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「メガロボクス(TVアニメ動画)」

総合得点
69.5
感想・評価
264
棚に入れた
861
ランキング
1744
★★★★☆ 3.5 (264)
物語
3.4
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.4
キャラ
3.5

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メガロボクスの感想・評価はどうでしたか?

jack さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

ズバリ、メガロボクスのメガロ要素どこだよアニメ☆2

2018-07-01までニコニコ動画で無料だったので5話まで見たがそこで断念
作画よし、男臭さよし、王道っぽさよし
しかしタイトルに挙げた欠点によって台無しになっている、と私は思った。1話の期待感が最大でそこからどんどん盛り下がっていった。

このアニメは1クール13話構成だが、初戦の次やその次の戦い、このカットされ飛ばされた戦いを真面目に描けなかったのではないだろうか。真面目に描くとメガロ要素と向き合うほかなくなる。だから話を飛ばすよりなかった。違うだろうか?

投稿 : 2023/08/30
閲覧 : 228
サンキュー:

2

ネタバレ

恵み さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

渋い

見れば見るほど面白くなる作品

投稿 : 2022/05/08
閲覧 : 154
サンキュー:

1

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「ViVid Strike!」の男版? 萌えはないけど燃えはありそう。。

公式のINTRODUCTION
{netabare}
とどまるか、抗うか―
あしたを、選べ。

肉体とギア・テクノロジーを融合させた究極の格闘技―「メガロボクス」にすべてを賭ける男たちの熱い闘いがはじまる!

今日も未認可地区の賭け試合のリングに立つメガロボクサー“ジャンクドッグ”。実力はありながらも八百長試合で稼ぐしか生きる術のない自分の“現在(いま)”に苛立っていた。
だが、孤高のチャンピオン・勇利と出会い、メガロボクサーとして、男として、自分の“現在(いま)”に挑んでいく―。

本作は気鋭のクリエイター・森山洋の初監督作品。『進撃の巨人』のビジュアルコンセプトや、『甲鉄城のカバネリ』のコンセプトアートなどで、圧倒的なビジュアル表現を構築してきた森山が、構想4年をかけて『メガロボクス』を創り上げる。脚本は邦画・ドラマ作品を中心に活躍する、真辺克彦と小嶋健作。“闘わずにはいられない男たち”を、緊迫感のあるアクションシーンを織り交ぜながらハードに活写する。音楽は、国内外多数のアーティストとのコラボレーションやプロデュースの他、自身もドラマー、シンガーとしても活動するアーティスト・mabanuaが手がけ、重厚な作品世界を彩る。
主人公・ジャンクドッグに細谷佳正、宿命の男・勇利に安元洋貴。双璧をなすふたりを筆頭に、斎藤志郎、森なな子、村瀬迪与、木下浩之らが熱いドラマを織りなすキャラクター達に命を吹き込む。

不朽の青春漫画『あしたのジョー』連載開始50周年に放たれる、オリジナルTVアニメーション『メガロボクス』。受け継ぐのは、その魂―。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原案:「あしたのジョー」
監督:森山 洋
コンセプトデザイン:森山 洋
脚本:真辺克彦 小嶋健作
キャラクターデザイン:清水 洋
総作画監督:清水 洋 石川晋吾 八崎健二
ギアデザイン:形部一平
プロップデザイン:嶋 謙一
美術監督:河野次郎
色彩設計:茂木孝浩
撮影監督:江間常高
撮影:T2studio
編集:今井大介
音響監督:三好慶一郎
音響効果:倉橋裕宗
音響制作:東北新社
音楽:mabanua
オンライン編集:キュー・テック
{/netabare}
キャスト{netabare}
ジャンクドッグ:細谷佳正
南部贋作:斎藤志郎
勇利:安元洋貴
白都ゆき子:森なな子
サチオ:村瀬迪与
藤巻:木下浩之
{/netabare}


1話ずつの感想

--------------------キリトリ線--------------------
ROUND1“BUY OR DIE?”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:真辺克彦 絵コンテ/演出/作画監督/総作画監督:清水洋

未認可地区。非合法の賭け試合に立つメガロボクサー・ジャンクドッグは、実力はありながら八百長で稼ぐしか生きる術のない自分の“現在”に苛立っていた。だがある日、その日常を壊す“運命”と出会う―肉体とギア・テクノロジーを融合させた究極の格闘技・メガロボクスを舞台に、男たちの熱い闘いが始まる!
{/netabare}
感想
{netabare}
未来の世界のおはなしみたい。。


強すぎて勝ちつづけたらおもしろくなくなっちゃうからなのかな?
メガロボクシングでお金をかせぐには八百長とかするしかないみたい。。
でも、そんな自分がイヤになってて
本気で戦いたいって思ってるジャンクドッグのおはなし。。


そのジャンクドッグが
メガロボックストーナメントを開く白都ゆき子と知り合って
ゆき子といっしょにいたチャンピオンとケンカになりそうになるんだけど
その時はゆき子に止められて何もなしで別れて

そのあとの八百長試合をしようってしてたときに
そのチャンピオンがとつぜん現れて勝負することになった。。

ってゆうところまで。。


おはなしは「ViVid_Strike!」の男版ってゆう感じかな?

でも「ViVid_Strike!」の感想読んでたときに
「あしたのジョー」みたいとかって出てきてたから
やっぱり似てるんだって思う。。


ただ「ViVid_Strike!」よりゴツゴツした感じで
なぐられて血とか出るんだけど
ジャンクドッグが本気で戦いたいってゆう気もちが伝わってきて
よかったって思う☆

あと「肉体とギア・テクノロジーを融合させた」って書いてあるけど
ギア・テクノロジーってあんまり関係なかったみたい?
ふつうにボクシングとかプロレスみたいのでよかったんじゃないのかな?


ライバル役があらわれたみたい
来週も見てみたいな☆彡
{/netabare}
{/netabare}
ROUND2“THE MAN ONLY DIES ONCE”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:小嶋健作 絵コンテ:金井次郎 演出:斉藤啓也 作画監督/総作画監督:石川晋吾

リング上で向かいあう王者・勇利とジャンクドッグ。絶対的な力の差に不安を抱く南部贋作をよそに、ジャンクドッグは真の強者と闘う喜びに興奮を抑えきれないでいた。勇利から左手しか使わないというハンデを与えられながら歯が立たないジャンクドッグ。だがその拳は次第に鋭さと威力を増していき、ついに―。
{/netabare}
感想
{netabare}
アツかった☆

勇利が左手しか使わないって言ったのに
けっきょく右手でかばってってゆうところが
勇利に右手をつかわせただけでもジャンク(ドッグ)が強い
ってゆうことだと思うけど

使わないって言ったのに
やっぱり使うって言いなおさないで使ったのってインチキだよね^^

かってに決めてかってにやぶっただけだからジャンクには関係ないけど
勇利はちょっとヒキョウかな?って思った


それでジャンクは負けて勇利は帰って行ったけど
オレとまたやりたかったらオレのリングに来いって言いのこして。。


そのあとの試合で南部さんが八百長試合をさせようってしたけど
ジャンクドッグは聞かなくって1ラウンド目でノックアウト。。
ジャンクは本気で勇利がいるリングに行くつもりみたい。。


そのあと、うらぎられたかけ試合のボスが
南部さんの目をつぶそうってしたところはこわかった。。

でも、南部さんが
ジャンクをメガロボックスのチャンピオンにしてその賞金でお金を返す
って約束して、ついでにジャンクの市民IDまで作ってもらって
勇利をたおさなくっちゃいけなくなったの。。


ってゆうおはなしで
かけ試合のボスがうらぎられた相手のゆうことを信じて
アッサリ協力してくれたところは気もちがよく分からないけど

ジャンクがお金より
本気のボクシングをしたいってゆう気もちは伝わってきたみたい。。


ジョーってゆう名前に変えて
3か月でチャンピオンにならないといけなくなったジャンクたちだけど
3か月って言ったらアニメの1期分の長さだよね^^

毎週1試合くらいずつやってぜんぶ勝たないと行けないって思うけど
どうなるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
ROUND3“GEAR IS DEAD”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:真辺克彦 絵コンテ:和田高明 演出:和田高明 作画監督:和田高明/原田大基

ジャンクドッグは“ジョー”という名を手に入れ、メガロニアを目指し動き出すが、出場枠はたったの四つ。しかもランキング最下位のジョーをたった3か月でトップ圏内に食い込ませるという難題に南部は頭を悩ませる。強いギアを求めショップを訪れたふたりは、ストリートチルドレンのサチオたちと出会う。
{/netabare}
感想
{netabare}
ストリートチルドレンのサチオくんたちとの出会いのおはなしで
サチオはメガロボクスにいっしょにつれてってくれってたのむんだけど
ジョーに「何もできないガキは引っこんでろ!」みたく言われて

それならっていつも盗んだものを売りに行ってるジャンク屋から
高性能のギアを盗んでジョーに渡せって仲間にたのんでつかまっちゃったの

それでジョーが助けに行って
元メガロボクサーの用心棒をギアなしでたおしちゃったんだ

それで南部さんは
「俺たちがメガロニアに行けるたった1つの方法を見つけた!」ってよろこんだところで終わったの。。


サチオくんは帽子のウラに家族でとったみたいな写真をはってたけど
もしかしてメガロニアにお父さんがいるとかなのかな?

アツいおはなしだった☆
ジョーがサチオの思いに動かされて助けに行ったところがよかった☆

あと、ギアなしで
ギアをつけた元メガロボクサーに勝っちゃうったところも。。

南部さんはもしかしてジョーにギアなしで戦わせるつもりかな?
ジョーを目立たせるためにはそれしかないよね?
{/netabare}
{/netabare}
ROUND4“LET'S DANCE WITH DEATH”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:小嶋健作 絵コンテ:寺岡巌 演出:藤本ジ朗 作画監督/総作画監督:八崎健二

ついに光り輝く公式戦のリングに立つジョーだったが、その姿に観衆は驚愕する。これこそが南部の考えた秘策。対戦相手のシャーク鮫島はその姿を挑発とみて怒りに荒れ狂う。ジョーの絶対に負けられない初戦が始まった。しかし、南部の予想に反してジョーは苦戦を強いられる。
{/netabare}
感想
{netabare}
やっぱりジョーはギアなしだったね^^

これからチャンピオンと戦わなくっちゃいけないんだから
はじめはギアなしで勝てるくらいじゃないとダメだよね^^

でも、今回ははじめての試合だったからきんちょうしてかたくなってたみたい
思ったように動けなくって苦しんでたけど
サチオくんがそのことに気がついて
南部さんもサチオくんに何度も言われてやっと気がついたみたい

「メガロニアへ行くには一人で戦っても勝ち目はねえ。だが俺達は三人だ」
って、それからこうゆう時どうしたらいいかジョーに教えて
おどるようなステップで相手の好きをねらってKO勝ちにしたの

そのあとはふつうに勝ち進んで次は第4戦。。
相手はいきなり17位であっちのほうから申しこんできたみたい
南部さんのこと知っててあいさつをしてきたけど
南部さんは顔を見て「あっ!」って。。

どんな人なんだろう?
でも、どんなに強い人でもチャンピオンのところに行くには勝たないとね。。


今週は調子の悪いジョーがもうちょっとで負けそうってゆう感じになって
ドキドキしちゃった。。

セコンドってほんとに大事なんだね。。
{/netabare}
{/netabare}
ROUND5“THE MAN FROM DEATH”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:真辺克彦 絵コンテ:佐野隆史 演出/作画監督:和田卓也 総作画監督:清水洋

初戦を突破し勢いに乗るチーム番外地に舞い込んだ吉報。なんと次の対戦相手としてランキング17位の強者が名乗りを上げたのだった。自分のランキングを一気に上げる好機と気合の入るジョーとサチオだったが、対戦相手のアラガキと南部の間には不穏な空気が流れる。ふたりの過去に一体何が―?
{/netabare}
感想
{netabare}
今回はまちがえて「ガンゲイル・オンライン」録画しちゃったかな?
って思ったらボクシングの試合がメインじゃなくって
対戦相手のアラガキさんのおはなしだった。。


南部さんはアラガキさんが死んだってゆうニュースを聞いて
すぐ、あきらめちゃってジムをやめちゃって
アラガキさんのことずっと思い出さないようにしてたみたい

でも、アラガキさんはただ、戦争で両足を無くしたけど助かって
南部さんの「おまえが帰ってくる場所はここだからな。。いつでも待ってるぜ」
ってゆう言葉を信じて帰ってきたのにジムも南部さんもいなくなってて
うらぎられたってゆう思いでメガロボクスをつづけてきたみたい。。

それでジョーをこわすって言ってて
心配した南部さんはジョーを止めようってしたり
アラガキさんを止めようってしたり。。

でも、アラガキさんが本当にしたいことは
ジョーと南部さんに勝って先に進むことみたい

「宇宙よりも遠い場所」の南極じゃないけど
前に進むためにはクリアしないといけないことがあるみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
ROUND6“UNTIL THE LAST DOG DIES”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:小嶋健作 絵コンテ:佐野隆史 演出:土屋康郎 作画監督/総作画監督:石川晋吾

試合開始直後、いきなりダウンを取られるジョー。南部からメガロボクスのイロハを仕込まれたアラガキには、ジョーの攻撃はほとんど通用しない。「壊してみたくなった」、その言葉通りにアラガキの激しいパンチが容赦なくジョーに襲い掛かる。圧倒的不利なジョーの姿に、南部は覚悟を決める。
{/netabare}
感想
{netabare}
試合はジョーがなぐり合うたびにどんどん強くなってきて
アラガキさんが棄権してジョーの勝ちだったけど
アラガキさんはこのままメガロボクスをつづけたら歩けなくなる
って言われて引退しようってしてたみたい。。

戦争から足がなくなって帰ってきて死ぬことも考えたけど
南部さんがくれたお守りのはずれ馬券と「ずっと待ってる」ってゆう言葉で
今まで生きて戦ってこれたのに
これからどうやって生きてったらいいか悩んでたのかも?

