たかし さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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ぼっち・ざ・ろっく!の感想・評価はどうでしたか?
たかし さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
カール さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
Bハウス さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ゲリオ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
まんがタイムきらら原作。女子高校生バンドをテーマとした作品。
きらら敬遠気味な自分としては期待薄でしたが一応視聴しました。
というのも制作担当が傑作しか生みださないCloverWorksさんということで、それなりには面白いアニメになると思いまして。
とは言えまあ、所詮きららなのでそれなりです。見られるレベルならOKすよ、はは・・・・という程度が視聴前の予想だったんですけど、いやはや申し訳ございません!終わってみれば最強クラスの作品でしたわ。
本作で最も褒めるべきことは演出力だが、そこは後述するとして、まずは主人公のギタリスト、後藤ひとりことぼっちちゃんについて語りたい。
何事にも自信がなく引っ込み思案で友達が居ないというよくいるコミュ障タイプの主人公だが、そのコミュ障っぷりが常軌を逸してるのが特徴。
少しでも嫌なことがあると、意識が飛び、全身が震えて嘔吐、顔面は崩壊し、時には体が溶け出すことも。
これ、ギャグ漫画風表現かと思ったら、ガチ物理的に溶けてる描写があって笑う。
そんな極度に気弱な性格の一方、やたらと自己顕示欲が高い一面があるのが謎。
ギターを始めたのも人気者になりたいからという不純な動機。この辺り共感できないキャラで、人によってはぼっちの性格を受け入れるのに時間を有すかも。
個人的にも最初はぼっちが嫌いで作品に乗れない部分があった。
容姿もいつもジャージしか着てないことを除けば普通に美人、ギターの腕前もネットで十分過ぎるほど認められている、それでいてこの自信の無さはありえないだろと。
潮目が変わったのはメンバーが揃った3話付近か。
ありとあらゆるアニメーション手法でぼっちが崩壊する表現があまりに面白すぎて、性格に共感できない難点はこの際どうでもいいやと感じるようになった。
作品はこの辺から軌道に乗って覇権まっしぐらに突き進む。
第5話では初めてのライブ。ここで発揮されるのが演出力。
ライブハウスを再現した音響面の拘り、あくまで女子高生レベルということを考えた演奏力調整、動きはモーションキャプチャーを元に作画を書き起こす。
安易にキャラソンのCD音源をそのまま使用したり、実在の女子が出来ないような派手な動きをしたりはしない。ライブシーンについてはなるべくリアルを追求した拘りが見受けられた。(日常シーンでは人が液状化するギャグ的世界観だがw)
ストーリーはあくまで4人の女の子がバンドを組む日常物で、その起伏の無さは他のきらら作品と変わりない…はずなのに、このずば抜けた面白さときたら何なんだろう。
CloverWorksさんの原作ヂカラを120%昇華させる創意工夫には毎回驚かされる。
内容はおそらく原作基準にしながらも、見せ方や順番を替えることで4コマ漫画っぽさを全然感じさせない。
ちゃんと30分アニメの構成になってるし、全12話の1クール構成になってた。
今まで出会った退屈でつまらなかった日常作品もCloverWorksさんがやってたら違うものに仕上がったのか?いや、本作は原作も「きらら最終兵器」と言われるだけのポテンシャルはあったはずなので、何でもかんでも精鋭陣が手掛ければ面白くなるってわけじゃないのだろうけど。
そんなわけでテレビアニメとしての演出力と構成力が突出した名作だった。
キャラクターは序盤ぼっちにちょっとだけイライラさせられたものの、奇行ギャグが補って余りある面白さだったので、終わってみればキャラ評も最高点を与えて良いと思う。
ぼっちのガ〇ジっぷりについて、他の3人が気づかなかったり見て見ぬふりをしたりせず、温かく見守っていた点も好感を持った。
特に虹夏ちゃんが何気に一番好きだったかもしれない。
最も常識人かつ姉や友達思いの良い子で、第8話にて『ぼっち・ざ・ろっく』のタイトルを回収する重要な役どころを担う。
声優さんは、人気や実績でなくオーディションで決めた感じかな。
虹夏役の鈴代さんはこれまで主人公級の配役を与えられながらも、残念ながら伸びないアニメばかりだったのでやっとヒット作品に恵まれて良かったんじゃない?
そして、ぼっちの青山吉能さんって、どこかで見た名前と思ったらWUGの!!
WUG出身声優が報われると何故か涙が出てくる。諦めずに声優続けて良かったなー。ナナニジも何とかならんか…w
さて、これだけ人気作になったからには続編制作は間違いないだろう。
いつになるかは原作のストック、そしてCloverWorksの仕事量次第と思われ。
他にも続編が望まれてるシリーズが溜まってるし。
何度も言うようにヒットした作品が旬が保てるのは1年…いや、1年半が限度。
だからなるべく早く見せてね!ぼっちちゃんのロック!
ぼっち・ざ・ろっく(シーズン2)を!
U-yan さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
これはシュールなコメディになるんかな?
