学園おすすめアニメランキング 1060

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの学園成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2022年08月08日の時点で一番の学園おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

81.7 1 学園アニメランキング1位
かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★★ 4.2 (338)
1146人が棚に入れました
秀才たちが集うエリート校・秀知院学園 その生徒会で出会った副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行 誰もがお似合いだと認める2人の天才は、すぐに結ばれるのかと思いきや高すぎるプライドが邪魔して告白できずにいた!! “如何にして相手を告白させるか”という恋愛頭脳戦に知略を尽くしてきた歴戦の2人は各々、心の内にとある決心を固める…… 秀知院高等部の文化祭“奉心祭”の最終日までに、2人の恋愛模様は大きく動き出す事に!? 恋が天才をアホにする!! 新感覚“頭脳戦”? ウルトラロマンティックなラブコメ、再々始動!!


声優・キャラクター
四宮かぐや:古賀葵
白銀御行:古川慎
藤原千花:小原好美
石上 優:鈴木崚汰
伊井野ミコ:富田美憂
早坂 愛:花守ゆみり
柏木 渚:麻倉もも
大仏こばち:日高里菜
柏木の彼氏:八代拓
ナレーション:青山穣
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

UR-ハーサカ・愛

【物語 4.0点】
「恋愛は告白した方が負けである」と逡巡するうちに、
ライバル候補?が増えたり、周囲で他の色恋が花開いたりして、
{netabare}恋愛自粛ムードの懸念{/netabare}など、事態がさらにややこしくなっていく3期目。

前作、打ち消し線で消滅の危機に瀕したサブタイトル『〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』も
『-ウルトラロマンティック-』に取って代わられ、
白銀会長の{netabare}スタンフォード大学合格{/netabare}という区切りにより決着に向け動き出すが……。


前半戦はいつも通り生徒会周辺で方々に脱線して色々グダグダやってる感w
が新キャラや、既存キャラの新形態?などを、笑って楽しんでいるうちに、
恋は盲目。例えば藤原書記から見たら{netabare}死んだアルパカ{/netabare}みたいにダメダメな白銀会長でも、
恋に落ちた、かぐやには良い所ばかり見えるなど。
いつの間にか恋愛に関する視点の補強が下味として仕込まれて、
終盤、最終回1時間SPにはコクのある美味しい紅茶を頂ける。

徹底的な伏線の管理。目的のあるネタの扱い。
恋バナの上で悶え踊るような乙女心。ムズキュンな一言を絞り出す創意工夫。
作品に染み付いた愛ある仕事。間違いない。これは一流のラブコメだ。
(文化祭ネタ拝借。失礼致しましたw)

この辺りが、安定して面白い本作の隠し味でしょうか。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・A-1 Pictures

毎度、キャラ1体につき、何パターンのデザイン用意するんだ?
というくらい多彩なタッチを使い分けるギャグ対応力は健在。
最後の『サザエさん』タッチも交えたオチもズッコケポイント高しw

表情別に様々な形態が発見されて来たヒロイン・かぐや。
恋により豊かになってきた彼女の心模様を逆に実感するのが、
終盤前9話に挟まれた過去話「1年生 春」
“氷のかぐや姫”と評されていた頃の無表情。

赤~紫系の光による撮影処理も引き続きムード向上に貢献。
肌色率が高いわけじゃないのにドキドキするのは、
光源がエロいのもあるかと思いますw


【キャラ 4.5点】
四宮家の従者・早坂愛。
かぐやとの主従関係も含めた秘密保持のため、
校内ではクール系JKに擬態するなど、涙ぐましい努力で滅私奉公して来た早坂。
そんな彼女が見せた普通の乙女心が、前半戦で私のガードを崩した先制パンチでした。
これがあったからこそ終盤、かぐや様を応援する早坂の当たり前の忠誠心も映える。

成績学年3位のモブから、かぐやの周辺に出没し、準レギュラー格に浮上して来た、遠い親戚の四条眞妃。
(再従祖叔母(はとこおおおば)とか初めて見ましたw)
“おば様”のかぐやと似て高飛車?と警戒する間もなく、
秒でデレて自己完結する、不完全なツンデレw

一方で2期の過去話でキャラが立った石上の元には、子安つばめ先輩という春の予感が?
かぐや同様、竹取物語(「燕の子安貝」)がモチーフの学園のマドンナは高嶺の花ですが、
かぐや&白銀会長のロマンスと並行、共鳴するラブコメの波動でクライマックスを彩る。


【声優 4.0点】
恋愛頭脳戦を実況、解説するベテラン・青山 穣さん。
『かぐや様』?3期?もういいでしょう?と躊躇していても、
「ウソである(含み笑い)」などと抑揚が巧みな青山さんのナレーションを聴くと、
安心して結局、完走してしまいますw

早坂愛役の花守 ゆみりさん。
かぐや役の古賀 葵さん並に諸形態への対応力が求められた3期でしたが、
対F仕様の{netabare}ハーサカ君{/netabare}も含めてお見事でした。

出番がわずかでも、要所と見れば実力者をキャスティングする本気度も高ポイント。
白銀会長を生徒会に引き込んだ前会長役にも島﨑 信長さんを起用し、転機を印象付ける。

チョイ役に人気声優と言えば、
{netabare}伊井野ミコが“癒しBGM”として聴いていたイケメンボイスに
梅原 裕一郎さん&斉藤 壮馬さんをねじ込んで来たのもゴージャス。
両耳をイケボで挟まれて「君は偉いよ。とても頑張ってる」などと囁かれたら
男の私も危うく堕ちそうになりますw{/netabare}


【音楽 4.0点】
劇伴担当は1期以来の羽岡 佳氏。
相変わらず往年のトレンディードラマや科捜研?情熱大陸?
と想起させられるパロディぶりで多彩なギャグを追撃。

本音を中々言えない本編とは対照的に、
主題歌では昭和歌謡曲風のメロディに乗せて、
先攻・白銀、後攻・かぐやで心情を吐露する構成も恒例。

OPは鈴木 雅之 feat.すぅ「GIRL GIRL」
“愛を 愛を 愛を 打ち明けてくれ"
"GE・N・KA・I・DA!DA!DA!DA!”
と語句を反復強調して熱を込めていく歌唱が熟練の味。

EDは鈴木 愛理さんの「ハートはお手上げ」
内容は素朴なラブソングなのに、流れるED映像は壮大なスペース・オペラw
『かぐや様』アニメも劇場版実現の暁には是非、
幕前10分で良いので短編冒険アニメとして制作上映しましょうよ。


5話特殊EDにまでエスカレートしたラップバトルも印象的。
ただ白銀会長。いくら歌が下手だからって、ラップでボエボエとはならんでしょうw

投稿 : 2022/08/06
♥ : 26
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

最終回ですべて持って行った。

{netabare}
昔一期を見てギャグが合わなくて途中切りしたけど、暇だった時期があったので3期を見ながら裏で2期まで一気見。

元からギャグが合わなかったとはいえ、3期の序盤は1期2期と比べても面白くなかったと思う。ギャグなのに少し話が小難しかったりして、一期のような分かりやすいギャグではなかった気がするし、そもそもそんな派手なギャグがなかった印象。正直序盤の話はほぼ覚えてない。

前半はそんな感じで悪い要素は特になかったので凡作ぐらいかなと思って見ていたが、後半になるにつれて石上や生徒会長の恋愛要素が増してきて面白くなった。
ここまではラブコメだったけど、最後の方は各キャラの内面描写がしっかりしていて、純粋な恋愛モノのような真面目な雰囲気だったのが印象良かったかな。

石上パートは高校卒業までに告白しなければ、と期限が迫っていることへの焦燥感に共感できたし、不器用なキャラだからこそ共感できる面もあった。そんな石上に四宮が自分を重ねアドバイスをするのは心境が理解出来るし、このシーンの最中に所々に漫画風の絵を差し込む演出もハマっていてより感情移入しやすくなっており、話演出含め良かった。

メインの生徒会長と四宮の話は完璧。
「告白した方が負け」という作品の決め文句や、ここまでの「どうやって相手を先に告白させるか」など、言ってしまえばしょうもない争いをやってグダグダと告白を引き延ばしてたから(悪い意味で言っているのではない)こそカタルシスが増していた最終回の告白だった。
1期2期があってこその感動で、3期から見ればいいやと思ってたけど、ちゃんと1期と2期も追ったのは正解だった。

最後のタワーでの告白時のシチュエーションはタイトルに恥じぬロマンティックさで告白の舞台として申し分なかった。
気流の動きの計算や、怪盗の謎解きクイズなど含め、あんな演出を思いつくあたり、設定どおり生徒会長は天才だなと。
ここまでの風船などの話も全部最終回につながるもので、最後まで見たら中盤までの話も悪くなかったように思えた。
告白時の間の取り方や途中に文字を挟む演出も、よりシーンを映える物にしてたかな。最終回が完璧だった。
完璧すぎて4期がこれを超えられる気がしないのが不安。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
一期で切ってしまったんだけど、一応見るか。
やっぱあまり合わないな。Discordw あざとい。

2話 ☆6
喧嘩するほど仲がいい。不倫。

3話 ☆8
探偵雇う人ってガチでいるんかw 下見かもしれないだろ。
完全に浮気。前回とつなげるの上手いなw マジで痛そう。
壁ドン最強説
そういや元号書かれてるなw 欠陥ゲームじゃねーか。
昭和56年よくそんなにあったな。そうなるわなw
ここからシリアスに持っていくのも結構いいな。

4話 ☆7
あほくさw アニメ脳
石神君このアニメの男キャラで一番いいと思うけどな()
レズ堕ち。なんか酔ってない?w

5話 ☆5
これもラップかw 早坂韻踏めてねえ。オタク特有の早口。

6話 ☆6
急に真面目になる父。ホモ。いったのかよw
なんだかんだ男同士の方が楽しい説はある。俯瞰しろ。心理。

7話 ☆4
文句だけいえるやつw やっぱこのアニメのノリあんまり合わないな。
トモダチゲーム始まりそう。この風船つくるのむずいよな。

8話 ☆9
今回面白い説。心臓を捧げよ。恋愛のことになるとちょろい。
日本人の精神。今回演出頑張ってんな。
恋愛作品としての心情描写もしっかりしてる。

9話 ☆9
過去と今の雰囲気が違いすぎるw
恋愛要素強めな回のほうが面白いな。賢い版のアーニャ。
怪しい組織。高すぎだろw 
石上達もいい感じだな。噛みすぎてる。

10話 ☆5
やっぱギャグは面白くないよな。石上が振られる前提w
成功体験(意味深)

11話 ☆6
悪役感。ぼったくりかよw はよ告白しろ。

12話 ☆10
あざとい。怪盗の流れいる? なるほど邪魔者の排除かw
やっぱこいつら天才だわ SPYっぽいな。やっぱ天才だわ。
内面描写もしっかりしてていいね。いや、モブ生徒も頭良すぎだろw
スタンフォードには行くのか。3期が一番面白かった。
ほんとに良かった。

曲評価(好み)
OP「GIRI GIRI」☆7
ED「ハートはお手上げ」☆7.5
5話ED「My Nonfiction」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 5

やぎゃあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

1期,2期に比べてシリアス多め、ギャグ少なめ

「かぐや様は告らせたい」が好きすぎて、原作は単行本で全巻揃えてますし、OVAも持ってますし、アニラジも視聴してますし、アニメ視聴後 youtubeで必ず「海外の反応 動画(同時視聴系)」を含めて2度楽しむほどには好きなシリーズ作品です。


【物語の評価】
が・・・嘘偽りなく正直に言うと、1期2期に比べてギャグ路線が弱いと感じました。自分自身もそう感じましたし、海外のリアクターたちの反応にも表れていた印象です。1期2期に比べて明らかに「爆笑する頻度」が少なかったです。・・・まぁ原作を知っている分、観る前からこうなるだろうというのは予想していましたが。

というのも、文化祭にまつわるエピソードは物語的に超重要なエピソードになっていて、原作側もシリアスな展開が多く、たまに挟むギャグ回もあまりパンチが効いていないものが多かった印象なので・・・。

一般的にパンチ弱いエピソードはアニメ化の際に省かれることが多いですが、3期に含まれたギャグ回のほとんどは今後の展開に関わるエピソードなので省くわけにもいかず、アニメ3期はいろんな意味で正念場になりそうだなと思ってました。

とは言っても、シリアス路線はかなり良かったです。生徒会メンバーの恋模様が大きく動く大事なエピソードで、1期2期と見続けて来て良かったと思える作品になっていますね。シリアス路線は間違いなく期待して良いです(ネタバレになるので詳細は書けませんが)。

なので観終わった感想としては、「1期,2期」と「3期」ではやや毛色の異なる作品のような印象を受けました。原作のボリューム的に4期,5期と続くと思いますが、個人的な予想では4期あたりは「1期,2期 路線」、5期あたりは「3期 路線」になりそうだなぁと予想しています。

ちなみに1期,2期でも「BGM」や「背景」や「演出」などにオマージュ要素がありましたが、3期は特にオマージュを増やしています。1期2期はたまにでしたが、3期は毎話1つ以上は新規のオマージュを盛り込むほど頻繁に。ざっとレビューを見渡した感じなんとなく好印象な評価が多いようですが・・・、私としては結構気が散る要因になっていました。たとえ元ネタに気づかなくても「あ..ここ確実に何かのオマージュだな」と、シナリオに没入していた集中力を削がれがちでした。


【キャラの評価】
ツンデレ先輩こと四条眞妃が積極的に関わってくる3期。個人的にめちゃくちゃ好きなキャラで大いに期待していましたが・・・、「原作で醸し出していた空気感」をうまく再現できていない印象を受けました。

石上と眞妃の掛け合いが大好きなのですが、そのやり取りから感じ取れる眞妃の「人の良さ」や「悲壮感,不憫さ」が十分には伝わって来ていないというか・・・原作よりもキャラが弱く見えました。

ただ、おそらく声優さんのせいではない気がします。例えば、会話のテンポ感や間の取り方など「尺の使い方」が原因かもしれません。「映像の尺」に関しては声優さんにはどうにもならないですからね・・・。

マンガ(原作)はコマ割りもあるし、何より自分の読み方で「間」を調節できるのに対し、映像は非常に難しい調整が必要になりますからね・・・。「テンポ感」は早ければ良いというわけでもなく、「間」は長く取れば良いというわけでもないですし、会話しているキャラに対しカメラ(フォーカス)をどう動かすか、どれくらいの広角(視野角・サイズ感)でカメラに収めるのか、誰にどのタイミングで集中線やエフェクトを入れるかなどなど・・・、演出面でも非常に難しい要素ですね。

声優の演技力だけでなく、映像の作り方・尺の取り方も含めてうまく噛み合わないと、四条眞妃のキャラの強さは再現できないかもしれませんね・・・。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 6

69.7 2 学園アニメランキング2位
阿波連さんははかれない(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (222)
676人が棚に入れました
小柄で物静かな女の子、阿波連(あはれん)れいなさん。人との距離をはかるのが少し苦手。そんな彼女の隣の席に座るライドウくんは、阿波連さんとの間に距離を感じていた。ある日、阿波連さんが落としてしまった消しゴムをライドウくんが拾ったことをキッカケに、ふたりの距離は急接近!?「遠すぎたり」「近すぎたり」予測不能な阿波連さん。色んな意味で、『はかれない』密着系?青春ラブコメディの幕が上がる!!


声優・キャラクター
阿波連れいな:水瀬いのり
ライドウ:寺島拓篤
大城みつき:M・A・O
桃原先生:花澤香菜
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ギャグは面白い。ラブはマイルドすぎかなあ。萌えの次世代はしゃべらないこと?

 ギャグからラブが唐突ですよね。出会いからして話す人探しですから。その辺ストーリーとしてどうなのよ?という気がします。もちろんいつも一緒にいる、というのは恋愛の大きなファクターですから、現実としてはそんなものでしょう。でも、物語ですのでなにか展開は欲しかったなあ。
 事件らしい事件が12話の果たし状かあ…で、リバーシですもんね。リバーシの4隅の取られ方とかギャグになってましたし。雰囲気を外されたので悔しいけどちょと笑いました。倦怠期とか花言葉の時の阿波連さんの顔とか、結局ギャグだし…ギャグはやっぱり面白かったです。

 ラブは「古見さん」同様で、やっぱりマイルドだなあ…これが令和の少年たちの妄想かあ。平穏無事な日常と草食系の恋愛かあ…ノーストレスがいいのかあ。物語くらいちょっと起伏が合っていい気がしますけど。
 萌えの次世代は、自分以外とはしゃべらない玩具的な美少女なんですかねえ。
 
 まあ、総評すると、ギャグは面白かったです。ですので、12話通して楽しめました。その点では出来がいいストーリーだと思います。
 ラブは刺激が無さすぎですが、ぬるくてマイルドなのが好みの人にはいいでしょう。



1話 最近は隣の席に美少女が座る妄想が流行っているみたいですね。
 {netabare} ロシア美女とか、コミュ障(症)の娘とか、その他沢山です…いたずら好きな子はちょっと意味が違いますけど(いや、一緒かなあ…プロセスを省いていきなりいたずらできる関係からスタートしてるだけかも)。

 前期覇権のコスプレビッチの娘と精神性は共通する気もします。ただ、これは女性にも人気があったみたいなので、どうなんでしょう。違いがあるのかないのか。視聴している女性が主人公の男に自己投影するんでしょうか。
 この隣の席の美少女のメンタリティは研究したいところです。
 長瀞さんとか、宇崎ちゃんとの共通性とかも含めてですね。古典といえば古典なのかもしれませんが。
 ハルヒの構造といえばそうなんですが、より「純化」してます。部活とか友人とか事件とか一気に通りこして「2人きりありき」です。次回予告ではちょっと生活を彩るハーレムとか女子か友人が後付けででてくる?
 
 妄想が異世界から一周回って現実に戻ったようですけど、草食系男子のささやかな夢は恐らく異世界よりも更に遠い世界観です。何が妄想っていきなり「都合の良い美少女」と2人きりの生活が始まることですね。
「都合の良い美少女」ですねえ…コミュニケーション上のハードルを設けて、教室の一番後ろに「異世界」を作り出して、友達がいない草食系のボッチ少年とかあ…うーん、切なすぎて涙がでます。

 対人コミュニケーションの最大の努力が消しゴムを拾う事かあ…それでも頑張ったんでしょう。
 コミュニケーション障害の解消ならラインで良くね…にはならないんですよ。それどころか、現代高校生の話なのにスマホが影も形もないですね…これがこの世界の価値観なんでしょう。異世界ですらスマホが必要だったのに。

 これを日常系と言っていいのか、癒し系といっていいのか…明日ちゃんとの差と共通性はないのか…

 アニメそのものを楽しむのかといえば、まあ、一気見は辛いかもしれませんが、週1なら見るかもしれません。むしろ異世界からちょっと変わってきた流れを研究したいところです。 {/netabare}


2話 不覚にも目薬のところは笑った。コメディというよりギャグ?

{netabare}  まあ本作の設定そのものは女の子といきなり仲良くなるファンタジーですけど、目薬の一連の流れは、なんか笑ってしまいました。ストーリーそのものと連動している面白さではなくシチュエーションですので、コメディというよりもギャグすね。
 話の構成からいって4コマかそれに準ずる短編の積み重ね?という感じですね。

 ただ、ファスナーのところとか、幼馴染の大きな娘の話がやりすぎ感が…それと距離感どこに行った?2人きりの世界だとギャグがすぐ枯渇しますので、ある程度のキャラは必要でしょう。

 画面は綺麗ですね。止め絵ばっかりなので作画というとちょっと違う気もしますけど。

 なお、ツッコミどころですけど、目薬って本来人に貸しちゃ駄目だと思うんですけど。
 それと眼科用薬って丁寧に作画されていたのはなぜ?眼科用薬って定義は詳しく知りませんが効能がある目薬で症状によって使い分けるものじゃあ…なおさら人に貸すのはまずい気がします。あと目以外のところに入るのもまずいはずです。 そう言えば本作って中国資本ですよね。その関係なんでしょうか?
 あと1年生なのに2次方程式の接線?あれって微分ですよね?レベル高い進学校か理数科とかなんでしょうか。
 それともこういうところって細かいギャグなんでしょうか?

 アニメーションは意図したこと以外作画するものではないはずです。こういうところに気が回っていないなら、クリエータのレベルがちょっと心配かなあ。{/netabare}


3話 通常の〇〇さん系とは作りが違いますね。

{netabare}  冒頭の髪の毛のギャグですが、あの大きい幼馴染の子が理髪のセットを持っている…というか学校でヘアカットを始める、というシチュエーションがギャグなんでしょうか。

 まあ、髪の毛の絵面も含めやっぱりコメディではなくて4コマギャグですね。クスリとする、ニヤニヤする。そういう系のほのぼのギャグなんでしょう。ちょっと〇〇さん系統のラブコメとは作品の作りが違う感じですね。

 そう…やっぱり恋愛はモチーフで、中身はギャグですね。もちろん視点の持ち方でイチャイチャラブラブを面白がるのもいいでしょうけど、恋愛に重心を置いているわけではなさそうですね。
 ヒロインの距離感と天然ボケもそうでしょうけど、主人公の内面の絵面とモノローグ、幼馴染の子のちょっとズレているというギャグなんでしょう。

 ということでまあサイトの更新があったらチェックするかもしれませんので扱いは継続で。レビューは気が付いたことがあれば書きます。ヒューマンドラマか恋愛で進展があれば、でしょうね。

 なお、天秤打法とか古いですよね。ということは初めの髪型って、ララ―シュタイン??{/netabare}


4話 やっぱりギャグですね。

{netabare}  ラブコメでなくギャグということで見れば良さそうですね。設定上甘酸っぱい要素もあるでしょうけど、それはまあ飾り付けみたいなものでしょう。

 恋の行方どうこうよりも見方を変えてギャグとして割り切ると面白いです。ハンドスピナーとかラップとか結構笑いました。そういう見方で初めから見直しても良さそうです。 

 視聴継続でいいでしょう。


追記 視聴継続ですからレビューはまとめてにしますが、ちょっと気になりました。
 スマホ持ってるなら1話のコミュニケーションってラインでよくね?{/netabare}

7話のレビューは下らないので抹消しました。


11話 もう10話完結でよくね?

 先週最終回だった気分だなあ…なんか、距離感が定まらないのが良かったのに、距離感決まっちゃったなあ。
 ギャグだかラブコメだかわからなくなってしまいました。いまさらラブを真面目にやられても…阿波連さんの内面の表現が間接的なだけに、ラブコメという視点になると決してレベルが高い話ではないからなあ。

 ギャグとして面白ければいいんですけど、なんかなあ。以前と同じことをやられても…もはやラブコメとしてしか見えないので、急に出来が悪く感じてしまいました。

 うーん。ストーリー構成どうなんでしょう?ここまで見たから最終回の確認はしますけど。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 19
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

タイトルなし

{netabare}
自分が大体合わない○○系で、実際第一印象というか4話ぐらいまでは今期最下位レベルで楽しめていないアニメだったけど、なぜか途中から楽しめるようになった。
おそらく、このアニメは阿波連さんではなくライドウ君を見るアニメだと気づいたからかな。
阿波連さんよりもライドウ君の方がシンプルに頭がおかしくて、意味不明な行動とか、どれだけ策を練って深読みしても結局実が結ばれることがない不条理さとかがいい具合にギャグに落とし込まれていて面白かった。
○○なんじゃね?の決め台詞(?)もシュールで面白いしね。
頭おかしいと言っても、キャラがワンパなネタをするのではなく、展開の方が工夫されていたのでギャグアニメとして面白かったかな。
何かのゲームをしている時が、ネタが結構わかるというのもあって一番面白かった気がする。

ラブコメとしても、あまり喋らない阿波連さんの方から告白するのはより勇気が感じられて、阿波連さんの印象も上がり、良い展開だったと思う。
最終回での受け答えも良く、最初の出会いから1クール通じて二人の距離がだんだんと近づいていくのが感じられて良かった。

物足りなかったのはサブキャラかな。
基本的に阿波連さんとライドウくん二人で話が進んでいくのでサブキャラの存在感が薄かった。(ふたばちゃんはこの作品で一番かわいいキャラだと思ってるけど)
まあその点に関しては1クールだからというのもあるのか。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆5
これショートじゃないんだ。はかれないってなんだよ。
さんシリーズもういいわ。これ系もういい。
返事貰えないのに何でそんな話しかけるんだよw
古見さん系? これ寝てしまいそう。
古見さん阿波連さんどっちがつまらないか論争。
転売用か?w ライドウって付和雷同から? ED好き。

2話 ☆1
苦行枠。え、まだ半分..? これまだ古見さんの方がマシでは。
髪のとこでオチでいいわ。気づく流れいらん。
古見さんとやってることかぶってて草。
これ寝落ちしそう。頭おかしいキャラしかいないのも古見さんだな。

3話 ☆1
前の奴でかくても普通に見えるだろ。あのさぁ...。滑りすぎ。
何で女子と組めるんだよw 創作ダンスとは。
何このガイジムーブ。

4話 ☆1
阿波連古見式守さんの虚無三兄弟。ひたすら虚無だわ。
ハンドスピナーw こんな負け方しねーだろw
茶髪の子かわいいな。
あの子と和解するとこまでやってくれよ。

5話 ☆8
厨ポケ。気合のたすき持ってそう。気合のタヌキw
かわいい。この茶髪の子だけでいいわ。マジで。結局自分の実力なのか謎い。
シーンが少し冗長だな。今回面白くね? 古見さん要素。

6話 ☆7
上に上げないと反則なんだよなw 小学生投げ。高木さん感あるな。
性別差も身長差も酷すぎるだろw がっこうぐらし!
これが影ですか。弟?

7話 ☆8
ババ抜きの裏技初耳。結局運ゲー その2はやってるわ。
コインゲームにこんなのあったな。
ミートボールってそこから手作りするんか。
あっくんをそっちのけで風景画描くなw

8話 ☆9
カプ厨。これ阿波連さん以外を見るアニメだよな。
そうはならんやろ。腐女子向けアニメでありそう。
ホラーアニメみたいな画だな。謎空間。
主人公金持ちなんか? 祭りの屋台美化されてるの嫌い。
一等賞しょぼすぎだろw これなら確かに簡単に一等とれそう。
花火シーン良かった。このアニメ面白いんじゃね?

9話 ☆6
ライドウ主人公でよくね?w 阿波連さんもあんな風になってたら面白いのに。うるさいですね...って言いそう。まあ運ゲーだしなw
一人暮らしでしょ。
このアニメたぶんふざけけてる回は面白くて今回みたいな地味な回は微妙なのかな。自分の財布と分けてる子供怖い。

10話 ☆9
いや、ここ日本だろ?w
こっちは阿波連さん持ち上げキャラにしてもまだ人間味があるんだよな。そこはかっこつけて星の名前言わないと。
阿波連さんから告白するのか。
確かに降られた後のこと考えるとな。草。少し...?

11話 ☆9
恋愛要素強くなってきたな。もう古いぞ。ベイブレードかよ。
高校生なのにこんな大会に参加とか嫌だな。読めたけどワロタ。
小学生のくせに尊い。

12話 ☆9
せやな。ハートの碁盤。刺激(意味深)深読みしすぎだろw
和室に洋菓子の似合わなさ。
最初の方の印象はマジで悪かったのに、なんかいつの間にかかなり楽しめるようになってたな。

曲評価(好み)
OP「はかれない距離」☆7
ED「キョリ感」☆9.5
3話ED「AHAREN HEART」☆7.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 8

ツークツワンク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

分析すれば令和アニメの本質に迫れる教材

一度は途中でリタイアしたものの、面白さが分からないのは感性が衰えてるとのコメント及びツイッターが見受けられていたので分析して再視聴。

初見は阿波連さんを介護する系のラブコメかと思ったが、この作品の本質は、ツッコミのいないギャグを軸として小動物的な阿波連さんを愛でるといったものだ。

主な展開として
①ライドウが他の人物の行動を見てありえない妄想や勘違いをする。
②阿波連さんが面白い行動をする。
+αとして
③どこかに隠れている大城さん探し(あるいは召喚)
④古文の先生がライドウと阿波連さんのやり取りを見て尊み(あはれ)を感じて鼻血を出す
といったものをひたすら繰り返す。

そして、そこに阿波連さんのライドウに対する恋心やちびっ子、阿波連一家などに対する良い話を付け加えることで全体的に優しいテイストに仕上がっている。
ツッコミがいないというのは令和の優しい漫才に当たり、仕事から帰ってきて疲れた体や海外勢にはこういうテイストの作品がウケるのだろう。
登場人物も全員が優しい人間で構成されているのは令和における萌え漫画のスタンダードだ。
暴力系ヒロインやギスギスした多角関係、シリアスな展開は平成のゴミ箱にでも捨てておけば良い。

この作品の面白さを解説するにあたり、令和の動画視聴というのは他の作業をしているときにマルチタスクでながら見したり、倍速で見ることが増えているという点が肝になる。
ライドウの妄想勘違いを毎度のスタートとして、阿波連さんの奇想天外な行動といったワンパターンな展開は、ながら見や倍速ならさほど気にならないしむしろ利点でもある。ノーストレスの環境で鑑賞しつつ、愛らしい阿波連さんや良い話ネタにエモさを感じる。これこそがまさに令和。


ここからはマイナスポイント。
まず軸となるライドウの勘違い妄想ネタが面白くないこと。
クスリと笑えるか全く笑えないの間をひたすら行き来しており、無味無臭。
視聴者は繰り返される勘違い妄想ネタで阿波連さんよりもライドウの方が相当やばいやつだと途中で気づくだろう。

この作品で最もつまらなく退屈で苦痛な、存在意義すら不明な古文の先生の妄想勘違い「あはれ」ネタもライドウの妄想勘違いネタとダブらせているのも最悪だ。
勘違いネタを二倍見せられることにより、ストレスを若干感じてしまう。
無味無臭のライドウのネタよりもさらに劣り、出血という人によっては不愉快な思いをさせる存在。この作品にはバイオレンスなキャラは必要ないと思う。全員が無味無臭、全身が甘いお菓子で出来たような人物だけでいいのではないか。
出血系ギャグは平成から持ち込まれた遺物あるいは異物でしかない。

そんな勘違い妄想ネタがありながら、阿波連さんワールドは巨大な犬が弁当やキャンプの食材を運ぶ、登校中にかまくらカフェという常識の範囲を飛び越えてるネタが多々あり、その境目がもはや曖昧。
妄想世界と現実(阿波連ワールド)がごっちゃになっているのだ。ここら辺の境目はきっちりしないとギャグが薄れてしまい、何でもありで白けてしまう。

総評として個人的にはあまり楽しめなかったが、令和アニメとしてのツボは抑えられており、ただつまらないと切り捨てるのではなくどこが面白いのかあるいは売れる要素があるのかといったことを分析する良い教材にはなった。言語化は大事。


最終回追記)最後に重い展開を持ってきたせいで日常アニメにしては繰り返し見づらい作品に。大城さんの出番が少なくて持て余してる感じが最後になって悪い意味で表面化してしまった。
ビニールハウス製作からルピナスを秒で作るというシュールギャグの極みは妄想と現実のごちゃ混ぜという悪い部分が大きくなってしまい、今後もこのようなギャグが増えるのだろうなと予感させるけど、それならそれでそういう作品なんだろうと受け入れるしかない。
それにしても尺の都合か知らないが作風が変わったレベルで怒涛のシュールギャグを連発されて最終回は見ていて胃もたれがした。

中身の無い作品の方が売れて、中身を作る(キャラ関係の変動、バックボーン、成長etc)と失速してしまうという論が展開されている2022年のアニメ漫画界隈だが、隣人ものからバカップル路線へ変化したこの作品はどう転がるのだろう。2期があったら見てしまうかもしれないが作風は大きく変化しそうで不安だ。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 7

67.5 3 学園アニメランキング3位
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (183)
547人が棚に入れました
『モブからだって、成り上がってやる――。』 とある剣と魔法の“乙女ゲー”世界に転生した社会人・ リオン。そこは超女尊男卑な世界で、例外はゲーム内で攻略対象だった王太子率いるイケメン軍団のみ。 しかし、虐げられ絶望するリオンにはある一つの武器があった。それは前世で妹に無理矢理攻略させられていたこのゲームの「知識」。 モブとして田舎でのんびり過ごすことを目標にしていたリオンだったが、ゲームの知識を使い、やりたい放題の女たちとイケメン軍団に図らずも反旗を翻してしまうのだった――。
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

極めれば モブもゲスもが あら不思議 魅力溢れる 創作世界

通称:モブせか 1クール全12話

{netabare}
 ラノベ書籍、コミカライズ共に愛読中の原作ファンの一人として期待値高めの作品。
 但し初めて原作を読み始めた時、実は本作の主人公と世界設定には全く魅力を感じなかった。しかし読み進むうちに、主人公の煽り台詞の秀逸さに魅力を感じ始めた。

 さらに転スラで例えると、リムルと大賢者のコンビネーションの妙が逆張りの形で本作の主人公とその相棒となる存在にあって、主人公の最強さと人間味のバランスが巧く保たれる要因になる。

 そして腐れ縁や因果応報による可笑しさがスパイスとなり、魔法と失われたとされるチートな科学技術の共存の魅力もあり、単なるテンプレに収まらない独自の世界設定と筆者の人間理解力から生まれるユーモアのセンスで作品に嵌まっていった。

 それらをアニメでもうまく再現されれば、と思う。

 平和ボケから卒業すべき、本来ならアニメどころではない只今。国連が機能不全に陥り、世界の平和秩序が脅かされているご時勢ではあるが、今はまだ平和な日本に生きていられることを感謝して、本作は原作ファンとしてできるだけ最後まで応援したい。
{/netabare}

❰原作既読視点の各話レビュー❱
{netabare}          (2022年 AT-X 初放送日時)
😒#1「俺はこの世界が嫌いだ」(4月3日 日曜 22:00 - 22:30)
  物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0
{netabare}
コミック第1巻[第1話「転生先は闇」第2話「決意の先に」第3話「地下の底に眠る物」]より

❬作画はともかく、キャスティングに魅力あり❭

 初回の作画は一部にショボさがあり、今後に不安が残る印象だった。だが、要所にベテラン声優起用の豪華感があって好印象。そのため、作品の魅力を引き出す鍵と言うべき主人公とその唯一無二の相棒の台詞の応酬の妙が、どこまで再現出来るか楽しみになった。

 主人公リオン役の大塚剛央は、まだ知名度低い印象。通常の格好いい主人公役には向きそうにないイケボでない声質。それがむしろモブポジションを主張する本作の主人公にはピッタリ。そしてその相棒となるルクシオン役に、ベテラン石田彰をキャスティング。非常に期待が持てる。石田彰は誰も認めるイケボ声優で、ガンダムSEEDのアスランなど、20代の頃は格好いい青年ヒーロー役が主だったが、50代も半ばとなった今、その長いキャリアで悪役含め幅広い役柄を見事に演じ分けている。モブ役も多数。キャリア6年目の大塚剛央はそんな大先輩との演技の絡みで本作で勉強して大いに脱皮するのだろうか。

 いい感じにアバンの4分で異世界転生への導入。テンポも程よく原作の魅力を再現してくれそう。次回も期待。ロックビートでテンション上がる楽曲によるOPもいい。
{/netabare}
😉#2「そこの彼女 お茶してかない?」(4月10日 日曜 22:00 - 22:30)
{netabare}
コミック第1巻[第4話「入学」第5話「日常。そして異変」], 第2巻[第6話「実力」]より

❬主要キャラ全員登場。入学した学園での人間関係が始まる❭

 既にイレギュラーの介入により本来のゲームストーリーは破壊され、改めて生まれる恋愛模様。モブのつもりの主人公リオン、本来のヒロインを無自覚に攻略し始める。今回のアニメのサブタイトルはそのヒロイン攻略の第一歩の台詞。それをサブタイトルに採用するとは脚本のセンスがなかなかいいと思う。

❬キャスティングに魅力あり 2❭

 市ノ瀬加那、ファイルーズあい、佐倉綾音の演じるヒロイン達が今回で勢揃い。誰しもが適材適所の印象だが、特に原作ファンの間で話が進むにつれ、人気投票でランク急上昇したマリエ役の佐倉綾音が巧い。そして主人公の社交の師匠となるルーカス先生役の超ベテランのイケボな速水 奨も。ルーカス先生は現状はまだモブっぽいが、原作では徐々に存在感が高まるキャラ。今回、注目のキャストは以上の二名となった。

 アニメでは、原作の新入生歓迎会や入学式のシーンなどはカット。今回は、アニメに落とし込むための原作の順序の入れ替えや簡略化が適切で、視てて安心感があった。次回、運命の悪戯でモブから物語の主人公に躍り出るリオン。物語は確実に大きく動き出すので楽しみ。

 作画に関しては、背景美術に力を入れてる点はポイント高いが、動画には相変わらず手抜き部分が散見するのは少し残念。
{/netabare}
😏#3「決闘しようぜ、王子様」(4月17日 日曜 22:00 - 22:30)
  作画 3.0→2.5
{netabare}
コミック第2巻[第7話「白い手袋」第8話「決闘前夜」]より

❬悪役令嬢は実は善人?そしてモブがヒーローになる!?❭

 今回のエピソードは原作読んでて急激に面白くなり始めた箇所。

 今まではこの世界でモブとして生きると割り切り、目立たないよう常識的な学園生活を送るリオン。周りの男子と同じくお茶会主催の社交で、世知辛くも婚活に勤しんできた彼に計らずも転機訪れる。

 構成に関しては原作尊重。テンポも無理なく丁寧で、結果として話の盛り上げ方も上手く好感触。ただ、全12話で区切りいいところまで進むために、今後どこかで原作カットか大幅アレンジもあり得そうな予感。

 リオンとルクシオンの台詞のキャッチボールも、徐々にその面白さが発揮されてきてた。

 作画は相変わらず低予算丸出し。せっかくの話の盛り上がりの足を引っ張っている感。そのため今回で作画評価は少し下げた。声優演技や脚本は安心だが、作画で次回のバトルアクションがどうなるか不安だ。
{/netabare}
😁#4「手加減してやってもいいかな?」(4月24日 日曜 22:00 - 22:30)
  作画 2.5→2.0
{netabare}
コミック第2巻[第9話「面倒くさいやつら」第10話「最高だね!」]より

❬傲慢(Arroganz)という名の鎧を纏うリオン。得意の煽りで大量ヘイト稼いで得るのは、悪評?それとも名声?❭

 作画が難易度高いバトル描写多出の今回ゆえ、制作の実力不足が前回以上に露呈しており非常にチープでちぐはぐな印象。さすがにこれでは作画、もう一段評価下げざるを得ない。納得の作画で格好いいバトルシーンを演出してもらえれば、対戦相手達へのリオンの罵詈雑言の嵐が逆にスカッと格好いい、とも思えただろう。しかし作画のせいで失笑含むとんだ茶番劇になってしまった。

 現状、アニメは4話でコミック原作の2巻まで消化で次回からは3巻突入。ゆえに現状の構成は丁寧。そこは個人的に評価出来る。しかし作画のみが作品の質を非常に下げている。残念だ。

 リオンは自分がどう思うとも、今回で完全にモブとは言えない存在になった。本人がモブとして目立たず悠々自適な人生を望もうとも、そうは問屋が卸さない。そんな神(原作者)のいたずらで翻弄される主人公。原作はそこが面白いのでアニメも最後まで見届けたい。
{/netabare}
😐#5「最高だね」(5月1日 日曜 22:00 - 22:30)
  物語 4.0→4.5
{netabare}
コミック第3巻[第11話「愛」第12話「愚か者たち」第13話「エピソードⅠ 前」第14話「エピソードⅠ 後」]より

❬諺「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」は本当?❭

 勝って負け、負けて勝つ皮肉。キャラたちの運命は悲喜こもごもに流転する。

 決闘の圧倒的な勝利で、良くも悪くも名声上がったリオン。自身には悪評だけを望んだ彼。そのため学園生活と王国での出世を捨てる気で、忖度抜きに好き放題、王子とその取り巻き上級貴族たちをボコボコにした。不敬の断罪回避の根回しも成功。とは言え、全てが終わってみれば彼は敗北感で一杯。傍から見れば、極上ヒロイン二人の不動の信頼を得て、王国内の出世街道爆進中の絶好調の彼なのだが...。

 一方、マリエ。逆ハーレム達成の幸福の絶頂から不幸のどん底に。苦労して獲得した5つの金の卵が孵化したかと思えば、それは美形が取り柄だけの5人の穀潰しだった。

 リオンとマリエの運命は、因果応報が効いてて面白い。王子とその取り巻きたちは、リオンただ一人に無様に完敗。実家の怒りで廃嫡され地位も名誉も失った。だが、彼らは逆に貴族の柵から脱し、リオンへのリベンジの目標も得て、人生を謳歌し始めた。実は今回の騒動で一番幸福になったのが彼らというのも皮肉。本作は捻りが効いてる。

 ルクシオンは、リオンへのチート能力の提供のみならず、ツッコミ役として物語上必要不可欠になってきた。ルクシオンの存在無ければ、多くの視聴者はリオンの言霊の毒にあたりそう。

 今回はきれいにまとめて一つの区切りを迎えた。シリーズ構成、ここまではキャラの心情の描き方の丁寧さと話の簡略化のバランスが非常に上手く、原作の面白さを引き出すことに成功してると思う。堅実な脚本に敬意を表し、今回で物語評価を上げた。
{/netabare}
😍#6「学園祭って初めてなの」(5月8日 日曜 22:00 - 22:30)
{netabare}
コミック第3巻[第15話「女の友情は儚い」第16話「王妃様」]、第4巻[第17話「愛の告白」]より

❬ガチの悪役令嬢ステファニー参上で窮地?!そしてリオンは己れの本能に従う?❭

 新たなエピソードの導入回。今回は、大原さやか演じる王妃ミレーヌが主役?

