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「楽園追放 -Expelled from Paradise-(アニメ映画)」

総合得点
76.1
感想・評価
886
棚に入れた
4646
ランキング
723
★★★★☆ 4.0 (886)
物語
3.9
作画
4.2
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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楽園追放 -Expelled from Paradise-の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

nakagi rin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心と体、AIと人間

「楽園追放 -Expelled from Paradise-」
アンジェラちゃん(あえてちゃん付けで呼ばせていただきたい)の表情が豊か!
水島精二監督、虚淵玄脚本によるオリジナルアニメーション映画です。

本作品、フルCGアニメとなっております。
私自身、この作品を見る以前にも、いくつかCGアニメ(正しくは3Dアニメ?)には触れておりました。
ただ、一般的なセルアニメーションと比べると、どうしても見劣りするな、というのが正直な感想でございました。

同様な意見をお持ちの方は、一定数おられるのではないでしょうか?

ただ、CGアニメだからと、本作品を視聴されていない方がおられましたら、ぜひ一度観ていただきたい!
2014年公開のCGアニメとは思えないほど、アンジェラちゃんの表情が良く動きますので!
しっかりと可愛いですので!
あと、ロボットのバトルシーンも迫力があって楽しいですよ!

人と同程度、または人以上に卓越した知能を持つAIは、機械なのか、人なのか。
とりわけ最近、ご時世的にもAIの論争が広まりつつあるなか、どこまでを認め、どこからを認めないのか。
色々と考えることもあって良きでした!

ちなみに、アンジェラちゃんの声優は釘宮理恵さまです!
くぎゅ病を罹患して久しい私からすると、悶絶級でございました。。。

同じスタッフさんが集まって、続編(主人公は変わるのかな?)も制作が決定しておりますので、時間がありましたら是非にご視聴ください!

以上、感想でした。

P.S:主題歌の「EONIAN-イオニアン- / Song:ELISA」は神がかっておりました。英語版もありますよ!

投稿 : 2024/03/12
閲覧 : 44
サンキュー:

3

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

明るい虚淵臀部アニメ

<2024/2/13 初投稿>
2014年公開のオリジナルアニメ
翌年ぐらいにWOWOWで見たと思います。

「虚淵玄さん、明るい話も書けるじゃないか」と「臀部」で話題になりました。
あと「くぎゅ」笑

SFロボものなんですが。
2014年というDeepLearningの夜明け前に制作されたAIとかなんかそんなのがテーマの話です。

ロボバトルがカッコ良いんですよねぇ。
シナリオもちょっとおとなしいというか(虚淵脚本の割には)地味というか。でもなんかしっくりくる感じ。

以下、主な登場人物紹介

◯アンジェラさん
 声はくぎゅの美少女
 臀部曝け出してロボ操縦するところはガンバスターリスペクトなのかな

◯ディンゴさん
 声は三木眞一郎の渋くもC調なイケオジ
 本名は梶原さんというらしい。
 カジサックと一騎どちらなのか?

◯フロンティア・セッターさん
 いつも礼儀正しいセッターさんの声は神谷浩史さん
 
◯ゼウス、お仁王様、ガネーシャの置き物
 お前ら何者だよ笑

◯アーハン
 アンジェラさんがまたがるロボ
 スパロボでは最強まで改造して単騎突入させてました。
 強化パーツにオートリロードつけると無敵

今度、続編ができるそうですね。
楽しみ♪♪♪

投稿 : 2024/02/13
閲覧 : 485
サンキュー:

19

ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「人が人である理由」ってなんだろう?(※続編制作決定!を追記)

本作は、水島精二監督、ニトロプラスの虚淵玄脚本(『魔法少女まどか☆マギカ』(脚本・原作)、『Fate/Zero』(原作)、『PSYCHO-PASS サイコパス』(ストーリー原案・脚本)など)のSFフルCGアニメーション映画(2014年)(2024.2.1、末尾に続編のHPを追記)。

「楽園追放」というタイトルから、「旧約聖書」の蛇に唆され知恵の実を食べてしまい「楽園」を「追放」されたアダムとイヴの話が思いだされる。

本作では、釘宮理恵さん演じるアンジェラがイヴ、三木眞一郎さん演じるディンゴがアダム、神谷浩史さん演じるフロンティアセッター(AI)が蛇または知恵の実にあたるのだろう。
(なお、チョイ役も声優が豪華なので重要な役と勘違いするかも…。)


【「人が人である理由」】
そうだとすると、{netabare}フロンティアセッターが廃墟と化した地球から脱出するために作った宇宙船には、ディンゴとアンジェラが乗りこみ太陽系外におけるアダムとイヴ(人類の祖)になって終わるというのが旧約聖書に則った王道展開だろう(実際、物語の途中で、そういう展開に行きかける)。

しかし、最終的に、アンジェラもディンゴもその宇宙船には乗らず、挙句の果てには、宇宙船が作られた本来の目的である「楽園」(ディーヴァ)にいる他の人間すら収容せず、フロンティアセッターだけを載せて宇宙船は地球を旅立ってしまう。

果たして、人類が脱出するために作られた宇宙船であるにもかかわらず、人を乗せずに出発してしまって良かったのだろうか?

