ファンタジーで戦闘なアニメOVAランキング 7

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのファンタジーで戦闘な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月18日の時点で一番のファンタジーで戦闘なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.8 1 ファンタジーで戦闘なアニメランキング1位
星界の戦旗 III(OVA)

2005年8月26日
★★★★☆ 3.7 (58)
321人が棚に入れました
「狩人」作戦終了で、戦況は一時膠着し、二人はジントの故郷にして3ヵ国連合から帝国が奪還したハイド伯国(旧:ハイド星系)へと向かうが、待っていたのはとても好意的とは言えぬ歓迎であった。一方、星界軍は未だ帝国に帰順しないハイド星系における戦略級演習を企画する。そしてついに、ジントは育ての親にして現・ハイド星系首相ティル・コリントと再会する。しかし、ティルの出した答えは…。

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

星界の短編

今作は、ジントの故郷ハイド伯国と新設第1蹂躙戦隊の話となります。
全2話と短いため、ストーリーはあっさりしており、戦闘もありません。
ジントのラフィールへの思いが、ノスタルジーとともに描かれています。

ラフィールがジントにべったりなのが笑えます。
ラフィールがデレデレになりつつあります。

操縦時のエクリュアの豹変が面白いです。

今作で本シリーズは終了。
もっとみたいなあ。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 18

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アニメはここで一区切り

星界シリーズ4作目。
現在アニメ化されているのは、本作で最後になります。
星界の戦旗Ⅱのその後のお話ですが、星界の戦旗Ⅲは2話しかありませんので、戦局的に大きな事件もあまりありません。
(原作ではそれなりに盛り上がったエピソードらしいですが、アニメは戦闘部分を大幅カットしたそうです)
主人公、ジントにとっては人生の大事件ですが・・・


ストーリーは、ジントの故郷にまつわる話です。
一応はアーヴ貴族という立場でありながら、決して幸福とはいえない生い立ちのジントですが、このお話でも哀しい目に合います。
基本的に穏やかな性格で、怒ったり泣いたりという感情をあまり現さない性質の彼ですが、悲惨な境遇を「仕方ないな」というような困った表情で、受け入れているように見えるのが痛々しい。
皮肉なことに、そんな試練がより一層ラフィールとの絆を深めているのですが。


あまり戦闘シーンはありませんが、星界軍の面々の粋な会話劇は健在。
部下への叱責や激励の言葉のひとつとっても、なんともまぁ、いちいち文学的でカッコイイ。
やっぱり、本作はこうでなくっちゃ!です。

シリーズのファンの方、締めくくる意味でも是非ごらんください。
前作をご覧になっていない方は「星界の紋章」から、ね。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 8

ひごもっこす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

シリーズとしては最高

軽い恋愛話もあるけど、主題は種族間の長~い争い。

ライトノベル原作ですが、基本設定がしっかりしています。

SFものにありがちな距離を無視した通信や物理的な移動に時間がかかる設定。

かの『銀〇英〇伝〇』ですらかなり怪しいところがあるけど、このシリーズはそれが無い。


情報伝達は限られているし、亜空間(平面宇宙)を介した通信を使ったとしてもその伝達容量は非常に限られている。
しかも双方向通信ではなく電文形式の片方通信というところがマニアック。
実世界の通信も本当はこんな感じですから。


また主人公の乗艦がチート級に強い訳ではなく、単なる量産艦に乗艦、戦闘。
ま、主人公の身分が普通じゃないので、そういった意味ではチートなんですが。

明らかに玄人向けファンタジーSFです。

小説はゆっくりですがまだ執筆が続いていますが、最後まで読めるのか俺。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 2

71.7 2 ファンタジーで戦闘なアニメランキング2位
R.O.D READ OR DIE - リードオアダイ(OVA)

2001年5月23日
★★★★☆ 3.9 (459)
2054人が棚に入れました
読子・リードマンは、神田神保町で非常勤講師の仕事をしながら読書三昧の自堕落な生活を送っている活字中毒のビブリオ・マニア(蔵書狂)であるが、同時に大英図書館特殊工作部に所属し『ザ・ペーパー』と言うコードネームを持つエージェントである。\nある日、アメリカ議会図書館が何者かに襲撃され、大量の稀覯本が盗まれる事件が発生した。犯人が「偉人」と名乗る正体不明の異能者であるという事態を重く見た大英図書館特殊工作部は、読子に稀覯本奪回作戦を命令する。

@ちゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

見れば見るほど見たくなるアニメ

何気ないきっかけで見た作品なのですが、面白いです。

一冊の本を巡った能力バトル!となるのですが。

主人公がおっとりした性格のため、バトルシーンもどこかほんわかしています。
かと言って動きがつまらないかというと、全くそうは感じさせず。動きの一つ一つにこだわりが見えついつい見入ってしまいます。

動きだけでなく溢れんばかりの蔵書や秘密の入口などの好奇心をくすぐる背景にも注目です。

ところどころに脚本の名前が書かれていたりっていう遊び心も良いですねw

おかげで、「あのシーンはどうなってたのかな?」とか「このシーンの背景は…」なんて思いながらついもう一回見たくなります。


しかしOVAで3話でしたので詰め込み感やボリュームの無さを感じました。TVアニメ版があるとのことなのでそちらも機会があれば見てみたいと思います。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 10

atoriesta さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

まず、タイトルがいいよねっ!

≪見た経緯とか≫

TVバージョンの方あるじゃないですか??
私は初め、友人の紹介であっちを先に見てる途中でした。
それで

「ぁ、OVAのが先なんだ…」

と後から気付き、TVの方では読子さんのことがよくわからないまま始まったので、内容を知る意味も込めて、TVバージョンを中断。こっちを観るのを優先しました。

≪総評とか≫

全体としては、おもしろかったです。見て損はしません。
読子さんのキャラクターが大好きになってしまったので
キャラの評価だけは4.5です。私事ですみません。

声優・音楽ともに3.0とかなってますが、別に悪いわけではないです。ただ単に昔の声優さんが多いので。私は根谷さんと下崎さんくらいしか知りませんでした。作風にはしっかり合致してると思ったので3.0です。

これを書いてる時点では、まだTVバージョンを見切ってはいません。なのでこれから登場するであろう、読子さんが楽しみで仕方ないです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 5

にゃんた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

THE・オススメ

OVAわずか3話のなかにしっかりアクション、ミステリー、シリアス、コメディ、の各要素を収めており、それぞれのレベルが高い、隙の無い作品。

「スパイ大作戦シリーズにSF要素を加え、幅を広げた」
或いは「X-MENに緻密さを加え、奥行きを出した」
両者から長所を上手く取り出して融合させたような、そんな印象。
ぶっ飛んだ設定にもかかわらず短時間で理解し、感情移入がしやすかった。
これは、上記のような有名作品の雰囲気をちりばめていることと、
敵キャラの設定を(日本人)視聴者に馴染み深いものにしたからだと思う。

それにしても、主人公のコードネームが気になる。
・・・いまどき「THE」て。。でも、それを抜くと文字通り軽くなってしまうし(笑)
これもまた彼女の性格と合っている、または、スパイ大作戦シリーズのノスタルジーを喚起する目的がある、と考えておくことにする。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 18

66.4 3 ファンタジーで戦闘なアニメランキング3位
ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン(OVA)

2005年9月14日
★★★★☆ 3.9 (159)
1023人が棚に入れました
RPGゲームとして発売された人気作『ファイナルファンタジーVII』の続編をゲームではなく、3DCGのオリジナル・ビデオ・アニメーションとして製作。
ゲームの世界から2年後、都市ミッドガルは廃墟と化し、人々は再建への道を歩んでいたが、星痕症候群という治療法もない謎の病気が蔓延。そして、かつての戦いで心傷つき、孤児とともに静かに暮らしていたクラウドの住む町に、カタージュという凶暴な男たちの魔手が迫り、ついにクラウドは戦う決意を固める…。

たにぐー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

作画神です!やべぇです!!半端ないです!!!

映像が美しすぎます!
これは本当にアニメなんでしょうかってぐらいです!

この作品は、友達がめっちゃ勧めてきたのでその人からDVD借りて見ました。
ちなみに、私はファイナルファンタジーは3と零式しかやっとことはありません。
なので、7はやったことなかったので話はよく分かりませんでしたが、キンハーやったことあるので登場人物にはなんとかついていけました。

もう凄まじいですねとにかく。
一番好きなのはバイクアクションですね。
今まで見てきた戦闘シーンは何だったんだってぐらいかっこいいです!

クラウドもセフィロスもイケメンすぎます!
二人のバトルは迫力が半端ねぇです!
このバトルの時に流れてきたセフィロスのテーマソングてきなやつが流れた瞬間テンションMAXでした!

笑えるとこもあってよかったです!