 リオンとマリエの、それぞれを中心とした人間関係の万華鏡が彩り豊かに展開され面白い。前回迄とは趣変わり、今回はルクシオンの出番全くなし。その代わり、リオンへのツッコミ役はアンジェとリビアが担いちょっと新鮮だった。

 相変わらずツッコミ所満載でフリーダムなリオン。

 肝心のヒロインたちとは微妙に距離を置き、恋愛にヘタれかと思いきや、30代半ばの王妃と学園祭で初体面時、立場や年齢も無視してド直球にプロポーズ!結果、諸々の問題を煙に巻く。リオンは天才、そして天然ジゴロか?

 腹黒マリエ、実はお人好しで憎めない?憐れなる運命は彼女を追い詰める。

 5名の甲斐性無しボンボン美形男子たち、マリエは彼らを決して見捨てない。自分たちの食い扶持確保のための四苦八苦がスタート。その金儲けのアイデアは前世の経験か?
{/netabare}
😌#7「同じイケメン嫌い」(5月15日 日曜 22:00 - 22:30)
{netabare}
コミック第4巻[第18話「聖女のアイテム」第19話「クラリス先輩」、第20話「それぞれの自浄力」、第21話「亀裂」]より

 今回はサブタイトルに相応しく、リオンとダン先輩との交流がそれなりに描けていた。一応コミック4話分をアニメ1話に収めた形。だが、コミック第18話の内容はほとんどカット。その結果、カーラの依頼内容を謎のままにして、次回の引きに活かしたのはよかったかなと思う。

❬リオンは、自分に正直がモットーな英雄?それとも周りの評価通りの腹黒守銭奴?❭

 今回、マリエに惚れてジルクがクラリス先輩との婚約を一方的に破棄したことで傷付いたクラリスの心をリオンが救う、そしてお互いの行き違いからアンジェとリビアとの友人関係にひびが入り始めるという、比較的重く真面目なエピソードがメイン。話のまとめ方としては悪くないと思うが、作画の酷さのせいでいまいちパッとしない印象だった。

 今回の作画、下請けの力量のばらつきか?、統一感の欠如が酷い印象だった。アンジェvsステファニーのキャットファイトの止め画が妙に全体から浮いたり、特にレースシーンの諸々の動作に変な所が散見、と作画のチープさが際立ってしまって話に集中出来なかった。本作の残り話数は5話もあるので今回は保留するが、次回以降で再び作画評価を下げるかもしれない。

 このクオリティでは、円盤はあまり売れなさそう。しかし、海外での配信人気が好調らしく、原作ファンとしては続編が生まれる可能性が少しでもあるのはありがたい。
{/netabare}
😡#8「こっちも遊びじゃねえんだよ」(5月22日 日曜 22:00 - 22:30)
{netabare}
コミック第5巻[第22話「崩壊の前触れ」第23話「空族退治Ⅰ」第24話「空族退治Ⅱ」]より
(但し前回省略された第18話の一部内容も含む。また、第24話の内容は今回はその導入部のみ描写。)

❬リオンはモブから卒業するべき?❭

 空族退治依頼に込められたステファニーの奸計を、ルクシオン提供の圧倒的武力で見事に打破したリオン。だが彼は今回の件で、己の身勝手さに気付く。彼は無意識にゲームキャラとして周りの人間を軽んじていたようだ。結果、リビアを大切にするつもりが、逆にリビアを大いに傷つけてしまった。

 リビアは自信消失し孤立化。リオンとアンジェへの疑心暗鬼の悪循環は深まるばかり。

 明るい未来のためのゲーム攻略。そして3人がまた信頼で繋がるため、リビアの実力を引き出し自信を取り戻すため、空族との戦いはまだ続く。次回も期待。

 今回、作画は前回よりは少しマシな程度。脚本はなかなかいい。声優演技も良く、キャラの心情がしっかり描けて原作の面白さを再現していたと思う。
{/netabare}
😞#9「都合のいい女子ですから」(5月29日 日曜 22:00 - 22:30)
{netabare}
コミック第5巻[第24話「空族退治Ⅱ」第25話「空族退治Ⅲ」第26話「正しい道」]より

❬リオンは朴念仁?❭

 人口知能なのに人情の機微が解るルクシオン。淡々と語るキャラながら、ここに来てその存在感が何気に増している。

 リオンというキャラ。勇猛果敢な男気を持ち、時には好きになったら告白もド直球でやってしまう。でも肝心な所で弱気なヘタレ。原作者は、優柔不断でイライラするかしないかの際どいラインを維持しつつ、絶妙なさじ加減で主人公の人間味を高めている。

 作画は相変わらずだが今回も脚本が的確で、割とゆっくりと話が進んだ。人間ドラマとしても魅力あるこの作品、ここはこれでいい。

 次回からは、クライマックスに向けて駆け足になりそうな予感。
{/netabare}
🤕#10「エセ貴族とは違って」(6月5日 日曜 22:00 - 22:30)
  作画 2.0→1.5 声優 4.0→4.5
{netabare}
コミック第6巻[第27話「束の間の休息」第28話「ヘルトルーデ」第29話「決起」]より

 毎回毎回、稚拙な箇所散見の興ざめな作画にいい加減うんざり。今回で作画評価をまた下げる。ただ、総合評価をこれ以上は下げたくないので、声優評価を上げることでバランスを取ることにした。実際、今迄のメインヒロイン二人の演技を評価したいし、今回登場の、巫女役の小原好美、ヘルトルーデ役の雨宮天もなかなかの好演だった。

❬王国英雄伝説が誕生?❭

 この日、リオンは救国の英雄となる第一歩を踏み出す。見事なアジ演説で学生を煽り、絶望を希望に変える。但し彼が公国による王国侵略に立ち向かうのは、国家を護るためではなく、この世界で最も大切な人、アンジェとリビアの笑顔を守りたいから。その結果がもたらすもの。それはリオンにとって吉か凶か?それは偶々お参りした神社の神様のみぞ知る。

❬原作改変によりアニメで状況として若干の違和感あり❭

 今回は一部に原作の改変あり。それは神社でお守りを入手する方法。残り3話で切りのいい所で物語を終えるため、アニメのテンポにはこの方が相応しいのだが...。

 原作でのお守りの入手は、アニメと同じお祭りの夜だが別人物による譲渡。巫女との出会いと会話は、その翌日の昼間の神社でのお参りの時。

 アニメでは、夜間の神社に巫女が一人だけ登場。夜に特別な祭礼行事を祭員総出で行うなら別だが、常識的に巫女の奉仕時間外に人気のない境内の中、巫女単独登場には個人的に不自然で違和感があった。しかしおかげで簡潔かつスムーズに、伏線を織り交ぜつつ、本題の戦争エピソードに無難に話しを繋げた。

 出番は僅かながら、今回最も印象に残り、原作の別キャラの役割も統合された巫女。コミックでも巫女は印象に残る魅力あるキャラだった。そのキャストは小原好美。かぐや様の藤原千花、まちカドまぞくのシャミ子など、今や人気絶大の彼女。頭がお花畑なキャラを演じると絶品の彼女だが、今回の巫女でのふわっとした演技はとてもよかった。

❬このアニメに二期は必要不可欠と思う❭

 おそらく、残り2話でこの劇中の乙女ゲーム第1作目のラスボスキャラとの対決エピソード第1段が終了。つまりコミック第7巻末までを描くかもしれない。

 残りのアニメの尺でどうまとめるか非常に興味深い。但し、今回の戦まではまとめられても、マリエとその恋人達全員を巻き込んだドラマチックな公国との最終決戦まで描くのは到底不可能と思われる。

 コミックは2022年6月時点で既刊8巻で、ラノベ書籍で第3巻の内容にようやく踏み込んだ状況。ゲーム第1作のゲームクリア、すなわち納得の一区切りを迎えるラノベ3巻末まで描くため、アニメの尺はもう1クール必要だろう。
{/netabare}
🤔#11「今、私にできることを」(6月12日 日曜 22:00 - 22:30)
{netabare}
コミック第6巻[第30話「出陣」第31話「聖女の力」]、コミック第7巻[第32話「友達」第33話「"リビア"」]より

❬リオン、両手に花エンド?❭

 今回はリオンとリビア、アンジェのそれぞれの想いが原作通りよく描けていたので見応えあった。演技、劇伴が申し分ない。ただし今回は、リオンのヒーローとしての活躍、アンジェが自分の本当の想いに気付くシーン、リビアの告白と覚醒シーンが見せ場だと思うのだが、脚本は良く出来てても、くどいようだが作画が酷すぎだ。
{/netabare}
😳#12 (終)「たとえどれだけ、この乙女ゲー世界が厳しくても」(6月19日 日曜 22:00 - 22:30)
  作画 1.5→1.0
{netabare}
コミック第7巻[第34話「黒騎士」第35話「撃破」第36話「戦後処理」]、
コミック第8巻[第37話「エピソードⅡ前 再戦」第38話「エピソードⅡ後 マリエ」]より

 今回、コミック5話分をかなりアレンジして詰め込んだ。まとめ方は悪くないがダイジェスト感が非常に強い。おかげで黒騎士との戦闘があっけなさすぎた。

 区切りとしても悪くない箇所で終わったので、最後のアニメ2話は3話に拡張して、全13話で仕上げたら良かったのにと思う。但しこの作画レベルでは尺を増やすと、同時に恥も上塗りされてしまうだろうから、結果的にこの尺は無難だったかも。

❬ゲームクリアとまでいかずとも双方共に恋人ゲットは完了?❭

 リオンvsマリエの勝負の行方は、両者共に不本意なオチが付いたが、恋人の質でリオン、恋人の量はマリエの勝ち。物心共の幸福度合いではマリエの負け。以上から総合的にはリオンの勝ち。

 マリエは憐れなコメディリリーフの毎度お騒がせキャラとして確立。どんな野望も勝利の美酒を味わえるのは一時のみであっという間の急転直下。腹黒だけど思慮が足りず不器用で根はお人好し。そんな彼女は原作者のおもちゃ。しかしそれ故に、最終的に視聴者には愛すべきキャラとなった。原作では終盤になるとヒロインらしい見せ場も増えるキャラなのだが今は残念のみ。

 ところで第1作ゲームクリアの大団円まで描くため、実はアニメはもう半クールもあれば事足りる。果たしてこの続きは制作されるだろうか。
{/netabare}
{/netabare}
❬最後に❭
{netabare}
 作画以外の脚本、声優、音楽などの評価は個人的に上々。

 しかし作画で、僅かなまともな部分と、殆どの酷い部分との落差が大きく全体の調和をかなり損ねていた。特にシリアスな場面が台無し。

 美術背景だけはいい。しかし、人やロボの動きなどは最低でチープにも程がある。紙芝居に毛が生えたようなもの。素人目でも、デッサンはプロとして失格なのでは、と感じる部分が多い。

 中韓?の作画下請け多数起用の制作の選択。これが本作の最大の運の無さだろう。職人魂が欠如してるのが日本人との一番の違い。不自然にカメラアングルを変化させたり、唐突で意味も無い場面展開と、技量の無さを誤魔化そうとする小手先の姑息さバレバレで目障りだった。

 そのため、原作はリピートするほどのお気に入りだが、しばらくはアニメをリピートする気になれない。

 二期が企画されるようなら、予算を上げて優秀な日本人作画スタッフを多く取り揃えた実績ある制作会社に変える英断が必要だ。柵あって今回の制作から変えられないなら、二期は企画があっても残念ながら諦めるべきだとさえ思う。黒歴史の上塗りは、原作のイメージのためにも止めて欲しい。
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 5
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

10話 惜しかったなあ…ダレましたね。一度断念であとで一気見するかも

1話 2022年春、初の1話切りかなあ。 

{netabare} 当たりはずれは3話まで見ないと分からない。だからなるべく3話までは見よう、2022年冬のシーズンで決心しました。が、すみません、ロボットのシーンで心が折れて、宝物の絵で心が死にました。

 私のただでさえ優秀でない頭が本当のバカになりそうな気がしてきました。中世から近世の世界観かと思ってたら、ロボットが出てきて、最後の制服は日本の学園もの…うーん。

 まあせっかく決めた1話切りはしないというポリシーなので2話は見ます。見ますけど…

 言い忘れてました。乙女ゲーってとは一体???乙女に転生するんじゃないんかい。{/netabare}

2話 アレアレ?結構面白いです。壁や床の模様が無駄にレベルが高い。

{netabare}  1話目じゃなくて2話目から始めれば結構面白かったのに…1話目がゴチャゴチャして過小評価だったでしょうか。1話切りしなくてよかったかも。
 話の展開はテンプレに近いですけど、キャラの配置が良くて結構面白いです。キャラが良く動いていました。
 科学技術じゃなくて妖精とか魔法技術でなんとか世界観を統一できなかったんでしょうか。それとも科学でなにか面白いことをするんでしょうか。
 
 壁の大理石模様とか花柄、教壇の木目とかテーブルクロスとか床の柄が人物に対して無駄に無駄に凝ってました。テクスチャなんでしょうか。
 しかも、お茶会の後の混乱を表したのか、テーブルクロスの柄がずれていましたね。がんばってますね。好感がもてます。新技術??

 人物も、男、しかもサブキャラのデザイン凝ってるのに主人公が一番適当なのも演出なんでしょうか。それに女の子がもうちょっと…なんか、画面作りの方向性が逆逆にいっているのはワザとなんでしょうか???モブだから演出として??

冷静に1話を見返して、SFとして見ると旧人類VS新人類の過去の因縁が魔法VSロボット科学文明になっているので、実は奥が深い?貴族世界も結構緻密に設定されている?
 ただなあ…どっちなんでしょう。深い世界観の良作かいろんな設定をかき集めた駄作か…よくわかりません。
 ただ、視聴せざるをえないですね。{/netabare}



3話 今期覇権?いや、この1年で見たなかではかなり秀逸な方です。

{netabare} 1話見たときは、1話切りか?と思いましたが、いや面白いです。決して皮肉やちょっと奇をてらって、という意見ではありません。本気で面白くなってきました。今期、ビッグネームが期待外れでがっかりしていましたがダークホースは本作ですね。覇権といってもいいかもしれません。

 現実世界のキャラが主要キャラとして置かれていて、しかも異性サイドです。そのキャラに物語を引っかきまわされるというのが今まであるようでないですよね。新鮮です。

 非常にキャラの動きが工夫された作品です。貴族の女性上位、結婚相手を見付けないとひどい人生になる、という設定と合わさって、しかもアンジェリカ様が孤立して…という設定を活かした個々の人間の動きが自然だし、ストーリーの展開が活き活きしています。
(一例をあげると図書館のシーンからの流れで決闘の代理人を引き受ける流れですよね。主人公の立場として感情として堪忍袋の緒が切れるプロセスに説得力があります。同時にヒロインが孤立する展開も、ライバル少女の男を篭絡するゲスさも、うまく描けていたと思います)

 ロボット設定でずっこけて脱力にもなりますが、感情移入すると自然に感じてきます。冷静に考えれば普通の作品が魔法とかチートスキルで語っている部分をロボットで表現しているだけなので、うまい発想なのかもしれません。

 キャラ、設定、ストーリー展開がいい上にテンポがいいです。同じ乙女ゲームで「はめふら(1期)」に匹敵するくらい面白いかも。いや面白さだけなら「はめふら」以上かもしれません。「このすば」ほどの爆発力までには至ってないですけど。

 ただ、作画ですよね。アンジェリカ様の頭のお団子の周囲は編み込んだ髪の毛でまとめているというのがやりたいんでしょうけど、XXXXXだったり/////という感じで超適当です。
 主人公が寝ているときに顔がまっ茶色なのは影の3D処理が間違ったんでしょう。
 ただ、編み込みと言えばバイオレットエヴァ―ガーデンですけど、あんな作画でされると場違いでこまりますけど。設定がクソゲーということでそれを狙ったのならすごいです。

 とにかく韓国?のアニメータがずらりと並んでいます。今中国の外注はかなりレベルが上がってきていますが…うーん。でも、作画はやっぱり面白さには関係ないですね。これは物語の秀逸さが光る作品なので、この作画ですら面白いのは大したものです。 {/netabare}


10話 惜しかったなあ…ダレましたね。

 期待したんですが、2~4話くらいまでのパワーがどんどんなくなっている気がします。
 レースのところがロボットバトルの繰り返しみたいなのと、あの喫茶店からリビアのうだうだした身分問題が正直面白くないです。ぶっとんだひねくれた俺TUEEEが面白いのに、シリアスいれちゃいましたね。いや、たまにシリアス入るのはいいですが、とにかくペースダウンが著しい感じです。

 正直9話10話は見るのが苦痛なくらいつまらなかったです。かなり面白かったのに、残念です。ひょっとしたら一気見向きなのかもしれませんので、終わったらチェックしますが、一旦断念です。

 なお、作画は背景の3Dが面白いので3.5にしますが、人物は駄目です。
キャラも初めは乗れたので3.5ですが、後半だけなら2.0か2.5でしょうね。声優、音楽は評価しません。ストーリーは…後ろが悪いのは印象悪いので、2.0ですね。







 

投稿 : 2022/08/06
♥ : 8
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

クズ主人公が良かった。

{netabare}
全く期待してなかったけど、面白かった枠。
ゲーム世界と言うのもあって、世界観が割と意味不明で、展開も結構意味不明、となろう系ながら展開からして新鮮な感じだった。
主人公も、根はいい奴というのはあるが、基本的にとことんクズで相手を煽りまくったり独特な雰囲気で、ここまでクズを突き詰めていると不快感はなく一週回って面白いという。
まさにゲームで言う噛ませの"モブ"みたいに王子達を煽り散らかしながら踏み躙って倒していくのが一週回って清々しかった。
謎のロボ戦やレースが始まるという滅茶苦茶な展開にこの煽り厨の主人公が合っていてエンタメとしては完璧。声優が合っているというのもあるんだろうな。

で、基本的に展開自体はずっとふざけながらもラブコメとしての部分など、しっかりとしている部分は真面目にやっていて、ギャグ部分以外の要素も良かった。
真面目な回だと主人公は割と善人ムーブなのは少し引っかかるものの、それはそれであり。
ゲームの話を崩してしまうと自分の知ってるシナリオ通りに話が進まないかという懸念や、本来の相手の方がオリヴィアは幸せなんじゃないかと言う理由からヒロインたちと距離を置くのも少し卑屈だと思いながらも理解はできるし、自分の利を優先しようとしている汚い部分がありつつも、オリヴィア達のこともしっかりと考えているのが分かって良かった。
それが、ゲームのシナリオとかを完全に無視してでも、とオリヴィアに心を許すシーンの良さにもつながっていたと思う。ゲームの設定が効いていたからこそ良かったかな。
5人のポンコツ王子たちも、マリエのことはちゃんと愛しているし、正攻法で主人公にリベンジしたり、なんだかんだ憎めない奴らで全員味があって良かった。

気になった個所は、後半流石にモブじゃないだろって言う点と、男女に身分差があるという設定が後半息をひそめてしまったことかな。
作画はロボ戦とかかなり動かさないといけないシーンに関しては結構紙芝居だった印象だけど、作画崩壊みたいなシーンはなかったと思う。
キャラデザは個人的にはむしろこの作品の作風に合っていてこれで良かったと思ってるかな。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
課金する乙女ゲー?w フェミニスト向けアニメ。
既にモブじゃないww もっとモブらしいことしてくれ。
負けてるんかよ。ソシャゲじゃん 
モブとは まあまあ EDいいな

2話 ☆5
オリヴィアとマリエの区別がつかん。これ主人公いる?

3話 ☆9
図書館でやるな。結局妹なんか? 面白いじゃん。
イケメンには優しい。田舎領主主人公に似てんな。
いいシーンだったのにイキるな。
決闘は口論草。煽りスキルが高すぎる。何人か逆張りおるやん。
友人ええ奴や。ロボアニメでも始まる?

4話 ☆9
ロボアニメ。一応貴族なんだな。また俺なんかやっちゃいました?
奴は四天皇の中でも最弱。煽っていく。旧式が悪いは正論。
ここ前煽りイキリしてると逆にすがすがしいわ。
全財産賭けたニキ強く生きて。

5話 ☆8
実際、装備が強いだけだもんな。さすがにイキリがすぎるw
ゲーム既プレイ勢だからな。厳しい...?

6話 ☆7
またこいつらと戦うのか。こうして熟女好きに...。
ユリウスネタキャラ化?

7話 ☆9
世界観滅茶苦茶なクソゲー 選手側じゃないんか。
アンジェってそんなに身分高かったか? 主人公相変わらずのクズで草。
借金まだ根に持たれてるw
アンジェとリビアの対立展開は少し強引かな。紙芝居。
主人公のクズさも見せながらジルクとクラリスの話も綺麗にまとまってた。

8話 ☆8
まだこの性悪女でるんかよw 結局この5人と仲良くなってて草。
この金髪いっつも噛ませやってんな。おっ、ロボアニメか?
作画もうちょいがんばれ。今回はなろうって感じだな。病んでて草。
まあ確かに過保護だしな。けど実際優しくするのは今後の自分のためなのね。
最後の動揺シーンだけで今回も結構よかった回だと言える。

9話 ☆9
むしろ他人の心を壊す側だろw このロボの相棒感好き。
奴は5人の中でも最弱…。
シリアスいる?って言おうと思ったけど、結構シリアス要素もいいじゃん。
なんか王道な展開にw 最近境界戦機よりもロボアニメしてるじゃんw
モブ要素。クソ女。なろうでは珍しく主人公が完璧じゃないのがね。

10話 ☆6
これ原作何ゲーなんだよw 戦争ルートフラグ。
制裁を行いなさいはさすがに意味不明だ。目的と関係の無い指示。
敵のヘイトのためだけの展開になってる。
さすがに戦争は唐突感あるな。
オリヴィアの話を一旦断ち切ったのが意味わからない。親の七光りだよな。

11話 ☆8
主人公の棘がなくなって良くも悪くも普通のなろうっぽくなってしまった感がある。男女平等。作画。謎の王道展開。
船から落ちるかのシーンどう考えてもアンジェじゃなくて主人公でやるべきだったよね。このピンチの中助けたのにw ラブコメの波動を感じる。

12話 ☆8
やっぱりロボアニメじゃねーか。なんか普通のなろうになってしまった感あるな今回。じじい相手にイキる。なろう系主人公なら無双してた。
いや、無双してたよな?w モブ…?
意味不明な展開がテンプレ感なくて面白いアニメだった。
ふざけてばかりではなくラブコメとしての出来も結構よく。

曲評価(好み)
OP「サイレントマイノリティー」☆7.5
ED「Selfish」☆8.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 8

77.6 4 学園アニメランキング4位
明日ちゃんのセーラー服あけびちゃん(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (339)
965人が棚に入れました
舞台は、田舎の名門女子中学・私立蠟梅学園。 あるきっかけから、この学園のセーラー服を着ることが「夢」だった少女、 明日小路。 念願叶い、ドキドキで入学式当日を迎えるがー 「私はセーラー服に決めました」 決意を胸に、夢の中学生ライフが始まる♪ クラスメート、給食、部活動… “初めて”だらけの毎日を、小路は全力で駆け抜ける! 少女たちの、キラキラ輝く青春日記。 「友達いっぱいできるかな?」

声優・キャラクター
明日小路:村上まなつ
木崎江利花:雨宮天
兎原透子:鬼頭明里
古城智乃:若山詩音
谷川景:関根明良
鷲尾瞳:石上静香
水上りり:石川由依
平岩蛍:麻倉もも
四条璃生奈:田所あずさ
神黙根子:伊藤美来
龍守逢:伊瀬茉莉也
峠口鮎美:三上枝織
蛇森生静:神戸光歩
苗代靖子:本渡楓
戸鹿野舞衣:白石晴香
大熊実:小原好美
明日ユワ:花澤香菜
明日花緒:久野美咲
明日サト:三上哲
福元 幹:斉藤朱夏
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

セーラー服=個性。迎合ではなく自分らしくが周囲を巻き込んで…と取っていいか。

 さて、初回は性的消費とか萌えとしての深夜アニメの表現についてばかり考えて、ストーリーを丁寧に追えていませんでしたので、ストーリーについてちょっと見直してみました。

 たった1人のセーラー服。セーラー服は明日ちゃんの憧れでもありました。教室に沢山の人に対する憧れ、友達とは一見矛盾します。学校が変わったのに1人だったのか、と。

 ですが、明日ちゃんの自然なふるまいから、周囲を巻き込んでどんどん友達が増えて行き、最後のバレーの練習の時は自然に人が集まりました。

 一方でアイドルに対する憧れ…華やかな世界に対する漠然とした憧れに対して、自分の個性と一番の親友の協力で注目される存在になりました。

 この友達、アイドルへの憧れ=セーラー服という象徴に対して、明日ちゃんは自分を周囲に迎合するのではなくあくまで自分らしく個性的に生きることで素晴らしい学園生活を実現しました。

 その13歳の物語を描くのに、萌え絵は合いません。等身大の少女を描く必要があります。だからこそこの緻密な作画が必要だったんでしょう…


 ……と、語ることはできると思います。

 語ることは出来るし、そういう物語だったという結論でいいとは思います。思いますが、やはり着替えのシーンとかカット割りですね。ここに極端なフェチズムを感じてしまいます。私の心が汚れているせいかもしれませんが、バレーのスポブラのシーンとか、その後の明日ちゃんの行動とか見ると、素直に感動できないんですよね。

 もし、セーラー服への憧れ=友達、田舎の少女の華やかな世界への憧れだとしたら、そういう視点を描く必要があったのか。やっぱりノイズに感じてしまいました。

 どちらでも取れるでしょう。ただ、文学にしたいなら演出とカット割りはやっぱり間違えた気がします。それが13歳に対する視点ならなおさらです。
 つまり、どっちつかずになった気がします。もし文学にして感動を描きたいなら作画はこのままでいいので、性的なフェチズムはもっと大胆に排除すべきだと思います。

 ただ、私はやはりこの原作者が描きたかったのは、フェチだと思いますので、感動の物語の皮をかぶったフェチズムだと思います。本作をこのフェチの方向で文学にするなら、もっともっと少女のエロスとそれを愛でる男の奇形的な精神に肉薄すべきかと。見ている視聴者をもっと大胆に倒錯の世界にいざなって欲しいものです。その点がオブラートに包まれているので、本気で青春ものとして感動する構造が出来てしまったのかなあと。

 そう川端康成なら「みずうみ」のように、ですね(すみません「眠れる美女」の間違いです)。いや、マインドはどちらかといえば「伊豆の踊子」ですね。谷崎潤一郎の例えば「痴人の愛」のあからさまなな性表現に対して川端の歪み方ですね。これが本作には必要だったかなあと。

 なお、爪切りのときは爪を受けるタイプだとしても周囲に飛ぶからなあ…あそこはちょっと品がないなあと思いました。



以下、初回終了時のレビューです。

 萌えの進化の一つの到達点だとは思います。ストーリーはまったく見てませんでした。

 本作については内容よりも、本作が作成される精神性とか今のアニメ事情ばかりが気になりました。私はちょっと研究に走りすぎてあまりのめり込めませんでした。
 
 内容そのものは、日常癒し系ということでいいと思います。キャラ萌えできるかどうかでしょうね。その点で「等身」と「リアルさ」のチューニングが多数派の癒し系とズレてましたし、話も「いつものグループ」ではなく「新しい友達」でした。どうなんでしょうね。癒し系として機能する人、しない人が別れたかもしれません。

 作品については、萌えの純化の極致だと思います。つまりストーリー性は排除してキャラを学園という舞台で動かす以上の機能はないと思います。ですのでいう事はあまりありません。
 
 目の大きさがかなり評判になったみたいですね。これもデフォルメが純化した結果、異常性が異常性じゃなくなったということでしょうね。90年代後半に先祖帰りしたんでしょうか。
 言われてみれば大きいです。コミック版よりも比率で言えば更に大きいですね。けど、まあ90年代の異常にデフォルメされた変形した顔も慣れれば平気だったし、横長だし瞳の描き方も睫毛も色もリアリティがあるので、そんなに気にならないと思います。07年のらきすたも大きさだと似たようなものでした。

 ということで、すみませんストーリーはほぼ注目していませんでした。深夜アニメの萌えの進化の到達点という感じでみていました。作画だけ評価してあとは3にしておきます。



以下 視聴中のレビューです。10話のところに深夜アニメのロリと性的な部分について記載しています。


1話 原作はイラスト的な絵を楽しむ感じでしたがアニメ化ですか。

{netabare}  ちょっと絵に興味があるので原作1巻~3巻はチェックしています。もともと池上遼一とか桂正和とかのように、絵はうまいけど動かねーというタイプの原作ですね。イラスト的でどちらかといえば線画のテクニックを楽しむような絵柄でした。背景もあまり無いし、集中線の使い方なんかもちょっとぎこちないというか…。原作については手元にないんで記憶です。

 そういう作品ですから、ストーリーは無いに等しかった記憶があります。つまり原作者のJCのセーラー服と下着とスク水を描かざるを得ない熱い衝動しか伝わってこないような作品でした。

 ですので、まあ、画の処理をどうしてくるかという楽しみで視聴したわけです。なるほど、決めの場面の止め絵で工夫したんですね。ちょっとアニメーション画面からは浮いていましたけど。
 この作品の背景の処理は今後の課題でしょうね。原作の雰囲気とはかけ離れていました。そうなってくると本作を見る意味が問われそうです。

 気になったのは制服の独占販売って私学の大きな利権ですので、手作りがありっていうのはちょっと…と思いました。まあ、そこを気にしてもしょうがない話ですけどね。(調べたら2017年に公正取引委員会が調査しているみたいですね。余談ですけど) {/netabare}

2話 髪の作画が異常…いい意味で。白黒の線画で見てみたい

{netabare} 1話ではセーラー服と大きな目に気を取られて気が付きませんでしたが、髪の作画が異常です。なんですかこれは?生え際やゴムでまとめた部分、髪の毛の流れ方、毛先のばらつき…マンガ…いや下手をするとイラストのクオリティですね。正直カラーよりも白黒のほうが魅力的かもしれません。すごいですね。

 と思って調べたら作画監督は河野恵美さんという髪の毛の作画に特徴のある有名な人らしいですね。原作のフェチに負けず劣らず作画のこだわりがものすごいと思います。

 あとEDは違う方が手掛けているみたいですけどこちらのクオリティもすごいと思います。

 やっぱり「画」あるいは「絵」を楽しむアニメだと。1話1話を追うよりも絵的な表現で楽しめるアニメでした。


追記 作画監督の河野恵美さんが手掛けた「Porter Robinson & Madeon - Shelter」2016年というMVがユーチューブにあるので確認しましたが、非常に綺麗ですが前半は人物があまりパッとしないんですよね。
 ですが、中盤でヒロインが幻想的に光って単色になったときはやっぱり素晴らしかったです。それでこのアニメの設定資料を画像検索で見たら、そちらの白黒線画が非常に良かったです。

 この人は静止画と線画に魅力がある人っぽいですが、この5年で進化したのか、本作のスタッフが素晴らしいのか。その良さが本作ではうまく表現できていると思います。
 本作の白黒版のアートブックが出たらポチってしまうかもしれません。いやロリコンじゃないんですけどね。それくらい綺麗だということです。{/netabare}

3話 原作者の湧き上がる衝動…それを高い技術で映像にしています。

{netabare} いきなり脇に腹…そしてスカートの下の膝とももの内側…いやー全開でしたね。

 谷川景ちゃん、写真部ですね。展開が想像できますね。で、景ちゃんのお母さんの服の適当なこと。体操着の作画よりも線の数が少ないくらいですね。ですがこれではっきりしましたね。

 本作は制服に包まれた女子中学生という存在そのものを絵に写し取りたいという性衝動、リビドーによって生まれた作品でしょう。その原作の主旨を本作は何とかアニメに変換しようという感じですね。

 本作を気持ち悪いというのは簡単ですが、結果として作品の出来が優れているかどうかを評価するほうが本作の価値は理解できると思います。本作の作画技術、そして原作者のこの衝動をいかに丁寧に表現しているか、が価値になると思います。

 この分野にポリコレを持ち込むのがいかにバカバカしいか。こういうモチベーション…衝動の部分への理解が足りないからでしょう。ヌードや下着、性行為の場面が出てないから健全ということではありません。
 美少女を描きたい。それぞれのクリエータの潜在意識、深層心理に何があるかはわかりませんが、その表現したいという衝動は奥底から湧き上がってくるものです。(タナトス…破壊衝動のモチベーションについてはここでは述べません)

 芸術、特に絵画、イラスト、マンガ…多かれ少なかれ湧き上がるリビドーをモチベーションにして、昇華されたものですからね。宮崎駿、庵野秀明、新海誠、手塚治虫、藤子不二雄F…メジャーな作家はほとんど変態です。

 本作を見て単に気持ち悪いというなら、美少女が出てくるアニメ作品を見ることはできないと思います。なぜアニメ作品には美少女ばっかりなのか。当たりまえの話ですが、性衝動が根底にあるのでそうならざるを得ないのです。でなきゃあ表現する気が起きません。

 極めてパーソナルな欲望なので共同作業であるアニメに向いているかどうかは議論の余地があるでしょう。
 ですが、本作はストーリーは二の次。わかりやすく性衝動が昇華された原作をいかに高いレベルでアニメにしたか、を堪能する作品でしょう。 {/netabare}

4話 EDの縄跳びアニメすごかった。交差2重跳びに注目です。

{netabare}  もう作画とリビドーについてのレビューはいいかなあ、と思っていましたが、来ましたね。本編の性癖全開度は見ればわかりますが、EDの縄跳び、すごかったです。

 もちろん、繰り返しが多用できるとは思いますが、同じ跳び方でも着地で変化をつけていましたし、そもそも跳び方が頻繁に変わります。その変化の付け方が非常に美しかったです。
 髪はもちろんですが、スカートの形ですね。これはモーショントレース?にしては、絵として魅力的なんですよね?作画の力でしょうか?

 そう…本編もそうですがスカートの捲れ方が、ペラペラの質感ではなくて、ちゃんと生地の厚さとかプリーツが入った感じとかがいいですね。特にEDの質感がすごかったです。それにEDの鉛筆に簡単に着彩したようなアニメーションは感動的でした。ちょっとこのシーンが入っている円盤はポチってしまうかもしれません。

 ED作画は浅賀和行さんという方でダリフラの作画監督みたいですね。とにかく原作のフェチを忠実…いや、それ以上に作り上げている制作陣の力量が改めてすごいと思った4話でした。

 技術的なことは詳しくないですが、EDの一番最後、交差2重跳びから倒れ込む明日ちゃんの作画は絵的にすごいと思います。ちょっと衝撃でした。{/netabare}

6話 ●REC回 本作は日常系ではないですね。

{netabare}  まぎれもない百合百合回でしたね。

 本作は、非常に不思議な事に構造というか中身は癒し系なんですけど、癒し系に見えないのはなぜでしょうか。ニヤニヤしながら見る分にはいいんですけどね。ただ、ゆるキャン△を見ているときにはニヤニヤしないんですよね。この差はなんでしょう?

