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「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部(TVアニメ動画)」

総合得点
78.7
感想・評価
356
棚に入れた
1528
ランキング
529
★★★★☆ 3.7 (356)
物語
3.9
作画
3.5
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.8

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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

マインの進む道は面倒くさい世界。

【概要】

アニメーション制作:亜細亜堂
2020年4月5日 - 6月21日に放映された全12話のTVアニメ。

原作は、「小説家になろう」に連載し完結したweb小説を改訂し、
TOブックスから刊行されている、香月美夜による小説。
原作イラストは、椎名優が担当し、2期と3期にあたる『第二部 神殿の巫女見習い』は、
TOブックスの『コロナEX』とニコニコ静画の『comicコロナ』にて、
漫画家の鈴華の作画によるコミカライズ版がweb連載中。

監督は、本郷みつる。

【あらすじ】

他の何よりも本を愛する現代日本の女子大生の本須麗乃は、
念願である大学の図書館の司書に就職が決まった日に大地震で本に埋もれて亡くなり、
彼女が異世界転生した先は、識字率が低くて平民は本の存在を知らない中世の世界。
そこでは本はとても高価で貴族の持ち物だった。

平民で兵士の娘・マインに転生した麗乃は、衛生観念の低い下町の環境に当初は戸惑い、
マインの家族に奇妙に思われながらも、日本で得た知識をもとに生活環境を改善して、
更には最大の目標である、「本がなければ作ればいい!」の夢を叶えようと、
一番身近な男の子のルッツとともに紙の代用品を作ろうとしては失敗していた。

口利きで大商人のベンノの知遇を得たことで職人を紹介してもらうなど状況が前進。
この世界での初の植物紙の製造に成功したマインとルッツ。

だが、マインには別の問題があった。並外れて虚弱なマインを定期的に苦しめる熱病。
それは身食いと呼ばれる死病の症状であり、倒れたマインを救ったのは、
ベンノが商業ギルドのギルド長に交渉して手配してもらった壊れかけの魔術具だった。
だが、それも一時的なもので身食いの熱は増え続け、残り1年ほどしか身体がもたない。

身食いの熱を吸い取る魔術具は貴族の持ち物であり、今回マインが支払ったように、
非常に高価なうえに通常は平民に回ってこなく、お金があったとしても入手不可能。

身食いの平民が出来る選択は二つに一つ。貴族のためだけに働く契約で魔術具を買い、
その借金を返すために貴族に飼い殺されて生きるか、
身食いの対処を諦めて残された1年間を家族とともに生活して一生を終えるか。

マインは家族に正直に話して、家族と過ごして短い人生を終えることを選んだのだった。

その後、洗礼式で神殿の図書室を発見したマインは巫女見習いになりたいと言い出すが、
平民出の神官や巫女は身寄りのない孤児が仕方無くなるものだと家族全員に反対される。

一度は志願した先の神殿に断りを入れに赴いたマインの口から自身の身食いの話をしたのだが、
身食いとは病気ではなくて、貴族並に高い魔力を持った平民がたまに生まれてきて、
その魔力が限界以上に溜まって身体に悪影響を及ぼす現象。
統治システムに影響する魔力の高さが権力の象徴である貴族にとっては、
魔力をほとんど持たないはずの平民の身食いなんて本来は目障りであったが、
政変による大粛清で貴族が激減。神殿に入っていた貴族出身の青色神官が、
元の貴族に戻るために数多く還俗したことで、
神事・祈念に魔力を捧げる捧げる青色神官が不足して、農作物の収穫量にまで悪影響。

そこで魔力不足を補うために魔力持ちのマインを神殿に取り込もうとの話になったのだが、
両親を召喚して平民の出だと知るとマインを奴隷のように扱い搾取・利用しようとの神殿長の考え。
中世の階級社会で平民が貴族階級に連なる権力者に逆らうの極刑ものであるが両親の必死の抗議、
マインの膨大な魔力での威圧で高圧的な神殿長を殺しかけて神殿側が折れたことで、
マインは青色巫女見習いとして権利を認められて神殿お勤めをすることに。

神殿は青色神官(貴族)と灰色神官(孤児)の身分社会であり、
平民出身の青色巫女見習いのマインを快く思わない者が多い。

神殿のトップである神殿長ベーゼヴァンスには徹底的に嫌われているが、
厳しいながらもマインを認める神官長のフェルディナンドの庇護下に置かれたマイン。
そこでもマインは本作りを初志貫徹しようとしたり、
神殿内で自分の手の届く範囲で改革をしようと奔走するのだった。

【感想】

原作者の読みやすくて面白い文章は、
なろう小説の中ではトップでは無かろうかと思っている作品のアニメ化。
マインの神殿の仕事が始まる2期は1期と比較すると話数が2話分少ないせいか、
進行を急いでいる感じ。
特にモノづくりのパートが職人に投げて結果がこうなったばかりで、
トライ&エラー成分が犠牲になってるような。
と思ったら構成の都合で回想という形で職人ヨハンのエピソードが3期に回されていたりでした。

本を作りたいというマインの目標は変わってはいないのですが、
2期でのメインはモノづくりではなくて、人間が正しく生きるには!みたいな話。
きちんと人の話を聞いて物事を考える大切さが描かれています。

封建国家で“人権”の概念が生まれていない中世の価値観の世界で、
貴族社会のいざこざの皺寄せで犠牲になっている神殿内の孤児たちを救おうと、
理不尽さに抗って手の届く範囲から環境を改善しようというマインたちの活躍。

マインの同僚であるはずの青色神官は、家庭の事情などの一部の例外を除いては、
魔力量が絶対の貴族社会で落ちこぼれて神殿に入れられていて、
本家で貴族として生活してる親類縁者に劣等感を持っていまして、
マインが自分たちと同じ青色の衣を与えられているのに対して、
平民の分際で生意気だ!と昏い感情で怒りや苛立ちを持ってしまったりするわけですね。

アニメでは該当シーンがカットされているのですが、
マインの味方の神官長フェルディナンドに仕える灰色神官のアルノー(オカッパとニキビの彼)が、
マインに度重なる小さな嫌がらせをしていまして、
彼に限らず神殿の中の人たちの心の歪みの数々が後の事件の伏線になっていまして、
細かく組み立てられた原作の物語が、アニメでは尺の都合とわかりやすさ重視なのか、
漫画で読んだ同じ話よりもシンプルに整理されていまして、
このアニメって子供向けにアレンジされているのかな?と思って見たり。

この作品で悪いことをしている人たちの多くは出自が貴族であれ孤児であれ自分の境遇への不満を、
誰かに嫌がらせや虐げることで鬱憤を晴らすという不毛な行為に走っていまして、
弱さから心が歪んでしまった人間と、歪まずに良心に従って生きようとする人間との対比で、
どことなく道徳的な部分があるのですよね。

権力社会にマインが入って陰湿なキャラクターたちと対峙してしまうところが、
1期のファミリー&モノづくり路線と違ってしまってるのですが、
作品のタイトルに、“下剋上”が入っている以上は、マインが段階的に成り上がっていく過程で、
歪んだお貴族様との対決が避けられないのは仕方のないことではありますね。

アニメはアニメで漫画では出来ない動きの表現の楽しさがあるのですが、
ストーリーは小説や漫画で読んだほうが完成されているのかな?
楽器(フェシュピール)を弾いているシーンでは、
演奏を描けるアニメーターがいないのか運指がアニメーションしてなかったり、
ストーリー面では十分に楽しめるアニメではありながらも、
不足の部分がところどころ気になるアニメではありましたね。

それでも、ルッツの家族間の問題の話であったり、2期の最終回であったり、
家族愛が強めで外してはいけない部分は外さずに見せ場は素晴らしかったのですので、
あまり評価が下がることなく観て良かった作品だと思うことにしました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2022/12/14
閲覧 : 137
サンキュー:

24

ネタバレ

神谷 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感想!

本好きの下剋上

この作品は異世界転生ものです。
主人公のマインは、前世では本好きで、異世界に転生してしまう。そして、本を作り出すために、努力して本を作り出すと言う内容。
一言で言うと、紙の作り方を知らない人に紙の作り方を教えるような面白さ。この作品は全く紙の作り方の知識がない状態で試聴していたのでとても面白かった。
この作品の面白さは雑学を勉強してそれを覚えているような面白さに近い感じで見ていてワクワクして楽しかった。ただ知識にある人が楽しめるかというとそれはよく分からない。
この作品でなるほどここはこういうふうになっていてこういうふうになっているのかと関心する場面があり、見ていてとても面白かった。
ドラマ面はそこまで強く無いが、なろうアニメでは挫折というのが物語上で一つしかなく、普通のドラマよりドラマ面は弱い。
とんとん拍子に話が進めていく、徐々に成功すると言うのが面白く、ここまで面白い作品は久々に見た。
なんといっても貴族的な価値観や中世の技術というのが忠実に再現されており、そこに魔術のファンタジー性があり評価が高い。
ここからは私個人の主観になりますが、女性向けやこういった学術的な学びを入れたような作品を評価していく流れをあにこれでも作っていけばいいと思った。もちろんこれは一案になるが、女性向けというと萌えが入っていると、女性はあまり嫌がるのでこういった真面目に考証した作品を作っていくのは業界にとっていい流れになると思う。
物語自体はサクセスストーリーになり、ほんのないせかいでどう本を手に入れたような作品になる。

例えば鋼の錬金術師は、銀の匙のように、農業に視点を与えた作品とかキングダムのように歴史にスポットを当てた作品とか、そういったアニメである程度学問を学ぶことの優位性について考慮する点は必要だろう。無論、表現規制の話をしているのではなく規制は反対だが、世の中の役に立たないものを描かなければ社会的な利益をもたらすものと認識されないのでその波が強くなっていくと言うのは避けられないという点もある。経済的な合理性があるのは必然だが、主にジャンプ系の作品などが売れており、これから世界市場を目指すならアニメーションの中で学問を学んでいくと言う取り組みは業界にとってある程度の利益を与えるものだろうと考えている。アニメに価値があるから、支援したり、児童ポルノから排除したりと言う考えが生まれると言うことを肝に命じてほしい。経済的な合理性は然りだ。
その上で表現規制反対と業界を声を上げればきっといい条件を勝ち取れるだろうと推察している。
ただこの作品は死生観、転生観が変わるので健全な作品かと言われると、拒否されるに違いない。
と言うことで健全にしなくていいので学術的な価値や文学的な価値を残していく、経済的な合理性を強めていく流れを含めるのならこの方針でいいと思う。その上で女性の支持というのは非常に大切な要素なのである。

