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「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(TVアニメ動画)」

総合得点
86.7
感想・評価
727
棚に入れた
3244
ランキング
182
★★★★☆ 4.0 (727)
物語
3.9
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.1

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Y.s さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

微笑ましい限りです

原作完読
俺ガイル2期から長い年月を経ての放送。なんだか親目線みたいな感覚で見ていた。
感想としては、とてもいい作品であり、見終わったあとの焦燥感がとてつもなかった。
特にEDがキャラクターの気持ちに合致しており、ファンとしてはとても涙ちょちょ切れ案件であった。
この作品はただ見るだけでも面白いと思うが、深堀していくと、とても深い作品である。私はネットの考察などを見ながらこの作品の素晴らしさについて改めて実感した。深くまで知りたい人は原作を読み、考察を見ることでより理解ができて面白さを実感できるだろう。

個人的な感想になるが、○○○がとても可愛かった!!もう見ながら顔を手で隠してしまうほどに。しかし、推していた○○○○がとにかく可哀想で切なかった、、
私もこのようないろんな気持ちを体感できたらよかったなぁ、、、
私はこの作品によって人生を歪まされました(いい意味で)

投稿 : 2020/11/09
閲覧 : 180
サンキュー:

11

ネタバレ

はなちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

綺麗に

綺麗に気持ちの良い終わりを迎えられる作品
映像や楽曲なども非常に合っていて、個人的には3期まで通してエンディングが各キャラクター毎に分かれるので好きでした

1期や2期を視聴していない方なら、一挙見しても良いかもしれません
寧ろ、やや1期と2期は何かしら舞台が変わっていた事で、中弛みはしませんでしたが3期に関しては1つの舞台で最終回まで走ります
故に、区切って視聴すると何となくダラっとした感じにも思えたりします

一部ネタバレになる可能性がありますので伏せます
{netabare} 話中では綺麗に終わらせないとまで出てきたりもしておりましたが、結果凄く綺麗な終わり方をした作品だったのかなと思います

個人的には、由比ヶ浜結衣が可哀想とも思いつつも、話中での由比ヶ浜の母親の対応には娘を想う描写が感じられたりしてグッときたりもしました

ただ、最終回で強引に部活に戻る設定などは何となく、これは少しキツいのではないかな?と思う場面もあり、私的にはそれらが少し評価下げる内容になったのかもしれません{/netabare}

投稿 : 2020/11/08
閲覧 : 213
サンキュー:

9

ネタバレ

クタクタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ヒッキーの今後に幸あれ!

 高校生になる前に初めて触れ、ある意味ヒッキーに憧れを持つものの、物語の完結を見たのは大学生になってから。青春群像劇ものは見てるとまぶしすぎて、自分はどうだったのだろうかと考えてしまう。


 続の個人的には衝撃的な終わりから始まった完。続でヒッキーが求めた「本物」を最後まで探し続けた、その過程としてのプロムの企画だったのかなと。視聴者側はラブコメであることを知っているからこそ、「本物」についてはある程度推察できて、さっさとどっちかとくっつけばいいんじゃないかとも思えたが、そう単純にいかないのが人間関係。
 「本物」を求めることで崩れてしまいそうな3人の関係。ただそのまま3人の関係を続けることは「本物」を求めることに反する。そんな中での最後の結論としての11、12話。
 由比ヶ浜のヒッキーと結ばれるという願いは果たされなかったけれども、小町が加わった上で3人の居場所である奉仕部は残るという、もう一つの願いが果たされた綺麗な終わりだったのかなと。
 雪ノ下とヒッキーの絡みに関しては、もう言うことなし。ある意味この絡みを見るために今までこの作品を見てきたと言っても過言ではない。他人に素顔を中々見せない(あるいは見せることのできない)クールな雪ノ下とボッチで過ごしてきたヒッキー。圧倒的に人付き合いが下手な2人が織り成すデート。可愛すぎてヤバい。気の利かせられるヒッキーは雪ノ下にとって最高のパートナーなんだろうな。
 いろはすに関しては続で新たなヒロイン的な立場で出てきたかと思いきや、思ったよりヒッキーと恋愛的な?絡みはなかったのかなと。ヒッキーが雪ノ下を選ぶうえで、由比ヶ浜と同列に居たとは思えないし。その割には既成事実の下りでヒッキーを意識しているように思えるのがなんとも。
 平塚先生は最高の大人キャラ。ヒッキーの人生最大の幸運は平塚先生に出会えたことかもしれない。平塚先生がいなかったら何も始まらなかった。なんで素敵な人が見つからないんだ。誰かもらってあげて。


 「本物」に対する自分たちの答えを出すことで終わった本作だけれども、まだ高校2年生が終わっただけであって、3年生編も見たいと求めるのは蛇足だろうか。スピンオフだかどっかでやってくれないかな。新たなプレイヤーとしての小町や、2年生になってより生徒会長として成長するいろはすが見れるわけだし。

 とにかく完結までアニメで見ることができて良かった作品。人の心情、人間関係を本当に上手く描いた面白い作品だったと思う。

投稿 : 2020/11/06
閲覧 : 187
サンキュー:

10

ネタバレ

ちゃっぴー0913 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

1期2期当たりアニメの3期 Fランクアニメ

まぁアニメは...酷かった もし原作がこうなら完全に終わらせたくて無理やり(いやいや)書いた感じが強すぎるアニメ 1期2期当たりだっただけにこれは残念過ぎる まず声優さんは演技変わりすぎてる人が多すぎる でもキャラ自体も変わりすぎてるので多少は仕方ないかもですね。 まず内容 とりあえず主人公の魅力がだんだん薄れてく…とゆーか1期ではやり方をわかっていても自分のやり方を貫き通す 又は正しいいやり方を知っているがキャラ的に出来ない...それでも自分にできるやり方を見つけ出し報われなくても個を貫き通す的な所が魅力的だったのに3期 特に後半では完全に傀儡 操り人形 子供が大人に誘導されそのままその意見を...的な 完全に魅力がなくなりキャラ劣化を起こしてます。 後多分色々と内容端折られてる部分も多々あるかもとも思います。内容も青春物?青春ラブコメ?から安っぽい4流恋愛物以下に成り下がってます。言葉を紡げば紡ぐ程言葉の意味が安っぽくなり 2期で本物に拘っていたのにただ言葉で無理やり薄っぺらいものを本物にしようとした結果とても安っぽく テーマ曲ではハッピーエンドに導こうとしようとしている歌詞ではあるのですが完全なバッドエンド せめて1期で鶴見るみに実行したみたいにそれぞれが少し苦を分かち合う絆の方がまだましでした。後モブキャラ 特に材木座や戸塚 小町にさきさき辺りはもう少し日常パートにして使って欲しかったです 個人的には2期の続きを少しして3.4話辺りから小町入学さして日常パートに入って欲しかったです 雪ノ下エンドは別にいいのですがそこへのもって行き方 それまでの過程 タイミング全てが最底辺でしたね 原作が続いててまぁくっついたのが間違い 絆を深めるための過程であって小町交えて進んでいくならいいのですがまぁアニメ終わらせたいための無理やりなラストと言う事で原作が違うパターンで進行して行く事に期待します。原作完結してないですよね?読んでないのでわかりませんがまぁ内容は1期2期を良さをなかったことにするレベルにクソでした。演出 はまぁ女性キャラを可愛く見せようとしたり シリアスパート引き込もうと頑張ってる姿勢は2期と変わらず ただシリアス多めなので ただどこに向かっているのか 無理やり共依存という言葉を多用してなえなえ感は否めませんでしたね そして 音楽は まぁ本当に普通 イメージ守ろう的な 作画は綺麗やしむしろ雪ノ下もヶ浜さんもとても可愛くて良かったです 物語に関しては 青春物でアニメにしか存在しないファンタジーの本物の愛や絆それ以上のものを探し近づけていくかと思いきや安っぽい恋愛物の自己満足のチープな恋を安っぽい言葉を重ね掛けし続けて壮大に見せようとした結果最終的にキャラの存在自体否定するような結果に まぁ現実ではよくある光景ですね ただ他はともかく八幡だけはこのラスト付近を受け入れてはいけないですね。なのでこの物語のテーマは青春 や真実から ひねくれ者の強制 偽物 個性の剝奪 人生マンネリ化計画 みたいな感じになっていきましたね。正直見終わった瞬間液晶殴り壊しそうになるくらいメンタルえぐられました。正直死にたくなって一睡も出来ず自宅に引きこもりました まだはがないにでてきたセントジョーンズ学園?みたいに皆プールでサメに食われてバッドエンドの方が投げやり感強くて許せました。
まぁアニメでここまで心動かされるのもどうかと思いますが。 バッドエンドは人によりけりかも知れませんがやっぱり二次元に位どうしてもハッピーエンドを求めてしまいますね。まぁこのアニメは番外編は外しようがないので番外編と続編ラブコメ展開期待ですね 完ってタイトルについてるけど...このままじゃあまりにもアニメが可哀そうだと思いました。あと部室札のシール一つ一つ見るの忘れてました。

