九尾の狐おすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの九尾の狐成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月27日の時点で一番の九尾の狐おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.1 1 九尾の狐アニメランキング1位
うしおととら 第2期(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (269)
1338人が棚に入れました
白面の者との最終決戦が近づいていることに焦りや不安を感じる蒼月潮。毎日ある学校に自分を喰おうとする大妖怪・とらとの攻防、そして密かに想いを寄せる中村麻子とのケンカ──いつも通りの日常がいつまでも続く筈が無い。潮は自分の気持ちに正直になろうと麻子へのアプローチを試みる。しかし、その決意は一歩遅かった。一陣の風と共に潮の日常は唐突に終わりを迎える。
「……誰、あなた?」
麻子からの拒絶にも等しい一言を皮切りに、不可解な出来事が潮に襲い始める。もう人も妖怪も皆、潮ととらのことを覚えてはいない──。

声優・キャラクター
畠中祐、小山力也、小松未可子、安野希世乃、藤原啓治、牧野由依、浪川大輔、中村悠一、豊崎愛生、てらそままさき、清水理沙、三木眞一郎、梶裕貴、南里侑香、茅野愛衣、折笠富美子、坂本真綾、水樹奈々、細谷佳正、逢坂良太、高垣彩陽、永澤菜教、花澤香菜、宮野真守、潘めぐみ、飯塚昭三、江川央生、古川登志夫、諏訪部順一、林原めぐみ

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

全てを賭けて白面の者と対峙する「うしお」と「とら」・・・

この物語は前期2クールと今回1クールの計3クールの作品です。前期2クールと物語の内容に繋がりがあるので、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

最強最悪の大妖怪である「白面の者」は、自身の復活に向け着々と準備を進めてきました。
3クール目に相当する今期は、いきなり「白面の者」が世に放った悪災から物語が始まっていきます。

義理と書いて「うしお」と読む・・・と言っても過言では無いくらい、主人公である蒼月潮は義理堅く、実直な少年でした。彼にとって人間と妖怪の隔たりは小さい事・・・むしろ困っているのか、いないのかが彼の原動力の全てとなっていました。

そして常に全力で向かい絶対手を抜かない・・・
獣の槍を片手に先頭を突っ走るうしおの背中を人間と妖怪が目線を合わせてこれまでの困難に立ち向かい・・・勝利してきました。

蒼月潮と獣の槍とトラの存在・・・何より彼らを取り巻く人間と妖怪は、白面の者にとって邪魔者以外の何物でもありませんでした。
これまでも何度か白面の者は手を出してきましたが、ここに来てその攻撃が本格化するのです。

その攻撃・・・正直精神的ダメージが計り知れない内容でした。
妖怪も人間も・・・どちらも悪くありません。諸悪の根源は白面の者でそれも変わっていません。
ですが、うしおを戦いに駆り立てる幾つかあるうちの一つは、完全に壊されてしまったでしょう・・・
それでも一度動き出した歩みは、うしおにだって止められません・・・

私にとって、この3クール目は泣き処が満載でした。

そのぬくもりは・・・体が覚えています
一緒の時間・・・共に笑い、そして涙したこと・・・
ほら・・・目の前にあいつの顔が・・・
これは自分にしかできない事なんだ・・・
あの人だってきっと頑張っている・・・

人を思う気持ちが自分を・・・そして周りを巻き込む原動力になる・・・
誰が頼んだ訳でもありません・・・
もっと深い部分で繋がってる・・・そしてそこは何人たりとも侵す事のできない不可侵領域・・・
だから自然と同じ思いを持つ者同士が集まり、最後の望みに向けかって行動する・・・

自分の信じて進んだ道が呪縛を解き放つ鍵・・・
諦めなければ必ず取り返せる・・・

紆余曲折を経てうしおととらは、白面の者と対峙する事になります。
これまでの中で一番激しい戦いだったのではないでしょうか・・・?
獣の槍も・・・うしおもとらもボロボロです・・・
でも戦っているのはうしお達だけではありません・・・
皆んなが全力を賭して白面の者に挑んでるんです。

壮絶な戦いはやがて終焉を迎えます・・・
でも支払った代償はあまりに大き過ぎました。
あまりの展開に視聴が終わってもしばし呆然・・・
はぁ・・・最後の闘争は半端ありませんでした。

オープニングテーマは、筋肉少女帯さんの「週替わりの奇跡の神話」
エンディングテーマは、LUNKHEADさんの「決戦前夜」
どちらも迫力一杯の楽曲だったと思います。

