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「花咲くいろは(TVアニメ動画)」

総合得点
90.0
感想・評価
6270
棚に入れた
26904
ランキング
67
★★★★★ 4.1 (6270)
物語
4.1
作画
4.3
声優
4.1
音楽
3.9
キャラ
4.1

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花咲くいろはの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ほらいぞんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ぼんぼってホビロン

途中で長い間止まってたため記憶が曖昧なんですが見終わってすっきりする、次に進もうと思える、未来に向かってぼんぼろうと思える素敵な作品でした。

どのキャラクターも自分のために喜翆荘のために真剣で“今”を大切に一生懸命に生きていてわたしも何もしていないのはもったいないと思わされました。

記憶が曖昧なんですが、序盤はみんちのこと「なんだこいつ!態度悪いな!周りの環境に恵まれてるだけ!」みたいな印象だったとおもうんですけど最終的には本作において1番好きなキャラでした。稚拙で不器用で人間らしくてかわいいな~って思ってました。個人的に透さんとうまくいってほしいなあとすごく思います…。

文化祭の準備のシーンで「オムライスはつくらない」というような流れでモブ子ちゃんが「〇〇くんにオムライスあげたい~!」的なこと言って周りのモブ子がみんちのこと責めてましたが、たしかにみんちは口下手ですけど(「オムライスはつく“れ”ない」と言ってたらまだこうはならなかったのかもなあ…)あの「モブ子はわるくないよ!」「みんちちゃんサイテー」なかんじ…学生時代を思い出してつらかったです…あれは女子学生特有ですね(笑)

ラグがあったせいなのかもしれないんですけど緒花と孝ちゃんのあの両片想い?緒花が踏ん切りつかないだけ?の関係が必要…?と思っちゃいました。まああんまり深く掘り下げられてなかったのでちょうどいいくらいだったのかも。

最終話の終盤の女将さん、翠さんが誰もいない何も無い喜翆荘を見て回るシーンが1番グッときました。翠さんの数十年にわたる思い出、翠さんのすべてがここに詰まってるんだなと思うとついつい涙目に。

nano.RIPEさんのOPめちゃくちゃ合ってて聴くだけでなんだか泣きそうな気分になるノスタルジーな曲でよかったです。

終盤視聴していて「これNHKで放送しよう!!」ぐらいの気持ちだったんですけど地味に地味な下ネタが多いせいでアウトですね…みんち「しね」とかいっちゃうし~…
全然関係ないですけど本作が2011年の作品でもう8年前の作品らしくかなりショック受けました…もうそんなに前の作品なの……(笑)

ぼんぼり祭り1度行ってみたいなと思えましたし、ちょっと良い旅館に行ってみたいなとも思えましたいい人生経験になりそう。

申し分ない素晴らしい作品でした。

投稿 : 2019/01/07
閲覧 : 261
サンキュー:

9

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

少女たちの、ちょっぴり変わった青春を描いた名作。

(大人にも焦点が当たっているから青春アニメって言い方はちょっと違うのかしら?ジャンル付けが難しい…)


"一癖あるが概ね平凡"な感じの登場人物たちが、
夢や目標を探し、見つけて、追い求めていく(『ぼんぼる』)日々を綴った物語。
喜翆荘で働く彼女らの日常にはどこか温かさを感じる。

観ていて辛くなるような、理不尽でシリアスな展開が最初から最後まであるのだが、
物語が進行していくうちに、それらがそれぞれの人間らしく未熟な感情や価値観に起因しているのだとわかるようになり、それはこの作品の良さの1つなのかなと思うようになった。

具体的な箇所を誉めるにはあと1,2周して深く考察する必要がありそうだけど、
例えば、緒花が熱を出して寝込んだ回で、
なこちがテレビをつけて部屋を出ていくシーンとか細かくて好き。


{netabare}ちなみに【物語の評価】4.5点は、
「ホビロン!」の、語呂の悪さから減点している。{/netabare}

投稿 : 2018/12/15
閲覧 : 269
ネタバレ

けーむら さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

親子三代のすれ違いが、、、、

 とても完成度の高いオリジナルアニメだと思いました。観ているうちに、結花・皐月・スイの親子三代の心情変化や、特に緒花や周りの成長や関係性の変化を感じることが楽しくなります。
 声優のキャスティングについてナンセンスだと思いますが、どうしても民子はマッチしておらずセリフが浮いて聞こえてしまいます。心情変化が豊かな人物だけにそこが残念です。
 
  {netabare} 緒花の母親は、母か女かを問われると迷わず女をとるような人で親には向いていないように思えますが、緒花という娘がいるからこそいい味が出ていると思います。スイとの確執も両者頑固で似た者同士だから起こってしまったのであり、映画「花咲くいろはhome sweet home」で深く語られているので加えて見て損はないと思います。
 緒花の中居としての成長に加え、孝一との恋・民子の一方的な敵意に対する悩みや戸惑いの様子が高校生の青春が感じられてとてもいいです。ただ、民子は精神年齢がやや低いように思いましたが(笑)。

