ラノベ原作おすすめアニメランキング 363

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのラノベ原作成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年11月22日の時点で一番のラノベ原作おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

81.8 1 ラノベ原作アニメランキング1位
冴えない彼女の育てかた Fine(アニメ映画)

2019年10月26日
★★★★★ 4.6 (91)
418人が棚に入れました
ある春の日、安芸倫也は桜舞う坂道で運命的に出会った少女・加藤恵をメインヒロインにした同人ゲームを制作することを思いつく。美術部に所属していながら、同人イラストレーターとして活動する澤村・スペンサー・英梨々と、学年一位の優等生でありながら、ライトノベル作家として活躍している霞ヶ丘詩羽を誘い、blessing software を結成。やっとのことで一作目を発表した――。英梨々と詩羽は大作ゲーム『フィールズ・クロニクル』を開発するために、人気クリエイターの紅坂朱音のもとへ。blessing software 代表の倫也はサークル活動を継続し、副代表の恵とともに新作の開発を開始した。イラストレーターに後輩・波島出海を起用、プロデューサーを出海の兄・伊織へ依頼し、氷堂美智留と彼女のバンド icy tail とともに新作の開発を進めるが……。英梨々と詩羽の大作はどうなるのか? 倫也と恵の関係に異変が? はたして blessing software の新作の行方は?

声優・キャラクター
松岡禎丞、安野希世乃、大西沙織、茅野愛衣、矢作紗友里、赤﨑千夏、柿原徹也

KANO さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

素晴らしいの一言

先日初見でTVシリーズを観てからの鑑賞

内容は触れませんが、素晴らしいの形容詞だけで充分だと思います。
3人のヒロインキャラ、特に恵ですがそれぞれの良さ、可愛らしさがしっかり描かれており、視聴者のツボも細かい部分も含めて押さえられています。
2期の終わり方に少し物足りなさを感じたので私にとっては尚更良かったです。完結編のお手本だと思います。

TVシリーズの続きという位置付けでしょうが、理解しやすく言えば、劇場版の為のTVシリーズと言っても過言では無い仕上がりだと思います、これだけ満足の行く作品を作られた、制作スタッフの方々に感謝です(^^)

私にとっては今年一番ぐらいの満足感を味合わせて頂きました。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 21
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

だれが終わりだと?

視聴理由 冴えカノがついに完結ときいて

視聴前 楽しみでしょうがない

視聴後 ....

この話は終始府を打ち始めたクリエーターの話
ジャンルはラブコメ・オタク
fineとはイタリア語で、音楽関係の終わりを示します。ということは察してください。まぁ多分智也はこの映画を何も考えず見るんでしょうが
展開内容としてかなり好きです。♭を視聴断念した大半の人の理由である「智也のウザさ」はあまりなかったように感じられました。しかし、♭みないと何にもわからないストーリーとなっているので、♭でやめた人は頑張って♭完走してください。♭の苦労がこれで救われますので全力で見てください。
Fineとは楽曲の終わりを示すといいました。二期は「♭」という名で放送しました。つまり、この作品全体が一つの音楽ということです。どこから始まりどこまでなのか。「冴えない彼女の育て方」は「冴えない彼女」が誕生してから、つまりあの「運命」と出会ったあの坂からはじまります。「智也が生まれた時からじゃないの?」と思われるかもしれませんがそれは「智也の人生」という楽曲のハジメです。今回焦点を当てているのは「育て方」です。{netabare}そしてラストでは両者自分の気持ちに気づき、正直に言いました。その時点でもう冴えなくない。彼女を育てる必要もない。一緒に「走り続ける」ことを選んだのです。しかし、だからと言ってもうここでゲーム制作は終わりかというと違います。「冴えない彼女の育てかた」は終わりますが、今度は「彼女との歩き方」とでもいいましょうか。その「歩きかた」が始まるのです。だからこそエンドロールの後にあの打ち合わせやイチャイチャシーンがあるのでしょう。それにしてもあのエンドロール後の展開はびっくりしますよね。伊織君何やったの!?みたいな感じになりますし。あと英梨々ちゃんと詩羽ちゃんが名前呼びになってるのもかなり好き。{/netabare}
今回比喩表現がオンパレードです。「何言ってんのコイツ」と思っても反芻しまくって頑張って理解して下さい。理解した瞬間かなり面白いです {netabare}一応、大体の解説。自分のサークルが締め切り間際なのに先輩と英梨々のとこに行く智也に対して、「サークルの代表なのに仕事をほっぽりだすなんて最低」という建前上、「智也は自分のことが好きなのにあの人たちのほうを優先するんだ」と嫉妬する恵ちゃんは「付き合ってるのでは」と言われて現実(まだ恵ちゃんと智也が付き合っていない)を改めて感じさせらて自分の気持ちを話す。その時の普通だとか特別だとかいう下りは「特別な能力を持っていない私を智也は特別扱いしなかった。そして私は智也を好きになるくらい普通ではない。だから智也は普通じゃない私を好きになった。だから智也は私のものだ」みたいな強欲まみれのえげつない意見(なはず。ここらへんはあまり自信がない。すごい強欲だけど私的に好きよ。このキャラ)

そして、智也を頼る代わりに智也の恋を応援することを選んだ先輩と英梨々は自分たちは「クリエーターの安芸智也」の「目標」にならなければならない。全力で先(業界)に走りながらも、いつかは自分たちと同じ土俵に立つまで待とう。と諦めながらも好きであることを辞めない、という複雑な立場なんだよね。最後の「智也君は私たちのことを好きだった」というのはクリエーターの智也が必死に追いつこうとした「霞歌子」と「柏木エリ」の作品や作者自身が好きだった、ということ。かといって今では好きではないかというとそれも違って、今は追いかける目標になっている、ということ。もうこの澤村・スペンサー・英梨々という人間がもう本当に好き。どんだけ可愛いの?本当に{/netabare}

作画は良く、印象に残したいシーンや絵などは本当に綺麗でした。歩いているシーンも丁寧でしたし、人も3DCGではありませんでした。制作はテレビアニメの制作をしたA-1 Picturesさんの分割(?)会社であるCloverWorksさんです。「そらあお」もあったのに大変でしたね
主題歌はいつも通り、沢井美空さん作詞曲、春奈るなさん作詞歌唱の「glory days」主題歌は普通でしたが、作中のBGMのかけ方が良かったので4.5です
キャラは全員好印象で朱音さんに関してはもっとすきになりました。あとイオリ君が超カッコいいです。
声優さんも素晴らしく、力の入った演技は感動しました

総評 かなり面白かった!オススメします!がんばって ♭みて!

投稿 : 2019/11/16
♥ : 10

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ラブコメ

<2019/11/4 追記>
映画館で配布された小冊子(原作者による超短編 第2話)読んで評点引き上げました。
↓の方で「物語はご都合主義でイマイチ」とか書いちゃいましたけど、原作の方はそこら辺もっと掘り下げてるのかも、と思えて。
原作読んでみようかな。

<2019/11/4 初投稿>
あにこれで軒並み高評価なので重い腰あげて観てきました。
映画館で映画見るのはいつ以来だろう?

テレビ版は二期まで視聴済み。
といっても本放送で観ただけなのでかなり忘れており。

始まってすぐ
「あれ?どういう状況なんだっけ?」
「このパワハラ姉さんはどういう人だっけ?」
「あれ?下の名前で呼び合ってるけどそんな関係だっけ?」
とクエスチョンマークだらけに。

それでもなんとか思い出して楽しんできました。

一期のレビューでも書きましたが
「冴えない彼女」という新しいヒロイン像が秀逸ですね。
気がついたら人ん家に居つく「ぬらりひょん」ヒロイン。
その魅力は余すところなく発揮されてたのではないでしょうか。

ところで映画館の帰りのエレベーターで
「加藤って面倒だよね。だから推しにできない」
とか盛り上がってる高校生ぐらいの男の子たちがいました。
彼らを横目に
「ラブコメではその面倒くささが美味しいのにわかってないなー」
と秋刀魚のハラワタの旨みのようなこと思ったり。
そう思ってしまうぐらいラブコメとしては◎でした。

ゲーム制作の物語そのものははっきりご都合主義で今ひとつなんですが、まあ観て欲しいのはそこじゃないんだろうな。
(私がギャルゲとかコミケとかに無縁なせいかもしれませんが)

映像は相変わらず綺麗です。

最後のエンドロール。
使用楽曲に「ラブストーリーは突然に」が入っててあれ?
とか思ってたら・・・ちょっと笑かされました。
使い古されたバラエティのコントのよう 笑。

やはり映画館で映画観ると楽しいですね。
良い一日になりました。。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 19

67.5 2 ラノベ原作アニメランキング2位
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (263)
1062人が棚に入れました
彼女いない歴=年齢な普通の高校生、
桐生慧輝に宛てられた突然のラブレター。
遂に彼女ができると喜んだものの、そこに差出人の名前はなく、
しかも何故だか純白のパンツまで添えられていて...???
彼をとりまく可愛い女の子たちは誰もが怪しく、
そしてちょっぴりワケあり風味
果たして“パンツを落としたシンデレラ"は誰なのか
謎が謎を呼び、変態まで呼び寄せてしまう、
新感覚変態湧いてくる系ラブコメがはじまる....!!

声優・キャラクター
下野紘、竹達彩奈、日高里菜、野水伊織、本渡楓、大橋彩香、春野杏、河本啓佑
ネタバレ

noindex さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

決して悪く無い、悪くないぞ!不作の今期ではいい方。

1話
Gyaoで視聴。なぜかAT-Xの次に早い。
今期唯一のハーレムラブコメ枠。
主人公の声が下野紘なのでGJ部感ある。
本渡ちゃんの声はほんとざーさんに似てるな。
野水伊織の声は久々に聞いたw
{netabare}手紙出したのは妹ってオチだと思うよな普通。
3人とも好感度MAXやん。
ラストのオチ…竹達彩奈はえむえむっ!でドSの役をやってたけど、今回はドMだw{/netabare}

竹達彩奈が出てるし五等分の花嫁難民は嬉しいんだろうか?唯花が四葉もどきって言われそう。
監督はあいまいみーの人だがそのせいか微妙に顔が歪んでるように見えた。
演出で極端にパースをかけるので歪んで見えるのもあるんだろうけど。あいまいみーもパース付ける時あるから好きなのだろうね。
色彩はカラフルで独特。これが売りだろう。

2話
これ推理物なのか?
{netabare}ロリを嗜むものとかさらっと言ったな。
妹の助言適切やな。
また伏線入れてきてるな。
リアル金髪設定か。
これは唯花に対し責任を取らなければならないのでは?
唯花はドSか。残りはどんな変態なのか。
眼鏡っ子の{/netabare}伏線回収しなかったな。

3話
{netabare}この主人公の自制心、ホモとしか思えないな。
南条はどんな変態なのか。
痴女先輩はまんまこのすばのダクネスやなw
南条が前回覗いてた奴か。
南条は片想いしてるだけで変態じゃないの?{/netabare}

【総評】
色々とベタで誰でも先を読めるような展開も多いのだが、プロットが意外としっかり練られていて、{netabare}最後に瑞葉も実は変態だったことが発覚し、同時にパンツを置いた理由も判明する{/netabare}終わり方は見事だった。こういったハーレム物で主人公の男の友人の恋愛話をやるのも珍しい。不作の今期ではかなりいい方だろう。

でも作画がなー。女の子のアップはほぼ崩れてないけど(でもプール回はやらかしてたが)、それ以外が酷すぎ。ぐにゃ絵のあいまいみーの監督だからそういうものだと割り切るしかない。

声優については下野紘さんの淡々と押し殺したような喋り方の演技が素晴らしかった。GJ部でも思ったがこの人はクソアニメを良作に変えるほどの力量がある。ただ本渡楓は花澤さんモノマネ演技はもうやめた方がいいと思う。ヒナまつりの時も思ったけど。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 10

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

カラダじゅうがダイスキって叫ぶの♪パンパン

ノリのいい大橋彩香さんのOP曲「ダイスキ」


桐生慧輝/下野紘

朱鷺原紗雪/竹達彩奈

古賀唯花/日高里菜

桐生瑞葉/本渡楓

南条真緒/野水伊織

鳳小春/大橋彩香

藤本綾乃/春野杏

秋山翔馬/河本啓祐

沖田先生/三森すずこ

変な性癖の女の子が織りなすハーレムラブコメかな?
そんなに悪くないのでもう少し評価されても良いかも、たぶん最後まで視聴は出来そうです。


視聴完了
元々そんなに期待してなかったし、評判も良くなかったから。
お話としては、上手くまとめて良かった。

シンデレラ(パンツの持ち主)捜しがメインだけど犯人の正体をもう少し早くバラして、そこからヒロイン達との話の掘り下げした方が面白い気がするけど…。
ラノベラブコメと思って視聴したらそれなりに楽しめると思います。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 14
ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

【完結】ただ変態女が出てくるだけのアニメ? じわじわ面白くなってきた なかなかあほくさい良作

いろんな性癖のヒロインが主人公を気に入っていく
それだけ
暇潰しに片手まで見るような、中身のなにもないタイプのアニメである
主人公のツッコミで出てくる言葉は少し斬新かも

3話まで見たが、主人公に嫌みがなくキャラが増えることでじわじわと面白くなってきた
慣れって恐ろしい
五等分の彼女とか、僕たちは勉強が出来ないみたいな感じで、変態度が強くて少し胃もたれするが気軽に見れる?

5話の感想、くだらねぇぇぇー でも見れちゃう。
毎週変態が出てくるだけです。作者は何が書きたいんだろう。このアニメを見て得られるものは何かあるのだろうか。しょうもなさが癖になりますね

8話くらいになると変態もそろそろ出尽くしたけど、退屈しないで毎週見れてます。変態たちが過ごすほのぼの日常アニメといった感じ。パンツの持ち主を探す最終目標はあるけどそんなことは正直どうでもいい。
なんかやり取り見てるだけで楽しいです

最終回見ました!
なんと{netabare} まさかのシリアスからのエンディングの演出でホロリと来てしまった!
この変態アニメでホロリとくる結末を誰が想像しただろうか!
普通に辛い過去があった妹ちゃんと、即家族扱いできる男気ある主人公。いい話や!
ちゃんとオチに変態要素も持ってきて笑わせてもらいました {/netabare}
今季は最後まで見続けてよかったと思える作品が多いなー 終わらせ方が気持ちよくて良い!
作画は割とひどいほうだと思うけど、声優さんがどれもピッタリな配役だったと思います

点数
75点

投稿 : 2019/11/16
♥ : 11

66.2 3 ラノベ原作アニメランキング3位
ありふれた職業で世界最強(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (329)
1510人が棚に入れました
“いじめられっ子"の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまい――!?脱出方法が見つからない絶望の淵のなか、錬成師のまま最強へ至る道を見つけたハジメは、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす――。「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。全部薙ぎ倒して世界を越えよう」奈落の少年と最奥の吸血鬼による“最強"異世界ファンタジー、開幕!――そして、少年は“最強"を超える。

声優・キャラクター
深町寿成、桑原由気、高橋未奈美、日笠陽子、大西沙織、花守ゆみり、加隈亜衣

kameko さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

ありふれた展開で過去最低評価

作品情報『“いじめられっ子"の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。』の、シーンどこ!?
大怪我するシーンから始まる→時系列を戻して回想シーン→主人公激弱らしいけどあるものを食べたら強くなる→ロリヒロインに出会う→突然のキス→え、何!?
「展開がつまらないなあ・・・」なんてことはあっても、ここまでわけのわからないアニメ見たのは初めてです。
お決まりのシーンや台詞を詰め込んだだけで人物像もストーリーの方向性もわからない。というか、主人公の性格が1話2話で変わりすぎて謎。
逆に、最終話までこんな調子なのかが気になるので途中断念はしないでおこうと思う。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 6
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

嫌なら観なければいいという当然の帰結

※これ系好きな方は未読推奨

どうも自分自身に呪詛が溜まってきているように感じる。
お祓いも兼ねて今期(2019年夏期)から異世界転生ものをこれ以外録画すらしてない。これすら意図した録画でなかったりもする。

宣言するほどでもないが以降このテの異世界転生モノは視聴の選択肢から外すことにした。
理由は以下


1.相性が悪いから

個人指標として、だいたい面白いとそれ以外の境界線は4.0点以上以下を目安にしてます。点数付けをしている201作品(2019.8.16現在)のうち、4.0点以上は93品目。
けっこう甘めなはずですが、異世界転生ものでは唯一『このすば』が4.1点で1期2期がランクイン。実質1作品です。評判良い『幼女戦記』『盾の勇者』は惜しくも3.9点。あとは屍の山です。


2.転生に疑問符

転生先の多くはファンタジー世界。ロースペック主人公が転生する先であははうふふな展開が待っているのがお約束です。これ、、、不幸な境遇はファンタジー世界スタートでも描けるため必然性を全く感じません。
多くの方が指摘されてるように、人生リセットしたらサイコロの良い目が出てハッピー。なわけありますかいな、なわけです。

作者個人の趣味で完結してないか?との疑念は確信に近く、ハーレムという言葉に表れるようにだいたい主人公はモテます。モテる理由付けを作者なりに考えた末「ハイスペックじゃないとモテない」とでも思っているんじゃないでしょうか。完全にモテない人間の発想です。そういった貧相な発想しか持てないのであれば、俺TUEEE+ハーレムのセットには必然性があるのかもしれません。
そしてこのセット。現実世界かファンタジー世界かどちらか一方でやってくれる分にはかまいませんが、

 “リセットすればうまくいく。こんなに力あれば人生うまくいく”

そんな背景が見えて虫唾が走るのです。さすれば「もし宝くじが当たったらこうする」は、あくまで当人の妄想に留めるべきお話。他人のたらればなんぞ興味はありません。聞くだけ時間の無駄です。

百歩譲って投稿サイトで商業ベースには乗らないゴミの山をくぐり抜けてきたものが書籍化されアニメ化されてということはあるとして、一握りの良作小説はあるのでしょう。原作を読まないため、そこで描かれた優れた内容がアニメ化によってスポイルされているだけかもということは念頭には入れておかねばなりません。ただ私の観ているのはアニメなのです。ここ重要です。


3.初心に帰る
『まどか☆マギカ』に感動して以来、アニメでしかできない表現と物語を求めて2年になろうかとしてますが、最近は惰性で観てるな~と感じることが多くなりました。
思ったほどつまらなくない。わりと嫌がらずに観れる。全体イマイチだけどこの部分はいいところも。と言い訳も増えました。
「そんなん違うだろ!」の自戒の念もあります。

 “大人が観ても面白いアニメもけっこうあるんだよ”

こうだったはずなのに。。。もともと趣向が合わなかったところをいくつか作品を観たことで裏付けられただけでしょう。
それに叩くためにアニメ観るのもつまらんですしね。



シーズン終了後に酷評が並ぶことも風物詩。なろう系は蔑称なんですよね。
“あにこれ”でも毎期「次期期待の作品TOPなんちゃら」で必ずランクインしてきます。原作ファン票なんでしょうか。それでつい視聴リストに入れて後悔する、を繰り返してます。
原作の魅力が削がれた作品は残念なアニメ化となり原作ファンにとっても不幸な話。
また、原作で補完するタイプの作品もアニメだけの私にとっては厳しいものがあります。『転スラ』なんかまさにそうでした。
原作の面白さという第一段階を突破してなお、アニメとしても面白いという第二段階をクリアしなければなりませんので相当狭き門なんじゃないかなと思います。

原作者への注文もあります。出版社のフィルターを通さずとも表現できる場があることはなろう系の存在意義でしょう。だったら、

「もっと前衛的なものやれよ!」
「ロースペックを慰撫するだけのお慰みもの作ってんじゃねーよ!」

と思ってしまうわけなのであります。

先期の『賢者の孫』も酷評花盛りながらコミカルおばか枠として捉えられなくもないのですが、本作『ありふれた…』の場合、わりと真面目な作風で底の浅いの見せられるともう無理です。
底の浅いええかっこしいな作品からは、“想像の欠如”“引き出しの少なさ”“甘え”ありとあらゆる原作者の能力の限界を感じざるをえません。



前置きが相当長くなりましたが、言葉がきつくなったのは本作の断念理由が影響してます。

{netabare}3話時点で転生前描写があったかなかったのかよくわからないのですが、この主人公は生命の危機に瀕して、なぜか「邪魔するものは殺す」と闇落ちします。ついでに「喰らってやる」のおまけつき。
この過程が全く描かれてなかったことと先の異世界転生系の悪イメージが合わさり、

“なんでそんな簡単に「殺す」という発想になれるかな?もっと別のやり方なくね?”
“生きるために必死なら気がふれる前にもっと頭使えよ”
“これだからヒキコニートは危ねー(飛躍)”{/netabare}

主人公には善意ある他人が見えていません。彼に思いを寄せてそうな同級生の女の子と再会した時にどんな態度を取るのでしょうか?
コロッと翻意するとか、拗らせ悪化して孤立感が増すとか、しょぼい未来しか想像できないのです。

 架空の物語だしそんな目くじら立てんでも・・・

転生前がヒキコニートだったか知る由もないのですが、自意識が肥大し過ぎて視野狭窄に陥りあらぬ被害妄想を膨らませた者の行き着く先はどんなでしょう。
主人公のストレス耐性があまりにも低すぎて、キャラへの共感が皆無どころかマイナス。3話で撤退します。


そして異世界転生ものよさようなら!
 注)なろう全般ではなく“異世界転生もの”との別離を考えてます。


■オマケ
他のレビュアーさんからお薦めいただいていた『グリムガル』『オーバーロード』はいつか観るつもり。
評判良いのを後追いする、、、で充分と思った令和元年の夏でした。



-------
視聴時期:2019年7月~途中断念 リアタイ視聴


2019.08.16 初稿

投稿 : 2019/11/16
♥ : 54
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

それはびっくりだ。

原作知らず。

声・演技 わるからず {netabare}(ただ、主人公の「か」の発声がなんか気になった){/netabare}
世界観・雰囲気 ありふれたる
キャラクター造形 ありふれたる
メカデザイン そのよのものともおもえず{netabare} (前景からも背景からも浮きすぎで、まるでマッチしていない ){/netabare}
モンスターデザイン そのよのものともおもえず
静止画としての作画 ありふれながら悪からず
動画としての作画 あさまし
脚本・シナリオ・構成 あさましきことかぎりなし

ってかんじ。

ユエはかわいかった。変態さんはちょっとやりすぎな感じもあるけど、かたいふといものでぐりぐりのところだけは笑っちゃった。ハードル下がってたかも。

最初から最後まで、中途半端な、間が悪いところで「クラスメートパート」が入ってきて話の腰を折るを繰り返すし、そうでないときは訳が分からない紙芝居。1話から12話まで、とにかく構成がひどかった。途中からは流し見。

最終回は、それっぽく最終回していたけど。。。自分がクラスメートに攻撃されたことと清水君のことを話せばいろいろ一気に進められるのでは、などと思ってしまい、勇者とのやりとりに集中できず。ただ、それなりに、一応の格好がつく形になっていたのはよかったかなと思う。

皆さんのレビューで2期決定と知り、驚いております。


[2019/10/09 v1 脱]

投稿 : 2019/11/16
♥ : 26

62.9 4 ラノベ原作アニメランキング4位
俺を好きなのはお前だけかよ(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (68)
591人が棚に入れました
ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする? しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!! もちろん、意気揚々と待ち合わせに向かうよね。そしてそこで告げれれた「想い」とは――……「俺じゃないヤツが好き」っていう「恋愛相談」だった。ハハハ。……やめだ! やめやめ! 「鈍感系無害キャラ」から、つい本来の俺に戻ってしまった。でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかもしれないからな! そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院菫子。俺はコイツが嫌いです。なのに……俺を好きなのはお前だけかよ!! 自分がモブだと気づけなかった主人公と個性的な華々しい女の子たちのちょっと刺激的な学園青春(?)コメディー、ここに始まる!?

声優・キャラクター
山下大輝、戸松遥、白石晴香、三澤紗千香、内田雄馬、三上枝織、東山奈央、斉藤朱夏
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

2話までの感想{netabare}
あれ?面白い?
八方美人を演じてたら窮地に陥ったって話…になるのかな?
今後、他人(主人公)を利用するだけ利用して、自分に都合が悪くなると責任を他人(主人公)に押し付ける連中を見返す展開になるのなら結構良いかも?