投稿 : 2022/06/20
閲覧 : 158
サンキュー:

6

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Our Army, Our Protectors

毎週楽しみに、しかもぼんやりと眺めてきた『日美』である。
しかし今回ばかりは違った。
美術の世界を通し、ウクライナの歴史を俯瞰しながら、心かきむしる今に寄り添う内容であった。

そしてこの『本好きの下剋上』の世界観が、東西民族の衝突の舞台であり、回廊として、独自の文化を築き上げた「キエフルーシ」をモチーフとしていることを知るのである。
天翔ける神獣は、この地を駆け抜けた、文字を持たぬスキタイの民が残した工芸品の数々と共鳴するのだ。

何より、ウクライナの国民的芸術家であり、民族作家であったマリア・プリマチェンコの作品の多くが、キエフ郊外の美術館と共に焼失してしまったことにショックを受けた。
特徴的な図案、素朴で色鮮やかな画風を前に、パブロ・ピカソは平伏し、日本をはじめ、多くのイラストレーターに影響を与えたことは容易に想像できる。
母親譲り、伝統的なスラブ刺繍の作家でもあった彼女の作品。
本作、2期のエンディングアニメーションもまた、この世界へのオマージュと言えそうだ。
ちなみに、タイトルに使わせて頂いた『Our Army, Our Protectors』は彼女の代表作であり、是非ググって欲しい名作であり、芸術と同じく『平和』の守り手であるべき『本』の世界と重なるのである。

『私たちの軍隊、私たちの守護者』…。

あと、グーテンベルクが生まれたのが、ドイツの古都、大司教座のあったマインツだったのですね^^;。
マインちゃん、納得です。

投稿 : 2022/04/17
閲覧 : 320
サンキュー:

15

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

つづきだから1期(第14章まで)を先に見てね☆彡

公式のINTRODUCTION
{netabare}
本のためなら巫女になる!
「三度の飯より本が好き」な女子大生・本須麗乃が兵士の娘・マインとして転生した世界には、本がなかった。平民は識字率が低く、羊皮紙で作る本は高価でお貴族様のもの。そこでマインは決意する。
「本がなければ作ればいい!」
試行錯誤の末、商人のベンノと出会い、商人見習いになるために植物の紙を完成させるが、マインの体は「身食いの熱」に蝕まれていた。
貴族が魔力を持つこの世界で、時に魔力を宿して生まれる平民がいる。それが「身食い」。増え続ける魔力を吸い取る魔術具がなければ、生き長らえることはできない。
そんな時、洗礼式で神殿の図書室を発見したマインは、巫女見習いになりたいと神殿長に直談判する。すったもんだの末、マインは魔力を奉納する青色巫女見習となることが決まった。
しかし、本来、貴族に与えられる「青の衣」を平民上がりのマインが纏うことを快く思っていない者も多く、マインの行く手は前途多難。
問題児ばかりの側仕え、神殿の階級社会……。
麗乃時代とも下町時代とも異なる神殿の常識がマインの前に立ちはだかる。果たして、マインが心ゆくまで読書できる日は来るのか!?
そして、マインは本を作ることができるのか!?
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』(TOブックス刊)
著者:香月美夜/イラスト:椎名優
監督:本郷みつる
副監督:川崎芳樹
シリーズ構成:國澤真理子
キャラクターデザイン:柳田義明、海谷敏久
総作画監督:柳田義明、海谷敏久、遠藤江美子
プロップデザイン:ヒラタリョウ
美術監督:木下了香
美術設定:天田俊貴
色彩設計:一瀬美代子
撮影監督:北村直樹
編集:長坂智樹
音響監督:渡辺淳
音響効果:倉橋裕宗
音響制作:JTB Next Creation
音楽:未知瑠
音楽制作:フライングドッグ
アニメーション制作:亜細亜堂
プロデュース:ジェンコ
{/netabare}
キャスト{netabare}
マイン:井口裕香
フェルディナンド:速水奨
ルッツ:田村睦心
ベンノ:子安武人
トゥーリ:中島愛
ギュンター:小山剛志
エーファ:折笠富美子
オットー:日野聡
マルク:前野智昭
フリーダ:内田彩
グスタフ:中 博史
ギル:三瓶由布子
フラン:狩野翔
デリア:都丸ちよ
ロジーナ:鈴木みのり
ヴィルマ:安野希世乃
{/netabare}
1話ずつの感想


第十五章 神殿の巫女見習い
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公式のあらすじ
{netabare}
いよいよ神殿の巫女見習いになることになったマイン。神殿に入るまでの間、これまでの ことをベンノに報告したり、カトルカールの試食会をしたりと、慌ただしく過ごす。そし て、マインが神殿へ行く日がやって来た。フェルディナンドによって誓いの儀式が行われ、 青色巫女見習いとして認められるマイン。そして、これからマインの身辺の世話をするという側仕えたちを紹介されるのだが......。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、神殿入り前、後半ははじめて巫女になって。。


あらすじの通り、神殿入り前はいつも通りってゆう感じだったけど
神殿の人が、工房のこととか聞きまわってたり、空気が悪い感じ。。

それでも家から通えて、工房もつづけられるんだから、良かったとおもう^^



後半ははじめに、神殿で巫女になる儀式をして
そのあと、やっと今回のメインのストーリー(たぶん)の
マインの3人の側仕えが出てきたんだけど

1番マトモな人が神官長のスパイ
それから神殿長の愛人候補の8歳の女の子が神殿長のスパイ
あと、10歳の問題児の男の子。。

マインはこの3人を、うまく使っていかないといけないみたい^^;



儀式のシーンは、たぶんもう2度と聞かない呪文?だから
長く感じて眠たくなってきちゃった^^;

神殿は差別が多そうで、何だかイジメとかもありそうだけど大丈夫かな。。


神殿長の方が神官長よりえらかったんだね。。
逆だったらよかったかも☆彡


作画はちょっとくずれてたかも。。

EDの刺繍がかわいかった^^
{/netabare}
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第十六章 青い衣と異なる常識
{netabare}
公式のあらすじ
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神殿での生活が始まった。新しい仕事を覚えていくマインだが、側仕えたちはマインに反抗的な態度を取る。中でもフェルディナンドの側仕えだったフランは、貴族らしさの欠片もないマインに仕えることに不満を持っていた。一方、マインも側仕えが信用できず、ちっとも神殿に馴染もうとしない。そんな中、寄付金を納めることになったマインはベンノを伴い神官長の元へと赴くことになった。
{/netabare}
感想
{netabare}
青色神官ってふつうは貴族がなるものだからそうゆう常識が必要みたい。。
マインは何となく知ってたと思うけど、ベンノさんに言われて
そうゆう態度でフランに話したら
フランもマインにていねいにしてくれるようになった^^

それにベンノさんといっしょに神官長に会って
神官長がマインのこと心配して、1番信用してる自分の側仕えをつけた
って知って、フランのギスギスした思いがなくなったみたいでよかった☆


あと、デリアは神殿長の部下だって思ってるから、まだ平気みたいだけど
ギルは、ほかにたよる人もいないのに、マインにさからってるから
ご飯も食べれないみたい。。
ちょっとかわいそうだけど、マインはおなかすかないのかな?

魔力が暴走するとか言ってたけど
魔力を奉納してたら大丈夫なんじゃないのかな?
それでもまだ、虚弱体質って治らないの?


それとマインははじめて本をじっくり読めたと思うんだけど
もっと感動してもいいんじゃないのかな?って^^
{/netabare}
{/netabare}
第十七章 与えるべきもの
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
フランの信頼を勝ち取ったマイン。しかし、ギルとデリアはまだマインを主と認めない。「与えるべきもの」を与えていないからだ。神殿では主が側仕えの衣食住を保証するのだ。マインは、麗乃時代とも下町とも異なる神殿での常識に戸惑いながらもギルに食事を与えるためにはどうすれば良いかを考える。一方、自分たちに歩み寄ろうとするマインの姿に、ギルとデリアの心も揺れて……。
{/netabare}
感想
{netabare}
ギルとデリアの攻略回ってゆう感じなのかな?

ゆうこと聞かない2人は、マインのところしかいるところがなくって
マインは神殿にへやも持ってないから、2人はご飯も食べれなかった。。

それでもデリアは神殿長のところに入りびたって食べ物とか手に入れてたけど
マインの近くにいなかったから情報も伝えれなくって追い出されちゃった。。

マインはそうゆうことを知って、孤児院の院長室を自分のへやにもらって
お掃除してくれたギルにごはんとお給料の約束して、味方にして
神殿長のところを追い出されたテリアにもいばしょをあげて
神殿の中にも、マインのいばしょができたみたい^^




何となく分かってきたけど巫女のお仕事って、仕事ってゆうより
アニメでもときどき出てくる「ノブレス・オブリージュ(貴族の義務)」
ってゆう感じみたい。。

マインは神殿に寄付したり、お仕事しても何にももらえないだけじゃなく
下の人たちにいろいろあげなくっちゃいけなくって
それって、あげっぱなしみたいだけど
その代わり、みんなに尊敬されて大事にされる、ってゆうことみたい^^

でも、今回のおはなし見てたら
最近、政治家の人たちが悪く言われてる原因が分かったみたい

政治家の人たちって、ほかの人たちよりお金とか名誉とか持ってるから
政治をするのは当たり前で、そのほかにも
下の人たちに何かあげないといけない義務があるんじゃないかな?

