THE ビッグオー(TVアニメ動画)

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「THE ビッグオー」

よみがな:びっぐおー

放送時期:1999年秋アニメ(1999年10月~2000年1月)

★★★★☆ 4.0
物語:3.8 作画:4.0 声優:4.0 音楽:4.0 キャラ:4.1
総合得点 70.9
感想・評価 150
棚に入れた人 892
ランキング 599
時は今から100年後、ところはかつてマンハッタンと呼ばれていた「記憶を失った街」パラダイム・シティ。この街の住人は、40年前に起きた“何か”によって、パラダイムシティを残し他全ては死滅、そしてそれまでの記憶(メモリー)を―その“何か”に関する事も含めて―全て失っていた。しかしメモリーは、時に思わぬ形でその姿を表す。
主人公のロジャー・スミスは、凄腕のネゴシエイターとしてパラダイム・シティで仕事をしている。過去の記憶を失って40年、ようやく再建されはじめた街の法秩序は完全ではなく、ネゴシエイションを必要とする場面は多い。だがしかし、そんな街において交渉だけで事が済む場合は少なく、荒っぽい暴力に訴えてくる相手も多い。そんな時、彼はメガデウス・ビッグオーを持ち出し、力に力で対抗する。そんなある日のこと、ロジャーはひとつの依頼を受ける事になる。令嬢誘拐犯とのネゴシエイトという、彼にとっては朝飯前の依頼だったが……。
やがて彼はこの世界の謎と向かい合い、過去のメモリーと相対することになる。パラダイムシティを支配するアレックス、謎の女エンジェル、存在するはずのない「異国」。ビッグオーとロジャーとの関係が深みを帯び始め、主人公であるロジャー、アンドロイドであるドロシー、全ての登場人物が自分を取り巻く世界を信じられなくなった時、ロジャーはこの謎だらけの世界と対峙する。(TVアニメ動画『THE ビッグオー』のwikipedia・公式サイト等参照)

このアニメの感想・評価 150

2018.10.19 21:46 Robbieの評価 | 観終わった| 4が閲覧 ★★★★☆ 4.4 評価対象: THE ビッグオー(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.0  キャラ : 5.0

オマージュ作品だろうと食わず嫌いすると損しますよ

オマージュ作品だけどどこか日本のアニメにはあまりない作風で新鮮味があった。
まず、この作品は前半は1話完結に近い作りで後半から話が繋がってくる。
しかし、1話完結だからといって気を抜いてはいけない。
しっかりと伏線が散りばめられている。
まあでも1話完結の話もどれも出来が良いので飽きることはないだろう。
テーマも様々だし。
作画は、高水準で乱れることは無かったように思える。
動かしにくそうなキャラ絵なのにこれは凄いと思う。
また、戦闘シーンは重量感があって良かった。
声優の演技も素晴らしく印象に残る声が多かった。
そして、何よりこの作品はキャラクターに魅力がある。
主人公であるロジャーは本当にカッコよかった。
一見ただの紳士に見えるのだが人間味があったり自己流のこだわりがあったりと。
非常に魅力的だった。
もちろん他のキャラも皆印象に残っている。
是非食わず嫌いしないで観て頂きたい。

 サンキュー(0)
2018.06.11 23:31 yuugetuの評価 | 観終わった| 67が閲覧 ★★★★☆ 4.5 評価対象: THE ビッグオー(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

難解だけど全部好き

1999年10月~2000年1月放送のテレビアニメ。
1期全13話。2期(second season)全13話。一緒に評価しています。
ロボットのデザインはこの作品が一番好きだったり。

1期のストーリーは凄くシンプルで、毎話メモリーを巡る事件が起こりそれをロジャーとビッグオーが解決するお話。
2期では連続性が強くなり、メモリーと世界の謎が解き明かされていきます。ただ、1期の時点では2期を制作する予定は無く、大まかな部分は決着がついているものの、難解な部分もあり考察を必要とするため好みが分かれます。

少し暗く洒落た世界観、クラシックな街並み、雰囲気作りが上手いですね。
巨体感のあるレトロなビッグオーのデザインがかなり好きで、特に重量感を重視したロボットアクションも秀でています。サンライズらしい外連味の利いた戦闘は見所。モノクロのコントラストを活かした画面作りと演出は一見の価値ありです。