とりあえず2話での主人公の言い訳は、「オレもサンにパンジーは不釣合いだと思ってたんだ」「『パンジーなんかよりお前の方が良い』と振り向かせられると思った」じゃダメだったんかなー?
と思うが、あくまで俯瞰で見てるから言えることで当事者だと一杯一杯で難しいか。
まぁそれ言ったらラブコメが成立しなくなっちゃうけどね。
ぶっちゃけ「他の女より私の方が良いと分からせてやる・振り向かせてみせる」ってガッツの無いヤツが踏み台に利用した主人公に責任追及するのは身勝手だなぁとは思わなくもない。
他人を責められるほどお前はそんなに偉いのか?と。
ってことで復讐(カタルシス)に対する溜め(フラストレーション)パートだと思ってるんだけど、そうじゃなかったら単なる胸糞なワケで…いやぁどうなるんだろう?という意味では結構次回が楽しみな作品。
とはいえまだ2話なので、これから更に絡み合う話になってくのだとしたら…胸焼け起こすかもw{/netabare}

3話感想{netabare}
良い最終回だった。
2話で懸念してた「これ以上人間関係こじれるようだとさすがに胸焼け起こしそう」も杞憂に終わり、スキっと解決してホントに良い最終回だった。
但しあくまで問題が長引かなかったのが良かっただけで、その内容自体は「?」。
パンジーが実は巨乳の美人で…そこは「おいおい」と呆れ気味だけどまだいい。
巨乳は良くて貧乳はダメってのもよくワカランところではあるけど、問題は「そこまで嫌う?」のがイマイチ共感できない。
そうだなぁ、パンジーは折角ストーカーってことなので、もっと重篤で「期待に背く行動をしたらミザリーされかねない(こんなの私の好きなジョウロじゃない!、と殺されそう)」みたいな、なんか「この人と付き合うのは身の危険を感じる」という所を見せてくれないとあそこまで性格を嫌う理由が分からない。
または虚言癖で「レイプされました妊娠しました責任とってください」なんて言い出しそう、ってことなら関わらないようにする・図書館に行くのを避けるのも納得なんだけど、そうでもない。
これだったら“変態だけど可愛ければ~”のキャラの方がよっぽど付き合いたくないw
ってかそこまで嫌うならそれこそ2話でサンから相談受けた時「アイツだけは止めとけ」と言うでしょー、親友を第一に考えてることの説得力にも関わらない?
なんかトラウマでもあって「他の人は平気かも知れないがオレはどうしてもこういう性格はダメなんだ」って話でも今後あるのかなぁ?

と、自分の2話までの感想を読み返してみて気付いた。
この作品のキャラ達は「心変わりを許容する・期待する」価値観なのかそうじゃないのかがよく分からない。
恐らく物語の最後は「パンジーいいよな」になると思うので、作者は許容する精神でありながらキャラにはそれが無い前提で話を作ってる?{/netabare}

6話までの感想{netabare}
うん、まぁ…こんなだよね。
ジョーロが3話までに迷惑かけられた連中を許したことについては、下心があるんだしまぁって感じ。
そうはいっても…新聞部の言うことを一方的に信じるって、そんなことあるんかいな?
いやあるんだけど…新聞部の言ったことだから間違い無いだろうと思考が止まってるヤツ、そういうヤツが大半であるなら人を陥れ放題だなぁとは思ってて。
ってことで6話は案の定ソレだったってオチで。
そこまではいい、そこまではいいんだ。
ただ…なんでジョーロを良いヤツみたいに演出したがるんだろう。
自分を悪者にして背中を押した?いやいや、普通にガチ怒りしたでいいんじゃね?
記事を無批判に信用させられる新聞部という「権威」を傘に着たというか、その権威に傷がつくというか、場合よっては廃部にまで追い込めそうじゃん、女子ネットワークとはワケが違う。
パンジーに友達作るよう仕向けたのは感謝のお返し?いやいや、体は好みだけど性格が嫌いって話だったじゃん?
今までボッチだったので友達作れば性格変わるかも?と自分好みに仕立て上げようと画策した、でいいじゃん。

なんでそんなにジョーロを良いヤツにしたがるのかちょっと意図が分からない、これは3話の「親友思い」でも引っかかってたことなんだけど。
下心アリアリの下衆野郎だから気にしないで居たのに、良いヤツだとスルーした部分にケチが付くというか…う~ん…。{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 4
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

久しぶりに面白そうなラブコメ!!嫌でも期待してしまう

1話の感想 ★★★★☆ 4.5
2面性のある主人公
{netabare}
前半はどこにでもいそうな鈍感弱気主人公。
だが、それは仮の姿であって本当は腹黒い策略家。
今まででありそうでなかった設定でいいね!!
ヒロインの子、絶対にかわいいよね!
メガネとった姿が早く見たい!!{/netabare}

2話の感想 ★★★★☆ 4.5
雲行きが怪しい
{netabare}
確かに自分のことは好きじゃ無かったとしても、そのポジ羨ましいな。
この関係が最後まで続くと思っていたんだが、そうではないみたい。
修羅場の予感…{/netabare}

3話の感想 ★★★★☆ 4.5
とりあえず、修羅場は幕引き
{netabare}
まさかまさか、さんちゃんも腹黒とは。
最終的には、みんなそこまで傷つかなかったからよかったのかな?
思ったより早い段階でヒロインの素顔は見れたな。
顔も可愛いけど、あの胸!!
大胆すぎるだろう……
あの二人も今回の事件で主人公に惚れたかな?{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
仲直り
{netabare}
この3話までの話のラスト。
綺麗にまとまってて、しかも次のストーリーの導入も自然でうまい!!
このラブコメ、なかなかやりおるわ!
最近はパンチラなどのエロ寄りだったり、催眠にかかってるのかというぐらいに主人公大好きハーレムものが多かったから純粋に面白くてすき。{/netabare}

5話の感想 ★★★★ 4.0
3股疑惑
{netabare}
あの新聞部の人、ジョーロのことが好きなのかな?
一緒にダンスを踊りたいから、あの新聞をばらまいたとか……
でも、この作品は普通のラブコメじゃ無いからな~
どうなるか分からん!!{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 9
ネタバレ

sudasouich さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

致命的欠陥が・・・・・

・・・・・それは、会話のやり取りが全く面白くないということ。
声優の演技にも感心しない。
この手のアニメではまさに致命的。
視聴完走は現時点の予測で10%・・・・・つーか次回次第かな。

・2話目で断念
境遇を加味しても主人公がクズすぎてキツい。
{netabare}いくらアニメとはいえ、面と向かって「絶壁ブス」はねーわ。{/netabare}
会話が面白くないのも初回と変わらず、ギャグは特に寒過ぎて不要の一言。
原作は知らんけど、最終的には主人公ハーレム状態になるのか?
まぁどうでもいいわ(笑)
面倒くさいキャラ勢揃いでドロドロ劇でも「俺ガイル」とは大違いだな。
主人公に全く魅力が無いの一点、これに尽きる。
今期は意外と観たいアニメが多いので、ここでさようなら。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 1

72.4 5 ラノベ原作アニメランキング5位
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (362)
1560人が棚に入れました
その街には多くの神々が住まい、
その街の中心には地中奥深く――深淵へと至る『ダンジョン』が存在する。
その街の名は迷宮都市オラリオ。
女神ヘスティアと冒険者ベル・クラネルは、
相も変わらず主神とたったひとりの眷族という最小構成。
だが、世界最速のランクアップという偉業を成し遂げたベルには、
これまでにないほどの視線が注がれ始めていた――
迷宮・出逢い、そして冒険――これは再び綴られ始めた、
――少年が歩み、女神が記す【眷族の物語】――

声優・キャラクター
松岡禎丞、水瀬いのり、内田真礼、細谷佳正、赤﨑千夏、早見沙織、大西沙織、渡辺明乃、千菅春香、KENN、逢坂良太

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

主人公の優しさが全くブレない、ファンタジー作品の2期

多くの神々やその眷属たちが住まう世界を舞台にした、ファンタジー作品の2期。全12話。
前作では、ダンジョンでモンスターと戦ってレベルアップするみたいな展開が多く描かれていましたが、今回はファミリア同士の諍いが物語の中心。主人公たちにちょっかいを出してくるような、わかりやすい敵というか悪役がいるので、単純ながら確実に盛り上がるストーリーになっていました。1期の感想では、主人公が優しすぎて、ときどき生温く感じる、もう少し厳しさのある主人公のほうが好みかも、というようなことを書いたのですが、今作でもベルくんのキャラは全くブレておらず、相変わらずの絶対的な優しさです。ただ、今回観ていると、物語の中で周囲の人たちからベルくんが慕われるのは、たとえ甘くても、この優しさがあるからこそだということも理解できて、やはりベルくんはこれでいいのだと考え直しました。
作画は良好。声、音楽も悪くなかったです。
最後まで観終わって、シンプルで、余計な衒いのない王道の物語になっていて、普通に楽しめました。個人的には、前作よりも面白かったです。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 13
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

さらに暇を持て余した神々の遊び

かつて「タイトルで損をしてる」とも謳われた『ダンまち』こと『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の2期でございます。

意外にも真面目にダンジョンRPGしてたことを好意的に捉えた方が多かったことは周知の事実かと思います。
いったん外伝を挟んだり、劇場版を挟んだりしてからの満を持しての2期でした。そしてのっけから重要なこと↓

 今回はダンジョンに入りません!

真面目なダンジョンRPGを期待してたところ肩透かしを食らいました。
ここは評価別れそうなところですね。「タイトルで損をしている」なら可愛いほうで「タイトル詐欺じゃん」となると穏やかではありませんが、面白ければ不問に付される程度のことでしょう。
ダンジョン入らずに何するの?は本編でご確認ください。ちなみに私は特に気になりませんでした。
やや人の出入りはあるものの1期で良いと感じた部分はそのままに、世界観を拡げてくれたと感じられたことが理由です。

【1期で良いと感じたポイント】
 1.ナメたタイトルのわりにはまともな内容
 2.ヘタレな主人公が苦難を乗り越え成長していく
 3.ハーレムは申し訳程度(と感じる)そして俺TUEEEも申し訳程度(と感じる)
 4.緩急つけた魅力的なキャラたち

この1.~4.がブレてないんですよね。外形は変わっても脈打つものは何だろう?に着目すると一本筋が通っている。そんなお話になってます。
原作が長寿シリーズであり、世界観がきちっと固まっていると思われる作品です。
導入部分は正統派ダンジョンRPG(1期)。実は群雄割拠であることを説明する目的でロキ・ファミリアをピックアップして作品の幅を横に拡げた外伝。
そして第2期。オラリオという世界の中心みたいな場所があって、神々と眷属がファミリアを形成していることが前提だったこの世界の根本部分の説明がなされます。

オラリオ外の地域や人について言及がなされ、その比較文化的観点からダンジョンのある都市オラリオの世界での位置づけがわかってきます。
さらに、本作の特徴でもある神々と眷属の関係性や異なるファミリア間のルールなどにもメスが入ります。1期の時から小出しにはなっていた


 “なんでダンジョン中心の世界観形成がなされてるの?”


神々の思惑やこれまでの歴史を踏まえて明らかになっていった2期でした。
私は1期のレビュータイトルに “ 暇を持て余した神々の遊び ” とネーミングしたわけですが、暇かどうかはさておいて、奇しくも そのような様相を呈していったわけです。

1期のおさらいを兼ねた特別編の第0話を除いての全12話。
{netabare} 終わってみれば「3期あるよ!」アナウンス込みの俺たたエンドではありますが、{/netabare}世界観を拡げてくれた第2期となりましょう。
1期気に入った方は放っといてても鑑賞候補に挙がるでしょうから、その時に「ダンジョン入らないけど意味はあるよん」くらいの構えで楽しんでいただけたらよろしいかと思います。
OPEDは特に印象に残らない普通の曲でした。




※ネタバレ所感

■全12話の構成

{netabare}大きく3篇に別れてましたね。

#1~#4 アポロンとのいざこざ
#6~#10 イシュタルとのいざこざ
#11~#12 痴話喧嘩{/netabare}

{netabare}日常回の果てに視聴者が食いつきそうな見せ場(10話の春姫救出バトル)を提示してちゃんちゃんではありませんでした。

前2つのアポロン編とイシュタル編。
前者はヘスティアファミリアの増員を、後者は春姫とベルくんのやり取りを通じて英雄の定義をしてます。
最終2話で「神の思惑」「ダンジョンクエストの最終到達地点」「オラリオとオラリオ外」を提示しての終幕でした。

興味深かったのはアポロンとイシュタル双方に対するフレイヤの態度。ベルくんにご執心な女神様がアポロンにはやや寛容でイシュタルには観た方はご覧の通りなほぼ真逆な対応をしました。この境界線って何だろう?
酒場のシルちゃんから貰った緑色の石がヒュアキントス団長の即死攻撃からベルくんを守りました。割れた石の下にはフレイヤの刻印。なんでシルちゃんがそんなマストアイテムを持ってたかは不明ですが、あくまで間接サポートです。
対してイシュタルにはカチコミ入れての吉原炎上。

ベルくんが超えられそうな壁なら捨て置いてるというのか?
ベルくんに興味を示した面々のベルくんへのアプローチの仕方によって態度が変わるのか?

未だ私にはよくわかっておりません。{/netabare}


■神と眷属の関係
神と眷属の関係、ファミリア間のルールなど詳細がわかってきました。

{netabare}・別のファミリアは抗争に口を出せない ギルドもファミリア間抗争に口出しできない{/netabare}
{netabare}・ファミリアの移籍には神の許可が必要

成文法はなく暗黙の了解みたいなものが多いようです。ギルドも仲裁の権限を与えられてるわけではないというのは驚きでした。控えめにいって神々の匙加減、悪くいえば気分次第。
ふざけてそうでフレンドリーそうでそうは言っても神は神で絶対なものであることが伝わってきます。{/netabare}


■ベルくんが主役の理由
みんなベルくん好きですね。

{netabare}オッタルに「ここにミノタウロスの群れを呼べないかしら?」と表情変えずに嫉妬するフレイヤを筆頭にメインネタだったアポロンとイシュタル。ヘスティアは言わずもがなです。
ヴァレン某との初ダンスのサポートをするミアハやヘルメス。援軍かけつけのタケミカヅチその他神様たちに愛されております。
その理由の一端が明かされてましたね。ベルくん本人の英雄願望と辻褄の合うネタ明かしでした。{/netabare}





※オマケ

■春姫さん正妻説
海外の映画を観るとよくわかるんです。娼婦がヒロインの作品はとかく暗い話が多い。
立場を超えた愛を描いた『プリティウーマン』『ムーランルージュ』などの名作も入りは男が上、女が下からスタートします。
対して日本はびっくりするほど対等な目線で描かれることが多いと思います。

{netabare}本作のイシュタル編もまさにそんなお話。娼館というより遊郭の佇まいであったことも大きいかしら。身請け制度は海外にはなかったと思います。
ちょっと日本式の捉え方について海外の反応なんて眺めるのも面白いかもしれません。
ヒロイン春姫さんだけでなく、アマゾネスを統括していたアイシャを2期屈指の好キャラとして描いてもおりました。職業に貴賎なしは言い過ぎかもしれませんが、対等とするに抵抗はない。日本人の皮膚感覚です。{/netabare}

{netabare}イシュタル編はベルくんと春姫を通しての英雄の定義と申しました。

別の作品レビューで触れた記憶があるお話。海軍大将を務めあげ、第16、22代総理大臣となった山本権兵衛の妻ときは遊女です。
詳細は他に譲るがこの男。ときを貰い受けるために身請けではなく強奪という手段を強行し(結局身請け金は支払った)、晴れて夫婦になって以降は、生涯を通じて妻に尽くした剛と優の者であったとされています。
ときも出自をわきまえ公の場には一切出てこなかったとのこと。

ベルくん↓
「あなたが娼婦だからですか?英雄にとって娼婦は破滅の象徴。あなたはそう言いました。だけど僕とあなたが憧れた英雄はそんなんじゃない!たとえ娼婦でも!恐ろしい敵が待ち受けていたって!英雄は見捨てない!」

日本人にとって“英雄”という概念は欧米人と比較すれば希薄なところではありますが、前に出過ぎない春姫の印象と合わせて、実在したとある夫婦を想像させるものでした。{/netabare}


{netabare}ただちょっとねというかなんというか。
なにがなんでもヒロインは生娘にするという断固たる意志を感じるところがいやはやなんともw{/netabare}



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視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴


2019.10.02 初稿

投稿 : 2019/11/16
♥ : 51

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

1期目よりも好きかもしれません。

…とか書いていながら1期目のレビューを書いていないことに今、気がついてしまった(笑)。

このレビューを書いている時点では第4話まで観終わっています。第1話での主人公ベル・クラネルとアポロン・ファミリアのヒュアキントスとの間の因縁絡みの一連のエピソードが第4話で終わって一区切りといったところですね。

原作を読んでいないのでこの先のストーリーとか特にわかっていないのですが、1期目で築いた人間関係(いや、神様もおるけど)が活きてくる展開で今のところわりと楽しめています。

逆に言うと、1期目を観ていないとまったく楽しめない気がします。外伝の『ソード・オラトリア』も観ておいた方が良いですね。

そういえば、だから何だという話でもないかもしれませんがこのシリーズは劇伴音楽が結構良いですよね。音楽という意味では主題歌以上にそこを評価したいです。

2019.9.30追記:
作中における「神様」と「人間」との関係にフォーカスがあたる2期目でした。そして作品タイトルに反して、この2期目はろくにダンジョン探索はしていません(笑)。

それとリアルでは親交が深いとの噂の水瀬いのりさんと大西沙織さんですが、演じるキャラの出演バランスは大きく差がついてしまいましたね。バレン某くんはヒロインの一人のはずなんだけど、最終エピソード以外では影が薄かったなあ…。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 41

71.1 6 ラノベ原作アニメランキング6位
ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (235)
903人が棚に入れました
「Fate/Zero」において、征服王イスカンダルとともに第四次聖杯戦争を駆け抜けた少年ウェイバー・ベルベット。時を経て少年はロード・エルメロイの名を受け継ぎ、「ロード・エルメロイII世」として、魔術師たちの総本山・時計塔で魔術と神秘に満ちた様々な事件に立ち向かう―――。

声優・キャラクター
浪川大輔、上田麗奈、小野大輔、水瀬いのり、松岡禎丞、山下誠一郎、小林裕介、平川大輔、伊藤静
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

バビロン捕囚

原作三田誠、制作TROYCA。

Fateシリーズからのスピンオフ。
ロードエルメロイの名を襲名した主人公が、
神秘集う魔術師たちの総本山ロンドン時計塔で、
謎に満ちた様々な事件に挑む魔術ミステリー。

第四次聖杯戦争から時が立ち、
シリーズに疎い僕としては心配でしたが、
美麗な映像と神話的な世界観、
厄介な相談者、謎に満ちた仕掛け等々、
これは圧巻の導入部ではないでしょうか。

英霊イスカンダルの復活、
魔眼蒐集列車へと至るオリジナルエピソード。

ロードとは魔術協会を支配する最高権威。
彼はその地位を守り抜けるのでしょうか。

2話視聴追記。
超常現象と対峙する探偵といった趣で、
陰影に富む荘厳な館が舞台の超常ミステリー。
{netabare}魔術師の夢「根源」を願った研究者の悲劇。
永遠に憑りつかれたものの運命。{/netabare}
助手の少女グレイが「知識」ではなく「力」で、
頼れるのが好印象を加速させている。

これは僕が最も好む世界観である。

最終話視聴追記。
{netabare}魔眼蒐集列車での事件も一段落が付き、{/netabare}
学舎では根源を目指すもの達の巣立ち、
静かなエピローグが余韻を誘いますね。
主題歌・劇中歌ともに完成度が高く、
荘厳で秘教的な魔術の世界を堪能しました。
万物の理に退隠する真理探究の世界だ。

ぜひ皆さんも楽しんで頂きたい。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 47
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ウェイバー・ベルベットの成長記

『Fate/Zero』に登場したウェイバー・ベルベットを
フューチャーしたミステリー。

凛とルヴィアって登場するのかな???

7話~12話
{netabare}
魔眼蒐集列車。
サブタイトルに入っている通り、これが本編な感じ。

ドクター・ハートレスとヘファイスティオン(クラス:フェイカー)との
決着編見たいのは13話でスッキリと終った感にしているから
やらないのかもね。
{/netabare}

6話
{netabare}
謎の女子会回(水着テコ入れ回みたいな感じ?)

ルヴィアは、こっちでもプロレス技使うのね。
{/netabare}

4話~5話
{netabare}
1話完結型かと思ったら、5話マタギになるとは…

『Fate/Apocrypha』から、獅子劫界離が登場。
オールスター祭みたいな。

事件の終幕は「???」だつた…

皆口裕子さんって、この手のアニメにも出るのねー
{/netabare}

3話
{netabare}
カウレス・フォルヴェッジ(Fate/Apocrypha)と
ルヴィア(プリズマ☆イリヤ)が登場。

カウレスは留学生ぽかったけど、ルヴィアは何か依頼を
しにきた感じだった。
今回の事件解決より、そっちのが気になる。
{/netabare}

2話
{netabare}
元教え子の父親の死因を解決する回。

それよりも、フードが取れたグレイが、
セイバー・アルトリアだった方が驚いた。

中の人違うし、その正体の方が気になったよ!
{/netabare}

1話
{netabare}
ライネスに拉致され、7年前の話をすることに…

墓荒らしへの罰は臣下の役目ってのと、
エルメロイ教室を買取、王の背中を追い続ける
ウェイバーのカッコ良さが垣間見える回だった。
{/netabare}

0話
{netabare}
ロード・エルメロイII世として登場してきたけど、
安定のウェイバーっぽさが残っていて安心。

ウェイバーを狙っている時計塔の人物を解明していく話しなのか、
よくある〇×少年の事件簿や名探偵コ〇ンみたいなのか
どっちだろー
{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 4

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

『Fate/Zero』を観てから観るが良い!(なにげに「やが君」と監督同じ(笑))

『Fate/Zero』でまるで主人公のように(笑)活躍していたウェイバー君のその後を描くFateシリーズのスピンオフ的な作品。原作小説があるらしいです、知らんけど…。

まあ、『Fate/Stay night』の一連の作品群が「本編」と考えれば『Fate/Zero』も前日譚とはいえスピンオフみたいな物ですが…。

本作では『Fate/Zero』でのエピソードの後、ウェイバー・ヴェルベットがある経緯からロード・エルメロイⅡ世を名乗り、時計塔で現代魔術科学部長をしている中で魔術が関わった事件について(お金のために(笑))依頼を受けて解決していくという感じのお話です。

私個人としては、ロード・エルメロイⅡ世となるにあたって義妹となったライネスとの会話や、荒事では頼りになる内弟子グレイなどを愛でるアニメと化しています。

加藤誠監督作品でありあおきえい氏も参加していることなどから、演出には『やがて君になる』と似たような香りを感じることもあります。

2019年夏作品の中では、まあまあ面白い方だと思います。

2019.10.1追記:
第13話(最終回)まで視聴終了。6/29に放送された第0話を含めると全14話で、1クールでの放送としては話数は多い方となりましたね。

私はこの第0話が面白かったから第1話以降も観たのですが、観て良かったです。

魔術が絡むと犯罪の手段は超常的なので「How done it(ハウダニット)」を考察するのはあまり意味がなくまず「Why done it(ホワイダニット)を考えるべきだというのが本作の常套句でしたが、確かに犯行方法は「なんじゃそれ?」というものばかりでした。

余談:
その1)
EDで、トリムマウを変形させたと思われるかまくら的な物に入って雨宿りをしているライネスがカワイイです。

その2)
ロード・エルメロイⅡ世とライネスのやり取りを聞いてると「おまえら、本当に仲良しだな(笑)」と微笑ましくなります。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 34

58.0 7 ラノベ原作アニメランキング7位
異世界チート魔術師(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★☆☆ 2.6 (242)
780人が棚に入れました
どこにでもいる普通の高校生・西村太一と、運動神経抜群でモデル体型の美少女・吾妻凛。平和な高校生活を送っていた二人はある日突然、不思議な魔法陣の光に包まれ、見知らぬ土地へ迷い込んでしまう。そこは恐ろしい魔物が生息し、獣人やドワーフ、エルフといった多様な種族が存在する、まるでファンタジーのような世界。異世界へと導かれた太一と凛は、ここで生き抜くために「冒険者」になることを決意するが、その適性検査で、二人が“チート”な魔力を持っていることが判明して……。
「小説家になろう」発、シリーズ累計200万部を突破した、チート魔術師による異世界ファンタジー英雄譚が遂にTVアニメ化!

