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「マスターキートン(TVアニメ動画)」

総合得点
74.9
感想・評価
254
棚に入れた
1530
ランキング
838
★★★★☆ 3.9 (254)
物語
4.2
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
4.0

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マスターキートンの感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

私の人生の必読書。パイナップルアーミーも見たい。

浦沢さんの作品といえば、私にとっては「パイナップルアーミー」と本作。王道エンタメなら「ヤワラ」だが、大人で他にない独自性ならこっちだろう。


冴えない保険の調査員、その実態は元SASの特殊部隊サバイバル教官にして、考古学者になることを夢見るロマンチスト。主人公のキートンのキャラに本作の内容は凝縮していると言っても過言ではない。


キートンは有能で多くの問題を解決に導くがスーパーマンではない。その舞台がしっかり現実のヨーロッパに元づいているように、彼も地に足がついた存在だ。だから、現実の複雑さ、やるせな、決して安易な解決や救いがない面も描く。しかし、同時に夢見る心の素晴らしさ、理想を安易に捨てない人間の矜持も描く。


人間に対しても世界に対しても、積極的な面も否定的な面も描く。これが真に大人な認識と余裕といってよかろう。「ヤワラ」と同じく原作の良さを見事に映像化しているマッドハウスさんの仕事ぶりの素晴らしさも言うまでもない。


マッドハウスさんは、わかりやすい個性や作家性を誇るスタジオではないが、誠実な仕事を淡々とこなす偉大な匠といっていい、もっと賞賛されるべき会社だろう。


オススメエピソードは14話
「心の壁」

原作ではそこまで印象的なエピソードじゃなかったが、アニメはクライマックスで涙が止まらなくなった…。

投稿 : 2023/12/09
閲覧 : 690
サンキュー:

29

石ころ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

学ぶとは何か

博士号を目指すMasterキートンはしがない非常勤講師で有りながら、イギリスの保険会社ロイズの調査員として世界各地に出向き、何かに付けて遺跡・遺物をまつわる知識を用いて、調査員の仕事を難なくこなす。一話完結を基本にしたマルチリンガルな知識人平賀キートンの活躍は観てて飽きない。浦沢原作で学び続ける大切さを教えてくれる唯一の作品。

投稿 : 2022/01/02
閲覧 : 445
サンキュー:

4

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

The Manchurian Candidate~影なき狙撃者~

以前MONSTERを批評したが、浦沢さんはデビュー作の頃から、どちらかというとミリタリーやスパイアクションに近い漫画を描いている。西側東側、洗脳、要人暗殺などの政治色の濃い話がほとんどで、非常に考えさせられる内容の多いハードドラマだ。

フィルムノワールやアメリカンニューシネマ的な漫画といっても良い。原作が付いているものがほとんどでこの「マスターキートン」もその内の一つだ。この後多くのサスペンス漫画のフォロワーを生み出していったとも言える。「デスノート」や「約束のネバーランド」なども実はこの延長線上の作品といっても良い。後期の「ハンターハンター」もね。人間の行動は一筋縄では行かず、何が正しくて間違っているのかというのは状況の問題でしかない事を如実に描いている。

その中でも芯を貫こうとする姿がかっこいいのよね。ブラックジャックみたいに

投稿 : 2021/02/04
閲覧 : 632
サンキュー:

15

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人間を味わう作品

考古学の講師や保険調査員、特殊部隊の教官など多種多様な経歴を持つ主人公平賀キートン太一が様々な人たちと関わっていく。


一話完結(最後の二話以外)、登場するキャラはほぼ全てゲストキャラで話を跨いで出てくるのは娘の百合子、父の太平、保険調査員同僚のダニエル、お節介婆さんバーナム、幼馴染の探偵チャーリーのみ。


ストーリーは保険調査や歴史研究、テロリスト退治など多岐にわたるが各話何かしらのテーマがある(気がする)、特にゲストキャラに絞った話だと、実際の歴史的大事件に巻き込まれた人の心情や過去の恋愛、友情、親子愛など、人間の感情にまつわる話が多い、そういう意味では「人間」を味わう作品と言えるかも。
もちろんすべての話が人の内面を描いたものではないし、アクションがメインになる話もある、それに内面を描くと言っても、よくある「一話完結で人間関係に深く踏み込んで視聴者に感情移入させる」作品とは違って一歩引いた目線で観れる作品だから好き嫌いが分かれることはない。



最初主人公キートン、幼馴染チャップリン、ロイズ(ロイド)保険組合で三大喜劇王の名前を取ってるのかと思ったけど、よくよく調べるとロイズ保険って実際にある保険会社らしいからたまたまなのか?それともロイズを基にしたときに思いついたのかな?


