2022年度のドワーフTVアニメ動画ランキング 6

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2022年度のドワーフ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月06日の時点で一番の2022年度のドワーフTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.3 1 2022年度のドワーフアニメランキング1位
リアデイルの大地にて(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (235)
666人が棚に入れました
不慮の事故によって生命維持装置がないと生きられない少女、各務桂菜。彼女が唯一自由でいられるのは、VRMMORPG『リアデイル』の中だけだった。 そんなある日、生命維持装置が停止し、桂菜は命を落としてしまう。しかし、目が覚めると桂菜は200年後の『リアデイル』の世界にいた。彼女は、失われたスキルと限界突破したステータスをもつハイエルフの“ケーナ”として、この世界を生きる人々と交流を深めていくことに。しかも、その中にはかつて自らがキャラメイクした“子供”たちもいて……!? ゲーム世界に転移した少女と個性的な仲間たちによる、笑いあり、涙あり? なのんびり冒険譚、開幕!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

12話 見てる私も悪いんでしょうね…終わらせる気がないなら作らないでと言いたいですけど。

 で、最終話見ました。11話までで見て損じゃないと書きましたが損ですね。話をまとめる気も無いみたいです。以前なら少なくとも1クールでなんらかの結の部分はあったと思いますが、それを最早放棄してますよね。終わらせる気がゼロですね。

 もう異世界ものは緩慢に自分の首を絞めているようにしか見えません。何がしたいんでしょう?最後まで物語を作る気がないならやめてほしいですね。メディアミックスで何か儲かりの仕組みがあるのかなあ…コミック、小説の販売促進?サブスクがあるから視聴のハードルが下がって質が悪くても金になる???

 全方位で批判している訳ではありません。この作品に真摯に取り組まれている人もいるでしょう。原作者の方も面白いものを提供しようと頑張った結果で評価されてのアニメ化だと思います。
 でも、終わらない話を1クールで顧客満足を考えずに提供している儲ける側の人ですよね。うーん。見てる私も悪いんでしょうねえ…



11話まで。最後まで見てないですけど、もう総評します。

 最近週1で見たときと一気見で見たときの面白さの差に注目しています。なにか少しでもユニークな点、癒される点、面白い点、毎週楽しみにしているキャラなど見所がある場合は、一気見だと辛くても週1なら見られる気がしています。
 その辺の作り手の意識とか見る側のニーズとか…要するに作品のポジションであまり辛辣に評価するのもどうかなあ、とこのところ思っています。そのうちポジショニングマップとかX軸とY軸とどうやって設定したら、アニメって分解できるかやってみたいですね。

 その点で言えば、本作の設定とキャラ作りは悪くないと思います。コミカルなセリフ、戦闘がハードでなく、新キャラが次々でてきて、牧歌的な雰囲気で、週1話なら飽きないで見られました。

 人とNPCの関係に焦点を当てたのは面白いです。それと現実世界での死、その他の人間のキャラたちとのゲーム世界に転移した時間差など、見るべき謎の作りも悪くないと思います。妖精とかの設定も悪くなかったと思います。

 必ずしもテンプレでは無いし、キャラ紹介と主人公の絡みがあるので見られたかなあ、と思います。ただ、アニメではまったく答えに行き着く感じがないですね。11話でここまでだと、尻切れトンボなんでしょうね。そうなると最後酷評するかもしれませんが、冷静なうちに。

 異世界あるいはVRMMOものの中では、まあ及第点かなあ…そして、機会があれば原作はチェックしてみようかなあ…という気がしなくもない、という感じでした。
 
 ちょっとVRMMOで気になるのは設定で、食事と排泄って現実との違いって何かあるんですかね。呼吸と性処理…病気、痛み、怪我…生きているっていう実感ってやっぱりVRMMOとは違うと思うんですよね。
 それとfPS(フレームパーセカンド)とか解像度ですよね。視覚情報が圧倒的に現実とは違うし、五感についての表現ですよね。

 その点の設定の表現があったのがSAOだし、実は「賢者の弟子を名乗る賢者」はやってるんですよね。そこがあれば本作もSFになったんですけどなあ。

 まあ、見て損とは言いませんが、見なくても損じゃない、という感じでしょうか。最終話で評価変わったら追記します。




8話 プロットと設定はいいかも…ただし…

{netabare}  サービス停止したゲーム世界というのはテンプレですが、本作については、昔のプレイヤーが登場し謎として機能しています。これは他の異世界やVRMMOものでは皆無ではないですが、レアです。主人公の既に死んでいるとう設定と合わせて、謎の解明にカタルシスがあるなら良作になる気がします。

 妖精とは何かとか、今回のイベントモンスターと2人のプレイヤーの登場とか話の建付けにはものすごく可能性を感じます。実際話は面白いですし。特に7話、8話はかなり良かったです。折り返しを意識しているのかこの2話が中盤に来たのは構成的に良かったと思います。

 ただし、やっぱり決定的にアニメ作り全般が安っぽいですね。安っぽすぎます。召喚獣とかなんとかベアとかイベントモンスターとか見せ所は沢山ありましたが…。イベントモンスターが現れる場面は頑張ってかなり工夫していました。ただ、アベレージでいけばABC評価で何とかC+…くらいかなあ。
 画づくりしだいでは、評価される作品になったのではないでしょうか。別に無職転生並みとはいいませんが、もうちょっと何とかならなかったでしょうか。

 後は演出ですね。まあ良い演出をするためにはそれを実現するための金と人と時間というリソースが必要でしょうからやむを得ないところもあるでしょうけど。
 ストーリーが良いと言わず、あえてプロットと言っているのも脳内補完してあげるとかなり面白いと思うのですが、サラっと見るとテンプレの俺TUEEEにしか見えないという意味で言っています。演出とか脚本の工夫がちょっと足りないかなあ。

 それとケーナの声優さんですけど、申し訳ないですが肺活量が足りない感じで息苦しいです。気管で絞り出しているような感覚にとらわれてしまいました。

 このアニメ自体、じっくり見ると面白さがわかると思うし、プロットを拾ってゆくと原作は水準が高いのかも、と思わせるところもあります。ただ、いまの量産型大量消費のファストアニメ(造語です)の中に埋もれて、あっさり見られてしまうと、1話切り、3話切りの対象になるのも分かるなあ、という感じですね。{/netabare}





1話 独自性があって期待値が高いです。

{netabare} 設定いいですね。SAOのマザーズロザリオみたいな感じですが、小説の発売時期的にこっちのほうが古いんですね。とするとそのオリジナリティからいって期待できそうです。ストーリーもありそうですし。

 結末で現実世界で生き返るかどうか、あるいは現実世界の登場人物とのドラマがあるかどうかですね。オーバーロードみたいに現実世界とのつながりが全然出てこないような進行になる可能性もありますけど、設定と1話の感じからいってヒューマンドラマがありそうな感じですね。

 アニメーション、演出を見る限りちょっと予算無さそうな感じですが、キャラデザが悪くないので問題なく視聴できます。なお、ステータス画面のデフォルメされたキャラの方が可愛いです。

 ということで、異世界枠としては設定がいいしストーリーの期待値が高い作品ではないでしょうか。{/netabare}

2話 非常に安っぽい異世界もの…だけど結構面白い

{netabare} シナリオがいいのかキャラに魅力があるのか、今後どうなるんだろうというワクワク感があります。
 作画、演出、エフェクト等の出来は辛うじて及第点で、内容はベタで安っぽい異世界ものですが、ストーリー展開のテンポが良くて結構面白いです。お母さん設定が笑います。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

なろう系黎明期の作品

原作は異世界転生アニメ黎明期のものみたいでパクリではなくどっちかというとこれは元祖に当たるのかも。
タイトルが乱立するなろう系と違ってスッキリしているのもそのためでしょう。
なろう系のマザー的な作品であり、作中でも権力者達のマザーですし、作中での行動もそうですが、ケイナは色々な意味で元祖って感じのキャラクターですね。こんなのが元祖でいいのか?って思うけど。

異世界なろう系の中でも異世界生活をエンジョイすることに偏ったアニメで、異世界でゆるーく生活するアニメが好きなら楽しめるかも。

似たアニメだと「私、能力は平均値でって言ったよね」
「スライム倒して300年知らないうちにLVMAX」「くまクマ熊ベアー」「神様に拾われた男」このへんの主人公を暴力的にした感じ。
最初はとてものんびりまったりしていますが、主人公の傍若無人なところがどんどん強くなっていってみんなから怯えられる存在に。

最初のまったりした感じが良かったのに、どうしてこうなった?

【キャラクター】
このアニメの一番残念なところ。
{netabare}
ケイナがかなり雑な対応する人で、力づくで解決してアフターケアも大雑把、化け物を一撃で倒して、助けた後に放置してどっか行くとか、息子の性格が変だから、消去して作り直そうって発言するとかヤバい倫理観してるところが引く。

息子や娘って言っても彼女が産んだわけじゃなくて転生前に作成したキャラクターだから主人公は人間じゃなくてプログラムだと思っているのかな?
妊娠もしてないし、遺伝子を受け継いでいるわけでもないから自分の子どもって感覚ないのはわかるけど。
それでもNPCじゃなくて生身の人間として目の前にいるから、ケイナにはそんな気がなくても子ども達にとっては母はあなたしかいないのだから、ちゃんと愛を注いで欲しい。

さらに子どもや町の人相手にもすぐ暴力振るうし、いちいち子どもや孫相手に力を振りかざして制裁して上下関係をはっきり突き付けるところとか、ガキ大将みたいで怖いと思っていたらどんどんエスカレートしていきました。
そういう乱暴なキャラクターならいいけど、見た目が美少女で、すごいラブアンドピースなことよく言ってるから発言と行動が合ってなくて微妙な気持ちに。

エルフの息子と娘のお母さまの敬愛が強すぎて甘えん坊になっててこっちもくどいなあ。
ドワーフの息子くらいがちょうどいい。
ケイナも含めて一族で一番まともなのに、一番最初に寿命がきそう。
{/netabare}

【アニメの変なところ】
{netabare}
ケイナの言葉や行動にいちいち過剰に驚きすぎ。
例えばエルフが長命ってことは常識みたいだから若い見た目で凄い人だったり子どもいたりするのは驚くようなことではないのでは?

それより、なんでエルフの息子なのにドワーフなのかってことのほうが驚くところだと思うけど誰も突っ込まないのなんで?
孫ケーリックと会う時も驚かれてたけど、母娘の関係を知ってるなら当然こっちも知ってるでしょ、驚くのはおかしいんじゃ?

襲い掛かってきた盗賊の命奪って「これがゲームなんだ・・・」って感傷に浸った直後に、最後に盗賊の頭目(ただの人間)にまるで魔王の幹部倒すときに使うような過剰な攻撃魔法で粉々にして、その後に「ゲームとは違って・・・死んだら生き返ることはないこれが現実なんだな」って、これだけ圧倒的な力あるなら殺さず無力化してとらえることくらいできるのに殺したのはあなたの意思でしょ。
サイコパスなの?
これに限らずケイナは敵を容赦なく殺すんですよね。それで聖人君子みたいなセリフ言うところが怖い。
{/netabare}

【シナリオ】
世界観の説明が少ないのでよくわからないことが多い。
あんまりそういう設定までしっかりしてないのかなって思ってしまいますね。

周りの人がみんなで主人公絶賛して持ち上げたり、驚いたり怯えたりするのが頻繁に起きてかなりくどい。
こういうのは、ここぞという場面だけにしといたほうがいいと思う。

【感想】
説明や過程が雑で、たぶん色々な過程とか肉付けとか削ぎ落して1クールにおさめるためにだいぶスリム化してそうです。
ケイナの大雑把で暴力的でサイコパスに見えてしまうので、そこがもう少し丁寧にできていれば良かった。

低質ではないけど、キャラクターが残念な作品。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

200年後から始まる、のんびり楽しい冒険譚!