投稿 : 2024/05/18
♥ : 17
ネタバレ

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

クラウド達にまた逢える

ファイナルファンタジーの最高傑作(と個人的に思っている)
Ⅶの続編

やはりFFⅦのゲームをクリアしてないと
観てもキビシイと思います。『その後』の話なんでね。

「おぉ~マリン成長してる」とか
「あいつら生きてたんだ」とか

ちょっとした感動が味わえなくなってしまいます。


冒頭に出てくるメッセージ

『かつて、この世界を愛し
この世界の仲間達と共に過ごした人々へ、』

ってとこが泣かすじゃありませんか。
ゲーム未プレイの方には
いきなり置いてけ感を喰らわされる事になりますが・・・

それにしてもCGの進化っぷりには驚かされます。
まだカクカクのポリゴンで
ポパイの腕みたいだったクラウドが
実になめらかに動きまわります。

私の友達なんか『スターフォックス』という
初期のポリゴンゲームで
気持ち悪くなってリバースした(高校生)ので
こんなの観たら死ぬんじゃないかと心配です。

ストーリーはゲームのスケールがでかすぎたせいか
それなりに凄い話の筈なのに
あまり心に響きませんでした。
どうしても当時のキャラに思い入れが強すぎて
今回の新参者の敵キャラを受け入れるには
時間が短すぎましたね。

音楽も、これまたゲームの音楽が大好きだったので
今回は印象が薄いです。
{netabare}
ただ『セフィロス』の曲『片翼の天使』が流れたときは
鳥肌でした。
いや、出ると思ってたよ。
思ってたけどいいもんなぁ。

鳥肌が立つと同時に、この曲を聴くと
どうしても
自称タレントの盗撮の神
吟遊詩人からシーフ最後はくすりしまで
けっこうマイナーなジョブをマスターされた
T代Mさしさんを思い出します。
彼は自分の調合した薬で自分にコンフュをかけるという
アクロバティックなアビリティで逮捕されましたが、
きっとまだ何かやってくれると信じています。
{/netabare}

こんな感じで懐かしい当時夢中になった
FFⅦが蘇る作品です。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 20

アイコン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

綺麗なバラには棘がある。

そんな作品です。
FFは全くやったことないですが、
PSのFFVIIの内容は全て把握した上で、
この作品を見させていただきました。
あとPSPのFFVIICCもやりました。

ブルーレイのコンプリート版を見ましたが、映像は本当にすごい!これは本当に革命的な美しさ!もうこれは感動ものです!音楽もよく作られていて、原作に使われていた音楽が今風にアレンジして作られているのですが、原曲の雰囲気が崩壊しているかもしれませんがかなりカッコいい仕上がりとなっていて、すごいなとほとほと感心しました。

だが、物語に難アリ(笑)

ちょっと稚拙すぎやしないでしょうか?
原作の物語から2年後の世界では、星痕症候群という謎の伝染病が蔓延し、人々を苦しめています。
そんななか、カダージュを含む三人の謎の男たちが出てきて、セフィロスの力をてにいれるため、「ジェノバの首」を狙ってクラウドやその仲間たちを襲います。それを止めるためにクラウドたちがカダージュたちを倒しに奮闘する....みたいな話。

「仲間の絆」を描きたいんでしょうが、絵にそぐわない稚拙なキャラ描写なのですごく軽い作品となっています。

でも、ファンの方々は綺麗になって帰ってきたキャラたちを見れることはとても嬉しいのではないのでしょうか、それぐらい、めちゃめちゃ綺麗です。

まぁ、やっぱりファンディスクですね。

それにしても、なぜバハムートは映像が綺麗になると反比例して顔が不細工になってしまったのでしょうか(笑) 体はカッコいいのに。

個人的にレノのキャラは好きです。
特に、ルードと一緒にセフィロスの幼体、
ロッズとヤズーの二人と戦ったときの、

レノ「母さん母さんって....ジェノバの首じゃねぇか」

ロッズ「おい!」

ヤズー「母さんをそんな風に呼ぶな!」

ロッズ「許さねぇ....!」

ルード「ん....悪かった....」

レノ「そうだな....ってなんで謝るんだぁぁぁぁ!」

と言いながら二人に殴りかかるシーン、とても好きです(笑)

そんなわけで、綺麗なバラには棘がある、
その名の通り、綺麗なだけで雰囲気に
騙されてはいけない作品でした。

でも、娯楽にはいい作品だと思います。
アクションシーンはすごいですし。
特にロッズとヤズーとの戦いで
クラウドがバイクに乗りながら
戦うシーンとカダージュとクラウドが
戦う時のスピード感は見物だと思います。