どうでもいいけど、結局キートンの奥さん出なかったな・・・・・・


【各話あらすじ】
1→レオンの死の真相を調査、愛人ソフィアとオックスが欲しかった宝
2→元警官の賞金稼ぎと協力してテロリスト退治&人質救出
3→相続権がある孫娘を匿う祖母、母親のもとに帰りたい娘と逃げる
4→雪道でお爺さんと出会う、ニコライ二世の金塊の話を聞く
5→パリで考古学講師をやる、娘に会い、大学時代の教授ユーリに会う
6→大学時代の友人で遺跡を守っていた女学者アンナと会う
7→娘と共に日本の家に帰る途中父太平と会う、母の味を思い起こす
8→ロイズの仕事で身代金目的で誘拐された社員の交渉にあたる
9→ドイツの列車でお婆さんと出会う、東西分断に巻き込まれた貴族の話
10→昔馴染みの探偵チャーリーと会う、線条痕を利用した殺人
11→英国の中華料理店、バイトの英国人を救うため孫文が繋ぐ味を調べる
12→婦人殺しの真犯人をMrs.バーナムと探す、香水が決め手
13→爆弾魔が自分の作った爆弾の解体をキートンに依頼
14→東西分断で収容所送りとなった妻と娘を探す、意外と身近にいた
15→保険詐欺師の軍用犬に狙われる、猟師と一緒に撃退
16→父への怒りを動力源にしていた作曲家、破産した父と向き合う
17→庭師に殺された男の妻に会いに行き、そこでチャーリーと会う
18→当たり屋に騙された人が良い学長候補の教授、対立候補が墓穴を掘る
19→娘が死のうとした同級生と会う、鷹を返しに山へ行く
20→孤島のホテルでマフィアが現れ人質に、勇敢な若者と臆病な爺さん
21→かつてウィスキーの密造をしていた貴族の悲劇、日本に落ち延びる
22→使用人と共に大戦中に作った最高のワインができた畑を売る
23→捕まえた怪盗の護送、地元労働者の反抗に遭うがはったりで回避
24→キートンがオプになる切っ掛け、教授殺しの犯人をダニエルと調べる
25→ウイグルへ行く、教授たちと族長に捕まり砂漠に置き去りにされる
26→ドイツで難民と共に過ごす元金メダリスト、元ライバルが迎えに来る
27→女教師の言葉で誓いを立てた三人のロシア人、三人とも死ぬ
28→スペインの島で内戦当時の仲間を殺すか迷う男、結局やめる
29→自分を優秀な人間と思っている会計事務所の男、ライバルを毒殺する
30→監禁された贋作家を助け出す、キートンも捕まるが二人で脱出
31→老人が友人の死の再調査を依頼、実は東ドイツのスパイ殺しだった
32→父に頼まれ女に金を返しに行く、女は自分は父の娘だと言う
33→行方不明の日本人留学生に母の遺産を渡す、テロリストに監禁される
34→娘と別荘に行く、そこで少年時代に会ったバスの運転手を思い出す
35→ロンドンに来てひったくりに遭った日本人女性、娘が人探しを手伝う
36→ダニエルが美人に惚れキートンは隠し子探し、美人は探偵社のスパイ
37→太平が二人の女を巡って中国マフィアと喧嘩、片方は虎だった
38→元SAS最強のナイフ使いウルフが殺人、キートンが呼ばれる
39→38の続き、ウルフと会い麻薬組織と戦う

投稿 : 2020/03/26
閲覧 : 367
サンキュー:

0

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界にはいろんな生き方がある

色気づいた狂気の10代少年少女に飽きたら、中二病や反抗期特有のキャラだちのない不器用な大人の主人公を思い出してしまう。

90年代前半のヨーロッパが舞台の話が多いです。一話毎に完結していくので主人公以外は毎回ネタにされる人が代わっていきます。貧しくてバカで弱くてもいいんだっていう話が多いし、キートンさんがいつもいつも必ず30分内に助けてくれるので、落ち着いて見れました。普通の人こそいろんな過去があると教えてくれるし、時々泣ける話もある。型にはまりすぎているとも言えますが、国際社会や歴史を勉強できてちょっと得した気にもなれます。

キートンさんは今から思えば、絶対チートですね。考古学者で、特殊部隊教官経験者で、保険会社の調査員って、どうやったらなれたの。

20年近く経ちました。60歳前後のキートンさんは何をいましているのか。ドイツにいるシリア難民を助けているか、イギリス関係で香港にいるか。あるいは日本で女系天皇の研究をしているか。はたまた娘と一緒にパルミラ遺跡の修復を手伝っているか。

現実がアニメを追い越してしまった時代にはこういうジャンルは埋もれてしまうのを待つだけでしょうか。

投稿 : 2019/09/02
閲覧 : 524
サンキュー:

13

ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

浦沢作品では一番好き

<2019/5/26 初投稿>
原作既読。

主人公の平賀・キートン・太一さんは名前からわかる通りハーフで母が英国人、父が日本人。

さらに多様な経歴、極めて高い経験値とスペックの持ち主です。

ところが容姿はどーみてもコテコテの和風で、お人好しでうだつの上がらないおにいさん。
今は冴えない考古学の大学講師という謎キャラです 笑。


キートンの経歴をもう少し書くと・・・

ネタバレというほどでもないけど一応閉じておきます。
{netabare}
オックスフォード大を考古学専攻で卒業(中退だったかな?)