この作品の原作は未読です。
最近、この手の作品が増えてきている気がします。

この手とは、「異世界転生モノで、主人公はチート能力の持ち主。
そして異世界では魔王などという強大な敵と対峙するでもなく、戦闘は小競り合い程度で、ゆる~い日常を満喫する作品」を勝手にカテゴライズしています。

これまで異世界転生モノといえば、例えば無職転生やリゼロなど転生してきた主人公に、楽しい一辺倒の異世界ライフなど待ってはいませんでした。

寧ろ、転生前の安寧な生活の方がよっぽどお苦楽だったと思います。
あ、ルーデウスはちょっと違うかもですけど^^;
何だかんだ言って異世界生活を満喫しているのって、「このすば」のカズマ位なんじゃ…?

そういう鬼気迫る状況の作品が巷に溢れ出したので、この様なジャンルの作品が頭角を現してきた…ともチラッと思いましたが、一番は設定のし易さなのではと思えてきました。

何故なら、異世界日常系って設定しだいではリアル日常系よりよっぽど何でも有りの状況を容易に作り出すことが可能だからです。
魔法が使えるだけで、状況が一変しますからね…

そういう意味では、この作品の設定も既視感しかありませんが、異世界日常系に繋げている作品は少ないのかも…
そこに独創性を見い出せたから、今の状況になっているのかもしれません。


不慮の事故によって生命維持装置がないと生きられない少女、各務 桂菜(かがみ けいな)。
彼女が唯一自由でいられるのは、VRMMORPG「リアデイル」の中だけだった。
そんなある日、生命維持装置が停止し、桂菜は命を落としてしまう。

しかし、目が覚めると桂菜は200年後の「リアデイル」の世界にいた。
彼女は、失われたスキルと限界突破したステータスを持つ
ハイエルフの"ケーナ"として、この世界を生きる人々と交流を深めていくことに。

しかも、その中にはかつて自らがキャラメイクした"子供"たちもいて…!?

ゲーム世界に転生した少女と個性的な仲間たちによる
笑いあり、涙あり?なのんびり冒険譚、開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

リアルで生命維持装置が停止してしまったら、普通にそこが最終到達地点になります。
だけどこの作品は、最終到達地点を出発点としたそのあとの物語が綴られています。
この点には優しさを感じますね。
可能性や否定したくない願望…なのかもしれませんけど。

桂菜の様に意識はしっかりしているけれど、身体が言うことを聞いてくれない…
そういう方って少なからずいらっしゃると思います。
そういう方々のために、こういうゲームがあったら…と切に願います。

せめて、ゲームの中だけでも自由に動き回りたいじゃありませんか。
リアルでは痛みを伴う治療や苦しい投薬に耐え続けている人だっているんです。
リアルでは絶対叶えることはできませんが、もし、ゲームの中で夢が叶うのなら、それは本人とって、一時だけかもしれませんが幸せな時間を過ごすことができる環境があるのは決して悪いことでは無いと思うんです。

どこまでも優しさと温かさに包まれたゲームの世界…
ここでなら自由に動き回るだけじゃなく、大勢の人たちと接することができる…
そんなこの作品ならではの優しさをしっかりと感じさせて貰いました。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、TRUEさんによる「Happy encount」
エンディングテーマは、田所あずささんによる「箱庭の幸福」

1クール全12話の物語でした。
ごく一般的な異世界日常モノ…かもしれませんが、そこに行く着くまでのプロセスは他の作品と一線を画していると思いたい作品です。
しっかり堪能させて頂きました。

「くまクマ熊ベアー」「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」「この素晴らしい世界に祝福を!」「神達に拾われた男」
これらの作品は全部続編制作が決まっています。
だから、この作品が選ばれても決しておかしくないと思うんだけどな…

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

77.4 2 2022年度のドワーフアニメランキング2位
オーバーロードIV(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (373)
1437人が棚に入れました
TVシリーズ第4期
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

安定してます

冒頭からアルベドの攻めすぎる姿勢に驚き。進化してるわ。なんか可愛く思える。甘えたいあまりに赤ちゃんの真似したり、頬にキスされて嬉しさで思わず泣きだしちゃうあたりとか。普段、気が強くて一切の隙を見せない女性が自分の前でだけなりふり構わず甘えるギャップには萌える。

武王頑張れ~てプリキュア頑張れ的なノリ。
毎回だけど、こういったくだりから想定外の成果を得ることで部下が勝手に深読みしてくれて凄い有難いな。

勇敢だったザナックのことは本当に残念に思う。そこまでせんでもと。

アダマンタイト級冒険者が活躍してくれて、どうやらプレイヤーと思わしき竜王登場??今後どういった展開になるのやら。相性悪すぎてまさかのアインズ土下座プレイ。途中から薄々そうなんじゃないかと思ったけど{netabare}パンドラズ・アクターやんけ。名演技なんやな。{/netabare}

OP映像で不敵な笑みを浮かべていたラナーが{netabare}滅国の手引きの立役者か。ところどころ描写が怖かったもんなあ。クライムと永遠に結ばれて幸せかな。独占欲が凄い。
フィリップの愚かな行いはきっかけの一つに過ぎないというか完全にこじつけ。どんな苦しみを最後味わったのだろうか?{/netabare}
それにしてもやり過ぎでは?


OP
HOLLOW HUNGER OxT
ED
No Man’s Dawn 前島麻由
挿入歌
fallen ラナー(安野希世乃)
OPのイントロが不気味な感じがあるようで作品にぴったり。主要人物たちの顔がイントロに合わせて流れる映像が好き。
勿論、EDも良い。今回はMyth&Roidではなく、前島さん単独だけど好きです。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
アインズは悩んでいた。アインズ・ウール・ゴウン魔導国の王として、この国をどのように導くのか。アルベド、デミウルゴスら優秀なNPCたちと不眠不休で働けるアンデッドによって、魔導国は今や安全で飢えもない場所となっている。しかし、そこで暮らす人々はいまだ恐怖と不安を抱え、街は火が消えたように静かでかつての活気は失われていた。答えが見つからぬ中、アインズは一人で冒険者組合を訪問。組合長のアインザックにある提案をする。一方、突如できた魔導国に戸惑う諸国の支配者たちも各々に対抗策を講じていた。果たしてアインズは各国の謀略を阻み、自身の理想郷を作ることができるのか。


1. アインズ・ウール・ゴウン魔導国
アインズは悩んでいた。アインズ・ウール・ゴウン魔導国の王として、この国をどのように導くのか。アルベドら優秀なNPCたちと不眠不休で働けるアンデッドによって、魔導国は安全で飢えもない場所となっている。しかし、そこで暮らす人々はいまだ恐怖と不安を抱え、街は火が消えたように静かでかつての活気は失われていた。答えが見つからぬ中、アインズは一人で冒険者組合を訪問。組合長のアインザックにある提案をする。

2. リ・エスティーゼ王国
先の帝国との戦争で、リ・エスティーゼ王国軍は壊滅的な被害を受けた。さらに魔導国にエ・ランテルを奪われ、国力は低下。第二王子ザナックは、妹姫ラナーの知恵を借りつつ、国の立て直しに奔走していた。そんな折、魔導国の使節団がやってくるとの知らせが届く。使節団団長の魔導国宰相アルベドは、女神のような優美さで貴族たちを圧倒する。ところが、フィリップと名のるみすぼらしい貴族がアルベドに声をかけてきて……。

3. バハルス帝国
バハルス帝国の皇帝ジルクニフは窮地に立っていた。先の戦争でアインズの協力を得た帝国は、ほぼ無傷で王国に勝利した。しかし実際は、アインズの恐るべき力を見せつけられ、帝国騎士たちは戦意を喪失。以降帝国は魔導国に従わざるを得ない。しかも、帝国の切り札といえる存在・フールーダーも魔導国に恭順している。それでも、ジルクニフはアインズが人類の脅威となると考え、ひそかに対魔導国同盟の結成をはかる。

4. 謀略の統治者
魔導国の方針を定めたアインズは、各国とできるだけ友好的な関係を築きたいと考える。世界征服の計画を進めているデミウルゴスやアルベドたちにはその考えを打ち明けず、まずは自ら行動することにしたアインズ。エ・ランテルの冒険者組合組合長・アインザックを連れて帝国に向かう。そこでアインズは、アインザックの助言を受け、闘技場最強の剣士・武王と対戦する。試合当日、闘技場には偶然ジルクニフも来ていて……。

5. ドワーフの国を求めて
ルーン武器を作る工匠がいると知り、ドワーフの国に興味を抱いたアインズ。しかし、人間とドワーフの交流は絶えてひさしく、どのような国なのか、場所も明確にはわからない。そこでアインズは、かつて滞在したことがあるというゼンベルに案内させ、自らドワーフの国に向かう。一行は、フロスト・ドラゴンが生息するというアゼルリシア山脈に到着。ドワーフの都市フェオ・ライゾを見つけるが、何故か無人の廃墟と化していた。

6. 迫りくる危機
かつてドワーフたちは、地下にいくつもの都市を築いて栄えていた。ところが、王都はフロスト・ドラゴンに奪われ、亜人のクアゴアたちに襲われたフェオ・ライゾも放棄。天然の障壁に守られたフェオ・ジュラも今攻略されようとしていた。そこに駆け付けたアインズによって窮地を救われたドワーフたちは、アンデッドのアインズを恐れながらも、会談の場を設ける。そこで王都奪還と引き換えに、意外なものを要求され……。

7. 霜の竜王
クアゴアを統べる『氏族王』リユロは、容易に滅ぼせるはずだったドワーフが、何らかの強大な力を有していると気づく。そこで、自分たちを支配するフロスト・ドラゴンのオラサーダルクに助力を求めた。ひそかに両者の相討ちを目論むリユロは、六万匹もの一族を王都の外れに避難。しかし、彼の前に現れた二人の少女--シャルティアとアウラの圧倒的強さを悟り、必死の交渉を持ちかける。それが愚か極まりない選択だとも知らずに。

8. 計算外の一手
アンデッドが統治する魔導国は、周辺国から非常に警戒されていたものの、ヤルダバオトに襲撃された聖王国を救い、その後も支援を行っていることから評価を高めつつあった。一方、王国の状況は緩やかに、だが確実に悪化していた。ザナックが何とか国を守ろうとしている最中、ままならない状況に不満をためていたフィリップが、ある計画を思いつく。それはあまりにも愚かな企みで、誰もが予想しない事態を引き起こす。

9. 滅亡への始まり
聖王国への援助物資を強奪された魔導国は、アルベドを王都に遣わし、王国へ宣戦布告。一月後に兵を動かすと告げる。ところが、期日を過ぎても魔導国が進軍を開始した様子はない。多くの人々が宣戦布告は魔導国の脅しだと考える中で、アインズの恐ろしさを知る者たちは来るべき戦いに備える。その者たちの予想どおり、魔導国はひそかに大規模な作戦を展開。王都の上層部に気づかれないよう情報操作し、街や村を殲滅していたのだ。

10. 最後の王
魔導国魔導国軍の動きが明らかになった。ザナックは、交渉での解決を望むランポッサ三世を幽閉して実権を奪う。さらに民たちへ国難を知らせて兵を募り、かき集めた四十万の兵をもって決戦の準備を進める。同じころ、蒼の薔薇のもとに依頼の話が来ていた。その依頼は、アダマンタイト級冒険者である蒼の薔薇と朱の雫を呼び出すもので、仲間たちは興味津々。嫌がるラキュースを説得して全員で依頼人に会いに行く。

11. 張り巡らされた罠
ザナック率いる王国軍から連絡が途絶えたとの知らせを受け、ランポッサ三世は終焉の時が来たことを悟る。既に逃げられる者は去り、行く当てのない多くの民たちは家屋に隠れ、静まり返る王都。そこに、コキュートス、アウラ、マーレがわずかな手勢を率いて迫る。すると、再び紅い鎧--アダマンタイト級冒険者“朱の雫”のアズスが現れた。アズスは空を飛んで魔導国軍の陣地を急襲。アインズの姿を見つけるや、攻撃を仕掛ける。