ただ、物語的にファンだけにしか楽しめない内容と
なっているのはもったいないですね。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 5

63.1 4 ファンタジーで戦闘なアニメランキング4位
テイルズ オブ シンフォニア テセアラ編(OVA)

2010年3月25日
★★★★☆ 3.8 (74)
435人が棚に入れました
衰退する世界“シルヴァラント”を救うため、神子として選ばれた少女コレットは世界再生の旅で人としての全ての感覚と心を失った。コレットの運命を見守るだけだったロイド達は、彼女を救う方法を求め、もうひとつの世界“テセアラ”を目指す。未踏の地で待ち受けるのは、新たな試練と、新たな出会い。
長かった旅は、今、終わりを告げる―――。

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

シルヴァラント編よりよくまとまった内容でした

3部作構成の第2作品目にてOVA4話で構成されている作品。

◆この作品の内容は・・・
新キャラのパーティーメンバーの話を中心にストーリーが展開、前作で感情を失ったコレットを救う事ができるのか?
尺は短く原作のエピソードをだいぶカットしてアレンジしていますが、駆け足展開をさほど感じさせない様によくまとまった内容に仕上げていると思いました。

◆この作品の見どころは・・・
映像のクオリティの綺麗さが素晴らしく、迫力のあるカッコいい戦闘シーンは見ごたえがあります。
また登場キャラ達の苦悩の描写がよく描かれており涙が出そうな感動シーンもあってなかなか楽しめました。

◆最後に一言・・・
ジーニアス君、やっぱり君のそれ・・・武器じゃないですよ(笑)。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 9

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

シルヴァラント編からずいぶんたって

でましたね

なぜ地上波でやらないでOVAにしたんだろう

11月23日に世界統合編でるみたいですね

どんだけOVAで出すんだw

3クールとかでいいから地上波で見たかった

視聴完了

全体的にシルヴァラント編より良かったです。
3巻という短い中で原作の中からエピソードを抽出しアレンジしつつ構成していますが良く練れていると感じました

ただ結局は原作をやっていないとわからないから原作を知らない人はゲームを買ってやるしかないという販促的なOVAになっているのもまた事実ですね

原作をすでにプレイしている自分としては懐かしい感覚に浸れたとともにまたプレイしたくなりました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 7

Comprends さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

話が面白くないと『すぐ寝る』という特技を持つ私ですが、

意外と寝ることもなく、順調に観進めることができたと思います。

もともとファンタジー系は嫌いではない、むしろ好きだということもあるんですが、物語に独自性がない割には無理なく引き込まれましたねw
いや、ファンタジー系にとっては独自性がない方が解りやすいのかも知れませんね。

どんなにハラハラさせようとしても、結局主人公やヒロインは助かり、どうせGOOD ENDを迎えるのだろう?

なんて大人的な観方ではなく、ちゃんとドキドキしたり、泣きそうになったりしましたねwww

そんな状況だったせいか、いつもは気になる二作目wということを忘れてしまったようです。でも、はじめから三部作と決まっていた物語ですから、通常の続編とは条件が違うとも言えるでしょう。

ファンタジー系は、観ている側にも魔法をかけているのかも知れませんけどwww

続きは、さらに続編の感想に書きます。
そして評価は、三部作全編をとおしての評価にしています。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 1

58.0 5 ファンタジーで戦闘なアニメランキング5位
テイルスオブファンタジア-TALES OF PHANTASIA(OVA)

2004年11月25日
★★★★☆ 3.3 (53)
269人が棚に入れました
ある日、トーティスの村に住んでいるクレスは、いつものように友人のチェスターと一緒に南の森へと狩りに出かけていった。ところが猪を仕留めて村へ帰ると、トーティスの村には異変が起きていた。帰ってきたクレスとチェスターの目に映ったのは、何者かに破壊された村の家々と、虐殺された村人たち。その中には、チェスターの妹アミィもいた。
二人は、この村が襲われた原因がクレスがかつて父親から誕生日のプレゼントとしてもらったペンダントにあることを知る。クレスとチェスターは一度別れ、クレスは両親や、村の人々の仇をとろうと、村を襲った連中の手がかりを探すが、逆に彼らに捕まってしまう。
そこで、クレスは同じように捕まっていた法術師の少女、ミントと出会う。彼女の母親の形見のイヤリングの力を借りて、彼らは牢屋からの脱走に成功するが、村を襲った敵(マルス・ウルドール)は奪ったペンダントを使って、ある儀式を行おうとしていた。クレスとミントのペンダントは伝説の魔王ダオスを復活させるために必要なものだったことが分かる。阻止に向かうクレス達だったが、一歩間に合わずダオスは復活してしまう。永い眠りから再び覚めたダオスは彼らを殺そうとするが、間一髪でクレスとミントはトリニクス・D・モリスンの法術によって過去へ飛ばされる。
クレスたちはダオス打倒をめざして旅に出、クラースやアーチェら仲間と出会う。こうして彼らは、時空を超える冒険に飛び込むことになったのだ。はたして魔王ダオスの真の目的とは…。