でも、さいごにジョーと戦えて
南部さんから教わった
「明日のため」ってゆう言葉を思い出して
明日のために生きるって決めたんじゃないのかな?

今週のサブタイトルは日本語だと
「さいごの1匹が死ぬまで」だって思うけど
アラガキさんがさいごまで戦わなかったのって
明日からのことを考えたからだって思うな。。

試合とおんなじくらい
アラガキさんの気もちが伝わってくるおはなしだったみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
ROUND7“THE ROAD TO DEATH”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:真辺克彦 絵コンテ/演出:橋口淳一郎 作画監督:平山智 総作画監督:清水洋

街は「ギアレス・ジョー」の話題で持ちきりになっていた。だが、メガロニア出場枠は残り一つ。そんな中、事実上の最終候補者と目される樹生 VS シュガー・R・ヒルの試合が開かれる。何とか残りの一枠に食い込むべく会場へ視察に訪れていた南部とサチオの前で、試合後、樹生が驚きの宣言をする。
{/netabare}
感想
{netabare}
樹生さんは白都ゆき子のお兄さんで
何があったか分からないけど樹生さんはゆき子のことうらんでる。。

ゆき子は樹生さんのことメガロボクスに出したくなくって
勝てそうだったシュガーと対戦させたみたい。。

でも、樹生さんが勝っちゃったから
次はジョーとの試合を組ませたかったんだけど
樹生さんは自分のほうからジョーとやりたいって言ってくれたの。。

でも、それって樹生さんのワナで
はじめっからジョーをリングに立たせるつもりはなくって
会場に向かってるジョーの前にあらわれて
会場に行ったらジョーの正体をバラすっておどかしてきたんだ。。

それでおこったジョーが樹生さんにパンチを出したところに
南部さんがパンチを入れたからジョーは気絶して
試合は不戦勝で樹生さんの勝ち。。
これで樹生さんは勇利と対戦が決まったみたい。。

ってゆうおはなしだったけど樹生さんって前に出てたっけ?
メガロニアをゆき子に取られたことをうらんでるのかな?

何だかよく分からなかったけど
ジョーは兄妹げんかに巻きこまれちゃっただけなのかな?

このおはなしがここで終わるわけないから
たぶん、ジョーと勇利は対戦できるって思うけど
どうなるのかな?

あと、どうして樹生さんがゆき子をうらんでるとか
そのうちわかるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
ROUND8“DEADLINE OF THE DREAM”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:小嶋健作 絵コンテ:矢野博之 演出:古谷田順久 作画監督/総作画監督:八崎健二

注目の一戦はジョーの不戦敗で終わる。樹生がジョーの過去をネタに脅し、出場を阻んだのだった。メガロニア出場の道が断たれ行き詰まった南部に藤巻はある男を引き合わせる。それは白都のギア開発の内情を知る元エンジニア。その男から掴んだ思わぬ情報を元に、南部は最後の賭けに出る!
{/netabare}
感想
{netabare}
スポ根アニメだって思ってたらそれだけじゃなくって
兄妹のドロドロした争いのおはなしでちょっと引いちゃった。。


元エンジニアの人の話だと
白都のギア開発ってゆき子が押してた一体型と
樹生さんの開発してた人工知能搭載型があって
樹生さんはその競争でゆき子に負けちゃってうらんでるみたい

それでメガロニアに出て一体型ギアの勇利に勝って
自分が開発した人工知能搭載型をみとめさせたいって思ってるのかも?


それからジョーの正体がバレたって思ったけど
樹生さんはその証拠とか持ってなくって
未認可地区のウワサとか集めてきただけだったみたい。。

それで、南部さんはゆき子のところに行って
もう1度試合させてくれるようにたのんだんだけどダメで
ぎゃくにへやに閉じ込められて
ゆき子はメガロニア出場者の発表会に行っちゃったの。。

でも、ジョーが式のとちゅうで直接会場に行って
ゆき子を説得したら気が変わって
もう1度対戦できることになった。。
ってゆうおはなし。。


人工知能搭載型には弱点があって
センサーで相手のギアの動きをキャッチして戦ってるから
ギアなしのジョーにはかなわないみたいだけど
そんなにかんたんに勝てなさそう。。


こうゆう頭脳戦みたいなおはなしっておもしろいんだけど
兄妹のドロドロってゆうのが見ててあんまり好きになれないみたい。。
ってゆうかスポ根アニメにこんなおはなしいるのかな?

どうせまた試合しなくっちゃいけなくなるんだったら
はじめから戦うところが見たかったかな?って。。

でも、それだとバトルばっかりであきてきちゃうからかな?
だけど来週はちゃんと戦うみたいだから楽しみ☆
{/netabare}
{/netabare}
ROUND9“A DEAD FLOWER SHALL NEVER BLOOM”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:真辺克彦 絵コンテ:川越淳 演出:山内東生雄 作画監督/総作画監督:清水洋

白都ゆき子の宣言により、メガロニア出場をかけたジョーと樹生の再試合が始まった。人工知能を搭載した樹生の最新ギア「エース」。その弱点は、予測不能の生身のジョー。そう看破した南部たちは勝利を確信していたが、更なる進化を遂げた「エース」によって、追い詰められるジョーだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
エースはジョーのパターンをすぐに覚えて攻撃してくるから
ジョーは追いつめられてたんだけど
どうしようもなくなって両うでを下げてかまえるのやめちゃった。。

そしたらエースはどうしていいか分からなくなっちゃったみたい
軽いパンチでジョーのようすを見てるだけになったんだけど
ジョーのねらいは樹生さんの強いパンチにカウンターパンチを返すことで
南部さんが予想した右のブローに左で返そうってしてたんだけど
樹生さんのパンチは左から来たの!?

でも、ジョーはとっさに左のアッパーを出してKO勝ちしちゃったんだ☆


ずっと打たれてさいごの1発で決めるってかっこいいな☆

樹生さんが「最後のパンチがどうして分かった?」って聞いたら
「考えたわけじゃなく体がかってに動いちまっただけ」って答えてたけど
もしかしてはじめから南部さんの予想を信じてなかった?w

それでジョーは「アンタもそうだろ?」って聞き返してたけど
体がかってに動いたんじゃなくってギアがかってに動いたから
負けちゃったんじゃないのかな?

勝ったジョーは見に来てた勇利に
「約束通り来てやったぜ。。アンタのリングに」って言ったら
「俺は野良犬とはケンカはしない。。知ってるよな?ジョー」って。。
それってどうゆうこと?ジョーが勝っても試合はしないってゆうこと?


ボロボロのジョーは2階で休んでて
ほかのみんなだけでお祝いでさわいでるとちゅうで
藤巻さんがやってきて南部さんにヒミツの話?

「悪いが南部さん。。ここが終点だ」って言ってたけど
もしかして「俺は野良犬とはケンカはしない」
って言ってた勇利が試合しないようにさせてるとかなのかな?
{/netabare}
{/netabare}
ROUND10“THE DIE IS CAST”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
念願のメガロニア出場を決め、祝勝に湧くジョーとサチオだったが、ひとり浮かない表情の南部。藤巻の無慈悲な追い込みにより遂に南部が白状する。―初めて明かされる、南部と藤巻だけが知る真実にジョーとサチオは……。チーム番外地が最大の危機を迎える中、ついにメガロニアが開幕する!

脚本:小嶋健作 絵コンテ:佐山聖子 演出:泉保良輔 作画監督:清水恵蔵/浦中利浩/滝口弘喜 総作画監督:清水洋
{/netabare}
感想
{netabare}
藤巻さんってホントはちょっといい人なのかな?って思ったけど
次のバロウズとの試合でジョーは八百長することになってたみたい。。

それが分かってジョーは南部さんとケンカして出て行っちゃった。。
八百長なんかする気ないみたい。。


でも、南部さんだってそんなこと分かってたみたい
ジョーが勝ったら3人とも殺されるから
サチオくんだけゆき子の家にあずけたの

白戸の一体型ギアって
もともとエンジニアだったサチオくんのお父さんが作ったもので
白戸に研究データを持っていかれて死んじゃって
サチオくんは白戸をうらんでたんだ

それで南部さんはサチオくんにナイフを渡して「カタキうってこい」
って言ったんだけどサチオクンは
「オレの復しゅうはジョーといっしょにテッペン行くことだから」って

それで南部さんは「だったらおめえは隠れてなきゃな」
ってサチオくんに言って
ゆき子にサチオくんのお父さんのことを話して
あずかってもらうことになったの。。

南部さんはできればジョーに八百長してもらいたいけど
ジョーは八百長なんかしないって分かってるよね。。

でも、どっちにしてもあのとき八百長を引きうけなかったら
メガロニアにも出れなかったんだから
南部さんはただ、悪いことしたわけじゃないみたい。。
ほんとに負けさせたかったら薬を飲ませるとかできたはずだから。。


それでスパイダー・ペペ対勇利の試合は
ペペに見えないくらいの早い左フックで勝ったの

夜、たまたま会った勇利とジョーが話したところはよかった☆

どっちも落ちついてて
これから試合をするかもしれないのに
友だちどうしの話みたいだったから。。
{/netabare}
{/netabare}
ROUND11“A DEADMARCH”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:真辺克彦 絵コンテ:佐藤雄三 演出:土屋康郎 作画監督/総作画監督:石川晋吾

ジョーのメガロニア初戦。相手はグレン・バロウズ。藤巻の指示通りに八百長で負けなければ、自分だけでなく南部やサチオの身にも危険が及ぶ。悩みぬいたジョーは、ある決意を固めリングに立つ。その姿にどよめく観客たち。異様な雰囲気が会場を支配する中、試合開始のブザーが鳴りひびく―。
{/netabare}
感想
{netabare}
ジョーは南部さんとかサチオくんのために負けるつもりだったみたい

でも、スナオに南部さんのゆうこと聞くつもりもなかったのかも?
ギアレスジョーがギアをつけて出てきたの。。


藤巻さんの指示どおりだったら3ラウンドまでねばって負けるはずで
ダウンしたしたときに勇利がリングの下にあらわれて
「オレに言った言葉をわすれたのか?オレを失望させるな!」って。。

それでもそのまま目をつぶろうってしたときに
南部さんが「立つんだ!ジョー!」って♪

「サチオには指1本ふれさせやしねえ!」って
サチオのことつれて来ようってする藤巻さんの手下をやっつけ始めたところは
南部さんがかっこよく見えた^^


はじめは南部さんも今回はジョーに負けてもらおうって思ってたみたい
でも、藤巻さんが

「よくやった。。でも、これで終わりじゃない
これからも一生オレのリングであがいてもらう」

とか言ったから
今回は負けても次に勝てばいいって思ってた自分が
まちがってたって気がついたみたい。。


それでジョーは勝ったけど
あわてて行ってみたら南部さんはもう1つの目にナイフを刺して
自分の目と引きかえに2人をゆるしてもらおうってしたみたい。。

それでもダメなら自分の命まで持ってけってゆう南部さんに
藤巻さんは3人をゆるしてくれたの。。


今回は南部さんのおはなしだったみたい

ダメなおじさんみたいだったけど
ジョーに勝ってもらいたいってゆう気もちは本当で
その気もちが藤巻さんにもやっと伝わったみたい。。

そのかわり、両目とも見えなくなっちゃったけど
八百長なんかはじめたときから
命だっていつなくなるか分からなかったんだから
目だけですんでよかったのかも?って。。


ジョーが立ち上がって相手をたおすのも見えなくなっちゃったけど
南部さんも目が見えなくなってはじめて立ち上がれたのかも?
{/netabare}
{/netabare}
ROUND12“LEAP OVER THE EDGE OF DEATH”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:小嶋健作 絵コンテ:羽鳥潤 演出:藤本義孝 作画監督:小丸敏之 総作画監督:八崎健二

バロウズに勝利したジョー。その勝利と引き換えに大きな代償を支払った南部だったが表情は晴れやかで、チーム番外地は更なる結束のもと、決勝戦へ向けてトレーニングに励む。一方、ジョーのファイトを目の当たりにした勇利は初めて嫉妬という感情を知り、ある決心をする。勇利の決意はゆき子を驚愕させる。
{/netabare}
感想
{netabare}
ジョーが本気で戦いたいって思ってる気もちを知って
勇利もギアなしで戦うことに決めたの

でも、その気もちがはじめ、ゆき子には伝わらなくって
ゆき子は試合を止めるためにジョーのこれまでのことを調べさせて
IDがニセモノでインチキなカケ試合とかしてたことを調べたんだけど
スッキリしなくってちょっと待ってたの

そしたら樹生さんから連絡があって
勇利がギアをはずす手術をして
死ぬほど苦しがってることを知って行ってみたの。。

それでどうしてここまでして戦うか聞いたら
メガロボクスを教えてもらった人から

「心の底から勝ちたいと思える相手がいるのは幸せなことだから
そいつから目をはなすな」って言われたって
それで「その相手にやっと出会えたから
ゆき子さんがくれた生きる意味をオレからうばわないで」って。。