スーパー人見知りで引きこもり寸前の少女「ぼっちちゃん」がギターに目覚めて
バンドでキラキラしたいぜー!!!というアニメですが、ぼっちちゃんの極度の人見知り、それにツッコむバンドメンバーというコメディですかね~。
たまにあるぼっちちゃんの本領発揮プレイやほっこりする内容がいいアクセントですね。全体的に高レベルで面白いと思いましたが、個人的には世間の熱ほどでもなかったかな・・・。と前半は思っていたけど、気付いたらぼっちちゃんの成長をガッツリ応援してしまっていた!そう言う事だったのか〜、刺さったわ〜。
ゆに さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
──────────────────────
自分の立ち位置なんて何処だって良いから
目の前の景色を全部塗り替えるのさ
憂鬱な君はEのコードを
流線型で弾き千切れば
踏み込め 電源
増幅の回路と想像力で世界が変わる
何もない君が
逃げ入るその自意識の片隅から
さぁ飛び出そう
胸躍るような新しい世界
世界!
世界!
世界!
(『新しい世界』/ASIAN KUNG-FU GENERATION
作詞:後藤正文)
──────────────────────
後藤ひとりこそこの曲の体現者なのではないだろうか。
各話のサブタイトルがアジカンの曲名だったりメンバーの苗字が同じだったり、青春時代にアジカンを聴いて育った自分にはブッ刺さりすぎているアニメである…
しかも出てくる楽曲も当時人気のあったバンドを彷彿とさせるものが多く毎回どんな曲が来るのかワクワクで楽しい(何故かアジカンぽい曲は無い笑)
最新話の曲なんて9mmやナンバガ(ZAZEN?)を思い出してしまいとても感慨深かった
きららなのでストーリー性は薄いが、製作スタッフの遊び心や気合が物凄く伝わってくる良作なので、"アニメーション"が大好きな特に90年代後半生まれの方には是非観てもらいたい
take_0(ゼロ) さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ごごご、ごめんなさい・・・。
お好きな方には、申し訳ない。
ただ、批判的な、ネガティブな意見があるという訳ではなく、かつ以前にあった「けいおん」と比較してどうとかと言った共通する要素を持つ作品との比較論での意見といった事でもありません。
ただ私自身の感性と価値観で測ると、こうなるかなぁと言った所感です。
作品自体はコンパクトに1クールで文化祭ライブまでの流れを描き、自分自身のギターを手に入れ、次へ・・・、といった感じでまとまっていました。
作画もキレがあって、シャープに描かれ、私好みでしたね。
ただし、意図的ではあるのですがいわゆる「崩れ作画」がちょっとクドかったという印象です。
まぁ、エレキギターで言うところの「ゆがみ」ではなく「ひずみ」なんだよ!って言われれば「そうですか、サーセン」と土下座も厭わない私なのですがw。
声優さんは、私的にはいつものとおりでw特に問題は感じませんでした。
音楽は・・・、
そうですねぇ、私がだいぶオジサンであることが理由だとは思いますが、特別に刺さるって感じのものは・・・なかったですねぇ。
まぁ、だいぶ色々とくたびれてきているので(感性含む)お許しを。
ただ、物語や作品の一部としてとらえるならば、違和感なく楽しむことができていました。
キャラクタの評価は・・・、
そうですねぇ、実はここも特別に刺さったキャラというのは・・・。
ただ、ぼっちちゃんの外見は割と好きだったかなぁ、崩れ始めるとなぜか「邪神ちゃん」が浮かんできてしまって困ったのですが・・・w(どーなってんだ、私の感性)。
それと、喜多ちゃんは割と性格的なところが好きだったかなぁ、今後があるとすれば、ボッチちゃんとの関係性も深まりも気になるかなぁ。
サポートできるようになりたいって言っていたし、このつながりによってどんなふうにボッチちゃん自身やバンドが成長していくのか観てみたいと思った。
そしてそして、一番のお気に入りは酒クズベーシストきくりさん。
バンドの先輩として、お姉さん的立ち位置として、ボッチからの脱出の先輩としてどんな関係になっていくのか観てみたい。
そして、そのはちゃめちゃ加減自体もとても興味深いw。
って感じでした。
作品自体は、確かに、今の時代に合ったノリ、スピード感、軽さ加減、そしてライトな感じで育まれていく人間関係などなど、特筆すべきところがたくさんあって、受け入れられやすいものだったなぁ、面白かったなぁと思いました。
ただ、やっぱり同じようなテーマを含んだ作品をいくつも見てきた身としては、少し弱い部分もあったかなと思います。
あえて、言うならばですが、ボッチちゃん。
引きこもっていた間に独学である程度のレベルまでギタースキルが上がっていた。
ロジックとしては「まぁ、そういう事もあるかもね」「コミュ障だけど、ちゃんと夢というかありたい姿があって頑張ったんだね」という事になるのですが、ある意味、ある意味ですが俺TUEEE系の異世界ものの主人公と同じスタートラインですよねぇ。
物語が始まった段階で「私SEGEEE」な訳ですから。
だからこそ、あれだけ容姿が崩れるほどコミュ障ぶりを過剰に演出しなければならなかったのではないか、でないとバランスが取れなかったのではないか、なーんて分析したりしてみました。
そして、その過剰なボッチっぷり、コミュ障っぷりのせいで、成長はしているものの、その成長っぷりが異様に遅く感じて、じれったく感じてしまいました。
いやいや、どちらかと言えば、私もコミュ障っぽいところがありますので、気持ちもわかるし、実際はそのゆっくりとした成長すら難しい事を体感しています。
