちが迷いこんだ魔物を
わけも聞かずに殺したところはかわいそうだった。。

それから、ミヤを助けたフィオドラまで攻撃しようってした人たちも
よく考えないで、すぐ敵だって思うところは、分からなかった。。

さっきも書いたけど、ゴーレムだった人じゃないのに
どうしてゴーレムは大丈夫で、フィオドラは悪いって思うの?

それでもお別れのとき、ミヤがフィオドラのこと友だちって言ってくれたから
イゾルダもソマリを助けてくれたんだと思う。。

最果ての地に、人間が生き残ってて
ゴーレムもいっしょに暮らせるといいけど☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第9話「小さな日々の思い出」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
最果ての地を目指し、旅を続けるゴーレムとソマリ。その途中で雨に降られキャンディバオムの木ツツキ小屋で雨宿りをする。寝る前に木ツツキの残した料理の書付けを見つけたソマリは、ゴーレムの手作りご飯が食べたいとせがむ。食事の後、懐かしい友人が木ツツキ小屋に訪れる。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はあらすじのおはなしで
旅のとちゅう、雨宿りで止まった小屋で
ゴーレムがソマリにせがまれてスフレを作るの^^


後半は、ソマリがスフレを食べてると
小鬼の薬師シズノとヤバシラも泊まりに来て、いっしょにすごすんだけど
近くの街に有名なハキバ師(歯医者)が来てて
その人に歯の治療法とか、教わりに来たみたい^^

それでハキバ師の治療を見学したあと
街でソマリが悪い人にからまれてシズノたちに助けてもらって
そのときソマリはかくしてた乳歯が抜けたり

そのときの活躍を見た人から
シズノたちとゴーレムが「雪ワタリ」のあいだ、用心棒にスカウトされて
街はずれの小屋を貸してもらったりしたの。。

そこでゴーレムは、今まで知らんぷりしてたシズノから
ゴーレムが人間の父親になったワケを聞かれて
答えはじめたところで、オシマイ。。



ネズミ?の歯医者さん、かわいかったけど
口の中に入るって、なんだかビミョーw


木ツツキ小屋は、持ち主の人に断らないで
かってに使ってもいいのかな?って思った。。
ソマリたちの世界には、ドロボウとかはいないんだったらいいんだけど
あの街の人たち見てたら、ドロボウのかくれがとかに使われそう。。


ゴーレムがスフレを作ったり
ソマリの抜けた歯を思い出にとっておくとか
だんだん、人間っぽくなってきたみたい^^

魔女のところで、最果ての地の話を聞いたとき
人間の村をゴーレムが守護してたけど、今のゴーレムと何か関係あるのかな?

それとももともと、ゴーレムは人間が作った、とかなのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第10話「幼子と緑の砦」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
雪ワタリが終わるまでアリシギの村はずれの小屋で過ごすことになったソマリたち。用心棒の仕事に出かけるゴーレムとヤバシラを見送るソマリとシズノ。留守番の間にソマリはゴーレムにプレゼントを作ることを考える。しかし何を作るかなかなか決められず……。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はゴーレムがシズノに、ソマリと出会って
いっしょに旅をするようになるまでのことを教えるおはなし


ソマリがどうして、ゴーレムのこと
「お父さん」って呼んだかよく分からないから
ちょっとビミョーだったけど
感情のないゴーレムでも、ソマリのかわいさは分かったみたい^^

もしかして1000年も生きてきたら、そうゆう気もちも分かるのかな?

それとも8話のおはなしで
ゴーレムが人間の村を守ってた、ってゆうのがあったけど
ゴーレムってもともと、人間に作られた土のロボットみたいなものだから
人間を守るのが本当だったのかも?


後半は、ゴーレムに何か贈り物をしたいって思ったソマリが
シズノに相談して編み物をすることにしたんだけど、迷ってたら
食料をはこんできてくれたローザおばさんが、組みひもを教えてくれたの^^

ソマリはよろこんでたんだけど
ローザおばさんはソマリが人間だって知って
悪そうな人たちにそれを教えて、さらおうってしてるみたい。。
ってゆうところで終わり。。


とうとう悪い人が出てくるのかな?