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

急ぎ過ぎ

とにかく急ぎ過ぎに制作されてます。
広大な原作のゲームシナリオを30分×4話にする事自体、間違っているとしか言いようがありません。
ゲームを未プレイの人には最初から意味不明の急な展開から始まり、話はどんどん飛んで最後までよくわからないまま終わるようなものです。
せっかく原作は奥が深く素晴らしい内容で、登場人物も敵味方合わせて好感が持てるキャラばかり、声優陣も豪華、作画も綺麗・・・なのにこの作品のストーリー展開では台無し。
原作をとことん薄っぺらにしてしまった作品になっています。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 5
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

テイルズと言えば、コレ!

[文量→中盛り・内容→雑談系]

連綿と続く、「テイルズシリーズ(ゲーム)」の第一作目にして最高傑作(個人的見解)をアニメ化。

【視聴終了】
{netabare}
小学生の時にプレイしたけど、正に「プレイするアニメ」。当時は本当に新しい感動を得た。今思えば、自分のアニメ好きの根幹を作ったゲームかも(本格的にアニメにハマるのは20歳過ぎてからですが)。

キャラ、ストーリー、バトルシステム……完璧です。純粋なRPGとしては、個人的に「クロノトリガー」「幻想水滸伝2」「幻想水滸伝3」「ロマサガ3」「ドラクエ5」「FF6」「FF7」と並ぶ神「ゲー」です。。。

そう、あくまでこれは、「ゲーム(原作)」の話。勿論ファンとしてアニメ化は嬉しいし、アーチェは相変わらず可愛かったけれども、如何せん、尺が足りない(汗) ストーリーはブツ切れで、原作プレイした人じゃないと楽しめないんじゃないかな。

変な話、このアニメを観てファンタジアをやらないくらいだったら、アニメなんか観なくても良いから、ゲームをやって欲しいというのが本音(いや、アニメ評価サイトに書く内容じゃないけど)w

とはいえ、メチャクチャ古いゲームだけに、新規でやる人なんて、今更いないか。。。 そういう意味では、このアニメを通して、少しでもファンタジアを知ってもらえたら、1ファンとして嬉しいっす♪
{/netabare}

【余談 他にも好きなRPGはわんさかあるw】
{netabare}
上記以外にも、(個人的にハマった作品として)「アークザラッド」「タクティクスオウガ」「FFT」「フロントミッション3」「聖剣伝説3」「聖剣伝説レジェンドオブマナ」「ファイヤーエンブレム聖戦の系譜」「半熟英雄」とか、SRPGを含めればまだまだ神ゲーは増えるし、「クロノクロス」「ゼノサーガ」「FF9」「FF5」「ドラクエ6」「マザー2」「ライブ・ア・ライブ」なんか、優秀なRPGはまだまだまだまだある。他ジャンルに手を伸ばせば、もっと。

今時の若者よ(若者からウザがられる入りw)、こんなに好きなゲームの「タイトル」を挙げられるかな?

モンハンとか確かに面白いと思うし、他にも面白いゲームはあるでしょう。けれど、最近(特にRPG)は「一極集中」な感じがする。あの、「群雄割拠」だった時代が懐かしい。。。

オッサンらは、なかなか幸せな時代に生きたのだよw{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 11
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

「この世に悪があるとすれば、それは人の心だ」

原作ゲームはオリジナルのスーパーファミコン版をプレイ。

アニメ化作品のレビューでこんなことを言うのは妙ですが、
『テイルズ~』シリーズは元々、アニメRPGを志向したゲームではありませんでした。
剣と魔法の超王道RPGを目指して古今東西の神話、伝承を取り込んで、
48メガの“大容量”ROMに目一杯構築された壮大なファンタジー世界。
それが『テイルズ~』シリーズだったはず。