それでゆき子も2人を試合させることにしたんだ。。



この前は、藤巻さんが試合させてくれることになって、今回はゆき子
ジョーにはスパーリングパートナーに敵だったアラガキさんが来てくれて
勇利には敵だった樹生さんが協力してくれて。。って

もう誰も2人の試合を止める人はいないから
あとは思いっきり2人でぶんなぐりあいw

にくいから殺しあうとかうらんでるから呪うとか
そうゆうのとぜんぜんちがう
スポーツでもバトルでもひきょうなこととかしないで
自分の力を出し切るおはなしってアツいしさわやかでいいなぁって思う☆
{/netabare}
{/netabare}
ROUND FINAL“BORN TO DIE”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:真辺克彦 絵コンテ/演出:森山洋 作画監督/総作画監督:清水洋

夢にまで見た勇利との直接対決に燃えるジョー。敗北した日から3か月、遂に勇利のリングまで昇りつめたのだった。迎え撃つ勇利もまた、ジョーとの掛値なしの試合に喜びを覚えていた。
あの日出会ったことで、運命が変わったふたりがメガロニア決勝戦のリングで対峙する。己の全てをかけた死闘が始まる!
{/netabare}
感想
{netabare}
勝負は2人のパンチが同時にあたったみたいだったけど
ジョーが勝ったみたい

ジムは大きくなってて1周年

勇利は車イスに乗ってて
ジョーは引退したみたい。。


今回の試合はどっちが勝ってもいいってゆう感じで
2人とも全力を出しきって楽しんでたみたい^^


メガロボックスにギアは何のためにいるのかフシギだったけど
兵器開発のための実験と宣伝のためだったみたい。。

ゆき子はギアをすてた勇利を見すてたみたいだったけど
ホントはちゃんと心配してたみたい。。
こうゆうのもツンデレなのかな?
{/netabare}
{/netabare}

見おわって。。

ギアをつけて戦うってゆうのがよく分からなかったけど
アツいスポ根でよかったって思う☆


勝っても負けてもアツい試合が終わったらみんな仲良く。。

このおはなしやってるとちゅうで
日大のフットボール部のことでいろいろニュースになってたけど
みんな、ほんとは
こうゆうスポーツをしたいし見てみたいって思ってるんじゃないのかな?


自分のチームとか応戦してたチームが負けて
くやしくっておこったりうらんだりする人がいるみたいだけど
このおはなし見て
それがまちがってるって分かってほしいな☆彡

投稿 : 2022/02/03
閲覧 : 649
サンキュー:

45

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

噛みつかせろ、噛みつかせろ♪

オリジナル作品(原案:あしたのジョー)
近未来のボクシングを舞台に新しいジョーを見せたい!そんな感じなのかな。個人的にはすっきり終わらせた感じで好きですよ。それぞれ自分の生き方にけじめはつけようぜ!けじめをつけれない大人達へ・・・そんなメッセージがあるのかないのかは知らんけど(笑)。アメフト問題から始まってアマチュアボクシング、体操と世間はスポーツ団体の闇の部分が次々暴かれつつあるわけですが(2018年現在)東京五輪なんてできるの?ホスト国がこんなんじゃ恥ずかしい限りですよ。まぁ五輪も商業主義の塊でスポーツ精神なんてやってる本人達がかろうじて持ってる位だろうけど。


私のツボ:おまえのかーちゃん出べそ

NOMADメガロボクス2視聴済(2022.1)
早いですね、もう3年位経つんですね”1”から。
あれから約5年後が舞台となっています。”1”より感傷的な部分が多い内容といえるかな?個人的には何もない青年がメガロボクスで頂点を掴み、居場所を得ながら、おやっさんの死により全てを失い、それをまた取り戻すまでの旅路といった内容かなと感じます。”2”だけの評価だと”3.8”位になるでしょうか。
また、ボクシングの試合もただ、勝つため金の為というより、生きる為意味ある試合というものだけに絞っているようにも思え、あまり派手なファイトシーンはなかったように思います。
男くさい作品の中で、白都嬢やマーラという”いい女”がいるのも良かったですね。好みはあるかもですが、中々、大人の作品に仕上がってると思います。

私のツボ:ハチドリの童話

投稿 : 2022/01/08
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4

ぽにぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

漢の生き様を見た

現代版あしたのジョー。
派手さはないが、作画、演出、どれをとっても安定してクオリティが高い。
命を賭してメガロボクスに挑むジョーの生き様がかっこよすぎる。

投稿 : 2022/01/07
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1

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

1も見ないとということで・・・→断念です。

dアニにあったので一期も見ることにしました。私は本家の「あしたのジョー」は「2」からしかちゃんと見てなくて、虫プロでしたっけ、そちらの方は数話しか見ていないのですよ。この「メガロボクス」は虫プロ版のものも知っていた方がより面白いのだろうなと思いましたが、ベタな感想ですが、これから各話で感想を書かせていただきとうございます。

第一話{netabare}
はじまりはバイクで疾走して崖からダイブしているジョーの様子から。いかさまの賭けのボクシング試合をさせられていて、いらだっているという状況が徐々にわかってきます。そして川向うの「市民ID」地区では、正式なプロボクシングをしているという設定です。その主催者が葉子さんみたいな白土ゆき子という女性です。その傍らに力石みたいな勇利がいる。これから「あしたのジョー」の有名すぎる展開がはじまるんだなというところで終わりました。原作の少年院部分はカットして、賭け試合というところが、大人っぽいですね。いきなりリングでのジョーとおっちゃんとのおなじみの駆け引きの会話でしたから、入りやすかった。まさに「これだな!」って感じで見せていただきました。設定とかSFだったり映画的だったりしてそこも楽しめました。勇利は一期で死ぬんですかね?作画はすごくいいですね。昭和っぽくしかし最近のものっぽく、デッサンに狂いがないところがほんといいですよね。 {/netabare}

第二話 {netabare}
OPが野犬ズで暴力的雰囲気です。勇利というと私は思わずあのフィギュアアニメのキャラを思い浮かべてしまいます。なぜ力石に近い名前じゃないんでしょ?顔とかは力石っぽいのにね。試合は勇利の勝ちでしたが、その後賭け試合をぶち壊したジョーたちは、責任を取れと興行主?の人に詰め寄られますが、どうしてもメガロボクスに出たいという要望を聞き入れてもらいます。市民権を闇サイト?でもらうジョー。このあたり興行主にも何か思惑がありそうでしたが、とりあえず前進したのはよかったですね。

作画とかはほんと昔のアニメ調で、しかしデッサンの狂いがない画面で、非常に安定しています。バイクの場面とか本当にかっこいいし、往年の「あしたのジョー」好きなら見て損はないと思いました。 {/netabare}

第三話 {netabare}
下町での悪ガキ連が登場して、めっきりちば先生の世界に突入です。サチオしかしいいキャラですね。ちょっと未来少年コナンのジムシーっぽい感じも入ってる。でも私が今パソコンで見ていたら、うちの子供が「今のアニメか?」とか聞きました。そう、ものすごく昭和なんですね。ドブ川に南部のおっちゃんが、酒瓶とダンボールを投げ入れる描写なんかもそう。エコの今の世の中では、糾弾されること間違いなしの描写です。あ~昔のアニメだとこの描写はよくあった・・・・と非常に懐かしかったです。話のオチもいい感じに決まっていましたが、今回の対戦相手なにげに本家の西に似てなかったですか・・・?西に当たるキャラはこの先この作品には出てくるのでしょうか? {/netabare}

第四話 {netabare}
前半うまく行っていなかったけど、ラストでKO勝、ギアレスジョー幸先のいいスタートです。これからうまく勝ち上がっていくんでしょうか?サチオもセコンド見習いになった模様。南部さんの横でいろいろサポートして、時には南部に叫びます。いい感じのトリオになりました。しかしメガロニアにはまだまだ届かないのかな。新登場のキャラが気になります。南部さんの古い知り合いですかね。 {/netabare}

――すいません、各話感想はここまでとさせていただきます。どなたさまもご了承ください。2については、最終回まで視聴させていただきます。やはりドブ河に空き瓶を放り投げるみたいな雑なエコ意識で作られた作品ですので、続けての視聴は遠慮したいです。令和のアニメでこれはない。――

投稿 : 2021/06/08
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3

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CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

機械への過剰な依存の否定が副主題?

メガロボクスという、ギアという機械を使ったボクシングが題材の硬派アニメ。
昔八百長試合をしていた主人公の成長物語でもある。
{netabare}

メガロボクスというタイトルなのに、主人公(ジョー)はギアを付けずに公式戦を戦う。
だから、ギアは何のための設定だったの?って突っ込んでる人も多い。
自分も最初はそう思った。
けど、話数を増すうちにそうは思わなくなった。
まず、メガロボクスというスポーツ自体つまらない。
自分の強さじゃなくて、機械の強さで勝敗が決まることも多い。
登場する選手も、自分の腕ではなく、ギアに誇りを持ってる人が多かったりする。
さらに後半になってくると、AIで相手を分析し、正確な位置で攻撃、防御をするなどと言ったとんでもないギアも出てくる。
ほんと、つまらないスポーツだと思った。

だが、作中では「本物」や「偽物」という言葉が多用され、最初はジョーは「偽物」と言われていたが、最後にはこの作品のライバルであるユーリが、ジョーに対して「本物のボクサー」だと認める。
ギアを使わないジョーが本物のボクサーだと。
そして、一体化ギアというギアを使って戦おうとしていたユーリも主人公に感化され、痛みを伴ってまでもギアを取り外す。
試合中ではユーリはギアありのときよりも強く感じると説明される。
自分はここで、この作品は機械に頼りすぎることへの否定したかったんじゃないかなと思った。
正直、典型的な脚本の人そこまで考えてないと思うよかもしれないけど、自分はそう捉えた。
だから、ギアの設定は不要だったとは思わない。
ギアでの実力(機械に頼った実力)は「偽物」だと言いたかったんだと思う。
そして、自分の腕で勝負するジョーこそが「本物」だと。

で、ここまでギアについてだけ書いてきたけど、他はどうなのか、というとまあまあな出来。
序盤に圧倒的な力を見せてきたユーリを最終的には倒すという王道な展開。
各キャラに対するエピソードも悪くない。
特に新垣の話は特に好きだったし、最後のユーリVSジョーの試合はギアなしの熱い戦いで良かったと思う。

ただ、さすがに突っ込みどころも多い。
まず、ギアなんて使ったらけが人が多発するはずなのになんでそんなものが認められてるんだという点。
まあ、治安が悪そうな世界だし、不思議ではないかもしれないけど。
そしてもう一つ、主人公がたった3か月で、以前大敗を喫したユーリに勝利するというなろう系もびっくりのシナリオ。なんで三か月という期間にしたんだと疑問に感じる。
不正出場がばれて脅されるみたいな展開も盛り上がりに欠けるかなぁ。

あと、試合はかなり主人公補正を感じる。
主人公はダウンしても何度も立ち上がるが、主人公が相手をダウンさせるとそのままノックアウトになる。
なんかもう少し工夫をしてほしかったなと思う。

いいところも多いけど、突っ込みどころも多い惜しい作品。
{/netabare}

投稿 : 2021/05/29
閲覧 : 321
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2

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

13話の13Rは熱い

最終話は熱いし終わり方もよかったです。ボクシングの戦い方についてくどくど説明がないところもわたしは好きです。ただ、ボクシングファンが納得できるようなかけひきもあまりなく、いったんはダウンするけれども根性で立ってなんとかKOするの繰り返しなので12話までは冗長だなと感じました。

また、多くの方が語られているようにギアの存在意義が不明です。まず、性能がよいギアを積んだ方が勝てるならばそれはもうボクシングというスポーツの破綻です。取り外しにリスクがあるならば付けるという選択肢は生まれないと思うんですよね。また、グローブだけで殴りあっても血まみれになりかねないスポーツに金属なんかを使ったら怪我のリスクが跳ね上がります。多分ラストのギアレス同士の戦いを盛り上げるために作った設定なのでしょうが雑すぎますね。特にAIの介入はナンセンスです。皆まで言うつもりはありません。

この時代の漫画家ってほんと女性が描けない人多いですよね。手塚治虫さんも女性というものがわからないと苦悩していたとか。人間昆虫記はかなり頑張って描かれたように思いますがそうはいうもののやはり描けているとは言えないと思います。わざと描かないのではなく描けないんでしょうね。まあわたしも嫁の気持ちすらいまだにわかりませんけどね(笑)

どうしてなんでしょうね。WBSSをみていたときほどの興奮はないんですよね。語りだしたら長くなるのでやめますし、本当は問いの答えも分かっているのですが、あえて書きません。ギアうんぬんではないボクシングの魅力を伝えきれていないですね。

まとめ、特にオススメしたい作品ではないです。水道を針金で縛って減量していた頃の力石戦の方がもっと熱いです。

投稿 : 2021/05/14
閲覧 : 224

waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あしたのジョーを久しぶりに感じた。ネタバレしてない…はず