でも、よさそうな人だと思ってた人が
実は悪い人だった、ってゆうおはなしは悲しい。。

何かの間違いだったらいいんだけど☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第11話「護る者と牙剥く者」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ローザおばさんの力を借りてフィタの組み紐を編み上げたソマリ。帰ってきたゴーレムにプレゼントすると、ゴーレムもまたソマリへの贈り物としてフィタの組み紐を買ってきていた。通い合う心が嬉しいソマリ。その夜、人狩りたちが小屋に近づいてきて……。
{/netabare}
感想
{netabare}
やっぱりローザおばさんがうらぎってたみたい

3人がヤバシラと引きはなされて
そのあとローザと人狩りにつかまっちゃった。。

ゴーレムはソマリを守ろうってしたけどようすが変。。
こわれちゃったみたい。。



ローザは悪い人かな?って思ってたけど
何人も仲間を人間に殺されて、おなじことをしようってしてるだけ。。

このおはなし見てると、人間って悪いなって思う。。

ローザは人間が魔物を殺すのが「差別だ」って言ってたけど
人間って同じ人間でも殺すから、差別とはちょっと違うかも。。

それと、シズノが
「ソマリはその人たちがやったことには関係ない」って言ってたけど
ソマリは人間から命をもらったんだから、何かをもらったら
それについてくるいい物も悪いものも、ぜんぶ自分の物だと思う。。

ソマリがもし
「ほかの人がやったことは関係ない」ってゆうんだったら
人からもらった自分の命も
あきらめないといけないんじゃないかな?って。。
{/netabare}
{/netabare}
第12話「心繋ぎ合う親子」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
人狩りにソマリを襲われ暴走してしまうゴーレム。逃げ惑う人狩りたちを襲うゴーレムを、身を挺して止めようとするヤバシラ。しかし暴走で意志を失ったゴーレムは容赦なくヤバシラを攻撃する。ソマリはお互いの絆を信じてゴーレムの目前に立ちはだかる。。
{/netabare}
感想
{netabare}
暴走したゴーレムを止めるために、ソマリはローザの前に立って
それでゴーレムはやっと止まったけど、左うでは取れて
目とか耳も調子がわるくなったみたい。。

それで、ソマリが街でお祭に気をとられてる間に別れようってしたけど
追いかけてきたソマリに止められて、自分に心があることに気がついて
魂になってもソマリといっしょにいよう!
って決心するところでオシマイ。。



ゴーレムってやっぱり、人間がつくったんじゃないのかな?
ビームを発射するときとか、何だかロボットみたいだった。。


お別れは、人間だっていつか死ぬから
べつに先にお別れすることなんかないのにね☆彡
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


森の守護者だったゴーレムが、衰退した人類の子どもをひろって
自分の寿命がもうすぐ終わるから、その前に人をさがして
子どもを返そうとしていっしょに旅をするんだけど
だんだんその子を愛しいって思う心が生まれてくるおはなしだった。。


設定とかストーリーは「けものフレンド」に似てて王道だったけど
悪い人はそんなに出てこなかったし
かわいいソマリと、ソマリを見守るゴーレムを見て
やさしい気もちになれるおはなしだった^^

アクションはそんなになかったけど
作画はくずれなくって、背景もきれいだった☆

声優さんも合ってた。。


投稿 : 2021/09/14
閲覧 : 655
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52

ネタバレ

Puny さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いじめの材料を探してしまう人間の醜さ

情を持たないゴーレムが、
人間のソマリを子供のように育てるうちに、父性が芽生え、
心を通わせてゆく感動的なストーリー なのだが、

実は、人間の愛情なんて限定的で、
特に、見た目が違うと、それだけで残酷なことができてしまう。

人間以外の種族は、外見の違いでなど差別せず、仲良く暮らしており
見た目が違うだけで「異形」の一言でまとめ
平気で残酷なことをする人間が理解できず、恐れていたので
人間との接触を断ち、自分から人間達を迫害することで
身の安全を確保していた。という世界観が凄い。

ソマリは人間だが、人間はほとんど生き残っておらず
人間と接する機会もないので、人間とは何なのかを
探す旅をしているが、恐らく差別による自業自得で
他の種族から迫害され、数を減らしたのだろう。

8話の魔女フェオドラのエピソードは、
外見が同じでも、魔法が使える(能力が高い)だけでも
差別の対象になることを意味しており、
手放しで、人間賛美をしている作品ではないと感じる。

魔女とばれれば殺されると知りながら、友達を助けたのに、
村人は感謝の言葉も言わず、人のような姿をして気持ちが悪い
化け物、殺せ、殺してしまえ!と叫ぶ。
どっちが化け物なのだろうかと、恥ずかしくなった。

皮膚の色や、目の色、髪の毛の色、
頭が悪い、逆に良過ぎても、いじめの材料にしようとする
そういう人間の醜い面を、これだけはっきり描きながら
感情を持たないゴーレムと、かわいい子供の愛情物語として
成立させているところが、この作品の一番、凄い所だと思う。