 自然も奇麗だし、音楽や演出も日常系に近い気がしますが、全然日常系を見ている精神状態じゃない気がします。α波じゃなくてβ波が出ている感じ…

 あるいはリビドー的な何かが関係するのでしょうか。あまりロリ属性ではないので自覚はないんですけどね。ゆるキャン△はあえてそこを避けている感じです。一方でこちらは露骨にそこを狙っています。

 本作のストーリーで日常系として癒されるなら、キャラデザはもっと非現実のデフォルメされた萌えにしないと駄目なんでしょうね。ゆるキャン△のなでしこやリンを見て、エロスは感じませんからね。よく温泉には入っていますけどね。リンちゃんを見ればわかりますがかなり簡略化された人体になっています。本作は逆にそこの作画に気合いを入れている感じです。
 
 2人が湖でイチャイチャしているところをカメラで狙って録画している視点は、●REC…つまり露骨にここを見てくださいというサインでしょうし、エロシーンでのニコニコのコメントでした。つまり、そういう視点で見る話だということです。癒されるわけはないですね。

 あと、気が付いた点。5話の後半のハンカチの話ってどっかで見たなあと思ったら「らき☆すた」でしたね。似ているからどうこうではなく、本作の明日ちゃんに人格を感じないのは、なにか「よくあるほっこりエピソード」の寄せ集めのせいで画面だけの架空の少女感が強いせいという気がしました。

 それとEDの白黒の線画を見て気が付きましたが教室や建物は3Dでしたね。単なる作画にコンピュータを使いました的なものではなく、モデリングしていると思います。なかなかうまい使い方をしているなあ、と思いました。{/netabare}


追記 {netabare} 明日ちゃん、どっかで見たキャラデザだなあと思ってたら、スーパーカブの挿絵と同じ人なんですね。道理で似ているはずです。
 あと、映像ばかり見ていたので今の今まで気が付きませんでしたが、明日って苗字なんですね。小径ちゃんが名前だったとは…{/netabare}


再追記 {netabare}4話で洗濯機のところですが、ドラム式じゃなくて乾燥機が分わかれている全自動洗濯機なのに「乾燥までやってくれるよ」と言っていたのは明らかに間違いでしたね。視線が洗濯機を向いていたので手洗い→乾燥ではないと思います。そもそも脱水しなきゃ、乾燥機で乾くはずもありませんからね。
 原作者あるいは絵コンテの人が完全に勘違いしてるんでしょう。あまり洗濯をしない人なんでしょうね。

 脱水が終わったら移し替えないと…あれはそのままにして洗濯物を臭くしてしまう気がします。女子の制服を題材にするならその辺のディテールにはこだわったほうがいい気がします。

 そもそも大事な手作り制服を全自動洗濯機とか乾燥機でいいのかなあ…まあ手洗いコースを選べば大丈夫かもしれませんが…危ないですよ。生地を傷めて泣かないように…せめてネットには入れましょう。それと家庭用のスペックだと乾燥に4時間とかかかりますけどね。{/netabare}


10話 ティーンを性的に消費する文化が再帰的に模倣をし続け純化した、ということでしょう。

 テニスルックでへそ見せチアガールですか…うーん、ついにここまでやりましたか…今時のJCの防御はもっと固い気が…良く知りませんけど。特に女子校の実態は…でも…

 作品そのものにヌードも性行為も出るわけではありません。でも、終末のハーレムや回復術士と比べてどちらが健全でしょうか。もっと言えばフェチである見るタイツやおパンツと精神性は同じですよね。いや、更に先まで突き抜けています。ウマ娘的ともいえます。

 それが悪いと言っているのではありません。ただ、あづまひでお以降、この深夜アニメ的同人誌的ロリ文化が再帰的な模倣を繰り返し純化して「爛熟」した先にあるものという感じですね。
 2次元に込めれれているリビドー的なもの…草食…いやはっきり言えばオナニー文化…が煮詰まりつくした結果…つまりシンエヴァの結論、20年かけて否定したことの対極ですね。

 再帰的とはここでは同じ分野の中で自分の欲望に近いものを選んで他の作品を参照しながら、模倣しながら創作する、それをまた参照するものがいて…という意味で使っています。純化のプロセスだと思ってください。シュミラクールとはちょっと違いますか。

 なお、私は、深夜アニメ的な性の消費のマインドや本作については、それが文化ですし創作のモチベーション要因ですから皮肉ではなく否定的にはとらえてはいません。そういう楽しみ方があるというのも理解して深夜アニメは見ています。

 多分本作はアダルト系の同人誌が少ない気がします。それは本作においてニーズが完結しているから、という気もします。最早、おかずにすることもない、なんというか性的なコンテンツが行き着く先まで行き着いてかえって性的ではなくなっているという感じです。
 ウマ娘同様に本作を見てその精神性が気持ち悪いと思う人たちが一定数いると同時に、その気持ち悪いという感覚がまったく理解できない、癒されるじゃん、可愛いじゃん、感動するじゃん、性的じゃないけど…という人たちがいる…それはなぜか。

 感動や癒しで外ズラを偽って胸が思いっきり揺れてるじゃん、太ももばっかりみせてるじゃん…という簡単な話じゃない気もするんですよね。
(アニメを見慣れていない女性がこの作品やウマ娘を見て気持ち悪いと思うメカニズムはまたちょっと別にありそうなので置いておきます)

 そのメカニズムは日常系を理解するために研究する必要があるかもしれません。性的なものを感じて気持ち悪いと捉える話に、癒しを見出す人がいるメカニズムですね。もうまったく見え方が違っているとしか思えません。ここの構造に非常に興味を持ちました。

 気持ち悪いと言っている人は、原作者あるいは視聴者を想像して歪んだフェチズムの匂いを感じているんでしょう、癒しを感じる人は作品を作品のキャラに感情移入している、ということはあるでしょうけど。
 ただ、やっぱり感情を…ある意味憑依させる対象がミドルティーンの女子たちである必要性を考えると、その癒しの構造は単純なものではないと思います。

 同一化願望…自分もあの中に混じりたい、というのを疑ってはいますが…よくわかりません。TS人気とは根っこが違う気が…むしろレズものが好きな人に精神的には近い?異世界ハーレムものの別の形なのかどうか。

 ロリ美少女=悪意が無い=女性ではない=現実の女性の否定…つまりミソジニー…女性嫌悪と関連があるのでしょうか。

 本作は深夜アニメの性的消費の部分のエッセンスが煮詰まって析出した結果…超顕在化の一例だと思います。ここまでくると深夜アニメロリ文化は何かの形でパラダイムシフトが起きる前夜という予感がします。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 42
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

美しさと無垢の向こう側

アニメーション制作:CloverWorks
監督:黒木美幸、シリーズ構成・脚本:山崎莉乃、
キャラクターデザイン:河野恵美、
サブキャラクターデザイン:川上大志、安野将人、
総作画監督:河野恵美、川上大志、安野将人、
美術設定:塩澤良憲、美術監督:薄井久代、守安靖尚、
音楽:うたたね歌菜、
原作:博(集英社「となりのヤングジャンプ」連載)

人によって、見え方が大きく変わる作品だ。
萌え要素や可愛い女の子を愛でる人にとっては楽しいだろうし、
合わない人は強烈な拒絶反応を示すほど、
偏った視点で女の子が描かれている。
おそらくそういう狙いで制作されたアニメであることは間違いない。
脇を見せたり、太ももを強調したり、お風呂シーンが多かったり。
主人公がすぐに脱ぐアニメとも言える。
口についたクッキーのかけらを舐めるシーンを見せるなど、
フェチ的な要素も満載だ。
初めて観た直後は、それらのシーンがかなり鼻についたのだが、
途中の回の1話分をじっくりと観終えたとき、
この作品がとても高いレベルを目指して、
とんでもない労力と優れたセンスで作られていると感じた。

原作は集英社のウェブコミックサイト
『となりのヤングジャンプ』で連載中。
作者の博氏は、いかに可愛らしく女の子を描くかということを
最重要視するような漫画家でイラストレーター。
アニメ化された『スーパーカブ』では、
ライトノベルの挿絵も担当している。

アニメのウェブサイトを覗くと、この作品には
かなりの資本と期待がかけられていることが見て取れる。
中心の3人以外は、それほど出番がないのに
声優陣の顔ぶれは、主役をのぞいて有名どころばかりで、
全員のコメントまで付いている。
アニメーション制作は、
最近、質の高い作品を手がけることが多い
ソニーグループ傘下・アニプレックスの
子会社であるCloverWorksだ。
そのなかでも特に力を入れた作品だろう。

おそらく、かなり優秀な人材が集められたチームで、
中心は女性スタッフで固められている。
題材からすると、かなり「イロモノ」として
見られる作品のはずだが、女性スタッフが
男目線を排除しているので、それほどいやらしさは感じない。
当初は進んで観ようとは全く思わなかったが、
1度観てみると、その絵作りの見事さと、
何気ないけれど、描きたいことが
はっきりしているストーリーに魅了されてしまった。

特筆したいのは、やはりその絵作りだ。
OPアニメーションは鮮烈。
木崎江利花がシャボン玉を吹くと、
主人公の明日小路のいる教室に
揺れるカーテンを掠めて
多くのシャボン玉が入ってくる。
まるでたくさんの友だちが現れたように。
それを見て微笑する小路。
やがてイントロとともにいくつもの絵が映し出される。
水道からの水を指で押さえて飛ばしているのを
騒ぎながら避けようとしているシーン。
神黙根子を背負っている小路を笑顔で見る谷川景。
「足の美しさ選手権?」を開催している構図は
アンリ=カルティエ・ブレッソンの写真で
見たことがある気がするほど決定的な瞬間を映し出している。
どの止め絵も構図や人物の動きがしっかりした計算で配置されていて
1枚の絵として純粋に楽しめるクオリティがある。

それらの絵よりも驚いて、細部まで見入ってしまったのが
体育館の舞台で小路のクラスメイト16人全員が
目を瞑って裸足で座っているシーン。
舞台の質感や赤い幕、左上から射し込む陽光。
キャラクターそれぞれの姿勢など、どれも完璧な構図。
一瞬しか映らない絵にとんでもない労力をかけている。
これを発見したとき、得をした気分になった。
もちろん一時停止して細部まで見入った。
芸術家がこだわりぬいた絵画のような凄みがある。

アニメーションそのもの美しさとセンスで、
ここまで驚かされたのは、京都アニメーションくらいかもしれない。
比較として思いつくのは藤田春香監督のヴァイオレットの外伝だ。
絵が綺麗というだけではないレベルの高さがある。

内容もかなりクオリティが高い。
物語は、小学生時代に過疎の学校に通っていて、
ずっとひとりぼっちだった明日小路が、
新しい学校で友だちを作るというだけのシンプルなもの。
しかし、細部の表現がとても丁寧で、
それぞれの心の動きも感じさせてくれるため飽きさせない。
例えば、2話のクラスでの自己紹介からの
給食の流れの話は、小路の純粋さと周りの反応を
とても上手く掬い取っている。
クラスのみんなと友だちになりたい小路は、
自己紹介のときに、思い切りアピールをして、
クラスメイト全員のことをノートにメモする。
給食の時間には、すぐに名前で呼びかける。
相手を喜ばせるために、いろいろなことにチャレンジする。
また、9話のショッピングモールに出かける回では、
バスに乗り込んだ小路が、読書に夢中になっている智乃に気づくのだが、
邪魔にならないよう近くに座るだけで、
降りる場所が来るまで黙って待っているシーンがある。
何気ないお話のなかに誰かのことを思いやったり、
他人が何を欲しているのかを想像して、
努力をする行動がとても微笑ましい。

{netabare}この積み重ねによって小路は、ほぼ全員と仲良くなり、
最後には自分が通った過疎の小学校の体育館に招き入れる。{/netabare}
セーラー服がテーマの物語ではあるが、
内容は小路が友だちを作るために努力をし、
好きなことに夢中になって周りを幸せな気持ちにする物語だ。
これが「アイドル」の物語というなら確かにそうなのかもしれない。

私はこの作品を観て、登場人物全員に名前があって、
きちんとそれぞれの背景が考えられていることや、
キャラの心の動きを重視しているところなどから、
『響け!ユーフォニアム』に通じる部分があると感じている。

ユーフォのシリーズ構成を担当していたのが山田尚子監督。
彼女の大好きな映画に『エコール』という作品がある。
当時、同僚だった山本寛はそれを聞いて、
「ロリペドの変態が作った映画だ!」と書いて、
山田尚子をクソミソに貶すわけだが、それは女性監督の作品だった。
映画は「美」と「無垢」をテーマにしており、真っ当な内容の作品。
だが、観る人によっては、変態映画に見えてしまう。
例えば、中原俊監督の『櫻の園』という
私の大好きな映画があるのだが、
これも、同じような視点で捉えられてしまうこともある。
岩井俊二監督の作品も然りだ。
昔の芸術家も世間からは白い目で見られることがあっただろう。
この作品にもある種の際どさみたいな部分があるのは理解できる。

しかし全12話という括りで、
とても上手く構成されているのは間違いない。
最終回のひとつ前の11話がクライマックス。
それまでも、毎話、とても完成度が高いが、
11話は特別で、元担任の先生の想いや小路自身の夢を叶えたことで、
これまでの流れを完全に1本のお話として意味のあるものに収斂している。
12話は、おまけ的ともいえるかもしれない。

音楽もとても好感が持てる。
杉山勝彦が手がけたOPの『はじまりのセツナ』は、
ドラム、バイオリン、ピアノを中心に、
コーラスと歌が絶妙に重なり、何度聴いても飽きない。
クラシック音楽調の劇伴も作品の内容とよく合っている。

ひとりぼっちで友だちの欲しかった少女。
彼女はセーラー服から勇気をもらい、
相手を思いやり、積極的に接することでクラス全員と友だちになる。
人との関係性が希薄になりつつある時代にあって、
真正面から人と関わることの大切さを説いているようにも見える。

努力と無垢な心が人を幸せにする物語だ。
(2022年4月30日初投稿)

投稿 : 2022/08/06
♥ : 44

フリ-クス さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

フェチたま(フェチの魂)!

もうずっと以前の話になるんですが、
某出版社でラノベ担当の若手編集者と打ち合わせをしているとき、誤って
 「『けいおん』って何がそんなに面白いの?」
と聞いてしまったことがあります。

  あのねえ……いいですか、フリさん。
  女子高っていうのは男にとって『ファンタジー』なんです。
  夢と魔法の王国なんです。
  あなた〇ィズニーランドの真ん中に立って、そんなこと考えますか?
  あるがままを受け入れる、それがファンタジーの楽しみ方でしょう?

などということを延々と語られ、

  ああ、こいつとはトモダチになれないな

ということをしみじみ感じさせられてしまいました。
僕も『けいおん』は好きなのですが、

            その発想はなかった。

あ、いえ、もちろん良し悪しの話ではなく、
あくまでも『価値観の共有・共感』というところのお話です。
(これ、盛ってません。実話です)



さて、本作は女子高ではなく女子中が舞台の日常系です。
ただし、部活だのサ-クルだのといった、
わかりやすく芯になるモチ-フはありません。

ていうか、厳密には日常系という枠にすら収まりきらない、
  【セ-ラ-服とか女子中学生とかを全力で愛でたいっ!】
という迸るような熱いリビドーをそのままアニメにしたような作品です。


ストーリーをかいつまんでお話すると『ありません』の一言。
一応、基礎設定だけはきちんとしていて、

  田舎住まいで運動神経抜群の女の子がセ-ラ-服に憧れて
  母親が卒業した偏差値高い女子校に入学するも、
  校則が変わって制服がブレザーになっていました。

  ただ、学校の恩情で
  「本人がいいんなら昔の制服でもいいんじゃね?」という話になり、
  一人だけセ-ラ-服で登校することになったその子は、
  自然豊かな学校で、友だちと楽しい時を過ごすのでした。
  
というもの。ほんとそれだけ。
「はあ?」とか言われても僕は知らんがな。


6話まで見たところ、
一応各話ともエピソード『らしき』ものはあるけど、
それはまあ、お題目みたいなもので
あくまでもメインディッシュは『JC』に他なりません。

JCのちょっとした仕草、何気ない会話、きゃぴきゃぴした雰囲気、
そういうものを愛でることに特化した作品であり、
実写でやったらなんかちょっと的な、危ない橋だと言えなくもなく。
ストーリーやキャラがあ~だこ~だというのは、
この作品に限って言うなら『考えるだけムダ』なのではあるまいかと。


意外なことにこの作品、監督さんは女性なんですよね。黒木美幸さん。
僕は存じ上げなかったのですが、アイマス系の監督経験もあり、
  よっしゃあ、見てろよ男ども
とばかりに、脚本やキャラデにも女性を登用して、
オンナの考えるJCのフェティシズムを豪快に展開されているようです。


そういうコンセプト作品だから、
作画や背景には相当というか、必要以上にリキはいってます。

一枚絵としても、何度も画面停止して見入っちゃうようなところあるし、
え? そこ動かすの? みたく、
マニアックなばかりのこだわりが随所に発揮されています。

  ブレザー制服の学校の話なのに、EDなんか全員セ-ラ-服ですもんね。
  ただ、このコンテも原画も、やっぱり女性が担当。
  媚びてないからこそ逆にくすぐられる、みたいな仕上がりになっています。

登場する女の子を美少女と感じるかどうかは、人それぞれではないかと。
  顔の半分ぐらいが目、しかもタレ目
みたいなのは、僕は『かなり古い』テイストだと感じてしまうのですが、
これはまあ原作モノだから仕方ないと思われ。

ちなみに、主人公の目のハイライトの入れ方、
僕的にはちょっと『怖い』です。
これ、わずかにアレンジするだけでホラーに転用できるかも。

  あと、横顔のラインが人類の骨格ガン無視のレベルで、
  おまえこれ3Dで作れると思うなら作ってみろ的なアレです。
  ただし、これも原作モノだから仕方ないと思われ。


中の人には、人気『声優』と呼ばれる人がずらり。

本渡楓さんや若宮詩音さん、伊藤美来さんみたいな期待の若手から、
鬼頭明里さん、小原好美さん、雨宮天さんなどの人気者、
さらには、伊瀬茉莉也さんや石川由依さん、花澤香菜さんみたく、
30歳過ぎてノリノリの実力派役者さんなど、
これでもかと言わんばかりの面子がキャスティングされています。

  え゛、そんなにお芝居のクオリティ高いんですか、と問われると、
  別にそんなこともなくて、まあ、ふつう。

  作品のコンセプトがコンセプトだけに、
  じっくり読み込んで役を作らなきゃいけないキャラは一人もなく、
  みんな粛々と『それなりに』演っている感じがします。

  本作が好きで好きでたまらない方には『素晴らしい演技』かもですが、
  客観的な評価としては「可もなく不可もなく」としか言いようがなく。
  てか、この脚本でこれ以上作り込むの、ムリだし。

  全体的に音監さんが抑え気味の芝居つけてるから、余計そうなのかも。
  その分、主役の村上まなつさんが若干あざとく聴こえて、
  ワリを食わされてる印象があります。がんばっちゃいるんですが。



つまるところ本作の評価、惹き込まれるか否かについては、
  『作品のコンセプトに共感できるかどうか』
の一点にかかっていると言ってしまっても過言ではありません。

だからまあ、僕的なおすすめ度も一概には言えず、

  こういうのが好きな方、たまらん方には文句なしのSランク。
  まったりした日常系が好きな方にはBランク、
  いやなんかもっとあるでしょ葛藤とかドラマとか、という方にはCランク、
  青少年の健全な育成に日々ココロを砕いている方にはDランク、

                   みたいな。


画はかなりきれいだし、お芝居も音楽も『悪くはない』ので、
流して見る段には、作画にリキ入った日常系という解釈も成り立ちます。
僕も完走するつもりで見ていますし。

ただ、三話の冒頭なんか
  いきなり『体操服から覗くワキの下のアップ』だもんなあ。
かなりレベル高いです、いろんな意味で。

僕的には、ここまで『やりたいことがはっきりしたアニメ』というのは、
決して『頭から否定するもの』ではなく、
ふだん視聴する作品とは別カテゴリーとしてアリだと思ってるわけです。

  ぐちゃぐちゃ考え出すと文化人類学とかが飛び出してきそうですが、
  とどのつまり、単なるフェチアニメに他ならず。
  そう割り切って見てると、時折「ぬるいな」と思っちゃったりとか。


ちなみに、僕の奥さんに
  こういうアニメを好きな男の子って、女の子はどう思うの?
と聞いたところ、以下のような答えが返ってきました。

  ん~~……、別に、男の子が美少女を好きなのってあたりまえだと思うし、
  そこんとこ自体には是も非もないんじゃない?
  たださぁ、世の中というのはたいがいのことに限度ってもんがあって、
  それを踏み越えたり飛び越えたりしちゃってると、
  なんかやっぱちょっとアレよねえ。

別に僕の奥さんが女の子代表というわけでもありませんし、
そもそも『女の子』なんて呼べるトシでもありませんが……、
言ってることはけっこう筋が通ってるような。

  というか、僕の限度額って、あといくらぐらい残っているんだろう?
  ちょっと不安になってもみたり。どきどき。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 31

71.9 5 学園アニメランキング5位
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第2期(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (89)
258人が棚に入れました
高咲 侑:矢野妃菜喜
上原歩夢:大西亜玖璃
中須かすみ:相良茉優
桜坂しずく:前田佳織里
朝香果林:久保田未夢
宮下 愛:村上奈津実
近江彼方:鬼頭明里
優木せつ菜:楠木ともり
エマ・ヴェルデ:指出毬亜
天王寺璃奈:田中ちえ美
三船栞子:小泉萌香
ミア・テイラー:内田秀
鐘 嵐珠:法元明菜
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

盛り上がりどころがない

{netabare}
今期を気に1期から見ました。
ラブライブは見る前から絶対合わないだろうなと思ってただけに手を出したことがないシリーズなのですが、虹はやたら評価が高い気がするので初視聴...しましたが予想通り合わず。

まず、キャラが印象に残らない。
1期からそうだったけど、2期はより主役が誰かわからない状態で、全員ほぼ均等に描かれるから、却って印象に残らなかった。
5人ぐらいならまだしも10人、13人でそれをやられると一人一人の印象が個人的には薄かったかなと。
キャラ単体の掘り下げ回もなぜかあまり刺さらない。
これもたぶんそのキャラの印象がそもそもあまりないからなんだろうけど。
キャラがあまり好きになれない状態で真面目な話続けられても面白く無いなぁと言う印象です。
日常回は本来は面白くなるはずなんだけど、これも全員でワチャワチャするせいであまり。

ここまでこうは書いたものの、ぶっちゃけキャラ数人でやってたら楽しめたのかと言われるとそうじゃない気もする...。
自分でもわからないが、言語化できない何かが足りてない。

ここまでは1期を包括しての感想。

2期はキャラも相変わらずだけど話もあんまりでした。
まず2期本筋でもあったランジュの話があんまり。
最初はライバル的立ち位置としてのキャラ付けが上手かったし、それでいて嫌味なキャラでもなく印象は良かったのですが、そんなキャラ付けのわりに畳み方があっさり過ぎた印象。
中盤はまるで空気だし、終盤になって出番来たと思ったら急にあっさりとスクールアイドル入り。もう少しライバル的な要素が欲しかった。
友達ができないかもと言う懸念からとかいうよくわからない理由なら、普通に同好会のライブを見て感銘を受けてみたいな王道的なストーリーで良かったと思うかな。
入った後はあっさりしているしなんかなぁと。

それと、ストーリーが押しつけがましい。
ミアの話、ランジュが自分の意思で帰国したいと言ってるんだから好きにさせてやれよって思った。
それに対して関わりの深いミアが待ってくれと説得にかかる展開は理解できるがほぼ部外者の同好会組が止めに行くのは意味が分からなかった。ミアに関しても自分の意思で歌うのをやめて作曲家になったんなら、わざわざ歌わないことを否定するかのようなセリフで説得して、歌わせる展開にするのもどうなんだ?と。

他にもソロはソロでいい部分があるはずなのに、常にユニットの方が上だみたいな空気感があるのも苦手。
全体的に正解のない問に対して、無理やりどれかを正解として展開を進めている感があって押しつけがましい。

最後のライブも曲は良かったけど、ストーリーには何も心動かされなかった。
てか、基本的にこのアニメ全体を通してやっていたのは、イチャイチャしてる日常回と都合のいい合同文化祭の話ぐらいで努力を感じられる描写も、重い話も一切ないから、トントン拍子で行き着いたライブにそもそも何の達成感もない。

曲は全体的に良かったです。
特に、ランジュの曲「Eutopia」は今期トップクラスに好きなアニソン。
↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
ラブライブなんか抵抗あったから見たことなかったけど、見ようか。
新入生への部活紹介回か。
曲めっちゃいいな。マジでいい。ライバルキャラなのね。
嫌味なキャラじゃなくてライバルって感じなのがいいね。

2話 ☆8
まあ断るわな。ちゃんとしたライバルって感じでいいな。
アニメあるある備考。ソロはソロでいいだろ。
ちゃんとソロはソロでいいって言及されて良かった。

3話 ☆8
客のことを考えるのはいいね。
相手のことを意識しすぎず、自分たちのことを第一に考えるのはアイドル物としていい。謎の褒め合う時間。
ランジュがちゃんと主人公たちを認めてるの好き 

4話 ☆6
果林回? コロナ対策か? それで目的見失うのはメンタル弱くないw
美里もアイドルやろう。

5話 ☆4
810 百合。プリキュアかな。今回つまらなさすぎる。

6話 ☆4
今更な正体バレ。取ってつけたようなシリアス展開...。
キャパオーバーとは。解決法の模索ってw
規模大きくなりすぎだろ。なんだその解決法。

7話 ☆5
うーん。話は悪くないけどなんか退屈なんだよな。アイドルしたいと思ってないかもなのに後悔?
まあ話は結構よかったよ。ランジュボッチ

8話 ☆6
ランジュが真っ当なライバルなのは評価ポイント
新曲なんだからフルやってくれ。作曲か。挿入曲いいな。

9話 ☆2
なんで帰るん? さすがにランジュ酷すぎだろ。母国語出てますよ。
うーん、歌わせるのはどうなの?
1度やめてるんだから無理にそっちの道に引き戻さなくても作曲家のままでいいのでは? 中国語読めねーよ!!
本人の意思なんだから帰国ぐらい正直好きにさせてやれよって思う   なんで部外者が引き止めるの?
雰囲気というか盛り上がりはいいんだけどな。
ランジュの声優歌はめっちゃうまいけど演技はまだあんまだな。
ソロはソロで良さがあるはずなのに、なんかユニットの方が上みたいな空気感も少し嫌。
正解のない問に対して無理やり正解を設定して展開を進めてる感がある。

10話 ☆4
てかランジュあっさり主人公たちのユニットに入ったなぁ。
主人公たちのライブ見て感銘を受けてみたいなそういう展開じゃなくてあれで仲間入りは少しな。これ実質プリマジだろ。謎の神作画。
謎ゲーム。てか既に部長なのにこの話何? ランジュ丸くなったなw

11話 ☆5
各キャラの過去と現在と未来ね。何が微妙なんだろうな。
特に山もなく住んで行く感じが微妙なのかな。

12話 ☆4
全員一斉に描くからキャラ一人一人が薄い印象がある。
ゆうも歩夢も勝手にしろやw それぞれの道を行くのはいい話だと思うけど何故かほんとに心動かれない。

13話 ☆4
歌って終わりか。曲はいい。何もない最終回だった。

曲評価(好み)
OP「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」☆5.5
ED「夢が僕らの太陽さ」☆9
1話挿入曲「Eutopia」☆10
3話挿入曲「ENJOY IT!」☆7
4話挿入曲「Eternal Light」☆8.5
6話挿入曲「Infinity! Our wings!!」☆8
7話挿入曲「EMOTION」☆7
8話挿入曲「TOKIMEKI Runners」☆7.5
9話挿入曲「Stars we chace」☆8
10話挿入曲「Love U my friends」☆4
13話挿入曲「Future Parade」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 4
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ゆるく、やさしく、勘は鋭く、たおやかに

【物語 3.5点】
基本線は「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の方向性と存在意義の再確認。

「ラブライブ!」大会は目指さない。
ソロ活動がメインだけど緩くまとまる。
好きなことを好きなときに好きなだけやる。

こうした信条を、価値観の異なる新キャラ3人をぶつけたり、
同化したりすることで鍛え上げていく。

新キャラを中心に過去からの重たい悩みも処理されたりもしますが、特に深刻化することもない。
むしろ大会スケジュールや部活の根性論などに切迫されなくとも、
“好き”を動力源に願望を叶えてしまう同好会の柔軟性に包み込まれるノンストレス枠。

中盤には、{netabare}5校合同によるスクールアイドルフェスティバルの開催。
優木せつ菜の{netabare}スクールアイドル活動は内緒にしている生徒会長という縛りを撤廃する。{/netabare}{/netabare}
など、〇〇すべき、〇〇だから夢を追えない。
といったしがらみになり得る残された枠を、さらに徹底的に除去していく純化路線で視界は良好。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・サンライズ

無印、『サンシャイン』とは異なるメンバーの主要スタッフが続投。
過度な紅潮は控え目にして感情の振れ幅を抑制する中でも繊細に心情を読み取らせていく。
自由なカメラアングルが演出するCGライブ動画。
作画カロリー自体も控え目。(最終回のライブはもうチョット動いて欲しかったかも)
など良くも悪くも1期からの作風を継続。

現実→MVの境界を軽快に飛び越えるフリーダムな音楽演出も相変わらず。
吹き抜けの校舎が瞬時にきらびやかに発光するライブ会場に昇華するなど、
校風も相変わらずフリーダム。

が、何より度肝を抜かれた映像は文化祭。
{netabare}学園にウォータースライダーを張り巡らせ“ニジガク号”を完走させた
監修“流しそうめん同好会”の謎の技術力w{/netabare}


【キャラ 4.5点】
同好会に挑戦的な言動を重ねる孤高のソロアイドル・鐘 嵐珠。
が、それに対して柔和な表情を崩さず、ゆる~く受け止めつつ、
嵐珠の裏にある本音もしっかり見抜いちゃってる。
この懐の深さこそが『ニジガク』の極意。

特に3話にてユニットで嵐珠に自分たちのスクールアイドルの形を示した
QU4RTZ(クォーツ)の4人(かすみ、璃奈、エマ、彼方)は、
{netabare}パジャマパーティーで合宿するw{/netabare}など、ゆる過ぎて脳が溶けるかと思いましたw
けれど、関わる人間の本質は見えていて、決める時はきっちり決める。

優しさだけじゃ強くなれないってよく言いますが、
優しさも極めればマッチョとは違ったしなやかさを体得できるのではないか。
ゆるいけど芯は強い彼女たちに諭された気分です。


『ラブライブ!』ゲームアプリにおける“あなた”に当たる高咲侑。
同好会を応援し、楽曲提供するけど、パフォーマンスはしない。
作曲コンクールという道を前に、同好会との向かい方を再考。
侑もまた嵐珠の作曲担当・ミア・テイラーに接触する中で鍛えられたキャラ。
『ラブライブ!』が夢なのではなく、『ラブライブ!』をキッカケに夢を見つけて追いかけて欲しい。
“あなた”に語りかける役回りも洗練。

もう一人の新キャラ・三船栞子と優木せつなの関係性もそうですが、
従来キャラを刺激した新キャラが、
同好会に恩返しされるように夢に素直になっていく流れは分かっていても心地良かったです。

その観点からマイベスト・エピソードは9話の{netabare}ミア・テイラー。{/netabare}


【声優 3.5点】
鐘 嵐珠役の法元 明菜さん、ミア・テイラー役の内田 秀さん、三船栞子役の小泉 萌香さん。
いつの間にか12人+1人に増殖していた『ニジガク』
法元さんは中国在住経験、内田さんは豪州在住経験も生かした外国系キャラ作りが光るものの、
前半中心にちょっと演技が固いと思うことも。
ただ後半はキャラと共に吹っ切れたのか徐々に良化。

どうも私がラブライブ声優にぎこちなさを感じるのは、
概ね色々抱えてツンツンしている演技の不自然さからが多い気がします。
中の人も本質的に優しい人だからなのかもしれません。
後でデレるのバレバレじゃん(笑)


高咲侑役の矢野 妃菜喜さん。
1期と2期の間には『セレプロ』にて2.5次元アイドルのセンター力も見せた元・アイドル経験者。
この方にパフォーマンスしない役をやらせるのが凄く贅沢なことに思えて来ました。
『ウマ娘』キタサンブラック編のアニメ化実現の願を改めて飛ばしておきますw


【音楽 4.0点】
劇伴担当は遠藤 ナオキ氏が続投。
アコースティックギターの優しい音色や、ゆる~いキーボード音源を
邪魔にならないバックグラウンドにささやかに流す。
金管、ストリングスを前面に押し出す無印、『サンシャイン』とは一線を画した方針を継続。

その一方で、嵐珠が孤高を貫くシーンでは刺々しいテクノ、EDM風で割って入るなど、個別対応も良好。
同様のアレンジがクールな嵐珠、ミアの挿入歌には新鮮さを感じました。


主題歌も同好会の12人が引き続き担当。
OP主題歌は「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」
しがらみが取り払われた大空に、色とりどりの夢が、
サビで、やまびこ風に、どこまでも響き渡っていく構成が素敵♪

ED主題歌は「夢が僕らの太陽さ」
“概念”畑亜貴氏の歌詞がテーマをまとめる盤石のED。
めばち氏によるイラストタッチのED映像も安定。
1期同様、最終回も特殊EDで変に力まず、いつも通りのEDで締めるのも『ニジガク』らしいです。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 18
ネタバレ

ゲリオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

本質がラブライブよりアイマスに近い

荒れそうなタイトルでスンマセン。
なんとなしの印象だが虹ヶ咲はネットでファンの感想を見る限りシリーズの中でも良好に見受けられる。ただ、個人的にはどうにも第1期から大変な違和感があって。
すなわち面白い面白くないは別にして「はたしてこれはラブライブなのか」という違和感。
前回のスーパースターは良くも悪くも完全にかつて俺たちがハマったラブライブそのものだったけど、虹はなんかやっぱり…あっちに近いんじゃないかと、1期からそんな気がしてならなかった。

で、違和感の正体は考えてみれば当たり前のことだった。
ずばり脚本担当が花田十輝大先生じゃないのである。そんな単純なことに第1期の総評を書いた時は気付かなかったことを恥じる。
先生の作品特有の、シナリオはちょいちょい大雑把ながらキャラの行動原理や目標が一貫している明快なストーリー、それがラブライブシリーズだ。虹ヶ咲にはその明快な軸がない。
代わりに毎度違った感動を挿入してくるのだが、やや大味かつシナリオ全体に基本軸がないので強引に感じ、いまいち感動に乗れない…というのが虹ヶ咲の率直な感想である。
もちろんグループではなくソロ活動をメインにしたスクールアイドルの話ということも他シリーズと違う素因のひとつだとは思うが、それでも脚本が花田先生だったら結局いつものラブライブに寄せた感じになった気がする。
ただ、この人の脚本も万人受けするわけではなくアンチも多いので、ぶっちゃけ多数いる虹ヶ咲絶賛勢の正体はアンチ花田なのではないかと密かに思う所存。
という前提を踏まえて虹ヶ咲2期のレビューを書きたい。
先に言っておくが、お気づきの通り俺は「アンチ虹」寄りだ。
虹ファンの人は読まなくてよろし。

{netabare}
まず最初に付けるイチャモンは、あれだけソロ活動をコンセプトとしておきながら、2期ではあっさりユニットを組む展開にガッカリしたこと。
しかもどのユニットも「あんま関連性ないメンツだけどとりま組む?」みたいな浅い結成動機。
結局徒党を組むなら大人しくラブライブを目指せや。たしか2人組以上なら出れるんだろうが。そしたら「全員ラブライブに出ないという思いが一致してるからこそ部ではない同好会なんです!」って意味不明な台詞キャラに言わせそうだが、そんな協調性あるならますます全員でラブライブ出ろって感じてしまう。
大体スクールアイドルやってて誰もスクールアイドルの頂点を目指したいと思わないわけないだろう。

新キャラも何を考えてるのかよく分からない。
同好会メンバーのグッズを買うほどのランジュがなんで頑なに同好会に入らなかったか、ぶっちゃけ入ってからも不明確だったが、見直したら「他人の気持ちが分からないから友達が出来ない」という数秒の台詞で片付けられてたことに気づく。
いやいや、こんだけ引っ剝いといてそれは…。明らかに一番グループ活動楽しんでるのがランジュだよなぁ~?どこが友達出来ないん?
あと栞子に関して本人が「アイドルは向いてないから裏方でいたい」って言ってるのに、全員で強引にアイドルに勧誘してた件について。いやいや、君らの後ろに同好会に所属しながら裏方やってる謎の存在がいるんだが。
「侑ちゃんはアイドルやりたいわけじゃない」って言い訳は通用せーへんぞ!?
ほんで才能ないとか言っておきながら、練習なしで完璧に歌って踊り切る栞子はなんなん…

一部抜粋したが納得できないことはまだまだ無限にある。
いわゆる突っ込みどころは既存シリーズにも存在するが、虹との違いは納得できるか納得できないかだ。
花田先生の脚本は「ラブライブだから」で済ませたくなってしまう。なぜなら全体を通したシナリオに納得させる主軸(テーマ)があるからだ。
対してストーリーに主軸がない虹は、都度クライマックスな感動を押し付けることで誤魔化そうとするも、はっきり言って強引さと違和感しか残らない。
これは文章ではなかなか説明しにくいが分かる人には分かるはず。
逆に絶賛勢には理解してもらえないことだろう…w
{/netabare}

つまるところ結局は合う合わないだね。
自分がラブライブに求めていたものとは違ってた。
中の人も基本的に他のアニメにも出てる普通の人気声優さんで、サンシャイン&スーパースターみたくラブライブ専属感は無し。
その点踏まえても虹ヶ咲なんてものは所詮単なるスピンオフなのだ。それが「一番面白い」なんて言うのは本来あってはならないことで、そんなことはシリーズへの冒涜なんじゃないかって…それは言い過ぎだなw
いずれにしろ自分がラブライブの熱狂的ファンだったのは遥か昔のことなのに無駄に熱くなるのは止めておく。
とりあえず自分の求むものはスーパースターの2期でやってくれることを期待…という感じでレビューを締めたい。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 6

95.3 6 学園アニメランキング6位
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1536)
6720人が棚に入れました
家柄も人柄も良し!!将来を期待された秀才が集う秀知院学園!!その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!!プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、"如何に相手に告白させるか"ばかりを考えるようになってしまった!? 恋愛は成就するまでが楽しい!!新感覚"頭脳戦"ラブコメ、開戦!!

声優・キャラクター
古賀葵、古川慎、小原好美、鈴木崚汰、花守ゆみり、青山穣
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

かぐやさん可愛いくてたまらない。

このアニメを見て原作を読みたくなった。かぐやさんのあまりの可愛さにキュンキュンしっぱなし。古賀葵の演技も役にぴったりで好き。心の機微が何とも言えない。所々、バカップルと化している。
お仕えしている早坂も好き。

続きもアニメ早く。

印象に残ったところをネタバレ込みの感想
{netabare}
最初はお互いに告白するというなら付き合ってやらないこともないみたいな感じだったけど、いつの間にか両想いに。
会長は子供が9人欲しいだなんて。
7話の石上君の彼女持ち運動部嫌いの話は凄く共感してしまった。
ちんちんで爆笑するという小学校低学年で経験することを高校生になって経験するかぐやさんはツンツンしつつも、面倒見も良い。
11話。駄菓子屋のじいちゃんに謝れ。
唐突に始まるグルメ。謎すぎるラーメン戦。豚骨とかバリカタとか福岡好きなの?ラーメン四天王濃い。
ずっとコメディできてたのに、急にかぐやの切ないエピソード。呼びつけておいて放置プレイする父親くそすぎて腹立つ。予定を変更してまで行こうとした花火大会に行くことを許されない。自転車を飛ばしてかぐやさんの元へ向かう白銀と早坂の協力を得て屋敷から脱出し、ラーメン四天王の運転するタクシーに乗るかぐやさん、行き違い。さらに、花火に間に合わず、泣いて悲しむかぐやさんの元に白銀が花火を見せてやると登場するとかかっこいい。ラーメン四天王の力を借りて千葉までぶっ飛ばす。かぐやさん惚れるに決まってる。気持ちは分からんでもないけど、格好良かったから後からそんなに恥ずかしがらなくても。かぐやさんの好き避けで余計に辛い。CROSSOVERからのアスタリスク、デルタ。良い雰囲気になったのに、最後をしっかりギャグで締めてくれて最高。痛いの意味が違う。そして、例のカップルうぜえ。
{/netabare}

OP
ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花 歌 鈴木雅之
アニソン界の大型新人。こんな凄い人が新人だなんて半端ないって。映像のキャラクターの動きが演出と相まって癖になる。千花の動きも良い。
ED
センチメンタルクライシス 歌 halca
チカっとチカ千花っ♡ 歌 藤原千花(小原好美)
ダンスが可愛いと少し話題に。一回しかEDで使われなかったのは残念。ドーンだYO♬



以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 映画に誘わせたい/かぐや様は止められたい/かぐや様はいただきたい
将来を期待された秀才が集う秀知院学園。その生徒会副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずなのだが、プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、“如何に相手に告白させるか”ばかりを考えるようになってしまう。何もないまま半年が経過したある日、書記の藤原千花が懸賞で当てた「男女で観に行くと結ばれるジンクスのある映画のペアチケット」をきっかけに、”恋愛頭脳戦”の火蓋が切って落とされる…。

2. かぐや様は交換したい/藤原ちゃんは出かけたい/白銀御行は隠したい
恋愛は百戦錬磨というイメージを付けられていた白銀は、交際経験がゼロなのにもかかわらず、ある男子生徒から恋の相談を受けてしまう。もしここでボロを出してしまったら、生徒会長としての威厳が保てない。焦った白銀は「恋愛のことなら俺に任せろ!」と無理を承知で引き受けてしまった。その様子を見ていたかぐやは、会長の恋愛観を探るチャンスを逃すまいと盗み聞きをするが、白銀のアドバイスはあまりに予想外で……。

dアニメストア for Prime Videoで観る
3. 白銀御行はまだしてない/かぐや様は当てられたい/かぐや様は歩きたい
校長が没収してきた不健全な雑誌をチラ見した藤原は「初体験はいつだったアンケート」のページを読んでしまい大慌て。なんと高校生の34%が経験済みだという。実際はそこまで高くないはずと藤原をなだめる白銀に対し、かぐやは「私は適切な割合だと思います」と言い放ち、自分はすでに経験済みだと告げる。恋愛をしたことがない白銀は突然の告白にショックを受けるが、その反応を好機と見たかぐやは「彼女居ないんですか?」と煽ってきた!

4. かぐや様は愛でたい/生徒会は言わせたい/かぐや様は送らせたい/白銀御行は話したい
パリの姉妹校との交流会に向けて、藤原のアイディアでなぜかコスプレをすることになってしまったかぐやと白銀。かぐやは内心くだらないと思いつつも、猫耳を付けて「にゃあ…」とポツリ。だが大の猫好きである白銀にとって、その姿がまさかの大ヒット。あまりのキュートさに平常心が保てなくなっていく。さらに白銀も猫耳を付けると、今度はかぐやが大興奮。可愛いという気持ちを隠しきれず、だんだん二人の様子がおかしくなっていき……。

5. かぐや様はこなしたい/白銀御行は見せつけたい/かぐや様は差されたい
勉学において右に出るものはいないものの運動センスは絶望的な白銀は、放課後の体育館でバレーボールの練習に励んでいた。しかしどうやっても成長の兆しすら見えない。バレーの授業は来週に迫っており、このままでは完璧な生徒会長というイメージが崩れてしまう。そう一人落ち込んでいたところに、藤原がやってきた。白銀は恥を忍んで教えを請い、藤原の熱血指導によるトレーニングの日々が始まった。果たして人並みのサーブを打てる日はやって来るのか?

6. 石上優は生き延びたい/藤原千花はテストしたい/かぐや様は気づかれたい
生徒会第4のメンバー・石上優は、1年生であるにもかかわらず白銀にスカウトされ、生徒会の会計を任された逸材である。根暗な性格ゆえに普段はあまり目立たないが、彼なしで生徒会は成り立たない。そんな石上が突然「生徒会を辞めたい」と白銀に話を持ちかけてきた。必死の説得にも応じず、彼の決意は固い。どうやら止むに止まれぬ事情があるようだ。そして石上は目に涙を浮かべながら、そのワケを語り始める。「僕、多分殺されると思うんです」と……。

7. 白銀御行は働きたい/かぐや様は入れたい/かぐや様は堪えたい
柏木の彼氏から、またしても恋愛相談を受けてしまった白銀と、またしても盗み聞きをしようとするかぐや。白銀のアドバイスのおかげで柏木と付き合うことはできたが、付き合って1ヶ月が経つのに、まだ手も繋いだことがないのだという。「どうやったら手を繋げますかね!?」という低レベルな質問にかぐやは呆れかえるが、白銀は交際経験がなくても答えられそうな悩みに一安心。だが白銀のアドバイスは今回も予想外の方向に……。

8. かぐや様は呼ばせたい/白銀御行は負けられない/そして石上優は目を閉じた
期末テストが迫った生徒会室では、いつも以上のプレッシャーの中で、かぐやと白銀の心理戦が繰り広げられていた。白銀に勉学では勝てないことにプライドを傷つけられた万能型の天才・かぐや。生徒会長として学年トップの座を誰にも譲るわけにはいかない努力型の天才・白銀。二人は相手を出し抜くために嘘を付き合い、権謀術数をめぐらせていく……。ついに訪れた期末テスト当日。勝利の女神は一体どちらに微笑むのか!?

9. かぐや様は送りたい/藤原千花は見舞いたい/四宮かぐやについて①
かぐやが風邪で学校を休んでしまい、白銀がプリントを届けることになったと話すと、藤原は「私が行きます!」と大興奮。藤原が言うには、風邪を引いたかぐやは「あまえんぼ」になってしまうそうだ。素直で可愛いかぐやの姿を妄想してドキドキの白銀だったが、生徒会メンバー全員で家に押しかけたら迷惑がかかる。そこで誰がお見舞いへ行くのか、神経衰弱で決めることに。石上も巻き込み、真剣バトルがスタートした!