投稿 : 2020/10/28
閲覧 : 258
サンキュー:

12

ネタバレ

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やはりヒッキーの選択はまちがっている。

アニメ版俺ガイル、完結おめでとうございます。
ジャンル的にはラブコメであるものの、登場人物が面倒くさい人達ばかりなので余りコメディー感は無く、私の好みとはやや異なりましたが面白い作品でした。

恋愛関係も3期で一応の決着がつきましたね。
個人的には結衣推しだったので、雪乃を選んだことについてはやや不満がありますが。
雪乃を選ぶと面倒くさい雪乃母と姉との関係も続くので、自分なら選びたくないです。
ちなみに結衣推しと書きましたが、私の本当の推しキャラNo.1は由比ヶ浜母です(笑)。
自分の年齢が若くはないので、どうしてもお母さんキャラに惹かれてしまいます。
例えばお母好きの「大好真々子」さんとか、今日からマ王!に登場する「渋谷美子」さんとか。
やはりお母さんキャラには子供の味方になり、そして優しく励まして欲しいですから。
加えて真々子さんのCVだった茅野さんや、美子さんのCVだった「かかず」さんの声が魅力的だったのも惹かれる原因ですね。
話が逸れましたが、私にとって由比ヶ浜母はこの作品中で数少ない癒しポイントでした。

推しキャラの話が続きますが、2番目の推しは平塚先生です。(結衣推しはどこへ?)
見た目や声も好きですが、何よりこの作品に登場する数少ない常識人ですからね。
でも由比ヶ浜母と平塚先生はヒッキーの恋愛ルートから外れているので、この二人を除外すると結衣ちゃんがNo.1です。(これで結衣推しと言えるのか?)
物語は完結しましたが、私の中ではこの物語の先でヒッキーと結衣ちゃんが結ばれることを願っています。

投稿 : 2020/10/25
閲覧 : 252
サンキュー:

16

ネタバレ

キリカ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素晴らしい👏

終わり方が最高だった。こういうラブコメは好きではないけどこれは認める。こういうのをやってくれ。

投稿 : 2020/10/23
閲覧 : 198
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やはり俺の作品解釈は間違っている

最後の最後でラブコメになりました。
結局最後まで八幡も雪乃も結も間違ったままです。
でもそれでいいと思うし、そうでなくてはならないのです。

正直に言うと第1話を見て視聴中断してました。ラブコメ主人公気取りの八幡があまりにスカしてて痛々しくてキモくて恥ずかしかったから。しかし当然なのです。この作品はぼっち属性の人間に対して作者はこう伝えたいのです。

「オマエラってこんなに痛くてキモいんだぜ。俺が教えてやるから早く気づけよ」

冗談じゃない。ラノベ作家ごときにそんなこと言われたくねーわ。とか思いつつ当たらずも遠からずなのでググッと一旦飲み込んで落ち着きます。1期2期も楽しませてもらった身としては彼らの出した答えを見届けたい想いもあり視聴再開。気がついたら最終回でした。

早見沙織の黒髪ロングは国宝やら文化財やら何かしらのカテゴリに登録されるべきだという信念のような何か、それが私の中に沸々と沸き起こる感触を確かに感じたような気がしないでもないような。まあそれは冗談としてもあれだけグズグズと煮えきらない屁理屈ばかりこねくり回してきた女子力という言葉とは一生無縁そうな雪の下さんが放ったこの作品の劇中ではなかなかお目にかかれないあまりにド直球、ストライクゾーンまるごとブッ飛ばす異世界級の超威力を備えたシンプルなパワーワードは今後数十年、アニメの名言、名シーン特番において不動の上位を約束されたことだけはこの作品で唯一間違ってない事実であると断言します。

最終回、事後にお目にかかる結の可愛らしさも尋常ではなかった。アレ?間違えたかな?と思わざるを得ないいじらしさとたくましさ。これもしかしたらガハマさんが主役だったんじゃねーの、というくらい一番間違ってる気がする。アレが許容されるなら結局2人は誰からも祝福されてないことになる。

いろはは賑やかしキャラ程度に思ってましたが今期は重要な位置づけでした。そのかわり葉山がわりと空気。先生は前期以上に名言装置。なんか女性っぽさが強調されてましたね。環境が変わることによる準備としての自問自答の中で色々自覚出来てきたのだと思います。先生も自分の人生を切り開く覚悟を決めたのでしょう。

共依存とか強い言葉を使ってますが、この関係が解消されたのは八幡と先生のラインだけ。八幡と雪乃はむしろ強化されてしまった。結も当面の間は間違いを続ける予定。八幡と雪乃の2人だけでは簡単に空中分解していたであろう奉仕部を存続出来たのは結のコネクタースキルあってこそ。結がこの関係を卒業する前にこのバカップルは一山も二山も超えていかねばならないものがあります。でももし何かしらの期日が来たとしても、結は2人を見捨てることはしないでしょう。出会ってからはなんだかんだで自分の世界を拡張出来てきた2人です。今後の人生においてもまだまだめんどくさそうな試練は続くでしょうが、彼らの将来に一抹の不安も感じることはありません。


この作品の中にもう一つメッセージがあることに気づきました。いちいち回りくどい言い回しやわざと詳細を描写せずミステリかのようなミスリードすらあるめんどくさいこの作品。ラノベのラブコメなのに考察サイトまである始末。でも先生はことあるごとに言ってた。メタ的に翻訳するとこう。

オマエラさあ、ラノベごときでいちいち考察サイトとか見てんじゃねーよ。自分で言葉にするのが大事って言っただろ。間違っててもいいんだ。自分自身がどう感じたか、それを自分の力で自分の言葉にする事。それをサボってると死ぬまで間違い続けるぞ。間違えるってのは正解に少しでも近づくために、間違いを少なくするためにやるんだよ。間違えることを恐れてたらオマエの世界はミリも動かないぞ。

って感じですかね。もちろんこれが作者の意図とあってるかなんて知りませんし間違ってるかも。でもそんなのどうでもいいです。「この〇〇はこれを表現しているのであるキリッ」って言い切ってしまえばいいのですよ。

人生は寿命病気などで不意に唐突に終わりを迎えます。人間は皆、例外なく志半ばで人生を終えるのです。だからこそ「本物」をいつまでも追い求める。


「だから、ずっと疑い続けます」

真摯に愚直に問いつづけていくこの姿勢態度生き方こそ、「本物」を探求する者の資格、だと思います。


とりあえずおめでとう、八幡。
でも今からがもっと大変だぜ。

初稿20200925

投稿 : 2020/10/23
閲覧 : 236
ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんと素晴らしいラスト

これはおもしろい まさか ちゃんと終わらせるとは
どーせ 変な三角関係のまま終わらせると思ってただけに
しかし 長い目で先々 考えると  由比浜さん が一番 長く続くとおもうけど  個人的には 平塚先生がいいかなぁ
ただ 現実には あんなかわいい子揃いの学校もないし あんな美人教師は存在しない 

