双子で古事記なおすすめアニメランキング 2

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早速見ていきましょう!

71.6 1 双子で古事記なアニメランキング1位
鬼灯の冷徹 第弐期(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (281)
1450人が棚に入れました
これは地獄のお話。
あいもかわらず亡者で溢れかえっている地獄では、閻魔大王の第一補佐官・鬼灯が、大王の補佐はもとより、亡者の呵責や獄卒たちの指導に、現世への視察と大忙しの日々を送っていた。
そんな鬼灯といつもの愉快な仲間たちに、鬼灯の幼なじみや双子の妖怪、自由気ままな雪鬼などなど新たな面々も加わり、騒々しくも楽しい地獄の毎日がいま再び幕を開ける!

声優・キャラクター
安元洋貴、長嶝高士、小林由美子、後藤ヒロキ、松山鷹志、喜多村英梨、青山桐子、柿原徹也、種﨑敦美、上坂すみれ、平川大輔、遊佐浩二、佐藤聡美、小倉唯、諏訪彩花

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

閻魔大王の第一補佐官・鬼灯の、地獄での冷徹な日常を描くコメディ。

「鬼灯の冷徹」2期です。

1期を見てから時間が空いていたのですが、
内容を覚えていなくても問題なく楽しめました。

1期では、キャラはまあまあ好きだったけど
ストーリーはそこまでハマりませんでした。

2期はストーリーも用語もわかりやすくなっていて、
1期以上に楽しめました^^

どうも1期から監督さんも制作会社も変わったようで。
(キャストはナレーター以外継続でした)

全26話です。


● ストーリー
ここは地獄。

閻魔大王の第一補佐官である鬼灯(ほおずき)。

鬼灯様は常に冷静で笑顔を見せないドSな性格。

地獄の個性豊かな仲間たちと過ごしながら、
今日も仕事に励む。


地獄の日常&お仕事ものです。

基本的に1話が短いエピソード2つで構成されています。

キャラクターはたくさんいるので、
エピソードの幅もとても広いです。

昔の偉人が今は地獄で働いている設定が多く取り入れられていて、

その人が生前にどんなことをしていたと言い伝えられているのかの説明や、今回の話の舞台となる地獄の場所についての説明があってからお話に入るので、

勉強にもなるし、
言い伝えられている姿と作品の中での姿のギャップを楽しめるし、
“地獄”という場面の使い方がうまいなと感じました。

あくまで地獄の日常なので、盛り上がりやインパクトを求めている人には物足りなく感じるかもしれません。

1回に1話視聴で十分満足でした。
連続で何話も見続ける作品ではありません。笑


● キャラクター
主人公の鬼灯様をはじめ、
キャラは豊富で個性豊か。

濃すぎるメンバーを束ねている鬼灯様が有能補佐官すぎる。

閻魔大王はどこか頼りないので、
鬼灯様がいなければ地獄はここまでまとまって機能できていないでしょう。

笑顔を一切見せることがなく、
立場が上の者に対してもどこか見下げている態度、

だけど人望が厚いのは、鬼灯様の判断力が的確なのと、彼が一番の仕事の鬼であるからでしょう。

自分が面白そう、良さそうだと思ったものは積極的に取り入れ、
地獄の体制をいくつも改革してきた鬼灯様。

部下に対して面倒見がよく、指示は的確で説明は丁寧、
人物の適所を見極めてスカウト。

ああ鬼灯様のような上司のもとで働きたい…。笑

cv.安元洋貴さんの声もかっこよくて鬼灯様にぴったり。


1期では登場しなかった座敷童の双子が、知らない間にレギュラーメンバー的立ち位置で登場しているのですが、どうやらOADで登場していたキャラのようですね。

OADはまだ観ていないので、鬼灯様の子どものようなポジションにいる二人が最初は不思議でしたw


ちなみに私が一番好きなキャラは「かちかち山」の兎である芥子(からし)ちゃんです。

普段は礼儀正しいおとなしい兎さんですが、狸を目にしたり“狸”という言葉を聞くと我を失うところがお決まりネタで、鬼灯様との相性の良さが好きでした。笑


● 音楽
【 OP「大!地獄地獄節」「拝啓、地獄より」/ 地獄の沙汰オールスターズ[鬼灯(安元洋貴)、閻魔大王(長嶝高士)、シロ(小林由美子)、柿助(後藤ヒロキ)、ルリオ(松山鷹志)、座敷童子・一子(佐藤聡美)、二子(小倉唯)、芥子(種﨑敦美)、YOUR SONG IS GOOD]】