声優・キャラクター
天﨑滉平、高橋李依、田中美海、大原さやか、久保ユリカ
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

目覚めたそこは、戦乱の異世界だった(チェーイサー♪)

タイトルはトライネッター(クソアニメマニア)御用達の“IZUMO”のCMで有名な台詞。
あの頃ですらこういうのは「今更かよw」と小馬鹿にされる対象だったのに、令和に入ってもこれかぁw
転移までの経緯なら最近も“コンセプション”が同じ様なものだったのに、こっちのがIZUMOみを強く感じさせる、正当後継者?

前も何かの感想で書いた気がするけど、最近そうでもなくなっちゃったが自分は所謂きれぼし脳(ゲームを意図的にバグらせた動画を好んで見る人種)で、チートと言われましても自分に都合のいい効果しか起きない状態ってのはピンと来ない。
やっぱ何か自分に不都合な不具合が起きてくれないとちょっとなぁ…そこら辺は最近“ユリシーズ”がやってくれたけど、あっちはあっちで別の部分でコケたというか。
チートコードを自分で作ったのならまだしも、所詮他人に与えられたものに乗っかってるだけなので何も自慢にならないしそれでイキがられると見てて辛い。
あくまで「与えられた強大な力」をどう扱うのか・振り回されるのかがエンタメとして見所だと思うので、そこんとこ触れてくれるかどうかでこの作品の評価が分かれそうな気がする。

2話までの感想{netabare}
1話冒頭「これってチートだよな」じゃなくて「なろうだよな」と言った方がウケたと思う。
あーはいはい、召還したエメロード姫がラスボスねー…って冗談は置いといて、召還(転生)に事情がありそうなのは好印象。
最近大した意味も無く転生するのが多かった気がするので…主人公が「なんでオレが」と自問する展開は欲しいなぁ、と。
とはいえこのタネ明かしはアニメ中にやってくれるのか?
2話は世界説明、何年前のアニメなんだか眩暈を起こす。
主人公組以外に転移者居ないのかいな、“エルハザード”の陣内兄みたいの出ても困るけど。

しっかしCMの「チートな特典」ってスゲー引っかかるなぁ、それウラがあるってことやん。
一昔前の「超」と同じノリなんだろうけど、それ以上に誤用が酷い。{/netabare}

4話までの感想{netabare}
お、おう…なんだこれ?
エラく地味。
3話はギルマス?がヒゲ面とはいえ喋ってる時に完全な止め絵でギョっとした。
と思ったら「相手の出方を見る」「それってこっちから仕掛けるってことですよね」と、日本語としての会話も変でクラクラした。
中華アニメだったら分かるんだけど…差別的な意味じゃなくて感性が日本のソレとは違うんだろうなと細かいことは気にならないのだけど、これって日本アニメだよね?
…。
本当にそうか?と思ってスタッフ調べたら(実は今まで調べてなかった)、監督は“アキ電”劇場版の制作進行やってたことがあるみたい。
わぁすげー、制作進行って一番過酷な印象あるけど…しかもアキ電って…TV版はかなり作画ヤバくててんてこまいだった気がするんだがチュチューン。
劇場版はそうでもなかったのかな?
でもってアクション監修としてクレジットされてる追崎史敏は制作のエンカレッジフィルムズの代表取締役。
直近では“メルクストーリア”の監督やってたけど、実際この作品でアクション監修やってるかどうかは謎だねぇ、社長としてどこかに名義載せないとアカンので仕方なく…だったりして?
だって、アクションが、ちょっとねぇ…4話戦闘シーン緊張感ゼロ。
(そういや“七星のスバル”のアクション監修もりやまゆうじも「え、本当に?」という出来で、アクション監修って肩書きはどこまで関わってるかピンと来ませんね)
多分これ俯瞰視点で5人の位置をずっと追ったらひょうきんなことになると思う、イメージしてみよう。
ってか風ってアンタ、“ブラッククローバー”のユノかよと、あっちが最近派手な戦闘見せてくれたせいで余計にショボく感じる…これはタイミングが悪い?
チートといいつつ派手さが無い、山一個くらい吹き飛ばして良いと思うのだが。
この地味さが余計に古臭い印象を強めてるんだろうけど…90年代までは行かないかな、2000年代のアニメっぽい。
ひょっとして意図的って可能性は…無いよね、まさかね。{/netabare}

5話感想{netabare}
アナスタシアでアナって、そこは「女に向かって穴呼ばわりなんて、あなたも相当な男ね」と返すんじゃないのか(“お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ”ネタ)。

ってかこの作品世界の常識がワカラン。
かつてアサシンやってても転職したら以前のしがらみチャラなん?アサシン取り仕切る組織とかないのん?「任務に失敗したら死ゾ」を強制してた力はどこ?
そんな呆気なく足抜けできるもんかな、実はスパイだったりして?
アサシンから足洗うのなら、抜け忍狩りの対象にならないように組織を壊滅させる話があるならまだ分かるんだけど…今後あるのかな?
もしくは鞍替えしたギルドの方が圧倒的に力が強くてアサシンギルド側は黙るしかないとか?
そもそもアサシン時代に働いた罪はどこに?被害者=恨みを持ってる人居るよね?人から恨まれる仕事だよね?アサシンって。
今後そこに触れてくれるなら別に構わないけど。
もう一個不思議なのは物資不足→価格高騰でよく暴動起きないな、と。
町人は粗末な食い物しか食えない・多少傷んでても無理して食う→病気の蔓延、とか無いのん?そんな長期的ではない?{/netabare}

6話感想{netabare}
あれ、同日放送してるリトライはツッコミどころ多すぎてツッコむ気力失せたんだけど、ひょっとしてこっちのがそれより酷い?
水蒸気爆発自体の原理とかは置いとくにしても、作中描写からは…それ、必要だった?
落とし穴だけじゃダメだったの?水攻めだけじゃダメだったの?熱した金属落とすだけじゃダメだったの?
何故水蒸気爆発「まで」しなければならなかったのかよく分からない、ちょいと近所のコンビニ行くのに戦闘機乗るみたいな違和感。
しかもそれが大して威力発揮したように見えない、爆発音も地味、緊張感が無い。
なんでこんな地味なんだ?とむしろ気になってもう一度見てみたけど、ああ、衝撃波(爆風・突風)が無いんだ。
どれだけ離れてたんだか知らんけど、リンの場所にはそよ風ひとつ立たない。
コンテ?演出?なんのせいかよく分からんけど、淡々と仕事でやってるだけで盛り上げようという意思を感じない。
制作スタジオの社長がアクション監修に名前載せてるんだし、あんまそれがヘボいとマズくね?
双子の懐柔も謎。
↑で「アサシンの余りにもお手軽な鞍替え」をどうにか納得できる形にしようと脳内補完頑張ったワケだけど、なんかこう、コトの成り立ちに対する常識的経緯が抜けちゃってるような?
せめて主人公からゲンコツ食らってビービー泣いた後に反省、だったら分かるけど…な、なんだ?その心変わりは?
ってか簡単に信用しちゃうの?
「敵対してた双子姉妹がのちに仲間になる」って展開は“モンストアニメ3期”のサンメタを彷彿とするが、あっちはちゃんと仲裁役のビマーに会うまで疑ってました、普通そうでしょー。
双子の掛け合いもサンメタの方が上、モンストアニメ、見よう。{/netabare}

7話感想{netabare}
↑でトライネットを挙げてたけど訂正、それより酷いやw
トライネットより前の時代の…あかほり作品…を酷くした感じ。
なろう系の多くはあかほり作品の影響を強く受けてると思うのだけど(そう思えば気が楽になる)これはそれより下、当時のクオリティ込みで。
あれだ、カシムが今にも「私は美しい」って言いそうなのが拍車かけてるwってか言わせてやっとあかほりと同等かと。
アナの死なんて長谷川勝己(あかほりの弟子筋)リスペクトかと思ったぞ。

しっかしスタッフはこの出来に「これでいい」と思ってるのだろうか。
現場がてんてこまいで各部署に連絡つけるヒマも無くて「これが精一杯、もう助けて」ってことなんだろうか。
なんせ数十秒前と後で話が矛盾してるわテンポがおかしいわ、こんなのそうでなきゃ起こり得ない気が…そういう作品って海外発注先にロクなのが無い90年代~2000年代にはちょくちょくあった気が。
コンテだか演出だか、その段階でもうダメダメってのは思いたくないのよね。
けど…そうはいっても…ドラゴンブレス食らって吐血!?やドラゴン撃退シーンの爽快感の無さとかは、もう見てるこっちが「うわあああ」と言いたくなる出来で…。{/netabare}

8話感想{netabare}
細かい話はまた後で、それより…
双子何処行った!?{/netabare}

9話感想{netabare}
双子はどうした?
「この世界で出会った仲間達」みたいなこと言ってたが、そこに双子は入ってないのか?
↑で指摘した通り、アナの件で「アサシンギルド(?)をそんな気軽に足抜けできるのか?」と思ったら案の定制裁された様に(実際はギルドの手によるものじゃなかっとしても)、ちゃんと後始末つけないとまーた消されるぞ。
戦争理由と政治理念はまた別問題だよね?片方が覇権主義でもう片方が侵略受けてるってことでもないし。
主人公が簡単に王様側についてしまったのに違和感なワケだけど、先に召還されて事情をそこそこ知るマーベルフローズン的立場の人間から「ホイホイ王様の言いなりになってお前はバカだ」と言われる展開にはならんのかな?
そもそもドラゴンから「あのお方」呼ばわりされた存在は何なのか探らないのか?
それこそあんまチートチート言うと人道に背く行為だと認めてしまった召還(この時点で違和感なんだが)そのものが禁断兵器の使用として王弟派につけ込まれない?
カシムにしても、名声を上げたいのか世を混乱に陥れたいのかよくワカラン。
普通に考えりゃ王弟派が「黒幕」にそそのかされて蜂起したってだけなんだろうけど、まんまと踊らされるにしてもちょっと頭が弱すぎる気が…。
このノリだと、黒幕側の手先が突如自白するまで気付かないって流れになるのかなぁ?


余談・園芸ネタ{netabare}
エンディングで描かれてる花はヒルザキツキミソウではなくネモフィラ。
但し花色がピンクで、品種改良で実在するかも知れないけど一般的ではない。
それが悪いってことではなく、創作作品としてアレンジ加えたのかな?と思ったら本編で一般的な水色のネモフィラが登場。
あれ?今後何かあって花色が変わる話でもあるのだろうか、そうでないとわざわざEDでピンクにした意味が…。
因みに同アニメ制作がひとつ前に作った“メルクストーリア”の最終回で出たお花畑のモチーフもネモフィラでしたね。
予算切り詰めで資料使い回しだったりしてw背景はまた別?{/netabare}{/netabare}

最終回までの感想・総評(↑と重複した部分もあるのでこれだけ見れば良いかも){netabare}
最初に「これこれこうだったらいいな」みたいなことを書いたけど、甘かった、それ以前の問題だった。
細かい部分すっ飛ばしても、とにかく

絵から緊張感が感じられない

絵だけの問題じゃないのだけど、とにかく致命的。
「アニメーションが死んでる」と言ってもいいかも知れない。
おっかしいなぁ、制作のエンカレッジフィルムズの前作“メルクストーリア”は出来良かったのに(※)…。
そっちで監督だった社長がこっちではアクション監修になってて、大きな期待はしないでも一定のクオリティは保障されるものだと思うじゃない?
何が違ったんだ?予算?スケジュール?
とはいえ、じゃあメルストと違ってこっちで監督になったのは誰かといえば、アキ電劇場版の制作進行で業界入りした人っぽい。
実際はどうか知らないけど制作進行が一番過酷な部署ってイメージなので、オーバーな表現になるけど「地獄を見てきた人間だから根性座ってるんじゃない?」と期待したのだけどなんか違ってた。
実際は「拘りなんか持たずに最低限見れる形(絵が崩れてなくて色が乗ってる状態)でさえあればいい」を重視したかのような出来栄え。
右から左のライン工の現場監督をしただけのような印象、実際の裏側は知らんけどね、作品から受けた印象として。
「ここは気合を入れる・ここは手を抜いても良い」みたいなメリハリが無くて、おしなべて絵が死んでる。
ある意味非常に制作進行っぽいっちゃあぽいのだけど、そっち側かぁ。

逆パターンとして記憶に新しい“賢者の孫”では、全体としては低クオリティなのに一部の戦闘シーンだけ妙に頑張ってる時がありました。
話の出来は置いといて、自分はそういう方のが好きですね。
恐らくそのシーンを任されたアニメーターがめっちゃ頑張っちゃったんだと思うのだけど、それと比較したらチートは必要以上に頑張りそうな現場に対し「そんな頑張らないで」とセーブをかけたかのような印象。
いや実際は知りませんけどね、これで一杯一杯だったのかも知れませんけどね。
長々書いちゃったけど、要は

ハナから真面目に面白いもの・良いものを作ろうという気はない、仕事として作業をこなしただけ

感がハンパない。
と、先に絵について語ったけど、その影響は話の方にも及んでて。

原作の頃から絶望的につまらないのかどうかは知らないけど、色々おかしいところが多すぎてツッコミが追いつかない。
事件の背景に鎮座する「あのお方」も、単に何も考えてないのを先送りするための方便にしか聞こえない。
意味ありげな描写により「アイツ怪しい」と視聴者にはアタリは付くけど、主人公がそれに迫ることは一切無いので「前進した感」が全然無い。
「○○締め上げて聞き出そうとしないの?」と思うことがしばしばで、けど基本「あのお方」について興味すらなさ気で、たまに聞き出そうとする時は「自殺してくれるアサシンが相手」というご都合っぷり。
ここら辺も最低限絵的に緊張感があれば「とてもそんなの尋ねられる余裕無いんだな」と好意的解釈もできるのだけど、余裕アリアリでくっちゃべってる感じ(というか突っ立ってるだけ)なので無理。

一番の違和感はタイトルにも使われてる「チート」の扱いだけど、これは途中入る円盤のCMからして大きく解釈がズレてるっぽい、自分とは。
ネット配信などで見てる方へCM内のセリフを書き出すと…

タイチ「リン、オレ達のブルーレイに付けるチートな特典考えようぜ」
リン「チートな特典?」
タイチ「んー、例えばオレ達の握手券」
リン「ヒーローだけに!」
タイチ「じゃあミューラの剣」
リン「それは大きすぎだよ」
タイチ「えー、ならレミーヤさんの特製手料理」
リン「それは欲しい!」

…。
うん、なんか「チート」の扱いがおかしい。
これは同期放送の“通常攻撃が全体攻撃~”でも感じたことなのだけど、ひょっとしたらアニメスタッフの中でもどう扱えば良いのか解釈が分かれてて、それが作品内容に一貫性が無い・散漫な原因になってる、ってことは…ないかなぁ?
そしたらそしたで「しっかり協議して意見の摺り合わせをしよう」なだけで、作品作りに真摯に取り組んでる感じがしない、に行き着いてしまうのですが…。
そして最後に、
双 子 ど こ 行 っ た ?



そうはいってもあの作品(メルクストーリア)は激しい戦闘も無ければ話の流れに違和感を覚えるシーンが無い訳でもない。
ただ、「決めポイントとして何度も使う気合の入ったバンクシーン」が使われてたので「これを差し込むために前後の流れが多少強引でも仕方ないか」とツッコミへのブレーキがかかったのも事実。
バンクシーンがあれば百難隠すというか、単に自分がホビー系に毒されてるせいかも知れませんが。
じゃあこっちでも、ひょっとしたらバンクシーンがあればマシに感じたのかな?と思わなくもない。
どうなんだろうね?{/netabare}

追記{netabare}
ふと思い出したんで追記。
散々チートチート言いつつ、実際には大して凄くないのが凄い。
かなりレアではあるんだろうけど転移先の世界に元からある透明マントにたじたじ、作中でこれを打ち破る描写は無かったと思う。
しかも運が悪いことに同期放送の“コップクラフト”で似た感じで透明になる術が出るのだけど、そっちは現代科学の知恵でサクっと看破、しかも暗視スコープとスプリンクラーで2回。
透明マントがどのセンサーまで目くらまし出来るか知らないけど、最強(≒チート)は透明マントであって主人公ではなかった…って所もクソ的にポイント高い。{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 13

鰺鱒 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

雑だなぁ(立派この上ないチート作品)

[2019/09/20 v1]
[2019/09/26 思い出し追記]
[2019/09/30 v3 cheatとは?追記]
原作知らず。

アニメ化における失敗のせいなのか、「もと」すなわち原作がひどいからこうなのかよくわかりませんが、結果として酷い。修行もしんどくなってきました。

いわゆる「なろうもの」も既に何作か拝見しましたが、僕が嫌だなと思う作品に共通しているものが見えてきたように思います。n数大事ですね。

昨クールのお孫さんもだったのですが、本作も登場人物に芯がないというか、その時々で簡単にぶれる感じがしんどいです。主人公(男)とお師匠さんがきつい。分単位で都合よく有能と無能を行ったり来たりするのもいただけないです。原作由来だとしたら、雑な設定のまま書き始めてしまったのかな。

作画がダメでも、物語とその演者(登場人物)がちゃんとしていればそれなりに楽しめるという好例が同クールに存在してしまったのも、運がなかったですね。

[思い出し]
Flash動画の、それも初期の頃のようなものを見せられて「アニメです」とは言わんでしょう。そのうえ、動画における手の抜き方が下手というか、センスが悪い感じがした。その点は、明らかにリトライより劣ると感じる(あっちは、なんていうか、純粋に絵が下手?)。

中盤でよく見られたのですが、近接格闘(打撃戦)を描くなかで、攻撃のインパクトの瞬間を見せないってかなり筋が悪いと思う。どう言えばいいんだろう・・・・
「ピッチャー振りかぶって→投げた〜→三振→スリーアウト・試合シューリョー」の投げたー振ったーあたりがインパクトだとすると、止め絵にするとしても投げたー振ったーは外さないと思うのです(リトライは、まさにそこで止め絵)。だのに本作は「振りかぶったシューリョー」っていう感じ。2枚で見せるにも、そこ?そこなの?

==cheatとは?
皆さんのレビューを拝見していて、違和感を持ってしまったので追記。ま、頭固い年寄りの意見として。

一部の他の方のレビューにもみられますが、チートという言葉の意味が良くわからなくなってますね。本作の主人公は全然「チート」じゃない、とか、もっと「チート」しろのような内容が散見されますが、それってどうなんでしょう。

っていうか、チートの意味が本来のcheatから離れて一人歩きしてますね。お若い方がラノベ・アニメ界隈における「チート」的用法で将来海外の方とお話しするかもしれないとか思うと、わくわくが止まりません。万が一にも英語圏で他人の成果や能力にチートなんて言おうものなら、(それが事実Cheatでない限り)フルボッコand/or総すかん待ったなしですがね。

で、この作品ですが、立派この上ないチートの結晶ではないでしょうか。
この作品をはじめ、昨今のラノベ作品の出来が悪いものはチートの固まりだと思ってます。

作家を育て市場を育てることをさぼり、なろうのただ乗り(cheat)を重ねる出版業の、
面白いもの・楽しいもの造りをズル(cheat)する放送業の、
Animateしていないものをアニメであるとごまかし(cheat)を重ねるアニメ業界の
総力を結集した作品の一つが本作ではないでしょうか。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 26
ネタバレ

TaXSe33187 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

THE・テンプレ……と思いきや

一話を見た感じだと、覇王みたいな主人公が孫みたいなノリでイキリつつスマホ太郎みたいに棚ボタチートで無双する話って感じかな?

全力でテンプレをなぞってるだけなので、特に内容については思うところはないかな?というレベル
というかあまりにもテンプレすぎて気づくと余所見してしまう
余所見しようが話を聞き逃そうがテンプレまんまなので、余所見した場所を見返す必要もなく話が理解できてしまうのは良いのか悪いのか…
まあ、無駄に凝った作りを目指して意味不明を作り上げた「ありふれ」よりはずっとマシかもしれない

作画もなんか動きがぎこちなかったり悪い意味でのチープさが気になるけど、それもまたなろう系らしさかな……


8話視聴
{netabare}シナリオに問題がありすぎる…
最初の2話くらいを見た辺りまでは、どこまでもテンプレを綺麗になぞり切るだけの虚無系クソアニメ枠かな?と油断してみていた
ただ、敵勢力があらわれてからの展開が無茶苦茶すぎてドン引きしてしまう

女暗殺者に意味もなく命を狙われて、殺さずに無力化して仲間に引き入れる
まあこの辺はテンプレそのままなので逆に安心感すらある
「捕らえた後、相手の被った面を取らないのか?」とか「主人公を狙った理由は聞かないのか?」とかその辺は最早些細なこと

ただ、農園で敵と戦う場面以降はテンプレすら使いこなせていないあまりにも雑な展開の連続
ヒロインコンビが舐めプして時間かけて戦う→一人だけ無茶な戦いを強いられて主人公ピンチ!覚醒!
暗殺者(アナ)が主人公の味方になって同行する→実は戦闘力ほぼ皆無!
悪事に加担していた双子がトラブルでピンチ!→主人公が(直前に守ると約束したアナを放置して)助ける!
敵?に操られたアナがドラゴンと戦う主人公の元へ来てしまう!→到着直後に洗脳が解けたアナがブレスから主人公を庇って死亡!何をすることもなく洗脳は解けたため、そもそも洗脳して操った理由すら不明!