在学中に大学で出会った英国人女性と結婚、一女をもうけるも離婚。

で離婚のショックでなぜか英国陸軍・特殊空挺部隊(SAS)に入隊、そこで伝説級の活躍。
実績と特にサバイバル技術が高く評価されSASの教官まで務めます。
(SASは米国のデルタフォースみたいなもんらしいです。)

でもなんか違うと思ってSASを辞職(除隊)。{/netabare}

そして今は日本に住み普段は大学講師をやりながら、たまに娘に世話を焼かれたりしながら、考古学の発掘調査に勤しむ毎日。

しかし大学講師だけでは食えないキートンはイギリスの保険会社ロイズ(※)のオプ(調査員)もやってます。

なので日本と欧州を行ったり来たり。
飛行機代だけで足が出そう 笑

そんなキートンが保険事故の調査や発掘調査などでさまざまな事件や出来事に遭遇、
時に事件を解決し、
時に出会った人々と暖かく柔らかい交流があったり、
せつないやるせない思いをしたり、
とかそんな話。

(※)正確にはロイズは保険会社や保険引受人の組合組織で、特定の保険会社ではありません。ちなみにロイズは世界最古の保険を取り扱った組織とも言われ、保険会社だけではなく個人、つまりお金持ちが保険の引受人として取引できるようになってます。日本の保険の常識とはかなり異なった組織・制度です。
キートンは個人の保険引受人からの依頼で調査を行うこともあり、物語に厚みを加えています。


原作は浦沢直樹さんの漫画なのですが、浦沢作品の中では一番好きです。

他にはMOSTERやPLUTO、パイナップルARMYも好きですが、本作はパイナップルARMYにやや近い印象。


浦沢作品の特徴は登場人物の表情。
無言のシーンでもどんな感情なのかが一目でわかる画力は流石です。
キャラクターの書き分けも完璧。
日本人と欧米人がパッとみで区別つくキャラクターデザインって案外少ないと思うんですよね。

前述の通り欧州が舞台となることも多いのですが、その背景や会話、出てくる料理なども本当に自分がその国にいるような気分になれてしまいます。

基本1話完結のお話も、変な外連味はなく地味ですが、1話1話心に染み入る深みと温かみがあります。

いずれも高品質な短編の良作・佳作を何十本も積み重ねたような。


そんな原作をアニメでは丁寧に忠実に再現しています。

この「マスターキートン」
私は超有名作だと思ってたのですが、時間というのは情け容赦ないですね。

隠れた、というより時代に埋もれた名作だと思います。

今時のアニメとはかなり趣が異なりますが、「最近のアニメに少し食傷気味」「ストーリーのしっかりした物語を楽しみたい」という方にオススメしたい作品です。。

投稿 : 2019/05/26
閲覧 : 724
サンキュー:

39

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ひらがたいちきーとん

漫画は好きでバイブルで
アニメは今初めて観ました
世界観、キャラ、音楽
原作を壊さない感じで高評価
もともとすこしのぺっとした作品でもあるので
ちょうど良い温度感かと
放映するストーリーのチョイスもGOOD

鯉のぼり
にれの木
は涙でした
最後はウルフの話?とちょっとがっくりしましたが
観てみたらキートンっぽい話と
最後のウサギの絵が
制作スタッフの作品の思い入れを感じました

感謝(*´ω`*)

投稿 : 2018/12/18
閲覧 : 372
サンキュー:

6

ネタバレ

つぶあん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

様々な人間模様が描かれた逸品

原作は間違いなく名作。

アニメですが、
これも素晴らしい。

古い作品なので、作画はやはり古い。
でも、作品の雰囲気で逆に味があるように思えます。

考古学者で、雇われ大学講師の平賀・キートン・太一
なかなか講師として定着できる大学がなく、就活中。
現在は副業の保険調査員(オプ:探偵)がメインの仕事となっています。

彼が依頼を受ける保険会社は、イギリス老舗の保険会社ロイズ。
保険金に関する被保険者の死因の他、様々な調査をしています。
難解な調査を担当し、時には襲撃されたりして命の危険もあります。

太一は元イギリス陸軍特殊空挺部隊SAS(Special Air Service)の
曹長で、サバイバル訓練の教官も務めた超エリートだったのです。
普段のお人好しで、平凡な見た目に騙されてはいけない見本のような
人物なのです。
数々のピンチを軍隊での経験や機転で生き延びるシーンは多々あります。

ですが、この物語はそんなアクションを味わうのではなく、
様々な人間模様を楽しむ作品です。

内容は歴史や政治、戦争、犯罪、テロなど多岐にわたる題材を
扱っていて、壮大な盛り上がりもないため、
じっくり見ないとつまらなく思えるかもしれません。

でも、毎回かかわる人々の感情や愛情・憎悪など様々な想いが
伝わる作品なのです。
ほのぼのした話や、時に悲しい話もあります。
最後には、何かしらじんわりと感じることができる、そんな作品です。

OVA含めて39話あります。
最終2話以外は1話完結となっているので、、
時間があるときに少しずつでも視てほしい作品です。

投稿 : 2018/10/24
閲覧 : 406
サンキュー:

9

ストックトン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

とにかく主人公がカッコいい。
見た目にも性格みたいなのも全然カッコよさそう
じゃないけど、考古学の大学講師の面や
元サバイバル教官とかいう面もどれもかっこいい。
ストーリーも本当に面白かった。

投稿 : 2018/04/13
閲覧 : 354
サンキュー:

1

CFYso04125 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これぞ大人のアニメ

これぞ大人のアニメ。お子様にはこの作品の良さは分かるまいww

投稿 : 2017/12/01
閲覧 : 246
サンキュー:

3

Aurum さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ミニタリィーx人間ドラマ

敢えて云えば主人公無敵だが、キャラよりストーリーの作品かな。

原作ファンで、『パイナップルARMY』(未アニメ化)から本作原作に続く
ミニタリィーx人間ドラマの作風に心酔してたので、
そういった思い入れで本作を視聴してました。

原作ファンの私は楽しめました。

OPやBGMがとても作品とマッチしてたのが印象に残ってます。

投稿 : 2017/11/05
閲覧 : 248
サンキュー:

5

ヨシノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主人公がめちゃめちゃカッコいい!!

