2020年度の超人TVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2020年度の超人成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月22日の時点で一番の2020年度の超人TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.1 1 2020年度の超人アニメランキング1位
八男って、それはないでしょう!(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (414)
1505人が棚に入れました
――ある日の朝、目を覚ますと……平凡な若手商社マンである一宮信吾(25)は、僻地に領地を持つ貧乏貴族の八男ヴェンデリン(5)という存在意義さえ怪しい子供に憑依していた。信吾は、家門と領地継承もなく、内政無双の知識もないこの身と己に絶望するも、魔法の才能に恵まれたという一点を突破口に独立を目指す。この物語は、そんな若造が魔法で金を稼ぎ自由に生きる(もちろん世界なんて救わない)、当面は脱ボッチのお話である。

声優・キャラクター
榎木淳弥、西明日香、三村ゆうな、小松未可子、M・A・O、山根雅史、石上静香、ゆかな

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

エリーゼのために

このアニメは「エリーゼのため」にある作品です。
登場は5話当たりだったかな。
登場早々、その存在感たるや・・・
ベートーベンの「エリーゼのために」が脳内再生されます。

金髪、前髪パッツンの聖女様。
穏やかな眼差しと優しい声音。
主人公を静かに見守る癒し系。
あふれる程の賢明さと懸命さ。

作品で覚えてるのは、
異世界転生ものとか。
主人公最強ものとか。
トリマキが薄いとか。
物語があっさりとか。
それもうる覚えです。

あっ、そうだ。
八男だけに八話がピークです。
BGMに「エリーゼのために」が流れています(嘘)。
見逃さないように。

投稿 : 2024/06/22
♥ : 19
ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

途中に転生(?)って,それはないでしょう!

2022/02/20 投稿

自分は異世界物好きです。
なろう系,俺TUEEE系にも否定的なわけではありません。

でも,

途中に転生って,それはないでしょう!

サラリーマンが夕食の準備をしていて,
{netabare}
気がついたら,パーティー会場
自己紹介を,求められるが分からない・・・
5才の貴族の八男に転生(?)していた設定でした。(これを転生と言っていいのか不明ですし,そもそも公式に転生と言う表現を使っているかは不明です。勝手に転生と思い込んでいて最終的に壮大な夢落ちだったりしてw)
{/netabare}


でこれの何がいけないかというと,すごくモヤモヤします。
以前の人格はどうなった?
サラリーマンの人格に乗っ取られ消滅した?
両親にすら気付かれずこの世から消滅したことになりますよね・・・
元祖ベル君かわいそ過ぎます!
そもそも,自分の抱いたイメージでは魔法の才能は,サラリーマンが持ってきた力では無く,元々ベル君の中にあった力のように思えます。
前途有望な五歳児の未来はおそらく本人も気がつかないうちに突然奪われたのでしょう。なんともモヤモヤします。

突然消滅,それはないでしょう!




ベル君の中の人のサラリーマンの肉体は?
中身が失われ空っぽの状態で放置されているのでしょうか?
突然それまでの知識や経験,記憶を失って・・・

脳内フォーマット,それはないでしょう!

そこまでの脳内の情報だけベル君の脳に上書きコピーされた可能性もありますね。この場合サラリーマン君の日常は変化無く続いていきますね。サラリーマン君本体に実害無し。

第三の可能性,元祖ベル君の中の人とサラリーマン君の中の人が入れ替わった場合。元祖ベル君が最も救われるシナリオのような気がします。
パーティー会場にいたはずが気がついたら,小さな見慣れない小部屋で豚バラ味噌炒めを前に座っている・・・

異世界のサラリーマンって,それはないでしょう!



この主人公設定意外は概ね,気楽に楽しく見ることができました。

冒険者予備校でのPT結成までの回り道はちょっとイライラしましたけどw


OP曲デーモン閣下とアリ・プロジェクトコラボ出だしのインパクトすごい!笑いましたw(2話以降は飛ばしましたけどw)それにしても,閣下の声,若いですね!流石悪魔年を取らないようです。

投稿 : 2024/06/22
♥ : 15

64.3 2 2020年度の超人アニメランキング2位
ヒプノシスマイク Division Rap Battle Rhyme Anima(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (96)
334人が棚に入れました
西暦××××年。第三次世界大戦により世界は人口の3分の1を失った。人類滅亡を危惧した権力者たちは武力ではなくディベートによる戦争回避を目指した。――しかし愚かな男たちは武器による争いを止めることはなかった。そして西暦最後の年――……。既存の世界は女性の手により終わりを迎える。H歴。武力による戦争は根絶された。争いは武力ではなく人の精神に干渉する特殊なマイクにとって代わった。その名も「ヒプノシスマイク」。このマイクを通したリリックは人の交感神経、副交感神経等に作用し、様々な状態にすることが可能になる。H歴3年。人々はラップを使い優劣を決する。男性は中王区以外のイケブクロ・ディビジョンヨコハマ・ディビジョンシブヤ・ディビジョンシンジュク・ディビジョン等の区画で生活することになる。各ディビジョン代表のMCグループがバトルをし、勝った地区は決められた分の他の領土を獲得することができる。兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で今、男たちの威信をかけたディビジョンバトルが始まる。