10. かぐや様は許せない/かぐや様は許したい/白銀御行は出かけたい
お見舞い事件のせいでケンカをしたかぐやと白銀は、お互い素直になれず険悪なムードになってしまう。そんな中、かぐやは恋人がいる柏木に、友だちの話だと偽って恋愛相談をしてみることに。その一方、白銀もラブコメ好きの石上に、どうしたらケンカした異性と仲直りできるのかを相談してみたところ、石上のテンションがどんどんヒートアップしていく……。様々なアドバイスを聞いているうちに、かぐやと白銀は自分の本当の気持ちに気付き始める。

11. 早坂愛は浸かりたい/藤原千花は超食べたい/白銀御行は出会いたい/花火の音は聞こえない 前編
学校が夏休みに突入してから半月、生徒会がないため白銀と会うことができず、かぐやはもどかしい日々を過ごしていた。しかし夏休みの後半には、生徒会のメンバーと花火大会へ行く約束がある。財閥の令嬢として厳しく育てられたため、夏休みの思い出を作れてこなかったかぐやは、皆と一緒に遊べる日が来ることを心待ちにしていた。ついに花火大会当日、夏らしく浴衣を着て出かけようとしたかぐやのもとに、父の執事が現われ……。

12. 花火の音は聞こえない 後編/かぐや様は避けたくない
生徒会のメンバーと花火大会へ行く約束をキャンセルしてしまったかぐやは、暗い自室に一人閉じこもっていた。落ち込んだ様子を心配した侍女の早坂はかぐやを励まし、屋敷を抜け出す計画があることを告げる。執事たちの目をかいくぐって、何とか会場に辿りついたかぐやだったが、花火大会はすでに終わっていた……。皆と一緒に花火が見たかったと涙するかぐや。そこに「だったら俺が見せてやる」と懐かしい声が響く。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 12
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

満足のいくアニメ化でした!2期にも期待!

~・~・~・~・~・~・~・~放送前レビュー~・~・~・~・~・~・~・~
1~2話先行上映に行ってきました

ヤングジャンプ(以下YJ)連載中のギャグマンガ
もともとはミラクルジャンプつまりはYJの増刊号での連載でしたが
人気が出たのでYJ本誌へと栄転してきました

移籍後も高い人気は維持されており
これまでにも何度かアニメ化のうわさが流れ
そして今回ついに待望のアニメ化となりました

しかしYJ作品のアニメ化ですが
まず非常に打率が低い・・・
そして数少ない当たった作品も
原作がアニメ化以降急に失速したりと
まぁとにかくYJ作品にとってアニメ化は鬼門です

何度か他作品のレビューにも書いているので
現在連載中の作品に絞ってみましょう

キングダムのCGは伝説級のクソ
原作は今でも変わらず面白いですが
アニメが函谷関目前で終わって
続編の報が途絶えてしまったのは
明らかにあの同人レベルのCGのせいでしょう
今度実写映画もやるみたいですが・・・

ゴールデンカムイもはっきり低予算でした
しかしアニメだけ見ている人達にはそこそこ好評で
原作の売り上げもだいぶ上がったようなので
商業的には低コストな分だけ
コストパフォーマンスが上がっているとみることもできます
個人的にはだいぶ不満が残りますが
アニメ化自体は成功といっていいでしょう
しかし連載中の原作のロシア編が
どうしようもなくつまらないんですね
どうしてこうなった・・・

テラフォーマーズのアニメはよく知りませんが
原作がそもそも読む価値のないレベルの出オチ作品なので
あれをアニメ化してしまったこと自体が
YJの生み出した不幸の一つとしか言いようがありません

銀河英雄伝説に関してはYJからのアニメ化
と言うにはだいぶ語弊があるので
今回は評価対象外としておきます

とまぁネガティブな情報ばかりを並べましたが
かぐや様はいったいどんなひどい目に遭うのか?
もういっそYJ作品はアニメ化なんてしない方が幸せなんじゃないか?
なんて思いつつ観に行った先行上映会の感想は・・・

藤原書記がとてもかわいい!!!

もうこれだけでこのアニメは安泰ですねW
他の部分で何をどんなにやらかしても
これだけで十分アニメ化の価値はありましたd(・x・

という冗談はさておき
原作信者目線で気になった点を何点か

アニメ版は非常にテンポよく進みます
上映会はもともと1話の先行上映という触れ込みでしたが
サプライズで2話まで見せてもらいました
多少順番が前後はしているものの
アニメ1話2話どちらも
原作1巻から3話分ずつ抜き出してありました
基本的にギャグアニメなので
テンポがいいことは悪いことばかりではないのですが
話がサクサク進み過ぎて余韻が足りないイメージを受けました
あくまで原作ファンだからそういう印象になっただけで
アニメから入った場合は気にならないのかもしれません

もう一つはナレーション
登場人物たちの状況・心情などを
セリフを使わずコマの中で言葉で解説してあるものが
全部ナレーションという形で入るのですが
そのナレーションがオーバーアクションというか仰々しすぎる
イメージとしてはカイジですかね
あの作品も状況説明などを文で入れてあり
アニメではかなりアクの強いナレーションがつきました
あれはあれで慣れると癖になるというか
漫画を読んでいても勝手に脳内再生されるくらい
最終的には違和感が無くなったので
もしかしたらこの作品でも
しばらく見ていたらいつの間にか気にならなくなっている
あるいは原作未読なら最初から気にならない
という可能性はあるかもしれません

あと、スピンオフでYJに本家と一緒に連載されている
かぐや様を語りたい
の連中が今のところ顔見世程度ではあるものの
原作以上に出てきているので
あのスピンオフが嫌いな人は今後要注意かもしれませんね

最近になってOPは鈴木雅之が担当すると発表され
放送開始前から話題になっていますが
先行上映では1話はOP・ED無し
2話はOP無し・ED映像なし楽曲のみでした
2話ラストに真っ黒な背景にテロップだけの状態で流れていたのは
halcaのセンチメンタルクライシス
年末に新宿ReNYでのLiveにて初披露されていたのを
既に生で聞いていたのもあって
どうせならOPを聞いておきたかったところです

~・~・~・~・~・~・~・~舞台挨拶レポート~・~・~・~・~・~・~・~

先行上映の後は舞台挨拶もありました
{netabare}
四宮かぐや役
古賀葵

落ち着いたかぐやとは違いだいぶ天然系
話が要領を得ないのが笑いを誘うタイプ
残念ながらラジオ等と違い面白い部分だけを使えないので
舞台挨拶だとただの時間ドロボーに成り下がる
かぐや役と千花役が逆だったらすごく納得していたと思う

白銀御行役
古川慎

上映会は男女半々くらいでしたが
女性はだいたい彼のファンだった模様
YJ作品の読者層が男女半々なわけがないですよね
ツイッターフォロワー限定の無料イベントだったので
単純な抽選じゃなくてツイート内容から精査してるのでしょうね
そして女性を集めていったら
原作ファンではなく声優のファンが集まったと・・・

印象に残った回を聞かれて
バレーボールの特訓回と答えた際
会場の原作ファンから歓喜の声が上がってました
うん、特訓シリーズ面白いよねw
千花役の小原さんは
演じてるうちにイライラしてきて
素で切れてたら
「もう少し藤原に寄せてください」
とダメ出しをもらったそうな
これは放送が楽しみですね!

藤原千花役
小原好美

印象に残った回を聞かれてあげたのは
ラップパート
原作にもある千花のラップパートですが
台本には歌詞だけが載っており
メロディは演者が即興で作るという
とんでもない声優泣かせのトラップ
共演者の弁によると
初回の時よりも緊張してガチガチだった
のだそうな
何という無茶ぶり・・・

石上優役
鈴木崚汰

石上がでるのはまだ先のようで
今回はまったく出番がないのに
舞台挨拶だけ呼ばれたようです
メイドインアビスといい流行ってるのかな(--;
出番がないということは
当然アフレコにも参加していないということです
1話2話の映像に関してはジャンプフェスタで見せてもらったそうで
視聴者の目線で会話に加わりたいと思います!
と意欲は見せたものの
あまり見せ場を作れず終わりました
これまたなんという無茶ぶり・・・ {/netabare}

~・~・~・~・~・~・~・~1話見て~・~・~・~・~・~・~・~

なんですかね・・・
曲が悪いとまでは言いませんが
作品にマッチしているとも
強烈なインパクトがあるともいえない
ただ大御所連れてきました!ってだけですね

鈴木雅之はアニソンを担当するのは
今回が初めてだそうです
しかし、彼が活躍した時代を考えると
正直それで喜んでる世代の中に
このアニメの視聴者となる層がどれほど入っているんでしょう・・・
たぶんここに鈴木雅之を起用することが面白いと感じてしまう
そんな世間との感覚のずれが
YJアニメを屍の山にしてしまったような気がしてなりません

いろいろ不安要素はあるものの
普通に作れば十分に佳作となるはずなので
変な冒険せずに無難にアニメ化してほしいものです

~・~・~・~・~・~・~・~全話観て~・~・~・~・~・~・~・~

全体的によくできていました
石上は声がついて原作以上に味のあるキャラになりました
また、3話のEDは驚異のクオリティで話題になりましたが
逆にそこがピークなんて評価に落ち着いてしまった感もあります
終盤にもう一回くらい特殊EDを入れられれば
もう一段階ブーストできたかもしれません

全体的にラブ<コメディな作品ですが
終盤にシリアス回を持ってきたのは好みが分かれるところかもしれません
基本的にバカバカしいギャグ作品をやっている中で
ときどきがっつりシリアス展開をやるのはこの作品最大の魅力であり
そのギャップがそれぞれの良さをグッと引き立てていると思いますが
前情報なしに単純にコメディ路線だけを期待していると
終盤に肩透かしを食らって消化不良に終わりそうです

原作ファンからするとYJ作品には珍しい
非常に恵まれたアニメ化になったと思います
評判も上々のようなのでこのままぜひ2期へとつないでほしいですね!

仕事はできるが性格的にはかなりポンコツ揃いの生徒会ですが
2期になればあの中に混ぜても石上に並ぶレベルのポンコツ
会計監査伊井野ミコが登場します
個人的には作中ヒロインの中で一番(お)かわいいと思っているので
早く2期をやって動くミコの姿を拝ませてほしいですね

投稿 : 2022/08/06
♥ : 38

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

メガネの色

OP主題歌の鈴木雅之が、なんとも強烈だ。

現代的なアニメ絵の映像なのに、歌のパワーだけで視聴者の時間を90年代へ引き戻す。
いや、OP映像の終わり近くの、女子キャラの「チェキッ」ポーズも、ひょっとして『め組のひと』のオマージュなのだろうか。(わからない視聴者は、お父さんかお母さんに訊いてみよう)

劇番の中に『ラブストーリーは突然に』を思わせる曲が混じっているのも、90年代トレンディドラマを意識しているようだ。


頭脳戦、というキャッチコピーだが、展開されるのは、素直に好きだといえない高校生男女のすれ違いを描くラブコメディ。

思春期男女のよくある自意識のコジレが駆動するラブコメは、しょうもない、と苦笑しながらも(生)暖かく見守ってしまう。

全体に微笑ましく笑えるコメディだが、興味深いものを感じるのは、このコメディを視聴者に提出するための「舞台装置」の方だ。


フィクションは、何のメディアであれ、受け手=読者=視聴者の現実感覚に接続する「設定」を設けて、作中世界へと引き込まなくてはならない。

それこそ90年代のニューアカかぶれのテクスト主義者であれば、読者が解読する「正解」としての作者の「意図」などないと妄言を吐くのだろうが、妄言に過ぎない。

〈作者-読者〉間で、何らかの理解の共有がなければ、そもそも物語を語り=読み取る視聴体験など生じるはずがない。
物語を受け手に理解可能な形で提出する手段として、まず各種の「設定」が作者によって構築される。

本作では、自意識こじらせ男女のすれ違いを笑わせるために、すれ違いは、まず「頭脳戦」として設定されている。
「先に好きだと打ち明ける」ことは「負け」=将来的に「損」、という了解が、ラブコメを「頭脳戦」と規定する設定を生み出すのだが、なるほど「損得という考え方をしていれば『恋愛』なんてできるはずは無いよなあ」という視聴者の納得を喚起して、すれ違いの物語へ入り込む導入口の役割を巧妙に果たす。

いよいよ興味深いのは、この「頭脳戦」を導くものは、主人公たちが「天才」であるから、という理由付けであることだ。

作中の「天才」性の描写は、彼らが成績優秀者であると描写することに終始するが、いかにも偏差値教育的な偏見を感じさせる。

偏差値とは、言うまでもなく特定集団内での「順位」を示す指標だ。
「天才」を証拠立てる描写として、作中では一貫して成績の学内順位ばかりが描かれるが、しかし、集団全体の能力が低ければ、その集団内での順位=偏差値は、能力の高さを保証しない。
まして、「順位」を高めるための手段が他者の足を引っ張ることに終始するならば、なおさらだ。
「天才」という絶対値での「頭のよさ」を根拠づけるには、相対順位である「偏差値」はほとんど説得力がない。

ここで作者=製作者の設定が杜撰であると指摘したいわけではない。
読者=視聴者に「天才」と納得させるためには、偏差値=順位を持ち出せば有効だろうと作者=製作者は判断した、その判断が興味深いと感じたという事だ。
多くの視聴者=読者にとって、「頭がいい」とは「順位」が高いことなのだろうと作者=製作者は判断している、という事が。

「頭がいい」が「順位」という「上下」関係に規定されている、という設定は、「なぜ」ヒロインは「天才」なのかという理由付けが、「家柄がいい」からである、という設定へと進んでいく。
「上流」の、格「上」の家庭に生まれたことが、成績「上」位の天才である理由付けになる。

要するに「貴族」のように、生まれによって決定されているのだ。

いや、本物の貴族制では、貴族様と庶民は全く接点も相互理解もなく、互いに「そういう存在」としか認識されていない。
が、「家柄がいい」から「頭がいい」という理由付けは、「頭がいい」から支配する権利があるという循環論法として、「貴族」に支配される「庶民」が自分を納得させてしまうという点で、なお悪質と言えるかもしれない。

作中のナレーションではおざなりに否定されているが、そもそも舞台の学園が「良家」の子女が集まる「名門」校であり、ここでも「生まれ」によって特権を相続する新たな「貴族」階級が形成されている設定が貫かれている。

繰り返すが、作者や製作者による社会認識が前近代的であるとか言いたいわけではない。

21世紀の読者=視聴者は、「いい家柄」に「生まれついて」既得権や財産を継承する者は「頭のいい」天才であると思うはずだ、と作者=製作者によって判断されているという事が興味深いのだ。


自意識をこじらせたドタバタコメディを笑うには、コメディを乗せた舞台が「現実」と接点があると視聴者を錯覚させなければならない。
もしも原作マンガが人気を博し、アニメが好評であるとしたなら、この錯覚は成功しているという事になるだろう。

作中に登場する、コイバナに喰いつく「恋愛探偵」は、ピンクの色のついた色メガネでネタを探す。

「上流」の「いい家柄」では子供に既得権を引き継いでも当然であり、特権を引き継ぐ「から」頭のいい「天才」であっても当然であると設定を了解する視聴者は、どんな色のついた色メガネで社会を眺めているのだろうか。

それとも、作者=製作者の判断とは無関係に、別種のリアリティに支えられてコメディを笑っているのだろうか。

いずれにせよ、「頭脳」戦として「損得」を過剰に意識する「偏差値」の高い「天才」の「頭の良さ」は、「世襲」される「いい家柄」のハビトゥスと「既得権」に保証されているという設定を提出することは、作者=製作者が、読者=視聴者をどういう視線で捉えているかを暴露しているとはいえるだろう。

本作を視聴していて、時折『ブギーポップ』を想起した。
両作とも、製作者の目には90年代のままの視聴者が映っているようだ。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 11

88.5 7 学園アニメランキング7位
TARI TARI(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (4433)
20442人が棚に入れました
「TARI TARI」今夏放送開始 制作:P.A.WORKS、キャスト:高垣彩陽、瀬戸麻沙美、早見沙織 ほか

声優・キャラクター
高垣彩陽、瀬戸麻沙美、早見沙織、島﨑信長、花江夏樹、浜田賢二、大原さやか、木下浩之、能登麻美子、田中敦子、宝亀克寿
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

想いは潮風に乗って…

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:

原作 - EVERGREEN
監督・シリーズ構成 - 橋本昌和
脚本 - 橋本昌和、佐藤梨香、横手美智子
キャラクター原案 - tanu
キャラクターデザイン・総作画監督 - 関口可奈味
美術監督 - 東地和生
美術デザイン - 塩澤良憲
色彩設計 - 井上佳津枝
撮影監督 - 並木智
3D監督 - 平田洋平
編集 - 高橋歩
音響監督 - 明田川仁
音楽 - 浜口史郎
音楽A&R - 吉江輝成
音楽制作 - ランティス
アニメーション制作 - P.A.WORKS
製作 - tari tari project
放送期間 - 2012年7月〜9月
話数 - 全13話

(以上Wikipediaより引用)

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:



泣いたり、笑ったり、怒ったり、想ったり。
そして、歌ったり。

青春時代、その中でもとびっきり大切な高校3年生の夏を
中心に豊かな心情描写を美しい背景の中で描いた作品です。

舞台は神奈川県のとある海辺の街。

OPアニメーション最初の方に出てくる景色に、
「おぉっ」って思われる方も多いと思います。
私も東京での学生時代、海に囲まれた鹿児島が恋しく
なった時に幾度となく訪れた場所でした。

そんな潮風の香りが漂う街の高台にある高校。
合唱部での活動をメインに友人、親、先生、商店街の人々
との人間関係が繊細なタッチで描かれていて、つい笑って
しまうシーンもあれば、心の琴線に触れる様なシーンも
沢山あります。

中でもあまりアニメでは取り上げられる事の少ない合唱部
での活動シーンはその素晴らしい友情と素敵なハーモニー
に何度も熱い感情が込み上げてきました。

歌を通じて築かれるそれぞれの友情、愛情、信頼関係。
「音を楽しむ」
音楽の素晴らしさが心に響きます。

作画もP.A.WORKSさんらしい硬そうなのに優しい線使いと
独特な配色の背景。
キャラクターの豊かな感情表現の描き方はTARITARIの世界
に私達を優しく誘ってくれます。

特に「花咲くいろは」が好きな方にはとても馴染みのある
感じに仕上がっているのではないでしょうか。
制作スタッフもほぼ一緒なので。

青春ドラマ仕立てのTARITARIを盛り上げる魅力の一つ
としてOP、ED、劇中歌を含めての音楽の素晴らしさも
大きなポイント。

合唱部が題材という事もあり、器楽の「合奏」とはまた
ひと味違う魅力に溢れた楽曲で構成されています。

楽器がなくても音楽は楽しめる、誰でも音楽は自由に
楽しめるんだよっていう事の素晴らしさがストーリー共に
優しい合唱のハーモニーで伝わります。

人それぞれが持つ大好きな事、大切な事。

形や色は違うけれどそれが一つになった時、人を動かす
大きな力になるんだ、想いは繋がるんだっていう事を
改めて感じさてくれます。

人生の中でも一際キラキラとした輝きを放つ青春期。

挫折、葛藤、希望、情熱、友情。

そして笑顔。

潮風が運ぶ素敵な青春の輝きを
是非ともこの作品で感じて頂けたらと思います。


【mio’s café】
これが私のTARITARizm♪
視聴済みの方限定ですよぉ
一応…ね♬
{netabare}

鎌倉から稲村ヶ崎、江の島、湘南海岸。
もう少し足を伸ばせば烏帽子岩とサザンビーチ茅ヶ崎。
素敵なロケーションの国道134号線。
七里ヶ浜で食べた美味しいパンケーキ。
シーキャンドルから見渡す水平線と海岸線。
車で江ノ電との並走も今では楽しい思い出です。

そんな素敵な町並みを舞台に繰り広げられるTARITARI。
まず私の目を虜にしたのはOPアニメーションで描かれた
雲でした。
「うわっ、綺麗!」
冴え渡る青い空に白い雲。
元気一杯に駆け抜ける彼女達が印象的。
これから視聴する作品のイメージを大きく膨らませて
くれるスタートでした。

第1話登場する5人のメインキャラクター。
監督の橋本昌和さんによると5人全員が主人公のこと。

でも私、ウィーン(CV:花江夏樹さん)が登場した時は
「絶対この子がこのお話の主人公だっ!」
って思っちゃいました。
だってオーストリアからの帰国子女でニックネームが
ウィーンなんですもの…
ウイーン少年合唱団を連想しちゃいますよね。
絶対歌が上手いんだとか…本当にもう…

でも最初の土下座で儚くもこの子の役所がわかっちゃい
ましたけど…。
来夏(CV:瀬戸麻沙美さん)の「土下座っ?」
笑っちゃいました。

お話の序盤から高倉教頭先生(CV:田中敦子さん)と
和奏(CV:高垣彩陽さん)が頑なに来夏を拒絶する姿。

教頭「人の心を動かすには特別な何かが必要なのです。
あなたにはそれが無い。」

「楽しむ事と楽しませる事。その両立あなたには出来は
しません。」

和奏「楽しく歌いたいだけならカラオケでも行けば!」

私的にはいきなり2人の言ってる事があまりにも無茶苦茶で
「はぁ?」
ってなっちゃったけど、後で分かるんですけれど、まひる
という大きな歌を無くした2人にとって、歌を楽しもうと
している来夏という存在は認めたくても認められない存在
だったのかな。

来夏「何もしないで後悔したくないから!」

第1話でこのお話の道筋というか大きなテーマが見えてくる
素敵なセリフでした。

とにかく登場するキャラが魅力的。
来夏は前向きで純粋で、でもどこかとぼけてて天然。
これって決めたら周りを考えずに進むタイプの女の子。
歌う事が大好きで時折見せるツッコミも可愛い。
表情や仕草がいちいち可愛くて仕方無いです。

紗羽(CV:早見沙織さん)は世話好きで困っている人を放って
おけないお姉さんタイプの女の子。
健康的で魅惑的な容姿とは裏腹にサバサバした性格の
ギャップが魅力的。
何かとみんなの間を取りもち陰で支えてくれました。
来夏とのやりとりはいっつも楽しくて大好きです。
乗馬が趣味で騎手になるのが夢。

和奏はお母さんの事もありなんとなく気持ちが後ろ向きで
内に秘めるタイプだったけど、お父さんにお母さんの
和奏に対する本当の気持ちを聞かされてからは皆んなと
前向きに笑顔で接する様になれましたね。
気持ちが徐々に変化していく姿がとても良かった。

男性陣はウィーンと大智の青春期独特の男の子の爽やかで
酸っぱい感じが凄く良かったかな。
ウィーンは5人の関係の中でワンクッション安らぎを与えて
くれる存在。
ガンバレッドを介してのヤンとのやりとりにも心が温まり
ました。
花江夏樹さんの柔らかな声も相まって優しくてちょっと
天然な感じが可愛い男の子。
でもここぞという時は強い信念とこだわりを持つギャップ
も良かった。

田中大智(CV:島崎信長さん)は本当、いい男の子。
ナイスガイ!
一言で言うなら「爽やか」。
紗羽と似て面倒見が良くて断れないタイプ。
何事も前向きに取り組む姿勢と徐々に変化する紗羽への
気持ちの変化が初々しくてとても良かった。

2人には高校生男子独特の異性に対する関心や抑えきれない
様な感情の色づき感が足りない感じもしたけど、この作品
ではこれくらいの純粋さや青々しさが良かったかも。
2人のコミカルな役どころと爽やかな感じが素敵です。

5人のキャラに共通しているのがとにかくみんな頑固。
良い意味での頑固なんです。
だからこそその壁を越えた時、素敵な人間関係が形成され
るのも頷けるキャラ設定でした。

第1話から心にスッと入ってくる感じで色んな素敵なお話が
あり過ぎて困るくらい。
お話の冒頭で流れるそれぞれのキャラの幼少期や過去の
思い出が印象的。

中でも私的には第2話と第5話、第6話、最終話が特に印象
に残りました。
全て語ると大変な事になりそうなので6話と最終話の感想を
中心に。

2話では自分の気持ちに正直に生きたいと思う来夏。
そんな来夏がほっとけなくて応援する紗羽。
まだまだ距離感はあるけど気持ちが動かされていく和奏。

来夏と紗羽。
2人だけのハーモニー。

「心の旋律」

初めて聞く歌だったのに凄いです。
序盤にしてこんなにも鳥肌が…
瀬戸麻沙美さんと早見沙織さんの歌声の清らかさと
ハーモニーの美しさに自然と込み上げてくるものが…
これが歌の力なんですね。
素敵なエンディングへの流れでした。

和奏がお母さんの本当の気持ちを知る事になった第5話。
お母さんからのメッセージ。
そして後悔する和奏。
「言えなかった。
行ってきますも…ごめんなさいも…ありがとうも…」

そして物語が大きく動き出した第6話。
全体の中でも1番大好きな回です。
ひょっとしたらこれが最終話でも良いかもって思える
くらいのお話でした。
6話だけでも何度も見ました。

登場する1人1人が明らかに和奏を応援するのではなく
そのさりげない1つ1つの言動が和奏を優しく包み込む様に
立ち直らせてくれるきっかけになる演出が見事。

お母さんとの約束を果たせなかった事に罪悪感を持ってい
た和奏に、同じ様に祖父との約束を果たせなかった来夏の
思いがけない言葉。

来夏「でも私ね、今は約束叶わなくて良かったって思う」
「叶ったら終わっちゃうでしょ?
約束があったからいつもおじいちゃんのこと思い出すの。
くっそぉっ。叶わなかったぁって。これも大事な思い出
だから」

トラウマを抱えていた和奏に別の視点を与えてくれる
私的にも予想外でもあり素晴らしいセリフでした。

紗羽ちゃんは母と娘の良き関係性。
そして和奏を馬に乗せる事により今までとは違う、
気持ちの上で1つ階段を登った世界を見せてくれました。

紗羽「景色が全然違って見えるでしょ。」

和奏の何か1つ吹っ切れた様な表情が素敵です。

大智、ウィーンはコミカルな役どころながら和奏の硬かっ
た心を柔らかく解し、和奏に再び声を出すきっかけを与え
てくれました。

お母さんとの発声練習を思い出す和奏。

まひる「遠くに和奏の大好きな人がいて、その人に私は
元気だよぉって楽しい気持ちを届けるつもりで、ねっ」

今は遠くにいる大好きな人、それは「お母さん」。

自分に言い聞かせるように声を出す和奏の穏やかな表情
が嬉しくなりました。
そしてまた和奏の声を聞いたウィーンと大智の爽やかな
表情も良かった。

高橋先生は赤ちゃんを和奏に触れさせることで子供の可愛
いさと愛おしさを和奏に感じさせている様に思えました。

高橋先生「いいのよ、素直じゃ無くても。
ただ元気で大きくなってくれれば。」

親の子供に対する想い。
自分の子供はこんなにも可愛いんだよ、あなたのお母さん
もそう思っていたんだよって事を間接的に教えてくれてる
みたいで。
初めて高橋先生の赤ちゃんを見た和奏のくだけた表情が
たまらなく素敵でした。

そしてお父さん。
まひるの本当の気持ちを知るただ1人の人。
ピアノに込められた想い。
そして和奏が初めて知るお母さんの優しくて温かくて
大きな愛情。
その愛情に触れる事により、和奏がやっと「歌」に
お母さんにそして自分に向かい合ってくれました。

「まひる、ありがとう…和奏、ありがとう…」

そんな言葉が聞こえてくる様なお父さんの涙でした。
お父さんの背中にもう私も涙が止まりません…。

ここもエンディングへの流れが最高に素敵。
和奏も加わり5人での初めての合唱。
和奏の澄み渡る歌声。
来夏、紗羽、大智、ウィーンの清らかで優しくて強くて
伸びやかな歌声も重なりここでも心が熱くなりました。

悲しいわけではないんです。
この5人のあまりの清々しさに…。
もう、泣いてばっかり…です。

最終話は最後の「白祭」
来夏の相変わらずのコミカルな感じと紗羽のツッコミに
最後まで癒されます。

雨が上がり雲の切れ間から射し込む光。
思わず見惚れてしまう作画です。

ミュージカルでの最後のセリフがこの作品の大きなテーマ
でもあった気がします。

大智「闇に覆われた世界にただ1人。道は見えない。」
ウィーン「心配ない歌声のする方へ歩き出せばいいんだ」
和奏「ならば私達は歌いましょう。互いのささやかな道標
として。」
紗羽「たとえ奇跡は起こせずとも、ただひと時の憩いのために。」
来夏「それぞれの想いを歌に乗せて今、」
全員「私たちはまた歩き出す。」

ここからの「radiant melody」への流れがもう言葉に
出来ないくらいです。
まひると和奏が作った曲。
それを指揮するのは高倉教頭先生。
先生の何かを取り戻した、或いは何か新しい物を得た様な
優しくて楽しそうな笑顔が心に響きました。

学校の生徒、先生、保護者、街の人々。
全てが1つになった瞬間。
それぞれの心の中に大切な繋がりが出来た瞬間でもありま
した。

新たな希望を胸にそれぞれの道へと進む5人。
やっぱり最後の曲は「潮風のハーモニー」。

「本日は娘が帰省するためお休みします」
の張り紙と共に料理をして和奏の帰りを待つお父さん。
玄関にちょこんと座り和奏の帰りを待つドラ。
最後まで心が温まります。

「ただいまぁ!」
ちょっと大人になった和奏の笑顔と共に私の心の中にも
爽やかな風が吹き抜けました。


お話の中では大人と子供の関係性(ある意味では現実と理想)
を極端に描いてる部分もあるかもしれませんが(特に理事長
や廃校の件…)、これはこれでドラマとして分かりやすくす
る為のコントラストとしての必要悪の様な感じで良かった
と思います。

そんな中でも子供の気持ちを信じて優しく見守る和奏の
お父さん。
娘が可愛いくて仕方なく将来が心配でつい厳しい言葉を
かけてしまうけど影では応援している紗羽のお父さん。
厳しくも深い言葉で彼女達の背中を押してくれるコンドル
クインズのメンバー。
最後は自分の職を掛けて生徒達の自主的な行動を守り抜い
た校長先生。
それぞれの素敵な大人の描かれ方も良かったです。

最近、監督さんや脚本家さん、アニメーターさんといった
スタッフの方々にも興味がわいてきて、まだまだにわか
な私ですけれど、それなりに特徴とか好みが少しわかる
様になってきたかもしれません。

まだアニメの専門的な言葉の理解度や知識は少ないです
けれど、作画、キャラクターデザインは私にとって作品を
視聴する上で興味深い要素の一つなんです。

TARI TARIに関しても色々書きたい事がある中で一つだけ
取り上げるとするならキャラの表情に関して。

キャラデザはお馴染みP.A.WORKS関口可奈味さん。
元Production I.Gでフリーを経て現在はP.A.WORKSで
活躍中のアニメーター、デザイナーさんです。

主な作品では「true tears」「花咲くいろは」
「TARI TARI」「SHIROBAKO」「Charlotte」の
キャラデザ、総作監を担当。
この作品群だけでも私的に凄いです。

京都アニメーションの堀口悠紀子さん(元京アニかな?)、
池田晶子さんと同じくらい私が好きなアニメーター・
デザイナーさんです。

その独特な線の特徴はどことなく硬くて今流行りの
デザインとは一線を画す、それでいて優しくて甘酸っぱく、
実在するかの様な女の子の生々しさや青春期のゴツゴツ
した複雑な感情を表現するのにぴったりな感じがします。

そんな関口さんのデザインで私が一番気になるのが
キャラクターの目と眉の間の窪み?の線と影。
(わかる方がいらしたら嬉しいです。)
他のアニメのキャラデでもたまに見かけるのですが、
関口さんのデザインはひときわ特徴があって特に悲しい
時、辛い時、憂いの時の表情を表現する時に凄く効果的な
感じがします。

true tearsでは影を多用、花いろでは線(弱め)+影(強め)
TARI TARIでは線(強め)+影(弱め)

と私は感じたのですが、同じアニメーターさんでも微妙な
デザインの変化が感じられて面白いですね。

最近視聴した「SHIROBAKO」ではかなり線が強いと思い
ます。
ついおいちゃんや絵麻ちゃん、矢野さんといったキャラの
表情にも目がいっちゃいました。
2015夏アニメの「Charlotte」でもキャラデ、総作監を
担当。
今までとはまた微妙に一味違うデザインがとても魅力的
です。

P.A.WORKSが面白おかしい作品だけではなく、青春期の
葛藤や恋愛感情を表現する作品を多く作っている関係上、
関口さんの絵が求められていくのはある意味必然なのかも
しれませんね。
これからも楽しみです。

TARI TARIを語る上では使用された楽曲も大きな要素。

まずビックリしたのが第1話での
「リフレクティア」合唱ver.

これはP.A.WORKSファンにとっては素敵なプレゼント。
言わずと知れた「true tears」のオープニングテーマ曲。
サビの部分だけだったけどもうちょっと聞きたかったか
な。
でも素敵な演出でした。

オープニングテーマ曲の「Dreamer」
TARI TARIの世界に私を誘ってくれる大好きな曲です。
沢山の元気と希望をもらえるような歌詞とメロディー。
そしてオープニングアニメーションとのシンクロ率が凄い
と思います。

特に私が好きなのが、
「♪いつも不安はすぐそばで
駈け出す思いを締め付けるけど〜♪」
のところの女性3人の表情のデザインなんです。

もうこれぞ関口可奈味ワールド全開!
あの3人の憂いの表情が私的に関口さんのキャラデの最大の
魅力の1つだと思います。

そこから明るいサビの部分への弾ける様な流れがこの
TARI TARIのストーリーを凝縮したような感じですね。

オープニングテーマ曲「Dreamer」がストーリーを凝縮
したような曲だとしたら、エンディングテーマの「潮風の
ハーモニー」は爽やかな曲に合わせてお話が進むにつれて
近づいていく5人の関係性がアニメーションと共にとても
良く表現されていると思います。
自分でもつい口ずさんでしまうくらい大好きな曲。
「新しい風が吹いて〜♪」
本当、出だしから素敵な曲です。

その他の挿入歌、BGMもお話のシーンにあった素敵な曲
ばかり。
「心の旋律」「goin' my way!!」「Amigo! Amigo!」
「Hau'oli♪」「熱闘ヒーローガンバライジャー」
「白浜坂高校校歌」「radiant melody」

作曲家・浜口史郎さんの曲は私は花咲くいろはで初めて
聞きましたけれど、色んなバリエーションに富んでいて
楽しかったり、心に染み渡る曲が多くて大好きな作曲家
さんの1人です。



「TARI TARI」〜たり〜たり
青春期において試行錯誤しながらも希望を持って前に進
み、出会った仲間と素敵な経験を分かち合うこの作品に
ピッタリの言葉。

大人になってあの頃の気持ちを忘れたわけでは無い。
大人になっても夢や希望はあります。

だけど背負い込むものが多すぎて大きすぎていつの間にか
自動安全ブレーキ搭載車になってしまっている自分が
います。
でもやっぱりこの様な作品に触れる事で

「進路クリア。オールグリーン!」

な気持ちになれる事が一番大切な事だと思います。

P.A.WORKSさんのオリジナル作品ではtrue tears、花咲く
いろはをはじめ若者の青春期の葛藤や恋愛感情をドラマ
仕立てで表現する作品が多いのでとても好きです。

そんなの実写ドラマでやればいいじゃんって思われる方も
いらっしゃるかと思いますが、どちらにもそれぞれの良さ
があります。
アニメでしか出来えない豊かな表現力で描かれる素敵な
ドラマに巡り逢える事をこれからも楽しみにしています。

いつの日も歌おう
この心のまま
悲しみも越えて行く
強い声

君がその勇気で
一歩進む時
思い出してほしい
煌めく瞳で過ごした日々を

いつの日も歌おう
この心のまま
響くよ 空の向こう
彼方まで

そしてまたどこかで
君に届いたら
思い出してほしい
煌めく瞳で過ごした日々を

輝く笑顔で過ごした日々を

「心の旋律」

素敵なハーモニーをありがとう。

長々とした感想、最後までお付き合い頂きまして有難う御座います。



【主要登場人物・出演者】

坂井 和奏 - (CV:高垣彩陽)
宮本 来夏 - (CV:瀬戸麻沙美)
沖田 紗羽 - (CV:早見沙織)
田中 大智 - (CV:島﨑信長)
ウィーン / 前田 敦博 - (CV:花江夏樹)
広畑 七恵 - (CV:赤﨑千夏)
上野 みどり - (CV:種田梨沙)
宮本 誠 - (CV:松岡禎丞)
教頭 / 高倉 直子 - (CV:田中敦子)
校長 / 池崎 頼 - (CV:宝亀克寿)
教師/高橋 智子 - (CV:木村亜希子)
坂井 圭介 - (CV:浜田賢二)
坂井 まひる - (CV:大原さやか)
沖田 正一 - (CV:木下浩之)
沖田 志保 - (CV:能登麻美子)
田中 晴香 - (CV:川澄綾子)
ヤン - (CV:小松未可子)


【主題歌】

オープニングテーマ
「Dreamer」
作詞・歌 - AiRI / 作曲・編曲 - 宮崎京一

エンディングテーマ
「潮風のハーモニー」
作詞 - micco / 作曲 - 杉森舞 / 編曲 - 渡辺和紀
歌(第1話) - 白浜坂高校合唱部[宮本来夏(瀬戸麻沙美)&沖田紗羽(早見沙織)]

歌(第3話 - 第5話) - 白浜坂高校合唱部[宮本来夏(瀬戸麻沙美)&沖田紗羽(早見沙織)&田中大智(島﨑信長)&ウィーン(花江夏樹)]

歌(第7話 - 第12話) - 白浜坂高校合唱部

「心の旋律 」(第2話)
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 宮本来夏(瀬戸麻沙美)&沖田紗羽(早見沙織)

「心の旋律 」(第6話)
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 白浜坂高校合唱部

「潮風のハーモニー 」(第13話)
作詞 - micco / 作曲 - 杉森舞 / 編曲 - 菊池達也 /
歌 - 白浜坂高校合唱部

【挿入歌】

「白浜坂高校校歌」(第1話、第13話)
作詞 - 橋本昌和 / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 田中大智(島﨑信長)、白浜坂高校生徒一同

「リフレクティア(合唱版)」(第1話)
作詞 - riya / 作曲 - 菊地創 / 編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 白浜坂高校声楽部

「goin' my way!!」(第1話)
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 宮本来夏(瀬戸麻沙美)

「goin' my way!!(合唱版)」(第2話)
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 白浜坂高校声楽部

「Amigo! Amigo!」(第2話、第4話)
作詞 - ヒカルド・クルーズ / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - コンドルクインズ(ヒカルド・クルーズと仲間たち)

「心の旋律」(第2話、第13話)
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 白浜坂高校合唱部

「白浜坂高校校歌(ラテンver.)」(第3話)
作詞 - 橋本昌和 / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 宮本来夏(瀬戸麻沙美)&沖田紗羽(早見沙織)&
田中大智(島﨑信長)

「Hau'oli♪」(第4話)
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 白浜坂高校合唱部[宮本来夏(瀬戸麻沙美)&
沖田紗羽(早見沙織)&田中大智(島﨑信長)&
ウィーン(花江夏樹)]

「熱闘ヒーローガンバライジャー」(第9話、第10話)
歌詞 - 原田謙太 / 作曲・編曲 - 浜口史郎 /
歌 - 西之端ヒーローショウテンジャー

「radiant melody」(第12話、第13話)
作詞 - riya / 作曲・編曲 - 浜口史郎 / 歌 -
白浜坂高校合唱部&声楽部
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 94
ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

誘われたり、喧嘩したり、怒ったり、笑ったり、戦ったり、負けたり、可笑しな事を言ったり、いい仲間にあったり。

凄くテンポがいい作品ですね。
物語に無駄がなく凄く沢山の大切が詰まったような作品であり毎年夏になると見たくたる作品てす。
今年の夏も見たくなりBlu-rayを出してきて見直してみました。

来夏は去年のコンクールのミスで教頭であり声楽部の顧問から部活で歌わせて貰えませんでした……高3であり歌が大好きな小夏は最後のコンクールに出たくて顧問に訴えるもやはり歌わせて貰えなくて……部活を辞めて合唱部を立ち上げようとするのだが……

確かにコンクールでミスをしたのは致命的です。
ですが、音楽科の生徒の進路が掛かってるのも解るけど1年以上そのミスを理由に歌わせないのは酷いです。
次のコンクールもミスするかもしれないなんて可能性の話しで歌わせないのは絶対に違うし、そんな横暴は許されませんよね。


そこで、来夏は合唱部を設立してますが部員を5人集める条件で、その1人を音楽経験のある和奏を誘うも彼女には否定されてしまう。

{netabare} でも、来夏は「何もしなくて後悔して諦めたくない」と言います。
そうですよね。
何かをしないで後悔するなら何かをして後悔する方が絶対に良いし、そしてなにより何もしなければ道は開けない。
それが、自分が好きな事だったり、やりたい事なら尚のことです。{/netabare}

和奏は来夏の親友の紗羽の説得で合唱部に名前だけを貸すと約束して居たのですが、何だかんだで振り回される和奏www
この子は凄く面倒見がよくて優しい子だなぁ〜と感じます。

コンクールの日に彼女達に様々なトラブルが降りかかります。

{netabare} 諦めそうになる小夏に紗羽が喝を入れます。
諦めそうなときに喝を入れてくれる人が傍に居ると言うのは有難い事です。

きっと、紗羽が居なければ、小夏のコンクールは苦い思い出しかなくなって居ました。
誰かが居てくれたから後悔しない道を選べる事ってありますよね。 {/netabare}