考古学者で大学講師、裏の顔は保険調査員、
しかも実はSASのサバイバル教官であった
という過去をもつ主人公。

普段は頼りない感じだけどトラブルに巻き
込まれサバイバル教官としての力をはっき
していくときはめちゃくちゃカッコイイ!

ひじょ~に、面白い作品でした。

浦沢直樹先生の作品はどれもおもしろいなあ。
あ、でもこの作品原作は違ってたかな?

投稿 : 2017/10/24
閲覧 : 221
サンキュー:

5

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人間はなぜ学ぶのか?

浦沢直樹原作の名作漫画のアニメ化作品。
基本的に1話完結×全39話。
推理、救出、人探し…等々、各話ごとに大きく話が変わるため飽きさせない構成。

主人公である平賀・キートン・太一は、イギリス人と日本人のハーフで、オックスフォード大学に進学したエリート。

考古学者でありながら優秀な保険調査員。(ただし、就職口の大学を目下探し中)

複数の言語を使いこなすマルチリンガルであり、特殊部隊「SAS」でも数々の戦果を上げた異色の経歴を持つ。当然戦闘力もかなりのもの。戦闘やサバイバルの際には、軍の知識だけでなく、考古学の知識を活かすことで、危機的状況を脱する…。
 
そんな超人にもかかわらず、性格に嫌味な部分がなく、世界中の多様な考えを持つ人物たちとも直ぐに打ち解けられる魅力的な人物。(抜けてる部分もある点が彼の魅力の一つになっている)

顔も声も髪型も地味だけど…正直格好いい!!


主人公が超人なので「俺TSUEE!」系の作品の一つではあるかもしれない…。
しかし、物語が現実的なので、そういう「臭さ」はない。
同時に「爽快感」も薄い。

俺TSUEE!系作品が好きな人が観ても楽しめるかは謎。

とりあえず「地味な作品」「大人向け作品」も楽しめる人にオススメ。
1話1話が濃いため、一気見はキツい。
1話1話丁寧に観ていきたい作品。(ビールとか飲みながら)

●個人的に特別好きな回3つ

①5話:「屋根の下の巴里」

 人間はなぜ学ぶのか? そんな問いにキートンなりの回答をしてくれます。
 教授がまた最高の人物でね…この回が個人的にはベストです!!
 「学ぶこと」の楽しさを知っている人に是非観てもらいたい!
 勉強は辛い面もあるけど、それ以上に楽しいものだと思うんです…!
 (研究室生活に戻りたいとは思わないけど…)

②25話:「砂漠のカーリマン」
 あにこれのサムネ画像はこの回ですね!
 とにかく格好いい回!痺れる回!
 この作品って面白い知識が詰まっていて、そこも魅力的ですね!
 しかし砂漠でスーツは本当に正しいのかな…?

③35話:「五月の恋」
 この回はキートンの娘、百合子が主人公な回です。
 百合子の優しさと温かさに涙。
 父譲りの優しさに加え、若さゆえの真っすぐさやパワーが彼女の大きな魅力です。
 
以上の3つが特に好きだったのですが、きっとファンごとに違う意見を持っちゃう作品なので、あまり参考にならないかな…。

それぐらいレベルの高い話が揃っている名作です!
(ただ「学ぶ」のが好きな方は、5話だけでも観てみてほしいな…なんて。)

投稿 : 2017/10/09
閲覧 : 415
サンキュー:

15

しーん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

全39話
1話完結
派手さはないけど主人公最強
つまらなくはなかったが、物足りなさを感じるアニメ

投稿 : 2017/02/20
閲覧 : 249
サンキュー:

0

ネタバレ

HG anime さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キートンみたいになりたいなぁ

漫画の方も全巻持ってます。不朽の名作ですね。手塚治虫の後継者といわれるだけある浦沢直樹の作画に深みのある物語が加わったこの作品は今でも人気ですね。(MonsterとPLUTOも全巻持ってますが、まだそちらは1話も見てないw)
どの話も味があっていいですね。東西冷戦のことについての話が多いです。アニメも漫画も名作だと思います。
まぁ正直個人的には手塚治虫の後継者というのはどうなのかなと思いますけどね。分からんでもない、といったところです。
難点としては、考古学者のキートンが主人公なのでもっといろんな地域のいろんな時代の歴史について触れてほしかった。冷戦ネタが多すぎるのがなぁ。別に冷戦ネタ自体は面白いんだけど、他はたまに古代ギリシアなりが出てくる程度なのでマンネリズムに陥る。ちょっと自慢みたいになるからほんとは言いにくいけど正直言って世界史ガチ勉強していた私としては物足りないところがある。でもぶっちゃけ世界史やったことない人でも冷戦ネタが多すぎるのは感じるはず。キートンというキャラの魅力・物語の味の深さと、題材にしている歴史の種類や魅力がつりあってない感が否めない。キートンの推論でもある古代ヨーロッパ固有文明の存在ってのは面白いと思いますけどね。

とはいえ名作に違いないのでアニメでも漫画でも観る価値あります。

投稿 : 2016/03/24
閲覧 : 265
サンキュー:

8

ネタバレ

lulonin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

昔のヨーロッパが凄く懐かしい、原作最高!