 正直に言います。
 期待していませんでした。
 というか、私の中で少しノスタルジーに駆られて1話観てみようって事でチラ見のつもりでNETFLIXにて視聴してみたのですが、最後まで止まりませんでした。
『あしたのジョー』はまだ小学生の頃に見た記憶だけれど、テレビ版の再放送だったのか、劇場版をテレビでロードショーとして流していたのを見たのかは忘れました。
 でも、今でも鮮明に思い出せるシーンが数多くある。……っと長くなってしまいそうだが、あしたのジョーのレビューじゃないので、割愛。
 まぁそういう昔の美化された思い出ってそれを超えるのは正直無理だろうし、話数的にもメガロボクスは短いので、できることは限られる。
 その限られた時間の中であの濃密なドラマを演出しなければならないというのはこれは監督、シリーズ構成、脚本、演出、どれも難しい仕事になるというのは想像に難くない。
 『あしたのジョー』は、ジョーと力石は重量級の違いもあってなかなか試合をすることができなずにいる。
 ジョーがいくらランキングを上げてもそこには体格の差が立ちはだかる。
 それを可能にするのが減量という、十字架で、これを力石は背負う事になった。
 じゃあ、ジョーは? 彼は貧しいという十字架を背負って勝ち上がる。逆境から勝利へのカタルシスが半端ないし、当時『あしたのジョー』という作品があれだけヒットしたのは、時勢的なものもあったでしょう。
 正当化された暴力、強さへの単純な羨望もあったのかもしれない。
 ともあれ、そんな境遇も階級も違う二人だからあれだけのドラマが生まれたんだと今の私は少し理解できる。

 メガロボクスにおいては、重量級という差を無くす為にギアというプロットデバイスがある。
 んでもってこいつの着想はなかなか面白く、貧富の差が性能の差に現れる。我々の住んでいる現実なら、こういうプロ対プロの試合でマシンを使うのであれば、どちらも同じだけの資金を割と投入できる環境で勝負するのだろうが、この作品では「メガロボクスは誰にでも拓かれている」という言葉どおり市民権があれば誰でも参加資格を得られるらしい。
 一つのデバイスで重量級の差を無くすこと貧富の差を浮き彫りにする事の二つの要素を持たせるこの道具の存在は上手いなと感じる。
 これは結局物語を動かすためだけのプロットデバイスであるので、これを上手に使って相手を倒すとかいったお為ごかしには使われないのが、さらに良い。
 これメガロボクスである意味なくない? とか言う感想を持つ人がいたら聞いてみたい。じゃあどうやって貧富の差と重量級の差というものを解決しつつ13話で面白くしつつ、しかも、サブキャラの背景まで掘り下げるんだい?
 これはそれだけで良かったんだと私は思う。

 演出に関しては、勇利と力石、力石のあの鬼気迫る表情が現代に蘇った。ジョーはちょっとキャラが難しかったのか、あの飄々で無鉄砲で周りを顧みないスタイルになりきれなかったかな? 声優の細谷さんのキャスティングかなー? なんて感じるけれど、見た人はどうなんだろう?
 この世界観のは懐かしさもあり、未来的な感じもあり、AKIRAやブレードランナーのような雰囲気も少しするので好きでした。

 また、音響が痺れる!
 1話目の勇利とジョーが初対峙するシーンなんか色々最高です。ここ観て私は引き込まれました。
ここまで見てもらえれば、あしたのジョーが好きだった人は最後まで見てしまうだろうと思います。
 彼らのドラマがどうなるか、分かっていながら見てしまうんです。その過程が楽しいんです。
 丹下段平が立つんだジョーと叫ぶ。南部贋作が立つんだジョーと叫ぶ。どっちが好きになれる?私は南部贋作が本物にしたジョーに立てと叫ぶその瞬間に感動しましたよ。
ではよしなに。

投稿 : 2021/04/19
閲覧 : 580
サンキュー:

7

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yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしいの一言〈ギアについて思ったこと追記〉

2018年春アニメ。
「あしたのジョー」連載開始50周年企画。
「あしたのジョー」を原案とし、世界観を変えたオマージュ作品。原作未読、本作以外のアニメは未視聴です。


第3話まで見た印象としては、物語は王道でキャラクター描写も素晴らしく、世界観もわかりやすく味わい深い。テーマも最初の段階から見えています。
BGMもよく合っていますし、使い所もしっかり選んでいます。
{netabare}
サブタイトルに毎回「死」という単語が入っていたり、イカサマをするたびバイクで崖から飛び降りるジャンクドッグの行動が「命か誇りか」という葛藤であったり…洒落ているけどなかなか狂気じみてもいますね。
メガロニア出場の目的はジョーは誇りのため、贋作は命のため。ジョーに引っ張られて本気出しつつある贋作さんステキですわw
藤巻さんが市民IDを用意してくれたの、結構意外でした。ユーリ乱入で儲けが少なくなっても「ご祝儀」で済ませたあたり、メガロボクスが本当に好きなのか、あるいはジョーのメガロニア出場に賭ける「賭け金」のつもりなのか…だったら洒落てるなあ。これからの3ヶ月間ジョーと贋作は分の悪い賭けに勝ち続けなければなりませんしね。…賭ケグルイの自分のレビュー読み直してこの作品は賭けという要素も重いのかも、と思い始めた。

作画・演出、音楽、声優さんの演技など安定してクオリティも高いです。コンテ・演出に作画負担を軽減する努力が見られますし、このまま崩れず行くかも…。多少崩れたとしてもこれだけ演出が良ければ問題は無いですし。
強弱を付けた線の味わいもタイガーマスクWと比べれば今風に仕上がっているけど、やっぱりなんだか懐かしくて。背景も水彩やポスターカラーで描いていたセル画時代のイメージに近く、レトロな世界観としてバランスを取っていてとても見やすいです。
キャラクターの動きにも作画のこだわりを感じます。ジョーのアウトローで気だるげな雰囲気と根の優しさや誇り高さ、贋作さんの情けなさとトレーナーとしての実力、ユーリの底の見えない強さと鬱屈、子ども達のちょっとスレた可愛らしさ、ゆき子さんの刺のある美しさ…キャラクター描写にも個性が良く出ており、生きた人間だと感じられます。

ギアが今後どう扱われていくのかも気になる所。
「そんなオンボロギア、付ける意味ねえんじゃねえのか?ガラクタのワンちゃんよ」「裸じゃ出来ねえだろ、メガロボクスはよ」のやり取りはルール上付けるもので、「あんなガラクタひとつで駆け引きしちまうんだ、こんなところで燻ぶってなけりゃ…」という胴元の台詞からジャンクドッグのギアがお飾り同然であることがわかる。とはいえギアがあることには作品として意味があると思うのですよね。

NakamuraEmiさんのED好きですね。歌声が力強く、反骨精神剥き出しの歌詞も作風にぴったり。ネオンサインの動物たちはもしかしてメガロニアに今後登場する選手のイメージなのかな?ユーリの最初の対戦相手はスパイダーですし。熱いのに余韻も残るのがとても好きです。{/netabare}
(2018.4.24)


第4話「LET'S DANCE WITH DEATH」 {netabare}
印象としては2話までの賭け試合との差異を描くことで「本物」に踏み込んだことを示す回かな。

ジョーはボクサーとしてはこれまで「まがいもの」で、実力で勝利を勝ち取る本当のボクシングをしたのは今回が初めてなのかもしれません。そして地下では八百長を強いてきた贋作とも、ジョーはやっと本当の意味でボクサーとセコンドとなった。
贋作自身もトレーナーとしての辣腕ぶりを(プロデュースという名のハッタリ含め)ジョーを勝たせるために振るうことになります。戦略・戦術を考えるのは贋作の役割ですが、ジョーがリングに上がればもう任せることしか出来ないという点も賭け試合の時とは対照的で、しかも自分の運命を託してさえいる。
サチオはギアが無ければ見せ場がないかと思えばとんでもない。一番大切な役回りでしたね。ジョーの腕にぶら下がってる写真可愛かったw

「今日の敵はそいつじゃない!お前自身だ!」という鮫島のセコンドが言った言葉が、ジョーにも掛かってる脚本も上手い。ジョーが今勝たないといけないのは自分自身の恐怖心で、感情に振り回される鮫島と感情をコントロールするジョーの対比が良かったです。
良い試合をすれば観客も称賛し味方になる、というのも純粋なスポーツの良い面ですし、とても良い回だったと思います。

今回の作画、ジョーも贋作もサチオも表情が繊細でしたね。特にジョーの表情の変化を見て思ったよりも若く、弱さもあるんだなあと。
今回ジョーに対して優しい表情をした場面で、贋作さんがジョーをどう思っているのかやっとはっきりした気がします。サチオに対してジョーが優しいので、なおさら三人がファミリーみたいに見えてきて嬉しい。

非認可地区の様子も少しわかって良かった。虻八さん再登場してほしいなあ。
ジョーと贋作の関係がしっかり構築されたところで贋作の過去がわかりそうな感じですかね。
次回も楽しみです。 {/netabare}(2018.4.30)


第5話「THE MAN FROM DEATH」
第6話「UNTIL THE LAST DOG DIES」 {netabare}
贋作と、ジョーの兄弟子ともいえるアラガキの過去と現在を描いた前後編。
「とどまるか、抗うか—あしたを、選べ」という本作のキャッチコピーが改めて思い起こされるエピソードでした。

贋作とアラガキにとって「明日のために」という言葉はメガロボクスのためのもの。繰り返される「前に5、後ろに5」という言葉はメガロボクスを続ける(とどまる)こと、「前に進む」「前に出るんだ」という言葉は自身の未来のために別の道に踏み出すことであったと思います。
贋作がジョーを棄権させようとしたのは「明日のため」とは言えず、ミヤギさんがアラガキの自由にさせたのはアラガキが「前に進むため」だったのも上手く対比しています。
最後の「俺もお前(ジョー)を信じる」というアラガキの言葉が、ジョーと贋作にメガロニアの夢を託したのだと思えてとても良かったです。

アラガキの引退の理由、その描き方が素晴らしかったです。
現役を続行するか引退するかを決められるのは本人だけですが、未練なく辞められる選手ってそうはいないと思います。
引退を考えるアラガキにとっての一番の心残りは、贋作との約束や二人三脚でやってきたメガロボクスだったのでしょう。実際、戦争のトラウマから自殺しようとしたアラガキを救ったのもその想いでした。
ギアレスジョーのトレーナーが贋作であると知った時、時間は戻らないし贋作との師弟関係を復元することはもうないと悟ったから、最初は引退を受け入れようとしていたのだと思います。
でも再会した贋作は無神経にもアラガキに「昔と何も変わらない」と言ってしまった。彼の顔の大きな傷を見れば、これまでいかに辛酸を舐めてきたかは容易に想像できたはずです。そして、それがアラガキの心を揺さぶってしまった。
アラガキが最初に壊すと言ったのは確かにジョーだったと思いますが、最終的に壊したのは贋作から学んだことを捨て去れなかった自分自身でした。リングの上でアラガキが相対していたのは、贋作の教えを忠実に守っていた過去の自分でもあったのかもしれません。
ですが試合が進むにつれ、ジョーとアラガキのスタイルの違いが明確になっていきます。ただただ目の前の相手に勝つことだけを考えるようになり、最終的にアラガキは大きな未練を振り切る。贋作とアラガキを吹っ切らせたのは、勝ちたいと強く思うジョーの粘りだったと思います。
アラガキとジョーが笑い合うシーン、格好良かったです。

あ、あと個人的にはミヤギさんが格好良すぎてヤバイw
再登場はない、よなあ…;;

今回の試合描写は尺が長く、コンテ・演出にアニメ的な外連味はあまり無かったですね。その分じりじりした試合展開が状況の推移とキャラクター心理の変化をよく捉えていて、私はとても好きでした。蝶が前編では死の象徴として、後編では復活のイメージで演出されていたのも良かったです。
この前後編は同じスタッフさんが絵コンテを切っていますし、物語をコンテ・演出と作画にしっかり反映出来ていたと思います。 {/netabare}(2018.5.14)

※6話について追記{netabare}
公式ツイッターで、試合中のジョーの怪我について言及がありました。試合経過に合わせて怪我の進行もきちんと設定画を作って作画していたようです。
ウワーって思いましたw{/netabare}(2018.5.21)


第7話「THE ROAD TO DEATH」{netabare}
今回は、あしたに進むために現在を戦いながらも過去から逃れられない人たちを描いた回、という印象を受けました。

ジョーに期待する非認可地区と認可地区での評価の乖離が描かれ、メガロボクストップ層に食い込むことの難しさが露呈。白都の確執に巻き込まれ過去をネタに脅迫されたジョーですが、過去を消すことは出来ない以上、何とかするしかないね。贋作さんはもしかしたら予測していたかもしれませんが。
ジョー(ジャンクドッグ)が非認可地区で賭け試合を行っていたことは、少なくともゆき子さんとユーリは承知の上。逆に言うと、ゆき子さんはそれを公表してジョーを追い落とす気は今まで無かったのかな?あるいは最後の切り札として取っておいたのか。

今回はゆき子さんもまた様々なものと戦っていることが解ってきました。社長の座を狙う兄、会社の役員たち、先代の存在の大きさ…過去のしがらみとも言えるかな。ユーリにはメガロニアは私たちの夢と言い、一体型ギアの性能を売り込むことも目的もだろうし、そこに何か熱い想いもありそうです。ユーリを誇らしく見るゆき子さん綺麗!
兄の樹生もまた奪われたものを取り戻すために戦っていますが、ボクサーとしては一歩引いた冷静な人物です。盤外戦術とは良い意味で憎たらしい。