が・・・、作品を観る視聴者としては、勝手な話なのですが、そう思ってしまいました。
鱗滝左近次的に言えば
「成長が遅い!!!」
といったところになるのですが(実際このフレーズが浮かんだんですw)。
ちょっと、重箱の隅すぎますかね。
それと、1クール相当という事で、やはり少し物語としては右肩上がり的な、少し一本調子的な感じもしました。
ライトと言えばライトなのですが、深みが足りないと言うか、遊びが少ないと言うか、紆余曲折が不足していると言うか、余白が少ないと言うか・・・、まぁ、モノはいいようなんですが、批判と言う訳ではなく、時間的、物理的な制約がある事は解っているので、続きがあるならば、その辺を期待という意味での所感です。
個人的には、余白、遊びとして、もう少しワチャワチャ感が欲しかったところですが、個人の感想(好みの問題)ですな。
さて、いろいろと書き連ねてしまいましたが、
バンドの行く末、ボッチちゃんの成長っぷり、友人ほかの人間関係の深まり、をはじめとして、もう少し今後を観てみたい、楽しんでみたい作品であったことは確かです。
これだけ、人気がある感じであれば、何か動きがありそうな気がするのですが・・・、どうなんでしょうね。
セイギ さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
腐った牛乳侍 さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
パラック さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:----
よこちゃん さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
camuson さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作未読。
特に序盤、ちょっとギャグがクドいというか、
作中キャラが他人または自分に対してわかりやすくツッコミを入れるなど、
視聴者に対して説明過多で、過保護設計的なうるささが少し感じられて、
(原作が4コマであることを考えるとちょっと納得)
苦手な部類の作品かなと思ったのですが、
話数が進むにつれて、
原作が4コマであるとは思えない1話1話の充実感が感じられるようになり、
いつの間にか続きが気になるようになり、一気見してしまいました。
キャラクターは線が少なめなこともあり、
一見、作画にあまり力が入ってないように思わされるのですが、
実在する街の雰囲気がよく再現できているし、
力の入れどころが分かっている仕事だなと感じました。
特にアニメーションならではの表現効果の工夫が着実にヒットしていて、
(キャラの線が少なく密度が薄い分、メリハリが効いて、映えがよい?)
ぼっちなぼっちによる独り言が多く、全体的に説明過多になりがちなところに、
言葉での説明が要らない笑いが、うまく混ざり込んで調和していて、
序盤で感じた苦手意識はいつの間にかなくなっていました。
ぼっちがギターヒーローで美少女というのはチートですけどね。
シン☆ジ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
(陳腐なタイトルになってしまいましたが・・・)
自分、バンドに憧れて断念した経験を持ってますんです。。
K-ON!だったかバンドリだったかのレビューにも書いたような気がするんですが。。
今思えば、それまでは曲を聴く時、楽器の音なんか聴いていませんでした。
でも楽器を少しでもかじると、音だけでなく振動やシンクロや色んな要素が曲には詰まっているのを感じることができました。
だもんで、こういう作品は、もう・・ね。
いやーこう来ましたか。
こういうストーリーもありですね(笑)
陰キャがバンド目指すって矛盾してね?とか思う方もいるかもしれないんですが、実際、バンドにハマる人って陽キャばかりじゃないと思うんですよね。
友達が少ないからこその憧れというか、眩しい世界への夢というか。。
自分はどっちかというと陰キャだったと思うんですよね・・
若い頃は。(←ココ強調)
だもんで、陽キャのキタちゃんの眩しさとか、バンドマン達の神々しさとか、自分がそうなった姿の妄想とか。。むっちゃ、ぼっちの心情とシンクロしまくりでしたんです。。
ただ自分はドラマー志望だったもんで楽器店や撮影でのニジカの心境も刺さったワケで。。
演奏シーンはあまりこだわってなかったようですが、かと言ってそんなに気にはなりませんでした。この作品の見せ所はそこじゃないだろうと。
そうそう、エンディングの二等親キャラがかわええです。
ま、キャラの絵的には、バンドリほどではない気もするけど。。それでも。
作中の楽曲もいいですね。
あ、BGMも刺さりました。やっぱ弦楽器は胸に響く・・
キャラやBGMはなんとなく、ゆるキャンと似てる感じがして、その辺もグッときました。
もし人生をやり直せるなら、ガールズバンドのドラマーになりたい・・
自己矛盾などガン無視したそんな願いがぶり返すのも禁じ得ない作品でした・・・・
合掌。
潜水艦トロイメライ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
秘めたる才能を持て余し、集団に迎合できず、極度の被害妄想と破滅衝動に駆られる陰キャに向けられたエール。
ちょっとの勇気で未来はどうにでも変わる。
だろうか?
もし、あのとき、ひとりがニジカに誘われてなかったらその先もずっとぼっちなのでは?
ぼきたってなんでそんなに流行ってるの?