投稿 : 2021/07/27
閲覧 : 253
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2

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

親子の絆が出来るまで

「クレイマークレイマー」好きでなおかつロードムービー好きとくれば
この作品に触手を伸ばすのは当たり前

森の中で出会ったゴーレムと誰かから逃れた様子のソマリちゃん
ゴーレムは人間のいる所までソマリちゃんを届けようと
番人だった森を離れ当てのない旅をする

何故ソマリちゃんが最初からゴーレムを
「お父さん」と呼んだのかわからない

序盤の話ではゴーレムがソマリちゃんの行動に戸惑い
ソマリちゃんもゴーレムの言動におびえる場面もある

しかし旅をする中でいろんな経験をしていくうちに
親子の関係を徐々に築いていく

彼らに係わる他のキャラクターも魅力的

鬼のお医者さんは出会った時から
ゴーレムが余命少ないことを見抜き

砂漠を一緒に渡るハーピーの女の子と
人間の男性はソマリちゃんとゴーレムの写し鏡

旅をしている世界は人間が魔物との戦争に敗れ
「人間は差別されるべきもの」となっていた

だからこそゴーレムの行動がより人間的で
美徳と感じてしまうのかもしれない

最終回ではゴーレムがソマリちゃんを怖がらせた事を悔い
そっと離れようとするが

ソマリちゃんは一目散に追いかけて
お父さんはお父さんだけなんだと叫ぶ

そのシーンは人間とゴーレムを超えた
親子の姿だった

投稿 : 2021/05/01
閲覧 : 238
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2

ネタバレ

byGar61324 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

とりあえずソマリが可愛い。
のほほんとしている感じで意外とシリアスなところもあるし、
かといってシリアスすぎない。個人的には丁度良いバランスです。
最終回も丁度良い終わり方で良かったです。

投稿 : 2021/04/28
閲覧 : 218
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7

ネタバレ

uzis さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

プラスとマイナスで平均値

加点要素はゴーレムが主人公という珍しい設定と世界観が高いレベルで表現されていること。
アニメらしい美しさ、音楽と映像の融合、おだやかながら間延びしない独特のテンポ。
子供向けかはわからないが、ちゃんと吐血なり残酷な描写もあること。
命や種族の壁など、いろいろな要素がオリジナリティ溢れる世界観の面白さの中で描かれているのは素晴らしいし、面白かった。

減点要素は何よりもソマリが子供の〝イヤ〟な部分を見せつけてくるため、イライラする。
子供だから仕方ないが、現実の子供にイライラさせられるところをファンタジーの世界でまで見たくない。
あとはゴーレムの寿命設定が死んでる。
寿命があと少し、だから生きてるうちに人間に送り届けたい。
そこまではいいけど、それなら最後ゴーレムが死ぬまで描いて欲しかった。
中途半端な親子愛、絆っていいよね~で終わって、正直拍子抜け。

というわけで、全体的にプラスマイナスゼロといった感じでしょうか。
ゴーレムさんがお亡くなりになり、その後ソマリがどう生きていくのか。
さわりだけでも見てみたいです。

投稿 : 2021/03/15
閲覧 : 277
サンキュー:

3

ネタバレ

ジャスミン茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ベタだけど泣ける

感情を持たない筈のゴーレムが孤独な人間の少女と触れ合うことで次第に感情を持つに到り、最後は望まれるままに少女の父親としての役目を寿命が尽きるまで全うする事を誓うと言う話

相当にベタな設定ではありますが、素直に観たら泣ける内容です
まあ年齢もあるかもですが、娘を持つおっさんとしては終盤は涙腺が結構ヤバかったです

ゴーレムの寿命が尽きるまで1年ちょいとタイムリミットが差し迫る中、エンディングの行方が気掛かりでしたが、結局親なり関係者達とは遭遇できず
これは原作を未読なので途中では解らなかったのですが、後で調べたらどうやら作者さんが体調不良の為に連載が長期休載の後に未完で終了となっていたんですね
マンガ原作が6巻まで発売されてて、今回は5巻分まで放映したと

その様な内情を知った上で考えると、やはり今回のエンディングは納得と言うか、そうせざるを得ないよなと思われます
でも作者さんには時間が掛かっても構わないので、是非とも回復されて、続きを書いて貰いたいですね