今週のサブタイトルにもなってるけど
えらい人でも「与えるべきもの」を与えない人って
今までのマインといっしょで
ギルとデリアからきらわれてもしょうがないのかも。。


にゃんは家のためにしか働いてないから
えらい人から何にももらえなくっても、文句とか言わないけど^^
{/netabare}
{/netabare}
第十八章 孤児院の大改革
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
孤児院に案内してもらったマインは、飢えた幼い子供たちを見てショックで倒れてしまう。なんとか子供たちを救えないかとフェルディナンドに相談するが、孤児たちに対して責任を負えるのかと問われ、答えることが出来ない。しかし、飢えた子供たちの姿が頭から離れないマイン。大好きな読書も手につかなくなってしまう。そんな中、ルッツの一言からマインは孤児を救う方法があるかもしれない、と希望を見出す。
{/netabare}
感想
{netabare}
孤児たちを助けるために、マインが孤児院長になって、紙づくりをさせて
自分たちで食べ物を手に入れられるようにしようとするおはなし。。


自分から孤児に会いに行っておいて
すそをつかまれただけで「いや!」ってふりほどいたマインがイヤだった。。
そのあとたおれて、ルッツに会ったらすがりついたところも。。

マインの前世って、図書館に就職が決まったって言ってたから
たぶん大学は卒業してる大人だったんじゃない?

それでも本さえ読めれば何でもいいって思ってたマインが
本を読むより気になって、やっと動き出したところは
すごくいい人ですぐ動き出すより、リアルっぽくってよかったかも。。

電車で座ってるとき目の前にお年寄りがきたら
席をゆずってあげた方がいいって思いながら
目立ちたくない、断られたらどうしよう?って考えて、動けないにゃんより
1度は逃げても動き出すマインは、ずっといい人だと思った。。

まわりで見て見ないフリして逃げてる人たちだって
ホントはそれでいいって思ってなくって
きっかけがあれば、マインみたく動き出す人なのかも☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第十九章 大掃除と星祭り
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
孤児院長に就任したマインは、手始めに孤児院の大掃除をすることに。さらに採集の仕方やスープ作りを教え、孤児院の環境を改善する。働けば報われることを知った子供たちは、率先してマインのために動くようになり、マインは子供たちから慕われる。そして季節は夏になり、子供たちにも星祭りを体験させたいと思うマイン。フェルディナンドの許可を得て、孤児院の庭でタウの実をぶつけ合うが、そこで不思議なことが起きる。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなし

マインが「働かざるもの食うべからず」って言って孤児院を変えてくおはなし

おはなしではうまく行ってたけど、だれも見てないところで働いた子は
どんなにがんばっても分かってもらえなくって
マインの前でだけがんばるようにならないか、ちょっと心配だった。。

あと、自分たちでがんばった分
ご飯を食べれるようになったのはよかったけど
子どもたちが働かないと食べていけないって、かわいそうかも。。

マインが来て、この世界が変わってくといいけど☆彡


後半は、タウの実を投げ合うお祭を孤児院でもやろうとするんだけど
その前に、タウの実がマインの魔力を吸ってトロンベの木になったから
トロンベ退治で紙の材料ゲット♪

そして楽しくタウの実合戦がはじまったんだけど
マインは終わる前に体調をくずして家に帰っちゃったから
あと片付けが終わってなくって、神官長から反省室送りにされたんだけど
そこでまた体調をくずした。。ってゆうおはなし。。


マインの体調って、魔力が暴走するからだけじゃないみたい。。

ほかに、遊びながら字をおぼえるために
かるたを作って商品化してお金をゲットしたりするおはなしがあったけど
ちょっとテンポが悪いかも。。

でも、ほかのなろう系のアニメってテンポよくするためか分からないけど
細かいところを飛ばしすぎて、総集編みたいになっちゃうのが多いから
これくらいていねいに作った方がいいのかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第二十章 ルッツの行く道
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ルッツが家出してしまった。ルッツが商人になることに反対していた父のディードと言い争いになり、飛び出してしまったらしい。一方、ベンノはルッツを養子にすると言い出し、ルッツの家族と険悪になる。どうすればいいのかと悩むマイン。フェルディナンドは双方の話を聞くようにと助言する。親身になってくれるフェルディナンドが意外なマイン。こうして、神殿でルッツの家族会議が行われることになる。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしだったけど
ルッツは商人になることも認めてもらえてなかったみたいだし
今回は街の外に出ることも認めてもらえなくって家出したみたい。。

そんなルッツを兄弟たちが商会にむかえに来たけど帰らなくって
ベンノさんはルッツを養子にするって言いだしてから、もっとモメて
それで悩んで、マインの仕事が進まないのを心配して神官長が
関係者を呼び出してみんなの話を聞いたの。。



けっきょく家族が自分のこと心配してるって分かったルッツが
暴走したことをあやまって、仲よく帰っていって終わったけど
ルッツより家族の方が悪かったんじゃないのかな?って


お父さんは
「勝手にしろって言ったんだから、認めてる
親の反対を押し切って決めた仕事なら、住み込みでもなんでもすればいい」
って言ってたけど

じゃあ、どうして兄弟はルッツのお店に迷惑かけてまで連れもどしに来たの?

お父さんが子どものこと心配する人だったら
兄弟がルッツのお店に押しかけて迷惑かけてるの知ってるよね?

モンスターペアレントじゃなかったら、ふつう子どもたちを止めて
お店が終わってから自分で来て、ベンノさんと話すって思う。。

それに兄弟もルッツのこと本当に心配してたんだったら
ルッツがどこで働いてるかも知らないなんておかしいよね?


もしルッツの家族がルッツのことそんなに心配してたんだったら
毎日、今日あったこととか感じたこととかを話したり聞いてあげたりしてて
ルッツが急に暴走したりすることもなかったし
家出しても、どこにいるか分からないなんてことなかったと思う

それって、にゃんママがときどき知り合いの人のニュースとか聞いて
「自殺とか事件をおこすくらいだったら、相談してくれたらよかったのに」
ってゆうくらい変。。

ふだんから、気にして連絡とかしてたら
死んだリ事件をおこした人も、ママに相談してたって思う。。

でも、ふだん忙しいって言いわけして、何にもしてあげてないんだったら
あとで「相談してくれてたら。。」なんてゆうのはまちがってるって思う。。


今回のおはなしって、DVしてる親が逃げた子どもを追いかけてきて
「子どもが心配だったけど、うまく話せなかったからお仕置きした」
って言い分けして、子どももそれを信じて帰ってった
ってゆうのとあんまり変わらないって思うな。。


たぶんルッツの家族って、にゃんママみたくあと出しの人だから
家に帰ったら、反省した方がいい☆彡

じゃなかったら
ルッツが街の外に行くとかの問題って、ぜんぜん解決しないと思う。。
{/netabare}
{/netabare}
第二十一章 新しい側仕え
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
エーファに赤ちゃんが生まれることを知ったマインは、子供用の絵本を作ろうと決意する。絵本作りのため、絵が上手いヴィルマを側仕えにしてほしいと懇願するマイン。さらに、音楽の得意なロジーナも側仕えに加わり、マインは新たに二人の側仕えを迎えることになった。だが、ヴィルマは何か事情がある様子で、孤児院から出たがらない。一方ロジーナは、マインにフェシュピールという楽器を教えくれることになったのだが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
マインはお母さんのお腹にいる兄弟に絵本を作ろうとして、絵のうまい子と
神官長にすすめられた楽器・フェシュピールを教えくれる子が必要になって
以前クリスティーネってゆう青色巫女見習いに付いていた
ヴィルマとロジーナを孤児院からスカウトしてきたの。。

それで今回はロジーナ回で
ロジーナは前の主人に甘やかされてたみたいで
フェシュピール以外のことは何にもしなくって
みんなからきらわれてて

マインは神官長に相談して、みんなとも話し合って
ロジーナに、書類整理の仕事をさせることになった、ってゆうおはなし。。



速水奨さんの歌、はじめて聞いたかも?
ふつうにうまくってびっくり^^


おはなしは異世界モノってゆうより
問題児を助けてマインが成長する学園ドラマみたいになってるかも?

ふつうの異世界モノよりはおもしろいけどとくにコメディもないし
なんだかあっさり解決しすぎて、ちょっとビミョーかも?
{/netabare}
{/netabare}
第二十二章 ヴィルマと子供用聖典
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
本格的な絵本作りが始まった。マインはルッツやトゥーリ、孤児院の子供たちに協力して貰いながらインクを手作りし、試行錯誤をくり返して作業を進めていく。これまでの道のりを振り返り、ここまで来られたのはみんなのおかげだと胸がいっぱいになるマイン。一方、みんなが本作りを頑張っている姿を見て、頑なに孤児院の外に出たがらなかったヴィルマの心にある変化が起きていた……。
{/netabare}
感想
{netabare}
じっさいに本を作るおはなしで
版画で絵をきれいに写す方法を手さぐりでためしたりして
作り方を知ってるだけじゃできないってゆうのが
ほかのなろう小説と違うところかも^^


それから神官長に、どこでそうゆう知識を習ったって聞かれて
夢の中みたいなところ、って答えたのは分かりやすくってよかったみたい^^

にゃんももし転生して聞かれたら、そうやって答えようっとw

でもその前に、いろんなこと知ってないとね^^

そういえば、転生するときってほとんど今の世界より文明が低い世界だけど
未来みたいな世界に転生するおはなしって、見たことないみたい。。

過去の人がいろんな新しい技術とか見てびっくり!
ってゆうのもおもしろいと思うけど
「別冊オリンピア・キュクロス」みたいな感じになるのかも^^


それからヴィルマのおはなしだけど
自分の描いた絵が印刷されて自信がついたら
いつの間にか良くなってたみたい。。よかった♪

本当のトラウマも、そんなにかんたんに治ればいいのにな☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第二十三章 収穫祭のお留守番
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
秋になり、青色神官たちが収穫祭へと出発する中、マインは図書室へ行くことにする。久しぶりに本が読めると、うきうきするマイン。だが図書室の扉を開けたとたん、マインは茫然とする。図書室の中が荒らされ、本や資料が撒き散らされていたのだ。こうなったら十進分類法を使い、好きなように片づけようと奮起するマイン。一方、フェルディナンドはこの世界にはない不思議な知識を持つマインに疑念を抱くのだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
収穫祭にいくと、分け前がもらえるのかな?
マインにもうけさせたくない神殿長の命令で、手下の青色神官が動いて
図書室をめちゃくちゃにして収穫祭に行けないようにしたの。。