ま 男子校だった 私には わからないけど

投稿 : 2020/10/22
閲覧 : 168
サンキュー:

6

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえずの簡単な感想

 原作は未読。
 1期の良識や道徳に訴えかける解決法を嘲笑うかのような自虐的な方法で問題解決に
当たってきた比企谷 八幡に対して、2期はそれを否定するような方向性を打ち出してきたが、
完結編である本作は妥当と言うか、無難と言うか、そんな印象の締め方。
 「本物」や「共依存」などのキーワードが飛び交っていたが、身も蓋もない言い方を
してしまうと、良く言えば成長した、悪く言えばすれたという、10代にありがちな経験を
描いただけなのかなと。
 八幡にしろ、雪ノ下 雪乃にしろ、こじらせ方が激しかったゆえに特殊に見えたけど。

 恋愛方面に関しては比企谷に好意を抱く女性が複数と、ちょっとしたハーレム状況に
なっていたが、結局はメインヒロインである雪ノ下とくっつくことでなるようになった感じ。
 他の恋愛もののレビューでも書いているが、1対1ではない作品の場合、割と妥当な
組み合わせでない方が喜ぶ方なので、個人的にはいまいち面白みには欠けた感があったけど。
 この雪ノ下ルートに進むための他のヒロインに対する展開だが、由比ヶ浜 結衣や一色 いろはは
自ら察して身を退いたり、平塚 静の転任が決まったりと尺的に時間が押したのか、まあ
残務処理的に感じられてしまった。

 クライマックスの一つである比企谷の告白だが、その仰々しい言葉に
「これじゃあプロポーズだよ」とびっくりしてしまったが、よくよく考えると若い頃の方が
純粋な分、「永遠」、「生涯」、「運命」といった凄い言葉を使いがちで、そう考えるとそれほど
とんでもなくもないか。
 むしろこう言った言葉は後々に重くなってきそうで、野暮を承知で言うと作中のいろはすの
言葉じゃないけど、大学生ぐらいにどちらかが変わるとこの辺の重さの捉え方の差異で
あっさり別れてしまうこともありそう。
 もう一つ驚いたのは付き合いだしてからの雪ノ下の変わりよう。これは本質的なものはこっちで、
今までがこじらせて頑なになっていたのか、それとも恋愛初期によくある一時的な
ハイテンションなものなのか。

 1期2期のレビューでも書いたが、作品舞台が自分の生活圏というのが個人的お楽しみなのだが、
本作で家から数分の場所が出てきたのはさすがに驚いた。

2020/10/22

投稿 : 2020/10/22
閲覧 : 185
サンキュー:

6

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最後は本物というより普通のラブコメ

ブランク後の完結には感謝します。

自虐スタイルを格好良く見せた一期は斬新だったのですが、嵐山でのダミー告白を最後に鋭さがなくなり、最後は普通のラブコメになってしまいました。

不可思議な理由で人は他人を好きになるものです。このラブコメが変わっているとすれば、自虐スタイルが導入にあるところでしょうか。

自虐性向の少年が仲間達と対立、協力して最後はリア充になった話でした。

思わせぶった話が多いですが、自立していない学生の時にはよくはまる無限ループ感/モラトリアム感がよく出ていました。

長く待って期待していた分、評価は低くなっているかもしれません。

投稿 : 2020/10/13
閲覧 : 271
サンキュー:

23

ネタバレ

???? さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

良かったけど

なんか長い年月経ちすぎてキャラがキャラを忘れてる気がするような節が多かった
1話目か2話目か忘れたけど文化祭の時屋上のはいり方をサキサキに聞いたあと愛してるぜーって八幡が言ってたけどそんなん言うようなキャラだったけ?ってところが他のキャラにも多々あった事いくら見直してもほんとにこのシーンだけ違和感半端なかった
特にまぁ思ったよりインパクトはなかったとはいえ普通に今期なら良かった 個人的に映画まで持っていくのかな?とは思ってるアニメでここまでインパクトないと映画でさらに完結みたいなことあるかな?と

投稿 : 2020/10/12
閲覧 : 158
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

されど、私はこんな陰気な展開が観たかったわけではない。

1期と2期とで、私がこの作品に好感を寄せていた要素は大まかに2つ。

一つは、陰気でぼっちな共感性ある主人公が、捻くれたことをネチネチ言ったりやったりするアホなところ。
1期冒頭の「砕け散れ。」は、当時中学生だった私の心を鷲掴みにした。

もう一つは、問題解決のギミックが単純に面白い。
「作中のキャラは作者が思い付いたことしかできない」ため、この作者様はきっと頭が良いんだと思う。

3期の内容は“本質”ぶりすぎて、それらの面白みが損なわれてしまい、作品そのものが「陰気」になってしまった印象。
「作品から滲み出る作者の人間性」を軽視するほど狭量ではないが、「作者の価値観すぎる作品」ともなると、見ていて興醒めしてしまうものだ。

反面、この3期を絶賛している人が多いのも事実で、この価値観の違いは一体何なのだろうかと考えたところ、
私は高校時代に友達が一人もいなかったので、もしかしたらそれかなぁと思い至った。
友達いたことある人にはこの展開の良さがわかる……!?

“本物”という概念はとても興味深かったし、最終話の「由比ヶ浜の依頼」からタイトル回収に移った流れに関しても、すごく綺麗で120点の終わり方だとは思っている。

投稿 : 2020/10/12
閲覧 : 279
ネタバレ

henryleo さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

エンディングに違和感を感じる

作品は全般的に由比ヶ浜結衣の主人公への好意を描写することが多かったが
雪ノ下雪乃ルートに突入することにどうしても違和感を感じた。
雪乃の心理描写がまったく足りていない。あとは原作者にかかわる問題ですけど、これどう見ても普通の青春ラブコメだよね。意外といった展開は全然なかった。だから間違ってなんかいないよねwタイトルが余計に長かった

投稿 : 2020/10/12
閲覧 : 173
サンキュー:

5

ネタバレ

rolex さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高でしたね

最終回の1話前が一番よかったかな。
そして、1話からしばらくのガハマさんのターンはずっと胸が締め付けられました。ガハマさんありがとう。
そして、この手の作品ではほぼハッパーエンドで終わることなんてないのに、キッチリ締めくくったのは渡先生の力ですね。
本当にありがとう

投稿 : 2020/10/08
閲覧 : 131
サンキュー:

5

ネタバレ

saitama さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

エンディングに向かっての色々回収期。

原作未読。

原作は凄い人気なんだな…。ちょっとググった。

1期と2期は、なんだろ、非常に面白いけど、こういう高校生活は…ないなぁ。ある種の夢だ。

1期と2期は言葉選びというか、言葉に色々と含みがあって、なんやかんやと主人公はすべての女子生徒、そして葉山からある種の羨望というか、人とは違う、なにかそこに到達できない感で、皆が惹かれていく…という印象。

そして、この3期。2話の最後のシーンで、まあ、成立するカップルはすでに決定していて、残りの話数すべてを使って、いろいろな伏線回収というか、二人の関係の着地に向かっていくのだろうなと。と予想。ここまで王道パターンなら、まず外れないかと思う。

その辺(恋路)は『五等分の花嫁』のような、謎々はないかな…と。順当というか王道。まったく世界観と時代が違うけど、「気まぐれオレンジロード」をすごく思い出した。あと、ほんの少し「めぞん一刻」かな。

いつの時代も、こういう優柔不断というか決められない主人公モノは当たるんだ…やはり王道だ。

「うる星やつら」のメガネのひとり語りに負けない(個人的にはメガネの方が数段レベル高い言葉選びと思う…)キャラそれぞれのひとり語りを楽しむアニメかな。


■最終話まで視聴

うん、言葉選びを注意している作品はやはり良い。言葉選びは本当に重要で、それがしっかりしているだけで物語に厚みが生まれると思う。諸刃の剣でペラペラになってしまう可能性も高いのだけど。

