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「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール(TVアニメ動画)」

総合得点
86.0
感想・評価
624
棚に入れた
2080
ランキング
200
★★★★★ 4.2 (624)
物語
4.2
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.0
キャラ
4.2

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無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クールの感想・評価はどうでしたか?

hidehide さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

異世界では本気だすハズでは

作品としては面白いと思います。

…が…
ルーデウスがクズ過ぎて…

偉そうに講釈ばかり『のたまう』割には、
基本姿勢は『逃げ』、
命を救う事すら打算的。


父との再会 =
状況確認もせずに人質でもない者を救う為、
パンツ被って大立ち回り。
父親に図星をつかれ、殴り返す始末。

獣人族救出 =
囚われた獣人幼女にすら色目を使う有り様…
盗賊を殲滅したのはルイジェルド。
自身は犬だけ助けて囚われる。
再び盗賊が襲来するが出した結論は、
『本当は助けたくないが助力する事で恩を売る』
…という打算的な結論。
最終的には、聖獣の方がやる気満々な形に…。

城にて =
ロキシーに会いたいという欲望の末、
アホ王子にて穴に落とされ、結界にて身動きできず…
自身を結界より開放したのは別の王子。
兵士の家族を救ったのはルイジェルド。
妹を保護し続けたのはエリス。

オルステッド =
ルイジェルドとエリス程の強者が
固まる程に警戒しているにも関わらず
空気が読めないが為にオルステッドを引き止め、
結果、攻撃されるハメに。
ルイジェルドとエリスは大怪我。
胸を貫かれた時は、『少しは懲りろ』とすら思いました

エリスの故郷 =
脱チェリーをしたと思ったら、
フラれたと嘆き、
グズり、前世同様に引きこもる…
母親、探しに行けよ…と…

などなど。

無詠唱で魔法を展開できる天才?
結局、何かをしてきた、手を汚したのは、
エリスやルイジェルドだったのでは?

ルーデウス、エロにばかり執着して、
ほとんど、何も成してないのでは?

主人公最強系を期待している訳ではありませんが、
ここまでヘタれだと、苛立ちすら…

『異世界行ったら本気出す』…どの辺が本気でしょうか?

あ、後…

心の声の杉田、出番多すぎでは?
ルーデウスのシーン、『闇芝居』くらい、
心の声シーン、多すぎです。

投稿 : 2023/01/29
閲覧 : 33
サンキュー:

3

leishen さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ありがとうございます

素晴らしい、音楽、画面、演出、ストーリー、キャラクターは最高で、本当にリアルなファンタジーの世界に生きているようですね、感動をありがとうございました

投稿 : 2023/01/29
閲覧 : 18
サンキュー:

1

ネタバレ

mowang さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高の異世界アニメ

最高の異世界アニメ。完璧な作画音楽,私は続編を見たいです!

投稿 : 2023/01/27
閲覧 : 14
サンキュー:

0

あくび さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

自分も頑張ろうと思える作品

とても面白いです。
物語はこっていてストリート構成と物語のスピードの速さは本当に素晴らしいです。ここまでのものは手で数えるほどしかありません
作画もとてもいいです。窓からのぞく場面でも窓のガラスが少し歪んだりなど色々な部分でもこっています
ストリートの転がし方もすべて完璧です。
ですが小さい子供が見るには少し過激な部分があります。家族でや知り合いなどとみるのは気を付けてください。
今少し現実がつらい方やこれから少しでも頑張っていこうとおもっている方には、本当にお勧めです
声優の杉田さんのナレーションや心の声がすごく面白いのもいいです
本当にこの作品だとは限りませんが色々な作品でも杉田さんがいいあじをだしています。
見ようか迷っている方にはぜひとも見てみてください!!
三期がとてもとてもたのしみです!!

投稿 : 2023/01/11
閲覧 : 24
サンキュー:

2

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

エリスクール<追記;エリスのゴブリン討伐>

フィットア領転移事件、あの魔力災害から1年。
中央大陸への帰路途上、魔大陸南端から再開です。

いきなりの謎キャラ、キシリカ・キシリス登場。
面白キャラなのか、重要キャラなのか、得体がしれません。
まあ、気持ち悪い幼女キャラには違いないですが。

ヒロイン三人娘の内、本クールはエリス一色です。
体も心も成長するエリス。
当初の印象が変化し、私はすっかりエリス推しです。

オルステッドとの邂逅。
敗北感が彼女をあの行動に駆り立てたんでしょう。
ワイルドなエリスの再登場が楽しみです。

一方のロキシーはすれ違い人生。
ちょっとした作者の悪意を感じます。
お楽しみは後からってことでしょうか。

故郷へ立ち寄ったロキシー。
両親の想いを素直に感じ、長年のわだかまりを払拭します。
感動のロキシー回、必見です。

シルフィと言えば、本クールのラストのみ登場。
変貌したシルフィがどことなくクールでかっこいい。
次クールでの活躍が予見できます。

とりあえず、故郷帰還まで。
何もかも失くしたルーデウスは、いまだ13歳。
この物語、まだまだこれからです。

<追記;エリスのゴブリン討伐>
{netabare}エリスが活躍する番外編です。
ゴブリン討伐はきっけに過ぎず、何かめんどくさいことに巻き込まれているような。
まあ、1話分のため詳細は語られずというところか。

とにかく、エリスがかっこいい。
あの気の強さといい、荒々しさといい。
エリスの真っすぐな気性が清々しいくらいです。

飛ぶように切り伏せるエリス。
剣技というより、まるで踊っているようでした。

ほぼエリスだから番外編になってるんでしょうね。
第2クールのどこら辺に当たるんだろう?
重要な伏線か枝葉なのかわかりません。
なぜエリスが嘘をついたのかも・・・。

第3クール以降しばらく出番のないエリス。
そんなエリスの姿を観れただけで満足でした。{/netabare}

投稿 : 2022/12/19
閲覧 : 194
サンキュー:

33

vip1204 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

制作の水準がずば抜けてます

ここ数年、ここまで丁寧に作られた作品がかなり珍しいです。
感動しました。

投稿 : 2022/11/12
閲覧 : 59
サンキュー:

1

ネタバレ

くりこうだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人は欠点をどう捉えるのか

■本作の真価が発揮された第17話
{netabare}
憔悴し、苛立ち、反省し、最後は抱き合えたパウロ回。

弱さも含めて共感できる部分を丁寧に描いているからこそ、
本当に良かったなと思える上質の感動ドラマを生み出せている。

『欠点のある人間が苦しみつつも報われていく』という、
作品の大きなテーマが色濃く感じ取れる素晴らしいエピソード。{/netabare}


■「気持ち悪い」とよく言われる問題
{netabare}
ネガティブに受け止める人が非常に多いと感じる。

醜いものを忌避してしまうのは仕方のないことだが、
エロさやゲスさは人間ならば誰しも持っているはずだ。

もっと工夫すべき余地はあったかもしれないが、
正面から避けずに作品に落とし込んだ姿勢は評価したい。{/netabare}


■諸刃の剣である性表現
{netabare}
懸念されていた通り、主人公やパウロが不快だと叩かれ、
中国で配信停止にとなり日本でも評価を下げる人が続出した。

しかしそれでも、視聴者は彼らのことをより深く理解できたはずだ。
〝身近にある苦悩や欲求〟を描くことでキャラの解像度を上げている。

広くウケることではなく、深く刺さることを選んだのだと考えられる。{/netabare}


■ED映像で1人だけ透明な理由
{netabare}
他者に踏み込めない自分が、窓を開き、色鮮やかな世界を体験する。
冒険を通じて〝心から信頼できる仲間〟を見つけた…ということだろう。

また、ヒトガミに会う場面での主人公の精神は昔のままなので、
無職転生は『ルーデウスになる物語』と言えるかもしれない。

内面に光を当てる演出となっていて、制作陣のセンスの良さが伺える。{/netabare}


■総評まとめ(84点)
{netabare}
魔力災害を受けて「どう変わったのか」が問われた2クール目。

完璧な出来とは言えないが、深夜アニメの本気は感じられた。
作画と演出の頑張りでストーリーの弱さをカバーしている。

前世の業を背負い、少しずつ人生を刻んでいくスタイルの本作。
なんとか最後まで続いて歴史に残る大作になって欲しい。{/netabare}

投稿 : 2022/11/06
閲覧 : 97
サンキュー:

3

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

評価が難しい。レビューの長さがすごいので影響力は大でしょう。

22年11月 追記 本年のアニメも出そろってきた中で、私の本作に対する評価がブレブレです。

 この作品って、ひょっとしてルーデウスというキャラの意味合いというか世界観の謎解きが最後のカタルシスで、それが驚きなのか、心地いいのか、なんだろうなあと思うと現段階では過大評価な気がします。知っている人に引っ張られている気がします。

 ただ、アニメ作品として家族や恋愛、強さ、引きこもりの精神など描けている部分に見るべきものがあるのは事実だし、冒険ファンタジーとして面白いです。作画や演出などは言うに及ばずです。

 そこで皆さんのレビューをザーッと読ませてもらいました。本作は5以外ありえない的なレビューもあれば、エロやキャラの気持ち悪さ、残酷さ、ストーリーの半端さなどで途中断念の人や低評価の人もいました。その両方の気持がわかります。私もどう評価すればいいか迷います。

 ただ、気が付いたのはレビューの本数もそうですけど、1本1本のレビューが長いです。とにかく長い。良きにつけ悪きにつけ、とにかく言いたい事がいっぱいできる作品というのは間違いないと思います。
 言い換えると、人物描写が丁寧なので好悪の感情がわくくらい上手く人物のキャラ造形が出来ているということともいえます。

 心がざわつく作品はいい作品だと思いますので、4.5と言う評価、そして評価点以外の主観的な評価でも80点以上でいいのではないと思いました。思いましたが確信が持てないなあ、2期またはそれ以降で評価が上下する作品だと思います。

 おもしろい、おもしろくないの数を投票するサイトでも結局は、その比率よりもトータルの票数とコメント数でアニメの出来の良さが決まるようなところがあります。

 うーん。全部読もうかなあ…なろうにまだあるんでしたっけ?




以下 再視聴時のレビュー

 2期に向けて再視聴。秀作でしょう。異世界転生というカテゴリ ーを忘れて見られました。


2期に向けて再視聴中。どうも初回ですべてを拾いきるのが苦手なので、引っかかる作品は時間たってから再評価しています。2期がある前提なので説明不足は甘くみていますが、1期だけで評価するとしたらどうなんでしょうね?

12話~14話まで。

{netabare}  重大な勘違いをしていました。ロキシーの視点のパートがあるので夢オチは絶対にありえないですね。1クール目のロキシーが王子の家庭教師場面は、手紙の中の場面の説明なのでミスディレクションかと思わなくはなかったですが、最後の行方不明の掲示板のところからロキシーパートがありました。ということはルーデウスの中の人が昏睡で実は夢でした、は無いはずです。物語の構造の話なのでさすがにやらないでしょう。

 で、12話以降、分割2クールということもあり、作画は1クール目より動かしていた気がします。12話と13話の同時刻の視点の切り替えも入って、展開も凝ってきました。
 キシリカの能力を得て剣ではかなわないエリスの優位に立ってしまい、これが伏線になる感じです。キシリカの出現を予言あるいは預言したヒトガミはつまりキシリカよりは上位ということでしょう。あの空間を考えるとやっぱり世界そのものをルーデウスが作っている可能性を考えたくなりますけど。

 強さや能力、神などの超常の階層が沢山ありすぎて、すっきりしないのがいいのか悪いのかです。正直今のところ設定と仕掛けが多すぎて面倒になります。ストーリーを展開させるために、ばらまきすぎな気がします。

 獣人族のエピソードは正直丸ごとカットでもいい気がしますが、一方、冒険譚だからロードムービー的にエピソードの積み重ねでいいと言えばいいんですけど、だったら設定と登場人物の種類…竜神とかヒトガミとかラプラスとかキシリカとかその辺の種類が多すぎる気がします。
 設定の説明はもう十分頂戴したのでお腹いっぱいです。これ以上世界観や設定を広げられても…なあ。

 ルーデウスが何に向かうのか方向性に意味を付けて欲しいなあ。要するに何を我々は追うのかという視点ですね。成長は当然テーマとしてありますけど…。まあ、2クール目をじっくりみてヒントを拾ってみます。{/netabare}


15話~17話

{netabare}  さらりと7大列強という設定がまた出てきましたね。その中に龍神という単語がありました。ルーデウスの転生に関わるとヒトガミが最初に言っていたのが龍神だとすると、7大列強は俗世というかこの異世界の中の話ですよね?ヒトガミとの関係性が分かりませんが、これはどうなるんでしょうか。

 それと犬の聖獣ですね。これもこの世界に危機が訪れると現れるとか言っていた気がします。これも意味がどうなるかです。動物が出てかつ、7大なんとかがでましたね。

 例えば中国の四象のように、東‐青龍、西‐白虎、南‐朱雀(赤鳥)、北‐玄武(黒亀)みたいな対応になるんでしょうか。そうしないと世界観がゴチャゴチャすぎですね。キシリカもこの体系に組み込まれるなら随分とスッキリする気もします。1番強いのがギシンとか言っていたので音は似ている感じもあります。これらの設定が話的にまとめて出してきました。原作者がここでなにか思いついたのかもしれません。つまり世界観は恐らくこのパートで原作者の中で形になったのではないか、という気がします。