キャラクターも好きです。
ロジャーは本人が格好付けているのが若干滑稽に描かれていて、かえって嫌味がありません。
ドロシーもまた皮肉っぽさと可愛らしさが絶妙にブレンドされた秀逸なヒロイン。
エンジェルはトラブルメーカー的な役回りの前半、女性らしい弱さが露呈する後半でがらりとイメージが変わり、個人的にはとても共感できるキャラクター。
完璧超人でありながら飄々とした執事ノーマン、悩み多き堅物警察官ダストンもまた素晴らしいです。

何年か毎に繰り返し見るほど味わいが増し理解が深まる、個人的には名作です。
謎多き作風ですが本筋の解釈については色んな所で考察がなされているので、私が細かく書く必要もないかな。
なので私がこの作品を好きな理由をネタバレ全開でいくつか。


【ロボットのデザインについて】
{netabare}
2017年サンライズフェスティバルで本作のオールナイト上映が決まった際に片平一良監督のインタビューがアニメ雑誌に掲載されていました。

当時のスタンダードなロボットは「結局、行き着くところは四角いブロックの塊でしかないから、まずそれはやめようと思いました。」
「とにかく『今まで見たことないシルエットのロボットを作ろう』というのが目標でした」とのこと。
私もそこに惹かれたクチですねw
それに加えて、繰り返しになりますがロボットアクションの重量感、外連味のあるバトル。サンライズのアニメーションの特に良い所が凝縮されている感じ。{/netabare}


【世界観の表現とラストシーンについて】
{netabare}
上記のインタビューには世界観についても記載されていました。

記憶を失った街というアイデアについては、シリーズ構成の小中さんの仕掛けで、「あれは実は『方便』なんですよ。」とのこと。
細かな世界観の設定に尺を使いたくないので、語らずに済ませたい。だから最初から存在しないものとして、誰も覚えていないから語られないという形にしたと。本当は意味がなくて、あるはずのないもの(メモリー)にこだわる人が事件を起こしたり巻き込まれる構成になっている。
でもセカンドシーズンで「カートゥーンネットワークが製作に加わる時『その意味を描いて、世界観に決着をつけて欲しい』と言われて、みんなで頭を抱えました(笑)。」だそうですw


つまり謎はあるように見せているだけで本当は意味がないということが肝だったのですね。
それをどう表現するかが問題だったと思うのですが、1期の設定を極力使いながら謎を解き明かす作劇が出来ていてとても丁寧だったと思います。描きたいことはそのままに、枠物語というギミックを使うことで「メモリーは最初から存在せず意味がない」ことを描いて見せた。

枠物語とは、知っている人も多いと思いますが、劇中で別の物語が展開する物語。千夜一夜物語が有名ですね。
物語の中から外側を知ろうとする者たちの徒労、その無意味さ、それを知った者たちのアイデンティティの揺らぎが、この世界を揺さぶりました。

舞台の外には何も存在しないことに絶望したエンジェルは、その舞台をリセットしようとします。彼女が欲しかったのは自分の存在意義です。それをメモリーに求めましたが、物語の作者であり演者でもある彼女が知らないものはこの舞台には存在しない。
2期ではアンドロイドもメモリーを持つと言われています。その理由はアンドロイドが蓄積したデータは基本的には書き換えられることが無い、アンドロイドは忘れないからだと考えられます。それと同時に、ドロシーには心があり、「記録」と共に「記憶」も持っている。

肝なのは「記録」と「記憶」は似て非なる物だということではないでしょうか。
この世界には40年前より以前の記録がない。あるのは誰かが突然に思い出す記憶のみ。記録が無いのに個人の記憶は存在するという矛盾が発生する。


エンジェルとドロシーがなぜメモリーなのか。
二人はその特殊性により「記録(客観)」と「記憶(主観)」を両方持っているからではないでしょうか。

そして本作のロボットの呼称である「メガデウス」は物語を強制終了するデウス・エクス・マキナから来ています。

メモリーたるエンジェルとデウス・エクス・マキナ(ビッグヴィヌス)に交渉を持ちかけられるのは、同じくメモリーたるドロシーを同乗させたビッグオーを操るネゴシエイター、ロジャーのみだったのではないでしょうか。
エンジェルに対するロジャーの説得は、物語の中であっても自分たちのこれまでの生き方を肯定すること。自分たちが築いてきた関係性を拠り所に再び歩き出そうということです。
私はこのとても前向きな結論が好きなんですよね。
自身の記憶を捨て去りながらもその幻影に苦しめられたロジャーだからこそ、その言葉には説得力がありました。