プロムに向けたシーンとか、正直うらやましい。自分が高校時代は文化祭の実行委員会も委員長もやたけど、こんな感じに大掛かりなことは出来なかったな。何事にも予算が掛かるので、実権と金がない高校生には存外難しいハードルが多い。これが予算潤沢な大学や私立だと可能になるから、振り返ってみれば高校って特殊な環境なんだと思う。

ただ、プロムという学校行事了承に関して個人の成長が優先されるところは傲慢だな…とは思うが、まあ物語なので…それを否定すると楽しめない…笑 

どうでもいいことだけど、このアニメ通じてマックスコーヒーの認知度って世界的になった…。アジアでは受け入れられる味だから、密かに海外のアニメ好きへの人気お土産になったんじゃなかろうか。そして千葉県民の千葉愛って予想以上に凄いと知った…笑

あとシリーズ通じて、いろいろ本心というか出してはいけない感情がダダ漏れなのも面白い。

投稿 : 2020/10/07
閲覧 : 216
サンキュー:

5

ネタバレ

GJP5000 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

こんなアニメだったか・・・

昔はぼちぼち面白いなと二期まで見ていたのですが、三期を改めてみると性格の悪いキャラが多すぎてちょっときつかった。
問題あり同士が最後くっついてハッピーエンドかつまだまだ続くぞで無理矢理占めた感じ。
特にただ荒らすだけの姉がよく分からんかった。共依存言いたいだけだろって思った。三角関係だろうと恋人関係だろうと軽い共依存は存在するのに君たちは三角関係ではない共依存だとか意味わからん。共依存は悪みたいな口ぶりで何故か追い込んでたのも謎。最後だってこの協力関係はほとんど変わってないのに乗り越えたと本人が思えてるのは、ただ単に姉の呪縛が解けただけにしか見えんかった。
本来こういう場合指導役になる大人キャラに位置する姉が子供たちの邪魔をしているとこが一番自分に合わなかった。
青春物におけるかっこ悪い大人キャラは残念です。

投稿 : 2020/10/07
閲覧 : 130
サンキュー:

4

ネタバレ

TDD さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

完結に感謝

まず完結までアニメ化してくれた事に対して心より感謝します

ただ最終話付近の話のメインになるパーティ(?)の部分の作画をもうちょっと頑張って欲しかったのと
結局二人の内一方を選んだようで、微妙に濁したような感じの残るラストはあんまり爽快ではなかった

こういうラブコメってどちらを選んでも文句言うファンは一定数いるだろうけれども、そんなのは気にせず(別に気にしてる訳ではないかもしれないけど)きっぱり選ぶ作品の方が好きです。

投稿 : 2020/10/06
閲覧 : 154
サンキュー:

5

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

超ラブコメ<追記;全話を再視聴して>

ラブコメを超えたぁ。
待った甲斐がありました。
もう完璧。
続終了時のモヤモヤ感が雲散霧消です。
それぞれのキャラがそれぞれの役割を果たす。
気持ちいいくらいです。

この物語の最重要人物は何と言っても平塚先生でしょう。
優しく見守る仕掛け人。
要所要所で八幡にズバッとアドバイス。
それも凄まじい説得力をもって。
11話のあの言葉「自分の気持ちを表現するため、言葉と行動を尽くせ」
共感しかありません。

この物語をひっかきまわしたのは雪ノ下陽乃でしょう。
常に上から目線でからかい交じり。
最初からすべてお見通しだったのかな。
鋭い感性の食わせものってところ。
でも彼女がいなければ、物事は進展しなかったでしょう。

この物語のアイドル兼第3のヒロインは一色いろはでしょう。
登場時はなんちゅう奴と思っていたけど、徐々に好感度が上昇。
最終的には貫禄溢れる生徒会長です。
女の感ってやつかな、あの3人の関係はすべて理解していたような。
恐ろしい子です。

この物語の悲劇のヒロインは由比ヶ浜結衣でしょう。
いいえ、違います。
悲劇じゃありません。
オープニング曲でも言っているでしょう。
芽ぐみの雨だったって。
ラストは当然、力強く踏み出します。
それは、一言では言えないほど、雪乃と八幡に強い感情をもっていたからなんでしょう。

この物語のメインヒロインはもちろん雪ノ下雪乃でしょう。
ホントめんどくさい。
誰よりも、八幡の気持ちに気づいてなかったのが雪乃。
鈍感にもほどがある。
しかしまあ、何、11話のラストと12話は。
私は軽く死ねました。

この物語の腐った目をした主人公兼ダークヒーローは比企谷八幡でしょう。
こいつもほとほとめんどくさい。
ひねくれているというか、性格がひん曲がっている。
しかし、そこがいい。
それに、人の気持ちを汲み取るのにたけている。
なのに、雪乃や結衣のことをわかっていながら行動にうつせない。
だから、本物を掴めない。

11話の歩道橋でのシーン。
演出・セリフ・声優さんの演技・映像・カメラワーク・BGM。
しぐさや表情に至るまで、すべて完全無欠。
アニメ史に残る名場面だと断言したい。

雪乃が足早に立ち去る後姿。
八幡が雪乃の手を取ることができたのは、平塚先生や結衣の言葉あったからこそ。
行動を尽くせというのがこのこと。

そして、告白以上の対話。
やはり、この複雑な気持ちは一言では表せない。
言葉を尽くせというのがこのこと。

八幡「全部やる。いらなかったら捨ててくれ。」
雪乃「あなたの人生を私に下さい。」
八幡、メチャカッコイイ。
雪乃、メチャカワイイ。
この瞬間、様々な人の感情が流れ込んできて涙腺が崩壊しました。

この物語の結末を飾るにふさわしい12話ラスト。
比企谷小町を含めた4人のヒロインに囲まれ、針のむしろの比企谷八幡。
やはりこの言葉を言わずにいられない。
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」

<追記;全話を再視聴して>
{netabare}1期13話、2期13話、3期12話、計38話を通して観ました。
最初は反発していた比企谷と雪ノ下。
その二人が大好きな由比ヶ浜がとりなすという構図。

様々な出来事を通じて三人の関係が悪化する。
それは、比企谷の自己犠牲に起因するのであるが・・・

潮目が変わったのが2期8話。
橋の上の平塚先生と比企谷の対話。
そこで「本物」というこのアニメのキーワードが意識される。

本物を求め続ける三人。
すれ違い、対立する中で互いを理解する。
比企谷の後悔、雪ノ下の苦悩、由比ヶ浜の悲しみ。
胸がしめつけられました。

結局、比企谷はダークヒーローと言うべきか。
関わった人々は何らかの影響を受け、変わっている。
3期11話でヒッキーが言った「人の人生を歪める以上、対価は払うつもり」。
人間関係の真理を含む素敵な言葉だと思いました。

ラスト近く、雪ノ下が言った「あなたが好きよ、比企谷君」。
簡単で率直な言葉。
結局、これがすべてなんでしょう。

一言では言い表すことのできない最高のラブコメ。
ありがとうございました。{/netabare}

投稿 : 2020/10/04
閲覧 : 333
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38

ネタバレ

くにちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

雪ノ下編エンド

続いて、由比ヶ浜編、いろはす編も期待しています。
それはともかく雪ノ下エンドが一番まとまりがいいんだろうなあとも思いました。由比ヶ浜編だと雪ノ下はたぶんボッチになるんだろうし、いろはす編は雪ノ下、由比ヶ浜の立場を考えるとしんどそうですね。

投稿 : 2020/10/03
閲覧 : 201
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6

ネタバレ

kochan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

最終回の満を持してデレた雪乃はかわいすぎ
片や結衣はあれでいいのか

投稿 : 2020/10/02
閲覧 : 150
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2

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ISSA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

めんどくさい人達の行く末は

視聴完了

原作未読で1期&2期もボンヤリ視聴なので記憶が曖昧でキャラの思い入れもない。
なので考査やレビューもおこがましいけど。

3期は物語のまとめだったので1期&2期の主人公の良さや特徴を若干変えてでも成長って事に変換させてまとめたって事?
主人公ってこんなに喋ったっけ、心の呟きが多いキャラだった気がする。

こじらせて、めんどくさいキャラも回りに気配り出来るキャラに成長なんかな?
コミュ力無いって言ってる割に引き出しの多さやプレゼン力、高校生では凄すぎ。
私の高校生の時なんて気配り無し、感情だけで行動してたよ。

今期のラブコメアニメは大学生なのにダメなキャラを見てしまったせいでヒッキーの気配り、プレゼン力、胆力が際立ってしまった。

で11話に三角関係が終止符打たれるけど、あの告白かプロポーズはヒッキー恋に酔った?
Love is...blind、恋は盲目…
でもお酒でも恋でも酔ったもん勝ち、最強だよ!