 で、親子問題ですね。ここが一番の見どころですね。1クール目でシルフィのイジメを助けたときの怒られ方に対応するルーデウスは、前世の知識で「揚げ足を取る」「マウントを取る」方式のやり方でした。今回はこれが実際に戦いにおいて父親に勝ってしまいます。この対比は面白いと思います。ただ、これは本当に父を乗り越えたイベントだったか…をちょっと考えてしまいました。

 ルーデウスの天才性と中の人のせいで、この2人は父子関係に歪みがもとからありました。そもそもルーデウスはまだパウロとよび父としてみなしているか不明なところもありました。これは微妙な部分です。妹に対しては兄としての家族愛がルーデウスからは感じるのですが、両親に対しては他人でした。

 初回見たときはオイデプスコンプレックスを父越えにより克服するイベントかとも思いましたが、今回じっくり1クールから見て、父を父として認識できていない感じです。

 また、父側の乗り越え方もまた父としての威厳というよりルーデウスの妥協に乗った結果の和解となってしまいました。ここは本当の意味でのお互いの成長だったかどうかですが、このモヤモヤした描き方からするとそこは制作者側も意識しているんでしょう。むしろ他人になった…という印象がものすごい強い場面でした。今後家族になれるのでしょうか。

 ということで2クール目の中で一番興味深いパートでした。本作は家族関係については目が離せません。

 なお、コミカル部分を出す表現のときの作者のポケットに入っているのがエロなんでしょうね。それはそれでルーデウスのキャラ付けにもなっていました。

 それと作画ですが、横顔の時の作画の唇の動き。ちゃんと輪郭線まで動いています(唇が歪んで前についていない)。1クール目もやっていましたがそう多い場面では無かったです。2クール目にはいってこの横顔の作画が増えた気がします。これは相当作画レベルの高いアニメでないと最近はやっていません(海賊王女とかやってました)。
 分割2クールは興ざめするので好きじゃないんですが、本作の2クール目の作画については効果があったと思います。{/netabare}

18話~20話

{netabare}  ロキシーのサイドが描かれました。他のキャラの扱いから言って最終はやはりロキシーエンドなのでしょうか。

 エリスはキャラとしてはルーデウスとの出会いで成長し、また、元から強かった剣術も旅の中でどんどん強くなってアイデンティティとしていっています。
 キャラ造形は非常に魅力的に描かれていますが、内面という意味では少々弱いキャラです。ツンデレのデレ状態になって以降は描写が少ない気がします。既に2クール目は一回見ているので結論はわかりますが、この結論は多分エリスについてこれ以上ルーデウスと一緒にいても描くことが無くなったんでしょうね。
 成長して強くそして更にエロくなって再登場なのは間違いないでしょうけど。肉食系っぽいですしね。

 ということでリーリャ親子が見つかったところでこの家族探しの冒険もゼニスだけとなりました。16話で思った事ですが、ゼニスを探すのは本来はパウロの役割だし、やはりルーデウスは妹たちに思い入れはあっても両親に無関心ですので、これで一区切りでしょう。
 つまりは2期はシルフィ登場…なんでしょうね。どうなっていますか。

 ということで次の展開に向けての閑話という感じでした。ルーデウスの成長とかこのパートの家族を探す、元の生活に戻る、という部分については話が進んでいます。

 1クール目の印象より面白さは2クール目の方が面白いです。エピソードの作り方がこなれた感じです。親子とか成長も描けていると思います。ロキシーのキャラも見えてきましたし。{/netabare}


最終話まで見ました。

 前見たときオルステッドの前に龍神が付くって、すっかり見落としていましたね。多分、超強敵の唐突感に拒否反応があったのかもしれません。ヒトガミと対等なんですね。で、龍神はどうも時間を超える存在っぽいですね。キシリカは魔界大帝だから、やっぱりNO1?あるいはジョーカーとか超越した存在?目の設定からいってそんな感じでしょうか。

 最後の3話はこのオルステッドへの拒否反応で過小評価していたと思います。最終話の元の世界の映像も、ルーデウスはすべてそこに持ってゆけば内面も動機も描けている、というクリーエータ側の甘えが感じられる演出がちょっと好きになれなかったせいかもしれません。

 そう、この過去映像だけで、父母への距離感がここで急に変わったような気がしました。ルーデウスの内面…立ち直りについては、映像でごまかされたような感じで、ご都合主義じゃないという気がするのは今回も同じ印象でした。あの母親の過去のイメージとか、水中や泡の描写もそうですね。母はいままでルーデウスに勇気や立ち直りのきっかけって与えてましたっけ?そこがひっかかりました。

 母親はまあ、新しい冒険のタネですから、記憶喪失とかどうしても守らなきゃいけないとかいろいろあるんでしょう。

 エリスは思っていたよりもいい描写でした。2クール通じて成長とルーデウスに対するコンプレックスは描き切れたと思います。旅に出る理由も良かったと思います。上がり3話のエリスの内面は良く描けていたと思います。
 初体験のワインを破瓜の血に見立てた演出は、まあ、婉曲ではありますが、クリエータが狙ったほど詩的ではないし、直接的でしたね。

 エリスに殴られたルーデウスとオルステッドに殴られたルイジェルドの動きが一緒だったりしてましたね。反復の演出がすきなんでしょう。

 気になったのがルーデウスはラプラスよりも魔力量が多いって言ってましたね。それとヒトガミっておっぱいある?


 で、総評すると、2期が来る前提ならかなり評価は高いです。ただ、1期だけで投げ出された状態だとなんとも微妙な終わり方でしたね。本好きの下剋上みたいにどんどんやってくれるなら、更に評価は上がるでしょう。

 1クール目にくらべて2クール目はエリスとルイジェルドの成長が継続して良く描けていて、そこに視点を向けると面白いと思います。ルーデウスに関しては父親問題や家族問題が、初回で感じたほど突っ込めていなかった印象です。最終話の中の人の過去も効果的なように見えて、思っていたよりも深さを感じられませんでした。

 ヒトガミ、キシリカ、犬の聖獣、オルステッドその他設定が思いっきり広がったので、散らかすだけ散らかしてなんじゃこりゃ?だったですね。これは今回見返しても、やっぱり最後まで見ないと、ストーリーそのものの評価は保留せざるを得ません。

 ということで、かなりの秀作だと思います。が、この段階では名作認定はできないかなと思います。この23話ではまだやり散らかしていて、とりあえずの区切りも見せていませんし。さすがにせめてテーマ、謎の畳み方、キャラ達の成長の結果、世界観の全体像などなどが見えないと名作かどうかは評価できないと思います。

 そうはいっても話として23話かけてルーデウスの成長だけでなく周囲の人間の変化も描けていて、中身もあったし面白かったと思います。
 それと「異世界転生」というカテゴリーとしてのマイナスを初回より全く意識しないで見られたのは、物語の組み立てがしっかりしているからだと思いました。

 作画がいいのはもちろんですが、本作はOPの尺の使い方や演出、背景美術やエフェクト・撮影などの画面作りに感心しました。

 

 アニメってリアルタイムの楽しみもありますけど、時間をおいて再視聴して、じっくり見る方が良く見えてくる部分がありますね。


 音楽は点数調整です。さすがに4.5以下にはできないかな、とは思います。

 初回のレビューは長くなりましたので消しました。

投稿 : 2022/11/05
閲覧 : 528
サンキュー:

52

ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒキコの魂、100話まで

唐突な書き出しではありますが、
『ひらがな』というのは
日本が独自文化を形成する礎となった素晴らしい発明だと思うワタクシです。

なにしろ、昔の日本には『文字』そのものがなかったわけです。
んで、大陸から伝わってきた漢字を「こりゃあ便利だ」と使い始めたのですが
どうにも使い勝手が悪かった。
とにかく、もともと中国語を書き記すためのものなので、
日本にしかない言葉や概念を表現することができなかったのであります。

そこで、表意文字であることをガン無視して『音』だけを拝借、
ようするに当て字まるだしの『万葉仮名』として使い始めてみました。
だけど、これはこれで新たな問題が勃発することに。

  なにしろ文字そのものが『難しい』ので覚えるのがたいへん。
  おまけに人によって同じ音にあてる漢字が違ったりして、めっちゃ読みづらい。
  あたしは読めない。読めなすぎて死にそう。

  銀母 金母玉母 奈尓世武尓 麻佐礼留多可良 古尓斯迦米夜母
  こんなもん初見で読める人、ほとんど神ではあるまいかと。

で、これヤバくね? とみんなが考え始め、
代表的な万葉仮名を崩して発明されたのが『ひらがな』なのであります。
(同じように万葉仮名の一部を抜き出したのが『カタカナ』ですね)

いかにも日本らしく、雅でたおやかな文字(和文体)の登場です。
もしもこの発明がなかったら、
あの『枕草子』や『源氏物語』は生まれていなかったと僕は思っています。


さて、僕がなんでこういうNHK的な話を書いているかというと、
このアニメの原作であるだけでなく、
いまや日本アニメの大きな源泉となっている『ライトノベル』もまた、
ひらがなの成立過程に酷似した、
画期的な発明ではあるまいかと思うからであります。

そもそも日本の中高生の多くは今も昔も、
 「先生はなぜ自殺したのか。八十字以内で答えよ」
みたいなコクゴキョーイクのおかげで純ブンガクが苦手です。

めんどくさい、わけわかんない、つまんない、言葉ムズカしい。
興味を抱けない生徒さんたちにとって純ブンガクとは、
それこそ『万葉仮名』みたいなアタマ痛い存在に他ならず。

そうした、権威主義だったり学術主義だったりする日本文学に、
ある意味で『反旗を翻した』のが、
いまでいうライトノベルの起こりであったように僕は考えています。

  イロモノ上等、安直文体上等、マンガ思考上等。
  料理が「美味いか不味いか」のどっちかであるように、
  小説だって「面白いか面白くないか」のどっちかじゃねえか。

そういう『ケンカ上等』姿勢で生まれた新たな小説スタイルは、
『ひらがな』の発明同様、圧倒的に読みやすく、
瞬く間にブンガク的庶民である若者たちに広がっていきました。
中高生の読書離れにストップをかけ、
いまや版元や書店さんの新たなメシのタネになるまで成長を遂げたのです。

ライトノベルという存在がなければ、
『俺ガイル』や『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という作品も、
この世に出てこなかったわけであります。
もちろん、西尾維新さんも登場しておりません。
有川ひろさんや米澤穂信さんだってラノベからスタートしたわけですし、
まさに出版ギョ-カイの救世主的アレではなかろうかと。


ただし、ですね……このライトノベルの最大の欠点は、
その読みやすさが故に「オレでも書けんじゃね~か」と考える方が多く、
箸にも棒にもかかんない作品が量産されてしまうところにあります。

日本語おかしい、起承転結おかしい、登場人物のアタマおかしい。

おおよそ、まっとうな要素が一つも見当たらない作品が、
タイトル名とモチーフだけでヒット作となりアニメ化までされちゃうのは、
ある種の『諸行無常』を感じさせられるところであります。

そういう残念系ラノベは、そもそも『人のカタチ』をしていません。

  清純派設定のクセに、キャパ嬢みたく主人公に言い寄るヒロイン。
  やさしくて誠実という設定のクセに、残酷なほど鈍感な主人公。
  統合失調症が疑われるぐらい、その都度変わるリアクション。
  転生したら、元の性格がすっとんじゃう転生者。
  初心者向けビジネス書の目次レベルのことをドヤ顔で振り回す天才児。

純文学、とまでいかなくとも、
ふだんまともな『人のカタチ』をした読書にいそしんでいる方が、
運悪くそういう作品にあたったりしちゃうと、

  う~ん……なんかやっぱ……ラノベって……アレなのかしら?

というふうに感じちゃうのではと愚考いたします。
はじめてマンガを読む人に公園のゴミ箱で拾ったエロマンガを読ませた的な
……いやちょっと違うか。あ、でも似てるか。


そんな意味からすると、この『無職転生』は極めてまっとうな作品です。
(ここまでマクラです。ほんと長くてごめんなさい)
ふだん純文学を愛好している方にもおすすめできるんじゃないかしら。

とにもかくにも、転生前の『人のカタチ』を貫いているところが良き。
そういうのって『リゼロ』や『幼女戦記』など、
転生ものの良作におおむね共通した傾向ではあるまいかと。


三つ子の魂なんちゃらとか言いますが、
僕は経験上「人間、ある程度は変わることができる」と思っています。
ただし、腐りきった性根というものは、そうそう簡単に変わるわけもなく。
{netabare}
  金髪美少年である主人公ルーデウスの転生前、原人格は、
  三十四歳、無職のキモデブヲタDT引きニート。
  ネガティブ要素だけでもハネ満確定、ウラがのったら三倍満。

  ヒッキ-になった原因である凄惨ないじめ事件には、
  確かに同情の余地がありますが、
  何の罪もない両親に寄生して十何年も床ドンでメシ生活を続けた挙句、
  その両親の葬儀にすら参列せず、
  兄弟に叩きだされて交通事故死したクソ野郎であります。

  人間としての成長や経験値は高校生の時点でストップ。
  あとはひたすらゲーム&食っちゃねで余生を過ごした人物で、
  家族や親戚筋にしたらたまったもんじゃありません。
{/netabare}
そんな主人公ではありますが、金髪美少年として、
しかも牧歌的な美しい異世界に生まれ変わったのですから、
さすがに今度はまっとうに生きてみようと思っています。

ただし、いったん歪んだ性格とか腐った性根、
さらには高校生以降の人生経験がゲームの中だけという欠落は、
そんなカンタンに矯正できるものでもなく。

第一ク-ルでは{netabare}母親のパンツをかぶってみたり、
あるいはロキシーの自慰を隠れ見たりパンツを盗んだり。{/netabare}
これ、ビジュアルが年端もいかない金髪美少年だから
ギリのギリで作品として成立しているものの、
リアルの四十男が同じことやってると、ガチで気持ち悪いです。