はじめはおこって復しゅうしようとしたマインだったけど
神官長からなだめられて、図書室の片づけをすることになって
日本十進分類法で並びかえて楽しんだんだけど
あるはずの神官長の魔法の本がなくってがっかり。。

けっきょく魔法書は
貴族学校に行ってちゃんとした貴族にならないと読めないんだって。。


あと、子ども用聖典が完成してベンノさんに持って行ったら
売れ!って言われてケンカになったり
神官長に「目立ちすぎるとこんどは何をされるか分からない」
ってお説教されたりしてシュンってなったり。。

それでも、春には弟か妹が生まれるってゆうのと
冬には家族といっしょに過ごして、お手伝いができる♪ってよろこんでたら
神官長から冬には大事な儀式が会ったりするから
神殿にこもるように、って言われたところでオシマイ^^



今回はマインの顔がよく動いてて
おはなしはふつうだったけど
マインの顔芸で笑っちゃったところが多かったw


図書室の整理は、図書委員をしてたから何となく分かるけど
うちの学校の図書室って、進学校じゃないから使う人もほとんどいなくて
にゃんは文学少女じゃないけどかくれ家の代わりにして
アニメ雑誌とか読んでたから、よく分からない^^;

でも和綴じ本は文化祭の出し物でノート作って売ってたから
(あと折り紙をはったシオリとかも)何となくなつかしかった^^
{/netabare}
{/netabare}
第二十四章 騎士団からの要請
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
フェルディナンドから、冬の間、神殿に籠るようにと言われたマイン。家族に反対されるものの、神殿に残ることを決意する。マインには孤児院長としての、そして青色巫女見習いとしての責任感が芽生えていたのだ。そして、冬が近づいてきたある日のこと。騎士団から要請がきて、マインは儀式を行なうことになる。衣裳を着替え、貴族街へと連れて来られたマイン。そこには、鎧に身を固めた騎士たちが整列していた。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はマインが冬に神殿にこもることを決めて
お父さんと家族をせっとくするおはなし

後半は騎士団の要請で
マインが巨大トロンベ討伐につきそって儀式をしにいくおはなし



前半はマインがちょっと大人になったかな、ってゆう
いつも通りのおはなしでふつうだったけど
後半、急にファンタジーアニメになっちゃって、ちょっと変な感じ。。

あと、魔法で門が開くだけで
いちいちすごくおどろくマインがちょっと大げさすぎかも^^

それと神官長の騎士姿がかっこよかった☆


さいごにマインの護衛をまかされた兵士が
みんなが出かけたとたん、態度が悪くなってたけど
どうなってるんだろう?
{/netabare}
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第二十五章 トロンベ討伐
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
騎士団からの要請で、出動することになったマイン。フェルディナンドの騎獣に同乗し、空を駆ける。行き先は、森の奥。そこで、巨大化したトロンベが暴れているのだ。枝を振り回すトロンベを見て、驚くマイン。騎士たちは黒く変化させた武器で戦い、トロンベは弱っていく。だがその時、マインの護衛を任されていたシキコーザが、マインを平民だと見下し、威嚇したことで、とんでもない事件が起こってしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}
マインの護衛をまかされた騎士の1人シキコーザが
マインが平民だからって、からかっておどかしてるうちにケガをさせて
マインから流れた魔力を持った血がトロンベを生み出して
マインをおそったの。。


そこに神官長たちがトロンベ討伐から帰ってきて
マインはぶじに助けられたんだけど
護衛をまかされた2人と責任者の人は神官長から罰を受けた
ってゆうおはなし。。



シキコーザは、上の人の命令を聞かなかったんだからタダのおばかで
きっと、ほかのところでも自分の考えで勝手なことをするんじゃないかな?


そんなシキコーザのイヤガラセを時間をかけて見せてたし
けっきょくシキコーザを罰したのは、身分が上の神官長で
身分が下で止めれなかった騎士の人まで罰を受けたってゆう
なんだかスッキリしない、気もちの悪いおはなしだった。。
{/netabare}
第二十六章 夢の世界
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
トロンベの討伐が終わると、マインは熱を出して寝込んでしまう。そして、ようやく回復したマインが久しぶりに神殿へ行くと、フェルディナンドの部屋に呼ばれた。フェルディナンドは、魔力がけた違いに多く、不思議な知識を持つマインの正体を見極めようとしていたのだ。フェルディナンドの薬を飲み、魔術具をつけたマインは眠くなり、気を失う。そこでマインが見たものとは――
{/netabare}
感想
{netabare}
マインが神官長に言われて、トロンベ討伐のあとの荒れ地を魔力で治して
シキコーザに魔力量の違いを見せつけたあと
帰ったんだけどまた寝こんじゃった。。

治って神殿に行くと神官長から呼ばれて
精神同調で前世の記憶を思い出して
さようならも言えないままお別れしたお母さんがなつかしくなって
神官長にハグしてもらったんだ。。

それで神官長は、マインの魔力量と記憶の中の現代文明の知識を見て
大事なマインが貴族たちに嫌がらせとかされないようにって
騎士団長のカルステッドに、マインを養子にするようにたのんだの。。


マインはそんなこと知らないで
前世のお母さんにお別れ言えなかったこと思い出して
今のお母さんとお父さんに「ありがとう」って伝えたところでオシマイ。。



マインが前世で、お母さんにお別れ言えなかったところと
さいごにお母さんたちに「ありがとう」って言ったところで泣いちゃった。。

でも、これってきっと、カルステッドさんの養子になるフラグだよね?


神官長にマインの前世のこと、分かってもらえたのはよかったけど
3期目は悲しいところからはじまりそう。。
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


マインの巫女見習い編の第一部ってゆう感じなのかな?、


そんなにすごいおはなしはなかったけど
2期も一話一話ていねいに作ってて、気もちが伝わるいいおはなしだった^^


ただ、後半
貴族からのいやがらせみたいなおはなしが多かったのは
ちょっとイヤだったかも。。



.

投稿 : 2022/03/07
閲覧 : 547
サンキュー:

62

まぁく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

3期の放映が楽しみです

原作はweb版も文庫版も読了済ですが、評価はあくまでアニメとして下します

【物語/構成】
アニメ2期まではあらかじめ制作を予定されていた構成だと思われます
そのため繋がり方は非常にスムーズです
作品世界が1期と比べ、格段に広がって行くこととなります

異世界なろうファンタジーでよく使われる題材として
・貴族社会
・魔法の概念
・宗教感
といった要素があります
しかし本作は、いずれの要素もテンプレート的な表現とは一味違う手ごたえを感じるのではないでしょうか?

ストーリーとしては、現代日本人的な常識と道徳をベースに、身の回りの改善を進めていきます
描写が丁寧なので、ゆっくり過ぎると感じるかもしれませんが、人物描写面での伏線が多く、割と情報量は多いです
そして終盤では、今までの日常的なシーンから一転して、突然の異世界ファンタジーのバトルシーン

神官長の思惑も謎めいたまま、ふわっとした感じで幕を引きます

作中において、マインは異世界住人とのカルチャーギャップに悩み続けます
それと同時に、私自身もこのファンタジー世界に違和感を感じました
「この作品、世界感がちょっと異質だぞ?」と感じさせる何かがあります

【作画/美術】
1期同様、普通水準です
ただ主に美術面は1期からの蓄積があるため、作品世界は鮮やかになってきたかと思います

全般を通してクオリティは安定しています

【声優/配役】
1期同様不満はありません
お芝居も変に媚びずに丁寧で良かったと思います

【音楽/OP/ED】
1期から特に変化はありません
普通な感じです

【キャラ/セリフ】
キャラクターの言動に適切なバックボーンあり、それぞれ個性的な性格をもっているように感じます
また1期と違い、明らかに対立関係を持つイヤミな奴が出てきます
そういった敵役はすこし稚拙に表現されている印象もありますが、アニメだとこんなものかなぁと思いました

また、シリアスなシーンでのデフォルメ表現はちょっと浮いている感触です

【総評】
3期を観る前に久々に通しで視聴しました
リアタイで見たときは色々ヤキモキもしましたが、改めてまとめて観ると、良く出来ているなぁという感想です

3期の放映が楽しみです

投稿 : 2022/02/03
閲覧 : 199
サンキュー:

4

og3jar さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

続きが観たいね

もうすぐなので3期を楽しみにしています。

投稿 : 2022/02/01
閲覧 : 192
サンキュー:

2

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

オッス、私、マイン いつか巫女になっぞ!(ホントはプリキュアになってビッキーに追いつきたい)☞願いは叶ったッ...!

前のあらすじ

転生前は大学生の本須 麗乃
彼女は本の雪崩に巻き込まれてしまい
気が付いたら兵士の娘マインに転生していた

本が読みたい一心で
まずはシャンプーを作り、パンケーキを作り、環境を開拓
そんな中、親父さんの同僚であるオットーが渡した石板を見つけ、字を書けることに幸せを覚えた

しかし本は貴族が読むものだから手は出せなかった。それでも諦めきれないマインはルッツと共に紙を制作していく中(彼には転生をバラした)、巫女見習いになれば本を読めるのではないかと最終的な考えが浮かび、家族に相談

そして交渉の席
神殿長が親を極刑にしようとしたのを必死で守ろうとしたので、体の中を蝕む身喰いが強引に吐き出され、怒りに身を任せ、神殿長を始末しかけたが、神官長によって説得され、無事に交渉を終えることができた

こっから(自分の意志を貫くから神なぞいらぬの)マインに待ち受ける運命は...

因みに、マインが神殿での交渉を終えた後、神官長は部下2人を下町に送り出し...