opもedも総じて雰囲気に合っていたし、水瀬いのりんと小野大輔さんが好演されてました

投稿 : 2021/03/13
閲覧 : 219
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3

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人間がカースト下位の世界で

ここは人間が敗れ去り、「異形」がカースト上位にいる世界。人間は彼らの補色の対象となっている。人間にとってはディストピアだ・・・異形というのは人間主観の差別的表現である。この世界では人間はカーストの下位であるので、以降「妖人」とする。人間が捕食対象であることを除けば、我々の目から見てもだいぶ平和な世界である。豊かな自然の中で妖人たちがごく普通に暮らしている。
森の中に棲む守り神であるゴーレムは、森で起こる食物連鎖にも関与することなく動物たちの生態系を見守っている。人間も例外ではないので、人間を手助けしたりはしない・・・はずだった。ある日、彼は人間の幼少女の生き残りを見つけてたところ、その子に懐かれてしまった。感情のないと言われるゴーレムにも愛着がわいたのか、彼女に「ソマリ」という名をつけ、人間がひっそりと住む集落まで連れて行こうと決意する。
人間がカースト下位に押しやられて長い時間経っており、旅の道中でソマリのことを人間と疑うような妖人はほとんどおらず、目立ったトラブルもなく旅は進んでいく。
ただ一つ問題があるとすれば、ゴーレムの寿命が近いことであった。千年ピッタリ生きると言われてるゴーレムであったが、残りの寿命はあと一年ちょっとであり、その身体にも少しずつガタが出始めていた。
終盤、ついに二人にピンチが訪れる。治安の悪い地域に泊まった時、ソマリが人間であることがバレてしまう。ギャングたちに追われて、ゴーレムの体も壊れかけ、ついにここまでと思われたところ、ゴーレムが暴走する。守護者とは思えないほどの凶暴ぶりを発揮し、あらゆるものをなぎ倒していく。最終的には守るべき存在のソマリに引き止められ、いったん活動停止する。
物分かりの良い同行者たちに救出されたゴーレムであったが、片腕を失っており、千年よりも前に息絶えそうであった。ソマリを最後まで送り届けられないことを悟ったゴーレムは、彼女のもとから去ろうとするが、ゴーレムらしからぬ「愛情」という感情が生まれたのか、満身創痍でもソマリに添い遂げることを決意。

アニメは旅の途中で終了する。続きが気になる感じの終わり方であった。

投稿 : 2021/02/28
閲覧 : 225
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もう1~2回涙腺をノックしてくれれば

【2020年5月~】12話

異類異界の人外が世界を支配して、人間が迫害され絶滅の危機に瀕した世界(人間は美味肉とされている)
森を守護するゴーレムが1人の人間の少女と出会い、一時的に父親として人間の輪に戻すため旅をする。
{netabare}
・小鬼の薬師シズノ、助手ヤバシラとの出会い
・ゴーレム路銀の為飲食店でホールバイト、ソマリ店主息子と地下探索
・ウゾイ(鳥人間)、ハイトラ(実は人間)との出会い
・魔法使いの町
・シズノ、ヤバシラと再開→ゴーレム、ヤバシラは用心棒のバイト→ソマリ、シズノはプレゼント作り→人間がばれ悪人に追われる→バトル、ゴーレム暴走→旅を続ける

ゴーレムは活動時間が決まっており、残りの時間は短い。
活動停止までにソマリを人間のもとに返す為旅をする2人。
各町でのトラブルに巻き込まれながらも、絆を深めていく。
butトラブルで力を使うたびにゴーレムの活動時間が削られる…
感情がないと言うが、最後はソマリといっしょにいたいという気持ちを素直に伝えて、残りの時間限りいっしょにいると約束→エンディングでは旅を続けている描写。
{/netabare}

【感想】
とても良い終わり方だが根本的な問題は解決されていない為今後どうなるのか気になる。
親子のほのぼのストーリーを主に、時に親子喧嘩、バトル、友情などを描くハートフルストーリー。
世界観も良く、街や自然の描写もキレイ。

物語の内容からある程度ラストへの流れは予想できる為、感動はするもあと一声欲しいなという感じ。

水瀬いのりさんの子供声かわゆ♪

投稿 : 2021/02/06
閲覧 : 280
ネタバレ

ken m さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ソマリに泣かされます

観始めてすぐ、ファンタジーな物語の世界観に浸れ一気に観てしましました。
心洗われるソマリの愛らしさ、素直さ、優しさ、笑顔に随所で泣かせてもらいました。

エピソードのいくつかから人間の差別的、排他的な感情が描かれていますが
現実世界の職場や学校などの人間関係にも何処か通じるものがあるように思えます。

ゴーレムとソマリの行方最後までみたかったなぁ。鬼の二人と再会してますので一度出会った方々との再会も含め、予定調和でもいいので皆がHappyになるような続編期待したいです。

投稿 : 2021/01/20
閲覧 : 224
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

最初は機械的だったゴーレムのお父さんが人間の女の子ソマリと出会って感情が芽生えて本当の親子になっていく過程は感動します。
人間とモンスターは相容れない存在なのか、ちょっと残酷描写もありました。あと一年もしないうちにお父さんは動かなくなってしまうけど、ソマリはきっと鬼の2人が育ててくれそうだなと思いました。