まあそれでも本人的には新しい人生を、
真面目に楽しく、ちょっとぐらい苦労しても前向きにがんばろう、
という気持ちなり姿勢なりがありました。

その姿勢とか気持ちは本ク-ルにも引き継がれています。
ただし、人間的な未熟さというか、
 ・もともとは、単なる無職キモデブヲタDT引きニートである。
 ・転生してからの人生経験なんか、なんぼもない。
という点もしっかり引き継がれており、
本ク-ルでは、その『未熟さ』が二つ、イタい形で露見します。

  ひとつめは、父親のパウロと再会したときのこと。
{netabare}
  必死になって家族の消息を探していたパウロの事情も知らず、
  ルーデウスは自分の冒険譚を楽しく語り続けます。
  その間、他の家族は無事だったのかを確かめようともしません。
  そして、ついにブチ切れたパウロに咎められ、
  僕だって苦労してきたんだ、と反発して大げんかになってしまいます。

  このケンカ、最初に手を出したんだから、パウロが悪ものです。
  ですが、それ以外はルーデウスがぜんぶ悪い。  

  そもそも『自分たち以外はみんな無事』なんて保証はどこにもありません。
  実際、故郷の村は壊滅状態、家族も行方不明だったわけです。
  そのことにまったく思い至らず冒険の旅を続けていたというのは、
  まさにゲーム感覚で生きていたとしか言いようがなく。
  (ここ、視聴者の多くも「やられた」と思わされたのでは)
  
  よしんば自分のことでいっぱいいっぱいで気づかなかったとしても、
  パウロから現実を知らされた段階で、
  すみませんでした、と頭を下げるのが道理です。

  それなのに、ただショックを受け一人で宿に帰るとかね、もうね。

  ケンカは翌日、ルーデウスがわだかまりを残したまま形式的に謝り、
  その後、ルーデウスがパウロを許す形で決着します。
  だけどそれは、この異世界だけの年齢関係、
  つまりパウロが父親でルーデウスが十代前半の子どもという、
  どちらがオトナなのかはっきりした関係でのみ成り立つ決着です。

  中の人は、前世から通算すると四十半ばのおっさんなんですから、
   「すみません、ゲーム気分で調子に乗っておりました」
  と、パウロに対し手をつき泣いて謝るのが本来の筋ではあるまいかと。

  それなのにこのおっさん、この決着を自画自賛し、
  「僕もとうさまも一人の人間、お互い失敗ぐらいしますよ」
  なんてドヤ顔で言っちゃってるわけです。
{/netabare}
こういうのって、気がきかず大ポカをやらかした仕事を上司に叱責され、
  ボクだって一所懸命やってんだから、
  そこまできつく言うことないじゃないっスか。
  ボクにも非があったことは認めますが、
  そっちも言い過ぎたことをきちんと謝ってくださいよ。
なんて口を尖らす『ゆとり(=ガキ)新入社員』と基本同じなんですよね。

こういう『人としての甘さ・未熟さ』って、
近くに守ったり引っ張ったりしてくれる人がいないと
いずれイタいめ見るのが世の常であります。
そんなことを思っていたら、ラスト二話でやっぱりそうなりました。

  それが、アイタタタのふたつめ『エリス失踪事件』であります。
{netabare}
  エリスがルーデウスを置いて出ていったのって、
  一つの選択として認めてあげるべきことなんですよね。
  少なくとも「ふられた」「捨てられた」なんて悲観するようなことじゃありません。
  ちゃんと理由を書いた置き手紙もあるし、
  そもそも、ふったり捨てたりする相手に『はじめて』をあげるわけもなく。

  そんな簡単なことが、ルーデウスにはわかんないんです。
  誰かを本気で愛したり、誰かから本気で愛されたり、
  そういう経験がまるっきり、一つもないわけですから、さもありなん。

  カラダの関係になれたことに有頂天になって相手を慮る気持ちも持てず
   「本気で好きならいっつも一緒にいたいと思うべき」
  なんて、ガキんちょ男子の『ジブンおしつけ』そのまんまでありんす。

  そんなこんなで難民テントでプチ引きこもり状態に。
  最終的には母親を探すために一人で旅立つわけなんですが、
  ココロは最後まで『捨てられた気分』のまま。

  心象風景として
  前世の引きこもり部屋から一歩を踏み出す姿とオ-バ-ラップしてるけど、
  いやいやいやいや、全然ちがうじゃんかと。
{/netabare}
つまるところこの主人公ルーデウスくんは、
前世よりは心がけ的なものが『マシ』になっているだけなんですね。
心がけが変わっても『心』が変わっていない。
通算年齢相応の『人間的な成長』みたいなものは、
全然、まるっきり、これっぽっちも、できていないわけであります。

だから、難局にブチあたったとき周囲を慮ることができず、
視線が自分の内側へ内側へと収束してしまいます。
それがゆえに、周りがまるで見えない『自己憐憫野郎』になっちゃうわけで。


ただし、ですね。
前世と比較すると『行動』はまるっきり違い、成長しております。
そしてもちろん『行動』が変われば『結果』が変わる。
そのあたり、最終話にはっきりと多くの『実り(結果)』が描かれております。
{netabare}
  ただの暴力お嬢さまだったのが『守るための強さ』を求めて歩き始めたエリス。
  長年の呪縛から解放され、村人と会話までできるようになったルイジェルド。
  ルーデウスを親身に思い続けるロキシーやシルフィ、家族。
  旅で出会い、助けたり助けられたりした人々。
  みんな、この異世界での『行動』でちくちく築き上げてきた、
  かけがえのない『人の輪』なのであります。
{/netabare}
つまるところ彼は、
前世とはまるっきり違う、実りある人生を歩んでいるわけなんです。
しかし、その『実り』の質や量と比較して、
本人の人間的な成長が、まるっきし追いついていないんですよね。
だから、その『実り』をうまく認識できないわけでありまして。

そんなところが、本ク-ルで描かれたルーデウスくんの姿ではあるまいかと。
母親を探すため一人でしょぼしょぼ旅立つ姿は、
彼の『人生やりなおしはこれからだ』的なアレエンドに他なりません。

こういうのってアニメ的にはやや辛口な人間観にも思えますが、
本来『人のカタチ』とはそういうものであります。
ましてや、四十過ぎたおっさんが性根を入れ替えるなんて、ほんと難しい。

  そこのところをきちんと踏まえ、
  夢いっぱい仲間いっぱいのきゃほほい転生ライフ、
  みたくしていないところが実に良き。

  ダメ人間の再生・成長譚の中間段階としては、
  きわめてまっとうな軌跡になっております。

だからこそ、本作は面白く、見ごたえがあるのだと僕は愚考いたします。
きちんと『人のカタチ』を踏襲しているぶん、
『ハリポタ』にも通ずるような『リアリティ』がありますし。
純文系の方々にもお楽しみいただけるようなファンタジー作品として、
立派に成立していると拙は思うわけであります。



おすすめ度としては、前ク-ル視聴済みという前提で、堂々Sランクです。
異世界転生ものの中ではハイエンドモデル、
  はあ? なろう系? 転生もの? いらんいらん。
そんなふうにおっしゃる方にも是非にとお薦めしたい逸品かと。

ただし、前ク-ル未視聴の方はまるごと置いてけぼり、
わけわかめ(←死語)状態に陥ってしまうので、
まずはそちらをチェキいただきたく(こっちもかなり良くできてます)。


萌え担当のロキシーもちょこちょこ顔を出し、
アニメにアレなものを求める層にもそれなりに応えてはおりますし。
(実年齢は、ちょとまあナニですが)
その他、冒険、バトル、家族愛、お笑い、人間ドラマなど、
いろんな成分がほどよく配合された『完全食』的な一本に仕上がっております。

  ちなみに性的なことに関しては第一ク-ル同様、
  ラッキースケベみたくヌルいものではなく、
  セックスはあくまでも『セックス』として描かれています。

  そういうのが『嫌い』な方がいるかもですが、
  人間の営みを描こうとするならある種当然のことではないかと。
  そのモンダイを避けて通れるほど世間は甘くありません。


映像、音楽、脚本、キャラ、お芝居は、どれも高レベルで安定。
欠点らしい欠点が見つかりません。
杉田さんのモノローグに時々キョン入っちゃうのはご愛嬌。

  OP・ED楽曲は、全て大原ゆい子さんの手によるもの。
  EDはそれぞれのク-ルで固定ですが、
  OPは各話ごとの内容でころころ入れ替わり、
  第一ク-ルと合わせた24話でなんと六曲もあるんですよね。
  こういう繊細な演出、きゅんです。


ちなみに原作は全26巻(最終巻は11月発売予定)もありまして、
本ク-ルではそのうち六巻、少年期の内容までしか描かれておりません。
ル-デウスくんが未熟者なのも当然かと。
ていうか、今の段階でリッパに成長とかしちゃってたら、
この後の物語どうやって回すんだという話です。

すでに二期の制作・公開は決定しておりますが、
原作の残量から考え、それで完結するわけもなく。
いまみたくしっかり作り込んだレベルを維持するならば、
完結まであと三年、百話越えの超大作になりそうな感じであります。
 (あの『進撃の巨人』みたく、
  終わる終わる詐欺にならないかが心配になってもみたり)

その壮大な物語の中でル-デウスくんがどのように成長し、
そのさまがどのように描かれていくのか、
僕的にはすっごい楽しみです。楽しみすぎて死にそう。

  そんな言うなら原作読んだらいいじゃんか、
  そういう声が聞こえてきそうですが、
  実は僕……ラノベってほとんど読まないんですよね。

  まったく、というわけではないんですが、ほんの一部だけちょこっと。
  むかしはたまに手に取ることもあったのですが、
  最近は食傷気味というか何というか……ごにょごにょ。

  てめえこら、言ってることと読んでるもん全然違うじゃねえか、
  そういうお叱りはもっともですが、
  だってほら、
  時間ないしネタバレいやだし変な作品にあたると文章酔いしちゃうし……
  ビジネス的な価値は認めてるからそれでいいじゃないですか。  

  とまあ、ル-デウスくんばりに全力で言い訳をする、
  お見苦しいワタクシなのでありました。
  (こっちは、たいした成長見込めません。ほんとごめんしておくんなまし)

投稿 : 2022/09/15
閲覧 : 181
サンキュー:

28

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

無職転生第2クール。魔大陸での冒険。

無職転生の分割2クール目になります。当然第1クール目を見てからの視聴推奨です。
第1クールは主人公の男がルーデウスとして転生して生まれて魔法を覚えたり、師匠ロキシーと出会ったりエリス、シルフィと出会ったりしたのち突然魔大陸に飛ばされたところ。

第2クールでは魔大陸に飛ばされルーデウスが家族を捜索するお話が続きます。
世界観の描き方もとても凝っていて面白かったです。一応第2期が決まっているのですが、続きそうな終わり方で楽しみになりました。

投稿 : 2022/09/09
閲覧 : 202
サンキュー:

28

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

46歳の春だから~♪元祖転生ルーデウス♪

パパ~に~な~る~?♪

……ちなみに自分は年代的にリアタイ組ではなくて再放送組なのだこれでいいのだ(何の話?)

さて話を戻しまして
『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』(むしょくてんせい いせかいいったらほんきだす)は、理不尽な孫の手によるライトノベル作品『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』を原作としたテレビアニメ。
第2クールは同年10月から12月まで放送された。全23話で、Blu-ray第4巻には未放送の番外編が収録される。(wikipedia)

まずはおめでとうと言わせてくれたまえルーデウス君……いや、もう子ども扱いはやめにしようルーデウス。46歳、それとももう47歳になっているのだろうか?いずれにしろ50歳に到達する前の快挙達成に心から賛辞を贈りたい。それも現実世界なら冷たい目で見られるどころでは済まない年齢差のお相手、そこが異世界で本当に本当に良かった( ´ー`)y-~~

与太話はさておき本作は2期ではなく2クール目という扱いなのですね。1クール目と違い言わば「魔力災害」篇のような形で統一されているため物語の筋が通っていて見やすくもあります。
その中で更にシーンを分けるとしたら「獣人」篇、「父子の再会」篇、「シーローン王国」篇、「龍神オルステッド」篇、「別れと旅立ち」篇と言ったところでしょうか?(全部勝手につけた仮の名称です)結構イベント盛りだくさんで飽きさせない流れだったとも思います。

その中でのハイライトはやはり全篇通じて出会いと別れだったと個人的には思います。特にパウロとの再会、いや~やっぱこいつダメ親父でしたね~。そもそもおかしいのは(転生換算では)未だ10代前半のルーデウスよりも元Sランク冒険者のデニスの方を優先して探しているところですよね。実際ロキシー達もその経歴を理由に捜索を後回しにしてるのに、いくら妻だからとはいえ優先順位を間違えてるとしか思えません。相変わらずこいつの頭の中には剣と女(最近ではそれに加えて酒)のことしかないのでしょう。エリスやシルフィのことを揶揄したのも自分の頭の中がそうだからに違いありません。で、近くに侍らしていたえちえち格好の女性戦士のことをイジられたら逆ギレする始末。ですが注目、否定はしてないんですよね。まあどう考えてもヤることヤってますよねこいつがヤらないわけないですよね。女子の方も「団長っ……こ、こんなの……間違ってます……」とか言いながら腹の中では「計画通り」とか思ってそう。ちゃっかり娘の世話見て後釜狙ってるし。あーいやだいやだフケツフケツけしからんけしからん(個人の妄想です)
他にも魔力災害で他の人たちも転移させられていることに気づいてなかったルーファウスが魔族であるルイジェルドのために活動していることを知って「優先順位が間違っている」と揶揄してましたがいやそりゃあんたもだろと。先ほどの件にも繋がりますが、ええかっこして他人を救ってる暇があったら単身でも家族を探しに行けよとか思ったり。

パウロは知らなかったでしょうがルーデウスは言わば爆心地のど真ん中にいたようなもんですから遠くの町まで巻き込まれているという発想に思い至らなかったとしても不思議ではありません、そもそも自己最強の魔法をぶっ放すために人里離れたところにいたわけですから。ただエリスの方はうっすらと気づいていたようなので、何で教えたらへんかってんとは思いましたが。

最終的には諫められたとはいえパウロ自身の方から仲直りに行くのは良かったです。むしろルーデウスの方が人間出来すぎなシーンだとは思いましたが。もっとも彼の中身は実質アラフィフの成人男性なわけですからどちらかというと自分の方が兄貴分ぐらいの感覚なのかもしれませんね。
というかこのシーンがなければパウロはマジで男がいらないからルーデウスを遠くに追いやったクソエロ親父という評価で確定してましたよ。実際何だかんだ言って一回も会いに行ってませんでしたし、ほんっとギース様様ですよね。あ、でもそういえばギースってそもそもどうやって牢から逃げ出せたの?同じところにヤバい人さらいのボスみたいなんも一緒でしたよね?まさかあれも一緒に野に放った……?