 おしごとを通して緒花だけでなく民子や菜子や結奈、加えて緒花の母親と祖母の成長が感じられ、その成長によって母親と祖母の長年の確執が晴れたのが観ていてよかったです。 {/netabare}

 ただただ緒花がかわいくて、けなげで、色々な理不尽に対して猪突猛進に立ち向かうところが観ていて笑えて、共感できて、感動できます。

投稿 : 2018/11/25
閲覧 : 210
サンキュー:

11

ネタバレ

sBYGM83082 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

言葉にならない面白さ

なぜ面白いのかと言われればうまく言葉にならないんですが、青春の爽やかさをまた味わえる作品でした。

投稿 : 2018/11/01
閲覧 : 240
サンキュー:

6

ネタバレ

akanbe さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ファンの人申し訳ありません。

正直ここまで評価がある作品なのが疑問なアニメNO1です。
3話までが限界でした。
私の感性が古く悪いのでしょうか?

まずどこが面白いのかを聞きたいです。これはジャンルがなんなのか?

ブラック企業で働くけど頑張っている「あたし」を慰める話なんでしょうか?

泣けるのでしょうか?笑えるのでしょうか?萌えるのでしょうか?
その全てが皆無なので、どこが人気なのかが疑問なアニメでございました。
(ファンの方申し訳ありません)

そして登場人物全員がクズ野郎だと思いました。

空気が読めない礼儀知らずの痛熱い主人公、死ねのライバルっぽい調理場の女の子、
仕事を教えないおどおどした旅館スタッフ、ブラック旅館女将の因業ババァ、etc。

全員恐ろしいほどやな奴すぎて、吐き気を催しました。

これ多分女性の脚本だろうと思い、wikiで調べたら当たっていました。
なんとなくそんな感じで、おそらく共感しているのは大半が女性なのでは?と自己完結した次第です。

投稿 : 2018/10/10
閲覧 : 229
サンキュー:

11

ネタバレ

みきち さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白い

面白い

投稿 : 2018/09/28
閲覧 : 210
サンキュー:

3

ネタバレ

sens さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良くも悪くも最初が全て

総評
タイトル通り、良くも悪くも最初が全てのアニメです。
だいたい一話から二話前半程度まででしょうか。

昼ドラみたいと形容される群像劇はその最初の部分を過ぎると、人や人間関係ののねっとりとした黒さは消え、あとは、どこにでもある実はみんな良い人な登場人物の中で主人公が色々な困難にぶつかり乗り越えていくだけというアニメになっていきます。
なので、最初の部分に面白みを感じた人には退屈な、そこが嫌だった人にとっては普通に見ることのできる作品だと思います。


キャラクター
主人公に関しては、描写の影響で感情移入できる人とそうでない人が分かれると思います。
主人公は、上記の最初がすべてという範囲で、どういう人物なのかを描写しており、所謂どこにでもいる普通の人物という表現ではなく、この環境、この親にしてこの人物ありという表現です。
それを受け入れられる人とそうでない人の差は大きいでしょう。
他のキャラクターに関しても、少し強めの癖を与えられています。
ですがそれらは、人間模様を描こうとしているせいか、内容と同じく次第にどこにでもいる普通のキャラクターになっていきます。


造語
作中に出てくる造語はいちいち必要性を主張していますが必要性が理解できず、逆に悪印象を受けました。
主人公が心情的に追い詰められて泣いているという表現がある場面で昨日今日思いついたような造語を使われたら、感情移入のしようもありません。


作画
背景がとても綺麗です。
背景が綺麗過ぎて人物が浮くということもなく、アニメーションとしてバランスが取れていると思います。


音楽
どはまりする程の名曲や中毒性の高いものはありませんが、うまく内容にあったものだと思います。

投稿 : 2018/08/21
閲覧 : 239
サンキュー:

7

ネタバレ

yosi さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とても面白い

ものすごく面白かったです!
話は、温泉旅館が舞台の話ですが、とても内容が濃く、感動あり、笑いありのとても面白い作品です!
私はこの作品の世界観と雰囲気がとても好きになりました!
一話だけでは、感じにくいと思うので、是非一クールの半分くらいまで見て判断してほしい作品です!
作画、背景もとてもきれいで、声優さんも、音楽もとても素晴らしく最高でした。


「あの花」「ここさけ」「凪あす」「とらドラ」「さよ朝」等で活躍している、岡田磨里さんも、シリーズ構成にかかわっている作品ですので是非見てみてください!

