BLで続編なおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのBLで続編な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月26日の時点で一番のBLで続編なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.0 1 BLで続編なアニメランキング1位
KING OF PRISM by PrettyRhythm(アニメ映画)

2016年1月9日
★★★★☆ 3.9 (30)
219人が棚に入れました
舞台は4年に一度開かれる「プリズムキングカップ」
個性豊かな男の子たちが続々登場し、あなたの心をきらめかせます。
3人を待ち受けるさらなる試練とは一体何なのか!?

彼らの新しい物語が今、幕を開ける...

声優・キャラクター
柿原徹也、前野智昭、増田俊樹、寺島惇太、斉藤壮馬、畠中祐、八代拓、五十嵐雅、永塚拓馬、内田雄馬、浪川大輔、蒼井翔太、武内駿輔、関俊彦、森久保祥太郎、三木眞一郎

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

【キンプリはいいぞ】菱田×京極×乙部のオールスタースタッフ!『ラブライブ』の監督の本気!!みんなを笑顔にするステージを!!!【キンプリへようこそ】

『プリティーリズム・レインボーライブ』の正当な続編にしてシリーズの名脇役として活躍した男性キャラ達を主人公にしたスピンオフシリーズ第1弾の映画
上映時間は約60分


まずお伝えしたいのですがこの映画【歴史的傑作です!w】
『うたプリ』とか『美男高校』とかが苦手で無い方は絶対に観た方がいいです!
だって天地がひっくり返るぐらい面白いw
劇場の男女比は見事に5:5!
満員の観客は最初から最後まで腹抱えて笑い倒し!
昨今、男性人気か女性人気かのどちらかに極端に偏った作品が多く、あれだけ話題を呼んだ『ガルパン』ですら女性客はほとんど見受けられないというのが寂しい現状
ところが、この映画は男女両方のハートを鷲掴みにしたわけです
こんなアニメ映画、なかなか出会えるものではありませんから本当に凄い


『レインボーライブ』最終回に登場した男性3人組ユニット、「Over The Rainbow」のその後と、新たにエーデルローズに入寮した7人の新人スタァへの橋渡し的な物語、さらに暗躍するシュワルツローズと呼ばれるライバルの登場で今後の展開も予想される新シリーズのプロローグ的な映画となっています


「Over The Rainbow」やエーデルローズに関してはダイジェスト的な回想を含めて解説されるので『プリティーリズム』シリーズを全く観たことが無い!って方にもオススメします


また『レインボーライブ』から2年が経過しているようで、かつてプリズムスタァとして切磋琢磨していた少女達の現状もチラッと登場し、彼女達の成長した姿を拝めるというファンサプライズもあってプリズムエリートは観に行かない理由などありません
ちなみにエーデルローズ新人の中にはあの涼野ユウ(いとの弟)も成長した姿でいるからなんとも感慨深いんだこれがw


監督はお馴染み、『プリティーリズム』シリーズや『プリズムツアーズ』を手掛けた菱田正和
『プリズムツアーズ』のルート4、つまり男性アイドルをピックアップした上映回が好評だったことを自ら劇場に足を運んで実感し、温めていた今作の企画を実現させたそうな
菱田監督はホント天才でして、超低予算&超短期納品で今作を完成させています
60分作品にも関わらず、30分作品と同等までに2D動画の枚数を絞ったというのだから驚きです
なのに作画の粗雑さは全く持って感じませんでした
それどころか、2D作画でダンスするカットすらあるのだからタマゲた
ちなみに昨今のアニメ、特に劇場版ともなると作監が数人〜数十人という大所帯になることも珍しくないです
(個人的にはこの人海戦術ってのは嫌いです)
が、今作は原案、キャラデ、作監を全て松浦麻衣が1人でこなしてるのもポイントですね


それにしても『プリティーリズム』という2年も前に稼働終了したアーケードゲームのアニメを、再始動させることに水面下で尽力したavexには拍手
まあ、男性アニメアイドル的なものをすぐに始められるのはコレだ!って思ってたんでしょうな
そしてタカラトミーにとってはほとんど金にならない企画なのによくOKが出たものです
関係者には感謝しかない