しかしそれにしても街ごと人が転移してるにもかかわらず一度も気づかなかったというのはやはりちょっと不自然ですよね。一応「人さらいが多い」というのが伏線なのだとは思いますがこのレベルになるとギルドどうこう言う問題じゃなくいやがおうにも噂話の一つぐらいは聞きそうなもんですがね。
ただこの街ごとというのがミソで転移自体はむしろ善意だったのかなという気がしています。というのもあのままでは多くの人間はそのまま間違いなく死んでいたわけですから衝撃波から守るために転移させた、しかし場所設定まではできなかったためあのような悲劇となった、みたいなところじゃないかと推測してます。

1クールの時はあまりにもとっちらかった展開が個人的にはあまり評価できなかったのですが2クール目は素直に面白かったです。本来ならばお気に入り棚にいれたくなるほどの出来だったのですが1クール自体がもう一つだったということと、こんな低俗下ネタ満載のものをお気に入りだなんて方々から冷たい目で見られそうなので毅然とした態度で見送ることにします。これでいいのだ。
ただ既に確定している二期も楽しみにしてはいますが。

ところで魔大陸から船に乗る時、何故ルイジェルドだけ法外な値段を要求されたのでしょう?スペルド族だから?でも偽物ってことで通ってるんでしょ?原作では補完されてそうですがさすがにちょっと説明不足だったと思います。

それとエルフのお姉さんがどえらいヤ〇マンなのはエルフ=長寿=子供が産まれにくい→子供が欲しいから!とかいう設定だったりする?それとも単に性癖こじらせてるだけ?

投稿 : 2022/09/03
閲覧 : 116
サンキュー:

20

ネタバレ

いとしのレイラ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大満足の2クール

1クールで物語の基盤をじっくりと描いた今作は
魔眼を得て数秒の先を見切れるまでに成長したルーデウス
ルイジェルドとの修行で更なる剣術のレベルも上昇したエリス
デッドエンドという名も一人歩きする程の有名人になりました(^^♪

「トルディア」「ミリシオン」「ミグルド族の村」」「ラタキア」
「フィットア領」「ブエナ村」「ロアの街」といった展開…

そんな道中で断片的に描かれる風土や文化も相変わらず美しく
美麗な光景と俗っぽいモノローグが繰り出す相対感も健在(^^♪

ギレーヌの故郷での友情、父親パウロとの再会、ロキシーの帰郷
リーリャと成長したアイシャ、パックスの兄・ザノバのフィギア話
旅の途中で出会った七大列強『龍神』オルステッドとの格の違いなど
冒険色も強まり、離れ離れになった仲間と再会と別れと新たな使命
エンタメ色も俄然、強まった見どころ満載の2クール目でした

◆「ドルディア村」
※深い谷の森林生い茂る秘境的な趣も素晴らしい

密輸船で取引したアジトでの獣俗の開放する為に
薄暗い地下での潜入ミッション的な緊張感から始まり
牢獄され合流したギースとのコミカルな掛け合いも和やか
魔眼を得て戦闘スキルも上昇した攻防も含め見応え充分

ドルディア族の集落ではエリスが言語を教えたり
また、慣れない言葉でおぼつかない感覚の口調もリアルで
トーナを初め、女の子はとても可愛らしく描かれてましたね(^^♪

訳合って離れたギレーヌの過去、現在のギレーヌを知る二人を通し
ギュエスと娘であるトーナへ交錯する感情から芽生えた友情など
最後に交えた剣はそういった思いが凝縮した渾身の一撃
そんな余韻が残る良いエピソードでした

◆「ミリシオン」
※氷河で削られた峻険な岩稜が厳しくも起立する山容
高山植物と高原風景が繰り出す現世タジキスタンっぽい景観

~再会のパウロとルーデウス~
久しぶりに再会した二人の温度差は高かった訳だが
これまでルーデウス中心の物語を見せられた視聴者にとっては
やや、肩透かしを食らった様な「エッ、何で~」みたいな感覚

一方、パウロの心情として「お前ならやれる」
幼少期から無詠唱魔術を駆使する天才的な部分を含め
出来過ぎた息子へ過度な期待を寄せていた訳で有って
ましてや思考は大人のまま転生した経緯なんて知る由もない

そんな子供の頃からの年齢の割に優れた才能を持つ
そういった出来過ぎた我が子への過度な期待値からのすれ違い
酒場で取っ組み合いの喧嘩を仲裁入った妹のノルンの目線もそう

魔力災害で離れた家族を探す懸命な活動の中で
先頭に立ってパーティーを牽引する上で様々な苦悩も有った
無精髭を蓄え、窶れた頬、乱雑に乱れた髪 … 視覚的にも見て分かる通り
人間誰でも悩みを抱えてる、そんなやり場のない気持ちを酒場で流し
時に仲間の前では整然と装いながらも生きる糧を保っていたのだろう

血気盛んだったパウロが精神的に追い込まれながらも
娘と共に懸命に生きていた期間を凝縮した描写から察するに
単純にだらしない姿とは違う、年齢を考慮すれば妥当な姿だと思う

魔大陸の本当の恐ろしさを肌で知り、デッドエンドを初め
ルーデウスの現状を知るギースの上手い見解と味の有る人間像

「その言い分が通るのも息子が生きている時だけだ…」
そんな幾千の修羅場を超えて来たルイジェルドの重い言葉も

これまでルーデウスと共に命を賭けた行動をした訳だ
だからこそ分かる友情から生まれた素直な心だと思います

父と息子、周囲の様々な人、複雑に絡みながらも一つの方向へ向かう
そんな光と影の人間模様に深く切り込んだ響くエピソードでした

◆「シーローン王国の首都・ラタキア」
※田畑の広がるアジアっぽい景観の川を下り辿り着いた地
色んなな文化が交差した様な城壁に囲まれた情緒溢れる都市

縦横に張り巡らされた路地で偶然に助けた少女
アイシャと兄ルーデウス観のやり取りは笑えたし(^^♪
パックスの兄・ザノバの意外な展開のフィギア話も笑える
一連のパックスの悪事を暴く展開は、これまた悪代官を懲らしめる
助さん格さん率いる黄門様の世直し的な旅の趣きと通じるものが有り
スペルド族というある種の印籠的な役目も当にそれと言った趣きだった
でも、最後はやはり兄の心の声が通じたのかな、そんな素敵なエピソード

◆「ターニングポイント」
※中国とパキスタンの国境を結ぶカラコルム・ハイウェイの様な
K2、ブロード・ピーク、ガッシャーブルムI峰、ナンガ・パルバット
ガッシャーブルム II-IV峰など荒々しく屹立した氷河と荒野の世界

道中で出会う一見して「只者では無い」オーラ感が半端ない
あれ程、強かったデッドエンドすら歯が立たないヤバさが凄かった
ルーデウスの魔力は七大列強の「技神」ラプラス並みという事と
オルステッドの反応からヒトガミもかなりの存在という事も見て取れた
今後への布石としても、ま、何はともあれ助かって良かった…

◆「それぞれの旅」
エリスも人間的に更なる成長を求めギレーヌと共に旅へ
常に傍にいてくれた、そしてルーデウスという人間を一番理解してる
ルーデウスに身を委ねた時から、何らかの決意は感じていました
これまで苦楽を共にした間柄、こういう展開は自然でしょう
ショートのヘアスタイルもとっても似合ってますね

ルイジェルドも世直しの旅で自らのトラウマを克服しようと努力している
デッドエンドは離れ離れになったが、二人に与えた影響は計り知れない
スペルド族が侵した過去の十字架もその内消えて無くなるだろう

最後に登場人物が断片的に登場するのもエンディングっぽく
テントから前世の姿とオーバーラップさせ歩み出す演出も良かった

◆「その他」
2ケール、エピソード全て内容、クオリティ共に
見応え充分な大満足な内容でした、本当に2期が待ち遠しい

投稿 : 2022/08/21
閲覧 : 79
サンキュー:

3

ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

剣と魔法の社会生活

アニメーション制作:スタジオバインド
監督・シリーズ構成:岡本学、助監督:平野宏樹、
キャラクターデザイン:杉山和隆、髙橋瑞紀
音楽:藤澤慶昌、テーマソングプロデュース・歌唱:大原ゆい子、
原作:理不尽な孫の手

1期の後半は、すれ違いの物語だった。
ルーデウスがロキシーとパウロ、ゼニス、
アイシャ、エリスと悉くすれ違っていく。
そもそも人と人は、すれ違っていくものかもしれない。
すれ違うはずの運命をどのようにして
自分のほうに手繰り寄せていくか、
または運命のほうに近づいていくのか。

そのなかでも、やはりいちばんのすれ違いは、
ルーデウスとパウロの親子だっただろう。
実際には本当の親子とは呼べない関係性だが、
やはりふたりは親子だったのだと感じさせる
良質なエピソードだった。

自分の子供に過度な期待をしてしまうパウロは、
ルーデウスのことを自分以上に認めている。
何かが起こったとき、きっと自分以上に頭を働かせて、
家族のことを助けるために動いてくれているに違いない。
ルーデウスが家族思いのことをパウロは理解している。
しかし、ルーデウス自身が自分のことしか考えられないほど、
追い詰められていたとは想像ができない。
自分の息子は天才なのだから。

こういう思考は、できる子供を持った親なら
多くの人が辿るのではないだろうか。
前回のレビューのときに、私は自分の親のことを
少し書いたのだが、できないことを詰ることも
似たような思考回路だと感じる。
自分の息子は、自分より優れているはずだから、
きっとやってくれるに違いない―――
しかし、それは親の想いの押し付けでしかない。

パウロが期待していたとき、
ルーデウスは、自分の周りのことだけで精一杯だった。
ひとつは、エリスを必ず無事に連れ帰ること。
もうひとつは、自分と同じ苦しみを抱えた
スペルド族の汚名をそそぐこと。
それは両方とも自分の問題でもあった。
エリスとは家庭教師として付き合っていくうちに
彼女の悪いところ、良いところを全て見てきている。
これは幼馴染に近い関係性だろう。
そして、ルイジェルドのことは自分自身の問題と捉えていた。
周りからレッテルを貼られたために、
より意固地な心に変貌してしまうこと。
ルーデウスにとってはクリアしなければならない課題だった。

しかし、そういうことをパウロは理解できない。
また、ルーデウスが全てを余裕でこなしていると
勝手に想像してしまっている。
パウロ自身も娘のノルンとともに異国に転移させられ、
必死になって娘を守り、妻や娘を探すことに年月を費やしてきた。
しかし、遅々として進まない現状に心が折れかかっていて、
酒浸りの生活を送っていたのだった。
そんなときにルーデウスが目の前に現れ、
自分の抱えていた辛さを全て息子にぶつけてしまう。

私は、1期の作品の全エピソードのなかで、
この13話と14話がいちばん好きだ。
第2クールは村での話も含め、
感情と感情がぶつかり合う話が多いが、
とくにこの2話分は秀逸だった。

ほかにも、ロキシーと両親とのすれ違いからの
何十年もの年月をかけた和解もある。

もちろん、エリスとルーデウスの関係も
すれ違いと言えるだろう。
{netabare}ルーデウスは、エリスから「家族」になってくれと
言われたにも関わらず、
相談もなしに別れを告げられてしまう。{/netabare}

視聴者の立場としては、1期の途中から
お転婆で聞き分けのないエリスが、
人間的に真っ直ぐに成長していく姿を
ルーデウスとともにずっと見てきたので、
このすれ違いは残念な気もした。

ここまで「すれ違い」でまとめたものの、
1期全体のテーマの中心は、
ルーデウスとルイジェルドだったように感じる。
だから、全体がとても締まって見えた。

立場は違えど同じ境遇のふたり。
どちらも孤独な心を抱えて、
自分の殻に閉じこもっていた。
現状を変えるためには何をすればいいのか。
それは、他人の目を意識し、
コミュニケーションをとり、
社会における常識的な規律を守ること。
さらに、困っている人がいたら助けること。
それをもっと小さな世界、
学校のクラス、会社のフロアというレベルで
考えても同じことだ。