前半OPと後半OPに分かれています。

たくさんのキャラがにぎやかに歌うOP。

合いの手のセリフも可愛いです^^


【 ED「リバーサイド・ラヴァーズ(奈落の恋)」「地獄でホットケーキ」/ 上坂すみれ(作中ではピーチ・マキ役) 】

こちらも前半EDと後半EDに分かれています。

ピーチ・マキは地獄のアイドルです。
が、今回のEDはマキ名義じゃないのでキャラは関係ないようですね。

私は後半EDの方が好きでした。


● まとめ
短いエピソードで構成されているので、
気楽に見やすい作品でした。

地獄のことも勉強になりましたし^^

鬼灯様はイケメン鬼なので、
女性的にはそこもポイント高そうですね。

死後に地獄に行って辛い刑を受けないように、
現世で悪いことしないように気を付けましょう。笑

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

実写化灼熱望

実写化して地獄の恐ろしさを見せしめていただきたい。
コメディー部分を除き、地獄の罰のみをひたすら再現し、
罪びとの行き着く先、辿り着かない終わりを映す。

そうすればこの作品を観て
「地獄も面白そうだし、そろそろ人生を終わらせるかぁ」
と世迷い言を抜かすアホを減らせる可能性があるかも。
いるのかどうだか知らんが。
・・・まあ言うだけならいいか、いや言うことも思うすらも罪か??


さて、原作はちょいちょい読んでおります。
一話完結なので面白いから読み続けることはあっても
きっちり一話を読めば、続きを読まなくても大丈夫。

内容は地獄コメディー。

日本では古くから仏教と神道が根付いているので、
それらに基づいた地獄は複雑怪奇です。
古事記と経典を読んで学びましょう。
わ、わたしも古事記は持ってますよ。
ちゃんと、読んで、読みますよ、生まれ変わる前に。

数百年数千年の時代の流れに伴い、
地獄社会も成長し成熟しながらも変化を続けております。
変化のない事業は破滅の一途を辿りますからね。

主人公は閻魔大王の補佐官、鬼灯(ほおずき)様。
そしてマスコットキャラは桃太郎の仲間、犬のシロさん。
登場人物はその他大勢。
その、あの、マジで登場人物が多いので説明無理です。
日本の地獄事情は中国とも関りが深いので、
作品では桃源郷も出てきます。


このアニメ作品でも一話完結で物語が描かれております。
静かな情熱と冷徹と厳格さを持って職務を遂行する鬼灯様、
好き好んでやっているのですが、傍から見れば完璧過ぎるブラック社畜。
そして愛らしいシロさん。
そしてその他大勢。

OPでシロさんが「魑魅魍魎って絶対書けない」と困り顔になります。
撫でたいその真っ白な毛並み。
EDは話が進むに連れ少し変化しております。
さすが何千何百年も続いた地獄事業、抜かりはありません。

一期を観ていないのでその違いは評価できません。

いつもは女性キャラの評価をしているのですが、
強いて評価するならキャラデザについてしましょうか。
キャラの顔が特徴的なのですが、
まず饅頭顔。
女性キャラはそれが顕著。
そして眼が大きめ。
女性キャラは真ん丸で大き目が多いが、
垂れ目、猫目、黒目部分の大小など割とバリエーションが豊富。
基本は目が大きく黒目部分も大きい。
私の中では勝手に「いきなり団子顔」と表現している。
他の表現もなくもないのですが、何かそれではないと思うし使いたくない。
けど、その特徴的な女性の顔もかわええですよ♪

あとマキミキならミキちゃん派です。
どっちも好きですけどね。


この作品の何が面白いかってなかなか表現しづらいのですが、
地獄を学べる、
ブラックユーモアコメディ、
時事ネタ多少、
現世に行く話があるのですがBGMのチョイスが秀逸、という普通にBGMええ、
お化けや神様も出てくる、海外からも出張してくる、
登場人物が非人なので非常に魅力的、動物も聖獣も幻獣も出てくる、