ところが開発当時、販売元のナムコと開発サイドの紛糾が原因で主要スタッフが相次いで離脱。
(ちなみに離脱組が立ち上げた会社が『スターオーシャン』のトライエース)
残されたスタッフが奮闘し、見事、大作RPGと評価できるレベルにまで仕上げましたが、
広げた大風呂敷を完全に畳んだとは言い切れず。

どうにか完成したものの時は95年。スーファミ末期の空前のRPGリリースラッシュ。
『クロノ・トリガー』『聖剣伝説3』『ロマンシング・サガ3』……と、
往年のスクウェアが繰り出す大物シリーズの猛攻をかいくぐり、
どうにかクリスマスシーズンのリリースに漕ぎ着けたものの、
発売前週に、延期に延期を重ねた『ドラゴンクエスト6』の直撃を受けるツキの無さw

結果、セールスは健闘したものの大ヒットとはならず。
藤島康介氏デザインのキャラが戦闘シーンで喋る!TVアニメみたいにOP主題歌が流れる!
といった王道ファンタジーの附則だったはずのアニメっぽい一面が注目されることに……。
スーファミ版『ファンタジア』では別に『天外魔境』の如くドット絵アニメーションが多用されたわけでもない。
けれどその後『テイルズ~』シリーズはファンタジーの王道も意識しつつも、
アニメーション・イベント映像やトゥーンレンダリング、さらなる人気声優、人気歌手の起用。
萌えアニメの如き、ゆるいキャラの掛け合い、コスプレ衣装。
とアニメRPGの王道を驀進し、アニメもゲームも楽しむ層に人気を博すことに……。

『テイルズ~』がアニメRPGの旗手となることで、ゲームでアニメキャラを動かすという、
尊氏の夢が近づくので、それはそれで嬉しいのですが……。
一方でポテンシャルをフルに発揮して『FF』『ドラクエ』と比肩する、
国民的RPGとして大成した『テイルズ~』の雄姿も見てみたかった……。


などと、以上のような勝手な悔恨を抱く尊氏にとっては、
このOVAも、ど真ん中を歩み損ねた成れの果てにも思え、
何より“魔王”ダオス役の塩沢兼人さん逝去により森川智之さんが代役したこともあって、
興味はありつつも見送ってきた作品。

で、今回視聴してみて……。
やはり全四話、正味80分のOVAで時空を越える壮大な王道ファンタジーを表現するのは無理があった印象。
……というより、ゲームの予備知識がないとダオスやその取り巻きの真意を理解するのは難しいかもw


OVAで拾われなかった設定も交えて構図を説明すると……


{netabare} ダオスは宇宙の滅びゆく故郷の母星とその民を救うため、
この世界を支えるマナの源・世界樹がもたらす大いなる実りを求めてやって来た。

人間共は太古の昔から、互いに争い、この世界のマナを無駄づかいする愚かな存在。
特にマナを根こそぎ消費する魔科学は、世界を傾ける脅威であり、
マナを当てにするダオスにとっても最大の障害となる。

他方、この世界は、長らく続く天上の神界と地下の魔界の勢力争い。その中間点、前線でもある。
瘴気の中でないと力を十分発揮できない悪魔としては、暗躍し人間同士を争わせ邪魔なマナを枯渇させる。
ダオスの使命感につけ込んで、マナを消費する人間への憎悪を増幅させる。
こうしてダオスを“魔王”に堕とし、人間と戦わせて、
地上の荒廃を加速させ、生存域を拡大したいところである。 {/netabare}


本OVAは特に悪魔の暗躍について拾い切れておらず、説明は駆け足。
(もっとも原作ゲームも神魔戦争については言及し切れてませんがw)
とは言え、限られた尺の中で、ゲームが伝えたかった要点。
勧善懲悪では説明しきれない世界観の奥深さの一端は再現できており、そこは好印象。


ただ、『ファンタジア』は今なお私にとっては未完の超大作というイメージ。
正直今の『テイルズ~』を担うバンナムのスタッフは課金ばかりで当てにならないしw
トライエースもまともに『スターオーシャン』の続編も作れない程落ちぶれたと聞きますw
ならばせめてファンタジーアニメで2クールくらいかけて、
世界観を完成させる猛者はいないものか?とも思いますが、需要もないのでしょうね……。