表現や台詞回しこそ難解ですが、パラダイムシティは演劇の舞台でありその外にも過去にも何もないと理解すればそれで良い。
思わせぶりに挿入される謎の映像も、今は自覚せず登場人物を演じる役者が過去に演じた他の演目・他の役だと理解すればそれで良いのかなと思います。{/netabare}

ついつい考えてしまう人間にはとても面白いですし、何も考えず世界観を楽しむことも出来る作品です。(2018.6.11)

 サンキュー(13)
2018.05.13 03:03 ハルヒ激love35の評価 | 観終わった| 44が閲覧 ★★★★☆ 4.1 評価対象: THE ビッグオー(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 4.0  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

ビッグオーのデザインと技のカッコ良さたまらん

主人公ロジャー・スミスとアンドロイドの女の子ドロシーの2人を描くロボアニメ、毎回起こる事件の解決とそれに連れてでてくる巨大怪物的なやつをビッグオー使って倒すってのが毎回の話の流れで、基本1話完結式で進みます。
ガンダムやギアスのような人VS人の対決を描いたのも好きですが、こういう怪物やっつけて事件解決ってシンプルな流れのロボアニメもたまらないですね〜、数年前スパロボプレイしていて本作品を知ったんですが、今回いざ本編見てみたらめっちゃ面白かったですね。
キャラ絵も独特な味がしていて印象にも残ります、何よりヒロインのドロシーが可愛すぎるんですよ、朝ロジャーをピアノ弾いて起こしてみたり、ある回では猫に愛着を持ってみたりと、アンドロイドなのに人間らしいところを見せてくれるのがたまらなく可愛いです。ちょびっツとかもでしたが、アンドロイドのヒロインが感情持っていくみたいな話いいですよね。
そして本作、特撮ウルトラマンシリーズ好きにはたまらない作風でして、OPの映像なんかウルトラセブンそっくりだし、シリーズ構成担当がウルトラマンティガとガイアの人なんですよね、私特撮、特にウルトラマン大好きなので、妙に親近感のわく話の流れだなぁって見ていてwikiで調べたらこういうことでした。
ビッグオーのトドメの技もカッコイイですね〜、ゼロ距離ロケットパンチのような感じで放つモーション、そして怪物撃沈、男の子大好きな物も満載で見ててロボットにもキャラにも惚れました。
ただ雰囲気は大人向けアニメなので、カウボーイビバップみたいな作品が好きな方とかはおすすめですね。もちろん、ロボットアニメが好きな方もぜひぜひおすすめです。

 サンキュー(3)
2018.04.15 21:07 たわし(前多)の評価 | 観終わった| 57が閲覧 ★★★★☆ 4.2 評価対象: THE ビッグオー(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 5.0  声優 : 3.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.5

パシフィックリムはここから影響受けてんじゃないのか?

「アップライジング」を観てきましたが、まあ。。気の抜けたコーラのようで典型的な二作目なのでつまらなかったです。かなり大衆向け(中国)に寄ってる感じ。

初代はあのギレルモデルトロ監督ですが、マジンガーやエヴァンゲリオンは勿論のこと、俯瞰した構図や下からの見上げた感じは特撮番組もそうですが、ビッグオーからとって来ている気がします。

まあ、ビッグオー自体がウルトラマンや60年代特撮に影響受けているから当然なんですけどね

 サンキュー(4)
2018.01.25 08:50 40代のおっさんの評価 | 観終わった| 46が閲覧 ★★★☆☆ 3.7 評価対象: THE ビッグオー(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 3.5  声優 : 3.5  音楽 : 3.5  キャラ : 4.0

見て損は無し

無骨なロボットがたまらん。昨今のヒョロヒョロロボはこれを見習え。
ドロシーは細いけど、しんちゃんだからしょうがない。
ビッグオーファイナルステージは見とくべき。

 サンキュー(0)

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