リョウは結局何者だったんだ!?
とか余計なことを考えてしまう。
でも音楽とギャグは最高品質だしラジオでは三冠達成。
スパムバーガー復活まで成し遂げた勢いは侮れない
というかやっぱりラジオのほうが面白い
と、思ってしまった
これ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
zeroone01 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ガムンダ さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ぼっち属性のヒトリ、友達作るにはどうすりゃええんや
「せや バンド始めたろ」とギター始めたは良いもののなかなかバンドを組めずにギターの腕だけがメキメキ上達してしまう。
そしてついにやってきた偶然のバンド結成!からの?
と言うなんのひねりも無いいつもの奴。
主人公属性とネタの組み合わせで幾らでも作れそうですが、必然的にぼっちとロックの組み合わせで生まれたまさに「ぼっち・ざ・ろっく!」
ぼっちと言えば「わたもて」ですが、どちらかと言うと「こみっくがーるず」の子の様な自虐系で不思議ちゃん属性も濃いめで面白かったです。
個人的にこのキャラはかなり好きで、このアテレコも好きでした。
声優さん調べたらあんまり観た作品が無かったので今度観てみようと思いました。
あと飲んだくれ姐さんも好き。
熱いバンドものとか青春ものとか、爆裂ギャグとか期待すると裏切られますが、きらら系と割り切って観れば誰でも楽しめると思いますよ。お勧め。
下北⇔八景は結構遠いよね
taka_2 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
YouTube的なやつでギター動画をアップしてそこそこ人気で、バンド組んで人気者になりたいと思うものの、コミュ障で人との関わりが苦手で、そのきっかけをつかめずにいた主人公で女子高生の後藤ひとり。
とあるきっかけでライブハウスのライブに出ることになり、そこから結束バンドという名前のバンドのギターメンバーとして活躍していく、というような話。
主人公「後藤ひとり」通称「ぼっちちゃん」の人としての成長物語がとてもいい!乗り越えられそうで乗り越えられないんかーい!ってツッコミを入れたくなるシーンもあるし、コミュ障表現がめっちゃ大げさで面白おかしくもあり、でも本人にとっては本当に大変なことなんだろうなと想像を巡らせてみたり。
でも、そういうもどかしさがあるからこそ、ここ一番乗り越えた!というシーンでは感動を呼び起こすものかなと思いました。6話は涙不可避。とても良い。
原作は4コマ漫画なんですね。音楽モノなのでアニメ化してよかった作品の一つではないでしょうか。
青星アーツ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
陰キャラ設定の主人公ひとりちゃんが仲間と羨望と恐怖のロック世界へ。
コミュ障あるあるな心理をギャグ調でコミカルにアニメ化していて
面白いです。私がこの作品で良いところだと思ったのは、主人公ひとり(愛称ぼっちちゃん)がファッション陰キャではなくちゃんと陰を生きる人間であったところです。共感しにくい非陽キャの例として、見ていない方もいると思いますが『俺の青春ラブコメは絶対に間違っている』というアニメ作品の主人公である比企谷八幡(ひきがやはちまん)という人物があります。彼は陰キャであることを自覚していますが、実際は陽キャや美人とも関わりを持てる陰キャ陽キャでした。今作のぼっちちゃんの場合はあくまでも明るい世界との関わりを断ち、かつ
高校生活でも受け入れられてはいないため、心理描写もリアルな陰に近いのではないかと感じます。そうであっても暗くはなくて、追い詰められると蒸発したり、溶けたりとかわいらしさを感じると思います。
Lfusb94669 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
なんといってもライブシーンが最高です。
コーヒー豆 さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
2022年の秋アニメで話題となった本作品。
終始楽しく視聴させて貰いました。
最近になって、もう1周したので感想をと。
音楽を扱うアニメにはハズレが少ないと個人的には感じていて、
けいおん、この音とまれ、パリピ孔明、ユーフォと並んで
好きな作品です。
ぼっちの成長やギャグも観ていて楽しかったし、メンバーとの掛け合いも良かったかと。
曲に関して、
特にお気に入りな曲は「星座になれたら」。
{netabare}
秀華祭で披露され、劇中曲の中でも聴いていて爽快感があるメロディーが好きです。
ボトルネック奏法からの
「あれ(ボトルネック奏法)ならチューニング、ズレてても関係ないもんね!」
のシーンが特にグッときました。
{/netabare}
その他の曲についても、今でもたまに聴いています。
見逃さずに観て良かった作品だな~としみじみと思います。
ファルコーニ さんの感想・評価
2.6
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
・主人公がネガティヴすぎないか
秋クールでかなり話題となっていた作品ではあるが、ストーリーそのものは凡庸だ。けいおん!等バンド系アニメと同じく、そこまで目立ったストーリー展開があるわけではない。ごくごく普通の学生バンド活動といった印象だ。
違いを挙げるとするならば、主人公のぼっちが人間付き合いをかなり苦手としており、すべてにおいて後ろ向きな超ネガティヴ思考キャラである点。
そのぼっちを虹夏など周囲の仲間が優しくサポートし、そこで一笑い生んでいくパターンだ。最近の作品に多い主人公ひとりぼっち型作品だが、主人公の性格を好きになれるならば楽しめるだろう。主人公のネガティヴさを受け入れられなければ、この作品を見続けるのは厳しい。
個人的には音楽描写が綺麗に描かれていただけに、もう少し主人公が前向きでも良かったのではと感じる。また、主人公にツッコミを入れる周囲のキャラもやや個性がブレているような……。
そこまで絶賛されるほどの作品とは感じなかったが、バンド系アニメを見たことがない学生世代にはウケるのかもしれない。
パンツ さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
エイ8 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
カミタマン さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
2023/02/19 初投稿
2023/04/24 加筆
「響け!ユーフォニアム」からの流れで視聴
青春音楽物を期待
違わなくは無いのですが・・・
音楽や青春よりは,ぼっちのこじらせコミュ障っぷりが大半を占めています。
すごく上手いはずのぼっちのギターもすごいと感じられる場面は少なく,カタルシス薄め・・・自分としては,イライラ感の方が強め^^;
むしろ早めに仲間とは打ち解け,友情とバンド活動に振り切ってもらいたかった・・・
楽曲的にもあまり好みの曲が無かったせいも有るかも知れないですが・・・
強いて言うなら,OP曲のスネアの音がすごく切れが良くて気持ちよかったくらいかな・・・
ぼっちのキャラデザは秀逸!とにかくピンクが印象的!!