1クール全13話の作品でした。全3クールを使ってうしおととらの出会いからラストまで、中だるみする事なく一気に駆け抜けた作品だったと思います。
この作品の様に物語のラストまでしっかりと描いてくれる作品は大好きです。
今後も中途半端な販促作品では無く、ラストまで主眼において制作される作品が増えると嬉しく思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15

ダークフレイムマスオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

20年前の話ですが・・・

高校生の時代、同級生のいわゆるヲタのはしりだった親友が

サンデーのこれを推していたんです。

当時は絵が受け付けなくてアンチだったんですが

最近アニメみたらずっぽしはまってしまいまいた。

分かり易い泣きどころ、熱いところ

月日が経って、同じ作品でこれだけ作品評価変わったのって

多分これだろ~な~って思いました。

今はマックの店長でたまに会いに行きますw

えらそーにしやがってたまにはわしにバイトの女の子紹介してやw

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これが名作といわなかったら、何が名作なの?って思うぐらい、素晴らしい作品でした!

1期:2クール 26話
2期:1クール 13話

という、あまり見慣れない放送区間ですけど、
それだけ原作の良いところをちゃんと表現しようとして考えられたのだと思います。(ちなみに私は原作見てないのですけど;;)
原作が名作と言われてて、毎回楽しみに見ていました^^

アニメもすごい!後半は感動しっぱなし!
白面の者のあの怖さも半端ないです!
うしおやとらの優しさ、弱さ、強さや
周りの登場キャラも光ってました^^

ぜひぜひ見てください^^

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

58.6 2 九尾の狐アニメランキング2位
フェ~レンザイ 神さまの日常(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (26)
57人が棚に入れました
神力、妖力を持ちながらも、現代社会でひっそり暮らす中国古代の伝説に登場する神仙妖怪たち。 美少女OL?の九尾狐・キュウゲツ、見た目は怖いけど守りたくなる龍・ゴウレツ、バカだけど憎めないコウテン、クールで可愛い美少年・ナタ、悩める中間管理職・カンノン、みんなの三つ目お兄さん・ヨウゼン、天然清楚兎・たまちゃん、神経質だけど愛らしい人妻・セイエイ、かわいいけど暴走しがちなリュウメ、炎の暴れん坊・コウガイ、インテリ天才神獣・ハクタク、頭がないけど男の中の男・ケイテン、自称イケてる兄・ジュウイチゲツ、優しいけどおせっかいなダッキ。 彼らのにぎやかな日常を描いたハートフルドタバタコメディー!

轟天 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

個人的に好きです!

個人的にこういうアニメは大好きです‼️
歌もとっても可愛らしいし、絵柄も癖になる感じが素敵だなという印象…。
1本1本長いのでおそらく飽きる人は飽きる。いわゆる感性で見るやつ…。
でも声優さんが豪華で某アイドル社の子たちもすごくいい演技してたのでそこはポイント高いかな…。絵柄で見始めたのですが、他に書いてあるとおりほんとに急に始まるのである程度理解するために最初に公式ホームページ読んだ方がいいかも…
流見というのが良く似合う作品。ショートショートって感じなので作業用として流すのもあり!個人的に面白かったのでこの点数を入れました!みなさんもぜひ見て見てくださいね!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1

82.8 3 九尾の狐アニメランキング3位
NARUTO ナルト(TVアニメ動画)

2002年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1076)
6401人が棚に入れました
忍者を目指しアカデミーに通う主人公うずまきナルトは、忍者アカデミーの超問題児で毎日イタズラ三昧。
落ちこぼれで、3回卒業試験に落第していたが、自分の身を呈して守ってくれた教師うみのイルカの行動をきっかけとして目覚め、何とか下忍になる。下忍になったナルトは、うちはサスケ、春野サクラと共に、上忍はたけカカシの班に配属される。
カカシから鈴を奪い取るサバイバル演習では自分たちの未熟さを思い知るが、“仲間の大切さ”に気付き、これまで合格者を出したことのないカカシから正式に下忍として認められ、以後一人前の忍者となるべく様々な任務をこなして成長していく。