そのことについて、ディンゴは、楽園に飼いならされて好奇心を失ってしまった今の人より、自由な知的好奇心を持ったフロンティアセッターの方がより「人」っぽいから、AIが「人」を代表しているといっても問題ないだろうという趣旨のことをいっていたと思う。

これは、「人が人である理由」が自由な知的好奇心(知恵の実)を持つ点にあるということなのだろう。

多くのディストピアを描いたSF作品では、人類滅亡の危機に際して、人のDNAを残そうとするものが多い。
そんな中、本作では、そんなもん残してどうすんだよ、自由な知的好奇心こそ、「人が人である理由」なんだから、残す価値があるのはそっちだろ!といわれているように感じた。

宇宙には、人類以外の知的生命体が他にもいるかもしれないわけで、そいつらに我々の文明は、どう思われてるんでしょうかね。{/netabare}


【無駄こそ好奇心の種?】
{netabare}ディーヴァの住人であったアンジェラは、自由な知的好奇心を取り戻したのか、最終的に地球に残ることを決心する。

今まで無駄だと思っていた疲労や倦怠感といった生身の人間が感じる感覚は、確かに、精神体には不要である。しかし、人が無駄だと思って切り捨てたものにこそ、どうやったら疲れなくなるのかとか、病気にならないのかといった好奇心の種がある。

そう考えると、ディーヴァの住人が好奇心を失うのは必然であったのかもしれません。

だからこそ、現代人にもっとも近い価値観を持つと思われるディンゴが、同じ人であるアンジェラよりAIのフロンティアセッターに親近感をもったんでしょうね。{/netabare}


【今ある我々の文明って、必ずしも歴史的必然ではない。(※ゲーム「Horizon Zero Dawn」のネタバレ有りの追記)】
{netabare}「Horizon Zero Dawn」は、あらすじを単純に説明するなら、一回絶滅した人類がもう一度復活していく過程を描いたSFゲーム。

このゲームの中では、人類の歴史が一回リセットされた場合に備えて、残された無知な人類向けの教育プログラムなどがあったのだが…
そうだよな、今ある我々の文明って、必ずしも歴史的必然ではないよなあとか、一回絶滅したんだからむしろ教育プログラムの影響を受けて同じ文明を持ってはいけないのではないかとか思った(宮崎駿監督が描いた原作漫画の『ナウシカ』もそういうテーマだったと思う。)

そうすると、人類の歴史を再開するとしても、人類を物理的に再現することなんかより、どういう文明をもつべきかが重要だったりするなあと。

だから、確かに、物理的に人を残すことなんかより、どういう価値観をもっているかが大事だと思った。{/netabare}


【『楽園追放 心のレゾナンス』の制作が決定!!(2024.1.27追記)】
本作と同じ監督・水島精二、脚本・虚淵玄で、“その先の新たな物語”を描くらしい。めっちゃ楽しみ!

(公式HP)
https://rakuen-tsuiho.com/

投稿 : 2024/02/01
閲覧 : 302
サンキュー:

9

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もっと見ていたいと思ったSFアニメの良作

少し先の未来。
ナノマシンが暴走し廃墟になった地上と肉体を捨て、電脳世界「ディーヴァ」で暮らす人々。
そこに地上から「フロンティアセッター」を名乗る者からのハッキングを受けたことで、捜査官のアンジェラは地上に降り立ち捜査を開始する・・
で始まる物語。

SF作品はニガテなのが多いです。
理由としては、設定がややこしくて専門用語が多い作品だったりするとすーっと話に入っていけないことが多くて。

この作品も上記のあらすじだけ読めば、なんだか難しい世界のようにも思えちゃうんですけど、不思議とすーっと話が頭に入ってくる感じで、魅せ方の上手さもあると思うし、登場人物も少ないことも良かったかもしれません。

肉体を捨てて、精神データだけになっている世界を想像してみました。
老いも病気もない、疲れることもないし飢えることもない。
そしてたぶん死ぬこともない。

でも・・私はそんな世界やだな。
人生って有限だからこそ、あの時この時が大切に愛おしく思えるんだと思います。
・・という考え方も時代が進むとともに古臭い考え方になっちゃうのかな・・

ちょっと脱線しちゃいました。。

オンラインからオフラインになって苦労するアンジェラと地上で生身暮らしの調査員ディンゴのコンビのやりとりが面白いです。
ロードムービーみたいな感じで二人の旅をもっと見たい気もしました。

立ち寄った街の雑然とした雰囲気とかもいいですね。
しかし・・アンジェラのあの恰好は絶対目立つしなにより恥ずかしい気が。。

やっと見つけたフロンティアセッター!
{netabare}でも相手は予想していた感じと違ってて・・
こういう、ロボットが人がいなくなってもずっと長い間働き続けて・・みたいなのはplanetarian とかもですけど、ちょっとじんわりきちゃいます。
フロンティアセッターが人間くさいところも好きでした。Vivyのマツモトをちょっと思い出したり・・
「人間」として独り宇宙船に搭乗して旅立つシーン、ギターで歌いながらそれを見送るディンゴとアンジェラ。{/netabare}
ちょっぴりしんみりもした素敵なラストシーンでした。

この世界観、設定、キャラなど魅力的な要素がとても多くて、あっという間の100分間でしたけど、もったいなく感じて原作のストックとかもあるのかもですけど、できたらTVシリーズでじっくり見たかったと思いました。

投稿 : 2023/10/09
閲覧 : 510
サンキュー:

26

大さじコショウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメ歴史では外せない3D名作

久々に見ましたが、今でもすごい技術だなと感じます。

当時このアニメは話題になりました。
その理由はタイトルにもお伝えしているように
『3D技術がすごい』という点です。
完全3Dアニメはそもそも数が少ない上、技術不安が付きまとう事もしばしば……
話題になるのもあまり少ない印象の3D作品の中、
本作はお尻キャラも相まって話題に。
単純に3D技術が高く、3Dだからこそできる派手な戦闘は注目ポイントです

3Dアニメの先駆けになった1つのアニメ歴史点なので、そういう意味でもお勧めです。



中身の話ですが
割と王道なSFものです。結構ベタですが、練られ丁寧な作りはしていると思います
キャラは主に2人を注視すればよく、映像が凄いので最悪ストーリー認識は
曖昧でもいいと思います。




ともかくこのアニメは私自身3Dアニメはイマイチだと思っていたところに
考えを改めさせる機会を与えてくれました
今でもハイクオリティ3D作品の一つとして
またはアニメ歴史1つのターニングポイントでもあるので、ぜひご視聴を!

