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「舟を編む(TVアニメ動画)」

総合得点
73.7
感想・評価
667
棚に入れた
2928
ランキング
967
★★★★☆ 3.7 (667)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.5
キャラ
3.6

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舟を編むの感想・評価はどうでしたか?

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

舟を編む

過去に視聴済み。
原作未読。

言葉についてだったり仕事についてとかを
深く考えさせられる作品です。
今はネット検索が主流なのかもしれませんが
辞書の良いところは知りたい言葉以外にも
目に付いたところを読んでしまうことだと思います。

投稿 : 2019/02/16
閲覧 : 426
サンキュー:

9

まにょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

静かで深いストーリー

辞書という海を渡る舟を編む物語

ひとつの辞書を作るまでの、地味だけれども深く丁寧に作られたアニメ

辞書ができるまでというひとつの終わりがあるので、続きや気になる点などなくとても綺麗に終わる
見終わったあとは、ひとつの作品を見終わったという爽やかな気持ちになれる良作

問題は、
題名からも明らかに
敷居が高そうw
なため、見始めるまでの腰が重いところか。笑

が、見始めて仕舞えば飽きることなく見続けられ
登場人物たちにも愛着が湧いてくる

安易な萌えアニメやバトル、サスペンスアニメがたくさん溢れ、アニメを見るのも疲れてきたなと思っているとき
改めてアニメという作品の良さというものを感じることが出来る作品

投稿 : 2018/12/12
閲覧 : 361
サンキュー:

5

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

辞書編纂って気が遠くなる作業、そして物凄い思い入れが必要

※少し前に見ましたが、その記憶を頼りに書いているので不正確なあるいは誤った情報が混入している恐れがあります。

※※このアニメは、アニメをあまり見たことのない人、しかも高年齢層にはウケルような気がします。しかし生まれる前からPCが家や学校にあった若い世代や、萌え要素がアニメには不可欠と主張する人々にはそれほどウケないと思います。


ノイタミナで放送された原作が小説の、アニメらしくないアニメで、まあ実際先に映画化されているようです。一般的なアニメ作品にみられるような萌え要素は皆無でラブコメ要素も僅かしかないと思います。辞書を編纂する出版社が舞台のお話です。
辞書に掲載する言葉全てを紙片に書いてそれを集めて辞書にするのですが、何年場合によっては何十年とかかります。
 これと何か似た様な作業があるなあー、と思ったのですが、カード型データベースの登録や更新をイメージすればわかりやすいかもしれません。でも物語内では、コンピュータ上で電子データ化する作業ではなくて、紙に手書きです。
また、同じような意味の言葉や不要な言葉をまとめたりすることもあるので、あいうえお順に並んだカード箱を手作業で探したりもします。これによく似たことをした経験があるのですが、高年齢の人しか分からないかもしれません。90年代の昔、図書館に行くと図書目録カードの束で図書番号を調べて、カウンターで言うと貸してくれるというのをやったことがあります。あまり利用しなかったせいで、どうやって検索していたかすっかり忘れましたが。現在はもちろんコンピュータ化されています。もし今の時代辞書編纂にとなると、コンピュータ上のデータベースを使うことになるのでしょうか。
おそらくこの作業方法自体は、今の時代には合ってないと思いますが、言葉を集めて辞書を作るという気概そのものは時代を問わ無いと思います。
 個人的には辞書に興味を持てなかったせいか心には響きませんでしたが、間違いなく佳作以上の作品です。

投稿 : 2018/12/09
閲覧 : 285
サンキュー:

4

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

わびさび 静かな物語

.
物語序盤での「業」という文字は
という短いお話だけでも
とても響きました

なんと言えばいいのか 染み入るような 
わびさびを感じるといいましょうか

言葉 文字 流れる時間
そして 
新しいものを 一から作り出す



ここまで歳を重ねても
わからない言葉はたくさんあります

その度に辞書をひくように心がけてきましたが

今は 時代に乗り
スマホに頼ってしまっているのが現状です

辞書のページをめくることは
隣接する言葉に出会う楽しみもありますが
手軽な スマホの検索に走る

視聴をすすめるにつれ
ノスタルジーな
このすすんでしまった 文明に
少し寂しい 複雑な気持ちにもなりました


とても静かにすぎる 時を楽しむ作品 
良作だと思います

投稿 : 2018/12/05
閲覧 : 294
サンキュー:

3

8bit さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何と途方もない…しかし一つ一つ人の手で作り上げられている

ノイタミナ枠。
いわゆるお仕事系のお話。
一冊の辞書を作り上げるまでの作品。

なんともまぁ地味で、しかし丁寧に描いている。

辞書を作り上げるのには途方もない時間が掛かることを画とお話で伝えています。
だからこそゆったりとした構成なのですね。
スピーディに展開したらお話に重みがなくなります。
エンタメ作品としてここが弱点でもあるわけですが…まぁ受け取り方は人それぞれでしょうか。

題材が見慣れない作品なだけに新鮮さがありました。
当たり前の様に使っていた辞書の事を深く考える事なんてありませんでしたので。
「あぁそうか、人が作っているのだなぁ」と実感させられる作品。

間や台詞の使い方がアニメアニメしていない(邦画寄り)ので分かりやすいエンタメ要素を期待している人にはオススメしません。
退屈だと感じる人もいるでしょう。

でも心がこもった良い作品ですよ。

投稿 : 2018/10/23
閲覧 : 288
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

音楽がこの作品を駄目にした

音楽は酷かったな。
OPは作品に合っていたと思うけど、岡崎体育が苦手な自分にとっては微妙。
EDは本当にゴミだと思う。
あんなんならEDいらんし最終回もOPを流した方がまだ良かったと思う。
他は全て良し。

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 281

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

地味だけど面白いお仕事アニメ

出版社で辞書をつくるという物語

辞書とはどうやって造られていくのかがわかるアニメ
長い年月を上手くまとめていると思うし
会社員ってこうだよなーとも思います。
毎日が地道な作業の繰り返しですよね。
でも、好きな仕事と食べるためにやる仕事とは大違いなんだけどね
主人公は好きな仕事に巡り会えたから幸運ですよね
まぁ、いっつも書いてますけど物語ですからね
ご都合主義は当たり前なんですが
このアニメはあまりご都合主義はないかな・・・

お仕事物が好きな方は是非

アニメの製作に関わる全ての方々に感謝を!

投稿 : 2018/07/17
閲覧 : 313
サンキュー:

5

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

社会人向けアニメとしては及第点

ドラマに赴きをおいて、NHKの朝ドラのような雰囲気のある異色のアニメ。声優陣は全て大御所またはベテラン勢を使って抑揚のない抑えた大人な演技をしています。

アニメというのは連続された絵の「動き」が一番の要のはずですが、本作は動きを封印し、脚本と演出でどれだけ見せれるかというノイタミナらしい実験的なアニメでしたが、それこそアニメのカタルシスが薄く、月9のドラマの更に薄っぺらさを上乗せした印象が残りました。

「かぐや姫の物語」を見ていただけるとわかるのですが、巨匠と言われる人はどれだけ平坦で抑揚のない演出をしたとしても、アニメとしての見せ場をキチンと描き出し、「自分は一体何を伝えたいのか」をはっきりと示すのですが、本作にはそこまで演出のキレがよくありません。

ただ単に少女漫画っぽい演出でドラマを見せているだけなので「核」がないんですよね。それこそこれだったら本家の小説や実写映画の方を見てしまうでしょう。

まあ、キャラクターデザインが「夏目友人帳」っぽいのはあっさりとしていてよかったとは思います。

投稿 : 2018/05/21
閲覧 : 395
サンキュー:

10

ネタバレ

さぁ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

めっちゃ良かった!!

けど短ーい!!

もうちょい長くて掘り下げて欲しいとことか多々あったなあ
なんせ付き合うことになったと思ったらいきなり13年も経ってるし!

最初西岡の声聴いて ええー夏目〜? って思ったけど、めっちゃ味出てて良かった!!

キャラ立ちしてたし良い感じ。

馬締の櫻井さんは今まで特に気に留めたこともなかったけど、めっちゃ良かった!!

丁寧な性格が現れてたし、めっちゃ惚れた!
もっとこういう役してはんんの観てみたいな。

そしてやっぱりノイタミナは良いなあと思えた作品。
全11話が短くて残念やった事以外言うことなし!

久々ヒットの良作でした。

投稿 : 2018/05/15
閲覧 : 258
サンキュー:

1

guru さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良くまとめられた良作だと思う。辞書が欲しくなる!

