ゅず さんの感想・評価
4.0
想いが心いっぱいに詰まって、銀河の底に沈む星
【一言紹介】
ジョバンニとカンパネルラの星の旅
【思ったこと】
{netabare}
始まりから最後まで
色も音も
切なくて、悲しくて、
苦しくて、寂しい
そうゆう感情を堪えるのに
精一杯だった。
涙もでそうだった。
最後のあの世界はなんだったんだろう。
表だけ楽しそうにして
心の中は真っ暗なのを
まるで隠してるようで
とてもとても私には心苦しくて
明るい気分になれないような
終わり方に思えた。
{/netabare}
【ゅずワールド】
{netabare}
人と人って
なんでこんなに
分かり合えないんだろうね。
ただ生きていることだけで
幸せなはずなのに
好きになったり
憎んだり。
人間はそうゆう感情を持てることも
すごく幸せな存在だよね。
まるで海、否、銀河の底で
息を止めるような
感覚になった。
【おとぎ星】
星が見える
その星の音を繋いで
楽譜にしよう。
一つの星の音だけじゃ
奏でれないメロディー。
その星達は
競り合って
高め合って
響き合う。
三拍子、四拍子、
それぞれ違う星と
重なり音を奏でる
それぞれ星は違うけれど
こんなにそばにいて
こんなに遠くにいる
そんな星達の
音とおとぎ話。
【星めぐりの空】
あの二つ星に出会わなければ
僕はこんなにもこの空を
見たいと思うことはなかっただろう。
君達が流れ星になって
僕の中をかけめぐる
こんなにも素敵に輝く星達を
大切に大切に思う
金平糖を食べたら、みんな星になって
この銀河の中でも息ができるよ
僕たちはどこまでもどこまでも一緒にいけるだろうか…
僕はどこまでもどこまでも君達とかけめぐりたいな。
{/netabare}