一言でいうとひたすらに雑
それぞれ、
厳しい戦いで主人公が真の力の一端を見せる
新ヒロインと協力して行動することで親密さを深める
悪事に加担していても、騙されての行動なら許す度量を見せて仲間を増やす
仲を深めた相手の死によって、主人公が本当の力を手に入れる
みたいな意図があるのは当然分かる
ただ、
主人公のピンチは大体ヒロインのせいだから、ピンチってよりただの自業自得にしか見えない
魔物を倒せる屈強な冒険者に挑みかかるような暗殺者が戦闘力を持たないのはあり得ない
善悪の判断が出来ない双子を助けるのは分かるけど、そのために「守る」と宣言した同行者を放置して危険に晒すのはおかしい
仲間の死を乗り越えて力に目覚めるのは王道だけど、これではアナを(作者が)殺そうと思ったけど同行させ忘れたのを、無理やり帳尻合わせしたように思えてしまう
結局最初にアナが主人公を狙った理由も、狙った組織も、アナを操った理由も一切不明のままアナは墓の下に眠ってしまって出番を失っている

「こういう展開がしたい!」は伝わるけど、「どうすればこんな展開になるだろう?」を考えずにキャラを無理やり動かしているような感覚がある
脚本の段階でシナリオの構成に失敗したと言うより、そもそも原作の段階で上手くなかった展開が、アニメで露骨に目立つようになったのかなと思う

極限まで圧縮したダイジェスト展開でシナリオ理解を拒み続ける「ありふれ」
極限まで雑なシナリオで拒絶反応を生み出す「チート」
あまりにも対極的すぎる両者が鎬を削る今期の太郎枠は本当に恐ろしい破壊力を誇るなあ……
{/netabare}

最終話視聴
{netabare}「俺達の戦いはまだ始まってない!」ENDとは斬新な…
アナの所属していた暗殺組織について→完全放置
ゴブリンを生み出した双子について→完全放置
カシム達との因縁について→なんか友情芽生えた感じで放置
カシムの上役である猊下とその更に上の「あの御方」について→一切気づかず完全放置

ここまでの話に登場した要素は一切解決せず、ただ終盤の内戦が終結しただけというオチ
戦いを終わらせた立役者として主人公たちは国王から王立軍の客員(むしろ特射?)に近い立場を与えられる
ただ、そもそも全員が冒険者としての肩書をすでに得ていて、特別に身分の保証を求める立場には無かったはず
「ピンチになったら国を助けろよ?」って体よく首に縄をつけられたような扱いに格下げされたような状況なんだけど

というかカシムとの喧嘩で謎の友情を芽生えさせてたりしたけど、そもそもカシムは農園にオーガを仕向けたり、普通に考えれば純粋な敵のはず
それどころか主人公の滞在する街を魔物の大群で蹂躙しようとした結果アナが死ぬ遠因を作っているわけで、良い奴要素はどこにもない
そういう風に、この作品の中ではその場の雰囲気でなんとなく話を繋がてる部分が多すぎて、全体を通すと意味不明な部分がとにかく多い

そういう意味不明な扱いを一身に受けているアナ関連が原作でどう描かれているか気になってweb版を読んだ所、アナはそもそも存在していなかった
つまり、書籍として出版するにあたっての追加キャラだったらしい
ついでに言えば死因のドラゴンも追加ボスで、内戦の時に太一が一人で敵本拠地に行って和睦を求める展開も追加要素

書籍化に伴う改変要素が尽く邪魔な矛盾とキャラの行動のおかしさを生み出しているらしい
web版自体も決して書籍化に堪える筋書きとは思えないけど、少なくともアニメで描かれているよりはシンプルに纏まっていた
アナがいないお陰で、精霊契約あたりの流れも太一の戦いに対する恐怖を表に出す展開になっていた
内戦の際も、戦端が開かれてから和睦を求める頭のおかしい行動は取らず、
自分が力を振るうことで救われる命と、力を振るい命を奪うことへの恐怖の間で葛藤しながら戦う様子が描かれていた

web版を読む限り、地味な戦闘やら起伏の少ない展開やらは確かに目立った
ただ、それを理由にここまで意味のない、というより矛盾しか産まないマイナスばかりの追加要素が必要だったとは思えない
そもそもこれを書籍化すると決定した際に、どうして改変をここまで入れたのかがわからない
書籍化に堪える内容と思ったならそのまま文章校正だけを行って出版すべきだし、難しい内容なら書籍化すべきでない
安く使える素材で雑に調理して、刷り数だけ稼げばあとは知ったこっちゃないって出版社の舐めた態度がありありと見えてくる

これにやる気のないアニメ制作が加わるとこういう虚無が出来上がるのかな、と
「敵が強すぎて止められない!」とか叫んでるシーンで敵の狂化兵士が軒並み棒立ちしてるとかどこのジョークアニメかと思った
それに出血描写を嫌ってか、剣を持った相手と戦っているのに負傷は全てアザのみ、という雑っぷり
オマケにシナリオ自体がweb版よりも酷くなっているから、本来の目的である販促にすらならない
円盤も売れず、書籍も売れず、勝利したのは刷り数を稼げた出版社のみ、という地獄絵図が見える恐ろしい作品だった
{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 6

61.2 8 ラノベ原作アニメランキング8位
アサシンズプライド(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (58)
437人が棚に入れました
マナという能力を持つ貴族が、人類を守る責務を負う世界。能力者の養成校に通う貴族でありながら、マナを持たない特異な少女メリダ=アンジェル。彼女の才能を見出すため、家庭教師としてクーファ=ヴァンピールが派遣される。 『彼女に才なき場合、暗殺する』という任務を背負い--。能力が全ての社会、報われぬ努力を続けるメリダに、クーファは残酷な決断を下そうとするのだが……。 「オレに命を預けてみませんか」暗殺者でもなく教師でもない暗殺教師の 矜持(プライド)にかけて、少女の価値を世界に示せ!

声優・キャラクター
小野友樹、楠木ともり、石川由依、薮内満里奈、佐倉綾音、内田真礼、和氣あず未、鈴木達央、森川智之
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

【期待】アニメでも楽しい寄せ鍋パーティーが実現するかどうか

原作ライトノベルは10巻+短編集1巻を購読中。


あらすじ

{netabare} 青い空に太陽と月が存在していた時代は、今や遠い昔の話……。

世界は《夜会》と呼ばれる生物を蝕み、
《ランカンスロープ》と呼ばれる化け物に変える闇に覆われていた。
最後に残った人類は夜に輝くシャンデリアをひっくり返したような世界《フランドール》
街を収めた《キャンベル》と言う巨大なガラス容器群の中で、
《太陽の血(ネクタル)》を灯して辛うじて生き長らえていた。

物理攻撃が通じない《夜会》の《ランカンスロープ》を倒せる唯一の力《マナ》
《マナ》を宿した《貴族階級》は人類を守るため戦う責務を負っていた。

その中でも《上位位階》の《マナ》を継承する《三大騎士公爵家》に生まれた
《聖フリーデスウィーデ女学院》一年のメリダ=アンジェルは
未だ《マナ》を発現できず、級友からも《無能才女》と蔑まれていた。

彼女の元に家庭教師として派遣されたクーファ・ヴァンピールは、
メリダの育成と同時に、彼女に才能なしと判断した場合は、始末されるよう依頼されていた暗殺者。
いつもの汚れ仕事。淡々と任務をこなそうとするクーファだったが、
メリダの健気な姿に徐々に心を動かされて行き……。

《暗殺教師》と《無能才女》……禁断と秘密に塗れた運命を生き抜くための、
二人のレッスンが今、始まる……。{/netabare}


深夜アニメで斬新さを求める方には、あまりオススメできない作品になるのでしょうか?

定番の剣と魔法、養成学校という舞台設定に加え、
壁に囲まれた人類の風前の灯って、もう何個目なのか?
ラノベで黒衣の最強剣士の主人公って、もう何体目なのか?
尊氏が金髪ヒロインに飛び付くのは、もう何回目なのかw

といった感じで、見知った設定でごった返していますし、

他に私が気に入っている設定は、
このファンタジー風世界は蒸気機関に列車と結構、文明レベルが高く、
ついでにマスメディアも近代並に発達。
敵は《夜会》の化け物だけじゃない。
むしろヒロインの出自等のスキャンダルを嗅ぎ回る
人類のマスコミも厄介な存在。

といった部分ですが、主人公、ヒロインがゴシップにも立ち向かうファンタジーも
本作が初見でもありませんし……。

決め台詞にしたかったと思われる“暗殺者の慈悲(アサシンズプライド)だ”
も歴代ラノベの名台詞に比べれば、決定力は今ひとつな印象……。


では何故、私がここまで原作にのめり込んでいるのかと言うと、
送り手の作者が執筆を楽しみ、受け手の読者も物語を楽しむ。
と言う創作活動の原点を私が感じているから。

原作者の天城ケイさんは本作で富士見書房ファンタジア大賞を獲って
作家デビューして本シリーズを書き続けておられるわけですが、
本作からは、自分が作家デビューしたら、こういう設定や展開を描いて
読者に披露してみたかったんだ。
こうした迸る創作の喜びが、本文やあとがきから伝わってきて、
読んでいて私もとても嬉しくなるのです。
(実際には裏では締め切りに追われたりして修羅場なのかもしれませんがw)

展開を投げ込むテンポも、
バトル入りました~♪萌え入りま~す♪イケメン入りま~す♪
微百合入りま~す♪ラッキースケベ入りま~す♪
って感じで実に軽妙な“鍋奉行”ぶり♪
天城さんは本作完結したら、《太陽の血(ネクタル)》もネタも
全て枯渇してしまうのではないか?
って位、どんどん投げ込んできてキモチイイです。


テンポと言えば、作品内時間が流れる速度もラノベ学園物としてはハイペース。
10巻にして既に三年目に突入しています。

そして、メリダちゃんたちヒロインズはラノベに多い女子高生相当ではなく、
中等部相当の一年生。中学生、JCですよ!(←おっと……コーフンを抑えないとw)

暗殺者として灰色の青春を送ってきたクーファくんも、
最初はメリダに誘惑?されても、子供のお遊びと能面でスルーできますが、
どんどん流れる月日、彼女がレディーに育っていく中で、
色気を交し続けられるかどうかも秘かな見所です。


この秋からのアニメ化。
制作のEMTスクエアードも、それほど元請け経験が豊富でもないのでしょうか。

私としては、出来れば分割でも良いから2クールで、
4巻以降、学院外の様々なロケーションを盛り込んで来るのを映像としては観たいのですが、
この陣容だと、1クールで、比較的、舞台が学院内に限られる3巻程度まで、
無事にアニメ化できれば御の字なのでしょうね。

それでも、ヒロインズの色々な衣装やら格好やらも含めて、
どんどん投入してくる“鍋奉行”は、宴の序盤でも具材が多彩で、
作画要求も決して低くはなく、楽しい“寄せ鍋”パーティーが、
近ごろ多発しているらしい、ラノベ原作アニメの作画崩壊と言う
“闇鍋”狂宴に転落するリスクは常にあると思われますw


私が本作のアニメ化で期待することは
アニメスタッフの方々にも物語を作り伝える
楽しさの原点を忘れず制作して欲しいということ。

私もいち視聴者の分際で、プロを相手に生意気が過ぎますが、
本作に関しては、楽しみにしていた同人誌の新刊でも読むような心境で、
物語のキャッチボールを楽しむ初心を大事にして、
温かく見守って行きたいと思っています。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 15

kenkenpa さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

こいつはガチだ

俺も相当な中二アニメ好きだがこれは流石にきついな
もうね、キリトが更にパワーアップしてナルシー全開で態度が一々鼻に突くんだよな、キリトまでが限界だわ
殺すの辞める動機も意味不明で弱すぎるし、正直ヒロインもうじうじしてて魅力感じないし、無能なりにも手を差し伸べ助けたいとも思えない
魅力感じるキャラが一人もいねえんだよな
あえて言うなら妹側の家庭教師くらいか?好感持てるのは
てかラノベ好きだからラノベアニメ化は歓迎だけどアニメ化チョイス最近悪過ぎね?

投稿 : 2019/11/16
♥ : 3
ネタバレ

とろとろとろろ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

今期一番のツッコミ枠and神アニメ

イキリト君とお兄さまを両方楽しめる神アニメ。
脚本・演出は生ゴミ級だが背景だけはお洒落なので、作画厨のアニオタも
満足できる作品となっている。
1話終盤の展開で何言ってんだこの主人公は???となったりもするが、
今後繰り広げられるであろう茶番劇を思えば些細なことだ。
とにかく全てがハイレベルな生ゴミ。
ハイレベルすぎて腐臭に耐えきれずに脱落する視聴者続出の予感。
でもそれは受け手側の問題であり、原作が備え持つフィルターなのだ。
最後には耐え抜いた者だけが味わえる満足感が待っているはず。
昭和時代から日本アニメを見守ってきた俺様が言うのだから間違いない。

・第3話
うん、お兄さまを超えてるな。
{netabare}なにしろ最強のヴァンパイアだし。
どやぁ!どやぁ!!どやぁ!!!の展開で、俺の視聴意欲も異界の彼方に
吹き飛ばされてしまった。
まあ仕方ないかな。
神アニメなのは間違いないんだけど、主人公様に感化されそうな自分が
怖いので、この辺で縁を切らせていただきますね。
それではごきげんよう、さようなら。{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 5

92.2 9 ラノベ原作アニメランキング9位
ヴァイオレット・エヴァーガーデン(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (1542)
5882人が棚に入れました
感情を持たない一人の少女がいた。
彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を探している。
戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを言葉にして届けること。
――戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙
――都会で働き始めた娘から故郷の両親への手紙
――飾らないありのままの恋心をつづった手紙
――去りゆく者から残される者への最期の手紙
手紙に込められたいくつもの想いは、ヴァイオレットの心に愛を刻んでいく。
これは、感情を持たない一人の少女が愛を知るまでの物語。

声優・キャラクター
石川由依、子安武人、浪川大輔、遠藤綾、内山昂輝、茅原実里、戸松遥
ネタバレ

kotsu さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

お客様がお望みならどこでも駆けつけます。自動手記人形サービス、ヴァイオレット・エヴァーガーデンです

最終話視聴しました(T_T)
『あー…終わってしまったぁ泣』という感覚しか今はありません…
全13話全て最高でした!(≧▽≦)
ヴァイオレットは回を重ねるごとに成長していき、人の心を知り、愛を知り、やさしさを知り、もう心なき道具ではありませんでした(涙)
立派な人間として、自動手記人形として生まれ変わりましたね(T_T) 良き自動手記人形になれました\(^o^)/
そして、最後の最後まで美しい作画ですよね…すごいですよね…(´∇`)
自分の中で「流れるかなー」と期待していたのが、結城アイラさんの『Vioret Snow』
エンディングで少し流れたのがすごく嬉しかったです(ノ´▽`)ノ♪
毎週毎週楽しみに観ていて良かったなぁー!!!と思います(o^^o)
個人的には3話と5話と8、9、10話が好きです(≧▽≦) (全部好きですが)
京アニ最高でした!!!
ありがとうございました!!!
ヴァイオレット・エヴァーガーデン大好きです!!!(〃▽〃)
{netabare} 新作決定おめでとうございます!!!!(≧▽≦) これからも応援してます!!!( ̄^ ̄ゞ {/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 41
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「愛してる」と自動手記人形と「愛してる」

原作未読。最終話まで視聴。

【総評】
引き込まれるように、思わず見入ってしまう・・・。
上手く言えないけど、そんな作品でした。

まずは、圧倒的な作画。
他の制作会社の作画もクオリティが相当高くなっている昨今、それでも作画で唸らせる京アニクオリティは圧巻です。

個性豊かなキャラと、それを巧みに演じられた声優陣も、とても良かったと思います。

感動的な物語の数々も、とても良かった。
涙腺崩壊系の話とヴァイオレットの関わり方がとても綺麗に描かれていたと思います。

すでに続編も決定しているとのこと。
楽しみにしています。

【酷評を少々】
放送前の盛り上げ方が半端ありませんでしたので、非常にハードルを上げて視聴を開始された方も多かったはず。
かくいう私もその一人ですが(笑)
そのため、「んっ?」と感じるところも少なからず存在しちゃう訳で・・・。

本作の評価は、「物語」と「音楽」の評価がポイント(評価の分かれ目)だと思います。

【物語について】
本作の一番の問題点は、{netabare}3話以前と4話以降のヴァイオレットが別人のように感じてしまうこと。
要するに、『一気に急成長しすぎ』なのである。{/netabare}
この部分が気になるか、ならないかで、評価が分かれると思う。

この点について、私は脳内補完しきれませんでしたのでマイナス評価です。

もう一つの問題点は、{netabare}11話~13話前半のくだり。
ここにきて何故か主人公最強系の「超人少女ヴァイオレットちゃん」的な展開に・・・。{/netabare}
このくだりの必要性が理解できるか否かで、評価が分かれるのではないかと思う。

この点について、私は「必要性が理解できる」として特にマイナス評価はしていません。
それは、{netabare}ヴァイオレットがギルベルトへの思いを言葉にするにあたり、ギルベルトの母との出会いを描く必要があり、ギルベルトの母との出会いを描くには、ディートフリート大佐との和解じみた話も必要となると思うからです。
『もう誰も殺したくないのです』
このあとのヴァイオレットの一連の行動は、大差の心を動かすのに充分だったと思います。{/netabare}
{netabare}11話の依頼人との出会い方とか、{/netabare}おかしな所も多々ありますけどね(笑)

【音楽について】
この作品ほど、EDが話題になる作品は少ないと思う。
”あにこれ”のレビューでも、EDの話題をよく目にする。
ここも評価の分かれ目になると思う。

個人的に、特にEDが不愉快に感じたのは第2話と第5話。
ED曲にというより、ED曲の使い方にマイナス評価です。

【以下は、各話レビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第1話】
まあ、京アニですから、作画は全く申し分ないですね。
他の制作会社の作画もクオリティが相当高くなっている昨今、それでも作画で唸らせる京アニクオリティは圧巻です。

物語は、まだまだ掴みの段階でしょうが、名作の予感が更に高まりました。
第1話だけで、思わず泣きそうになってしまった。

良作目白押しの今期の中でも、頭一つ抜きん出ている印象があります。
(第1話の段階で・・・、ですけどネ)
最後まで、しっかりと見届けたいと思わせるような作品です。

【第2話】
ふ~ん。「ヤキソバ」ねぇ・・・。
しかも、箸で食べるんだ・・・。
もしかして、笑う所なのかな?

人の気持ちが理解出ないヴァイオレット。
自動手記人形として、{netabare}間違ってはいないけど、大失敗をしてしまう。{/netabare}

人の言葉の裏を読むのは、難しいからね。
基本的には優秀な彼女だが、彼女にとっては一番難しい仕事。
それでもこの仕事を続けたいヴァイオレット。
『愛してる』の意味を知りたい。
ただそれだけの理由で。

{netabare}ブローチが戻ってきて良かったね!
ホッジンズの郵便社に来てから、初めてじゃないかな?
ヴァイオレットが感情を見せたのは・・・。{/netabare}

ところで・・・、{netabare}茅原さんの歌声が邪魔だと感じたのは{/netabare}私だけですかねぇ?
歌詞とかはともかく、声が・・・。
普段は彼女の歌、別に嫌いじゃないんだけど・・・。

【第3話】
自動式人形育成学校でも{netabare}相変わらず、優秀なヴァイオレット。
どうしても、人の気持ちが理解できず、報告書のような文章しか代筆出来ない点を除いては・・・。

『良き自動手記人形とは、人が話している言葉の中から、伝えたい本当の心をすくい上げる者』
自動手記人形とは、単なる代筆業ではなく、相手の本当の想いをくみ取り、綴っていく仕事。

ルクリアとの出会いが、彼女を少しだけ成長させた。{/netabare}
なかなかの感動回でした。

【第4話】
アイリスの回。
親の心子知らず、子の心親知らず(?)な話。
で、なにやかんやあって、アイリスとヴァイオレットが仲良くなる話。

{netabare}「少しは理解出来るようになったと思っていたのですが、人の気持ちは、とても複雑で繊細で、誰もが全ての思いを口にするわけではなく、裏腹だったり、嘘をつく場合もあり、正確に把握するのは、私にはとても困難なのです」{/netabare}
{netabare}「『愛してる』は、とても勇気のいる言葉なのですね。受け入れられないとそこにいたくなくなるくらいに・・・。あの時の少佐もそうだったのでしょうか」{/netabare}

ヴァイオレット、{netabare}良い手紙を書けるように{/netabare}なってきた。

しかし、未だにEDが馴染めないのは私だけでしょうか・・・?

【第5話】
良い話だった~!
シャルロッテ姫とアルベルタの話。
血のつながりにも勝る二人の関係が、とても素敵でした。

ヴァイオレットは、本当に良い手紙が書けるようになった。
ところが、この話でヴァイオレットは、{netabare}ほとんど手紙を書かない{/netabare}。
しかしヴァイオレットは、しっかりと依頼に応え、最高の結末を迎える手助けをする。
社長から貰った犬のぬいぐるみが、机の上にきちんと飾られていたのも彼女の成長の証。
ラストの笑顔は本当に可愛かった。
ヴァイオレット、{netabare}14歳{/netabare}ってマジですか?

EDだけが未だに受け入れられない。
『かけがえのない 宝物~♪』の所に、感動的なシーンを被せたいのだろうけど、少々耳障りに感じる。
第2話と同様、歌声が気になって、肝心のセリフが台無しな気がする。

【第6話】
{netabare}天文台に古い本がたくさん集まって、それを書き写すために集められたヴァイオレットたち自動手記人形。
天文台の解読係の人とコンビを組んでのお仕事。{/netabare}
なるほど。自動手記人形にはこういう仕事もあるんですね。
相変わらずポテンシャルの高さを見せるヴァイオレット。

様々な愛の形に触れていくお話なのかな?
今回は、{netabare}「寂しい」という感情を知る{/netabare}ヴァイオレット。

毎回、EDの始まりが心臓に悪い。
もう少し静かに始めるようにした方が良いと思うんだけど・・・。
もしくは、事前にカウントダウンしてくれるとか!(笑)
本音で言えば、CMで流れていた『Violet Snow』の方が作品のイメージにピッタリだと思う。
これだけ評判の悪いEDってどうなんだろう?

【第7話】
妻と娘を失った舞台の脚本家との話。
「いつか、きっと・・・」

脚本家の過去話から、{netabare}ヴァイオレットは、この思いが遂げられなかった時の悲痛な思いを知ることに・・・。
同時にヴァイオレットは、過去の自分が、一体どれだけの人の「いつか、きっと・・・」を奪ったのか、痛感する。

その後、思わぬ形で少佐の死を知ったヴァイオレット。
ヴァイオレット自身も、「いつか、きっと・・・」を奪われた・・・。{/netabare}

本当に上手い展開だと思いました。

ED曲は今回の使い方ならアリかな?
一瞬の暗転で心の準備ができるし。

【第8話】
『ヴァイオレットと少佐の過去編その1』という感じかな?
少佐の優しい人柄は、凄く伝わってきた。
対して、ヴァイオレットの想いが、こちらにうまく伝わってこない。
表情の変化も少ないし、言葉も少ないので仕方がないかも知れないけど・・・。

まあ、今後に期待という事でしょうか?

戦闘シーンは迫力があって良かった。
ところで、ヴァイオレットちゃんは、なんであんなに強いんだ?

【第9話】
サブタイトルが作品のタイトルと同じ。
それだけ、重要な回。
それが相応しい、神回だったと思います。

前半は、前回の続きから{netabare}始まって、ヴァイオレットが両腕を失い、そして少佐との最後の記憶までが描かれる。
ヴァイオレットの左腕がずり落ちる場面は、グロさを抑えつつ、無残さだけはしっかりと伝える、見事な演出だと思った。
{/netabare}
中盤は、{netabare}ヴァイオレットの苦悩と、彼女のことを心配する周囲の人々が描かれる。{/netabare}

そしてヴァイオレットにとって、転機が訪れる。

{netabare}「どれ一つ取ったって、誰かの大切な思いだからな。届かなくていい手紙なんてないんだ」

一つは、手紙を配達している時に耳にした、手紙が届いたことを喜ぶ少年の声。
もう一つは、エリカとアイリスからの手紙。
そして、ルクリアの兄・スペンサーからの代筆依頼。

「手紙を貰うというのは、とても嬉しい事なのだと分かりました」
ヴァイオレットにとって、手紙が『仕事』から『貰うと嬉しい物』に変わった瞬間。
今、自分がしていることは、他人を幸せな気持ちにする仕事であることを知る。{/netabare}

{netabare}スペンサーの代筆を終え、ヴァイオレットは、今まで自動手記人形としてやってきたことの、その後を知る事となる。
一つは、スペンサーが立ち直ったこと。
もう一つは、シャルロッテ姫夫妻の幸せそうな今。
もう一つは、舞台の脚本家の今。{/netabare}

{netabare}「してきたことは消せない」
誰にも過去を消すはできない。
誰にも過去を変えることはできない。

ヴァイオレットにとって、”兵器”としてしてきたこと=『他人を不幸にしてきたこと』も消せない。
そして、その後”自動手記人形”としてしてきたこと=『他人を幸せにしてきたこと』も・・・。

だけど、今を変えることで、未来は変えていける。{/netabare}

↑ネタバレばっかりでごめんなさい^_^;
今回はEDまで含めて、本当に良かった。

しかし、ベネディクトくん。配達の仕事をする人が{netabare}ハイヒール{/netabare}は無いわぁ(笑)

【第10話】
この回は『涙腺崩壊回』とでも命名しましょうか?
この回、涙無しで視聴出来た人、どのくらいいるのでしょうか?

ラストの{netabare}ヴァイオレットの涙は、もはや反則でしょう。
『私・・・、私、お屋敷では泣くのを我慢していました』
見ているこちらは我慢出来ませんでした(笑)

それと、繰り返し視聴時の涙腺崩壊ポイントが、ヴァイオレットを見送った時のアンのセリフ。
『私、あの人が書いた手紙、読んでみたかったな』
「この時のアンの願いが、この先、50年にも渡って叶っていくことになるんだ」って考えたら・・・。{/netabare}

正直、物語の途中で、何となく結末は分かるのですが、それでも泣かせる演出は流石です。

今回のEDも良かったと思います。
{netabare}手紙の朗読に合わせて、静かなイントロから始まって、音量も手紙の朗読を邪魔しない、絶妙な音量。{/netabare}
何故、最初からこれが出来なかったのかな?