辞書を作るための編集者を中心に描かれた作品。
と、言うか半生にも近いかもしれない。
さらに言うと二人分の話が楽しめると言える。
11話という短い?中に良くまとめられている。

俗に言う大きな出来事がある訳ではないが、
人生の中に起こりうる出来事が物語られている。

セリフだけでなく所々に入るアクションや微妙な絵の変化によって、
時間の経過や物語の展開を表す事で簡潔にまとめられ、
しっかりと見ていれば迷うことはないだろう。

一つのプロジェクトを完成させるのに十数年とかかるのが当たり前で、終わりもない。
これに限った事でもないが、働く事についても考えさせられる。

欲を言えば、もっと掘り下げて見て見たいw

投稿 : 2018/04/28
閲覧 : 350
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメで触れる辞書編集のお仕事

恋愛描写もそこそこに、本題の辞書編集の仕事をしっかり描いているのが良かった。
興味を持つことがなかなかない分野なので勉強になった。

投稿 : 2018/04/09
閲覧 : 188
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

少しばかり、言葉に関心を持てるようになる作品

世界観:5
ストーリー:6
リアリティ:7
キャラクター:6
情感:6
合計:30

口下手なのに営業部員の馬締光也と、一見チャラ男だが辞書編集部員である西岡正志は、偶然、街中で出会う。
中型国語辞典『大渡海』の刊行計画が進む、出版社・玄武書房のベテラン編集者・荒木は、自身の定年を間近に控えて後継者を探しに躍起になっていた。そんな中、西岡から馬締の話を聞き、彼をスカウトすることに。
「人をつなぐ言葉を編む」
伝わらない言葉。伝えられない想い。
これは、そんな不器用な人間達の物語である。
(公式サイトより)

現シーズン(2018冬)において、宇宙よりも遠い場所及びゆるキャンを視聴しているのですが、女の子濃度の高さに息苦しさを覚えたので、男が主人公の大人向けアニメを探していたところ本作を見つけたという次第です。

序盤は{netabare}盛り上がりがなく(ストーリーありきの主人公(馬締)のキャラクターや展開)、少々退屈しました。馬締が同居人の香具矢に恋をするエピソードも、恋文のくだりはあったものの、いつの間にか結婚しているし、重点は置かれていません。(原作では「恋」の語釈を馬締が行うという辞書との繋がりもあるようですが)

主人公の勤める玄武書房における辞書編纂部の存在もリアリティがあるのかないのか。まだ序盤だったと思いますが、社内で辞書「大渡海」の出版中止の噂を聞いた西岡が既成事実を作ってしまうという話。会社の方針に真っ向から抵抗するのも驚きですが(一応、宣伝部への異動という形で責任を取らされましたが)、噂されるほどの時点で、会社の方針が出版中止なのであれば、辞書編纂部の上役に事前に根回しがあってしかるべきです。この噂話を西岡が部内でした時に、松本先生か荒木さんが神妙な顔になって「実はそういうことになったんだ」と言うのかと思ったら、「そのアイディアいいですね」とか。

辞書編纂には金がかかるとも言っていたように思いますが、コストのかかる部署である辞書編纂「部」の部長が出てこないのはおかしいと思ってしまいました。しかるべき立場の者がしかるべき者(役員や会議体)に掛け合うのが筋です。

いつの間にか結婚していて驚いた話をしましたが、下宿のおばあさんも亡くなっていましたね。辞書の編纂は時間がかかるということがわかります。

血潮の言葉を見て、「手のひらを太陽に」の鼻歌を歌うシーンに共感。しかし、そこでまさかの抜けが見つかり、24万語の全件チェックを行うことになります。言葉で言うのは容易いですが、実際には壮絶な数ですね。チェックの前に作る作業があったということになりますが、24万を365で割って657.5。1日66語で10年かかる計算です。実際には3人くらいの体制だったので、1人あたり1日22語、休日を加味すると30語くらいですかね。

でも、こういうのって、好きな人は好きでできちゃうんだろうなとも思います。実際、作中にも登場した「言海」は大槻文彦の独力で自費出版されていますし、近年では、「新解さんの謎」で有名となった「新明解国語辞典」(「恋愛」や「動物園」などの語釈や用例が話題に)も少人数で編纂されているようです。

あと、印象に残ったのは、西岡が土下座を拒否するシーン。彼はパッと見、チャラい男に見えますが、芯を持ったキャラクターとして辞書編纂部を支えていますね。良い味を出していたと思います。