15話 神殿でも環境開拓
{netabare}やっと巫女見習いになれたのに
ったく、(1回殺しかけた)神殿長め、余計な使いを渡しやがって...
それとあの神に感謝ポーズもめんどくせーし...{/netabare}

16話 人を使役したくないマイン
フラン(筆頭側仕え)=神谷幸広(アイマスsideM)
ギル(見習い)=のぞみ、サーシャ、加賀見かずや
デリア(見習い)=椎名法子(デレマス)
{netabare}さてこの3人、どうしよ...特にデリアはあの神殿長の差し金ではあるが、無下にはできねえし...

しかし、やっと図書室で本を拝むことが出来たマイン
いつ以来だろ...ああ...インクの匂いがなつい...www
しかも昼食の時間そっちのけで読んでいたので...
「...邪魔しないで...」
ま ー た シ ェ ム ハ か...
(心臓握り潰される...)がよぎったため退室
「ふう、静かになった^^」

ああそれと、青の巫女服着てうろつかないで...基本馬車だから...
それと言葉遣いを改めてくれないかな、交渉の席だし
これによって商会と神殿の取り分は1割と決まった
しかしギルはいけすかない表情で...「腹減った...」{/netabare}

17話
{netabare}今日は神殿にルッツを連れてきた
そこで「あーあ出会っちまった」嘗てのピンクキュア(のぞみ)とビョーゲンズが...
ダルさん「キュアグレースじゃねーのかよ...」

おいちょマインを突き飛ばすな...!
怒ったルッツ、おい諫めろや!{/netabare}

18話
{netabare}自らの言動が誤っていたことを反省して、3人との関係を直したマイン
しかし、次の問題が転がり込む...
何だこの荒れた孤児院...背屈ばって服掴んでくるし...
これもショッキングだったため、まーたダウン...(豚の惨殺と同じく){/netabare}

19話
{netabare}気になって本が読めないから、孤児院を助けるマイン。そんだけ
まずは身なりを整えな、そして食え
孤児院の子供達によって、紙作りが捗り始めた^^
いやあ、部屋が綺麗だと、心も綺麗になる
安心と信頼の感謝ポーズwww

料理もそうだし、遊び道具のカルタも作り始めたようだ
しかし、果実をぶつけ合う祭りの件でちょっとしたトラブル(あの植物・トロンベが身喰いの魔力で生成)があったことが神官長にバレてしまったため、反省房に...
ま た ダ ウ ン{/netabare}

20話
{netabare}ルッツが家出した...マインが熱出して寝ている時なのに...
仕事が捗らないし、彼女は計算機じゃないぞ神官長www
まーた交渉か、しかもマインは口出しできないから、魔術具を握って心から話せ、彼にしか聞こえないから
どうやら、親父さんは話すことが苦手な様子だった
そして交渉後、マインは神官長、フェルディナントの名を知ることに{/netabare}

21話 キュアベーコンよ見ているか...
{netabare}母さんに新たな命が宿った...
そこで絵本を作ることに
まずは許可を得ないと、マインは絵が駄目だから...
他の側使いを雇わねば、けど子供の世話があるからNG
どうすりゃええねん、ってことで神官長に相談することに
そうか、音楽も学ばないといけないのか
急に歌うよ~(^^♪☞神官長が

彼女も上手に弾けるようになりなさいってことで...終わらせる訳にはいかん!だって本が読めなくなるもん!➡手伝いを減らすことで承認

早速新たな側使いを雇って楽器の練習をするのだが...
どうやら他の仕事は手をつけていない模様...確かに手を痛めるけれど
これじゃあギルも怒るわってことで話し合いすることに

この後、マインも急に歌いました{/netabare}

22話 やっとたどり着いた
{netabare}まずは三匹の子豚の文章を読み聞かせしたのだが、子供達や側使いは動物を知らない模様、さてどうしようか
いっそのこと子供用の教典を作るか!
でもその本を量産するならばコピー機は無いし、版画で行くしかない...
でも刷るためのインクが要るな...でも原価はちゃんと計算しないとwww
しかもインクは1種類しかない、代替品を探さねば
まずはススか(1期を思い出す)
でも文字が見にくいので、他の手を探すことに

そうか、普通の版画ではなく、紙を使った版画なら、綺麗に仕上がりそうだ
教典のチェックを神官長に見せに行ったとき、隠し部屋にて言われた。料理の女将さんも言ってたことが
「君は何処から来たんだ?」
ホントのこと(元は大学生)を言うわけにはいかない...

だが、やっと完成した1冊...
2年は長かった...
これを大量生産せねば...{/netabare}

23話 ここにユグドラシルあれば操れるのに...
{netabare}上司にあたる神官に挨拶をして今日も図書室で本を読もうとしたマイン
だったが...荒らされていた...
「ゆ”る”さ”ん”!!(誠に遺憾である)」(身喰いは吐き出されなかったので安心したが舌打ちはwww)
井口さん、演技してくださいwwwww

どうやら神殿長の息がかかった神官がやったみたいだとマインは独自に推理するんだが、まず新官長に報告することに
そして散らかった書物を十進分類法で分けることに
だが、この方法に疑問を感じていく神官長であった{/netabare}

24話 急にやってくるファンタジー
{netabare}そりゃあ小鳥が窓ガラスを突っ切って入って来ればそうなるわなwww元はカタギなんだもん
どうやら遠くの森であの木の化け物(トロンベ)が大きく成長したのでそれを討伐しに行く模様、あの化け物はマインが1期の時、森の中で見かけたんだよなあ
私しゃ祝福担当ですかい...{/netabare}

25話 身喰いの魔力の強さがここで分かる
{netabare}さーて狩りの始まりや
どうやら弓矢や剣で斬りつけたり射貫いたりして枯らしていく模様
と思いきや、無能な部下がマインを馬鹿にしたことで...

立場を弁えているマインはキレることはなかったけども、神官長に助けを求めて振り上げた手がナイフを掠めたことで切った血のせいであの化け物が...ここにビッキーおったら一目散に来るんに...
あの巻きつき方を見ると、未来の意識がシェムハに飲み込まれるのを思い出す...「響ぃ...!」
脱出の際体力を消耗してしまったが、薬を飲んだことで回復できた(これ苦いけどエリクシールか?それとも液体にした仙豆?)
さーて、この落とし前をどうつけようか...?{/netabare}

26話 そして儀式を行って一先ず終わる
{netabare}見せてやれマイン、貴女の魔力を...
トロンベによって傷ついた大地、そこに魔力を与えて元に戻すのだが
先に部下がやったんだけど、途中で魔力が切れてしまう
よしやってくれマイン

や っ ぱ す げ え

大地を直し、数日後
また隠し部屋へ、そこで1話の冒頭に繋がっていく...
しかし、マインは意識の中だろうと母さんに謝らないといけなかった...でももう戻れない...
その心は神官長の中に...
貴女の心を覗くのはもうこりごりだ...この装具は返却~

そんな中、魔力が高いマインは利用価値が高いってことで他の所で利用されやすい、だから養女にして後ろ盾を得るべきだという方針が...
兎に角、一先ず終わりを告げる下剋上だった{/netabare}

そんな中3期キタ!
となれば声優事務所の壁も高いからプリキュアの道は険しくなる...?

いや、そんな事は無かったッ...!
らんよ、過去世界だがもし貴女がすこやか町に来てたらどうなってた...?

投稿 : 2022/01/27
閲覧 : 587
サンキュー:

13

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝31

神官長にあやしい飲み物を飲まされたマイン
「(TVをつけると)あーっ、本好きの下克上第2部が始まってる。神に感謝を(何かセリフが違うような)」
神官長
「何だ、ここは。本がたくさんあるぞ、しかも男と男が××してるやつばっかり」
マイン
「うふふふ、こんなにやおい本が読めるなんて、神官長。また来ましょうね(二度と来るものかっ)」

現代に戻ってこういう話があったかどうかは、定かではありませんが(ウソ)神殿に入ったマイン。
そしてついに本格的に本作りに乗り出します。
反感を持つ相手をいつの間にか取り込んでいくマイン。
しかし、身分差から来る偏見や悪意がマインに襲い掛かります。
相変わらず本が好きなマインですが、明らかに年齢と違う知識に疑念を持った神官長は、マインの心の中を覗き込むことに(って、あんたは精神ダイバーか)
で、ほんと~にマインがただの本好きだと理解するのですが、そーは取らない人も出てきそうですね。
原作は長いとのことなので、どこまでアニメ化されるか分かりませんが、せめて3部は絶対やってほしいです。

おまけ
家出に失敗したルッツ
「大神オーディンも照覧あれ!本好きの下克上の感想は必ず投稿する。マインのネタをこの手で書いてやるぞ・・・」
「今はだめだ。俺には力がない。奴とは差がありすぎる。だが、見ていろ、何年か将来を!」

いや、それルッツじゃなくてナイトハルト・ミュラーのセリフじゃ(自爆)

※ 2020/07/20覇SFスーパー英雄(?)列伝15として天地人で投稿したものを転記しました。

投稿 : 2022/01/09
閲覧 : 178
サンキュー:

8

ネタバレ

m3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おもしろい

小説のほうが面白い

投稿 : 2022/01/08
閲覧 : 137
サンキュー:

2

ネタバレ

カモミール さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

本筋は3期から?