声優・キャラクター
竹内順子、杉山紀彰、中村千絵、井上和彦、関俊彦、森久保祥太郎、柚木涼香、水樹奈々、柴田秀勝
ネタバレ

ロボ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

『悪者見参』うちはサスケ 【R-15指定】

まず初めに
このレビューは正義や悪
加害者や被害者についての
レビューなので、未成年者や
嫌な思いをするかもしれない方は
読まないで下さい。

こちらを聴きながら
読んでいただけると嬉しいです♪
テーマ曲
http://www.youtube.com/watch?v=lZAU_xj-U28&feature=youtube_gdata_player
テーマ曲2
http://www.youtube.com/watch?v=H1z86xGB6WA&feature=youtube_gdata_player

疾風伝で、たまに過去のサスケが
出てくると思わず泣けてしまう(;_;)

あにこれレビューを読んで
考えさせられてしまうのが
争いあってる者どうし
どちらも正義でどちらも悪?
ただ多数派が勝つから
多数派が正義で少数派が悪?
「絶対的な悪者は生まれない。
絶対的な悪者は作られるのだ」
by『悪者見参』
僕はルルーシュが好きだし
夜神月、キラ推進派だし
サスケが好き…悪?ですか^^

法治国家なのに
法で守られるのは加害者だけ…
法で裁きを受ける?
自分の概念を守りたい弁護士が
加害者ではなく自分の為に
被害者家族を更に傷つける…
救われない…
二人以上殺さなければ
死刑にならないのなら
殺人者の命は被害者の倍重い?
許せないし、許したくない…
個人的には
罪をもっと重くしてほしい…
被害者家族を救ってほしいのと
被害者を加害者を
増やさないでほしい…
犠牲者は被害者と被害者家族…

被害者家族と少年法に
一石を投じた東野圭吾の小説
『さまよう刃』。
加害者家族について書かれた
『手紙』は感動作(T-T)
全ての作品で一番泣けました!
一番好きなのは『秘密』(^^)
面白いのは『殺人の門』『変身』
話しの面白さをなくして
心理描写だけで見せつける作品☆
小説苦手な方も読めるかも^^
~~~~~~~~~~~~~~~
以前、ダウンタウンの松っちゃんが言った発言が面白く印象的で
『明日から犯罪したら撃ちます
ってしたらえ~のに…』
万引きする人にばきゅ~んて^^
(驚いて手を引っ込める素振り付き)
あれは半分冗談で半分本気の話し
~~~~~~~~~~~~~~~
ロボのおまけ曲
メッセージソング編
必ず聴いて、忘れてはいけない曲

http://www.youtube.com/watch?v=q_rY6y24NAU&feature=youtube_gdata_player

気分直しに、真逆の素敵な原曲を♪

http://www.youtube.com/watch?v=TeSoBpjPeRI&feature=youtube_gdata_player

最初から反れてしまいましたが…
イタチの真実からのサスケ
{netabare}木の葉への復讐…
やはりサスケの気持ちが
分かってしまうんです(><)
木の葉への復讐=悪と思われる方
ほとんどがそうかもしれませんが
ちょっとだけ待って下さい!
自分に置き換えて一番大切な人で
考えてみると
復讐を選ばなくても
理解はできてしまうかも(><)
個人的には主人公が
NARUTOではなくJIRAIYAから
SASUKEみたいな感じですが
今後サスケが木の葉を滅ぼして
Bad Endになったとしても
イタチの真実を観たからには
一番好きな作品です^^
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 13
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

これはNARUTOの罪?

<2018/9/16初投稿>
原作もアニメも途中で挫折しました。
めちゃくちゃ面白かったですよ。
でも長過ぎて
どこまで読んだっけ(´・_・`)?
どこまで観たっけ(´・_・`)?

と、どこから再スタートしてよいかわからなくなり挫折です。

朧な記憶を辿るとたぶん{netabare} 「イタチが死んだとこ?」{/netabare} ぐらいまで観た(読んだ)ような。
雑な記憶です。

なのであらすじなどはWikiとかをご覧ください。

それにしてもスペシャルな作品ですよね。
その人気は凄まじいの一言。

海外人気も忍者ものというプラスαがある分、その熱はONE PIECEを上回ってるような気がします。

カロリーナ・ステチェンスカさん(ポーランド)という外国人初の女流プロ棋士がいます。
(その名前からカロリーメイトのCMにアニメで出たりしてるのでご存知の方もいるかも)
彼女はナルトで将棋というゲームを知ったそうです。
カカシ先生が縁側で将棋を指すシーンを見て興味を持ったのだとか。
つまり東欧ポーランドでも大人気