忘れていた冷戦直後の雰囲気を久しぶりに感じました。ドイツマルクとかフランとか、ユーロの前に使っていた時間感覚が蘇ってゾクゾクとしました。
浦沢直樹って経歴ではヨーロッパにいた経歴は無いのに、なんでここまで細かい描写をできるんだろう。本当に不思議。
原作では、「お父さんは本当は軍隊ですごかったんだぞ」感が娘にも伝わるエピソードがいくつもあったのに、アニメでは娘からは完全にダメお父さんで、とてもその点が悲しかったです。

投稿 : 2015/11/25
閲覧 : 234
サンキュー:

2

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一話完結、冷戦終結前後が舞台の人間ドラマ。昼行燈な中年主人公の魅力が凄い、不朽の名作です

浦沢直樹先生の漫画が原作、全39話のオムニバス。
一見冴えないオッサンだが実はオックスフォード大学で学んだ考古学者…にして、SAS(イギリス陸軍特殊部隊)で大活躍した精鋭…にして、副業でロイズ保険組合の調査員(オプ)…という、トンデモない実力者なキートン教授が大活躍!
冷戦終結前後の社会情勢、考古学や歴史風俗を絡めつつ、キートンの活躍と多彩なドラマが見所です。

あまり派手な活劇では無いのですが、1話完結の人間ドラマとして、とても素晴らしい。
アニメとしては地味だし、東西冷戦などの歴史に関心が薄い方には不向きかもですが、不朽の名作なので是非オススメしたいです。
…歴史ドラマに関心がある方ならば楽しめるかも。
※評価システム上(私にしては)低めですが、実質、不朽の名作。

{netabare}『物語』
物語の時代は二つの超大国アメリカとソビエトの東西冷戦が終結した辺り(90年代前半)で、当時の社会情勢を反映した社会派ドラマが主流ですが、他にもバリエーションに富むストーリーで1話完結どのエピソードも魅力的です。
一見冴えないオッサンだが実はタダ者ではない、平賀=キートン・太一の活躍に時に驚かされ、時に深い人間ドラマに引き込まれます。
話は多彩で全39話どれも面白いのですが…

「キートン無双系」
「考古学・歴史や文化ロマン系」
「第二次世界大戦・東西冷戦の悲劇系」

…な感じに分類できそうです。後者2つもやっぱりキートンが無双します。
世界を股にかけて、考古学者キートン教授が紡ぐ古代史ロマンはワクワクさせてくれるエピソード多し。
派手な活劇で暴れまわる話もあれば、キートンがいきずりのゲストキャラの聞き役に回り翻弄されつつ…いつの間にか歴史のロマンに触れていくタイプのお話も実に面白い。
キートンの豊富な知識と好奇心が、異文化を股にかけて人物ドラマを紡ぎ出していく過程がすごく面白い。

「キートン無双系」
第1話初っ端から、キートンがプロの賞金稼ぎ達に交じって強盗犯グループを圧倒。
一見冴えない中年なキートンを賞金稼ぎのボスは見くびるが実は…!
キートンの凄さは身体能力よりも豊富な知識と経験、まず第一話でタイトルの「マスターキートン」がどんな男か括目します。
8話「交渉人のルール」ではキートンがネゴジエイターとして大活躍。
10話「チャーリー」18話「フェイカーの誤算」24話「オプの生まれた日」
等々、キートンの名探偵っぷりがすごい。
殺人軍用犬と死闘を繰り広げる15話「熱く長い日」
テロリスト相手に冷静にチャンスを狙う20話「臆病者の島」
流石はイギリス陸軍特殊部隊は伊達では無い!
敵だらけの街をハッタリだけで死地を切り抜ける23話「出口なし」もハラハラする。
砂漠に置き去りにされても見事にサバイバルしてのけた25話「砂漠のカーリマン」もカッコイイ。
考古学や民族性も感じさせる名エピソードでした。

…「風上なら銃より投石器の方が有利」とか、割とトンデモな戦闘技術は賛否あるかも。
まあ…アニメですしキートン無双を素直に楽しみたい♪

「考古学・歴史ロマン系」
本作の醍醐味ともいえるエピソード群です。
胡散臭い老人の話に付き合っていたら、いつの間にか歴史のロマンに触れていく4話「不死身の男」は名エピソードです。
これもやはりキートンの学識と好奇心のなせる展開、ピンチを切り抜ける凄腕っぷりも流石。
イギリスを舞台に、若きイギリス人青年と中国人女性の恋を、中国から日本にかけての孫文亡命の歴史と日中文化交流に絡めていく11話「特別なメニュー」
日本の天狗伝説とスコットランドの悲劇の歴史(イングランドとの戦争)を絡めた歴史ロマンス21話「アザミの紋章」
も素晴らしい。キートンの学識と推理が、一見関係なさそうな異文化を繋げていき、ラストのステキな驚きの結末にもっていくのが良いです。
パズルのピースがそろった時のカタルシスが見事。