12. 王都侵攻
時は少し戻り、コキュートスをはじめとする魔導国軍が王都に進軍する直前。ラナーのもとに残っているのは、護衛のクライムとブレインだけ。そこに蒼の薔薇が訪れた。王都を守るため戦うと決めているラキュースは、ラナーに別れを告げにきたのだ。ところが、イビルアイたちが策を講じてラキュースの自由を奪う。驚くクライムに、国外へ逃げるというイビルアイ。魔法でラナーやクライムたちも一緒に連れていけると告げるが……。

13. 滅国の魔女
魔導"魔導国軍が王都に侵攻する中、ランポッサ三世は全ての者に暇を言い渡し、一人で征服者を迎えるべく準備を行っていた。同じく城に残っていたラナーは、隠し通路から逃げるよう勧められるも拒否。逆にランポッサ三世に王国の宝物を都の中に隠すよう提案し、クライムに託す。主の頼みを断れず、任務を果たして急ぎ戻るクライムだが、王城は既に敵軍に乗り込まれていた。そして玉座の間には魔導国の王アインズの姿があり--!?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

最終話 ラナー様の踊りが鳥肌が立つくらいすごかったと思います。

 現在2話目です。相変わらずの面白さで安心しました。1話は導入でしたが2話からいきなり面白かったです。

 俺TUEEEって嫌われる割には、「ワンパンマン」とか「魔王学院の不適合者」とかの極端な俺TUEEEって面白いし叩かれません。もちろん本作もです。1作目ではシャルティアと危うい(ように見える)戦いもありましたが、それ以降はほぼ無双状態です。

 1つ目は魅力的な敵なんでしょう。クレマンティーヌ様のような残虐だけどどこか滑稽なキャラ。一方でガゼフのように高潔な人間のドラマ、あとはハムスターみたいな存在が出落ち的なギャグのキャラなどですね。

 また、アインズと絡む絡まない関係なく、貴族とか僧侶とかの分をわきまえない態度や悪さですね。本作のアルベドに言い寄っていった貴族が何とも言えません。もう最高ですね。アルベドの態度が相変わらずでした。

 2つ目は側近たちの「アインズ様ラブ」「さすがです。アインズ様」のギャグですね。これは言うまでもないでしょう。最強のアインズが悩んでいるのに側近たちは絶大な信頼を寄せている構造ですね。

 そこに俺TUEEEながら、何をやればいいのかわからない、国家運営や組織の統治に関してはまるで知識も自信もないというアインズを配置したことで、生まれるストーリーが面白さを作り出しています。


 で、4作目となる本作です。やっぱり本筋はラナ―様なんでしょうね。2話で、でてきましたね。そして期待を持たせるラスト。楽しみです。
 ラナ―様は倫理がぶっ飛んでるこれも魅力的なキャラです。このキャラが今後どう動くかがものすごい楽しみです。性格的に敵になると思いたいですが、実は味方になるんでしょうか。

 オバロの魅力は、やっぱり上から下までキャラ造形でしょう。王国がどうこうとかいうお楽しみもありますが、キャラの思惑と側近たちが敵だろうが味方だろうが魅力的だからこその面白さです。
 このことの裏付けがスピンオフの「ぷれぷれ」がちゃんと面白い事でしょうね。クレマンティーヌ様編、最高でした。

 強さや正義の味方に対するアンチテーゼが感じられる「ワンパンマン」、俺TUEEEの極端なカリカチュア化により魅力的な主人公となった「魔王学院の不適合者」そして、魅力的なキャラの配置と絶対的な強さは自覚しながらも、目的や手段に対する本人の自信の無さの取り合わせで絶妙な面白さを産み出している本作。俺TUEEEは上手く行くと爽快感と安心感があって最高に面白いです。

 今期の覇権云々というより、面白さが担保された作品なので安心して楽しめます。1話1話レビューを書くまでもないので、多分次は見終わった感想ですね。



11話 4期が一番面白いってやっぱりすごいなあ、と素直に思います。本好きの下剋上と本作はちょっと別物ですね。無職がどうなるのかはまだ1期なのでわかりませんけど。

 SAOも同じく面白いですけど、ぶつ切りですからね。やっぱり「転生もの」としても世界観と設定、なにより話の展開がよく練れているのはオバロ、本好き+無職でしょうね。蜘蛛はちょっと残念でした。

 原作、3巻、シャルティアのところまで読みました。なるほど俺TUEEEでなく、レベルは地下墳墓の守護者とアインズって一緒なんですね。だからアイテム…特にワールドアイテムが重要になってくると。そこが1期のアニメ版だとワールドアイテムの特殊性を過小評価していました。

 アニメだと指輪のところとか錫杖のところで説明が薄かった気が…原作読んだ後だと、シャルティアの反乱の苦戦に本当に余裕がないのがよくわかりました。

 あと王国、帝国、法国ってボーっと見てると関係がよくわからなかったんですけど、再視聴&原作で理解しました。

 つまり要約すると、アインズと同じ強さは一緒の人間が結構いる。だからアイテム特にワールドアイテムが重要。アインズが他のプレーヤーを警戒したり、国力を高める理由は他プレイヤーがワールドアイテムを持っている可能性があるから。万が一の場合、抵抗できるよう地下墳墓の力をつけ存続を図る。情報収集のために冒険者モモンが必要で、人間の村を経営している。

 帝国は地下墳墓探検で心が折れて屈した。王国は王を幽閉してアインズをつついてみたら逆に滅ぼされかけている、法国は何かありそうで警戒中ですかね。

 など、原作初めの方だけでも読むだけで、かなりアニメが面白くなりました。まあ、アニメだけでも拾えるところは多いんですけど、説明のところはボーっとしてました。

 これが理解できると余計4期は面白いですね。で、あのドラゴンがどういう存在なのかは5期ですかね?
 5期はもう準備しているのかな?原作読んじゃおうかなあ…



最終話 最後のラナーが踊るシーンは最高でした。

 映画などで一人の時に踊り出す。これは感情の昂ぶりが極限になったときに、心の奥底から自然と身体を動かすような感じだと思います。

 ここでこのシーンをもってきた演出は最高だと思います。ラナーの歓喜によって、彼女が思考ではなく人格そのものに、そして後天的というよりも先天的に既に悪魔性があるのだ、ということを強く印象付けていました。そして、ナザリックの誰よりも上を行ったということでもあるのでしょう。

 ここの歌と踊りの演出はこの数年で見たアニメの中でもかなり効果的だったと思います。ここは当然アニメオリジナルなのでしょう。素晴らしかったと思います。

 以前からラナーの顔芸によって彼女のラスボス感はすごかったですけど、これは本当に何かありそうですね。まだ原作は3巻くらいしか読んでませんが、5期の発表時期によって考えたいです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

久々の強敵(?)

{netabare}
2期3期と少し1期に比べてパワーダウンしていた感が否めないけど、4期は1期に次いで面白かった。

序盤はここまでと同じく雑魚敵を葬ってるだけだったけど、後半は1期から引っ張ってきた鎧との戦闘もあって面白かった。原作知らないから何とも言えないけど、デスナイトが普通に倒されてたり、シャルティア以来の強敵...(?)
実際はパンドラズアクターの成り済ましだけど、この作品の場合幹部クラスと拮抗しているだけでもこれまでにない強敵のように感じるw
まあ、結局アインズ様から見れば取るに足りない相手なんだろうなとは思うけど、幹部クラスと競り合う敵がいるというだけでも一期のシャルティア戦以来の面白さだった。

最後王国皆殺しはちょっと、なんだかんだでアインズ様にはダークヒーローでいてほしいという一期からの気持ちがまだ消えてないので胸糞展開ではあったけど、自分が嫌いと言うだけでこの作品のコンセプトとしてはあれが正解なのかな。むしろ、魔王(人間に優しい)が多いこれ系のジャンルで、真っ当にまごうことなき魔王をやっているのは評価するべきところなのかと。

1-3期の感想書いてないのでそこも含めて書くと、この作品の一番の良さというか、他の俺TUEEEEなろうと違っていい部分は敵側にもきっちりとスポットが当たっていること。
敵側陣営の策略や思考がしっかりと描かれているし、滅ぼされる相手にしても段々と追い詰められてどうしようもなくなっていくまでの過程が丁寧だから、ある種むしろ相手側を主人公として見られるところにあるかな。
実際魔王モノと言うジャンルだから、そう言う見方ができるのはいいポイントだと思う。
ジルクニフとか、ネタキャラではあるけど最後まで民を考えて魔道国への抵抗を諦めないところとか嫌いになれない。

原作ストックがもうないらしいので5期はまだ先になりそうですね。
最終的にアインズが周辺国を制圧して終わりそうな予感はしてるけど、個人的にはアインズ達が完敗する盛者必衰的な終わり方か、人間の心が残っているという設定が活かされた孤独感あるエンディングにしてほしいところだけど、どうなるかなぁ。

OPとEDは作風に合っていていいですね。外人のつべコメにあったけど、世界を征服したような気分になれる曲。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆7
心の声多くね? まだ人の心あるの? アルベドやっぱきつい。
元日本人のくせになんでそんな思考。1話なんか地味だ。
無双したからこその軋轢があるのはいいんじゃないか。
NPCだからこその強みと人間だからこその強みも描けれるのは。
永遠の繁栄とかあんのかなぁ。なんか儚さが漂ってるな

2話 ☆7
デブなのにいいキャラ。話通じなそうな使節団長だな。
理屈家だな。確かに筋は通ってるw 知ってた
けど、衝動で殺さないあたりようやっとる

3話 ☆9
過保護アインズ様。あの二人そんな強いんか。てかあの白黒はよ戦って。
1期の1話付近の話かw 確かなアンデッド相手ならw
敵が対策練ってるパートがいちばん面白い説。
何だかんだジルクニフ好きだわ。こんな無理ゲーでも諦めないの。
そんな処理甘くていいのかw まあ蚊が止まったよ雨なもんなんだろうな。

4話 ☆9
根回しバレてたとかじゃなくて偶然なのかよ。どうせ使わんだろその鏡w 久々に見たそのお面。ジルクニフw 実質魔法やんけ。大規模な宣伝 まあそれが一番懸命だわな。

5話 ☆8
またトカゲ狩りみたいなの始まらんよな?
アインズへの無礼にキレる展開いらんわ。
まだあの子のこと引っ張ってんのかよ。日本語かよ。今回日常回?
的確なアドバイス。侵入から始める時点でまともに対話する気ねーなw
アポ無しだし。いっつもこういうキャラが、アインズ達の逆鱗に触れないかって緊張しながら見てる。
魂を売り出すってなんだw シャルティアなんか可愛くなってない?
語尾無くなるなw こいつらならどうせ間に合う。

6話 ☆8
トカゲ狩り臭してきた。その音してくれと言わんばかりの橋落とせw
やっぱりな。まあ裏の目的について早急に話すのは良心的。
確かにルーン工商を渡すことに対する議論は一つもなかったあたりw
次回面白そう。

7話 ☆7
論破のプロ。家買うドラゴン並みの臆病者だな。レアで。
ワンパンはさすがに面白みないからやめろやw
そういうことかよw 絵が酷いw 久々にオーバーロードっぽい回だったな。

8話 ☆9
魔道国にたてつく勇気。
けど策略にハマってたとしてもどうせ勝てそうだけど、ちゃんと奢らずに慎重なのはいいな。ギャグ回じゃねーか。
なるほど、部下の方が優秀だなw
歯向かった国家と服従した国家で対応に差をつけるのは確かに有効そう。
どっちも貴族の馬鹿さに困惑してるの草。
こちらも部下の責任を負うのね。王として有能だな。

9話 ☆7
いやそうまでして滅ぼさんでも 怖い。もう攻めてるんかい。
飴と鞭は一応筋通ってるわな。戦前の空気感じゃないな。
オーバーロードお得意のクソCG デスナイトやられとるやん。

10話 ☆5
こいつ噛ませじゃなかったらいいんだけどな。漆黒聖典か。
けど王国滅ぼさんでも味方はなんも苦しまんやんけ。
正直完全な悪役ムーブは嫌いなんだよな、それがこの作品の趣旨だからこんなん言うのもおかしいんだろうけど。

11話 ☆9
CG戦闘。やっとちょっと強そうなの出てきたな。90レベ普通におるんか。は? 煉獄さんかな? 替え玉かよw

12話 ☆7
やっぱこうなると苦手だわ。OPのシーン。まあだろうな。

13話 ☆8
隠しても何らかの方法で見つけてきそう。
まあ好きではないけど良かったとは思うよ。

OP「HOLLOW HANGER」☆7.5
ED「No Man's Dawn」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

65.8 3 2022年度のドワーフアニメランキング3位
異世界迷宮でハーレムを(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (205)
665人が棚に入れました
ある日、この世に絶望していた加賀道夫が見つけたのは、あやしげなネットゲーム。 ゲームに書かれた、この世界が生きづらいなら異世界で生きればいいという言葉に誘われるまま、 設定やキャラメイクを終えた道夫を待っていたのは、現実とは異なる本物の異世界だった。 様々なスキルやジョブ、魔法に迷宮とまるでゲームのような異世界を舞台に、 自らのステータスを自由に再設定することができる力を駆使して、道夫の冒険が幕を開ける。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

全部が中途半端で、優れた要素が活かしきれず、つまらなく感じます。

1話 「隠しダンジョン」のエロ強化版? 追記 ハーレムver???