蛇足
作中に弓使いのチェスター君が{netabare}パーティーに途中復帰して足手まといにならないよう、
特訓する描写がありますが、かなりオリジナルに忠実。

主人公たちが過去の世界に行っている間に、チェスターとは20レベルくらい差が開きますが、
原作でも合流後チェスター君にレベル自動加算などの救済措置はなくw
弓使いたいプレイヤーは控え枠でレベル上げと言う猛特訓を強いられますw

案外、私にとってはそこが一番懐かしさを感じるシーンだったりw{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 13

58.1 6 ファンタジーで戦闘なアニメランキング6位
MUNTO ムント(OVA)

2004年2月26日
★★★★☆ 3.3 (27)
185人が棚に入れました
『MUNTO』(ムント)とは日本のアニメ制作会社である京都アニメーションが自主制作したOVA作品。
【ストーリー】ユメミとムントがもたらした力(アクト)により、ふたつの世界は救われた。
しかし、神の力を取り戻した天上の王達は、賢者の知恵を否定し、次々と連合を離脱。それぞれの野心赴くまま、因縁ある国へ戦を仕掛け、天上の秩序は失われる。神々の戦は天と地と震わせ、その影響は時空を越えて現代世界へも及ぶ。世界各地で天変地異が頻発し、現代は未曾有の危機に陥った。
すべての未来が逃れようのない死を目前にした時、ムントは再びユメミの前に立った。魔導国へ襲い来る天上の王達。未来を懸け闘いながら、ユメミ召還を急ぐムント。異空の力を得るため、沈下する異下界の引き上げを敢行するグンタール。局外者としての使命を放棄したガスを襲う、呪われた異変。
理解を超えたユメミの行動に困惑しながらも、共に走る事を決意するイチコとスズメ。はたしてユメミは遥かな時空を渡り、ムントの待つ地へ行くことが出来るのか。
異空世界を巻き込んだ巨大な破滅が迫り、世界の未来は少女達に委ねられた。

Smog さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

京アニの黒歴史。オリジナルが心配されるのがよくわかる作品。【酷評注意】

京都アニメーションのオリジナル作品。
OVA2話+アニメ全9話+劇場版。
OVA1作のみのレビューです。

---
酷評となってしまいましたので、ご承知おきいただいた上で先を読んでいただければと思います。
断るまでもありませんが、あくまで個人の感想です。
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不思議な力を持つ少女と、異世界の王が世界を救うというファンタジー。
京アニ大好きだから見ておかねば!と思い視聴を決意した作品です。

一番の見所は、作画でしょうか。
キャラデザ、カメラワーク、レンズ効果、光の加減など、2003年公開の視聴済他作品と比較して、遜色はなかったと思います。
リアルタイムで見られていればまた違った感想を持ったのかもしれませんが、作画の演出には工夫が見られました。
そこに京アニの原点を見た気がします。
ただし、はっきり言って他に楽しめる点は全くありませんでした。

ストーリーについて、終始抽象的な展開です。
本当に登場させる必要があるのかどうかわからない登場人物や、それにまつわるエピソードなど、非現実的すぎてついていくことができませんでした。
ファンタジーとして、いろいろ文言を並べて解説しているセリフが多くありますが、少しも魅力的ではありませんし、納得できません。
「視聴者に投げる」という演出はよく見られる手法ですが、投げるための材料が少なすぎ、また材料が何かもさっぱりわからないような状態ですので、視聴者が考える余地が全くないと感じました。
唯一感じられた感想としては、「某ジブリ作品っぽい演出を取り入れたかったのだろうか」というものでしょうか。
それすらも明確ではありませんでしたので、結局何を伝えたいのかさっぱりわかりませんでした。
55分弱のアニメですが、終始疑問符が浮かんで回収されないままの作品でした。

音楽について、特筆すべき点はありません。
BGMや効果音の演出に違和感はありませんでした。
音楽も某ジブリ作品っぽい演出を狙った印象がありました。

声優さんについて、OVA1作に限って言えば、ほとんど棒読みです。
京アニは新人を起用することで有名だと思いますが、この頃から京アニの新人発掘精神が培われていたのでしょうか。
そうだとしたらすばらしい文化形成としてとても評価できます。
しかし、単に予算の問題だとしたらとてつもなく残念です。