他人とコミュニケーションもとらず、
周りの空気感もつかまずに、
自分勝手な行動ばかりとっている人間は、
やがて誰からも相手にされなくなる。
そんな当たり前のことを理解できない者がたくさんいる。
いや、自分の苦手なことから逃げて、
楽なほうを選択しているだけなのだ。
社会になじまなくても良いと思っている。

この作品では、そういう状況に陥らないように
他人について考えることの大切さを説いている。
社会に馴染むことが全てではないが、
そこから得られるものも大きいし、
生きやすくなることも確かだ。

現在、過ごしている場所で上手くいかない者が、
違う社会に行ったからといって、
快適に過ごせる可能性は低い。
上手くいかなかった理由が、
その人自身にあることも多いからだ。
それは異世界においても同じこと。
この物語では、手を差し伸べてくれた人を
拒否した過去を思い出す場面がある。
凝り固まって意固地になった心。
1度の他人への対応が、悪い流れを生むこともある。

しかし、他人や社会とすれ違いながらも
何とかうまく付き合っていくことで、
自分だけでは得られなかった大切なものを
享受できることもある。

人はひとりでは生きていけない。
そんな当たり前のことが
剣と魔法の社会で表現されている。
(2022年8月7日初投稿)

投稿 : 2022/08/19
閲覧 : 302
サンキュー:

46

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あれ?この感覚…

1期に続き安定したクオリティで安心、安定。というより高いクオリティを維持していることに逆に驚きを感じてさえいる。

物語は未だ全容は見えず(原作未読)、進行も粗くもなく、細かすぎる事もなく適切な印象。1期からの魔力災害で飛ばされたルーデウス、エリスが故郷を目指しての旅を中心に据え、彼らの成長と苦悩。
また、同様に災害によって飛ばされた家族、友人を探し求める過程が描かれる。
そのなかで、新たな仲間や他のキャラクターのエピソードが語られる。

メタな言い方をすればこのくらいの時間的な空白を仕込んでおけば、新エピソード、外伝的ストーリー、キャラエピソードなども盛り込みやすかろう、と愚考。
イヤミではなく楽しみにしている、という好意的な意味と受けとってほしい。

このクオリティを維持できるのならば、先のストーリーは解らないが、息の長いシリーズにして欲しいと割りと本気で思っている。


作画についても、特に悪い方向でツッコミをいれたい点はない。
良い方向で言えばきりがないので、これがベストとは言えないが、そんじょそこらの作品、或いは映画作品にも、そうそう負けないレベルと言って差し支えないと思う。
このクオリティが幸いして、各キャラクターの印象も大変良い(クズ野郎は除く)。特に女性キャラは魅力、かわいらしさがUPしていると思う(オタクなオジサンの個人の感想です)。

それにしても、なぜこのタイミングでこれほどのクオリティの作品が登場してきたのだろうか。原作を知らないのに、こんなことを言ってはいけないのだろうが、この「無職転生」という作品は原作時点で、それほどの大作感があったのだろうか?
それともこのアニメ化は当たる、当てなければという並々ならぬ何かがあったのだろうか?
制作側がそれほどのリソースを投入しよう、と思った理由がシンプルに知りたい。
単なる興味心からなのだけれども。

声優さんたちも特に問題は感じなかった。
安心してみれたし、声のせいで興が削がれることもなかった。

音感も雰囲気とあっていてよかったと思う。ケルティックと言おうか、フォルクローレ風と言おうか、アコースティックな感じか好きだった。
後、映像とのマッチング、本編との繋がりの工夫が感じられて大変よかったと思う。

キャラクターはやっぱり作画、声優さんの力量に支えられ魅了的。
テンプレ感はあるが、ワンランク上のクオリティであれば、テンプレ感は越えれるケースもあると実感する。

エリスは明らかに成長しましたよねぇ。
素直さや無邪気を残したまま戦士としての強さを身につけ、成長感は一番かもしれません。
また、女性としての魅力も大きく、強くなったと言えるかもしれません。
(男の勝手な妄想と言われるかもしれませんが)へこんだ男を女性としての器量、包容力、優しさで何とかしよう、という気概は強さを感じます。
(ジェンダーな皆さんの、勝手に言ってろ、バカな男の言いぐさ、アホ言ってんじゃねえよ、というご批判は甘んじてお受けします。でも男が男を奮い立たせる事もあれば、女性の力でしか出来ないこともってあるんじゃあないかと思っている次第です。もちろん、その逆もまたあるでしょう。)

ルーデウスは中身がおっさん語りだったので、成長感はいまいちでした。
ただ、主人公として、パーティーリーダーとしてしっかりと物語を動かしていました。
この2期最終盤での衝撃的な展開をみるに、彼の本当の成長(中身の彼含む)は3期が真骨頂になるかもしれません。

ルイジェルドはこの作品でひとまず退場の様ですが、ルーデウス、エリスにとっては頼りになる兄貴的な役割だったのかもしれません。2人の成長の原動力になっていたと思います。
ただ、この成長は相互影響しているとも言えることで、お互いさまとも言えるでしょう。ここを描けていることも素晴らしいと思います。
仲間、パーティ感があります。

ロキシー・・・は、なんかそこはかとなくかわいらしい。
私的には観ているのが楽しい、好きなキャラクタです。
今回は彼女のエピソードもあって良かった。

パウロ:1期時の「たらしキャラ」を脱却(今作では)。ルーデウスとの和解シーンはちょっといい感じでしたね。
私個人としては、あそこまで素直に出来たらいいんだろうなぁ『遠い目(  ̄- ̄)』と自己嫌悪に陥った次第です。。

リーリャ:相変わらずキレイカワイイねぇ。

ノルン、アイシャ:なにこのかわいい生き物。

キシリカ・キシリス:なんぞコレ?
まー、後からキーになりそうな気はしますよねぇ。


さて、今回はここで。
この作品は現時点では非常にクオリティの高い作品です。
観る価値はあるとおもいます。
まぁ、作中の表現でセクシャルな方面で気になる方がいることは間違いないと思いますので、この点は『注意、配慮、準備』が必要なことは申し添えておきます。
が、面白いと思いますよ。
機会があるようであれば、是非ご覧下さい。
オススメいたします。


で評価のタイトル回収をば。
私はこの作品を見ながらある感覚を思い出したのですよ。

かつてアトムから始まった日本のアニメなのですが、いくつかの転機がありました。
ヤマトのブームがあり、ガンダムブームがあり、1980〜90年代にはオタク文化が花盛りとなり、多種多様な作品が作られ、現在大御所となっているクリエイターの多くが、頭角を現したのもこの頃でした。
TVシリーズ、映画は勿論、OVAも数多く作られました。
そんななかにTRPGから派生した「ロードス島戦記」のOVAがありました。この作品は当時のファンタジーブーム、RPGブームも相まって、小説、漫画、ゲーム等々マルチに展開されていました。そしてこのOVAは当初、毎月の月刊販売形式で書店販売されていたはずです。3800〜4000円程度だったと記憶しています。私も全巻集め、いまだに手元にあります。
今振り返ってみればTV、映画以外での表現の場(作品販路)を築きたかったんじゃないかと、そこに挑戦をしたかったのではないか、と今は思っています。

先に言ったように、当時この作品は既に大人気なタイトルで、角川書店の気合いの入れ方はなかなかのものでした。確かネオヒロイックファンタジーを掲げ、作品自体のクオリティもTVアニメとは一線を画していたのです。
私はこの作品を見て「スッゲー、これからこのクオリティが標準になんのか!?」と衝撃を受け、時代の転換点かも…と思ったものです。

ま、実際は、その後もそれなりな進化の仕方だったのですがw。
ただ、作品に「何か変えてやろう」「新しいものを作り出そう」という気概を感じたんですよ。

で、この作品を見て「ロードス島戦記」を観た時と同じような感覚に囚われたのです。
奇しくもKADOKAWA絡み、奇しくもファンタジー。

作品自体のクオリティも高く、随所、随所に規定の路線、定石を崩そう、変えてみようという気概を感じ取ったのです。
OP/EDの入りや、本編とのつなぎも工夫されています。
ただ本編の尺が足りなかった、と言う可能性も捨てきれませんが・・・w。

ま、あくまでも私個人の感覚で、ノスタルジックな視点が入っていることは否定できないので、個人の妄想です、になってしまうのですが…。

まぁ、もっと簡単に言えば「気合い入れて作ってんなぁ!!何かいろいろと変わるきっかけになりそう。がんばってくれ、期待してるぞ!!」って事なんですが…w。



ところで〜「ロードス島戦記」も既にラノベファンタジーとしては古典の部類に入っちゃうのかれませんが…(当時はラノベなんて分類あったっけな?)、キャラも世代交代してますしねぇ。
ですが、こちらも機会があったら読んでみて下さいね。昨今の作品ほどの機転の効いた展開は少ないかもしれませんが、オーソドックスでキャラも魅力的、読みやすく、大変面白い作品です。
保証しますよ。

投稿 : 2022/08/09
閲覧 : 263
サンキュー:

38

ネタバレ

ももも さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

来年の二期が待ち遠しい

一期。分割2クールの後半。

前半クールを見て、前世のトラウマはありつつも、
基本は過去は過去として
この世界で前向きに生きていく話かと思ってましたが
いい意味で予想とは違っていました。

人生に降りかかる苦渋、困難が前世の記憶とオーバーラップし、
人との繋がりを作ってきた今生を持ってそこを乗り越えてゆく
というのがクライマックスであったように思います。

転生モノで神の存在というのも本作で既に確立されていたんだなぁというか
思ったより物語にガッツリ絡んできそうで、
後発の作品を散々見てきただけに
本作的には不本意であろう食傷感がちょっとあったりもしましたが
この先物語がどう続いていくのか純粋に楽しみです。

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『無職転生』内山夕実さん・加隈亜衣さんインタビュー。声をわざと枯らしてから収録する熱演ぶりが明らかに
https://dengekionline.com/articles/99374/

投稿 : 2022/08/07
閲覧 : 68
サンキュー:

9

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラノベ原作というバイアスの中で

異世界転生もの2期。

本作は数ある異世界転生モノの中でも、原作は古くからあり、なろう系の代名詞、パイオニア、金字塔等と呼ばれているみたいです。
本作を観る事前情報として、なろう系というバイアスがあると鑑みます。

アニメ批評家の東浩紀が言うには データベース消費と言う概念があり、多くの異世界転生モノの作品イメージがデータベースとなってできあがっているらしい。
…etc ja.wikipedia.org/wiki/データベース消費 引用」
その結果、量産化された安い異世界転生モノの作品イメージができあがり、本作にも影響を及ぼしていると思っております。

この先の展開や世界観の細かな設定を鑑みると、名作と呼ぶ基準は人それぞれとして、上質な異世界転生モノだと思います。

投稿 : 2022/08/01
閲覧 : 328
サンキュー:

22

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ジェンダーギャップを感じさせる作品(後半)

世界観:9
ストーリー:7
リアリティ:8
キャラクター:7
情感:6
合計:37

<あらすじ>
魔大陸最南端の港町・ウェンポートに到着したルーデウスたち。 3人は船でミリス大陸へ渡ろうとするが、スペルド族がいるという理由で途方もない渡航費用を請求されてしまう。 その夜、資金不足に悩むルーデウスの夢にヒトガミが姿を現すと、彼に助言を残していく。 翌日、ルーデウスが町の中を散策していると、お腹をすかせた謎の少女と出会う。
(公式サイトより)


1クールの感想からの続きです。
以降、ネタバレもあるので未視聴の方はご遠慮いただいたほうが良いと思います(挑戦した結果、もう見ないと決めた方は大丈夫です)。

{netabare}さて、ストーリーについても1クールから全体評価していきます。冒頭に赤ん坊として転生するところに、異世界転生物の中での独自性がありました。キョンボイスで大人目線での語りが入るのも心地よく、世界の理解を主人公の目線でスムーズに追うことができます。

細かいツッコミを入れると、大人目線の頭脳がどこにあるのかがアバウトなところでしょうか。当然、赤ん坊であるルーデウスの脳ということなのでしょうが、大人の記憶を脳の中に残していたとしても、この歳の頭脳で論理的な思考はしたくともフィジカルにできないのでは、との趣旨です。以前、前世の記憶を持っているという人や、時間遡行をしたという人の2ちゃんねるスレを読んでみたことがあるのですが、記憶はあるけど全然思うように話せずにわけもなく泣いてしまった、という経験が書き込まれていて、それまでなかった発想で妙な説得力があったのですよね。赤ん坊では赤ん坊の動きしかできないわけで、それは脳でも同じではないか、と。

序盤は前述した魔力のトレーニングを日々続けていく中、魔法の原理の説明等があり、中級魔法を使ったことで魔法を使えることが親にバレて、家庭教師のロキシーと出会い、また、シルフィエットと出会い、その後交友を深めていきます。シルフィエットをいじめから助けた時の話、ルーデウスが大人びすぎているため、尊敬される父親でありたいと思うパウロとのやりとりは面白かったです(原作ではパウロ視点でも書かれています)。

この作品エグいな、と思ったのは父の浮気による家族会議回ですが、リアリティ面では理解できてしまうところも…。

男性目線の見境ない下心に辟易されるだろうな、と思う場面がとにかく多い。原作では息をするように自然に主人公がゲスなモノローグをしていきます。あと、このようなキモさも当然影響していると思いますが、本作を見ていると、キャラ造形が男視点に寄りすぎている、というのも、女性の受けが悪い原因ではないかと思います。

私が風早君を見てこんな男いねーよ、と思うのと同じで、女性視点でこんな女いねーよ、と思われることは想像に難くなく、女性の共感を得られない女性キャラが(多く)登場する作品は、相応にキャラクターを厳しく採点する必要があるだろうと思っています。
例えば、エリスが、22話の経緯がありながら、何か喧嘩があったり嫌いになったわけではないのに、翌日に別れて修行の旅に出るというのは、男らしすぎる気がします。