脇を固めるキャラも,オレンジ,黄色,青とキャラの色がハッキリしていて戦隊ものみたいw
投稿後,皆さんのレビューを見たら全体的に評価高め!!
自分は,なかなかの少数派のようですf^^;
以下
2023/04/24 加筆部分
今日100円ショップに行きました。
結束バンドを買うためです。
なかなか見つからないので,店員さんに
「結束バンド置いていますか?。」
と尋ねたのですが。
言った後,なんかちょっと恥ずかしくなりました。
別に恥ずかしいこと言ったわけ無いのですが・・・^^;
米麹米子 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
コミュ症の女の子ひとりちゃんが
バンド組んて
成長していくお話しです
マガ姐がモデルになってると
聞いて気になって
見始めたのですけど
思いの外良かった
マガ姐さん、もう最近髭はやして
姐さんじゃなくなってるぽいけど
エピソードがああって
笑ってしまった
個人的にはコミュ症の
ひとりちゃんに思考と奇行が
感情移入してしまったけど
どうだろうな
バンドやってた30代とかに
刺さるんじゃないかな
曲もしっかり作ってあって
結束バンドいいやんって
EDが好みだった
コミュ症でもなにか1つ
打ち込めるものがあれば
全然違うよね
タイトルが
承認欲求モンスターか
Tropicalloveか悩んだくらいで
色んな人におすすめできる
良いアニメです
10代のこれ読んだ方
素敵な10代送ってね
えりりん908 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
nyaro さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
なんとなく、最近作画が凄いアニメが増えたなあと思い、本作も何となく眺めていて気が付きました。そうか、この作品は、異世界転生ものなんですね。
つまり現代でぼっちだったヒロインが、転生してもパーティーに上手くは入れないのでコツコツスライムを倒してレベル上げをしていた。武器はなぜかはじめから最強武器を持っていた。仮面をかぶっているので正体はわからないけど、強い冒険者がいると噂にはなっていた。
ある日素顔で武器を持って街をウロウロしてたら、パーティーに誘われた。そして、自分も周りからもたいしたことないかと思っていたら、実はレベル99でした。そして俺TUEEE開始。「あの仮面の冒険者はお前だったのか」となり、お金も稼げて、皆から承認されて最高です…という話でしたね。
だから、努力する姿とか、強くなるためのきっかけとか描けなかったんですね。それを描いてしまうと「転生もの」ではなくなってしまいます。レベル上げの部分は見せないのがマナーです。そして、なぜ強くなるかと問うてはいけないわけです。設定で解決するしかないですね。
ロック・音楽ものでもないし、ぼっちをテーマにした作品ではなく、承認欲求の話だと。
ひょっとしたら自分は特殊なんじゃないかという「ある日突然ガンダムに載ることになった」「コンパクトを貰って魔法少女になった」の変形としての異世界転生ものと同じマインドでこの作品は見たいわけです。
才能と努力の先に「努力をした人だけが到達できる高み」に見えてはいけないということですね。逆にいえば「ひょっとしたら自分もそうなれるかもしれない」という魂の救済にならないといけないのでしょう。
ぼっちちゃんの結束バンド加盟もリアリティを求めてはいけないわけです。異世界ものでパーティーに加入するのに理屈もプロセスも要りません。「お前はいらないか?」で済ませるから、いいのでしょう。それにギルドの上納金(チケット)で困ったりもしてましたね。
そう考えると、本作の見方が「ロック・音楽ものとしてどうなのよ?」という意見と「いや、そういうアニメじゃないから」という意見が対立するのもわかります。「けいおん」がきらら系で日常まったりゆるふわに対して、本作は承認欲求=異世界そのうちでも追放ものでしょうね。そのマインドと重なる気がします。
というかキャラはきらら系日常もの、ストーリーは異世界転生もののハイブリットといえると思います。人気の理由がわかった気がしました。なるほどなあ。音楽関係者が批判したら的外れになりますね。
以下 初回レビュー時の総評です。
「ぼっち」を嗤うのは卑しい。「音楽」作品ではない。キャラ消費作品。作画はすごい。
面白い部類だとは思います。作画のレベルも高くライブのシーンは良く動いていました。