こうして、コンクールを何とか乗り換えた彼女達でしたが……

{netabare} コンクールが終わり「母さんにエロ本の隠し場所を教える」と脅迫されて居た来夏の弟がエロ本を処分して部を辞めると言い出したのです。
その後も何だかんだで、部員が減り3人にまで減ってしまう合唱部……

そこで廃部になりそうな合唱部と同じ境遇のバドミントン部……
バドミントン部は部員は田中が1人で頑張って居ましたが後に帰国子女のウィーンと2人でバドミントン部を続けようとするも2人……

合唱部3人とバドミントン部2人
両方部員が足りない……そこでおこなわれたのが吸収合併を兼ねた合唱部VSバドミントン部のバドミントン対決で3対2で、しかも合唱部3人の同時サーブに羽×3つと言うルール無用のバドミントン対決が始まりますww
結果、合唱部時々バドミントン部が発足されます。{/netabare}

商店街のイベントで歌う場所をコンドルクイーンズと言うバンドに譲ってしまう来夏……それに納得できない表情の紗羽
紗羽は来夏が本気だと思うから合唱部に入って力を貸してくれていたのに……

{netabare} とでも、来夏は自分からプロには勝てない、プロの演奏を見たいから部活を休む。
そんな彼女を見て信じていた紗羽が見たらどう思うでしょうか?
紗羽の気持ちって凄く解る。
相手がプロだとか上手いとか凄いって理由で手は抜きたくない。

格上に勝てるなんて自信満々に思ってるわけじゃない……でも決して勝てないとは思いたくない!
格上の人達と何かを競う時は私はそんな感じに考えてるたりします(*/∇\*)キャ
だから、紗羽の言いたい事って凄く解る。{/netabare}


さて、田中はバドミントンに真剣に向き合う男子です。

{netabare} 1人で部活も頑張って来たし本当にバドミントンに熱意を持っていて大会もベスト8……ベスト8って凄いよね。
でも、ベスト8って多分だけど本人からみたら凄く悔しいって思う。

だって、本人は優勝目指してる訳じゃん?
それでも8位……周りから凄い結果でもかなり悔しいと思う。
でも、紗羽と話して元気が出たみたいで良かった(*^^*)
で、彼は紗羽を好きになるから告白するのですが {/netabare}



さて、和奏は昔は音楽科の生徒でしたが、彼女は音楽から離れて居ました。
その理由が、和奏の母の死……死因は病気
彼女の母は音楽が好きで……

{netabare} 病気のお母さんは和奏に心配掛けたくなくて、一緒に曲を作ったり、歌ったりしたいって思ってたけど、和奏はお母さんが心配だったり受験が心配で、そんな母に当たってしまう……
そうして、残ったのが後悔……が「一緒に曲を作って居れば元気になったのかな」

和奏は母との思い出のピアノを処分する事を父に話す。
ピアノと一緒に母が作ってくれたクジラ……金魚……間を取ってイルカのストラップと一緒に……

学校から帰るとピアノもストラップもなくて……処分を頼んだのは和奏だったけど、やっぱり寂しそうに。
嵐の夜、和奏は受験の日を思い出す。

母が雨具を用意してない事を怒鳴りつける和奏……きっとこの日は多分、凄くお母さんは体調が凄く悪くて……
だから、準備出来なかったんだと思う。
私も経験あります。
今、思い返せば、しょうもない事で酷い事言ったって思うし自分の事くらい自分でしろよって思うけど、当時はそんな風には考えなかっし和奏と似た反応でした。

雨の中、受験の為のに和奏が忘れたお守りを持って着てくれた、お母さんに「こんなのいいのに!濡れるから早く帰って!」と辛く当たってしまう。

これは、体調を心配した和奏の優しさが強い言葉で出てしまった言葉です。
でも、そんなやり取りが最後になってしまった……
最後がこんなやり取りだからこそ後悔が残る。

母が倒れたと聞き駆けつけた病院のベッド。
横になった母は、揺すっても話しかけても目を開けてくれないし、言葉は返って来なくて、手を握ってもくれなければ、歌ってもくれない。

だから、2度言えない、伝えられない言葉「いってきます」「ごめんなさい」「ありがとう」2度と出来ない事「一緒にもぅ歌えない」…………彼女の心に残した後悔……{/netabare}

実は和奏は母が病気をしてる事を知らされてませんでした。

{netabare} 娘には病気の事を明かさなかった……
だから、結果としては後悔をする事になった。
知っていれば沢山話しが出来たのに、曲を作ったのに、一緒に歌ったのに、優しく出来たのに……

でも、数年前の今、和奏は父からその事実を知らされて母の愛情に気が付いた。

母の「いつか自分が居なくなっても、大事な宝物(娘)だから絶対に1人にしない!」
カッコイイ決意だと思います。

「一緒に和奏の歌を作る」お母さんとの約束……母は多分、知っていたのだと思います。
自分が、そう長くない事を……

彼女は和奏が身体に気をつけてねと言うと「和奏が一緒に曲を作ってくれたら元気になる」と言ってました。
和奏にはそれが母が悪ふざけを言ってる様にしか聞こえなくてキツい言葉になったけど……
お母さんは、きっと、残してあげたかった。

病気で自分が居なくなる事を話して曲を作ると
悲しい曲に……思い出になる。
娘と作りたかった曲は母としての優しさや強さや愛情を奏でる様な曲でありたい。

その曲を聞いて和奏が辛い時や悲しい時に元気になれる曲、新たな事にチャレンジする時に勇気を出せる曲、寂しいときにお母さんはここに居るよって解る曲じゃなきゃいけない。

お母さんが居なくなるから作る曲は悲しみが強くなる……母が居なくなって母を思い出して涙する曲にしてはいけないのです。

曲として娘にずっと、寄り添えるそんな曲を一緒に作りたかった。
だから、完成するまでは言えなかった。
いゃ、完成したとしても……

実は、私の友達も病気で亡くなりました。
その人は家族にも周りの友達にも、病気の事を話してなくて……私にも……数年前に健康診断に引っ掛かったって聞いてたけど、それからは元気そうだし大丈夫だって言うから私も安心してて……その後に友達のお兄さんから友達のアカウントから私にメッセがきて知りました。

私も和奏の様に何で病気の話しをしてくれないのかとか考えたけど、やっぱり解らなくて……
でも、和奏の母の「私は和奏に優しくして欲しいわけじゃないの」ってセリフを聞いた時に、病気になった人って凄く不安だと思う。
それでも、和奏のお母さんは、やっぱり娘が大切で娘の事を1番に考えてくれる。

病気だからって気を使われて優しくされても、やっぱり心配させちゃうし不安にさせちゃう……大切な娘にそんな顔させたくないよね。
お母さんだもん……自分の事で悩ませたくないよね。
そんな顔をさせて娘の傍にいるより、普通の親子として最期まで母として在ろうとしたのかな?と思いました。
本当に母として人として強い人だと思うし。
和奏が居るから強く有れた人だと思います。


でも、和奏が母の優しさに気がついた時には、母との約束も思い出のピアノも母の残したストラップも母との思い出の音楽も全て捨ててしまった。

だから、凄く後悔してしまう。
でも、お父さんが全て取って置いてくれた。
ピアノもストラップもそして……半分母が作った楽譜…残り半分を和奏が作る。
そうして、いつの日か2人の曲は完成する{/netabare}


この作品の5と6話が和奏のエピソードなのですが、親子の関係性をリアルに捉えていると思います。
和奏目線に立つと子供の気持ちに寄り添えるし、母目線に立つと母の気持ちに寄り添える。
凄く感情移入しやすくよく出来てると思います。
この辺りは何回見ても涙ががボロボロ出て来ます。



紗羽には夢がある騎手になるそれが彼女の夢だけど、両親に反対されてしまう。
彼女の夢は遊びだと…………

{netabare} 私は思います。
夢は遊びで語れないと……
本気じゃないと、あそこまでは出来ません。
親としては心配なのも解るけど、誰であろうと遊びだなんて言葉で夢を否定していい訳がないのです。

彼女は夢を叶えたくて騎馬の専門学校に応援したけど、細かな規定があり体重や身長制限は自分でもどうしようもなくなって……
それでも諦めて、無理なダイエットをしたり沢山無理をしてしまい最終的に流鏑馬の大会で怪我をしてしまう。
体重や身長制限が自分でもどうしようもなくなって

それでも素敵だと思ったのが、あれだけ遊びだと反対してた父親が、騎馬の学校に掛け合い説得するエピソードです。 {/netabare}

正直、ここまでしないと本気って伝わらないのかとは思うけど、やっと本気の夢だと気付いて応援してくれるのは、やっぱり嬉しいと思う(*^^*)


ウィーンはHEROが大好きな男の子

{netabare} HERO回は中々にギャグぽい?感じ?に仕上がっていましたね。
ただ、このHEROのバイトのエピソードでは合唱部が上手く纏まるのを感じました。
教頭先生にバイトの件でイチャモンつけられた後のやり取りも良かったです。
後、ひったくり犯捕まえるのもカッコよかったですね٩(ˊᗜˋ°ᵖⁱ)وヤホッ♪
しかも、ちゃんと音楽要素も入れてましたし(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝) {/netabare}

さて、学園の文化祭である白祭が中止に……
その理由として……廃校のお知らせ(*꒪꒫꒪)
彼女達は白祭の為に準備してきたけど……

{netabare} それでも、そんな中、和奏が歌を作りあげる!
そうして、お母さんと作った曲を皆で歌いたいと言う。
学校が無くなるからって歌ってはいけないなんて決まりも法律もないのです!
だから、「やろうよ!白祭!」和奏の一言で諦めかけていた 皆の心に火がついた{/netabare}

卒業してバラバラになっても、この曲を皆で歌う事で思い出す。

{netabare} 歌う事て思い出す……彼の青春、
誘われたり、喧嘩したり、怒ったり、笑ったり、戦ったり、負けたり、可笑しな事を言ったり、いい仲間にあったり。した事を……

TARI TARI のたりは〜したりのたりですよね。
和奏達の紡いだ言葉をレビューのタイトルにしてみました(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

だから、小夏は訴える。
クラブ会議で、文化祭をしようって。
でも、そんな中、合唱部時々バドミントン部にトラブルが発生する!
回収業者に小道具を回収して破壊されてしまう……そんな中バラバラになりそうな仲間を繋げたのはウィーンだった。
小道具はウィーンが作ったからウィーンに言われたらねw

文化祭をやると言っても簡単ではありません。
それでも、5人しか居なかった白祭をしようとする5人を見て時には説得してお願いをして、少しづつ友達が大人達が先生達が力を貸しくれるようになってきます。

廃校は覆せない……
アニメで廃校を覆せたのはスクールアイドルくらいしかパッと思い出せないww

それでも、文化祭くらいの少しの時間くらいくれたっていいと思う。
理事長は工事が遅れるとか馬鹿な事をいい文化祭を阻止してこようとする……
お客さんが入れない様に、生徒が入れない様に学校の立ち入りを封鎖されてしまう。

この理事長は本当にクズです。
生徒の将来を脅してくるし。
コイツは理事長でしょう?学校の代表でしょう?
廃校するとは言え今は学校の理事長でしょう?
生徒の事を1番に考えるべきじゃないの?って思う。
お金の事しか頭にない人です。

でも、校長先生は凄く良かったです。
校長先生はクビが掛かってても生徒の為に立ち上がってくれた。
結構、カッコ悪かったけど先生としてはカッコよかったです。

教頭先生は校長先生を見て冷たかったけどw
合唱部時々バドミントン部の指揮者をしてくれて、声楽部が全面サポートしてくれる事になります。 {/netabare}

声楽部とは色々とありましたが最後には協力関係として一緒に1つの舞台を作りあげる。

{netabare} 紗羽は騎手になる為に留学する事を選ぶ。
留学して夢を叶える為に……諦めない道を選ぶ為に……
私は、紗羽が留学する事を決意した時に迷いなく、小夏と和奏は背中を押す。

これって凄いなぁ〜って私なら多分、寂しいなぁ〜とか弱音吐いちゃうけど、迷いなく背中押せるのはホントに凄いなぁ〜ってw {/netabare}

そうして、彼女達は自分達の道を歩き出す。

田中の告白編

{netabare} これ当時はフラれた、フラれてないで意見が割れてました。
当時の私はフラれたのだと思ってましたが多分保留にされてる?気がします。
告白された時の紗羽の表示は少し困り顔の様な感じがしました。
でも、少し表情が柔らかくなって、飛行機で旅立った後に皆が、離れて田中が1人見送りながら涙を拭うシーンがありしましたが、多分「今は目の前の夢を叶える事しか考えられないから」とかで保留にされて……卒業式で、小夏が田中を茶化してたかは多分、保留されてるんだから伝えて好感度上げておきなのサインかな?ってw{/netabare}

いつ見ても楽しむる素敵な作品ですね(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

投稿 : 2022/08/06
♥ : 25
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

仲間と奏でる、歌と夢のハーモニー

2012年、個人的最優秀作品。実は以前書いてたあのレビューは、私のあにこれデビュー作でした。あれから 2年半の月日が流れ、この作品に対する私の想いもより強いものとなりました。いつも以上の長文で恐縮ですが、「 TARI TARI は素晴らしい!」という想いを込めて精一杯書いたので、最後まで読んでいただけたらと願います。


◆この作品で伝えたかったこと◆

この作品で描きたかったことは、「歌のもつ魅力」と「夢を追いかける高校生たちの青春」だと思います。

主人公の少女は、ある約束を守れなかったことから大切なものであるはずの音楽を辞めてしまおうとします。

しかし、高校3年生の夏、彼女も含めて5人の素敵な仲間に出会います。

今を懸命に楽しく生きる少女。夢をあきらめまいとまっすぐに頑張る少女。恥ずかしがりながらも夢に向かって歩む少年。正義にあこがれ自分のやりたいことを探す少年。

そんな5人の高校生たちが、歌を通して出会い、心を重ねて仲間となって、時にはすれ違い支え合いながら、それぞれの、そして5人の困難を乗り越えて行く。その過程の中でそれぞれが、それぞれの夢を抱き、江ノ島の街に夢と希望を届けていく。

そんな江ノ島を舞台に奏でられる夢と希望の音楽と、歌で出会ったあたたかい仲間との青春物語。

5人の歌が私たちにくれたのは、かけがえのない思い出と感動だったのかもしれません。



◆大好きなキャラ紹介~高校生編~◆

TARI TARI はたくさんの魅力が詰まった作品ですが、その一つに「高校生らしさ」があると思います。迷いつまずきながらも、夢に向かって走り続ける。そんな高校生らしい魅力を紹介したいと思います。


☆坂井和奏(高垣彩陽さん)・・・本作の主人公。過去に対する後悔から音楽を辞めようとしますが、それは誰よりも真面目な人だから。ちょっとツンデレな所がかわいい。

♪好きなセリフ {netabare}「やろうよ!白祭」

第11話。いよいよ和奏が主人公らしくなる時です。合唱部の仲間と父がいたから、過去に対する後悔を乗り越えて未来に向かって歩み出す勇気がもてた。だから、今度は私がみんなを引っ張っていく。そんな和奏の成長を感じられる素敵なシーンでした。{/netabare}


☆宮本来夏(瀬戸麻沙美さん)・・・本作もう一人の主人公。歌えない。けど、歌いたい。そんな想いを叶えるために一生懸命伸びやかに頑張る所がかわいい。

♪好きなセリフ{netabare} 「でも私ね、今は約束叶わなくってよかったって思ってる。叶ったら終わっちゃうでしょ。約束があったから、いつもおじいちゃんのことを思い出すの。」

第6話。これ、来夏のセリフですが、私の中では 今作品一の名言です。約束は果たせなかったからこそ、思い出として残り続ける。それはまるで、胸に刺さった細くて長い針のよう。そんな悲しくてやさしい痛みは、決して忘れることはないのです。{/netabare}


☆沖田紗羽(早見沙織さん)・・・本作のヒロインにして、俺の嫁(四代目)。仲間と馬のことが大好きで、自分の夢をあきらめないまっすぐな所がかわいい。

♪好きなセリフ{netabare} 「好きなだけじゃダメなんですか?そんな半端な気持ちじゃありません!」

第7話。紗羽らしさが伝わってくるいいシーンです。大好きなものを、夢を追いかけたい。でも、実際はうまくいかないこともある。そんな現実に、まっすぐに立ち向かおうとする紗羽の表情がとても魅力的でした。来夏の勘違いもいい味出してます。{/netabare}


☆田中大智(島崎信長さん)・・・本作のメインキャラの一人(モブではないよ)。バドミントンが大好きで、将来の夢はプロ選手。照れ屋で女子にいじられてしまう所がかわいい。

♪好きなセリフ{netabare} 「沖田。~以下不明~」

第13話。何度もリピート再生を繰り替えして口の動きを読み取ろうとしましたが、結局わかりませんでした。ささやかだけどいっしょに過ごした時間の中で、心が触れ合い惹かれ合う。そんな恋愛、私は嫌いじゃないですよ。いや、むしろ大好物です。{/netabare}


☆ウィーン(花江夏樹さん)・・・本作のメインキャラの一人(僕もモブじゃないよ)。ウィーンからやって来た日本人です。明るい性格で、少しずれている所がかわいい。

♪好きなセリフ{netabare} 「ヒーローは、挫けない。なぜなら、地球を回しているのは俺たちだから。」

第10話。ウィーンたちが引ったくり犯を捕まえるシーンです。正義のヒーローに対する憧れを胸に、自分たちも商店街のヒーローとして奮闘します。そんなウィーンの情熱と一生懸命さが私は好きです。まあ現実に、戦隊ものが好きな男子高校生がいるかは謎ですが。{/netabare}



◆大好きなキャラ紹介~大人編~◆

この作品のもう一つの魅力は、「大人が大人として魅力的」であることだと思います。これもP.A.WORKS のお家芸なのですが(SHIROBAKO や花いろなど)、この作品では「親のもつ愛情」と「音楽を愛する人」という視点で描かれていると思います。

☆和奏の父(坂井圭介)・・・和奏と妻であるまひるのことを理解し、あたたかく見守るお父さん。私は将来、こんな父親になりたいです。
☆和奏の母(坂井まひる)・・・愛する我が子に、大好きな歌を大好きになってほしい。そんな純粋な想いがまぶしくて、愛おしいです。
☆紗羽の父(沖田正一)・・・紗羽のことを大切に思うが故に、無謀な夢に反対する娘想いのお父さん。愛情の深さが伝わってきます。
☆紗羽の母(沖田志保)・・・紗羽や和奏たちのことを理解し、やさしくフォローしてくれるお母さん。時には、厳しく接することもあります。

♪教頭(高倉直子)・・・真面目な性格で、音楽が大好きだからこそ厳しい指導をする教頭先生。後半の変化はキャラ崩壊ではなく、悲しみの痛みを知る音楽家だからこそです。
♪校長(池崎頼)・・・音楽をこよなく愛するちょっと頼りない校長先生。「何が教育だ。人の弱さも、その弱さを癒す歌の素晴らしさも知らないくせに。」は名言です。

ちなみに、{netabare}理事長だけ極端に人間的弱さが描かれていないのは、「音楽の魅力を理解しない人」であることを強調するためだと思われます。{/netabare}



◆忘れられない思い出◆

この作品は私にとって、とても大切な作品です。

{netabare}この作品が放送されていた頃、私は私の人生に対して後悔をしていました。だから、和奏には強く共感しましたし、とてもまぶしく見えました。

和奏はいっしょに歌をつくるという約束をお母さんとしていましたが、叶わぬまま会えなくなってしまいました。そして、そのことに対する後悔はずっと和奏を苦しめます。

でも仲間と出会い、お父さんの支えによって立ち上がり、お母さんとの約束の歌をつくり始めるのです。

そんな和奏の姿に、私は勇気をもらいました。私もきっと後悔から立ち直り、前に向かって歩み出せる日が来ると。{/netabare}

TARI TARIは私が初めて自力で見つけた、心から出会えてよかったと思える作品です。忘れることのない思い出とともに、これからもずっときっと愛し続けていくでしょう。



◆それでも TARI TARIは素晴らしい◆

この作品は本当に素晴らしい作品だと思いますが、二つほど弱点があります。しかし、この弱点も見方を変えれば素敵な魅力になると思うで、必死に弁明させていただきます。

弱点その1、爪の甘いストーリー。

この作品を冷静な目で見てみると、ストーリー展開で少し無理があったりツッコミたくなるような箇所がたしかにあります。

でも、私はそれでいいと思っています。この作品は、技術的には未熟かもしれないけど、高校生たちが懸命に心を重ね合唱することによって素敵なハーモニーを生み、まわりの人たちの心も動かす、といった感じで描かれています。

だから、ストーリーも荒削りでいいんです。一生懸命伝えようとする想いが、少しでも伝われば。もしストーリーが完璧だったら、彼女たちがもつ高校生らしさは薄れてしまったかもしれません。

弱点その2、モブ扱いの田中とウィーン。

メインキャラは5人のはずなのに、男子二人の扱いがまるでモブキャラのように、雑に感じられる所もたしかにあります。

でもこれ、もしかしたら「あえて」かもしれません。

TARI TARIの魅力の一つに、「ユーモアさ」といいますか、クスッと笑わせるような上品な笑いが挙げられます。だから、あの二人の扱いも、そのユーモアな表現から来ているのではないでしょうか。

また、これは私の完全な妄想ですが、この作品は「女性優位」的な視点で描かれていると思います。決して女尊男卑というわけではなく、合唱のもつ特性よりこうなっているのかなと。

みなさんも中学生の時などに合唱された経験があるかと思いますが、なぜだか男子の方が声が出ない。しかも、指揮者や伴奏者はだいたい女子がやりますから、余計に男子は立場がない。(あくまで私の主観です)

そんな視点をストーリーの中に取り入れて、ユーモアあふれる作品に仕上げているのだと私は解釈しています。

このように「合唱」という文脈から好意的に捉えれば、弱点も魅力に変わります。

ああ、TARI TARIはなんて素晴らしい作品なんでしょう。



◆まとめ◆

それでも実はユーフォちゃんが完結した頃、ちょっとだけTARI TARIのことを心配してました。「あれ?すごい音楽作品が出てきたぞ。TARI TARIは大丈夫かな?」って。

でも、これはただの杞憂でした。TARI TARIにはちゃんと、TARI TARIだけの魅力がありました。

素敵な音楽ときれいな絵、かわいい高校生と魅力的な大人たち、そしてあたたかさとユーモアあふれる爽やかな青春。私が心から愛する、大切な「七神」の一つです。

仲間と奏でる、歌と夢のハーモニー。

そんなやさしくて清々しい高校生たちの青春を、夏の終わりに味わってみてはいかがでしょうか。


いつも以上の長文でしたが、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。



◇余談 1 ◇

『TARI TARI関連 CD の紹介』

{netabare}♪サウンドトラック
「TARI TARI ミュージックアルバム 〜歌ったり、奏でたり〜」

TARI TARIは音楽系作品ということもあって、そのBGMも素晴らしいです。ユーフォちゃんと僅差で、No.1だと思います。Disc1がサウンドトラックで、本当に素敵な音が詰まっています。Disc2には「心の旋律」や「潮風のハーモニー」などの素敵な合唱曲が収録されています。


♪キャラソンCD
「TARI TARI キャラソンミニアルバム 空盤 〜見上げたり、はばたいたり〜」
「TARI TARI キャラソンミニアルバム 海盤 〜潜ったり、たゆたったり〜」

私はOP&EDや劇中歌以外のアニソンは、正直あまり聞きません。つまり、キャラソンはあんまり好きではないのです。でも、この作品のそれはまったく違います。各キャラの性格や想いがうまく表現されている名曲ばかりです。自信をもってオススメします。


♪ドラマCD
「TARI TARI ドラマCD 旅立ちの歌」
~収録内容~
1.音楽劇 美女たちと蛙 〜Beauties and the frogs〜
2.第13話 冬だったり 立ち止まったり
3.第13話 歩き出したり 春だったり
4.合唱曲 旅立ちの歌

これこそが、TARI TARIの本当の最終回です。TARI TARIが好きな方は、必ず聞かなければなりませんよ。収録内容が上記のように、第13話の音楽劇の全容と、第13話を補完するストーリーとなっています。和奏たち5人の未来が語られているので、ぜひお聞きください。また、最後の「旅立ちの歌」も至高の合唱曲です。声優さんたちの気合いにも素晴らしいものがあり、涙なしでは聞けません。感動です。ぜひぜひ、ご試聴ください。{/netabare}


◇余談 2 ◇

『人はなぜ、歌を歌うのか?』

※完全におまけです。でもここに、この作品の本質があると思うので、最後までお付き合いいただけたらと思います。

{netabare}
人はなぜ、歌を歌うのか。それは、「人生をより豊かにするため」だと思います。

まず、人はいつ歌のでしょうか。

それは、嬉しい時、悲しい時、つらいことがあった時。そして、幸せな気持ちであふれている時。

自分の高まった感情を表現するために歌う。自分の気持ちを誰かに届けるために歌う。今の自分の想いを未来へとつむいでいくために歌う。そんな風に、私は思っています。

また、人は誰のために歌を歌うのでしょうか。

それは、自分のため、ともに同じ時間を過ごしてきた仲間のため、愛する人に大切な気持ちを伝えるため。そして、世界がやさしい気持ちであふれるように、私たちは歌うのだと思います。

そんな歌は、私たちにたくさんのものを与えてくれます。思い出や感動、ひと時の憩いの時間。

それらはきっとかけがえのないもので、人と人とをつないでくれる。そんな心の重なり合いは、大切な仲間を与えてくれる。そして、仲間とつくった大切な歌と音楽が、次の未来へと歩み出す勇気となって、夢へと変わる。私はそう、信じています。

歌の持つ一番の魅力、それは「いつでもすぐそばにある」ということ。

歌は他の音楽とは違って楽器を必要とせず、自分の身体一つでさまざまな音を奏でることができます。そして、そこに人が集まれば、より豊かな音楽となって輝きます。

歌はいつも私たちのそばにいて、うれしい時には幸せを、悲しい時には安らぎを与えてくれる。また、誰かといっしょに歌を歌えば、音と音が重なり合い、心と心が通じ合い、そこから愛や希望、そして夢が生まれてくる。それらはきっと、明日に向かう力となる。

和奏たちも歌で出会い、仲間となって、ぶつかり励まし合いながら、ともに困難を乗り越えてきた。そんなかけがえのない時間は、それぞれに夢を与え、未来へ踏み出す勇気となった。

そして、歌は一人ではつくれない。仲間がいて、色んな想いがぶつかり合って始めて、心動かす音楽が生まれるのです。

人はなぜ、歌を歌うのか。それは、より幸せな毎日を生きるため。

みなさんの日々の生活が、歌を、そして TARI TARI という作品を通して、より豊かなものなることを願いつつ、終わりの言葉としたいと思います。

最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。


{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 74

90.2 8 学園アニメランキング8位
Angel Beats!-エンジェルビーツ!(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★★ 4.2 (14532)
47395人が棚に入れました
森に囲まれた丘陵地にある、生徒総数2000名を越える全寮制のとある学園。一見するとごく普通の生徒らが生活を送っている学園だが、そこは死後の世界だった。現世で理不尽な人生を体験し、青春時代をまともに送れずに死んだ者はこの世界に送られ、あらかじめ用意されたエキストラの生徒達と共に学園で楽しい青春時代を過ごす内に未練を無くし、消滅(成仏)し、転生する。しかし、転生することを拒む人々がいた。少女・ゆりをリーダーとする「死んだ世界戦線(以降、戦線)」は、理不尽な人生を強いた神への復讐を目的とし、死ぬことのないこの世界で、学校の秩序を守る「天使」と日夜戦いを繰り広げていた。生前の記憶を失った少年・音無は、戦線のメンバーと行動を共にするが、次第にこの世界の真実を知ることとなる。

声優・キャラクター
神谷浩史、櫻井浩美、花澤香菜、喜多村英梨、木村良平、水島大宙、高木俊、斎藤楓子、牧野由依、増田裕生、Michael Rivas、徳本英一郎、小林由美子、東地宏樹、沢城みゆき、松浦チエ、阿澄佳奈、加藤英美里
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

Angel Beats!特別編10月4日(金) 26:55~27:25 (2周目

何がどういう事?!


□関連サイト
・番組公式サイト:ttp://www.angelbeats.jp/
・番組公式サイト (MX):ttp://www.mxtv.co.jp/angelbeats/
・番組公式ツイッター:ttp://twitter.com/AngelBeats_SSS
・麻枝准 Angel Beats!開発日記:ttp://key.visualarts.gr.jp/angelbeats/blog/
・Angel Beats!制作戦線:ttp://www.yetyou.jp/
・ANGEL BEATS! SSS(死んだ 世界 戦線)RADIO:ttp://hibiki-radio.jp/description/ab_sss.html
・Angel Beats! 避難所:ttp://jbbs.livedoor.jp/anime/8286/
・まとめWiki:ttp://www29.atwiki.jp/angelbeats/


色んなそっくりさんキャラが出てくる。
主人公:夏目友人帳ナツメ?
ゆりっぺ:涼宮ハルヒ?
天使かなで:長門キャラ?
副会長直井:ルルーシュ?

謎のオマージュ的なキャラがいっぱいいる。
天使とゆりっぺ側との対立があり天使と戦う事になる。
1クールにしては兎に角キャラが多すぎるのが難点。
短い尺の中でキャラを絞って掘り下げをもっとしていれば倍以上感動出来ただろう。
まぁ何はともあれKey・アニプレックス・電撃G's magazine・P.A. Worksの共同プロジェクトで、原作・脚本はKey所属のシナリオライター・麻枝准、キャラクター原案はKey所属のNa-Gaが手がけている。

OPもEDも最高ぅ~!BGMも最高ぅ~!

主人公:音無 結弦(声:神谷浩史)
天使:立華 かなで(声:花澤香菜)
まぁこれだけで見たくなるんですよね。
1週目は流し見だったので結構適当でしたが忘れた頃に見直そうと思っていたので見直しました。


ちなみにキャラクターコメンタリーが秀逸。
もう本編がこっちなんじゃないかって位面白いので聴いてない人は絶対に聴いて欲しい。
化物語シリーズのキャラコメを超える位面白かったです。
ってかキャラコメ聞いてて気付いたけど化物語の人5人も出てるんだよなこのアニメ。
神谷浩史・花澤香菜・沢城みゆき・喜多村英梨・加藤英美里
沢城みゆきと加藤英美里の出てる回聞いてて( ゚д゚)ハッ!となってしまった。
完全に八九寺Pと神原駿河って感じw
そして神谷浩史と花澤香菜のキャラコメ聴いてもう完全に化物語に!


ドナー登録の考え
{netabare}反対です。臓器提供?好きな人の臓器を提供なんて出来ないよ。
例え好きな相手が望んでいてもそれは許容出来ない。
頭では解るけど感情的に受け入れられない。
なんで死んだ人間の体を切り刻むんだ?ふざけんな!
って方が優先しちゃって無理ですね。
個人的にもドナー登録なんかしたくないですね。
頭ではわかるけど死体を切り刻まれたくないですし。
かと言って臓器を必要としている人の心情はわかるし納得もできるが個人的にそれは許容できないです。{/netabare}

各話感想
{netabare}1話
いきなりハルヒ似の謎のキャラが死ぬのがなんとか戦線とかわけわからない事を言っている。
その後天使が殺してきて驚いた。
ホントに死んでるんかい!
NPCとかわけがわからない。
天使は銃弾が効かない。ってかチートかよw
肉うどん300円のチケットがばら撒かれる。
それでいいのか?って事は全部チケット違うのか?

2話
弾薬の補充が必要で地下のギルド?へ潜ることに。
体育館の壇上の下の隠し扉から潜入。
野田くんの下りのBGMはなんなんだw
天使が進入中で対天子用トラップが発動中の模様。
死ぬわけじゃないようだけど痛みは無いのか?
閉じ込められるトラップを忘れんな!
レーザートラップが完全にバイオハザードw松下くん死亡。
切り刻まれてもしばらくすれば元に戻る模様。tk天井につぶされ死亡。
なんという淡々とした死。いや死なないのだけど。
さらに二人落下。そして水攻めでまた一人溺れ。
子犬はトラップなのかよwまぁ明らかにぬいぐるみだが。滝から椎名落下。
結局ゆりっぺと二人きり。なんともカオスなアニメ。
裕福な家庭に育ったゆりっぺ。目指し帽の知らない男達が家に。
強盗に兄妹を全員殺され一人だけ生き残った過去…
ここからアニメに一気に引き込まれる。
ギルドは完全に工場だった。って破棄しちゃうんかい!
大砲デカすぎ!砲台大破っておいおいwなんか謎のスピード感が。

3話
NPCは陽動作戦の為にバンドをするらしいがNPCじゃない人間との違いがよくわからん…
竹山(メガネ)は知的キャラらしい。
天使の住処これラピュタだろw機械じかけの方はハウルだろw
岩沢(声:みゆきち)の過去回想。
神原駿河のイメージ強すぎてスルガにしか聞こえない罠。
脳梗塞で失語症とかうちの死んだばあさんとまったく同じだ。
人生の理不尽か… 生きるってのは理不尽と戦う事でもあるよなぁ。
まさかの女子僚の女子部屋荒らしw
メガネはスーパーハカーだったようだ。
おっ学校の先生とか大人それなりにいるんだな。やっぱNPCなんだろうけど。
「退散するわよ」
の時のゆりっぺの後ろで映ってる主人公たちなんで体透けてるの?
岩沢はなんでアコギに触られたくなかったのか?まぁ好きなもの捨てられたくは無いが。
そして消えた。
岩沢が納得したから消えたと言う。つまり心残りが無くなったと言う事ですね。

4話
ユイ(声:キタエリ)のキャラはやたら濃いよなぁ~。
球技大会のチームを集める事に。
竹箒を指で立てて来い来いってこれなんかで見たことある気がするんだけど思い出せない。
野田はなんでハルバートいつも持ってるんだか…
日向は野球好きなのか。消えるフラグがビンビン。
あれ?そういや球技大会って野球なのか?
なんで撃ちあってんだよwww箒降ろせよ!w片手かよ!ww
キャッチボール始めんな!!だから箒離せって。
ここで初めて副会長が登場。
松下五段うまかったのか…
日向の過去回想。
「おまえ消えるのか?」
もうこの名言はニコのコメントじゃ当たり前の様に出てくる名言ですね。
フラグクラッシャーのユイwww消えないのかーい!w

5話
テストの点数を上げる為に天使の猛攻が始まるらしい。
TKはなんでいつもフラフラ動いてんだよw
天使に赤点を取らせるオペレーションスタート!
天使にも名前が。立華かなで。
日向と高松が吹っ飛ぶ時のEDはなんなんだww
ってか高松の筋肉なんだよそれ!
告白後の「時と場所を選んで」エッー!?
その後の椅子ロケットwww
どうやら作戦は成功したようだ。生徒会長解任。
ユイがいつの間にかガルデモになってた。
バンドメンバーはやっぱNPCだからそこにドラマは無いのかな?
天使はNPCじゃないのか?様子のおかしい天使。
でっこの演出なんなんですかね。何故食券をばらまくの?
そして麻婆豆腐がヒットする主人公。
あれ?麻婆豆腐食べたくなってきた…
天使失墜。消えるのか?天使消えたら話が終わっちゃうか。

6話
筋肉メガネ服着ろよ服!
なんという学級崩壊w箒を置け箒を!トイレ行き過ぎ!筋トレしてんじゃねー!
ツッコミが間に合わないww
天使が校則違反を忘れる…だと…!?やたら人間味帯びてきた。
直井がNPCじゃないようだ。なんだ?天使がなんだってんだ?
自衛目的にしか作っていない謎の装備ハンドソニック。
何を知っているんだ天使は。
天使…(´;ω;`)
外では虐殺が行われていた。まさかホモネタまでフラグだったのか…
夢を叶えたから成仏。
副会長の催眠術とか完全にギアスだろこれ。音無△
直井の過去回想って事はつまり…。

7話
ったくキタエリは子供なんだから。
直井消えてないのかーい!ギアスやめろwww
まさかの主人公の過去回想。つまりは…消えないんですねわかります。
作画が綺麗すぎてヤバイ。イルミネーション綺麗だなぁ。
妹の為ならと希望を持ったはずだったのに…
理不尽な事故が主人公を襲った。
なんなんだよほんと…(´;ω;`)

なんだろう。
前半では死んでも死なないと言う死の軽さを表現していて、後半では死の重さを表現しているように思う。
対比かな?

川の主!!食料調達かーい!
ハルバート持った奴後ろで隠れすぎだろwww
皆怯えすぎだろwwゆりっぺアッサリしすぎだろw
フィッシュ斉藤はFFで言うシド的役目。ビッグス&ウェッジ的ポジションでもある。
要はKeyシリーズで物語が変わっても必ず出てくるキャラですね。
中身は緑川光。超ベテラン声優です。
どんだけでかい魚だよ!川の深さよりでかいだろこれ明らかにw
水深何百メートルあったんだよその川wwせめて湖にしておけばよかったんじゃw

かなで。名前で呼ぶようになった天使の名前。
ゆりっぺ何があった!?天使が二人!?え?

8話
何がどうなってんだ…一周目適当に見てたからさっぱり覚えてない。
まぁそもそも忘れっぽいからすぐ忘れちゃうんだけど…
天使は分身だと…?
んで痛みはあるのか?やっぱあるのか?痛みがあるならとてつもない事だ。
イマイチその辺良くわからんけどギアス回で苦しんでたから痛みはあるのかな?
それにしてはちょっと軽い感じがしないでもない。
謎の分身天使が強すぎる。
ハーモニクスってのはチートか?w
天使の分身多すぎるだろ。
チョラーップ!Tk日本語しゃべらんのかw
松下五段!△
なんなんすかこのわけのわからない展開!w
続々と死んでいくではないか。シュールだな。
死に対する感覚としてはこの前の時点でせっかく重くなったはずなのにまーた軽くなちゃった。
ギャグにしちゃった。そしてまた二人きり…
かなでは一体どういう存在なのか…

9話
あれ?椎名はしゃべらないキャラだっけ?
電車の大事故… 過去回想なのか?
ドナー提供アニメになっちゃった。
天使はどうやら皆の心残りを消すためにいたようだ。
かなでは生徒会長復帰。
全てが終わったら…何が起こるのか?

10話
Ver.5悪魔の腕だなwハンドソニックって一体なんなんだw
主人公いよいよ消す作業に入るのか。本当にそれでいいのか?
っていう葛藤が欲しかったなぁ。
Key缶なんの味がするんだ…
次はユイが消えるのか。
火憐と暦コンビなかなか良いなぁ。
なんでジャーマンスープレックスなんだよw
サッカー強引だなw
日向マジいけめん。思わず涙出た(T_T)
影!?

11話
何このホモーレムww だからギアス使うなしw
直井の影おかしいぞ… なんじゃこのオッコトヌシモドキ。
やっぱ天使は羽が生えてるほうがカッコイイ。
お?NPCが影になったのか?
高松NPC化したのか…
死んだ世界戦線。重い言葉になってきた。
え?天使じゃないの?
日向マジいけめん。
神様とな…プログラミングでなんでも出来るんだなこの世界。
ギルドってなんなんだよほんと。

12話
バンドメンバーはNPCじゃなかったのか。
松下五段誰だよw
チャーも消えたのか?
ゆりっぺがおかしくなった。どうやら間に合ったようだ。
かなでの戦闘力は爆撃機並みだったのか。
出たなラスボス。声はカヲル君wまぁピッタリだな。
世界に愛が芽生えた?
なる程卒業する場所であって永遠にいてはいけない場所なのか。
「たったの10分だって」マジ泣いた(;_;)
ここから後号泣した。
そういえばカヲル君何処へ消えたんだ…
プログラムを組んだ奴とはなんだったのか…

13話
他の皆の話も見たかったなぁ…
ゲームでも作ってもっと掘り下げて欲しいもんだ。
死んだ世界戦線 卒業式。
戦歌斉唱。
麻婆豆腐好きすぎだろww
卒業証書授与。
なんでちょび髭メガネにハゲカツラww

卒業証書
仲村ゆり殿
あなたは本校において
みんなのために
がんばりぬいたことを
証します
死んだ世界戦線

色々と泣ける。BGMの入りいいなぁ。
日向の卒業証書おとなしのお腹の中から出てきたぞww
卒業生代表 答辞
あおげばとうとし斉唱。懐かしいなぁ…
Shinda Sekai Sensen でSSSか。
副会長。
ゆりっぺ。案外あっさりしてた。
日向。
天使と音無。消えないのか?まさかの告白。
かなでの心臓が音無のだったのか…
もう画面が見えないよ(つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

Another Epilogue
音無残って生徒会長になったのか…
続編みたいな。
しかしカナデのいなくなった世界じゃもう意味ないか…

SPECIAL EPISODE
テンションメーター2
ハイテンションシンドローム
わけがわからないミッション始まったww
神はいたのか!w
超絶ハイテンションww
そのまま終わるのかと思ったけど天使を尾行。
なんという落ちww
BADENDなのかーい!w{/netabare}


アニメが面白かった人におすすめなのがラジオ。
「Angel Beats! SSS(死んだ 世界 戦線)RADIO」
これはこのアニメのラジオ。
パーソナリティは3名(櫻井浩美(ゆりっぺ)は毎回、花澤香菜(天使)と喜多村英梨(ユイ)は隔週交代での担当)。

そしてもう一つなんと言っても面白いのが
「麻枝准の殺伐RADIO」
これは製作者のラジオ。
兎に角長い。数時間に渡る超長編ラジオです。
製作過程の事が色々と聞けるのでとても面白いです。
でもヲタボイスです。呂律が怪しいので聞き取り難いです。

何処で聞けるかって?
グーグル先生は物知りだってエロい人が言ってた。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 54
ネタバレ

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

感動したが2クールならもっと良くなったと思う!