ジェンダーギャップを問うという面ではなかなかに考えさせられる作品かもしれません。

あと、ヒトガミの登場する中盤以降、主人公が前世の姿で登場する機会が増え、過去のトラウマを乗り越え、失敗を活かしていくという展開も、物語に一定の重さを付与しているというのがあります。

キャラクターでは、忌み嫌われ恐れられるスペルド族のルイジェルドさんが、強すぎる子供愛に若干おかしさを感じつつも(笑)、良い人でキャラ立ちしていました。
めちゃ強いのに、オルステッドに簡単に捻られてしまうシーン、作画にもこだわりがあって良かったですね。その回は冒頭でバッドエンドを映してから時間が遡る演出で恐怖が伝わってくる良回でした。

あと、新人冒険者を威圧していたノコパラが、ロキシーと飲んでいるシーンとか、単なる悪役モブにしないところが深いですね。
キシリカは、ツインターボのような見るからにアニメなキャラに抵抗を感じつつ、少なくとももうちょっとマシな衣装を着させてほしいです。。

ストーリーでの見せ場はパウロとの再会やり直し回でしょうか。店員に「顔ぐらい見てやりなよ」と言わせるのも良演出でしたね。
{/netabare}

取り留めなく書いたので、書き忘れがあれば追記します。

男性には高い割合でおすすめできる作品である一方、女性には敷居を感じさせる作品。
男性にはこんな女性はいないことを再認識してもらいつつ、女性には男性の理解が進む(けどこれは極端であることも伝えつつ、寛容が重要であることを理解してほしいと願う)感じです。

興味持って調べるうちにネタバレも結構受けてしまったところ{netabare}、こりゃハーレム展開待ったなしで、ますます男性向けになりそうだなと思いつつ{/netabare}ですが、続編も視聴したいと思います。

(参考評価:(3話4.5→4話4.3→11話4.5→12話4.4→14話4.5→15話4.4→17話4.5→20話4.4→21話4.5→23話4.4))
(視聴2022.5~6)

投稿 : 2022/07/31
閲覧 : 244
サンキュー:

23

をぬ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なにこれ凄い。

親不孝糞ニートが異世界転生して本気になる話。

なんだこの異次元のクオリティは!?
制作も本気出してきた!

昨今の低品質量産やめて、このレベルの作品をポツポツ出してくれる方向に何とかシフト出来ないものか。
原作を台無しにされる作者が不憫で……。

投稿 : 2022/07/15
閲覧 : 82
サンキュー:

2

ネタバレ

sukasuka さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

劇場版とかは挟まないでね(笑)

正直なところ前クールと比べて期待値は若干落ちてるかな?
長丁場ゆえに、ある程度惰性的な視聴になって来るのは仕方ない。
1クール単位で間が開くことが吉と出るのか凶と出るのかは不明。
OP曲とED曲は・・・・・変える必要があったのかと思うくらいに微妙。

■最後まで観て
はー・・・・・やっぱり頭10個くらい抜け出てるな(笑)
{netabare}特に最終話でルディがテントから踏み出すシーンが凄い。
何が凄いって、背後に重ねられる転生前の磔姿が凄い。
この1カットだけでも観続けてきた甲斐があったと思うわ。{/netabare}
次の放送は来年のいつ頃になるのだろうか。
ただ、公式サイトを眺めていて気になったことが1つ。
11話目は「1クール目ラスト回」と記されているが、23話目は「最終回」と
なっていること。
表現の違いに特に深い意味は無いのかもしれないが・・・・・。
まさかこれで終わりじゃないよね? ね???

■2023年2期決定
公式ティザー公開。
https://www.youtube.com/watch?v=tlDF3cfb8lA
完結までよろしく!

投稿 : 2022/07/05
閲覧 : 132
サンキュー:

12

ネタバレ

神谷 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想

無職転生

感想!

この作品を見て驚いたこと。
それはこの作画の綺麗さ、無論なんというか、無職転生なんて女の子のチヤホヤされていい子いい子される話なんだろとまとめスレを読んでいたのでそこまで期待もしてなかった。
ところが見てみると違う。

なんだこれ、今のアニメって凄いと思ってしまった。ねりに練られたストーリー。特に次から次に成功体験的なことが起こるのはとても良かった。

ここから感想です
まずこの作品の面白いところは三十代のニートが異世界に転生して、才能が与えられること。
30歳のニートが転生して、能力を与えられることがあげられる。
徐々に難関というものが与えられ、それをクリアしていく王道ファンタジー。
そして物語中盤、主人公は絶望に叩きつけられ、絶望を解決することでエリスと恋人関係になる。
努力した後にエリスというヒロインが与えられる構図で、しっかりとした物語上の構図もある。
 
この構図って最初チヤホヤされてそのまま終わるのかと思ってたんですけど最後に障害を与えてるんで、言うほどひどくないです
なろうの最終兵器『無職転生』と巷では呼ばれています。その名前通り構図上は女の子にチヤホヤされるものではなく努力して女の子を勝ち取るものになってしまっている。

この点からして、なろう小説は転生を加えただけで構造は昔のファンタジーとほとんど変わりがない。

例えば転すらも、本好きの下剋上も、ログホライゾンなんてNHK、オーバーロードも、全て異世界転生という物を加えただけで既存のファンタジー作品と違いないです。ちゃんとしたテーマがあるってこと。

この点からしてなろう小説では異世界転生物しか受けないジャンと思っている人は、このわかりやすい小道具を理解した方がいいです。

なろう小説では異世界転生したというテンプレを当てはめるだけで、成功する可能性があるということです

ただ批判として挙げられるのはガラパゴス化することですが、これには反論があります。
まず王道ファンタジーの転生したらスライムだった件は3000万部売れています。
つまりなろう小説だけで3000万部も売れているということになるのです。ガラパゴス化現象は起こってないといえるようです。

さてここからは完全に僕の持論で主観になります。文学の復興の鍵は、ライトノベルをどう扱うにかかっていると私は思います。
 まずそもそも文学というものは古臭くて受けません。間違いありません。例えば日本が帝国主義にでも戻らない限り、復興することはないでしょう。
 なので、これから時代は古い物を扱うのではなく、こういった新しい異世界転生ものやラノベという物を活用して売り上げを回復していくという選択が良いでしょう。
 
 実はこのラノベ・なろう小説というのは子供にはあまりウケてなく主に中学生、高校生向けのターゲットをしてます

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/角川つばさ文庫

角川つばさ文庫は、自動車をターゲットにしてますが、絵がアニメ調のものが多くなっているのはご存知でしょうか?

 https://tsubasabunko.jp/product/321603000359.html
 君の名は、の角川つばさ文庫バージョン

 https://www.ten-sura.com/news/novel/novel-kids/news/post/6447
 転生したらスライムだった件児童書

 このように、今後の角川の在り方としてはどれだけオタク層以外の子供を引き込めるかにかかっており、その戦略としてあげれるのは漫画とは違う方向性に挙げられる方針だと思います

 ★なろうのように

 なろう小説のように、誰でも作品を評価でき、人気になった物を後から書籍化する、この方針で売れた物を過激なシーンなどを排除して、児童書にする。
 要するに評価のやり方をもっと誰でも投票できるようにして、できるだけ小説作りを編集者なしで作っていくという事です。私はこのやり方、この方針でやっていくべきだと感じています。

 では、その理由を私の主観で解説したいと思います。

 ①ジャンプ作品であった出来事

 まずジャンプ作品であった出来事を解説したいと思います。
 進撃の巨人の作者がジャンプに持っていったところ、ワンピースやNARUTOをもってこいなどと相手もされなかったが、結果的に他誌に持って行ったところ大成功。
 バクマンでもジャンプの体制が明らかになっている通り、手塚治虫が立てた漫画家と編集者制度そのものに問題点があり、例えば、編集者と作者の好みが違った場合、たとえ作者が売れる物を売れると思っていても編集者が違うと言えばそれで押し通すことができてしまう。それで主人公の真城の秋人が編集者と対立してしまうという点。
なぜこうなったかというと、漫画創設時には漫画という物を大衆は知らずにいたため、何が売れるものかはわからなかったため、もちろん編集者が言うことが全てでした。
 しかしこれだけ娯楽が多様化してくると、一般人の評価でも、作品を育てることは可能であり、時として一般人の感覚と誌面の感覚が一致しないという点が挙げられる。ジャンプ黄金期が終わりを向けて、子供向けアニメが衰退したのはもちろん、長期連載などが終了したのもあるが、この一般大衆と乖離した編集者の価値観という側面も否定しきれないという点です。
 そこで、漫画もアニメも小説も、みんなで選びたい物を選ぶというやり方で選んで、保守的な体制をあらためて変えていく、そういうことが必要になってくるのだと思います。
 
 ★

 この小説家になろうのシステムは悪く言えばガラパゴス化を生み出してしまう物ですが、よく言えばアメリカンドリームで誰にでもチャンスを与えられる、作ることができるということです。
 資本主義の原理は競争と自由。つまり自由に挑戦する権利を与えられるから発展するシステムで。
 古臭い賞なんてものは廃止してしまって、メジャーリーグとマイナーリーグを作ってWeb上で観客の投票で決めてしまう、編集者の存在しない体制というものをここに示しているのが可能性として非常に面白い。その点、それで選ばれた無職転生やソードアートオンラインなどは、評価されるべきなのでは?と私は思っています

で、角川つばさ文庫のように児童書でアニメの絵が使われてきているので、どんどんライトノベルもミッドノベルやヘビーノベル、ライト文芸なども作っていくと今ある批判点も消えると思います。無論表現規制派の言うことを聞いてるわけではなくここにあるのは商品を増やすという選択肢です。

 その一環としてまずシステム作りの変更をする。古い体制を終わらせて新しい体制を作り上げると言うのが重要となってくるのでは?となります

投稿 : 2022/06/25
閲覧 : 91
サンキュー:

6

まあ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

フツーに面白かった

前作がなかなか面白かったので,期待していましたが,その期待を裏切らない作品でした.
所々でウルッとするシーンもあり,元の訳あり中年ニートに絡んでくる白いヤツも,何やら裏がありそうな展開になってきたりということで,12話あっという間でした.
次の展開もとても楽しみな感じで終わっているので,続きが早く観たいです.

全然関係ないですが,天津飯さんを観ていると石川五右衛門が浮かんできてしまいます.自分の中で井上さんから浪川さんに完全に切り替わってしまったんだなぁと,ちょっぴり複雑な感じでした.

投稿 : 2022/06/19
閲覧 : 81
サンキュー:

3

ネタバレ

脳トレ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

掘り下げるほど高まる「おまいう」感

<12~15話>
作画は非常に高水準で安定しているのだが戦闘シーンの動きが剣の初心者から達人まで、みな似たような動かし方と演出なせいで個々の違いや凄味が薄くなっている。種族ごとの生活様式の描き分けなどはしっかりしているので余計に気になる。
話やキャラも1クール目と変わらず。魔王を倒すとか元の世界に戻るとか、物語の主軸となる動機がなくどこに向かっている話なのかピンとこないので、作中でどんなに凄いイベントが起きてもいまいち物語としての起伏にかける。
14話にしてルディにようやくまともな正義感が芽生えてきたかと思えば人助けをしたその直後に助けた子供の裸を覗きそれを笑えるネタとして扱う。キャラを掘り下げるほどルディの、そして制作側の性暴力に対する認識・倫理観の欠如が浮き彫りになる残念な作品。またルイジェルドが人を殺すことであんなに揉めていたのに、いつの間にかルディもそれを受け入れてしまっている雑なキャラ描写。

<16~17話>
トラウマ描写について
{netabare}パウロと再会して早々責められたルディがいじめのフラッシュバックを起こす展開がかなり唐突で強引。2話以降ここまで一切触れられてなかったのでてっきりもうトラウマは克服したとばかり思っていたのだが。裸で晒し者にされた記憶というなら14話で獣族に全裸で監禁された場面の方がよっぽど状況が近いだろう。冤罪で投獄されてもまったく動じずネタをかます余裕すらあったのに、パウロの全く筋違いな八つ当たりで急に動揺する流れに説得力がない。そしてそんなパウロを止めようともせず、自分と同じ被災者であるルディ(しかも彼らからすれば11際の子供)に冷たい態度をとる周囲の大人たちも不自然。表面的な絵面をなぞらえて過去のトラウマと結びつけるための無理やりな演出にしか見えない。{/netabare}
第一クールで口喧嘩した時もそうだがパウロを極端に愚かな人間にすることで相対的にルディが知的で正当であるように見せているだけの幼稚な手法。

そして何度も言うが、ルディは自分がいじめられた記憶は何十年たっても、それこそ肉体が生まれ変わっても尚消えない魂の傷として残っているのに、自分がこれまでしてきた性暴力が同じように相手を一生傷つけ苦しめる行為だという事に全く思い至っていない。自分の加害を棚に上げる…どころか認識すらしていないのだ。
{netabare}「俺がこんなに落ち込んでいるのにこいつは何で能天気に、楽しそうに、無神経に、ヘラヘラ話していられるんだ」
女がレイプされてもネタで済ませ、ヘラヘラ笑いながら子供相手に痴漢や覗きの性加害を繰り返している奴がこれを言うのだ。ここまで完璧な「お前が言うな」もそうそうないだろう。
被害者意識だけ一丁前の痴漢とレイプ魔のなれ合いを「親子の感動エピソード」として見せられても醜悪なだけである。{/netabare}