投稿 : 2021/01/09
閲覧 : 154
ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

種族は違えど確かな絆

人間の子供とゴーレムが人族(ソマリの家族)を探して旅する物語です。
作中でソマリはゴーレムの事を「お父さん」と呼び2人は本当の親子の様になって行きます。
しかしゴーレムには寿命があり彼がソマリの父であり続ける事が出来るのは約1年間
そしてゴーレムが一番心配して居るのは自分が居なくなったその後…
それまでにゴーレムは人族を見つけ人族の元へソマリを帰す旅に出ます。
道中出会い沢山の人に助けられながら2人は旅をしています。

作中に人族と亜種族との争いがありました。
元にソマリも危機に陥ったりします。
それは人が亜人から見たらレア種だからだけではなく理由は昔からある差別があるからです。

私達の世界でも人間同士で人種差別や虐めと言う問題があります。
そんなもの無くなればいいと思いますが現実問題それを0にするのは難しいかのかもしれません。

これは過去にも付きまとった問題であり未来永劫付き合わなければいけない問題です。
人間同士でも難しい事です。
それがこの世界では亜人と人、それは相容れないものなのかもしれません。
この作品でもそうしたシーンがいくつかありましたが正直気分の良いものではありませんね。

人も亜人も心があり会話が出来ます。
話し合えばとも思いますがだからこそ難しい。
心があるから感情があるから言葉があるから起きるのもまた事実なのです。
ですが、その逆にだからこそ和解できる部分も確かにあるのです。

そして、その和解する為の答えがこの作品にあります。
ソマリやゴーレムの旅です。
この2人は種族も違うのに助け合いお互いを想い支え合っています。

道中、手を差し伸べてくれる人達がいました。
ソマリを人間だと気づかないまま助けてくれた人もいましたが、人間である事を知っても助けてくれた人も間違えなく居て、そこに希望があると思いました。
それがこの作品の救いの部分だと思います。

差別は何処にでも有るし何処にでも起こる問題だと思います。
完全に無くす事も出来ないのかもしれません。
それでも、減らす事は出来ます。

差別をする人が100人居たとしてその1人でも考え方を改めると救える物も救われる人も必ずいる…
最終でソマリは暴走したゴーレムから自分を襲った亜人のお婆ちゃんを助けようとします。
自分の身を危険に晒した人でも…
これを期に今回の事件に関わった亜人達も考え直してくれるといいのですが。

そして、ゴーレムはソマリの前から姿を消します。
それはソマリの為でも有ったのですがソマリはそれを許してはくれません。
ゴーレムは自分の暴走でソマリを傷つけてしまったらと考えたら怖かったのでしょう。

それでも、ソマリは自分を見つけてくれた。
ソマリにとって唯一の家族でお父さんで沢山思い出をくれて守ってくれた人なのです。
そうして再びゴーレムとソマリは歩きだします。

ゴーレムとソマリの様に手を取り合える事が作中の世界でも私達の世界で目指す物なのかもしれません

投稿 : 2020/09/23
閲覧 : 234
サンキュー:

19

ネタバレ

KAZUROCK さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

主人公達の設定がそこはかとなく哀愁を漂わせる。やや雰囲気重視の童話的ロードムービーのような印象。

原作未読。

■初回印象

作風は癒し系ファンタジーで絵本の様な印象強め。

見たところロードムービーのような雰囲気も漂わせているが
内容はまだよく分からない。
でも画から感じる世界観は穏やかでありつつ哀愁を感じさせていて
個人的にはとっても好みだった。あとはお話次第というところ。

初回はこの世界に暮らす種族やその生活、人間族に対する考え方や
その現状を何となく理解できる流れになっていただろうか。
人間族の置かれた状況の危うさが伺えたと言う点では
示唆に富んだ導入だったと言っていい。

そんな二人が{netabare}ソマリの秘密を抱えどうやって旅をしていくのか
そこが物語の焦点{/netabare}になって行きそうな感じ。

この世界ではどちらもマイナーな種族で背景も謎だらけ。
その二人が{netabare}疑似親子のような形で旅する{/netabare}だけに切なくて
しょうがなかった。

物語は淡々と進行しそうだが、
地味に情愛を感じられる作品になりそうな。
感情の無いゴーレムの行動がそういう結果を呼び起こすのは
よくよく考えれば何とも皮肉だねえ。

穏やか且つ優しい情感を味わえるファンタジー系の作品が好きなら
結構お薦めかも知れません。

期待度★★★★

投稿 : 2020/09/15
閲覧 : 259
サンキュー:

5

ネタバレ

みぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人種の違う二人の物語が心にグッときた

父と娘、けどもふたりは魔物と人間でしかも人間とばれたら命の危機があってソマリの故郷を目指す途中でいろんなやさしさに出会い、いろんな危険にであい、一度は離れようとしても一緒の旅をしてとても心にグッときました
なけた✨

投稿 : 2020/07/26
閲覧 : 239
サンキュー:

4

ネタバレ

たききく さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人外×少女のほのぼの

魔法使いの嫁などの人外×少女のお話でした世界観は人間と異形と呼ばれる(例えば鬼や獣人)といった異種族間で戦争をして人間が負けたあとの世界です。人外のゴーレムくんは998年森を守り続けていたそんな時奴隷商(?)がまとめて人間を売ろうとしていたが森で事故か襲撃にあい少女以外はみんな死んでしまう初めは少女に森から立ち去れと言っていたゴーレムも徐々に心を開き少女を預かってくれる人間を2人で探しに旅に出るというお話です。少女の方は可愛いしゴーレムも不器用ですが少女のために一生懸命とても良い絆で稀に見る良作だと思いました

投稿 : 2020/07/12
閲覧 : 225
サンキュー:

4

ネタバレ

ネクラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

見終わって見るとなかなかぐっとくる作品でした
どこか甘く切ないお話しで
ターゲット層は20代以上で家族とか身近に感じない人ほどこの作品にくるものがあるとおもいます

投稿 : 2020/07/10
閲覧 : 229
サンキュー:

3

ネタバレ

いもほてっぷ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最後めっちゃ泣ける

ソマリさん、お父さんと呼ぶのやめてくれ泣

投稿 : 2020/06/24
閲覧 : 321
サンキュー:

5

ネタバレ

ちゃっぴー0913 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

よくある人種が食糧のお話

とりあえず ソマリは可愛かった いのすけ当たり役 少し癒される 魔女が人じゃないのは少し不思議 ただ...人以外の種族もとても弱そうでした 謎 
雰囲気的に好きなアニメでした。

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 221
サンキュー:

5

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

心が温まる

異族が中心の世界で人間のソマリは珍しい存在。人間と解っていて側に寄り添うゴーレム時に守り時に叱り、その場面で本当のお父さんのようだなと感じました。
人間を探す旅の途中で出会う異族は二人にだんだん心開く所も見て欲しいところです。

投稿 : 2020/06/12
閲覧 : 227
サンキュー:

5

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – 優しい巨人兵

暮石ヤコのウェブ漫画 連載中
優しいゴーレムと孤児となった人間が安住の地を求めて旅をするほのぼのストーリー


<主要登場人物>
・ソマリ:水瀬いのり
・ゴーレム:小野大輔

・シズノ:七海ひろき
・ヤバシラ:鈴木達央


<ストーリー>
森の守り人「ゴーレム」はある日大破した荷車を見つける。
積荷は奴隷か食料にするつもりだったであろう檻に入れられた人間だった。
生き残った少女を見つけたゴーレムだったが感情を持たず森を守護するための存在なので
森とは関係のない少女を見捨てようとした、が
ゴーレムをお父さんと呼び側を離れない少女に食料を与えるうち一人では生きるすべを持たない少女の笑顔を守ろうと
「ソマリ」と名をつけ一緒に人間を探す旅に出る。
ゴーレムの寿命は1,000年、寿命が尽きるまでの1年+αの間にソマリを人間に返すつもりなのだ。

感情がなく、食事を摂らないゴーレムにとって
好奇心旺盛で予想外の行動をしたり、お腹を空かしたり、熱を出したりする人間の子供と旅をするのは苦労も多い。
まして、この世界では人間は狩りの対象なのでソマリが人間だと分からないようミノタオロスと素性を偽らなければならなかった。

街から街へと旅をし人間についての情報を求めるが
絶滅の危機にある人間は異形に見つからないよう関わらないようひっそり暮らしているため見つける事は困難だった。
そんな道中で子鬼のシズノや訳ありファルコホル族のハイトラ(小野ゆー)、魔女などと出会う。

ゴーレムの寿命が1年切った頃、ソマリが人狩りに襲われる。人間だとばれたのだ。
ソマリの危機を目の当たりにしたゴーレムは自身を制御できなくなり我を忘れて暴れだす。
ソマリが身を挺して止めたおかげで暴走が止まったが
またいつ暴走するかもしれず一緒にいるのは危険だとソマリをシズノ達に預けゴーレムは何も告げずにソマリの元から去ろうとする。
2人の旅は続くのか?