「第二次世界大戦・東西冷戦の悲劇系」
これも本作特有の作品群。
悲しい歴史の闇に翻弄される人々の、悲劇的なお話が多いです。
東西冷戦の象徴たるベルリンの壁に引き裂かれた少女の14話「心の壁」
胡散臭い老婦人のヨタ話…と思いきや東西冷戦の悲劇9話「貴婦人との旅」
共産主義の理想に燃えた男たちの末路27話「赤い風」28話「アレクセイエフからの伝言」
など、米ソ東西冷戦にまつわる人間ドラマに目が離せません。
第26話「家族」も名エピソード。23分間1話完結のドラマとして素晴らしかった。
東ドイツのソウルオリンピック(88年)の英雄的メダリストだが知らないうちにドーピングさせられおちぶれた男が、ユーゴスラビア難民との交流で生きる希望を取り戻す。
ユーゴ内戦という当時の時代と冷戦の残滓を背景に、ユーゴスラビアと日本は共に蕎麦好きという文化面の話、旧東ドイツの移民排斥など現在でも通じるテーマがありました。
ラストは挫折した英雄カール・ノイマンが大切な絆を取り戻す…泣けます。

戦争の渦中必死に守った極上ワインの物語22話「シャトー・ラジョンシュ1944」
ナチスドイツの空襲にもめげずに学ぶ事を諦めなかった、キートンの恩師5話「屋根の下のパリ」
第二次世界大戦の過酷な運命に負けなかった名エピソードです。
「屋根の下のパリ」は考古学者キートンの原点といえる古代史ロマンや好奇心、そして意外だがハートフルなラストにグッと来ました。

この他にも私が一番好きなエピソードは13話「穏やかな死」です。
テロリスト御用達のスゴ腕爆弾職人が、穏やかに生きて死にゆく老人と出逢い、荒んだ心境が変わっていく…
相変わらずなキートンの無敵っぷりも発揮されつつ、爆弾解除のハラハラ感!
これまで爆弾で罪の無い人々を殺してきた男の、人生最後の穏やかな戦い…一番泣ける名エピソードでした。
23分間で、まるで1本の映画を観ているかのような完成度の高いドラマです。

次点で26話「家族」この2エピソードは最高でした。
この他にも話にバリエーションあって飽きさせない。
…5点満点でも良い位の不朽の名作なのですが。
39話もあるうち、地味なエピソードも多いので「ゴルゴ13」と比べると全話最高に面白い!とまではいかないので4.5点です。
…原作全144話のごく一部に過ぎないので、まだまだ観たいエピソード多いです。

『作画』
地味ですが作画は安定しています。
人物画も背景もドラマやロマン感じさせるに十分。

『声優』
井上倫宏さんは本職は俳優ですが、キートンの深みのある演技は良かったです。
最近では「ヤングブラックジャック」にもレイモンド役で御出演の模様。
キートンの娘の百合子は当時新人の桑島法子さん。かわいいです。
故・永井一郎さんはじめ、いぶし銀のベテラン勢多し。
予告編担当のキートン山田さんも良かった。予告編が良いアニメは良作多し。
…4話「ラザニア奇譚」の幼女とか、子供役がちょっとぎこちなかった感も。

『音楽』
OP「Railtown」は歌が無い音楽なのですが、壮大な歴史・文化ロマンを感じさせてくれる良曲。
マスターキートンとくればこの曲が脳内リピートするくらい。
チャララ~ラ~ラララララララ~チャララ~ラ~ラ~ラ~ラーラララー♪
BGMも良い感じです。
…EDがちょっと合ってないので減点。

『キャラ』
何といってもマスターキートンこと平賀=キートン・太一のキャラクターに尽きる。
まさに「昼行燈」人は見かけによらない!
既に前述したとおり、タダ者じゃあありません!
ピンチでも冷静に対処したり、彼の豊富な知識が本作の歴史・文化ロマンを盛り上げています。
本作の魅力はキートン教授のお陰、ゴルゴ13程の派手なカリスマは無いのですが、それでも特筆すべきスーパーヒーローかと。

キートンの娘の百合子ちゃん可愛い。賢くって気が強くてしっかりもの。いい娘さんですねぇ。
一見ダメオヤジな太平もやはりタダ者ではなかったり、友人たちもユニークだったり。
タフガイな探偵だが実はマザコンなチャーリーは良き友ですな。
ゲストキャラに魅力あり、4話のロマノフ王朝縁の爺さんや、9話の老婦人などクセが強いが深みのあるキャラ多数。
老人に魅力的キャラ多いのが特徴。
18話「フェイカーの誤算」の職人的当たり屋、20話のスケベオヤジだが実は凄腕傭兵もカッコ良かった。

原作にはまだまだ魅力的キャラいるので、無理でしょうけど続編観たいです。{/netabare}

投稿 : 2015/11/08
閲覧 : 453
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37

うーろん=ちゃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ここまで飽きのこない一話完結モノって、案外少ない