投稿 : 2018/07/08
閲覧 : 195
サンキュー:

6

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

P.A.WORKSのお仕事シリーズの真骨頂。

詳細は公式でも。

P.Aのなんとも言えない作品を観た後なので、
評判の高い過去作で浄化しようとdアニメストアで
まとめて視聴してみました。今さらながら…

結論から言えば、素晴らしい作品でした。
最初は「死ね死ね」いう民子や、厳しい一辺倒の
おかみが苦手でしたが、だんだんキャラクターの
性格がわかってくると、ホント魅力的になります。

緒花が仲居のお仕事を通じて成長していくさまや、
仲間との心の交流など、観ていくうちにどんどん
ハマっていきます。
SHIROBAKOもかなり感動できるお仕事アニメ
ですが、少し物足りないのはエロ面が足りない
ところでした。それが、この作品にはあります。

ストーリーも作画も文句なし。
さすが高評価なだけのことはありますね。

投稿 : 2018/06/25
閲覧 : 310
サンキュー:

12

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

仕事というもの

母親の夜逃げのために、アパート暮らしを卒業
祖母の経営している旅館に住み込みで働く事になった娘
松前緒花

最初は、旅館で働くために来た訳じゃない
好きでここに来た訳じゃない
と言い放ち仕事も手伝わなかった。
菜子や民子に迷惑をかけラスボス、スイに
自らビンタをしてくれと頼む

民子に始め死ねと罵られ
それはよくないと違う言葉に言い換えろ
緒花は民子にそう言った…
結果……… ホビロンと新しい言葉に変わった。

段々と働く楽しさや
喜翆荘に来て良かった
緒花は、喜翆荘でのメンバーを1人1人
大切に思い、徹さんが不在な時は
緒花は徹さんを迎えに行った。

民子は徹に思いを馳せているが
その徹は、緒花に好意を抱いている
民子は好きな人が緒花に好意を向けていることを
知っていて、徹と付き合ってなどと言うが断る。


緒花には、孝一という思いびとがいて
1話で孝一に告白をされるが
夜逃げの事もあり初めての告白に戸惑い
返事を保留。


東京に戻ってきたとには、孝一がバイトしている
バイト仲間が孝一に好意を抱いている
所謂、ライバル的な女が自分は振られる覚悟で
緒花に孝一を大切にしろと背中を押す


孝一と緒花は付き合うまでは行かなくても
前より友好的な関係になり
その気があれば付き合うだろうと見込み
お祭りの時に、緒花も孝一に告白をしている


花いろは、働く事の大切さ、楽しさ
ここで働きたいっていう気持ち
働いて見て自分が変わったことを教えてくれる
深く尋常深いお仕事アニメです

喜翆荘を閉じることになっても
再開した時には同じメンバーが集まって
働くという熱い絆も感動させられます。

投稿 : 2018/05/27
閲覧 : 218
サンキュー:

3

ネタバレ

※アニをた獣医師() さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんとよくできた物語か! ふとおもうと…

なんとも良い雰囲気の舞台で、あまっずっぱい青春を思わせる作品です♪
恋もあり、友情もあり、衝突もある。
とにかくキャラの個性が溢れている。
作画は素晴らしい、さくがpaですというところ!
いろんな人達との交流がオハナを成長させていく。

ミンチとなことオハナ。この3人が深めていく友情。
それもただ仲が良いってだけじゃない。はじめはそんなに合わないってところから始まる。
それがここまで深めていける。 
友達という関係だけではなく、一緒に働く仲間たちという仲でもある。

この作品はふとしたときに見たくなる良い作品です!

オハナの元気一杯で一度やると決めたことは曲げないっていうのが、かっこよくて誇らしい生き方です!

この3人組がとてもかわいいのさ。

オハナがいうように自分もキッスイ荘の皆が好き♪

投稿 : 2018/02/21
閲覧 : 268
サンキュー:

15

ネタバレ

夏候惇 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見てない人は勿体無い!

P.A.worksの働く女の子シリーズ第一段ですね!
急遽旅館で働くことになった女子高生のお話です
右も左も解らない中で明るく元気に頑張っていく!
主人公の緒花ちゃんの日常にちゅーもく!