1話のプロローグシーンがいつになっても出て来ない。本筋がいつになっても始まらないなあと思っていたら2部が終了。

投稿 : 2021/12/22
閲覧 : 140
サンキュー:

2

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本を読みたい、作りたい。ぶれないヒロインだから面白い。

アニメの出来としては、いかがなものかと。なので評価低いですけど、面白いです。ものすごく。

悪い点です。
幼女というか童女の主人公は、まあ可愛い設定なんでしょうけど、まあ、普通?病弱だけど病気か普通なのか絵で判断できませんし。
作画はあんまりだし、背景も動きもうーん、イマ2くらい。
すごいと言われる立体の手芸が立体に見えないし。ゴージャスな衣装と貧乏人の衣装の区別がつかないし(一応貧乏人はつぎはぎ的な四角いパッチはあててます)・
戦闘シーンとか、いや、ちょっとマジンガーZの時代?(好きな人ごめんなさい)みたいな。
 声優の声もちょっとうるさい感じですし。みんなもうちょっと静かにしゃべろうか、という感じです。
 つまり、映像コンテンツとしてのアニメーションの楽しみとしてはほぼ0点…とはいいませんが、まあ、100点満点で28点、みたいな、出来です。

 いいところは、本が好き、本作りたい。それに向かって一直線で進むという行動原理にブレがありません。
 貴族社会の設定について、主人公の価値観で周囲が影響されてどんどん変わってゆく、みたいなご都合主義が少ないのもいいでしょう。
{netabare} 神官長がシンデレラの良さがわからない、というのは見事なミニエピソードでした。
 あ、本が完成したときはちょっともらい泣きしました。{/netabare}
 でも、それくらいですかね。


 つまり、アニメーションの出来の悪さに関係なく面白い、ということは脚本がものすごく面白いんでしょうかね?

 じゃあ、脚本の良さってどんなところ?と言われると、設定は転生もの、知識的なチートで金儲けして、魔法的なチートで特殊な地位について…いや、普通ですよね? 話も展開早くて深掘りがないし、登場人物の性格もばかと頑固ものが多すぎてイライラしたりします。孤児院の教育にご褒美でやっちゃったら、モノでしか動かなくなるだろうとか。

 でも、面白いんですよね。なんか知らないですけど。このレベルのアニメで3期来るっていうのがすごくよくわかります。だって、続き見たいですから。まあ、そういうアニメでした。


 追記です。面白い理由ははっきりしていました。当たりまえですが、本を作ることに対するヒロインの執念でした。ここにブレがないので物語に1本筋が通ります。だから、応援したくなります。この応援したくなる、でとにかくヒロインと目的を共有するので、ヒロインが一歩一歩進むことに見ているこちらも一喜一憂します、というより一喜一憂できるのが面白さの原因なのだと思います。
 加えて、結果として貴族=魔法という設定で、ヒロインの生きる道=本を作る道になったというストーリーが非常に面白いということでした。

 なんでこんな単純なことに気が付かないのかったのか、我ながらあきれました。
 

投稿 : 2021/09/30
閲覧 : 277
サンキュー:

7

ネタバレ

アルジャーノン さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

主人公がくそ・・・

性格悪くて共感も応援もできなかった。
自己中すぎ。。。

投稿 : 2021/09/24
閲覧 : 180
サンキュー:

1

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

第二部:マインの神殿生活

念願だった神殿へと入殿し、巫女見習いとして働くこととなったマイン。平民出身ということもあって、貴族社会の神殿では煙たがられる存在であり、完全にアウェー状態。しかし、マイン自身の説得や神官長の取り計らいもあって、神殿に"通勤"することが認められた。まずこの時点で、神殿長含めてほとんどの人たちに敵視されてしまう・・・

マインは巫女見習いをしながら工房を持つといういわば「特権」まで認められた。ベンノやルッツの取り引きも継続し、元いた世界の「アイデア」を売ってお金を稼ぎ、孤児院の院長になり工房を設置し、孤児たちを労働に従事させ、本の製作を順調に進めていった。

マインのストレートさは非常に危なっかしく、行動のたびに神官長が諫めている。神官長はマインの能力を非常に買っているようで、神殿の中で唯一のマインの味方である。神官長は巫女見習いとしての仕事だけでなく、貴族としての振る舞いも教えたり、いわば世話役を務めている。貴族から煙たがれる存在であるだけでなく、この世界にないものを生み出し続ける不気味なマインをそこまで味方する理由はいったい何であろうか。はたして、神官長はマインの味方なのか、利用しようとしている最大の敵なのか・・・

第二部でのマインは相変わらず身体が弱く、何かイベントがあるごとに熱で倒れて寝込むことが多かった。ただ魔力が暴走して「身喰い」が起こることはなかった。神殿に入った効果であろう。



第二部ではストーリーは特に波乱がなく、ほぼ平和に進行した。はたして、第三部は波乱が起こるのだろうか。

投稿 : 2021/09/19
閲覧 : 171
サンキュー:

3

IRON さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なろう系だがなんとなく文学作の香りも

原作を途中まで読んだことがある。なろう系異世界転生ものだが、そのテのジャンルとは一線を画す雰囲気がある。NHKで放送していそうな感じ。本や印刷というアカデミックなものが主軸にあるからだろうか。

主人公は幼い女の子。現代知識と非常に高い魔法適性を持つが、人域を超えたチートスキルのようなものは無い。身体はかなり弱く、成長スピードも常人より大きく劣る。前世が書籍オタであるため、製本や印刷技術についてのみ非常に博識。

下町の生活を経て宗教社会・貴族社会でのし上がるが、その目的は活版印刷を開発して書籍を量産し、自らが好きなだけ本を読めるようにするためである。

よくある高い能力とチートでゴリ押しする安いタイプの作品ではない。
勉強と修練によって色々な事を身に付け成長していく。
原作には周囲の人達との交流や関係性も良く描写されていた。
アニメでも描ければと思うが、尺的にキツイだろう。

個人的には長くシリーズ化してほしい作品。

投稿 : 2021/06/25
閲覧 : 191
サンキュー:

3

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

文明開化で金稼げ!

異世界転生ものので原作はラノベ

変則二期で放送された本作は
一期で見せた本を作るための知恵を絞るシーンはなく

下剋上の部分

庶民の娘であるマインが青色巫女になった事で
神殿内の権力争いや並外れたマインの魔力を巡り
大人たちが暗躍しているところが描かれている

転生前はある程度大人であるマインだが
シーン全体でみると子供の振りをしている部分が多く
無茶苦茶な行動も幼さ故と錯覚するほど

しかしその一方で一期から見せていた
商売人としての実力も健在

料理・アクセサリー・本と次々に元いた世界での知識を披露し
本を創作するための資金源としている

孤児院の子供たちの為に絵本を作るが
それ以外は物を作る=金にすると言う生々しさなので
マインの幼さが好きな人は好まない部分かもしれない

OPに家族とのカットが入っているが
原作ではこの関係性が大きく変わるので
出来れば続編も見たいだけど

円盤の売り上げ厳しいからなぁ~

投稿 : 2021/05/01
閲覧 : 190
サンキュー:

3

ごる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なんかもう子供のやることじゃないw

第二部です!
今度は巫女見習いになってからの話です( ・∇・)

ここで初めて、タイトル通りにカースト制で下克上して登っていきます(´・ω・`)
でも、やっぱりマインの身勝手ぶりにイライラという感じです( ̄▽ ̄;)

投稿 : 2021/04/23
閲覧 : 186
サンキュー:

3

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ただの下剋上になってません?

原作未読 ※1期の内容はネタバレで隠してません


イマイチでした。1期が全14話あったのと比較して全12話とボリュームダウンしたのも影響してるのかもしれませんが…
7つの球を集めて龍に願い事を叶えてもらう話から始まっていつの間にか遠い星からやってきたサイヤ人と死闘を繰り広げちゃうみたいな“味変”展開が自分には合わなかったようです。

あらためて自分の1期レビューを読み返してなにをどう評価してたのか振り返るとこんな感じでした。

●ポジティブ
①転生前の人生を踏まえた上で転生先での行動に反映されている
②文明差でマウントを取らず主人公が現地化に努めている
③「無いものは作ればいい!」と作り出して受け入れられていく過程
④『身食い』:物語に緊張感をもたらす時限設定

●ネガティブ
⑤見た目は子供、頭脳は大人な某アニメも合わない私。幼女設定は尚更です。

わりと面白がってたと思います。ちなみにネガ項目は性分みたいなもんでどうしようもありません。当時、人生リセットでヒャッハー的な異世界転生ものにうんざりしてた時期だった中での光明。①②のようにこれまでの経験が地続きであるよねといった地に足の着いた作風は好感をもって楽しんでました。
元の世界と転生先となった世界とでの繋がりやギャップが随所で感じられたことでの面白さが良く表現されてました。それを受けてかつ消化した上での2期でもあるので元世界との繋がりやギャップといった要素は減少していきます。敢えて説明や描写する必要がないからです。マンネリ防止もあるでしょう。

 この繋がりとギャップ

ここに重きを置いて肩透かしを食らった、というのが実情だったのでしょう。④も1期のラストによって解決というか先送りになったわけで成分としては減少。なんとなーくですが、おもちゃを取り上げられた子供のような心境に陥ったわけであります。なお上述の各項目についての2期評価は以下↓

①転生前の人生を踏まえた上で転生先での行動に反映されている
 ⇒1期でやりきった感ありなのか2期は控えめ。
②文明差でマウントを取らず主人公が現地化に努めている
 ⇒貴族のお作法を知らないというのはあったが文明差に驚く場面はほぼなし。
  マインの現地化が済んだと言えよう。
③「無いものは作ればいい!」と作り出して受け入れられていく過程
 ⇒本作りも流れ作業に近くアニマルスピリットみたいなのを感じない
④『身食い』:物語に緊張感をもたらす時限設定
 ⇒先述したように先送りまたは一旦解決。
⑤見た目は子供、頭脳は大人な某アニメも合わない私。幼女設定は尚更です。
 ⇒これは相変わらずですね。



2期に絞って話を戻します。
そうは言っても味変した物語は極めて安定しています。神殿に巫女見習いとしてお仕えし主戦場が変わる2期。1期を彩った主要キャラはやや後方に下がり、新たなキャラ達が登場し物語に厚みを加えます。

 貴族扱いだが平民出のマインが貴族のお作法を吸収していく

2期にて初出したこの要素が色濃くなり多くの割合を占めていきました。普段なら“厚み”や“深み”が増したと捉えるところですがそうはいかなかった、という自分としても稀な経験をした2期でした。
あくまで想像なんですけど、本シリーズは23巻とか刊行されてるわけでしてアニメもトレースしているはずなんです。仮に3期や4期と続くならこのへんの2期がいい感じの伏線になって収斂されていきそうな期待感はありますね。
{netabare}例を挙げるとしたら、マインというかうらの(中の人)の転生前記憶をトレースしたことでマインが取り乱すシーンなんかそうです。単発で“良いエピソード”なんですが、2期では転生前と転生後の差分を表現するシーンが皆無で「とってつけた感」否めません。けれども…ってやつですね。{/netabare}