{netabare} 展開は超テンプレっぽい感じです。ストーリーそのものがニーズではないのならそれでいいんでしょう。

 セリフのピーピーは演出?それとも本当に解禁のバージョンだと聞こえるんでしょうか。あまりアニメでやられると画像以上にちょっとイラつきますので、もう少し推定できる程度にピーを入れて欲しいなあ。

 キャラデザはかなりライトノベルのイラストっぽい感じです。巨乳過ぎるしムッチムッチなので、エロがかえってマイルドになりますね。エロそのものより主人公の欲望をギャグにした、アダルトギャグ…という分野があるかわかりませんが、そういうカテゴリーでしょうね。

 ジャージの印象からなのか「このすば」のエロ強化版の雰囲気を狙って、「隠しダンジョン」のエロ強化版になってしまいました、みたいな雰囲気です。
 なお、OPの歌でずっこけました。あれワザと下手に歌ってるんでしょうか?声優さん…歌…ちょっと苦手なんですか?EDは完全にギャグでしたね。毎回変わるなら大したものです。{/netabare}


追記 ハーレムバージョンって隠してるじゃん。

{netabare} いや、別にいいんですけど、負けた感が…ちょっとしたワクワクを返してほしい。セリフはちゃんと聞けました。

 初見のレビューで書きませんでしたが、異世界の設定の説明がセリフではなく、話の展開を見ているとわかるところにセンスを感じました。あ、いやセリフなんですけど、自然な流れと言った方がいいかもしれません。多分面白いほうですね。視聴継続です。{/netabare}


2話 あれ?エロは?冒頭の茶番はなに?ロクサーヌでDT喪失じゃないの?ハーレムメンバー見せちゃった???

{netabare} うーん。2話で今後登場するキャラだしちゃ駄目でしょう。それが楽しみなのに。それとDT失うの、ロクサーヌじゃないの?村でやってましたってこと?ケモミミじゃないから違う人ですよね?

 まさか、タイムループとかじゃないですよね?まあ、どう考えても10年ぶりっていう感じですので違うと思いますが…何かの伏線?だって、それじゃあ10年間で死なないしハーレムのメンバーがああなるってネタバレじゃないの?
 いや最大の楽しみなのに何やってくれてるんでしょうか。何か仕掛けがあるんでしょうか。

 なによりエロは?ハーレムバージョン円盤で売るんじゃないんだ?楽しみはそこなのになぜ?なんか作品の意図がわかりません。

 話の展開は思っていたので悪くない気もしますが、なんかロクサーヌでDT喪失までの道のりがあるから感動があると思うのですが、その前にあのシーン入れる意味がわからないし、作品の本質にかかわるハーレムメンバー集めのネタバレとエロの省略は駄目でしょう。メインの楽しみを3つ潰してどうする気でしょうか。
 何が売りなんでしょうか?それともかなりエモい話になるんでしょうか???

これってシリーズ構成っていう役が悪いの?監督?原作がこうなの?誰がこれ考えたんでしょう?

追記 そうかOPで既にメンバー出してましたね。でもだったら、登場するたびに増えて行くみたいな演出にすればいいのに…先週センスいいなと思ったんですけど…まあ、ストーリー自体は悪くないんですけど…やっぱりエロないのと冒頭のは駄目だなあ。{/netabare}


3話 ああ…話はちゃんと意味がある感じで進みますね。面白いかも。

{netabare} 俺TUEEEじゃないし、スキルや職業も上手く扱っているかも。心理的なものも描写は薄いですが、不安感などが感じ取れなくはないです。

 ただ、今週もロクサーヌちゃん…うーん。焦らしプレイですか。それはさすがに上級者向けですよね。俗物としては、お持ち帰りまで進めて欲しかったですが、まあ、いいでしょう。ケモミミというほどケモミミじゃないですが、しっぽ有り?だとするとお風呂かな?次週に期待です。

 ということで、来週以降に期待ですね。最近3話まで見ないと判断できないのは、短絡的な1話の派手なだけの見せどころではなく、いい傾向かも…といいたいですが、本作は1話にはちゃんと見せてましたね。

 しばらくアニメの作りは1話で軽く釣り、1~3話で展開させて本筋へ、が今後の構成になるのかな?逆にここから外れてピークが6話とかではスタートダッシュで失敗するかも。それと1話がピークだと途中でバッサリですね。

 本作の2話は決して褒められた感じではないですが、まあ、3話で話が展開するのでいいと思います。再視聴の時は3話後半からでOKですね。{/netabare}


4話 あー面白かった。目標達成です。これで最終回ということでいいかな。

{netabare}  まあ、本筋の結末を迎えたということでもういいかな。ここまで楽しませてもらいました。ポチポチチェックはしますけど、演出や世界観設定に感心する要素があるか、ストーリーが面白いか、独自性があるかの、どこかに引っかからないと切ると思います。というか気分的には一旦断念です。

 エロだけなら超ハーレムVERが無料公開にならない限りはもう価値がないですから。

 どうなんでしょう。EDのセンスの良さだけ気にはなっているんですけどね。ロクサーヌちゃんが武器の選び方とかにキャラ付けがある感じなので、ロクサーヌちゃんが単なるエロ奴隷ヒロインではなく、別の活躍するならひょっとしたら化けるかもしれません。ただ、ハーレムは増えるからなあ…そうなると話が薄まるのは目に見えてるし。
 6,7話くらいで覚醒のパタンもあり得ると思いますので、数週間後にチェックはしてみます。

 なお、評価の音楽とキャラはEDの奴隷商人を評価しています。{/netabare}



5話 結局見てしまいました。ロクサーヌちゃんをどう見るかだなあ。

{netabare} 5話を見て思ったのが、ベッドの上のロクサーヌちゃんも可愛いですけど、むしろ戦っているときの方がいいですね。ちょっと股間とかの作画がやりすぎ感はありますけど。
 止め画は多いですが作画悪くないし、なかなか魅力的だと思います。

 ただし、やっぱり奴隷設定がなあ…気持ち悪いとは言いません。異世界転生もののお決まりなので慣れました。が、やはりふと俯瞰して見てしまいますね。美しい性奴隷を買って…というマインドそれ自体にはさすがに慣れましたけど、むしろロクサーヌちゃん側の奴隷根性ですね。

 無垢なので純粋に主人公に心を開いているんでしょうけど、なんかひっかかるなあ。ロクサーヌちゃんの奴隷契約を解除しても「盾の勇者」と同じです。だったら、悩みながら性奴隷やってるとか職業と割り切って主人公を嫌悪しながらも、とか何かあるといいんですけど…まあ、本作のロクサーヌちゃんはこの素直で「ご主人様すごい」が売りなんでしょうから今更いいですけど。

 5話はずっと設定の説明でしたね。それがいいのか悪いのか。つまらなくはなかったし、セリフでダーっと説明しないでエピソードで確かめながらはいいんですけど、ちょっとまとめ過ぎて長すぎかな。来週その分ストーリーが展開してくれるならいいですけど。

 ということで断念しようかとも思いましたが、ロクサーヌちゃんの戦闘シーンがなかなか良かったので視聴継続します。というかロクサーヌちゃんのビジュアルが目立ちすぎて主人公の顔が思い出せないです。{/netabare}



最終話は一応確認。実質断念で。

 奴隷を買って性行為に励むというのは、私は展開として好きではありませんが、異世界転生のマインド=都合の良い自分の人生のリセットと考えると、俺TUEEE、スローライフなどと並んでやむを得ない設定なのでしょう。

 本作がつまらなくなったのは、初め奴隷の商館に行った辺りでは、ストーリー性がありました。生きるために街に出る。奴隷に惚れて、盗賊のアジトをつぶし、お金を儲け奴隷を買う。この部分までは良かったと思います。

 ただ、その後、ダンジョンで設定の確認と試行錯誤を延々と見せられ、家を買いフロを作る。ここがとてつもなくスローライフものッぽくなってしまいます。結局冒険をするのか、スローライフなのか、エッチ(エロいというほどでもない)なハーレムものなのかさっぱりわかりません。

 生き残るという目標も描き方では立派な目標ですが、本作は主人公が何を目指しているのかがわかりません。最終話で考えると、ハーレムを作るのが目標?2話の冒頭はその意味なんでしょうね。ウーンだったら、ダンジョンは端折ってもっとポンポンと進めた方が良かった気が…それとも2期の勝算があったんでしょうか?

 つまり私にとっては、ストーリーに軸がないので、初め面白いと思っていたのに5話以降がつまらなくなりました。スローライフ勢、エロ見たい勢は初めの数話のシリアスで見なくなると思います。何がしたかったのかが不明でした。

 結局全部が中途半端で、ポテンシャルは強く感じる主人公とロクサーヌちゃんですが、何も始まらないまま終わってしまいました。アニメのエロで釣られた勢は続きが見たいから小説、コミックどっちかしりませんが、原作に手が伸びるものなのか。


 エロシーンも、行為の場面を隠すのが「見せられないよ」的なメタギャグになっているわけでもなく、単なる円盤用の販促です。もう業界のやり方であきらめていますが、サブスクの再生回数には響くのでは?そうなると円盤が売れなくなっているご時世で正しいやり方なんでしょうか?

 キャラ造形は悪くないし、ストーリーも他の異世界に比べても冒頭の引きは良かったと思います。EDなどの音楽も面白い試みでした。ただ、すべてが中途半端なので、パーツパーツで評価できても、全体で価値が相当下がっていると思います。

 実際は評価点ほどの印象にはなりません。期待させる分の失速感があるので、意味のないスローライフよりも視聴後感は良くないです。




 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ロクサーヌとの営みだけで良いんだけど...

タイトル通りにハーレムになっていくんだろうけど、個人的にはロクサーヌとのまぐわいだけで十分だと思ってます。それ以上のことはいらない。
もはやハーレムだけでなく、ダンジョンすらもいらない。如何に彼女と楽しむかにだけ主眼をあてて欲しい。ってこれじゃただのエロアニメか!