投稿 : 2018/01/07
閲覧 : 225
サンキュー:

4

ネタバレ

VMC さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良い最後だった

最初の1話はなんだこの女はと思いましたが、働いているうちにおはなの個性が出ていて凄く面白くなりました。また周りの人も面白く良いお話でした!
見るべきアニメだと思います。

投稿 : 2017/12/29
閲覧 : 166
サンキュー:

4

ネタバレ

iruka さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界観やキャラクターが魅力。

同じPAワークスのSIROBAKOが面白かったので、同じお仕事アニメでありながら未視聴だった本作を見ました。

感想としては旅館を舞台にした作品の世界観、雰囲気や、岸田メル氏がキャラデザでそれぞれ朗らかな魅力のある登場人物が魅力的で面白かったです。



しかし魅力的なビジュアルとは裏腹に、物語の7割8割が恋愛ドラマに比重があり、もう一つの魅力である旅館を舞台にしたお仕事ドラマの要素が薄かったところがマイナスポイントでした。
本作の脚本は「あの花」や「とらドラ!」など恋愛もので定評のある岡田マリ氏が担当していますが、それゆえに主人公の御花や民子を取り巻く恋愛描写に対しては力の入ったドラマが展開されていました。
ですが一方の旅館を舞台にしたドラマにはあまり力が入っているとは感じられませんでした。物語序盤こそ主人公御花が突然旅館経営に携わることになり、そこからのトラブルなども描写されていましたが、基本御花は特に苦労することもなく淡々と接客業をこなしていますし、SIROBAKOのようないわゆる”業界モノ”特有の専門的な展開が描かれていないところに疑問を感じました。

さらに恋愛ドラマの内容も主人公御花は基本的に自分ひとりの中だけで解決してしまいますし、本作のもう一つの魅力の旅館モノという「主人公の仕事を通した成長」が全く恋愛ドラマにかかわっていないところが残念でした。



お仕事ドラマとしても舞台になる喜翠荘が具体的にどういう経営状態なのか(お客の入りが悪いなどあまり良くないと読み取れるところはありますが)描かれていませんし、御花が着物を着て盛り上げたり、終盤四十万縁と川尻崇子が結婚し、お店を立て直そうと奮起する描写もありますが、結果的に最後はお店を畳むというハッピーエンドとはいいがたい完結になっています。
特に四万十スイなどが「常連さんやお客様を大切にしなさい」と劇中何度となく描かれているのに、終盤の喜翠荘の雑誌掲載、ぼんぼり祭りによる集客上昇に伴っての描写が「お部屋でゆっくり食事ができるのを楽しみにしている常連客を、バイキング形式の変更による裏切り」など、まったくの矛盾した描写として描かれているのに納得できませんでした。
さらに旅館を畳んだ後の建物は、”市が文化財として保存してくれる”としてありましたが、逆に文化財で保護されるほど立派な建物を持っていながら、それで旅館経営を維持できなかった主人公もとい、経営陣の登場人物はどれだけ無能だったのか…と疑問に思いました。



恋愛ドラマとしては非常に丁寧に描写されていて、恋愛ものが好きな人にはお勧めできる作品だと思います。
しかしお仕事ドラマとしては残念ながら舞台になる接客業、旅館業に対するポジティブな印象は見受けられませんでした。

個人的にはもう少し旅館特有の困難やドラマが展開され、そのドラマが主人公御花の成長につながり、さらにそれが恋愛の悩みへの解決、困窮していた旅館経営の立て直しにつながる…などの明るい展開になればより見ごたえのある物語になっていたのではと思います。

投稿 : 2017/12/04
閲覧 : 173
サンキュー:

5

ネタバレ

ROXY さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神アニメとはまさにこのこと

当時2話で切ってしまったが改めて再視聴したら気づいたら止まらなくなってた。最初は女将のBBAうぜえとか思ってたけど最終回が終わる頃には好きなキャラになっていましたとさ…
最終回での女将の涙は思わずもらい泣きしてしまった。

このアニメには本当にいろいろなモノが詰まってる。
思わず自分もぼんぼろうという気持ちになってくる。

なにより前向きで元気いっぱいな緒花ちゃんが可愛すぎる。
この主人公に勇気づけられた視聴者も多いんじゃないだろうか。
こうちゃんとはこれからも末永く仲良くやっていってほしい。

田舎と旅館という組み合わせは本当に俺得だった。
P.A.WORKSさんの作るこういう青春アニメをモットみたいと思いました。

見終わった後には胸が暖かくなる、そんなアニメです。

投稿 : 2017/09/30
閲覧 : 210
サンキュー:

9

ネタバレ

ライブラ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

かなりよかった!
職業柄の主観だけど調理場とかが細かく描かれててとてもよかった

投稿 : 2017/09/11
閲覧 : 161
サンキュー:

4

ネタバレ

ななし さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

綺麗でした

(あまりアニメ自体を見ないため、あくまで他作品との相対評価ではなく絶対評価として感想を伝えたいと思います…)

アニメの中でしか表現できない、「現実とは異なる、素敵な世界」が眩しいくらいに描かれていました。

1、2話辺りはちょっと重かったり、ちまちま変な要素が入ってましたが、それを含めて楽しめたのかなー、と思います。


個人的には10-13話前後の、緒花の葛藤や気持ちのモヤモヤとか、徹の気持ちを描写しながらも、はっきりとは表に出さないあの微妙な感覚みたいなのがとても好きです。
昼ドラみたい、って評価で終われぱそこまでですが、それでは少々つまらない。この場面の、本当の良さを分かってくれる人がいてくれたら幸いです。