自分は感情移入しやすいタイプだと思いますし、京アニは大好きな制作会社です。
個人的に酷評するくらいならレビューは書かない方がいいと思っていましたが、今や一定の評価を得ている京アニだからこそ、また本作のレビュー数が少ないようでしたので、酷評気味でも書かせていただきました。
酷評したからこそ、OVA2作、TVシリーズ9話もきちんと完走したいと思います。
ただ、良い方向に軌道修正されない限り、レビューは投稿しませんし、更新もしないつもりです。
さりげなく☆評価のみ投稿されていたらお察しいただければと思います。

「京アニオリジナルは大丈夫なの?」と不安視される理由がよくわかりました。
京アニにもこんな歴史があったということを知りたい方のみ見ていただきたい作品です。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 30

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

短いから、話がとんでいる時があるけど仕方ないね・・・

京都アニメーションの自主制作されたファンタジーアニメ

である。内容は二つの世界が裏と表として

存在し、天上世界で危機が迫っていて

その影響で人間世界にも危機が迫る可能性がある

という状況で一人の少女がこの二つの世界を

救えるかも知れないとして・・・とまあそんな感じです。

約60分ほどなので展開がかなり急な

ところもありますがまあまあいい作品だと思います。

10/21 星評価、コメント変更

投稿 : 2024/05/18
♥ : 11

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

何時かきっと♪

京都アニメーションスタッフがオリジナル企画を
立ち上げ、製作・販売までのすべてを自社で行う
「京アニプロジェクト」の第1弾として製作された。
2003年3月18日。

好評?2005年に第2作の「MUNTO 時の壁を越えて」発売。
2009年1月にTV版「空を見上げる少女の瞳に映る世界」
放送開始など、或はヒットした可能性もあった様です。

キャラデザは・・何とも微妙・・作はも微妙・・
10年前ならもっと凄くても良さそう・・と思いつつ・・
1作目だしね・・可也立体感のある造形や背景なども
確り描かれて入るようです。
主人公のデザインが失敗なんじゃないかな・・

如何にもRPGゲーム風の世界観のファンタジーな作風。
地上界(現実の世界)ともうひとつの世界である天上界。

世界観は、盲目の巫女リュエリと弟子トーチェにより、
序盤から説明台詞として提示される。

アクト危機・・天上界は崩壊し、地上に降り注ぐ時・・
地上界も又滅んでしまうという・・その危機を防ぐ為、
重要な鍵となる人物を探し、ムントは地上界を目指す。

天上界は危機に対する対応が違うふたつの勢力によって
戦争状態のような抗争や政治的な描写が世界観を補う。

他の人とは違う空が見えてしまう中学生ユメミのもとに、
天上世界の魔導王を名乗るムントという男が現れるが・・
突如ふたつの世界を救えと言われ・・

序盤はなかなか自覚がないユメミと、時空の壁によって
上手く接触できないムントとの展開とは別に、学園での
友達との交流が描かれている。

構成は普通・・演出はそれなり・・やはり・・キャラが
弱いのかなぁ~・・
それでもユメミの仲の良い友達、涼芽と和也のエピソード
から、天上界・地上界での其々の出来事が並行して急展開。

ユメミの心にも変化が現れるのか・・

その前に破滅の時が来てしまうのか・・



至る所に「惜しい」と感じてしまう部分があった。
まぁそうでなければ次の作品は当然できなかった筈だしw

川を渡る二人がとても解りやすくて良かった♪
だって・・現実が直接変わることではないよね・・それは
二人も解ってることだし・・でも何か欲しかったんだよね。
二人だけでも乗り越えられる何かが・・と感じた。

地上界
日高ユメミ 三間はるな
小野以知子 里井佳代子
今村涼芽 佐々木彩乃
高森和也 松井尚吾
日高望     久里きなこ
日高力     浜田真瑞
日高シゲル   平松広和

天上界
ムント     肥後雅一
ガス     島よしのり
イリータ 佐々木彩乃
リュエリ 沢井則江
トーチェ 浜田真瑞
グンタール 川島宏知
ライカ     かわたそのこ
長老     竹房敦司

投稿 : 2024/05/18
♥ : 2

55.6 7 ファンタジーで戦闘なアニメランキング7位
グレンラガン パラレルワークス(OVA)

2008年6月16日
★★★★☆ 3.2 (22)
127人が棚に入れました
劇場版公式サイトで2008年6月16日から、週代わりで公開されていた新作ミュージッククリップ。26話で登場した『多元宇宙』(パラレルワールド)による解釈という形で、本編とは別の世界観で描かれる約3分程度の映像。台詞はなく、劇中BGMと共に流れる。
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