オカルトでシュールなおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのオカルトでシュールな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月27日の時点で一番のオカルトでシュールなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

57.1 1 オカルトでシュールなアニメランキング1位
闇芝居(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (167)
840人が棚に入れました
昭和の紙芝居風に語る日本にある都市伝説的なストーリーの大人向け短編アニメーション。アプリとも連動し、都市伝説キャラを捕獲するゲームが配信され、番組放送中に仕掛けが施されている。

声優・キャラクター
津田寛治、村井良大、平野良、植田圭輔、相沢梨紗、大西礼芳、田中稔彦、白水桜太郎、深海誉、増本庄一郎

だわさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

何か書こうと思ったので…闇芝居について少々。

5分ショートアニメ全13話
短編ホラー


それなりに怖い短編ショートアニメなので、お手軽。裏を返せば、内容は薄い。
ホラー系に割と耐性のある人なら、はっきり言って怖いとは言えない内容だと思う。
しかし、このショートアニメは紙芝居というモチーフを扱い、古き良き日本再生に一役かっているばかりか、
美化が進んできた映像界に対し、静画の可能性を見せつけるという点で一石を投じている。

まず、闇芝居というタイトルだけあって、紙芝居のような見せ方をする。
毎回、冒頭に「よってらっしゃい見てらっしゃい」と
紙芝居(闇芝居)をしてくれる知らないオッサンが広場で子供に語りかけ、紙芝居が終わると最後は「おしまい」で締める。
今時、知らないオッサンが寄ってらっしゃい見てらっしゃいなんて言ってると子供は
「お母さんが知らないオッサンに話しかけられたら逃げなさいって言ってた。キモイ」とか普通に言って逃走しそうだが、
本編においては、1960‐70くらいのノリで子供が集まってくる。

もちろん本編、完全な形での紙芝居ではない。
登場人物は喋るし、ある程度絵も動かしている。
ここで注目したいのは、静画の使い方がうまいと思うこと。
静画と動画のコントラストによって視点が操作され、静画に想像力を膨らまさせる。
それは動くアニメが発達した今だからこそ新鮮であり、独特なホラーを生む。
静画の可能性と古き良き日本を一石二鳥で再生するというのだからなんともおもしろい。

そしてそこに輪をかけるように、
闇芝居本編で扱っている話の内容が古き良き日本の都市伝説。
やろうとしていることが全くブレていない。

以上の理由で、一見の価値があると思う。

怖いかどうかは、静画と動画から受け取った情報を
あなたの脳みそがどう受け取り、どう再生するか。
そのあたりなんじゃないだろーか。

なので、怖くなかったからといって偉そうに人に言うのは少し残念な奴に思えてくるワケだが、
何を隠そう俺は怖くなかったよ。
俺の想像力は少々残念なのかも。
むしろそれが怖いわwww

投稿 : 2024/04/20
♥ : 19

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

怖い紙芝居

作画に特徴のある1話完結のホラー作品。

『闇芝居』というだけあって、紙芝居のような質感の作画です。
作画だけでなく、内容もホラーなので苦手な人もいるでしょう。

内容はホラーなのですが、日本的な作風なのでジワジワ怖さが来るような感じでしょうか。
欧米のホラー作品のように、いきなり驚かせるという事が少ないです。

本来であれば夜中に見て怖がるのが本筋なのでしょうが、自分は録画をして昼間に見てしまいました。
という理由で、そんなに怖い話とは個人的に思えなかったです。

1話4分半程度の長さ。
お手軽に見る事ができます。
夏場の夜中に見ると涼しくなるような作品。
本作品が気に入った人には2期目をどうぞ^^

投稿 : 2024/04/20
♥ : 19

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

よってらっしゃい~見てらっしゃい~闇芝居が始まるよ~

全13話 5分作品

夏の作品らしい不気味な怪談話(都市伝説)の作品です。
紙芝居感覚で物語ははじまります。
1話完結のお話です。

くすんだ作画にあまり動かない絵で怖い雰囲気を演出してます。
オチもなかなか怖いですね~
最後の方はちょっと狙いすぎて少しマンネリ気味になりましたが、なかなか怖かったです。

5分と短いので、サクサク観れると思います。怪談好きな方にはオススメです^^

ED 十分気味の悪さを出してます。レコードの使い方はローゼンメイデンのEDと違って不気味ですね。

最後に、私はお化け屋敷は怖いというよりビックリして驚く方ですw

お・し・ま・い~

投稿 : 2024/04/20
♥ : 28

56.1 2 オカルトでシュールなアニメランキング2位
悪偶 -天才人形-(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★☆☆ 2.8 (66)
213人が棚に入れました
平凡な少女、愛はどこにでもいるダンサーである。親友である町とのダンサーとしての才能を見せつけられ落ち込む日々であったが、ある時彼女の才能の「秘密」を知ってしまう。それは、邪な術方により掌サイズまでされた天才たち「悪偶(あぐう)」の存在である。悪偶(あぐう)を持っているものは誰でも天才になれるのだ。悪偶を作る「裁縫師」となってしまった町を救うべく、愛は裁縫師と代々対立してきた「救済者」となる。



声優・キャラクター
芝崎典子、松井恵理子、高木渉、安元洋貴、井上喜久子、M・A・O、水野理紗、内田彩
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作を読んでみたくなる