馬締絡みでは、辞書の紙質にこだわるシーン。言われて、そういえば辞書はそういう「ぬめり」のある紙質でできていることに気付いたり。この世界も、今後は電子化の流れに逆らえないのでしょうけれど。{/netabare}

序盤、ややテンポが悪いところもありましたが、私たちのコミュニケーションに欠かせない言葉の意味をとりまとめる作業がどんなものかを知ることができました。「右」の定義など、普段には考えない頭を使わされますし、語彙が増えたり、正しい言葉使いができるようになりそうですね。

(参考評価推移:3話3.4→6話3.5→7話3.7→8~11話3.8→調整3.7)
(2018.2視聴)

投稿 : 2018/03/01
閲覧 : 420
サンキュー:

23

たべる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 5.0 作画 : 2.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんて美しい話

出版社で『辞書』を作る人たちのお話。

辞書は何年も何十年もかけて、その時代を生きる人の手で作られる。そして永遠に完成することがない。
その言葉の通りに作品の中で四季がうつり、取り巻く環境がかわり、ゆっくりとじんわりと時が流れてゆくのがとても印象的でした。

テーマからしてアニメ化には向かないんじゃないかと思うくらい地味ではあるんですが、
文字が海の水や光ように流れ・踊るイメージを、安っぽくなく表現できるのはアニメの強みですね。
静かな情熱を持って取り組み続ける大人たちの姿に、ラストは泣いてしまいそうでした。

8話あたりの作画がちょっと笑っちゃうくらいブレまくってたのでそれだけは残念。
でも、心温まる良作だと思います。

投稿 : 2018/02/22
閲覧 : 230
サンキュー:

5

駒米 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

努力する姿に涙が出る

辞書を作る物語なので、激しい起伏などはありませんが一気に観てしまうほどおもしろかったです。
テンポがいいアニメかといわれたら分かりませんが、私はかなり好きでした。

投稿 : 2018/01/25
閲覧 : 236
サンキュー:

3

むらさきたましい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

立派な「お仕事作品」

原作を読んでから視聴しましたが、十分に楽しめました。

辞書の編集がテーマなので、地味目なエピソードが多いのですが、毎回プライドを持ってチームで仕事をする姿を見せてくれました。
特に松本先生のエピソードには、涙が出ました。

予断ですが、特に後半の馬締さんが、姿や声だけでなく、しゃべり方まで、ユーフォニアムの滝先生にそっくりでした。

投稿 : 2018/01/20
閲覧 : 219
サンキュー:

8

ネタバレ

焼林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

心温まる。しかし物足りなさも...

※原作既読

辞書作りという珍しいテーマを扱った作品で、その仕事の工程を伝えるアニメ。というよりは、様々な人達の心の繋がりや言葉の大切さを教えてもらえる作品だと思います。

非常に丁寧に仕上げられていて、落ち着いて観ていられるものでしたが、同時に物足りなさを感じる瞬間もありました。

以下軽くネタバレ含みます。




『血潮』の騒動では沢山の方が一致団結して困難を乗り越える作品最大の山場。だと原作を読んでそう感じました。しかしアニメでは1話で割とあっさり解決出来てしまったこと。観ている側としては『乗り越えた感』がイマイチ感じられませんでした。

他にも原作との相違は色々あって残念だと思うとこもありますが、それを差し引いても中々よく出来たアニメだと思います。

観終わった後の感覚は、原作を読み終わった後の高揚感に近いものがあります。

原作未読の方は是非、視聴後にそちらを読んでみる事をお勧めします。

投稿 : 2018/01/11
閲覧 : 193
サンキュー:

4

ミホ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

期待はずれ

結構期待していた作品名だけにちょっと残念でした。
なんか無駄に尺をとってるというか。。。
時間の流れがゆっくり過ぎると感じました。
辞書製作の話なんて珍しそうだな、と思っていたのですが・・・。

投稿 : 2018/01/06
閲覧 : 288
サンキュー:

8

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

これって11話でまとめられる話じゃなくない?

いずれ原作を読んでみようと思う。

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 198
サンキュー:

1

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメのレビューサイトでなんですが、小説・映画・漫画・アニメの中で好きなのどうぞ

すっごく簡単な図式からスタートする話ですね。

不器用な主人公が、自分が活躍できる場を与えられ“本領発揮”する。

少年漫画なんかでよくあるアレです(*´∀`*)
ただ、登場人物の平均年齢は高いですが・・。 若くてアラサーなのだ!