【第11話】
ん~?あれあれ?ここにきてこんな話?
9話、10話と大きく盛り上がってきたのに、ここで1回下げる?
(あくまでも個人の感想です)

いえ、『”元”軍人のヴァイオレットちゃんが、戦場に駆けつけて、兵士のために自動手記人形する物語』というのは”アリ”かも知れないけど・・・。

演出というか、展開が強引すぎて、感動してよいやら悪いやらで・・・。
展開が強引な部分を除けば、感動的な話だったと思うのですが・・・。
(まあ、さすがにラストは涙腺が崩壊してしまいましたけどね(笑))

終盤にきてこれでは少々評価が厳しくなっちゃうかな?
ここからの盛り返しに期待したいと思います。

【第12話】
11話に引き続き、「超人少女ヴァイオレットちゃん」の物語・・・。
って、おいおい・・・。

11話、12話と物語の軸がブレてきている気がする。
3話~10話までは、涙腺崩壊系の感動ストーリーの数々。
ところが、11話、12話は、主人公最強系の戦争モノ?

少佐の「愛している」の意味を知りたい話がどういう結末を迎えるのか?
最終話を座して待ちたいと思います(笑)

【第13話】
序盤は引き続き「超人少女ヴァイオレットちゃん」の物語。
う~ん。

中盤は良かったと思う。
少佐の母との対面は、ヴァイオレットの心を少しは軽やかにしたのではないでしょうか?

笑いと感動の終盤は満点でしょう。
そう。これが視聴者が求めていたエンディングですよ!
このエンディングを引き立てるために今までのEDがグズグスだったのか(笑)

{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 144

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

あ~なたのこえが~みちしるべ~(アヒル声で) なぜこんなにバランスが悪くなったのか・・・

2018年放送中のテレビアニメ

原作 暁佳奈 監督 石立太一 構成 吉田玲子 キャラデザ 高瀬亜貴
制作 京都アニメーション

第五回にして初めての「京都アニメーション大賞」受賞作。
過去4回は大量の奨励賞はありながら大賞は無し。
奨励賞は「中二病でも恋がしたい」「境界の彼方」「Free!」「無彩限のファントムワールド」
などのアニメ化を出したが、2014年の本作大賞受賞後は奨励賞さえ一作品のみ。
純粋な賞ではないことが分かります。

舞台は大戦終了後のテルシス大陸。
これは第一次世界大戦後のヨーロッパをイメージさせて、テクノロジーの違いから、
広義のスチームパンクと見ることが出来ます。
スチームパンクなら、19世紀末期に飛行自動車が登場したりやり放題なので、
まあ、あり得ない高度なメカの義手が登場しても分かることは分かります。

でも、この作品が何かを伝えたいらしいのは分かるのですが、その何かが全然分かりません。

主人公は郵便局に勤める自動手記人形という職種らしいのですが、
大戦で両腕を付け根から失ったため、オーバーテクノロジーの義手を装着しています。
この設定は、昔の映画「ジョニーは戦場へ行った」を思い出しました。
この映画は大戦で両手両足を付け根から、さらに顔も失った青年が、
自分は人間であると主張するために苦心すると言うものですが、
伝えたいことは分かりませんでした。

なんで義手の少女がわざわざタイプライターを打つ職業に就くのか、
とか、理不尽な設定は本編で明らかになるのでしょうが、
三話まで見た感じでは監督が自分に酔ってるような疎外感しかありません。

四話視聴
代り映えしません
まず、作画は一枚絵が細かいだけでアニメととしてのレベルは低いと感じました。
湯浅作品を観たせいでしょうか、この絵からは何も伝わってきません。
脚本はまさかの低レベル。
音楽は個々の出来は悪く無いにしても使われ方がちぐはぐに感じました。
今後評価が変わることは無いような気がしました。

EDは心臓に悪いので代わりにこれを流してください
「この物語はヴァイオレットちゃんの日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。
あと、接近戦は危険ですのでヴァイオレットちゃんからは3メートルは離れて見やがってください。」

第六話は初めて原作のエピソードを採用したものだそうです。
この小説を大賞に押したのは石立氏だそうで、責任取って監督やってるのかな。
他社のコンテストで落ちた人を拾うというのは、
あらかじめ内容の指示があったと考えるのが普通で作者は元々監督の指示で書いたのかもしれません。

テレビアニメでは過去に無かったくらい手間のかかった作画で、
混乱したような物語はネタアニメにするのも辛いですね。

感動シーンにEDをかぶせるのは普通の手法ですが、
これはイントロのピアノやストリングスの効果であって、
充分に感動した後に唄が始まるべきなのはプロなら常識でしょう。
セリフの上に唄だけのものをかぶせるのは禁じ手ですが、(たまにあるけど)
この失敗を内部で問題視されなかったのは誰も口出しできない立場の人の強行なのか?
家族のような集団で丁寧に作品を造っていた京アニも変化が起こっているのかもしれません。
社長の力が落ちて、立場の弱い監督を傀儡として担ぐものが出てきたとしたらつまらないことです。

視聴終了
最終回も単回としてバランスが悪く感じました。
皆さんが期待した挿入歌「ヴァイオレットスノー」も使いどころが今一つ。
手紙が舞い散るシーンはエンジェルビーツの食券乱舞のようでギャグに見えちゃって・・・
絵コンテをもうちょっと工夫しないと厳しいです。

新作決定とのことですが、物語は完結しているようなので、
原作エピソードの羅列か単なる総集編になりそうな気がします。
この作品を利用して原作に沿った流れで作り直すことも可能かも知れないですね。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 71

66.1 10 ラノベ原作アニメランキング10位
うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (202)
822人が棚に入れました
若くして頭角を現し、近隣にその名を知られる凄腕冒険者の青年「デイル」。
とある依頼で深い森へと足を踏み入れた彼は、ガリガリにやせ細った幼い魔人族の少女「ラティナ」と出逢う。

罪人の烙印を押されたラティナをそのまま放置できず、
保護者になることを決意したデイルだったが――

「ラティナが可愛すぎて、仕事に行きたくない」

――気づけばすっかり親バカ全開に!?

声優・キャラクター
高尾奏音、岡本信彦、小山剛志、沼倉愛美、桑原由気、高野麻里佳、田村睦心、広瀬ゆうき、福原かつみ
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

イベントが始まらない

1話感想{netabare}
ロリとロリコンは違う。
ロリコン言うのが恥ずかしかろうがロリと略すのは止めてくれ。
それって「京アニ厨」を「京アニ」って呼ぶのと同じだぞ、と(京アニに他意は無いです)。

拾った少女の面倒を見る系ってよくある話だけど、いい加減「説明したからそういうことなんだよ」って設定はどうにかしてくれんかのう。
この作品に限った話ではないので殊更にツッコミ入れるのも悪いとは思うけど、「孤児院に預けてもこの町の財政ではロクなことにならない」ってのなら、同世代の乞食を出そうよ。
それだったら魔族の子はどこも引き取り手が居ない、で良かったんじゃないかな?
今後同世代の友達が出来るかどうかが個人的な見所かなぁ…?

それにしても…シリ構が吉岡たかをで爆笑したところ、キャラデで西田美弥子と舛舘俊秀の名前見つけて大爆笑。
何が爆笑って、これ“異世界はスマートフォンと共に”とスタッフ同じ(吉岡たかをは別)で、ひょっとして…と思って調べたら美術と色彩も同じでした。
因みに西田美弥子は湖川友謙の一番弟子だそうで、湖川のチャリティーにも来てたみたいで、そこに行った友人はイセスマの色紙を貰ったと自慢しております(羨ましい)。
また、イセスマの後は“ユリシーズ”で関わってて「なんかビミョーな作品ばっかやってるなぁ」って印象で、ここで一発バチっと(作画だけでも)クオリティの高い作品をやって欲しいなぁと湖川ファンの自分としては願わずに居られない。
ってか湖川自身が名義伏せて原画参加とかしてたりして…。{/netabare}

追記{netabare}
あちゃー、時間置いて文章読み返したら説明足りてなかったので追記

まず吉岡たかをで爆笑した理由。
アニメをパっと見ての印象で“このはな綺憚”っぽさを感じ(※1)、「そっちの方向を目指してるのかなー?」と思ったらシリ構が同じで「お、当たった!?」と思ったから。
但しこの人“七星のスバル”もやってるんだよなぁ…あれは原作が悪くてどうしようもなかったってことなんかなぁ?
次に大爆笑したのは、イセスマが例の通り例のアレで、作画も酷くて(※2)、それでいてスタッフ同じでこっちは作画がずっとマシだとしたら…イセスマがどういうポジだったか分かるかなぁ、と。
ひょっとしたらアニメーター育成でイセスマは踏み台扱いだった?そんなことある?
単に予算の違いなのかなぁ、こっちが予算かけてるのか知らんけど。


※1
あれも尼さんが雪の中拾った幼ケモっ娘が丁稚奉公?(成長)する話で、まぁ共通点高いかなと。

※2
そうはいっても一部妙に頑張ってるカットもあったり。
例えば遺跡の前でくつろぐシーンで、普通に座らせれば良いだけなのに半分寝そべった手間の掛かるポーズ取らせたりしてます。
ここら辺もアニメーター育成っぽい印象を加速させてる?{/netabare}

3話までの感想{netabare}
ぐぎぎ、3話で作画ヘタれかけてる…大丈夫か?この先。
個人的にはタクシー用のワイバーン?のショボさに特に目が行った、ひょっとしてデザインとか起こしてなくて回された原画マンに任せた?
そして内容は…これは「仕事とはいえ深く考えずに殺してきたことを、ラティナ絡みで後悔する」展開への前振り?
そうでないと斬り殺した魔族?の女が無駄に可愛すぎる気が…。
ってかグレゴール剣何回抜くんだw
ガクシャって学舎でいいのかな、孤児院と違って家から通う形?{/netabare}

4話感想{netabare}
あれ?
「魔族を恨んでる人間が居る」と「人間と魔族では寿命が違う」は別問題だよね?
あのメンヘラ教師が寿命の違いによる悲劇によって魔族を恨む様になったのなら分かるのだが、そうじゃないよね?
それぞれエピソードを分けて掘り下げたほうが良かった気が…特に「人間と魔族では寿命が違う」に対しラティナがそこまで悲観するのがちょっと分からない。
察しが良すぎるというか、そこまで実感するような体験してなくない?
むしろ多感な時期だからこそってことなんだろうか?
2つの問題を一緒くたにしたせいで個々の追求が薄味になってしまった予感。
また「魔族を恨んでる人間が居る」に関しては作中デイルも「こんなの八つ当たりだ」と語ってた通り、根本原因は何も解決されてなくて前回斬り殺した魔族の件も含め宿題が増えた感じ。
こっちは今後掘り下げてくれることに期待するが…スタッフ信用してだ、大丈夫かなぁ?

作画はかなりヤバい領域に突入。
と思ったらこの回作監に西田の名前ナシ…うぇ~い、今週コップクラフトで見たと思ったらあらまぁ。
取り掛かってる時期と放送される時期は一致しないのでたまたまなんだろうけど、なんかウケる。{/netabare}

5話感想{netabare}
サプライズプレゼント…定番過ぎて逆に笑える、女児アニメでももう少し捻り入れると思うのだが。
ラティナの鼻歌ビデェ、と思ったらそっかそっか音痴って設定だったか。
鼻歌の部分でもちゃんと再現してんのねー。
一方で作画…こっちはフォローできんぞオイ。
治安がいま一つの地区だとはいえ、冒険者が屯す酒場の看板娘を狙うかね?{/netabare}

9話までの感想{netabare}
うーんつまらない。
つまらないと言っても「アニメとしてダメだ」って意味じゃないところがもどかしい。
これは自分が最近のアニメ(特になろう原作系)に馴らされてしまってるせいかも知れないけど──
特に大きく話が動くワケでもなく、日常系みたいなノリでキャラ萌えで引っ張ってくにしても、ラティナ一人だけじゃ荷が重過ぎる・物足りない。
あと2・3人カワイイ娘用意してー(キャバクラに来た気分で)。
そうはいっても原作がそうだったのなら仕方ない、とも思っちゃうワケで。
むしろ「これアニメ化して」と原作渡された時「もうこの方向で攻めるしかない」と、他はどうなろうがとにかくラティナの絵だけは絶対に崩れないように徹底したアニメスタッフの判断は正解じゃないかな。
それ以外どうにもできない…こりゃまた厄介な仕事受けちゃったねぇ。

一応内容に触れると、“台詞だけで”魔王が何人居てどんな属性かを説明されても…困る。
そういうのってキャラの経験を通じて視聴者に伝えるのがセオリーじゃない?
もしくは4クール以上続いて「今後出てくるんだろうな」って保証がある場合、けどこの作品はそうじゃないでしょう。
それならもう魔王1万人居て、一人一人のプロフィールの朗読だけで1クールやったほうが面白いんじゃね?と思ったり。
(唐沢なをきのマンガでそういうのがあったような…)
でもってデイルは地元の名主の坊ちゃんかよ。
これはちょっと…アーハイハイ玉の輿ね、って感じで呆れた。
面倒臭いお家の問題・長男問題は次男が継ぐという形でクリアー…おいおい、あからさまだなぁ。
元は底辺のクズでラティナに出会ってから努力するようになって変わったって話の方が男の自分としては共感できるのだが、作者は女性…なのか?
ここら辺は感性の違いかなぁ?

ところで西田美弥子の名前“手品先輩”でも見たんだが…あれ?
なんかなかじまちゅうじ化してきてないか?{/netabare}

最終回までの感想・総評(↑と重複した部分もあるのでこれだけ見れば良いかも){netabare}
物語が…始まらないで(放送が)終わった、そんな感じ。
ゲーム買ったけどプレイしないで説明書を読んだだけ~みたいな。
同期放送の“魔王様リトライ”が「全然進まない」ならこっちは「全然始まらない」で、どっちがマシだったのかは…一応最後まで見れたのでこっち?
辛うじて絵がマシだっただけな気がしないでもない(クオリティ高いという意味ではない)。
じゃあ物語を追うのではなくキャラ押し(萌え)作品として見ようと思っても、ラティナ1人だけで1クール押し続けにはどうしても飽きが…。
二期は見てないけど“からかい上手の~”だって、メインの二人だけでなく3人組や他のカップルにスポット当てたパートがあったじゃない?
また、ラティナ自体が「一切隙の無い良い子ちゃん」で、あまりに完璧過ぎるととっつきにくい、自分は。
いやだって、普通、せめて、最低限、デイルと大喧嘩するエピはあるもんじゃない?

魔王がどうこうもさることながら、デイルが仕事で魔族を殺してたことや幻獣製のアクセサリーを新調したとか幻獣がラティナを追って街に来たとか「さぁ何か起こりそう」「この件でひと悶着ありそう」って予感は振りまくけど実際は何も起こらない。
他の方も指摘されてるけど山場が無い、イベントが始まらない。
じゃあ世界観が独特でそれを見るだけで楽しめるかといえば、所詮「なろう異世界ツクール」の基本情報レベル、正に説明書。
何か始めて「そんなんアリかよ」と文句言われる作品も多いけど、それ以前の「何も始まらない」は…なんというかそういう俎上に上がることから逃げてるみたいで、う~ん。


「物語?無いじゃん」ってことで評価の物語の項は☆1を付けといたけど、「物語が存在した状態で酷い」ではないので1は違うのかも?
けど、じゃあ幾つなら良いんだか分からんし…やっぱり「物語作ることから逃げた(あくまで私が感じた印象)」として1が妥当、かなぁ??{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 15

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

こちらのアクセラレータさんも女児にはメロメロです(笑)

原作未読。最終話まで視聴。

ただただひたすら、ラティナを愛でる作品。
それ以上でもそれ以下でもない(笑)。

「こちらのアクセラレータさん」ことデイル(CV岡本信彦さん)もメロメロ。
ジルさんをはじめ、踊る虎猫亭の常連たちもメロメロ。
登場人物の多くがメロメロになっちゃうラティナの魅力満載な作品。



以前から言ってますけど、私はロリコンではありませんからね!

投稿 : 2019/11/16
♥ : 19

haiga さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

娘(妄想)の育成ゲームのように感じました

あかん、3話途中で断念します。

ちょっと子持ちおっさんの私には合いませんでした。途中でギブアップします。
やっぱり18歳でベテラン有能冒険者ってのは厳しい設定かと。


ひょんな事から森で拾った魔族の娘を若い冒険者の主人公が親代わりになって育てていく話です。昔プリンセスメーカーと言うゲームがありましたがそんな感じです。

魔族の娘は可愛くて、言葉が通じない所は高ポイント。主人公が18歳と若すぎる所がマイナスかなあ。これはゆくゆくの「パパの嫁」エンドを意識しての18歳設定なのかな?酸いも甘いも経験したベテラン冒険者と娘設定なら良かったと思ったんだけど。
まあ海外映画とかで冒険者設定ではないにしろ中年が拾った子供を育成する話はありがちではありますね

宿屋と懇意であり宿屋の娘(宿屋の親父の奥さんポイですね、若い奥さんで羨ましい)も面倒を見てくれるあたりヌルイ子育てではあります。主人公は優秀な冒険者みたいでお金もめっちゃ持ってるぽいので。魔族ゆえの迫害も1話時点ではかいまみえず。

絵柄は凝ってはいませんが嫌いな絵柄ではありません。魔法を小技に使った戦闘描写も好きな感じです。

余談ですがタイトルに魔王も倒せる~ってのは無かったが良かったかなあ。なんか安っぽくなってしまいますね。

親バカ娘溺愛(っていうには絆エピソードが弱すぎるし、浅すぎる)にパパの嫁エンドがチラついて、ちょっと生理的に無理でした。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 14

92.3 11 ラノベ原作アニメランキング11位
涼宮ハルヒの消失(アニメ映画)

2010年2月6日
★★★★★ 4.2 (4868)
20975人が棚に入れました
クリスマスを間近に控え、嬉々としてクリスマスパーティーの準備を進めるハルヒと、彼女に引きずられるキョン。彼が過ごしていたそんな日常は、ある日突然終わりを告げる。クラスメートと話が合わない。教室の様子が昨日までと明らかに違う。なにより、後ろの席にハルヒがいない。それどころか、その席に座っていたのはキョンを殺そうとして長門に消滅させられた朝倉だった。キョンは他のSOS団員を探しに教室を飛び出したが…。

声優・キャラクター
平野綾、杉田智和、茅原実里、後藤邑子、小野大輔、桑谷夏子、松岡由貴、白石稔、松元惠、あおきさやか
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

世界を選ぶということ

アニメーション制作:京都アニメーション
監督:武本康弘、総監督:石原立也、脚本:志茂文彦、
キャラクターデザイン、超総作画監督:池田晶子
作画監督:西屋太志、音楽:神前暁、
原作・脚本協力:谷川流

どのような世界を望むのか。
安定をいちばんに考える人もいるし、
楽しさを重視する人もいる。
それは、人それぞれだろう。
ただ、自分にとっての「大切な世界の形」は、
誰もがイメージできるはずだ。

『涼宮ハルヒの消失』は、
キョンが世界を選択し、
そのために必死であがき続ける物語。
目指すことはひとつだけだ。
自分が好きだった世界を取り戻すこと。
そのために、色々な想いを抱えたまま
真っ直ぐな気持ちで走り出す。

{netabare}いままでの世界に戻るため、
キョンが最後の仕事をする直前に
葛藤するシーンでは、強烈に心を揺さぶられた。
「常識」と「非常識」の狭間で、自分の選択が
本当に正しかったのかどうかで迷うキョン。
ハルヒが消失した世界のほうが
自分にとっては幸せだったのかもしれないとも考える。
しかし、最後にはその考えも完全に振り切る。
自分の心の深部にまで潜り、明快な答えを出す。
「(いままでの世界が)楽しかったに
決まってるじゃねぇか!」と。{/netabare}

正しいかどうかということだけでは
測れないことが世の中にはある。
人々は好き勝手なこと言う。
そんなときに私たちは何を信じたらいいのか。
キョンが選択のときに頼ったもの。
それは自分の皮膚感覚、手ざわりのようなものだった。

自分にとっての世界は、自分で選択できる。
ただし、自分自身の力で何かを掴み取るしかないのだ。
そして手に入れるためには、痛みを感じることもある。
長門の想いを振り切ることは、それまでの経緯を考えると
キョンにとって辛い決断だった。

『涼宮ハルヒの消失』はストーリーの深みの部分や、
息もつかせぬ展開、細やかな演出などを含めて
とても優れた作品だと思う。
{netabare}また、鑑賞するときの視点として、
キョン側からはもちろん、
長門側の視点で作品を観ることによって、
もうひとつの味わいを楽しめる。{/netabare}

作画や美術面も素晴らしい。
音楽もこだわりが感じられ、
サウンドトラックは、繰り返し聴いた。
エリック・サティの『ジムノペディ』は、
実写映画で使い古された感はあるものの、
この作品にとても合っていたと思う。
オーケストラによる神前暁の劇中曲も素晴らしく、
手がかりを発見してキョンが走るときに
流れる『涼宮ハルヒの手がかり』や
キョンが葛藤するときの『READY?』など、
物語と一体となって心に沁みる。

作品の問題点を挙げるとすると、
最低でもテレビシリーズの1~6話と
「笹の葉ラプソディー」を観るか、
原作のそれに該当する部分を読んでいないと、
理解できない部分が出てきてしまうことだ。
映画に込められたものを全部理解するためには、
「エンドレスエイト」を含めた全話を観る必要がある。
{netabare}やはり、長門がこれまでやってきたことを
テレビシリーズで感じないと、
半分くらいしか想いのせつなさを
感じることができないだろう。{/netabare}
ただ、そんな時間が必要でも映画を観てしまえば、
とても瑣末なことに思えてしまう。
京都アニメーションのスタッフが
それぞれ素晴らしい仕事をした作品だ。
(2019年8月17日初投稿)

投稿 : 2019/11/16
♥ : 59

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「何が起こってるんだ!?」  【ねこ's満足度:96pts】

『なぜなら俺は、SOS団の団員その一だからだ』

『わたしはあなたに会ったことがある』

この映画のキャッチコピーです。
この作品を一言で表せと言われたら、この二つしかないでしょう。
それほど見事なキャッチコピーだと思います。

そう、この物語には二つの大きなテーマが存在しました。
『主人公キョンの二つの決意』と『宇宙人長門有希の想い』。

この二つのテーマが、150分を超える上映時間を全く感じさせない見事な演出と、
目を見張るほどの映像美によって綴られていきます。まさに京アニの真骨頂。
今までの物語はこの「消失」の為のものと言っても過言ではありません。
まさにアニメ版ハルヒの集大成といえる大作です。

ちなみにこの作品で長門人気が急上昇したとか。
わたしはメガネない方が好きなんだけど・・・(笑)。
というよりも長髪ハルヒが可愛すぎました。大好きです。

あと最後に、杉田さん本当にお疲れ様でしたm(__)m

投稿 : 2019/11/16
♥ : 93

チヒロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

観終わったあとに余韻の残る、名作アニメ映画でした。

感動の超大作だった。

全く期待していなかったし、金儲けで作られた映画みたいに思ってたけど、ここは素直に謝ろうと思う。

おもしろかった! マジで感動した。
ストーリーもすごく良かった。驚いた。いやまぁ、あまりの驚きにレビューを書いてしまうくらい驚いたし感動したし、記憶に残った。

そして良い映画を観終わった後にだけ感じる、その世界から抜け出せない、なんとも言えない余韻が残った。

こんなにクオリティーが高く、余韻の残るアニメ映画は、自分的には秒速5センチメートル以来だと思う。

涼宮ハルヒの憂鬱の特徴である、未来人、宇宙人、超能力者。そしてハルヒ。

この原作の舞台設定が存分に活かされていた。

長門。正直あまり注目していないキャラではあったけど、好きになりました。

約3時間ある映画ですが、最初の30分くらいから、どっぷり世界に引きずり込まれ、あっという間に終わってしまいました。

TVシリーズを観たときには感じませんでしたが、この映画で涼宮ハルヒの憂鬱という世界観が、好きになりました。

これだけ印象的だと、なかなか忘れることはできないでしょうが、いつか、忘れた頃にもう一度みたいと思える「アニメをみて良かった。」と思わせてくれる、数少ない名作だと、個人的には思いました。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 42