ただ、テーマとして「ぼっち」を笑うのままに終わってしまったのが、残念です。作中ではぼっちちゃんは認められて行きましたが、メタ的には1話同様、ぼっちであるヒロインの滑稽な姿を見て、ちょっとブラックなマインドを刺激するようなギャグが続いたのがやはり気に入りませんでした。その笑いはちょっと卑しいかなあ。
ぼっちの自己認識と周囲からの見た目のギャップがほのぼのと言えばほのぼのなんでしょうけど…これをぼっちは自分で思ってるほどじゃないから、気にしないでがんばろうとも取れますけど…うーん。
ぼっちちゃんは、社会不安障害(昔でいう対人恐怖症)ですよね?自分はコミニュケーションしたいと思っても自己肯定感が低くて恐怖を感じているわけで…つまり、他人からの見たぼっちちゃんがどうこうではなく、病気で苦しんでいる状態なので、その滑稽さを笑うのは障碍者を笑うようなものだからなあ。「笑う」ではなく「嗤う」ですね。
これが孤高の人で、一人上等、友達不要、バンドは仲間じゃなくて集団だ、なら全然いいんですけど。
後は、ぼっちちゃんのギターに対する情熱が見えてきません。ぼっち脱出のモチベーションでしかないとしたら、音楽である必要もないし。1話でテレビを見て音楽に目覚め、ギターやりたいというシーンは確かにありましたけど、その後、ぼっちちゃんが音楽表現に熱くなっている描写ってありました?ギター演奏をこなす描写はありましたけど。
最終回の後半はなんか「けいおん」の楽器店に行くところの焼き直しだしなあ。自力でお金を稼げるという一つのカタルシスにはなるのかなあ。
やっぱりライブで締めるべきだったと思います。肝心のライブも作画に力が入っていたのはわかりますけど、壊れたギターで何とか演奏する…という技術と対応力の凄さはわかりますが、やはりぼっちちゃんの「ギター演奏」に対するこだわりではなく、音楽マインド、表現の情熱に肉薄できてないと思いました。
つまり「バンドもの」「ギターもの」ではあっても、「音楽」を扱った作品に見えません。ロックの名を冠するからには「ロック魂」も見せてほしかったなあ。「ぼっち」と「ロック魂」の親和性は良いと思うんですけど。
そう、全体的に内面が薄いですね。キャラ達の。感情移入の相手先が結局みつかりませんでした。
癒し成分も萌え成分も少ないので、きらら系作品としては普通?ギャグはまあありますけどちょっと卑しい笑いだしなあ。脚本や演出それぞれのレベルが高いのはわかりますが、焦点がわかりません。
作画はちょっと過小評価されている気もしますが。このちょっと崩れた感じのマンガ絵を立体的に動かすのは大したものだと思います。それと演奏シーンは実演奏をモーションキャプチャーして3DCGでモデリングした後、2Dのエフェクトかけて、手で修正している感じ?専門ではないので細かいことはわかりませんが、演奏シーンの動きとか見ると多分それに近いことをしている気がします。
その点で力が入っているのはわかります。スタッフのクレジットがキャストの上に来ているエンドロールって久々に見た気がしますが、それだけアニメ作りに力を入れたのでしょう。
このアニメ動画としての秀逸さは素晴らしかったと思います。
本作の真価が問われるのは、これから半年後にどれくらい話題になっているか…といいたいところですけど、この考え方もちょっと古そうですね。瞬間でバズって「期」の3ヶ月の盛り上がりで楽しむ、というのがアニメの消費の仕方になったんでしょう。ということは深みよりも、キャラと雰囲気、エピソードありきに寄って行くんでしょうね。
以下 視聴時です。
1話 「ひとりぼっちを笑うな」じゃ、ないんですね。
{netabare} あー、そもそもぼっちをネガティブにとらえている段階で、視点が相当古いですね。ぼっちを止めるためのバンド活動のモチベーションで音楽って…ちょっとなあ、ですね。単なるルサンチマンですからね。エネルギーがクリエイティブに向かうのはいいですけど、アウフヘーベンできてないですね。
そもそもボッチ設定がちょっと不自然だし。「私なんかが入ってもいいだろうか?」と思う子は少なくともいないんじゃないかなあ。幼稚園くらいなら「なんであいつら群れてんだろう」「子供すぎてついていけない」か「仲間にはいりたいけどはいり方がわからない」「拒否されるのが怖い」とかでしょうねえ。
つまり、ボッチじゃない人が作ったボッチ作品の気がします。
蛭子能収氏の「ひとりぼっちを笑うな」的な話かと思ったら、ヒロインは一人だから寂しいというマインドです。なれ合いを否定して1人で成り上がって行くのもたまにはみたいなあ。ボカロPで、一人で超メジャーになった人もいっぱいいますので…うーん。
中学校時代6時間毎日演奏できる才能があるなら、その一人で出来る才能がクローズアップされるのもいいのでは?