女性ファッション雑誌掲載作というハードルを感じないで観て下さい(笑)

勿論、最強主人公が無双するアニメでは無いです。
様々な苦労がありますが、前向きにひたむきに進んでいく、そんなアニメ。


――働き出して間もない時の感覚。新しい生活に不安を覚えながらも仕事に燃え、自由を矜持する。一方で人に出来て自分に出来ない事がこんなにも沢山あるんだと落ち込む毎日。理想と現実のギャップに苦しむ中で、信頼できる人々との出会いがあり、悩みや苦労をわかちあう同僚が出来て、自分も教える立場になってゆく・・。(仕事だけに限らずですね)

自身に重ね合わせやすい、社会人なら誰でも経験があるような事。

それに『辞書編集』という特殊な職を題材にしたアニメ。

アニメに求めてる楽しさとは少し違うかもしれませんが、たまにこんなのも観たくなる。


ただねぇ・・このタイトル・・。

女性ファッション雑誌で連載してた原作の人気小説がそもそもあって、挿絵をやっていた“雲田はるこ”(『昭和元禄落語心中』の作者)のマンガ連載がある。しかも実写映画もある。人気だなー。

『小説』『映画』『アニメ』『漫画』

この中から自分が見易いものを選んで見るのが一番失敗しない方法です。


ですが1クール内に見事に収めていて丁寧な作りのアニメもオススメですよ。

特にアニメは役者の演技とハマりっぷりが素晴らしいです。

私は中盤から先かなり好きです。登場人物の穏やかさもそうですが、
落ち着いた雰囲気の中で静かに熱く燃える姿を観ていると、私もまだ頑張れるなと思う。


大人向けアニメというより、大人って何だったかを確かめるアニメの方がしっくり来るかな?(笑)

投稿 : 2017/12/18
閲覧 : 351
サンキュー:

20

ませまろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

櫻井さんと神谷さんはイケボ、最高。真綾さんもよい。

原作を読んでいたので観ました
原作を読んでいた人には十分満足できる内容だったと思います。辞書編集部が大渡海編纂を達成するまでの過程や、果てしない言葉の世界と向き合う主人公たちを、原作の雰囲気を活かして表現していたなと。
もちろん未読の方も十分楽しめるもので、小説原作の持つ雰囲気を楽しめると思います。これを機に辞書に興味を持つのでは?(私は持ちました)

話としては全体的に落ち着いていて、困難にぶつかってもそこはあまり崩れず、多くの人々が熱意を持って取り組むのはとても快いものでした。また作品を通して温もりを感じるものでそこがとても好きでした。

最近ではワチャワチャした作品(語彙力が無いだけで決して昨今のアニメを否定はしているわけではありません)も多い中で、心にゆとりを持てるこの作品は、とても良かったです。
これからもこういう作品が作られてくといいなー。

投稿 : 2017/11/30
閲覧 : 218
サンキュー:

5

Maskwell さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ゆったりと、それでいて激しく

小説原作、実写映画化されて有名になったかと思う。

舟=辞書を作る物語。
日本声を大切にしている人が作ったんだろうなとすごく感じる。

主人公はすごく穏やかな性格の持ち主だが、その中で静かな熱意を感じることが出来る。

自分の知らない世界が広がる作品だった。

投稿 : 2017/11/23
閲覧 : 232
サンキュー:

1

TAMA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

学生には暇な、社会人には業種の日常な、お歳を重ねた方にはどこか懐かしげな作品。

『宇◯兄弟』が少年心を持った大人向きアニメならこの『舟を編む』はお仕事の大人向け作品ですね。
小説で全1巻の作品。光文社文庫です。

原作・未読。
アニメ・全話視聴。

ガラケーからスマホまで出てたので時代背景からみて2000年辺りからかな。それから続いていくみたいな感じです。

ストーリー的には『辞書』がテーマで本当にこれ一本!ある意味潔く、いい具合に表現出来てたと思います。まぁ、あまりリアルに描くと出版のあれやこれやも出るでしょうからもっと長い作品になるでしょうね(^_^;)
1クールで所々笑える場所もあります。ゆっくりまったり出来ます。ただ学生や日常系が苦手な方には暇な作品だと思います。動きはあまりないので。
ただ時間の流れはあります。