投稿 : 2023/06/23
閲覧 : 122
サンキュー:

6

cabinmild さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

誰と見てもよい、SFエンターテイメント

家族・友人・恋人、誰と見ても楽しめる王道SFエンターテイメント。

SFディストピア、気は強いがちょっとヌケてるところもあるツンデレヒロイン、ロック好きで男臭い粋なバディ、裏路地で絡んでくる不良…etc
不朽のネタを、小気味よい王道展開で描きます。王道作品は演出が優れていなければ陳腐になってしまう危険もありますが、本作は上々。おいしい素材を上手に料理したという印象です。

ヒロインは釘宮理恵さん演じるアンジェラ。カワイイです。釘宮さんを100%有効活用しています。
衣装はセクシーですが、劇中ではいやらしくならないように描写されており、いい塩梅です。

気持ちよく鑑賞できる佳作に仕上がっていると思います。

投稿 : 2023/06/04
閲覧 : 325
サンキュー:

5

猫好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もう少し登場人物や視点が多ければ名作だった、かな?

いい作品に仕上がっているとは思います。

結構まじめに考えさせられるSFになっていますね。大災害後、人類の98%は月の裏側にある衛星都市エデンという仮想社会へデジタル化して移住し、考えられうるすべての経験や快楽を手に入れて生活している。しかし、実際にはメモリをシビアに管理しなければ日常生活に不便が起きるため、その獲得を餌に管理者にとって都合の良い貢献を求められ厳しく監視されるディストピアになっている未来

それでも地上には生き残った少数の人類がもがきながら生きている

そしてその横でまったく関係なく独自進化した野良AIが宇宙の果てを目指すロマンのために友達募集をしており、果たしていったい誰が「人類」らしいのか、を考えさせられる

と、ストーリ自体はいいし、主役の三人のキャラも魅力もあるし、作画もCGを多用して美しく決して低予算アニメではないはずですが、なぜか低予算B級映画のシナリオくささが抜けないんですよね

おそらく、ストーリの大半が主人公アンジェラとディンゴの会話。その後AIのフロントセッターの事実上三人しか意味のある登場人物が存在しないことからでしょうか。悪役たる面々も仮想社会の管理者「のイメージ」が先行してあまり怖くもないというか。そのうえ、似たような廃墟の街での戦いが延々と続くことで、世界の奥深さや広がりがあまり感じられなかったからでしょうか。そのため綺麗な女の子がメカに乗ってあばれているだけ、と言われても仕方ないようなことになってしまってる

決して嫌いなアニメではないけど、もうちょっと広がりがあればよかったのにと、その点が惜しかったですね

投稿 : 2023/03/02
閲覧 : 53
サンキュー:

1

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ネタバレになりますが、

よくある「未来のユートピアとされる管理社会からの人間性の開放」がテーマの作品ですが、当面の敵であるところの強力なハッカーが「人当たりの良いAIだった」というのがオリジナリティーがあって面白いところ。
100年以上かけてコツコツ宇宙船を組み上げていったという、地に足の着いた地味な計画も面白いですね。
とても残念なのは、主人公の女の子がイマイチ性格的にも外見的にも好みではなかったところ。せっかく露出度の高い衣装やナニ丸出しのスッポンポンまで見せてくれるのに。まあこれは完全に個人の嗜好の問題です。
あの後、主人公たちは管理者に追われる身にならないのかなあ。

投稿 : 2023/02/10
閲覧 : 113
サンキュー:

2

takato さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

正直…

虚淵さん作品好きなのが多いし、好評そうなので視聴するも正直…。


駄目な点


1・キャラデザインが3Dにする意義を感じない、ミクさんの凄いやつのがよっぽど良い。


2・敵役の不在。活劇に明確な良い敵がいないのはアカンだろ。


3.出番がまともにあるのが、二人と一体というのはない。


4・テーマを全部三木さんの良いボイスで語るだけ。


5・ラスト後のシーン。この映画だけじゃないが、あんま意味のないシーンをエンドロール後に入れるな!待ったかいないぞ

投稿 : 2022/12/09
閲覧 : 837
サンキュー:

15

ヴィノカカオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

王道

展開が王道で最後まで観れます。
主人公のアンジェラ役の釘宮さんの熱演が印象に残りました。

今後のアニメはCGになっていくんですかねぇ?

投稿 : 2022/11/20
閲覧 : 380
サンキュー:

5

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

重力では好奇心には勝てない

オーソドックスな王道SF作品。

人口爆発と資源問題、
地上はナノハザードにより廃墟と化した。
地上を捨てた大半の人類は、
電脳空間ディーヴァに移行し、
恒久の平和を手に入れる。
{netabare}そのディーヴァに地上からの不正アクセス。
目的正体不明のフロンティアセッター。
不安に駆られるサイバースペースの住人。{/netabare}
捜査官アンジェラは地上に降り立ち、
世界の謎に迫ろうとしている。

世界観の作り込みとシナリオが、
上手にまとまっていて好感が持てる。
大切なのは物語なのでしょう。

相反する2つの価値観、
{netabare}進化の次のステージに進むこと。
肉体の檻の中で生きていくこと。{/netabare}
管理され制限された精神世界と、
空腹に疲弊し、病気になる地上の重たい肉体。

そう言えば草薙少佐も、人が人足り得るのは、
好奇心あってこそだと言っていましたね。

銀河の果てまで、旅立とう。
勇敢なるその一歩が新しい歴史を作るのだ。

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 1086
サンキュー:

66

ネタバレ

haiga さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ちゃんと作られたSFはこんなにも面白い!

今観終わりました~~最高に面白かったです!!


いや~前々から気になってたのですが、現在観てなかった劇場作品を視聴するフェア中(自己開催)ですのでブレイブストーリーに引き続きこの作品をチョイスしました。
ぶっちゃけブレイブストーリーの100倍面白かったです!!