この作品を始めて読んだのはジャンプ掲載の第1話。
その絵柄のセンスの良さに眼を見張ったことを今でも覚えています。
とにかくデザインがカッコ良く、強烈な個性がありました。

同じようなインパクトを私が受けた作品はこの「ナルト」の岸本斉史先生の他、

「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」の鳥山明先生
「ONE PIECE」の尾田栄一郎先生
そして「ソウルイーター」大久保篤先生
があります。

どの作品にも私のようなど素人にまで一目で違いを感じさせる「力」がありました。

惜しむらくはどの作品もジャンプの悪習である「人気作はいつまでも引き伸ばし」にあってしまったことでしょう(ソウルイーターは会社違うから違いますね 笑)。

で。
ようやくアニメの話です。

アニメもほぼ原作読んだとこまでくらい観たと思います。
基本原作に忠実によくできてます。
ナルトの声は初めて聞いた時全く違和感ありませんでした。
もう今では竹内さん以外考えられないんじゃないでしょうか。
口癖の「だってばよ」
決めセリフの「まっすぐ自分の言葉は曲げねえ!」
これらのセリフをたまに他作品などで見かけますがその度に脳内で竹内順子さんの声が自動再生されます。
最新作「ボルト」での大人ナルトも竹内さんが演じてて、その違和感の無さにびっくりしたのは最近の話。

他のキャラクターも一人一人個性的でアニメでもよく表現されてます。

そんなナルトですが一つ罪があると思うんですよ。

それは「走り方」
両腕を後ろに伸ばしたままテケテケ走るいわゆる「ナルト走り」

ナルト以降、バトルもののアニメではこのナルト走りが標準になりました。
リアル志向なもの、ハードボイルドなものとか以外のファンタジー要素が入ってるような作品はみーんな「ナルト走り」。
なにこれ?
なんで走るのに両手振らないの?
ウサイン・ボルトが見たら怒るよ。

ナルトはいいんですよ。
それまで前例が少なかった(※1)し、忍者(※2)だし、何より作品の雰囲気に合ってる。

(※1)思い起こすとサザエファミリーも走る時両腕横に広げてますね。ナルト走りの元祖かな。
(※2)忍者ものアニメは古来よりあんま腕振ってなかったような気がします。あと忍者は特殊だしね。

ぱっと見かっこいいからってなんとかのひとつ覚えみたいになんでもかんでも「ナルト走り」はどうなの?と思ってしまいます。
やっぱ作画が楽なんでしょうかねぇ。

できれば普通に走って欲しいし。
そうでなければそろそろ新しい走りを導入しても良いのでは?
例えば十傑集の走り方とか斬新すぎて寧ろ可愛いですよ。

ナルトがここまで人気を博さなければもしかしたらここまで「ナルト走り」は普及しなかったかもしれません。
これはナルトの罪なんだろうか?

という難癖でした 笑

投稿 : 2024/04/27
♥ : 26

はんぺん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

少年編の方が好きでした

少年編は全部見てる事に気づいたので感想を(笑)

OPとEDは毎回かっこいいです。作画もいい。でも本編の作画は…ってところがぴえろクオリティです…。

漫画にも基本的に忠実です。が、オリジナル部分はやっぱり多少退屈に感じます。

あと原作者も尊敬してるアニメーターさんや、有名なアニメーターさんが何人かいらっしゃって、その方がメインで作画してる回は作画がホント凄いです。別のアニメみたいになってます。良い意味で。

サスケとナルトが最後に戦うとこだったかは確か有名な回です…よね?多分(笑)

疾風伝の方にもたびたび神回(特に重要なシーンとか)が出てきます。その回は本当にクオリティ高いです。
でも疾風伝は今はあんまり見てないので、こちらにまとめて書かせて頂きます。すいません。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

66.4 4 九尾の狐アニメランキング4位
かくりよの宿飯(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (210)
885人が棚に入れました
友麻碧氏による人気小説シリーズ(KADOKAWA刊)が原作。あやかしたちが棲む異世界「隠世(かくりよ)」にある老舗宿・天神屋の大旦那にさらわれてしまった葵は、祖父が残した借金のカタとして、大旦那に嫁ぐことを求められてしまう。断固として嫁入りを拒む葵は、自慢の料理の腕を振るい、借金を返済すべく天神屋で働くことを決意する。

声優・キャラクター
東山奈央、小西克幸、土岐隼一、加隈亜衣、内田雄馬、田丸篤志、石川界人、寺島拓篤、平川大輔

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

富士見L文庫から来ました!(第26話: 葵ちゃんの居場所が見つかった!)