声優・キャラクター
木村昴、石谷春貴、天﨑滉平、浅沼晋太郎、駒田航、神尾晋一郎、白井悠介、斉藤壮馬、速水奨、木島隆一、伊東健人、小林ゆう、たかはし智秋

どどる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

けっこう萌えます

このアニメの良い所はなんと言っても関係の多様性に尽きるでしょう。

3人チームを4つ。
純粋に信頼し合っている主人公っぽいチーム、依存関係に近い健全とは言えないチーム、やけに平和でほほえましいチームがあったり。
さらには4つのチームをつなげる関係性、因縁もあり実に多彩です。

多様性がなぜ素晴らしいかというと、主人公チームに据えるには抵抗感のあるようなネガティブなキャラクター、あるいは人間性が劣悪だったり現実では好意が持てないような生産性のないキャラクター、そういった人物を取り巻く関係性に大きな魅力があるからです。

そういった「正統派ではないキャラクター」に比重をおけるのが群像劇のメリットである以上(正統派のキャラが大量に出てくる水滸伝とかもありますが)、アニメの登場人物に善良さや誠実さを主に求めるタイプの人には向いていないストーリータイプではあります。
ですがいつも脇役が好きになってしまう人、主人公の反対を行くキャラや、嫌われるために存在するようなキャラをこそ好きになってしまう人にはこれだ!となるのが群像劇。

私は単品だと乱数、組み合わせだと独歩と一二三が好きでした。
マッドトリガークルーが勝手にしやがれムードから仲良しなところもけっこう好き。いちばん主人公ぽい。

投稿 : 2024/06/22
♥ : 3
ネタバレ

スィースィーレモン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

流石、小野勝巳監督!

 私は監督で視聴するアニメを決めることはほぼないのですが、小野勝巳監督だけは別です!小野監督が手掛ける作品はとにかく尖って面白いです!
 是非、小野監督が気になった方は調べてみてください!このアニメにハマった方なら、もしかしたら過去に見た好きなアニメの監督が小野勝巳監督かもしれません。
 また、EDの構図が「小野監督だぁ!」となります。
本当にあの構図が好きなんだなぁ〜

 さて、内容ですが、
争いをやめない男達から、武器を奪い、揉め事は全てマイク一本から生み出すラップの良し悪しで決める法案が成立した世界
 前半はそれぞれのチームが街の事件を解決しながら、視聴者にそのチームの紹介をしてくれる物語です。
 後半はラップバトル大会が開かれて、それぞれのチームの動向を物語にしているようです。(現在、そのラップバトルが始まったところです。)
 私のおすすめですが、横浜と新宿のチームです。皆さん、個性が強すぎます。他のチームが個性がないというわけではなく、横浜と新宿がとにかく強いです。

 音楽
 私は音楽に疎いので作曲とかウンチクは語れませんがめちゃいいと思います!
 特に私はEDが好きです。聞いた人なら、みんなput your hands up したくなるはずです‼︎

最後になりますが
違法マイクってなんやねん

すばらしい神回十二話(この作品の過去を知っている場合)
ここからは下はネタバレありです
十二話{netabare}
熱い!熱い‼︎非常に良かった‼︎
伝説のチームの再結成の後、現チーム全員で戦うという非常に熱い‼︎演出‼︎
さらにまさかのopが決め手になる最高の演出‼︎
opの2番目の歌詞がわけわからんと思っていたが
まさか最終回で「最後の審判!」から始めるためのものだったとは…
楽しませていただきました。
ありがとうございます!{/netabare}

投稿 : 2024/06/22
♥ : 3

星野 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

女性向けに留まらない良さがある

友人からの紹介がなかったら恐らく一生観なかったであろうアニメ。
この作品の詳細(アニメになる前のこと)はよく知らないし、ラップのこともよく分かりません。そのことを了承の上読んでいただければ…と思います。

絵柄からして女性向けに作られたんだろうと推測。アニメを観ていくとわかるんですが、女性向けに留まらない良さがあると感じます。詳細は後述。
作画は綺麗です。キャラが歌っている最中の背景(タイポグラフィー)もどんどん展開していくので、目は飽きません。
戦う時はマイクで…など、独自の世界観や設定がありますが、あまり深く考えなくても大丈夫だと思います。
ラップの出来に関しては、日本語の限界なのか声優さんの限界なのかは分かりませんが、ちょっと無理があるなあと感じる場面が少々ありました。ただ、次々と打ち出されていく言葉の勢いには圧倒されます。