監督がOOガンダムの水島精二監督。
脚本がまどマギの虚淵玄
主役のアンジェラ・アルザックに釘宮理恵
相棒のディンゴ役に三木眞一郎
さらにチョイ役の敵役に林原めぐみ、高山みなみ、三石琴乃と超豪華な配役。
これぞ劇場作品って感じですね!

荒廃した地球から避難した人類が作り上げた理想の楽園が、意識だけを取り出した電脳世界と言うまさに近未来のSFって設定も素晴らしかったです

最初は地上人の生活を見下していたアンジェラが、ディンゴと触れ合うにつれて、少しづつ地上の生活に興味を持ち、打ち解けていく過程が2時間という限られた尺の中でも自然に表現されていて流石水島監督って感じでした。

登場人物は少ないのですが、その分上長なシーンは無く抜群のテンポとスピード感で物語が進んで行きます。
主人公のアンジェラ役の釘宮理恵さんの有能なんだけど大人ぶっている背伸びした女の子って演技が堪らなく良いですね。
あと相棒のディンゴも最初は傍若無人なアンジェラに怒ったりせず終始大人の対応でとても魅力的なキャラでした。

登場するメカも無骨でリアリティのあるデザインで、ゴテゴテしたアニメっぽい装飾は無いのですが、
とにかく動きがカッコイイ。
マクロスシリーズを彷彿とさせる戦闘シーンは見どころたっぷりです。欲を言えばアンジェラの機体はもう少し目立つカラーリングが良かったかなとも思いました。どっちがどっちが分からなくなってたんですよね。

後半の盛り上がりは半端ないですし久しぶりにワクワクしながら楽しんで観れました。
もし観てない方は勿体ないので観てくださいね
おすすめです!

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 278
サンキュー:

18

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

肉体を捨ててちょっと自由に生きていけるだけのパラダイス

よくある"ぼくたちのつくったすばらしき新世界"はいつみても面白い
それにロボットやケツ、AIとの関わりなんかも上手く盛り込んでいて完成度の高いエンタメ作品

ただまぁ所謂ディストピアSF作品って、恐ろしい未来やAIへの不安を逆説的に表現することで、視聴者への投げかけが出来ると思っているので、今作は結構そこらへんの思想の描写が結構一辺倒で直球だったかなと思った

アンジェラは中盤にディーヴァ保安局の上官の神々の代弁者の如く選民思想を語ってディンゴとバトっていい感じだったのに、その後、楽園の上層部たちの"未知は脅威"の凝り固まった思考で、議論をする余地もなく排除を命令されちゃあアンジェラちゃんもそりゃ身を移り変えちゃうよなぁ
そうして視聴者もフロンティアセッターの考えに自ずと乗せられ、結局どっちが本当の自由なのかという事を見終わった後に考えることはあまり出来ない
AIの方が断然理性的という皮肉

フルCGアニメだったが、キャラの動きはもちろん、表情もかなり細かく、特にラストの市街戦ではフルCGだったからこその臨場感と迫力のある戦闘だった。カメラワークサイコー

あともう1つ、声優。特にフロンティアセッターの表情が読み取れないからこその声が重要だったが、優しく喋りかけて機械っぽくない演技が凄かった。常時良いAI感が出ていた

YouTubeで期間限定の無料公開の初日から一応チェックはしていて、虚淵脚本の水島監督でかなり期待してはいたが、中々見る気になれずにラスト滑り込みで見たが、初っ端の世界観説明からフルCGでのロボットアクションで一気に惹き込まれ、最後まで一気に見ることができた
ディストピアSF作品によくあるテーマを分かりやすく最初に説明して入り込みやすくはなっていたが、AI関連やユートピア思想が今ひとつ描ききれていなかったなと思う惜しい作品

投稿 : 2021/09/12
閲覧 : 267
サンキュー:

8

ネタバレ

ももも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アイデンティティのお話

西暦2400年。
人類の大半は荒廃した地上と肉体を捨て、データとして電脳世界「ディーヴァ」で生きている世界。
ディーヴァにハッキングを試みた謎の存在を追うため、主人公である保安官アンジェラ(くぎゅ)は地上活動用の肉体(本人のDNAを使用した16歳の少女の体)に受肉し、エージェントとして好んで地上で暮らしている人間ディーゴ(三木眞一郎)を雇います。

サーバから肉体に意識たるデータを転送したら、その魂(?)はもうコピーされた偽物なんじゃないのか?的な話は一切ありません。
ネットワーク上で、または各機器上に、移動しまくりです。

ネットワーク上での貧富の差…というか存在の優位性は「その人間に割り当てられるメモリ量」が目安で、メモリを多くもらうためにはディーヴァのために働き、評価を得る必要があります。
ディーゴはこの構造を「奴隷」「牢獄」と嫌悪していますが、アンジェラはこれを当然のこととして受け入れています。

割当メモリ云々の話が出たときに「あーディストピアモノで多分管理者とドンパチする感じかな?」と思いながら見てたんですが、ディーゴ(及び同種の人間たち)はディーヴァの管理者から追われるようなこともなく、それと認識された上で自由に暮らしています。
アンジェラも面倒な肉体をむしろ嫌悪し、データとして生きることを自ら選んでいます(まあこの点は「刷り込み」とか「若さゆえの世界の狭さ」とか色々ありそうですが)。
ともあれ、管理社会と戦う話ではありませんでした(戦いはしますが)。

------

アンジェラは地上で捜査する中で肉体に響くビートとしての音楽を聞いたり、肉体の体力的に疲れ果てたり、物を食べたり、いろいろな経験をします。
これが肉体として暮らすことへの偏見が変化していくきっかけになりますが、データとして生きることへの疑問にはなりません。「肉体も悪くないかもね」くらいはあっても、「データとして生きるって何?」とはなっていません。
つまり、思想としての管理社会との対立構造にはなりません。

ハッカーの正体は「長い時間の果に自我を持った、限りなく人間に近づいているAI」であり、人間に対して敵意はなく、むしろ争いを避けるために地球から出ていこうと準備をしていたのでした。