固い事いわずに、日常系ギャグとしてみるならいいでしょうけど、友情とか仲間とかなれ合いに行くなら、なるほど「けいおん」で、あずにゃんに逆戻りですね。そのあずにゃんですら、ギターありきでしたし、自分で積極的に活動してましたからね。ユーフォの麗奈の完全な逆ですね。アイドルアニメのバンドバージョンかなあ。
ワタモテのマイルド日常版って感じですね。ワタモテはあまりに生々しすぎてみるのが辛いくらい、ボッチの精神性が描けていたので非常にいい作品でしたけど。
テーマ的には興味あるのでチェックすると思いますが、思いっきり拒否反応が発生する可能性もあるかなあ。{/netabare}
3話 音楽に対する情熱も、ぼっち設定もコメディーの舞台設定
{netabare} 全部がゆるーいなんちゃって設定かなあ。きらら系用のギミックですね。4人目の子もなんだかわからないキャラだったし。
ストーリーではなくて、キャラとかエピソード重視ならいいかもしれませんが、テーマ性は感じられませんでした。背景が薄いので登場人物のキャラ設定が不自然で行動に納得感がないです
特にヒロインのキャラ造形は、世界を広げたいわけでもないし。音楽に情熱があって音楽をやる手段としてぼっちを克服するという背景もないし。溺れるもののワラで依存状態に陥っているんでしょうけど、依存状態としての描写も不自然です。ですので面白さが拾えませんでした。
また、「ぼっち」という苦痛を抱えているキャラを弄んでギャグにしている感じが、私には合わないので撤退です。
ギャグだったらボッチ設定でもいいから、ボッチの行動の滑稽さを笑うようなのはやめて、人を見下さないギャグにしてほしいなあ、と思います。ボッチの滑稽を笑うなら、むしろテーマ性がある場合に許される展開な気がします。
この段階の断念はデフォルト3にする方針だったんですけど、本作はあまりにひどいので物語とキャラは落としておきます。 {/netabare}
6話 ひとりぼっちの性格を自己肯定して、バンド活動を仲間ごっこにしないなら面白いかも。
{netabare} 新キャラと出会う、ご都合主義展開ではありますが、ひとりぼっちの性格を否定しないで前に進んでくれるなら、それはありかなあ。
その点でこの6話はちょっと良かったと思います。結束バンドに頼らないで、自分で何とかするところがいいので、この6話みたいのが続けば面白いかも。
ひとりぼっちでもバンド活動で活躍できるとか、観客は自分の人間性を査定しにくるわけじゃなくて、音楽を聴いてくれているとかそういう方向なら面白いかも。結束バンドありきで、仲間になる話ならありきたりだけど。
断念したにしてましたけど、チェックすると思います。{/netabare}
8話 「ぼっち」=劣等感パワー覚醒。仲間ごっこが出来るかが大事じゃなくてやり続けたギターがアイデンティティになって行く。
{netabare} 「ぼっち」とは裏を返せば劣等感です。これは非常に現代的なテーマで、金銭を稼ぐ、話題が上手い、友達が多い、そしてモテる。そんなのが大事だと、市場原理によって洗脳されて、自己評価が低い人間ばかりになっている気がします。
スクールカースト等でクラス内のキャラ付けみたいなロールプレイが支配的な感じがありました。演技でキャラ付けしてみんな疲れ果てていた気がします。そして、今やSNSの中で自分を飾ることが価値になっています。それが国民総劣等感、国民総不幸になっている気がします。
物語は、ぼっちちゃんの周辺の人間の何かも見えてきました。必ずしも心に何か抱えているのはぼっちちゃんだけではありません。
そして、ぼっちちゃんは強烈な劣等感に苦しみながらも、技術を極め、そして、自身の価値を自分の手でつかみ取りつつあるように見えます。
8話のぼっちちゃんは、劣等感をエネルギーに変えて技術に変えたその結果が出ました。突出した技能や好きなことを完遂できる力こそ最強なんだぞ、というふうに見えてとても良かったです。
7話の両親のデリカシーの無さにイライラしましたけど、8話と対比することで家族ですらぼっちちゃんの価値に気が付いていないと取れます。が、あるいは既にぼっちちゃんの価値を理解しているから無神経に見えるだけかもしれません。
バンドメンバーや周囲の音楽関係の人間はぼっちちゃんの価値というか、すごい存在だということに気付き始めました。分かる人には分かる、ですね。8話のぼっちちゃんの自己肯定感はまだまだですが、覚醒はとてもよかったです。
早くぼっちちゃんには自分の価値に気が付いて欲しいです。仲間ごっこ、群れるのが大事なんじゃないと言う含意も見えてきました。初めの方の内容がヌルくて不快な展開な気がしましたが、どんどんいい方向になっていると思います。7、8話は明確にこの辺が出てきました。
ただ、この作品は、この「ぼっち」のままの「自己肯定」こそが、大事だと思います。1クールで結論を出してその先は描かない方が良いと思います。{/netabare}
10話 どうせきらら系だからこれでいいんだ、という評価で終わるのでしょうか?