あらすじ

森に囲まれた丘陵地にある天上学園は
生徒総数2000名を越える全寮制の学校。
一見するとごく普通の生徒らが生活を送っている学園だが、
そこは死後の世界だった。

現世で理不尽な人生を体験し、
青春時代をまともに送れずに死んだ者はこの世界に送られ、あらかじめ用意されたエキストラ(NPC)の生徒達と共に
学園で楽しい青春時代を過ごす内に未練を無くし、
「消滅」(成仏)し、転生する。

しかし、転生することを拒む人々がいた。
少女・ゆりをリーダーとする
「死んだ世界戦線(以降、戦線)」は、
理不尽な人生を強いた神への復讐を目的とし、
元々が死後の世界であり「死ぬ」ことのないこの世界で、
学校の秩序を守る「天使」と日夜戦いを繰り広げていた。

生前の記憶を失った少年・音無は、
戦線のメンバーと行動を共にするが、
次第にこの世界の真実を知ることとなる。



感想


10話が一番おすすめです!泣けました
音楽もとても良かったですよ!
特に「1番の宝物」がとても良かったです

相変わらず麻枝さんの脚本は泣かされていまいますね
でもやっぱり1クールという間じゃ
麻枝さんの良さが出し切れてはいないと思う

キャラも個性的なキャラが多く出てきて
魅力的なのだとは思うが
やっぱり1クールでは尺が足りず
キャラ一人一人の掘り下げが足りないと思った

掘り下げとかできていないので
基本中心となる最後に残った5人以外は
過去のトラウマというかなんでこの世界が来たのかの
理由が明かされてないので感情移入がしにくいです

2クール以上でそこらへんも描くことが
出来ていればもっと面白く
感動できる作品になったと思う

ストーリーも急な展開もあり
少し分かりずらいかもしれません

前半はほとんどギャグでしたね
ギャグも面白くて好きでした
特にテストの時のやつとかがw

オーディオコメンタリーも面白かったので
DVD借りて見てみて欲しいですね


でも最後の方の展開はやっぱり
早すぎたかな?(^-^;
1クールだけだから仕方ないと思うが
やっぱり最後別れる時に一人一人
しっかりとしたストーリーがあって(ゆいのように)
その後で別れた方がもっと良かったとは思う

あと一人一人がどういう気持ちで
消えることを選び消えたのかの
心理描写が少ないのでやっぱり
少し残念な感じだな~

2クールでゆっくり作って欲しかったな~!
そうしたらさらに感動することができたと思う
好きな作品だからこそ、本当に残念でした

後ゲーム化が決定したそうなので
そっちで話しが掘り下げられるのを期待しておきます♪
楽しみです♪




ここからは解説というか
謎な部分を考察をして
書いておこうとおきます

{netabare} ~


最終回も終わったにも関わらず、依然として残された謎の多いAB!ですが、
その中でも最も大きそうな謎である
「AngelPlayer(AP)の制作者は誰?」ということについて
書いていきたいと思います。

大きな鍵となるのは、もちろん12話で出てきた
NPCの第二コンピュータ室にいた彼の証言なんですが、
彼の証言そのままでは誰も当てはまらないような気がするんですよね。

「AngelPlayer制作者はかなで説」を提唱してみます。
結構シンプルに考えられるんじゃないかと思ってます。

 つまりは、待った時間があまりに長すぎたために
プログラムを適用した、という部分が、
実はかなで自身にAPを適用したってことを
示唆しているんじゃないかと思うわけです。

「My Soul,Your Beats!」の歌詞を見てみましょう。
この歌詞はかなで自身のことを歌っているものだという
前提があるからではありますが。

個人的には「あたしの中の時は止まってるのに」と
「あなたに手を引かれてた」の部分が気になりました。
時が止まっていたり日常を繰り返しているのは、
つまりはNPCとして日常を繰り返しているだけで
進んでいかないことを示唆していますし、
手を引かれてたってところは、
音無に手を引かれた釣り回を思い起こさせます。

つまりは音無に呼ばれたことで、失われた記憶が呼び覚まされた、
あるいはNPCだったのに時が流れ始めた、
ということを言っているようにも思います。
「幾千の朝を越え」という部分は、
この世界にかなでが長く居ることを示していますよね。

かなでがこの世界に長くいたり、
NPCだったことを示す証拠はいくつもあるんですよね。
例えば、麻婆豆腐が好物だということを忘れていたというあたりとか、
マーボー豆腐に夢中で校則違反を忘れていたところとかは、
まさにNPCだったことで記憶が止まっていたのか、
あるいは長い時の中で本当に忘れてしまっていたのかどちらかでしょう。

ついでに言えば、その前にテスト回で
いじめられていたところの最後の場面で、
生徒会長を解かれたかなでが一人で食堂に行き
マーボー豆腐の食券を買ってましたが、
あれもNPCとして、夜はマーボー豆腐を食べるという
プログラミングが為されていてたからこそ行った不自然な動き、
とすれば説明がつきます。
それ以前は「生徒会長」という属性があったために
ガルデモライブを止めようとした、とも考えられますし、
会長という属性が無くなったためにガルデモライブを止める、
というルーチンが働かなかったんじゃないか……と考えています。

かなでの部屋にあったAngelPlayerのマニュアルも、
NPCは記憶を蓄積できないのだとしたら、
毎回思い出すことは不可能という感じになると思います。
そうした場合、何か残るものとして残しておけば……となると、
NPCになる前にマニュアルを残しておいて、
NPCになった後でもプログラムを触れるようにしたのでは……? 
と考えられるわけです。

音無を一突きにしたのも、
APに入れられたプログラムという見方はできるんじゃないかと思ってます。
殺しても死なない世界ということで、
心音を直接聞くのよりもああいう形のほうがこの世界では
自然に心臓を調べられるからなんじゃないかとか考えていたりもします。
そういえば、ハーモニクスの赤い目の天使だって、
戦線メンバーに対しては心臓を一突きでしたよね。
PCに対してはそう攻撃する、というプログラミングされていると
見て間違いないようです。
ゆりっぺだけは違うんですが……。

そして、もしAP制作者がかなでだとしたら、
音無は一度死んでこの世界でかなでに愛され、
かなでとは別に成仏して、また死んで戻ってきた、
ということになります。
最大限に都合よく解釈すれば、
かなでは音無を一旦見つけて感謝の気持ちを伝えようとしたものの、
音無が勝手にかなでのことを好きになって成仏してしまい、
そしてまた、かなでは長い時間この世界で待つ間にAPを制作して
自身に適用してNPC化した、ということにもなります。

この説も穴は大きいです
。MSYB!の「待ってる気がした 呼んでる気がしたんだ」というのは、
かなでが音無に呼ばれていることを示しているものと思います。
でももしそうだとしたら、かなでがAP制作者っていう前提は
NPCの彼の発言からは崩れることにもなるんですよね

でも、NPCの彼の証言がどこまで信用できるかってことでもあります。
何せ、どちらにしても片方の一方的な考えや
記憶しか引き継いでいないと思われますので。

もちろん音無がAngelPlayer制作者説も
あるんですがこっちはどうも
矛盾が多い気がするし
個人的にかなで説の方が
好きなんで、かなでかな?とw

どうも卒業していくべき場所だから、
愛が芽生えたら影を創りだしてNPC化していく、というのが、
音無の行動と相反するような気がするんですよね

はっきりしたことはわからないし、
もしかしたらその辺を曖昧にしているだけなのかもしれません
どの考察も結局は推察の域をでませんね

原作もないのでこれ以上考えることも
今の所不可能でしょう
ゲームが発売されるとのことなんで
そのあたりのことも
細かく描写してくれて
わかるようになってくれると嬉しいんですが
発売が待ちどうしいですね!

{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 289
ネタバレ

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

BD2巻・7巻特典のメイキング映像が今考えるとリアルSHIROBAKOな件(を追記)。

放送当時に1話を見ましたが、
最初に思ったのは「何だこの劣化版ハルヒは?」・・でした(・ω・;)。
なんか意味わからない話で、ギャグも寒いし、
女キャラのかわいさに頼ったアニメっぽいなと誤解し
1話で切ってしまっていました・・><。
けっこうよくある反応だと思いますw。


ではなぜ再度視聴できたか?というとそのきっかけは、
某動画サイトの「演奏動画」関係で”ガルデモ”という単語をよく目にするようになり、
視聴してみると、いい楽曲が多いじゃないですか♪。
動画中のアニメのライブシーンもよかったので、
「もしかしたらアニメ自体も良作なのかも?」と考えを改め、再度1話から見直してみました。

するとかなり印象が変わっていました。
いきなり初めて見た本作の1話は、まずたいていの意見として
「わけがわからないよ・・」だと思いますが、
一度最後まで見終えてもう一度見ると、
そこがどんな世界で、なぜ各登場人物達(天使含む)がそういった行動をとっているかを
理解して見れた時、すごく納得でき、また感動できたりします。


自分のようにもし1話で切ってしまった方がいるならば、
ぜひぜひ、せめて4話まで見てから判断してほしいですっ!。
3話中盤・ラストでの○○の演奏シーンはとても対照的で、
前者では熱い昂揚感を、後者ではもの悲しさと感動が味わえます。
初めて見た時の3話ラストでは「ふ~ん」くらいで特に何も感じなかったものが、
何回も見返した時の3話ラストでは心揺さぶられ涙が出てきてしまうんです(TдT) 。
3話のあのインパクトは自分にとってはとてもとても大きかったですね。

あと、何といってもこの作品の良さは、
命という重い重いテーマでありながら、
これほどまでに明るく軽く視聴者の心に疑問を投げかけ、心地よい感動を与えてくれることですね。
底抜けに明るい愛すべきキャラたちがたくさん出てきます。

登場キャラは、好きなキャラ多いな~⇒ほぼ全てのキャラが好きですね^^。
主要キャラは当然なのですが、野田くんの存在が自分には大きかったです。
野田くんって下の名前ないんですかね?w。


あと、音楽のチカラってすごいなーと思いました!。
この作品の音楽は、自分の中では最高クラスです!!!。
1回切ったアニメに再度チャレンジする気にさせられたり(ガルデモ)、
OP,ED曲も最高に心に沁みました。
そしてなにより「一番の宝物」!!。画面がぼやけてちゃんと見えません・・。
この作品の全ての音源・演奏・歌声に出会え、大ファンになることができたことに感謝を。


あと、本作のWEBラジオである「SSSラジオ(死んだ世界戦線ラジオ)」。
これは必聴です。。キタエリさんのテンション凄すぎる!!。面白すぎる!。


最終話辺りでの主人公の行動に賛否両論巻き起こりましたが、
自分的にはとても人間的な葛藤だと思えたし、
親近感とそのほかいろんな感情が生まれました。

多少の粗はありますが、本作品には自分の最高評価をつけさせていただきます。
今作品を完成させてくれたスタッフさんに、言葉で言い尽くせない感謝の気持ちでいっぱいです。

「尺が足りない」というレビューをよく見かけますが、
自分はそんなことまったくない絶妙の作品だったと思います。
人と人との関わりは時間がすべてではなく、
その濃さにあるのではないかな?と思わせてくれる素晴らしい構成でした。
「もう少し時間があったらいいのに」と思っても思い通りにいかない”せつなさ”が、
それらの大切さをよりいっそうひきたてている気がします。


ここから下は、ネタバレ&考察を含みますので視聴終えてから読んでほしいです。ペコリ(o_ _)o))

{netabare}~魂の救済場所~

本来ならもう死んでしまっている人達の話なので、
何もない”無”であるところから物語はスタートしてますよね。

既にこの世からは消えてしまっているはずの彼らが、
この不思議な場所で出会い、
今一度、立ち止まってそれまでの人生を振り返ったり、
理不尽さにあがなったり、
また体験できなかった学生生活や苦労・喜びを経験し成仏していく・・。

人生を振り返るといっても、
まだ人生を語るには若すぎる彼らの”死”というものが、痛いくらい伝わってきました。

だってまだ自分は何をどうしたいのか?、
どんな目標を持つのか?、
目標の達成のためにどんな努力をすればいいのか?、
何が彼らにとって正しいことなのか?、
成すべきことは何なのか?。
・・等々といったことがまだまだ見えないし分からない時期ですよね。

さらにいきなり投げ込まれた訳のわからない状況・世界の中、
それでもわずかな情報を頼りに知恵をしぼり、考え、
仲間を作り、助け合い、
信じたことに突き進んでいく。

もちろん常に正しい選択ばかりできるはずもありません。
まちがえたり、悩んだり、突き進んだり、後悔したり、うまくいかなかったり、
勘違いしたり、行き違いがあったり、わかりあえなかったり、分かり合えたり、
・・・いろんなことが”若さゆえ”でもあるし、
それこそが”若さの素晴らしさ”でもあるように思います。
また、それこそが”人間らしさ”でもあるように思います。
・・3話で岩沢さんが歌ってましたよね。


現実に私たちがいま生きているこの世界も、
ほんとのところを言えばわからないことだらけですよね~。

神はいるのか?。
死後はどうなるのか?。
etc.....

本作で描かれたような~魂の救済場所~なんて所ががもし本当にあるとしたら
なんて素晴らしい場所なんだろうなあって想像してしまいます。
実際はありえないけれど、そんな想像させてくれるところが面白いですね。


若干状況は異なりますが、
自分が大好きなマンガ「ジョジョの奇妙な冒険」第5部のブチャラティが言った言葉
”天がチョッピリだけ許してくれた偶然の運命”
”もう少しだけ動くことを許してくれた”
これにどこか通ずるものがあるように思います。{/netabare}


------------------------------------------------
【追記】BD2巻・7巻特典のメイキング映像が今考えるとリアルSHIROBAKOな件。


PCゲーム版の発売が近いせいか、自分の中でAB熱が再燃しています!!(特にアニメ版)。

単品BD特典として2巻と7巻についていたメイキング映像・メイキング映像第2部を何気に見返していたら

・・・・・

・・・これって

・・・リアルSHIROBAKOじゃないっすか!!!。

P.A.Worksの堀川社長が語っていることや、いろんな職種の制作風景なんて
SHIROBAKO本編でも多々見かけた光景です!!。
CGの重要性なども入っていて、見応えがSHIROBAKO本編に負けないくらいの内容でした!。
さらにVocal収録風景がほぼ全員分入っていて素っ晴らしい!!。
アフレコ風景での神谷さん&櫻井さんの演技+コメントも鳥肌立ちました!!。

当時何回か見てるはずの映像内容なのですが、当時は特に何も感じなかったものが
今観るとシビれまくる内容だったのです!!!。

麻枝准さんのセリフへのこだわりだったり曲の歌い方のこだわりだったり
全てが最終形への計り知れない努力の上に成り立った作品を
自分たちは観させてもらってたのだな・・と、涙ものでした!。

関わったスタッフ様方のWORKS全てが1つの傑作を生み出していたのだなと
改めて実感させてくれました。

・・いやあ、これはSHIROBAKO Zeroといってもいいかもしれないなと思ってしまいます^^。

6月に発売される国内版BD-BOXには、このメイキング映像は収録されないのでしょうか???
絶対これは入れるべきだと思いますが、どうなんでしょう・・・;。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 67

74.9 9 学園アニメランキング9位
からかい上手の高木さん③(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (266)
731人が棚に入れました
「からかい」が縮める、二人の距離――。 2022年、見守りたい初恋が、ここにある。 とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれる男の子・西片。 高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。 どうにかして、高木さんにひと泡吹かそうと奮闘する日々…。 移ろうものは季節だけではなく、西片の心にも…? 一方、優勢とみられた高木さんにも、ゆらぐ事態が―? スキを見るか、スキを見せるか― ニヤキュン指数100%の「からかいバトル」、 いよいよ最終ラウンドに…!?


声優・キャラクター
高木さん:高橋李依
西片:梶裕貴
ミナ:小原好美
ユカリ:M・A・O
サナエ:小倉唯
中井:内田雄馬
真野:小岩井ことり
高尾:岡本信彦
木村:落合福嗣
浜口:内山昂輝
北条:悠木碧
田辺先生:田所陽向
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ホップ ステップ そんでステップ

原作未読


3期めということでご新規さんは1期からどうぞ。
私個人としてはちょい飽きました。若干修正変化はあるものの、ホップ→ステップ…ときて次ジャンプかしら?と思いきやもう一回違う足でステップした感じ。
CMで毎度やってた公開ネタバレの影響あるかもわかりません。

 1 (元)高木さん…と二人の未来がわかっている
 2 今夏(2022年)劇場版公開…とピーク後ろ倒しがわかっている

結末(未来)提示されてるので“付き合う(ピーク)まではいかないんけど進展くらいはあるやも”との勝手な期待値をもって臨んだ3期。そういう作風だと言われりゃ反論はできませんが。
中継ぎでいくら良い仕事をしても年俸で先発・抑えに適わんのと一緒ですね。評価は1期(3.7点)2期(4.0点)ときて3期(3.7点)としてます。野球でいえば試合を壊してないし、アニメとして物語的に上積みもある。興行の実行計画としても正しい。導き出せるのは

 この世界観を気に入ってるか否か

中学生男女の微笑ましいやりとりでほっこりするなりニヤリとするを楽しむ日常劇を3期まで観ておいて「飽きた」というのも無粋この上ありませんがそういうことです。
以下は3期めの気づき箇所です

【季節感】
 ざっくり2期は夏で3期は冬。季節ならではの盛り上がりイベントがありました。ただしそれは予想の範囲内。違う足でステップしたと評した理由です。

【土地勘】
 特定の地名が出てきました。瀬戸内の持つイメージが良い方向に働いてます。海が見える教室で机並べて同じ月日を過ごしてる二人も良いのですが、隣町に遠征する校外イベントもちらほら出てきます。
きちんと一年生二年生と年次を重ねて行動範囲が広がっていることがわかります。


別作品で瀬戸内を物語の舞台に選んだ理由を“懐かしさを呼び起こす土地柄”とされてたアニメ監督さんのコメントを聞いたことがあります。西片や高木さんに在りし日の自分が見えるかもしれません。
その昔。夏と冬の間に置かれた春と秋って中途半端だけど知らないうちに心動いちゃう季節だよね~って曲がありました。夏冬の盛り上がりイベントを経て桜舞う季節に3期は幕を閉じました。

 {netabare}このころはなんとなく 心楽しくて
 知らないうちに 誰かを
 好きになったりします{/netabare}

となるかどうか、続きは劇場版で! 私は配信待ちかなぁ。



※ネタバレ所感

■今期のおうた

もはや風物詩となった毎話の名曲カバー。今回のラインナップはこちら↓

{netabare}① 夢で逢えたら/大瀧詠一(1976年)※いろんな人がカバー
②③Over Drive/JUDY AND MARY(1995年)
⓸⑤ひまわりの約束/秦基博(2014年)
⑥ 学園天国/フィンガー5(1974年)※いろんな人がカバー
⑦⑧じょいふる/いきものがかり(2009年)
⑨ サンタが町にやってくる/スタンダード曲
⑩⑪スノーマジックファンタジー/SEKAI NO OWARI(2014年)
⑫ 花/ORANGE RANGE(2004年){/netabare}

第1話のエンディング曲は予想とビンゴでした! だがそこまで。以降は外しまくりです。

{netabare}なお選曲について自分にはイマイチでした。大ヒットナンバーに隠れて、そのアーティストのファンが歓喜しそうな選曲だった1期。2期はヒット曲ばかりでイマイチだったんだけど思い入れのある曲がきて轟沈したのと1期EDを持ってくる変化球を評価。
実際に1期のレビューでジュディマリ『Over Drive』ではなく『自転車』持ってくるセンスがナイス!と激賞しといたから3期第2話ではしご外されましたよ。自分自身もセンス抜群とは言いませんが今回の選曲ぶりとは相性悪かったみたいです。救いはセカオワっすね。
なんと言いましょうか。ラブソングで「好きだ」「I love you」を連発したらつまらないじゃない。直接ではないけどどう見ても好きなことがわかる言葉回しがオサレなのよ。そもそもそういった作風じゃん。今回ので言えば文化祭回で⑥『学園天国』ってありきたり過ぎるチョイスってことなんです。今度3年生になる二人ですが卒業で『3月9日』持ってきたらきっと残念がると思います。{/netabare}


■今期のご両人

{netabare}“銀座No.1が転生したら…”が高木さんとは以前とあるレビュアーさんが言っていて頷いたものです。タイトルにもある高木さんその人をまずはご紹介といった趣きの第1期。2期は西片もしっかり出張ってきてラブ要素増えましたよ、っと。
ほぼ100%相手の考えてることわかっているとなにかと楽でしょうね。そこふまえて西片への好意を持っている高木さんですから選球眼は良いのでしょう。いい娘といい坊やだから我々も安心できます。
そんな高木さんでもほぼ100%相手の行動を制御できない(しようとしない)ので物語に嫌味はないですね。不可抗力要素が残ってますからたまにキュンとなれます。{/netabare}

{netabare}着目したいのは攻守ともレベルの高さが見える高木さんでしょうか。1期のサムネ(2022年4月現在)にも代表されるあの首の角度と上目遣いは攻撃力高めです。よくよく見ると西片にしか使ってないのでライバルへの魔除けにもなりますし、これ重要なんですが女子の敵を作りません。
3期では高木さんと西片以外のクラスメイトとの絡みも増えてました。気さくに対応しつつも嫌味なく一線を引けるポジショニングも秀逸ですね。つくづく思います。なんでこの娘中学生なんだろう、と。{/netabare}

{netabare}西片は一歩ずつ大人の階段登ってる感じ。男女の性差で精神年齢女子上めなのはしゃーないしそこ突っ込むのも無粋ではありますがこういった関係性の作品多いですよね。
中学生なら手探りながらでももう少し恋愛や性欲模索するでしょうに。どうも未成熟な♂を甘やかしてくれる理想の♀的な構図が世に溢れていて食傷気味です。マッチョ志向流行らんのかな。{/netabare}



視聴時期:2022年1月~2022年3月 リアタイ

-----

2022.04.16 初稿

投稿 : 2022/08/06
♥ : 36
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

応援したくなる初恋

途中から見ても楽しめますが、必ず1期から見てください。

個性的なキャラは何人か出てきますが恋愛関係は髙木さんと西片の二人だけの世界ですし、シリアスな展開とか修羅場とか浮気とか全然ないピュアな恋愛模様なので安心してみていられますね。

3期もとても良かったです。
相変わらず高木ちゃんの表情変化がとても生き生きしていて力入っているのがいいですね。
特に不意に嬉しいことがあったときの間のとりかたと、直後の表情がすごく良くて、喜びをかみしめている感じが出ているのが可愛くていいなあと思います。

西方も相変わらず反応が可愛くていい!
全然進歩しない子だけど、根が優しいのがすごくよくわかるエピソードも多くて、高木ちゃんが好きになるのもわかる。

3期見て思ったんですが、男子中学生ってこんなに恋愛に疎いもんなんですかね?
クラスの男子がみんなあまりにも恋愛に無関心すぎるような気がしたけど、私の感覚がおかしいんでしょうか?
西方はありえないくらい鈍いですが、クラスの男子の中では数少ない女子を意識している男子ですね。

あと、細かいことですが1期はほとんど西方以外と絡まなかった高木ちゃんが、2期3期と他の女の子と仲良くしているシーンが増えたのは良かったと思う。最初は友達いないのかなこの子?って思っていたので。

マンネリじゃないの?って意見はその通りだと思いますが、私は二人の恋愛模様をもっと見ていたいのでとても満足しています。

【1期~3期までの高木さんの変化と恋愛模様】
{netabare}
一期からやっていることがほとんど変わらないように思われるかもですが1期2期3期とこのアニメを楽しむポイントは少し変化していて、

1期は西片視点で話が進んでいて髙木さんの心理描写がないので、ラブコメなのはわかるけどどういう方向に進展するのかわからなかったんですね。
そうしたら一期後半でだんだん髙木さんの気持ちが描写されるようになってきて、最後は実はずっと西片を一途に思っている髙木さんの絵を見せて締めていました。
髙木ちゃんこんなに西片好きだったんだ、なにこれかわいい、これからどうなっていくんだろう?ってところで終わった1期。
2期はそんな髙木さんの気持ちがわかって見ているから、普通のラブコメのつもりで髙木さん積極的でかわいいって思いながら見てました。
でも髙木さんの核心が良くわからないところは一緒で、髙木さんはどういうつもりでこういう関係を続けているのかがわからなかった。

1期から髙木さんには好きな気持ちを隠す気がないのは一緒だけど、1期のときはまだ西方が恋愛を意識していないのは明白でした。
2期になるとはたから見たら完全に付き合ってるようにしか見えないくらい親密になっていて、なんで付き合わないの?って疑問もありましたが、髙木さんが友達以上恋人未満の関係が心地よくて、今の関係を続けたいからこれ以上の距離に踏み込まないのかなって思っていました。

でも3期でそれはちょっと違うんじゃないかって思った。

西片との思い出を積み重ねるたびに少しずつ髙木さんのアプローチにも変化がでてるんですよね。
3期見て髙木さんはただ西片の気をひこうとしているわけじゃなくて、西片が大人になって女として自分を見てくれるまで待っているんじゃないかって思った。

西片が髙木さんを友達以上に見ているのは髙木さんもわかっているでしょうし、高木さん主観でも好きって告白すればOKもらえそうな関係ですよね。
でも西片はまだ子供っぽいところも多くて、恋愛がなんなのか良くわかってない。
そんな西片に告白して強引に大人のステップに進むよりも、西片がそういうステージに上がるまで待っている感じがして

髙木さんは積極的にアプローチするタイプだから、普通の女子中学生なら「好き」って言いたくてうずうずしていると思うんですよ。
好きって言いたいけど勇気がでないか、勇気出して言っちゃうかの違いはあっても、積極的にアプローチしておいて伝えずにいるのは結構しんどいと思う。
でも髙木さんはすごく心に余裕があって、「好きって言いたいのにもどかしい」とか「西片気づいてよ」とか「見ているだけでドキドキしちゃう」とかそういう惚れた弱みが全く見えなくて
ずっと西片をてのひらの上で遊ばせてるような感じが、なかなかできることじゃないと思う。まるで熟練の夫婦のような余裕なんですよ。
しかも周囲の目気にせずアプローチすることで他の女子が寄ってこないようにしているところが上手い!

ただ、恋愛って早い者勝ちなところあって、両想いでも他の人から告白されたらあっさり付き合っちゃうことってよくあることで
髙木さんのこの恋愛スタンスはかなり危うくて、じっくり関係を進めているうちに好きな人を泥棒猫にとられて後悔することもありそう。

それでも西片の気持ちが自分に向くのをじっくり待っている感じがとてもいいなって思いました。
CMのキャッチフレーズで「応援したくなる初恋」ってありますが本当にその通りだなと思いながら二人を眺めていました。
{/netabare}

【3期で気になったこと】
{netabare}
不思議なのは、高木さんがお姫様で王子様役を決めた時に西方以外の男子が高木さんを意識している感じがなかったことかな。
何人か照れて赤くなる子がいてもおかしくないと思うけど

西方と高木ちゃんの娘が出てきましたね。外見が高木ちゃんで性格は西方似かな?
でも娘ちゃん西方以上にちょろそうで、西方が娘離れする日も早そうですね。

高木さんが宮沢賢治の春と修羅を読んでいましたが、何か意味があるんでしょうか?
結構この作品そういうの意味があることが多いけど、私は読んだことないのでわかりませんでした。
そのうち読む機会あったら確かめてみたいと思います。
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 33
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

高木さんの好き好き攻撃増量中♡

中学生の高木さんと西片くんのからかい、からかわれるやりとりを微笑ましく見守るアニメの3期になります。

3期から見ても楽しめると思いますが、1期から2期と、微妙に二人の距離が変わっていく感じもあるので、1期からの視聴もおすすめです♡

3期は二人で見た、あの夏祭りの花火の後のお話になるんでしょうか?
二人のその後のお話を描いた漫画も読んでたので、3期は二人の距離がさらに近くなるようなエピソードを期待しちゃいますね♡

最終話(12話)まで見ました♪
高木さんぐいぐい攻めるなぁwこれは西片くんも自分のことが好きなのを分かったうえでの余裕の攻めだよね♡
高木さんが西片くんをからかうお話は正直おなかいっぱいかなー。
個人的には西片くんが高木さんをデレさせるエピをもっと見たいですね。

3期になって高木さんもさらに好きな気持ちを隠すことなく、結構はっきり好きって言ってるのになぜか気づかない西片くん。。
と思ってたら、中盤でやっと自分の気持ちに気づきましたね!

最後まで見て良かったなぁとは思ったんだけど、西片くん子供すぎない?
ピュアなのかもしれないけど、中3にしては考え方とか小学生かな?って
思う場面もあって、最終話も、え?今そこ?ってこと考えたりするし。

これが1期とかならまだいいんだけど、3期なんだし・・ね。
と辛めのこと言っちゃいましたけど、最後のシーンは良かったですね♡
でも続きは劇場版で!はやめてぇ~(>_<)

6話の文化祭のお話や10話の最後の話など良かったです。
もちろん11話から最終話までのエピも♡

相変わらずEDの選曲すごくいいですねー♫
高橋李依さんが高木さんの声で歌ってるんだけど、透明感があって和みます(#^.^#)

以下、良かったエピソードです。
3話
{netabare}「雨」こういうのをもっと見たいな☂
気になる男の子にこんな優しくされたらキュンってしちゃうよね♡♡♡
西片くんの見たい番組までチェックしてる高木さん・・西片くんのことがすごく大好きなのね。。{/netabare}
4話
{netabare}「夜」
"暗いから送ってくよ"下心からじゃない、西片くんのまっすぐな言葉に高木さんのハートは。。♡{/netabare}
5話
{netabare}「釣り」
やっと自分の気持ちに気づいた?西片くん。今後の展開が楽しみです♡{/netabare}
6話
{netabare}「文化祭」
西片くん、自分の気持ちに気づいてあたふたしてましたね♪私も高木さんの告白かと思ってちょっとドキドキ💦
転びそうになった高木さんをダッシュで抱っこする西片くん!そして…
もうこれって告白だよね❤嬉しそうな笑顔の高木さん♪
最終話あたりで西片くんの本当の告白が見れるといいな💕{/netabare}
8話
{netabare}「寄り道」
①と②と③で、男女の恋愛バランスがそれぞれ違うのが面白いです♡
①は西片くん<高木さん、②は男の子=女の子、③は男の子>女の子かな。
④はそれぞれの子の性格が出てて笑えました♪{/netabare}
9話
{netabare}「クリスマス」
私が好きって言ったのわぁ・・
西片くんの心は高木さんの手のひらの上w
やっぱ高木さんSだなぁ。。
でもわざと負けてあげる高木さん優しいな♡
・・と思ったら・・高木さんが一枚上手w
西片くんからのポストカード。
シンプルな言葉でも、好きな人からもらえたらすごく嬉しいですよね♡{/netabare}
10話
{netabare}「相談」
相談後の西片くんと歩いてる高木さんの表情の微妙な変化に注目♡
不安そうだったり、ほっとしたり。。
今までも西片くんが好きって遠まわしには言ってきた高木さんだけど
今回はっきり言いましたね♡
北条さんの相談が後押ししてくれたのかな。
でも、西片くんも15歳になるんだ・・それにしてはちょっと子供っぽいような・・
15歳男子ってこんな子供でしたっけ?かわいいからいいけど。{/netabare}
11話
{netabare}「2月14日」
下駄箱に下級生からのチョコが入っててあたふたする西片くん。
この後の高木さんと西片くんのいつもとちょっと違うやりとりが2人の揺れ動く気持ちを表しててすごく良かった。
神社でひとり、何度もメールを直す高木さんのシーンもいいな。。
ラストの展開だと次回告白シーンある?ちょっとドキドキ♡{/netabare}
12話
{netabare}「3月14日」
ラストの高木さんを追いかけて西片くんが走るシーンからの展開はベタかもだけど、それがいいんですよね♡
会いたかったから!はもうほぼ告白ではあるんだけど、ここはちゃんと言って欲しかったかな・・{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 43

60.4 10 学園アニメランキング10位
失格紋の最強賢者(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (198)
555人が棚に入れました
世界最強の魔法使いと謳われながらも、生まれ持った紋章の性能に限界を感じていた【賢者】ガイアス。 その彼が己の紋章を変えるために取った手段――それは転生によって新たな体を得ること! 彼は遥か未来の世界に転生し、求めていた「魔法戦闘に最適な紋章」と、マティアスという名を手に入れた。 しかし、その紋章はこの時代ではなぜか「失格紋」と呼ばれていた……! 時を経た今世では、魔法が衰退し低レベルな魔法理論が跋扈してしまっていたのだ。 魔法戦闘最強の「失格紋」と、賢者の知恵を併せ持つ少年マティアスは、世界の常識を次々と打ち壊していく! 異世界紋章ファンタジー、ここに開幕!!


声優・キャラクター
玉城仁菜、鈴代紗弓、白石晴香、井澤詩織
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

失格なんて嘘だ紋

[文量→大盛り・内容→酷評系]

【総括】
なろう系です。最弱は最弱じゃないし、劣等生は劣等生じゃないので、当然、失格紋は失格してないです。以上(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
作画はかなり酷く、バトルはヤバいくらい面白くない。下手に「俺の戦術凄くね?」感を出しているのが逆に超ダサい。基本、ただ性能でごり押ししているだけのように思う。

本作の個性と言えば、4種の紋章があることだろう。作品内では説明不足も感じたので、一応wiki見て補足を。

栄光紋【天性前のマティアス&ルリイ】
魔法付与などの補助特化。直接的な戦闘には向かない。

常魔紋【アルマ】
火力特化。反面、連射性に欠け。剣より弓に乗せて放つことが多い。

小魔紋【   】
連射特化。反面、威力に欠ける。掃討戦を得意にする。

失格紋【マティアス】
常魔紋の火力と小魔紋の連射性能を併せ持つ。反面、射程が短く、剣などと併用して近距離で戦う必要がある。

だそうです。

本作でかなり不愉快だったのは、マティアスが栄光紋をバカにし過ぎなこと。なろう系作品で駄作と呼ばれるものに共通しているのが、「その世界の人々の歴史や文化を一瞬で無にする」こと。転生者の常識や考えこそ素晴らしく、転生先の世界は、転生者によって駆逐されるための下劣な世界でしかない。

魔族によって歴史(紋章の価値)をねじ曲げられたのは面白い設定だったが、間違った歴史とはいえ、長い間をかけて真剣に研究してきた栄光紋を、その歴史を、(さくさくっと教えただけの)無詠唱魔法で、一瞬にして駆逐する。

そもそも、マティアスだって栄光紋でも最強にまでなれたんでしょ? 要は使い方の問題で、優劣ではないんでしょ? ちょっとくらい栄光紋(第一学園)の生徒も生かしてあげてほしいし、栄光紋の良さもちゃんと評価してほしいんだよね。

閑話休題。

ということで、生前は栄光紋だったマティアスは、「最強」ではあるものの、更なる強さを求めて転生し、失格紋を手に入れた。

、、、と、ここでいくつかの疑問が。

まず、マティアスの人間性。転生理由から伺えるのは、「利己的で探究的な性格」。言い換えるなら、「ワガママでこだわりが強い」。でも、転生後のマティアスはどうだろう? 他者のために労を惜しまず、細かいことにはこだわらないおおらかな性格。

これが例えば、転生後の人格に引っ張られているなら分かるが、ご丁寧にイリスの存在によって否定されている。どうやら、姿かたち以外はガイアスと変わらないようだ。

もし、ガイアスがマティアスと同じ人間だったら、「強くなりたい」という理由で転生なんてするだろうか? それはある意味、「その時に共に生きていた人々を見殺しにする」行為である。自らが真の最強に成れない葛藤を抱えながら、人々の為に尽くしそうなもんである。

それから、仲間を作る必要性。転生前のガイアスは、「孤高」という感じで、仲間を必要としているように思えない。マティアスは、「力が戻るまで」とか言っているが、はっきり言って足手まといでしかない。イリスは別にして)マティアス一人で戦った方が明らかに効率良い。

もし、「力が戻るまでの場繋ぎ」というなら、いつでも切り捨てるくらいの冷酷さがないといけない。(盾の勇者のように)その冷酷さの中で次第に愛情が芽生えてくるなら分かるが、本作にその深みはない。もしあの2人がピンチになったら、マティアスなら自分の身が危険になっても助けそうな気がする。

2人を育てながら勝てる程度の強さの魔族しか襲ってこなかったのは、結果論に過ぎない(自作自演感)。

他にも、魔法学園に入学する意味ないよなとか、同じ栄光紋ならぺーぺーのルリイが作った剣よりも、昔、自分が作った剣を使った方が絶対に良いだろ。

とまあ、矛盾だらけだが、元々そんなにちゃんと考えて作っていないんだろう。「元々最強が転生して更に最強になった話ってま無くね?」「転生したからには当然、美少女に囲まれながら世界救っちゃうっしょ?」という安易な発想で書いているだけな気がする。まあとにかく、なろうらしいなろうだなと。

それが、本作を観た感想。んで、レビューを書くためにwikiを確認していたら、「ガイアス」の紹介として、次の文があってびっくりした。

(長いからたたみます)
{netabare}
魔法戦闘に不向きな第一紋持ちでありながら、千年以上の時を生き賢者や戦神と称されるほどの圧倒的な力を持つに至った。しかし、本人は現状の強さに満足しておらず、新たな戦術や魔法の開発・魔剣や魔道具の作成・紋章の書き換えなど更なる強さを目指してあらゆる研究を進めたが、以前自身が封印した神滅の巨龍との戦いを経て、自身の成長の限界を悟り、やがて来るであろう宇宙にいる更なる強敵に対して、どう足掻いても力不足になると考えた。それ故に、魔法戦闘に最も不向きな第一紋を捨て、もっと魔法戦闘に適した肉体を手に入れることと、ぼっちで共に戦える仲間がいなかったことも改善できることを願い、独自に編み出していた転生魔法を発動して数千年後にマティアスとして生まれ変わった。現在の世界では、魔術の神として信仰されている他、自身の開発した魔剣や魔道具が遺産として時折各地で出土しているが、どれもガイアスとしては中途半端な出来であったり、何故そんな機能を付けたのか覚えていなかったりするものがほとんど。
{/netabare}

いやこれ、めっちゃ大事な設定じゃないの? だとしたら、私の疑問の半分くらいは解決する。

まあ、私も途中から流して見てたから自信はないけど、アニメの中でこんな説明あったっけ? あったらちゃんと観てない私が悪いんだけど、無かったらそれは、アニメ化する際に削っちゃいけないことだと思う。

もしかしたら途中で明かされるのかもしれないけど、途中で種明かし出来るほど引きが強いアニメじゃないから、数話で切られちゃうのかなと。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
タイトルだけで「なろう」っぽいよな(苦笑) 魔族が人間の弱体化を狙う。人間を滅ぼせるほどの絶対数が少ないのか、人間を滅ぼせない理由があるか。

2話目 ☆2
これ、マティアスが魔族と疑われないといけないよな。つか、だったら王国最強の戦士とパーティー組めや。

3話目 ☆2
とにかく、うっすい展開だな。

4話目 ☆2
作画悪いし、バトルもコメディもストーリーもうっすいな。

5話目 ☆2
マティアスの転生の狙いと行動のズレ。栄光紋に配慮なし。

6話目 ☆1
な、な、な、なんてつまらないバトルなんだろう(苦笑) 

7話目 ☆2
コメディタッチにしたところで、笑えないよな(苦笑) 凄い人が凄いことをやっても凄くない。

8話目 ☆


9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 16
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

超ハイテンポなおかげでそこそこ面白かった。

{netabare}
いかにもなテンプレなろう系。
前世だと紋章(=生まれつきながらの才能)がダメだったため、成長が限界値に達していたので転生して当たりの紋章を取得し魔族に立ち向かう、と設定自体はここからいくらでも面白くできそうな感じなのだが、なろう系なので結局無双俺TUEEEに落ち着いてしまう。(後半はそれほど俺TUEEEでもなかったが)
基本的にどこかで見た展開でグダグダととくに目的もなく話が進行。
最強で知識もあるはずの主人公がなぜかわざわざ学ぶこともないはずの学校に通う意味不明さ。結局他生徒に「主人公SUGEEEE」って言わせて気持ちよくなりたいがためだけの展開で整合性なんてものは一切ない。
主人公の住んでいる王都以外は悉く魔物の傀儡になっているという同様のオチだったり、本当に何も考えずにダラダラと書いているんだろうなと言うのが見て取れる。

ただ、この作品にはテンポと言う一ついいところがあって見やすかった。
親の顔より見たなろう展開がダイジェスト化されていることで、飽きを感じずにサクサク見られたので純粋に面白かった作品ではある。
もうこれからのこれ系の作品は全部このテンポでいいのでは。
原作レイプと言われていたけど、原作からつまらないしこれぐらいのテンポがむしろちょうどいい。
この作品で唯一真面目に見ても普通に面白かったギルアスVS魔族の戦闘に関してはちゃんと尺を取って端折ってないし、分かってる監督だと思う。
あと、キャラは良かった。ヒロイン全員、特に赤髪の子は可愛かったし、主人公もイキリだけどそこまで冷たいキャラではなかったので会話部分は結構楽しめたのかな。
最終的には主人公が倒して終わりとは言え、あの序盤の適当に出会ったヒロイン二人にもちゃんと見せ場は作れていたし、その点も悪くなかったと思う。
ギルアス含め、キャラに見せ場を作るのは上手かった。

あと、実はこの作品、友人に面白いと言われて、実際に設定も面白そうだったし漫画を少し読んだことがあるんだけど、これの3倍はきつかったし一巻切り余裕だった。
アニメだと転生後はすぐに街から始まってたはずだけど、原作だと家族の暮らす家にたぶん6歳ぐらいで転生するところから始まるんですよ。
それで、父をあっさり倒すところはまだ良いんだけど、兄との戦闘がマジで地獄。
相手が弱いのを手加減と解釈してイキリながら倒すというこの上ないほどのキモいエピソード。また俺なんかやっちゃいました?なんて当然のように挟まれるしね。
それで収納魔法でイキったりしながら虎を倒したりして(これアニメの冒頭)、アニメのスタート地点に着くという感じ。
マジで家族パートは地獄だったからこの部分をカットしたのは英断だと思う。
急に家族との訓練の回想が出てきて意味が分からないとか言われてたけど、見たら本当にああ、カットされててよかったなってなると思う。

批判してるのか褒めてるのかわからないけど、楽しめた作品なのは確か。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆3
おう。主人公の顔がサイコパス。はぁ、もういいってこういうの。
中学生の妄想かよ。この切れ味は危なすぎるw 
賢者の孫以来かも、こんなに痛いの。一週回って笑えるわ。
詠唱魔法の設定と紋章の設定痛すぎだろw
草、こういう試験でイキるな。
展開早すぎない? いや、無詠唱魔法を認めさせる方法が雑すぎるw
失格紋で差別される展開はないんだw 
もう学校意味ないじゃんこれw 待て、展開早すぎだろ。
この辺の設定もう明かすのかよ。草。普通にまぞくばれしてて草。

2話 ☆4
クソアニメ。展開早いから見やすいわ。主人公を撃て。
ほんと中学生の妄想w てかダンジョンってなんだよ。ゆるキャン△
絶対この後何階まで行くか言ってヒロインに驚かれる展開有りそう。
あった。ダンジョンってマジでなんだよ。
階層ボスwwゲームかよw 

3話 ☆3
いきなり強くなりすぎ...。まだこれで半分尺かよw いつもの流れ 

4話 ☆2
思ってること全部読み取られるの怖いだろ。
なんでぼーっと突っ立ってんねんw 草 ギャグアニメかよw
独り言で笑うわw 作画ww 緊迫感のかけらもない。
腕幻影か? ??? なんで切った断面から魔力が分析できるんだよw 
てかもう一話見た気分なんだけどほんとに展開早いなw
主人公イキるな。安定の人化。けどかわいいじゃん。
試験に同行とか不正疑われそうw また俺なんかやっちゃいました?
ガバガバ試験。イリス可愛いからいいや

5話 ☆4
既視感ねえよ。誰だよ。草、魔物来るのに何断っとんねん。
魔物来るのに何お遊びする気やねんこいつらww
ギャグアニメかこれ? 何がしたいねんw
条件も意味わからんだろ強すぎるから出すなってw 
負け認めとるやん。不正しそう。茶番劇やめろw
せっかくかわいいのにイキリやめて。5秒結構長いなw 
主人公そこはやられろよ 上達速すぎるわ
イリスが可愛いことしかいい点がない。

6話 ☆7
リスキルやめろ。ゲート。攻撃したら集中狙いされそう。
結局ヒロインは噛ませw もうちょっとうまく拮抗させられたと思う。
転スラで見た。戦闘良かったな。今回は悪くない。

7話 ☆3
イキリ顔やめろ。ダイジェストどころか戦闘ほぼカットで草。
いつものなろう展開来そう。領主怪しいな。

8話 ☆6
イキリやめろ。誰向けアニメだよこれ。おもんね。
戦闘はまあまあ面白かったかな。
どうせツダケンも瞬殺なんだろうなぁ。
見つけられるかなって、むしろ向こうが何かしてくるんじゃないのかよ。

9話 ☆7
そんなルール無視してしまえ。失礼だぞ。
無意識で魔法使ってるとか強そう。
主人公君いきらないで グラスホッパー?
魔族って何が目的だよw 支配するだけして何もしないんでしょ?