 あくまで私の貧しい経験則によるのですが、一話完結モノって途中でマンネリ化したり物語の趣旨がぼやけたりすることが多いと思うんです。(もちろん、最後まで安定感のあるアニメだって私が知っている以上にあるとは思うのですが)本作は全39話(テレビシリーズ+OVA)通して中弛みすることなく、作画も安定して高クオリティです。素晴らしい。これが98年アニメだって…?これだから懐古厨はやめられない。
 本作のあらすじをごく簡単に申しますと、保険調査員のオプ(探偵)であるキートン・太一と彼を巡る人々のドラマを、冷戦終結後の社会情勢を背景に描いています。主人公であるキートンは諸国を巡っているので、本作を視聴していると旅行気分を味わえて楽しいです。また、彼は考古学者でもあるのですが、考古学のみならず歴史やサバイバルの知識も豊富なので、毎話披露される彼の知識もみものであります。
 本作はサスペンススリラーからアクション、ラブストーリーやハートフルストーリーまで楽しめます。だからといって物語に均整がとれていないなんてことはなく、うまくまとまっています。シリアスなエンディングの話もあり、しんみりしてしまうこともしばしばあるのですが、だからこそ大人の視聴にも耐えうると言えるでしょう。ジャンルにもよるのですが、洋ドラに親しんでいる方にはおすすめできるかと思います。
 
 長々と書きましたが、本作はかなり秀逸に仕上がっているドラマですので未視聴の方々には強く視聴をすすめておきます。本当に面白い。アニメを気に入った方は原作も勧めたいですし、他の浦沢直樹作品もぜひ視聴あるいは読破していただきたいです。超おすすめ。

投稿 : 2015/10/11
閲覧 : 420
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6

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senhorita さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:----

1話完結の人間ドラマ

 ずっとずっと前から、私にとって心の栄養剤的な作品。今でも行き詰った時、この作品に慰められている。
 キートンは能力があっても見せびらかさず、謙虚。でも愉快な人で、彼の周りにはいつも暖かい人間の輪ができる。かと言って完璧ではなくて、離婚もしており、一人娘や妻、父には弱い一面も持っている。
 探偵ものや刑事ものに似通っているけれど、キートンの職業は保険の調査員(保険金が支払われる前に調査をする人)。この設定が、特定の職業に固定することなく様々な人との出会いを可能にしている。老若男女、様々な人物が登場しては過ぎ去っていく。色々な人の人生を見せてくれ、そして人としてあるべき立ち振る舞い方もさりげなく教えてくれると思う。
 1話完結でまとまっているので、鑑賞しやすいのも良い。起承転結できれいにまとまっていて、物語としても良く作りこまれている。人間ドラマとしてもっと評価されるべき作品だと思う。

投稿 : 2014/11/18
閲覧 : 290
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3

泉たける さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

歴史のお勉強にもなったりならなかったりw

「ロイズの保険調査員(オプ、つまり探偵)である平賀=キートン・太一は、オックスフォード大学を卒業した考古学者であると同時に、元SASのサバイバル教官」「本人は考古学の研究に専念したいと思っているが、職もままならない。発掘費用のために調査員を続けるが、過去の経歴からいろいろな依頼が舞い込み、数々の危険な目にも遭ってしまう。冷戦終結前後の社会情勢、考古学、そして太一をめぐる人々のドラマを描いた作品である。」(Wikipedia)

考古学をストーリーの主軸に置いているので、若干歴史の勉強にもなります。
冷戦絡みの話も多く、当時の社会情勢とかが伝わってくる作品ですね。
こういう作品を見ておくと、社会情勢のバックボーンが見えてきて、他の社会派ドラマやアニメ、漫画などの背景を理解するのに役立ちます。

ストーリーもしっかりしていて、じっくり腰を据えて見るようなアニメです。

ただし、派手さはないので、社会派のストーリーに興味ないとつまらないかもしれません。

個人的には隠れた名作だと思っています。

社会派アニメとして是非オススメです。見てみて!!

投稿 : 2014/11/09
閲覧 : 301
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7

esso-neo さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

賭けは現代にも伝わっています。それが、保険です

1話完結。少し前に続編が連載開始したそうだ。
やはり浦澤直樹といった具合に奇をてらうことも無く淡々とすすむそのストーリーと人物に引き込まれてしまう。
 遺跡の発掘、窮地のクライムサスペンス、老人たちの昔話、殺人事件のミステリー。
 しかしその隠された軸は、「人生」というものにある。

投稿 : 2014/11/07
閲覧 : 355
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5

ネタバレ

kakizaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作力が凄まじく、古くなりにくいアニメ

全39話 視聴期間 一日かかりました。

ジョジョもそうだが、このアニメも原作力が強いアニメだった。

どうして、こんな知識知ってるんだ?どうして・・・ 原作者が不確か(3人いる)だから詮索することができなかったが、他のアニメにはない知的好奇心を掻き立てるアニメだった。


だからと言って毎回面白いアニメではなく、銀河鉄道999のように5話に1話くらいつまらない話がある。


1番の魅力に感じたのは、人の会話・表情である。

{netabare}

視点、特に主人公から目を話して背景、もしくは脇役を観たりすると次こういう行動するのかなと理解できたり、特に会話を聞くとああ・・この人・・こう思ってるだと思える・・・そこで楽しめる。(主人公の男まさりの同僚の話とか)