作りに雑味を感じないためこういった期待感が残るのです。いまさらですが1期を踏まえた上での2期。ここからの参戦は不毛ですので最初からお願いしますね。
その上で他の『期を分けて放送された名作群』よろしくあくまで自分の中で再評価されることもあるかもしれない作品として現時点では評価を保留しときます。

『本好きの下剋上』を謳いながら“本好き”要素が薄いと感じたのです。ドラゴンボール集めてないのにタイトル据え置きというのを気になりだしたら止まらなくなったという居心地の悪さに相通ずるもの。気にしなければどうでもいいことでしょう。

{netabare}※子供たちへの絵本贈呈といいながら、貰い手である子供たちへの配慮がね。日本の昔話では通用しない概念をどう改良したのか?であったり、そもそも読書の習慣が希薄な世界ですからそのまま本渡されても手に余るでしょうに。そこにケアをしようとする意識だったりがあれば印象は違ってましたね。{/netabare}

{netabare}※それに本好きマインさんがどこに帰着したいのかもよくわからじ。自身が本に囲まれたいなら、材料の調達から紙の大量生産や製本の効率化に取り組めばいいでしょう。本の普及なら先述の啓蒙活動に注力する必要もありましょう。そこがないんだよなぁ。本が読めないからふくれっ面する。書庫を荒らされてムキーッとなる。これだけでは浅いと感じるのです。{/netabare}



視聴時期:2020年4月~6月 リアタイ

-----
2021.03.13 追記

たぶん続きは観ないかなぁ。

 1.気づきを得られるから好き
 2.囲まれるのが好き
 3.本好きと言ってる意識の高い私が好き

2をベースに1が顔をのぞかせてたのが1期。『本好き』の冠に嘘偽りない導入部分から1が奥へ引っ込み、3の匂いがちょいとしだした2期と言えるのかもしれない。



2020.07.06 初稿
2020.09.11 修正
2021.03.13 追記

投稿 : 2021/03/13
閲覧 : 774
サンキュー:

45

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

2期も◎ が、このアニメに魔法バトルは控えめでOK

【内容、感想】2期 12話(15~26話)

1期の続きで、青色巫女見習いとなったマインが、神殿のルール、貴族のしきたりや差別に苦労しながら成長、本づくりを進めていく。

{netabare}
・側仕え達との関係構築、フラン(神官長の部下)、ギル(金髪、生意気少年)、デリア(赤髪、神殿長の愛人目標)
・孤児院の復興
・ルッツの両親説得
・新側仕えロジーナ(音楽家、仕事しない)問題、ヴィルマ(孤児院の世話役、男性恐怖症)
・トロンベ討伐
・神官長の魔術具によるマイン調査→前世の記憶を見る
{/netabare}

側仕え達への愛情、現代日本の知識、仲間の助けを経てのサクセスストーリーは見てて楽しい。
孤児院を助ける話は好き。
最後少し、騎士団のバトルシーンなんかもあったがこの話にはなくていいかな…ただ貴族騎士からの嫌がらせ的な描写は物語的に必要なのでしょう。しっかりマインを守り、騎士に罰を与えるフェルディナンドがいい男や。

ラストはエンディングと共に各キャラクターが映されて、「もっともっと本を作る!」→楽器演奏で神官長から◎をもらう→to be continuedで終了なので、第3期あるか?
綺麗にまとまったハッピーエンドで良い。

投稿 : 2021/02/06
閲覧 : 203
ネタバレ

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

納得いかない部分もあるが安定の及第点作品

 
分割2クール作品。その後半クール(全12話)
この作品を観る人は基本的に前半クール(全14話)を視聴済みと思われるので、特に書くこともない。基本的に評価は同じ。

ちょっと気に入らなかったのは、{netabare}第20章「ルッツの行く道」
ルッツ家族の職場襲撃はもはやテロ行為。ああいうのは捕らえて牢屋にブチ込むのが異世界モノの習わし(?)である。
その後の神官長セッティングの場での父親、言葉足らずではなく負け惜しみの言い逃れにしか見えず、全くメデタシ感がなく感動もなかった。{/netabare}

投稿 : 2021/01/26
閲覧 : 194
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3

大貧民 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

サクセスものは面白い

ビブリオマニアというだけで、活字中毒者には共感できる。
原作小説のほうがより、衛生的にも見掛けにも貧しい平民が描かれているが、映像化的には描かれにくい所。セリフで端々には語られるが。
幼児期から始まる主人公が、『本』への執念で影響力を増して行くサクセスものでもある。
勇者を主人公とする多くの物語とは、趣が違って面白い所。

投稿 : 2021/01/03
閲覧 : 182
サンキュー:

4

maako さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

転生モノの主人公お強い系

主人公最強系だけど戦いとかじゃない、なんて言うんだろNHKで放送されそうなアニメ(伝われ)
年末年始のお休みこれで潰れたくらい引き込まれて面白かった(●︎´▽︎`●︎)3期たのしみいいー!!!

投稿 : 2021/01/02
閲覧 : 201
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5

はなちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1期が良かっただけに残念な部分も多い

1期では案外と主人公における、元々現世で学んでいた内容を披露する事が多く、それを足しに前に進んでいく内容でしたが、2期から他の方も書いている通り急激に魔法が全面的に出てきてしまいます
結果、転生だけに留まらずファンタジー系が強くなり、何か1期とは大きく雰囲気が異なる作品になってしまいました

最終回まで視聴し、ざっくりした感想だけなら面白かったと言えますが、確りと考えると前期でのルッツの大人び過ぎた部分や、魔法を急激に押し出してしまい何かしらベースが変わってしまった様に思えたり、貴族と平民との確執に触れたりと、何かしら前期での本を作るからは遠ざかった様にも見えてしまいます

全体的に面白いのは面白いですが、細かい設定を気にされる方だと違和感が付きまとってしまいそうな作品です

投稿 : 2020/11/19
閲覧 : 198
サンキュー:

6

ネタバレ

ああああああ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 2.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白い

原作全て読破済み
2期まででも面白いですが、この作品は話が進むにつれて世界が広がっていき、どんどん面白くなります
それが「下剋上」というタイトルの意味でもあります
3期が決まっていますが、大きく物語が動くので期待しましょう
作画だけが残念だったのでもっと力を入れてほしかった

投稿 : 2020/11/04
閲覧 : 166
サンキュー:

6

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

苦手なマインを克服し始めたw

1期の感想に書いていた「主人公マインが苦手だ」という点を克服し始めた、私。
まぁ、慣れてきたとも言う。
あと、ブチ切れが減ってきたっていうのもあるかもしれない。



2期は神殿での生活がメインとなるけれども、1期で培った人間関係をベースにさらに味方を増やすことに成功していく。
もちろんそれなりの苦労をして、だが。


主人公が、差別や偏見、偏った人間関係を克服していく姿はやっぱり痛快だ。
応援したくもなるし、味方が増えていくとみているこちらもホッとしていく。


やはり誠実に向き合うことが人間関係の改善の第一歩だと思う(リアル遠い目・・・)。
人に愛されるキャラって見ていると「なるほどねぇ」と思うけれども、リアルでやるのは難しいんだよねぇ(再び、遠い目・・・)


・・・ちょっと病んでるのかな、私。


さてと、今作では神殿の神官長フェルディナンドを味方(表面上は、かな)にできたところがよかったですね。
色々とバックアップしてくれる人がいるっていうのはありがたいものです。
また、周囲の灰色神官たちともしっかりと心をかよわせ味方にしていきます。


また、念願の「本」を作る事にも成功します、着実に目標を達成していますね、すばらしい。
また、ひと時とは言え、タイトル回収=司書的な役割も果たしています。
ちょっと進度があがったような気もしますが、終盤には新たな問題というか、不穏な影がちらほら。
味方だと思っていたフェルディナンドにも、何か思惑があるようで・・・。


さあ、3期も決定しているようで楽しみです。
(苦手だと言っていてわりにw)



なんかこの作品、観ていると時間が短く感じるんですよね。
なんでかなぁ、構成がウマイとかなのかなぁ。
よくわかりません、感覚的なもんもなのですが、そんな気がしています。


そうですねぇ、今作で特に印象に残ったのは・・・。
神殿図書室を荒らされ、フェルディナンドの隠し部屋へ連れていかれたときの怒りっぷっり、ですかね。
ぶふーっ、ぶふーっとほっぺたを膨らませていたシーン、思わず笑ってしまいました。


さて、皆様も機会がありましたら、マインの怒りっぷりをご覧くださいませ。

投稿 : 2020/10/16
閲覧 : 239
サンキュー:

17

ネタバレ

saitama さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

配信で再度見直すと、ストーリーの繋がりと厚みがよく分かる、女性のひとり立ちストーリー

1部、外伝も観賞済み。というか、完全にストーリーがつながっているので、1~14部、外伝の14.5部を観賞しないと、まったくついていけないので、2部を観賞するには、1部と外伝を観賞することが必須要件。

図書館で働くはずだった主人公が死亡・転生して異世界の子供として生まれ変わる。行きていた時代の感覚としては、中世の世界。ただし魔法が使える世界でもある。その世界の階級社会、価値観や文化の違いに苦悩しながら本を読むために邁進するというストーリー。

主人公がなかなか自分の価値観を変えることが出来ず、異世界では行動の多くがわがままになる。また、知識をもしそのまま披露すると、大きな影響を与えすぎることに徐々に気づく。だが、そうした異世界の知識があるなかでも、だんだん信用できる仲間ができ、本を読む夢へと進んでいく。というあらすじ。

主人公のマインは、人の機微を読み取ることをしないため、必ず衝突が生じる。だが、これは現代社会においてもそうで、このアニメを通じて、人の機微の重要性や、価値観の違いをどう解消していくかなど、生きる術として意外と重要なことを学ぶことができる。もし子供が視聴するには、こうした感覚はちょっと高度過ぎるが、もし子供が普通にアニメ好きとして見るには、意外と悪くないアニメじゃないかと思う。