また、単にアニメの観点から言っても素晴らしいのですが、色々と悩んでいる私にもヒントを与えてくれたという点で、私はずっとこの作品を評価し続けたいと思っています。

「夢に向かって頑張る」という綺麗なモノを、アニメならではの率直さ、緒花やスイ達というキャラで鮮やかに創りあげていて、それはあまりに理想的で、この作品をずっと見ていたい、終わって欲しくない、という気持ちで26話、全てを見終わってしまいました。

久々にたくさんの収穫が得られました。


なんやかんやで、この作品に誰よりも心を動かされたのは、紛れもない私自身だと思います。

元々観るきっかけがnano.RIPEだったのですが、まさかここまで衝撃を受けるとは思ってもいませんでした。



もしこの世界に私のような人がいて、私のように悩んでいたら。
その人の目にこの作品が映り、この作品を手に取り、そしてココロにこの作品が、花咲くいろはが。
届いてくれたなら、感じてくれたなら、伝わってくれたなら、私は本望です。

投稿 : 2017/08/20
閲覧 : 167
サンキュー:

9

ネタバレ

ブーブコム さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

石川県ではまだ盛り上がってました

石川県に旅行に行くことになり、未だに聖地として盛り上がりをみせているので
視聴することにした

家庭の事情で祖母の旅館で仲居の私語をすることになった主人公「緒花」の
奮闘記

いろんなトラブルに巻き込まれるけど、猪突猛進で前向きに頑張っていく緒花に
好感がもたれる
ただ中盤から毎回落ち込んでしまい、彼女の良さが潜めてしまったのが残念
それがなかったらもっと高評価だったと思う

グッズを販売しても3日くらいで完売してしまい
まだまだ人気がありそうなので、二期をやってもらいたい

投稿 : 2017/08/19
閲覧 : 184
サンキュー:

7

ネタバレ

Ttair さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

旅館に行きたくなる!

私が見たアニメの中で一番好きな作品です。お仕事アニメは、好きじゃないですが、この作品だけは別です。恋愛、お仕事、成長、日常、笑い、感動、いろいろな成分タグの入った作品した。それに、nano.RIPEの音楽も最高。観終わってしばらくは、余韻に浸ってしまい、次のアニメ選びが大変でした。また、旅館に行くのも一層楽しくなりました。

投稿 : 2017/08/04
閲覧 : 170
サンキュー:

7

ネタバレ

kku さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とにかく前向きに!

おおまかにまとめると都会に住む思春期を迎える女の子が
色んな事に不安に思い生活してる中家族の事情で祖母が営む
地方旅館に住み込みで働き成長していくストーリー。
 舞台が地方の旅館ということでまるで朝ドラのような雰囲気です
ドラマ仕立てでテンポ良く進み、ときにはシリアスときには
コメディ、ときにはほっこりとするストーリーに魅了されます
26話もありますがどの話も外せず観るのが止まらなくなるでしょう。
個人的には13話と18話の構成、セリフがとても良かったです
こんな話を書ける人って一体どんな人なんだろうと興味持ちました
セリフが一元的ではなく多元的な意味あいがあり何度見ても楽しめます
個人的にはこれまでのアニメの中でこれほど何度も観た作品はありません
自分のとっても特別な作品となりました

劇場版は21話と22話の間の作品で物語が最終話を迎える上で
重要な役割を果たしていますので必ず観ることをお勧めします

 主人公はまっすぐで前向きでひたむきで共感がもてますが初見キャラデザインが幼過ぎて受け入れられない人が多いのではないでしょうか?
事実自分も観るまでに時間がかかったのはそのせいです。
子供のように描かれていますがそのようにキャラデザインしなきゃいけない
理由が話しが進むにつれてわかってきます
ただし幼いキャラデザなのに風呂シーン(サービスシーン?)が頻繁にあったのにも意味がよく分かりませんでした(汗

(ここから激しくネタバレ)

最終回ですが満足したという人も多いけど私のように最終話の着地点が
どうも居心地悪いと思う人も多いのは事実だと思います
家族愛をあまり知らなかった主人公が旅館生活を通じ
温かい従業員に恵まれ家族のような付き合いを描いてきたのにまた集まろうという含みを持ちつつ結果的にあっさりとバラバラになってる点です
主人公は元いた場所に戻り自分の人生を歩みますが、あそこに登場する人たちは単なる職場ではなく絆のようなものをそれぞれ感じていたはずなのでその意識をぞんざいな扱いでまとめた点がまるで魚の骨がささったかのように気にさせます