そういえば動物(っぽいのを動物とする虫とかも含めちゃう)
の造詣がきれい。
すごい写実的と思えばちゃんと古典的な資料に則ってそうだし、
と思えばうまくデフォルメされていたり、
うん、
この作品の動物みんな好き♪

基本、一回で二話構成。
どの話も全てが面白いとは言い難いが、
ツボな話は爆笑する。
つまらなくても一つ二つは知らない知識や情報が手に入る。
※この作品のネタ以外の情報が正しいかどうかは確信はない、
 けど作者さんや編集さんが良く勉強してそう

3期観ます。1期も観ないとなぁ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

騒々しくも楽しい地獄の毎日が今再び幕を開ける!

1期は録り貯めした分を一気見して色々笑わせて貰ったので、続編は絶対リアルタイムで視聴しようと心に決めていた作品です。

地獄のごくありふれた日常を切り取って描いたこの作品ですが、この作品の特徴といえば、何といってもキャラが活き活きしている事でしょうか。

鬼灯さんのどSっぷりは相も変わらず健在…
1期を視聴した時には上司と部下から信頼されている理想の中間管理職像だと思っていました。
もちろん、その印象は今でも変わらないのですが、だいぶマイペースな方だという印象が付加された感じです。
そして恨みがとても根深く、やり方がねちっこい…
でも何だかんだ言いながら閻魔大王の事を気にかけている、そのギャップは嫌いじゃなかったです。

相も変わらず健在といえば閻魔大王もでしたね…
地獄で一番偉く、強大な力を持っているのが閻魔大王…のはずなのですが、この作品では閻魔大王のどの辺が凄いかが全く分からないのが面白さのポイントだと思います。
CVの長嶝高士さんの演技も閻魔大王の魅力に拍車を掛けていると思います。

この物語の切り込み隊長といえば、桃太郎ブラザーズのシロ、柿助。ルリオの3人組です。
彼らが口火を切って鬼灯が切り返して物語が動いて行く…というのが一つのパターンなのですが、シロなんかが特にあっけらかんとしているので、パターン化していても飽きがこないんですよね…

でも今回の作品で個人的に一番気になったのが座敷童の双子の少女です。
1期を視聴したのが約3年前になるのでうろ覚えですが、1期には登場していなかったと思うんです。
登場していたら覚えていると思うんですが…
だって、この双子の少女のCVは、さとさとと小倉さんですよ…
それにあんなにセカセカと画面の中を縦横無尽に走り回るんです。
このインパクトって結構強烈だと思うんですけど…

この座敷童の女の子…顔立ちはとても可愛い上、キャラの仕草や言動と声優さんの声質がしっかり噛み合っているんです。
メインの役どころではないので登場する機会は限られていましたが、登場するのが楽しみなキャラでした。
閻魔大王のお腹の上で二人でスヤスヤ眠っているシーンなんか可愛さ炸裂です。
次はもう少し登場機会が増えるのを期待しています。

座敷童の他に個人的に高評価だったのが芥子でした。
パッと見は可愛い兎さん…でも一度スイッチが入ると真っ赤な目をした狂暴兎に早変わり…
そのギャップが私のツボに入ったようです。
CVが種崎さん、というのもポイントに加算されていますけれど…

タイトル通り騒がしい地獄の日常…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、地獄の沙汰オールスターズの「大!地獄地獄節」
エンディングテーマは、上坂すみれさんの「リバーサイド・ラヴァーズ(奈落の恋)」と最終話だけ「地獄の沙汰も君次第」
上坂さんのしっとりとしたエンディングは言うに及ばず…
でも思わず笑ってしまったのがオープニングで聞こえてくるシロの一言です。
「魑魅魍魎って絶対書けない…」
はい、私も書けませんので…

1クール全13話の物語でした。
1期も相当の人気作でしたが、2期も同じくらい人気が出るんでしょうね。
続編「第弐期 その弐」が2018年4月より放送される事が決定しているようですから…
もちろん続編もリアルタイムで視聴するつもりです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

67.0 2 双子で古事記なアニメランキング2位
BLUE SEED ブルーシード(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (71)
527人が棚に入れました
『BLUE SEED』(ブルーシード)は高田裕三の漫画。1994年にテレビアニメ化された。 藤宮紅葉の姉は他界した。紅葉はそう信じていた。ある日、紅葉は謎の生物達に狙われる。そこに草薙護が助けに入った。実は、紅葉は奇稲田姫(くしなだひめ)の生まれ変わりであり、草薙は草薙尊(くさなぎのみこと)の生まれ変わりであった。紅葉と草薙を狙う奴等の正体とは?