92.7 12 ラノベ原作アニメランキング12位
この素晴らしい世界に祝福を! 第2期(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (1607)
8098人が棚に入れました
不慮の事故により異世界に転生した、ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」という夢はイマイチ叶わないものの、なんとかそれなりに、異世界での日々を送っていた。転生特典として道連れにしてきた女神・アクア。一日一発しか魔法を撃てないアークウィザード・めぐみん。攻撃が当たらないクルセイダー・ダクネス。能力は高いのにとんでもなく残念な3人のパーティメンバーたちとも、なんとかそれなりに、クエストをこなしていた。―――そんなある日。機動要塞デストロイヤーの脅威からアクセルの街を救ったカズマたちに、王都からやって来た使者は言い放った。「冒険者、サトウカズマ。貴様には現在、国家転覆罪の容疑がかけられている!」……平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、原紗友里、稲田徹、堀江由衣、豊崎愛生、諏訪彩花、江口拓也、生天目仁美、西田雅一

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

2期も面白かった

原作未読。

2期も相変わらず面白かったです。
1期が面白いと2期は失速・・・ってアニメが多い中で、2期も変わらず面白いのは素晴らしいことだと・・・。

この作品を見ると、『声優さんって凄いなぁ』と感心させられます。
よくもまぁ、これだけ個性的かつ喜怒哀楽の激しい面々を演じられるものだと・・・。

この勢いで第3期も期待したいところです。

この作品の最大にして唯一の問題点は作画。
1期もそうだったけど、いい時と悪い時の落差が激しすぎ。
OP/EDの作画も個人的には首を傾げたいところ。
もう少し安心して、集中して視聴させて欲しいものです。
それでも、1期よりはマシになりましたけどね

投稿 : 2019/11/16
♥ : 89
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

どうやら祝福されたらしい

原作未読 1期は視聴済


1期に続きそのまま2期突入。後追い組は待つことを知りません。
1期と変わらず全10話の短尺に拍手!色気を出しても誰も文句言わなかろうにブレることはありません。
ついでにやや大雑把な作画具合もブレてはおりません。

大きな失点はないです。ノーマークだった昨シーズンで優勝し、他チームのマークも厳しくなってるのに連覇しちゃいました。そんな感じでしょうか?連覇の難しさはおおよそ想像はつくでしょう。
アニメ作品ならファンの期待値、制作側の気負い。おのずとハードルは上がってしかるべしの状況下、

 {netabare}“変わらない君でした”{/netabare}

うむ、手堅い・・・

1期では、
“笑点”“欽ちゃん”“ひょうきん族” 古典にして王道のコメディと評しました。すなわち、

笑点 : お題(クエスト)での珍回答
欽ちゃん : ウケてる間は同じボケを被せ続けること
ひょうきん族 : ED曲にクールダウンのしんみり曲

2期でも話数、作画もさることながら屋台骨を支える哲学がブレてないので、新ネタ{netabare}(逮捕~裁判、お見合い、温泉旅行){/netabare}を挟んでも安定感があります。
1期からの人気コーナーも健在でした。いやお笑い番組ではないんですけどー
{netabare}・蛙に飲み込まれるアクアさん達(しかも芸の幅が広がってる)
・爆裂ソムリエの日課(しかも威力も作画も強化されとる)
・カズマ死亡(しかも良い意味で死因が雑になっとる。エリス登場回数増え俺得!) etc{/netabare}
ちゃっかり底上げされるかたちでマイナーチェンジ。手堅さの中に改善も施されてるといったら言い過ぎでしょうか。

1期から観るにこしたことないですが、2期からの参戦でもさしたる問題はないでしょう。
2年目(2作目?)のジンクスを普段着野球で乗り越えました。連覇はマンネリと紙一重。その手前で踏みとどまった印象の本作は笑いの土台があるのでシリーズ化していけば、V9の巨人軍(生まれてないけど・・・)のようになるかもしれません。一時期のアントラーズ、箱根の青学に置き換えてもOK!
強すぎてつまらないと言われた先にリスペクトが生まれる可能性を秘めております。そんな良作コメディの続編でした。


そして物語はあいかわらず進みません。{netabare}・・・と思いきやこれが気づかないうちに匍匐前進してましたね。{/netabare}

※以下2期ネタバレ所感
■ルーツが明かされる主役たち
{netabare}ダクネスとアクアです。
ダクネスは名門ララティーナ家ご令嬢として描かれる回がけっこうありました。パパ(CV:井上和彦)も絡んでのキャラ掘り下げです。「自由に育てたら娘こんなんなっちゃった」って違うだろ!とこの父にして娘ありです。
アクアはそういえばこの人女神だったwwと思い出されるシーンが後半8話以降、随所にありました。ギャップ(落差)で人を笑わせるのに長けた人は泣かせることも容易だったり。たまに良い話が挿入されるので本作は侮れません。{/netabare}
{netabare}残りのめぐみんは自称ライバルゆんゆん登場はあったもののルーツ描写は希薄です。このへんは劇場版をお楽しみに!ということなんでしょうね。爆裂娘好きは“おあずけ”状態です。{/netabare}

■そもそも魔王討伐じゃなかったっけ?
{netabare}不可抗力とはいえ魔王軍幹部を個別撃破し続けてるんですよね。本人たちにその気がなくてもうっかりゴールまで辿り着いちゃうのではなかろうか。{/netabare}


ちょっと再評価したもの
■アクシズ教団の信徒たち
{netabare}1期で「あそこの教徒ってちょっとおかしい人が・・・」とまで言わしめたアクシズ教団の面々が満を持して登場しました。
とにかく営業が下手っぴ過ぎてツボでした。詐欺師ならもう少し上手くやりますもん。お馬鹿でも根はいい人そう。祀ってる女神様同様に憎めない信徒たちとそれを大切に想って行動するアクアに多少なりとも神々しさを感じた終盤です。{/netabare}

■「ララティーナって呼ぶな!」
{netabare}第1話アバンがふっかつのじゅもんの入力画面。ラストに「Thank you for playing」のドット文字。まんまですね。古き良きRPGへの敬意を感じます。{/netabare}
{netabare}結局、ダクネスがララティーナ呼びを断固拒否してたのは4文字で私を呼んでってことだったのかしら。
ゲームや競技を「する」、そして「遊ぶ」を表す「play」。スタッフも作品で遊んでたように見えます。
(一緒に)遊んでくれてありがとう!ってなかなか素敵だと思います。{/netabare}


お笑いには好き好きあれど、周回される方がぼちぼちいらっしゃることは、インパクトだけ一過性の作品でないことの証左でもあります。

未見の方はどうぞどうぞ。

個人的には、ダクネス知人の盗賊娘の登場時間が減らされてたのが残念で仕方ありません。



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2019.08.08追記
《配点を修正》作画+0.5
 ※作画乱れを作品の特長としたことを評価

視聴時期:2019年3月 それと4月~6月の再放送



2019.03.21 初稿
2019.08.08 追記

投稿 : 2019/11/16
♥ : 79
ネタバレ

noindex さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

まどかファンとして菊田幸一さんが心配…

1話
この作画はいくらなんでも酷すぎる。売れれば二期からは良くなるのが普通だと思うが…。総作画監督が菊田さんなのでまどかファンとしては言いづらいけど。
内容的にも{netabare}取り調べや裁判の話は一期のおさらいばかりで退屈に感じた。家柄の良いダクネスの発言力で解決とか予想通りだったし。
あと中世中世っていうけど和製ファンタジーって服装や武器や食べ物はどれも近世なんだよね(トマトなど新大陸から来たものばかり)。{/netabare}

2話
作画監督が江原さんになって作画が一気に良くなった。ただ一期同様、奇数回は菊田さんで次はまた崩れるんだと思う。
EDの絵も菊田さん担当で顔が崩れてたけど…ひょっとしてメンタルか体の不調で線がちゃんと描けなくなっているんじゃないだろうか?(本来作画監督の仕事は描くことでなく原画のチェックと修正なので、菊田さんが担当している原画マンに問題があるのかもしれないが。総作監でも原画を描いていることは多いようだけど)
Twitterの絵を見ると本来は凄く上手い人なので(当然、そうでないと総作監にはなれない、まどか劇場版ではメインアニメーターだったんだし)、どこか病んでいるんじゃないかと心配になる。休養した方がいいんじゃないか。
内容の方はさすがにゆるすぎると思った。ゆんゆんもステレオタイプなキャラでいまいち。メイン四人はそれぞれ他には無い個性的な部分があるんだけど。

3話
作監は一期は奇数回は菊田さんだったが今回の3話は別の人で作画崩壊は無し。1話を擁護してた人は2話以降を面白みの無い作画だって言うんだろうかw
予告を見ると崩れ気味だったので次が菊田さんかな。
{netabare}内容は初めてのダンジョン探索でいつもよりファンタジーっぽい話だった。死ぬと必ず女神の所に行くらしいが順番待ちが大変そう。時間の概念が無いのかもしれんが。{/netabare}

4話
菊田さん回だけど1話よりは良かった。絵のクセは相変わらずあるけど。そもそもなんで菊田回は崩れるんだろう?菊田さんはあくまで作監なのに。大勢の原画担当者に崩れた絵を渡してこう描いてくれと指示しているのか、全部崩れた絵に直しているのか…。
{netabare}内容については、ダクネスの親にダクネスが使えないから他パーティの引き取り手がいない事情を話して金を貰えばいいんじゃないかと思った。
あと一期ではカズマは3人に友情を感じていたのに、二期ではアクアやダクネスを追い出そうとしているのが不可解に感じる。深読みするとカズマはめぐみんルートに絞って他の2人の女とはけじめをつけようとしているとも取れるけど、違うんだろうな。{/netabare}

5話
{netabare}一応シリアス回?魔王幹部の割にあっけなかったが。ダクネスが爆裂魔法で死ななかった理由付けが欲しかった。
ダクネスは死を、めぐみんは殺人を覚悟しているのに描写が軽い。アクアが蘇生してくれるからというのもあるのかもしれんが。
借金帳消しで4千万貰えるとか甘すぎ。原作をかなり端折ったのかな。{/netabare}

6話
{netabare}誰がメインヒロインであるかはっきりしてきた感じ。めぐみんとの恋愛話は二期では残り話数的に無理らしいけど。こたつの電力がどうなってるのか気になった。{/netabare}
バトルシーンの作画頑張ってたけど顔がコロコロ変わるのがなあ。全10話のアニメなのに。

7話
{netabare}温泉に行く話って次までひっぱるほどのことなのか。{/netabare}
なんか面白くないな。マンネリ化と言えばそれまでだが。説明不足だったりセリフが多かったりでちぐはぐさも感じる。二期はだめだな。
菊田さん回じゃないけど作画の手抜きも気になる。人の表情が固まっていたり。メイドラゴンの後に見ると作画の杜撰さがよく分かる。

8話
菊田さん回なので作画(以下略)
なんか笑えなかったな。{netabare}この温泉街は創価学会が支配する信濃町みたいなもんか。{/netabare}

9話
次で終わりか…一期のデストロイヤー戦に比べて盛り上がらない終わり方になりそう。
作画は今回は凄くいい所もあったけどダメな所もあって不安定に感じる。全10話で絵柄がコロコロ変わるのが嫌だよな。

10話
最後は作画に力を入れていたけど、やはり一期のデストロイヤー戦に比べると盛り上がりに欠けていると感じた。
ただアクシズ教徒がお題目として唱えていた教義は考えさせられるものがあった。他力本願、ケセラセラみたいな思想だが、やさしさに溢れている教えではある。アクシズ教の教義は作品テーマに通じる所もあるだろう。

【総評】
この作品も御多分に漏れず、二期はマンネリ化して微妙に終わったと思う。今期では話題性でけもフレ、メイドラゴン、ガヴリールの次程度のポジションに落ちているように見えた。アマラン見ると円盤は結構売れそうだが。三期もあるかもしれんね。

問題の作画だが、いい悪いではなく回によって絵柄が違うのでチグハグに感じた。たった10話しかないのに。
わざと崩していると言う人もいるが、わざと崩せるのは京アニや動画工房やJCSTAFFみたいに全カットをキャラデザと寸分狂いなく描ける所だけがやっていい事だと思う。

2/4の菊田さんのTwitterの絵を見ると、どうも顔を縦長に描くクセがついてしまったみたいだね。最終回の放送時に投稿したイラストもアレだったし、どれだけ自覚があるんだろうかとちと不安。過去絵を見ると元々アメコミみたいな絵を好むタイプだったようで深夜アニメのトレンドに合わせるのに苦労があるのかもしれないが、どうにかして立ち直ってほしい。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 29

62.7 13 ラノベ原作アニメランキング13位
通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (246)
903人が棚に入れました
「マー君。これからお母さんと一緒にたくさん冒険しましょうね」
夢にまでみたゲーム世界に転送された高校生、大好真人だが、
なぜか真人を溺愛する母親の真々子もついてきて!?
母親同伴の新感覚冒険コメディ開幕!

声優・キャラクター
茅野愛衣、石谷春貴、鈴代紗弓、原田彩楓、Lynn、新井里美
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

いいえ、好きではありません。

ごめんなさい。
最初にことわっておきます。
ダメでした。
合いませんでした。

なんてったって、単調。
最初から最後まで真々子さんが優しくって強くって。
真々子さんに萌えられればいいのですが、お母さんですからねえ。
無理です。

キャラもパッとせず。
ストーリーものっぺり。
笑える部分も少なく、恋愛要素もない。
よく最後まで観れたものです。

唯二、楽しかったのは、
おとぼけキャラ、シラーセさんのお知らせネタ。
自爆キャラ、アマンテちゃんの暴露ネタ。
それくらいかな。

{netabare}ラスト、捨て台詞的なアマンテちゃん。
なんか、続編遂行の勢い。
でも、真々子さんの「おしまい。」を信じたい。{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 25
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

ゲーム選びを間違ってる

1話感想{netabare}
う~ん、母親キャラでヲタ的に最強なのは電童のベガさんだと思ってるのだが、息子が高校生かぁ…う~んう~ん。
もうちょいしっかりしていて、それでもどこか抜けてるくらいが丁度良いと思うのだが、なんか抜け過ぎな気が。
だって反抗期も終わった頃でしょ?
作中で見せるような態度はなんか違う気が…小学生だったら抵抗無く受け入れられたんだが…。
また“八神くんの家庭の事情”(アニメは見てない、ドラマはかなりアレ)の様に、母親が異常に若く見えるってワケでも無いんだよね?
クラスメイトからの反応とか無いからワカラン。
八神君の~は当時原作者の本集めてたので買ってはいたがモブキャラの反応(からかい)が結構エゲつなくて不快だったんだけど、あれって必要なことだったのかなぁ?とこれを見て思ったり。
今後色々と明かされてくのか?
それとギルド攻撃したら警察…じゃなくて警備兵に追われて整形しないと手配度が上がりまくりとかじゃないとゲームとしてもツマラン気が。
そうじゃないならオブジェクト破壊なんてそもそも出来なくさせとけよと。
まぁこれもゲームに何かウラありそうなので様子見か、“アウトブレイクカンパニー”みたいな展開にはなってくれんスかね?

因みに監督は“ラストピリオド”の人、シリ構は最近チェックし出した赤尾でこ。
序盤鼻歌が「パタパタママ」っぽくで「オイ危ねぇ!」と思ったらEDがホントにパタパタママでビビったw
これが一番の癒しだった1話でしたとさ。{/netabare}

2話感想{netabare}
ドラマタなんて何年ぶりに聞いたろう。
“ラストピリオド”内の“ひぐらし”もそうだったけど、パロ?(ソノモノなんだけど)の絵が本家と同等かそれ以上にクオリティ高いのは誠意を感じる。
ひょっとして“ぱすてるメモリーズ”も作画頑張ってたらアウト食らわなかったんじゃない?とふと思ったり。
(「めっちゃ頑張ってんなー」となれば苦情言う側も言いづらくなるっしょ)
ってかこのゲームに参加できるのは一人っ子のみ?兄弟居ないんかいな?
政府主導で親と仲良くすることを目的としたゲームなら、普通に育児ゲーで良いじゃんって思ってしまうのは野暮か。{/netabare}

3話感想{netabare}
ママの性的アピールはあくまで視聴者に向けてのもので、真人はそれを「やれやれ」とか「もう勘弁してくれ」としか思ってない、ってことかな?
真人がそれで心ときめかす様だったらキモいの一言だが、そうじゃないっぽい?
現状なんかよく分からんな、後者だと思って忌避してる人多そう。

それはそうとポーターの声っててっきり“ミリオンアーサー”の錬金だと思ったら全然別人じゃねーか!
ってかミリオンアーサーの方でゲストキャラやってるじゃん!?
あっれー、自分の耳もうダメか?{/netabare}

4話感想{netabare}
わぁい、オブジェクト破壊は伏線だったか!
これツッコんでたオレ凄くない?凄くなくない??
ナルホド、巡回GMの代行をする話になるのか。
ゲーム世界内でどんなことをしても運営からお墨付きを貰ってる限りチートではない、という力押しな理屈が成立する。
これにより最近流行の異世界転生・転移系で不満だった部分(※)がかなり軽減されますね。
ワイズママにコード流した(言葉通りの)黒幕によって起こされる問題を解決してく展開になるのかな?
擬似メタネタ…と言えばいいのか?
作品内での現実とゲーム世界との関係とか、そこら辺をいじる話なのかな?と考えると、監督が岩崎良明なのも適任な気がする、ラスピリのメタネタを知ってるとねw
欲を言えば「1歩間違えたら億単位の損害請求来てた(オンゲでのチート行為ってそういうことなんだけどね)」ってのを知ってゾっとするワイズママは見たかったなぁ、まさか反省してなかったりして?



誰が転生させて誰がその力を授けたんだ?(黒幕の存在)→その黒幕を追求しない限り「結局黒幕に踊らされてるだけでは?」という考えが拭えない。
この問題を放置したまんま転生・転移モノで話を進められてもどうにものめり込めない部分がありまして。
この作品で言えば「この場合の黒幕」に該当するのは運営、決して悪巧みしてるって意味ではなくてね。
また、例え黒幕が出たとしても…ここぞとばかりに槍玉に挙げるのも心苦しいけど、某戦記の存在Xなんてのは「そうはならんだろ」って思考をしてて、これもやっぱりのめり込めませんでした。
異世界はスマナントカでは黒幕(神様)がキの字でやっぱり「う~ん」って感じだったし…。
ってことで、この作品もどこまで運営の主張が理に適ってるかがカギになる…かも?
作者だか監督だか(多分両方)ネトゲに詳しいみたいなのでちと期待。{/netabare}

5話感想{netabare}
モンペ対策に突貫で学校作ったって…もうなんか泣ける、開発大変すぎるだろー。
オブジェクトすり抜けや突然死なんてそりゃそうだ、非戦闘区で死亡可能なんてバグの温床待ったなし。
VR…恐らく3Dだと思うのだけど、仮組みで配置のNPCはもっとこう、ローポリ&ワイヤーフレーム丸出しみたいなのになると思うんだけど…ってそこら辺はアニメーターの方が詳しそう。
あくまでそういうのに詳しくない人(私含め)にも分かり易いように表現したんだろう。
一方で母が出しゃばることに「システム上そういうゲームなんだからしょうがない」と割り切れない主人公に違和感。
あとテストプレーヤーって何人なんだ?
一緒のクラスになれて嬉しいみたいなことを言ってたが、多分クラスは1組しか無いんじゃないかな。
そして授業のテスト内容…え、ダメージ計算式公表されてるのか。
(自分がやってたネトゲはダメージ計算が複雑※で、しかも開発と運営が別で、恐らく運営は把握しきれてなかった)
ヘタに知ってる素振りをしたら「お前クライアントハックしたな」と疑いかけられそう、ってかそういう奴への抜き打ち調査に便利そう。
ってかタイトルで全体攻撃で二回攻撃と言ってるのに、状態異常判定は多段ヒット方式なん?



それでも他のネトゲよりは単純だとも言われてたり、自分は然全理解できなかったけどねー。
スキル係数とか公表されてない数値あるわ、当然乱数も乗るので試行から式を導き出すのは非常に困難で蔵解析は公然の秘密扱いでした(ボソッ{/netabare}

7話までの感想{netabare}
ええ、まだメディ絡みの話を続けるのか。
ここへ来て急失速、というか「え、なんで?」という混乱が…。
他にプレーヤーどれだけ居るの?ひょっとしてあの世界の顔絵文字連中は中身入り?NPCじゃないのん?
あっ、NPCってノンプレーヤーキャラのことね、開発の組んだプログラムに沿った反応するだけ。
料理対決にしろミスコンにしろ、採点は機械任せでしかないと思ったのだが…違うのか??
まさか「AIが感情を持つか?」みたいな物語じゃあるまい、だったらまずは自分のグラがテキトーなのを嘆くっしょ。
冒頭平然と一緒に風呂に入ってたのは「そこまでグラは描き込まれてないから」だと解釈してたのだけど、この判断も間違ってる?
“ナカノヒトゲノム”がNPCだか中身入りだか曖昧でどういう世界なんだかよく分からず、一方でこっちはしっかりゲームの中として表現されてるのを評価してたのだが、どっちも似たり寄ったりになっちゃった感じ。
自分が考え方古いのか?今はもうAIが自分で考えて自分で行動するのが当たり前の価値観なのん?{/netabare}

8話感想{netabare}
おおう、なんかワケ分かんなくなってきた。
まず、このゲームは「母を立てるゲームデザイン」なんだよね?
あ、ゲームデザインってグラフィックの意味じゃないぞ。
ドラクエ2で例えれば「サマルにローレ以上の打撃を出せるように頑張る」なんてことをやっても、無理なものは無理。
もし出来ちゃったら「お前何かやったろ」って話で。
母が出張ってくるのが嫌だろうが、そういうデザインのゲームなんだから諦めろとしか思えない。
母よりも活躍できる前提でモノを考えてるのがイマイチ理解できない。
それとワイズはもうログアウト出来るのだけど面白そうなんで残ってるって立場だよね?
親子の問題は解決したんだよね?
じゃあ、ママコとマーの親子の問題は解決したの?してないの?
もし解決してるならログアウトしろ、してないなら諦めろ、としか思えない。
個人的には「ワイズ同様もう解決してるけどGMパトロールごっこが楽しくて残ってるんだろう」と思ってたんだけど、あれ?解決してないのか?
その場合ママコの方が圧倒的に「問題」を抱えてる気がするんだが…。
もしそうだったら尤もらしいことを言いつつその実空虚なモノとなってしまう(いわゆる「お前が言えた立場か」になってしまう)のだけど、良いのかそれで?{/netabare}

9話感想{netabare}
セブンデイズウォ~戦うよ♪ってことで「ぼくらの7日間戦争」2019、12月公開予定。
ダンジョンが少人数攻略不能とのことだが、具体的にどう無理なのかの描写はナシ。
これは「そう言われてるけど蓋を開けたら実は…」って展開の前フリだったりする?
ってかインダン方式じゃないのか。
ギルドは設立したらまずはスローガン掲げるものだと思うが…ギルド名がソレってことだろうか。

この作品って「A:なんでもかんでも母親が出しゃばってきて息子の活躍する場を奪ってウザい」がベースだと思うのだけど、CMではあたかも「B:なんでもかんでも代わりにやってくれる母親ありがてぇ」って内容であるかのように扱ってるキライがする。
(友人は後者だと思って「うわキモっ」と1話すら見てません)
どうもアニメスタッフとCM担当、いやアニメスタッフの中でも、どういう方向性の作品なのか解釈・意見が分かれてる予感。
アベコベというか、結局どっちつかずというか。
企画の段階はBだったけど、スタッフの一部が反骨燃やしてAをねじ込んだ…な~んてことは無いよね?{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
リアルネトゲのチート対策…って書くと人によって受け取り方変わっちゃう?、「不正プログラムの利用」対策ってことになるけど。
不正利用者が多くていちいち取り締まりしてられんって時、じゃあ開発はどうするかというと「不正プログラム使ってると不利になるアプデ」を仕掛けることは、ある。
(実際は不利というより無意味になる。そして大抵は健全プレーヤーも割を食らう)
簡単な例ではめっちゃ火力上がる不正プログラム利用者が大量に居たとしたら、反射ダメージ持ちモンスターを実装する、とか。

ということで12話、反射ダメージ持ちが出て「お?」と思ったけど、それだけでした。
タイトルで2回攻撃って言ってるんだから、それが意味を成す展開にはできなかったのかなぁ。
どんなゲームシステムだか知らんけど、1回目攻撃して反射ダメージ食らって、このまま2回目の攻撃をしたらヤバい→けど一度攻撃を開始したら途中で止めることができない→大変だー、みたいな。
「願いごと」のオチもドラゴンボール吹かしてたけど、どっちかっつーと風タクじゃね?
最後は「ククク、ヤツは四天王の中で最弱…」エンド。
ぶっちゃけ開発vsルベールだかリベールが物語のメインじゃダメだったのかな?
ポータはママか?原作読む気は起きない。{/netabare}