投稿 : 2017/07/28
閲覧 : 225
サンキュー:

22

ネタバレ

Kちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

安心のPA

皆大好き、安定安心のPA。

緒花を始め、登場人物はかわいいキャラが多く満足。途中、翆の味方をしたからとかいう謎の緒花いじめは少しさめたが、最終話の翆が旅館を歩いて回るシーンとか凄い良かった。

聖地巡礼しようと思ったら、モデルのホテルが20年近く前に倒産していた衝撃。

ちなみにマイナー意見かもだが、2クール目のEDが一番好き。

投稿 : 2017/07/26
閲覧 : 225
サンキュー:

5

ネタバレ

エロマンガ先生 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

輝きたい!と心機一転旅館で働き始めたおはな。
仕事に慣れてきて病欠ダウンした時に、まわりは気を使って「休んでても大丈夫だよ」って言ってくれるけど、自分なんかいなくても仕事はまわってるんだ、自分なんかいなくてもいいんだ、って凹んでしまうとこなんかはすごく共感できる。
恋愛面においては見ていてややイライラする事もw

投稿 : 2017/07/11
閲覧 : 168
サンキュー:

7

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

秀作ではあるが、なんとなくもやもや

突然の母の夜逃げによって母方の祖母が経営する旅館で住み込みの仕事をするはめになったヒロイン・松前御花。祖母であり女将のスイをはじめ、旅館で働く同年代の女の子たちや個性豊かな従業員とともに仕事に学校に恋愛に奮闘する女の子の物語。P.A.WORKSの看板作品、働く女の子シリーズの記念すべき第一作。聖地巡礼でも有名な作品の一つでもある。

お仕事アニメという看板通り、これまでのアニメではあまり馴染みのない物語や舞台設定は新鮮で、他のレビューにもあったが朝ドラと昼ドラの要素をうまくブレンドした感じのアニメっぽくないアニメというのが率直な印象。仕事に恋に、学校行事に右も左もわからないヒロインが輝きたいという思いを胸にぼんぼる(頑張るの意)というのが基本的な物語。

まず第一話がかなり突飛な展開で、一話の勢いについてこれるかで作品の評価が変わりそう。物語自体は一応筋は通っているように感じ、お仕事アニメということもあり、仕事の場面も多く描かれている。また最終回の旅館を一旦閉じるという展開も納得はいく。
たた個人的に気になったのが、各話数の物語の起伏の激しさ。シリーズ構成は岡田麿里さんで作中の重要な話数、特に御花と孝一の恋愛回、御花の家族に纏わるエピソードを中心に担当している。こういった回は作品の要なので重要なのだが、基本的に岡田節でドロドロしたりとやや重い。御花の家庭事情・親子関係は岡田さんにしか書けないような見ごたえのある濃い内容。逆にその他の話数ではそれまでの話がなかったかのようなコメディ回だったり、映画詐欺回など展開がやや突飛な印象。物語の全体的な濃さのバランスや流れをもう少し工夫してほしかったかなという気持ちもある。

キャラクターはデザイン・声優さんのお芝居を含めて全体的に素晴らしかった。ヒロインにも基本的に好感がもてるし、かわいらしい。ただメインの4人の中では近所の旅館の娘・和倉だけ登場回が少なく、キャラクターの深堀りも少なかったのでやや消化不良。基本的にあまり触れられることなく、傍観者的な印象は拭えなかった。また物語が後半に進むにつれ、女将であるスイがこの作品のもう一人のヒロインであるような印象を受けた。改めてスイがこの作品の大きな要であり、魅力的なキャラクターだと再確認。

全体的にクオリティーが高くレビューが高評価なのは納得できるが、個人的になんともいえないもやもや感が残った。おそらくドラマっぽい要素も多い作品なので、既存のアニメ的なテンプレートに当てはまらない展開に混乱してしまったのが原因なのかなと。個人的に岡田さんのお話は合う作品とそうでない作品で大きく分かれる傾向にあるのかなと感じた。
ただこの手のコンセプトの作品は嫌いではないし、事実この作品に続くお仕事シリーズも制作されているため、今後のこのような路線の作品に期待。とりあえずは現在放送中の「サクラクエスト」がどうなるか、見守りたい。

投稿 : 2017/07/04
閲覧 : 164
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8

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ヒナピィ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お仕事の大変さが分かる!