と書いてみたものの、個人的にはまったく未開拓な文庫レーベルです。シリーズ既刊分は計8巻みたいですね。

で、レーベルのラインナップを見るとタイトルに「あやかし」とか「もののけ」とか「つくも神」とかそっち系のワードがてんこ盛り。あ、そう。そっち系の話が多いレーベルなのね…。そして「L」文庫っていうくらいでたぶん女性向け。

ということでとりあえずまだ1話しか観ていませんが、小説(もしくはほぼラノベ?)原作ではあるんですけど、割と少女漫画の文法に近い感じのストーリー構成を感じます。似たような空気を感じる作品だと『神様はじめました』とかそういう感じですかね?

人物配置的にも女性主人公+(人外だけど)男性複数のメインキャラですしね。この文法だと、「第一印象最悪」はもうフラグでしかありませんね。

「生まれつきあやかしが見えて家族・親族に疎まれる」というあたりは『夏目友人帳』の男女逆転版みたいな感じでもあります。

主人公の葵ちゃんが「料理が得意」ということでいわゆる「飯テロ」系の展開が想定されるのと、舞台が「幽世(かくりよ)にある旅館」ということで『このはな綺譚』にもあったような宿泊客や従業員との交流がありそうなのとで恋愛ロマンス+ハートフル系のストーリーが予想されます。

私はそういうのは嫌いじゃないので、たぶん視聴継続です。キャラクター・デザイン的にも好みですし。

2018.4.10追記:
第2話視聴終了。史郎さん(葵のおじいちゃん)の若い頃の様子が判明。

なんというか、たぶん遊びに使ったお金を払えないで困っているのをつい大旦那が立て替えてしまったのが積もり積もったんでしょうけど、借金の額もさることながら貸す方も貸し過ぎ(笑)。

……まあ、放っておけない感じの人だったんでしょうねぇ。ところで葵ちゃんは幽世に行きっぱなし? 現世(うつしよ)に帰ってくることはあるのでしょうか。帰ってこなければ現世では行方不明になってるはずだけど、確か大学生だよね?

2018.4.17追記:
第3話: いいから、とっとと飯を出せ!
……いや、つまらなくはなかったですがなんとなく(笑)。

異文化で飯屋をやるなら、インプットも重要ですね。あとは、「カレーライス」というキーワード…。

2018.4.24追記:
第4話: 史郎さんの夏目パンチ(笑)!
葵ちゃんの料理も出てきて、良かった良かった。

2018.9.25追記:
第26話(最終回)視聴終了。夏目友人帳といい魔法使いの嫁といい、この世のものならざるもの的な物が見えることで居場所を失う話はけっこう多くて、本作もある意味そういう話だったのかなとは思います。

そんな葵ちゃんが天神屋で居場所を築いていく本作はある意味、異類婚姻譚の醍醐味を前面に押し出した作品になったのではないでしょうか。

作画的にはちょいちょいヘタっていた本作ですが、少女漫画的なラブストーリーに抵抗感がなければ楽しく観られる良い作品だったと思います。

なお、(ヘタっていないときの)絵柄というかキャラクターデザインは、割と個人的な好みには合っていました。無理なく完走できた感じです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 39

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

料理の力は絶対!そしてカッパこそ正義!

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:神様はじめました!パクりました!みたいな雰囲気になってるが大丈夫か?まさかここからグルメアニメにならんだろうな。。。
期待度:★★★

ストーリーとしてはあやかしと人間の異種間交流ハートフルストーリー
すごくよく出来ていたと思います。

ただ、グルメアニメとは思えないほど料理の表現が雑というか美味しそうじゃない。。。そして食べているシーンも。

大旦那様がとにかく男前すぎて惚れる。

2クールで長いけど楽しめはすると思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あやかしお宿に嫁入りします!?