ジョーのトイレシーン最初はちょっと驚いたけど、公式ツイッターで「血尿出して頑張ってます」とあったので調べてみました。
ボクシングで試合中に脇腹にパンチを受けると肝臓が傷付くことがあり、尿に血が混じることがあるみたいです…軽症なら数日で治るそう。ちなみに内臓への衝撃は目などへの衝撃に比べれば大きなトラブルになることは少ないとか。程度によるでしょうけど。
ていうかプロボクサーの年間試合数って多くても6試合(正確には24ラウンドくらい)とかなんだそうです。ノックアウトされれば安全のために二ヶ月以上の試合禁止となる場合もあるようですし、アニメとはいえ三ヶ月で5試合とかジョーはどんだけ無茶やってるのさ…
今回贋作さんに殴られて寝ちゃった所を見ると、流石にダメージは残っていたのでしょうね。このアニメ、アウトローな描写もやりすぎないのが好き。演出意図が理解できるって良いですね。

そして豚汁売ったり危ない特等席見つけたり、今回も子どもたちが可愛いw
次回が楽しみです。{/netabare}(2018.5.21)


第8話「DEADLINE OF THE DREAM」
第9話「A DEAD FLOWER SHALL NEVER BLOOM」{netabare}
3話に渡り繰り広げられた白都の後継者争いとメガロニア出場者争いに決着がつきました。
第9話の絵コンテが川越淳さんでびっくりしちゃったw(バイオレンスなダイナミック作品と子ども向けの映画アンパンマンを交互に手掛けるだけあって、幅広いコンテ・演出のできる方で個人的に好き)
それにしても毎回コンテ・演出が違うスタッフさんなのに全体に共通した演出が見られるのは、やっぱり監督さんの采配でしょうか?虻八さん、アラガキやミヤギさん、胴元、藪沼さんもちゃんと登場しているし、キャラクターも大切にしていて好きだなあ。

今回の樹生の描き方とても良かったです。
樹生が証明したいことは、リングの外と中で二つありました。
リング外では、白都の後継者として自分がふさわしいということ。強すぎる執着心や視野の狭さは問題ですが、樹生の情熱と努力は本物でした。
ただ自意識が強すぎて人の上に立つには向かない性格ですし、まがいものは本物にはなれないという考えでは角が立ちすぎるでしょう。
それからリングの上での様子を見ていて、樹生の本質はボクサーというより研究者だと感じました。自動制御を最後まで解除しなかったのが彼の誇りだったと思う。
試合終了後の「体が勝手に動いただけさ。あんたもそうだろ」というジョーの言葉に、樹生は複雑な表情をしたのみで何も答えませんでした。最後のパンチがどちらの意思だったにせよ、樹生とエースは一心同体にはなれなかったのでしょう。リングの上で樹生が証明したかったのは、ボクサーと人工知能がひとつとなり最強となることだったと思うんです。
だからその夢にけじめをつけ、ギアを残して身一つで去ったのだろうと思います。
いやはや、嫌味と格好良さが絶妙なお兄様でしたねw

樹生とゆき子との最大の違いは、他者との関係の作り方です。他人を信頼できるか、信じられない人間であっても折り合いをつけ采配を取れるか、他人によって自分の思う結果にならなかったとしてもリスクを負う度量があるか。
ゆき子とユーリの間には上下関係はあるものの信頼があります。ユーリは彼女の迷いを傲慢だと指摘でき、ゆき子もそれを素直に受け入れるだけの器がある。まあユーリにとっては窮屈でもあるでしょうから、今後何か変化はあるかもしれませんが。
ゆき子が贋作の提案を拒否していながらジョーの再試合の希望を受け入れたのは、どこかユーリに感化されているようにも思いました。

あと、ジョーの名前が皆に受け入れられているのが嬉しいですね。本人ももうジョーは自分の名前だと思っていますし。
で、そこからまた藤巻さん登場で落とす…3話の回想で「メガロニアまで行ってくれりゃあこっちは何の問題も無いさ」って言ってたね、そういえば…
脚本家の掌の上で転がされつつ次回を待ちますw{/netabare}(2018.6.4)


第10話「THE DIE IS CAST」
第11話「A DEADMARCH」{netabare}
登場選手のPVはそれらしいけどちょっとフフッてなりましたwジョーのPVが簡素なのは、ジョーは撮影になんて付き合ってくれないからかも…w

藤巻は贋作の本質はサソリだから自分を裏切ったりは出来ないと高をくくっていたようですけど、その考えは最初から間違っていたと思います。しかも11話アバンで藤巻自身も「3ラウンドでバロウズがジョーをノックアウト」にベットしている。やっぱりこの人外道ですよ。
ただ自分の考えの甘さを自覚したから、贋作が自分から残った目を差し出したことで手打ちにしたということですよね。状況をコントロールしているつもりで実はできていなかったから、苛立ちと自嘲で「笑わせてくれる」という言葉が出た。理由は解らないけど、藤巻は贋作が「本物」になることに強い抵抗感や苛立ちを抱えていたようでしたね。

贋作はアラガキとの一件もありましたし、教え子の未来を奪うようなことはもう出来なかったでしょう。ハッタリではジョーとサチオを守れない。ゆき子さんも今度ばかりは贋作の本気を感じていたのではないでしょうか。
贋作さんは自分の本質にそぐわない生き方に対する鬱屈からお酒に逃げていたのかなあ、と思わなくもないですね。

10話のジョーとユーリのシーン好きですね。ジョー自身が「本物」になれそうな所まで来ているせいかお互い認め合っていて和やかで、ジョーの精神的な成長を感じる場面でもありました。(…そして犬がめっちゃ可愛いwジョーって子どもだけじゃなく動物も好きなの?本当に優しいキャラクターだなあ。)
二人はなぜ戦うのか…ジョーは自分のため、ユーリはゆき子への恩義のためと答えたけど、二人ともそれだけとは言えない。11話ではお互いに相手の言葉に影響を受けていることが察せられます。
特にジョーは贋作を殺させないために八百長を受け入れていたから、ユーリの言葉では立ち上がれなかった。ジョーを立ち上がらせられるのは贋作さんだけでした。
ギアの演出も良かったですね。ギアを付けた自分は「ジャンクドッグ」であって「ジョー」ではない。「ジャンクドッグ」は既に自分の名前ではなく、サチオの言うように「ギアレスジョーはイカサマなんかやらない」という強い主張でした。
10話で虻八さんの台詞が聴けて良かった!優しい激励でしたね。やっぱり良い人だ。

そういえば「そこに立ってるものに触れ」っておまじない、教えたのは贋作さんかな?11話内ではジョーもサチオも贋作も壁に触るシーンがありますから。
ジョーは1話で八百長に臨む前にエントランスの壁を、8話で樹生に嵌められた後(贋作がゆき子さんに再試合を要請していた時)船の壁を触っています。本当に細かい。

もうクライマックスに突入していて、色々考えてしまって感想が纏まりません…;
とにかくジョーが何のしがらみも無く全力で試合できる状況になって良かった…ラスト2話、しっかり楽しみたいと思います。{/netabare}(2018.6.18)


第12話「LEAP OVER THE EDGE OF DEATH」 {netabare}
白都の契約相手は参謀総長だから軍関係なんですよね?白都のギアを普及させることが社会貢献になるとゆき子さんが考えているのはわかるんですが、ちょっと引っかかるかも…。自衛隊のような組織なら別でしょうけど、後一話でそこらへんを入れる尺は無い気がする。

それはともかく、ユーリとゆき子さんの関係がよく解る回でしたね。二人とも一途だなあ。
アラガキやミヤギさん、樹生の再登場もすごく嬉しい!皆和やかで心が洗われました。
特にお兄様!樹生本人の活躍ぶりも見事だったけど、ゆき子さんが弱音や本音を言えるのって確かにお兄様しかいないよなあ…。今回の様子からは多少距離はあるけど普通の兄妹にしか見えない。お兄様の過去話が気になってくるじゃないですかw

ゆき子さんと贋作さんの対比も良かったです。
結局、初めて出会った時からゆき子さんも贋作さんも相棒に心底惚れ込んでいたわけですね。二人はあらゆる点で正反対でありながら、その一点に関しては同じでした。

誰もが本気で戦う中で何かを失い、何かを勝ち取ります。その中で、誰かから何かを奪い、あるいは与えることもあります。
ゆき子はかつてユーリの自由を奪い、生きる意味を与えました。そして今、ユーリを失う代わりにメガロニア主催者としての誇りを獲得し、本物のボクサーたちに最高の舞台を与える。
贋作はかつてジャンクドッグの誇りを奪い、生きる術(メガロボクス)を与えました。そして今、ジョーを「本物」に育て上げ、視力を失う代わりにジョーの誇りと将来を守り通した。
ゆき子も贋作もリングには上がらずとも戦い続け、誇りと呼べるものを手にしたのではないかと思います。


メガロニアとは何なのか、どんな意味を持つ大会なのか、今回描かれたと思います。
「メガロニアのリングでなければ意味が無いんです」というユーリの台詞はゆき子とジョーを繋ぐ言葉でもありました。

1話でジャンクドッグはゆき子とユーリに「何がメガロニアだ。あんなもんただの殴り合いじゃねえか」と言って二人の逆鱗に触れている。ですが、荒んだ地下リングしか知らなかったジャンクドッグはメガロニアのために命懸けの試合をいくつもこなし、今やジョーという名前を手に入れた「本物」です。支払ってきた代償、乗り越えた艱難が大きいからこそ、メガロニアでユーリと戦えることがジョーの誇りとなっている。

ゆき子も今回「どうしてここまでする必要があるの?たかが殴り合いのために」と言っています。ゆき子はずっとギアを重要視していましたし、ボクサーではない彼女がギアの無いメガロボクスに命を懸ける理由がわからないのは仕方がないと思います。
苦しむユーリにゆき子は「もう一度ギアを付けて気高いあなたに戻るのです」と言いましたが、初めて出会った時からゆき子はユーリの気高さを感じています。
オーナーとしてはユーリが勝つことが悲願でしたが、ユーリが自分の元を離れ開催者として中立の立場になった今、ジョーとユーリのどちらが勝ったとしてもメガロニアは彼女の誇りになり得る。
そして今、ユーリというボクサーに対する敬意から、ジョーの戦いをも認めるに至ったのですね。

ジョーの「良いのかよ。倒しちまうぜ、チャンピオンを」という言葉に対してゆき子は少し笑いましたが、何を思ったのかはわかりません。ただゆき子が試合を楽しみにしているのは間違いないのではないでしょうか。

そして次回は最終回。終わってしまうのですね…;;
ジョーは連戦でダメージが蓄積しているし、ユーリもギアを外したばかりの酷い状態だし、二人とも傷だらけで戦うことになるのがちょっと心配。二人とも無事に試合を終えられることを祈ります。 {/netabare}(2018.6.25)


・ユーリの犬について・
「わんこ可愛いよわんこ」って言いたくて…
いえ嘘ですw
{netabare}
気づいてる人も多いだろうけど、犬は一個のキャラクターというよりもユーリの内面を表現するためのギミックである、という話。

11話のラストシーンで明確になったと思いますけど、それ以前から犬の名前が呼ばれないのは気になっていました。登場当初の樹生を激しく威嚇したのも、主人であるユーリを良く思っていない人物だからというのもあるし、ユーリ自身が多分樹生を嫌い…というか、根本的にそりが合わない人物であったから。12話では威嚇しなくなっていて、和解の演出として明確な意図が感じられますね。
それに犬が撫でられるシーン一度も無いんですよ、確か。ユーリ自身が樹生を威嚇する犬を宥めたくらい。ゆき子さんやジョーにも撫でられていないのは、飼いならされた家犬という印象を持たせたくなかったからかな、と。今回ユーリが手術後に酷く苦しんでいても、犬は微動だにしていません。キャラクターとしての犬なら主人の苦しむ姿に取り乱す方が自然ですよね。ユーリの決意と本質は何も変わっていないという安心感がありました。
ユーリの王者の風格を損なわず感情をしっかり見せる心憎い演出ですし、キャラクターを理解する上で大きな手掛かりとなっているので注目していました。

…わんこ可愛いよわんこ(*´∀`){/netabare}(2018.6.25)


第13話「BORN TO DIE」{netabare}
意外と予想したことが外れたね。ゆき子さんが試合を見なかったのは意外。
あと犬は今回一気にキャラクターって感じになりましたね。作中で初めて撫でたのは樹生だった…可愛かったwユーリがギアを外して自由になったから、本心を他の存在に仮託する必要は無くなったのだろうと思います。

最初にあえて不満を言っておくと、試合のシーンはもっとがっつり見たかったです。ずいぶん前からドラマ性を重視していることはわかっていたけれど。
耐えに耐えてチャンスを掴むのがジョーのスタイルなのはずっと変わっていませんから、これまでの印象と近い試合になるだろうということも理解しています。それでもOP無しでもう1分半長く見たかった。演出的にOPを入れることを優先したのかもしれません。


でもそれ以外は本当に素晴らしかったです。
因果関係がしっかりしたハッピーエンドが何よりも嬉しいし、人間ドラマとしては非常に好み。試合描写もアニメ的な外連味は少なく地味でしたが、ドラマとよく噛み合っていて素晴らしかったです。
水滴の演出、OPの演出、キャラクターの瞳に何かが映り込む演出を最終話まで入れていて、本当に集大成でした。贋作さんのサングラスに映り込むジョーの姿にはぐっと来ました。