最初は、主人公の名前に驚いた。内容は、高校生のおはながある理由で、田舎のおばあちゃん家に行くことに。おばあちゃん家は小さな旅館で、優しく迎え入れて貰えると思いきや「働かざる者食うべからず」といった厳しいおばあちゃんに反発したり、旅館で仲間を作ったり、恋愛も少し入ってて、1話を見たときはどうなるのー?と思ったが、終わり方も綺麗で良かった。

投稿 : 2017/06/14
閲覧 : 158
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5

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tachikoma さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

後半の女将との対立など不仲・不和を強調するだけの展開が残念。
中盤までは面白いなと思って見れていたのに後半に向けての崩れ方が酷く、一気に嫌いな作品になってしまった

あと民子の人格は見ていてストレス以外の何もない
声を聞くだけで不快になっていたので完全に失敗だと思う

「ぼんぼる」「ホビロン」も空寒いだけ。

投稿 : 2017/06/06
閲覧 : 176
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3

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でんどうず さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

健気で強靭な主人公

まず初めに思ったのが

なんだこの【糞親】なのだが・・・
主人公は全然めげてないしグレてもいない
こんな育ち方も有り得なくないのかもしれないが
おっさんには違和感を感じる。

この出だしの【糞親】設定が無い、もしくは違う設定で
旅館で働かざるをえなくなった主人公と言う話で無理矢理
先を見続けると【あー明日こそおっさんも頑張ろう】って
思える作品に仕上がっている。

だが、おっさんには主人公の様な健気さも強靭さも無いので
26回の【明日頑張ろう】が味わえる。

ちょっと前向きになろうかな?って時に見ると良いかもしれない。

投稿 : 2017/05/24
閲覧 : 184
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5

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フロー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こんな職場に恵まれたい

正直な話ナメてました
ここまでまっすぐに
情熱的に
感情的に人を直視出来るなんて
人に期待しないのを止めるなんて
そんな青春は俺の中では
ドラゴンやペガサスと同じ扱いなので
終盤は涙が止まりませんでした

{netabare} 喜翠荘のみんな元気かなぁ~ {/netabare}

投稿 : 2017/05/17
閲覧 : 177
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6

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しモン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本当に元気が出る

見終わった後本当に心に残りました。名作です....

投稿 : 2017/04/30
閲覧 : 210
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3

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しまごろー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

PAさんのお仕事シリーズ

シロバコありきでサクラクエストを待っている状況でPAワークスさんのお仕事シリーズ1作目を観たのですが、流石ですね。
青春・恋愛・仕事・友情の王道の様な文字になってしまいますが、視聴後に幸せな気持ちになれるアニメです。
是非、観ていない方はご視聴ください。

投稿 : 2017/04/12
閲覧 : 188
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戸愚呂(青春) さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人生の応援花

何ヶ月か前にまた視聴し、よしレビュー更新しようと思っていたのですが、、、結局書いてませんでした。
この時期だからこそ書きたい「いろは」のレビューです!

主人公の松前緒花を始めとする人物達の成長物語。
「青春」という言葉が本来の意味を越えて、新しい意味の「青春」をくれる作品です。
「若き青春」「大人な青春」「熟れた青春」、、、意味の重複?矛盾?気にするな!感じるんだ!この青春の歌を!


期待で一杯であった新天地の新生活、なにもかもが上手くいかず、どこまでも理不尽で悔しさやら怒りやらの感情が限界まで込み上げて流れる「涙」、その感情の粒と共に溢れ出るように流れる「ハナノイロ」。

やはり何回みてもこの1話は神がかってます。

とにかく、悔しいから仕事を頑張りたい。
と自分に言い聞かせる緒花。でも本当にそれだけなのか、ただ仕事をしたいだけなのか、そのもやもやを解消させたもの、それが「輝きたい」という言葉。

さりげない一言が、その人にとってとてつもないパワーの源になったりするものです。
緒花にとってこの時、「輝きたい」という言葉は「人生の答え」と言っても過言ではないくらいのものであったと思います。
何せ、突然真っ暗になってしまった自分の周りを「輝く」という言葉が文字通り暗闇を照らし、自分がどうありたいか、どうなりたいのか、漠然とではありますが緒花なりの答えが見つかった訳ですからね。

そこから、緒花は喜翠荘での暮らしを中心に成長して行きます。
とにかく自分に「できること」を「全力」でやる緒花の姿にとても心打たれます。

仕事だけではなく、友人、家族、恋に対しても全力でぼんぼることで照らされる青春。
照らされることでできる青春の影。
この「明暗」があるからこそ青春なんです。
私が思う青春というのを本当に的確についてきてくれます。

緒花のぼんぼりは周りの人間を照らし、その人間もまた自ら輝いてぼんぼりとなる。
みんなのぼんぼりが照らしてくれた道の先に、緒花の夢が見つかりました。
「四十万スイになりたい」
その夢に向かって、緒花はこれから咲こうとしています。

◼︎まとめ

改めて、本当に素晴らしい作品です。
緒花を始め皆のぼんぼる姿は視聴しているこちら側に「自分もぼんぼろう」と本気で思わせてくれます。

新しいことを始めるということは、得るものの多さもありとても疲れることだし、いいことも悪いこともあるんです!