<メモ>
森を守る(ジブリの)巨人兵のような描写から始まるこのアニメは
ゴーレム、シズノ、ヤバシラが種族は違っても子供を守ろうとする優しいお話しです。
感情を持たないはずのゴーレムがソマリを大切な存在と思っているところや
残りの寿命をソマリのために使おうとしているところがかっこよかった。

好奇心旺盛なソマリをかわいいと思うかどうかでこのアニメの好き嫌いが分かれそうですが
私はかわいいとは思えませんでした、口調かな。

ゴーレムの寿命は残りわずか、ソマリを人間に預けて心穏やかに森に返してあげたいな。
でも、この世界の人間は自分のことだけで精一杯なので出会えたとしても他人の子供の面倒を見る優しさはあるだろうか?


20.5.2

投稿 : 2020/06/02
閲覧 : 290
サンキュー:

8

ネタバレ

ゆかたん半島 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

期待してただけに、、、

感動作かと思って、放送に期待をかけすぎた。
あまり内容が入ってこず、、、
涙のお別れ的な感じになるの思ったけど
違かった…

投稿 : 2020/05/05
閲覧 : 339
サンキュー:

4

ネタバレ

過たる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

感想

所々良い話が散りばめられていますが、全体としては普通の評価です。

近い作品は『魔法使いの嫁』で、特にゴーレムはエリアス・エインズワースの序盤の頼もしさと重なります。

■好きな話は
・ハイトラとウゾイの物語
(ハイトラの右目がウゾイと同じ羽のような外見だったから嫌な予感はしてた・・・)
・魔女族フェオドラの昔話(結局、図書館の本はどこに?)

■気になったところ
・料理が異世界ファンタジーぽくない点

この作品、割と料理に割いてる時間多い感じがしますが、
・序盤は目が3つの魚が料理として出てきたのに、以降、川で釣った魚がどれも2つ目であること。
・ゴーレムが料理作ったらスポンジケーキのような洋菓子ができたこと。(卵の黄身と白身も丁寧に分離)
もしかしたら、キッチンを探したら醤油が出てくるのかもしれません。
そこはやはり、例えば『ソードアートオンライン』では「アビルパ豆とサグの葉とウーラフィッシュの骨」で醤油もどきの味を再現したように、異世界なりの調味料を独自に生み出してほしかったな、折角ファンタジー作品を味わうのなら、と思いました。

投稿 : 2020/05/03
閲覧 : 248
サンキュー:

3

ネタバレ

ラティア さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

境遇に負けない感動の物語

アニメはよくみるものである。

すべては人間の少女であるそまりと森の番人であるゴーレムとの出会いで始まる。そして、そまりの両親をさがす。

当時の世界では人間界はなく獣たちが支配していたまちである。だからそまりは獣の耳をつけて普段行動する。一方、ゴーレムは余命がわずかであり、焦りと不安もある。そんな二人と森・町での出会いで描かれる感動の物語

この作品の良さ
ゴーレムには感情というものを備えていない。しかしそまりの豊かな感情表現や出会った生物のやさしさに触れることで初めて感情らしきものにきづくところ。

投稿 : 2020/04/30
閲覧 : 194
サンキュー:

4

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アレゴリカル・ファニー

ちょっと風変わり(ファニー)で、寓喩(アレゴリー)を匂わせるようなお話でした。

"つんつんさん" と "ねんねちゃん" 。
露命を見つめ合った2人の旅路です。

そして

「なんなんだろう?」

そう問いかけるOPがありました。

それを知りたい。
そう思いました。

~ ~ ~ ~ ~

森の神様は、なまじに名前と、勤倹を流儀として供与し
小さなソマリは、底なしの願いを放出しつづけます。

手八丁の上手を行く口八丁な振る舞いの果てに
松の葉ほどの安居がかまびすしい喧騒に綾どられ
いつしか生への嘱望が、お作法の因由となりました。


ファニーな二人が通いあわせた "何か"は
日々の架け橋が切り結んだものです。

その "何か" は血よりも濃いのかもしれません。

「なんなんだろう」。
この不確かな感覚の動因は。

~ ~ ~ ~ ~

誰にとっても、命や時間は、平等?
それとも不平等?

客観でみると、平等に感じられます。
主観でみたら、不平等に思われます。

立つ位置によって、
逆もまた、真なり。なのかもしれません。

「なんなんだろう」。このアレゴリーが訴えるものは。

~ ~ ~ ~ ~

ゴーレムのポリシーは、頑なに閉じられています。
変えてはならないという摂理を背負っているのでしょうか。

「かくあるように、かくあれかし。」
(そうであるように、そうであってほしいと願いたいものだ。)