めんどくさい主人公らしい言葉で良かった。

三角関係のお話なので結末はどうしても引っ掛かるエンドだけど、ラノベラブコメで完結させた事が評価出来ると思います。


作画や声優さんの配役、音楽どれをとってもスキの無い仕上がり、物語は賛否あるけどアニメの完成度は凄く高いラノベラブコメだった。

最後に気になったのは2点
·主人公達の言う「本物」は見つかった?
·今期のED曲に流れてたダブルヒロインが浜辺で戯れて手を繋ぐ百合映像は3期の前?物語の終わった後日?
どちらかで結衣ちゃんの心境がどうかわったか気になるED映像でした。

もう少し真剣に1期&2期見たら良かったかな…的外れな考査&レビュー申し訳ないです。

投稿 : 2020/10/01
閲覧 : 269
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27

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tao_hiro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

比企谷八幡は偽物で在り続ける・・・いつまで?

私は2期のレビューで「君が本物が欲しいのであれば、君自身が本物になることだよ」と、主人公の比企谷八幡に語り掛けました。なので、この3期は、彼がいかに”本物”になって行くのかを期待して視聴しました。

ところが、あろうことに比企谷八幡は、”偽物”で在り続けることを選択してしまいました。

11話クライマックス、歩道橋での雪ノ下雪乃とのやり取り、感動的なシーンでしたが、私は大きく落胆しました。そしてクスクス笑いが止まりませんでした。

「お前の人生歪める権利を俺にくれ」
「あなたの人生を、私に下さい」

飾った言葉による告白は、まるでB級恋愛映画のプロポーズのように陳腐に聞こえました。

私が冒頭で述べた”本物”の意味は、「理屈や計算でなく、嘘や誤魔化しでもなく、自分の気持ちを正直に表現しなさい」というつもりでした。簡単に言えば「好き」って素直に言えばよいという事です。

しかし、拗れに拗れた二人の性格は、私の予想というか希望を軽く裏切って行きました。

合同プロムの後、平塚先生に「君の本物は見つかったか?」という問い対してもに、比企谷八幡は「だから、ずっと、疑い続けます。たぶん、俺もあいつも、そう簡単には信じないから」と答えます。

”偽物”のまま結ばれた二人に、未来などあろうはずがありません。この物語の完結の先に破局の予感がして、暗い気分になりました。

ところが!ところがです!直後に奇跡が起こりました!

「あなたが好きよ、比企谷くん」

その瞬間は、少しの緊張を含んでいましたが、限りなくさりげなく、静かに訪れました。雪ノ下雪乃が本物となり、比企谷八幡が本物を手にした瞬間でした。1期のOP「ユキトキ」が流れる中、私の体は震え、涙がこぼれ落ちてきました。

さて、この作品は、ハッピーエンドで完結を迎えましたが、おそらくこの二人はうまくいくはずがありません。一色いろはが看破しています。

「あの二人が長続きするわけないじゃないですか」

私もそう思います。似た者同士は魅かれ合いやすいが、自分の嫌いなところと相手の嫌いなところが重なり合うので、ぶつかり合いやすく、長続きしにくい、という傾向があることを私は知っています。

長続きするのは、案外、性格も趣味も異なるもの同士のような気がします。(この点では、由比ヶ浜結衣エンドの方が安心?できたでしょう。)

そして、何よりも比企谷八幡はいまだに”本物”になっていないからです。

アニメは完結してしまいましたが、Blu-ray&DVDシリーズの初回限定特典に新作文庫小説「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 ‐新‐」が付くそうです。

これには、三年生に進級した彼らの姿が描かれているそうです。はたして比企谷八幡が”本物”になる瞬間は描かれるのでしょうか? いつまでも彼は間違い続け、”偽物”であり続けるのでしょうか? とても気になります。

投稿 : 2020/09/30
閲覧 : 258
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17

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hyoi さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

リアル以上のリアルな恋愛

本当にいい作品だった。

凄すぎた。

まず、そこら辺の恋愛アニメの泥沼展開や、普通の恋愛とも違い、考えさせられるアニメだった。
普通の恋愛アニメなら、「あ、ここら辺で、こうなるんだなぁ」ってのがすぐにわかるけど、最後の最後まで読めなかった。しかもただ読めなかっただけじゃなくて、この作品の言い回しがほぼ全て曖昧な答えで、難しかった。だからこそ全く読めなかったし、逆にホントに考えながら、アニメを見てた。しかも、他のアニメと違って、しっかりと口に出して思いを伝えていても、言い回しが難しくて、やっぱりそこが良くて、なんて言うか、本当に神作だった。
後、個人的には由比ヶ浜には報われて欲しかった。正直、[完]に入ってからの由比ヶ浜はほぼ全てを理解していて、諦めていて、実際完全に諦めた時は涙が止まらなかった。それ初めて比企谷を理解して、好きになってくれた理解者であり、1番比企谷のことを思ってくれていたのはやっぱり由比ヶ浜だと思う。だからこそあの結末に文句などは一切無いし、いい終わり方だったけど、個人的には由比ヶ浜には報われて欲しかった。でも、やっぱりあの結末は最高で、雪ノ下がデレてイチャイチャところはホントにニヤけが止まらなかった。

本当に神作をありがとう😊

投稿 : 2020/09/29
閲覧 : 206
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15

ネタバレ

ななし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春をありがとうございました

最初雪ノ下派だったわたしも後半からは由比ヶ浜派になりました。由比ヶ浜ヒロインすぎる、、。 終わり方は少し雑に感じました。今まで丁寧に心理描写がされていただけにちょっぴり残念です。あと個人的に雪ノ下の家族まわりはいらなかったかな。学校内のキャラクターはみんな最後まで魅力的でした。色々な感情がありますが、7年間とっても楽しませてもらいました!青春をありがとうございました!

投稿 : 2020/09/28
閲覧 : 143
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4

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kakizaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

本物になって終わった作品

教養小説などの成長物語ではありがちだが、最後が味気ない感じになったな

でも否定的な意味でなくて、これがリアルだし逆に上手くいったウルトラCとか
なんて逆に作った感じで気持ち悪い

そういう意味ではいい作品だったし、いい終わり方だったかな

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 189
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6

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あまりにも漠然とし過ぎている

 人気シリーズの最終章ということで、とりあえず最後まで見ようという意地で見続けた作品だった。

 2期の頃からキャラクターの会話が抽象的で遠回しなものが多くなり、彼らが何を言っているのかよく分からない感じはあった。3期になっても、そのふんわり感は変わらずで理解が難しく、さらに終盤特有の重苦しい雰囲気が続き、次第に視聴が苦しくなっていった。

 原作は未読だが、おそらくアニメ版では原作にあったはずの必要なセリフや情報がかなり省かれているため、アニメ版のみの視聴者は、もうなんとなくの空気を味わうことしかできず、完全に置き去りにされている感じ。

 3期の見どころであるプロムも、ダンスシーンなど数少ないアニメでの見せ場は静止画やカットになっており、演出や展開に起伏が感じられない。

 限られた情報量のなかで、セリフにしっかりと感情をのせる声優さんのお芝居の素晴らしさ(特に早見さん)を実感する作品ではあった。

 テーマや作風は面白い作品だと思うので、アニメにする際にもう少しなんとかならなかったのかなと、もったいない気持ちになった。

視聴日 20/9/27

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 220
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8