毎話漢字のテロップが最初に出て来て(例・逢着)、EDに入る前にその漢字の意味が辞書を引いた様に出てくる。(例・逢着、ほう - ちゃく。意味……)
現代っ子はスマホやタブレットで検索するのが多いでしょうからもしかしたら紙の辞書の使い方は分からないかもしれませんね。
ただネットの辞書も最初は紙の辞書を参考にしてる部分もあるのでその紙の辞書を作る『過程』を知れるアニメですね。

ちょっと個人的にいらなかったと思うのはCM明けの小劇場。後に本編に関わりますが、なんかあざとくていらなかったかな?と思いました。

ED後にちょっとしたエピローグはクスッと来るのが多かった。いや、面白かったです。いや、結構好きだったな(笑)


さて、2期についてはほぼ無いでしょう。前述通り小説全1巻。続きようがないです(^_^;)
ま、続きを書けばこの通りではないですが2011年9月に発売されてから続編は今まで出ていませんので完結だと思います。

投稿 : 2017/10/03
閲覧 : 257
サンキュー:

12

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

日本語の美しさに酔いしれる

櫻井孝宏さんが主演ということで、軽い気持ちで見始めました。

言葉を大切にするあまり、うまく話ができない本作の主人公。
しかし口下手だということが、むしろ美徳に思える作品でした。

見終わった時には、生まれて初めて目的もなく辞書が読みたくなりました。


アニメが苦手な人、ヒューマンドラマが好きな人にオススメします。

投稿 : 2017/09/23
閲覧 : 217

かおーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

辞書という英知の血漿

三浦しをん原作。
三浦しをんさんといえば若手の天才作家。デビュー当初は「み」からはじまる、「ま」行狙い(村上龍・村上春樹・宮部みゆき・宮本輝と同じ棚に並ぶためマ行作家が溢れたことがあった)の作家かと思ったが作品は骨太。駅伝作品「風が強く吹いている」はまごうことなき名作。

今作は辞書編集部というニッチなジャンルの作品。
アニメ化も名作になったと思う。ノイタミナにはこういう挑戦を続けて欲しい。

20年も前、知らない言葉を調べるには辞書を引く必要がありました。学校で買った辞書を使うか、ちょっと大きな広辞苑・大辞林などを買って、それをペラペラと。皇帝ペンギンは暑いところに住んでる?というのを調べるのにも、辞書を引く。もっと調べたかったら図書館にいって図鑑を調べる。

「大渡海」という中辞典。こんなの売れるの?と若い人は疑問に思うでしょう、それも当然な時代です。
でも、昔は「広辞苑」が改訂されるときはニュースになるほどでした。広辞苑の4版が出たときは書店にはあのデカい辞書が積み上げられ、お祭り騒ぎでした。その後わずか短い期間で5版が出た頃からでしょうか、電子辞書に需要は移り始めました。PC版の辞書は文字制限が緩和され、「象」と検索すれば写真も表示でき鳴き声も収録できるようになりました。(スマホのある時代の編集部が電子データを扱ってないのは現実的ではないですね)

今ではスマホでgoogle先生に聞けば、wikipedia先生を紹介してくれる。もう当時を知る人間からすれば夢のような世界になりました。wikipediaのほうが、百科事典より正解率が高い時代にもなっています。簡単に物の調べられる素晴らしい時代です。

もし、wikipediaに募金を募るバナーが表示されたら、寄付を御一考下さい。

投稿 : 2017/09/13
閲覧 : 199
サンキュー:

3

Shintaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

言語の美しさ

一般的なアニメと比べるとこの作品は少し退屈と感じる人も少なくないだろう。しかしこの作品は非常にメッセージの強いノイタミナらしい作品である。日本語は多くの言語が溢れるこの世界で最高に美しい言語であると教えてくれる作品だ。主人公は変わり者であり彼に100%共感できる人は言語学者ぐらいだろう。しかし、現代を生き考えずに使っている私たちは今一度言葉に興味を持つべきだと教えてくれるだろう。作画、声優は特に文句ない。ストーリーは好みが分かれるだろう。

投稿 : 2017/08/20
閲覧 : 167
サンキュー:

1

Marsa さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

地に足ついた異質な良作アニメ。大人向きです。

原作未読。小説は2011年のベストセラーのようで映画もあるようですね。
友人に何とも言えない魅力ある作品と小説を勧められ、アニメからw

全11話。

辞書製作という、普段知る機会がない、膨大な時間と労力を要する職種、
そこに集うひたむきな情熱を持つ、誠実な人々の辞書完成までの物語です。
長期間の辞書製作を通じて言葉と人との繋がりの大切さを表現しています。
同時に、辞書製作の苦労を知る機会にもなり、思わ辞書を手にとって
しまいます。