10話 ☆7
奇行種? 草、ドラえもんかよ、なんでもありかよ。こy
産業革命時代かな? インフレしすぎやろ これは罠だ!
鬼滅で見た。思いっきり出てきて殺してたやん。
イキリ顔やめろ。魔法がなんでもありすぎるw
お前なんでここにいるんだよw
ギルアス主人公にしろ。ちゃんばらごっこかな?
マジでギルアス主人公にしろ。

11話 ☆6
てか主人公いなかったら人類絶滅させるのそんなむずくないだろw
案外対処法普通に合って草 タイミング良いまぞくだなw
突っ立ってないではよ剣取りに行け おい強行突破とっととしろ 

12話 ☆7
こいつ何しに来たんやw 殺したぐらいで死ぬと思ったか?
タイトル回収 周りの王国全部操られてるやんけw

OP「Leap of Faith」☆8
ED「Days of Bright Sunshine」☆8
{/netabare}
{/netabare}
4/1 投稿
6/10 訂正

投稿 : 2022/08/06
♥ : 10
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

マティアスのマティアスによるマティアスのための劇場

【感想】
なろう系好きな私でも全然面白くなかった。
不自然な会話や設定が目立ち、敵味方モブの行動や言動、設定などすべてが主人公の凄さを見せるために仕立てられた舞台でした。

主人公マティアスの一人劇場がきつい。
人がしゃべっている間も全然話聞いてなくて他事考えてるのも感じ悪いし
主人公がモノローグであまりにも長々としゃべりすぎ。
長い説明するなら、せめて会話しましょうよ。

相手を持ち上げておいてそれを軽く倒す俺すげーっていう遠まわしな自画自賛ばっかりでうんざり。
仲間の活躍も主人公の活躍のための前座でしかないみたいです。
他のバトルアニメだと敵の攻撃を見切って攻撃しているものをこの主人公は分析・計算してかわしているんですが賢者ってそういうことじゃないと思うんですよね。

【キャラクター】
主人公のいつも不敵な笑みを浮かべて敵味方すべてを見下した態度が好きじゃないです。
声優のしゃべりかたも少年声ですごく偉そうで、しかも淡々としゃべるから不快感2割増し。

「前世で俺が」って何回モノローグで自慢すれば気が済むんでしょうか?

ヒロインは可愛くていい感じなんだけど主人公に盲目すぎて、主人公もヒロイン達を下に見ているのが残念。

初対面でいきなり主人公に一目惚れして、彼氏いないですアピールするヒロイン。チャームの魔法でも使ったの?
大したきっかけもなくまるで付き人のようにマティアスにいつもついていくヒロインズ。
学園から出て旅するときも何故か特例で一緒に出ていくことを許可されます。

ハーレムでもいいけど、好きになる過程は大事だと思う。
それがないままだからマティアスを絶賛するために用意された人形のようです。

魔族も中ボスか?ってくらい薄っぺらいデザインと性格で威厳がないから脅威感がない。

【作画 声優】 あまり良くない
【音楽】fripSideのOPは良かった。

【シナリオ】
展開が早すぎるし説明もない。
会話の間の間とか、戦闘中の間とかが極端に短くてなんか倍速再生みたいにどんどん話が進むんですよね。
なのに主人公が長々と心の声を喋り続けるから主人公の独り言を聞くアニメになってしまっている。
主人公が不遇なわけでもないので下剋上する爽快感もないですし。

話の展開が大きく2パターンしかなくて、主人公の一人舞台か、マティアスチルドレンの発表会のどちらか。

{netabare}
主人公か周りのキャラが困難で難しい状況だということを説明して、こんなこと無理ですよって前振りしてからの
主人公が余裕な感じで敵の攻撃をよけながらモノローグで一つ一つ状況を解説しつつ分析していって
解説が終わったら主人公の分析通りに事が進んで、ちょっとピンチになったりするけど、それも計算通りの展開でこの程度かこれならこれくらいで十分かって手加減してあげる余裕と手加減した攻撃にまで丁寧にモノローグで解説がつくおまけつき。ピンチになることなく一方的に横綱相撲で勝利。
これくらい当然だと自分の強さに酔いしれたあと周りが凄い凄いと絶賛しても照れることもなく他事を考える主人公
難易度高いアピールしてあっさり勝って賞賛されるっていうパターンがずっと繰り返されるだけ。

主人公が賢いわけじゃなくて、周りが主人公の分析通りに動いているだけで賢さを感じない。
頭良くない主人公を天才に見せるには、周りを愚かにするしかなくて、茶番にしか見えなくなります。

マティアスチルドレンは、主人公にちょっと教えてもらっただけで一瞬で強くなって、今回はお前たちでも倒せるからやってみろみたいに主人公に言われて、えー無理無理って言いながらあっさり倒して、私強くなっちゃいましたーとはしゃぐプチマティアス化していきます。
弟子達の活躍を高みの見物してすごいすごいと褒めてからの、満を持してマティアスはもっとすごいってところ見せて、やっぱり主人公最強って言いたいだけ
{/netabare}

最終回も酷い
{netabare}
最終回は軽く魔族倒して王様から褒美もらって宝物庫物色して、まだ魔族の敵は他にもいる!って危機感だけ煽って終わり。

こんな退屈な最終回なかなかないです。
最後の最後まで「前世の俺が」って言ってて本当に自分大好きな主人公ですね
{/netabare}

【設定について】
{netabare}
無詠唱魔法が廃れた理由に説得力がない。
マティアスが教えたら全員すぐ使えるし、禁止されてもこっそり使う人いると思うし、禁止されているわけでもないのに魔法の修行している人がこっそり試さないわけないし、そんなお手軽で便利なものが廃れるわけない。

主人公の舞台を整えるために魔族が何百年もかけておぜん立てしているようにしかみえない。
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 16

92.6 11 学園アニメランキング11位
コードギアス 反逆のルルーシュ(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★★ 4.3 (10373)
37001人が棚に入れました
皇暦2010年8月10日、世界唯一の超大国神聖ブリタニア帝国は日本と地下資源サクラダイトを巡って対立し宣戦布告、日本に侵攻した。日本は占領され、ブリタニアによって「エリア11」と呼称される。日本人は「イレヴン」と蔑まれ、自由を奪われブリタニアの総督により支配された。ブリタニアは「ナイトメアフレーム」と呼ばれる人型兵器により世界の3分の1を支配下に収めた。しかし、その圧倒的な支配にも亀裂が生まれようとしていた。

声優・キャラクター
福山潤、櫻井孝宏、ゆかな、小清水亜美、名塚佳織、折笠富美子、大原さやか、杉山紀彰、千葉紗子、白鳥哲、井上喜久子、成田剣、渡辺明乃、中田譲治、田中一成、新井里美、高田裕司、真殿光昭、飛田展男、若本規夫、皆川純子、南央美
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

中だるみしない面白さ!

1話の感想 ★★★★ 4.0
力を得る
{netabare}
観たいと観たいと思いつつも手が出なかったが、ようやく観ることにした。
洗脳する能力なのかな?
あと、主人公は天才と…
出だしはまぁまぁ。{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
ルルーシュの第1歩
{netabare}
この作品の主人公は知将タイプか。
高圧的な態度に頭がいい…
なるほど、厨二アニメと言われるのは分かる。{/netabare}

3話の感想 ★★★ 3.0
学園でのひととき
{netabare}
恐らくこのミスが後々、尾を引くことになるんだろう。
今回はうまく躱せたけれども…
妹もルルーシュの弱点になりそう。{/netabare}

4話の感想 ★★★☆ 3.5
ゼロの登場
{netabare}
仮面ダサッ!?
あの格好はないだろう…
何か痛々しくなってきたな…
スザクは主人公しすぎだ。{/netabare}

5話の感想 ★★★☆ 3.5
スザクの解放
{netabare}
スザクはいい奴すぎてなんか嫌いだ。
ユフィも何か嫌だ。
やっぱり、主人公の方が面白い。
そう思ってしまう私も、厨二病なのだろうか…{/netabare}

6話の感想 ★★★ 3.0
スザクが学校に馴染む?
{netabare}

今回は学園の話だった。
スザクが一応学校に馴染んだのかな〜?
でも、まだまだシコリが残っていそう。
そろそほ主人公活躍して欲しいな。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
ルルーシュ、初の敗北
{netabare}
1度ツマづいて立ち上がる者は大概強い。
ルルーシュは強くなるぞ。{/netabare}

8話の感想 ★★★★☆ 4.5
黒の騎士団
{netabare}
なんと甘美な謳い文句!
あと、もう一押し二押しで大衆は味方に付くな。
媚を売るということではないが、大衆を味方につけた方が結果的に強くなるよな。{/netabare}

9話の感想 ★★★☆ 3.5
着々と広まる
{netabare}
やはり黒の騎士団は市民からの信頼を得たか。
今回はカレンの心情変化の話だった。
これで本気で変えようとする人物がルルーシュ含め2人になった。{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
反撃ののろし
{netabare}
いよいよ開戦!
ようやく、ルルーシュの元にしっかりした組織が。
ランスロットが次回現れると思われるががどうなる?{/netabare}

11話の感想 ★★★★ 4.0
ランスロット登場
{netabare}
やっと、ナイトメアの技術力が追いついた。
圧倒的だと面白くないしな。
ルルーシュの圧倒的な勝利を早く見てみたい。{/netabare}

12話の感想 ★★★☆ 3.5
京都の手助け
{netabare}
初めてゼロとして姿を見せた。
これでゼロとルルーシュは繋がってしまった。
敵のシルバーの髪の軍人は少しづつ真実に近づきつつあるな。
{/netabare}

13話の感想 ★★★★ 4.0
ゼロの葛藤
{netabare}
やはりシャーリーの件が響いているか。
ルルーシュは義理を捨てられるのか…{/netabare}

14話の感想 ★★★★ 4.0
シャーリーの答え
{netabare}
大切な人との縁を切ったか。
これでゼロとして良かったけど、ルルーシュとしては悲しいね…
新たな人物マオに、ゼロをしる軍人。
この2人がキーとなりそうだ。{/netabare}

15話の感想 ★★★☆ 3.5
マオとの決着
{netabare}
マオ、死ぬの早ッ!?
結構前からチラチラ出てきたのにあっさり死んじゃったよ…
ギアスにも当たり外れがあるよね。
マオのは強いがハズレだ。{/netabare}

16話の感想 ★★★☆ 3.5
ナナリーが捕まった
{netabare}
スザクの闇が明らかに。
そりゃ父殺しはトラウマだろうね…
そして、しぶとかったマオ。
まだ、生きていたのか!?{/netabare}

17話の感想 ★★★★ 4.0
ルルーシュの計画が…
{netabare}
本来はスザクをナナリーの護衛役にしたかったんだろうが、それは出来なくなってしまった。
これから、ルルーシュはスザクの事で悩むことになるのだろうか…{/netabare}

18話の感想 ★★★☆ 3.5
ゼロの危機
{netabare}
途中までいい感じだったのに、甘さが出たか。
問答無用で捕虜にしていたら楽だったのに。
しかし、その甘さがまだ人間である故なのかもな。{/netabare}

19話の感想 ★★★☆ 3.5
ルルーシュとスザクの考えの違い
{netabare}
スザクの言い分は正しいし、シコリも残らずに済むのだろうが、但しそれにはとてつもない精力と時間がかかるだろう。
感情的にはゼロに従いたくなってしまう。
スザクはよくある正義の味方の典型なのに、行き過ぎな自己肯定がない。
やはり、何故かスザクは気に入らない。{/netabare}

20話の感想 ★★★★ 4.0
初の共同戦線
{netabare}
前回の遺跡が何かありそう。
そして、初の共闘。
これが最初で最後になりそうな予感。
それにしても、ゼロが奪ったナイトメア、ゼロにぴったり過ぎじゃない?
特に見た目が。{/netabare}

21話の感想 ★★★ 3.0
皇女殿下の宣誓
{netabare}
前半の賑やかなシーンとは裏腹に、後半に重要なシーンをぶっ込んできたな。
てか、それよりも黒の騎士団の副官のあの男!
何であんな奴が一番綺麗なあの人の彼氏みたいになってるんだよ!
許せん!{/netabare}

22話の感想 ★★★★☆ 4.5
ゼロの決断はいかに
{netabare}
まさかまさかの展開!?
手を組むのかと思いきやそうは問屋が卸さない。
物語の強制力と言うべきジャストなタイミングでギアスが暴走。
見た目はイカスがもう普通の生活がおくれなくなってしまった。{/netabare}

23話の感想 ★★★★☆ 4.5
心を捨てる覚悟
{netabare}
感動のシーンなのかもしれないが、スザク嫌いすぎて何とも思わなかった。
皇女殿下も嫌いだから特に…
私も厨二病の素質ありだな(笑)
ルルーシュはギアスによって、全てが変わってしまった。
いや、染められてしまった。
もう正義の味方ではなくなってしまった。
それに、何だかあの眼鏡っ子にルルーシュ殺されそう…{/netabare}

24話の感想 ★★★★ 4.0
開戦!!
{netabare}
ルルーシュの真の敵は全員が全員友達とは泣けるな…
まだ、甘いのかもな。
そして、最後のナナリーの元に現れたアイツは何者!?{/netabare}

25(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
ナナリーがまたしても攫われた
{netabare}
遂に正体がバレてしまった。
これから黒の騎士団はどうなってしまうのか。
ナナリーやC.C.は無事なのか。{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 22
ネタバレ

HIROTO さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

討っていいのは、討たれる覚悟のある奴だけだ!(・ー*)ヽ

妹の未来と母親の復唱の為にいかなる手段を使っても戦う。
世界の1/3を持つ大国神聖ブリタニア帝国に対しての反逆遂行が物語。
主人公が悪側にいる珍しいアニメとなっていて悪側からの考え方や正義もわかる。
舞台はブリタニアに制圧された日本(イレブン)となる。

CLAMPのキャラデザは素晴らしい!
どのキャラも魅力的で可愛く、男キャラはカッコいい。
独特で繊細なキャラデザイン。
髪の毛、眼、体型はCLAMPらしさがとても出ていて素敵すぎる。
入浴シーンとかも とても エロイ。女性の体がとても魅力的。

やばい、この中2感はやばい
かっこいい!
下克上っていう言葉はこのアニメの為にあるんじゃないかなって思わされた!
やるなら戦争だ!民間人を巻き込むな!覚悟を決めろ!正義を行え!
素晴らしい、このセリフは。

ルルーシュ
言わずとしれた主人公。
絶対遵守の力 ギアス を持ち、仮面を被りゼロとして黒の騎士団を率いる。
とにかくタイリッシュでかっこいい。
戦場をチェスに様に華麗に操り、勝利に導く。
妹の為に戦う姿はとても美しい。
ギアスの使い方も巧いし、頭もいいし、優しいし。
ここまで絶対的な主人公って中々いない気がする。

枢木スザク
主人公の親友にして宿敵。
日本最後の首相 枢木ゲンブの息子。
腐敗したブリタニアを中から変える為に戦い続けることが信念。
ラインニングの機体性能も然ることながら、操作技術もまさにエースの冠に相応しい。

C.C.
他人にギアスを発現させる能力を持つ、不老不死の少女。
うん。
好き過ぎるルックス、声、話し方、髪の色。
我侭で可愛く、ミステリアスで色気もある。
ピザ好きなとこもいい、自分もピザ好きだからこれだけでポイント荒稼ぎですわ。

紅月カレン
黒の騎士団のエース。
ナイトメアの操作技術は作品随一で紅蓮弐式を完璧に操る。
学園での設定も面白く、実際とのギャップも激しい。この猫かぶりめ!w
そして色んな場面でサービスをしてくれる、本当にありがとうございます。

すべてのキャラクターに自分の確固たる正義がありそれに順ずる姿がとても凛々しい。
それがとてもカッコいい、そんな姿を見せられるとゾクゾクする。

メカニックデザイン
うんうん。
シンプルで動きやすそうで好きなデザイン。
見た目もスタイリッシュで良い感じだね!

キャラクターの心理表現や表情がとてもうまい。
これによって作品にうまく入り込むことが出来る。
喜怒哀楽、よく人間観察をしていて、魅力的な表情をする。

作画クオリティがめちゃくちゃ高い!
もう古いアニメに入るのに、凄いきれいな作画。
アニメーションもとても綺麗に動いて、荒いとこが全然見当たらないのが素直に凄い。
背景も世界観を巧く描いていて、硬質で冷たい雰囲気の戦場やにぎやかなで楽しげな学校もうまく描かれている。
特にブリタニアとイレブンの差を的確に描いているのがとても印象的だった。
これならイレブンの方は反感を持って戦うだろう、心理描写もとても素晴らしい。

コメディ・日常パートも面白い!
シリアス部分とのいいギャップが生まれている。
こういうの挟んでくれると見ていて、ほっこりするしシリアス部分にすっと入っていける。

本当にチェスの様な頭脳戦。
戦場の魅せ方がめちゃくちゃ面白い。
お互いの駆け引き、戦略が とてもわかりやすい。
みていてワクワクする、本当に面白い。
シュミレーションゲーム好きな自分もニンマリ。

次回へのもって往き方がめちゃくちゃうまい。
素晴らしい後への引き方。
次は次はとどんどん引きこまれていく。

2クール目から新しい展開も増えて物語が深まっていく。
依存のキャラクターも魅力がどんどん増していく。

宿敵が無二の親友と気づいた時、どんな顔でどんなことを思うだろう。
何も考えられなくなる。
ルルーシュの心情は実に 真 だった。
その二人が目的を同じくして共闘するのはとてもよかった。
ここのBGMも相まって気持ちの高揚は凄かった。

戦争というありふれたテーマを主体にしていながらも、それにメカニックバトルの面白さやキャラクター描写の深さも加えて素晴らしく面白い作品に仕上がっていた。
ルルーシュは正義感で熱いといったありふれた主人公像ではなく、アンチヒーローとしてダークな部分もしっかりと描きながらも 悪だが正しい と視聴者に思わす力がある。
巻き込まれた主人公はいるだろうけど、自分から戦争をしかけて主導するのも面白い。
物語に入り込むのにこれほど素晴らしい主人公は無く、自分だったらこうできただろうか?と色々考えながら見ることができた。

ユーフェミア皇女
この子は純粋すぎるキャラクターとして描かれていた。
理屈や常識に囚われていない柔軟な発想と大胆な行動力を持っていて、さらに感もするどい。
それ故に本当の意味でルルーシュに勝つ事が出来たし、その真っ白な心はとても眩しく凛々しかった。

{netabare}ルルーシュのギアスの暴走によって 日本人を殺す ことを強いられてしまった。
そしてルルーシュ自らの手で撃たれ、スザクに見守られて息を引き取った。
この出来事が反逆のルルーシュをアニメとして最高傑作1つに上らせたんだろう。
鳥肌が立つくらい衝撃の展開、ユーフェミアの狂った表情、ルルーシュの自責、スザクと最後の会話
素晴らし過ぎる演出でもうずっと泣いちゃいましたよ。
これがこのアニメのターニングポイントとなってルルーシュとスザクに決定的な溝とルルーシュには消えない罪を植えつけた。{/netabare}

{netabare}ブリタニアとイレブンの全面戦争。
スケールの広がり続ける物語。
新たな敵の存在。
母親殺しの犯人は誰なのか?
ナナリーをさらった目的は?
スザクとルルーシュの銃弾の結末は?
{/netabare}
そして・・・伏線も盛り上げも最高の引きで2期へと物語は繋がれた。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 37

SuFDN10231 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

タイトルなし

コー​​ドGeass-反逆のルルーシュには間違いなく私のお気に入りの一つではありません、まだ私は、その複雑さの検討が最も困難を発見しました。

ストーリー

ファン「第一印象:ガンダム+ Deathnote =コードギアス。その意見は正常であったと何とか正しいかもしれないが、それは間違いなく許容できる結論ではありません。物語はメカ、学校生活と壮大なメロドラマの美しいミックスです。コー​​ドギアスは、いくつかの馴染みの要素を有していてもよく、いくつかは、「ああ、私はこのタイプを知っている」と思うかもしれないが、1は、プロットに吸収されるときに、彼/彼女は驚くべきねじれを持つ非常にユニークなアニメを見つけます:

このシリーズで私が見つけるユニークなもの、その分類するのは非常に難しい:外面にはメカと呼ばれますが、ロボットとそのパイロットの努力は、主にストーリーの進行状況を作るものではありません、彼らはゲームだけのプレイヤーがありませんルール。 CGはエキサイティングなアクションシーンを持っているが、本当に私を興奮するものは以下のとおりです。良いか悪い男は本当にあると多くの謎が一つずつまたはさらなるを明らかにしている心理的、戦術の衝突、キャラクターの成長や選択や他のキャラクターとの相互作用、当惑。

物語はまだフルーツサラダのような皮肉がたくさんあり​​ます。それは属性をたくさん持っているものの、良好な完全に、まだ識別可能な異なる成分や味は、物語は非常によく一点に焦点を当てています。 、現実的な実用的なが、暗いと個人的な目標と理想と正義のが、利己的と偽善的なビューの戦い。これらの脳ポップの考えでは、ユーモア、皮肉と十代のドラマが政治や人種紛争と一​​緒に追加されます。ここヒューマニズムは、すべての悲劇と苦悩の中に成長しているすべての側面でのおいしい成分が存在します。

アート
技術的には、アニメーションは超一貫性、高精細、鮮やかです。マシンはとてもクールで、爆発のような効果は、火花や水の動きは満足しています。

クランプは、アニメーションを設計する素晴らしい仕事をしました。 1が薄い文字やかわいい男の子が好きではない場合でも、アニメーションはあまりにも満足しない場合があります。

アートだけでなく、アニメーションは、私の意見では、このシリーズの革新的です。古典と現代の概念も使用されています。このシリーズの顕著な一つのことは、服装です。彼らは、ポストモダンなヨーロッパは、まだ(日本の好みに)「アニメ」ファッションにパイロットスーツ、均一な(軍事、学校での両方)とカジュアルに操作インスピレーションを得ています。最初に(実際には善玉である)すぎないように言及手下 '"悪"が、クールな外観、私は "吸血鬼岬」と「マスク」は、古典的な悪と神秘的な外観を示すちょっと役立たずであると考えますが、私は最終的にそれを追加しました



私はいくつかの曲が好きなのに、私は「色」を除いて開口部とエンディングテーマに感銘を受けていませんでした。時には彼らは、気分を破壊したり、私を困らせます。それにもかかわらず、バックグラウンドミュージックは、まだ右の気分を与える:挿入歌がうまく配置され、思い出に残るされています。

キャラクター

文字が強く愛とhaterd両方を鼓舞。いくつかは普通であるが、いくつかは非常にユニークです。あまりにも多くの複雑な文字は、プロットが混乱し、焦点の合っていないようになりますので、それ組成物が有用です。 1ではないすべての文字が例外的であると言うことができますが、それらの相互作用は、ねじれや開発に満ちています! CGはよくアニメのキャラクターの一部のはるかに複雑な新しい味を特色にしました:

ジム・クラスが必要めちゃくちゃスマートで格好良いです、暗い、byronic主人公
英雄の概念の最大嘲笑の良い、親切な男
おそらく任意の文字よりも多くのことを知っていると理解して神秘的な、セクシーな緑の髪のリードヒロイン

自分のキャラクターシリーズが進行し、彼らは細心の注意を払って、彼らが主役とシリーズのアンタゴニスト、両方のヒーローとアンチヒーローや悪役と抗​​悪役の両方の両方であることをように設計されているよう深まります。

テーマについては、私は個人的に彼らは表面上のアクションとスリルだと思い、まだ深いダウン、それは戻って簡単な人間の欲望、野心、欲求不満や意見に骨を抜かれています。それにもかかわらず、このシリーズは間違いなく普通の視聴者にも話を理解できないだろうという海のように深いように深く、憂鬱ではないではないと私はそれが両方のユーモア、ドラマや悲劇にすごみが含まれていることを発見しました。

楽しさ、個人的な応答と全体:


私は本当に、このいずれかを楽しんで、非常に中毒性と謎の多くを提供しています。私は非常に好感の持てる特にルルーシュ主人公メインキャラクターを見つけました。私はそれは本当にクールな発見しました。
コー​​ドギアス反逆のルルーシュR2:また、全体としてこの話は、それが直接の続編を持って、まだ終了していません。

それはストーリーと視覚的解釈が物議を醸すと暴力的なたくさんのことを示しており、質問はお答えできない場合がありますので、私は小学生にこのアニメをお勧めしません "道徳的な教訓は何を?」

投稿 : 2022/08/06
♥ : 2

87.1 12 学園アニメランキング12位
ようこそ実力至上主義の教室へ(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1327)
6393人が棚に入れました
『ようこそ実力至上主義の教室へ』の舞台となるのは希望する進学、就職先にほぼ100%応えるという名門校・高度育成高等学校。
ここは優秀な者だけが好待遇を受けられる実力至上主義の学校で、入試で手を抜いた主人公・綾小路清隆は、不良品が集まる場所と揶揄される最底辺のDクラスに配属されてしまう。
しかしそのクラスで成績は優秀だが性格に難のある堀北鈴音、気遣いと優しさでできた少女・櫛田桔梗らと出会うことで、状況に変化が生まれていく。

声優・キャラクター
千葉翔也、鬼頭明里、久保ユリカ、M・A・O、竹達彩奈、逢坂良太、岩中睦樹、日高里菜、日野聡、東山奈央、若山晃久、小松未可子、梅原裕一郎、小原好美、佐藤利奈、金元寿子、岩澤俊樹、竹内栄治、阿部大樹、郷田翼、水中雅章

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

欺瞞のロジック

【少し追記】


タイトルが内容を表していない、あるいは内容を誤解させるようなタイトル付けをしたライトノベルが目に付くが、本作も同様の流れの中にある。

学園内通貨を獲得する劣等クラスの奮闘を描く物語だが、通貨の獲得は実力主義による評価にかかっている、という憶断は、このタイトルによるミスリード、もしくは欺瞞がもたらしている。

作品内で描かれている評価システムは、「実力主義」ではなく、「成果主義」だ。


「成果主義」を「実力主義」と言い換える欺瞞は、視聴者に向けたタイトル付けのトリックというだけではなく、作中の「システム」が作中人物に対して押し付けている「欺瞞」でもある。

「実力」があれば「成果」を挙げやすいのは確かだが、「実力」がなくとも様々な条件によって「成果」が挙がる場合もあるし、不利な条件が重なれば実力とは無関係に成果は挙がらない。
外的要因によって左右される「成果」は、個人の能力である「実力」に完璧に還元できるわけではない。

成果=実力と評価するシステムの欺瞞は、「成果」によって生じる結果は、本人の「実力」=能力の結果なのだから受け入れなくてはならないという「支配」の正当性を内面化させるためにある。

「結果」によって配分される様々の「格差」は、本人の「実力」によって生まれたものだから受け入れなくてはならないと、「底辺」に置かれた敗者までもが自主的に納得することが目指されている。
作中の劣等クラスの生徒たちも、自分たちは「実力」が劣っているのだ、という評価基準の公平性については疑っていない。

だが、評価されているのが「成果」であるならば、様々な「実力」外の要因によっても左右されているはずだ。


現実の教室においても、主な評価はテストの「成績」で測られる。

ペーパーテストで高得点を挙げる「学力」は、個々人の勉強という努力に先立って、教科書や問題文を読み取る「読解力」が高い方が有利であることは理解しやすい。
読解力が身についていれば、同じ量の勉強で、より学力がつくだろう。

読解力は読書習慣の有無が大きく影響するが、統計的な傾向として、下流階層の家庭よりも、中流階層の子供の方が読書習慣がつきやすいとされている。
家庭に文学全集が置いてあったり、子供に読書を勧めることが多いのは、(統計的に)下流階層よりも中流階層の家庭の方であるのは想像できる。
子供に向かって「本ばかり読んでないで外で遊んで来い」と言い出す親がどちらの階層に多いのかも、想像がつくだろう。

言うところの文化資本とかハビトゥスといったものだが、机の前に座って教科書を読み、ペーパーテストを解く学校システムにおいて、このハビトゥスが身に着いた子供が有利であるのは明らかだ。

テストの点数の公正さは、あらかじめ、特定階層出身の子供が得点という「成果」を上げるために有利な制度設計がなされていることの隠蔽として機能する。
「学力」があれば得点できるという「公正」さは、特定の文化資本を「学力」と呼んでいるという制度設計を隠蔽する。
そうして生まれるのが、中流階級=高得点=高収入=中流階級の再生産のサイクルだ。


本作の架空の学校システムにおいても、特定集団にとって「成果」が出しやすいシステム設計であると描写されている。
特定集団が達成しやすい「成果」ではなく、個人の能力=「実力」を測るシステムであると擬態することで、その「結果」と、そこから導かれる「待遇」も、自己責任で受け入れるべき公平なものであると作中の生徒たちは納得するように仕向けられている。

「成果」が出せる/出せないが、あらかじめ制度設計によって調整されている不公平性を隠蔽するものとして、成果主義=実力主義の言いかえの欺瞞は導入されている。

テストの点を底上げする主人公の「奇手」は、この欺瞞を突いたものだ。
測られているものは「実力」ではなく「成果」であることを突いた奇手。

そして、この「奇手」は、成果=実力の言いかえの欺瞞を逆手に取った「妙手」でもある。

成果を実力と置き換える欺瞞に駆動されるシステムにおいては、どのような過程を経たものであれ、「成果」を出してしまえば「実力」であると評価を「しなくてはならない」ということを意味する。

実力の「公正」性をたてにして「格差」の支配を正当化するシステムは、どれほど非・実力的な手段による「成果」であろうとも、成果=実力=公正であると「評価」しなくてはならない。
「実力」とは無関係な成果であると暴露されたところで、支配の正当性を欺瞞の上に築いている限り、システムは、いやでも「実力」であると評価せざるを得ないだろう。

「裏ワザ」的な知恵比べでシステムを出し抜こうとする物語は、単なるチートの知恵比べではなく、このようにシステム自体への批判を構造化している。

この批判性が、主人公一人が体現しているだけで、クラスメートの誰にも共有されないまま終了を迎えたのが少し不全感を感じさせる。

「成果」を出したことではしゃぎ回り、そもそもシステムが何を計測するための課題であったのか全く気にも留めないDクラス生徒たちは、成果が証明する「実力」というタテマエを嘲笑している、とみることもできなくはないのだが、そこまでの意図があるようにも思えなかった。



表現の上で興味深いのは、OPや本編の前後に、思想書や文学書からの抜粋が挿入されていることだ。

小難しい言葉=よく分らないが難しそう=頭がいい=教養=「実力」がある、といった連想を意図しているのだろうか。

が、東京大学の院生が、授業中に「ドストエフスキーって誰ですか?」と発言したと報告されたのは、もう15年も前のことだ。
「頭がいい=教養」の図式は、象徴的には、このときに失効が完了したと言えるだろう。

岡田斗司夫に代表されるオタク第一世代が、殊更に「オタクはアタマがいい」と宣伝してきた背景が、この教養の失効ということになるかもしれない。

教養とは、単に知識量が多いということではない。
それぞれの「知識」を、どう価値付けて立体的に配置していくかという、序列の「構造」あるいは「枠組み」の規則が、「教養」と呼ばれる。

岡田と第一世代は(半ば自衛のため)、アニメや特撮やSFのオタク知識は、教科書には載らない、もう一つの「教養」体系であると主張していた。
本家の「教養」が崩壊し、「知識」の序列化ができないまま、知識という単なる「情報」に溺れている一般人に対して、なるほどオタク知識体系の「教養」を持つオタクは、相対的に「アタマがいい」ということになるのだろう。

しかし、教養を崩壊させた情報のフラット化は、結局はオタク知識の「教養」をもフラット化し、岡田斗司夫は「オタクの死」を宣言することになる。
正当的な「教養」であれ、異端的なそれであれ、「枠組み」は消滅する。

「枠組みの規則」の消滅によって、オタク領域の、例えばアニメの解釈で、「神アニメ」「クソアニメ」の言い合いが平行線で決着がつかないくらいのことは大した問題ではない。
問題は、実社会の方だ。


ほぼすべての憲法学者が違憲であるという「事実」を突きつけた法案が、平然と国会を通過する。

専門の歴史学者が数十年にわたって精査した「事実」である虐殺を、無かったと思い込む。


「専門知」が導く「事実」を簡単に無視して目を塞いでしまえるのは、知識体系を規定する「教養」の失効の、最も現実的な表れだ。

確かに、かつての「教養」は「文化資本」として機能していた。
ある程度までは、社会で実務をハンドリングする実用性が「教養」にはあり、それが階級の再生産を支えていた面がある。

しかし、政治家がどれほど無教養を曝け出しても罷免されることが無い事実が証明するように、現代ではこの相関は機能していない。

そんな時代に、本作は「教養」を再び再生産のエンジンとして持ち出してきた。
高待遇をもたらす「実力」を基礎づける「頭の良さ」を表象するものとして、アニメというオタク領域で「教養」を復権させて描写しようとしている。
……のだろうか?

疑がわしく感じてしまうのは、各話を総括するように挿入されている、思想書から引用される箴言が、当の著作の文脈からするとドラマの内容とは噛み合っていない例が(わかる範囲で)いくつか見受けられるからだ。

挿入される箴言は、「それっぽく」て、「頭がよさげ」に見えるというだけの、アクセサリーのごときものでしかないのではないか。

はたして、ある「成果」を測るのに適切な「設問」であるのかに全く疑問を持たず、迎合するにせよ反発するにせよ、なんらかの「実力」が測られていると信じている学生たち。

計測される「実力」に対して、不釣り合いに莫大な「評価コスト」を掛けた「テスト」を、莫大なコストを掛けていること自体が評価の正当性の根拠であるように捉えているかのような彼らが、小難しくてよく分らないことが「教養」を証明していると見せたいらしい製作者の態度に重なって見える。

実力=能力がある=知力の演出として引用される「箴言」が、微妙に使い方が不適切でいい加減さを感じさせるのは、作中の「実力」が怪しげで無根拠であることを、図らずも露呈しているようで興味深い。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 8
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

難癖ですが、アニメの内容的には、「実力(至上)主義」じゃなくて、「成果(至上)主義」の方が正確だと思いますが……

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
なんかこう、「奉仕部(俺ガイル)に憧れた高校生が、文月学園(バカテス)に入学し、真剣に戦っている」という印象を受けました。

ツッコミどころは多く、すごくおもしろいとは思えなかったけれど、「見て損」とも思いませんでした。知略系とか好きなら、観ても良いと思います。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まあ、難癖なのは百も承知でm(._.)m

レビュータイトルですが、「実力主義」の辞書的な意味は『(年齢や学歴、人柄などではなく)実力の程度で評価をくだす立場。能力主義』(三省堂 大辞林)となります。

似ている言葉に、ビジネス用語でもある、「能力主義」や「成果主義」があると思います。

ものスゴくザックリ言うと、「能力主義」は、資格などを含め「これくらいの力があるから、給与はいくら」という日本的な考え方で、「成果主義」は、人を見ずに、とにかく出した結果だけをドライに査定する欧米的なやり方ですね。

例えばプロ野球なら、「160㎞投げられるから年俸いくら」とか、「まだ一軍登板こそないものの、実力的に向上したから年俸アップ」なんてのは「能力主義」的。一方、「10勝した(防御率が○点だ)からいくら」とか、「力があるのは誰しも認めるが、(仮に不運が重なっても)結局試合では活躍できなかったから年俸ダウン」なんてのは「成果主義」的です(多分)。

一応、三省堂さんの解釈を信じるなら「実力主義=能力主義」としてるし、一般的にも「実力=成果」よりは、「実力=能力」と捉えると思います。(ビジネス用語として用いる時、実力主義と成果主義を同様のものとして扱うことも多々ありますので微妙なところですが、やはり普通の感覚としては、実力(能力)を評価すると捉えるでしょう。

となると、このアニメに置き換えた時、ポイントとして加算されているのは、明らかに「実力(能力)」ではなく、「成果(結果)」だと思います。

そもそも、「年齢(学年)」で集団を区切っている以上、「実力主義」とも「成果主義」とも異なる(真逆な)、「年功序列」という概念も入ってきています。本当に実力を至上とするなら、年をバラバラにして学級編成をするとか飛び級を認めるとか、あるいは、場合によっては3Aより2Bの方がポイントが上、ということもあってしかるべきでしょう。仮にDクラスでも、実力が認められれば(個人的に)Aクラスに編入できるとか(7話のアイキャッチで可能と分かりましたね)。

また、「実力主義」という資本主義的な発想で学校を運営しているのに、ポイントは学級(集団)の実績(連帯責任)という、なんとも「社会主義」的なシステムにしているのにも違和感が。まあ、そこ(集団を押し上げてこそ、真の実力)が盛り上げどころなのでしょうし、アニメにそこまでリアリティを求めても良くないのですが、自分が生徒なら納得しないかなw というかこれは、「クラス(集団)を成長させられる人間こそ本当に優秀」という、実に日本的に発想のもとにあるシステムだよね(一見、個人主義的な評価基準に見えて)。

そういう、「微妙な言葉やシステムのズレ」がどうにもこうにも気になって、なんか懐疑的な(斜に構えた)見方になってしまいました(汗)

それもあり、内容的も「知略戦、に見えてご都合主義」と、そんなことを感じました(辛口ですが)。

例えば、定期テストのくだり。過去問の入手って、いや、同じ学校に勤務し、定期テストを過去問通り出す教師なんていないやん。実力至上主義なら、まずその教師をクビにしろと(笑)

例えば、須藤の暴力沙汰のくだり。なんか目撃者とか色々と出してるけど、(それが相手の策略であれ、怪我の程度が本来より重くなったとはいえ)手を出したら、やっぱり手を出した方が悪いと思うんだけど、シンプルに。なんかみんな「俺達仲間だろ」と守ろうとしてたけど、そこで開き直って居座っている須藤には、普通に腹が立ちました(苦笑)。

とか、ツッコミどころは多数。キャラも、ひねくれたキャラは好きだし、よく作ってはいるけれど、飛び抜けた魅力は感じられず。いずれにしても、65点感が漂うアニメでした。

ただまあ、一定以上には楽しめたことも事実。今期(2017年夏)はあまりハマれたアニメがなく、途中切りも過去最多。「他に比べれば」と思っていたことは否めない。

もちろん、見所もあって、島編のラストの展開は(うまくいきすぎだけど)面白さもあった。あまり、深く考えずに騙され、積極的に翻弄されるのが得策でしょうか。ラストの「脱力系主人公がガチで腹黒クズの可能性」は新しかったと思いますし♪

私も基本的には実力主義ですが、「至上」かと言われれば、微妙かな。

まず、誰が何を評価するかによって、つまり評価基準によって実力なんて変わるから、あまり明確な基準は設けられないよな~と。

社会における正しい平等とは、機会の平等であって結果の平等じゃない。そう思います。アニメとは、あまり関係のない話ですが。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
なんか、「俺ガイル」に似てるな。知能戦? が楽しめれば良いな。これ、連帯責任なのはどうなんかね。話は盛り上がるけど、評価基準として。他をリードできて、初めて評価に値するということ?