やっとの思いで結ばれたロクサーヌとの営みは...ああマグワイアあああああああ!って叫んでしまう(心の中で)ほど丁寧な描写で大興奮。{netabare}わざわざ一軒家を買い、一緒に楽しくお風呂。体を体で洗いっこするプレイなど。中出しし放題ってか。ちな、けつなあなは確定しません。{/netabare}

セリーの登場が遅すぎて2期でもやるんかと見せかけて最終話に怒涛のヒロイン詰め込み。そんな展開いらんわ!タイトル通りのハーレムにされてやや萎え。胸のサイズもそんなにいらない。
しれっとロクサーヌの嫉妬の嵐が凄そう。

序盤が盗賊との闘いやら暗殺やらで緊張感のある展開が続くのかとも思ったんだけど、タイトル通りダンジョンのほうがメインでしたね。そちらの内容は正直いらないかな。{netabare}にしても盗賊を暗殺するときは入念に情報収集して全裸で寝ている男女でも丁寧に首を落としてスゲー展開になるなと思わされた。賞金首のについて換金する際も目を付けられないか気にするさまはこちらも緊張させられたのに。{/netabare}


OP
Oath ロクサーヌ(三上枝織)
ED
紳士の取引60万ナール 加賀道夫(八代拓)、アラン(三宅健太)
EDが歌詞と曲調が面白い。謎の奴隷商人推し。


ある日、この世に絶望していた加賀道夫が見つけたのは、あやしげなネットゲーム。ゲームに書かれた、この世界が生きづらいなら異世界で生きればいいという言葉に誘われるまま、設定やキャラメイクを終えた道夫を待っていたのは、現実とは異なる本物の異世界だった。様々なスキルやジョブ、魔法に迷宮とまるでゲームのような異世界を舞台に、自らのステータスを自由に再設定することができる力を駆使して、道夫の冒険が幕を開ける。


1. 出会
パソコンでゲームの設定画面を開いていたはずの加賀道夫は、いつの間にかゲームの世界に入り込んでいた。”装備” ”レベル” ”パラメータ” “設定”・・・典型的なゲームの考えで、序盤のクエストとして村を盗賊から救う道夫。しかし、ゲームだと思ったこの世界は、”ログアウト”も”終了”もできない現実なのだと気づく……。

2. 金策
アランの館からロクサーヌを迎え入れるためには、5日以内に規定の金額を稼がないといけない。皆がそうしているように、道夫も迷宮でモンスターを狩りアイテムを集めていく。しかし道夫のスキルを持ってしても、金が貯まるのは間に合いそうにない。焦る道夫はアランとの会話の中で、短時間で大金を得る方法を思い出すのだった。

3. 獲得
盗賊を狩り、賞金を得ることに望みを託した道夫は夜の街で標的を探す。スキルを使って簡単に見つけられるとはいえ、相手は人間。道夫の中で人命を金に換える葛藤や相手を倒さねばならない恐怖が渦巻く。しかし期日も目前に迫り、覚悟を決めた道夫は盗賊の根城へと足を踏み入れる!

4. 卒業
ついにロクサーヌを迎え入れた道夫。これからは常に彼女と一緒に行動することになる。手始めに街へ向かう二人。しかしこの世界の常識も知らなければ、女の子と一緒にいたこともない道夫のロクサーヌへの接し方と、ロクサーヌが思っていた道夫から彼女への接し方は少々違っていたようで……?

5. 結晶
ロクサーヌと迷宮に入ることになり、あらためてこの世界のことを教えてもらう道夫。今まで思い込みで行動していたことに無駄やロスが多かったことが明らかになる。彼女から教えてもらえた知識と、ゲームのセオリー、再設定のスキルを使って、道夫は迷宮内での効率的な稼ぎ方を考え出していく。

6. 試練
迷宮1階層のボスに挑む道夫とロクサーヌ。ボスのドロップアイテムから新しいジョブを得たロクサーヌを見て、迷宮での新たなスキルアップ方法を思いつく道夫。そこにゲームならではの知識も合わせ効率よく攻略を進めていく。そして次の階層へたどり着いた二人には新しい敵が待ち構えていた。

7. 魔法
盗賊がアランの館をつけ狙っていることに気づいた道夫たちは、夜闇に紛れて敵を討伐することになる。今回の戦闘での道夫の密かな目標は”魔法使い”のジョブを得ること。獲得条件の確証は得られないまま始まった戦闘の中で、この世界に来る前に設定したボーナス呪文の一つを発動してみることにするが……。

8. 新居
帝都の近く、大きな迷宮が名物のクーラタルの街へ到着した道夫たち。立地条件から探索者が多く住むというこの街は、今後の冒険に備えるいい拠点となりそう。あとは家賃そこそこで閑静な一軒家があれば…。そんな条件を満たす物件があればロクサーヌとの生活がより一層楽しめるのだが!?

9. 風呂
クーラタルへ拠点を移し、いよいよ新しい生活がスタートした。迷宮の下見を終え、今度はハーブの栽培を試みるべく家に畑を作ることに。一日かけて作業は終えたが、泥だらけになってしまった二人。洗濯をしたいというロクサーヌのために桶を買いに出た道夫は、店主との会話から、念願の”お風呂場の完成”を思いつく。

10. 憂愁
迷宮を探索し、アイテムを集め金を稼ぎ、効率の良い戦い方を考え、モンスターからドロップした肉を美味しく調理する。この世界での日常生活を確立できるようになった道夫。ここまですべて順調に進めてきた彼だったが、ある日迷宮で出会った青年によって、この世界の辛い現実を突きつけられることになる。

11. 順番
装備にスキルを付与できるレアアイテムを手に入れた道夫。しかしそれができるのは、ドワーフ族で、しかも”鍛冶師”のジョブを持つもののみ。パーティメンバーの追加も兼ねて、アランの元を訪れた道夫はドワーフ族の少女”セリー”と出会う。しかし、願ったり叶ったりに思えたのもつかの間、セリーの口から出た言葉は……。

12. 人間
セリーを迎え入れ、彼女の装備を整えにきた一行。本来なら味わえないと思っていた快適な暮らしにとまどうセリー。道夫はそんな彼女から”スキル”や”ジョブ”、この世界のルールを教えてもらう。より詳しく得られた知識から、彼は今後の方針を導き出そうとするが、その前にしなければいけないもっと大事なことを思い出すのだった。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

ハーレム(二人)

{netabare}
地上波エロアニメの異世界もの。
たまにエロアニメでも面白いのはあるけど、これはダメな方でした。

タイトルにハーレムと着くけど、基本的にヒロインはロクサーヌ一人という...。(一回回想か何かで無理やりヒロインいっぱい出した回はあったけど)
最終回に何とかもう一人...。タイトル詐欺にもほどがあるw
まあハーレム嫌いだから別にいいんだけどねそれでも。

エロ以外で基本何をやっているかと言うとひたすらダンジョン探索。
とにかくワンパ。
ゲーム世界設定だった気がするけど、まさにゲームの素材集めや短調作業だけを一生見せられているような感覚。
やってること変わり映えしないし、戦闘アニメとしても見どころがないし、キャラもロクサーヌだけだし、見どころがマジでない。
SAOみたいな設定だけど、主人公にこれと言った目的は何もないし。
最初の盗賊との戦闘はちょっと面白かったんだけど。

話が面白くないのはいいとしてエロアニメとしても微妙。
ずっとヒロイン一人かつやってることも主人公との和姦ばかりのワンパ。
ダンジョンの敵にやられる展開ぐらい作っとけよとw
まあエロアニメ自体が嫌いなのでそこをちゃんとやっていても自分が評価することはなかっただろうけど。
ストーリーの中にエロが挟まれる系のちょいエロアニメは嫌いじゃないけど、エロが単体で描かれる作品は嫌い、とこのアニメに言うのは本末転倒な気もするけどw
てか、こんなワンパでも円盤売れるのかな...?
というかこれ系のエロアニメってどんな層が円盤買ってるのかが個人的に一番の謎。別に唯一無二性もないし、一般アニメだからエロと言ってもしれてるし、普通の同人とかで良くない...?

面白かったのはED。あれ系の曲の中では間違いなく一番好き。
奴隷商人のおっさんが喋ってるのがシュール。
OPはズコーってなる。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆3
エロアニメの癖に血が。エロアニメって爆乳しかいないのほんと気持ち悪いし嫌い。キリトやんけ。主人公なら実況なんてしてないで。
転生者剣道と弓道経験者多すぎ。
血出すぎだろ、どんなスプラッターだよ。やっぱりキリトじゃねーか。
今更すぎw ギャグにしかなってない、ゲームから出られないことへのシリアス感が伝わってこない。
普通ゲームの中に閉じ込められたという認識になるはずだよね。
npcを倒したと認識するのが自然では。商売上手。おっさんが語るED草

2話 ☆1
何があった? 前こんなふうに終わったか? 何この回想
全なろう主人公に言え。最初の話なんだったんだよw
このステータス画面の話しょうもない言おうと思ったけどこれMMOだったな。
何を見せられてんだ...。性的なことしたらMP回復しそう。SAOで見た。

3話 ☆8
前回何やっとったっけ。精が出る 遊郭編 主人公無敵なんだよな。
エロがないエロアニメw 無理やり変な方法でエロ挟むな。
絶対応援呼ばれるやろ。
けどこれ今期のなろうの中では展開1番マシではw
お前普通にやっても殺せるやろ。あくまで金目的w 女殺すなや。
tkb狙い撃ち。なんかシーンが無駄に緊張感あって暗殺モノ感がいい。
1話で虐殺しまくってたのに今更その葛藤すんなw
騎士団の目を気にするのも結構しっかりしてるw おっさん好き。
ロクサーヌはなんで初対面の主人公をそんなに信頼してたんだよw

4話 ☆1
これはクソ回。装備調達とか日常回よりだから結構面白いかも。
草、身分の差をわきまえてとかじゃないのかよw
エロがメインになるとつまらないんだよな。
ストーリーの中にエロが挟まれるみたいなタイプは嫌いではないけど。

5話 ☆4
磯辺焼きって何でそんなマイナーw 宇宙かな?
僧侶枠になってしまった。こういうエロ嫌いだわやっぱ。

6話 ☆5
おひとり様限定。ボスその辺にもおった奴やんw 異世界薬局
流石ゲーム世界だな。男の拘束展開誰得だよ。
この奴隷商人の強キャラ感すごい。ノルマ達成。

7話 ☆2
そんな危険な魔法普通に使うなw 性交 隠しダンジョンなら。
いや、魔物倒す力残っとるんかい。
迷宮探索ワンパターンすぎてマジで面白くないな。
何のためのレベル上げかもよく分からんし。バレたらどうすんねん

8話 ☆2
1/15ロクサーヌ 普通の家探索とかいう死ぬほどつまらないパート。
割引スキルはゲームあるある 取ってつけたようなエロいらんわ。
しかもワンパ。不法侵入した時に人いたらどうすんねん。

9話 ☆2
畑作業何がおもろいねん。とは言ってもダンジョンも面白くないしな。
内容ワンパすぎん?

10話 ☆2
この迷宮攻略パートクソつまらん。
素材集めとかゲームでやる分にもつまらないのにアニメとして見ると尚更。あからさまな死亡フラグやめろw この茶番展開何が面白い?
エロシーンが不快。

11話 ☆3
ここに来てハーレム追加って。
ドワーフって聞くと厳ついイメージがある。次のヒロインこのおばさん?
商売上手なおっさん。3割引スキル俺にもくれ。浮気。
まあよくある解放条件だな。

12話 ☆1
最終回にして適当なエロだけのつまらん回。
まあタイトル通りのハーレム(二人)をやっとしてくれた。
どうでもいいけどね。タイトル完全回収!w 何だこのラストww

曲評価(好み)
OP「Oath」☆3.5
ED「紳士の取引60万ナール」☆9.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

64.7 4 2022年度のドワーフアニメランキング4位
勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (212)
641人が棚に入れました
「――レイン。君はクビだ」 勇者と共に魔王討伐を目指すビーストテイマーのレイン。 ところがある日、仲間から役立たずと罵られ、勇者パーティーを追放されてしまう。 自由に生きようと冒険者の道を選んだレインは、試験の最中、魔物に襲われている少女カナデに遭遇。 カナデを逃すために身を挺すが、彼女は魔物を一撃で倒してしまう。 カナデこそ規格外の力を持つ「最強種」の一つ、猫霊族の少女だった! レインの才能と優しさに惹かれたカナデが告げる。 「私を、使役してみる?」 最強の猫耳少女と契約し、冒険者として新たな人生を歩み始めるレイン。 だが、レインを追放した勇者たち、そして別の「最強種」がその力に気づき――。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

追放ざまぁもう遅い系とかいうジャンル...