Tuna560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

『BLUE SEED』作品紹介と総評

『3×3 EYES』で有名な高田裕三の同名マンガのアニメ化作品。
私のアニメ観を大きく変えた作品の一つです。この作品に出会わなければ、エヴァや攻殻機動隊などをリアルタイムで観ることはなかったでしょう。

(あらすじ)
ごく普通の中学生のはずであった藤宮紅葉は、奇稲田一族の末裔であり、自らが人柱になることによって「荒神」(あらがみ)と呼ばれる謎の怪物を封印する力を持っていた。紅葉を襲う荒神の出現と彼女を守る草薙護の存在。人柱という運命に迷いながらも紅葉は「国土管理室」のメンバーとなって荒神と闘う決意をする。(wikipedia参照)

古代神話・現代社会・環境破壊・バイオ技術等を巧妙に織り交ぜたシリアスなストーリー展開の中に、ラブコメ・お色気・コメディー要素がちりばめられています。
「マニア向け作品をテレビで放送、制作費をビデオソフトの売り上げで回収する」というビジネスモデルの走りとなった作品とも言われているみたいですね。

放送当時、まだ子どもでしたが、日本神話の神秘的な設定やグロテスクで物々しい雰囲気が病み付きになりました。今でも原作を読み直したり、アニメを観直したりします。

ちなみに、この作品のOP『CARNIVAL・BABEL 〜カルナバル・バベル〜』は今でも好きなアニソンのひとつです。声優の立木文彦(碇ゲンドウなど)が歌を担当し、後に主演を務めた林原めぐみもカバーをしています。

古い作品でも抵抗なく観れる方には、オススメ出来る作品です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

coldikaros さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

設定は輝いてた。

設定は素晴らしいですね。「古事記」の内容をうまいこと現代の舞台に取り入れています。
ですが、はっきり言って内容が素晴らしいとは言えないかもしれません。
明らかにラスト周辺は今で言う超展開に属するものでしょう。
作品のテーマは「自然」とか「日本の文化」などが挙げられると思いますが、最終的にうまく枠に収めてまとめることが出来ていなかったと思います。
他にも、もっとうまく話に出来たんじゃないかというものがかなりあります。もったいないですね。
ヒロインの声優さんが林原めぐみさんなので、当時絶大な人気のあった声優さんを使って人目を引こうとしたアニメ、でもあるかもしれないですね。
ただ、一話目はかなりよくできていて、これからおもしろくなるんじゃないか?という期待感を持たせれました。
それからずっと下火のまま続いていくことになるんですが^^;
うーん、かなり微妙なところの作品なんですが、少なくとも自分にとっては不完全燃焼感溢れる作品でした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

西の方 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

タイトルなし

今なら、半分の話数で終わらせそうなお話。1,2話が強烈だった後、12話位で終局へ「予感」があり、その後も寄り道が何話かあって、本当にスイッチが入るのは19話か20話から。絵柄や一部萌え要素に古さがあるが、これは放映当時から化石っぽかった。代表例は紅葉のパンツネタの掛け合い。
 、、、といった数々の欠点にもかかわらず、私には評価の高いアニメです。「元気のいい奇稲姫(くしなだ)」と「優等生で憂国のクシナダ」の姉妹対決。そもそも、クシナダって、本当は何者?その先の読めなさ。正義と理の戦い。主人公は命がけなのですが、自らの手立ての有効性を確信できるような状況ではなく、実際に、最後の対決は、用意した布陣と随分と違った形で付くことになります。
 鬱気味のわたしに効くアニメ、なんですよ。ほんと、時々無性に見たくなる。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2
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