ラップで歌うと、相手が「うわあああ!」とダメージを受ける。歌い終わるまでラップは続く。歌っている最中は誰も邪魔しない。

このアニメの肝となるラップバトルが、シュールという意味で面白いです。ギャグアニメとして観るとかなり面白い部類に入るのではないかと思います。そういう目で見ていないという方がいたらすみません。私は笑ってしまいました。これを狙ってやったんだとしたらすごい。まんまと…という感じです。

ギャグアニメとして面白い、だけでは終わりません。このアニメのジャンルはバトルものに入ります。「バトルする」という部分も良かったのか、白熱していて、気づいたら13話観終わっていました。ただ歌っているだけだったら途中で切っていたかもしれません。終盤は燃えました。

音楽・女性向けという点で共通している、巷で有名になってしまったダイナミックコードを思い出しましたが、あちらとはまた別の面白さがあります。

ストーリーは続きがあるような終わり方で、先が気になります。是非、2期もやって欲しいです。

投稿 : 2024/06/22
♥ : 0

59.4 3 2020年度の超人アニメランキング3位
THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (87)
222人が棚に入れました
全国の高校生が集う異種格闘大会「ゴッド・オブ・ハイスクール」。幼い頃、祖父・テジンと離れ一人暮らしてきた主人公のジン・モリは、その地区予選会場へ向かう途中、ひったくり犯を追うことになり、そこで同じく予選に参加するハン・デイとユ・ミラと出会う。賭けるのは己のプライド!信じるモノは己の拳!望む願いはなんでも叶う!それが神の力!アリーナに集結した各地の猛者たちとの生き残りを賭けたバトルロイヤルがはじまる――

声優・キャラクター
橘龍丸、熊谷健太郎、大橋彩香、浪川大輔、杉田智和、甲斐田ゆき、田野アサミ、浜田賢二、小林親弘、関智一

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

超次元中国漫画

序盤 ええ

中盤 おお

終盤 おお?

この話は中国最強の高校生を決める大会の話
ジャンルはバトル・高校生・中国漫画原作
タイトルからして中国マンガっぽそうですもんね。

内容ですが、典型的な中国漫画の構成でした(ド偏見)。世界背景やキャラ設定はしっかりとしてるのに、物語が作り込まれていないという…
序盤のキャラ設定や世界背景説明は丁寧なものでした。とてもわかりやすく、初見でもしっかり情報が伝わってきました。展開は或るにはありましたが、ほぼ説明みたいなものですからほぼ無いみたいなものです。
中盤は展開メインなのですが、中国漫画あるある(?)の超次元バトルが炸裂し少々ついていけない感が出ます。正直本作を完全に理解したいわけではなかったので真摯に本作を見ていたわけでは無いのですが、その判断はあながち間違っていなかったような気がします。基本的に主人公補正でなんとかなっている展開が多いのであまり期待はせずに。
終盤は超次元サッカーの円堂くんも驚きの超次元バトルです。さすがに宇宙とは戦っていませんが、それでもだいぶぶっ飛んだ展開には変わりありません。物理法則ガン無視のバトル炸裂で盛り上がれることには盛り上がれるのかな?よくわからないけど。

良い点を上げるとしたら、戦闘の臨場感です。サブキャラに対する尺は短いのでモブキャラ同然なのですが、主役級のキャラの説明や背景は丁寧に作られており、バトルの臨場感や思いがちゃんと伝わってきます。非常に偏見なのですが、中国漫画ってよく魂同士の勝負が多いですよね。ガンダムファイトでも始める気なのでしょうか。

個人的にはシンさんが好きです。かなり好きです。何者でしょう。

監督は朴性厚さん。
シリーズ構成は吉村清子さん。ヴァンガードやGAROなどのシリーズ構成をされた方ですね
キャラデザは秋田学さん。カケグルイのキャラデザをされた方ですね
劇伴は桶狭間ありささん。
アニメ制作はMAPPAさん。BANANA FISHやゾンさがなどを制作したところですね

作画は良かったです。戦闘シーン中心のアニメでその戦闘シーンの大半が迫力のある作画でした。
opはKSUKEさんの「Contradiction feat. Tyler Carter」
edはCIXさんの「WIN」
声優さんは良かったです。豪華でしたし、キャラによく合っていたと思います。

総合評価 内容はアレ。暇なら

投稿 : 2024/06/22
♥ : 1
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