{netabare}
それっぽいのはこれまでもいくつかあったけど、ここまでちゃんとした追放ざまぁ系のアニメ化は初めてなのでは。
会社で無能扱いされている作者か読者の願望のような痛いジャンル。

勇者パーティを追放されたから、新たにやり直して復讐するというところまでならまだ王道ストーリーでいいけど、この作品(このジャンル)の場合は追放した側の勇者パーティが無能揃いで主人公の引き立て役の舞台装置でしかないのが何とも。
今やってる暗黒兵士、いやなろう全般に言えることだけど、安易に思いつくような敵役はどうにかならないものか。

その部分を除いてのストーリーは、行く先々で最強種のヒロインをその都度拾ってくるというもの。
主人公がイキったりすることはないし、ヒロインも可愛いから不快感なく見られるのは一応この作品のいいところ。
ただ、その他のなろうと同じくキャラはロクに掘り下げもされずに次々と別のキャラが増えていくので一人一人の印象はかなり薄い。

OPとEDは良かった。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆4
いつもの。OP好き。はよしろつまらん。ビーストテイマー(人間も可)
日本人名じゃん。まあ、ヒロインは可愛い。とにかくテンポが悪かった。
ワンチャンはありそうな気がする。EDいいな。

2話 ☆1
ギルドとかいうゲームみたいなテンプレ設定大嫌い。いつもの噛ませ。
腕相撲で草。また俺なんかやっちゃいました? いつもの盗賊団
こいつ故郷で訓練しすぎだろ。そんなすぐに騎士団来れるか? 紫可愛い。
ああ、主人公上げ役でしかない勇者パーティさんね。ほんとしょうもな。
何でこいつらは一緒に旅してる上この世界で生きてるのにビーストテイマーの知識全くないんだよ。なろう信者と作者の妄想アニメww
てかあいつなしで回らないパーティならあいつが役立たずになるわけないだろ。そっか、ヒロインでバフかかってるのか。
最強種簡単に見つかりすぎだろなんで今まで飼い慣らしてなかったんだよ。
この赤髪誰だよ。

3話 ☆5
OPスルメ曲。迷宮ハーレムも見習え。倒すまで通れないとかポケモンかよ。
この橋オーバーテクノロジーだろ。
レインの引き立て役でしかない勇者いらないよ。

4話 ☆8
不徳のギルドなら。悲しき過去。
これ故郷を燃やしたやつへの復讐とかが目的に定めてたらある程度王道として面白くなると思うんだがな。
もうちょい頑張れオーク。こんなにと言うほど血出てないじゃん。
まあなんだかんだ優しい空間で好き今回は。てか主人公の声好きだわ。

5話 ☆3
勇者パーティ(噛ませ) ギャグ調のノリいらんわ。
作画 勇者もう倒しちゃうのかよこの先何するんだよ。
後先考えてないシナリオやめろ。

6話 ☆3
転生賢者なら燃やしてた。小学生向けアニメみたいな解説だ。
もう堕ちかけてて草。あっさりすぎる。攫われたのそんな最近かよw

7話 ☆4
安っぽすぎる。不徳のギルドかな? またハーレムを増やす。
これみて負け組達は気持ちよくなるの?w
まあ勇者という立場の重荷を考えて葛藤するのは良かった?

8話 ☆4
不徳のギルドかな? 日常回だけやってろ。この金髪2人可愛い。
この鍛冶屋展開もう何回も見た気がする。
ビーストテイマーいようが瞬殺するだろお前。

9話 ☆5
めっちゃ都合よくて草。ベヒーモス主人公みたいな葛藤してるじゃん。
おじさん自業自得で草。そりゃ仕返しされるわ。ぼったくり肯定すんなw
自分が見捨てられたからこいつらにも優しくしてるのね。

10話 ☆3
キャラデザは可愛い。巻き添え食らうだろこれ。はい不敬罪。
もうこれビーストテイマー設定いらないよね。
ポケモンみたいな感じに戦えよ。あんなに無双しててどの口が言うねん。
勇者に買ったくせになんで勇者を自分よりも上に見てるのか気持ち悪い。
なろう特有のわかりやすい噛ませ悪役。
そう簡単に関係ない国の騎士団攻め滅ぼそうとするの怖すぎだろ。
説明ゼリフいらねーよ。
こいつら全員が悪い騎士という確信はどこから得た?
サイコパスだろこの主人公。勇者悪堕ちしてて草。ED癖になる。

11話 ☆2
これがしっぽなですか。勇者のキャラしょうもね。どうせ外せるんだろ。
いつものなろうすぎる。
マジで作者は何を思ってこの茶番を書いてるの?怖いわ。
どこがテイムと同じなんだよ。ハーレムきっつ。
証拠ないのに領主に力振るうなよ。どうせ生きてる。
主人公の過去設定があるだけでも評価したくなってしまう。

12話 ☆5
戦闘中にギャグ挟むな。勇者パート作者の思考が見えてほんときつい。
モブかっこいい。めっちゃペラペラ喋るラスボスさんw
最後はビーストテイマーらしい策略で良かった。
自分の召喚獣にやられるラスボス。
いい終わり方だったのに最後の無自覚俺TUEEEがキモすぎる。
これ最終回じゃないんか。

13話 ☆3
どうせ何人でも行ける。こういう回だけずっとやってろ。作画が。
噛ませ勇者しょうもね。そのあの日を一話に描いておけよ。
これでエピローグでいいよ。

曲評価(好み)
OP「Change The World」☆8.5
ED「LOVE&MOON」☆8.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これは“すべてを使役する”ビーストテイマーが大切な仲間との絆を紡ぐ物語。

この作品の原作は未読です。
最近、「追放された」とか「廃業になった」という感じの作品が多いと思いませんか?
世の中のブームなのかなぁ…

まぁ、リアルに第2の人生をどの様に歩むかは、誰もが真剣に向き合わなきゃいけない課題ですからね。
きっと私たちが年金を貰う頃にはもっと金額が目減りしていて、今以上に高齢になるまで働かなきゃ食べていけなくなったり路頭に迷う可能性だってあるんですから。
年取って路頭にだけは迷いたくありませんよね?


「――レイン。君はクビだ」

勇者と共に魔王討伐を目指すビーストテイマーのレイン。
ところがある日、仲間から役立たずと罵られ、勇者パーティーを追放されてしまう。

自由に生きようと冒険者の道を選んだレインは、試験の最中、魔物に襲われている少女カナデに遭遇。
カナデを逃すために身を挺すが、彼女は魔物を一撃で倒してしまう。

カナデこそ規格外の力を持つ「最強種」の一つ、猫霊族の少女だった!
レインの才能と優しさに惹かれたカナデが告げる。

「私を、使役してみる?」

最強の猫耳少女と契約し、冒険者として新たな人生を歩み始めるレイン。
だが、レインを追放した勇者たち、そして別の「最強種」がその力に気づき――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

個人的にこういう感じの作品は大好物です。
肩に力を入れずに見れて、登場するヒロインはみんな可愛らしくて、底の見えない主人公の覚醒?に期待しつつ、可愛いヒロインたちとキャッキャウフフを満喫する…

主人公にばかり可愛らしい女の子が吸い寄せられる「ハーレム要素」を含んでおりますが、今のところ邪な気持ちが微塵も感じられず、且つ、吸い寄せられたヒロインは、みんな主人公のことが大好き…という設定も個人的には高ポイントです。
そりゃ、主人公が羨ましいなと思うわずにはいられませんけれど。

一応主要登場人物を記載しておきます(wikiと公式サイトより抜粋)。
・レイン・シュラウド(CV:千葉翔也さん)本作の主人公でビーストテイマーの青年。
・カナデ(CV:和氣あず未さん)本作のメインヒロインで最強種の一つであり、絶滅寸前の猫霊族の少女。
・タニア(CV:大久保瑠美さん)本作のヒロインの1人で最強種の一つ、天空の支配者である竜族の少女。
・ソラ(CV:みにゃみ)最強種の一つ、精霊族の少女でルナの双子の姉。
・ルナ(CV:指出毬亜さん)最強種の一つ、精霊族の少女でソラの双子の妹。
・ニーナ(CV:高野麻里佳さん)最強種の一つ、神の力を授かった神族の少女。

しかし最強種の定義が今一つ分かっていない面が否めませんが、それを差し引いてもこれだけの最強種を使役できるレインの能力って、チート以外のナニモノでもないのでは…?

故郷を失い、身も心もズタボロになる痛みを彼は知っています。
だから自分と同じような思いをする生き物を少しでも減らしたい…
この様にレインの「人を助けたい」という気持ちは超が付くほど純粋なんです。

そして、そんな純粋な気持ちの上に胡坐をかいて旨い汁だけをすすろうとする輩が居るのは世の中の常套。
レインの場合は結果オーライでしたけれど…

レインはこれまで散々苦労してきたんです。
自分の心から信頼し合える仲間と一緒に冒険するのも全然ありだと思います。
みんなの心からの笑顔が眩しい…
でもその眩しさが心地良い作品だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、MADKIDさんによる「Change The World」
エンディングテーマは、高野麻里佳さんによる「LOVE&MOON」

1クール全13話の物語でした。
見ていて楽しかったし、レインたちの冒険のこれからが気になります。
続きを制作して貰えるとうれしいんだけどなぁ…
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

なんだこれわぁ~~~~!!\(゚Д゚)/~~~~

2023/02/02 初投稿

めっさ面白いのです!!

まったく,期待していなかったのですがw
「農民」に続き2作連続途中リタイアも止むなし,くらいの心づもりでの視聴でしたが,不思議と面白い。かなり面白い!先が気になる!!w

何がいいのかよく分からないけど
メインのキャラクター達がいいのかな?
ハーレム主の主人公にしても,誰かを助けたい,守りたいみたいな動機が前面に出た上での行動だし,勇者PTを追い出されるという挫折を乗り越えての物語だし。割と感情移入できたのかも知れません。
ハーレム構成員の女子達もレインの役に立ちたい,助けたいという動機が明確です。
そしてなにより,絵的にみんな可愛く描けています。
率直に言って,モブの作画とかはかなり手抜きです。イヤ違うか,お金かけていません。結構コストカットしていると思います。しかし,主役級は丁寧に綺麗に描かれています。お金もかけてるし,手間もかけている,制作陣のモチベーションも違うのが明らかです。限られた予算と労働力を最大限生かしていると賞賛に値するかと思います。
とにかく,ストーリー的にも絵的にも最後まで力を抜いて楽しめました。
異世界チートハーレム物の一つの理想型かも知れません。


もちろん,いくつか気になった点はあります。

勇者PTの性格が悪すぎな件。ストーリー上ある程度必然性は感じ納得はしましたがやはりひどすぎかもw

ことばの問題なのですが
tameは自分のイメージでは「飼い慣らす」なのでテイマーは「飼い慣らす人」
beastはたぶん一番しっくりくる日本語は野獣ではないでしょうか。
あと日本語の問題なのですが「使役」とは「何かをさせる事」的な感じ?
ここら辺の設定の根幹に関わる言葉の使い方がでたらめに感じて,ストレスになりました。
心の中で突っ込みまくり?でした。
「いや!それはテイムじゃなく,認め合ったのでは?」とか
「ビースト」じゃ無く人間枠なんじゃない?とか
「使役じゃ無く契約なんじゃ無い?」とか(実際途中から,契約という表現に変わったような?)なんかムズムズ居心地が悪く感じました。

それと,タイトルに縛られたのか変に「最強種」推し
次から次に出て来る最強種,最強が何種類有るの??
それから,最強種縛りがあるので幽霊とは一緒に暮らすけど,テイム?(使役?契約?)しないのかな?最強種意外興味ないみたい^^;

いや,いいんです・・・気にしないで下さい。
自分としては,面白かったのでかなりお勧めですよ~(^0^)b

他の人のレビュー見たら酷評が多い感じ・・・wなので上のかなりお勧めはちょっと自信ないかも^^;