この作品の原作は未読です。
主演が奈央ぼう…この時点で視聴の意志は天岩戸並に固いのですが、私の中で赤丸急上昇中の石見舞菜香さんの出演が、気持ちを後押ししてくれました。
「ゲーマーズ!」の星ノ守千秋も印象的でしたが、何より「多田くんは恋をしない」のテレサ・ワーグナーがこれ以上無いはまり役で、振り返ってみるとテレサに色々持っていかれていましたから…^^;
加えてくまちゃんに上田さんも出演している…

声優の道は狭き門だと理解しているつもりです。
仮にその狭き門を運良く突破できたとしても、順風満帆な道のりではありません。
あっという間に淘汰される過酷な世界…のはずなんですが、一度花開いた声優さんの忙しさは半端ありませんね。
旬の声優さんは何本もの作品に出演されていますし、声優さん同士があちこちの現場で顔を合わせているのですから…

最近、私の中の声優さんの位置付け…というか認識が少し変わり始めています。
もちろん、作品に命を吹き込む大切な仕事…という位置付けは変わらないのですが、昨今の様に毎期の放送数が増えてくると、知らない作品は視聴が敬遠しがちになってもやむを得ないの思うのです。
ですが、そこで好きな声優さんが出演しているという理由で視聴を始めてみると、見て良かったと思える作品がこれまで山ほどありました。
だから、声優さんは作品と視聴者の架け橋の様な存在…最近、そう思えるようになってきました。

話題が思いきり逸れてしまいました。
この物語の主人公は、亡き祖父譲りの「あやかしを見る力」を持つ女子大生である津場木葵…
物語は、ある日彼女があやかしの棲まう“隠世(かくりよ)”にある老舗宿「天神屋」の大旦那を名乗る鬼神に攫われてしまうんです。
その大旦那曰く、祖父が残した膨大な借金のカタとして葵は鬼神に嫁入りする約束が祖父との間に交わされていたとか…
嫁入りを嫌がる葵は起死回生の策として、 「天神屋」で働いて借金を返済すると宣言し…物語が動いていきます。

隠世に棲まうあやかし…
やっぱりあやかしは人間を喰らう存在で、見た目と潜在能力も人間とは桁が違います。
だから、かくりよにおける葵の存在は、吹けば飛ぶような存在なんだと思います。
実際、その様なピンチが無かった訳でもありませんし…

でも2つの事が、ピンチが具現化しない足枷になっていました。
一つは、鬼神の花嫁候補であること…
名前に「神」が付いていることからも、潜在能力の高さはあやかしの中でもトップクラスなのでしょう。
そのため、手を出した際の返り討ちの怖さは、きっと半端無いんだと思います。

そしてもう一つは基本的に素直なあやかしが多かったから、っだと思っています。
あやかし全てが素直か…までは分かりません。
ですが、美味しい食べ物にはちゃんと美味しいという反応を示すんです。
そして、葵にはあやかしに美味しいと言って貰える料理のスキルを持ち合わせていたことが大きいんですけどね。

こうして自分の料理の腕を振るえる場所を手に入れるのですが、借金に関してどうしても気になる方は、きっと原作で確認するしかないんだと思います。
本作品の続編が制作されれば別ですけどね…
こう言うのも、葵は巻き込まれ体質なので、様々な問題やトラブルにぶつかった顛末を描くのに、2クール必要だったんですから…

だから自分の店を持って粛々と借金を返済する…こんな展開からは想像もできないような波乱万丈の展開が葵を待ち構えているんです。
そして痛快なのが、葵が決して追い込まれた事態でもものおじしないこと…
もちろん、ものおじしないのは決して良い事ばかりではありません。
勢いが裏目に出て周りに迷惑をかけたことだってありました。
でも、「自分に出来ることを精一杯頑張る!」と言う当たり前を愚直に貫く彼女の姿勢を見ているあやかしだってちゃんといるんです。

自分のためじゃなく誰かの幸せのために頑張る葵の「隠世」での心温まる物語…
気になる方は、是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、奈央ぼうの「灯火のまにまに」と、ナノさんの「ウツシヨノユメ」
エンディングテーマは、沼倉愛美さんの「彩 -color-」と、中島愛さんの「知らない気持ち」
個人的にはオープニングが好みでした。奈央ぼうのオープニングをカラオケでチャレンジしてみました。
奈央ぼうはスイスイ歌っているので私も…と思いましたが、思いのほか歌詞が早くて撃沈しました。
でも大好きな歌です。

2クール全26話の物語でした。
最初は2クール作品とは知らなかったので、知った時には嬉しく思ったのを覚えています。
やっぱり2クール作品の方が物語の内容も深いですし、愛着も湧きますから…
こういう心と心の触れ合いを描いた作品が腰を据えて視聴できるのは素晴らしい事です。
今後もこの様な作品に巡り合えるのを期待しています。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 13
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