ならば "森の神様" にも知り得ない「かくあるもの」があるとしたらどうでしょう。

森のそとの「かくあるもの」。

きっと、意外なもの。
そして、望外のこと。

無知で、強がりで、あえかで、泣き虫で、可愛らしい。
ソマリはいつだって天真爛漫さを "森の神様" に見せてくれます。

その先に芽生えてくるものは「なんなんだろう」。

~ ~ ~ ~ ~

"神様" は気づいているのでしょうか。

中立の立場で座していては守れないものがあると。
傍観するだけでいいような命は一つもないのだと。

幼弱なはずのソマリの存在が、
新しい知識と
新しい実相と
新しい判断を、彼に与えていく。

"神様たる" 彼の信ずる「森のなかの摂理」。
不要不及であるはずの「森のそとのカオス」。
それぞれの『聖と俗』が融合されていくのです。


昨日と今日と明日しか分からない悪戯(いたずら)っ子ソマリ。

そんな少女が、幸せを探すことの意味を教えてくれます。
探すこと自体に、幸せがあることを気付かせてくれます。

いったい「なんなんだろう」。気づきのはたらきというのは。

~ ~ ~ ~ ~

価値観の違う人がいます。
捉え方が違う人がいます。

受け付けない人がいます。
変えられない人がいます。

出口も入口も探し出せなくて生きづらいときがあります。

そんな場面にも思いを寄せられたらどんなにいいでしょう。

一歩近くに立てること。
二歩一緒に歩くこと。

その関係性のなかに、共存する手段を見いだせるのかもしれません。

「なんなんだろう」。サスティナビリティの先に見えてくるものは。

~ ~ ~ ~ ~

宗教の本質は魂の救済にあります。

生者でも死者でも、それぞれのアニマを捉えると同じに見えてきます。

ですから、血肉があるとか、ゴーレムだとか、それは見かけ上のささやかな違いにしか思えません。

日本人は、針一本にも供養を施すような宗教的文化性を有しているのですから。

「なんなんだろう」。

アニマに付与される宗教的価値観に馴染んでいる私たちは。

~ ~ ~ ~ ~

見逃してはいけない、忘れてはいけないものがあります。

容姿、生い立ち、文化性に囚われず、どの立場にもコミュニケーションが成り立つことです。

心的に同列としてシンパシーを持てること。
時間を同軸にしてエンパシーを熟せること。
行動を同胞として、ともに温め合っていけること。

「なんなんだろう」。

共存しあえる何かをコミュニケーションに見いだせるなら、得られるものは「なんなんだろう」。

~ ~ ~ ~ ~

なんなんだろう。

持たざるソマリの、豊穣なる未来と
持ち得るゴーレムの、千古たる摂理に

埋めあわされていくものは、なんなんだろう。


私たちは、みな等しく水平気動に存在する命。

なのに、なんなんだろう。

私たちの『今の世界は』。

投稿 : 2020/04/24
閲覧 : 322
サンキュー:

14

ネタバレ

ナンカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

イライラするんだよな

ソマリのイライラキャラに声優が輪をかけていると感じる作品。
ですが、逆にゴーレムのキャラに乗っかった小野さんの声が魅力的でやめられない。
少し早い再生でボチボチ見ています。
最後は涙なのかな。ファンの人すみません、水瀬さん苦手なんです。
ラストは上手くまとまっていた。ほのぼの系のお話。

投稿 : 2020/04/21
閲覧 : 611
サンキュー:

3

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ソマリと森の神様のストーリー・あらすじ

森の中で私は"それ"と出会った。それ(人間)は、わたし(ゴーレム)を「おとうさん」と呼んだ----。地上は異類異形の人外たちが支配する世界。人間は迫害され、絶滅の危機に瀕していた。そんなある日、森の番人である「ゴーレム」とひとりの人間の少女が出会う。滅びゆく種族「人間」と森の番ゴーレムの父娘の絆を綴った旅の記録・・・(TVアニメ動画『ソマリと森の神様』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年冬アニメ
制作会社
サテライト
公式サイト
somali-anime.com/
主題歌
《OP》森山直太朗『ありがとうはこっちの言葉』《ED》水瀬いのり『ココロソマリ』

声優・キャラクター

水瀬いのり、小野大輔、七海ひろき、鈴木達央、小野友樹、早見沙織、小林ゆう、速水奨、関智一、茅野愛衣、高垣彩陽、柴田理恵

スタッフ

原作:『ソマリと森の神様』暮石ヤコ(『WEB コミックぜにょん』連載/ノース・スターズ・ピクチャーズ)
監督:安田賢司、シリーズ構成:望月真里子、キャラクターデザイン:伊藤郁子、サブキャラクターデザイン:大橋幸子/田中穣/吉川美貴、美術監督:ニエム・ヴィンセント、色彩設計:中村千穂、音響監督:濱野高年、音楽演出:佐藤恭野、音響効果:出雲範子

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