そしてとにかく注目していただきたいのは、やはり(笑えるw)ライブシーン
キ○ガイ染みてるともいえる今作のライブを手掛けたのはプリズムエリートにとってはこれまたお馴染みの京極尚彦(演出)と乙部善弘(CGディレクター)


そう、京極さんといえばあの『ラブライブ』シリーズの監督
彼が『ラブライブ』のライブシーンに用いてる演出というのは『プリティーリズム』シリーズで培ったものなんです
当時『ラブライブ』が盛り上がってきた為に京極さんは『レインボーライブ』の演出をほとんど手掛けることが出来ませんでした
その鬱憤晴らしなのかw今作では狂気に満ち満ちた演出の数々を披露しています(笑)


【これが『ラブライブ』の監督の本気】と言わんばかりかの『E.T』パロ!マトリックスからの五郎丸!!未成年の主張!!!(言ってる意味が解らないでしょうがオイラにもワカリマセンでしたw)
なんてかあのひと頭オカシんじゃないでしょうかwww(褒め言葉です)


そんなオールスタースタッフが揃ったのだから低予算なんぞ跳ねのけるほどのパワーに溢れた映画となってます
文字通り、観に来た方を「笑顔にする」作品ですねb
2016年、マストなアニメの1本に入れておいて絶対に損は無いと確信しています!
是非その目で確かめてください
























4DX応援上映観てきました!
座席のモーションや振動は『ガルパン』ほど激しいモノではないしそもそも60分と短い時間なので4DXの「動き」が苦手な方でもなんとか観れる丁度いい尺だと思います
モーションは主にプリズムショーの動きに合わせてなのであたかも踊ってるかのような気分になります
カヅキとアレクのレビテーションの風が心地よかったw
フラッシュ演出も効果的に入ってました
が、何より驚いたのがシャボン玉演出ですよw
プリズムショーの度にシャボン玉が降ってくるので上映終わった後に床が石鹸でデロンデロンのトゥルントゥルンになってて危なかったですw
ただでさえ面白いキンプリがさらに面白くなってしまった
ありがとうキンプリ
ありがとう4DX

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

笠希々さんオススメで見てみたが…。

全然、女性向けアニメは見ないのだが、好きなアニメレビュアーさんの笠さんが推してた作品なので見てみたが、やはりキツイ…。


女性に媚び媚びでセクシーアピールな部分はやはりキツイのだ。


男性向けの作品の女性キャラって媚びてるとはいえ、可愛い小動物系で癒される感じ露骨に恋愛や性に繋がらない感じだけど、女性向けってなんでこんなに露骨なのか?。


格好つけ過ぎて滑稽、或は気持ち悪くなっちゃってる部分は受け入れがたい。


ライブ中に突如、自転車二人乗りデート妄想みたいなのが始まってキメキメな後に、二人乗りはダメ絶対!みたいな交通安全のポスターか!みたいなギャグになってる部分は爆笑だったが。


キャラの描写も、仕方ないっちゃ仕方ないが薄すぎて、いかに狂った展開をやられても、そのジェットコースターに私は乗れてないからなぁ…な虚無感が。

ぶっ飛んだ展開や描写に関しても、ウテナやGガンを通ってきた人間としては、それだけじゃそんなに衝撃は受けぬ。だって、前述の二つのがもっと半端ないもん!。


ただ、この物語どうなるのか気になったし、キャラが掘り下げられるだろうと思って続編のテレビ版を見てみたら、こっちは面白いのでキッカケを作ってくれたのには感謝したい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

キンプリって何ですか

通常上映2回、4DX上映1回行ったのにまだ≪KING OF PRISM by PrettyRhythm≫のKING OF PRISMの部分しか知らないのはこれいかに。
これはプリティリズム・レインボーライブを観てない言い訳にしか聞こえないしれない。しかし、キンプリが奥の深い作品であることは変わりないのだ。

そもそも、プリティーリズムを知らない私がキンプリを知ったきっかけは、全裸の男の子達が前売り券を飾っている攻めたアニメがあるとの噂を得たことがきっかけだったと思う。