今回一番印象に残ったのはユーリとゆき子の関係と、番外地ジムの後日談。

前回ユーリとゆき子はそれぞれに一人で戦う道を選びました。
それでもユーリにはリングに上がれば誰かと何かしら関係性がある。4話からずっと描かれてきた観客の応援と熱狂も、ボクサーへの敬意を印象付けるものでした。
ゆき子は決勝戦を観戦することはせず、軍へプレゼンテーションに向かいます。彼女は兄ともユーリとも決別し、自身の夢のために一人で戦い続けることを選びました。兵器ではなく人間の身体機能としてのギアにこだわるということは、軍事関係者との契約もひとつの過程に過ぎないのでしょう。
それでも、一年後の様子からはメガロニアもゆき子にとっては大切な大会であること、たまに番外地ジムに顔を出していることがわかります。

後日談で良いなと思ったのは、皆の関係に壁が無いこと。認可地区も非認可地区も関係ない集まりになってますね。子ども達は元気いっぱいだし、関わった人たち全員登場してるし、ただの仲介役だよって言ってた藪沼さんまで来てますし。
ジョーは人を育てる方に行くのか…。意外だったけど納得もしました。1話を観返すと、いかにジャンクドッグが周囲から断絶された存在かわかります。そこから脱却した今、ジョーが一人っきりで生きる子どもを放っておけないのはとても納得する。もともと子ども好きなのはわかっていましたからね。

ユーリもジョーも試合で完全燃焼し引退、この戦いの中で得たものを次世代へ伝えていく。とても良いラストだったと思います。{/netabare}
(2018.7.2)


【BDBOX1について】 {netabare}
もともと加工を加えたり拡大縮小したりして荒い線にしている作品なので、鉛筆線みたいな細かなニュアンスが鮮明に見られます。でもBDで見て一番驚いたのは画質よりも音声。録画したものとは音質がすごく違う。効果音や音楽の素晴らしさがよく解ります。
作品内容に関する特典が充実しているのも良かった。

森山洋監督はメイキングのインタビューでこの作品を「ジョーの人生で一番輝いた三ヶ月間」と語っています。その言葉を聞いて、他の競技だけど同じような例(おそらくその選手が現役時代において最も輝いた半年間)をリアルで見たことを思い出しました。
私が本作にハマったのは必然でしたねw

・BDBOX1特典新作ショートアニメ“BEFORE THE ROUND ONE”・
イラスト(止め絵)に音声を乗せたピクチャードラマという感じです。
贋作さんが名無しの青年(後のジョー)を拾ってから、あのオンボロギアと「ジャンクドッグ」というリングネームを手に入れるまでの物語。
…短いのであらすじ書いただけで思いっきりネタバレになっちゃうけどw
いやはや、「ジャンクドッグ」が「ジョー」になってくれて良かった…これは後から出した方が良いタイプの前日譚だなって思いました。 {/netabare}
(2018.8.2)

【BDBOX2について】{netabare}
キャラクターデザインと美術のお話。やっぱり監督の采配がしっかりしていたようです。特典冊子に第9話の脚本と絵コンテが載っていて見比べるのが楽しいです。やっぱり9話はキー回ですね。

オーコメは樹生の話が多かったです。
「あしたのジョー」にはなく「メガロボクス」にはある要素。私はそれらをある意味全て背負ったのが樹生であったと思っています。
彼には元となるキャラクターが存在しませんし、試行錯誤する中で作られたのだそうです。本作を本作たらしめているのが樹生だと個人的には思っているので、声優さんにもスタッフにも愛されているのが嬉しかったり。
9話は「ギアレスジョーが完成する話」という発言も聞けました。樹生は白都の名前を捨て、ジャンクドッグはジョーの名前を自分のものにするストーリーでもあったんですね。最初の予定では9話のラストが樹生というキャラクターのクランクアップだったようです。
ユーリ役の安元さんからは樹生が自分を生きたからこそその姿を見てユーリもギアを脱げた、というような言葉も。

・BDBOX2特典新作ショートアニメ“AFTER THE ROUND FINAL”・
車椅子で昔所属していたジムを訪れ、かつて自分を拾ってくれた恩人と過去を語り合うユーリ。師弟関係についてはジョーと正反対で、和やかで良いお話。
ビジュアルイメージが明確で音楽・音響に力を入れてきたこの作品はピクチャードラマがとても良く似合いますね。{/netabare}
(2020.2.16)

【ギアについて】
これは人間ドラマのためのギミックであることは間違いないので、それで納得できない人は一定数いるとは思います。あにこれのレビューではwaon.nさんが鋭い指摘をされていますね。
私も何回か見て整理した内容を個人的に記しておきます。
{netabare}
重要なのは、ジョーの目的が勝敗ではなく「ユーリと最高の試合をしたい」ということ。その点から、ギアは純粋なスポーツに帰っていくドラマを描くギミックなのではないかなと。
純粋なスポーツというのは、この作品では「対等な条件下で最高の試合をし、それを観客が納得して受け入れ歓迎すること」ではなかったかと思っています。

ジャンクドッグが臨む地下の賭け試合では、観客は自分の金が絡むので当然下衆な見世物になる。そこに選手の尊厳や観客の賞賛は生まれる余地はありません。
メガロニアではショー的演出があった所を見ると、当然スポンサーがいて、興行の側面もある。ゆき子の一体型ギアを売り込む目的もユーリにとって足枷でした。ゆき子と樹生のギアへの考え方の違いが描かれたのも重要で、ギアの有無だけでなくコンセプトの違いもまた選手の身体能力に影響します。

しかし、ユーリがジョーと対等に戦うためにギアを外してオーナーとの契約も解消したことで、二人ともギアもスポンサーも失い公平な勝負になるわけです。
身一つで戦い勝ちたいという選手の情熱と、素晴らしい試合に熱狂する観客が、メガロニアを最高の舞台にする。勝敗を決するのは肉体と精神と技術だけ、全てのしがらみを越えたスポーツの理想の姿ではないでしょうか。

私はギアの在り方についてはそれで納得しています。
{/netabare}
2期はギアがどう描かれるのかも含めて楽しみですね。1期ももっと色んな人が見てくれたら嬉しいな。
(2021.4.18)

投稿 : 2021/04/18
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42

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なるほど 悪くない作品だ

あしたのジョー題材にした作品だから面白かった
主人公とシナリオ展開が熱かったんで面白かった

1クールだけなので展開も早いから
展開も早いから見るの止める事なく見続けられた

ボクシングをアーマーみたいなの着てやるけど
主人公だけ生身で向かうってのが熱かった
ラストも良かった

度々出てくるラップ曲に合わせての演出はあまり要らないなと感じた
また正直EDが終わってるなと感じた

投稿 : 2021/01/03
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2

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

★★★☆(観賞1周目)

2020.11.24 ★★★☆(3.2) 初回評価

投稿 : 2020/11/25
閲覧 : 316
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0

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラクタードラマとしては良かったが

 原案は既読。
 「あしたのジョー」を原案とする一種のオマージュ作品だが、単にオリジナルをなぞるのでは
なく、もう一つの「あしたのジョー」を作ろうとしていた感じ。
 単に舞台を近未来にした「あしたのジョー」をやっても、オリジナルに並ぶような作品には
とうていなれないだろうと思えるので、このやり方で良かったなんじゃいかなと思う。

 オリジナルとの違いの最たるものがラストの結末かなあ。
 オリジナルの力石 徹との戦いがある種の悲壮感のあるものだったの対して、本作はなんと
さわやかな結末。
 これは「あしたのジョー」において「もし力石が死ななかったら?」というIF的要素も
加味されているみたい。
 キャラクター並びにその関係性は当然オリジナルの「あしたのジョー」に類似しているが、
無名のボクサーが短期間で最高峰のトーナメントに名を連なるまでの展開などは「修羅の門」の
ボクシング編を思わせる。
 そういったわけで展開自体はオリジナルとはかなり異なるが、それだけにジャンクドッグが
ジョーを名乗ったり、南部 贋作が名台詞「立つんだ、ジョー!」と叫んだりなどなど、
時折オリジナルとシンクロするような部分はゾクゾクさせてくれる。
 セリフに関しては序盤においては「立つんじゃねえ」、「明日のためになんて、俺達には
ねえんだよ」といったオリジナルとは反対のものが多く、裏返った引用がニヤリとさせられる。

 1クールでうまいこと締めてくれたと思うが、多くのキャラの生き方が魅力的だったので、
そういったキャラ達のドラマを観たかった感も。個人的には勇利、白都 ゆき子、藤巻などは
面白い話がいっぱい転がっていそう。
 ここで書いていて気付いたのだが、キャラクタードラマという部分では主要キャラの中では、
主人公であるジョーが一番薄かった気がする。
 そういう点では主役であるジョー自身を強烈に描くのではなく、彼と対峙することで
それぞれのキャラが自身の何かに気付いたり変わったりといった感じで、ジョー自身は各キャラの
生き様を映す鏡のような存在だったのかも。

 内容的には人間ドラマに重きを置いたような感じで、そちらに関しては申し分ないが、
その反面メガロボクスというスポーツを描いたスポーツものとしては物足りなさを感じる。
 藤巻の八百長試合の強制などは南部を中心とした人間ドラマとしては重要なファクターだったり
するが、ジョーを中心としたスポーツものとして観るとむしろ邪魔なものに写ってしまう。
 原案の「あしたのジョー」、いや高森 朝雄(梶原 一騎)原作のスポーツもの全般に言えるが、
濃いキャラクタードラマを展開しつつ、スポーツものとしての面白さもおざなりになっておらず、
本作を観ると逆に梶原作品の凄さを改めて感じたり。

 本作でのスポーツものとしての物足りなさで、特に気になったのがメガロボクスの
象徴的存在であるギア。
 演出的にはジョーが装着しないことによる持たざる者としての象徴、本物と偽物の区別化、
あるいは勇利を縛る枷的存在など、メタ的には充分機能していたと思うが、
近未来スポーツであるメガロボクスの、ボクシングとは違う魅力を観たかったと思うのは
贅沢だろうか?。
 ギア装着ゆえの、ボクシングでは得られない迫力などはアニメ向きだったと思うんだけど。

2018/07/23
2020/09/05 追記

投稿 : 2020/09/05
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5

ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

アニメからリアル、リアルからアニメへ

『あしたのジョー』連載開始50周年記念と銘打って企画された作品。
今なお語り継がれる、ボクシング漫画の傑作を原案とした
近未来ギアを使用したボクシングを描いている。

アニメーション製作:トムス・エンタテインメント3×Cube、
監督・コンセプトデザイン:森山洋、キャラクターデザイン:清水洋、
原作:高森朝雄、ちばてつや

橋の下のボクシングジム、隻眼の老いぼれ、
市民IDを持たない貧しい人々が暮らす未認可地区。
原作を彷彿とさせる世界観。
地下闘技場で非合法の賭け試合を行うことで
生計を立てている男がいる。
彼のリングネームはジャンクドッグだ。
最下層の男たちが夢見る栄光の世界。
摩天楼がそびえる大都会のスポーツとして
多くの人々の脚光を浴びるメガロボクスと呼ばれる
大イベントが開催されている。
君臨するのが白都コンツェルンの
お抱えボクサー、勇利だった。

ジャンクドッグ、そしてジョーの
リングネームを持つことになるのが原作での矢吹丈、
勇利が力石徹の役どころとなる。
また、南部贋作が丹下段平、
白都ゆき子が力石とジョーとの間で揺れる白木葉子、
サチオがジョーを応援する子供たちの代表として
それぞれキャスティングされている。

原作の形を借りただけのオリジナルアニメーションとして
考えると、それなりにまとめているとは思う。
しかし、作品としては上っ面だけという印象は拭えない。
それは登場人物たちの切迫感や哀しみを
画面から感じ取ることができないからだろう。

{netabare} ジョーと勇利が戦うラストは最初から分かっているわけだから、
そこに至るまでにどのように展開させるのかが重要なのだが、
甚だ盛り上がりに欠けている。 {/netabare}
その理由のひとつは、おそらくジョーと勇利の過去が
ほとんど語られることがないからだ。
13話で原作のポイントを抑えないといけない制約があったため、
そこまでやっている時間はなかったのかもしれないが、
いちばん大切な部分が抜け落ちてしまっている。
ジョーや勇利の戦う理由が視聴者にほとんど伝わってこないのは
致命的な失敗といえる点で、それがなければ物語に深みを
感じさせることができないし、面白さを生むのは難しい。
どこかの物語を削ってでも、主人公たちを深掘りするべきだったが、
それができていないため、最初から最後まで平坦な物語で終わってしまった。

この話でやらなければならなかったのは、
ジョーと勇利、白都ゆき子、南部贋作という
4人の登場人物のそれぞれの想いと行動、関係性だったと思う。
ここがしっかり構築されていれば、もう少し感じ方が違ったのだが、
白都ゆき子と南部贋作が物語に関係しているようで、
大して関わっていないようにも見える。
そして、ジョーと勇利の関係性も心に入ってこなかった。
だから、あまりにも平凡な作品になってしまったのだ。

作画面ではよく頑張っていたと思う。
動きも悪くなかったし、崩れることもなかったように感じた。
粗い作画のラインは、昭和の時代を感じさせる。
声優陣も細野佳正、安元洋貴を中心に安定した布陣だった。
ラップを中心とした音楽面も悪くはなかったが、
やはり肝心の物語が進む方向を誤っている。