そういう部分が古くなりくく、会話力というのは原作力だと感じた。



{/netabare}

一度は観てみる価値はあるアニメだと思う。また、あにこれの評価で付けると低くなってしまうので申し訳なく思っている。

投稿 : 2014/10/12
閲覧 : 311
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7

ネタバレ

mvus さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

毎日ちょっとづつ観たい

一見頼りなさそうに見えて知的かつ身体能力も高い。
考古学者でサバイバル教官で探偵。バツイチ子持ち。
もう、キャラ設定だけでワクワクです。

一話完結のほほん日常系の話と、シリアスな話がよい塩梅に繋がっていくので、
一気に観る時間ないけど毎日ちょっとづつ観たい、という方におすすめかも。

投稿 : 2014/08/28
閲覧 : 201
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1

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大人向け

各話のクオリティが高く面白いです。派手なアニメではないので大人向けだと思います。
一般向け、ストーリー重視のアニメです。。

投稿 : 2014/08/17
閲覧 : 285
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1

seannyboy さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いろんないい話の短編集ってかんじ。ww

このアニメは内容がおもしろく、なおかつ優しく、小さな子供から社会人の大人がゆったりと見れる1話完結のアニメです。
どんな内容かと言うと、自分的にマスターキートンは三つのジャンルに当てはまると思います。ミステリー、アクション、そしてほのぼのコメディドラマ、っです。
主人公は設定上、元SASサバイバル教官で今は保険調査員(保険社の探偵)をヨーロッパで営んでいる日本人です。ですが本人の性格はとても穏やかで、考古学が大好きで研究に専念したいような人です。仕事柄色々な危険な目にあわされたりしますが、主人公は最強に頭がよく、考古学の知識で謎を解いたり、SASサバイバルスキルで危険を突破したします。人生主人公の冷静さと大人げさも見所の一つで、そんな主人公の人間関係や家族関係をも上手にお話の出汁にしている作品です。
僕はこのアニメがとても好きです。明るくて、ほのぼのしていて、なおかつ結構危険な出来事があったりします。

投稿 : 2014/08/06
閲覧 : 311
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2

ぽんちぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもしろそう…未評価

[再]傑作選の放送で一部視聴

録画:DVD(アナログ) 放送分のみ

投稿 : 2014/07/12
閲覧 : 325
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0

zeroero さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

マスターピース

こんなに完成度の高い物語は他にない。さすが浦沢作品。
1話、1話が大きな物語で25分を余すところ無く使い切っている。
最近はこういったアニメないなー

投稿 : 2014/05/25
閲覧 : 422
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0

ネタバレ

えびぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

名作。

「アレクセイエフからの伝言」だけで何度泣いたか。

投稿 : 2014/05/02
閲覧 : 308
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0

JJunuJJ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作の一部を雰囲気そのままに1話完結にまとめた良作

自分にしては珍しく原作を読んでからアニメを見たが、原作の雰囲気をうまく映像化できていると思う。

オックスフォード大学卒の考古学者 & 保険調査員の探偵 & 元SAS教官の3つのスーパーマンな肩書を持つ主人公。

でも、実際はバツ1子持ちの冴えないおじさんなところが憎めない。

様々なトラブルを、自身の経験と知識で攻略していく1話完結の物語。

安心してみていられる良作。

投稿 : 2014/03/12
閲覧 : 327
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2

ネタバレ

zemin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界一かっこいい社会人

好きなエピソードは、
CHAPTER:1 迷宮の男
CHAPTER:2 小さな巨人
CHAPTER:5 屋根の下の巴里
CHAPTER:6 白い女神
CHAPTER:10 チャーリー
CHAPTER:25 砂漠のカーリマン
です。

My Best Character
平賀=キートン・太一(ひらが きーとん たいち)。
これまでに視聴したアニメのキャラクターの中で一番好きなのがキートンです。
{netabare}
高学歴のエリートで軍隊経験もある、文と武を兼ね備えた人物なのに全く奢らない姿勢に憧れます。
歴史学会の反発にも屈さずに独自の学説を証明しようとする芯の強さ、と
オプの仕事と本職の学者の狭間を行き来する苦悩から垣間見る人間くささ
の2つがキートンの魅力なのではないかと思います。
{/netabare}

投稿 : 2014/02/08
閲覧 : 358
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マスターキートンのストーリー・あらすじ

元SASのキートンがさまざまな難事件を鮮やかに解決していく推理サスペンス。原作=勝鹿北星、作画=浦沢直樹の人気同名マンガが原作。かつてイギリス陸軍特殊空挺部隊SASに所属していた平賀・キートン・太一は、現在は保険の調査員をしている。本当は考古学者をめざしており、考古学だけで食べていきたいのだが望みはかないそうにない。そんな太一は、保険の調査の仕事のほか、SASの要請や考古学の研究などで世界各地を飛び回り、数々のやっかいな事件に巻き込まれる。それらを太一はSASや考古学の研究で培った技術や知識、持ち前の機転で解決していく…。(TVアニメ動画『マスターキートン』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1998年秋アニメ
制作会社
マッドハウス
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/MASTER%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3#.E3.82.A2.E3...

声優・キャラクター

井上倫宏、桑島法子、永井一郎、菅原正志、辻親八、キートン山田

スタッフ

原作:勝鹿北星・浦沢直樹、 監督:小島正幸

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