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ラノベは文学とかいうと馬鹿にされそうですが本作はちょっとそんな感じ

原作既読。

俺ガイルはラノベの中でも屈指の傑作だと思います。
何がどう素晴らしいか語るには難しいのですが、何かちょっと高尚な文学っぽい雰囲気を感じる気がするエンタメ小説なんですよね。

馬鹿にしているみたいだな… そんなことは無いです。面白いです。

まあとにかくとても評価している俺ガイルですが、そもそも知ったきっかけは第一期のアニメ化で、あれはあれで良かったと思いますけれどね。
二期以降はスタジオが変わってしまいました。いや作画面においては格段に良くなって、変えて正解だとは思いますが。
でも一期も決して悪くなかったのですけれどね。
二期は原作既読だから良かったけれど、原作未読だとわかりにくいのでは? と心配でした。

さて、その3期目で、完結編とのことです。

作画がますます良くなっている。実に美しいですね。
内容も何か拡張高い感じで… ぶっちゃけちょっとわかりにくいです。
ま、原作からそうでしたが。お前らちゃんと腹を割って話し合いすれば数行で終わるよね、という内容をグダグダ… まあそれが文学であり、傑作というものなんですよ。
何か馬鹿にしているみたいだな… いや褒めてます。面白いです。

とにかく、美麗な絵で原作の雰囲気を再現した素晴らしいアニメ化だと思います。
原作未読ではわかりにくいのでは、という懸念はあるものの、私は原作既読なので問題ありません。
大いに楽しいませていただきました。

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 219
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13

ネタバレ

ピエロ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やはり俺の見た青春ラブコメアニメで最高の作品は俺ガイルで間違っていない。

俺ガイル完ということで、自分がアニメを見始めて1番ハマり、1番好きだったアニメの最終シリーズが終わってしまいました。
とにかく2期から待ちに待ちに待った作品だったのですが、終わってしまったら終わってしまったで悲しいし寂しいしこれから先ストーリーを見れないのが非常に残念です。
でも、そんな好きな作品だからこそ終わりがどうにかキチンと締めて欲しかったのです!
そして結果、、、大大大団円でもうこれはこれでさいっこうの終わり方で言葉にできない感情です!(渡航先生、その他このアニメの製作関係者の方々に感謝)
ストーリー的には雪ノ下、由比ヶ浜、比企ヶ谷各々の願い、それをどうするのかひいては特に雪ノ下の問題をどうするのかを焦点に進んで行きましたね。
ネタバレしたく無いのですが感想を書きたいのでゆうと、とにかく途中は悲しかったです。
なぜかって?由比ヶ浜が完全に負けヒロインなんですもん;;
分かってはいたのですが、由比ヶ浜の涙を見れば見るほど悲しくなってくる。
でも最終話を見て正直そんな悲しい感情吹き飛んじゃいましたね
やっぱり1番好きなのってこの作品なんですよね。
結局どのヒロインでエンドを迎えてもこれが俺ガイルでそのアニメが自分が好きなアニメなんです。
だからってこの作品がつまらなかった、楽しめなかったなんて事にはならないくらいこの作品が好きなんです!
また、このアニメはずっと本物という言葉をキーワードに進んできたので最後になあなあでどのヒロインともエンドを迎えずに終わるのは絶対に違いますよね!
だから最後の雪ノ下と付き合うという展開は良い終わり方だと思いました!
今までラブコメアニメは自分でもそれなりに見てきたと思っていますが、やはり俺はこの作品は間違っていないと思います!
感想がまとまらないのはいつものことですが、やっぱりこの作品が自分は好きなんだなということです。笑
この作品に出会えたことに感謝!アニメに出会えたことに感謝!
ありがとう、俺ガイル!

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 202
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14

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本物を見つける物語

1期2期視聴必須作品。
見事に2期の続編。
4月から再放送がしてましたが、2期放送から数年後の今再放送をして正解ですね。
これは2期見てても忘れてたら面白さが伝わらない部分が多いので、本当に前期までが大切だと感じるのが3期です。

この作品が掲げている題材の1つで一番大切なのが「3人の関係性」そしてその終着地点。
今回は雪乃の過去や思いも知ることが出来る。
雪乃は自分の答えを出すのですが、由比ヶ浜はその答えに納得行かない部分もあるそれでも、雪乃の気持ちを応援すると言う2人

この作品の掲げた題材ってのは難しいですね。
大人になった今でも同じ立場に立って私なら自分の答えを出せるだろうか?自信ありませんね…それでも彼と彼女らはどんな答えを導き執着させるか。

この作品に置いてもぅ1人のキーが居ます。
雪ノ下春乃、雪乃の姉である彼女。
前々から3人の関係性に絡んできていました。
何だかんだで姉らしい一面も前々からありましたが、何処か彼女は何かに絶望してしまってるような雰囲気がありました。
彼女は酔えないらしいです。
「冷静な自分がいて笑ったり騒いだりしても他人事」そう感じると話す彼女の表情は私には寂しそうな辛そうな感じがしました。
ただ、彼女いわくヒッキーも同種だと言う。

前に葉山隼人が春乃にヒッキーを気に入られていると話していました。
それはもしかしたら、ヒッキーに自分を重ねているのかもしれませんね。
春乃は母に思う所はあるみたいですね。
それが何を意味するのか。
彼女は何かを諦めたのでしょうか…
プロム終了後にヒッキーを呼び出すのですが話しが終わりヒッキーが再び声を掛けた時の彼女の目はなんだか答えを出せないでいるのを見て可愛そうな様な…その辛さを知っている様な表情を浮かべていました。


物語は更に動き出しプロムの話に。
つまり舞踏会。
この話しは、いろはす提案ですが、この時のいろはすは何か裏がありそうな気がしました。
今年するからこその意味がありそうな。
話しが変わりますが、いろはすのヒッキー否定の謝罪ネタって昔は完全否定だったのに2期からずっと聞いてると、かなりヒッキーに心が開いているのが判りますね。
キャラの心情が判るいいネタですね^ ^

このプロムは奉仕部で手伝うのではなく雪乃が一人で手伝い見届けて欲しいと言います。
そしてそれを応援してくれる由比ヶ浜とヒッキー。
友達がしたい事を応援するのは素敵ですね。

でも、由比ヶ浜は知ってしまっていた。
それは彼女の荷造り中に目に入った雪乃とヒッキーの2人のコースターの写真。
由比ヶ浜は気づいていたのです。
2人は多分無自覚なんです、由比ヶ浜を省いていたわけじゃないけど…彼女の入り込めない隙間があった事に。
写真を見た事で確信へと変わった。

きっと、由比ヶ浜が一番に2人のそれを感じたんだと思います。
それは彼女が一番2人の側に居て見て来たから…
案外そう言うのって当人より第三者が気付きやすかったりするんですよね。

だからこそのエピソードがプロムの映像撮影で雪乃からメインをヒッキーと由比ヶ浜にお願いしたいと言われ由比ヶ浜は「いいの?」と聞き雪乃はメイン的な話しのつもりで返して居たけど、由比ヶ浜は別の意味で雪乃に聞いたのでしょうね。
凄く気遣い出来るいい子ですね。

そうしてプロム企画は順調に進むかに思えたのですが……保護者側から反対されてしまいます。
そしてその代表が雪乃母…
その母が雪乃に掛けた言葉「早く帰って来なさいね、無理をする必要はないのだから」このセリフにはどうせ実現しないのに無駄な事をするなと聴こえてしまうのは私だけでしょうか?