総評(↑と重複してるのでこれだけ読めばいいかも){netabare}
CM見ると顕著なんだけど、同期放送の“異世界チート魔術師”が「チート」をどう捉えるかスタッフ間で一本化されてない感じがしたのと同様、こっちでも「母親」の扱いをどうすればいいかがアベコベになってる気がする。
つまりは

A:なんでもかんでも母親が出しゃばってきて息子の活躍する場を奪ってウザい
B:なんでもかんでも代わりにやってくれる母親ありがてぇ

の二つの解釈があって、それがバランスよく両立するのではなく、お互い殺し合ってる感じ。
最終回でなんとかすり合わせを目指そうとした展開にはなったけど根本がおかしいのでピンと来ない。
根本というのは…結局コレ、ゲーム世界でしょ?
まーが思い通りに行かなくて不満を漏らす訳だけど、「そういうデザインのゲームなんでしょ?」と思うと全く共感できない、望んで入ったのではなく無理やり連れてこられたにしても。
ポケモンで「トレーナー(人間キャラ)同士の戦闘がしたいのになんでポケモンでしか戦えないんだ」と文句言ってるようなモン。
プレーヤーのマナー次第でどうにかなる範囲を超えている。
せめて不満を垂らすならその相手は開発・運営なのに、よりにもよってシラセの手先になるという謎行動。
制作に関わって業界通になりたいという風でもないし、「開発のご機嫌を取れば自分に有利なアプデがしてもらえる」とかそんな感じなのかな?と邪推までしてしまう。
実際、「開発に恩を売ってコネを作るために巡回GM代行をしてます」って方がよっぽど清々しいと思うのだが…。
なにをもって自分が勇者として活躍できるゲームだと誤認したのだろう?
他の方も指摘されてるけど「このゲームをどんなに嘆いてもあなたの希望を叶える設計にはなってません」でしかなく、この目的の不明瞭さは「母の扱いがどっちつかず」と合わさって、もう何がしたいのか分からない内容に。

メディパートは冗長、親子間のPvPがダメという価値観もよく分からない。
お色気シーンにしたってお前CEROいくつだよと、政府開発ゲーちゃうんかよと、裸になっても全身タイツ状態でしょ。
逆に、そう思ってたからこそ多くの方が脱落したらしい序盤のママコのお色気シーンや皆で風呂に入ってるのは余り気にはならなかった…という皮肉的な側面も。
多分制作側はそう狙ったんじゃないと思うので…。
一方で10話のマッサージまでの茶番は違和感しかなかった。

そんなことも踏まえると…やっぱりこれ、制作前のスタッフ間の協議が不十分だったんじゃないか?と感じてしまう。
こういうのを主題が定まってないって言うのかな?{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 17
ネタバレ

noindex さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

ファンタジア大賞のアニメ化はコケる法則

1話
お前のようなかわいいお母さんがいるか!
…お母さんとネトゲの世界に入る話。異世界転移というよりネトゲ物。
{netabare}物語の目的はなぜ母がついてきたのかを探る、なのだろうか。{/netabare}
設定が変わっている以外はさほど面白さもないので、母役のかやのんの演技力に全てかかっている。
あとEDが{netabare}「パタパタママ」の替え歌{/netabare}なのが驚愕wこれはおっさん号泣もの。

2話
{netabare}スレイヤーズパロとかwww分かる奴少ないだろ。
ワイズ=リナ・インバースなのか。
物語の目的は母子が仲良くなることであっさりわかったな。{/netabare}
かなりエロいシーンもあったが母親だしちょっと…次もエロそう。

12話
{netabare}ポータの母親の事情とアマンテが母親を憎む理由が{/netabare}分からんまま終わったな。

【総評】
{netabare}真々子が告白を振る時に、まーくんのお母さんだからと言って断っているけど、そうじゃなくて夫がいるからって断れよ。父親の出番が多かったしょびっちに比べたら、{/netabare}ゴミ以下。

家族愛を描いているようで、全然描いてない!
胸糞展開ばかりでいびつな作品!

真々子が真人と血がつながってなければ真人に感情移入できたのだが。今の設定ならヨスガノソラ的な近親相姦展開に行けばまだ楽しめるけど、それを描く生地も覚悟も無い作者。

ただ{netabare}毒舌のメディが入ってからは真人やワイズとのやり取りが結構面白かったので、{/netabare}母親抜きでこのすばモドキの作品にしていれば結構な人気作になっただろうにとは思う。

ロクアカやこれがコケて、ファンタジア大賞のアニメ化はコケるというジンクスが出来てきたが(最初にスレイヤーズを大賞にしておけば…)次のアサシンズプライドもコケてしまうのだろうか。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 11

65.8 14 ラノベ原作アニメランキング14位
魔王様、リトライ!(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (283)
886人が棚に入れました
大野晶は自身が運営する「GAME」内のラスボス「魔王・九内伯斗」にログインしたまま
異世界へと飛ばされてしまう。

そこで出会った片足が不自由な少女と旅を始めるが、
圧倒的な力を持つ「魔王」の存在を周囲が放っておくことはなかった。

魔王を討伐しようとする国や聖女から狙われ、一行は行く先々で様々な騒動を巻き起こすことに…!

声優・キャラクター
津田健次郎、高尾奏音、石原夏織、戸松遥、豊崎愛生、佐藤利奈、生天目仁美、徳井青空、森久保祥太郎、久保ユリカ、荒浪和沙、木下鈴奈、桜咲千依、M・A・O

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

今季ダークホース賞w

なろう系の小説が原作のようですね~

異世界最強モノで安っぽいストーリーと安っぽい作画w
第一話を見終わって「これダメなヤツだ」と感じて期待度ゼロにw

まあとりあえず視聴継続すると…
あれ?何故かそこそこ楽しめる?

制作側も、あえて安っぽく作ってるのかな?
期待が無い分、使い古されたパロディ台詞も笑えるw
出てくるヒロインが、全員チョロインとかw

終ってみると、毎回結構楽しめていましたw

この安っぽいB級作品でこれは、今季のダークホースw
制作費が無くても、楽しい作品が作れる良い見本でしたねw

投稿 : 2019/11/16
♥ : 20

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「これは……普通に面白いな」

レビューのタイトルは作中の居酒屋ノマノマでの「これは……普通に美味いな」という台詞をもじったものですが、微妙な作画などもあいまって一見ヒドい作品に見えますけど私は普通に楽しめました。

小説家になろう → 商業出版により書籍化という原作をアニメ化した作品のようです。私は現在「小説家になろう」に残っている分だけ読みました。

現在の書籍版は「小説家になろう」版とはストーリーが分岐しているようですが、とりあえず今回アニメ化された範囲で目立ったストーリーの変更はないようです。

主人公の雑な考えと側近による忖度の齟齬など話の構造としては『オーバーロード』に似たところもある本作ですが、主人公の入り込んでしまう世界の環境が旧来プレイしていたゲームとは異なっていることや『オーバーロード』の「守護者」に相当する側近が最初はおらず徐々に召喚していくこと、仲間にしていくメンバーは異世界側が中心であることなどが大きな違いになっています。

ストーリーについてですが、かつて大野晶(おおの あきら)が自ら作成しプレイした「INFINITY GAME」において大野晶は「帝国」と呼ばれる国家において一般プレイヤーの敵として君臨する組織の「長官」と呼ばれた九内伯斗(くない はくと)としてプレイしていました。

転移した異世界の「魔法」と魔王様と呼ばれる九内伯斗(中の意識は普通の社会人だった大野晶)やその側近たちである「帝国」サイドのスキルやアイテムのシステム体形がまったく異なるのに、仕様通りの効果を発揮するというのがストーリー上のポイントでしょうか。

いわゆる「主人公無双系」のお話ですが、「帝国」が力による覇道を目指したのに対して今回はソフトパワーを中心にしようとしている点が個人的には気に入っているところです。いや、戦っても普通に強いんですけどね。

もちろん他にもそういった作品はあるわけですが、本作の場合は各ヒロインについて、必ずしもキャラクターデザインに依らない可愛さみたいなものを感じます。

特に最初に出会ったアクや聖女ルナ・エレガントは主人公からは完全に子ども扱いされていましたが、そこも含めて「カワイイ」と思えました。あとは聖女エンジェル・ホワイトの「チョロさ」とか(笑)。

なお、ノマノマの女将の名前がイエイであったりとかなろう原作ならではの小ネタもたくさんありました。まあ、知らなくても特に視聴に支障はありませんが。

面白かったです。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 41
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

チープな異世界と不可思議なギャグが生み出す化学反応

アニメーション制作:EKACHI EPILKA、
監督:木村寛、シリーズ構成:谷崎央佳、
キャラクター原案:飯野まこと
キャラクターデザイン・プロップデザイン:中山知世、
音楽:宝野聡史、原作:神埼黒音

一介の会社員である大野晶は、
自らが制作・運営しているネットゲームの
「インフィニティ・ゲーム」を廃棄する決心をしていた。
サーバーとの契約が切れる日、
大野はゲーム内のラスボスである
魔王・九内伯斗にログインしたまま、
ひとりでゲームの終わりを迎える。
しかし、日付が変わった瞬間、
自らが制作したゲーム世界へと
飛ばされてしまうのだった。

巷では極めて評判の悪いこの作品。
作画の巧拙に重点を置いている人は、
観ないほうが良いだろう。
私も実は4話目くらいで、作画の質の低さが
気になり出して断念しそうになった。
馬車、岩山、そしてモンスターの造形に至るまで、
そもそものデザインの質が相当低い。
それだけでなく、もちろん動きも不自然。
OPの最初でモンスターが森から姿を現すのだが、
全く動かずに止め絵だけがヌーッと
そのまま上昇してくるシーンを観たときは、
思わず吹き出してしまった。
また馬車の出口にノブが付いているのに
出るときには引き戸になっていたりと、
『いもいも』級の失態が見られる。
普通に考えると、これは完全にアウトだろう。

それなのに観続けたのは、ストーリーが
よく出来ているからかと問われると
そんなこともない。
突然、ゲーム内に飛ばされた主人公が
戸惑いながら幼女や王女、側近などを連れて
現実へ帰るための謎を探りながら旅をしていくのだが、
世界観や全体の概要が今ひとつ掴めないため、
何を追っていけば良いのか分からないのだ。

では、何が良いのかというと、
コメディを全面に押し出した作風だ。
失笑してしまうようなギャグのセンス、
あり得ないようなチープなネーミング、
ドラえもんのアイテムのような万能道具という
様々なものを絡み合わせながら、
不可思議ともいえるコメディが展開されていく。
これが、ほかの作品にはないような
特異な世界観を作り出している。
そこに面白さを感じるかどうかによって、
評価が変わってくるだろう。

大枠で選別するなら『オーバーロード』に
『転スラ』を加えたテイスト。
第三王女・ルナの寂れた領地を
病院と温泉によって繁栄させ、
その土地を自らの拠点にしていくのが、
後半からの大きな流れになっている。
そこには迫害された獣人がいるなど、
『盾の勇者の成り上がり』風ともいえる。
また、もうひとつの特徴は、主人公・九内伯斗のキャラクター像。
全身黒ずくめのファッションに長髪。
昔のハードボイルド映画よろしく、
いつも煙草に火をつけている。
この煙草は、気力回復の効果があるアイテム。
彼がいつも冷静沈着にふるまい、時には霧雨零という
暴走族風の男にキャラチェンジできるのも風変わりだ。

もうひとつ、長所を挙げるとすると、
魔王が主役といっても、弱者に対しては、
いつも優しい視線が注がれていること。
{netabare}例えば、ヒロインのひとりアクの足を治した後に、
魔王が歩く練習をさせるシーンを
きちんと時間をかけて入れたのは好感だった。{/netabare}
また、村おこしを行っていくときに
差別なく多くの人々に手伝わせようとする。
自分の拠点であるゲーム内の『不夜城』を
居心地の良い場所へと変えていく。

そして、いちばんの特徴となり得るのが、
ゲームを作成・運営したのが主人公自身だということ。
管理者権限があって、実際は色々と使用している
ようなのだが、それがいまひとつ伝わらない。
この設定をもう少し上手く活かせば、
さらに面白くなる要素はあるだろう。

マツコ・デラックス風のマダム、
ノマノマの女将、ヨガ殴り、白い三連星など、
作者の創造力の小ささを感じるものの、
世界観に慣れてくれば悪くないように思えるから不思議。
ほかの異世界ものとは一線を画しており、
なぜか惹きつけられるものがある。
(2019年9月27日初投稿)

投稿 : 2019/11/16
♥ : 45

63.9 15 ラノベ原作アニメランキング15位
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (58)
463人が棚に入れました
目覚めると、そこは本のない異世界だった――

活字中毒で本を偏愛する大学生・本須麗乃は、不慮の事故で命を落とす。それは、念願である図書館への就職が決まってすぐのことだった。

気が付くと麗乃は、貧しい兵士の娘・マインとして転生していた。
そこは、魔法を持つ貴族が支配し、厳しい身分制度が存在する異世界の街・エーレンフェスト。
マインは、本があれば生きていけると自分を鼓舞する。

ところが、識字率が低く印刷技術もないこの世界では、貴重で高価な本はお貴族さまのもの。
兵士の娘では、とても手が届かない。
どうしても本が読みたいマインは決意する。

「本がなければ作ればいい」

体力もない。お金もない。あるのは麗乃時代に読み漁った読書による膨大な知識だけ。
果たして、マインは本を作ることができるのか!?
マインの本を作る冒険が、いま始まる。

声優・キャラクター
井口裕香、速水奨、中島愛、折笠富美子、小山剛志、田村睦心、子安武人、日野聡、前野智昭、内田彩
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

更にじわじわと面白さが増してきてます

<2019/10/4 初投稿>
第1話観ました。
見始めなので評点はデフォルトの3.0です。

原作未読。
なろう系の異世界転生もの。
と言っても俺つえーではない方のようです。

なろう系が苦手なことの多い私ですが、
一方でアニメや小説で読書に熱中する登場人物が出てくる作品は相性が良いのです。
(そうなる理由はいろいろあるのですが長くなるので割愛)

例えば「図書館戦争」「 ビブリア古書堂の事件手帖」「R.O.D」「ダンタリアンの書架」「GOSICK」とか

本作も主人公マインは本を愛しています。
活字中毒。
そんな彼女が転生した先は{netabare}中世ヨーロッパのような文明・文化の世界。まだ活版印刷が発明されておらず本はほとんど流通していないという活字中毒には酷な世界でした。{/netabare} そこで彼女は・・・というお話。

これから先、お話はどのように展開していくんでしょうか。
例えば「本ってなんだろう?」「文字ってなんだろう?」なんてことに想いを馳せてしまうような展開ならかなり面白くなりそうな気がします。

異世界の建てつけもなかなか面白い。
しっくりくると言った方がいいかな。

声優さんもマインは阿良々木暦くんの下の妹でお馴染み、井口裕香さん。
キーマンになりそうな神官はベテランイケボの速水奨さん。
他にもベテラン・中堅の腕の良い声優さんが揃ってるようで安定感抜群です。

ただキャラクターデザインはなんか古いというか名作劇場というかNHKというかそんな感じ。
しかも原作の画像検索したら小説の挿絵とはかなり違いますね。
まあでも慣れちゃいそうな気もしますけど。

良作になってほしいなーと期待。

でもタイトルに「下剋上」とか残念そうなワード入ってるしなー。

あんまりハードル高くしてがっかりするのも嫌なので暫くは薄目で見るようにしておきます。

1話を観た今期純新作は今のところこれと「けものみち」
なんか変な感じ 笑

<2019/10/10 追記>
第2話です。

この作品、やはりかなりの曲者ですね。
観るのに想像力が必要。

例えば本の記憶。
その世界では本がどんな位置づけなのかをマインが知らなかった、というくだりが第1話にあります。
自分の住んでいる世界の当たり前の事情のはずなのに、なぜマインは知らなかったのか。

その世界では本はめったに見かけるようなものではなく
文字も買い物の値札くらいでしか見かけない。
そんな世界で5歳児が本のこと知らなくて当たり前。

つまりこの異世界はそういう世界なんです。
私たちが生きる現代社会とは全く常識の異なる世界。
おそらく実際の中世ヨーロッパも日本の戦国時代以前もそんな感じだったのでしょう。

第2話でもそうした点は多々見受けられました。
また単なる情報だけではなく、いきなり異世界に放り込まれてしまったマインの気持ちも丁寧に描かれてます。

この物語の楽しみ方は、視聴者がマインになったつもりでその世界の中で置かれた状況をいろいろあれこれ想像しながら・・・というのが一番な気がします。

裏を返せば流し見してたら全くつまらない曲者アニメ(褒め言葉です)

<2019/10/19 追記>
第3話まで観ました

お話はずーっと同じリズムだけど不思議と飽きがこない。
絵も慣れてきました。

自分、結構はまってきてるのかも。

<2019/11/9 追記>
第六話まで観ました。

一歩ずつ踏みしめるように物語が進んでいくのは気持ちいいですね。
そういったところは往年の4クール長丁場のファミリー向けアニメをやはり彷彿とさせます。

一方で一番奥底のベースの部分にファンタジーを敷いているので観ていて不思議な気分になります。
毎回ちょっとずつ新しいトピックが入ってくるところも◯。

古くて新しい、珍しい作品なんだと思います。

さて「身喰い」なんてのが出てきました。
この先、お話はどのように転がっていくのでしょうか。

<2019/11/14 追記>
第七章です。

やっべぞ!
本格的に面白くなってきた。

良い具合にファンタジーもあるとか、びっくり!
契約のシーンはかなり好きです。

そして、マインの身体のことも。

入念に練られたストーリーに思えてきました。

とりあえず評点は中間評価ということで。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 29
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

知識は紡いで繋いで使ってなんぼ

原作知らず。

二話まで一気に見て、今後どうしようか判断に困っている状態です。とりあえず次回を見て判断というところなのですが、自分の中ではどうにもDrop気配が濃厚なので今のうちに記しておこうと思っています(←えたんだーるさんに色々ご示唆いただきました。ありがとうございます。もう少し粘る方向で考えています。)。

作品タイトルを見て、ふわっと心躍った作品でした。かなり期待しながら見始めたのですが・・・作品タイトルで期待したものと、実際に展開されているものとが違いすぎなのです。まぁ、こちらの勝手な期待なのですから制作・原作サイドからすりゃぁ「知ったことか」なのでしょうけれど。

今のところ、ネガティブに働いているのは本作の次の二つの要因です。自分の理解のためにも、文書にしてみる。

要因1=本当に[本]そのものの作成過程を描くだけなの?という疑念。

本作が「本」「活字」に執着しすぎているのに違和感を感じている、といってもよいかもしれません。「本」や「文字」を扱うものにとって、本は確かに重要ですが、最終のOutputは本そのものではなく、そこに書かれた「中身」です(出版社・出版業は「もの」を出す側面もあるのでその限りではない)。

{netabare}
人類の歴史において、確かに「本」が果たした役割はとてつもなく大きい。しかしそれは、「本」という存在そのものではなく「本」が担った役割にこそ意味がある。その役割とは、記録、保存、体系化と継承である。
結果的に恐ろしいまでの耐久力を持った紙という媒体(保存)に、文字によって記された知識・経験・思想その他もろもろ(記録)が、何らかの意図や目的をもって取捨選択され、束ねられたものが本となる(体系化)。それは当代の知識・文化を後世に伝えるものとなり、後世の人間はその「本」から知識・文化を学び、時に発展させ、それをさらに本へとまとめていく(継承)。これが「本」の機能。本は本のために存在しているのではなく、本が伝えるコンテンツ=情報にこそ意味がある。(蓄積、移動・波及、複製、なんてのもあるわね)。

およそ「文字」に関わることをやっていると、こういう考え方になっていく人は多いのではないかと思います。極端なことを言えば、上記のようなもろもろを、記し、残し、再現可能な方法が文字+紙以外にあったなら、それが「本」にとって代わっていた可能性はあると考えます(いわゆる「伝承」などがそれに近いわけです。保存と継承に難がありますが)。耳から得た情報の記憶が100%保持されるなんて機能をヒトが持っていたら、文字すら出てこなかったかもしれない。

しかし、2話までのところ、こういった話は一切現れず、ただ「本」が欲しいを繰り返しているだけなのです。

{/netabare}
今後の展開で「本」とは何なのか、「本」は何のためにあるのかといった議論が出てくるのならばもう少し見ていきたいのですが、今のところそのような気配を感じ取れずにいます。教育が云々という言葉が出てきたので、少しは期待しているのですが・・・どう転ぶかなぁ。

要因2=本当にその設定どおりの人物ですか、本須さん?という疑念。

端的に言えば、「司書として就職予定だった本の虫」という設定が成り立っていないと判断しています(「図書館に就職」だったか。だとしたら司書補?いずれにしても大差はないと思う)。

{netabare}

現状、私の眼には「ご都合主義の記憶と知識の封印、思考力の低下をお話の展開に使っている」と映っています。こういうのは嫌い(完全に好き嫌いの問題)。この子、都合よく頭悪い、もしくは、都合よく物事を忘れすぎに見えます。転移とともに5歳児並みの思考能力になり、さらに記憶も消し飛んだ、とかいうのならまだしも、そうではない(ちゃんりんしゃん作れる)。

司書になれるくらいならば、「本」の歴史くらいはおさえているはず。中世ヨーロッパ然とした世界における本の位置づけ(希少性)、その希少性がどうして生じるのかについては知っていて然るべき。そのターニングポイントとなる活版印刷の登場と普及、その前後での識字者の価値の変化、文字・本を媒体とした情報の伝搬速度の変化などは大前提としてお話を作ってほしかった。要因1で述べたことも、明言するかどうかは別にして、意識してほしかった。なんで本を読みたいのか。なんで「文字」を見たいのか。

もしかして、そういうのちゃんと調べず、考えずに書いているのだろうかという疑念にもつながっています。

一話で「本がない」→「何か読むもの、せめて新聞」みたいなことを言っていたけれど、彼女の「本の虫+司書」の設定が正しいのならこれはあり得ない発想。二話でも気軽に羊皮紙をねだる姿が描かれているが、これも腑に落ちない。また、「その世界の紙」が羊皮紙であることが判明した段階でパピルスが即座に出てこないのが本当に腑に落ちない。
{/netabare}

現時点での本須さん像が「ただの活字中毒で、本を読んでも知の獲得ができない、知の連結ができない、知の活用ができないお馬鹿さん」というところに来てしまうのです。そんな人物ならば、別に本なんてなくてもよいではないか。繰り返しになりますが、知識の活用と連結が「お話の都合に合わせて遅い、できない」というのが嫌なのです。そのうえ、「本の虫」設定が空虚に映ってしまっています。

演出や作画面にも少々苦手なものが見られたりするのですが、これらは僕にとっては小さな問題かと思っています。大逆転を期待しつつ。。。。他を探す感じかな。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 19

sukepa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

漫画と小説を読みました。オススメです!!

漫画や小説はとても面白いです。

(視聴前に)
軽く説明すると、本好きの主人公が転生した世界では本は貴重なものであり、庶民のロリっ子になった主人公では見ることや触れることができません。そこで主人公は生活の合間に本づくりをすることを決意する。
ここまでが大まかなあらすじです。

最初、作画(キャラデザ)やあらすじを読むと子供向けだったり退屈なのかなと思っていましたが、漫画がネットで1巻分無料で読むことができたので読んでみると驚きが隠せませんでした。スラスラ読めて、かつ気分がいいのです。

理由を考察すると、
①まったく子供向けではない
②チートとは無縁であった
③キャラクターがかわいいorかっこいいor真面目で面白く特徴的である
④男女共に見ることができる
⑤バトルモノではなくスローライフ系である
・・・という点かなと思います。

最後に、演出等のアニメ化の影響は心配ですが、だまされたと思って視聴していただけたら幸いです。
コメントを読んでいただきありがとうございました。

(2019/10/8 追記)
アニメ1話を視聴した感じ、結構ゆっくりと話が進んでいきます。一部は漫画で33話しか無いので、1話3話ペースなのかなと予想していましたが、まさかの2話ペースでした( ̄▽ ̄;)

キャラデザなどからやはり子供向けアニメみたいな感じになっていますが、このアニメの魅力は設定の奥深さやキャラクター同士の関わり、主人公の行動と思考だと思うので、これからの内容に期待します。

(10/19)
2話視聴後、レビュー更新するか迷いましたが投稿です。
1話は進行が遅く感じましたが、2話はテンポよく話がすすみましたね。反面シャンプーやロウソクを作るシーンがありましたが、結構カットされていてかなりショックでした。(アニメではロウソク作りなどがワンカットでしたが、原作では冬支度の一環として描かれています。この世界では人がどのように生活しているか説明する上で重要なハズなんですが…)
あと、時折出てくるマインのデフォルメシーンが心証を悪化させているような…。デフォルメはアニメオリジナルで、漫画ではコマの端に小さく描かれているようなモノをアニメでは全面に出てしまっているので蛇足になってしまっているように感じます。せめて尺を削って欲しい。

マイナス面を色々書いてしまいましたが、嬉しいこともありました。新キャラのオットーの登場です。やっぱり良い人!