ギアを使用することが、原作との最大の違いだった。
しかし、その部分が全く活かしきれず、
この物語に何ももたらしていないことも
大きな欠点のひとつだろう。
ただ、『あしたのジョー』にふれたことのない人が
この作品をきっかけに目にしてくれたら、
それは価値のあることかもしれない。

私が『あしたのジョー』を知ったのはアニメが最初で、
そこから夢中になって原作の漫画を読み耽ったのは、
いまでもよく覚えている。
(本屋に通いつめ、立ち読みで20巻全巻を読破した。
かなり後になってだが、全巻購入して
豪華版も揃えたので許してもらいたい)
私はこの作品に出会ったことがきっかけでボクシングファンになった。
『あしたのジョー』は、漫画史に残る名作だが、
ここからリアルのボクシングに興味を持った人は、
男性ならかなり多いのではないだろうか。

かつて日本では国内選手の試合以外は
ほとんどテレビ放映されることはなかったが、
土曜日の昼にアメリカのボクシングを
不定期に放映していることを知り、楽しみに観るようになった。
当時、日本のボクシングは、フライ級やバンタム級くらいしか
強い選手がいなかったが、アメリカのミドル級の試合を見て、
私は「本物」のボクシングに魅了されてしまった。
スピード、威力、技術面のどれをとっても、
それまで自分が観ていたものとは違うスポーツといえるほど
別次元の世界がそこにはあった。

当時夢中になったのは、ミドル級で絶大な人気を博していた
トーマス・ハーンズという選手だった。
彼のフリッカー・ジャブ(当時はそんな呼び方も知らない)の
速さと威力には目を奪われた。
左腕をL字型に下ろして
左右に揺らしながら打つデトロイトスタイル。
ジャブが当たっただけで倒れてしまいそうなのだ。
後に『はじめの一歩』の間柴了の登場によって、
再度当時のことを思い出すわけだが、速さと威力を兼ね備えた
このクラスの試合の緊張感ときたら、堪らないものがあった。
ふたりの男たちの交錯する瞬間を見ていると、
手のひらから、じんわりと汗が滲んだ。
シュガーレイ・レナードやトーマス・ハーンズ、
ロベルト・デュランにマービン・ハグラーを加えた
4人のウェルター、ミドル級の戦いを観たことで、
私は完全にボクシングの虜になってしまったのだ。
その後、WOWOWの『エキサイト・マッチ』によって、
世界のボクシングが身近になり、
たくさんの名試合を観ることができるようになった。

そんななか、私はやはりもうひとつのボクシング漫画の傑作
『はじめの一歩』も毎週楽しみにしていた。
そこで、最も高揚させてくれたのが、
鷹村の世界初挑戦の相手であるブライアン・ホークだった。
普通に読んでいると、こんなヤツはいるわけないと思ってしまう。
しかし、ボクシングファンなら誰でもすぐに分かってしまう。
こいつのモデルは、明らかにナジーム・ハメドだろうと。
私は長年ボクシングを観てきたが、本当の意味で驚かされたのは、
トーマス・ハーンズ、マイク・タイソン、
フロイド・メイウェザー、ナジーム・ハメド、
ワシル・ロマチェンコ(現役)の5人だ。
(凄い選手はまだまだ数多いるのだが、
ボクシングの常識を覆したという意味では、
この5人ではないかと密かに思っている)
そのなかのひとりであるハメドの自由なボクシングは、
奇抜な登場シーンとともに多くのボクシングファンの
脳裏に刻まれることになった。
近接でスウェーバックしながら、あり得ない角度からアッパーを出すなど、
どんな態勢でも攻撃する変幻自在なスタイルがハメドの魅力だった。
そんな選手がブライアン・ホークとして登場すると、
さすが森川ジョージ、分かってるな(なぜか上から目線)となって、
より、ボクシングも漫画も楽しめたものだった。

私はスポーツ漫画やアニメが大好物なのだが、
やはり現実のスポーツの魅力を上手く表現しながら、
架空の世界に落とし込んでくれる作品に惹かれる。
自分の想像の世界を広げ、新たな楽しみを感じさせてくれる。

アニメからリアル、そしてリアルからアニメへ。
さまざまなジャンルの未知のことを提供してくれるから
私はアニメを観ることがやめられない。

※エンドクレジットに協力ということで
ピューマ渡久地の名前があったのも懐かしかった。
辰吉丈一郎、鬼塚勝也とともに平成の三羽烏と呼ばれ、
低迷気味だったボクシング界を活性化させた功労者のひとりだ。
ヤンキーで喧嘩早く、傷害事件を起こして
タイトルを剥奪されるなど問題の多かった選手でもある。
彼と同じフライ級で当時、日本の最強とされていた
勇利アルバチャコフ(本名はユーリ・ヤコヴレヴィチ・アルバチャコフ)と
いうアジア系でロシア出身の選手がいたのだが、
今回の勇利とつながりがあったのかどうかは不明だ。
調べてみると、渡久地は現在、記憶障害の病気を患っており、
離婚した元嫁の聡美さんがジムの会長を務めているという。
(2018年8月27日初投稿)

スポーツアニメに対する視点(2020年7月3日追記)

結局、どこまでこだわるかという問題になるが、
個人的には、スポーツアニメの作り手は、
そのスポーツのこと、もしくはスポーツ全体のことを
ある程度は、理解してもらいたい。
ボクシングのSF作品を作るのに、本当のボクシングを
取材する必要はないかもしれないが、やはりどういうスポーツか
ということくらいは知っておくべきだろう。
いくらSFでも全くリアリティを欠いてしまうと、
少なくとも私は興ざめしてしまう。

例えば、メガロボクスは上半身にギアをつけて試合をする。
それ自体はSFスポーツアニメとして、とても面白い発想だ。
しかし、この作品ではボクシングだけでなく、
スポーツそのものに対する理解力が圧倒的に不足している。
つまり、上半身にギアをつけたら、
強いパンチが打てると思ってしまっているのだ。
いくら強力なギアを上半身に装着しても、それに見合った
強靭な下半身がなければ、強いパンチなど打てるはずがない。
上半身に振り回されて、バランスが崩れてパンチは弱くなる。
そういうことを少しでも知っていれば、
下半身を補助する設定を何か考えておくはずだ。
例えば『はじめの一歩』を読んでいれば、
ロードワークが繰り返し、執拗に描かれていることに
気づくはずなのだ。どうしてこんなに走らないといけないのかと。
私はこの作品において、リアル要素を微塵も考慮していないように
見えることが大きな不満点のひとつ。
最終的にはギアを外して試合をするので、
そんなことを言ってもあまり意味がないのだが。
スポーツが題材であるなら、視聴者が気づかないような部分にも、
作り手は少しでも考慮して欲しいと願う。
それが作品に深みを与えるのではないだろうか。

投稿 : 2020/07/03
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58

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かった

あしたのジョーっぽい部分はあるけど、キャラも環境も違う。原案はざっくりしすぎ。オマージュやインスパイアぐらいの気持ちで観るのがよさそう。

作画めっちゃいいです。
海外展開を見越して肌の色は各種揃えてますし、ボクシングアニメには似つかわしくないダンス、へたなラップも当然入ってます。
入れるのは悪くないと思いますが、それらの要素にボクシングくらいのこだわりを感じないのがなんかなーの感じです。
主題歌雰囲気を掴んでるような、掴んでないような。歌詞は好きじゃないですね。

面白いけどあんまりスカッとしないのはそのせいかな。

投稿 : 2020/05/26
閲覧 : 253
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3

ネタバレ

HAKU さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

熱い!

明日のジョーは観ていません。大まかに内容は知ってますが・・・
それでも、この作品の泥臭さとか、熱さというのは伝わってきました。
貧乏なところから、自分の拳一つで成り上がっていくところは好感がもてます。
この世界では、ギアというものをつけて戦うのが基本です。
いわゆるパワードスーツみたいなものです。
だれが考えたってパワードスーツ着用した方が強いに決まっています。
でも、それを覆していく爽快感。
圧倒的強さではなく、ボロボロになりながら勝機をつかみ取る泥臭さ。
それに対して、試合をするための駆け引きというか、しがらみなどのドロドロ感。
どれもしっかりと描かれていて、記念作品足りえるものだったなと思いました。
ただ、僕自身がぬるい人間なので、{netabare}自分の目を差し出して試合にこぎつけるというのはやりすぎかなと。僕にとってはハッピーエンドにはなりえないです。{/netabare}
やっぱり、細谷さんはかっこいい!ってのも高評価です!

そして、最後まで主題歌は好きになれませんでした。
OPはまだ聴けるようになりましたが、EDはむしろ嫌いなくらい。
どうしてこんな選曲なのだろうと疑問です。(特にED)
試合中のBGMはいかしてますよ!

投稿 : 2020/05/03
閲覧 : 224
サンキュー:

3

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

あしたのジョーをきちんと見ていないのでなんとも言えませんが、メガロボクスの設定が結構よかったと思います。最後まで楽しく見続けることができました。とはいえ、このストーリー全体には今の時代にはそぐわないチープさを感じました。

投稿 : 2020/04/27
閲覧 : 238
サンキュー:

2

レタスの人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

久しぶりに良いアニメを見た

これだよ、俺が見たかったのはこういう普通の。
俺も捻くれたサブカルアニメばかり見るが、昨今のアニメの無茶苦茶展開より余程王道パターンが少なくないとも言えるのもある気がする。

原作、あしたのジョーとなっているが、オマージュ作品であり、内容は大きく違う。
オチも全て後腐れないない辺りは明日のジョーのファンには相いれない部分もありそうだが、王道展開からのこの爽快なエンドで俺は幸せで満たされた。
アニメとして大きく完成度を誇っていると思うよ。

ただ大きな刺激が欲しいタイプにはちょっとお勧めできないかもしれない。
それについてはバランス的な美しさを感じたのであって、衝撃とはまた違うからだ。
衝撃が欲しいのであれば虚淵作品を見るのが手っ取り早いと俺は随分前に学んでいる。

投稿 : 2020/03/05
閲覧 : 382
サンキュー:

2

ネタバレ

kochan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

技についての掘り下げがほとんどないのが残念。
最後に期待どおり、クロスカウンターを持ってきたのは〇

投稿 : 2019/11/20
閲覧 : 221
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

拳で語り合う男同士の宿命

ギアを装備しての拳闘、その名もメガロボクス。地下で八百長を生業とする男、王者として王道を進む男、二人の出会いはお互いの宿命へと突き動かす。
利と欲に塗れた世界に、男の拳で語り合う事を求める二人の男が挑む。

往年の名作「あしたのジョー」と比較する事は、余りにも酷なのですが、気になったポイントが少し
まずギアたる装備の拳闘。斬新なのか無駄なのかと思いきやストーリー上の重要な役割を果たしているので納得。
やはりOP曲、リメイク系の作品全てに言える事ですが、私は無知なのでタイミングや理由は全く知らないんですが、往年の作品はOP曲には基本的に歌詞が記載されていた様な?長い話数に変わらないOP曲、当然印象が残る事なので、新しい曲に対してはやはり厳しく思ってしまいます。

踏襲してる演出としては、力石イメージで相手をマットに沈める際のスローな見下ろす演出や、防御から一転のスイッチが入る際のゾクッとさせる目線や顔の表情などは、懐かし思える演出でした。

13話で短い尺で決まっている目的に進んで行く展開ですが、やはり男の闘争心を煽るもので、雰囲気も重なり、これで良しとして個人的には十分楽しめた作品でした。

投稿 : 2019/10/04
閲覧 : 206
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shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

リンダ リンダ

トムスエンタテインメント制作。

肉体とギアを融合させた未来型ボクシング。
この時代の最高の娯楽であるようだ。
頂点の証メガロボクストーナメントに向けて、
それぞれが始動を始める。
名前も市民IDもない非合法ボクサー、
ジャンクドッグは未だ地下ボクシングのリングにいた。

乾いた空気感とSF設定でビバップな印象。
主題歌の入りが興奮を呼び覚ます。
ジョーが持つ時代を超え語り継がれる、
崇高な「勝利への執着」「敗北の美学」を、
テクノロジー込みの拳闘でどう描くのか?
楽しみでもあり不安でもあります。

2話視聴追記。
音楽と効果音が心地良く響き、
ワセリンの匂いまでこちらに伝わってくる。
{netabare}開始10分のシャドーボクシングは白眉。
この一瞬ですべてを理解した。{/netabare}
それは人を殴り倒すための「拳」だ。

9話視聴追記。
ここにあるのはやるかやらないかだけだ。
{netabare}噛みついたら離さない野良犬の生き様だ。
人生の分岐点で勇敢にも立ち上がる。{/netabare}
あしたを選ぶ生き様とはそれだけで闘争なのだ。

最終話視聴追記。
最高の瞬間を生きる「生の肯定」、
この今を詰むっていい言葉ですよね。
{netabare}最後の文字だけのカットが素晴らしい。{/netabare}
最終戦はもう少し描くべきでしたが、
それでも称賛を贈ろうと思います。

投稿 : 2019/08/18
閲覧 : 695
サンキュー:

52

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sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良作!見るなら「あしたのジョー」見てからね。

おもしろかったです。年齢ばれますが、あしたのジョー2世代です。
初代ジョーも再放送や映画がTVであったので見ていました。
この作品は、初代に出てた人物はでてきませんが、オマージュ的な世界観。
2話目くらいで違和感なく入り込めるのは、初代原作と同じキャラ関係、設定感だからでしょうね。

どちらかというと初代ジョーですが、shirato(白木じゃないよ)のおねえさんがいい味出してきます。このあたりはジョー2に似てる演出かな。

文句なしでおもしろかったのですが、2個だけ不満というか、おしかったのが
OPEDとラストシーン。

OPEDはまったくだめ、話にならん。これは0点。なんじゃこりゃですw

そしてラストシーン。これもまったくだめ。

初代ジョー世代はこの2つの要素で3杯のメシ食ってたようなもんです。
それをこの作品はがっつり劣化させたことは誠に遺憾ですw
意味が分からん。どうしたかったんですかね。。

サンドぉ~バッグに~♪とか i'll remember♪とか 「燃えたよ、真っ白にな」とかそういうのがジョーのいいところでもあるのに。
ちょっと残念な点もあったけど、作品はすごくいいので見てみてください。

投稿 : 2019/07/27
閲覧 : 270
サンキュー:

2

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クワル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

注文はあるけど、良い作品

あしたのジョー50周年記念作品。

あしたのジョーは読んだことがないので、それとの比較はできないんだけど、いい意味で泥臭い・成り上がり系のキャラクター・ストーリーでした。嫌いじゃない。
OP・EDもアニメとよく合っていました。
総じてアメリカで受けそうな作品w

ただ、最後は {netabare}きれいなハッピーエンド{/netabare}で終わったのはどうなのかな。個人的にはしっくりこなかった。
あと、勇利とゆき子のキャラの掘り下げがもう少し欲しかったかも。


                                             Not Dead Yet...