アンジェラはAIに敵意が無いこと、地球から立ち去ろうとしていることを踏まえ、そのまま見逃すことをディーヴァの管理者に提案します。
このアンジェラの判断に「管理者たるディーヴァへの疑問」とか「肉体への憧れ」とかそういう要素は一切ないです。
ただ「いいやつだし悪意はないっぽいから見逃してもいいんじゃないですか?」というだけの話です。

ディーヴァの管理者は不穏分子を許さず、AIと、AIを庇ったアンジェラの処分を決めます。
ここで初めて対立構造になり、アンジェラは「アーカイブ化(意識の凍結)」から逃げるために再度受肉します。
ドンパチの末最終的に逃げおおせたアンジェラを管理者は把握していますが、「脱落した保安官」として最後は追うことをやめているようです。

「やろうと思えばディストピア表現もできそうな管理社会」「人間的な意識を持ったAI」「地上で暮らす人間たち」
これらはプロットで直接結びつくわけではなく(もちろん関連はしますが)、要素としてただ散りばめられています。
イベントとしては、人類側のエゴによるドンパチの末、AIが人間らしく旅立つ、ただそれだけです。
ここから何を感じるかは視聴者に委ねられています。

割とふわっとした視聴感といいますか、もうちょい押し付けがましくてもいいんじゃないかなぁという感じがしました。

------

ビジュアルについて。
本作は当時「フルCGアニメ」としてちょっと話題になったのを覚えています。
相当力が入っていると思いますが、今では流石に少し古い感じがするかも?
加えて表情に漫画的な表現をちょいちょい使ってて、CGの優位性をスポイルしてるような気もちょっとしました。

投稿 : 2021/09/11
閲覧 : 209
サンキュー:

6

ネタバレ

k57x83 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全てにおいてまあまあ

(2021/09/07 初稿)
youtubeで期間限定公開だったので視聴


◆総評
全体的にややよくできた作品
全分野点数を3.5にしようか4にしようか迷った
欠点はないがすごく良いともいえない微妙な感じ


◆物語・設定
設定の世界観の部分はなかなか面白いと思うし、
物語の進みも上手く、話しの進みを納得させるところも
(やや説明っぽい感じもあったが)手は抜かれていなかった

人間と、電子化し(進化し)た人類、AIが登場し、
この3者を比較しながら人間とは何かを問いかけるのは
非常に面白かった

ただ、残念だったのは、
・感情の動きの描写が足りない
・この世界だからできることがあまり描かれていない

具体的には、
・アンジェラの変わり身が早すぎる
・電脳世界なのに電脳戦が少ない

1個目は時間がたりなかったのか
2個目については、
こちら側に最強ハッカーがいるのに
なぜか現実でのバトルが凄くたくさんで、
ハッカーがサポートするシーンが少なかった
結局銃でアンテナ撃ってサーバーのサポート切るとかなら
ハッキングでどうにかできたはず

少し辛口になったが、全体的には無難によくまとまっていると思う


◆声優
キャラによく合っているしベテランなので特には問題なし
が、最高とはなぜか言えない感じ
あまりキャラの感情的なシーンや盛り上がりのシーンがなかったからか

あと、モブキャラに凄い人がいたりで驚く
モブでほぼセリフない人もいるのに
最初の日焼けした人何か裏があるかと思いました


◆キャラ
キャラデザ良し、登場人物少な目でやや深堀もされ
なかなかいいが、いかんせん盛り上がりシーンがなく
最高とは言えない感じ
全編3dなので作画崩壊は全くなし


◆作画
全編3Dだが、戦闘シーンは迫力があり見ごたえはあり


◆音楽
EDはなかなか。BGMはあまり記憶がない



やっぱり一通り感想つらつら書いてみましたが
やっぱり全体的にまあまあ、以外言えない

全体がやや悪くても1点最高潮があると
名作たりえる(と思っている)けど
本作品は全体が無難だけど最高潮がない

設定は結構好きなので続編があれば見てみたいです

投稿 : 2021/09/07
閲覧 : 244
サンキュー:

5

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

サイバーパンクとして設定が甘い

製作総指揮リドリースコット、ドゥニヴィルヌーヴ監督作品「ブレードランナー2049」を観てきた。北米では30代以上の男性客しか入らなかったということで、旧作とともに興行的に失敗してしまった模様。

実際に日本の劇場ではそこそこ男女のお客が入っていたが、反応はイマイチで、コミック映画や普通のSF映画とは違い派手なシーンが少ないので、デート向きとは言えない映画であることは間違いない。

しかし、世の中に「サイバーパンクSF」の映像化として名を上げてきた名作の続編ということで評論家やその筋のオタクには受けがよく、批評は絶賛をされている。

それは今までにあらゆるサイバーパンク作品の中ではずば抜けて芸術的で哲学的な作品であり、本作が「攻殻機動隊」「AKIRA」「マトリックス」などに最も影響を与えていることが映像からも理解できるからだ。

して、東映製作の「楽園追放」だが、CG技術は高いが、脚本がこの手の分野を得意とする虚淵玄が制作に名を連ねているが、正直言って「攻殻機動隊」以下である。同じ頃にTVアニメでつくられた「サイコパス」もどっかで見たようなシーンをつなぎ合わせたような作りで非常にがっかりさせられた。

どうも虚淵さんは脚本家、構成作家としては非常に能力が高いが、原作となると急激にスケールダウンしてしまう傾向がみられる。

要はマニア向けすぎて一般人がおっつかないのだ。それにはキャラクターデザインや設定にも説明不足な点が多く、中途半端にみえてしまうのだ。そこを考えると押井守監督などは「パトレイバー」や「攻殻機動隊」は無理のないように設定や画面構成を考えて映画を撮っていると思う。