この物語の良いところは、しっかりとした世界観や細かな設定と、個性あふれるキャラクター達だと思うので、新キャラがどんどん出てくるのを毎週楽しみにしています。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 10

82.2 16 ラノベ原作アニメランキング16位
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (979)
4737人が棚に入れました
《人間》は規格外の《獣》に蹂躙され、滅びた。たったひとり、数百年の眠りから覚めた青年ヴィレムを除いて。《人間》に代わり《獣》を倒しうるのは、《聖剣》(カリヨン)と、それを扱う妖精兵のみ。戦いののち、《聖剣》は再利用されるが、力を使い果たした妖精兵たちは死んでゆく──。死にゆく定めの少女妖精たちと青年教官の、儚くも輝ける日々。

声優・キャラクター
新井良平、田所あずさ、Machico、上原あかり、荒浪和沙、水瀬いのり、水間友美、久保ユリカ、石見舞菜香、木野日菜、小日向茜、井上喜久子、千葉繁、小杉十郎太、佐藤聡美、井上ほの花、佐藤利奈、麦人
ネタバレ

noindex さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

クオリティは高い方だが泣けるアニメとしてもバトルアニメとしても中途半端

1話
今期のアニメでおそらく一番原作の評価が高い作品。原作読んでないけど。
最後に真打ち登場…だろうか?

{netabare}獣人が支配し人間が差別される {/netabare}ハイファンタジー世界。
1話はAパートを除いてほのぼのとしていて、情報は小出しにするようだ。これでは切られ易いかも。
自分はPVのテキスト読んだので設定はわかっちゃったけど。
{netabare}ロリハーレムでバトルとか「ブラック・ブレット」に似ているけど(次回予告で似た構図が…)あんな展開になりそう。{/netabare}

PV公開に時間がかかっただけに作画はよくできている。キャラデザがシンプルなのは動かすためだろう。あとはマクロス&シンフォギアのサテライトを信じるしかない。脇役に千葉繁さんを起用するとか意気込みを感じる。
冒頭でかかる有名なイギリス民謡のスカボロー・フェアも世界観によく合っていると思う。

2話
やっぱブラックブレットに似てるなあ。{netabare}ロリっ子たちに押し倒されるシーンなんかまんま同じだし。
いきなりロリの流血シーンとか見せる手法も同じ。
ただブラブレの少女たちは人間の変異種だったけど、こっちはレプラカーンとかいう妖精なので悲壮感が薄いような。
クトリの命はあと5日だけ。BD情報によると1クールだからちょうどいいのかな。
最後はエロに走ったがw{/netabare}
早くも泣かせに来たけどまだ小手調べのジャブだろうね。

3話
{netabare}プラメモみたいにヒロインが死なない方法を探す→やっぱダメでした、なんだろうなあ(なお原作はすかすかの方が先)。
主人公がここにもっと早く来ていれば救われたって感じになりそう?
妖精の設定は「人類は衰退しました」に似てる感じ。特攻戦術についての是非や兵員の生死観は「永遠の0」に影響を受けているような気がする。{/netabare}
絵は良く動くね。さすがはパチマネー投入されてるサテライト…。
OPのサビが「どうしたらあなたに愛を刻めるんだろう 私がいつか空に溶け去る前に」なのでそういうことなんだろうな。

4話
こういう少女たちが危険な目に遭うアニメをたっくさん見てきてると、主人公のヴィレムが大げさで心配性でメンタル弱すぎに見えてしまう。ヴィレムはそれほど長くクトリたちと付き合ってきたわけじゃないし。死に慣れろよ、とまでは言わないが。
少なくともガンスリンガーガールとブラック・ブレットの2本を見ていれば同様に感じるのではないか。

5話
ケモナー娘のフィルを見てると名探偵ホームズを思い出すw
絵的には本格ハイファンタジーといった感じでいいんだけど、たまにヴィレムがロリコンだとかラノベ臭いセリフ回しが入って雰囲気ぶち壊すのはどうかと思う。
言語がフランス語だけどこれは今の現実世界の遠い未来とかいう設定なんだろうか。

6話
この世界の成り立ちの話。
{netabare}スオン劣化しすぎや…一人称が僕なのがキモい。アルミンタイプか。
クトリの幻覚・幻聴の表現がいまいちのような…子役の声も効果的に感じられない。
言わなかったケモノの真実というのがあるんだね、すごーい!{/netabare}

7話
{netabare}日常回…毎回泣かせシーンは入れてきてるけど。約束のバターケーキは食べられたね。
クトリはレプラカーンでは無くなったようだけど出撃せざるを得ない状況になるんだろうな。
そもそもクトリだけ救えばいいのか?
目立たないノフトになんで水瀬いのりを起用してるんだろうと思ったがやっと見せ場が来た。{/netabare}

8話
{netabare}クトリとイチャイチャしてるだけの回。まあいいけど。
ヴィレムとナイグラートに子供が出来るかどうかははっきりしてない?出来るなら作るべきじゃないのだろうか。
クトリは記憶力が怪しくなってきてるな。浸食も進んだ。
ヴィレムがすぐ泣くのがダメだと思う。{/netabare}

9話
{netabare}アイセアはそれでよかったのか?本当の自分を知ってもらうべきだと思うが。
なんかこの作品はずれてると感じる所があるな…。
「飛空艇」という言葉を使ってるがこれってファイナルファンタジーの中だけの造語なんだけど。
クトリの精神は500年前のヴィレムのかつての仲間に乗っ取られるというオチと見た。{/netabare}

10話
{netabare}クトリの魂はかつては人間の勇者リーリアだった?
クトリが艦内の雰囲気を良くする展開はちょっと茶番臭く感じた。
剣の調整の時のCGは良く出来てるな。
まーた敵のケモノが人間でしたーってオチかよwこれで何度目だw
ヴィレム相変らずメンタル弱すぎwww
次は結婚式か?{/netabare}

11話
{netabare}なんで月がきれいみたいなお互いモジモジな関係になってんだよw千葉繁さんに割り込まれる豪華さ。
もう終盤なので世界設定の説明は長セリフで済ます。
クトリを侵食していた子供は星神エルクハルクステン。
一位技官はエンジニアとしては意外と有能w
次で1話のAパートにつながるのでオチは見えたな。{/netabare}
それにしても子役の棒演技で台無し…バトル作画の出来はいいんだが。

12話
{netabare}クトリをここまで乗っ取ったエルクハルクステンに今更止められてもなあ。
いのりんはいい演技してたと思うけどノフトが余韻を台無しにしてる気もするw
最後クトリは転生したのか(と思ったけど過去のシーン?)。ヴィレムは水晶玉に反応があったから地上のどっかにいそうだね。{/netabare}
バトル作画は良かった、サテライトの親会社SANKYOのパチマネー全開って感じ。この回だけなら進撃の巨人二期に匹敵するだろう。ごまおつでコラボしてるけどパチ化はあるんだろうか?

【総評】
なんか妖精たちがかわいそうに思えないんだよなあ…ややこしい世界設定とか棒演技の子役が出てくる幻覚の演出とかが泣かせるという目的においては不要な「ノイズ」にしか感じられない(設定に凝ってる割りに、FFの固有名詞の「飛空艇」という言葉を使ってて萎えるし…)。だから感情移入ができない。単に大の男の主人公が泣き虫なのがアカンのか?視聴者が泣く前に主人公が泣くって感じ。
そもそも主人公が救いたい対象がメインヒロインのクトリだけではなく、妖精兵全員なので、哀れむべき対象が分散して希薄になってしまっている。「この子可哀想!」って思えない。ここは泣かせアニメとしての基本が出来てないと思う。
バトル作画はとても出来が良いのだが、バトルシーンはそれほど多くない。予備兵のロリっ子たちの日常は萌えるけどそのシーンも少ない。
つまり1クールに詰め込みでどの要素も中途半端なんだよね、それぞれ出来がいいから惜しいんだけど。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 23

アトランティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

各話タイトルを繋げてみると……

01話 太陽の傾いたこの世界で
02話 空の上の森の中の
03話 この戦いが終わったら
04話 帰らぬ者と、待ち続ける者たち
05話 誰も彼もが、正義の名のもとに
06話 消えない過去、消えていく未来
07話 ただいま帰りました
08話 いづれその日は落ちるとしても
09話 たとえ未来が見えなくても
10話 いまこの時の輝きを
11話 どうか、忘れないで
12話 世界で一番幸せな女の子

と特に8話~最終話はちゃんと文章として読めますね。
タイトルにもちゃんとメッセージが込められています。

クトリという悲しい運命を背負った女の子の一生を1クールで
感動的に描き切った作品でした。
誰も彼もが、正義の名のもとに死んでいく悲しい世界、
設定自体が重いものであるため、キャラは可愛い萌えキャラですが、作品全体にも良い意味で重い空気があります。
戦いがメインというよりはそれぞれのキャラの心の動きを慎重に描くことに
重きを置いていたかなという印象でした。
特に主人公であるヴィルムとクトリには多くの時間が割かれていて
その分最後の感動も大きい。

クトリの運命(未来)が髪の色の変化で分かる、
その髪の色が主人公の過去に関係している所が中々残酷な設定だと思いました。

原作はラノベで5巻で一応完結しているという情報をネットで見たので
この先皆がどうなったのか気になる方は原作を買うのも全然アリだと思います!

一話の挿入歌である「Scarborough Fair」はイギリスの伝統的なバラッドで聴き手に
ー以前の恋人への伝言を頼むー
という形式を取っており、このアニメにマッチしていることと
何よりとてもいい旋律の曲です。
有名な曲ですので知っている方も多いかと。
アニメverアレンジもとてもファンタジーチックで良かったです。

挿入歌は上のものも含め全部良かったです。

あにこれでも多くの方が高評価にあげていた本作、
ぜひ視聴されてみてはいかがでしょうか。(^_^

投稿 : 2019/11/16
♥ : 42
ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

命尽きようとも守りたいもの

1話だけ見ても意味不明でした。
世界観も、物語も、ジャンルも何もかも。
なので、ネタバレをしながら内容やら感想やら書きます。

{netabare}
・人類という種が全滅してから500年後の話。
・主人公は500年前に強敵を倒した代わりに、石化の呪いを受けて石になっていたが、その呪いが500年後に解かれ、何もかもが変わった世界で生活を送っていた。
・獣人のような種族、ゴブリンのような種族、トカゲのような種族と、様々な種族が浮遊島という宙に浮かぶ島で生活をしている。
・『獣』と呼ばれる怪物が地上にたくさんいて、その種類は17種。
・『獣』を倒す為の兵器として、人型の少女『レプラカーン』という妖精兵が存在する。

と、設定がかなりややこし上に、作品専用の用語もあるので、途中まで理解しにくいまま観るしかありません。
これ以外にも設定はありますが、書いているとキリがないので、次は物語についてです。

1話~6話までが、キャラと設定の説明を含めた内容。
7話からが本編という感じに思えました。
以下は更なるネタバレです。
{netabare}
レプラカーンという妖精兵は、魔力を使えば羽が生え、飛ぶ事も出来ます。あと多分、身体能力も上がってるかなと。
但し、その代償として『前世の浸食による人格崩壊』が起きます。
「作られた妖精兵の前世って何?」という謎は残りますが、それは置いといて、とても簡単に言うと、記憶を失っていき、最終的に別人になります。

7話ではヒロインのクトリの浸食が始まり、記憶の欠損が見られるようになります。次に魔力を使って戦えば、本格的な人格崩壊が始まるという事で、戦いから遠ざかります。
代わりに、主人公と恋愛関係の物語が進んでいきます。

肝心の主人公は、500年も経過した世界で何も見出せず、だらだら過ごしていましたが、妖精兵の彼女達を見て、死なせたくないという想いが強くなり、生きて帰って来るよう約束します。

クトリも、自分が自分でいられる内に何かをしたいと考え、幸せというのは何かを考えるようになります。
最後は1話の冒頭と同じように、自身が消滅するのを覚悟の上で、主人公達を救い死にます。

作中「ただいま」という言葉が多いですが、帰れる場所があるという事を強調しているんだと思いました。
ただ妖精兵は元々、死に対する恐怖を持っていないので、ただひたすら戦うのが当たり前という認識になっています。
その為、この世界の種族を守る為に命を張って戦います。
{/netabare}
作中、過去の内容や、記憶のような謎演出が多々あり、これを嫌う人もいるかなと思いました。
そして今時珍しい、BADEND。
クトリや他の妖精兵は、どう思っていたかは分かりませんが、主人公視点だと、悲しみしか残らないような物語でした。
{/netabare}
かなり人を選ぶ作品で、謎を残したまま終わる作品ですが、最後まで見れば印象強く残る物語です。
ジャンルも良く分かりません。
それでも個人的には、とても好きになれた作品でした。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 21

80.3 17 ラノベ原作アニメランキング17位
ソードアート・オンライン アリシゼーション(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (682)
3206人が棚に入れました
「ここは……どこだ……?」
気づけばキリトは、なぜか壮大なファンタジーテイストの仮想世界にフルダイブしていた。
ログイン直前の記憶があやふやなまま、手がかりを求めて辺りを彷徨う。

そして、漆黒の巨木《ギガスシダー》のもとにたどり着いた彼は、一人の少年と出会う。
「僕の名前はユージオ。よろしく、キリト君」
少年は、仮想世界の住人――《NPC》にもかかわらず、人間と同じ《感情の豊かさ》を持ち合わせていた。

ユージオと親交を深めながら、この世界からのログアウトを模索するキリト。そんな彼の脳裏に、ある記憶がよみがえる。
それは、幼少期のキリトとユージオが野山を駆け回る想い出――本来、あるはずのない記憶。
更にその想い出には、ユージオともう一人、金色の髪を持つ少女の姿があった。
名前は、アリス。
絶対に忘れてはいけないはずの、大切な名前――。

声優・キャラクター
松岡禎丞、戸松遥、茅野愛衣、島﨑信長、前田佳織里、近藤玲奈、石原夏織、小林沙苗、森川智之、岩瀬周平、木島隆一、潘めぐみ、村田太志
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

このシリーズは既に終わっている。

とりあえず完走しました!という報告だけ。

個人的には、このSAOという大人気シリーズは、下記の通り、第1期がピークで、あとは新しい作品を見るごとに評価が下がる一方です。

だいたい、正ヒーロー(キリト)&正ヒロイン(アスナ)の組み合わせで一体いつまで話を引っ張るつもりなのか??
そろそろ正ヒロイン交代(直葉が正ヒロイン化)で、キリト以外の新しい正ヒーローを登場させて、キリト&アスナは脇に引っ込めるべきでは?

第3期/後半が放送されれば、一応惰性で視聴はするつもりですが、そろそろ個人的には限界が近いかも。


◆SAO作品別評価

(1) 第1期     ★★ 4.5 (25話) ※無印
(2) 特別編(OVA) ★ 4.1  (1本) ※「エクストラ・エディション」
(3) 第2期     ★ 4.0  (24話) ※「Ⅱ」
(4) 劇場版     ★ 4.0  (1本) ※「オーディナル・スケール」
(5) 第3期/前半   ☆ 3.7  (24話+総集編1) ※「アリシゼーション」
-----------------------------------------------------------------
  総合      ★ 4.1  (計73話+劇場版1本+OVA1本+総集編1話)

※この他に、

(6) AGO(外伝)  ☆ 3.8  (12話) ※「オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」


◆制作情報
{netabare}
原作ラノベ      川原礫(『電撃文庫』2009年4月-刊行中)
監督         小野学
助監督        佐久間貴史
脚本         木澤行人、猫田幸、中本宗応
キャラクターデザイン 西口智也、鈴木豪
音楽         梶浦由記
アニメーション制作  A-1 Pictures{/netabare}


◆各話タイトル&評価(TVシリーズ第1作)

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

======= ソードアート・オンライン アリシゼーション (前半/人界編) (2018年10月-2019年3月) ======

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ アリシゼーション・ビギニング ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 - - - - - - - - - - - OP「ADAMAS」、ED「アイリス」 - - - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 アンダーワールド ★ 村の少年少女の洞窟探索、アリスの禁忌目録違反・公理教会整合騎士による王都連れ去り(Under World)、桐ケ谷和人の人事不省 ※実質2話分、OPなし、ED「ADAMAS」
第2話 悪魔の樹 ★ ユージオとの出遭い、アリスの妹セルカ(ルーリッドの村)
第3話 果ての山脈 ☆ 続き、暗黒界(ダークテリトリー)の魔族に囚われたセルカ
第4話 旅立ち ★ 魔族との死闘(ユージオ参戦、セルカ救出)、ユージオ救命(セルカの神聖術、アリス降霊)、ユージオの剣士志願・天職完遂(ギガシダー切り倒し)、王都へ ※ユージオが子供の頃のキリトを知っていた・・・は設定矛盾×
第5話 オーシャン・タートル ☆ 和人の病状、菊岡(総務省)の和人移送、結城明日奈の奔走(神代博士の協力) ※挿入歌「longing」
第6話 アリシゼーション計画 ☆ 自衛隊の秘密実験(ボトムアップ型汎用AI開発、和人の投入と現状) ※種明かし回
第7話 剣の学び舎 ☆ 王都の剣士修行(2年経過)、学園の不良貴族、キリトの剣完成、リーバンティン首席との決闘
第8話 剣士の矜持 ★ 続き(正統流派vs.独自流派、アズリカ寮監の裁定ドロー)、貴族の悪意と謎の声の励まし、上級剣修士進級
第9話 貴族の責務 ★ ユージオvs.ウンベール次席修剣士(ドロー)、ウンベールへの問い詰め、下級貴族の娘ティーゼ(ユージオ見習い初等練士)の願い
第10話 禁忌目録 × ウンベール&ライオスのユージオ誘き出し・見習い初等練士暴行、上級貴族の裁決権と腐敗、ユージオの禁忌破り、ライオス首席修剣士vs.キリト、ライオス死亡、監視者、アズリカ寮監のユージオ治療と忠言、アリスとの予想外の再会 ※SAO一番のムナクソ展開
第11話 セントラル・カセドラル ★ 別人格のアリス、AI搭載用ロボットと研究所の不審者、地下牢脱出、整合騎士エルドリエの待ち伏せ
第12話 図書室の賢者 ★ 整合騎士の偽の記憶、エルドリエ混乱、紅蓮の騎士来襲、カーディナル(リセリス)によるUW内部事情・歴史説明(偽りの神・公理教会最高司祭アドミニストレータ(元神聖術師クィネラ)誕生)
第13話 支配者と調停者 ★ 続き(シンセサイズの秘儀、サブシステムの抵抗、整合騎士の創出、真の神ラースの沈黙、カ-ディナルの望み){/netabare}

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ アリシゼーション・ライジング ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 - - - - - - - - - OP「RESISTER」、ED「forget-me-not」 - - - - - - - - -
{netabare}
第14話 紅蓮の騎士 ☆ vs.デュソルバート、青薔薇の剣(ユージオ)、アリスの仇、待ち受ける子供たち
第15話 烈日の騎士 ☆ vs.自称・公理教会修道女見習い(リネル&フィゼル)、vs.副騎士長ファナティオ、ユーディオの完全支配術炸裂
第16話 金木犀の騎士 ★ ファナティオ撃破、キリトのファナティオ救命、昇降盤の少女、雲上庭園(80階)のアリス、vs.アリス、塔外へ放り出された二人
第17話 休戦協定 ★ キリト&アリスの協力(塔登り、ミニオン(暗黒界の怪物)との戦、アリスの教会への疑念)、オーシャンタートルの異変、騎士長ベルクーリ
第18話 伝説の英雄 ★ アリスが騎士になった事情、ユージオvs.ベルクーリ、元老長チュデルキンの醜悪な仕打ち
第18.5話 リコレクション ☆ ※総集編
第19話 右目の封印 ★ 最高司祭の欺瞞への気付き(アリス)、アリスとキリトの約束、創世記の神への怒り・右目喪失(アリス)、最高司祭の誘惑(ユージオ) ※挿入歌「虹の彼方に」
第20話 シンセサイズ ☆ 塔外からの生還、元老院(監視装置)、チュデルキンの醜悪な長話、ユージオの変貌{/netabare}

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ アリシゼーション・ユナイティング ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
{netabare}
第21話 三十二番目の騎士 ☆ ユージオvs.キリト、最高司祭襲撃失敗(ユージオ)、vs.チュデルキン(炎の魔人出現)
第22話 剣の巨人 ☆ 続き、キリトの正体暴露、最高司祭クィネラへの問い詰め(キリト)、vs.ソードゴーレム(剣の自動人形)、シャーロット(蜘蛛の使い魔)の犠牲
第23話 アドミニストレータ ☆ カーディナルの犠牲、ユージオの使命自覚・剣化(剣の巨人撃破、vs.クィネラ) ※OPなし、ED「RESISTER」、挿入歌「虹の彼方に」
第24話 ぼくの英雄 ☆ キリトvs.クィネラ、赤薔薇の剣、キリトの二刀流炸裂、クィネラのUW離脱失敗・消滅、ユージオ死亡、菊岡との通信・研究施設への襲撃、アスナ来援 ※俺タタEND{/netabare}
-------------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)12、☆(並回)11、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.7

投稿 : 2019/11/16
♥ : 24
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アリス イン ワンダーランド

衝撃の4クール、初回1時間SP。
原作でも人気の高いアリシゼーション編開幕。

ラースが開発する新型フルダイブシステムは、
VRワールド内部の記憶を現実に持ち出せない。
極めてリアルな仮想世界アンダーワールド。
相変わらずの音響効果で臨場感が凄い。

これは神への挑戦。
量子脳力学は人の心の光の揺らぎを捉え、
真のAI、人工知性を創ることへ向かうのでしょう。
導入部という点では過去シリーズ最高です。

6話視聴追記。
{netabare}壮大な文明シュミレーション、
システムから逸脱する人工知能。{/netabare}
もう少し仕掛けが早ければと願いますが、
丁寧な展開と好意的に考えましょう。

13話視聴追記。
{netabare}図書室の賢者カーディナルが語る、
仮想世界の秩序「禁忌目録」の成り立ち。
カーディナルの存在は世界観に、
大きな影響を与え、{/netabare}物語に深みを生む。

前半最終話視聴追記。
技術的特異点を巡る問題でしょう。
{netabare}心の痛みこそが人であることを教えてくれる。{/netabare}
後半怒涛の展開に興味は尽きず、
音響も映像も演技も含め堪能できました。

新世代のグローバルヒストリーへ。
これは秋に期待せざるを得ない。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 68

セイバーlove さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

なぜ SAOアリシゼーション(3期)は失敗したのか?(原作履修済み)

皆さん、薄々気づいてらとは思いますが、 SAOは人気アニメシリーズですが今回のSAOは全く話題にならない。それはなぜかなのか?自分は原作を既に読んでいるのですが、正直アニメは全くもって微塵も面白くない。作画も安定してるし、音楽も素晴らしいのに全くワクワクしない。アリシが話が長いのはわかっており、今でもかなり端折りながら話が進んでいるのはわかりますが、テンポも展開の演出も中途半端すぎる気がします。 ペースでが遅く原作に忠実にゆっくり進むのでもなくアニメらしく超スピードでテンポ良く進むわけでもない。まぁ話が長すぎるのが悪いがw SAO自体アインクラッドがアニメで一番面白い話ではあるが、原作は個人手にアリシゼーション好きなだけに非常に残念です。もう正直アニメはいいやと思ってます。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 7