投稿 : 2019/06/22
閲覧 : 326
サンキュー:

2

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

熱く格好いい、応援したくなる魅力的な物語

1話感想:
主人公が格好いい。これ系の高クオリティで渋い内容って、面白いと思っても結局見なくなったりしますが…。
これは面白い。先が気になります。
熱くて良いですね。

全話感想:
普段は萌え系ばかり見ていますが、こういうのも格好良くて良いですね。
熱く格好いい、応援したくなる魅力的な物語でした。
主人公も味方も敵も、それぞれに人生を背負っていて魅力的でしたね。
この手の続編ってまるで魅力がないものが多い中で、とても良い出来で、あしたのジョーっぽさがしっかりと息づいていました。

ただギア無しで戦うのが当たり前の世界の住人には、ギア無しで戦うのがどれだけ大変なことなのかがピンと来なかったなど、問題もあるかな。
序盤でギアで車を持ち上げるとか、圧倒的な性能をアピールしたりと見せ方もあったのでは、なんて些細な問題も無くはないですが…。
まあ面白かったという事実の前には細かい話ですね。
とても良かったです。

投稿 : 2019/04/30
閲覧 : 203
サンキュー:

3

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kakelu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界観が異なる“あしたのジョー”

1話の感想 ★★★★ 4.0
非市民のメガロボクサー
{netabare}
どことなくあしたのジョー感が否めない。
だが、それがいい!
この最底辺からどこまで登り詰めることができるのか!!{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
偽物が本物に
{netabare}
1度、本物を知ってしまったせいで我慢出来なくなったんだな。
なんぶさんも意外といいやつじゃねーか。
ただただ保身の為って線もあるけど。
これでようやく本物のステージにいけるな。{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
孤児
{netabare}
あしたのジョーにも子供たちが出てきたよね。
そんなとこまで同じとは…
なんぶのおっちゃんが見つけた秘訣とは…
あと、ギアはどうすつもりなんだ…{/netabare}

4話の感想 ★★★★☆ 4.5
ギアレス・ジョー
{netabare}
ギアを着けずとか背水の陣もいい所だ。
武器を持ってる相手に素手で挑むようなものだ。
怖くたって当たり前だ。
しかし、3連勝するとは…
ギア着けてたらもっと簡単に勝てたんじゃないか?
それとも、ないからこその力か?{/netabare}

5話の感想 ★★★★ 4.0
次の対戦相手は
{netabare}
元弟子が次の対戦相手か。
ジョーの上位互換ってところか。
おっちゃん、元々市民だったんだな。
元弟子も可哀想に…
というか、ジョーは一体、どうして非市民になったんだ?{/netabare}

6話の感想 ★★★★☆ 4.5
超えるとき
{netabare}
アラガキ…
良くやったよ。
あの脚じゃなければ、余裕で勝っていただろうに…
ジョーは運が良かった。
しかし、これから相手は強者しかいない。
1段階どころのパワーアップじゃ勝ち抜けないぞ。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
メガロニアまであと1戦
{netabare}
まさかの偽造IDがバレての不戦勝…
客もガッカリの結果だよな。
偉いさんもバレへんように上手く作ってくれたらいいのに。
これでジョーの快進撃は終わってしまうのか?{/netabare}

8話の感想 ★★★☆ 3.5
このまま終わるのか
{netabare}
ナンブさんの説得には乗らなかったのに、ジョーが突撃してきたら意見を変えるとか…
ナンブさんが嫌いなのか?
あの嬢ちゃん、嫌いだわー。{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
劣勢からのスタート
{netabare}
まず第一に思ったのが、展開が早かった!
別にそこまで気にならんけど、展開が早いと思ってしまう程度には早かった。
尺的に足りなくなってきたのかな?
ボクシングのことはよく知らないんだけど、1発KOとか本当にあるの??
なかなか浪漫はあるけど。{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
夢と現実
{netabare}
ここまできての八百長の強要。
これは……
流石に可愛そうだ。
最終的に、2人はどーなるのだろうか。{/netabare}

11話の感想 ★★★★ 4.0
準決勝
{netabare}
試合だけを見れば、本気を出したらジョーの余裕勝ちって感じかな?
南部さんは残りの目玉を差し出すことで何とかなったみたいだけど……
アンダーグラウンドな世界は怖いな……{/netabare}

12話の感想 ★★★★ 4.0
勇利の意志
{netabare}
まさかギアを外すとは……
これじゃメガロボクスじゃなくてボクシングじゃないか!?
そして、痛みに闘う勇利の描写があしたのジョーでの減量中の力石徹と被る。
次で死なないよな?{/netabare}

13(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
決勝戦
{netabare}
勇利も最後は同じ土俵で全力を出せたから良かったのかね。
決勝を戦った2人は次は育成に力を入れる感じかな。
南部さんも目は見えなくなったがジムを再建する事ができた。
ジョーも優勝をもぎとり、みんな満足できる結果に収まったな。
最後の盛り上がりに欠けたのが少し残念。{/netabare}

投稿 : 2019/03/26
閲覧 : 284
サンキュー:

9

8bit さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

悪い意味で今風 (脚本) 良い意味で今風 (画)

泥臭いサクセスストーリーを期待して視聴するととんでもない肩透かしを食らう。
物語の全てが"点"で構成されており"線"として繋がっていない。
随所に感動カッコイイ台詞が散りばめられているがそういうのは前段階できちんとした描写があってこそ活きる演出台詞であり、その場限りで発言させるには不適切。
悪い意味で今風のキャラクターだなと感じた。
ちゃんとバックボーンを描きなさい。

アマチュア(ハンデあり)がたった3ヶ月(初戦に至っては1週間程度)で制覇する競技に説得力の欠片も感じられない。
土台に説得力が無いからキャラクターの発言も説得力が無い。
脚本がへたくそ。
そもそも企画倒れ。
13話で収まる話じゃない。

スポコン物で一番大事なのは過程だ。
敵がフックの使い手ならばダッキングを練習して懐に潜り込む術などを練習する。
足腰を鍛えて前進する力を付ける。あるいは腹筋を鍛えて相手の攻撃に堪える肉体を作る…etc。
サッカーなどの団体戦なら仲間と絆を深めてチームワークを鍛えるなどあるだろう。
目標(倒すべき敵)がある→それをどう打破するか考える→練習する
相手が強ければ強いほど(自分との力の差があるほど)それを乗り越えた時の感動がより大きくなる。
しかし本作にはそれがない。(全編通して10分くらいはある)
敵の描写無し、主人公側の練習の描写無し、それでスポコン物として何を楽しめと?
ここら辺が今風。
修行パートを疎かにする傾向嫌いだなぁ…自分が強くなってる実感ないもの。


泥臭い画は意図的に描かれたモノでこちらはとても良い。
線が不均一、汚く見えるノイズ加工など、泥臭さの表現は素晴らしい。
製作談で意図的にやったとの発言があったので狙い通りでしょう。
…ただし戦闘の描写はイマイチ。
猫パンチが少々多めなのと引きの画が多いのも気になった…

画の良さと脚本の悪さの差がハッキリと出た作品。
作画に引かれて最後まで視聴できたがこの作画でなかったら最後まで観れなかっただろう。
とはいえこの程度の酷い脚本は世に溢れているので別格に酷いというわけでもない。
まだ見れるレベルではある。

惜しい作品。
芯をしっかりと描写していれば化けたかもしれない。

投稿 : 2018/12/26
閲覧 : 388
サンキュー:

10

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

近未来型ボクシング

過去に視聴済み。
ラジオ「天才軍師」で安本さんと細谷さんが
やたら推すので見てみたら、2人ともメインだった(笑)

昔のジョーを知らない人は
比べられないだろうなと思う。
ギアをつけてのボクシング、
力の差よりも金額の差が勝ち負けに
関わるっていうのが今っぽい。

セコンドのおっさんの声、違和感なくてびっくり。
そういえば葉子さん嫌いだったな・・・

投稿 : 2018/12/04
閲覧 : 287
サンキュー:

6

oxPGx85958 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

棒立ちでパンチを互いに繰り出す競技

いろいろと問題点のある作品だけど、このメガロボクスというスポーツの設定と描写にまったく説得力がないという時点で、何やっても無理だったという気はします。設定が少々変であっても、描写の勢いでなんとかなってかもしれないんだが、全体的に棒立ちになったまま立ったまま互いにパンチを繰り出しているシーンが多く、2018年にあって、スポーツを扱った映像作品としてありえないんじゃないかと。

あと全体的にダサい。作画を敢えて古めにしているのはまあいいとしても、音楽、セリフ、セリフ回し、演出、物語の構成、そもそもの物語のすべてがクールじゃない。

いったいどんな成算があったのかとても不思議です。

投稿 : 2018/11/18
閲覧 : 253
サンキュー:

3

ダビデ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

おもしろい!

明日のジョー原案、ボクシング+SF、カウボーイビバップやサムライチャンプルーを思い出させる作画・音楽などなど、引き込まれないはずがない!!

投稿 : 2018/11/07
閲覧 : 297
サンキュー:

12

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

わからない!あの外装ギア背負って、どうやってクロスカウンター出そうというの??

絵が好みだし、
都市景観やらガジェットにAKIRA入りまくってるし、
乾いた感じがよく出てるし、
アウトローな拳闘がメインモチーフなので。
これは、やめられないや。

主人公ジャンクドッグが、全然ジョーじゃないと見せかけておいて
アッパーブロウの低い軌道とか、
スラックスの丈が短くてくるぶし丸出しつんつるてんとか、
変なところでちゃんと原作リスペクトなのが苦笑いだ。

丹下段平も力石も葉子さんもそれっぽいし。
原作厨にはこういうリメイク、結構楽しい。

問題は、あの外装義体というか外殻ギア。
インファイトをどう戦うんだ?
あしたのジョー真骨頂のトリプルクロスとか、
ちゃんと繰り出せるんだろうか???

攻殻SACでバトーがボクシングをちゃんとやってたのは、
完全義体同士だったから。
あんな腕やら肩やらに外付け剥き出しの半端な装置、
どうにもスポーツファイティングには無理がある。
それに攻撃に特化しすぎて、生身でディフェンスってのが肉体的に苛烈すぎるし。
そういう故障とか接触事故とか肉体破壊とかも展開のなかに含まれるのならいいけど。
 
なんてあたりも興味あるんで、これは見続ける。


予想完視聴確率:88%
クール内BEST10到達予測:30%
予想涙腺刺激度数:6%
平均エロチックメーター指数:-40%

投稿 : 2018/11/03
閲覧 : 332
サンキュー:

24

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メガロボクスのストーリー・あらすじ

『あしたのジョー』を原案としたオリジナルストーリー。八百長試合に身を沈めるボクサーが、運命に抗うために、自分の全てをかけてリングで闘う姿を描きます。(TVアニメ動画『メガロボクス』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年春アニメ
制作会社
トムス・エンタテインメント
主題歌
≪OP≫LEO今井『Bite』≪ED≫NakamuraEmi『かかってこいよ』

声優・キャラクター

細谷佳正、斎藤志郎、安元洋貴、森なな子、村瀬迪与、木下浩之

スタッフ

原案:「あしたのジョー」(原作:高森朝雄、ちばてつや/講談社刊)、監督:森山洋、コンセプトデザイン:森山洋、脚本:真辺克彦/小嶋健作、キャラクターデザイン:清水洋、総作画監督:清水洋/石川晋吾/八崎健二、ギアデザイン:形部一平、プロップデザイン:嶋謙一、美術監督:河野次郎、色彩設計:茂木孝浩、撮影監督:江間常高、撮影:T2studio、編集:今井大介、音響監督:三好慶一郎、音響効果:倉橋裕宗、音響制作:東北新社、音楽:mabanua、オンライン編集:キュー・テック、協力:週刊少年マガジン編集部/少年マガジンエッジ編集部、ボクシング取材協力:ピューマ渡久地ジム

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