2018年夏アニメ。全12話。
中国のウェブ漫画のアニメ化。
独特だけど不思議な魅力がある作品です。

「悪偶」とは、生まれ持った才能ごと人間を小さな生ける人形にしたもの。悪偶を体内に縫い込めば凡人でも仮初の天才になれるという代物です。この世界では、残酷な手段で悪偶を作る「裁縫師」と悪偶を救う「救済者」の戦いが繰り広げられていました。
主人公であるバレリーナ候補生の愛は、親友・町が悪偶を持っていたことからその戦いに巻き込まれ、「救済者」となる決意をします。

全体のクオリティは高いとは言えないものの、独特の設定と世界観はなかなか魅力的で、一風変わった異能バトルものとしても興味深いアニメ。
ビジュアルが特徴的で肌に合わないと視聴が辛いかな、という印象です。原作の魅力をアニメにするのは難しかったのかも。クリスティ・ロスのキャラクターデザインめっちゃ好きです。
放送直前特番で少しだけ原作コミックが見られたんですが、ちょっとグロテスクなんだけど美麗な作品のようですね。原作読みたいなあ。

{netabare}
原作者が中国人故かもしれませんが、キャラクターの行動の動機付けが面白いと思いました。人間関係の基礎である「情」と契約の基礎である「論理」とのバランスが特徴的で、独特の雰囲気を醸し出してますね。理解しにくい部分もあるし、命のやり取りの中で交換条件の話がいきなり出てきたりして結構シュールでもあるけど。
ですがどのキャラクターも「何のために戦うのか」がかなり明確でした。

私は愛と町の友情がどこに行きつくのかが一番気になっていました。
主人公の愛が能力も思考も凡人であることがこの物語の肝なのだろうと思います。愛と町はお互いに無いものを持っていて、考え方も正反対。普通に生きていく上ではそれがいい刺激になるのでしょうが、「悪偶」によって二人とも人生が変わってしまい、最終的には道を別つことに。二人の関係性の変化は割と王道で心理描写も納得しやすかったです。
そんなに重要なキャラじゃないだろうと思っていた人物に意外な秘密があったり、重要人物だったりすることもあって予測できない面白さもありました。

ただ残念だったのが、物語を切りのいい所まで進められなかったこと。色々な伏線を回収できていませんし、今後活躍しそうなキャラクターも顔見せにとどまっていたり、今後の成長が見られそうなキャラクターが再登場せずに終わっていたり。{/netabare}

続きが見たいけど…どうなんでしょうね。
ちょっとだけ期待してみたいと思います。(2018.11.12)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

霊幻道士には届かず・・・

2018.07.29記


3話で断念・・・せざるを得ない的な。。。

呪術とか○○師とかChinaならではのオカルティックな要素を盛り込んだなにか。

1話観た時に「これは完走むずい」と思った通りの展開となってます。
良くも悪くも made in CHINA です。

ケチのつけようはいくらでもあるかもしれませんが、chineseが共感するだろう要素がふんだんに盛り込まれているので、作画その他のツッコミどころを乗り越えて、比較文化の観点で視聴すると意外な発見があると思います。

{netabare}例えば3話で、瀕死の状態から目覚めた“町”の横でモブがなんかしら話しかけている。そんなの一切無視して“町”は「殺す、、殺す」と連呼すること数分。いくら“愛”に裏切られたと思ってもちょっと異常なくらいの執着を見せます。

まぁ 観てるほうはヒキますわな

せめてモブと会話くらいするとか、目覚めてよくわからない環境にいるわけですから、自身の置かれた状況を確認する所作をするといった描写ならわかりやすいのですがそうではありません。
これがchinese視点だと、

「町!あんたの気持ちようわかるわー」

になります。
これは同族とみなした人物はとことん守る、裏切らないという彼らの基本の倫理観に基づく描写だったりします。逆に裏切ったらただの他人よりも憎し!ってやつですね。{/netabare}

悪偶(あぐう)という設定自体は悪くないし、良くも悪くもクセがあるので世間一般に流通している作品群とはまた違います。

セリフ回しで感じる違和感はchineseにはしっくりくる
物語の展開で感じる違和感もchineseにはしっくりくる

日中の相互理解はこういうところからかもしれません(大言壮語)。

自分はせめて、キョンシーが出てくる往年の香港映画みたいなつかみがあったら観れたかもですが、今のところないので撤退します。



-----
2019.02.26追記
《配点を修正》


2018年観てきたアニメの中でも群を抜いて意味不明でした。
一方で、これだけ尖っていると印象も薄れず、変な気分にさせられる不思議な作品です。

誰にも知られずひっそりと埋もれていくであろう作品でしょうが、一点褒めるとしたら、OPですね。あれはカオス!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 25
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

中華アニメって・・・。

当たりハズレが多い(と言うか、ハズレの方が多い)って分かっていながら、”この作品こそは”なんて思いながら視聴開始・・・。
はてさてこの作品は当たりかハズレか???

原作未読。最終話まで視聴。

立ち上がりは面白いと思ったんですけど、だんだんと尻すぼみ・・・。
というのが正直な感想です。

設定が目新しかったし、独特のキャラデザも中華風な感じで悪くないと思っていたんですけど・・・。

中盤の、{netabare}町が悪落ちした辺りから、羅布が再修業を命じられた辺りから徐々に尻すぼみが始まった気がする。
物語が、突然幼稚になったというか・・・。

結果が見え見えのバトルが長々と続くのもキツかった。{/netabare}

終盤の、{netabare}超展開というか、”大急ぎ”感は凄かった。
バトルシーンをもう少し割愛すれば・・・、って思っちゃう。
もう少し丁寧に描けたんじゃないかって・・・。{/netabare}

あと、{netabare}中途半端なエンディング。
まさか、まだ続くの?{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13
ページの先頭へ