この反対をひっくり返す事に、ヒッキーも手伝おうとするのですが、雪乃と春乃に止められてしまいます。
ここでの春乃の言葉は的を射ていると感じてしまう。
そして、全てを理解してい様な雪乃。

そして、雪乃は自分の気持ちをヒッキーと由比ヶ浜に伝えてしまう。
自分の力を証明してみたいと。
だから、ヒッキー達の力を借りたくない…それは彼女のお願いだった。
あの言い方だと引き下がるしかないですよね。

春乃はそんな3人を見て共依存だと告げる。

そしてプロムが中止の方向に向かってる事をする。
中止の情報は雪乃の希望でもヒッキーには伝えられなる事はなく、それでもヒッキーは悩む……答えがだせなくて…それでも…彼は言葉にする、雪乃とのいつか助けると言う約束を果たすために。

でも、それを知った由比ヶ浜は涙する。
その涙の意味はヒッキーが居たら安心出来るから…彼の力を知ってるから…でも本当の涙の意味は…

由比ヶ浜は自分を納得させようとしてしまう。
「泣くと彼は立ち止まってしまうから」
泣いたら雪乃を救えなくなる雪乃は大切な友達だから

「可哀想な子になんてならないそしたら彼は助けてくれちゃうから」
困っていたら助けてくれる…でも、それは彼を引き止め困らせてしまうから…本当はなりたいのかもしれません。

「行かないでと言えなかった」
本当は言いたいし伝えたい彼は立ち止まってくれたかもしれない…それでも…これを伝えてはいけない

「なんで助けるのと言えなかった」
友達だから?困ってる人がいるから?…それとも好きだから?
この答えを聞いたら全てが終わるから…それを口にしたら3人が3人で居られなくなるかもしれない

「優しくしないでといいたくなかった」
本当は優しくして欲しかった。
自分に一番優しくして欲しかった。
その優しさには善意しかなくとも、それでも優しくしてもらえたら…


「雪乃の気持ちを知っていて、でも譲ったり諦めたり拒否したりできない」

由比ヶ浜は簡単な事だと言うけれど本人もきっと解っているそれが難しい事を。
人に自分の気持ちを伝えるのって本当に勇気が必要だと思うんです。
でも、自分の気持ちを押し殺して誰かに譲って否定して諦めるって、それも同じくらいに勇気が必要なんだと思うんですよね。
どちらも簡単な事ではないだからこそ悩むしわからなくなる本物なのか

切なくも考えさせられるシーンかと思います。

関わり方…今回の問題は今までの解決ではダメで、これまでもヒッキーは見事なまでに解決してきた問題…確かにそれは丸く収まっている様に見えるけど解決策の真実を知る人は、その穴をが見える。
それは殆どヒッキーだけが悪役の様になってしまう事である。

周りの人間は、それ以上の解決策を見出せなくて、頼り切って解決策に乗るしかなくて…
ヒッキーは気にしないとは言うけど心は見えないし傷つかない人間なんていないし…それでも本当に傷つかないと言うのならそれはヒッキーが無自覚に自分を傷つけている…今は傷つかなくてもいつかそれを自覚する日が来た時に苦しむのは誰だろうか?
それが判るから周りはそれを心配する。

そして、そうした解決しか出来ないのを知っている人の1人が今回救うべき雪乃だと言う事。

反対をひっくり返すプロムは普通ではダメでヒッキーは自分も手伝を提案する。
でも、それを雪ノ下雪乃は否定する。
最後は必ずヒッキーに頼ってしまうから…
それでは自分の決心や目標が鈍るから。
そしてまた自分を傷つけてしまうかもしれない心配もあったと思います。

そこでヒッキーは雪乃に対立する事を告げる
勝負…どちらのプロムを成功はせるか…勝った方は相手に言う事を聞かせる。
この勝負の話しを出して雪乃は少し笑顔になっていました。
何だかんだ言いながらきっとそれが嬉しかったのかな。

そして対立するヒッキーの対策案は、バイアス…
もぅ一つのプロムを作成する事。
雪乃のプロム、ヒッキーのプロム…それは保護者側にどちらのプロムがマシかで選ばせる。
簡単に説明すると…つまり雪乃プロム以上にイメージの悪いヒッキープロムをつくり二者択一を持ちかけ雪乃プロムの方がマシじゃない?と言う選択をさせるのが目的でしょうか。

ここで由比ヶ浜とヒッキーはネット喫茶で資料を作る。
そこで由比ヶ浜はヒッキーの肩に寄り添い寝たフリをする……

由比ヶ浜が足掻いてもどうにもならない事は彼女が一番知っていて…
本当に3人で居る時間が大好きで大切で…でも終わりは必ず来る…それはどうする事も出来ない…本当は3人で居られる時間をこのまま続けたい…この居場所が楽しくて。
終わりを迎えるその時の為にこのままもぅ少し…泣く時間がほしくて自分の嘘を真実にしたくて…終わらせないでと願ってしまう。
その為の寝たフリ…

誰しも長い人生、この時間が終わらなければと思う時はあります。
それでもその時は必ず来ます…それが進学や卒業や就職かもしれないもしれない…結婚や引っ越しかもしれない。

私は永遠に残るのは時間と言う概念だけだと思っています。
夢のない考えだと自分でも思います。
時間は地球が滅亡したとしても他の星々が滅亡しても流れ続けるのです。
これからも永遠に…もしかしたら時間なんてものは感知できる人が居なければ存在しないのかもしれませんが…

ただ、その坊大な時間の中の限られた時間ってのは限りがあります。
限られた時間は友達や恋人、家族などと過ごす時間などです。
楽しかったり、辛かったり悩んだりする時間もそうですね。

そしてある日、雪乃、ヒッキー、由比ヶ浜が久々に揃う夕方のベンチシーン。
そこで雪乃と由比ヶ浜はお互いの願いを確認し合います。
このシーンは凄く切なく感じますよね。
煮え切らないと言うか何かがすれ違いそうな…そうならない様に必至で…
そんな中で由比ヶ浜はこれからしたい事をあげます。

簡単に伝えられそうで…でも間違えに怯えてしまっているような…手探りでの気持ちの伝え方。

葉山隼人は、ヒッキーのツイに存在する存在です。ヒッキーを否定的で少し厳しく当たる節を感じていました。
私は葉山はヒッキーのやり方を認めたくないからだと思っていました。

でも、葉山は昔の話しをします。
昔、雪乃を中途半端に救おうとして彼女の立ち位置が更に酷いことになったと。
この話を聞いて、葉山はヒッキーに嫉妬してるのだと感じました。

ヒッキーはいつでも解決策を見つけ出して誰かを救える…自分に出来なかった事を出来る…そんな凄い人なのに自分を犠牲するやり方しか思いつかなくて無自覚に自分を傷付ける…そして真実を知る人達を悲しませる…

そんな人なら本当は自分も周りも傷付かない方法を見つける事は出来るのではないのか?自分には出来なくても…それが嫉妬でありヒッキーに対する怒りなのかもしれません。

そして、プロム決着の時平塚先生の立会いのもヒッキーVS雪乃ママ
ヒッキーには切り札とも呼べる言葉がある「比企ヶ谷八幡」それが逆転の1手でありクイーンを足場を挫く一撃。


共依存…
これは春乃の見え方…彼女は共依存に見える3人の関係。
人が人の関係性を見るのはなんだろう?
それはその人の立ち位置で変わるかな?
春乃は紛い物ではなく本物をみたいらしいです。
彼女はもしかしたら彼らの関係が本物になる可能性を感じていたのかもしれません。
何故なら、彼女は言葉は酷いですが悪い人には見えないからです。
青春時代に自分には見つけられなかった何かを


そしてプロムの結果は「雪乃の勝ち」
お互いに勝者を譲り合うも雪乃の勝ち。
そして、雪乃も使う共依存

今まで雪乃は孤立していた。
3人に出会うまで…誰かと過ごす居心地の良さ…楽しさや嬉しさを知った。
知らなかった感情を知れた。
こんな紛い物みたいな関係性を間違っている。
そんな答えを出す。

でも。これだけは私は言える。
それは本物だと…だって友達と喧嘩したり泣いたり楽しい事を知って喜んだりと重ねた時間が紛い物である訳がないから…その気持ちも過ごした時間も偽りのない本物だと私は思いました。
だから、そう結論らした雪乃を見て泣きそうになりました。

そして、彼女の願いは「由比ヶ浜さんの願いを叶える事」でも彼女の願いをかなえるのなら…
「どうかこれが正しい終わり方でありますように。」こんな風に願いに託す終わり方が本当に正しい終わりなのでしょうか?