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20

64.4 5 2022年度のドワーフアニメランキング5位
このヒーラー、めんどくさい (TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (187)
465人が棚に入れました
世のため人のため、冒険の旅を行く戦士アルヴィン。魔獣と戦闘中、ダークエルフのヒーラー、カーラが通りかかった。だが手助けを頼むと、カーラは「人に助けを求めるのなら、ひざまずいて額と両手を大地につけるべきではないでしょうか!」とヒーラーにあるまじき発言。さらにはアルヴィンに、自分から離れると死んでしまう呪いをかけてしまう。 最弱の戦士アルヴィンと、世にもめんどくさい性格のヒーラー、カーラ。宿命の出会いがここに!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

最後までめんどくさかった…^^;

この作品の原作は未読です。
正直、作品のノリに慣れるまで時間を要した作品でした。


世のため人のため、冒険の旅を行く戦士アルヴィン。

魔獣と戦闘中、ダークエルフのヒーラー、カーラが通りかかった。
だが手助けを頼むと、カーラは

「人に助けを求めるのなら、ひざまずいて額と両手を大地につけるべきではないでしょうか!」

とヒーラーにあるまじき発言。

さらにはアルヴィンに、自分から離れると死んでしまう呪いをかけてしまう。

最弱の戦士アルヴィンと、世にもめんどくさい性格のヒーラー、カーラ。

宿命の出会いがここに!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

まぁ、冒険者であるアルヴィンもポンコツなんですが、彼は未だ許容範囲内…

問題は、この作品の主人公であるダークエルフのカーラです。
見た目は普通ですが、まぁイラっとする言動のオンパレードなんです。
見ているこちらにイライラが伝染するほどの攻撃力を兼ね備えていました。

流石に2話くらい見てお腹一杯になったのですが、友人が結構面白かったと言っていたので、
気を取り直して再視聴…

そして途中で気付いたこと…
序盤はイラっとしましたが、中盤以降は超が付くほど展開がグダグダなので、イライラもグダグダの中に飲み込まれてしまったようです。

まず、冒険者としてパーティーを組んで旅をするのですが、戦闘らしい戦闘は一度も無かったのではないでしょうか。
それでは、レベルだって上がる訳がありません。
しかも、敵だったモンスターがいつの間にか仲間として同行しているし…

敵に同情されたり、時には敵と結託したり…
一体何を見せられているのか…という感じだったのですが、それも含めて、これがこの作品の「個性」と括れば、まぁ少なくても不快感はなくなりました。
きっと終盤の展開が悪くなかったからだと思います。

ヒーラーガールのレビューでも触れましたが、エイプリルフール企画として、同じく2022年4月放送開始の『ヒーラー・ガール』とのコラボビジュアルと、本作品のカーラ役の大西さんと『ヒーラー・ガール』藤井かな役の花凜ちゃんの対談が公開されています。
どちらも立ち位置は「ヒーラー」でしたが、天と地ほどの差があったと思います。

まぁ、カーラの毒舌も視聴を進めていくと、「ツン」成分が多分に含まれているのが分かったので色々腑に落ちたきがしました。
めんどくささだけは変わりませんでしたけれど…^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、大西亜玖璃さんによる「ジェリーフィッシュな君へ」
エンディングテーマは、カーラ(大西亜玖璃さん) with アルヴィン(佐藤拓也さん)、キノコ(泊明日菜さん)による「HERO in HEALER」

1クール全12話の物語でした。
この作品の特徴として、サブタイトルがメッチャ長いことが挙げられると思います。
例えば、第1話の正式サブタイトルは「魔物やモンスターがはびこる世界で冒険者の道を歩もうとするアルヴィン(主人公/甲冑の戦士)は熊の怪物と戦いピンチのところに運良くダークエルフのヒーラーの女の子カーラ(ヒロイン/ダークエルフ)が通りかかったが、カーラの性格があまりにもあまりなので言い合いになり熊の怪物も困惑しさらにそのあと熊自宅に連れていかれるという原作コミックスにない展開があるので原作ファンの中には『あれ?』と思うかたもいらっしゃるでしょうけれ
これは雑誌連載以前にネットで発表されていた『これ、何の話ですか?』という同じ世界観の漫画を元にしているのでご了承くださいとお願いするスタッフと原作サイドの意向をこの場を借りてご説明させていただきつつなおこの長いサブタイトルには縦読みや斜め読みのような仕掛けはないのでそのこともおことわりしておきたい そんな第一話」

このサブタイトルが物語が始まると下段に表記されるのですが、これだけ長いタイトルが5秒くらいで表示されるので、目が追い付かないくらい早いです。
というより、人間の限界を超えた早さだったのではないでしょうか。
これだけ長いと読む気にもなりませんでした^^;

カーラの言動yサブタイトルの長さなど、時折暴力的要素を感じつつも、この手のノリが好きな方はきっといらっしゃるだろうなぁ…と思える作品でした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

低クオリティ

{netabare}
コント系。
声優にコントと言うものが合ってないのかそもそも原作がつまらないのかひたすら滑り続けるアニメ。突っ込みや反復が冗長だったような気がする。
ただ、最後まで面白くなかったがなぜか癖にはなるアニメでそれほど印象は悪くない。言語化はできないがたまに満足感がある回はある。
なろうみたいな戦闘要素もなく基本的にコメディで一貫していて、少なくとも雰囲気に関しては最後で保ていたと思う。最終回は結構戦闘もあったが。

自分がこういうS系ヒロインが嫌いなのもあって楽しめてない部分もあったから、カーラが好きだったならもっと楽しめてたかもしれない。
一話毎にゲストキャラと出会ってと話が進行していく形だけど、キャラに関しては全員特徴的でかつ会話重視な作品と言うのもあって印象に残りやすく、最終回の全員集合の時にも全員思い出せたかな。
一番好きなのは主人公のパーティのキノコ。
人外キャラで好きになるキャラなんて基本いないんだけど珍しく。

主人公の顔がずっと隠されてたのには意味があったんだろうか。
仮面の騎士として印象を保つためとしても、何でその必要があるのかよくわからないな。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆2
ノリが寒い。ケヤルかな。何を見せられてんねん。
褐色キャラ好きじゃないから面白くない。アルミン? 

2話 ☆6
絵柄が子供向けアニメみたいな雰囲気だな。
一話に比べるとちょっとおもろいかもしれん。
これヒロインが自分好みなら持ち上げてた気がする。

3話 ☆5
何この子供向けアニメみたいなOP映像 サブタイ滑ってるぞ。
つまらない内輪ノリを見せられてる感覚。ヒロイン可愛ければ楽しめた説。
まだ5分?v キノコこの間何やってんねん。顔隠す意味ある?
キノコの方が可愛い。天気落ちは少し面白かった。あとキノコ好き

4話 ☆7
ほんと、しょーもないレベル100だわ。
今回そこまで悪くはないな、ながら見だとw

5話 ☆1
昔のゆっくり実況のようなノリ。ほんとヒロインが不快だわ。

6話 ☆5
今回割と面白い説。これほんとにヒロインが自分好みだったならめっちゃハマってたと思う。情緒不安定かよ。急なラブコメ要素。

7話 ☆2
助けを乞うフリして襲おうとしてる感w オチが読めるんだよ。
ネクロマンサー可愛いじゃん。キノコも。死ぬほどつまらん
謎の間やめろ。マジで詰まらん。寒いを通り越して不快。

8話 ☆7
キノコだけでいいよねこのアニメ。まあほんとに妹落ちだろうな。
顔ぐちゃぐちゃになってそうな包み。可愛いキャラが台無し
Aパート普通に面白かったな。普通にラブコメすんなw
エンダーアイかよ。

9話 ☆7
特殊性癖にも程がある。ツッコミが要らんよな。意外と面白いのでは?

10話
初めてなろうらしいこと。なろうなら計測不能=0で最強だった。
これは確かに帰って来れてない。
ゾンビの時も可愛くなったし不思議ではない。キノコは可愛い ☆5

11話 ☆6
ミミックいそう。はよ開けろや。ひよってる奴いる? 人外の方が可愛いアニメ。なんで回想形式。連絡先ってなんだよw 強そう。

12話 ☆6
最終回特有のシリアス。全員集合w 少なくともキャラはいいよね。タイトル回収

曲評価(好み)
OP「ジェリーフィッシュな君へ」☆5
ED「HERO in HEALER」☆4.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
ネタバレ

あや さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

漫才をアニメ化?

(観終わったので更新)
個人的感想です。
基本的に頭空っぽで見られるほう寄り視聴者です。

レビュー本体は隠しますね。
{netabare}
書き込み時点でやはり低い評価数及び平均評価ww
レビューも増えましたが厳しいですねぇ。。。

自分は、今季一番!と思っています。<-----評価変わりません!
コメディ、ギャグというよりもはや漫才!
原作はWebに残っているだけの分は見ました。
商業誌wwは見ていません。

ボケとツッコミがほぼ1対1で主人公のツッコミ内容が秀逸。
ツッコミ役のたまにボケてハリセンボンの春菜さんかよってw

オマージュというかパクリのネタも昭和ネタが多かったという感じ。
dアニ@ニコ動支店で見ていましたが、コメント見ないと元ネタが分からない状態。
ジブリロゴの映画ネタは煽っている訳でもなくカーラがかわいかったです。
ツッコミ役のアルヴィンが「まったくわからない」で通したのも良かったのかも。

アバンのコメントで「再生速度1.25倍推奨」など多かったです。
漫才ネタも「ベッタベタ」な上に、テンポも「ゆっくり」な感じがします。
このネタでどれだけ引っ張るの?ですが、私には駆け引きの速さは丁度良いと感じていますね。
テンポの良い漫才という訳でもなく、「間」を使ってボケるネタに耐えられない方も多いのではないでしょうか。
その割に食い気味の返しでセリフが聞こえなくて巻き戻したりなんてことも。

ボケ側のヒーラーも面倒くさいを通り越して「ウザ」キャラに。
さらに「意識した煽り」を入れてきます。

ヒーラーとか冒険モノ世界観とかに作り込まれた感じはほぼ無し。ストーリー展開を諦めていますね。
タイトルはもともと「これ、何の話ですか?」で、公式連載に伴いアニメのものと同じに改められたようです。

OPにゲスト声優が各話数で最初かばらされています。
最終話だけCV:???。12話中盤、第一声で分かりました!
声優さん好きの私にはたまらんですな。
良くある大物声優の無駄使い。

サブタイトルも、このすば、黒井津さん形式の長いやつで途中で切られる方式。

キャラや動画、SE等の演出もかなり良いんではないでしょうか。
原作を引き延ばした感もが原作厨コメントからあるようなのでアニメ化により足された演出、脚本も上手く融合していると思います。

改めて、これは好き嫌い分かれるでしょうね~
SEの入れ方、BGM止めなどギャグアニメには良く使われる手法です。
作画崩壊も無かったように思えます。アニメ化には早いすぎると言われる中、中途半端に作られておらず良くできた作品だと感じました。

日本語の漫才・ギャグ、ダジャレなので外国への配信用字幕が難しそうです。
海外視聴者リアクションも極端に少ないですね。
売上回収からの2期はかなり難しそう。。。

(2022.7.3 23:00追加)
先ほど12話ニコ生上映会を見てきました。内容は有料放送で既知です。
ベタな話の最終話展開(今までのキャラ総出演でキャストリストがすごいことになっていましたww)+ボケ・ノリ、ツッコミで無難な感じでした。
最初は「とても良かった」が43%だったらしいのですが、見に来た人の評価で母数は減ったことを考慮しても93.0%は大健闘ではないでしょうか!
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

62.9 6 2022年度のドワーフアニメランキング6位
ピーター・グリルと賢者の時間 Super Extra(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (59)
202人が棚に入れました
絢爛武闘祭で優勝し、地上最強の称号を手に入れたピーター・グリル。これで婚約者であるルヴェリアと結婚できると思いきや、さまざまな異種族の女たちに子種を狙われ、ひっきりなしに誘惑されるのだった。 武力は最強のピーターも、意思の固さは最弱レベル。幾度となく誘惑に屈し、下半身は緩くなる一方。そこに、忌まわしきゴブリン禍が発生したとの報せが届く。急ぎ鎮圧におもむくピーターだったが、戦場には思わぬ出会いが待っていた。 ゴブリンの巣、エルフの里、ドワーフの里……舞台は変わっても、誘惑は終わらない。地上最強の賢者タイムが、再び幕を開ける!