魔力災害について
{netabare}ルディ達だけでなく領土丸ごと?が消失したとんでもない事件だったと発覚したが、それ程の大災害だったならいくら遠いとはいえ旅して行ける、人が交流している海外(魔大陸)にも情報は伝わるのではないか。
{/netabare}

<18話>
ロキシーの里帰り&前回と違いまっとうな親子のエピソード
改めて、土地や種族毎に異なる文化・風習をビジュアルだけで語ってみせる世界観の描き込みぶりは素晴らしい。{netabare}念話という特殊能力とそれにまつわるロキシーの想いをセリフ説明ではなくエピソードでしっかり描いた話運びも良かった。ベタな船酔いネタやミグルド族の長寿ネタも素直に笑えたしオチの下ネタも比較的抑えた描写にとどめて今回の話の雰囲気を壊さないようバランスに気を使っていたように思う。(何よりルディの性犯罪とは違ってこちらは大人同士の合意による行為である){/netabare}
この話だけ見ればいたって上質なファンタジーものである。もはや転生や主人公の存在の方がいらない要素に感じる。

<19~20話>
家族との再会&クズ同士の小競り合い。{netabare}この話でもパックスを分かりやすく悪者にすることで相対的にルディが上げられているがやってることは同じ性加害。パックスのセクハラは女性から嫌われ避けられる行為として描かれる一方で、ルディやパウロの性加害は何故か被害者から慕われるという何とも都合のいいくだらない話。
たとえ視聴者が共感できないような悪人同士の戦いでも、スリリングな騙し合いやハッとさせられるトリック、工夫を凝らしたバトルなど何かしらの見どころがあれば楽しめるが。今回のエピソードはそこに至る展開も適当、旅の目的のはずの家族との再会も淡泊。ピンチ打開の切欠となったフィギュアネタはおそらくこのアニメで初めて?現代のオタク知識が役に立つ場面だったと思うのだがキャストオフはまだしも「ほくろを乳首に見立てるエロス」はさっぱり意味が分からない。ロキシーとそういう場面があったわけでもないしフェチズムとしても納得もドン引きもできない中途半端なものでカタルシスも面白さもない。

そもそもほくろがどうこう以前にパンツ一丁の状態が恥かしいという当たり前の感覚が完全にすっぽ抜けている。しかもそれを「裸にひん剥かれてトラウマになった」という奴が理解していないのはどういう訳なのか。第一クールの感想でも語った通り、常識や正義感はあっても女の人権という概念だけが抜け落ちているからだろう。

ルイジェルド人形は人助けとセットで布教することで彼への偏見を払拭するという立派な目的があり本人にもそれを説明している。
今回のキーアイテムとなったロキシー人形はたんなる気晴らし、趣味で作ったものでありその内容もザノバが熱く語った通りいたる部分に性的強調を施し本人に無許可で裸まで造形された間接的な性加害である。
男の方は尊厳を取り戻すため、女の方は面白おかしく尊厳を弄ばれ、人形の扱い一つとってみても女性蔑視が透けて見える。{/netabare}

アイシャについて
{netabare}敵に捕まっていただけなのに、自分を毛嫌いしていた妹から何故かあっさり兄として認められる空っぽな展開。さらにそのアイシャ自身が「変態の魔の手から逃れるため」に「自分の体を売りに」ルディとの同行を望むという破綻した言動をとる。そして子供に手を出し続けるクズが常識人ぶってそれを窘める。なぜこうも一貫性のないキャラ描写を繰り返せるのか。

意味不明だったパウロの不倫&ダブル懐妊も、この文字通り毛色の違う妹キャラを侍らせるために入れたんだろう。ルディの未来のハーレムのバリエーションの為にゼニスは夫の不倫レイプを許し被害者母娘と仲良く子育てするというバカげた展開になったのだろう。とことん女を舐め切った作品である。{/netabare}

<21話>
恐らく物語上かなり重要なポジションのキャラと初遭遇・戦闘する話なのに、ルディの行動があまりにも馬鹿すぎて盛り上がるどころか怒りすら湧いてしまった。
{netabare}一年以上も命がけの旅を共にした仲間の異常な様子に気付かない、その仲間の忠告を無視してベラベラ相手に話しかける、ヒトガミとの関係を問われて驚いたり怪しんだりもせずあっさり認める等々…迂闊なんてものではない、いくらなんでも馬鹿すぎる。これまで様々な思考・策略( )を張り巡らせていたはずのルディがそれこそ「唐突に」空気の読めない危機察知能力ゼロの間抜けになる。作者は誰かしらを馬鹿に描く以外に物語を動かす方法を知らないのだろうか。

演出も盛り上がりを削いでいる。冒頭で何度も「唐突に~」と具体的な映像付きで全滅のピンチを示唆しているので全く唐突さはない。かといって様々な要素が絡み合って冒頭のシーンに至る、というような盛り上がりもない。「これからこういう事が起こります」と前振りされて何の起伏も無く前フリ通りのことが起きただけなので面白くも何ともない。ルディがサクッと死んでサクッと生き返って、本人も「まぁ仕方ないか」くらいの軽い反応なので突然の主人公の死という一大イベントなのに緊迫感さえゼロ。今後も起こるだろうピンチの緊張感まで削ぐ酷い内容。終盤に入ってから何を見せたい話なのかどんどん意味が分からなくなっている。{/netabare}

<22話>
帰郷と別れの話
{netabare}ルイジェルドとの別れ
さも感動的な場面のように見せていたが状況を俯瞰してみれば、「子供に手を出す40過ぎの犯罪者」が最後までその正体を隠したまま「子供だけは絶対守る」というルイジェルドの信念を利用したというゲスな話である。罪悪感どころか相手を騙していた自覚すらなく感傷に浸ってみせるルディの神経を疑う。

エリスとの別れ
前述のシーンと同じく。「子供に手を出す40過ぎの犯罪者」が最後までその正体を隠したまま15歳の娘と肉体関係を持ち、その後置いて行かれてビービー泣きわめくというしょうもないラスト。こんな話を哀愁めいた演出で見せられてどうしろというのか。
そもそもルディはひとりよがりの独断でシルフィーを何年も故郷に置き去りにした挙句エリスに鞍替えしているのである。それを忘れて(というかコレもまた認識すらしていないのか)彼女に捨てられて可哀そうな僕、みたいに被害者ヅラ出来る神経を疑う。{/netabare}

<23話>
いじけたルディが再起する話
{netabare}ここにきてまたいじめ被害の話を蒸し返してきたがその内容が現状と全然関連がない、むしろ生前の正義感やいじめられて傷ついた様子を詳細に描いて見せたことでその後の性加害の数々と更に整合性が取れなくなっている。自分は無理やり裸にされて今でも傷ついてるのに、何故あんな楽しそうに関係ない子供の服を剥ぎ取って興奮してるのか、それを軽いジョークとして描けるのか。他人の痛みが分からない自己中のおっさんの異常行動を延々と見せつけて何を伝えたいのか、理解できない。{/netabare}

生前の両親について
{netabare}てっきり理解のない親のせいで余計にルディが心を閉ざした~みたいな話かと思っていたら、むしろ息子を励まし学校側にきちんと責任を求める至って普通の両親である。そんな親に寄生し続けて最後は葬式にも出ず、姪の盗撮映像でオナニーしていたのが生前の人生だ。異世界に転生して大冒険の中で初めてできた彼女にフラれたのが現状。状況が重なるどころか何一つかすりもしていない。
剣と魔法の世界を外にも出れなかった引きこもりとは思えないほど図太く無神経に渡り歩いてきたルディが、被害者ぶりたい時だけトラウマを引っ張り出して弱者アピールしているだけである。{/netabare}

ルディの再起について
{netabare}パウロに信頼を裏切られたゼニスに対して、不倫相手とその子供を受け入れろと正論ぶって諭していた奴が
女子供に性暴力をくりかえし妊娠・出産・育児に至るまであらゆる女の尊厳と命を軽んじてきた奴が
自分の失恋(しかも勘違い)にはビービー泣いて悲劇の主人公を気取ってみせる。心底くだらない話だと思う。

その他にもエリスが別れを選んだ理由も話の前後繋がっておらず全く理由になってない。ルディに助けられてばかりというがむしろ戦闘で大した活躍もなくちょっと前にルディの迂闊な行動でパーティー全滅の憂き目にあっている。生き返ったのも敵の気まぐれ、偶々だ。そんな簡単に死ぬルディと生きてまた再開できる確証もない、再会したとしてその時にルディがまだ自分を想っていてくれる保証もない、むしろ独断で相手を置き去りにしたわけだから諦められてる可能性が高いだろう。また何をもってして「ルディに相応しい自分」とするのかも判然としない、パッと思いつくだけでもツッコみ所だらけで言動が滅茶苦茶だ。
ルディが失意から立ち上がる切欠になったゼニスとの記憶も前半のトラウマの流れと特に関係なし。ここまで23話の尺を使っても特に母親への想いも描いて来なかった(どころか隙あらば意味のない女性軽視を垂れ流す有様)なくせに見せ場を作るために取ってつけたような安い親子愛をねじ込んでくるチャチな演出。しかもこれが最終回、大冒険の末の最後の盛り上がりなのである。これだけの莫大なエネルギーを注ぎ込んで作られた作品で最後に語られるのが「性犯罪者のクズ中年の失恋、それでも頑張る僕」なのである。だから何なんだとしか言いようがない。{/netabare}

総評
最後まで評価は好転せず、物語を牽引する目的もなく主人公をはじめキャラの描写もブレブレ。女子供への性暴力を下ネタと言い換えて誤魔化す性犯罪者の幼稚な自己愛と女性蔑視を延々垂れ流すだけのしょうもない作品だった。

投稿 : 2022/06/05
閲覧 : 277
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8

QWERTY さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

WEB小説での補完推奨です

原作の名声は伝え聞いており、作品のために設立された合同スタジオが分割2クールで制作するとなれば、まとまった時間で一気見したくなるもの。

滑り出し順調に緻密な異世界を描き出し、鮮やかで魅力的なファンタジー世界に放り込まれたら、そのままの勢いで冒険に身を委ねたいところだ。

しかし、執拗に繰り返されるトラウマ表現と、温度差のありすぎる性的表現を往復するうちにキャラの心情がつかめなくなり、彼らの言動を理解できなくなった後半のエピソードではすっかり作品を突き放してみていた。

「このアンバランスな作品で作画以外のどこを褒めればいいの?」

期待があった反動で、ものすごい低評価レビューを書いておしまいにしようと思ったのだけど、自分に見落としポイントがないか検証するために他の方のレビューを見ると高評価も多く、同じものを観たと思えない内容。

最後にWEB小説版を読んで確信した。

原作はもの凄く面白い。
アニメで緻密に「描きすぎて」トータルバランスが崩壊している。
とても珍しいパターンだ。

主人公のトラウマとの付き合いや、性癖の現れ方は小説版なら絶妙なバランスだから同情もするしギャグで済むのに、美麗な作画とそれに合わせたシリアスなお芝居にしたものだから人格を疑うレベルで「気持ち悪く」なっている。

2期の制作も発表され、この後も面白くなっていくこの作品。
切ってしまうにはあまりにももったいないと引き止めつつ、このバランスでやり始めちゃったら耐えられない人が出るのも道理。

WEB小説で補完すると凄く幸せになれます。
でもめっちゃ時間泥棒です。

投稿 : 2022/05/12
閲覧 : 104
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3

ネタバレ

uQcus51094 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本格異世界モノ!

原作未読。

1期2期をまとめてみました。
王道というか本格的な異世界転生モノでした。
ドラクエにはまった人間としては、「こういうのが異世界ものだよな!」って感じです。

異世界に飛ばされて、チート級の力がありながら、苦労して成長していく話です。
最近の異世界チートものとは全然別物なので、そのあたりに飽きてきた人はよいかも

ただ下ネタがまあまあ多いので嫌いな人は厳しいかも…
戦闘シーンはすごい動いていてよかったです。

ただ無職設定は必要…?そこまでいきていなかった気がします
主人公がパウロより年上だったときは衝撃だった

{netabare}
異世界にとばされて、チートくさい能力がありながらもよい師匠に恵まれて成長していくのが王道らしくていいですね。

ロキシーはもうちょっと出てきて活躍してほしかった。
結局主人公との絡みは序盤だけでしたね…
このあたりから下ネタがまあまあひどい

エリスのあたりはどうなるかと思いきや、最後の方ではあんな感じになり、お互いに成長したなあって感じですね

2期に入って、ようやく冒険スタートという感じです。
色々な事件を解決してようやく父親と再会しますが、けんか別れになるあたりもリアルでよかったです。

最後の方では世界の根幹にかかわる話が出てきましたが、ほとんど触れられず終わってしまいましたね。

シルフィはどこにいったんだ、と思ってたら最後でてきましたね。
母の居場所も分かったし、ようやく折り返し地点というところでしょうか。

まだまだ続きそうですが、続編に期待です!

{/netabare}

投稿 : 2022/05/03
閲覧 : 86
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5

ロリルス さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

エリス結婚してください

かわいいすぎるにゃん!