あまり一般の人にはおすすめできないSF映画である。

この調子だと次のゴジラ初のアニメ映画も非常に不安要素でいっぱいだ。

投稿 : 2021/09/07
閲覧 : 749
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22

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

主人公「アンジェラ・バルザック」がすごく魅力的

主人公「アンジェラ・バルザック」の魅力だけで、
このアニメ観れちゃいますが、
テーマも、世界観も、スピード感もどれもよかったです。
王道と言ってしまえばそれまでですが、
短い時間の中にもSF映画の醍醐味を感じることができます。

ストーリーは、{netabare}「王立宇宙軍オネアミスの翼」 {/netabare}を思い出しました。

アンジェラは、CGなのに、この表情はとても好きです。

投稿 : 2021/08/15
閲覧 : 260
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8

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

テーマは平凡ですが、脚本も映像も設定もしっかりした面白いSFでした。

 冒頭で、解説ではなくストーリーで世界観を説明しきっているはすごいですね。

 肉体を捨てバーチャル空間に退避した人類の物語である。その施設は宇宙空間にある。ハッキングを受けていて深宇宙探査船による外宇宙への移住を推奨している。肉体の遺伝子情報を保持していることから、生殖行為またはそれに類似したことは行われている。貧富の差が存在しメモリの割り当てである。個人データの質はそれに依存している。地球世界は遺伝子が変化したクリーチャーが存在する世界である。
 ここまで10分で簡単に読み取れます。これは劇場映画のシナリオとしては大したものです。

 ヒロインの見た目がこの間3回変わっていますが、違和感なく受け入れられました。CGは一昔前感がありましたが、ヒロイン役の16歳の見た目は出来がいいのでOKです。表情がVtuberとかMMDの表情そっくりで笑ってしまいます。横顔はちょっと厳しいですかね。
 にしてもCGアニメキャラの創成期でこれだけ可愛いデザインを作れたのは大したものです。
 地球の世界観もかなりいいですね。空や廃墟、砂漠、街の見せ方は素晴らしいです。

 宇宙船に、最後の1手が必要な設定がきっちりしています。AIの行動原理、存在意義にもつながっていますし。
 終盤はじめのコンピュータ空間のイメージ化や地上降下のビジュアルは見ごたえがあります。

 ディストピアのSF設定としては秀逸です。テーマは平凡ですが、組み合わせることで結構面白いストーリーを構築しています。AIの人格化と人間との相互理解が結構説得力があり、なかなか、感動的です。

 いままで、どっかで見た?という既視感をあまり感じず、目新しい映像とテンポがいいストーリーで単発の劇場映画の出来としてはかなりのレベルではないでしょうか。時間も100分ちょっとなので、中だるみもあまり感じません。一回結論めいたことがあったあと、次の展開や戦闘シーンとかあるのでちょっとそこが間延びしましたかね。

 要はかなり面白かったです。

 気になった点です。まあ、本当はさほど気になりませんでしたが、せっかくの考察に値するレベルのアニメなのでの戯言です。

 あの3人の指令というか彫像たちは人なんでしょうね。アンジェラが地上のAIを指して「彼は人間ではない」と釈明しているので、人格なんでしょうね。査察部云々という話もありますし。
 そうなるとテクノロジーの発達とAI、コンピュータの発展レベルがアンバランスですかね。AIがいろいろ判断すればいいじゃないかと思いますが、そっち方面の発達はしなかったんですね。
 人体を1日で成長させられるんですよね?人類が何人いるかわかりませんが、VR空間を共有されられるスペックがあるんですよね?人格を信号化できる技術もあるのに。それでメモリの取り合いですか。宇宙空間にあるのでハードの拡張ができないんでしょうかね。わかりません。

 おっぱい揺れすぎ、ハイレグすぎ問題はちょっと気になります。バイク型のコックピットもちょっとあざといですよね。
 肉体の快楽を超越して…とかいってましたが、ビーチリゾートにあんなに人がいました。ナンパもしてましたし。あんまり、超越観がありません。

 ロボット壊すなよ。銃で撃たれて壊れるなよ。

 攻殻機動隊のようなゴーストという設定がないので、個人のアイデンティティの同一性は気になりました。また、逆に宇宙に行く人格はアンジェラとディンゴ、あるいは誰かのコピーでもいいんじゃないかと思いました。

 肥料から作るロケットは、固体燃料ロケットですよね?打ち上げのとき、氷がパラパラ落ちないのでは?あれは液体燃料ロケットの打ち上げの様子ですよね?違いましたっけ?

 ディンゴがちょっとカッコつけすぎ?
 

投稿 : 2021/06/02
閲覧 : 280
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6

ネタバレ

すぴりっと さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かった

ディンゴとフロンティアセッターがすごい好き。
あんな生き方、憧れるなあ。
とりあえずうん、美味しいものでも食べようと思いました笑
(なんだこの感想)

投稿 : 2021/03/09
閲覧 : 214
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4

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

楽園?追放

2021.2.2 視聴完了。

世界観がつかみにくくメインの二人の会話で
なんとかわかったような気になるが難解な所が多い。

内容はまあまあ良かった。
ラスト前の戦闘シーンは見応えありました。
(ちょっと酔いそうになった・・・)

釘宮さん、三木さん、神谷さんの演技も良かったです。

投稿 : 2021/02/02
閲覧 : 205
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11

ネタバレ

ぼん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人間らしさって何ですか?