■2部3話、通算18話まで観賞

自分の命を守るうえでも神殿で青色巫女見習いを務めるようになったマイン。孤児院の子どもたちは人としての価値がないなど、カースト制度を思わせる制度が登場した。人の機微についても、それを諌めることが増えた。

人が生きるために、学ぶべきことを教えてくれている。でも、その過程が読書のためというのが、強引だが笑える。アニメらしくていい。

人が社会の何かを変化させるのは簡単ではないし、味方を作らなくては実現しないし、慎重な根回しが必要だと教えてくれる。

人に喜ばれることだと思っていても、立場や価値観が違う人間からしたら、そうではないことがある。物事を俯瞰してみることの重要性を学べる。

最初は面倒なアニメだったが、いまはかなりお気に入りのアニメ。中学生くらいの子供には見せたいアニメ。中学から環境の変化もあって、一気に生活や価値観が大人と変わらない社会になる。そうした社会をうまく乗り越えていくためにも、このアニメからは意外と学ぶべきことが多いのではないだろうか。


■配信で全話を再視聴

時間があったのでdアニメで1部と2部を全話見直した。1部1話の冒頭から、一度全部観たからこそ、この冒頭の繋がりがよく分かる。そうしてみると、序盤の面倒な女だったマインの印象もすごく変わった。

物事の価値観や文化への造形の違いなど、当然あるべき軋轢がしっかり描かれているのだと。よくよく考えてみれば、自分がマインのような世界に飛び込んで、身体の弱い平民という立場ならば、生活そのものがストレスの連続だろう。

そうした部分もしっかりと考えて描かれた原作と作品だと思うと、人として、生きるための行動や、人との交渉、ステップ・バイ・ステップの重要性がよく伝わる。2部は人間関係の形成や、前世の価値観と現世の価値観をどう調整させるかも含めて、女性や身分の差をどう乗り越えていくかのより高いレベルでの成長物語だなと。

複数回見直すと、その深みがよく分かる作品だと思う。評価も上げました。

投稿 : 2020/10/15
閲覧 : 255
サンキュー:

11

りは さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

第3期にも期待してます

第1期と第2期を一気に観ました。
気楽に観れて、好きな作品です。

投稿 : 2020/09/22
閲覧 : 230
サンキュー:

10

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

B. ネタバレ注意 – 神殿の暮らしと孤児院改革

香月美夜の小説
2013年9月から2017年3月に「小説家になろう」に投稿 全5部677話で完結
大好きな本を作るため持てる知識を使い異世界で生きていく逞しい少女(中身は大人)の成長物語-2

<メモ>
神殿の巫女見習いとなったマインは、身食いの熱に襲われることがなくなったが格差という現実と対することになる

孤児院の改革をし、版画で絵本を完成させたマインは
このまま孤児院長&マイン工房長として、巫女と工房を続けながら本を作ったり読んだりして成長していくのかと思ったら
マインの知らない所でマインを守るため貴族の養女とする話がされていました
マインは家族やルッツ、ベンノと会えなくなってしまうのか?
先が気になります


〈主要登場人物〉
・マイン:井口裕香
・ルッツ:田村睦心 幼馴染
・ベンノ:子安武人 ギルベルタ商会の店主

・フェルディナンド:速水奨 神殿の神官長 騎士

(マインの側仕え/灰色神官・巫女)
・フラン:狩野翔 元フェルディナンドの側仕え
・ギル: 三瓶由布子
・デリア:都丸ちよ 元神殿長の側仕え
・ヴィルマ:安野希世乃 絵師
・ロジーナ:鈴木みのり フェシュピール(楽器)の名手


<ストーリー>
命を繋ぐため巫女見習いになったマインは神官長の計らいで
・青色巫女見習い(貴族と同等扱い)
・身体が心配なため家からの通いとすること
・ルッツに体調管理をしてもらう
・工房を続ける
という条件を承諾してもらい神殿で働くことになる

マインの神殿での仕事は
・フェルディナンドの書類仕事の手伝い
・魔力の奉納
・聖典を覚えること
・寄付

神殿に入ったマインは階級社会と常識の違いに戸惑うだけでなく、
貴族ではないのに青色巫女見習いとなったマインを良く思っていない3人の側使い(フラン、デリア、ギル)と、
青色巫女見習いとしての振る舞いや言葉遣いが出来ていないマインとの関係がギクシャクしたが徐々に打ち解けるようになる

神殿では青色神官/巫女が神の恵みとして衣食住を灰色神官/巫女にその残りを孤児院に下げ渡しているが青色神官/巫女が減ったことで孤児院の子供達に十分な食事が渡っていないことを知ったマインは
孤児院長となり孤児院の改革に乗り出す
まずは、「働かざるもの食うべからず」とマイン工房孤児院支店を作り子供達に仕事をさせ、森に自分たちの食料を採りに行かせる。

マイン自身もフェルディナンドから貴族としての立ち居振る舞いや習慣を学びその一環として楽器(フェシュピール)も習う

孤児院の改革をし、版画の絵本を完成させたマインは
騎士団の要請を受けトロンベ討伐後の儀式を執り行うため神官長と共に貴族街へと出かけるが
貴族の騎士から身分違いを理由に危険な目にあわされる
マインの身を案じたフェルディナンドはマインを貴族の養子にしようと裏工作をする


第1部:兵士の娘
第2部:神殿の巫女見習い
第3部:領主の養女
第4部:貴族院の自称図書委員
第5部:女神の化身


20.8.31

投稿 : 2020/09/08
閲覧 : 217
サンキュー:

9

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白い

原作:なろう小説 未読

感想

この2期は巫女見習いとして神殿勤めがメインですかね。
本を作るためだけに尽くしたいところだけど、貴族とか平民とかの身分格差の問題や、巫女見習いの修行とか、なかなか思い通りにいかないもどかしさはあるものの、その回り道も現代の文明を活かした発想などで解決していくので、普通に面白いです。
それに、この世界へ転生した際に感じてた母親との悔いを解決できた回は良かったです。
リゼロのスバルもだったけど、みんな転生あるあるなんですかね(苦笑)
この出来事により神官長にマインが高文明の異世界人であることが知られてしまった訳ですが・・・
今後、マインの身が心配になりますよね。
てなことで、話も面白くて毎週楽しみに観てました。
3期も製作決定したそうなので、嬉しい限り。
これまた楽しみに待ちたいと思います。

投稿 : 2020/08/12
閲覧 : 244
サンキュー:

31

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界名作劇場

大昔にあった「世界名作劇場」風のアニメであり、ライトノベル原作っぽくないところが非常に珍しいですが、内容も作画も至って単調なので、「個性」や「作家性」などが期待できないところが難しいと思います。

もう少し盛り上がる展開や燃える展開が欲しいですが、ちょっとそこまで期待はできないかもしれません。

全話視聴:夏から秋にかけてのアニメに大作が今年は多いので、正直そこまで面白くありませんでした。作画も後半にかけて少し荒く、あまり力を入れているとは感じませんでした。

投稿 : 2020/07/27
閲覧 : 313
サンキュー:

12

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

見習い巫女マイン、暴走しすぎ~

神殿に入って、ルッツの出番が少なくてちょっと悲しい😢
マインの猪突猛進ぶりのは、見てる方もハラハラするし❗

神官長、騎士もカッコいい🎵😃💕

カルステッド様も渋くてカッコいい❗
次シーズンではマインの義父になるのかな?

投稿 : 2020/07/25
閲覧 : 228
サンキュー:

4

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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部のストーリー・あらすじ

本のためなら巫女になる!「三度の飯より本が好き」な女子大生・本須麗乃が兵士の娘・マインとして転生した世界には、本がなかった。平民は識字率が低く、羊皮紙で作る本は高価でお貴族様のもの。そこでマインは決意する。「本がなければ作ればいい!」試行錯誤の末、商人のベンノと出会い、商人見習いになるために植物の紙を完成させるが、マインの体は「身食いの熱」に蝕まれていた。貴族が魔力を持つこの世界で、時に魔力を宿して生まれる平民がいる。それが「身食い」。増え続ける魔力を吸い取る魔術具がなければ、生き長らえることはできない。そんな時、洗礼式で神殿の図書室を発見したマインは、巫女見習いになりたいと神殿長に直談判する。すったもんだの末、マインは魔力を奉納する青色巫女見習となることが決まった。しかし、本来、貴族に与えられる「青の衣」を平民上がりのマインが纏うことを快く思っていない者も多く、マインの行く手は前途多難。問題児ばかりの側仕え、神殿の階級社会……。麗乃時代とも下町時代とも異なる神殿の常識がマインの前に立ちはだかる。果たして、マインが心ゆくまで読書できる日は来るのか!? そして、マインは本を作ることができるのか!?(TVアニメ動画『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年春アニメ
制作会社
亜細亜堂
公式サイト
booklove-anime.jp/
主題歌
《OP》諸星すみれ『つむじかぜ』《ED》鈴木みのり『エフェメラをあつめて』

声優・キャラクター

井口裕香、速水奨、田村睦心、子安武人、中島愛、小山剛志、折笠富美子、日野聡、前野智昭、内田彩、中博史、三瓶由布子、狩野翔、都丸ちよ、鈴木みのり、安野希世乃

スタッフ

原作:『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』(TOブックス刊) 著者:香月美夜/イラスト:椎名優
監督:本郷みつる、副監督:川崎芳樹、シリーズ構成:國澤真理子、キャラクターデザイン:柳田義明/海谷敏久、総作画監督:柳田義明/海谷敏久/遠藤江美子、プロップデザイン:ヒラタリョウ、美術監督:木下了香、美術設定:天田俊貴、色彩設計:一瀬美代子、撮影監督:北村直樹、編集:長坂智樹、音響監督:渡辺淳、音響効果:倉橋裕宗、音響制作:JTB Next Creation、音楽:未知瑠、音楽制作:フライングドッグ、プロデュース:ジェンコ

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