投稿 : 2022/04/30
閲覧 : 91
サンキュー:

2

ネタバレ

DNpZi11830 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今季どころか、今年のアニメトップ3に入る

無職転生。
無職の30代おっさんが、家を追い出されて車にひかれ、異世界に転生するお話。
原作はなろうのやつだけ読んでる
第1クール目は作画が良いって感じで、なろうで読んでた時と同じ気持ちで、良く出来た設定だが、序盤はつまんないなって気持ちだった。
だが、第1クール目後半から第2クール目の魔大陸の冒険はとても面白い。砂漠地帯や変わった街、そしてミリス大陸の獣人の村、人間の支配圏どれも特色のある街なみで最高。
欠点は、エロ要素ぐらいだ。

12話 ロリ大帝キシリカ
ルイジェルドとの意見の対立とか、ルーデウスの自己犠牲はとても良かった。魔界大帝キリシカも出てきた、予見眼強いな。

13話 変態は嫌いよ//という感想。
エロ要素多かったので感想はなし。

第14話 THEバトル
手に汗を握るバトルはすごく良く作画も良かった。おじいちゃん(泣)

第15話 これが親目線なのかも
エリスの成長が見れてとても良かった。ギレーヌと対比させて、人は成長するんですっていうの最高。7大列強の話も出てきて良かった。修業の作画も良き。神回やな。

第16話 神回を超えた神回
パウロとの再会、他の人が転移したから救助をしていたパウロ、魔大陸の奥地に転移して波乱万丈な旅をしたルーデウス、それぞれ苦労した中偶然出会う。
パウロはルーデウスが誰も探さず遊び歩いてると思いルーデウスの苦労も知らず、怒る。パウロの気持ちもわかるが、ルーデウスが可哀想。

第17話 先週の神回を超えた神回をさらに超えた神回だった!(超サイヤ人3みたいな言い方)
パウロの旅のシーンで泣けたし、パウロが自分がクズだと自覚するシーンがあって良かった。ギース、ナイス。お店の人もナイスだ、ルーデウスとパウロが仲直り出来るきっかけを与えたのは。真の再会に泣けた。ルイジェルドが子供の事を言うところも良かった。
ギースはルーデウスらしき人を見つけたからあえて捕まったのかな?、なろう版にはないからよくわからない。

第18話 神回=ロキシー回
ミグルド族は基本念話で会話してるらしく、ロキシーはテレパシーが伝わらないらしい。それで疎外感があったそう。
子供にいなくなってほしいって思ってる親なんていないとは言わないけど、そうそういないよってわけではないかもしれないけど、少なくともロキシーの親はそう思ってないはずだよ。
ロキシー達が抱き合って泣くシーンは僕も泣いてしまった。50年後とか言ってるとこは長命種なんだなって思った。


第19話 ため回≠神回 無色転生×ため回=神回
ため回だった。第7クズ王子がクズで、バカってとこが面白かった。王級魔法陣がなんかすごかった。
ノルン派だけどアイシャが可愛いかった。
ザノバ編の第七王子見たときの反応楽しみになったわ。

第20話 ルディ師匠は天才
シーロン王国の神子、第3王子ザノバ登場。イメージするアキバに居そうなオタクの人感あって良かった。ロキシーフィギュアの紹介面白かった。
全体的にちょっと駆け足で雑になっていたが、まあ面白かった。

第21話 やばすぎた…
ルディたちが七大列強2位は龍神だなとフラグを立てながら赤竜山脈を歩いてると、謎の男が現れる。
今回は映画並みの戦闘作画で脳がバグった。ルイジェルドの戦闘。ルディ戦闘のと迫力がやばい。
胸の穴のぽっかり、面白かった。
ターニングポイント2という題名通り重要な回なんで、いつか来るであろう2期3期を見終わった後にまたみてね。

第22話 ルディが苦しむ=最高
前回の龍神との戦闘後なんとか生き残ったルディたちはグレイラット領に戻る。
ルイジェルドの別れ悲しかった。魔大陸に転移して生き残れたのは、ヒトガミおかげなわけなくルイジェルドおかげなのである。
ルイジェルドと別れてから、領地のキャンプがあるとこにやってくる。エリスは悲報を伝えられたのにがまんしてた様子に成長を感じれてよかった。15歳になったエリスとやって翌日、ルディはエリスの切った髪と置手紙を見る。
ルディは、1話の中で二人の冒険仲間失ってマジでつらいと思う。
エリス目線書かなかったのは、マジ当たりよ。

第23話 ルディのやってきたこと
最終回らしくみんな出てきた。ルイジェルドにある呪い(髪)が減って一人でいても大丈夫な様子、成長したエリスの短髪のかっこよさ、どっちもルディのおかげである。
ロキシーはロり大帝に家族を探してもらってるよ。ルデイなら大丈夫って言ってくれてるよ。
だから立ち上がるんだルディ。ほかのみんなは大災害という悲劇を乗り越え働いてる。
お前を守ってくれた親はもういないんだ。例えお前が悪くなくても
いつまでも無職で引きこもってられないぞ。
ゼニスはベガリット大陸の迷宮に転移したそうだ。ロり大帝様の魔眼ですら見えないらしい、お前が行ってゼニスの安否を確かめろ。悲劇を起こす前に(願望)
白い髪で目隠しをしている、フィッツはお前を尊敬してるぞ。
立ち上がれその沼を使って、世間に名を知らしめせ
  "泥沼のルーデウス"という名を。

急に変なこと言ってごめん。

投稿 : 2022/04/28
閲覧 : 233
サンキュー:

24

ネタバレ

上杉達也 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おすすめ

1クール目とかわらず良いできだったと思います。
多少こちらのほうが端折り方が雑には感じられましたが、他作品に比べたら相当いい作品でしたと。

OPEDの使い方。作画の粗さがほぼほぼない。ストーリー間の違和感のなさ。などなど、よく読み込んで作ったんだな~と勝手に思っています。


続きを期待しています。
おすすめ作品でした。

投稿 : 2022/04/23
閲覧 : 85
サンキュー:

4

ネタバレ

たかたか・・ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1期は、エロ系?2期は、シリアス系?

一気見をしました。

1期は、エロ系要素満載でしたが、2期の後半は、自分と
向き合い、前向きに進もうとする所で、終わってしまいました。

自分も、引きこもり時期が、少しあったので、気持ちが、よくわかります。(最愛の彼女を失った時でしたが・・)

目標を見つけて、どん底から、這い上がった時、
成長した自分を褒めてあげて下さい。

お世話に、なった方々へ感謝の心を持ち、困った方々を助けてあげて下さい。そうすれば、自分が成長したと思う時が来ると思います。

人生は、この繰り返しだと、自分は、思っていますけどね。

3期もあると思いますので、自分と重ねて見ていきたいと思います。

投稿 : 2022/04/19
閲覧 : 79
サンキュー:

5

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界アニメとしてはまあまあ面白い

背景美術の作り込みは1期と同じく相変わらず頑張ってはいる。。。しかし、面白いか?と聞かれると「卒のないアニメ」という評価でしかなく、これといって目新しさはない。

投稿 : 2022/04/05
閲覧 : 308
サンキュー:

17

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

三十四にして立つ

原作未読


第1クールめ11話から続く第2クール全12話。#12~#23とありまだまだ続くようです。
一区切りつけてはおります。ものすごく盛り上がっての手仕舞いではなく“to be continued”感薄め。おそらく次が約束されてるからかもしれません。正々堂々とぶつ切りしておりました。
例によって先発でもクローザーでもない目立たない中継ぎポジション。ゲームを壊さずに繋げられるかどうかであれば合格。1クール目のMY評価は『3.9点』にしてますが2クール目はそれよりも高めにつけてることでお察しくださいませ。

 ① ヒキコニート / 勤め人or通学してる学生
 ② 無条件で強い / 強いのに理由があるor弱い 
 ③ 女に囲まれる / それなりにいる
 ⓸ 難儀しない  / それなりに苦労する
 ⑤ 元世界を黙殺 / 元世界との繋がりを意識 

こちらは1クール目のレビューにも載せた“異世界転生もの”評価軸です。①左側ヒキコニート以外の②③⓸⑤は全て右側であることのもの珍しさと丁寧な仕上げを好感したわけでして、今回もしっかり踏襲。

 ①{netabare}出オチネタで話数を重ねるごとに薄れてくかと思いきやところがどっこい{/netabare}
 ②{netabare}前半で魔術等の個人の成長過程を今回後半ではチームマネジメントを試行錯誤{/netabare}
 ③{netabare}シルフィエット(CV茅野愛衣)・ロキシー(CV小原好美)・エリス(CV加隈亜衣)と駒揃ってるけどハーレムと思わないのでは?{/netabare}
 ⓸{netabare}死にかけるしやらかすしとにかく失敗する。こっそり似たような間違いも繰り返している{/netabare}
 ⑤{netabare}むしろ今回の後半で濃度増してるのでは?{/netabare}

野球でいうところの6回か7回かはたまた8回かは原作読んでないので現在位置掴めてはおりません。しかしながら終盤に向けたゲームプラン通りに進んでいる安心感があります。
ここでやっと中身の話。魔力災害起因の転移事件により魔大陸に飛ばされてエリスとルイジェルド(CV浪川大輔)とパーティ組んで冒険始めてからの続きが今回の2クール目なんですけど下心あったら、飛ばされ前後に1クール目のピークをもっていきそのへんでちょうど11話使いきる気がします。
そんなことせず3人パーティがそれなりに機能している状態から2クール目はスタートしておりその3人パーティが一区切りつけるまででトータル2クール使いました。多く言わんでも次やる気です。
及第点でしょう。続編に期待。




※ネタバレ所感

■次に向けての備忘録

{netabare}・実はルーデウス諸悪の根源説
 魔力災害直前に刺客みたいなの現れてケモミミとやりあってたり、ツダケンさんに殺されかけましたし、そんでもってその刺客とツダケンと並列のショットで抜かれたのが魔眼持ちのキシリカ(CV井口裕香)だったので今はロキシーと道中共にしてるけどルーデウスと対峙するのかも。さらにルーデウス起因だとしてそれを知った時のパパンの反応も好ましくなることはきっとないのよね。{/netabare}

{netabare}・おかんが不穏
 そのキシリスの魔眼で覗き込んだらよくわからんが生きてるとのこと。しかも闇深い不穏なイメージ。由緒正しい家柄の娘さんだったと思うし、その血筋を触媒にして魔に取り込まれ乗っ取られラスボスとして登場とかしたら悲しすぎる。{/netabare}

{netabare}・導かれし者たち
 最終話にシルフィ出てきてた。エリスがルーデウスへの恋心を自覚した。{/netabare}



※よもやま話

■始祖にして至高 または 原点にして頂点

連載開始2013年で34歳無職の設定だから2021年だと42歳前後になるんでしょうか。ガチの就職氷河期世代ですね。日韓ワールドカップ近辺で新卒を迎えた方々。妙にリアルでございます。
聞けば“異世界転生もの”の初っ端(しょっぱな)にしてサイトのトップを数年間堅持したタイトルらしい高い評価をアニメでも得ております。

{netabare}あくまで個人的な感想。その後続く私含めて毛嫌いする方多数のいわゆる“異世界転生もの”でこのタイトルに正面切って喧嘩を売った作品は皆無じゃなかろうか。冒頭“異世界転生もの”評価軸⑤を例に二つの世界の整合性を保ったままエンタメするに足る筆力は高いものが求められるのもあるし、真面目に書くと“無職転生”のパクリとなるわけでパロディに走らざるをえないような気がします。あとは6年もトップを保ったジャンルの派生形として二匹目のどじょう狙いすさまじき!ってところでしょうか。{/netabare}
{netabare}たぶん私古い人間で『ロードス島戦記』『アルスラーン戦記』のハイファンタジーで育っており、時代のニーズがどうこうよりも{netabare}“異世界に転生する意味や意義”{/netabare}が描かれなくて何が楽しいの?と思うわけであります。本作にはそれがある。仮に作画へろへろだったとしても楽しんでそう。{/netabare}


■無想転生

{netabare}メイビーこの作者は北斗の拳世代もしくはリスペクト系なんだろうと思います。
愛と哀しみの究極奥義をネタ元にして薄っぺらなもん作れまいと決意したと思われる。{/netabare}



■タイトル回収!?(注:それなりに重いネタバレ)

{netabare}異世界行ったら本気出してたじゃーん{/netabare}
{netabare}最終話。玄関を境に踏みとどまりうつむく34歳と一歩踏み出すルーデウスを同じフレームに収めて比較するカットが良かったです。「本気出す」の定義はいろいろありましょうが一つの証左と受け取りました。それがはっきりと表れたかたちです。
家の外に出て修業するのを怖がってた彼が踏み出したり(背中を押したのがロキシー)
トラウマとなったであろう人を助ける自身の正義感を諦めなかったり(シルフィに手を差し伸べた)
そしておかんゼニスを探すため玄関を出て一歩踏み出す あれ!?エリスなんかあったっけ?{/netabare}



差し伸べてくれる掌を払いのけていれば人は去っていきます。…と作中でも杉田が述べております。
そんなおっさんが生き直す物語は山あり谷あり、むしろ谷が多めでちょうどよいのです。



視聴時期:2021年10月~12月 リアタイ

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2021.12.29 初稿

投稿 : 2022/04/05
閲覧 : 458
サンキュー:

57

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無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クールのストーリー・あらすじ

「俺は、この異世界で本気だす!」34歳・童貞・無職の引きこもりニート男。両親の葬儀の日に家を追い出された瞬間、トラックに轢かれ命を落としてしまう。目覚めると、なんと剣と魔法の異世界で赤ん坊に生まれ変わっていた!ゴミクズのように生きてきた男は、少年・ルーデウスとして異世界で本気をだして生きていく事を誓う。フィットア領転移事件で魔大陸に転移後、冒険者パーティ「デッドエンド」を結成し、魔大陸最南端の港町・ウェンポートに到着したルーデウスたち。ルーデウスは「魔界大帝キリシカ」と出会い新たな力を手に入れる。魔力災害に巻き込まれた家族や仲間の行方はー。「人生やり直し」ファンタジー、再始動!(TVアニメ動画『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年秋アニメ

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