っていうのが

3人(一人はロボットですが)のキャラクター

を対比して考えさせられた作品でした。

ストリーは分かりやすく

ロボットの戦闘も迫力があって楽しめました。

さすがにでっかいムカデの肉は食べたくないですが

でも美味しいなら考えないこともないです。

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 204
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6

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

多分映画館で観てたら酔ってた。

もっと電脳世界中心の話かと思ってたけど、まさかここまで激しい戦闘があるとは・・・・・・
小さい画面で観てたから目が痛くなる程度で済んだけど、もし映画館の大きいスクリーンで見てたら確実に酔ってた。


声優は豪華だけど、最初にナンパしてきた男役の古谷さんって(笑)最初聞いた時、重要人物かと思っけどただの友情出演だった。

投稿 : 2020/12/12
閲覧 : 146
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2

ネタバレ

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

想像をかき立てられる

アダムとイヴは禁断の果実を食べ善悪がわかるようになり、エデンの園から
追放されたそうだが、アンジェラは何がわかるようになったのだろう。
そもそも、自我を持った先史文明のAIにハッキングされてしまうようでは、
このディーヴァは完璧とは言えないし、保安局の高官が、統制が必要と
言うようでは楽園には程遠い。
1人で宇宙に旅立つフロンティアセッターの姿を見て「浪漫飛行」の
メロディーが思い出された。

なお、高官たちがゼウス、仁王像、ガネーシャ風の外見をしていたが、
「AIは神を作り出せるのか」と考えてしまった。

以下、本作とは関係がないのでネタバレで
{netabare}日本には実在の人物を祀っている神社がたくさんある。有名な人間は
神になれるのだ。人々を熱狂させる人間をビッグデータから抽出し、
その行動パターンを解析し真似していくことで、信者を集めるAIもできる。
さらに不死の存在であれば神格化されても不思議ではないだろう。{/netabare}

投稿 : 2020/11/21
閲覧 : 184
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5

たいにーぱんくす さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白いです。

いつだったかTwitterで楽園追放がトレンド入りして懐かしくて久しぶりに見ました。内容忘れてましたが、今見ても面白かったです。

投稿 : 2020/10/10
閲覧 : 276
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4

PeachFly さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ひとまずの判定…「ベスト10に入る逸品!。きっとこの後何回も観ることでしょう^^」

具体的な感想はまた後日…という事で、判定のみupさせていただきますが^^;
以前の★評価の後も何回か観ています。

映画作品なので短い時間の中にストーリーが凝縮されていて、それでいて過不足なく、きちんとまとめられているのは凄いと思います。

世界観もしっかりしているし、エピローグもちょっと切なく、でも将来への期待を持たせる幕引きで、とても感動的です。


<<PeachFlyの「また観るかな~」判定>> : 5

0:途中で挫折、 
1:もう観ない、
2:もしかしたらもう1回くらい観るかも、
3:たぶんもう1回は観るかな、
4:もう2~3回は観るつもり、
5:ベスト10に入る逸品!。きっとこの後何回も観ることでしょう^^

投稿 : 2020/09/13
閲覧 : 245
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6

モノクマ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

3Dアニメの中では最高峰

オリジナルのストーリーで内容がしっかり詰め込まれており無駄な描写などないと思う。
何よりキャラクターの表情がとても豊かでとても引き込まれる。
もちろん声優さんの技術が高いこともあるが今まで見た3Dアニメの中でこれ以上のものがあるのかとさえ思った。
(高山みなみさん、林原めぐみさん、三石琴乃さん、古谷徹さんがモブキャラて.....)
是非とも自分で見てこのアニメの素晴らしさを多くの人に味わってもらいと思った。

投稿 : 2020/08/05
閲覧 : 201
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2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

虚淵玄(ニトロプラス)×水島精二 初のオリジナル劇場作品

この作品のタイトルは聞いたことがありましたが、虚淵さんと水島監督がタッグを組んでいたとは知りませんでした。
しかもメインヒロインのCVはくぎゅ…
これらをもっと早く知っていたら視聴の優先順位は爆上がりだったでしょうに…


ナノハザードにより廃墟と化した地球。
人類の多くは地上を捨て、データとなって電脳世界ディーヴァで
暮らすようになっていた。

西暦2400年、そのディーヴァが異変に晒されていた。
地上世界からの謎のハッキング。
ハッキングの主は、フロンティアセッターと名乗った。

ハッキングの狙いは何か。ディーヴァの捜査官アンジェラは、
生身の体・マテリアルボディを身にまとい、地上世界へと降り立つ。
地上調査員ディンゴと折衝kしようとするアンジェラを待ち受けていたのは、
地上を跋扈するモンスター・サンドワームの群れ。

アンジェラはそれを迎え撃つために機動外骨格スーツ・アーハンを起動する。
荒廃した地上のどこかに、フロンティアセッターが潜んでいるはず。
アンジェラとディンゴの、世界の謎に迫る旅が今、始まった。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

人類の98%が地上と自らの肉体を捨て、データとなって電脳世界で暮らす未来…
想像したくはありませんが、地球に人が本当に住めなくなってしまったら、選択せざるを得ない未来が来るのかもしれません。

でも自らの肉体を捨てる…って、本当に生きているって言えるのでしょうか。
命の概念が根底から覆されている感じがしますけれど…

この電脳世界で重要になっているのがパーソナルメモリーのサイズ…
社会に貢献すればするほど、より多くのメモリーが配分されるんだそうです。
結局、どこで、どの様な形で生きても格差って生まれるんですね。

この世界では大きく2つの生き方があります。
1つ目は人類の大多数が選択している自分をデータ化し電脳世界で生きる道。
そして2つ目は残り2%の少数派である生身の肉体のまま地球で生きる道。

どちらを選んでも長所と短所があると思います。
マテリアルボディで地上に降りたアンジェラ曰く、肉体は重いし、地上の空気は埃臭いし…と言っていましたから。

電脳世界は、生身の肉体で感じる違和感なんて無いんでしょうけれど、「管理する側」から見ると実体が無いのですから、とても管理しやすいんだと思います。
きっと、ある事象を「無かったこと」にするのだって簡単なんでしょう。
所詮はデータでしか無いんですから…