2話目
これ、Dクラスはダメな人を集めたのなら、主人公やヒロインもダメな人認定なわけで、多分ここから逆転していくんだけど、じゃあ、入学時の査定にセンスがなかったということですな。

3話目
いや、定期テストの過去問、そのまんま出すなんて教師の手抜きやん。そんな教師いないって。櫛田さん、もっと遠くで、いや、自分の部屋でストレス発散しようよw

4話目
なんなこう、正論を言ってもね(汗) クラブ? あれで格好いいと思っているんなら、笑えるんですけど(笑)

5話目
公然猥褻w 論破せずに、目撃者を出すし、目撃者が親近者だし、どれだけからまれても、結局手を出したのは須藤だから、非がないとは思えないんだけど。格好良い壁ドンw

6話目
いやいやいやいや、この段階で事件を取り下げても、「虚偽報告」とかあるんじゃね? いやいや、この程度でマスコミ動かないでしょ。いや、ファンかどうかは、相手が決めることでしょ。

7話目
かなり毒舌だが、こういう「大したことない作品」に、雑にエヴァ(名作)とかのパロディーをやられると、なんかイラッとするな(苦笑) ガラッと作風を変えた日常回&水着回。まあ、番外編的な感じで気軽には楽しめたかな。

8話目
ホントに、こんな奴らのキャッハうふふに税金を払っているとしたら、ガチで切れるな(苦笑)

9話目
中忍選抜試験かい? 言動には気を付けろと言った直後のリーダー宣言、トラップくさい。川の水は一応煮沸しよう。これ、多分、あのCクラスの娘が、Dクラスのリーダーを嘘報告してくれるの? まあ、一人いなくなっても、この段階なら、食糧を買わなくてすむから、30マイナスでも別に良いと思う。

10話目
下着を捨てりゃあ良いんじゃね?

11話目
キーカード、あの水浴びの状況で盗めるもんか?

12話目
ラストは意外かな。
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 39
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4

見るんじゃなかった

4話までの感想
{netabare}マイナスの意味ではない違和感(いうなればフックって意味合い?)を覚える部分は「学校のシステム」に係わることであり、これらが次第に詳らかにされていくって作品…なのかな?
できればそこから更に一歩踏み込んで学校にひと泡吹かせるって展開になってくれると最高なんだが、どこまで話進むのかのう。
ということで現状これといった不満もなく楽しく見ています。

それと個人的には「一芸に秀でてさえいれば他はどうでもいい」って価値観には懐疑的でして…。
ってのも、結局それって雇う側にとって都合のいい理屈で、せめて最低限の社会常識や協調性を持ってないと食い物にされるだけだぞ、と思ってるので。
で、連帯責任については協調性を養うのが目的かなぁ~と思いまして。
まぁ軍隊や刑務所みたいなもんかと、問題はそれが行き過ぎかそうでないかって点で。
なので、じゃあ狭いコミュニティで間違いを犯さないように監視状態が過熱して総括が横行するって話なのかなぁと思ったけど、どうやらそうではないっぽい?
というより、ん?主人公って南方熊楠がモデルか?(ワザと50点取る辺り)
熊楠は今の言い方をするならコミュ障、頭が良すぎて周囲がバカに見えて耐えられないタイプかと。
コミュ障やニートが成功する物語ってやっぱりどこかに無理が出るよなぁと感じてた自分としては熊楠はいい所に目を付けた、とは思うけど…そのまんまだと余りに破天荒過ぎて物語が成立しないような?
ってことで、破天荒さを抑えた現代の熊楠物語として受け止めればいいのかなー?と思ったり。

と、そうしてたら3話でとうとうマイナスの意味での違和感(かも知れない)を覚えることが発生。
あれ、普通に退学あるの?
だったら卒業後就職できそうにない連中は全員退学させりゃいいだけの話になっちゃうような?
作中で語られてた「社会から認められる優秀な学校」であるなら、使えないヤツをどれだけ使えるヤツにして送り出すかが重用ポイントじゃないのかねぇ。
一方でそういう問題のあるクラスメイトをどう扱うかってのが連帯責任含めた評価基準なのかな。
優秀な人材を輩出って言ってるから、下っ端の社員じゃなくて上に立って指導する側を育成してるとか?
いやでも高校でそれはどうなんだろう。
ここら辺の違和感については今後に期待かな?

と思ってたら櫛田が本性?を表す。
まーそんなもんだろうとは思ってたけどこれでホっとした。
それまでの八方美人の良い子ちゃんぶりしてたらそりゃあストレス溜まるって。
あぁこの子も普通にストレス溜める普通の子なんだなーと親近感が沸くというか、むしろそっちのがカワイイじゃん、と。
いや待て、そう思われるのを見越してあの振舞いも演技だったりして?綾小路落とすための。
秘密の共有は恋愛の第一歩だし「アイツの本当の顔を知ってるのはオレだけ」ってのは独占欲をくすぐりますからのぅ~。
他の男子にも同じような演技してたとかだったら面白いんだが…さすがに考えすぎかな。{/netabare}

6話までの感想
{netabare}あれ?民事と刑事をごっちゃにしてないか?
学校内で処理する案件ってことでそれらとは別定義なんだろうけど、それを承知した上でも…。
目の前に怪我を負った人が居るって事実は変わらんワケで、その怪我どうしたん?ってのは追及しなきゃヤバい気が。
被害者が取り下げれば無かったことになる、とするなら、いじめがあっても被害受けてた人がなんでもありませんと言えば学校側は「いじめはなかった」と言えてしまうワケで…。
せめて被害取り下げても「捜査機関のお手を煩わせてすみません」というペナが発生しないと…C組の先生なんてメンツ丸潰れやん?

ま、ええねん。
そういう異常なことがまかり通る学校ってことなんでしょう。
予想というか好意的解釈としては生徒会や教師よりももっと権限が上な「黒幕」が居て、ソイツらが観察してニヤニヤしてる…って世界なのかなぁ、と。
進学や就職すらもカバーできるめっちゃ巨大な黒幕。
んで、主人公はそこで作られた強化人間…なのか?
そこに探りを入れるために龍園が事件を起こしてみたって感じなんだろうけど…。
う~ん、クラス間の抗争に終始するのか、学校の制度に切り込むのか、個人的には後者に絞ってくれると有難いのだが、なんか前者だけで終わってしまいそうな予感。
大して面白くもない須藤の件で何話も引っ張ったからねぇ…このエピソード1話でまとめられたんちゃう?

ところでアイリの言った「自分を偽り続けるのは大変」って台詞は、櫛田への当て擦りかなー?と思ったり。
櫛田のみならず、堀北や綾小路へ無意識の内に出た嫌味なんじゃないかなー、と。
自分が綾小路に不快感を持たないのは(たまたま)熊楠みたいなキャラなんかなーと思えた部分に起因している。
とはいえ熊楠も本気で打ち込めること以外には不誠実ってだけであり、綾小路もいい加減本気で打ち込めることを見せてくれないと「ただ斜に構えてるだけ」で段々とつまらなくなってしまいそう。{/netabare}

9話までの感想
{netabare}流石に学校の目的が分からなくなってきた。
いや、元から分からなかったけど、考えるのも無駄な気が。
なんか飽きてきちゃった…最終回までに多少ヒントなりとも明かされる?のか??{/netabare}

全話見て
{netabare}何もやらずにキャラ紹介だけで1クール使い切っちゃった。
ある意味潔いのかも知れないけど、だったら原作付属のOADでやれよと。
設定も真面目に考えるのもバカバカしい。
先輩に過去問聞けるなら無人島も聞けるんちゃう?
どんなカリキュラムがあるかくらい予習しとけよと。
ってかもはやTV番組じゃないか。
やっぱり逐次観察して楽しんでる人が居るような気がするんだが誰も疑問に思わないのはなんだろう。
向き合う対象はそっちじゃないだろ、と。
マジで最近リアルで見たんだけど、タバコの年齢認証の文句(なんでそんなことをしなきゃならんのかって内容)をコンビニのバイトにグチグチ言ってるのと同じ。
生徒同士でいがみ合っても結局「観察してる者」を喜ばすだけちゃうかのう?
ぶっちゃけ生徒同士のポイントの取り合いとか興味ないです。
だってそれで一番になったところで“黒幕”が出てきて「参りました」って言うワケでもなし。
結局ただ与えられたものをこなしてるだけの話で、こんなんなら動物観察の方がまだマシ、知性を疑うことが無いので。
って思うと段々イライラしてきて…最後黒幕にひと泡吹かせるのを励みに見続けたけどそれも無し。
カタルシスが無くフラストレーションだけが溜まる作品でした。
見るんじゃなかった。{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 8

65.4 13 学園アニメランキング13位
エスタブライフ グレイトエスケープ(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (63)
176人が棚に入れました
「生きるのがツライ? なら逃げちゃえばいいんですよ」 ずっと先の未来。人間はそれまでの姿形だけでなく、獣人・サイボーグ・魔族など多様な姿を持つようになった。東京の街は、AIが管理する高い壁に囲まれた数多の地域「クラスタ」となり、自由な行き来をやめ、それぞれが独自の文化・常識を育んだ。人々は、自らが生まれたクラスタの常識を基準に幸せな人生を送る。 しかし、なかには自らのクラスタに適応できない者も現れる──。 そうした人々を、別のクラスタへと「逃がす」ことを生業にする者たちがいる。 「逃げたい人」たちから依頼を受け、あらゆる方法を駆使してAIの裏をかき、本来は不可能であるクラスタ間の移動を成し遂げる者たち──「逃がし屋」。 逃げて、逃げて、逃げまくる!! 逃げたい人をお手伝いする、5人の逃がし屋たちの物語──!
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

8話まで見よう、は酷だよなぁ

8話までの感想{netabare}
前情報一切ナシで視聴。
で、見てみたら原案が谷口悟朗でビックリ、“バックアロウ”が終わってそんなに経ってないと思うんだけど…次の仕事早っ!

そして本編、1話の段階では“アクダマドライブ”もしくは“プリンセスプリンシパル”みたいなモンかな?と思ったが、2話まで見た段階でふと気がついた。
これ…ひょっとして、世界設定は“拡張少女系トライナリー”みたいな感じ?
もうちょい遠くてもいいならゼーガペインなりまどマギ叛逆なり…それこそ“バックアロウ”も含まれると思うけど、一番近いのはそれな気がする。
要は誰かの作った想像世界で、住人は与えられた役割を演じさせられてる系。
あるいはゲーム内世界でも構わないけど…というか、それならそうだと最初から明言してる作品は多々あって、同期でも“骸骨騎士様~”がある訳で。
で、そっち系はそっち系で上手く言葉にできない違和感を覚えてまして、もしこの作品がそれに対するアンチテーゼというかアンサーを見せてくれる…のなら、それは非常に興味がある。
なにより拡張~は全6話という短い話数のせいか設定を消化し切れずに終わったのが残念だったので、こっちでそれの仇を討ってくれるのをつい期待しちゃいます。
しかも脚本が賀東招二、“コップクラフト”では1クール作品として良くまとまった内容(物語の発端となった事件の黒幕が最終話で倒される)になってて評価が高い、き、期待していいのか?

って感じで普通に楽しんで見てて、4話だっかた5話を見終わった頃にようやく公式のHP見たんですよ。
そしたら…あれ?変だぞ?
今まで本編を見て私が解釈してた世界観と、公式に書かれてるイントロダクション(あにこれの「あらすじ」と同じ)の内容が、違う。
何処にも空想世界とか電脳世界とか書かれてない。
「うそ…わたしの解釈間違ってた?」と一気に不安に陥ったんだけど、よくよく読んでみると嘘は書かれていない。
けどなー、この書き方だと現実世界の延長だと解釈しちゃう人多くない?
イントロダクションと本編から受ける印象とで違和感を覚えて──それが狙いなんだろうけど──タネ明かしを待つ前に離れちゃう人が続出しそう。
実際、あにこれの「途中で断念した」って方の感想では「現実世界にしては生っちょろい」みたいな理由で切ったのが多いし…。
最初から「月にある霊子コンピューターでシミュレーションしてるだけだよ」とでも思えば(それが正解かどうかは置いといて)また印象が変わると思うんだけどなー。
あ、一応言っておくけど途中で切った方が悪いって意味ではないよ、イントロダクションの文言がよろしくないってことね。
そんなミスリード狙ったところで今の時代「わぁビックリ!」にはならんと思うのだが…。

──といいつつ、相変わらず私の解釈が合ってるかどうかの確証は無く、「実際はどうなん?」とヒヤヒヤしながら視聴を続けたら…8話でやーっとタネ明かし来たー!
全貌を明かすまでは至らない大ヒント程度ではあるけど、今まで変だなー変だなーと思ってた人も大体これで「あぁなる程」って気持ちにはなれるかと。
ふぅ、こんなヒヤヒヤしながら視聴を続けたのは久々だよ、デカダンス以来?
ってかデカダンスだって4話でタネ明かししたのに8話って…ロストソングが8話でおせーと叩かれたのに、何故同じことを?
作る側からするとそれ位のペースがやりやすいのかなぁ?
谷口&賀東なので、ここから更に「わぁビックリ!」って展開が用意されてるの…か?


余談
後出しジャンケンみたいで気が引けるんだけど、2話で「ひょっとして…?」と思ったのは、ヤクザ親分が逃亡先のクラスタで魔法少女になる件にて。
そこで最初はバ美肉でもやるのかな?(懲役太郎の美少女版なんてやったらスゲー受けそうではある)と思ったが、そもそもバーチャルではなくあの世界の現実空間はアバター変更が可能なのかも?と思ったから。
「親分がどんな見た目になったのか、それはどの空間で撮られたのか」を見せないのはどう考えてもワザとでしょー。
で、そうであるなら、主要キャラが見た目通りの年齢ではないかも知れないし、かつてヒットマンをやってたフェレスが現在女子高生(という役)をしてるのもそんなにおかしくない。
但し、それだったら7話のメモリーはもっと古いメディアにしてても良さそう(“拡張~”ネタ)ではある。
というか、もしかして…“ID-0”の設定(精神を別のモノに移し変えることができる)を引き継いでたりして?
また、現実ではなく電脳世界であるならエクアの未来予知能力も説明がつくけど…まぁ電脳世界説は安直すぎるので違う予感。

で、そうなってくると次に気になるのは、住人達はどこまで自覚してるのか?、またどこまで干渉できるか。
最初はエクアが唯一自覚していてクラスタより上位のルールに干渉できる存在(だから逃がし屋ができる)かと思ったけど、ひょっとしたら違うかも。
なんか皆、この世界はどうなってるか?は知ってるっぽいし。

──と、なかなかに考察が捗ってるんだけど、これもあくまで谷口&賀東で「お粗末な話は作らんだろう」という信頼があるからに尽きる。
でもなー、そうであるなら尚更、イントロダクションの文章は迂闊・視聴者を試しすぎな気がしてならない。
アニメ本編「外」の情報はどこまで勘案すべきかって問題は、ホントもー自分でも分からなくなって来た…。{/netabare}

総評{netabare}
明言はされてないがVR…最近はメタバースって言うのかい?どうにもその世界が舞台っぽい。
空想が現実空間に物理的に干渉できる世界って線も捨て難いが、それにしては危機意識が薄い。
なので「本体はニンゲンの形を留めてるかどうかは知らんがどこか安全な場所に保管されてて、仮想空間内でどんなヤンチャをしたって本体は傷つかない」と考えた方がシックリする気がする。
スライム人間が居ようがオッサンが魔法少女になろうがペンギンが喋ろうが問題は無い。
フェイタルラックのカラクリもログが残るVR世界ならラプラスの悪魔的なものが容易に再現できるだろう。
なにより、最終回でMが逃亡しようかどうか迷ってる時、「生体プリンタで出力した肉体にその人格を移植すれば…(逃げられる)」と言い、ものの数分で人体を生成して人格をそこに移植して…。
あれ?谷口氏が何年か前に手掛けた“ID-0”では「そんな都合のいい肉体はホイホイ用意できない」が物語の肝だったハズ。
作品が違うんだから設定が違ってても構わないのだけど、それにしたって作中の科学技術的にそこだけ飛び抜けてる感じがして…やっぱVR世界って考えるのが妥当な気がする。
また、このテの設定でよく気になる部分として「記憶(人格)をデータ化できるなら複製を大量に作ればいいんじゃね?」という問題があるんだけど、「それはできない」の説明として4話(スラ子が分裂して思考力が低下する話)があったのかなぁ?と思ったり。

しっかし…そんなの引っ張るほどのネタだったんだろうか?

それと、5話がたまたま「あー、こんな世界ネプテューヌにもあったなぁ(18禁島のこと)」と頭の隅で思ってしまったせいか、9話の所長の目的から「今後シェアエネルギー的なモノを巡るストーリーが展開するのかな?」と思ったら…全然関係無いでやんの。
所長がやろうとしてたことは何だったんだ?という疑問ががが。
ついでに、所長は倒された後トータルリコールよろしくパカっと割れて中から美少女が出てくるのかと思ったらそうじゃなかった。
ケメコデラックス?いやいや、スタッフはそう思わせるように仕向けてたでしょーw 
意図的に視聴者を肩透かしさせることがクールだと思ってそう。
7話もそう、記録メディアはもっと古いモノで良かった気がする。
それこそお嬢は本体が存在しない(鼻ホジ)とかいう展開くらいやって良かったと思うんだが…。


ということで、途中までは色々と考えさせるモノはあったものの、結局オチは有耶無耶にしてはぐらかされた印象が強い。
風刺風に見せてるけど浅い、いや、私が谷口+賀東で身構え過ぎてしまったのか?
とりあえず1話で自分には合わんと思ったら切って(逃げて)大丈夫、タネ明かしされる8話まで耐える必要は無い。
強引に好意的解釈をすると、冒頭でメタバースと書いた通り、仮想現実モノは数多あれど概念は微妙に変化し続けてる…のかも?
今でこそ妙ちくりんな価値観も数年後にはシックリ来る様になるかも知れない、そんな時代を先取りしすぎた作品…なのかも?

しっかしアレだね、谷口氏はバックアロウに続き「作り物の世界」が舞台の作品が続きました、何か悩みでもあるんだろうか。


余談{netabare}
各クラスタは各ゲームで、それこそ「寿司を食わないと死ぬクラスタ」なんてのがあっても構わない。
そして「自分には合わないと思ったゲームは無理に続けなくてもいい(別ゲーへ逃げろ)」というメッセージであるなら、翻って「合わないと思ったアニメは無理に視聴を続けなくて逃げていい」とも言い換えられる。
実際義務感でアニメを見てる人って多くない?かくいう私も…ゲフンゲフン
けどなー、苦痛を乗り越えた先に快楽が待ってる作品ってあるじゃん?谷口氏自身そういうの作ってなかったかい?
そういうことを考えると、やっぱりこの作品には軽薄さを覚えてしまう。
文句しか言わず楽しもうとしない一部の視聴者へ向けての皮肉であるなら、それはブーメランかなぁ、と。{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 8
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

適当なアニメ

{netabare}
この原案者の作品大体取り合えず勢いで突っ切る感じがあって苦手。
これも同じようにうすら寒くて微妙。

国からの脱出が規制された世界で、毎回国外逃亡を願う依頼者が逃し屋に依頼するというもの。
この設定を見る限りだと面白くなりそうと期待してたが、これはなぜかバカアニメを狙ってしっかりさせなければいけない部分を適当にやった感じ。
こんな設定なら、逃亡を希望する理由、逃亡後の姿などをしっかりと描くべきだろうに、その部分があまりに適当。
その辺りの理由などが滅茶苦茶なので、逃し屋と言う設定がアクションにしか活かされてない印象を受けた。
毎回ふざけた世界観を見せて、ふざけたキャラが逃亡を希望してそれで追っ手を払って逃亡するという内容で、真面目さが足りず全く面白くない。
魔法少女になりたい云々だとかパンツがどうこうだとかほんとに何やってんのとしか。
逃し屋云々じゃなくてバカな展開をやりたいだけと言うのが伝わってきて冷めてしまった。
テーマも世界観も行く先々でまばらで雑、話もシリアスなのかギャグなのかはっきりせず一貫性がなく適当。

キャラも寒い、きつい。主人公やピンクは思考がぶっ飛んでて、どこかしら気持ち悪さを感じるし全く好感が持てない。
そもそもキャラの掘り下げ回もロクになくて...。
獣やロボなど色々変わった仲間がいるのに、スライムのよくわからん掘り下げをしただけでそれっきり他の仲間に関しては全く。

こういう取り合えず勢いで突っ走っとけ見たいな作品は大嫌い。
EDだけはめっちゃ好き。


{netabare}
1話 ☆7
よくわからんな。性病w
まあアクションシーンが結構よかったとしか言えんな。
もう少し依頼人の話を掘り下げても良かった。
あともっと硬派な雰囲気で良かったのでは。

2話 ☆5
主人公が人間味ないw あほの子いらんわ。無自覚主人公が寒すぎる。
主人公がきもい。正直滑ってる。そうはならんやろ。
マジで魔法少女やってんのかよw

3話 ☆5
今回ペンギンかよ、ふざけたいだけ?
乱暴はなしとは...。何故外側に鍵w コスるだけとは
ほんとに自由なんですかね。

4話 ☆2
何が始まった? くっそ寒い。半分消えて頭おかしくなった?
意味わからん。何この茶番。話それてるしくそつまらん。
落下速度は一定...。

5話 ☆0
さっむ。気持ち悪い。しょーもないノリやめろ。
パンツ禁止することによって何がるんだよ。さっむ
本当に気持ち悪いだけで何も面白くない。
設定に全く整合性もないし、この気持ち悪い展開をやりたいだけ。
主人公が寒い。寒すぎる。気持ち悪すぎる。
まあそりゃそうだわなって言う理由。
他国に逃げる理由が毎回本当にしょーもない。
見ててイライラするわこれ。
気持ち悪い展開のために意味不明施設。逃げんのかよ。

6話 ☆3
何この演技。さっむ。
逃し屋設定がアクションにしか活きてないんだよね。

7話 ☆4
箸休め回かな。へそくり探しパートつまらん。
主人公側もつまらんけど。ワニ肉ってなんだよw
何で恥ずかしがる。見た目が時限爆弾な熊
謎映像。何の映像だよ。足止めするとこだけ面白かった。
こういうカフェの話みたいな、逃し屋以外の要素このアニメに必要なんか?

8話 ☆5
世界観が意味不明だ。やってることに一貫性がなさすぎるんだよ。
こういう逃がすことでの影響とかいう話とかを真面目にやってくれるなら高評価なんだが。
唐突に入ってくるファンタジー要素w やっぱ糞アニメだわ。
遠回りすぎるだろ...。普通に事情説明して追い出せやw
ノリが寒すぎる。
真面目な話をやりたいのかしょうもないギャグをやりたいのか全くかみ合ってないんだよ。
唐突に出てきた設定で消えても感動できるわけ。
逃し屋と言う設定を使ってこういう話を作れないものか。

9話 ☆3
主人公人間みがなくて気持ち悪い。もはや設定が意味不明じゃん。
頭おかしい展開ばかりで一貫性がないしキャラに共感し辛い。
バックアロウもそんな感じだったが、この原案者のノリで突っ切る感だ嫌いだわ。何を見せられてんだ。バカアニメにしかなってない。
CGは群青のファンファーレより良くて草。
まあ逃がし屋の立場を優先するのは良かったけど、面白くないな。

10話 ☆4
前回暴れすぎたか? いきなり話動いたな。
このB級臭いノリをわざとやってる感がマジで大嫌い。

11話 ☆3
クソ回線 主人公何者。いきなり魔法少女。ほんとクソアニメだな。
て2話のやつかよ。
ここまでさんざんギャグやっといていきなりシリアスされてもな
この茶番いる? 自分からどっかに行こうとしたんだろ。
かまってちゃんかよ。
大事だから災難から遠ざけたいって普通だと思うが。
演技だけは良かった。

12話 ☆3
ノリが寒すぎる。OPとEDは良かった。
てかキャラの掘り下げも全然なかったな。
スライムの意味不明な回があっただけで。これもAIか。まるで実写。 
じゃあ逃し屋の存在肯定しろ。AIなのにそんなことねーだろw
無能AI。主人公の設定の影の薄さ。
フェイタルラックなんて設定が明かされるまでそんなのあったんだってレベル

曲評価(好み)
OP「ラナ」☆7
ED「0」☆9
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 3

Franz Kafk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

銃を手に取るチノとココア、AIに管理された東京で「逃亡」を肯定し続ける

 直感だけでいえば、ここ最近で一番楽しめたアニメーションでした。
 各話ごとに話が区切られているタイプの脚本にも関わらず、次の話が見たいという欲求が止まりません。
 各話の脚本の構成がすばらしいのだと思います。起承転結のセオリーを丁寧に踏襲しながら、大胆な展開で視聴者を驚かせ、そのうえ細かい伏線回収を行うことで、ご都合主義の後出しじゃんけんではなく、どんな展開にも説得力をうまく持たせているように感じます。
 世界観は言うまでもなく魅力的です。東京という非常に親しみがある対象だからこそ、池袋がペンギンの国になっていたり、お台場が温泉の国になっていたり、コミカルでありながら大胆な設定に、なぜかとても愛着がわきます。街ごとに全く別の文化と価値観が形成されていて、次の話ではどんな街がでてきて、どんな世界なんだろう?とワクワクが止まりません。またそれぞれの街を象徴する建物の外観のカットが緻密にかつ魅力的に描かれていて、強いこだわりを感じました。お台場の神殿?みたいな温泉施設の荘重な外見が特にお気に入りです。
 人間ドラマ、人格、思想の描写が丁寧です。依頼者たちには、それぞれの逃げたい理由があり、人間関係があります。また逃がし屋のメンバーにも、お互いに思っていることがあり、言えない不満もあります。そういった複雑な感情と、微妙な変化を一話から最終話までかけてゆっくりと描写する。こういうことってすごく難しいことだと思います。また、そういった感情の起伏を"説明しすぎない"ところも見やすいポイントでした。「いま怒ってます!」とか「嫉妬してます!」とか言われ続けると、ちょっとくどいなあと感じますけど、最近ではそういう「説明書付きアニメ」も増えていて、こういう曖昧な感情描写のある作品は貴重かもしれません。
 そして今作のテーマである「逃げ」の描写の素直さにも驚きました。王道な物語では、現実に疲労し、逃げ出したくなった人がいれば「大丈夫、きみはまだやれる」と励ましたり「こんなやりがいがあるんだよ!」といって現実への復帰を支援するのが当然です。「エヴァンゲリオン」ですら最後はそうなりましたからね。でも今作は違います。「わかりました!逃げましょう!」の一点張りで押し通します。視聴者が「おいおい、それ大丈夫なのか」とツッコミたくなるほどに姿勢を変えません。「ここは絶対逃げちゃだめだろ!問題を解決しようよ!」そんなときでも姿勢は崩れません。このアンバランスな要素が、展開を常に予想外な方向にもっていき、物語にエネルギーを与える起爆剤のような役割を果たしているように感じられます。
 もうひとつ印象的だったのが、今作では「逃げることによる問題」もきちんと描写していたことです。当たり前のことですけど、逃げたってどこかでツケを払わなければいけません。逃げることでなにもかもが解決することなんて滅多にありませんし、むしろ大抵は状況が悪化します。この物語は「逃げ」に徹しながらも、「逃げ」を完全肯定しません。実際に話中の「逃げ」にはうまくいったものもあれば、失敗に終わったものもあります。それでも逃がし屋としてのスタンスは変わらない、この剛健さが彼女たちの本当の強みであり魅力ですね。
 声優の方の演技も光っていました。特に長縄まりあさんという方の演技がとびぬけてすばらしく、本作を縁の下から支えています。もちろん全員うまいんですけど、長縄さんは同じセリフでも言い方や雰囲気を変えて、キャラクターの感情をうまく音にしていると感じました。特に第四話は長縄さんの演じるマルテースが大量に登場するので、長縄さんの演じ分けの妙技が実感できます。
 ギラギラしたネオンとサイバーパンク、シリアスなシーンでも絶えないコミカルな描写は「アクダマドライブ」を彷彿とさせます。喫茶店での日常パートはまさに「ご注文はうさぎですか?」であり、各話の構成の美しさは「コードギアス」のようです。
 インターネット上での評判はいまのところボチボチのようですが、数か月後、数年後にカルト的人気を誇ってもおかしくないポテンシャルを感じます。「カルト的人気」といえばCG表現も相まって「けものフレンズ」っぽさもありますね。いつかこのアニメが正当に評価される日を待っています。わたしは劇場版とソシャゲに進みたいと思います。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 7

75.7 14 学園アニメランキング14位
山田くんと7人の魔女(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1222)
7208人が棚に入れました
この学校には7人の魔女がいる。

私立の進学校での日常になじめず、問題ばかり起こしている主人公・山田竜。

しかしあることをきっかけに、彼の学園生活は一変!

新たな仲間や魔女たちとの出会いとともに、楽しくも大変な毎日が始まった。

7人の魔女を見つけるまで、もう退屈なんて言わせない!

声優・キャラクター
逢坂良太、早見沙織、増田俊樹、内田真礼、佐々木寿治、喜多村英梨、小野大輔、福山潤、花澤香菜、牧野由依、タカオユキ、悠木碧、田澤茉純、立花慎之介、杉田智和、小野友樹
ネタバレ

future☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

タイトルなし

.。o○ ○o。.ドラマ.。o○ ○o。.

この作品は、TVでドラマ化されていました!
ドラマではうんうん、こーゆーのもいいなぁ...!って感じだったのですが、アニメ化されるということで興味津々な作品です。

ドラマと物語はだいたい同じだと思うので、あらすじや登場人物の紹介を...!

*ドラマの物語とアニメの物語には誤差があるのでご了承ください。


.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

私立朱雀高校に通う高校生・山田竜は、ある日階段から落ちたはずみで優等生・白石うららとキスをしてしまう。すると2人の身体が入れ替わるという不思議な現象に見舞われ、このことをきっかけに、山田は学校内に7人いると言われている「魔女」探しに巻き込まれていく。


.。o○ ○o。.作品情報.。o○ ○o。.

■『山田くんと7人の魔女』
吉河美希による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)で2012年12号から連載中。時系列は前作『ヤンキー君とメガネちゃん』の後であり、第1話で品川大地と千葉星矢が教師役でカメオ出演している。2013年8月10日からフジテレビにてテレビドラマが放送された。2015年にテレビアニメが放送予定。


.。o○ ○o。.登場人物.。o○ ○o。.


@超常現象研究部

・山田 竜(やまだ りゅう)
{netabare}声 - 逢坂良太 / 演 - 山本裕典
誕生日:8月31日 / 星座:乙女座 / 血液型:O型

本作の主人公。私立朱雀高校2年B組。学校きっての問題児(いわゆる不良)で、教師にも生徒にも嫌われている。能力は「キスした魔女の能力をコピーする」(ドラマ版では通称「魔女うつし」と呼ばれている)。保持できる能力は1つだけで、魔女にキスをする度に能力が新しいものに上書きされる。コピーするときに相手に自身の持っている能力をかけることができる。能力が一切通用せず、どんな能力もコピーし、使用することができるため、〝最強のカード(ジョーカー)〟と言われている。うららとのキスがきっかけで彼女とともに魔女に関わっていくことになり、生徒会長戦のときに未来を見てから彼女に対する好意を自覚する。儀式の後はうららと交際を始める。また、生徒会長になった宮村により会長秘書に任命される。{/netabare}


・白石 うらら(しらいし うらら)
{netabare}声 - 早見沙織 / 演 - 西内まりや
誕生日:12月24日 / 星座:山羊座 / 血液型:A型

本作のヒロイン。私立朱雀高校2年B組。超常現象研究部部長。元入れ替わりの魔女。胸のサイズはEカップ。学年トップの学力を誇る。以前は学園においていじめの対象にされており、学校をつまらないものと考え、大学への進学希望もしていなかった。しかし、山田と入れ替わったことをきっかけに、いじめがなくなり、学校を楽しめるようになる。「キスした相手と身体を入れ替わる能力」の持ち主だった。山田とキスして初めて能力が発現した。なお、本人は山田以外には能力を使いたがらず、第三者が入れ替わりを行う際は基本的に能力をコピーした山田が代行する。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失うが、後に記憶を取り戻し、儀式を経て能力を失った。その後、山田と交際を始める。{/netabare}


・宮村 虎之介(みやむら とらのすけ)
{netabare}声 - 増田俊樹 / 演 - 井出卓也
誕生日:7月28日 / 星座:獅子座 / 血液型:AB型

私立朱雀高校2年C組で生徒会副会長兼超常現象研究部副部長。山田と白石が入れ替わっていることを突きとめ、次期生徒会長になるために魔女を捜索すべく2人を引き込み、部員不足で休部状態の「超常現象研究部」を活動拠点として提供した。女子に絶大な人気を誇るが、スケベでいつも女のことばかり考えている。また、本人曰く本気を出せば学年2位くらいはいけるらしい。ちなみに父親は外交官。実はレオナを不登校状態にさせた7人目の魔女を探すために青龍高等学校から転入してきた。山田の白石に対する好意を聞くまで、山田たちのことを信用していなかった。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失うが、後に記憶を取り戻す。儀式後は新生徒会長に就任し、新たな魔女を探し始める。{/netabare}


・伊藤 雅(いとう みやび)
{netabare}声 - 内田真礼 / 演 - トリンドル玲奈
誕生日:6月6日 / 星座:双子座 / 血液型:B型

私立朱雀高校2年C組。純粋に超常現象に興味を持ち「超常現象研究部」に入部する。本来の活動目的を知らされなかったが、山田と白石が入れ替わり目的でキスをしているところを目撃してしまい、あちこちに山田と白石は付き合っていると流布してしまう。誤解を解こうと山田が伊藤とキスをして入れ替わったときに、伊藤が思い込みが強いために、周りから嘘つき呼ばわれされていたことから相手にされていないことが分かった。山田の姿で不良グループに絡まれていたところを、伊藤の姿で登場した山田に助けられたことで誤解が解かれて、超常現象部に入部した。魔女の能力を積極的に研究し、その結果をノートパソコンに記録している。学力は補習にならない程度である。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失うが、後に記憶を取り戻す。{/netabare}


・椿 剣太郎(つばき けんたろう)
{netabare}声 - 佐々木寿治
誕生日:11月5日 / 星座:蠍座 / 血液型:A型

私立朱雀高校2年D組。猿島の友人で、同じ帰国子女。いつも背中にタオルを羽織っており、爪楊枝を咥えている。てんぷらを揚げるのが趣味。以前は白石に惚れていたが、猿島が見た未来では「白石にふられ、そのショックを癒すために旧校舎でてんぷらを揚げ火事を起こす」ことになっていた。火事を阻止するために近づいた山田に仲を取り持ってもらおうと依頼するも山田と入れ替わっていた白石と山田のキスを見せられて、ショックを受ける。未来を知っていた山田と入れ替わったことにより、火事は阻止され、その際に魔女のことを知り入部した。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失うが、後に記憶を取り戻す。{/netabare}



@魔女(最初の7人)

・白石 うらら
{netabare}入れ替わりの魔女。詳細は#超常現象研究部を参照。{/netabare}


・小田切 寧々(おだぎり ねね)
{netabare}声 - 喜多村英梨 / 演 - 大野いと
誕生日:9月4日 / 星座:乙女座 / 血液型:B型

2年A組。元虜の魔女。紫色の髪のショートボブヘアが特徴。何かと山田に突っかかって来る素直じゃない性格。「キスによって相手の心を虜にする能力」の持ち主だった。この能力を潮に使ったことがきっかけで山田は学校中で嫌われるようになった。山田とキスをしたときをきっかけに山田のことを好きになっていった。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失う。その時に暴走し、魔女の能力を多用するようになった。しかし、たまたま山田とキスをしたことをきっかけに山田たちと魔女に関する記憶が戻る。その後は親衛隊を解散させ、山田と玉木と共に全員の記憶を戻す方法をレオナから聞く。儀式を行うために山田と猿島・大塚をキスさせた。その後、記憶が戻った魔女たちと玉木と共に飛鳥を捕まえる。そして、儀式を行い、能力を失った。儀式の後、宮村に新生徒会書記に任命される。山田と白石が付き合い始めてからもまだ諦めていない。合宿所にてうららにライバル宣言をする。【ドラマ版の設定】親衛隊は潮を中心とした男子生徒7人となっている。{/netabare}


・大塚 芽子(おおつか めいこ)
{netabare}声 - 牧野由依 / 演 - 美山加恋
誕生日:2月20日 / 星座:魚座 / 血液型:O型

2年C組。元思念(テレパシー)の魔女。眼鏡っ子で、緑色の左に寄せた縦ロールヘアが特徴。漫研部所属。白石と入れ替わった山田に恋をして、思い切ってキスをした。「キスをした相手とテレパシー(思念)ができる能力」の持ち主だった。1度大塚とキスした者同士の間なら、大塚なしでもテレパシーが成立する。人と話すのが苦手な性格。夏期講習で補習を受けることになり、同じく補習組だった亀田と鶴川と組みテレパシーを介したカンニングを行っていた。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失う。その時にこれまで以上に他の生徒とのコミュニケーションを取らなくなった。しかし、山田とキスをしたことをきっかけに山田たちと魔女に関する記憶が戻る。儀式を行い、思念の能力を失った。【ドラマ版の設定】父親は医者。兄が父の跡を継ぐ予定だったが、家出をしてしまい、妹の芽子が兄に変わって病院を継ぐことになっていた。親の意向で医学部を志望しているものの、本人の意思ではなく、漫画を描くことが好きで本心では漫画家になりたいと思っている。{/netabare}


・猿島 マリア(さるしま マリア)
{netabare}声 - タカオユキ / 演 - 小島藤子
誕生日:10月26日 / 星座:蠍座 / 血液型:B型

2年F組。元未来視の魔女。アメリカからの帰国子女。ウェーブのかかった、桃色の髪のポニーテールが特徴。「キスをした相手の視点で未来が予知できる能力」の持ち主だった。自分の能力で、自分と山田が「旧校舎火事」の犯人にされてしまう未来を見てしまったため、火事を防ぐために登校拒否に。しかし、白石の推理によって「入れ替わると未来が変わる」「火事の現場にはもう1人いること」がわかった。そして山田たちの活躍によって、火事を防ぐことに成功した。実は火事の一件はノアたちが猿島を退学させるために仕組んだものだった。恋をするために能力を消すことを望み、山田に相談した。このことをきっかけに山田は玉木と接触することになる。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失う。その時に暴走し、魔女の能力を多用するようになった。しかし、山田とキスをしたことをきっかけに山田たちと魔女に関する記憶が戻る。儀式を行い、未来視の能力を失った。【ドラマ版の設定】彼氏が怪我をする未来を見てしまい、その結果別れてしまった経験がある。{/netabare}


・滝川 ノア(たきがわ ノ