全体的に静かな作品で、想定外な驚きや感動はありませんが、出しゃ張り
過ぎない程度の恋愛や人生を、巧みに絡めています。

20歳以上を対象にした作品ですかね。

投稿 : 2017/08/13
閲覧 : 399
サンキュー:

22

ネタバレ

color さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

辞書づくり

最後の方何話か飛ばしちゃったのかと思った。

投稿 : 2017/08/02
閲覧 : 171
サンキュー:

1

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大都会(笑)

原作未読。
♪あ~あぁ~果てしない~
まぁそれは置いといて・・・辞書作りの話です。好きな声優さんも多く内容も長い時間経過があり久し振りにドシッとした感じの作品でした。ただね、組織の一部であり一社員の立場である彼らが会社の意向に逆らって自分達がやりたい事をやる!その為の逸脱行為を誰1人冷静に考慮せず勝手に突っ走る様は些か違和感がありました。自分達のやりたい夢があるというのは素晴らしい事だしそれに向かって努力するのは美しい。でも最低限の社会的ルールってあると思うんですよね。だって会社の経費を使うわけですし・・・個人的には上層部とやりあって交渉した上で夢への続きを勝ち取り、交換条件というリスクもこなすという構成の方がよりしっくりきたかな。総じて良い作品ではありますがね。


私のツボ:主人公夫婦の関係は凄くいいし妬ましい(笑)

投稿 : 2017/07/29
閲覧 : 235
サンキュー:

3

don さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ネタがマイナーすぎてキツいなぁ

ただただ辞書編纂のお仕事を見るだけの、だいぶのっぺりしたアニメでした。

投稿 : 2017/07/24
閲覧 : 296
サンキュー:

1

kooodain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

文字と共に生き、文字に埋もれて生きる人達の物語…

辞書編纂に携わる人達の物語。
主人公は文字の海に溺れ言葉を選ぶのが下手。
文字に携わる事によって主人公も色々と変わっていく。

仕事上文字に関わるのでとても興味深く見続けられた。
これだけ様々なシナリオを校正してきたにも関わらず、
ご教示とご教授の違いも知らなかった自分にショックを隠せなかった。

どちらかと言うとまったりと話しが進んでいく。
シナリオはしっかりしているがギャグも挟まれたりと結構気楽に見れる。
そして以外にも男同士の見えない友情のような物を感じれて良い。
個人的にこういうタイプの友情には弱い。

▼物語の評価
本屋大賞?に選ばれてた作品ともあって面白い。
題材が特殊すぎて敬遠される可能性もあります。
ですがこの様な仕事もあるという面白さを得ることができます。
恋愛模様もあるが気にならない程度の量なので程よくて良い。
▼作画の評価
文字や文字の海の表現が面白い。
要所要所で面白い演出があって良い。
▼声優の評価
可もなく不可もない。
良くキャラに合っているのではないか。
▼音楽の評価
OPがちょっと耳に残る。
BGM等は特に邪魔しないので悪くはない。
▼キャラの評価
主人公の設定が特に特殊過ぎて面白い。
また各キャラの配置とバランスが絶妙に取れている様に感じる。

投稿 : 2017/07/19
閲覧 : 196
サンキュー:

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舟を編むのストーリー・あらすじ

三浦しをんさんの小説「舟を編む」が原作。

玄武書房に勤める馬締光也(まじめ・みつや)が、辞書編集部で新しい辞書「大渡海」を編集することになる……というストーリー。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる学者、徐々に辞書に愛情を持ち始める“チャラ男”など個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。(TVアニメ動画『舟を編む』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年秋アニメ
制作会社
ZEXCS
主題歌
≪OP≫岡崎体育『潮風』≪ED≫Leola『I & I』

声優・キャラクター

櫻井孝宏、神谷浩史、坂本真綾、金尾哲夫、麦人、榊原良子、斎藤千和、日笠陽子

スタッフ

原作:三浦しをん(光文社文庫刊)、キャラクターデザイン原案:雲田はるこ、 監督:黒柳トシマサ、シリーズ構成:佐藤卓哉、キャラクターデザイン:青山浩行

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