少し辛いな、、、という時、この作品を観たら元気が、勇気が湧いてきます。
ハナノイロや面影ワープを聴くだけでも、何かが込み上げてきます。

自分にとってこの作品のイメージは
仕事、学校、友情、恋、家族、で作られた青春五線譜の上に作られた「応援歌」です。
そしてこの作品の花をそえて


これは、「人生の応援花」です。


※以下はほんとーーーに物好きな方のみお読み下さい。

◼︎余談
改めて視聴した際に、1番気になったのは結名と青鷺の存在でした。
緒花と対をなしているような結名、青鷺の意味とか関しても書きたかったのですが、あまりにも長くなりそうなのでまた今度にします。

しかし本当に書くことが尽きない。
いつか主要キャラ全員分書きたい!

以下に追加していく予定!

◼︎「ぼんぼる」について
{netabare}
ぼんぼる。目標に向かって頑張るざっくりとした気持ち。
この言葉には緒花の「輝きたい」という気持ちも合わせ持ったいい言葉です。
ぼんぼりの様に輝く、逆に輝いてなければぼんぼりではない。
終盤に、「頑張ってるかもしれないけど、ぼんぼってるわけじゃない」というセリフがあります。
このセリフは喜翠荘のメンバーに向けてのものですが、確かにこの時、喜翠荘のメンバーは目的(喜翠荘を無くさない為に、試行錯誤する)があり、頑張っていました。
しかし、それは緒花にとってぼんぼるでは無い、何が足りないのか。
それは輝きだと思います。
不思議とこの時、観ているこちらも「確かにぼんぼってない」と感じました。
緒花がふと閃いた「ぼんぼる」という言葉は、知らない間に、、気付いたらもう立派な意味を持っていました。
{/netabare}

◼︎結名という存在について
◼︎
◼︎
◼︎


◼︎初期レビュー
「その心、温めませんか?」
{netabare}
前々から気になっていたアニメ
全26話一気に観ちゃいました。

主人公の緒花ちゃんの旅館での日常が中心のお話。
物語はとても良く、心が温まったりある意味グサリと刺さってえぐられるような感覚になったりと、とにかく良い話です。

作画はP.Aだけあってとても綺麗です。

OP,EDはどれもお気に入りですが、やはり前半のOPがとても良かったです。

個人的には、緒花ちゃんが可愛いかったのでそれだけで26話観る価値あるなと思いましたw
他のキャラも凄く魅力的で全く飽きることなくサクッと観れました。
ただ終わりに近づくにつれて終わって欲しくないという感情が生まれる、もっと観たい、ずっと観てたい、そんな作品です。

観終わった後は、自分もぼんぼりますかー、と思う事と、一回は「ホビロン!」って言ってみたくなることは間違いないでしょう。
{/netabare}

投稿 : 2017/04/07
閲覧 : 267
サンキュー:

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花咲くいろはのストーリー・あらすじ

突然の夜逃げ、突然の告白、そして突然の別れ――。今までとは違う自分になりたかったという夢は、急に現実となりました。私、松前緒花の平凡な日常は1日にしてドラマチックな展開を迎えたのです。通い慣れた、それでいてあまり愛着のない街を出て、話したことや会ったこともない祖母の元で暮らすのです。大正浪漫あふれる温泉旅館・喜翆荘(きっすいそう)。そこで出会う人たち。花の芽が地上に出て新たな世界を知るように、私も、今までとはまったく違う、新しい生活を始めます。それは辛いことかもしれません。でも、めげても、くじけても、泣きじゃくっても明日は来るんです。だからこそ私は頑張りたいんです、そして輝きたいんです。太陽に導かれるよう咲く花のように。いつか大輪の花を咲かせられるように……。
(TVアニメ動画『花咲くいろは』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2011年春アニメ
制作会社
ピーエーワークス
主題歌
≪OP≫nano.RIPE『ハナノイロ』≪ED≫スフィア『Hazy』

声優・キャラクター

伊藤かな恵、小見川千明、豊崎愛生、戸松遥、能登麻美子、梶裕貴、本田貴子、久保田民絵、浜田賢二、間島淳司、山口太郎、恒松あゆみ、諏訪部順一、チョー

スタッフ

原作:ピーエーワークス、キャラクター原案:岸田メル、 監督:安藤真裕、シリーズ構成:岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督:関口可奈味、メインアニメーター:石井百合子、美術監督:東地和生、色彩設計:井上佳津枝、撮影監督:並木智、3D監督:山崎嘉雅、特殊効果:村上正博、編集:高橋歩、音響監督:明田川仁、音楽:浜口史郎、音楽制作:ランティス

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