だから第一印象は絶対ヤバいアニメじゃん(面白そうだ)と思った。

では、見に行こうと決めて、スマホで上映情報を調べていると、【応援上映】と【通常上映】、二種類の上映があった。そもそも応援上映とは何だ?キャストやスタッフの祭壇イベント系か?と考えを巡らすが当然答えが出るはずもなく、グーグル先生に頼ることにする。

応援上映とは、応援による発声や吹き替え、ペンライトを振ることが許可された上映のこと。
イメージは全くつかめなかったが、掻い摘んでこのようなことができるらしかった。

私は、通常上映を観ることにした。
遅い時間に出かけたので、応援上映は間に合いそうになかったし、なにより未知でヤバそうなアニメを最初から応援上映という特殊な形態で観る勇気は私にはなかった。

さて、このヤバそうなアニメという印象は、開始後すぐに頭のオカシイアニメという印象に切り替わる。

プリズムショーはスケートをモチーフにしているけれど、ライブ演出が異次元というか、全裸で分身したキャラクターが無限ハグ…ハグ…ハグとエコー効かせながら飛んでくるし、吹き替えのためだけに用意された音声のついてないシーンが存在するし、{netabare}二人乗りしてる自転車を勢いよく漕いで、車体が宙に浮き、着地した後で、「公道での二人乗りは禁止だよ」のセリフはごく全うなように感じて、そもそもなぜ自転車をこのタイミングで漕いだのだろうかとか{/netabare}考えるとわからないことだらけで全く理解に追いつかなかった。
そしてあっという間にクライマックスが近づく。
カリスマ的アイドルユニットの解散に嘆くファン、そこに新たな希望の星として輝こうとする少年。

ライブ演出の意味不明さや、脱ぎたがりな面を除けばなんやかんや良い話で収束した。
それどころか、そのライブ演出の意味不明さや脱ぎたがりな一面は、ギャグとして昇華できるものであったので、家族や友人にネタ話としてはもってこいだった。

その後、私は話題の流れで再び見に行くことになる。
今度は家族と共に鑑賞に来た。上映タイプは再び通常上映だ。
うん、何度見ても意味の分からない演出だ。
しかし、1回目と違ったのは、このカオスな空間を時々心地よく感じるということだった。

私はもう一度見に行こうと決心した。
それからというもの、ことあるごとに、キンプリをもう一度見に行きたいという欲にかられるようになった。
そこまで面白いというほどの映画ではなかったはずなのだが、ここまで本能に訴えかけられる作品になるとは、以外だ。

そのチャンスがめぐってきたのはそれから2か月後のこと。4DX上映が公開されるという情報が入ったのだ。
私はこの時点で、推しのユキノジョウのグッズを漁るようになっていて、見に行かないという選択肢は既になかった。

この4DXは応援上映でもあったから、初めての応援上映でもあった。
久しぶりのキンプリは4DX+応援上映の効果も相まって想像以上に楽しい空間であった。
ただ一つ、心残りとなったのは、恥ずかしくて声援があまりかけられなかったということだった。今まで映画館でこんなにも自分が無力だと思ったことは無かった。リベンジしたかったのだが、結局その後、もう一度見に行くことはしなかった。
4DXでやりきったという感想を抱いてしまったこと、
手練れ達に交じって応援を送ることは自分には出来ないと足がすくんでしまったことが原因であった。

その後3か月はチャンスがあったのだ。今思えば本当に勿体ないことをしたなと思う。作品自体は、DVDで再び視聴できるが、ライブ感を味わえるのは劇場の特権だ。たった1600円、たった数時間の上映、もう後悔はしたくない。次回作のキンプラではその辺納得がいくまで堪能しようと心に決めている。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