{netabare} きらら系ということで、ギャグ要素としてある程度ぼっちいじりはやむを得ないのかもしれません。原作は見てないですが4コマだとしたら、まとまりがない話があってもしょうがないでしょう。
ですが、アニメ化にあたってはそれは7話以前で済ませておいてほしかった気がします。9話でまた逆戻り、10話は以前やった話の繰り返しみたいなものでした。
逆説的な言い方をすれば「きらら系になにを期待してるんだ?」とか「こんなきらら原作のアニメに何言ってるんだ?」というレベルで終わらせるには惜しい部分があったと思ったのですどうでしょう?
友情ごっこはではなく、孤独だからこそギターがアイデンティティとなって、音楽で広がる世界が見たかった気がします。文化祭で喝采を浴びて終了なら、原作がどうか知りませんが、少なくともアニメに関していけば肩透かしかなあ。
エンタメとして楽しむと割り切るにはギャグとしては単調だし、暗い話題だし…うーん。
中途半端にキャラ萌えだけで終わってしまうのでしょうか?9話とか必要ない話がもったいなかったなあ。{/netabare}
11話 サブタイトルのセンスがいい。学園祭で終わる雰囲気ですけど…
「一二進法の夕景」というサブタイトルは詩か?今までの時間の経過に区切りがつく直前のイメージ、あるいは明日のライブまでのカウントダウンの意味でしょうか。またはぼっちが一人でギターをやり続けてきた時間のことか。このサブタイトルを誰が付けたか分かりませんが、センスを感じます。
本作は「けいおん」との比較論がありますが、あれはアニメ史的には女子だけ部活ものとしてほぼオリジナルという点と、昔の京アニの面白い演出で秀作ではありますが、今この時代に新作としてもってくれば、多少出来がいいキャラ萌えゆるふわアニメでしかありません。脳みそ停止系のアニメです。音楽は良かったですけど。
本作のぼっちは「映画大好きポンポさん」のジーン君の学生時代を描いているような印象を受けます。設定も人間の病理である対人恐怖とギターと言うアイデンティティの問題。音楽という才能と技術追及の厳しい世界の話です。
設定だけみれば「けいおん」とはまったく違う方向性の話で、同じカテゴリーには見えません。
ただ、文化祭ライブで活躍して「仲間になった」「みんなから認められた」レベルなら「けいおん」の方向に収束していってしまうかもしれません。
私としては最終回が、ぼっちちゃんのあまりのレベルの違ううまさに、バンドメンバーを置いてけぼりにして失敗するような展開なら、これからもっともっと面白くなる気がします。
そもそも、ぼっちの一番の不明点は音楽を愛しているのか?ですね。これが描けていない気がします。ひとりぼっちを脱出するツールになっています。
これからでもいいので、音楽愛に目覚める。自分がこんな狭い世界でいいのか、で、広い世界へ。でも、性格は相変わらずぼっち、みたいな展開になるかですね。
6話、8話のぼっちがバンドの他の誰よりもうまいという部分。動画の伏線。青春のすべてをギターにかけていたという部分を切り取ると、名作になる要素はあると思います。
最終回どうなるでしょうか。単に仲間を見つけた、みんなに承認されたなら、凡百のアニメ、普通にまあまあのアニメになるでしょう。どうなるでしょうか?
奥田太鳳 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:----
毎週楽しみにしてる!きらら系とか日常系は好みじゃないんだけど、ぼっちちゃんのキャラがすごくハマる!変顔、と言うか作画崩壊がほんと面白い!ま、原作と違ってサービスシーンが全く無いのはちょっと物足りない感じがするけど…でも面白い!
甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
はい、ついに見ました。
放送時周りの人たちが面白いと言っていました。
なぜか、見たかったはずのこの作品を見るタイミングを逃したというかなんというか
私自身ギターが少し弾けたこともあり教えて教えてという友人たち。
嫌になって見ていませんでした
恨んでさえいたのかもしれません
だがしかし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すみませんでしたもっと早く見ていたかった、なぜ周りなんか気にせずに見ていなかったのかとても後悔しています。
私が高校生活に夢見ていたのはこんな世界です
いや、少し違うのかもしれませんが、ぼっちちゃんのような心境でした
あぁ、ぼっちちゃんは少しづつ私の夢見た高校生活を叶えてくれるんですね
ありがとう…
とまぁ、自分語りはいいとして
かなりいい作品だと思います
音楽はもちろんのこといいです、はいそれはもうとても
そして声優さんたちも個性がしっかり再現されていてとても耳に残ります
青山吉能さんのふぁんになりそう。
そしてこの声優さんギター猛練習してそれなりに弾けるようになっているではないですか
努力すごい…
そして作画に関しても愛をとても感じられましたw
ふざけるところではとことんふざけていて、真剣なところでは結構細かく動きます
全体的にきれいにまとまっていて「作画」単体でも楽しめました
物語に関してもあるっちゃある話ではあるものの量産型という印象は受けませんでした
最終的なぼっちちゃんのロックとは、ぼっちざろっくは何なのか気になるところです
二期。
期待しています
ありがとうございました
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