そう考えると、この電脳世界が「行き過ぎたシビュラシステム」のような感じに思えてきます。
道理や本質を見ずに、管理者に都合の良い答えだけが取捨選択される世界…

フロンティアセッターは何故ハッキングを仕掛けたのか…
アンジェラとディンゴの「世界の謎に迫る旅」とは?
そしてアンジェラは何を選択するのか…

フルCGアニメなので好みは分かれるかもですが、戦闘シーンなどしっかりキャラやマシンが
動いてくれるので、個人的にはウェルカムでした。

主題歌は、ELISAさんの「EONIAN -イオニアン-」

上映時間100分超の作品でした。
しっかりくぎゅボイスが堪能できる作品です。
しかも登場人物が絞られているので、キャラも覚えやすく見易い作品だったと思いました。

投稿 : 2020/08/02
閲覧 : 287
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22

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

古典SF入門超大作by虚淵玄

清々しい程にベタベタで何の捻りも無いドストレートなエンタメSF。映画ってのはこうでなくては。こういう「あー面白かった!」ってスカッと何も後に残らないハリウッド映画みたいな作品ってなかなか日本では作られないから凄く意味のある作品だと思う。尺の短い劇場作品なのでシナリオは王道に。でもそれだと弱いからフックとしての美少女。個人的には要らないが美少女いないと客入らんから仕方ない。ロボだけで喜ぶのはマニアになってしまうのか。一般人はどっちも要らないですかそうですか。


虚淵玄脚本ということでまどかの様な鬱要素や逆張り展開を期待して見ると肩透かしを喰らうでしょう。本作はSFとしてはドストレートに王道ではあるのだがこれは紛れもなく虚淵玄の作品であり、まどかとの共通点もある。それは戦う敵がいない事。魔法少女は魔女の幼体で魔女になる事は確定済。後はどこまで引き伸ばせるかというだけの問題。ディーヴァからの追手も立ち回り次第でいつでもアンジェラと同じ立場になりえる奴隷の様な存在。どちらも敵同士で戦ってるように見えて本質的には同類同士。支配されるシステムからは逃れられず掌の上で足掻いてるだけにすぎないというところが虚淵節なのであり、他の脚本家だと安易に地球人類VSディーヴァの対立でアンジェラが地球側につくという、ベタと言っても程度ってもんがあるだろう、みたいな残念な作品になっていたと思う。ただ明確なネームド敵役がいないので、もしかしたらそっちの方がSFに馴染みが無い方にはウケたのかもしれない。

周回視聴や考察を楽しみたい方には物足りないかもしれないがSF入門用には最適だと思う。こういう作品が売れないとSFモノは衰退するばかり。使い古されたネタというのはそれほどに強度があるということ。それらを見やすくまとめてキレイな作画のロボと美少女で今風に見せてくれるこのSF古典ネタてんこ盛り作品はSF好きこそ広めていくべきものだと思う。

ディンゴの歌もラストシーンとの対比を描く以上は仕方がないんです。まあ唐突だし歌自体もアレなんですが。1人宇宙で歌うフロンティアセッター。あれしかありえないというくらい素晴らしいラストシーンだと思うのです。あまりにもコテコテ。だからこそ良いのです。


というかSFアニメはいつまで電脳ネタやるのかね。脳単体で人格保持出来ないってもうバレてると思うんだけど。

投稿 : 2020/06/29
閲覧 : 332
ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

明るい虚淵作品?

 まったく事前情報なしで視聴。そのために序盤に電脳社会が描かれたのでサイバーパンク的
世界で進んでいくのかと思っていたら、廃墟のような地球がメイン。
 地球が荒野のような状態になっており、西部劇風の雰囲気がある。ディンゴの風貌なんかも
それ風な感じ。

 科学的に進んでいるがある種のディストピア的環境にいた主人公が、ワイルドだが自由がある
世界で価値観を変えられていく展開は「翠星のガルガンティア」(以後ガルガンティアと表記)に
共通するものを感じたりしていたが、EDクレジットで脚本に虚淵 玄氏の名前を見つけて納得。
同じ人が書いてたわけね。
 ガルガンティアのヒディアーズや、同じく虚淵氏の「PSYCHO-PASS」のシビュラシステムは
「実は人間だった」という展開になるが、本作が逆に人間だと思われていた
フロンティアセッターが実は人工知能だったという展開。
 意外性を狙ったという点では同じなのだろうが、ショッキングな感が強かったヒディアーズや
シビュラに対して、計画がいたって平和的なものだったことや人類に対してフレンドリーな
スタンスであったこともあって、正体判明後はむしろほのぼの感が漂う。
 フロンティアセッターの作業用ロボットを介してのアンジェラ・バルザックやディンゴとの
やり取りを見ていると愛らしさも感じたりするが、そう言えばガルガンティアも人工物の
チェインバーが癒しキャラだったような。
 最終的にフロンティアセッターが無事外宇宙探索に飛び出せたという点ではハッピーエンド
なのだが、同調者がついぞ一人も現れてなかったのがややかわいそうな感も。
 決して悪くはないが、今一つ爆発力は弱かった印象。

 バトルアクションは劇場版クオリティということもあって、宇宙戦も地球での地上戦も
スピーディーで見応えあり。
 こちらもEDクレジットでモーションアドバイザーに板野 一郎氏の名前を見つけて、なんか納得。

2020/06/29

投稿 : 2020/06/29
閲覧 : 269
サンキュー:

7

sassy さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大事なものに気が付かせてくれる作品

作画がとてもダイナミックで、作品を通して表現したい方向性をしっかり具現化できていてとてもよかったと思う。楽園とは何かを考えさせられる、とてもいい作品だった。

投稿 : 2020/04/18
閲覧 : 285
サンキュー:

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楽園追放 -Expelled from Paradise-のストーリー・あらすじ

われわれはどこから来たのか われわれは何者か

われわれはどこへ行くのか――。

地球はナノハザードにより廃墟と化した。

その後の西暦2400年、大半の人類は知能だけの電脳世界ディーヴァに生きていた。

電脳世界に住む捜査官アンジェラは、

闘力を誇るスーツ・アーハンを身につけ地上に初めて降り立った。

そして地上調査員ディンゴと共に地上のサバイバルな世界に旅立った。(アニメ映画『楽園追放 -Expelled from Paradise-』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2014年11月15日

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