61.7 2 BLで続編なアニメランキング2位
Spiritpact -黄泉の契り-(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (15)
109人が棚に入れました
絶強の霊力を持ち、自らの命を削りながら天脈地流のバランスを保つ祭司を陽冥司(ようめいし)という。陽冥司を務める端木煕(たんもく・き)は、世間の万霊を沈めることを責務としている。しかし、陽冥司の命と霊力を狙い続けている悪霊だけに止まらず、その地位や権力を巧む人間たちかも常に狙われるという宿命を背負っていた。彼らの攻撃は一刻も止むことがなく、端木煕は常に戦い続けなければならない境遇である。そんな状況の中で、唯一、端木煕が自分自身として向き合うことが出来た存在――それが楊敬華(よう・けいか)、陽冥司である端木煕と運命をともにする守護霊――「影霊(えいれい)」であった。二人の関係は単なる「陽冥司」と「影霊」というだけなのか? どのような因縁によって二人は出会ったのか? 第1期アニメでは語りきれなかった端木煕の過去。そして新たなストーリーが幕を上げる。彼の記憶に眠っていた“章軒(しょうけん)”という人物は一体何者なのか……。

声優・キャラクター
井口祐一、武内駿輔、佐藤拓也、大久保瑠美、生天目仁美、三宅貴大、杉山紀彰、空見ゆき

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

君を守ることが、僕の信念…。

この作品は、「Spiritpact」の続編に位置する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

しかし女性向け作品だからでしょうか…?
5月には放送が終了していたにも関わらず、途中までは視聴していましたがこの盆休み中に一気見するまで視聴の順番が下がってしまっていました。

別にこの作品の視聴順番を意図的に下げている訳ではありません。
視聴したい作品がたくさんあって回らないんです。
結果的にお盆までずれ込んでしまいましたが、視聴して良かったと改めて思えた作品でした。

2期の序盤は、1期の延長みたいな感じで少しの退屈感は否めませんでした。
ですが、中盤以降巻き返してくるのがはっきり感じられた作品です。

1期で主人公である楊敬華は、端木煕の影霊になりました。
でも影霊としての契約を結ぶだけでは、お互いを守れないんです。
お互いを守れなければ、おのずと末路は決まってしまいます。
それにお互いに背中を預けられる間柄だとしても、その関係だけで相手を守れるとも限りません。

そう…この作品では、「一緒に居る方法」について深掘りした作品だと感じました。
「俺の背中はお前に預ける…」
こういう台詞は、これまで何度も見聞きしてきました。
お互いがお互いを信頼し合っている間柄だからこその台詞だと思います。

でも…これって、見方を変えると「自分の背中を守ってくれ」と頼んでいるのと同義なんですよね。
きっと口からでる台詞は咄嗟だし、お互いの信頼関係あってのことだと思います。
だからこの台詞は、自分の大切な相手を無意識のうちに足枷で縛っているんです。

ここで怖いのが無意識であるということ、だと思います。
だって何事にも完璧…は有り得ません。
何らかの理由で、背中を守れない事だってゼロではないでしょう。

そこでお互いが何を感じるか…?
背中を守って貰えなかった人は、相手に懐疑の念を抱くかもしれません。
自分の立ち回りに問題が無ければ尚更です。
でも、明日も同じように立ち回れるか…その保証はどこにも無いんですけどね。

そして背中を守れなかった人は、後悔の上に自分を責めることでしょう…
もちろん、上手くいかないときばかりじゃありません。
きっと圧倒的に上手くいくときの方が多いのでしょう…

それでも上手くいかなかった事実が僅かな綻びを生み…
やがて、取返しのつかないところまで破れる可能性だって秘めているんです。

この作品で取り扱っている「一緒に居る方法」
とても大切なテーマだと思いました。
この作品でアッと言わされたのはテーマだけではありません。

とんでもないサプライズゲストが、何の前触れもなくいきなり登場するんです。
確か、ハオライナーズ枠始まりの作品に登場する人物だったような…
まぁ、大人気の声優さんで私も大好きな方なので、きっと直ぐに分かると思いますけどね^^;

1期は1クール全10話でしたが、2期は1クール全12話でした。
2期は中盤以降着実に面白さが増し、終わるころには普通に次回の楽しみな作品になっていました。
そして2期でも物語は途中で終わっています。
しかも、そこで切る理由が分からないような場面で終わるから悶々としてしまします。
男同士の絡みの多い作品…である事は変わりませんが、作品に対する意識はだいぶ変わったと思います。
続編…制作されるなら是非視聴したいと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2
ページの先頭へ