そうして、雪乃は由比ヶ浜を呼び出す。
そしてプロムの報告などをする。

後日、ヒッキーは由比ヶ浜を呼び出し願いを叶えようとする。
でも、由比ヶ浜は本当のお願いなんて出来ない…彼女はそれをヒッキーにするとヒッキーは無茶をすから出来なくても出来るように手を伸ばすこと…その結果がどう言うものか見てきたからです。
だから本当のお願いは頼めない。
だから。無理ないお願いを複数。
でも、彼女はその中の一つの願いは本当の願いを話す…「ヒッキーのお願いを叶えて」

ガハママが登場する回がありますが、ガハママはなんだか気分転換なりますw
3期は初っ端から深い話し続きだった感じがしますがお菓子作りシーンは凄く楽しさに極振りされた雰囲気が良かったです。

そして卒業式…あの短い時間で雰囲気をよく出せて居たし、答辞の後にメグリ先輩の自分の気持ちを伝えるシーンは良かったですね。
しかも、卒業式と言う舞台で寂しさを吹っ飛ばす様な雰囲気に作り変えると言う凄さ。

もしも、私が高校生で卒業生なら来年の卒業式は同じ事をしていたと思いますw
きっと、私の場合だと先生に舞台から降ろされお説教されていたでしょう。
メグリ先輩にだけ許された特権ですw

プロム終了後

廊下でヒッキーを追いかけて自分の言葉を告げる…私は雪乃のセリフには寂しさを感じました…きっと彼女は不器用なりに隠しながらもそしてヒッキーの裾を握る雪乃の手をゆっくり外していく…それが答えかの様に…必至に何かを言ってもらいたそうな彼女の手を

雪乃は春乃の助けで自分のしたい事を伝えるのですが彼女は自分の20年と同じ価値はないと答える。
姉として優しくも厳しい面も感じました。
そして、雪乃のやりたい事は代償行為でしかない…そこからの春乃のセリフは的を射ていた…そして、彼女の顔は優しそうに見えて…可愛そうなものを見るような…哀れ目の様な…なんとも言えない…
ヒッキーは…それが心に刺さって

でも、彼を救い出すのはいつだって…平塚先生だった「共依存なんて簡単な言葉で括るな」カッコいいですね。
彼女は先生で生徒を導いてくれる理想の大人であり先生ですね。

由比ヶ浜はベンチでヒッキーにこれからの解答を聞く…その中で由比ヶ浜はヒッキーの本当の気持ちを知る事になる…それは…それが…確実に確信へと変わる…ヒッキーの気持ちの向きを知っていたから…それが確信に変わった…
解ってても何度泣いても…涙は枯れないし涙は頬を伝い溢れ出す。
そこへ全てを確信した由比ヶ浜ママが登場…素敵なお母さんですね。

そして、ヒッキーの最後の計画が始動する
それは雪乃の為の一手…自分の為の一手
そして春乃は全てを理解する…そしてその答えを得た様な…彼女の表情には光が射したかのように。

そして、学校帰り…
ヒッキーは素敵な事を告げる。
それは本当に不器用でもっと自信を持って言ってもいい言葉。
一言で済むのに…不器用は不器用なりに言葉を繋いでいく…見てて途中ハラハラしたけどヒッキーは今しかないと彼女の手を握る…

「お前の人生歪める権利を俺にくれ」不器用で捻くれた…彼らしいセリフ…彼にしか言えないセリフ…だって…一言で言えるような感情じゃない…好きなんて言葉じゃ伝わらないから…沢山の言葉で少しでも沢山伝える為に繋い言葉を繋げて精一杯の…
そして、雪乃は答えをだす「アナタの人生を私にください」

でも、なんですかこの初々しい2人はww
付き合い始めた感じがバシバシ伝わって2人の雰囲気が伝わるし素敵♪
ヒッキーデレデレなのがいいねw

ヒッキーと雪乃のデート。
これなんだか素敵に写りました^_^
見てて可愛いぞ2人ともって感じですw
写メるシーンとか本当絵が素敵ww
いいカップルですねw
なんか幸せ感が伝わってきて見てると楽しいしテンションアゲ⤴︎⤴︎⤴︎

2人は関係を隠してた?ぽいけど隠せてないよね。
見守られてたオチw

ヒッキープロムの準備で集まったのは今までヒッキー達が気付きあげたものですね。
で、こまち&いろはすのやり取りはいつまでも見える。

平塚先生とのダンスの後の会話。
ヒッキーはまだ本物は見つけられてはないみたいですね。
先生が言うと通り本物なのかもしれないし、違うのかもしれない。

本物…それはもしかしたら…答えのないソレを人生の中で見つけるものなのかもしれません。
一人一人が本物だと思えるものを。

EDに1曲OPの「ユキトキ」を使う所がまたいいですよね♪

ラストは奉仕部が賑やかになりました。
それは由比ヶ浜がとんでもない相談を持ち込みます。
これは本当の本当に今まで1の最強の問題であり3人で居られる時間の継続。

ヒッキーが遂に今頃色々と気づいたゾ☆

だからこそ、やはり俺の青春ラブコメは間違えている。

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 182
サンキュー:

17

ネタバレ

shitasama さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ここまで我慢したかいがあった

ラノベも完結したようですが
読まないでここまで我慢した作品はないな〜

まとめて見る派なので今から見ます!

さいごまで見た感想ですが…

正直、由比ヶ浜派だったので☆少し減らします
ネットで結果をたまたま見てしまって…

ちょつとテンション少し下がりましたが実際
良かった…

絵もキレイだしデレた雪乃んも見れたし
まぁ良かったんじゃ無いかな~

でもさ~(´;ω;`)

Another無いかな~ ラノベ読むかな~

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 410
サンキュー:

6

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完のストーリー・あらすじ

過去のトラウマと、独自のひねくれた思考回路によって「ぼっち生活」を謳歌しているように見える比企谷八幡は、ひょんなことから生活指導担当教師、平塚 静に連れられ「奉仕部」に入部する。同じ部に所属する息を呑むほどの完璧美少女・雪ノ下雪乃や、クラスの上位カーストに属するギャル・由比ヶ浜結衣とともに、クラスメイトの人間関係の問題の解決から生徒会の手伝いに至るまで、数々の案件をこなす毎日をすごしていた。季節は移ろい、春。雪乃から最後の依頼を受けた八幡と結衣。3月の卒業式を控えた中、いろはからブロムの協力を求められ…。― 本物を求めた八幡は3人の関係を変えていく。果たしてこの先、彼の高校生活はどんな結末を迎えるのか!?(TVアニメ動画『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年夏アニメ
制作会社
feel.
公式サイト
www.tbs.co.jp/anime/oregairu/
主題歌
《OP》やなぎなぎ『芽ぐみの雨』《ED》雪ノ下雪乃(CV.早見沙織)&由比ヶ浜結衣(CV.東山奈央)『ダイヤモンドの純度』

声優・キャラクター

江口拓也、早見沙織、東山奈央、佐倉綾音、悠木碧、小松未可子、近藤隆、檜山修之、柚木涼香、中原麻衣、井上麻里奈、ささきのぞみ、小清水亜美、堀井茶渡

スタッフ

原作:渡航(小学館『ガガガ文庫』)、キャラクター原案:ぽんかん⑧
監督:及川啓、シリーズ構成:大知慶一郎、キャラクターデザイン:田中雄一、美術監督:池田繁美/丸山由紀子、美術背景:アトリエムサ、色彩設計:岩井田洋、撮影監督:中村雄太、編集:平木大輔、音響監督:本山哲、音響制作:デルファイサウンド、音楽:石濱翔/高橋邦幸、音楽制作:NBCユニバーサル・エンターテイメント/マーベラス

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