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

相変わらずの性豪

今作はさらに女性キャラ追加
相変わらず本命女性とはうまくいかない

雌ゴブリンが発情しまくってやばい状態からスタート。殺さずに大量にとらえたのに、殺処分しないといけない可能性。
しかし、ゴブリンマスターの登場とピーターの編み出した精飲ませで解決。

幼馴染のゴブ子もファミリーに新たに加わって良かったですね。

不倫・浮気に厳しいピーターの妹が登場してからEDに。

どうしてエレクチオンしないのよお。は笑
愛してないからさって小池一夫リスペクト?

久しぶりにエレクチオン見た。

愛だなんだって今更。

事の発端はプリンを勝手に食べたことなんてしょうもないっちゃしょうもない。プリンの生成はコントロールできんのかい。

性交するまで出られない部屋て...
井澤詩織さんが引きこもりニート女性演じるとは

お義父さんは自業自得感あるな。お嫁に行けなくなるやんけ。
謎のハッピーエンド感

相変わらずのエロで頭空っぽで見ました。


OP
暮れなずむ約束 ヰ世界情緒
ED
コイゴコロ Hilcrhyme


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
絢爛武闘祭で優勝し、地上最強の称号を手に入れたピーター・グリル。これで婚約者であるルヴェリアと結婚できると思いきや、さまざまな異種族の女たちに子種を狙われ、ひっきりなしに誘惑されるのだった。武力は最強のピーターも、意思の固さは最弱レベル。幾度となく誘惑に屈し、下半身は緩くなる一方。そこに、忌まわしきゴブリン禍が発生したとの報せが届く。急ぎ鎮圧におもむくピーターだったが、戦場には思わぬ出会いが待っていた。ゴブリンの巣、エルフの里、ドワーフの里……舞台は変わっても、誘惑は終わらない。地上最強の賢者タイムが、再び幕を開ける!

1. ピーター・グリルと小鬼の黙示録
ゴブリン禍が発生したとの報せが、ヤケッパチ戦士ギルドに届いた。大量の雌ゴブリンが発生し、男たちを性的に喰らい尽くすという災いだ。襲われている村の救援に赴くピーター。ところが、女騎士の部隊「白百合の蕾隊」が敗北し、率いていたルヴェリアが捕らわれてしまう。

2. ピーター・グリルとゴブリンの恩返し
ルヴェリアを人質に取られたせいで、自らもゴブリンの捕虜になったピーター。彼を待っていたのは、ゴブリンクイーンによる快楽をともなう拷問だった! このまま、雌ゴブリンの種馬として生涯を送るのか。牢獄で涙するピーターのもとに、なぜかエリートゴブリンのゴブコが助けに現れる。何やら彼女、思うところがあるようで……。

3. ピーター・グリルとたったひとつの冴えたやり方
かつて家族として暮らしたピーターのため、ゴブリン達を裏切ったゴブコ。だが、ピーターと共に逃れようとした寸前、ゴブリンクイーンによって退路を断たれてしまう。血路を開こうと、かつての仲間と戦うゴブコ。助けに現れたのは、ティムの率いる重貞操帯部隊と、子種の恨みに燃えるリサ、ミミ、ビーガン、ピグリットだった!

4. ピーター・グリルと最強の妹
家族であるピーターと、いっぱい赤ちゃんをつくりたいゴブコ。意思の弱いピーターはまたも誘惑に屈し、他のヒロインたちも、遅れをとるまいと子種を搾り取りにかかる。そこに現れたのは、ピーターの妹・ルーシー。浮気を何よりも憎む彼女は、いったんキレるとピーターですら手をつけられなくなる、恐るべき狂戦士だった!

5. ピーター・グリルと家族の絆
ゴブコとの再会を喜ぶルーシー。彼女を遠ざけたいのは、浮気を隠したいピーターも、子種を搾り取り続けたいヒロインたちも同じ。ルーシーをヤケッパチ戦士ギルドに所属させることで、丸く収めることに成功したかに思えたが、事後の場面を目撃されてしまう。トレーニングだと必死に言い張るものの……。

6. ピーター・グリルとエンジョイ・ザ・スパリゾート
ルーシーへの恐怖から、ピーターの象さんが、何をしても元気にならなくなってしまった。ピグリットが提案したのは、みんなでスパリゾートに行って心身を回復させること。半ばあきらめ気分でオイルマッサージを受けようとして、またしても酷い目に遭わされてしまうピーター。そんな彼の跡を、何者かがつけていて……。

7. ピーター・グリルと堕ちた名家
スパリゾートから連れ去られたピーターは、エルフの里で目を覚ます。彼の前に現れたフルタリア・エルドリエルは、里の名家の御令嬢。やたらとプライドの高い彼女は、何とビーガンの妹だった! フルタリアもピーターの子種が欲しい様子。抗おうとするピーターは、全身の感度が三千倍になる禁術をかけられてしまう!

8. ピーター・グリルと姉妹の確執
フルタリアの禁術によって、ピーターの象さんはよみがえった。またもや誘惑に屈しかけて絶体絶命のピンチに陥った彼は、機転をきかせ、見事に窮地を脱してみせる。ピーターを助けに、ビーガンも到着。ビーガンとフルタリアは、顔を見るだけでケンカになるほど仲が悪い。二人の確執が、エルドリエル家の没落にも関係しているようで……。

9. ピーター・グリルと謝罪の極意
ビーガンによるフルタリアへの謝罪は、ビーガンのひん曲がった根性のせいで失敗。確執に決着をつけようと、二人は最終決戦を始めた。そこに現れたのは、二人どちらもが愛するおばあさん。おばあさんの哀しみに触れ、今度こそ謝罪を成功させるビーガン。すべてが丸く収まったことで、ピーターはビーガンとの別れの時を予感する。

10. ピーター・グリルとドワーフの盟約
ヤケッパチ戦士ギルドとドワーフの里は、古くから伝わる盟約によって結ばれている。盟約の更新には、神聖な儀式が必要不可欠。ピーターが儀式の担い手に指名されるが、道具である大切な剣が、なぜか突然折れてしまう。儀式が始まる前に剣を直してもらおうと、ピーターは鍛冶職人の聖地であるドワーフの里を訪れる。

11. ピーター・グリルと絶対に出られない部屋
ドワーフのミスリム・ネザーラントは、発明の天才だが、絶対に働きたくないという固い信念を持つニートだった。研究に協力するから剣を直して欲しいと、頼み込むピーター。二人は思わぬトラブルから、性交渉をしないと出られない部屋に閉じ込められてしまう。ミスリムの心を動かしたのは、「養ってやる」というひと言だった!

12. ピーター・グリルと未来への遺産
剣が折れたのは、愛する娘・ルヴェリアを渡すまいともくろむギルド長が、ピーターを陥れるために仕組んだ罠だった。儀式が始まるものの、ピーターはいっこうに姿を見せない。かわりに現れたのは、ドワーフの天敵であるセミモグラ。パニックの中、ルヴェリアも誇り高き騎士の一人として、勇敢に立ち向かおうとする。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

地上最強の賢者タイム、再び

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。

第1期を視聴しているものの、私は大きな勘違いをしていました。
私はこの作品の展開が「おとなの防具屋さん」だとばかり思っていました。
だから1話を見始めた瞬間に違和感が…

「あ、あれ? 録画間違ったかな…?」

まぁ、視聴後2,3分で勘違いだと気付きましたが、最初は本当にビックリしましたよ^^;


絢爛武闘祭で優勝し、地上最強の称号を手に入れたピーター・グリル。
これで婚約者であるルヴェリアと結婚できると思いきや、
さまざまな異種族の女たちに子種を狙われ、
ひっきりなしに誘惑されるのだった。

武力は最強のピーターも、意思の固さは最弱レベル。
幾度となく誘惑に屈し、下半身は緩くなる一方。
そこに忌まわしきゴブリン禍が発生したとの報せが届く。
急ぎ鎮圧におもむくピーターだったが、
戦場には思わぬ出会いが待っていた。

ゴブリンの巣、エルフの里、ドワーフの里……
舞台は変わっても、誘惑は終わらない。
地上最強の賢者タイムが、再び幕を開ける!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

第1期が放送された際、最終回のCパートで
続編を連想させるシーンが描かれていて、気長に続編を待っています…
と当時のレビューに記載していましたが、2年の期間を経てようやく続編放送の運びとなりました。

この作品、キャラデザが結構綺麗な上、出演されている声優陣も豪華なんですよ。
まず第1期から出演されているのは二ノ宮ゆいさん、あやち、山村響さん、上原あかりさん、千本木彩花さん…
そして第2期からは、佐々木美来さん、しーちゃんに優木かなさんもピーター・グリルの取り巻きに加わるのですから…
改めて見てみると、凄い布陣ですよね。

INTRODUCTIONに記載されているゴブリン禍は、第1期の最終話で導入部分が描かれていたので、第2期はその続きから、という形となっています。

まぁ、ピーター・グリルの貞操観念はどこへ行ったのやら…という感じなのですが、ここまでくると、これだけ子種を奪われておいて、どうして取り巻きの誰一人として「おめでた」にならないのが逆に気になってしまいます。

やはり異種族同士の間では子供を授かることができないのでしょうか…?
それとも、ピーター、若しくは取り巻きの女性たちに何らかの問題があるとか…?
でも、取り巻きの女性全員に問題があるとは考えにくいので、やっぱりピーター自身に問題があるのでは…!?
因みに、子種は平均74日かけて作られ、毎日1億2000万個も作られるのだそうです。

ま、この作品の設定では「赤ちゃんはコウノトリが運んできてくれる」そうなので、これらの情報も正直どうでも良いことなんですけどね^^;

地上波では通常版、一部配信サイトでは「大賢者ver.」、AT-Xでは年齢制限付きの「超賢者ver.」が放送されたそうです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ヰ世界情緒さんによる「暮れなずむ約束」
エンディングテーマは、Hilcrhymeによる「コイゴコロ」
エンディングの曲調が独特なので、1期でもエンディングを歌っていたのを思い出しました。
この楽曲は第1期で使用されたエンディングテーマ「ヨリドコロ」のアンサーソングなんだそうです。
そういう観点で楽曲を聴いていなかったので、再度歌詞に注意して聴いてみると、しっかりルヴェリアからピーターへのアンサーソングになっていました。

1クール全12話の物語でした。
15分枠の作品なので、サクッと視聴できる作品です。
改めて「コイゴコロ」は良き楽曲だと思いました。
この歌詞で歌っている思いが最終回のルヴェリアの行動の言動力に繋がったんだと思います。
勘違いから入りましたが、しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

1期からほとんど変わっていないw

原作未読 全12話 1話15分枠のアニメ

1期からの続きですが、2期から視聴でも大丈夫かと思います。

武闘大会で世界王者となったピーターグリル、ギルド長の娘である恋人のルヴェリアと一緒になりたいピーターグリル、しかし強い子孫授かりたいと色々な異種族の女子が襲いかかります。

娘を取られたくないギルド長の策略やルヴェリアの天然な行動、異種族娘たちの強引な魔の手など、はたしてビーターグリルはルヴェリアと添い遂げることができるのかというエロギャグ作品です。

展開が1期から変わっていませんねw 今回はまたまた異種族の女子キャラが増え、ピーターはほとんど半裸・全裸ですねw

最後はルヴェリアとの仲もちょっと進展し、異種族の女子とギルド長に振り回されるいつものピーターグリルでしたw

OPはヰ世界情緒さん、EDはHilcrhymeさんが歌っています。

最後に、ピーターグリルの中の人は下野紘さん、喋り方は鬼滅の刃の我妻善逸みたいでしたねw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7
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